JP2003016483A - 不正乗車判定システム用コンピュータ、前記システム用自動改札機、及び前記システム用プログラム - Google Patents

不正乗車判定システム用コンピュータ、前記システム用自動改札機、及び前記システム用プログラム

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JP2003016483A
JP2003016483A JP2001199721A JP2001199721A JP2003016483A JP 2003016483 A JP2003016483 A JP 2003016483A JP 2001199721 A JP2001199721 A JP 2001199721A JP 2001199721 A JP2001199721 A JP 2001199721A JP 2003016483 A JP2003016483 A JP 2003016483A
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ticket gate
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Mamoru Nakashita
衛 中下
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】駅毎、時間帯等の詳細な不正乗車状況を判断及
び把握し、この不正乗車履歴を利用して柔軟で多彩な不
正判定処理を行う。 【解決手段】駅(A)の自動改札機5で読み取ったI
Cカードのカード番号と利用情報を、インターネット3
を介して管理センタ(X)の不正判定サーバ4へ送信す
る。不正判定サーバ4では、カード番号と利用情報を関
違付けて、利用履歴DB26に記憶させる。このよう
に、管理センタ(X)で利用履歴を一括管理することに
より、不正乗車状況を判断及び分析することができる。
また、駅(B)の自動改札機5で読み取ったICカー
ドのカード番号と利用情報を、同様に前記不正判定サー
バ4へ送信すれば、管理センタ(X)で一括管理してい
る利用履歴と比較して不正乗車の判定を行うことができ
る。そして、判定結果を再び自動改札機5に送信すれ
ば、開閉扉動作部36を制御して、不正乗車をする者
を通過できないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駅の自動改札機と
非接触ICカードを利用者したシステムを利用して、利
用者の不正乗車を判定する発明に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、無線通信機能を有する非接触IC
カードと、相互通信可能な無線通信機能を有する自動改
札機の研究、開発が行われている。この無線通信機能を
用いることにより、利用者(乗客)が自動改札機を通過
する際に、自動改札機では非接触ICカードに対して入
出場情報(I10)の読み取り又は書き込みを行うと共
に、自動改札機で不正乗車判定を行う。この入出場情報
(I10)は、自動改札機の利用時間、利用駅、及び
「入場」若しくは「出場」を示す情報である。
【0003】各自動改札機による不正乗車判断は、非接
触ICカードに記録されている直前(直近)の入出場情
報(I10)のうち、「入場」又は「出場」を示す情報
だけに基づいて行っている。非接触ICカードに記録さ
れている入出場情報(I10)は、使用履歴として専用
の印字装置で紙に印字することができる。また、非接触
ICカードには一枚毎にユニークなカード番号(利用者
固有の識別情報)が採番されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、不正乗車判断は各自動改札機で独自に行っており、
しかも各自動改札機では、無線通信機能により「入場」
若しくは「出場」を示す情報しか読み取っていない。そ
のため、駅毎、時間帯等の詳細な不正乗車状況を判断及
び分析することはできず、柔軟で多彩な不正判定処理を
行うことは困難である。
【0005】そこで、本発明は上述した事情を鑑みてな
されたものであり、駅毎、時間帯等の詳細な不正乗車状
況を判断及び分析し、この不正乗車履歴を利用して柔軟
で多彩な不正判定処理を行うことを目的としたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
自動改札機と通信ネットワークを介して相互通信可能な
コンピュータであって、利用者が所有する記録媒体に記
録されている利用者固有の識別情報を読み取った自動改
札機から、前記識別情報を読み取ったときの前記自動改
札機での利用状況を示す利用情報と前記識別情報とを入
手する利用情報入手手段と、前記利用情報入手手段によ
って入手した識別情報と利用情報を関連付けた状態で、
記憶手段に記憶させる利用情報記憶手段と、前記記憶手
段に記憶されている利用情報と識別情報を使用して、不
正乗車判定を行う不正判定手段と、を有することを特徴
とする不正乗車判定システム用コンピュータである。
【0007】ここで、本発明の「通信ネットワーク」に
おける「通信」には、インターネット等の公共網を利用
した双方向通信、専用線を利用した双方向通信、携帯電
話網を利用した双方向通信、又はデータ放送を利用して
利用者にデータを送信し(下り)、利用者からインター
ネットを介してデータを受信する(上り)双方向通信等
が含まれる。尚、「データ放送」は、地上波、放送衛星
(BS)、通信衛星(CS)、ケーブルテレビシステム
等を介して文字やプログラムなどのデータを分配するこ
とであり、データ形式はデジタルデータ又はアナログデ
ータであってもよい。
【0008】また、本発明の「記憶手段」とは、少なく
とも識別情報と利用情報を関連付けた状態で記憶するた
めに使用されればよく、また、設置、配置、構築場所は
問わない。例えば、上記サーバコンピュータのHDD
(Hard Disk Drive)内に構築されてい
るデータベース、上記サーバコンピュータに外付けされ
たHDD内に構築されているデータベース、又は上記サ
ーバコンピュータとインターネット、LAN等の通信ネ
ットワークを利用して相互通信可能なコンピュータのH
DD内に構築されているデータベース等が含まれる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
不正乗車判定システム用コンピュータであって、更に、
前記不正判定手段による判定結果の情報を入手元の自動
改札機に送信する判定結果送信手段を有することを特徴
とする不正乗車判定システム用コンピュータである。
【0010】請求項3に係る発明は、前記不正判定手段
には、前記利用情報入手手段によって最新の利用情報と
共に入手した識別情報と同じ識別情報により関連付けら
れている過去の利用情報を、前記記憶手段から抽出する
利用情報抽出手段と、前記利用情報抽出手段によって抽
出した過去の利用情報と前記最新の利用情報を比較して
不正乗車判定を行う不正乗車判定手段と、を含むことを
特徴とする請求項1又は2に記載の不正乗車判定システ
ム用コンピュータである。
【0011】請求項4に係る発明は、前記不正乗車判定
手段には、前記過去の利用情報と前記最新の利用情報に
基づいて自動改札機の利用時間差を比較し、時間差が所
定時間以上である場合に不正と判定する時間差判定手段
を含むことを特徴とする請求項3に記載の不正乗車判定
システム用コンピュータである。
【0012】請求項5に係る発明は、前記不正乗車判定
手段には、特定の記録媒体に対してのみ、前記時間差判
定手段の実現を休止する判定休止手段を含むことを特徴
とする請求項4に記載の不正乗車判定システム用コンピ
ュータである。
【0013】請求項6に係る発明は、前記判定休止手段
には、特定の自動改札機の指定を受け付ける指定受付手
段と、前記指定受付手段によって指定を受けた自動改札
機が入場用として利用されたときの利用情報を前記記憶
手段から選出し、当該選出した利用情報に関係付けられ
ている識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記識
別情報抽出手段によって抽出した識別情報を記録してい
る記録媒体に対してのみ、前記時間差判定手段の実現を
休止する時間差判定休止手段と、を含むことを特徴とす
る請求項5に記載の不正乗車判定システム用コンピュー
タである。
【0014】請求項7に係る発明は、前記不正乗車判定
手段には、一人の利用者が使用する複数の記録媒体のそ
れぞれの利用者固有の識別情報を関連付けた状態で、記
憶手段に記憶させる関連識別情報記憶手段と、前記利用
情報抽出手段の実現によっても過去の利用情報を抽出で
きない場合には、更に前記記憶手段を検索して、前記最
新の利用情報と共に入手した識別情報と、前記過去の利
用情報と共に入手した識別情報が関連付けられているか
否かを判断する関連付判断手段と、前記関連付判断手段
によって関連付けされていると判断した場合には、前記
最新の利用情報と共に入手した識別情報と、前記過去の
利用情報と共に入手した識別情報が同じであるとみなす
識別情報同一視手段と、前記識別情報同一視手段によっ
て同じであるとみなした状態で、前記過去の利用情報と
前記最新の利用情報を比較し、前記複数の記録媒体を使
用している利用者毎に不正乗車判定を行う同一視状態比
較手段と、を含むことを特徴とする請求項3に記載の不
正乗車判定システム用コンピュータである。
【0015】請求項8に係る発明は、サーバコンピュー
タと通信ネットワークを介して相互通信可能な自動改札
機であって、利用者が所有する記録媒体に記録した利用
者固有の識別情報を読み取り可能な識別情報読取手段
と、前記識別情報読取手段によって読み取った利用者固
有の識別情報と共に、当該識別情報を読み取ったときの
前記自動改札機での利用状況を示す利用情報を前記サー
バコンピュータに送信する利用情報送信手段と、前記利
用情報送信手段によって送信した利用情報と識別情報に
応じて前記サーバコンピュータから送信された不正乗車
の判定結果情報に基づいて、前記自動改札機の開閉扉の
動作を制御する開閉扉動作手段と、を有することを特徴
とする不正乗車判定システム用自動改札機である。
【0016】請求項9に係る発明は、前記ICカード
は、少なくとも非接触型ICモジュールを搭載したIC
カードであり、前記識別情報読取手段には、前記ICカ
ードと無線通信可能な無線通信手段が含まれることを特
徴とする請求項8に記載の不正乗車判定システム用自動
改札機である。
【0017】ここで、本発明の「ICカード」は、少な
くとも非接触型ICモジュールを搭載していればよく、
接触型ICモジュールも搭載された統合型(コンビネー
ション型)のICカードも含まれる。
【0018】請求項10に係る発明は、自動改札機と、
当該自動改札機と通信ネットワークを介して相互通信可
能なサーバコンピュータとを使用する不正乗車判定シス
テムを運営するためのプログラムであって、利用者が所
有する記録媒体に記録されている利用者固有の識別情報
を読み取った自動改札機から、前記識別情報を読み取っ
たときの前記自動改札機での利用状況を示す利用情報と
前記識別情報とを入手する利用情報入手機能と、前記利
用情報入手機能によって入手した識別情報と利用情報を
関連付けた状態で、記憶手段に記憶させる利用情報記憶
機能と、前記記憶手段に記憶されている利用情報と識別
情報を使用して、不正乗車判定を行う不正判定機能と、
を前記コンピュータに実現させることを特徴とする不正
乗車判定システム用プログラムである。
【0019】ここで、本発明の「実現する」とは、一つ
のサーバコンピュータにより各機能を実現する場合だけ
でなく、複数のサーバコンピュータにより分割して各機
能を実現する場合も含まれる。
【0020】また、本発明の「プログラム」とは、コン
ピュータによる処理に適した命令の順番付けられた列か
らなるものをいい、コンピュータのHDD、CD−RW
等にインストールされているものや、CD−ROM、D
VD、FD、コンピュータのHDD等の各種記録媒体に
記録されているものも含まれる。
【0021】請求項11に係る発明は、自動改札機と、
当該自動改札機と通信ネットワークを介して相互通信可
能なサーバコンピュータとを使用する不正乗車判定シス
テムを運営するためのプログラムであって、利用者が所
有する記録媒体に記録した利用者固有の識別情報を読み
取り可能な識別情報読取機能と、前記識別情報読取機能
によって読み取った利用者固有の識別情報と共に、当該
識別情報を読み取ったときの前記自動改札機での利用状
況を示す利用情報を前記サーバコンピュータに送信する
利用情報送信機能と、前記利用情報送信機能によって送
信した利用情報と識別情報に応じて前記サーバコンピュ
ータから送信された不正乗車の判定結果情報に基づい
て、前記自動改札機の開閉扉の動作を制御する開閉扉動
作機能と、を前記自動改札機に実現させることを特徴と
する不正乗車判定システム用プログラムである。
【0022】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕以下に、図1
乃至図7を用いて、本発明の第1の実施形態に係る不正
乗車判定システム1について説明する。
【0023】図1は、不正乗車判定システム1の全体構
成を示している。このシステム1の要部構成は、鉄道の
各駅(A,B,…N)(Nは正数)にそれぞれ設置され
た自動改札機(5,5,…5)(Nは正数)と、
これらの自動改札機(5,5,…5)とインター
ネット3を介して相互通信可能な不正判定サーバ4とか
ら成っている。また、本システム1では、自動改札機
(5,5,…5)が利用された情報を記憶可能な
記憶手段である利用履歴DB(データベース)を使用す
る。
【0024】このうち、不正判定サーバ4は管理センタ
(X)によって管理されており、本システム1は鉄道業
者(甲)によって運営されている。また、不正判定サー
バ4へは、Web上(インターネット2を利用して)の
アクセスが可能となっている。
【0025】尚、このシステム1では、後述のICカー
ド6を使用する。また、通常、一つの駅には複数の自動
改札機が設置されているが、本実施形態においては、図
面作成及び説明の便宜上、一つの駅に一つの自動改札機
が設置されているものとする。
【0026】また、駅員(a,b,…n)(nは正数)
は、自動改札機監視盤(2,2,…2)(Nは正
数)を使用できる状態にある者である。自動改札機監視
盤(2,2,…2)は、各駅(A,B,…N)の
自動改札機の横にある監視部屋内にそれぞれ設置されて
おり、インターネット3への接続が可能な通信端末とし
ての機能を有している。これにより、駅員(a,b,…
n)は、各自動改札機監視盤(2,2,…2)か
らインターネット3を利用して不正判定サーバ4にアク
セスすることにより、不正判定サーバ4と相互通信が可
能となる。
【0027】尚、本実施形態では、1つのサーバ(不正
判定サーバ4)を使用しているが、各種機能に分けて複
数のサーバを使用してもよい。また、一つの駅には複数
の自動改札機監視盤が設置されている場合があるが、本
実施形態においては、図面作成及び説明の便宜上、一つ
の駅に一つの自動改札機監視盤が設置されているものと
する。
【0028】また、自動改札機(5,5,…5
は、インターネット3への接続が可能な通信端末として
の機能を有する。これにより、自動改札機(5
,…5)と不正判定サーバ4と間では、双方向の
データ通信が可能である。
【0029】更に、自動改札機(5,5,…5
とICカード6は、無線通信機能による時分割的なデー
タ通信が可能である。
【0030】図2は、自動改札機監視盤2の要部構成
を示している。尚、他の自動改札機監視盤(2
)に関しては、自動改札機監視盤2と同一のハー
ドウェア構成であるため、その説明を省略する。
【0031】自動改札機監視盤2には、制御部本体と
してのCPU(Central Processing
Unit)10、このCPU10を制御するプログラ
ムなどの固定的データを予め格納したROM(Read
Only Memory)11、各種データを一時的
に記憶するエリアを形成するメモリ(メインメモリ)1
2、上記インターネット3を利用してデータ伝送をする
ための通信インタフェース13、各種データの書込み及
び読出しを行うHDD(Hard DiskDriv
e)14、CRTやLCDなどのモニタ15等が設けら
れている。そして、これらCPU10、ROM11、メ
モリ12、通信インタフェース13、HDD14、モニ
タ15等をアドレスバス、データバス等のバスライン1
5で電気的に接続している。
【0032】図3は、不正判定サーバ4の要部構成を示
している。この不正判定サーバ4には、制御部本体とし
てのCPU20、このCPU20を制御するプログラム
などの固定的データを予め格納したROM21、表示デ
ータを一時格納する表示バッファなどを形成するメモリ
(メインメモリ)22、上記インターネット3を利用し
てデータ伝送をするための通信インタフェース23、各
種データの書込み及び読出しを行うHDD24等が設け
られている。そして、これらCPU20と、ROM2
1、メモリ22、通信インタフェース23、HDD24
等とを、アドレスバス、データバス等のバスライン25
で電気的に接続している。
【0033】また、不正判定サーバ4のHDD24に
は、各種機能を実現(各種ステップを実行)するための
プログラム(p1)がインストールされている。
【0034】更に、不正判定サーバ4のHDD24に
は、利用履歴DB(データベース)26が構築されてい
る。この利用履歴DB26は、ICカード6のカード番
号(I1)と利用情報(I2)とを関連付けた状態で記
録、管理するためのDBである。この利用情報(I2)
は、自動改札機(5,5,…5)でカード番号
(I1)が読み取られたときの自動改札機(5
,…5)での利用状況を示す情報である。また、
利用情報(I2)には、利用者(乗客)が上記自動改札
機(5,5,…5)を利用して駅(A,B,…
N)へ入場又は駅(A,B,…N)から出場したときの
日付、時刻、及び当該自動改札機のID番号が含まれて
いる。更に、ICカード番号(I2)は、それぞれのI
Cカードに採番された利用者固有の識別番号(ユニーク
な番号)である。
【0035】図4は、自動改札機5の要部構成を示し
ている。尚、他の自動改札機(5〜5)に関して
は、自動改札機5と同一のハードウェア構成であるた
め、その説明を省略する。
【0036】自動改札機5には、制御部本体としての
CPU30、このCPU30を制御するプログラムなど
の固定的データを予め格納したROM(Read On
lyMemory)31、各種データを一時的に記憶す
るエリアを形成するメモリ(メインメモリ)32、上記
インターネット3を利用してデータ伝送をするための通
信インタフェース33、各種データの書込み及び読出し
を行うHDD34、CRTやLCDなどのモニタ35、
自動改札機5の各機能部(装置)36、及びICカー
ド6との無線通信が可能な通信インタフェース(アンテ
ナ37aを含む)37等が設けられている。そして、こ
れらCPU30、ROM31、メモリ32、通信インタ
フェース33、HDD34、モニタ35、各機能部3
6、通信インタフェース37をアドレスバス、データバ
ス等のバスライン38で電気的に接続している。
【0037】また、各機能部36は、図1に示すよう
に、ICカードに記録されているカード番号等の読み取
り、書込みを行うためのICカード読取・書込部3
、開閉扉39の開閉動作を行うための開閉扉動作部
36、その他図示していない乗車券の発券部等であ
る。
【0038】図5は、ICカード6の要部構成を示して
いる。このICカード6は、非接触型ICモジュール4
0と、アンテナ41aを含む通信インタフェース41を
有している。更に、非接触型ICモジュール40は、制
御部本体としてのCPU30と、不揮発性メモリ(EE
PROM)により構成されており、通信インタフェース
41及び不揮発性メモリ43は、CPU42により動作
制御されている。
【0039】そして、このICカード6が自動改札機5
のアンテナ37aによる通信可能エリア内に入ると、
アンテナ37aからの電波を受信することにより、電源
電力を得て活性化される。その後、CPU42により、
通信インタフェース41を介して自動改札機5とのデ
ータ通信や、不揮発性メモリ43を用いたデータ処理が
行われる。
【0040】また、不揮発性メモリ43には、図5の右
側に示すように、カード番号(I1)、定期券情報(I
3)、プリペイドカード情報(I4)、乗降情報(I
5)及び不正回数情報(I6)が記録されている。
【0041】このうち、カード番号(I1)は、利用者
固有の識別情報である。定期券情報(I3)は、例えば
A駅からB駅までの乗車区間で、mm月dd日からxヵ
月有効であるという情報である。プリペイドカード情報
(I4)は、現在の残額を示す情報であり、プリペイド
カード機能により決済が行われる。また、乗降情報(I
5)は、過去の乗車履歴を示す情報である。この乗車履
歴には、例えば、乗降駅、乗降日、乗降時間が表されて
いる。更に、不正回数情報(I6)は、自動改札機5
との無線通信によって書き込まれた情報であり、過去の
不正乗車回数を表している。
【0042】また、ICカード6は、既存のプリペイド
カードと同様に使用できるだけでなく、例えば、定期券
の乗車区間から乗車区間外まで鉄道を利用した場合に
は、定期券の乗車区間外の乗車料金だけがプリペイドカ
ード情報(I4)から引き落とされることになる。
【0043】続いて、図6を用いることにより、本実施
形態で使用する不正判定サーバ4及び自動改札機5
機能構成を説明する。尚、他の自動改札機(5
)に関しては、自動改札機5と同一の機能構成で
あるため、その説明を省略する。
【0044】不正判定サーバ4は、不正乗車判定システ
ム用プログラム(p1)により、利用情報入手機能f
1、利用情報記憶機能f2、不正判定機能f3、及び判
定結果送信機能f4を実行することが可能である。
【0045】このうち、利用情報入手機能f1は、IC
カード6に記録されているカード番号(I1)を読み取
った自動改札機5から、このカード番号(I1)を読
み取ったときの自動改札機5での利用状況を示す利用
情報(I2)とカード番号(I1)とを入手するための
機能である。利用情報記憶機能f2は、上記利用情報入
手機能によって入手したカード番号(I1)と利用情報
(I2)を関連付けた状態で、利用履歴DB26に記憶
させるための機能である。
【0046】また、不正判定機能f3は、利用履歴DB
26に記憶されている利用情報(I2)とカード番号
(I1)を使用して、不正乗車判定を行うための機能で
ある。判定結果送信機能f4は、不正判定機能f3によ
る判定結果の情報(I7)を入手元の自動改札機5
送信するための機能である。この場合、不正判定サーバ
4では、利用情報(I2)のうちの自動改札機のID番
号に基づいて送信先を特定する。
【0047】更に、不正判定機能f3には、利用情報抽
出機能f31及び不正乗車判定機能f32が含まれてい
る。
【0048】このうち、利用情報抽出機能f31は、利
用情報入手機能f1によって最新の利用情報(I21)
と共に入手したカード番号(I11)と同じカード番号
(I11)により関連付けられている過去の利用情報
(I22)を、前記利用履歴DB26から抽出するため
の機能である。この場合の過去の利用情報(I22)
は、通常、同じカード番号(I11)に関連付けられて
いる利用情報(I2)のうちで、最新の利用情報(I2
1)の一つ前(直近)に入手した利用情報である。
【0049】また、不正乗車判定機能f32は、利用情
報抽出機能f31によって抽出した過去の利用情報(I
22)と上記最新の利用情報(I21)を比較して不正
乗車判定を行うための機能である。
【0050】更に、不正乗車判定機能f32には、時間
差判定機能f321及び判定休止機能f322が含まれ
ている。
【0051】このうち、時間差判定機能f321は、上
記過去の利用情報(I22)と上記最新の利用情報(I
21)に基づいて自動改札機5の利用時間差を比較
し、時間差が所定時間以上である場合に不正と判定する
ための機能である。この利用時間差は、例えば、利用者
が自動改札機を利用して入場した時間と、自動改札機を
利用して退場した時間との時間差である。
【0052】また、時間差が所定時間以上であるか否か
は、鉄道業者(甲)が不正判定サーバ4で予め設定した
時間差パラメータ(I8)によって判断される。この時
間差パラメータ(I8)は、通常、駅間の距離に比例し
て数値が大きくなっている。例えば、駅(A)から駅
(B)の間の移動時間差が30分、駅(A)から駅
(N)の間の移動時間差が2時間といったように設定さ
れる。そして、利用者(乙)が駅(A)の自動改札機5
を通過して入場してから、駅(B)の自動改札機5
を通過して出場するまでの時間差が30分以上の場合に
は、時間差判定機能f321により不正と判断される。
【0053】また、判定休止機能f322は、特定のI
Cカードに対してのみ、上記時間差判定機能f321の
実現を休止するための機能である。この休止指定は、管
理センタ(X)で、不正判定サーバ4を利用して行われ
る。例えば、事故や振替乗車を行った駅(又は駅の自動
改札機)を休止指定することで、指定した自動改札機を
通過して入場した利用者のICカードに対してのみ、時
間差判定機能f321の実現を休止することができる。
【0054】更に、判定休止機能f322には、指定受
付機能f3221、識別情報抽出機能f3222、及び
時間差判定休止機能f3223が含まれている。
【0055】このうち、指定受付機能f3221は、不
正判定サーバ4から、不正乗車判定の休止を行うための
特定の自動改札機の指定を受け付ける機能である。識別
情報抽出機能f3222は、上記指定受付機能f322
1によって指定を受けた自動改札機が入場用として利用
されたときの利用情報を利用履歴DB26から選出し、
この選出した利用情報(I2)に関係付けられているカ
ード番号(I1)を抽出するための機能である。時間差
判定休止機能f3223は、上記識別情報抽出機能f3
222によって抽出したカード番号(I1)を記録して
いるICカード6に対してのみ、上記時間差判定機能f
321の実現を休止するための機能である。
【0056】一方、自動改札機5は、不正乗車判定シ
ステム用プログラム(P)により、識別情報読取機能F
1、利用情報送信機能F2、及び開閉扉動作機能F3を
実行することが可能である。
【0057】このうち、識別情報読取機能F1は、上記
ICカード6に記録したカード番号(I1)を読み取る
ことが可能な機能である。利用情報送信機能F2は、上
記識別情報読取機能F1によって読み取ったカード番号
(I1)と共に、このカード番号(I1)を読み取った
ときの自動改札機5で利用状況を示す利用情報(I
2)を不正判定サーバ4に送信するための機能である。
【0058】また、開閉扉動作機能F3は、利用情報送
信機能F2によって送信した利用情報(I2)とカード
番号(I1)に応じて不正判定サーバ4から送信された
不正乗車の判定結果情報(I7)に基づいて、自動改札
機5の開閉扉の動作を制御するための機能である。そ
して、判定結果情報(I7)が、不正判定を示す場合に
は、開閉扉動作機能F3によって開閉扉動作部36
動作して、開閉扉39が閉まる。また、判定結果情報
(I7)が、正当判定を示す場合(又は、不正判定では
ない旨を示す場合)には、開閉扉動作機能F3によって
開閉扉動作部36 が動作して開閉扉39が開く(又
は、開いた状態のままである)。
【0059】続いて、以下に、本実施形態に係るシステ
ム1を運用する際の動作及び処理について、主に図7を
用いて説明する。尚、図7は、本実施形態のシステム1
における各動作又は処理を示したフロー図である。ま
た、本実施形態では、利用者(乙)がICカード6のプ
リペイドカード機能を利用して、駅(A)から駅(B)
へ移動する場合について説明する。
【0060】まず、駅(A)の自動改札機5では、識
別情報読取機能F1によって、利用者(乙)が入場する
際にICカード読取・書込部36にかざしたICカー
ド6のカード番号(I1)を読み取る(ステップS
1)。この際、ICカード読取・書込部36により無
線通信機能によって、図5に示すプリペイドカード情報
(I4)の残額から運賃分を差し引く(引き落とす)。
そして、利用情報送信機能F2によって、カード番号
(I1)と利用情報(I2)を不正判定サーバ4へ送信
する(ステップS2)。
【0061】次に、不正判定サーバ4では、利用情報入
手機能f1によって、カード番号(I1)と利用情報
(I2)を入手する(ステップS3)。そして、利用情
報記憶機能f2によって、カード番号(I1)と利用情
報(I2)を関連付けて、利用履歴DB26に記憶させ
る(ステップS4)。この場合の利用情報(I2)は、
過去の利用情報(I22)として取り扱われる。
【0062】次に、駅(B)の自動改札機5では、識
別情報読取機能F1によって、利用者(乙)が出場する
際にICカード読取・書込部36にかざしたICカー
ド6のカード番号(I1)を読み取る(ステップS
5)。そして、利用情報送信機能F2によって、カード
番号(I1)と利用情報(I2)を不正判定サーバ4へ
送信する(ステップS6)。
【0063】次に、不正判定サーバ4では、利用情報入
手機能f1によって、カード番号(I1)と利用情報
(I2)を入手する(ステップS7)。この利用情報
(I2)は、最新の利用情報(I21)として取り扱わ
れ、利用情報記憶機能f2によって、利用履歴DB26
に蓄積される(ステップS8)。そして、利用情報抽出
機能f31によって、最新の利用情報(I21)と共に
入手したカード番号(I1)と同じカード番号(I1)
により関連付けられている過去の利用情報(I22)
を、利用履歴DB26から抽出する(ステップS9)。
【0064】次に、不正判定サーバ4では、時間差判定
機能f321によって、最新の利用情報(I21)と過
去の利用情報(I22)から、自動改札機5と自動改
札機5の利用時間差を判断し、時間差パラメータ(I
8)に基づいて所定時間以上であるか否かを判断する
(ステップS10)。ここで、所定時間以上の場合には
不正と判定し、所定時間以内の場合には、正当(又は、
不正ではない)と判定する。尚、不正判定サーバ4で、
自動改札機5を通過して入場した利用者(乙)のIC
カード6に対して、判定休止機能f322を実行するよ
うに指定されている場合には、時間差判定機能f321
の実現を休止する。
【0065】次に、不正判定サーバ4では、判定結果送
信機能f4によって、自動改札機5 に判定結果情報
(I7)を送信する(ステップS11)。この場合、不
正判定サーバ4では、最新の利用情報(I21)内の自
動改札機のID番号に基づいて、送信先を判断する。
【0066】また、不正判定サーバ4では、上記ステッ
プS10と同時に、自動改札機5が設置されている駅
(B)の自動改札機監視盤2に対しても判定結果情報
(I7)を送信する。この場合、不正判定サーバ4で
は、最新の利用情報(I21)内の自動改札機のID番
号に基づいて、送信すべき自動改札機監視盤2を判断
し、判定結果情報(I7)を送信することになる。尚、
不正の場合のみ自動改札機監視盤2に判定結果情報
(I7)を送信して、駅員(b)に不正通知を行っても
よい。
【0067】次に、自動改札機5では、開閉扉動作機
能F3により、判定結果情報(I7)に基づいて開閉扉
39の開閉動作が制御される(ステップS12)。これ
により、判定結果情報(I7)が不正判定を示す場合に
は、開閉扉39を閉じるように(又は、閉じたままに)
制御され、判定結果情報(I7)が正当判定を示す場合
には、開閉扉39を開くように(開いたままに)制御す
る。また、不正判定を示す場合には、自動改札機5
無線通信機能によって、不正情報(I9)がICカード
6へ送信され、不正回数情報(I6)に不正回数が1回
分加算される。
【0068】以上説明したように、本実施形態に係る不
正乗車判定システム1では、駅(A)の自動改札機5
等で読み取ったICカード6のカード番号(I1)と、
そのときの利用状況(利用駅、利用日付等)を示す利用
情報(I2)を、インターネット3を介して管理センタ
(X)の不正判定サーバ4へ送信し、不正判定サーバ4
では、カード番号(I1)と利用情報(I2)を関連付
けて、利用履歴DB26に記憶させている。このよう
に、管理センタ(X)で利用履歴を一括管理することに
より、不正乗車状況を判断及び分析することができると
いう効果を奏する。不正乗車状況の判断及び分析の具体
例は、以下に示すようなものである。
【0069】(1)例えば、一枚のICカードの利用履
歴を管理することで、特定の利用者が特定の駅で繰り返
して不正を行っているか、又は、不特定の駅で不正を行
っているのか等の不正場所を把握することができる。
【0070】(2)また、特定の利用者が毎日のように
不正を行っているのか、どきどき不正を行っているのか
等の不正間隔を把握することができる。
【0071】(3)更に、不正の発生した駅、時間帯、
券種、不正の方法(他の券種との組合せや利用した駅、
自動改札機の特定)等の統計データを採取することがで
きる。 (4)更にまた、利用履歴DB26で管理しているIC
カードの利用履歴を使用して、特定のICカードに対し
て特別な判定処理を行ったり、利用履歴中の特定駅の状
況を基に時間差パラメータ(I8)等の判定基準を変え
る等の応用適用を行うことができる。
【0072】(5)また、不正判定サーバ4において時
間差パラメータ(I8)を変更することにより、従来の
ように時間差パラメータを変更する度に、各自動改札機
へダウンロードする必要がなくなる。そのため、時間差
パラメータを変更して、各自動改札機へダウンロードす
るまでの時間が不要となり、従来のように各自動改札機
へ変更パラメータをダウンロードするまでは、変更前の
パラメータで不正判定を行わなければならないという問
題を解消することができる。
【0073】(6)更に、ICカードの個人情報に基づ
いて、利用者毎に不正乗車回数を把握することができる
ため、利用者がICカードを変更して不正乗車を行った
場合でも、不正利用者に不正回数を累積させて、不正乗
車の分析を行うことができる。これにより、不正常習者
の特定ができ、不正取締りの一層の強化を図ることがで
きる。
【0074】また、本実施形態では、駅(B)の自動改
札機5で読み取ったICカード6のカード番号(I
1)と利用情報(I2)を、インターネット3を介して
管理センタ(X)の不正判定サーバ4へ送信することに
より、管理センタ(X)で一括管理している利用履歴と
比較して不正乗車の判定を行うことができる。そして、
判定結果情報(I7)を再び自動改札機5に送信すれ
ば、自動改札機5で、開閉扉動作部36を制御して
開閉扉39の開閉を行い、不正乗車をする利用者(乙)
を通過できないようにすることも可能である。
【0075】更に、本実施形態では、以下に示すような
特有の効果を奏する。
【0076】即ち、本実施形態においては、予め不正判
定サーバ4で、時間差パラメータ(I8)を駅区間ごと
や駅間距離ごとにを設定しておけば、時間差判定機能f
321を実現することにより、入出場時間差を不正乗車
判定の判断要素とすることができる。更に、事故や振替
乗車等の緊急自体が生じても、判定休止機能f322を
実現することにより、特定の自動改札機を通過して入場
した利用者のICカードに対してのみ、直ちに時間差判
定機能f321の実現を休止することが可能となる。
【0077】〔第2の実施形態〕以下に、図1、3、
8、及び9を用いて、本発明の第2の実施形態を説明す
る。尚、本実施形態のハードウェア構成は、上記第1の
実施形態におけるハードウェア構成と同じであるため、
その説明を省略する。
【0078】また、不正判定サーバ4のHDD24に
は、各種機能を実現(各種ステップを実行)するための
プログラム(p2)がインストールされている。
【0079】更に、不正判定サーバ4のHDD24に
は、第1の実施形態と同じ利用履歴DB(データベー
ス)26の他に、関連識別DB27が構築されている。
この関連識別DB27は、一人の利用者(乙)が複数枚
のICカードを利用する場合に、それらのICカードの
カード番号を関連付けた状態で、記録、管理するための
DBである。
【0080】続いて、図8を用いることにより、本実施
形態で使用する不正判定サーバ4及び自動改札機5
機能構成を説明する。尚、他の自動改札機(5
)に関しては、自動改札機5と同一の機能構成で
あるため、その説明を省略する。また、本実施形態で
は、上記第1の実施形態に比べて、不正乗車判定機能f
32´の具体的機能が異なるだけであるため、不正乗車
判定機能f32´以外の各機能の説明は省略する。
【0081】不正乗車判定機能f32´には、関連識別
情報記憶機能f323、関連付判断機能f324、識別
情報同一視機能f325、及び同一視状態比較機能f3
26が含まれている。
【0082】このうち、関連識別情報記憶機能f323
は、一人の利用者(乙)が使用する複数のICカード
(例えば、6,6)のそれぞれのカード番号(例え
ば、I1,I1)を関連付けた状態で、関連識別D
B27に記憶させるための機能である。関連付判断機能
f324は、上記利用情報抽出機能f31の実現によっ
ても過去の利用情報(I22)を抽出できない場合に
は、更に関連識別DB27を検索して、最新の利用情報
(I21)と共に入手したカード番号(I1)と、過
去の利用情報(I22)と共に入手したカード番号(I
)が関連付けられているか否かを判断するための機
能である。
【0083】また、識別情報同一視機能f325は、上
記関連付判断機能f324によって関連付けされている
と判断した場合に、最新の利用情報(I21)と共に入
手したカード番号(I1)と、過去の利用情報(I2
2)と共に入手したカード番号(I1)が同じである
とみなすための機能である。同一視状態比較機能f32
6は、上記識別情報同一視機能f325によって同じで
あるとみなした状態で、過去の利用情報(I22)と最
新の利用情報(I21)を比較し、複数のICカード
(6,6)を使用している利用者毎に不正乗車判定
を行うための機能である。
【0084】続いて、以下に、本実施形態に係るシステ
ム1を運用する際の動作及び処理について、主に図9を
用いて説明する。尚、図9は、本システム1における各
動作又は処理を示したフロー図である。また、本実施形
態では、駅(A)と駅(B)の間を鉄道業者(甲1)が
運営しており、駅(B)と駅(N)の間を別の鉄道業者
(甲2)が運営している。例えば、地下鉄(甲1)が私
鉄(甲2)に乗り入れている場合を想定している。そし
て、一人の利用者(乙)がそれぞれの鉄道業者(甲1,
甲2)で、異なったICカード(6,6)をそれぞ
れ使用するものとする。また、ICカード(6
)のそれぞれのカード番号(I12,I11)は、
関連識別情報記憶機能f323の実現により、予め関連
付けた状態で、関連識別DB27に記憶させておく。更
に、本実施形態においては、ICカード(6,6
のプリペイドカード機能を利用する。尚、定期券機能を
利用してもよい。
【0085】まず、駅(A)の自動改札機5では、識
別情報読取機能F1によって、利用者が入場する際にI
Cカード読取・書込部36にかざしたICカード6
のカード番号(I12)を読み取る(ステップS2
1)。この際、ICカード読取・書込部36により無
線通信機能によって、図5に示すプリペイドカード情報
の残額から運賃分を差し引く(引き落とす)。そして、
利用情報送信機能F2によって、カード番号(I12)
と利用情報(I2)を不正判定サーバ4へ送信する(ス
テップS22)。
【0086】次に、不正判定サーバ4では、利用情報入
手機能f1によって、カード番号(I12)と利用情報
(I2)を入手する(ステップS23)。そして、利用
情報記憶機能f2によって、カード番号(I12)と利
用情報(I2)を関連付けて、利用履歴DB26に記憶
させる(ステップS4)。この場合の利用情報(I2)
は、過去の利用情報(I22)として取り扱われる。
【0087】次に、利用者(乙)が駅(B)を通過し
て、駅(N)に到着した場合について説明する。駅
(N)の自動改札機5では、識別情報読取機能F1に
よって、利用者(乙)が出場する際にICカード読取・
書込部36にかざしたICカード6のカード番号
(I11)を読み取る(ステップS25)。そして、利
用情報送信機能F2によって、カード番号(I11)と
利用情報(I2)を不正判定サーバ4へ送信する(ステ
ップS26)。
【0088】次に、不正判定サーバ4では、利用情報入
手機能f1によって、カード番号(I11)と利用情報
(I2)を入手する(ステップS27)。この利用情報
(I2)は、最新の利用情報(I21)として取り扱わ
れ、利用情報記憶機能f2によって、利用履歴DB26
に蓄積される(ステップS28)。そして、利用情報抽
出機能f31によって、最新の利用情報(I21)と共
に入手したカード番号(I11)と同じカード番号によ
り関連付けられている過去の利用情報(I22)を、利
用履歴DB26から抽出する(ステップS29)。
【0089】次に、上記ステップS29で、利用履歴D
B26から過去の利用情報(I22)を抽出できた場合
には、例えば第1の実施形態に示す不正乗車判定機能f
32が実現されるが、利用履歴DB26から過去の利用
情報(I22)を抽出できない場合には、更に、本実施
形態に示す不正乗車判定機能f32´が実現される。即
ち、不正判定サーバ4では、関連付判断機能f324に
よって、関連識別DB27を検索し、カード番号(I1
2)とカード番号(I11)が関連付けられているか否
かを判断する(ステップS30)。
【0090】次に、ステップS30において、関連付け
られていると判断した場合には、識別情報同一視機能f
325によって、カード番号(I12)とカード番号
(I11)が同じ番号であるとみなす(ステップS3
1)。そして、同一視状態比較機能f326によって、
過去の利用情報(I22)と最新の利用情報(I21)
を比較し、2つのICカード(6,6)を使用して
いる利用者毎に不正乗車判定を行う(ステップS3
2)。尚、上記ステップS30において、関連付けられ
ていないと判断した場合には、識別情報同一視機能f3
25及び同一視状態比較機能f326は実現されず、不
正乗車判定機能f32´により、不正乗車であると判断
される。
【0091】次に、不正判定サーバ4では、判定結果送
信機能f4によって、自動改札機5 に判定結果情報
(I7)を送信する(ステップS33)。この場合、不
正判定サーバ4では、最新の利用情報(I21)内の自
動改札機のID番号に基づいて、送信先を判断する。ま
た、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、
不正判定サーバ4から自動改札機5に対しても判定結
果情報(I7)を送信する。
【0092】次に、自動改札機5では、開閉扉動作機
能F3により、判定結果情報(I7)に基づいて開閉扉
39の開閉動作が制御される(ステップS34)。これ
により、判定結果情報(I7)が不正判定を示す場合に
は、開閉扉39を閉じるように(又は、閉じたままに)
制御され、判定結果情報(I7)が正当判定を示す場合
には、開閉扉39を開くように(開いたままに)制御す
る。また、不正判定を示す場合には、自動改札機5
無線通信機能によって、不正情報(I9)がICカード
6へ送信され、不正回数情報(I6)に不正回数が1回
分加算される。
【0093】以上説明したように、本実施形態に係る不
正乗車判定システム1では、上記第1の実施形態と同様
に、管理センタ(X)で利用履歴の一括管理を行うこと
による効果を奏するだけでなく、以下に示すような本実
施形態特有の効果も奏する。
【0094】即ち、本実施形態においては、入場時と出
場時で、ICカードが異なっていても、それぞれのカー
ド番号を関連付けて関連識別DB27に記憶させておけ
ば、同一のICカードとして不正乗車判断が行われる。
これにより、例えば、地下鉄(甲1)が私鉄(甲2)に
乗り入れている場合であっても、正確に不正乗車判断を
行うことができる。
【0095】尚、上記実施形態以外に、利用履歴DB2
6に記憶されているカード番号(I1)と利用情報(I
2)を利用して、不正回数、不正が行われた駅、不正時
間帯、不正券種等の組合せの統計データを採取し、統計
処理を行ってもよい。
【0096】また、ICカード6に記録されているプリ
ペイドカード情報の残額を不正判定サーバ4等の管理セ
ンタ(X)のサーバで管理することにより、利用者が乗
車券の購入時にICカードを所持していない場合であっ
ても、カード番号のみで乗車券の購入が可能になる。
尚、このときの残額と購入金額の照合は、管理センタ
(X)のサーバ(例えば、不正判定サーバ4)で行う。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーバコンピュータで、利用者固有の識別情報と自動改
札機での利用状況を示す利用情報とを入手して、記憶手
段に記憶させることにより、自動改札機の利用履歴の一
括管理を行っている。そして、一括管理している識別情
報と利用情報に基づき、不正判定機能により不正判定を
行う。これにより、サーバコンピュータで一括して不正
乗車状況を判断及び分析することができ、柔軟で多彩な
不正判定処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る不正乗車判定システ
ム1の全体構成図。
【図2】自動改札機監視盤2の要部構成を示した図。
【図3】不正判定サーバ4の要部構成を示した図。
【図4】自動改札機5の要部構成を示した図。
【図5】ICカード6の要部構成を示した図。
【図6】第1の実施形態に係る不正判定サーバ4及び自
動改札機5の機能構成図。
【図7】第1の実施形態に係る不正乗車判定システム1
を運用する際の動作及び処理を示したフロー図。
【図8】第2の実施形態に係る不正判定サーバ4及び自
動改札機5の機能構成図。
【図9】第2の実施形態に係る不正乗車判定システム1
を運用する際の動作及び処理を示したフロー図。
【符号の説明】 1 不正乗車判定システム 2(2,2,…2) 自動改札機監視盤(コンピ
ュータの一例) 3 インターネット(通信ネットワークの一例) 4 不正判定サーバ(コンピュータの一例) 5(5,5,…5) 自動改札機 6 ICカード 24 HDD(記憶手段の一例) 26 利用履歴DB(記憶手段の一例) 27 関連識別DB(記憶手段の一例) 36 ICカード読取・書込部 36 開閉扉動作部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動改札機と通信ネットワークを介して
    相互通信可能なコンピュータであって、 利用者が所有する記録媒体に記録されている利用者固有
    の識別情報を読み取った自動改札機から、前記識別情報
    を読み取ったときの前記自動改札機での利用状況を示す
    利用情報と前記識別情報とを入手する利用情報入手手段
    と、 前記利用情報入手手段によって入手した識別情報と利用
    情報を関連付けた状態で、記憶手段に記憶させる利用情
    報記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている利用情報と識別情報を使
    用して、不正乗車判定を行う不正判定手段と、 を有することを特徴とする不正乗車判定システム用コン
    ピュータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の不正乗車判定システム
    用コンピュータであって、更に、前記不正判定手段によ
    る判定結果の情報を入手元の自動改札機に送信する判定
    結果送信手段を有することを特徴とする不正乗車判定シ
    ステム用コンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記不正判定手段には、前記利用情報入
    手手段によって最新の利用情報と共に入手した識別情報
    と同じ識別情報により関連付けられている過去の利用情
    報を、前記記憶手段から抽出する利用情報抽出手段と、 前記利用情報抽出手段によって抽出した過去の利用情報
    と前記最新の利用情報を比較して不正乗車判定を行う不
    正乗車判定手段と、 を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の不正乗
    車判定システム用コンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記不正乗車判定手段には、前記過去の
    利用情報と前記最新の利用情報に基づいて自動改札機の
    利用時間差を比較し、時間差が所定時間以上である場合
    に不正と判定する時間差判定手段を含むことを特徴とす
    る請求項3に記載の不正乗車判定システム用コンピュー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記不正乗車判定手段には、特定の記録
    媒体に対してのみ、前記時間差判定手段の実現を休止す
    る判定休止手段を含むことを特徴とする請求項4に記載
    の不正乗車判定システム用コンピュータ。
  6. 【請求項6】 前記判定休止手段には、特定の自動改札
    機の指定を受け付ける指定受付手段と、 前記指定受付手段によって指定を受けた自動改札機が入
    場用として利用されたときの利用情報を前記記憶手段か
    ら選出し、当該選出した利用情報に関係付けられている
    識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、 前記識別情報抽出手段によって抽出した識別情報を記録
    している記録媒体に対してのみ、前記時間差判定手段の
    実現を休止する時間差判定休止手段と、 を含むことを特徴とする請求項5に記載の不正乗車判定
    システム用コンピュータ。
  7. 【請求項7】 前記不正乗車判定手段には、一人の利用
    者が使用する複数の記録媒体のそれぞれの利用者固有の
    識別情報を関連付けた状態で、記憶手段に記憶させる関
    連識別情報記憶手段と、 前記利用情報抽出手段の実現によっても過去の利用情報
    を抽出できない場合には、更に前記記憶手段を検索し
    て、前記最新の利用情報と共に入手した識別情報と、前
    記過去の利用情報と共に入手した識別情報が関連付けら
    れているか否かを判断する関連付判断手段と、 前記関連付判断手段によって関連付けされていると判断
    した場合には、前記最新の利用情報と共に入手した識別
    情報と、前記過去の利用情報と共に入手した識別情報が
    同じであるとみなす識別情報同一視手段と、 前記識別情報同一視手段によって同じであるとみなした
    状態で、前記過去の利用情報と前記最新の利用情報を比
    較し、前記複数の記録媒体を使用している利用者毎に不
    正乗車判定を行う同一視状態比較手段と、 を含むことを特徴とする請求項3に記載の不正乗車判定
    システム用コンピュータ。
  8. 【請求項8】 サーバコンピュータと通信ネットワーク
    を介して相互通信可能な自動改札機であって、 利用者が所有する記録媒体に記録した利用者固有の識別
    情報を読み取り可能な識別情報読取手段と、 前記識別情報読取手段によって読み取った利用者固有の
    識別情報と共に、当該識別情報を読み取ったときの前記
    自動改札機での利用状況を示す利用情報を前記サーバコ
    ンピュータに送信する利用情報送信手段と、 前記利用情報送信手段によって送信した利用情報と識別
    情報に応じて前記サーバコンピュータから送信された不
    正乗車の判定結果情報に基づいて、前記自動改札機の開
    閉扉の動作を制御する開閉扉動作手段と、 を有することを特徴とする不正乗車判定システム用自動
    改札機。
  9. 【請求項9】 前記ICカードは、少なくとも非接触型
    ICモジュールを搭載したICカードであり、前記識別
    情報読取手段には、前記ICカードと無線通信可能な無
    線通信手段が含まれることを特徴とする請求項8に記載
    の不正乗車判定システム用自動改札機。
  10. 【請求項10】 自動改札機と、当該自動改札機と通信
    ネットワークを介して相互通信可能なサーバコンピュー
    タとを使用する不正乗車判定システムを運営するための
    プログラムであって、 利用者が所有する記録媒体に記録されている利用者固有
    の識別情報を読み取った自動改札機から、前記識別情報
    を読み取ったときの前記自動改札機での利用状況を示す
    利用情報と前記識別情報とを入手する利用情報入手機能
    と、 前記利用情報入手機能によって入手した識別情報と利用
    情報を関連付けた状態で、記憶手段に記憶させる利用情
    報記憶機能と、 前記記憶手段に記憶されている利用情報と識別情報を使
    用して、不正乗車判定を行う不正判定機能と、 を前記コンピュータに実現させることを特徴とする不正
    乗車判定システム用プログラム。
  11. 【請求項11】 自動改札機と、当該自動改札機と通信
    ネットワークを介して相互通信可能なサーバコンピュー
    タとを使用する不正乗車判定システムを運営するための
    プログラムであって、 利用者が所有する記録媒体に記録した利用者固有の識別
    情報を読み取り可能な識別情報読取機能と、 前記識別情報読取機能によって読み取った利用者固有の
    識別情報と共に、当該識別情報を読み取ったときの前記
    自動改札機での利用状況を示す利用情報を前記サーバコ
    ンピュータに送信する利用情報送信機能と、 前記利用情報送信機能によって送信した利用情報と識別
    情報に応じて前記サーバコンピュータから送信された不
    正乗車の判定結果情報に基づいて、前記自動改札機の開
    閉扉の動作を制御する開閉扉動作機能と、 を前記自動改札機に実現させることを特徴とする不正乗
    車判定システム用プログラム。
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