JP2003015009A - 光学素子のアクチュエータ - Google Patents

光学素子のアクチュエータ

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JP2003015009A
JP2003015009A JP2001203654A JP2001203654A JP2003015009A JP 2003015009 A JP2003015009 A JP 2003015009A JP 2001203654 A JP2001203654 A JP 2001203654A JP 2001203654 A JP2001203654 A JP 2001203654A JP 2003015009 A JP2003015009 A JP 2003015009A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学素子を直交するフォーカス方向およびト
ラッキング方向の2方向に対して高い感度で駆動させる
ことができる剛性の高い光学素子のアクチュエータを提
供する。 【解決手段】 光学素子のアクチュエータは、レンズ10
0を直交するフォーカス方向およびトラッキング方向の
2方向に駆動可能に支持するものであって、レンズ100
を保持するホルダ110と、このホルダの取り付け面111(1
12)に取り付けたフォーカスコイル131(134)およびトラ
ッキングコイル132,133(135,136)と、互いに重なり合う
フォーカスコイルの上側辺131a(134a)およびトラッキン
グコイルの内側辺132a,133a(135a,136a)に共用の磁束を
差し向けるヨークを有しない第1磁極151a(152a)と、フ
ォーカスコイルの下側辺131b(134b)に磁束を差し向ける
内ヨーク141c(141d)を有する第2磁極151d(151e)とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクド
ライブ、追記型ディスクドライブ、相変化型ディスクド
ライブ、CD−ROM、DVD、光カードなどの光記録
媒体に対して情報を記録および/または再生する情報記
録再生装置に用いられる対物レンズや、光通信に用いら
れる光ファイバ用のカップリングレンズ、または走査顕
微鏡の対物レンズなどの光学素子を駆動可能に支持する
アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、上記情報記録再生装置などの光
学装置に用いられる光ピックアップ用アクチュエータで
は、光学素子である対物レンズを直交するフォーカス方
向およびトラッキング方向の2方向に駆動可能に支持
し、対物レンズの光スポットを正確に記録媒体の記録ト
ラックに位置させる必要がある。このため、光学素子を
2方向に駆動可能に支持するアクチュエータとしては、
従来から記録密度やアクセス速度の向上などを図ること
を目的として駆動感度の高い様々なものが提案されてい
る。
【0003】例えば、実開平2−30120号公報に
は、図11に示す如くのアクチュエータが提案されてい
る。このアクチュエータは、対物レンズ10をホルダ1
1で保持し、フォーカス方向Xおよびトラッキング方向
Yに直交するタンジェンシャル方向Zにおいてホルダ1
1に対向配置した2つの取り付け面11f(図11では
一方のみ表示)にそれぞれ、扁平状のフォーカスコイル
12およびトラッキングコイル13を1つづつ配置し、
これらフォーカスコイル12およびトラッキングコイル
13に対して、対向配置したマグネット14からヨーク
15を介して有効な磁界を差し向けたものである。この
従来技術は、フォーカスコイル12においては作用辺1
2a,12bの2辺を作用辺として利用し、トラッキン
グコイル13においては作用辺13a,13bの2辺を
電磁力の発生する作用辺として利用することでアクチュ
エータの応答性(駆動感度)を高めるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たアクチュエータにあっては、フォーカスコイル12お
よびトラッキングコイル13に対向する位置にマグネッ
ト14およびヨーク15を配置して閉磁気回路を構成す
るマグネットのトラッキングコイル12,13側に配置
されたヨークを有しないオープン磁気回路を形成してい
るため、フォーカスコイル12およびトラッキングコイ
ル13に作用する磁束密度が低く、駆動感度が低いとい
う欠点があった。
【0005】そこで、フォーカスコイル12(トラッキ
ングコイル13)を介してマグネット14に対向する位
置に新たなヨークを配置して、このヨークとマグネット
14との間にフォーカスコイル12(トラッキングコイ
ル13)の有効部分を挟み込んで磁気ギャップを構成す
ると、フォーカスコイル12(トラッキングコイル1
3)を差し向けた磁束の密度を高めることができる。
【0006】ところが、こうした場合、対物レンズ10
を保持するホルダ11に新たなヨークを収納するための
大きな凹部や開口部などを形成する必要があるため、ホ
ルダ11の剛性と共に共振周波数が低下してしまい、例
えば、対物レンズ10の位置を微調整する際、適切なフ
ォーカスサーボまたはトラッキングサーボが得られない
という不都合が生じていた。
【0007】本発明は、上述した問題点を解消するため
になされたものであって、光学素子を直交する第1方向
および第2方向の2方向に対して高い感度で駆動させる
ことができる剛性の高い光学素子のアクチュエータを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、第1発明に係
る、光学素子のアクチュエータは、光学素子を直交する
第1方向および第2方向の2方向に駆動可能に支持する
光学素子のアクチュエータにおいて、光学素子を保持す
るホルダと、このホルダの一取り付け面に取り付けられ
該ホルダを第1方向に駆動させる第1コイルおよび第2
方向に駆動させる第2コイルと、これら第1コイルの第
1部分および第2コイルの第1部分に共用の磁束を差し
向ける対向するヨークを有しない第1磁極と、第1コイ
ルまたは第2コイルの少なくとも一方のコイルの第1部
分以外の第2部分に磁束を差し向ける対向するヨークを
有する第2磁極とを備えることを特徴とするものであ
る。
【0009】また第2発明に係る、光学素子のアクチュ
エータは、上記第1発明において、前記第2部分は、前
記ホルダの一取り付け面からはみ出したものであること
を特徴とするものである。
【0010】さらに第3発明に係る、光学素子のアクチ
ュエータは、上記第1または第2発明において、前記第
1コイルおよび前記第2コイルは、前記ホルダの一取り
付け面に対して、各々の第1部分が互いに重なり合うよ
うに取り付けられたものであることを特徴とするもので
ある。
【0011】加えて第4発明に係る、光学素子のアクチ
ュエータは、上記第1乃至第3発明において、前記第1
磁極または前記第2磁極のうちの一方は、他方の磁極に
対してコイル側に突き出した形状であることを特徴とす
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づき詳細に説明する。
【0013】図1〜図3はそれぞれ、本発明の第一実施
形態である光ディスク用の記録再生装置を示す斜視図、
図1の上面図、図1をトラッキング方向から示した側面
図であり、図4にはその斜視断面図を示す。
【0014】この記録再生装置は、相変化記録方式の光
ディスク1(図3参照)の記録再生装置であって、光学
素子である対物レンズ100を、直交する第1方向(フ
ォーカス方向)Xおよび第2方向(トラッキング方向)
Yの2方向に駆動可能に支持するものである。なお、光
ディスク1には、図3に示す如く、記録面1fを0−
0.1(mm)の薄いカバーガラス1cで覆った既存のもの
を使用する。
【0015】対物レンズ100は、図4に示す如く、N
A0.7〜0.9と高いNAを有するものであり、中心
軸O1が対物レンズ100の光軸と一致するホルダ11
0の上端に形成された取り付け穴に固定保持される。ホ
ルダ110はまた、その下端に色収差補正レンズ120
を固定保持して、この色収差補正レンズ120を対物レ
ンズ100のフォーカス方向Xのバランサとして機能さ
せる一方、対物レンズ100を色収差補正レンズ120
のフォーカス方向Xのバランサとして機能させている。
この場合、ホルダ110には余計なバランサが不要とな
る。
【0016】ホルダ110は、図4に示す如く、フォー
カス方向Xおよびトラッキング方向Yに直交する第3方
向(タンジェンシャル方向)Zにおいて該ホルダ110
に対向配置された2つの取り付け面111,112とを
有する。
【0017】取り付け面111は、図2に示す如く、第
1扁平コイル(以下、フォーカスコイルという)131
を収納するコイル溝を有し、この溝によってフォーカス
コイル131が取り付け面111に位置決めされた状態
で、取り付け面111の全面に対して平行に接着固定さ
れている。また取り付け面111は、タンジェンシャル
方向Zに沿って突出した突起(図示せず)を有し、この
突起が2つの第2扁平コイル(以下、トラッキングコイ
ルという)132,133それぞれの内部と接触するこ
とによって、2つのトラッキングコイル132,133
がフォーカスコイル131を介して取り付け面111に
位置決めされた状態で、取り付け面111の全面に対し
て平行に接着固定されている。
【0018】取り付け面112も同様に、図2に示す如
く、第1扁平コイル(以下、フォーカスコイルという)
134を収納するコイル溝(図示せず)が形成されてお
り、このコイル溝によってフォーカスコイル134が取
り付け面112に位置決めされた状態で、取り付け面1
12の全面に対して平行に接着固定されている。また、
取り付け面112も同様に、タンジェンシャル方向Zに
沿って突出した突起(図示せず)を有し、この突起が2
つの第2扁平コイル(以下、トラッキングコイルとい
う)135,136それぞれの内部と接触することによ
って、2つのトラッキングコイル135,136がフォ
ーカスコイル134を介して取り付け面111に位置決
めされた状態で、取り付け面111の全面に対して平行
に接着固定されている。
【0019】つまり、取り付け面111(112)で
は、フォーカスコイル131(134)およびトラッキ
ングコイル132,133(135,136)は、ホル
ダの中心軸O1、即ち、対物レンズ100の光軸を介し
て対向するように設けられたフォーカス方向Xに平行な
取り付け面111(112)に対して平行に取り付けら
れている。
【0020】またホルダ110は、トラッキングコイル
132,133側の上下端に2ヶ所づつ、フォーカス方
向Xに沿って延在する固定部115を一体に備え、この
固定部115にはそれぞれ、ばね140a,140bの
一端が接着固定されている。ばね140a,140b
は、厚さ0.05(mm)程度のベリリウム銅からなる薄板
をエッチング加工したものであって、ばね140a,1
40bの中間部は、対物レンズ100の周囲を取り囲む
ように位置している。そしてばね140a,140bの
他端はそれぞれ、スプリングホルダ142の上下端に2
ヶ所づつ、スプリングホルダ142と一体に形成された
ばね固定部142a,142bに接着固定されている。
【0021】ベース141は、図1,3に示す如く、厚
さ0.6(mm)の鉄板をタンジェンシャル方向Zの両側に
おいて折り曲げ成形したほぼT字形状の壁部分141
a,141bと、その底部から突出させた壁部分141
c,141dとを備えるものであって、壁部分141
a,141bはそれぞれ外ヨークとして機能する一方、
壁部分141c,141dはそれぞれ内ヨークとして機
能し、壁部分(以下、外ヨークという)141a,14
1bの内側にはそれぞれ、マグネット151,152を
接着する。なお、スプリングホルダ142の取り付け面
142fは、図2に示す如く、外ヨーク141bの外面
に接着固定されている。
【0022】マグネット151(152)は、図5に示
す如く、主となる磁極151a(152a)の左右下を
取り囲む位置に3つの第2磁極151b,151c,1
51d(152b,152c,152d)を配置したほ
ぼT字形状であり、第1磁極151aは第2磁極151
b,151c,151d(152b,152c,152
d)に対して逆向きの磁極を有する。なお、第1磁極1
51a(152a)および第2磁極151b,151c
(152b,152c)は、1つのマグネットを3極着
磁したものであり、残りの第2磁極151d(152
d)は、第1磁極151a(152a)および第2磁極
151b,151c(152b,152c)と別体の小
さなマグネットで構成される。
【0023】図6および図7はそれぞれ、コイル131
〜133(134〜136)およびマグネット151
(152)をホルダ110(図示せず)から示す斜視図
および正面図である。
【0024】図3および図6に示す如く、第1磁極15
1a(152a)および第2磁極151b,151c
(152b,152c)には、外ヨーク141a(14
1b)のみを配置して磁気ギャップの無い開磁気回路を
構成する。これに対し、第2磁極151d(152d)
には、この第2磁極面151d(152d)に対向する
高さの低い壁部分141c(141d)が外ヨーク14
1a(141b)と共に内ヨークとして配置されるた
め、閉磁気回路中に磁気ギャップを構成する。
【0025】さらに詳細に説明すると、フォーカスコイ
ル131(134)は、図7に示す如く、その上側作用
辺131a(134a)がマグネット151(152)
の第1磁極151a(152a)に、また、その下側作
用辺131b(134b)がマグネット151(15
2)の第2磁極151d(152d)に対向する位置に
配置されている。
【0026】またトラッキングコイル132,133
(135,136)は、その外側作用辺132b,13
3b(135b,136b)がそれぞれ、第2磁極15
1b,151c(152c,152b)に、また、その
内側作用辺132a,133a(135a,136a)
がそれぞれ、第1磁極151a(152a)に対向する
位置に配置されている。
【0027】これにより、図6に示す如く、第1磁極1
51aからトラッキングコイル132,133(13
5,136)の内側作用辺132a,133a(135
a,136a)それぞれを通って第2磁極151b(1
52c)または第2磁極151c(152b)に至る開
磁気回路中を流れる磁束Φ1と、第1磁極151aから
フォーカスコイル131の上側作用辺131a(134
a)を通って第2磁極151dに至る開磁気回路中を流
れる磁束Φ2と、第2磁極151dから外ヨーク141
a(141b)、内ヨーク141c(141d)および
フォーカスコイル131の下側作用辺131b(134
b)を通って再度第2磁極151dに至る閉磁気回路中
を流れる磁束Φ3とを形成する。
【0028】つまり、第1磁極151a(152a)
は、第1コイルの第1部分となるフォーカスコイル13
1(134)の上側作用辺131a(134a)と、第
2コイルの第1部分となるトラッキングコイル132,
133(135,136)の内側作用辺132a,13
3a(135a,136a)とに対向配置することによ
り兼用され、それ以外の第2磁極151b〜151d
(152b〜152d)はそれぞれ、第2コイルの第1
部分以外の第2部分となるトラッキングコイルの外側作
用辺132b,133b(135b,136b)、第1
コイルの第1部分以外の第2部分となるフォーカスコイ
ル131(134)の下側作用辺131b(134b)
の1辺のみに対向配置することにより専用に使用され
る。
【0029】ベース141は、図2に示す如く、そのト
ラッキング方向Yの外側面にセンサホルダ160が固定
されている。センサホルダ160は、タンジェンシャル
方向Zにおいて対向する両端に、トラッキング方向Yに
2分割された受光面を有するPD(フォトダイオード)
161およびLED(発光ダイオード)162を備え
る。
【0030】LED162から出射した光は、図2に示
す如く、ホルダ110のトラッキング側に配した遮光用
バー113に投射されて、その中央部を遮光されPD1
61の受光部に入射される。このとき、対物レンズ10
0と一体にホルダ110がトラッキング方向Yに移動す
ると、遮光用バー113もトラッキング方向Yに移動す
るため、PD161上の2分割された受光面の出力差を
取ることによって、対物レンズ100のトラッキング方
向Yでの位置を検出できる。
【0031】本実施形態の記録再生装置は、図示しない
レーザーからの光を色収差補正レンズ120を介して対
物レンズ100に入射させることにより、図3に示す如
く、光ディスク1の記録面1fに光スポットSを結ばせ
る。また本実施形態は、光ディスク1の記録面1fから
の反射光を対物レンズ100、色収差補正レンズ120
へと逆の光路を辿らせ、エラー検出光学素子を経由して
受光素子に入射させることにより、トラッキングエラー
の検出、フォーカスエラーの検出、RF信号の検出を行
うことができる。なお、こうした光学系に関しては、種
々のものが提案されているため、その説明は省略するも
のとする。
【0032】ここで、対物レンズ100の微調整方法を
説明する。
【0033】まず、対物レンズ100をフォーカス方向
Xに微調整する場合は、フォーカスコイル131,13
4にばね140a,140bを介してフォーカスサーボ
電流を供給する。このとき、フォーカスコイル131の
2つの作用辺131a,131bおよびフォーカスコイ
ル134の2つの作用辺134a,134bにはそれぞ
れ、マグネット151,152からの磁界に協働した同
一の力がフォーカス方向Xに沿って発生するため、ホル
ダ110がフォーカス方向Xに沿って駆動して、対物レ
ンズ100をフォーカス方向Xに微調整することができ
る。
【0034】次に、対物レンズ100をトラッキング方
向Yに微調整する場合は、トラッキングコイル132,
133および135,136にばね140a,140b
を介してトラッキングサーボ電流を供給する。このと
き、トラッキングコイル132,133の作用辺132
a,132bおよび133a,133bと、トラッキン
グコイル135,136の作用辺135a,135bお
よび136a,136bにはそれぞれ、マグネット15
1,152からの磁界に協働した同一の力がトラッキン
グ方向Yに沿って発生するため、ホルダ110がトラッ
キング方向Yに沿って駆動して、対物レンズ100をト
ラッキング方向Yに微調整することができる。
【0035】このとき本実施形態は、第1コイルの第1
部分となるフォーカスコイルの上側作用辺131a(1
34a)と、第2コイルの第1部分となるトラッキング
コイルの内側作用辺132a,133a(135a,1
36a)とに共用の磁束を差し向ける内ヨークが存在し
ない第1磁極151a(152a)で開磁気回路を構成
する。従って本実施形態によれば、ホルダ110に内ヨ
ークを取り付けるための凹部や開口部が不用となり、ホ
ルダ110をブロック状に構成できるから、ホルダ11
0の剛性が高まると共に共振周波数を高めることができ
る。
【0036】加えて本実施形態は、フォーカスコイル1
31,134と、トラッキングコイル132,133お
よび135,136とを扁平状にして、その扁平状面を
ホルダ110に対してその中心軸O1に平行に取り付け
たため、ホルダ110に取り付けたコイル131〜13
6の剛性が格段に高くなり、コイルそのものが変形する
モードの共振周波数が非常に高くなる。またホルダ11
0自体もブロック状で剛性が高い上に中心軸O1の開口
部が対物レンズ100と色収差補正レンズ120で補強
されると共に、その外周部が扁平状のコイル131〜1
36によって補強されるために剛性が高くなり、その共
振周波数も高くなる。従って本実施形態によれば、対物
レンズ100を微調整する際に、安定したフォーカスサ
ーボおよびトラッキングサーボを得ることができる。
【0037】また、本実施形態では、第1コイルの第1
部分となるフォーカスコイル131(134)の上側作
用辺131a(134a)と、第2コイルの第1部分と
なるトラッキングコイル132,133(135,13
6)の内側作用辺132a,133a(135a,13
6a)とがホルダ110上で重なり合うように取り付け
られているため、この重なり合う部分では、共通な磁束
が作用している。このため、本実施形態によれば、第1
磁極151a(152a)を小さくすることにより、光
ディスクの記録再生装置の小型化を図ることができる。
【0038】加えて本実施形態では、フォーカスコイル
131(134)と、トラッキングコイル132,13
3(135,136)とが重なり合わない第2コイルの
第1部分以外の第2部分となるトラッキングコイルの外
側作用辺132b,133b(135b,135b)お
よび第1コイルの第1部分以外の第2部分となるフォー
カスコイル131(134)の下側作用辺131b(1
34b)に作用する第2磁極151b,151c,15
1dを専用に配置した。従って、本実施形態によれば、
フォーカスコイルの上下側作用辺131a,131b
(134a,134b)と、トラッキングコイルの外内
側作用辺132a,132bおよび133a,133b
(135a,135bおよび136a,136b)の長
さ寸法を長く設定できるから、フォーカス方向Xとトラ
ッキング方向Yの駆動感度を高めることができる。この
とき、第1磁極151aおよび第2磁極151b〜15
1dは、(それぞれに対応する)コイル専用であるた
め、フォーカスコイルまたはトラッキングコイルを構成
する辺の長さを無駄の無い最適な大きなに設定すること
ができる。
【0039】さらに本実施形態では、トラッキングコイ
ルと重なっていない第1コイルの第1部分以外の第2部
分となるフォーカスコイルの下側作用辺131b(13
4b)のみに内ヨーク141c(141d)を形成し、
マグネットの第4磁極151d(152d)とで閉磁気
回路を構成した。従って本実施形態によれば、フォーカ
スコイルの下側作用辺131b(134b)に作用する
磁束密度を高めることができるから、フォーカス方向X
の駆動感度も高めることができる。
【0040】図8は、本発明の第二の実施形態を示す要
部断面図である。但し、本実施形態において、第一の実
施形態と同一部分は同一符合をもってその説明を省略す
る。
【0041】本実施形態は、マグネット151(15
2)の厚さtを変更したものであり、このマグネット1
51(152)は、第2磁極151d(152d)の厚
さt=t2に比べて厚くすることにより、第1磁極15
1a(152a)の厚さt=t1に対して第2磁極15
1d(152d)をコイル側に突き出した形状である。
この場合、フォーカスコイル131(134)の下側作
用辺131b(134b)は、トラッキングコイル13
2,133(135,136)と重なり合っていないた
め、第2磁極151d(152d)を接近させることが
できる。従って、本実施形態によれば、フォーカスコイ
ルの下側作用辺131b(134b)に作用する磁束密
度を高めることができるから、フォーカス方向Xの駆動
感度をさらに高めることができる。
【0042】なお、本実施形態では、マグネット151
(152)の厚さtを全体的に変更したが、第1磁極1
51a(152a)および第2磁極151b〜151d
(152b〜152d)の厚さtを変更することなく、
第1磁極151a(152a)および第2磁極151
b,151c(152b,152c)に対して第2磁極
151d(152d)だけをフォーカスコイルの下側作
用辺131b(134b)側に突き出した形状にしても
よい。
【0043】図9は、本発明の第三の実施形態の要部を
示す上面図である。但し、図9は、ホルダ210の取り
付け面211のみを示したが、他方の取り付け面211
に対しても括弧()で付記したように同様の構成を取る
ものとし、本実施形態において、他の実施形態と同一部
分は同一符合をもってその説明を省略する。
【0044】本実施形態のホルダ210は、第一および
第二実施形態と同様、2つの取り付け面211,212
を有し、トラッキングコイルの外側作用辺132b,1
33b(135b,136b)がホルダ210の取り付
け面211(212)からトラッキング方向Yに沿って
はみ出した状態で固定されている。また外ヨーク141
a(141b)は、そのトラッキング方向両端からコイ
ル側に延在する側壁141a1(141b1)が形成され
ており、この側壁141a1(141b1)が、第2磁極
151b,151c(152b,152c)に対向する
内ヨークとして機能する。
【0045】本実施形態の場合、第2磁極151b(1
52c)、外ヨーク141a(141b)、内ヨーク1
41a1(141b1)によって、トラッキングコイルの
外側作用辺132b(135b)に作用する閉磁気回路
1を構成し、第2磁極151c(152b)、外ヨー
ク141a(141b)、内ヨーク141a1(141
1)によって、トラッキングコイルの外側作用辺13
3b(136b)に作用する閉磁気回路r2を構成でき
る。
【0046】従って本実施形態によれば、第2コイルの
第1部分以外の第2部分となるトラッキングコイルの外
側作用辺132b(135b)および133b(136
b)をそれぞれ、閉磁気回路r1,r2の磁気ギャップ中
に配置できるから、トラッキングコイルの外側作用辺1
32b,133b(135b,136b)に作用する磁
束密度を高めることができるため、トラッキング方向Y
の駆動感度を高めることができる。
【0047】加えて本実施形態では、ホルダ210の中
心部に位置するフォーカスコイルとトラッキングコイル
とが重なり合う部分には、内ヨークを配置しないで、ホ
ルダ210の取り付け面211(212)からトラッキ
ング方向Yに沿ってはみ出した第2コイルの第1部分以
外の第2部分となるトラッキングコイルの外側作用辺1
32b,133b(135b,136b)にのみ、内ヨ
ーク141a1(141b1)を形成したから、第一実施
形態と同様、ホルダ210に対して内ヨークを取り付け
るための凹部や開口部が不要となり、ホルダ110をブ
ロック状に構成できるから、ホルダ110の剛性を保持
できる。
【0048】図10は、本発明の第四の実施形態の要部
を示す上面図である。但し、図10も、ホルダ310の
取り付け面311のみを示したが、他方の取り付け面3
11に対しても括弧()で付記したように同様の構成を
取るものとし、本実施形態において、他の実施形態と同
一部分は同一符合をもってその説明を省略する。
【0049】本実施形態は、第三実施形態と同様、トラ
ッキングコイル132,133(135,136)の外
側作用辺132b,133b(135b,136b)が
ホルダ310の取り付け面311(212)からトラッ
キング方向Yに沿ってはみ出した状態で固定されてい
る。また外ヨーク141a(141b)は、そのトラッ
キング方向両端からコイル側に延在して第2磁極151
b(152b)または第2磁極151c(152c)を
覆う側壁141a2(141b2)が形成されており、こ
の側壁141a2(141b2)が、第2磁極151b,
151c(152b,152c)に対向する内ヨークと
して機能する。
【0050】この場合、第2磁極151b(152
c)、外ヨーク141a(141b)、内ヨーク141
2(141b2)によって、トラッキングコイルの外側
作用辺132b(135b)に作用する閉磁気回路r3
を構成し、第2磁極151c(152b)、外ヨーク1
41a(141b)、内ヨーク141a2(141b2
によって、トラッキングコイルの外側作用辺133b
(136b)に作用する閉磁気回路r4を構成できる。
【0051】従って本実施形態によれば、上記第三実施
形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0052】上述したところは、本発明の好適な実施形
態を示したに過ぎず、当業者によれば、請求の範囲にお
いて、様々な変更を加えることができる。例えば、本実
施形態では、第1コイルの第1部分となるフォーカスコ
イルの上側作用辺131a(134a)と、第2コイル
の第1部分となるトラッキングコイルの内側作用辺13
2a,133a(135a,136a)とがホルダ11
0上で重なり合うように取り付けられているが、第1磁
極151d(152d)から、フォーカスコイルの上側
作用辺131a(134a)およびトラッキングコイル
の内側作用辺132a,133a(135a,136
a)に共通な磁束が作用すれば、必ずしも重ね合わせる
必要はない。
【0053】また上記第一〜第四の実施形態とは逆に、
トラッキングコイルおよびフォーカスコイルをそれぞれ
第1コイルおよび第2コイルとして、ホルダの取り付け
面にトラッキングコイルを組付けたのち、フォーカスコ
イルを取り付けてもよい。この場合、マグネットの第1
磁極に対向配置されたトラッキングコイルおよびフォー
カスコイルの作用辺が第1部分となり、それ以外の作用
辺がトラッキングコイルおよびフォーカスコイルの第2
部分となる。さらに、本実施形態では1つのフォーカス
コイルおよび2つのトラッキングコイルであったフォー
カスおよびトラッキングコイルの使用個数も、ホルダの
取り付け面に応じて適宜変更することができる。
【0054】さらに上記第一〜第四実施形態では、光デ
ィスクの記録再生装置に用いられる対物レンズのアクチ
ュエータを例示したが、光学素子は、対物レンズに限ら
ず、コリメートレンズやLD(レーザーダイオード)な
どであってもよい。採用されるアクチュエータも、光通
信器機のファイバーにカップリングさせるコリメートレ
ンズのアクチュエータや走査顕微鏡の対物レンズ用アク
チュエータなどに適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態である光ディスク用
の記録再生装置を示す斜視図である。
【図2】 図1の上面図である。
【図3】 図1をタンジェンシャル方向から示した側面
図である。
【図4】 同形態の斜視断面図である。
【図5】 同形態のマグネットを示す平面図である。
【図6】 同形態のコイルおよびマグネットをホルダか
ら示す斜視図である。
【図7】 同形態のコイルおよびマグネットをホルダか
ら示す正面図である。
【図8】 本発明の第二の実施形態を示す要部断面図で
ある。
【図9】 本発明の第三の実施形態を示す要部上面図で
ある。
【図10】 本発明の第四の実施形態を示す要部上面図
である。
【図11】 従来の光学素子のアクチュエータを示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 100 対物レンズ 110 ホルダ 111,112 取り付け面 115 固定部 120 色収差補正レンズ 131 フォーカスコイル 131a 上側作用辺 131a 下側作用辺 132 トラッキングコイル 132a 内側作用辺 132b 外側作用辺 133 トラッキングコイル 133a 内側作用辺 133b 外側作用辺 134 フォーカスコイル 134a 上側作用辺 134a 下側作用辺 135 トラッキングコイル 135a 内側作用辺 135b 外側作用辺 136 トラッキングコイル 136a 内側作用辺 136b 外側作用辺 140a,140b ばね 141 ベース 141a,141b 外ヨーク 141c,141d 内ヨーク 142 スプリングホルダ 142a,142b ばね固定部 151 マグネット 151a 第1磁極 151b,151c,151d 第2磁極 152 マグネット 152a 第1磁極 152b,152c,152d 第2磁極 160 センサホルダ 161 PD(フォトダイオード) 162 LED(発光ダイオード) 210 ホルダ 211,212 取り付け面 310 ホルダ 311,312 取り付け面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学素子を直交する第1方向および第2
    方向の2方向に駆動可能に支持する光学素子のアクチュ
    エータにおいて、 光学素子を保持するホルダと、このホルダの一取り付け
    面に取り付けられ該ホルダを第1方向に駆動させる第1
    コイルおよび第2方向に駆動させる第2コイルと、これ
    ら第1コイルの第1部分および第2コイルの第1部分に
    共用の磁束を差し向ける対向するヨークを有しない第1
    磁極と、第1コイルまたは第2コイルの少なくとも一方
    のコイルの第1部分以外の第2部分に磁束を差し向ける
    対向するヨークを有する第2磁極とを備えることを特徴
    とする光学素子のアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記第2部分は、前記ホルダの一取り付
    け面からはみ出したものであることを特徴とする請求項
    1に記載の光学素子のアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記第1コイルおよび前記第2コイル
    は、前記ホルダの一取り付け面に対して、各々の第1部
    分が互いに重なり合うように取り付けられたものである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の光学素子の
    アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記第1磁極または前記第2磁極のうち
    の一方は、他方の磁極に対してコイル側に突き出した形
    状であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一
    項に記載の光学素子のアクチュエータ。
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