JP2003014722A - アンモニア測定廃液処理方法とアンモニア測定装置 - Google Patents
アンモニア測定廃液処理方法とアンモニア測定装置Info
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Abstract
辺環境に支障なく排出すること。 【解決手段】 アンモニア性窒素を含有する試料溶液を
流路用細管中で流下させながら、試薬溶液注入口から該
試料溶液中に反応試薬を注入混合し、気液分離器(例え
ば気液分離管7)において液相から分離したガス成分を
加熱酸化炉8で一酸化窒素に転換した後に、これを化学
発光部10内の化学発光検出器に供給し、化学発光強度
を検出して試料溶液中のアンモニア性窒素濃度をフロー
インジェクション分析法と化学発光法を用いて測定する
工程を有するアンモニアの測定において、気液分離器か
ら排出された廃液に、アスコルビン酸ナトリウム、チオ
硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウムまたはL−アスコル
ビン酸ナトリウムからなる還元剤を注入することによっ
て、該廃液中の残留塩素を除去する。
Description
置から排出された測定廃液を処理する方法及びこの工程
を有するアンモニア測定装置に関するものである。
水原水や工程排水などに溶存するアンモニア性窒素を測
定できるアンモニア測定装置を開発した(特願平11−
366711)。かかる装置の測定方式は、FIA法
(フローインインジェクション)・化学発光法に基づい
ている。
先ず、試料水中のアンモニアが試薬(次塩素酸ナトリウ
ム)と反応してクロラミンを生成する。クロラミンは気
液分離管7で気相へ移行し、気体として加熱酸化炉8内
で一酸化窒素(NO)になる。そして、このNOをオゾ
ン発生器11で得たオゾンガスと反応させて、発光した
光を、化学発光部10内の検出器によって、化学発光強
度として検出して、試料水中のアンモニウムイオン濃度
を定量している。
応答性が極めて速く、検出方法に化学発光法を用いてい
るため高感度であること、(2)気体を測定するための
検出器が直接、試料水の影響を受けないこと、等があ
る。
れについて説明する。試料水は、試料水注入ポンプP1
の駆動によって、例えば、5ml/分で常時通水される
と、試薬は、六方バルブ5が切り替わると同時に、試薬
注入ポンプP2が駆動して、流路に試薬が50μl注入
される。試料水と試薬は、混合コイル6を流れる過程で
混合され、試料水中のアンモニウムイオンと試薬中の次
亜塩素酸が反応し、クロラミンを生成する。気液分離管
7では、混合液から試料水中のアンモニウムイオン濃度
に応じたクロラミンが気相中に逃げ出す。この気相は試
料ガスとして、加熱酸化炉8へと移行する。試料ガス
は、加熱酸化炉8においてクロラミン成分がNOに変換
された後、水分除去チューブを経て、化学発光部10に
一定流量で導入される。化学発光部10では、一定流量
で、オゾンが通気され、試料ガス中のNOとオゾンが化
学発光部10で反応し、このとき発生した光が化学発光
強度として検出される。そして、この化学発光強度から
試料水中のアンモニウムイオン濃度が算出される。オゾ
ンと試料ガスの混合ガスは、減圧ポンプP4を経て、排
オゾン処理器14に導入され、オゾン除去された後、最
終的には廃ガス排出口から排出される。
置の試薬としては、次亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナト
リウムを精製水で溶かして調整したものが用いられてい
る。そのため、測定廃液は残留塩素を含んでいると共に
pH値も高い。この廃液は産業廃棄物扱いにはならず、
産業廃棄処理の必要はない。また、アンモニア測定装置
の試薬は測定間隔毎に50μl注入されるため、装置か
ら排出される廃液の大部分は試料水である。
ると、その値は高アルカリとなっている(例えばpH=
11)。下水道法によると、pH5以下9以上の下水を
公共下水道へ排出することを禁止されている。そのた
め、廃液の中和処理が必要になってくる。この場合、中
和処理するには、酸性溶液(塩酸や硫酸など)を入れて
行うことになる。ところが、酸性溶液は、廃液中の次亜
塩素酸と反応して塩素ガスを発生する恐れがあり、ま
た、このガスは、アンモニア測定装置内あるいは装置周
囲の環境を悪化させる恐れがある。
で、その課題は、アンモニア測定工程から排出された廃
水を支障なく周辺環境に排出することが可能な、アンモ
ニア測定廃液処理方法及びこの処理工程を備えたアンモ
ニア測定装置の提供にある。
するための、アンモニア測定廃液処理方法は、アンモニ
ア性窒素を含有する試料溶液を流路用細管中で流下させ
ながら、試薬溶液注入口から該試料溶液中に反応試薬を
注入混合し、気液分離器において液相から分離したガス
成分を加熱酸化炉で一酸化窒素に転換した後に、これを
化学発光検出器に供給し、化学発光強度を検出して試料
溶液中のアンモニア性窒素濃度をフローインジェクショ
ン分析法と化学発光法を用いて測定する工程を有するア
ンモニア測定において、気液分離器から排出された廃液
に、アスコルビン酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、
亜硫酸ナトリウムまたはL−アスコルビン酸ナトリウム
からなる還元剤を注入することによって、該廃液中の残
留塩素を除去すること、を特徴とする。
ニア測定装置は、アンモニア性窒素を含有する試料溶液
をポンプの駆動によって流路用細管中を流下させなが
ら、試薬溶液注入口から試料溶液中に反応試薬を注入混
合し、気液分離器によって液相から分離したガス成分を
加熱酸化炉で一酸化窒素に転換して、化学発光検出器に
供給し、この検出器により、化学発光強度を検出して試
料溶液中のアンモニア性窒素濃度をフローインジェクシ
ョン分析法と化学発光法を用いて測定するアンモニア測
定装置において、気液分離器の二次側経路に、アスコル
ビン酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリ
ウムまたはL−アスコルビン酸ナトリウムからなる還元
剤の溶液を該気液分離器から排出された測定廃液に注入
する還元剤注入手段を備えたこと、を特徴とする。
酸等の塩素の酸化物を還元処理できるものであればよ
く、アスコルビン酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、
亜硫酸ナトリウムまたはL−アスコルビン酸ナトリウム
に限定されない。
液分離管等がある。該気液分離管において、上部には反
応液注入口とクリーンエア排出口とが、下部にはクリー
ンエア注入口と反応液(測定廃液)排出口とが設けられ
る。該気液分離管は設置角度が自在さらには管自体が回
転自在に設置される。また、該気液分離管には、クロラ
ミンを透過することが可能なガス透過膜が設置される場
合がある。
前記還元剤の溶液を貯留する還元剤槽と、該還元剤槽内
の液相を前記二次側経路に供給する還元剤注入ポンプ
と、を備えたものがある。還元剤注入ポンプは流量調整
が可能のものであればなおよい。また、その他の還元剤
注入手段の構成としては、前記還元剤の溶液を貯留する
還元剤槽と、該還元剤槽内の液相を前記二次側経路に供
給するバルブ手段と、を備えたものがある。該バルブ手
段としては、電動バルブ等がある。該ポンプ類及びバル
ブ類としては、耐薬性のものであれば、既知のものであ
ればよい。尚、ポンプ類としては、例えば、ペリスタ型
やプランジャー型のものが採用される。
処理装置において、還元剤注入手段に代えて、気液分離
器の二次側経路に、該気液分離器から排出された測定廃
液を還元処理する還元処理手段を備えてもよい。このと
き、前記還元処理手段は、該測定廃液を一定時間滞留さ
せる調整槽と、該調整槽内の液相に、アスコルビン酸ナ
トリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウムまた
はL−アスコルビン酸ナトリウムからなる還元剤を添加
する還元剤注入手段と、を具備して、構成させるとよ
い。また、調整槽には廃液と還元剤とを均一に攪拌させ
るための攪拌手段が付帯させるとよい。さらに、当該還
元剤注入手段は、先の還元注入手段と同様の構成として
もよいが、固形(例えばペレット状)の還元剤を貯留す
る槽と、該貯槽内の固形還元剤を前記二次側経路内の液
相に添加するバルブ手段とを具備して構成させると、還
元剤を貯留させておく槽の小型化が可能となる。
排出された廃液中の残留塩素を除去することにより、安
全な廃液処理を可能としている。以下、本発明の実施形
態例を図面に基づいて説明する。 (実施形態1,2,3及び4)図1は、本発明に係るア
ンモニア測定廃液処理方法を実行するアンモニア測定装
置の一例を示した概略構成図である。
液の排出路30に、アスコルビン酸ナトリウム溶液を入
れた槽(還元剤槽16)と注入ポンプ(還元剤注入ポン
プ5)を設置し、還元剤を廃液に注入して、前記廃液中
の残留塩素を除去し、その後、中和処理を行ってから排
出している。尚、本実施形態において、還元剤として
は、アスコルビン酸ナトリウム溶液が用いられる。
置は、FIA部と、測定部と、表示部と、還元注入手段
を備える。
にアンモニア測定を実行する手段で、試料注入ポンプP
1、試薬注入ポンプP2、六方バルブ5、混合コイル
6、気液分離管7を具備している。ポンプ類は、耐薬性
のペリスタ型またはプランジャー型のポンプが採用され
る。バルブ類は、FIA法に一般的な六方ロータリーバ
ルブが採用される。混合コイル6も、FIA法に一般的
な例えばポリ塩ビパイプにテフロン(登録商標)チュー
ブを巻き付けて成る混合コイルが採用される。気液分離
管7は、例えば、ガラス製配管の上部に反応液注入口と
クリーンエア排出口とを、同配管の下部にクリーンエア
注入口と反応液(測定廃液)排出口とを備えて成る。気
液分離管7は、管自体が回転自在で、設置角度も自在で
ある。尚、クリーンエアは、本実施形態においては、ガ
ス乾燥器12を介し供給されている。
ーブ9と、化学発光部10と、オゾン発生部11と、ガ
ス乾燥器12と、排オゾン処理器14とを具備してい
る。
示す信号を演算によってアンモニア性窒素濃度に変換
し、この値を外部に出力表示する機能を有する。
は、前記還元剤の溶液を貯留する還元剤槽16と、還元
剤槽内の液相を排出路30に供給する還元剤注入ポンプ
P5と、を備えて成る。還元剤注入ポンプP5は流量調
整が可能のものであればなおよい。
入手段は、図示省略されたコントローラによって動作制
御され、本発明に係るアンモニア測定廃液処理方法を実
行制御する。
説明する。
され、六方バルブ6を経て、混合コイル6内で試薬(次
亜塩素酸ナトリウム+水酸化ナトリウム)と混合され
る。その後、気液分離管7で前記混合液相から試料水中
のアンモニウムイオン濃度に応じたクロラミンが空気中
に逃げ出す。この空気は試料ガスとして、加熱酸化炉8
へ向かう。一方、前記混合液は、気液分離管7下部か
ら、経路30を介し、廃液排出ポンプP3によって排出
される。このとき、廃液の流路30には、還元剤槽16
から、廃液中の残留塩素を還元除去するのに十分なアス
コルビン酸ナトリウム溶液が、還元剤注入ポンプP5に
よって、添加され、廃液中の残留塩素が除去される。還
元処理された廃液は、その後、中和処理槽17において
pHが調整された後、系外に排出される。
酸ナトリウム溶液に代えて、チオ硫酸ナトリウム溶液を
添加してもよい。また、第3の実施形態として、アスコ
ルビン酸ナトリウム溶液に代えて、亜硫酸ナトリウム溶
液を添加してもよい。さらに、第4の実施形態として、
アスコルビン酸ナトリウム溶液に代えて、L−アスコル
ビン酸ナトリウム溶液を添加してもよい。 (実施形態5)図2は、本発明に係るアンモニア測定廃
液処理方法を実行するアンモニア測定装置の一例を示し
た概略構成図である。
定量ポンプを用いないで、還元剤を添加している。すな
わち、当該アンモニア測定装置における還元剤注入手段
は、前記還元剤の溶液を貯留する還元剤槽16と、該還
元剤槽16内の液相を排出路30に供給するバルブ手段
と、を備えている。該バルブ手段としては、例えば耐薬
性の開度調整が自在な電動バルブ(流量調整弁18)が
採用される。
IA部と、測定部と、表示部と共に、図示省略されたコ
ントローラによって動作制御され、本発明に係るアンモ
ニア測定廃液処理方法が実行制御される。図2におい
て、混合された試料水と試薬は、気液分離管7での反応
を経て、気液分離管7下部より、廃液排出ポンプP3に
よって、排出される。このとき、廃液の流路30には、
還元剤槽16から、廃液中の残留塩素を還元除去するの
に十分なアスコルビン酸ナトリウム溶液が、流量調整弁
18によって、添加され、廃液中の残留塩素が除去され
る。還元処理された廃液は、その後、中和処理槽17に
おいてpHが調整された後、系外に排出される。本実施
形態においては、流量調節弁18のみによって還元剤を
添加することができるので、ポンプ類のための設置スペ
ースや電源などが不要となる。
ン酸ナトリウム溶液に代えて、チオ硫酸ナトリウム溶
液、亜硫酸ナトリウム溶液またはL−アスコルビン酸ナ
トリウム溶液を注入してもよい。 (実施形態6)図3は、本発明に係るアンモニア測定廃
液処理方法を実行するアンモニア測定装置の一例を示し
た概略構成図である。
排出路30に、気液分離器7から排出された測定廃液を
還元処理するための還元処理手段を備える。
留させる調整槽19と、調整槽19内の液相に、還元剤
としてアスコルビン酸ナトリウムを添加する還元剤注入
手段と、を具備する。還元剤注入手段は、本実施形態に
おいては、固形(例えばペレット状)の還元剤を貯留す
る槽16と、該還元剤を調整槽19内の液相に添加する
バルブ手段(調整弁18)とを具備する。尚、調整槽1
9には廃液と還元剤とを均一に攪拌させるための攪拌手
段が付帯される。
IA部と、測定部と、表示部と共に、図示省略されたコ
ントローラによって動作制御され、本発明に係るアンモ
ニア測定廃液処理方法が実行制御される。図3におい
て、混合された試料水と試薬は、気液分離管7での反応
を経て、気液分離管7下部から廃液排出ポンプP3によ
って排出される。このとき、還元剤が、一定の時間毎
に、調節弁18によって、廃液中の残留塩素を除去する
のに十分な量だけ、調整槽(攪拌機付)19に添加され
る。還元剤は、廃液排出ポンプP3によって調整槽19
内に導入された廃液と混合し溶解し、廃液中の次亜塩素
が除去される。還元処理された廃液は、その後、中和処
理槽17においてpHが調整された後、系外に排出され
る。本実施形態においては、固形の還元剤を用いるた
め、還元剤を入れておく槽の容積を小さくすることが可
能となる。そのため、装置の小型化が可能となる。
コルビン酸ナトリウムに代えて、固形の、チオ硫酸ナト
リウム、亜硫酸ナトリウムまたはL−アスコルビン酸ナ
トリウムを添加してもよい。
に係るアンモニア測定廃液処理方法及びこれを備えたア
ンモニア測定装置によれば、廃液中の残留塩素を除去し
ているので、廃液の中和処理をしても、塩素ガスなどが
発生してないため、装置内部あるいは周囲雰囲気を悪化
させることがない。さらに、廃液の残留塩素濃度を一般
的な水道水の残留塩素濃度レベル(1mg/l以下程
度)にすることも可能となる。よって、当該アンモニウ
ムイオン測定廃液方法及びこれを備えたアンモニウムイ
オン測定装置によれば、アンモニア測定工程から排出さ
れた廃水を支障なく周辺環境に排出することができる。
液処理方法及びこれを備えたアンモニア測定装置によれ
ば、還元剤注入のためのポンプや電源が不要になり、装
置の小型化、メンテナンスの簡素化が可能になる。ま
た、実施形態6に係るアンモニア測定廃液処理方法及び
これを備えたアンモニニア測定装置によれば、還元剤槽
の容量を小さくできる。そのため、装置の小型化が可能
となる。
た概略構成図。
た概略構成図。
た概略構成図。
Claims (3)
- 【請求項1】 アンモニア性窒素を含有する試料溶液を
流路用細管中で流下させながら、試薬溶液注入口から該
試料溶液中に反応試薬を注入混合し、気液分離器におい
て液相から分離したガス成分を加熱酸化炉で一酸化窒素
に転換した後に、これを化学発光検出器に供給し、化学
発光強度を検出して試料溶液中のアンモニア性窒素濃度
をフローインジェクション分析法と化学発光法を用いて
測定する工程を有するアンモニアの測定において、気液
分離器から排出された廃液に、アスコルビン酸ナトリウ
ム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウムまたはL−
アスコルビン酸ナトリウムからなる還元剤を注入するこ
とによって、該廃液中の残留塩素を除去することを特徴
とするアンモニア測定廃液処理方法。 - 【請求項2】 アンモニア性窒素を含有する試料溶液を
ポンプの駆動によって流路用細管中を流下させながら、
試薬溶液注入口から試料溶液中に反応試薬を注入混合
し、気液分離器によって液相から分離したガス成分を加
熱酸化炉で一酸化窒素に転換して、化学発光検出器に供
給し、この検出器により、化学発光強度を検出して試料
溶液中のアンモニア性窒素濃度をフローインジェクショ
ン分析法と化学発光法を用いて測定するアンモニア測定
装置において、気液分離器の二次側経路に、アスコルビ
ン酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウ
ムまたはL−アスコルビン酸ナトリウムからなる還元剤
の溶液を該気液分離器から排出された測定廃液に注入す
る還元剤注入手段を備えたことを特徴とするアンモニア
測定装置。 - 【請求項3】 アンモニア性窒素を含有する試料溶液を
ポンプの駆動によって流路用細管中を流下させながら、
試薬溶液注入口から試料溶液中に反応試薬を注入混合
し、気液分離器によって液相から分離したガス成分を加
熱酸化炉で一酸化窒素に転換して、化学発光検出器に供
給し、この検出器により、化学発光強度を検出して試料
溶液中のアンモニア性窒素濃度をフローインジェクショ
ン分析法と化学発光法を用いて測定するアンモニア測定
装置において、気液分離器の二次側経路に、該気液分離
器から排出された測定廃液を還元処理する還元処理手段
を備え、該還元処理手段は、該測定廃液を一定時間滞留
させる調整槽と、該調整槽内の液相に、アスコルビン酸
ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウムま
たはL−アスコルビン酸ナトリウムからなる還元剤の溶
液を注入する還元剤注入手段と、を具備したことを特徴
とするアンモニア測定装置。
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