JP2003014646A - 蛍光測定装置 - Google Patents

蛍光測定装置

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JP2003014646A
JP2003014646A JP2001194901A JP2001194901A JP2003014646A JP 2003014646 A JP2003014646 A JP 2003014646A JP 2001194901 A JP2001194901 A JP 2001194901A JP 2001194901 A JP2001194901 A JP 2001194901A JP 2003014646 A JP2003014646 A JP 2003014646A
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忠 打田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標本から発せられる各蛍光のピーク波長のシ
フトによる蛍光フィルターの最大透過率の波長域とのず
れを修正して、最大の蛍光量を取り込むことができる、
簡単な構成の蛍光測定装置を提供すること。 【解決手段】 光源1からの光束の内の特定の波長を反
射させて標本5に照射し、標本5から発せられる蛍光を
透過するダイクロイックミラー3と、前記蛍光に対応す
る特定の波長域を透過させる蛍光フィルターである干渉
フィルター8と、前記干渉フィルター8を傾斜可能に保
持するフィルター保持部材7と、該干渉フィルター8の
入射面の光軸に対する傾斜角を調整可能なフィルター傾
斜手段を設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医学、生物分野に
おいて、生物組織の観察や遺伝子を解析する蛍光測定装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生物組織の観察や遺伝子を解析す
る装置においては、標本に添加した蛍光試薬から発せら
れる2種類以上の蛍光を測定する蛍光測定装置を備えて
いるものがある。この蛍光測定装置においては、一般
に、複数の蛍光を取得しようとする場合に、それぞれの
蛍光色素から出る蛍光を観察するために、観察する蛍光
の波長に合った励起フィルター、ダイクロイックミラ
ー、蛍光フィルターのそれぞれを切り替えることにより
蛍光像をビデオメモリ等に記録するという方式を採って
いる。
【0003】最近、各種の蛍光試薬が開発されており、
それに伴って、この蛍光試薬が標本観察に利用されてき
ている。例えば、最も光強度が強くなる波長(以後、ピ
ーク波長と言う)が近接する2つの蛍光試薬を細胞中に
導入して、それぞれのピーク波長の蛍光が透過する蛍光
フィルターを交換し、それぞれの蛍光強度を受光器で検
出することが行われている。具体的な参考例として、図
7に示すように、ある蛍光試薬Aのピーク波長が570
nmで半値幅10nm、別の蛍光試薬Bのピーク波長が
600nmで半値幅が10nmを同時に使用することが
ある。この場合、2つの蛍光を分離するために半値幅が
狭い蛍光フィルターが必要になる。使用する蛍光フィル
ターはピーク波長が570nmで半値幅が5nm、もう
1つの蛍光フィルターはピーク波長が600nm、半値
幅が5nmのフィルターを使用して2つの蛍光波長を分
離する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記蛍光測定装置においては、例えば、標本に2種類の
蛍光試薬を添加した場合、波長が5nmシフトすると蛍
光フィルターの透過率が小さくなってしまうので、受光
器で検出できる斜線部で示す蛍光量A1、B1が低下
し、特に、微弱光を検出する場合に測定の感度が低下し
てしまう。このように、ピーク波長が近接する2つの蛍
光試薬A、Bを用いて蛍光波長を検出する場合に、半値
幅が狭い蛍光フィルターを使用すると、検出する蛍光量
が少なくなって測定の感度が低下してしまうという問題
点があった。
【0005】さらに、蛍光試薬A、Bを励起した際に発
せられる蛍光波長は製造のバラツキにより蛍光波長のピ
ークが標準値より±5nm程度シフトしてしまうことが
ある。例えば、図8に示すように、600nmにピーク
波長を持つ蛍光試薬Bが、製造のバラツキによりピーク
波長が595nmへずれた場合、ピーク波長600nm
用の蛍光フィルターにより取得できる蛍光量は斜線部で
示す蛍光量B2となり、この蛍光量B2は製造バラツキ
が無い時の蛍光量B1(図7参照)よりも1/3程度減
少してしまうという問題点があった。当然、標本に1種
類の蛍光試薬を添加する場合にもピークのシフトの問題
は生じる。
【0006】本発明は、上述した従来例の有する不都合
を改善し、標本から発せられる各蛍光のピーク波長のシ
フトによる蛍光フィルターの最大透過率の波長域のずれ
を修正して、最大の蛍光量を取り込むことができる、簡
単な構成の蛍光測定装置を提供することを課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1では、光源からの光束の内の特定の波長を
反射させて標本に照射し、標本から発せられる蛍光を透
過するダイクロイックミラーと、前記蛍光に対応する特
定の波長域を透過させる蛍光フィルターである干渉フィ
ルターと、前記蛍光フィルターを傾斜可能に保持するフ
ィルター保持部材と、該蛍光フィルターの入射面の光軸
に対する傾斜角を調整可能なフィルター傾斜手段を設け
たことを特徴としている。
【0008】また、前記フィルター保持部は、複数の蛍
光フィルターを保持し、前記標本から発せられた蛍光に
応じて、前記複数の蛍光フィルターから1つの蛍光フィ
ルターを選択するフィルター選択手段を備えたことが好
ましい。
【0009】また、前記フィルター保持部材は円盤形状
であって、前記フィルター選択手段は、このフィルター
保持部材と、このフィルター保持部材の中心部を支持
し、当該保持部材を任意に回転可能とする回転駆動手段
とから成っており、この回転駆動手段で前記フィルター
保持部材を回転させて前記蛍光フィルターの選択を行う
ことが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の一実施形態を示す蛍光測
定装置の光学配置図、図2は図1の蛍光フィルターのフ
ィルター保持部材および回転機構を示す構成図、図3は
図2のA−A断面図、図4は回転機構の他の実施形態を
示す構成図、図5は蛍光フィルターの透過領域のシフト
を示す説明図、図6は蛍光フィルターの透過領域をシフ
トさせた状態を示す特性線図である。
【0011】図1において、1はレーザ光源、2は光源
1からのレーザ光を平行光束とするためのコレクターレ
ンズ、3は所定の波長以下を反射し、所定の波長以上を
透過するダイクロイックミラー、4は光束を標本5に集
光するための集光レンズであり対物レンズでもある。標
本5は2色以上の蛍光色素で染色されている。6は標本
5の載置台となるステージ、7は円盤形状のフィルター
保持部材であるフィルターホイール(フィルターチェン
ジャーとも呼ばれる)で、このフィルターホイール7に
は特定の波長の蛍光のみを透過させる干渉フィルターか
ら成る蛍光フィルター8(破線内に示す)が複数個取り
付けられている。9は結像レンズ、10はCCDカメラ
である。蛍光フィルター8はこの実施形態では4個(図
2参照)であるが、これに限定されるものではない。
【0012】フィルターホイール7に配置された各蛍光
フィルター8は、光軸に対して直交する方向に取り付け
られた軸を中心に回転可能に保持されている。さらに、
フィルターホイール7には、蛍光フィルター8に対する
入射光の入射角度を任意に変位可能な回転機構13(図
2参照、後述する)が設けられている。
【0013】上記フィルターホイール7および蛍光フィ
ルター8の回転機構13について説明する。図2および
図3において、フィルターホイール7の中心7aは、装
置本体側に設置された回転駆動手段である回転駆動機構
14に軸支されている。この回転駆動機構14はモータ
(図示しない)で駆動し、このモータの駆動によって光
軸を通る蛍光フィルター8の交換を任意に行うことがで
きるようになっている。このフィルターホイール7と回
転駆動機構14によりフィルター選択手段が構成されて
いる。
【0014】各蛍光フィルター8はリング形状のフィル
ター枠11に固定されており、各フィルター枠11はフ
ィルターホイール7に、光軸と直交する方向に延びる軸
12により回転可能に支持されている。フィルター枠1
1の軸12はフィルターの径方向に当該フィルター枠1
1に固定されている。本実施形態において、軸12の方
向はフィルターホイール17の中心7aと交わる方向に
軸支されているが、これに限定されるものではなく、任
意の方向に軸支することができる。この軸12の内、フ
ィルターホイール7の中心7aに近い方の軸12aは同
ホイール7の軸孔に回転自在に内嵌され、外側の軸12
bは同ホイール7の外周側に設置された回転機構13の
軸に連結・固定されている。この回転機構13は小型の
ステッピングモータ(図示しない)である。図3に示す
ように、フィルター枠11は、このステッピングモータ
により回転機構13を駆動させることによって軸12を
中心にして任意の角度に傾けられる。このフィルター枠
11、軸12、および回転機構13によりフィルター傾
斜手段が構成されていることが本発明の特徴となってい
る。
【0015】したがって、回転駆動機構14や回転機構
13を外部から電気的に制御することにより、蛍光フィ
ルター8を異なった波長域を透過させる他の蛍光フィル
ターと交換することができると共に、独立して各蛍光フ
ィルター8の傾きが変えられるようになっている。
【0016】尚、この実施形態では、回転機構13は、
フィルターホイール7の外周部に、各蛍光フィルター8
毎に設置したが、この構成に限らず、図4に示すよう
に、回転機構13’を装置本体側に1つだけ設置し、フ
ィルターホイール7が回転して各蛍光フィルター8が回
転機構13’位置に来た時に、フィルター枠11の軸1
2bと回転機構13の回転軸とを連動させる構成として
も良い。この場合は、回転機構13の数を大幅に減らす
ことができるので、低コスト化、省スペース化に寄与す
るものとなる。
【0017】また、この実施形態でのフィルター選択手
段は、フィルターホイール7と回転駆動機構14より構
成されるが、これに限らず、蛍光フィルター8を複数個
保持した板状部材をスライドさせてフィルター交換を行
う方式等、他のものも考えられる。また、フィルター傾
斜手段は、各フィルターに備える必要はなく、少なくと
も1つの蛍光フィルターに備えられている構成でも良
い。さらに、この実施形態では、蛍光フィルター8の径
方向の両端部を軸支したが、他の位置を軸支しても良
い。この蛍光フィルター8を傾ける構成はこの実施形態
も含めて種々のものが考えられるが、要するに、蛍光フ
ィルターの入射面を光軸に対して直交する方向から必要
角度だけ傾斜させることができる構成であれば良い。さ
らに、本発明は本実施形態のように複数の蛍光フィルタ
ーを備えたものに限定されず、フィルター傾斜手段を備
えた1つのフィルターを着脱させる構成でも良い。
【0018】上記構成の蛍光測定装置の動作について説
明する。図1において、レーザ光源1から射出したレー
ザ光は、コレクターレンズ2で平行光束とされ、ダイク
ロイックミラー3で反射されてから集光レンズと共用の
対物レンズ4を介して標本5に照射される。この照明光
により標本5の蛍光試薬が励起されて生じた蛍光は、対
物レンズ4により集光され、ダイクロイックミラー3を
透過後、フィルターホイール7の蛍光フィルター8を透
過するが、この際、蛍光フィルター8により特定の波長
のみが透過される。蛍光フィルター8を透過した光は、
結像レンズ9により集光されてCCDカメラ10上に結
像され、その受光強度を測定する。
【0019】標本5に添加する蛍光試薬としては、図7
に示した蛍光強度分布の特性を持つ、蛍光のピーク波長
が570nmで発光領域が狭い蛍光試薬Aと、ピーク波
長が600nmで発光領域が狭い蛍光試薬Bの近接する
2つの蛍光試薬を使用した。この標本5から発せられる
2つの波長の蛍光強度を取得する時に、それぞれの蛍光
フィルター8に他の蛍光が重ならないようにするため、
この実施形態では、ピーク波長が570nmで半値幅が
5nmと、もう1つはピーク波長が600nmで半値幅
が5nmの、非常に鋭いピークで狭い領域を透過する2
つの蛍光フィルター8A、8Bを使用する。図7におい
て、この蛍光フィルター8A、8Bのそれぞれのピーク
波長が透過する領域である最大透過率の特定波長域も同
様に8A、8Bで示している。
【0020】各蛍光フィルター8A、8Bはフィルター
ホイール7のフィルター枠11に取り付けられており、
フィルターホイール7を回転させて光軸を通る蛍光フィ
ルターを交換しつつ、CCDカメラ10で蛍光強度を取
得する。各蛍光フィルター8A、8Bを透過する領域は
狭いので、取得できる蛍光量は、図7の斜線部で示すよ
うに蛍光量A1、B1と比較的小さいものとなる。
【0021】蛍光フィルター8A、8Bは干渉フィルタ
ーから成っているので、光軸に対して蛍光フィルターの
傾きが変わると透過する波長がシフトする特性がある。
つまり、図5に示すように、蛍光のピーク波長が透過す
る領域(最大透過率の特定波長域)もa(破線)からb
(二点鎖線)へシフトすることになる。この時のシフト
する波長は干渉フィルターの干渉条件から求めることが
できる。
【0022】一般的な干渉フィルターの干渉条件は、蛍
光が当該フィルターに対して最大の透過率を示す時の蛍
光の波長(以後、最大透過率の波長と言う)をλ、干渉
フィルターの厚みをt、境界による屈折角をφとする
と、次の式で表すことができる。 2t・cosφ=mλ ここで、mを定数とし、干渉条件も一定とした時、波長
λはcosφに比例する。φは屈折角であるがスネルの
法則により入射角と共役なので入射角と同等と考えて良
い。このことは、入射角φを大きくしていけばcosφ
の値が小さくなって行くので、同時に波長λも小さく
(短く)なって行くことを意味する。したがって、蛍光
フィルター8における蛍光の最大透過率の波長λは、図
5に示したように、蛍光フィルター8を徐々に傾けて光
軸の入射角を大きくしていくと、aからbへ連続的にシ
フトさせることができる。
【0023】そこで、蛍光試薬Bに製造バラツキがある
ために、発せられる蛍光のピーク波長がシフトする(図
8、従来技術参照)ことに合わせて、蛍光フィルター8
Bをステッピングモータで回転機構13を駆動して回転
させ、その入射面を光軸に対して直交する方向から所定
角度だけ傾斜させて光軸の入射面に対する入射角φを大
きくする。これにより、蛍光フィルター8Bの最大透過
率の特定波長域を波長の短い方へシフトさせる。すなわ
ち、図6に示すように、蛍光の595nmへずれたピー
ク波長と蛍光フィルター8Bの最大透過率の特定波長域
とを一致させることにより斜線部で示す蛍光量B3を取
得することができる。この蛍光量B3は発光領域が狭い
蛍光試薬Bから発せられる蛍光から取得できる最大のも
のである。
【0024】このように、回転駆動機構14をモータで
駆動してフィルターホイール7を回転させることによ
り、複数の蛍光試薬A、Bから発せられる蛍光のピーク
波長に対応した蛍光フィルター8A等を光軸上に配置す
るフィルター交換を任意に行うことができると共に、そ
れぞれの蛍光フィルター8A等は、独立して、光軸方向
に直交する方向から傾けることができるので、各蛍光試
薬A、B毎の製造バラツキによるピーク波長のずれに対
応して蛍光フィルターの最大透過率の波長域をシフトさ
せることができ、最大の蛍光量を取り込むことができ
る。
【0025】また、予め、蛍光測定前に各蛍光のピーク
波長に対応する蛍光フィルターに交換し、それぞれの蛍
光量が最大となるようにフィルターを傾けておくことに
より、測定中において蛍光フィルターを回転させて調整
する必要がなくなり、標本に余分なダメージを与えるこ
ともなく、退色も最小限にすることができる。そのた
め、測定中に蛍光フィルターを交換することがあって
も、余分な時間をかけることなく蛍光の受光量を最大に
することができる。この場合、プレスキャンが必要であ
る。つまり、各蛍光試薬に対して、蛍光フィルターを傾
斜させながら、光源からの光を照射し、蛍光量が最大と
なるところの蛍光フィルターの傾斜度を確認し、これを
記憶する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数の蛍光フィルターを、フィルター選択手段の一
部のフィルター保持部材にて傾斜可能に保持し、且つ、
この蛍光フィルターの最大透過率を示す特定波長域をシ
フトするために、当該フィルターの入射面を光軸に対し
て直交する方向から必要角度だけ傾斜させるフィルター
傾斜手段を設けたので、フィルター選択手段により、蛍
光試薬から発せられる蛍光のピーク波長に応じた蛍光フ
ィルターを用いることができ、且つ、この蛍光試薬から
発せられる蛍光のピーク波長が、この試薬の製造バラツ
キによりわずかにシフトすることから生じる蛍光フィル
ターの最大透過率波長域とのずれを、フィルター傾斜手
段により修正できるため、蛍光試薬から発せられる蛍光
のピーク波長が所定の波長からはずれても簡単な構成に
より最大の蛍光量を取得することができる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す蛍光測定装置の光学
配置図。
【図2】図1の蛍光フィルターのフィルター保持部材お
よび回転機構を示す構成図。
【図3】図2のA−A断面を示す断面図。
【図4】回転機構の他の実施形態を示す構成図。
【図5】蛍光フィルターの透過領域のシフトを示す説明
図。
【図6】蛍光フィルターの透過領域をシフトさせた状態
を示す特性線図。
【図7】蛍光のピーク波長と蛍光フィルターの透過領域
を示す特性線図。
【図8】蛍光のピーク波長がシフトしてズレが生じた状
態を示す特性線図。
【符号の説明】
1 光源 2 コレクターレンズ 3 ダイクロイックミラー 4 対物レンズ 5 標本 7 フィルター保持部材(フィルターホイール) 8、8A、8B 蛍光フィルター 10 CCDカメラ 11 フィルター枠 12 軸 13 回転機構 14 回転駆動手段(回転駆動機構)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光束の内の特定の波長を反射さ
    せて標本に照射し、標本から発せられる蛍光を透過する
    ダイクロイックミラーと、 前記蛍光に対応する特定の波長域を透過させる蛍光フィ
    ルターである干渉フィルターと、 前記蛍光フィルターを傾斜可能に保持するフィルター保
    持部材と、該蛍光フィルターの入射面の光軸に対する傾
    斜角を調整可能なフィルター傾斜手段を設けたことを特
    徴とする蛍光測定装置。
  2. 【請求項2】前記フィルター保持部は、複数の蛍光フィ
    ルターを保持し、前記標本から発せられた蛍光に応じ
    て、前記複数の蛍光フィルターから1つの蛍光フィルタ
    ーを選択するフィルター選択手段を備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の蛍光測定装置。
  3. 【請求項3】前記フィルター保持部材は円盤形状であっ
    て、前記フィルター選択手段は、このフィルター保持部
    材と、このフィルター保持部材の中心部を支持し、当該
    保持部材を任意に回転可能とする回転駆動手段とから成
    っており、この回転駆動手段で前記フィルター保持部材
    を回転させて前記蛍光フィルターの選択を行うことを特
    徴とする請求項2記載の蛍光測定装置。
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