JP2003013826A - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

エンジンの燃料供給装置

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JP2003013826A
JP2003013826A JP2002137163A JP2002137163A JP2003013826A JP 2003013826 A JP2003013826 A JP 2003013826A JP 2002137163 A JP2002137163 A JP 2002137163A JP 2002137163 A JP2002137163 A JP 2002137163A JP 2003013826 A JP2003013826 A JP 2003013826A
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valve
passage
engine
intake
fuel
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JP2002137163A
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Minoru Osuga
大須賀  稔
Takashige Oyama
宜茂 大山
Toshiji Nogi
利治 野木
Junichi Yamaguchi
純一 山口
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼室への燃料付着を防止しつつ、燃料微粒
化向上を図って、燃焼室の混合気形成を良好にし、燃焼
効率,排気浄化を高める。 【解決手段】 噴射弁3が吸気通路の絞り弁15下流に
配置される。絞り弁15上流をバイパスする通路8から
差圧を利用して絞り弁上流の空気を噴射弁3の噴射口の
周囲9a,9bから吹き出す。バイパス通路8から吹き
出す高速空気流が噴射燃料を囲んで燃料の拡散を防止し
つつ該燃料を吸気弁2のヘッド上面のうち燃焼室中央寄
りの位置或いは吸気弁・シート間5の燃焼室中央寄りに
位置に導く。高速空気流形成手段は燃料及び空気流を案
内させるパイプであってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気通路に燃料噴
射弁を備えたエンジンの燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より広く実用化されている吸気ポー
ト燃料噴射装置(燃料供給装置)では、第8回内燃機関
合同シンポジウム講演論文集(’90−1−24,2
5,東京)の177頁〜181頁の“ガソリン機関の混
合気形成に関する研究”に開示されている如く、燃料噴
射弁の噴射燃料は、対向するシリンダ壁面の局所部分に
衝突,付着し、徐々に蒸発し、シリンダ内のスワールに
よって輸送されるものであった。
【0003】また、実開昭61−80365号、実開平
1−76560号、実開平2−141678号、実開平
2−141679号公報等に開示されるように、燃料噴
射弁の噴射孔の周囲に、絞り弁を迂回した補助空気通路
を用いて絞り弁上流からの空気を吹き出させて燃料微粒
化を図ったものや、特開昭61−16261号、特開昭
61−226563号公報に開示されるように、燃料噴
射弁の噴射燃料を吸気ポート付近の吸気通路壁に衝突さ
せると共に、吸気ポート壁に絞り弁上流からの空気を吹
き出させるスワール通路を設けたり、 特開昭59−2
31133号公報に開示されるように、エンジンの吸気
弁近くに絞り弁上流の空気を導くパイプを設けたもの等
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようする課題】前述したように、従来よ
り種々の燃料供給装置が提案されているが、燃料の大部
分は吸気通路壁面や吸気弁に衝突したり、吸気弁のとこ
ろで曲がる空気流に運ばれてシリンダの燃焼室壁面に衝
突するが、このような方式によれば、吸気通路壁面,吸
気弁,シリンダ壁面に付着したその一部が蒸発しきれず
に液状のまま燃焼室に入りやすい。その結果、気化され
ない燃料が不完全燃焼されて排気されるので、未燃炭化
水素の量が多くなる原因となり、また、燃焼室内に導入
される混合気が不均一となって下部に濃いガス層を形成
して、燃焼効率を低下させる原因となる。
【0005】そのため、従来は、噴射弁の燃料噴射タイ
ミングを吸気行程前にして、吸気通壁面,吸気弁等に付
着した燃料を熱により気化させているが、これだけで
は、液状燃料の気化としては充分ではなく、特に低温始
動時には充分ではない。
【0006】このような問題に対処するため、従来はピ
ストンの形状を複雑にし、スキュッシュ効果によって、
混合気に乱れを与えて混合気を均一にする方法が上記論
文に記載されているが、ピストンの形状が複雑になり、
かつ、表面積が増し、熱損失が増大しやすい。
【0007】その他の対策としては、噴射弁の燃料を1
0ミクロンメータ以下に微細にする必要がある。しか
し、気流による燃料の微粒化,超音波による微粒化等は
少量のの燃料を処理できるだけで、また、壁面,吸気弁
等に付着して液膜化される問題を残しているため、充分
な効果を上げるまでは至っていない。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、上記問題を解消して燃焼室の混同気形成を良好に
し、燃焼効率,排気浄化を高めることのできる燃料供給
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、基本的には次のような課題解決手段を提案
する。
【0010】(1)一つは、エンジンの吸気通路に燃料
噴射弁を備えた燃料供給装置において、少なくとも低負
荷運転時に高速空気流を形成する手段を有し、この高速
空気流及び前記燃料噴射弁の噴射燃料がエンジンの吸気
弁のヘッド上面のうち燃焼室中央寄りの位置或いは吸気
弁・シート間の燃焼室中央寄りの位置に集中的に到達す
るよう設定したものを提案する。
【0011】(2)もう一つは、エンジンの吸気通路に
燃料噴射弁を備えた燃料供給装置において、少なくとも
低負荷運転時にエンジンの吸気弁・シート間の気流を縦
方向の流れにする縦方向気流形成手段を備えたものを提
案する。
【0012】(3)もう一つは、燃料噴射弁の噴射口に
パイプを接続して、このパイプにより、噴射燃料をエン
ジンの吸気弁のヘッド上面のうち燃焼室中央寄りの位置
或いは吸気弁・シート間の燃焼室中央寄りの位置に導く
ものを提案する。
【0013】そのほか、2吸気弁/シリンダ型エンジン
についての混合特性をよくするための手段も種々提案す
るが、これについては、実施例で説明する。
【0014】
【作用】(1)の課題解決手段によれば、低負荷等の部
分負荷運転時であっても、高速空気流形成手段を用いて
高速の空気流を局部的に発生できる。そして、例えば、
吸気行程の前に噴射燃料を吸気弁に衝突させると、その
衝突位置となるヘッド上面の燃焼室中央寄りに局部的な
液膜が形成される。
【0015】この状態でヘッドの付着燃料は熱で気化
し、また気化されない付着燃料は、上記噴射燃料衝突と
同位置或いはその近傍の吸気弁・シート間の燃焼室中央
寄りの位置を狙った高速の空気流により吹き飛ばされて
微粒化すると共に、高速空気流が吸気弁を通過する時の
ベンチュリ効果により燃料気化が促進される。
【0016】そして、この気化燃料(微粒化燃料を含
む)及び高速空気流は、燃焼室の中央寄りに入るので、
シリンダ壁(燃焼室壁)への燃料の再付着を防止すると
共に、焼室に発生する渦流により中央から撹拌されてそ
の周りに拡散し燃焼室全体に良好な混合気を形成する。
【0017】また、吸気行程時に燃料を噴射させる場合
であっても、吸気弁・シート間のうち燃焼室中央寄りの
位置に燃料と高速空気流を通すと、吸気弁が開いた時に
吸気弁を通過する高速気流のベンチュリ効果により燃料
が微粒化され、しかも吸気弁,シート間に一部燃料が付
着しても、これも高速空気流の吹き飛ばしにより微粒化
する。そして、微粒化燃料は、燃焼室中央にストレート
に入り、この時に高速空気流により生じる渦流により撹
拌されるので、上記同様の作用がなされ、良好な混合気
形成を実現する。
【0018】上記の作用は、吸気通路内の空気流速が低
速状態にある低負荷運転等の部分負荷運転領域におい
て、強制的に高速空気流を形成して良好な混合気形成を
助長するので、特に有効である。高速負荷運転の場合に
は、吸気通路内の気流が高速状態にあるため、このよう
な高速空気を作る手段の力を借りなくとも良好な混合気
形成が可能である。
【0019】なお、低負荷運転時の高速空気流の形成
は、例えば、絞り弁の上下流に差圧を利用してバイパス
通路等で絞り弁上流の空気を絞り弁下流に導き、そのバ
イパス通路の出口,空気吹き出し方向等を工夫すること
で達成される。
【0020】(2)の課題解決手段によれば、従来の吸
気弁のスロープに沿った流れ(横方向の流れ)と異な
り、吸気弁・シート間の気流が縦方向になり、燃焼室内
には小さな縦方向渦流を発生させて、微粒化燃料がこの
微小な渦に乗って燃焼室中央から拡散していく。その結
果、壁面付着は防止でき燃焼室内に均一な混合気が形成
される。
【0021】(3)の課題解決手段によれば、パイプに
より燃料が拡散することなく、噴射される燃料をエンジ
ンの吸気弁上面のうち燃焼室中央寄り或いは吸気弁・シ
ート間のうち燃焼室中央寄りの位置に導かれるので、
(1)の作用同様に、微粒化燃料を燃焼室の中央に導く
ことで、シリンダ壁面への燃料の付着を防止でき、良好
な混合気形成を図れる。
【0022】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0023】図1〜図4に本発明の第1実施例を示す。
本実施例は、請求項1,2の具体例である。
【0024】エンジン1は通常のガソリンエンジンであ
る。吸気通路22の絞り弁15下流位置で吸気弁の2近
くに燃料噴射弁3が配置してある。燃料噴射弁(以下、
噴射弁とする)3は例えば、電磁噴射弁が使用される。
噴射弁2のノズルボディ4の燃料噴射口4a,4bは吸
気弁2のヘッド上面のうち燃焼室10の中央側に向いて
いる。
【0025】ノズルボディ4の周りに空気ノズルボディ
6が設けられて、燃料噴射口4a,4bの先端周縁に空
気ノズルボディ6の噴口9a,9bが配設してある。
【0026】噴口9a,9bは、吸気通路22の絞り弁
15をバイパスさせた通路8の空気吹出口となるもの
で、バイパス通路8の入口が絞り弁15上流に開講す
る。
【0027】噴口9a,9bは例えば2個で、その形
状,角度,位置は、噴射弁3から噴射される燃料が空気
噴口9a,9bから吹き出される高速空気流に囲まれて
吸気弁2のヘッド上面のうちシリンダ10壁から離れた
所(ここでは点火プラグ11に近い燃焼室中央寄り)に
集中的に到達するように設定してある。高速空気流は、
例えば低負荷運転のような絞り弁上下流の圧力差が大き
くなった場合に生じる。
【0028】空気噴口9a,9bからの噴流は、斜めに
衝突して横断面が楕円状の噴流(空気流)が合成され、
且つ2個の噴口9a,9bの孔径を異ならせることで、
噴流は破線B方向に偏向し、この中を通る噴射燃料も破
線B方向に偏向される。この偏向B方向が環状部(吸気
弁2とそのシート間)5のうち燃焼室10中央寄りの位
置、すなわち点火プラグ11に近い方となるように、噴
口9a,9bの設計をしておく。
【0029】本実施例では、エンジン1の吸気行程の前
に噴射弁3から燃料を噴出させる。
【0030】ノズル4から噴射した燃料は、部分負荷運
転時には、噴口9a,9bからの空気噴流に囲まれて拡
散することなくB方向の軌道に乗り、図2に示すように
吸気弁2のヘッド上面における点火プラグ11に近い位
置に局所的に衝突する。吸気弁2が開くと、図3に示す
ように噴口9a,9bからの高速空気流(この時、ノズ
ル4からは燃料が噴射されていない)が環状部5のうち
燃焼室中央寄りの位置を通過し、これにより吸気弁2に
付着した燃料が吹き飛ばされて微粒化されると共に、負
圧で吸引されるいわゆるベンチュリ効果により気化促進
されて、燃焼室10中央に入り、点火プラグ11近傍に
良好な混合気が形成される。
【0031】本実施例によれば、燃料が拡散することな
く吸気管壁,シリンダ壁,ピストン面に燃料が付着する
のを回避できる。
【0032】また、吸気弁2を通る空気Eは図3のE
1,E2で示すごとく燃料を包むように流入し、燃料は
E1の流れに乗って燃焼室中央に導かれ、シリンダ壁面
への再付着が防止される。
【0033】さらに、本実施例のもう一つの効果として
空気ノズル6の空気により燃焼室10内に微小な乱れを
つくることができ、この小さな渦流に微粒化燃料が燃焼
室中央から拡散していくので、混合気の均一形成を助長
する。
【0034】次に、エンジンの負荷が増大すると吸気管
22の圧力が増大し、噴口9a,9bの噴流Bの速度が
低下し、図4のAで示す如く燃料は環状部5に均一に供
給されるようになる。このときは、空気ノズル6が高速
空気流を形成しなくとも吸気弁2を通る空気のE1,E
2の速度が大きくなるので吸入空気によって燃料がDの
ごとく再微粒化される。
【0035】次に第2実施例を図5,図6により説明す
る。第2実施例は、請求項1,請求項2,請求項3の具
体例である。
【0036】本実施例はエンジン1の各シリンダ10が
2個の吸気弁2,21を有し、燃料噴射弁3のノズルボ
ディ4が2吸気弁に対応した複数の噴射口4a,4bを
有する方式の燃料供給装置である。
【0037】吸気通路22のうちシリンダ10近くの位
置に隔壁22′を設けて各吸気弁2,21に対応する分
岐通路22a,22bが形成され、この分岐通路の一方
22aには、エンジンの負荷に応じて開閉制御されるス
ワールコントロール弁(以下、SCVと略する)13が
設けてある。このSCV13は、高負荷の時に開、低負
荷の時に閉となる。
【0038】一方、燃料噴射弁3は絞り弁下流で分岐通
路22a,22bの中間に位置し、また、噴射弁のノズ
ルボディ4の周囲に空気ノズルボディ6を配する。空気
ノズルボディ6は、その噴口9,91が燃料噴射口4
a,4bの先端周囲に位置し、噴口9,91により、吸
気通路22の絞り弁をバイパスさせた空気通路8からの
絞り弁上流の空気を噴射する。噴口9,91は、低負荷
運転時に燃料噴射弁3の各噴射口4a,4bから噴射さ
れる燃料を分岐通路のうちSCV13の無い方22bに
偏向させる高速空気流(高速空気流は、低負荷運転時の
ように絞り弁上下流の圧力差が大きくなった場合に生じ
る)が吹き出すよう設定してある。これは、例えば、噴
口9,91を円形とし、噴口9の径Φ1と91の径Φ2
が異なるようにすれば(Φ1>Φ2)、噴口9,91か
ら出る空気噴流は衝突し、図6のCで示した如き楕円状
の噴流が形成され、しかも、上記のように径Φ1,Φ2
を異ならせることで、その空気噴流の力に差が生じて図
6のBのように偏向し、この中を通る噴射弁ノズル4
a,4bからの噴射燃料も一本化されて上記空気噴流の
偏向の影響を受ける。
【0039】そのため、偏向方向Bを図5のCに示すよ
うに吸気弁2・シート間の環状部のうち燃焼室10の中
央寄りに設定しておけば、燃料噴射弁3の噴射口4a,
4bから噴射される燃料は、低負荷運転時に空気ノズル
9,91から吹き出される高速空気流によりSCV13
の無い方の分岐通路22bに偏向されつつその対応の吸
気弁2の図5に示すC領域に集中的に案内される。従っ
て、噴射弁3から噴射される燃料は、この空気流に囲ま
れ拡散することなく、吸気弁2の環状部5の点火プラグ
11に近い位置Cに衝突する。そして、吸気弁2が開く
と、空気噴流Bによって第1実施例でも述べた作用と同
様にしてC位置の付着燃料が再微粒化されて燃焼室10
の点火プラグ11近くに供給される。
【0040】さらに、本実施例では、低負荷運転時に
は、SCV13が閉じることで、シリンダ11内には片
側の分岐通路からの空気流により渦流が発生し、このス
ワールが燃焼室中央に入る微細燃料を全体に拡散させ、
良好な混合気を形成する。
【0041】負荷が増大して高負荷運転になるとSCV
13が開く。この場合には、絞り弁の上下流の差圧が小
さい状態にあるため、噴口9,91からの高速空気流が
生ぜず、噴射される燃料は、それぞれ別れて分岐通路2
2a,22bを通り、各吸気弁21,22に衝突する。
【0042】この場合には、吸気通路22の空気流速が
速いために、燃料は吸気弁2,21を通る吸入空気によ
って微粒化される。
【0043】噴射弁3の構造を図6に示す。噴射弁3の
ノズルボディ4には、燃料噴射口4a,4bが設けられ
ている。弁31は電磁コイルの電磁力により引き上げら
れる。噴射弁3はシール23を介して吸気管22に取付
けられる。ノズルボディ4の先端に空気ノズルボディ6
が取付けられ、その噴口91,92が設けてある。空気
ノズル6には、吸気管22に設けられたバイパス通路8
を介して絞り弁上流から空気が導入される。
【0044】本実施例によれば、1シリンダにつき2吸
気弁仕様のエンジンであっても、第1実施例同様の効果
を得る。
【0045】図7は上記第1実施例,第2実施例と比較
するため例示した従来の2吸気弁/1シリンダ仕様のエ
ンジンの燃料供給装置で、噴射弁1から噴射された燃料
は、吸気弁2,21を通りシリンダ10に入る。そのと
き、シリンダ壁のF1,F2部に燃料が付着する。ま
た、図8は、上記第1,第2実施例と比較するため例示
した1吸気弁/1シリンダ仕様のエンジンの燃料供給装
置で、吸気通路のうちシリンダ近くの位置に分岐通路が
形成され、この分岐通路の一方にSCV13′が設けて
ある。この場合、部分負荷運転時にSCV13′を閉じ
て、SCV13′無しの分岐通路に燃料及び吸入空気を
導入した場合、噴射弁3から噴射された燃料は、吸気弁
2を通り、シリンダ4のF3部に付着する。
【0046】これらの図7,図8の燃料供給装置では、
壁面付着燃料は、壁から熱をもらって蒸発するが、スワ
ールによって、シリンダの中心に移動することはなく、
混合気を均一にするためには、強力なスキュッシが必要
である。縦スワールを生じさせても、中心部に燃料蒸気
が移動するのは困難である。なお、第2実施例でもSC
V13を用いているが、この場合には、燃焼室中央に微
粒化燃料が集中して入り、これが中央からその周りに拡
散されるので、図8のような不具合は生じない。
【0047】すなわち、以上のような問題を解消するに
は、第1,第2実施例のように、吸気弁2のヘッド上面
のうち燃焼室中央寄りの位置(点火プラグに近い位置)
に吸気行程の前に噴射燃料を集め、これを空気ノズルか
らの高速空気流によるベンチュリ効果により再微粒化す
れば達成できる。
【0048】図9(a)に、従来の別のタイプのエンジ
ンの燃料供給装置を示す。
【0049】この従来例において、噴射弁50から吸気
通路51に噴射された燃料は、吸気通路52の吸気ポー
トで曲がる空気流に運ばれるが、空気流はヘッド上面の
スロープにそって流れが横方向になってしまい、この空
気流に乗る噴射燃料が燃焼室壁面53に衝突して液膜5
4を形成する。その結果、液膜が不完全燃焼して、排気
され、未燃炭化水素の量が多くなる原因となる。この問
題は特に、部分負荷運転域に生じる。
【0050】これを防止するためには、図9(b)に示
すように、吸気通路51の絞り弁下流に燃料噴射弁50
を設けるほかに、エンジンの吸気弁52近くに低負荷運
転時に高速空気流を形成する手段、例えば補助空気通路
57を配設し(高速空気流の形成手段の具体例について
は、後述する)、この補助空気通路57の吹出口が、吹
き出される補助空気が吸気弁52の通過位置で縦方向の
流れとなる吹出角度を設定することで達成される。
【0051】このようにすれば、部分負荷運転時であっ
ても、補助吸気通路57からの高速空気流56に燃料を
乗せて燃焼室中央部に混合気を形成することができ、燃
料は燃焼室壁面53に衝突することがないので、燃料付
着をなくして、燃焼効率を良好にし排気中の未燃炭化水
素の量は大幅に低減される。
【0052】図10に図9(b)の原理を実現させるた
めの一例(第3実施例)を示す。本例は、請求項5,請
求項6の具体例である。
【0053】本実施例は、燃料噴射弁60が吸気通路6
9の絞り弁67下流側に配置され、吸気通路69のうち
絞り弁67下流の通路を上下に主空気通路66と補助空
気通路63とに分け、下側通路となる主空気通路66に
補助弁64が設けてある。補助弁64は、アクチュエー
タを用いて低負荷運転時に閉じるように制御するか、絞
り弁67と連動するようにする。補助空気通路(上側通
路)63の吹出口は、吸気弁61のヘッド周縁のうち燃
焼室68の中央寄りの位置に向けて空気を吹き出すよう
設定する。噴射弁60は、噴射燃料が吸気弁61のヘッ
ドのうち燃焼室中央寄りに噴射されるようにしてある。
【0054】67は絞り弁67をバイパスして絞り弁上
流の空気を噴射弁60のノズルに導入して噴射燃料を微
粒化させるもので、以下の効果を奏するには、バイパス
67がなくともよい。
【0055】上記の構成において、部分負荷運転時には
補助弁64が閉じられる。これにより、絞り弁67下流
に流れる空気は開口面積を絞った補助空気通路63に導
かれるので、空気流速が増大し、高速空気流が形成され
る。
【0056】噴射弁60から噴射された燃料は、吸気弁
61上の燃焼室中央側に衝突する。この噴射された燃料
に、ちょうど吸気弁61上で当たるように、補助空気通
路63からの空気流62を供給する。補助弁64を閉じ
た場合、エンジンに吸入される空気は、大部分、補助空
気通路63を流れる。これにより、縦方向の空気流65
が燃焼室内に形成される。この渦により混合気は横方向
に進むことなく、また、燃料は気流に乗って燃焼室中央
側に集中的に供給されるので、壁面への付着は防止でき
る。
【0057】また補助弁64を閉じているので、燃料6
6に空気流は当たらず、噴霧方向は曲げられず、吸気弁
61上の狙った位置に直進する。
【0058】全開運転時には、補助弁64は開かれ、吸
気抵抗無しにエンジンに空気が吸入される。
【0059】図11は、図10の実施例の原理を2吸気
弁/シリンダ型のエンジンに応用したもの(第4実施
例)で、請求項7の具体例である。
【0060】燃料噴射弁73が2吸気弁に対応した複数
の燃料噴射口を有し、吸気通路76のうちシリンダ近く
の位置に吸気弁70,70に対応する分岐通路76a,
76bが形成される。
【0061】分岐通路は、それぞれメイン流路76a′
(76b′)と補助空気通路(縦方向気流形成手段)7
6a”(76b”)とに分けてある。メイン流炉76
a′及び76b′は補助弁71により開閉制御される。
ここでも、燃料は絞り弁74をバイパスした空気通路7
5から供給される空気流で微粒化してあるが、バイパス
75の無い方の噴射弁であってもよい。補助弁71は、
絞り弁74と連動するようにしてもよいし、低負荷時に
開くように吸気管76の負圧により動作するよう負圧ダ
イアフラムで駆動しても良い。
【0062】図12も図10の応用例(第5実施例)
で、請求項8の具体例である。
【0063】本実施例も、エンジンは2吸気弁/シリン
ダ型で、吸気通路84のうちシリンダ85近くの位置に
各吸気弁80に対応する分岐通路84a,84bが形成
され、この分岐通路の一方84bにのみ燃料噴射弁81
から燃料が噴射されるようにしてある。図12(b)は
横からみた図で、分岐通路84bのシリンダ近くが上下
に二つに分けられ、この分けた通路のうち下側通路にエ
ンジンの負荷状態に応じて開閉制御される補助弁82が
設けられ、上側通路83を縦方向気流形成手段として機
能するよう設定してある。
【0064】本実施例では、一方の吸気弁からは燃料と
空気の混合気が供給され、もう一方の吸気弁からは空気
のみが供給される。このようにすると、燃焼室85内の
混合気分布をある部分を濃く、ある部分を薄くすること
ができ、燃焼室全体では薄い混合気で燃焼させ、リーン
バーンモードを得ることができる。
【0065】また、部分負荷運転時に補助弁82を閉じ
ると、空気が上半分の通路83を通り、吸気弁80の燃
焼室85中央に縦方向の流れとなって流入し、縦渦を形
成する。この渦により、混合気が撹拌され、混合気分布
が均一となる。
【0066】図13に第6実施例を示し、請求項9の具
体例である。本実施例は、1吸気弁/シリンダの吸気通
路107の絞り弁104下流の一部を上下に通路を分け
て、その下側通路107bに補助弁103を設け、この
補助弁103が閉じた時に上側の通路107bが第5実
施例同様の縦方向気流形成手段として機能するようにし
てある。105は噴射弁106の先端部に空気を導く燃
料微粒化用のバイパスである。
【0067】本実施例によれば、補助弁103を閉じた
時に吸気管の上半分の通路107bに空気が流れること
で、吸気弁89の燃焼室中央部に縦方向の流れの空気が
流入し、燃焼室中央に縦方向の渦流を発生して燃焼室内
を良く撹拌して良好な混合気を形成する。
【0068】図14に第7実施例を示す。本実施例は請
求項10の具体例である。
【0069】本実施例も燃料噴射弁95が吸気通路96
の絞り弁91下流側に配置されるが、補助弁は設けてい
ない、補助空気通路90が、絞り弁91をバイパスした
形で形成されている。補助空気通路90から導入する絞
り弁上流からの空気(補助空気)は、吸気弁94近くに
吹き出し、吸気弁94とそのシート間のうち燃料室中央
寄りの位置に向けて縦方向の空気流を形成するようにし
てある。
【0070】このため、絞り弁91が全開以外の時(部
分負荷運転時)には、補助空気通路90を通って空気が
流れ、吹き出し孔93からは、高速の空気流が噴出す
る。この空気流は、吸気弁94の、燃焼室中央側に衝突
するように噴射する。このため、燃焼室の中央部には、
微小な渦が形成される。この渦により、混合気が撹拌さ
れて、燃焼室内の混合気分布が均一になる。
【0071】また、本実施例では、補助空気通路90
に、アイドル運転時に閉じるカット弁95を設けてもよ
い。アイドル運転時には、要求空気量が少ないので、補
助空気を流すと回転数が増加してしまい燃費が悪くなる
ためである。
【0072】さらに精度を高めるには、図15の第8実
施例に示すように、補助空気通路90に制御弁(電磁
弁)124を用いるとよい。125は電磁弁124の制
御ユニットである。
【0073】図16に電磁弁124の制御動作のタイム
チャートの一例を示す。(イ)はある気筒の吸気の状態
を示している。この吸気状態の時に、(ロ)のように電
磁弁124を開けて補助空気を供給し、燃焼室内に微小
な渦流を形成する。吸気行程以外の時に補助空気を流し
ていると、吸気弁近くに残った燃料が、吸気管の上流に
吹き上がるため、上記のような電磁弁制御を行えばこれ
を防止できる。
【0074】またアイドル運転時などは、吸気量が多く
なり、回転数が増加してしまう。
【0075】(ハ)は、別の気筒の吸気行程を示してい
る。これに対応して、(ニ)のように電磁弁124を動
作させる。
【0076】図17に、第8実施例の変形例(第9実施
例)を示す。図16の電磁弁124の代わりに分配器1
26を設けた。分配器126は、補助空気を各気筒に対
応した通路127a,127b,127c,127dに
供給する。供給するタイミングは、各気筒が吸気行程の
時に空気が流れるように分配器126を構成する。
【0077】この分配器126は、回転式で、128が
その駆動源で、例えばエンジンのクランクで駆動しても
良いし、エンジンの回転に同期して回転するモータでも
良い。 このような構成でも第8実施例同様の動作が可
能である。
【0078】また、上記第8実施例の電磁弁に代えて、
連続制御が可能な電磁弁を用いてアイドル回転制御ユニ
ットにより補助空気通路を開度制御してもよい。
【0079】図18は本発明の第10実施例で、請求項
12の具体例である。
【0080】本実施例は、エンジンの各シリンダが2個
の吸気弁109a,109bを有し、吸気通路107の
絞り弁下流が吸気弁に対応して二つに分岐され、この分
岐通路の一方107aにエンジンの負荷運転状態に応じ
て開閉制御される補助弁108が設けてある。補助弁1
08は部分負荷運転時に閉じ、全開負荷運転時に開く。
【0081】燃料噴射弁110は、図18(a)に示す
ように、補助弁108が開いている時には、分岐通路1
07a,107bの双方に向けて均等に燃料を噴射し、
補助弁無108が閉じる時には、図18(b)に示すよ
うに、補助弁無しの通路107bに燃料を偏向して噴射
するように設定してある。
【0082】図19に、図18の噴射弁先端の構成を示
した。図19(a)は、補助弁を閉じている時に、燃料
を一方の吸気弁に供給している状態である。113は、
例えば絞り弁上流から空気を導くバイパス通路の吹き出
し通路で、この通路113から噴出する高速空気流を、
計量オリフィス112からの噴射直後の燃料に当てるこ
とで燃料の軌道を偏向させている。この偏向角度は、図
18の通路107aである。
【0083】図19(b)は、空気通路113からの空
気流を止めた状態を示している。燃料は曲がることなく
まっすぐに噴出する。これは、図18の補助弁107が
開いた時に行われる。
【0084】本実施例によれば、補助弁107を閉じた
時には、吸気を一方の通路107aからのみ供給し、燃
焼室内に大きな渦を形成して、空気と燃料の撹拌を促進
させ、混合気形成を良好にする。補助弁107が閉じて
いる時には、これに噴射燃料が付着するのを防止する。
【0085】図20は第11実施例の部分断面図及びそ
の上面図、図21は本実施例を別の方向からみた図で、
請求項13の具体例である。
【0086】本実施例は、エンジンが2吸気弁/シリン
ダ型で、吸気通路96の絞り弁99下流が吸気弁100
a,100bに対応して二つに分岐してある。バイパス
通路96aは、吸気通路96の絞り弁99上流から補助
空気を取り入れ、絞り弁下流に吹き出す。バイパス通路
96aの空気吹出口96a′を、分岐通路近くの上流位
置で分岐通路の仕切壁97の一端面に対向させてある。
また、隔壁97及び空気吹出口96a′の延長線上で空
気吹出口96a′のすぐ近くの上流に燃料噴射弁98が
配置してある。
【0087】バイパス通路96aから供給される空気流
は、隔壁97の端面に衝突するように噴出する。このよ
うにすると、燃焼室中央部に微小な渦が形成される。噴
射弁98から噴出した燃料は、この渦にのって拡散しな
がら燃焼室に分散してゆき、燃焼室内の混合気分布が均
一になる。この場合、燃料は、吸気弁100a,100
bの外側101にはあまり噴射しないようにした方が良
い(外側に燃料を供給すると、燃焼室の壁に燃料が飛散
してゆき、付着燃料が発生するためである。)これは噴
射弁98の噴霧の方向性で達成することができる。
【0088】図22(a)は第12実施例を示し、請求
項14の具体例である。
【0089】本実施例は、燃料噴射弁115の噴射口に
パイプ116を接続し、パイプ116を介して、噴射さ
れる燃料をエンジンの吸気弁117とそのシート間のう
ち燃焼室中央寄りの位置に導くようにした。このように
すると、噴射燃料が、吸気管118の気流に流されずに
直進し、狙った位置に到達する。
【0090】本実施例においても、噴射燃料が燃焼室壁
に付着するのを防止できる。
【0091】図22(b)は第12実施例の変形例(第
13実施例)で、請求項15の具体例である。燃料噴射
弁122が絞り弁121下流に配置され、絞り弁121
をバイパスする通路120から導入される絞り弁上流の
空気が燃料噴射弁121の噴射口周囲から吹き出す。燃
料噴射弁122の噴射口にはエンジンの吸気弁に向けた
パイプ119が接続され、パイプ119の角度は、噴射
された燃料をバイパス通路120から吹き出される空気
と共にエンジンの吸気弁117・シート間のうち燃焼室
中央寄りの位置に導くよう設定してある。
【0092】本実施例によれば、第12実施例同様の効
果を奏するほかに、吸気行程時に燃料噴射を行った場合
でも、バイパス通路120及びパイプ119を介して吹
き出される空気流によって、燃焼室内に微小な渦65が
形成され、この空気流により噴射弁122から噴射され
る燃料が微粒化され、混合気形成をより一層良好にし、
しかも、吸気行程時の燃料供給により燃料制御の応答性
を向上させることができる。
【0093】図23は第13実施例の変形例(第14実
施例)で、第13実施例と異なる点は、燃料噴射行程を
吸気行程前としたものである。
【0094】本実施例によれば、パイプ119を介して
吸気弁117に衝突した噴射燃料は、パイプ119を介
して吹き出される空気流により吸気弁117で微粒化さ
れる。この場合も、燃料は吸気弁上の燃焼室中央寄りに
パイプ119を開口する。
【0095】図24は上記パイプ119と噴射弁122
との接続構造を示す一例で、バイパス通路120からの
空気は噴射弁122の下部に設けたチャンバ123に供
給される。ここから、孔124を通ってパイプ119内
に供給される。パイプ119内では、噴射燃料が空気に
包まれるようにして、パイプ内壁に衝突することなくパ
イプの端部125から吹き出される。
【0096】図25は上記パイプ119の他の例で、パ
イプ119二重通路構造として、その内側通路119b
に噴射燃料を通し、外側通路119aにバイパス通路1
20からの空気を通すようにしてある。
【0097】パイプ119の内側通路119bは、連通
路127を介して吸気管118の圧力と同レベルにして
ある。外側通路119aから開口119a′を介して吹
き出される空気は燃料126と衝突し微粒化される。連
通路127がない場合には、パイプ内119bは、噴射
燃料により負圧になり、燃料が広がりパイプ内壁に付着
する。連通路127を設けると、吸気管内118の圧力
とパイプ内119bの圧力が等しくなって、燃料の広が
り防止ひいては燃料付着防止を図れる。
【0098】図26は本発明の第15実施例で、第12
〜第14実施例の変形例で請求項17,請求項18の具
体例である。
【0099】本実施例は、2吸気弁/シリンダ型のエン
ジンに適用したもので、吸気弁117aに対応する分岐
通路の一方118aにエンジンの負荷状態に応じて開閉
制御されるSCV108が設けられ、パイプ119は、
分岐通路のうちSCVの無い方118bに導入されてい
る。パイプ119は、一方の吸気弁117bのみに燃料
を供給し、吸気弁117bの燃焼室中央寄りの位置に供
給するようにしてある。
【0100】このようにすると、燃料は、燃焼室中心に
分布するようになり、点火プラグ131の着火性が向上
する。また、分岐通路118aの吸気ポートをSCV1
08で閉じると、燃焼室内にスワールが形成され、混合
気の形成,燃焼が促進される。
【0101】図27は第15実施例の変形例(第16実
施例)でパイプ119は吸気弁117bのヘッド中心に
燃料が供給されるように開口されている。このようにし
ても、燃焼室の中心に混合気を分布させることができ
る。
【0102】図28は、二重構造パイプ119の変形例
で、パイプ119の端部にくさび型部材135を設け
て、噴射燃料がここに衝突するように設定する。さら
に、くさび型部材135に外側通路119aから噴射さ
れた空気が当たるように、燃料の微粒化を図っている。
図29に図28のパイプ119を用いた実施例(第17
実施例)を示した。燃料はくさび部材135により二方
向に分割されて、各吸気弁117a,117bに分配さ
れる。
【0103】図30に二重構造パイプ119の他の例を
示す。パイプ119の外側通路119aを通った空気
は、端部119a′から吹き出される時に、吸気弁11
7上か、吸気弁117・シート136の隙間で衝突する
ように、空気吹出口119a′の方向を決める。このよ
うにすると、燃料は、直接燃焼室内に流入することがで
き、パイプ119から噴出する空気は燃料の微粒化に用
いられるばかりでなく、燃焼室内に微小な乱流137を
形成して、燃料の混合を促進する。さらに、この乱流に
より燃焼が促進される。
【0104】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、燃焼室壁
面への燃料付着を防止しつつ微粒化燃料を燃焼室に供給
できるので、燃焼室の混合気形成を良好にし、燃焼効
率,排気浄化を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図
【図2】第1実施例の燃料噴射後の吸気弁の燃料付着状
態を示す説明図
【図3】第1実施例の動作を示す説明図
【図4】第1実施例の動作を示す説明図
【図5】本発明の第2実施例を示す説明図
【図6】第2実施例に用いる噴射弁のノズル部を示す断
面図
【図7】従来例の問題点を示した説明図
【図8】従来例の問題点を示した説明図
【図9】(a)は従来例の問題点を示す説明図、(b)
は本発明の原理を示す説明図
【図10】本発明の第3実施例を示す説明図
【図11】本発明の第4実施例を示す説明図
【図12】本発明の第5実施例を示す説明図
【図13】本発明の第6実施例を示す説明図
【図14】本発明の第7実施例を示す説明図
【図15】本発明の第8実施例を示す説明図
【図16】第8実施例の動作状態を示すタイムチャート
【図17】本発明の第9実施例を示す説明図
【図18】本発明の第10実施例を示す説明図
【図19】第10実施例に用いる噴射弁のノズル部を示
す説明図
【図20】本発明の第11実施例を示す説明図
【図21】第11実施例の別の角度からみた図
【図22】(a)は本発明の第12実施例,(b)は第
13実施例を示す説明図
【図23】本発明の第14実施例を示す説明図
【図24】第13,第14実施例に用いる噴射弁及びパ
イプの一例を示す説明図
【図25】上記パイプの他の例を示す説明図
【図26】本発明の第15実施例を示す説明図
【図27】本発明の第16実施例を示す説明図
【図28】上記パイプの他の例を示す説明図
【図29】本発明の第17実施例を示す説明図
【図30】上記パイプの他の例を示す説明図
【符号の説明】 1…エンジン、2,21…吸気弁、3…噴射弁、4…噴
射ノズルボディ、4a…燃料噴射口、5…吸気弁・シー
ト間(環状部)、6…空気ノズルボディ、8…バイパス
通路(高速空気流形成手段)、9a,9b…空気吹出
口、9,91…空気吹出口、10…燃焼室、11…点火
プラグ、13…SCV、15…絞り弁、22′…仕切
壁、22a,22b…分岐通路、57…バイパス通路
(縦方向気流形成手段)、119…パイプ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月12日(2002.6.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】さらに、上記(1)(2)の好ましい態様
として、エンジンの吸気通路に燃料噴射弁を備えた燃料
供給装置において、前記吸気通路の絞り弁と吸気ポート
との間の通路部を上下に分けて、そのうちの下側の通路
に補助弁を設け、前記燃料噴射弁は、前記吸気通路の上
部に取付けられてエンジンシリンダの吸気弁に向けて燃
料噴射するように設けられ、この燃料噴射弁の噴射口の
周りに前記絞り弁をバイパスして絞り弁上流の空気を導
く構成としたものを提案する。また、前記上下に分けた
吸気通路のうち上側の通路の吹出口は、前記吸気弁のヘ
ッド周縁のうち前記エンジンシリンダの中央寄りの位置
に向けて空気を吹き出すよう設定され、前記燃料噴射弁
は、噴射燃料が前記吸気弁のヘッドのうち燃焼室中央寄
りに噴射されるようにしてあり、前記補助弁は、低負荷
運転時に閉じるように制御するか、絞り弁と連動するよ
うにしたものを提案する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 9/02 F02D 9/02 T 361 361C F02F 1/42 F02F 1/42 F F02M 51/02 F02M 69/00 310C 69/00 360B 310 360C 360 51/02 H 69/00 350A 350W (72)発明者 野木 利治 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 山口 純一 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 3G024 AA09 AA10 BA00 DA01 DA06 DA08 3G065 AA07 AA11 CA12 HA02 3G066 AA01 AB02 BA03 BA17 BA23 BA65 CE22

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気通路に燃料噴射弁を備え
    た燃料供給装置において、少なくとも低負荷運転時に高
    速空気流を形成する手段を有し、この高速空気流及び前
    記燃料噴射弁の噴射燃料がエンジンの吸気弁のヘッド上
    面のうち燃焼室中央寄りの位置或いは吸気弁・シート間
    の燃焼室中央寄りの位置に集中的に到達するよう設定し
    てあることを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記燃料噴射弁が前
    記吸気通路の絞り弁下流に配置され、前記高速空気流形
    成手段は、前記吸気通路の絞り弁をバイパスさせて絞り
    弁上流の空気を前記燃料噴射弁の噴射口の周囲から吹き
    出すバイパス通路で、そのバイパス通路から吹き出す高
    速空気流(高速空気流は、絞り弁上下流の圧力差により
    生じる)が前記燃料噴射弁の噴射燃料を囲んで燃料の拡
    散を防止しつつ該燃料を前記吸気弁のヘッド上面のうち
    燃焼室中央寄りの位置或いは吸気弁・シ−ト間の燃焼室
    中央寄りの位置に導くよう設定してあることを特徴とす
    るエンジンの燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記エンジンは2吸
    気弁/シリンダ型で、前記燃料噴射弁が2吸気弁に対応
    した複数の燃料噴射口を有し、前記吸気通路のシリンダ
    近くの位置に各吸気弁に対応する分岐通路が形成され、
    この分岐通路の一方には、エンジンの負荷に応じて開閉
    制御されるスワールコントロール弁(以下、SCVと略
    する)が設けてあり、且つ、前記高速空気流形成手段
    は、前記吸気通路の絞り弁をバイパスさせて絞り弁上流
    の空気を前記燃料噴射弁の各噴射口の周囲から吹き出す
    バイパス通路で、この吹き出される高速空気流が前記燃
    料噴射弁の各燃料噴射口から噴射される燃料を一本化し
    て前記分岐通路のうちSCVの無い方に偏向させつつ、
    該燃料を高速空気流と共に片方の吸気弁のヘッド上面の
    うち燃焼室中央寄りの位置或いは吸気弁・シート間の燃
    焼室中央寄りの位置に導くよう設定して成ることを特徴
    とするエンジンの燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3において、前記バ
    イパス通路の空気吹出口は、前記燃料噴射弁の燃料噴射
    口の周囲に複数配置され、これらの空気吹出口が径を異
    にしていることを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 エンジンの吸気通路に燃料噴射弁を備え
    た燃料供給装置において、少なくとも低負荷運転時にエ
    ンジンの吸気弁・シート間の気流を縦方向の流れにする
    縦方向気流形成手段を備えたことを特徴とするエンジン
    の燃料供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記吸気通路の絞り
    弁下流の通路が2つに分岐され、この分岐通路のうち、
    一方の分岐通路にエンジンの負荷に応じて開閉制御され
    る補助弁が設けてあり、該補助弁を閉じた時には、補助
    弁が無い方の分岐通路が前記縦方向気流形成手段として
    機能し、この補助弁無しの分岐通路を通過する空気が前
    記燃料噴射弁を迂回してエンジンの吸気弁・シート間の
    うち燃焼室中央寄りの位置に局部的に縦方向気流を形成
    するよう設定してあることを特徴とするエンジンの燃料
    供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記エンジンは2吸
    気弁/シリンダ型で、前記燃料噴射弁が2吸気弁に対応
    した複数の燃料噴射口を有し、前記吸気通路のうちシリ
    ンダ近くの位置に各吸気弁に対応する分岐通路が形成さ
    れ、前記縦方向気流形成手段が、前記分岐通路ごとに設
    けてあることを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記エンジンは2吸
    気弁/シリンダ型で、前記吸気通路のうちシリンダ近く
    の位置に各吸気弁に対応する分岐通路が形成され、この
    分岐通路の一方にのみ前記燃料噴射弁から燃料が噴射さ
    れると共に、この燃料噴射される側の分岐通路のシリン
    ダ近くが上下に二つに分けられ、この分けた通路のうち
    下側通路にエンジンの負荷状態に応じて開閉制御される
    補助弁が設けられ、上側通路を前記縦方向気流形成手段
    として機能するよう設定してあることを特徴とするエン
    ジンの燃料供給装置。
  9. 【請求項9】 請求項5において、前記吸気通路の絞り
    弁下流の一部を上下に通路を分けて、その下側通路にエ
    ンジンの負荷に応じて開閉制御される補助弁が設けてあ
    り、この補助弁が閉じた時に上側の通路が前記縦方向気
    流形成手段として機能するようにしてあることを特徴と
    するエンジンの燃料供給装置。
  10. 【請求項10】 エンジンの吸気通路に燃料噴射弁を備
    えた燃料供給装置において、前記燃料噴射弁が前記吸気
    通路の絞り弁下流に配置され、且つ前記吸気通路の絞り
    弁上流から補助空気を導入してエンジンの吸気弁近くに
    吹き出す補助空気通路を設け、前記補助空気通路は、前
    記吸気弁とそのシ−ト間のうち燃焼室中央寄りの位置に
    向けて縦方向気流の空気を吹き出すよう設定してあるこ
    とを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記補助空気通
    路には、アイドル運転時に閉じるカット弁或いはアイド
    ル回転数を制御するためのアイドル制御弁が配置されて
    いることを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  12. 【請求項12】 エンジンの吸気通路に燃料噴射弁を備
    えた燃料供給装置において、エンジンの各シリンダが2
    個の吸気弁を有し、前記吸気通路の絞り弁下流が前記吸
    気弁に対応して二つに分岐され、この分岐通路の一方に
    エンジンの負荷運転状態に応じて開閉制御される補助弁
    が設けてあり、前記補助弁が開いている時には、前記分
    岐通路の双方に向けて前記燃料噴射弁からの燃料が噴射
    され、前記補助弁が閉じる時には、前記燃料噴射弁の噴
    射燃料が前記分岐通路のうち補助弁無しの方に偏向する
    よう設定してあることを特徴とするエンジンの燃料供給
    装置。
  13. 【請求項13】 エンジンの吸気通路に燃料噴射弁を備
    えた燃料供給装置において、エンジンの各シリンダが2
    個の吸気弁を有し、前記吸気通路の絞り弁下流が前記吸
    気弁に対応して二つに分岐され、且つ、前記吸気通路の
    絞り弁上流から補助空気を取り入れるバイパス通路の空
    気吹出口を、前記分岐通路近くの上流位置で前記分岐通
    路の隔壁の一端面に対向させて成ることを特徴とするエ
    ンジンの燃料供給装置。
  14. 【請求項14】 エンジンの吸気通路に燃料噴射弁を備
    えた燃料供給装置において、前記燃料噴射弁の噴射口に
    は、噴射される燃料をエンジンの吸気弁のヘッド上面の
    うち燃焼室中央寄りの位置或いは吸気弁・シート間の燃
    焼室中央寄りの位置に導くパイプを接続して成ることを
    特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  15. 【請求項15】 エンジンの吸気通路に燃料噴射弁を備
    えた燃料供給装置において、前記燃料噴射弁が前記吸気
    通路の絞り弁下流に配置され、前記絞り弁をバイパスし
    て絞り弁上流の空気を前記燃料噴射弁の噴射口周囲から
    吹き出すバイパス通路を有し、且つ、燃料噴射弁の噴射
    口にはエンジンの吸気弁に向けたパイプが接続され、こ
    のパイプの角度は、噴射された燃料を前記バイパス通路
    から吹き出される空気と共にエンジンの吸気弁のヘッド
    上面のうち燃焼室中央寄りの位置或いは吸気弁・シート
    間の燃焼室中央寄りの位置に導くよう設定して成ること
    を特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記パイプは二
    重通路構造として、その内側通路に噴射燃料を通し、外
    側通路に前記バイパス通路からの空気を通すようにして
    あることを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  17. 【請求項17】 請求項15又は請求項16において、
    前記エンジンは各シリンダに吸気弁を2個備え、これに
    対応して前記吸気通路のうちシリンダ近くが二つに分岐
    され、この分岐通路の一方にエンジンの負荷状態に応じ
    て開閉制御されるSCVが設けられ、前記パイプは、前
    記分岐通路のうちSCVの無い方に導入されていること
    を特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  18. 【請求項18】 エンジンの吸気通路に燃料噴射弁を備
    えた燃料供給装置において、エンジンの各シリンダが2
    個の吸気弁を有し、前記吸気通路の絞り弁下流が前記吸
    気弁に対応して二つに分岐され、且つ、前記燃料噴射弁
    が前記吸気通路の絞り弁下流に配置され、前記絞り弁を
    バイパスして絞り弁上流の空気が前記燃料噴射弁の噴射
    口周囲から吹き出すバイパス通路を有し、燃料噴射弁の
    噴射口にはエンジンの吸気弁に向けたパイプが接続さ
    れ、このパイプの出口を、前記吸気通路を分岐する隔壁
    の上流に該隔壁の端面と近い位置で対向させて成ること
    を特徴とするエンジンの燃料供給装置。
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