JP2003012006A - 注入排出栓 - Google Patents
注入排出栓Info
- Publication number
- JP2003012006A JP2003012006A JP2001195938A JP2001195938A JP2003012006A JP 2003012006 A JP2003012006 A JP 2003012006A JP 2001195938 A JP2001195938 A JP 2001195938A JP 2001195938 A JP2001195938 A JP 2001195938A JP 2003012006 A JP2003012006 A JP 2003012006A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nbsp
- check valve
- outer cylinder
- opening
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Bag Frames (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Taps Or Cocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】逆止弁の利点を生かしかつ漏洩の原因たるスト
ローの差込を必要とせず注入排出とも一体の栓でなさん
とするものである。 【構成】外筒と内筒とからなり袋体内部に突出した外筒
の先端には逆止弁を取り付け該逆止弁の取り付け部と、
袋体の周縁溶着部に取り付けた外筒の取り付け部との間
に排出用開口部を設け、袋体内部と外部とを外筒開口部
と内筒開口部を介して連通させ排出する。しかして内筒
上部のハンドルを回転させ外筒開口部と内筒開口部の位
置をずらし閉鎖する。
ローの差込を必要とせず注入排出とも一体の栓でなさん
とするものである。 【構成】外筒と内筒とからなり袋体内部に突出した外筒
の先端には逆止弁を取り付け該逆止弁の取り付け部と、
袋体の周縁溶着部に取り付けた外筒の取り付け部との間
に排出用開口部を設け、袋体内部と外部とを外筒開口部
と内筒開口部を介して連通させ排出する。しかして内筒
上部のハンドルを回転させ外筒開口部と内筒開口部の位
置をずらし閉鎖する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、逆止弁つき流体注
入口と排出口を一体に形成した栓に関するものである。 【0002】 【従来の技術】通常使用される栓は封入する流体が液状
の場合は問題ないが気体の場合は必要量注入してから封
印するまでに流出してしまう欠点がある。そのため柔軟
で扁平な容器に用いられる栓はフィルム製の逆止弁が多
く使用され、注入一方通行の逆流防止式である。このも
のは扁平で嵩張らず取り付けも簡単であり、必要量注入
し任意の充填量で停止しても逆流しないから至極便利で
ある。然しながら封入流体の排出には通常ストロー等を
挿入し、密着した弁を広げて流路を作り放出する。 【0003】勿論ストロー等が手元になければ排出不能とな
る欠点があり、排出用ストローは袋体内部に突出した逆
止弁の先端を経由してストロー先端を袋体内部に出さな
ければ排出できないが、フィルムで形成された逆止弁は
気密体の充填圧が高いと、上部取り付け部付近で捻られ
たように変形され、ストローの挿入を阻む状態となり、
無理に差し込む為に弁を破損する要因となる。又何回も
ストローの差し入れを繰り返すと、フィルムに拡張癖が
ついて密着度が甘くなり逆止弁の機能が低下する欠点が
ある。従ってこの改善策として排出栓を別に設ける必要
が生じるのである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】逆止弁の利点を生かし
かつ漏洩の原因たるストローの差込を必要とせず注入排
出とも一体の栓でなさんとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】注入排出口を一体とし、
袋体内部に突出した注入口の先端に逆止弁を取り付ける
と共に該逆止弁の上部と、袋体の周縁溶着部に取り付け
た注入排出栓本体の取り付け部との間の外筒及び、内筒
に内側排出口を設け、該内側排出口の開閉を自在とす
る。 【0006】 【発明の実施の形態】外筒と内筒とからなり袋体内部に
突出した外筒の先端には逆止弁を取り付け該逆止弁の取
り付け部と、袋体の周縁溶着部に取り付けた外筒の取り
付け部との間に排出用開口部を設け、袋体内部と外部と
を外筒開口部と内筒開口部を介して連通させ排出する。
しかして内筒上部のハンドルを回転させ外筒開口部と内
筒開口部の位置をずらし閉鎖する。 【0007】 【実施例】図4に示す一部切り欠き図に逆止弁3の取り付
けを表しているが本発明の主体は流体の注入排出方法に
あるので、逆止弁の構成及び機能の関しては省略する。 【0008】外筒4は外形の断面が菱形に形成され、気密体周
縁溶着部と逆止弁との溶着を容易にしてい、かつ上部は
ガーダーリング10を形成し、内部に挿入される内筒5の
上部のツバ11及びハンドル12の上一部を除き周囲を囲み
保護している。ハンドル12の上一部を突出させているの
は回転操作を容易にする為であり、図4においてキャッ
プ13を示しているがガーダーリング10で保護出来るから
必ずしも必要としない。 【0009】内筒5の下部にはストッパー8が形成され、下端
より上に向け若干の長さの切り込み9が設けてある。内
筒5を上部より外筒4に差込むと切り込み9は間隙を狭め
て外筒4内部を通過する。通過し終わると間隙が復元
し、ツバ11とストッパー8とで差込位置が決められ、外筒
排口6と内筒排出口7の高さが合致する。 【0010】ハンドル12を回すと内筒排出口7が回転し外筒
排出口6から外れて閉鎖されて図1と同様逆止弁のみの機
構となり、ハンドル12を反対に回すと内筒排出口7が回
転し外筒排出口6とが合致し袋体内部と外部が連通され
排出可能となって排出栓単独の機構同様となる。 【発明の効果】本発明に係る注入排出栓は逆止弁を注入
専用としたから反復使用でも損なうことなく逆止弁本来
の機能を十分発揮させ、排出は逆止弁の存在と関係ない
別途の排出機構とし、かつ、注入排出を一体化したから資
材費加工費とも低廉とし、操作も簡単に出来るのであ
る。
入口と排出口を一体に形成した栓に関するものである。 【0002】 【従来の技術】通常使用される栓は封入する流体が液状
の場合は問題ないが気体の場合は必要量注入してから封
印するまでに流出してしまう欠点がある。そのため柔軟
で扁平な容器に用いられる栓はフィルム製の逆止弁が多
く使用され、注入一方通行の逆流防止式である。このも
のは扁平で嵩張らず取り付けも簡単であり、必要量注入
し任意の充填量で停止しても逆流しないから至極便利で
ある。然しながら封入流体の排出には通常ストロー等を
挿入し、密着した弁を広げて流路を作り放出する。 【0003】勿論ストロー等が手元になければ排出不能とな
る欠点があり、排出用ストローは袋体内部に突出した逆
止弁の先端を経由してストロー先端を袋体内部に出さな
ければ排出できないが、フィルムで形成された逆止弁は
気密体の充填圧が高いと、上部取り付け部付近で捻られ
たように変形され、ストローの挿入を阻む状態となり、
無理に差し込む為に弁を破損する要因となる。又何回も
ストローの差し入れを繰り返すと、フィルムに拡張癖が
ついて密着度が甘くなり逆止弁の機能が低下する欠点が
ある。従ってこの改善策として排出栓を別に設ける必要
が生じるのである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】逆止弁の利点を生かし
かつ漏洩の原因たるストローの差込を必要とせず注入排
出とも一体の栓でなさんとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】注入排出口を一体とし、
袋体内部に突出した注入口の先端に逆止弁を取り付ける
と共に該逆止弁の上部と、袋体の周縁溶着部に取り付け
た注入排出栓本体の取り付け部との間の外筒及び、内筒
に内側排出口を設け、該内側排出口の開閉を自在とす
る。 【0006】 【発明の実施の形態】外筒と内筒とからなり袋体内部に
突出した外筒の先端には逆止弁を取り付け該逆止弁の取
り付け部と、袋体の周縁溶着部に取り付けた外筒の取り
付け部との間に排出用開口部を設け、袋体内部と外部と
を外筒開口部と内筒開口部を介して連通させ排出する。
しかして内筒上部のハンドルを回転させ外筒開口部と内
筒開口部の位置をずらし閉鎖する。 【0007】 【実施例】図4に示す一部切り欠き図に逆止弁3の取り付
けを表しているが本発明の主体は流体の注入排出方法に
あるので、逆止弁の構成及び機能の関しては省略する。 【0008】外筒4は外形の断面が菱形に形成され、気密体周
縁溶着部と逆止弁との溶着を容易にしてい、かつ上部は
ガーダーリング10を形成し、内部に挿入される内筒5の
上部のツバ11及びハンドル12の上一部を除き周囲を囲み
保護している。ハンドル12の上一部を突出させているの
は回転操作を容易にする為であり、図4においてキャッ
プ13を示しているがガーダーリング10で保護出来るから
必ずしも必要としない。 【0009】内筒5の下部にはストッパー8が形成され、下端
より上に向け若干の長さの切り込み9が設けてある。内
筒5を上部より外筒4に差込むと切り込み9は間隙を狭め
て外筒4内部を通過する。通過し終わると間隙が復元
し、ツバ11とストッパー8とで差込位置が決められ、外筒
排口6と内筒排出口7の高さが合致する。 【0010】ハンドル12を回すと内筒排出口7が回転し外筒
排出口6から外れて閉鎖されて図1と同様逆止弁のみの機
構となり、ハンドル12を反対に回すと内筒排出口7が回
転し外筒排出口6とが合致し袋体内部と外部が連通され
排出可能となって排出栓単独の機構同様となる。 【発明の効果】本発明に係る注入排出栓は逆止弁を注入
専用としたから反復使用でも損なうことなく逆止弁本来
の機能を十分発揮させ、排出は逆止弁の存在と関係ない
別途の排出機構とし、かつ、注入排出を一体化したから資
材費加工費とも低廉とし、操作も簡単に出来るのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の逆止弁つき気密袋の一例を示す一部切り
欠き一部省略の正面図である。 【図2】注入排出栓の一部品外筒に内筒をはめ込んだ様
を示す正面図である。 【図3】注入排出栓の一部品内筒の正面図である。 【図4】図2の底面図である。 【図5】図3の平面図である。 【図6】本発明の注入排出栓を気密袋取り付けた様を示
す一部切り欠き一部省略の正面図である。 【符号の説明】 1 気密袋 2 周縁シール 3 逆止弁 4 外筒 5 内筒 6 外筒排出口 7 内筒排出口 &
nbsp; &nb
sp; &nbs
p;
&n
bsp; &nbs
p;
&n
bsp; &nbs
p; 8 ストッパー 9 切り込み 10ガーダーリング 11ツバ 12ハンドル 13キャップ
欠き一部省略の正面図である。 【図2】注入排出栓の一部品外筒に内筒をはめ込んだ様
を示す正面図である。 【図3】注入排出栓の一部品内筒の正面図である。 【図4】図2の底面図である。 【図5】図3の平面図である。 【図6】本発明の注入排出栓を気密袋取り付けた様を示
す一部切り欠き一部省略の正面図である。 【符号の説明】 1 気密袋 2 周縁シール 3 逆止弁 4 外筒 5 内筒 6 外筒排出口 7 内筒排出口 &
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p; 8 ストッパー 9 切り込み 10ガーダーリング 11ツバ 12ハンドル 13キャップ
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3E064 EA12 FA07 HS07
3E084 AA06 AA12 AB01 AB10 BA02
BA03 CA01 CB02 DA01 DB12
EA02 EB02 FA09 FB01 FD13
GA04 GB04 KB01 LA16 LA17
LB02 LD08 LD17
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】内面が真円の外筒と、それに密接して挿入
される真円で中空の内筒とからなり、内筒上部のツバ下
面は外筒の上縁で止まり、内筒下部に形成されたストッ
パーは下部の切り込みの間隙が狭まって外筒内面を通過
し外筒下縁で開放され復旧し、内筒は該ツバとストッパ
ーで外筒内の所定の位置に設置され、外筒の外面上部は
気密袋の周縁溶着部に接合され、下部には逆止弁が結合
されると共に外筒の上部気密袋との接合部と下部逆止弁
との結合部との間に流体排出用開口部を設け該開口部と
相対する内筒にも同型の排出用開口部を設けると共に該
ツバの上面には内筒を回転させるハンドルを設けた事を
特徴とする注入排出栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001195938A JP3866937B2 (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | 注入排出栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001195938A JP3866937B2 (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | 注入排出栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003012006A true JP2003012006A (ja) | 2003-01-15 |
| JP3866937B2 JP3866937B2 (ja) | 2007-01-10 |
Family
ID=19033832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001195938A Expired - Fee Related JP3866937B2 (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | 注入排出栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3866937B2 (ja) |
-
2001
- 2001-06-28 JP JP2001195938A patent/JP3866937B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3866937B2 (ja) | 2007-01-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060512 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060613 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060620 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060912 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061006 |
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