JP2003011465A - 画像処理装置および画像処理方法および記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法および記憶媒体

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JP2003011465A
JP2003011465A JP2001196100A JP2001196100A JP2003011465A JP 2003011465 A JP2003011465 A JP 2003011465A JP 2001196100 A JP2001196100 A JP 2001196100A JP 2001196100 A JP2001196100 A JP 2001196100A JP 2003011465 A JP2003011465 A JP 2003011465A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体に記録される画像データの出力時
に、当該出力側の画像処理装置が情報ファイルで設定さ
れた画像出力機器であるか否かにより、該画像データの
出力状態を変更して正常な出力を確実に制限することで
ある。 【解決手段】 CPU203が情報ファイルの内容に基
づき、記録された各画像データを自動印刷する自動印刷
モードが選択された場合に、カード読み取りユニット2
05に装着される記録メディアに記録される情報ファイ
ルに各画像データを出力する画像出力機器の情報と、各
画像データの出力を制限するための管理情報とを記録メ
ディアに格納する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される画像デ
ータを所定の記録媒体に記録する際に、各画像データに
関する内容を記述した情報ファイルが前記画像データと
共に記録可能な画像処理装置、あるいは該画像処理装置
により処理された所定の記録媒体から入力されている各
画像データと各画像データに関する内容を記述した情報
ファイルとを読み出し可能な画像処理装置および画像処
理方法およ記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、この種の画像処理装置において利
用されているDPOF(Digital Print
Order Format)ファイルとは、自動プリン
ト情報を電子写真画像ファイルとともに、リムーバルメ
ディア内に格納し、プリント時に利用することを目的と
して規格化されたファイルフォーマットである。DPO
Fファイルには、リムーバルメディア中の特定の電子写
真画像をプリントするために必要な情報が記述されてい
る。
【0003】従来、この種の画像処理装置では、ラボプ
リントサービス向けに印刷処理の電子化を目的としてD
POFファイルを活用した一括印刷処理が行われてき
た。一方、会社内で使用されている高解像度&高速な白
黒/フルカラーのレーザプリンタなどでも、リムーバル
メディア内に格納されている電子写真画像を他の電子機
器を介さず、直接印刷する機種が登場し始めてきてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置ではディジタルカメラ等で撮影された
画像をPCを介さずに簡単に印刷フォーマットに沿って
1画像を1枚の用紙に印刷する事が無条件で可能である
ため、例えば、個人的に画像入力した画像を、自宅のパ
ーソナルプリンタではなく高解像度で高速な会社のプリ
ンタで印刷してしまうといった問題が発生する。
【0005】また、入力した画像自体に著作権がある場
合に、誰でもが簡単に画像を複数枚、印刷処理ができて
しまうといった問題もある。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の第1の目的は、入力される画
像データを所定の記録媒体に記録する際に、各画像デー
タに関する内容を記述した情報ファイルが画像データと
共に記録可能な画像処理装置において、情報ファイルの
内容に基づき、記録された各画像データを自動印刷する
自動印刷モードが選択された場合に、記録媒体に記録さ
れる情報ファイルに各画像データを出力する画像出力機
器の情報と、各画像データの出力を制限するための管理
情報とを格納することにより、該記録媒体に記録される
画像データの出力時に、当該出力側の画像処理装置が情
報ファイルで設定された画像出力機器であるか否かによ
り、該画像データの出力状態を変更して正常な出力を確
実に制限することができる画像処理装置および画像処理
方法およ記録媒体を提供することである。
【0007】また、第2の目的は、所定の記録媒体から
入力されている各画像データと各画像データに関する内
容を記述した情報ファイルとを読み出し可能な画像処理
装置において、記録媒体に記録されている画像データを
出力する際に、該記録媒体に記憶された所定の記録媒体
から読み出される画像データの情報ファイルにより特定
される画像出力機器の情報及び各画像データの出力を制
限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス情報
及び入力される管理情報とを比較判別して、画像データ
の出力処理を制御することにより、記録媒体に記録され
た画像データに対する出力環境を調整して、画像データ
出力時に入力された管理番号が記録媒体に記録された情
報ファイルから特定される出力環境と一致しない場合に
は、該画像データの出力態様を変更して、正常な画像出
力が行えないように一定の制限を加えることで、不正な
画像出力を確実に防止できる画像処理環境を自在に構築
することができる画像処理装置および画像処理方法およ
記録媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、入力される画像データを所定の記録媒体に記録する
際に、各画像データに関する内容を記述した情報ファイ
ルが画像データと共に記録可能な画像処理装置であっ
て、情報ファイルの内容に基づき、記録された各画像デ
ータを自動印刷する自動印刷モードが選択された場合
に、記録媒体に記録される情報ファイルに各画像データ
を出力する画像出力機器の情報と、各画像データの出力
を制限するための管理情報を格納する格納手段(図2に
示すCPU203がROM204に記憶される制御プロ
グラムに基づく格納処理機能に相当)とを有することを
特徴とする。
【0009】本発明に係る第2の発明は、所定の記録媒
体から入力されている各画像データと各画像データに関
する内容を記述した情報ファイルとを読み出し可能な画
像処理装置であって、情報ファイルの内容を読み取っ
て、記録媒体に記録された各画像データに対して所定の
画像処理を行う画像処理手段(図1に示す画像処理部1
06に相当)と、画像処理手段により所定の画像処理が
施された画像データを出力する出力手段(図1に示すプ
リンタ部108に相当)と、記録媒体から読み出される
画像データに対する管理情報を入力する入力手段(図1
に示す操作部101に相当)と、所定の記録媒体から読
み出される画像データの情報ファイルにより特定される
画像出力機器の情報及び各画像データの出力を制限する
管理情報と、出力手段に設定されるデバイス情報及び入
力手段により入力される管理情報とを比較判別して、画
像データの出力処理を制御する制御手段(図1に示すC
PU103に相当)とを有することを特徴とする。
【0010】本発明に係る第3の発明は、制御手段は、
所定の記録媒体から読み出される画像データの情報ファ
イルにより特定される画像出力機器の情報及び各画像デ
ータの出力を制限する管理情報と、出力手段に設定され
るデバイス情報及び入力手段により入力される管理情報
との組み合わせが一致しない場合、画像データの出力を
禁止することを特徴とする。
【0011】本発明に係る第4の発明は、制御手段は、
所定の記録媒体から読み出される画像データの情報ファ
イルにより特定される画像出力機器の情報及び各画像デ
ータの出力を制限する管理情報と、出力手段に設定され
るデバイス情報及び入力手段により入力される管理情報
との組み合わせが一致しない場合、画像データのカラー
出力を禁止して、画像処理手段により白黒画像変換処理
された画像データを出力するように画像処理手段の画像
処理を制御することを特徴とする。
【0012】本発明に係る第5の発明は、制御手段は、
所定の記録媒体から読み出される画像データの情報ファ
イルにより特定される画像出力機器の情報及び各画像デ
ータの出力を制限する管理情報と、出力手段に設定され
るデバイス情報及び入力手段により入力される管理情報
との組み合わせが一致しない場合、画像処理手段により
低解像度変換処理された画像データを出力するように画
像処理手段の画像処理を制御することを特徴とする。
【0013】本発明に係る第6の発明は、制御手段は、
所定の記録媒体から読み出される画像データの情報ファ
イルにより特定される画像出力機器の情報及び各画像デ
ータの出力を制限する管理情報と、出力手段に設定され
るデバイス情報及び入力手段により入力される管理情報
との組み合わせが一致しない場合、画像処理手段により
特定の画像データを付加する合成画像変換処理された画
像データを出力するように画像処理手段の画像処理を制
御することを特徴とする。
【0014】本発明に係る第7の発明は、制御手段は、
所定の記録媒体から読み出される画像データの情報ファ
イルにより特定される画像出力機器の情報及び各画像デ
ータの出力を制限する管理情報と、出力手段に設定され
るデバイス情報及び入力手段により入力される管理情報
との組み合わせが一致する場合、画像データを正常出力
するように画像処理手段の画像処理を制御することを特
徴とする。
【0015】本発明に係る第8の発明は、画像データの
情報ファイルは、DPOFファイルであることを特徴と
する。
【0016】本発明に係る第9の発明は、DPOFファ
イルは、画像出力機器の情報をベンダー機能の拡張部に
記録可能とすることを特徴とする。
【0017】本発明に係る第10の発明は、DPOFフ
ァイルは、画像データの出力を制限するための管理情報
をベンダー機能の拡張部に記録可能とすることを特徴と
する。
【0018】本発明に係る第11の発明は、入力される
画像データを所定の記録媒体に記録する際に、各画像デ
ータに関する内容を記述した情報ファイルが画像データ
と共に記録可能な画像処理装置における画像処理方法で
あって、情報ファイルの内容に基づき、記録された各画
像データを自動印刷する自動印刷モードが選択された場
合に、記録媒体に記録される情報ファイルに各画像デー
タを出力する画像出力機器の情報と、各画像データの出
力を制限するための管理情報とを格納する格納ステップ
(図4に示すステップ(405))を有することを特徴
とする。
【0019】本発明に係る第12の発明は、所定の記録
媒体から入力されている各画像データと各画像データに
関する内容を記述した情報ファイルとを読み出し、各画
像データに対して所定の画像処理を行う画像処理手段
と、所定の画像処理が施された画像データを出力する出
力手段とを備える画像処理装置における画像処理方法で
あって、記録媒体から読み出される画像データに対する
管理情報を入力する入力ステップ(図6に示すステップ
(608))と、所定の記録媒体から読み出される画像
データの情報ファイルにより特定される画像出力機器の
情報及び各画像データの出力を制限する管理情報と、出
力手段に設定されるデバイス情報及び入力ステップによ
り入力される管理情報とを比較判別して、画像データの
出力処理を制御する制御ステップ(図10に示すステッ
プ(901)〜(907))とを有することを特徴とす
る。
【0020】本発明に係る第13の発明は、制御ステッ
プ(図10に示すステップ(905))は、所定の記録
媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
を制限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス
情報及び入力ステップにより入力される管理情報との組
み合わせが一致しない場合、画像データの出力を禁止す
ることを特徴とする。
【0021】本発明に係る第14の発明は、制御ステッ
プ(図10に示すステップ(905))は、所定の記録
媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
を制限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス
情報及び入力手段により入力される管理情報との組み合
わせが一致しない場合、画像データのカラー出力を禁止
して、白黒画像変換処理された画像データを出力するよ
うに画像処理手段の画像処理を制御することを特徴とす
る。
【0022】本発明に係る第15の発明は、制御ステッ
プ(図10に示すステップ(905))は、所定の記録
媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
を制限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス
情報及び入力ステップにより入力される管理情報との組
み合わせが一致しない場合、低解像度変換処理された画
像データを出力するように画像処理手段の画像処理を制
御することを特徴とする。
【0023】本発明に係る第16の発明は、制御ステッ
プ(図10に示すステップ(905))は、所定の記録
媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
を制限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス
情報及び入力ステップにより入力される管理情報との組
み合わせが一致しない場合、特定の画像データを付加す
る合成画像変換処理された画像データを出力するように
画像処理手段の画像処理を制御することを特徴とする。
【0024】本発明に係る第17の発明は、制御ステッ
プ(図10に示すステップ(904))は、所定の記録
媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
を制限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス
情報及び入力ステップにより入力される管理情報との組
み合わせが一致する場合、画像データを正常出力するよ
うに画像処理手段の画像処理を制御することを特徴とす
る。
【0025】本発明に係る第18の発明は、画像データ
の情報ファイルは、DPOFファイルであることを特徴
とする。
【0026】本発明に係る第19の発明は、DPOFフ
ァイルは、画像出力機器の情報をベンダー機能の拡張部
に記録可能とすることを特徴とする。
【0027】本発明に係る第20の発明は、DPOFフ
ァイルは、画像データの出力を制限するための管理情報
をベンダー機能の拡張部に記録可能とすることを特徴と
する。
【0028】本発明に係る第21の発明は、入力される
画像データを所定の記録媒体に記録する際に、各画像デ
ータに関する内容を記述した情報ファイルが画像データ
と共に記録可能な画像処理装置に、情報ファイルの内容
に基づき、記録された各画像データを自動印刷する自動
印刷モードが選択された場合に、記録媒体に記録される
情報ファイルに各画像データを出力する画像出力機器の
情報と、各画像データの出力を制限するための管理情報
とを格納する格納ステップ(図6に示すステップ(60
8))を実行させるためのプログラムを記録媒体にコン
ピュータが読み取り可能に記録させたものである。
【0029】本発明に係る第22の発明は、所定の記録
媒体から入力されている各画像データと各画像データに
関する内容を記述した情報ファイルとを読み出し、各画
像データに対して所定の画像処理を行う画像処理手段
と、所定の画像処理が施された画像データを出力する出
力手段とを備える画像処理装置に、記録媒体から読み出
される画像データに対する管理情報を入力する入力ステ
ップ(図6に示すステップ(608))と、所定の記録
媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
を制限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス
情報及び入力ステップにより入力される管理情報とを比
較判別して、画像データの出力処理を制御する制御ステ
ップ(図10に示すステップ(901)〜(907))
とを実行させるためのプログラムを記録媒体にコンピュ
ータが読み取り可能に記録させたものである。
【0030】本発明に係る第23の発明は、制御ステッ
プ(図10に示すステップ(905))は、所定の記録
媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
を制限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス
情報及び入力ステップにより入力される管理情報との組
み合わせが一致しない場合、画像データの出力を禁止す
ることを特徴とする。
【0031】本発明に係る第24の発明は、制御ステッ
プ(図10に示すステップ(905))は、所定の記録
媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
を制限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス
情報及び入力手段により入力される管理情報との組み合
わせが一致しない場合、画像データのカラー出力を禁止
して、白黒画像変換処理された画像データを出力するよ
うに画像処理手段の画像処理を制御することを特徴とす
る。
【0032】本発明に係る第25の発明は、制御ステッ
プ(図10に示すステップ(905))は、所定の記録
媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
を制限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス
情報及び入力ステップにより入力される管理情報との組
み合わせが一致しない場合、低解像度変換処理された画
像データを出力するように画像処理手段の画像処理を制
御することを特徴とする。
【0033】本発明に係る第26の発明は、制御ステッ
プ(図10に示すステップ(905))は、所定の記録
媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
を制限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス
情報及び入力ステップにより入力される管理情報との組
み合わせが一致しない場合、特定の画像データを付加す
る合成画像変換処理された画像データを出力するように
画像処理手段の画像処理を制御することを特徴とする。
【0034】本発明に係る第27の発明は、制御ステッ
プ(図10に示すステップ(904))は、所定の記録
媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
を制限する管理情報と、出力手段に設定されるデバイス
情報及び入力ステップにより入力される管理情報との組
み合わせが一致する場合、画像データを正常出力するよ
うに画像処理手段の画像処理を制御することを特徴とす
る。
【0035】本発明に係る第28の発明は、画像データ
の情報ファイルは、DPOFファイルであることを特徴
とする。
【0036】本発明に係る第29の発明は、DPOFフ
ァイルは、画像出力機器の情報をベンダー機能の拡張部
に記録可能とすることを特徴とする。
【0037】本発明に係る第30の発明は、DPOFフ
ァイルは、画像データの出力を制限するための管理情報
をベンダー機能の拡張部に記録可能とすることを特徴と
する。
【0038】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態を
示す画像処理装置の画像出力装置側の構成を説明するブ
ロック図である。
【0039】図1において、CPU103はROM10
4に格納された各種制御プログラムを実行し、必要に応
じてRAM107にデータを書き込んだり、参照する処
理を行なう。また、ROM104に格納されたプログラ
ムの一部またはすべてを、RAM107に転送後にCP
U103がRAM107のプログラムに基づいて動作し
てもよい。
【0040】ROM104には、画像処理装置全体の処
理を司るメインプログラムのほかに、各種処理を実行す
るためのプログラムが格納されており、DPOFファイ
ルの読み込み処理や解析処理に関係するプログラムや、
操作部101を制御するプログラム等も格納されてい
る。
【0041】RAM107には操作部101から入力さ
れたパラメータの設定情報、プリンタ部108に対する
印刷処理選択情報などの印刷にかかわる情報、DPOF
ファイルの内容およびこれを解析した結果、解析結果に
基づいて生成される印刷データ、カード読取ユニット1
05から読み込まれた画像ファイル自体の一時的な格納
などといった各種のパラメータ情報とデータが格納さ
れ、必要に応じてCPU103によって参照、書き換え
が行なわれる。その他、画像処理を行なうにあたって、
必要となるバッファメモリ、ワークメモリとしても使用
される。
【0042】操作部101は、機能を選択するために必
要な情報を表示するための表示デバイスや、機能選択お
よび印刷実行指示を行なうためのキーなどの入力デバイ
スを備える。インタフェース部102は記録メディアに
記録された情報を読み取るためのインタフェース手段で
あり、本実施形態では、カード読取ユニット105を介
在して、PCカードに記録された情報を読み取る。
【0043】また、カード読取ユニット105に代わっ
て、その他の(例えば光磁気ディスク読取ユニットな
ど)記録メディア読取ユニットをインタフェース部10
2に交換もしくは追加することにより、各種の記録メデ
ィアに記録された内容を幅広く読み取ることも可能であ
る。
【0044】カード読取ユニット105は、画像処理装
置にセットされたPCカード(例えば、Flashメモ
リカードなど)の読取処理を行いインタフェース部10
2を経由して、読み取った内容をRAM107に格納し
たり、もしくは、RAM107を介在せずに直接画像処
理部106を経由してプリンタ部108に画像データを
送り込む処理を行なう。
【0045】カード読取ユニット105には、記録メデ
ィアからの画像処理装置への情報の読取、もしくはその
逆の処理(画像処理装置から記録メディアに情報を書き
込む)を行なっている場合など、記録メディアへアクセ
スしていることを表示するLEDを備え付けてもよい。
【0046】また、操作部101からの指示によって、
直接、もしくはRAM107に格納された情報の一部も
しくはすべてを、記録メディアに書き込む処理を行なう
ことも可能である。
【0047】DPOFファイルの読み取りおよび電子画
像の読み取り(もしくは書き込み)は、このカード読取
ユニット105を介して行なわれる。
【0048】画像処理部106は、RAM107に展開
された印刷のための画像データ、もしくはカード読取ユ
ニット105から直接読み込まれた画像データを、プリ
ンタ部108で最適に印刷処理ができるように画像処理
を行なうユニットである。
【0049】プリンタ部108は、画像処理部106か
ら転送されてきた画像データを印刷するためのユニット
であり、サーマルインクジェット方式、電子写真方式、
ドットインパクト方式、昇華式熱転写方式などの各種の
印刷手段が提供されている。
【0050】図2は、本発明の第1実施形態を示す画像
処理装置の画像入力装置側の構成を説明するためのブロ
ック図である。
【0051】図2において、CPU203はROM20
4に格納された各種制御プログラムを実行し、必要に応
じてRAM207にデータを書き込んだり、参照する処
理を行なう。
【0052】また、ROM204に格納されたプログラ
ムの一部またはすべてを、RAM207に転送後にCP
U203がRAM207のプログラムに基づいて動作し
てもよい。ROM204には、画像処理装置全体の処理
を司るメインプログラムのほかに、各種処理を実行する
ためのプログラムが格納されており、DPOFファイル
の読み込み処理や解析処理に関係するプログラムや、操
作部201を制御するプログラム等も格納されている。
【0053】RAM207には操作部201から入力さ
れたパラメータの設定情報、スキャナ部208に対する
スキャナ解像度やスキャン範囲などの画像のスキャン動
作にかかわる情報、DPOFファイルの内容およびこれ
を解析した結果、解析結果に基づいて生成されるスキャ
ン画像データ、カード読取ユニット205に記録する前
の画像ファイルの一時的な格納などといった各種のパラ
メータ情報とデータが格納され、必要に応じてCPU2
03によって参照、書き換えが行なわれる。
【0054】その他、画像処理を行なうにあたって、必
要となるバッファメモリ、ワークメモリとしても使用さ
れる。
【0055】操作部201は、機能を選択するために必
要な情報を表示するための表示デバイスや、機能選択お
よび原稿画像のスキャン実行指示を行なうためのキーな
どの入力デバイスを備える。インタフェース部202は
記録メディアにスキャナした画像を記録媒体に記録する
ためのインタフェース手段であり、本実施形態では、カ
ード読取ユニット205を介在して、PCカードにスキ
ャンした画像やその他の他のパラメータの記録、および
情報を読み取る。
【0056】また、カード読取ユニット205に代わっ
て、その他の(例えば光磁気ディスク読取ユニットな
ど)記録メディア読取ユニットをインタフェース部20
2に交換もしくは追加することにより、各種の記録メデ
ィアに記録された内容を幅広く読み取ることも可能であ
る。
【0057】カード読取ユニット205は、画像処理装
置にセットされたPCカード(例えば、Flashメモ
リカードなど)の読取り処理を行いインタフェース部2
02を経由して、スキャナで読み取った画像の内容をR
AM207から格納したり、もしくは、RAM207を
介在せずに直接画像処理部206を経由してスキャナ部
208から画像データを送り込む処理を行なう。
【0058】カード読取ユニット205には、記録メデ
ィアからの画像処理装置への情報の読み取り、もしくは
その逆の処理を(画像処理装置から記録メディアに情報
を書き込む)行なっている場合など、記録メディアへア
クセスしていることを表示するLEDを備え付けてもよ
い。
【0059】また、操作部201からの指示によって、
直接、もしくはRAM207に格納された情報の一部も
しくはすべてを、記録メディアに書き込む処理を行なう
ことも可能である。DPOFファイルの読み取りおよび
電子画像の読取(もしくは書き込み)は、このカード読
取ユニット205を介して行なわれる。
【0060】画像処理部206は、RAM207にスキ
ャンされた画像データ、もしくはスキャナ部208から
直接読み込まれた画像データの画像処理を行なうユニッ
トである。
【0061】スキャナ部208は、原稿画像をスキャン
するためのユニットであり、CCDを用いたフラットベ
ッド・スキャナ、ディジタル・カメラ、シートフィード
・スキャナなどが提供されている。また、スキャナ部2
08に、原稿自動給送装置(ドキュメント・フィーダ)
を設置し、複数原稿を、一度にRAM207や記録媒体
に読み込む動作を行なうことも可能である。
【0062】図3は、本発明に係る画像処理装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、図2に示した画像処理装置のスキャン処理手順に
対応する。なお、(301)〜(313)は各ステップ
を示し、各ステップに対応する処理プログラムはROM
204に格納されており、CPU203によって実行さ
れる。
【0063】先ず、ステップ(301)で、電源投入が
なされると、CPU203は処理を開始し、ステップ
(302)で初期化処理を行なう。そして、ステップ
(303)でカード読取ユニット205に記録メディア
がセットされているかどうかのチェックを行い、メディ
アが無いと判断した場合は、メディアがセットされるま
で、メディア挿入待ちとなる。なお、メディア挿入待ち
の場合、操作部201にその旨を表示する。
【0064】一方、ステップ(303)で、メディアが
セットされていると判断された場合は、ステップ(30
4)へ進み、画像処理装置がデフォルト値として保持し
ているスキャンパラメータの設定が行なわれる。デフォ
ルトのスキャンパラメータには、例えばスキャナ部20
8の物理的な特徴(スキャン可能領域や、使用可能な用
紙サイズの情報、カラースキャンの実行の可否など)が
含まれる。
【0065】次に、ステップ(305)に進み、パネル
表示が行なわれる。
【0066】なお、パネルに表示される内容には、記録
メディアに格納された画像をサムネイル形式で表示した
り、スキャンを実行するための処理の選択項目(例えば
解像度の設定、スキャンする際の画像濃度設定、カラー
でのスキャン実行の有無、取り込む画像サイズの設定な
ど)、また、その他のパラメータの表示が行なわれる。
【0067】ここで、操作部201に1画面の表示です
べての表示ができない場合、キー入力などによって、表
示を切り替える。また、操作部201が画像表示ができ
ない装置の場合には、画像をファイル名で表示してもよ
い。
【0068】そして、パネル表示処理を完了すると、ス
テップ(306)で、キー入力待ち状態となる。なお、
操作部201がタッチパネル機能を備えている場合は、
キー入力以外にもタッチパネルからの入力も有効とな
る。
【0069】キー入力されると、ステップ(307)
で、入力されたキーを判別し、判別されたキー入力に基
づいて、その後の処理が行なわれる。
【0070】そして、ステップ(307)で、他のキー
が選択された場合、ステップ(309)では、従来から
ある、記録メディアに記録された画像の消去や、RAM
207にすでにスキャンし実行された画像を消去した
り、記録メディアへの書き込みを行なうための処理、ま
たその他のパラメータの変更を行なうための操作部表示
と処理が行なわれる。
【0071】ステップ(307)で、スキャン実行キー
が選択された場合は、ステップ(310)へ進み、スキ
ャン実行モード設定が行なえる操作部表示となり、スキ
ャンする原稿サイズの設定、スキャン濃度設定の変更、
スキャン解像度の設定、カラースキャンの有無などの設
定が行なえる。
【0072】その後、スキャン開始を操作部201から
指示することにより、ステップ(311)に処理が移行
し、スキャン処理が開始される。
【0073】なお、スキャンした画像は直接、記録メデ
ィアに記録を行なってもよいし、一時的にRAM207
に保存してもよい。
【0074】一方、ステップ(307)で、画像情報の
書き込みモードがキー操作により選択されると、ステッ
プ(308)へ進み、画像情報を書き込むための操作画
面が、操作部201に表示される。なお、画像情報の書
き込みモードが選択された場合の処理のフローチャート
に関しては図4で後述する。
【0075】上記の各種キー入力に応じた処理が選択さ
れると、その実行結果を操作部201に反映させるため
に、ステップ(305)へ戻り、パネル表示状態に処理
が移行し、実行結果を操作部201に表示する。実行結
果を操作部201に表示した後、再度ステップ(30
6)のキー待ち状態となり、次のキー入力に応じた処理
を繰り返し実行する。
【0076】また、一連の処理の途中で、記録メディア
をカード読取ユニット205から排出した場合は、ステ
ップ(303)の記録メディアのチェック状態に移行
し、再度、記録メディアが挿入されるまで処理がループ
される。
【0077】一方、ステップ(307)で、電源OFF
キーが選択されると、ステップ(312)へ進み、画像
処理装置の終了処理を行い、処理を終了する(31
3)。
【0078】なお、電源OFFキーは、一連の処理の途
中で受け付けてもよい。また電源OFFキーが選択され
た場合で、記録メディアに記録する内容がある場合に
は、情報を書き込むか否かの選択画面を操作部201に
表示してもよい。
【0079】図4は、本発明に係る画像処理装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、画像情報の書き込みを行なう際の処理手順に対応
する。なお、(401)〜(408)は各ステップを示
す。
【0080】図4において、画像情報の書き込みモード
が選択されると、ステップ(401)に移行して画像情
報の書き込みモードに移行する。そして、ステップ(4
02)で、スキャン実行してRAM207に一時的に保
管されている(まだ記録メディアに記録されていない)
画像の一覧表示を行なう。
【0081】なお、操作部201の制限で画像の一覧表
示ができない場合には、操作部201からのキー入力等
により画像をスクロールさせて表示したり、画像のファ
イル名のみを表示する方法でもよい。
【0082】そして、ステップ(403)では操作部2
01からのキー入力待ち状態となる。画像情報を書き込
みたい画像を選択するキー入力であると判定されると、
ステップ(404)で、画像選択を行い、ステップ(4
03)へ戻る。
【0083】一方、ステップ(403)で、画像情報の
書き込みを選択するキー入力であると判定された場合
は、ステップ(405)へ進み、図5に示すような画像
情報の書き込み、もしくは、既に記録されている画像情
報の上書きを行なう。そして、すべての画像に対して情
報の書き込みが完了したら、ステップ(403)におい
て処理の終了を選択するキー入力を行うと、ステップ
(407)へ進み、処理終了のための後処理を行い、ス
テップ(408)で画像情報の書き込み処理を終了す
る。なお、画像情報の書き込みはDPOF規格で定めら
れたベンダー機能の拡張部分に記録される。
【0084】図5は、図2に示した操作部201に表示
される画像書込操作画面の一例を示す図である。
【0085】図5において、501は画像情報を書き込
むために選択した画像の縮小表示エリアである。502
は画像のファイル名表示エリアである。ファイル名はス
キャン動作時に設定するようにしてもよいし、この画面
で上書き設定できるようにしてもよい。
【0086】503はスキャンした画像のサイズ表示エ
リアであり、この情報は上書きできない。504はこの
画像がスキャンされた日時を示す画像生成日時表示エリ
アである。505はこの画像が、カラー画像か、白黒画
像かどうかを表示するカラーの有無表示エリアである。
操作部201がカラー表示可能な場合、このエリア50
5の情報は表示しなくともよい。
【0087】506はスキャン解像度を表示する解像度
表示エリアである。507は画像の管理番号を表示する
管理番号表示エリアである。画像に管理番号を設定し
て、出力装置からでの画像出力を制限する場合、ここ
に、任意の管理番号を設定する。また設定しないことも
可能である。508は図2の構成の画像入力装置のスキ
ャナ管理番号表示エリアである。この番号は入力装置の
シリアル番号などの情報であり、上書きはできない。
【0088】509はエリア501で表示している画像
の出力を許可する装置の機器管理番号表示エリアであ
る。機器管理番号表示エリア509で設定する出力装置
の機器管理番号には、本実施形態では、図1に示す構成
の出力装置のシリアル番号である。
【0089】なお、機器管理番号表示エリア509で設
定する、出力を許可する装置の機器管理番号は1つの画
像に対して複数設定が可能なように構成してもよい。ま
た、特定の出力装置による出力の制限を行なわない場合
には、何も入力しないか、あらかじめ定められた出力装
置の機器管理番号を入力することも可能である。
【0090】510はキャンセルボタンで、画像情報を
書き込まずにこの処理を終了する際に押下する。511
は画像情報の書き込み実行ボタンで、このボタンを押下
することにより、画像の縮小表示エリア501に情報を
書き込む(実際の画像情報としてはDPOF規格で定め
られたベンダー機能の拡張部分に記録される)。
【0091】図6は、本発明に係る画像処理装置におけ
る第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、図1に示した画像処理装置の画像出力処理手順に
対応する。なお、(601)〜(615)は各ステップ
を示し、各ステップに対応する処理プログラムはROM
104に格納されており、CPU103によって実行さ
れる。
【0092】先ず、ステップ(601)で、電源投入さ
れると、CPU103は処理を開始し、ステップ(60
2)で初期化処理を行なう。そして、ステップ(60
3)でカード読取ユニット105に記録メディアがセッ
トされているかどうかのチェックを行い、メディアが無
いと判断された場合は、メディアがセットされるまで、
メディア挿入待ちとなる。なお、メディア挿入待ちの場
合、操作部101にその旨を表示する。
【0093】一方、ステップ(603)で、メディアが
セットされていると判断された場合は、ステップ(60
4)に処理が進み、記録メディアに格納されているDP
OFファイルの読み込みを行なう。そして、ステップ
(605)で、DPOFファイルに従った機能モードの
設定が行なわれる。
【0094】次に、ステップ(606)では、DPOF
ファイルに関係なく、画像処理装置がデフォルト値とし
て保持している印刷パラメータの設定が行なわれる。デ
フォルト印刷パラメータには、例えばプリンタ部108
の物理的な特徴(印刷可能領域や、使用可能な用紙サイ
ズの情報など)が含まれる。
【0095】ここで、DPOFと機器のデフォルト印字
パラメータにより、印刷の設定が完了すると、ステップ
(607)に進み、パネル表示が行なわれる。パネルに
表示される内容には、図7に示されるように記録メディ
アに格納されたサムネイル画像が表示される。
【0096】図7は、本発明に係る画像処理装置におけ
る記録メディアに格納されるサムネイル画像の一例を示
す図であり、サムネイル画像711〜715が格納され
ている例に対応する。
【0097】なお、操作部101に1画面の表示ですべ
ての表示ができない場合、キー入力などによって、表示
を切り替える。また、操作部101が画像表示ができな
い装置の場合、画像のファイル名を表示してもよい。
【0098】そして、パネル表示処理を完了すると、ス
テップ(608)でキー入力待ち状態となる。なお、操
作部101がタッチパネル機能を備えている場合はキー
入力以外にもタッチパネルからの入力も有効となる。
【0099】ここで、キー入力されると、ステップ(6
09)で、入力されたキーを判別し、判別されたキー入
力に基づいて、その後の処理が行なわれる。
【0100】ステップ(609)で、その他の印刷パラ
メータ変更を指示するキー入力であると判定された場合
は、ステップ(611)では従来からある、印刷レイア
ウトの変更や印刷配置レイアウトのテンプレート処理な
どの変更を行なうための操作部表示と処理が行なわ、そ
の後、ステップ(607)へ戻る。
【0101】一方、ステップ(609)で、入力された
キーが印刷実行キーが選択されたと判定した場合は、ス
テップ(612)に処理が移行し、印刷実行モード設定
が行なえる操作部表示となり、印刷枚数の設定変更、印
刷濃度設定の変更、印刷用紙サイズ、マージンの設定変
更などが行なえる。その後、印刷開始を操作部101か
ら指示することにより、ステップ(613)に処理が移
行し、印刷処理が開始され、印刷処理終了後、ステップ
(607)へ戻る。なお、印刷実行時のデータ処理につ
いては、図10に示すフローチャートを参照して後述す
る。
【0102】一方、ステップ(609)で、画像情報の
入力モードが選択されるキー入力であると判断した場合
は、ステップ(610)に進み、画像情報の入力モード
を設定するための操作画面が、操作部101に表示さ
れ、画像情報の入力モードを実行して、ステップ(60
7)へ戻る。
【0103】なお、ステップ(610)における画像情
報の入力モードが選択された場合の処理は、図8に示す
フローチャートを参照して後述する。
【0104】なお、ステップ(609)で、各種キー入
力に応じた処理が選択されると、その実行結果を操作部
101に反映させるために、ステップ(607)へ戻
り、のパネル表示状態に処理が移行し、実行結果を操作
部101に表示する。実行結果を操作部101に表示し
た後、再度、ステップ(608)のキー待ち状態とな
り、次のキー入力に応じた処理を繰り返し実行する。
【0105】また、一連の処理の途中で、記録メディア
をカード読取ユニット105から排出した場合は、ステ
ップ(603)の記録メディアのチェック状態に移行
し、再度、記録メディアが挿入されるまで処理がループ
される。
【0106】また、ステップ(609)において、電源
OFFキーが選択されると、ステップ(614)に移行
し、画像処理装置の終了処理を行い、ステップ(61
5)で、処理を終了する。
【0107】なお、電源OFFキーは、一連の処理の途
中で受け付けてもよい。また、電源OFFキーが選択さ
れた場合で、記録メディアに記録する内容がある場合に
は、情報を書き込むかいなかの選択画面を操作部101
に表示してもよい。
【0108】図8は、本発明に係る画像処理装置におけ
る第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、図6に示したステップ(610)における画像情
報の入力モード処理手順の詳細手順に対応する。なお、
(801)〜(805)は各ステップを示す。
【0109】図6に示したステップ(610)におい
て、画像情報の入力モードが選択されると、ステップ
(801)に移行し、画像情報の入力モードとなる。そ
して、ステップ(802)では、操作部101で選択し
た、画像情報を設定する画像の、入力装置(図2で説明
した入力装置)で設定されている内容を、例えば図9に
示すような形式で操作部101に表示する。
【0110】図9は、図1に示した操作部101に表示
される画像情報の設定操作画面の一例を示す図である。
以下、例として図7に示される画像711の場合につい
て説明する。
【0111】図9において、1001は画像表示エリア
で、選択された画像711の縮小表示が行なわれてい
る。
【0112】1002は画像ファイル名表示エリアで、
画像711の画像ファイル名が表示される。1003は
画像サイズ表示エリアで、記録された画像711のファ
イルサイズが表示される。
【0113】1004は画像生成日時表示エリアで、画
像711が図2で示される入力装置によって記録された
画像生成日時が表示される。1005はカラーの有無表
示エリアで、画像711の画像がカラー画像か否かが表
示される。
【0114】1006は画像解像度表示エリアで、画像
711の画像解像度が表示される。
【0115】なお、各表示エリア1002〜1006の
内容に関しては、図1で示す出力装置側では変更できな
い。また、画像の管理番号表示エリア1007では、図
5に示した画像の管理番号エリア507で入力された画
像の管理番号を入力できる。なお、画像の管理番号エリ
ア507で設定された画像管理番号は、図9ではあらか
じめ表示されることは無い(表示するためには図2で示
す入力装置で参照する必要がある)。画像の管理番号表
示エリア1007で画像の管理番号を入力して設定実行
ボタン1011で設定を実行するか、キャンセルボタン
1010でキャンセルするかを選択できる。
【0116】出力装置の管理番号エリア1008は、図
1で示している画像出力装置の管理番号が表示されてい
る。
【0117】なお、図5に示した画像の管理番号エリア
509において、画像を出力する出力装置を制限する場
合には、この出力装置の管理番号エリア1008で表示
されている管理番号を、出力を許可する装置の管理番号
509で入力する必要がある(509で入力が無い場合
には、出力装置の制限は行なわれない)。
【0118】そして、ステップ(803)で、画像71
1の画像管理番号を入力する。この入力を実行して、設
定実行ボタン1011を押した際に、図5に示した画像
の管理番号エリア507で設定された内容と異なる場
合、再入力を促してもよいし、そのままにしてもよい。
そして、入力が完了すると、ステップ(804)に移行
して、終了処理が行なわれ、ステップ(805)で、画
像情報の入力モードに関する処理を終了する。
【0119】図10は、本発明に係る画像処理装置にお
ける第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図6に示したステップ(613)における印刷
実行時の処理手順例に対応する。なお、(901)〜
(907)は各ステップを示す。
【0120】印刷が実行されると、ステップ(901)
の処理が開始され、ステップ(902)において、機器
の管理番号の比較が行なわれる。ここで、比較されるの
は、図5に示した管理番号エリア509で設定された出
力を許可する装置の管理番号と、図9に示した管理番号
エリア1008で表示される出力装置の管理番号が一致
しているか否かである。ここで、一致しないと判断され
た場合、例えば管理番号エリア509で設定された出力
を許可する装置の管理番号の一覧の中に、管理番号エリ
ア1008の機器管理番号が含まれていないと判断した
場合、ステップ(905)へ移行し、含まれていると判
断した場合には、ステップ(903)へ移行する。
【0121】そして、ステップ(903)では、図5に
示した管理番号表示エリア507で設定された画像の管
理番号と、図9に示した管理番号表示エリア1007で
入力された画像の管理番号が一致するか否かを比較し、
一致すると判断した場合には、ステップ(904)へ移
行し、一致しないと判断した場合には、ステップ(90
5)へ移行する。
【0122】そして、ステップ(904)では、通常の
つまり、出力装置の最大能力で印刷処理できる内容で画
像の展開処理が行なわれる。また、ステップ(905)
では画像の解像度は低くなるような画像変換処理など
の、出力装置の能力が100%発揮できない、つまり完
全な状態での印字結果が得られないような画像変換処理
が施された画像展開処理が行なわれる。
【0123】このようにして、ステップ(904)もし
くはステップ(905)の処理によって、画像の展開処
理が完了すると、処理はステップ(906)に移行し、
画像の出力動作が行なわれ、該出力動作が完了すると、
処理はステップ(907)に移行して、印字処理をリタ
ーンする。
【0124】上記実施形態によれば、着脱可能な記録媒
体に画像情報を格納する画像処理装置側において事前に
許可された入力装置と出力装置の組み合わせでないと、
該記録媒体に記録された画像情報を出力する画像処理装
置側において100%完全な印刷結果が得られないよう
にすることで、画像の不正出力を防止することが可能と
なる。
【0125】以下、図11に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像処理シス
テムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成につ
いて説明する。
【0126】図11は、本発明に係る画像処理装置を適
用可能な画像処理システムで読み出し可能な各種データ
処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説
明する図である。
【0127】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0128】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0129】本実施形態における図3,図4,図6,図
8,図10に示す機能が外部からインストールされるプ
ログラムによって、ホストコンピュータにより遂行され
ていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラ
ッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネッ
トワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含
む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用
されるものである。
【0130】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0131】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0132】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0133】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0134】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第30の発明によれば、入力される画像データを所定
の記録媒体に記録する際に、各画像データに関する内容
を記述した情報ファイルが画像データと共に記録可能な
画像処理装置において、情報ファイルの内容に基づき、
記録された各画像データを自動印刷する自動印刷モード
が選択された場合に、記録媒体に記録される情報ファイ
ルに各画像データを出力する画像出力機器の情報と、各
画像データの出力を制限するための管理情報とを格納す
ることにより、該記録媒体に記録される画像データの出
力時に、当該出力側の画像処理装置が情報ファイルで設
定された画像出力機器であるか否かにより、該画像デー
タの出力状態を変更して正常な出力を確実に制限するこ
とができる。
【0136】また、所定の記録媒体から入力されている
各画像データと各画像データに関する内容を記述した情
報ファイルとを読み出し可能な画像処理装置において、
記録媒体に記録されている画像データを出力する際に、
該記録媒体に記憶された所定の記録媒体から読み出され
る画像データの情報ファイルにより特定される画像出力
機器の情報及び各画像データの出力を制限する管理情報
と、前記出力手段に設定されるデバイス情報及び入力さ
れる管理情報とを比較判別して、画像データの出力処理
を制御することにより、記録媒体に記録された画像デー
タに対する出力環境を調整して、画像データ出力時に入
力された管理番号が記録媒体に記録された情報ファイル
から特定される出力環境と一致しない場合には、該画像
データの出力態様を変更して、正常な画像出力が行えな
いように一定の制限を加えることで、不正な画像出力を
確実に防止できる画像処理環境を自在に構築することが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の画
像出力装置側の構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の画
像入力装置側の構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図3】本発明に係る画像処理装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る画像処理装置における第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】図2に示した操作部に表示される画像書込操作
画面の一例を示す図である。
【図6】本発明に係る画像処理装置における第3のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る画像処理装置における記録メディ
アに格納されるサムネイル画像の一例を示す図である。
【図8】本発明に係る画像処理装置における第4のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】図1に示した操作部に表示される画像情報の設
定操作画面の一例を示す図である。
【図10】本発明に係る画像処理装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像
処理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラ
ムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図であ
る。
【符号の説明】
101 操作部 102 インタフェース部 103 CPU 104 ROM 105 カード読取りユニット 106 画像処理部 107 RAM 108 プリンタ部 201 操作部 202 インタフェース部 203 CPU 204 ROM 205 カード読取りユニット 206 画像処理部 207 RAM 208 スキャナ部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/40 H04N 1/40 Z 5C077 1/46 1/46 C 5C079 Fターム(参考) 2C061 AP06 CL10 HH03 HK11 HM07 HN02 HN11 HN15 2C087 AA15 BD07 BD53 CB02 DA02 5B021 AA02 BB01 BB04 BB09 CC05 QQ04 5B058 CA01 KA31 YA18 5C076 AA12 AA14 AA16 AA22 AA26 BA02 BA04 BA06 5C077 LL14 MP08 PP20 PP23 PP31 PP66 PQ08 PQ22 TT02 TT09 5C079 HA13 LA08 LA31 LA37 LA40 MA02 NA00 NA18 PA03

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像データを所定の記録媒体
    に記録する際に、各画像データに関する内容を記述した
    情報ファイルが前記画像データと共に記録可能な画像処
    理装置であって、 前記情報ファイルの内容に基づき、記録された各画像デ
    ータを自動印刷する自動印刷モードが選択された場合
    に、前記記録媒体に記録される前記情報ファイルに各画
    像データを出力する画像出力機器の情報と、各画像デー
    タの出力を制限するための管理情報とを格納する格納手
    段を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の記録媒体から入力されている各画
    像データと各画像データに関する内容を記述した情報フ
    ァイルとを読み出し可能な画像処理装置であって、 前記情報ファイルの内容を読み取って、前記記録媒体に
    記録された各画像データに対して所定の画像処理を行う
    画像処理手段と、 前記画像処理手段により所定の画像処理が施された画像
    データを出力する出力手段と、 前記記録媒体から読み出される画像データに対する管理
    情報を入力する入力手段と、 前記所定の記録媒体から読み出される画像データの情報
    ファイルにより特定される画像出力機器の情報及び各画
    像データの出力を制限する管理情報と、前記出力手段に
    設定されるデバイス情報及び前記入力手段により入力さ
    れる管理情報とを比較判別して、前記画像データの出力
    処理を制御する制御手段と、を有することを特徴とする
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記所定の記録媒体か
    ら読み出される画像データの情報ファイルにより特定さ
    れる画像出力機器の情報及び各画像データの出力を制限
    する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバイス情
    報及び前記入力手段により入力される管理情報との組み
    合わせが一致しない場合、前記画像データの出力を禁止
    することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記所定の記録媒体か
    ら読み出される画像データの情報ファイルにより特定さ
    れる画像出力機器の情報及び各画像データの出力を制限
    する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバイス情
    報及び前記入力手段により入力される管理情報との組み
    合わせが一致しない場合、前記画像データのカラー出力
    を禁止して、前記画像処理手段により白黒画像変換処理
    された画像データを出力するように前記画像処理手段の
    画像処理を制御することを特徴とする請求項2記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記所定の記録媒体か
    ら読み出される画像データの情報ファイルにより特定さ
    れる画像出力機器の情報及び各画像データの出力を制限
    する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバイス情
    報及び前記入力手段により入力される管理情報との組み
    合わせが一致しない場合、前記画像処理手段により低解
    像度変換処理された画像データを出力するように前記画
    像処理手段の画像処理を制御することを特徴とする請求
    項2記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記所定の記録媒体か
    ら読み出される画像データの情報ファイルにより特定さ
    れる画像出力機器の情報及び各画像データの出力を制限
    する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバイス情
    報及び前記入力手段により入力される管理情報との組み
    合わせが一致しない場合、前記画像処理手段により特定
    の画像データを付加する合成画像変換処理された画像デ
    ータを出力するように前記画像処理手段の画像処理を制
    御することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記所定の記録媒体か
    ら読み出される画像データの情報ファイルにより特定さ
    れる画像出力機器の情報及び各画像データの出力を制限
    する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバイス情
    報及び前記入力手段により入力される管理情報との組み
    合わせが一致する場合、前記画像データを正常出力する
    ように前記画像処理手段の画像処理を制御することを特
    徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像データの情報ファイルは、DP
    OFファイルであることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記DPOFファイルは、前記画像出力
    機器の情報をベンダー機能の拡張部に記録可能とするこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記DPOFファイルは、前記画像デ
    ータの出力を制限するための管理情報をベンダー機能の
    拡張部に記録可能とすることを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 入力される画像データを所定の記録媒
    体に記録する際に、各画像データに関する内容を記述し
    た情報ファイルが前記画像データと共に記録可能な画像
    処理装置における画像処理方法であって、 前記情報ファイルの内容に基づき、記録された各画像デ
    ータを自動印刷する自動印刷モードが選択された場合
    に、前記記録媒体に記録される前記情報ファイルに各画
    像データを出力する画像出力機器の情報と、各画像デー
    タの出力を制限するための管理情報とを格納する格納ス
    テップを有することを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 所定の記録媒体から入力されている各
    画像データと各画像データに関する内容を記述した情報
    ファイルとを読み出し、各画像データに対して所定の画
    像処理を行う画像処理手段と、所定の画像処理が施され
    た画像データを出力する出力手段とを備える画像処理装
    置における画像処理方法であって、 前記記録媒体から読み出される画像データに対する管理
    情報を入力する入力ステップと、 前記所定の記録媒体から読み出される画像データの情報
    ファイルにより特定される画像出力機器の情報及び各画
    像データの出力を制限する管理情報と、前記出力手段に
    設定されるデバイス情報及び前記入力ステップにより入
    力される管理情報とを比較判別して、前記画像データの
    出力処理を制御する制御ステップと、を有することを特
    徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記制御ステップは、前記所定の記録
    媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
    特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
    を制限する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバ
    イス情報及び前記入力ステップにより入力される管理情
    報との組み合わせが一致しない場合、前記画像データの
    出力を禁止することを特徴とする請求項12記載の画像
    処理方法。
  14. 【請求項14】 前記制御ステップは、前記所定の記録
    媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
    特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
    を制限する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバ
    イス情報及び前記入力手段により入力される管理情報と
    の組み合わせが一致しない場合、前記画像データのカラ
    ー出力を禁止して、白黒画像変換処理された画像データ
    を出力するように前記画像処理手段の画像処理を制御す
    ることを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記制御ステップは、前記所定の記録
    媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
    特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
    を制限する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバ
    イス情報及び前記入力ステップにより入力される管理情
    報との組み合わせが一致しない場合、低解像度変換処理
    された画像データを出力するように前記画像処理手段の
    画像処理を制御することを特徴とする請求項12記載の
    画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記制御ステップは、前記所定の記録
    媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
    特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
    を制限する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバ
    イス情報及び前記入力ステップにより入力される管理情
    報との組み合わせが一致しない場合、特定の画像データ
    を付加する合成画像変換処理された画像データを出力す
    るように前記画像処理手段の画像処理を制御することを
    特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記制御ステップは、前記所定の記録
    媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
    特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
    を制限する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバ
    イス情報及び前記入力ステップにより入力される管理情
    報との組み合わせが一致する場合、前記画像データを正
    常出力するように前記画像処理手段の画像処理を制御す
    ることを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記画像データの情報ファイルは、D
    POFファイルであることを特徴とする請求項11〜1
    6のいずれかに記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記DPOFファイルは、前記画像出
    力機器の情報をベンダー機能の拡張部に記録可能とする
    ことを特徴とする請求項18記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記DPOFファイルは、前記画像デ
    ータの出力を制限するための管理情報をベンダー機能の
    拡張部に記録可能とすることを特徴とする請求項18記
    載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 入力される画像データを所定の記録媒
    体に記録する際に、各画像データに関する内容を記述し
    た情報ファイルが前記画像データと共に記録可能な画像
    処理装置に、 前記情報ファイルの内容に基づき、記録された各画像デ
    ータを自動印刷する自動印刷モードが選択された場合
    に、前記記録媒体に記録される前記情報ファイルに各画
    像データを出力する画像出力機器の情報と、各画像デー
    タの出力を制限するための管理情報とを格納する格納ス
    テップを実行させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータが読み取り可能な記憶媒体。
  22. 【請求項22】 所定の記録媒体から入力されている各
    画像データと各画像データに関する内容を記述した情報
    ファイルとを読み出し、各画像データに対して所定の画
    像処理を行う画像処理手段と、所定の画像処理が施され
    た画像データを出力する出力手段とを備える画像処理装
    置に、 前記記録媒体から読み出される画像データに対する管理
    情報を入力する入力ステップと、 前記所定の記録媒体から読み出される画像データの情報
    ファイルにより特定される画像出力機器の情報及び各画
    像データの出力を制限する管理情報と、前記出力手段に
    設定されるデバイス情報及び前記入力ステップにより入
    力される管理情報とを比較判別して、前記画像データの
    出力処理を制御する制御ステップとを実行させるための
    プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記
    憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記制御ステップは、前記所定の記録
    媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
    特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
    を制限する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバ
    イス情報及び前記入力ステップにより入力される管理情
    報との組み合わせが一致しない場合、前記画像データの
    出力を禁止することを特徴とする請求項22記載の記憶
    媒体。
  24. 【請求項24】 前記制御ステップは、前記所定の記録
    媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
    特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
    を制限する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバ
    イス情報及び前記入力手段により入力される管理情報と
    の組み合わせが一致しない場合、前記画像データのカラ
    ー出力を禁止して、白黒画像変換処理された画像データ
    を出力するように前記画像処理手段の画像処理を制御す
    ることを特徴とする請求項22記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記制御ステップは、前記所定の記録
    媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
    特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
    を制限する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバ
    イス情報及び前記入力ステップにより入力される管理情
    報との組み合わせが一致しない場合、低解像度変換処理
    された画像データを出力するように前記画像処理手段の
    画像処理を制御することを特徴とする請求項22記載の
    記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記制御ステップは、前記所定の記録
    媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
    特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
    を制限する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバ
    イス情報及び前記入力ステップにより入力される管理情
    報との組み合わせが一致しない場合、特定の画像データ
    を付加する合成画像変換処理された画像データを出力す
    るように前記画像処理手段の画像処理を制御することを
    特徴とする請求項22記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記制御ステップは、前記所定の記録
    媒体から読み出される画像データの情報ファイルにより
    特定される画像出力機器の情報及び各画像データの出力
    を制限する管理情報と、前記出力手段に設定されるデバ
    イス情報及び前記入力ステップにより入力される管理情
    報との組み合わせが一致する場合、前記画像データを正
    常出力するように前記画像処理手段の画像処理を制御す
    ることを特徴とする請求項22記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記画像データの情報ファイルは、D
    POFファイルであることを特徴とする請求項21〜2
    6のいずれかに記載の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記DPOFファイルは、前記画像出
    力機器の情報をベンダー機能の拡張部に記録可能とする
    ことを特徴とする請求項28記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記DPOFファイルは、前記画像デ
    ータの出力を制限するための管理情報をベンダー機能の
    拡張部に記録可能とすることを特徴とする請求項28記
    載の記憶媒体。
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