JP2003011367A - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置

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JP2003011367A
JP2003011367A JP2001203605A JP2001203605A JP2003011367A JP 2003011367 A JP2003011367 A JP 2003011367A JP 2001203605 A JP2001203605 A JP 2001203605A JP 2001203605 A JP2001203605 A JP 2001203605A JP 2003011367 A JP2003011367 A JP 2003011367A
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ink
ink jet
head according
nozzle plate
inkjet head
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JP2001203605A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Fujii
光美 藤井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14419Manifold

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストが高く、バラツキが大きくなる。 【解決手段】 ノズル板13は樹脂層31と金属層32
の積層部材からなり、共通液室18に対応する部分に長
手方向に延びる長方形状の凹部33を形成して樹脂層3
1のみからなるダイヤフラム部34を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットヘッド及
びインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、ファクシミリ、複写装置等の
画像記録装置或いは画像形成装置として用いるインクジ
ェット記録装置において使用する液滴吐出ヘッドである
インクジェットヘッドとしては、インク滴を吐出するノ
ズルと、このノズルが連通する圧力室(加圧液室、液
室、吐出室、インク流路等とも称される。)と、液室内
のインクを加圧する圧力を発生する圧力発生手段とを備
えて、圧力発生手段で発生した圧力で液室内インクを加
圧することによってノズルからインク滴を吐出させる。
【0003】このようなインクジェットヘッドとして
は、圧力発生手段として圧電素子などの電気機械変換素
子を用いて液室の壁面を形成している振動板を変形変位
させることでインク滴を吐出させるピエゾ型のもの、液
室内に配設した発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用い
てインクの膜沸騰でバブルを発生させてインク滴を吐出
させるバブル型(サーマル型)のもの、液室の壁面を形
成する振動板(又はこれと一体の電極)とこれに対向す
る電極を用いて静電力で振動板を変形させることでイン
ク滴を吐出させる静電型のものなどがある。
【0004】従来のインクジェットヘッドとして、例え
ば特開平11−115179号公報に記載されているよ
うに、ノズルプレートとキャビティープレートとの間で
インクリザーバ(共通液室)、インク供給口及び圧力室
を平面方向に配列された状態に区画形成し、ノズルプレ
ートのインクリザーバを区画形成している仕切り壁部分
に両面からエッチングを施して薄くすることで、この部
分をインクリザーバの圧力変動を干渉させるための圧力
変動緩衝部分としたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のインクジェットヘッドにあっては、ノズルプレ
ートに圧力変動緩衝部分を形成するためにエッチング時
間を管理しなければならないため、エッチング深さのバ
ラツキ、すなわち圧力変動緩衝部分の厚さバラツキが生
じ、またノズルプレートの両面からエッチングを施すた
めに工程が煩雑でコストも高くなり、歩留まりも低いと
いう課題がある。
【0006】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、低コストで歩留まりの高い圧力緩衝部を形成で
き、更に気泡排出性に優れたインクジェットヘッド及び
このヘッドを搭載することで低コスト化を図れ、画像品
質が向上したインクジェット記録装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係るインクジェットヘッドのうち、請求項
1のインクジェットヘッドは、ノズルを形成するノズル
板は樹脂層と金属層の積層部材からなり、このノズル板
には共通液室に対応する部分に長手方向に延びる長方形
状の凹部を形成したものである。
【0008】請求項2のインクジェットヘッドは、請求
項1のインクジェットヘッドにおいて、凹部の底面が樹
脂層のみで形成されているものである。
【0009】請求項3のインクジェットヘッドは、請求
項1又は2のインクジェットヘッドにおいて、長方形状
の凹部の端部にはインクの流れを整える整流部を設けて
いるものである。請求項4のインクジェットヘッドは、
請求項3のインクジェットヘッドにおいて、整流部が平
面形状で2つの円弧をつなぎ合わせた形状であるもので
ある。
【0010】請求項5のインクジェットヘッドは、請求
項1又は2のインクジェットヘッドにおいて、長方形状
の凹部を複数に分離する分離部を設けているものであ
る。請求項6のインクジェットヘッドは、請求項5のイ
ンクジェットヘッドにおいて、長方形状の凹部を短手方
向に2分割しているものである。請求項7のインクジェ
ットヘッドは、請求項5又は6のインクジェットヘッド
において、分離された各凹部に対応してインク供給口を
設けているものである。
【0011】本発明に係るインクジェット記録装置は、
インク滴を吐出するインクジェットヘッドとして本発明
に係るインクジェットヘッドを搭載したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態
に係るインクジェットヘッドの分解斜視説明図、図2は
同ヘッドの振動板長手方向に沿う断面説明図、図3は同
ヘッドの振動板短手方向に沿う模式的断面説明図、図4
は同ヘッドのノズル板の裏面図である。
【0013】このインクジェットヘッド1は、ヘッドチ
ップ2と、このヘッドチップ2に接合したインク供給部
材3とを有している。ヘッドチップ2は、第1基板であ
る流路基板11と、流路基板11の下側に設けた第2基
板である電極基板12と、流路基板11の上側に設けた
第3基板であるノズル板13とを重ねて接合した積層構
造体であり、これらにより複数のノズル15が連通する
インク流路である圧力室16、圧力室16に流体抵抗部
17を介して連通する共通液室18を形成している。
【0014】流路基板11には、各列の複数の圧力室1
6及びこの圧力室16の底部となる壁面を構成する振動
板20を形成する凹部、また個々の圧力室16に流体抵
抗部17を介してインクを供給するための共通液室18
を形成するための開口部(貫通開口部)19が形成され
ている。また、この流路基板11の振動板20が共通電
極を兼ねるので外部回路と接続するための共通電極パッ
ド部20aを設けている。
【0015】この流路基板11は、結晶面方位(11
0)の単結晶シリコン基板に高濃度p型不純物であるボ
ロンを拡散して高濃度ボロン拡散層を形成し、この高濃
度ボロン拡散層をエッチングストップ層としてシリコン
基板を異方性エッチングして、圧力室16及び共通液室
18とともに高濃度ボロン拡散層からなる振動板20を
形成したものである。なお、振動板20を形成した後に
共通液室18となる部分に残存している高濃度ボロン拡
散層をエッチング除去することで開口部19が形成され
る。
【0016】なお、この実施形態では振動板20は第1
電極を兼ねているが、別途、振動板20に電極膜を形成
することもできる。また、振動板20の電極基板12側
の表面には、図示しないが、ショート防止のため熱酸化
によるシリコン酸化膜を形成している。
【0017】電極基板12には結晶面方位(100)の
単結晶シリコン基板を用いて熱酸化法、ウエット酸化法
などで酸化膜12aを形成し、この熱酸化膜12aに電
極形成用溝(凹部)24を形成し、この凹部24の底面
に振動板20に所定のギャップ26を介して対向する第
2電極である個別電極25を形成し、これらの振動板2
0と電極25で静電アクチュエータを構成している。
【0018】この実施形態の電極基板12は、熱酸化膜
12aを形成したシリコン基板上に、フッ化水素水溶液
でエッチングにより凹部24を所望の深さで形成し、こ
の凹部24に電極材料としてTiNをスパッタ、CV
D、蒸着等の薄膜形成法で所望の厚さに成膜して、その
後電極パターンにフォトレジストを形成してエッチング
することにより、凹部24底面に電極25を形成してい
る。
【0019】また、電極25の上にシリコン酸化膜から
なる絶縁保護膜27を形成し、ショート等による電極2
5の破損を防止している。さらに、電極基板12には共
通液室18にインクを供給するためのインク供給口28
を形成している。
【0020】そして、これらの電極基板12と流路基板
11とは、接着剤による接合も可能であるが、より信頼
性の高い物理的な接合、例えば電極基板12をシリコン
基板で形成しているので、酸化膜を介した直接接合法で
接合している。この直接接合は1000℃程度の高温下
で実施する。
【0021】ノズル板13には、多数のノズル15を形
成するとともに、共通液室18と圧力室16を連通する
ための流体抵抗部17となる溝部を形成している。ここ
で、このノズル板13はポリイミド樹脂などの樹脂層3
1とSUS、コバールなどの金属層32とを積層した積
層部材であり、金属層32をエッチングすることで、ノ
ズル15に連通するノズル連通口15a、流体抵抗部1
7となる溝を形成するとともに、共通液室18に対応す
る部分に長手方向に延びる長方形状の凹部33を形成
し、この凹部33の底面を樹脂層31のみからなるアイ
ヤフラム部(圧力緩衝部)34としている。
【0022】このノズル板13の形成工程を図4を参照
して説明すると、SUS材(t=50〜100μm)3
2にノズル連通口15aとなる穴、流体抵抗部17とな
る穴、凹部33となる穴をエッチング等で形成する一
方、ポリイミド樹脂31の接合面にポリイミド系接着剤
を塗布するとともに、他方の面に撥水剤を塗布し、これ
らの金属板32と接着剤の塗布されたポリイミド樹脂3
1とを熱圧着し、その後徐冷する。そして、ポリイミド
樹脂31にエキシマレーザーによりノズル15を穴加工
する。
【0023】インク供給部材3は、電極基板12のイン
ク供給口28に連通するインク供給路35を有し、この
インク供給路35の途中にはフィルタユニット36を設
けている。
【0024】そして、ヘッドチップ2の電極25の電極
パッド部25aにFPCケーブル41を熱圧着などで接
続して、このFPCケーブル41には電極25に対して
駆動波形を印加するためのドライバIC42を搭載し、
このドライバIC42はインク供給部材3の側面に形成
した凹部38に収納している。これらのヘッドチップ2
及びインク供給部材3の外側にはフレーム部材44を配
設して、このフレーム部材44とノズル板13とを接合
している。
【0025】このインクジェットヘッド1においては、
振動板20をグラウンドとして、第1電極を兼ねた振動
板20と第2電極である電極25の間に、例えば10〜
100V程度のパルス電位を印加することで、振動板2
0の表面にマイナス電荷が誘起され、電極間(振動板2
0と電極25との間)の静電力により振動板20が電極
25側に変形し、圧力室16内にインクが充填される。
続いて、電極25の電圧印加をオフにすると、電極間に
蓄積された電荷の放出に伴い、振動板20が圧力室16
側に復元する。その際、圧力室16内に急激な体積変化
/圧力変化が生じ、充填されたインクがノズル15より
インク滴として吐出される。
【0026】そして、このインクジェットヘッド1にお
いては、複数の圧力室16の列16A、16Bを設け、
各圧力室の列16A、16Bは並び方向で1/2ピッチ
ずつずらして配置し、各圧力室の列16A、16B間に
共通液室18を配置し、この共通液室18にインク供給
口28を臨ませて、1つの共通液室18から両側の列1
6A、16Bの各圧力室16に対してインクを供給する
ので、ヘッドの幅が小さくなる。これにより、このイン
クジェットヘッド1を複数個搭載してカラー記録を行う
インクジェット記録装置の小型化を図ることができる。
【0027】また、このインクジェットヘッドを駆動し
てノズル15からインク滴を吐出させた場合、図6に示
すように、一方の列の圧力室16で生じる圧力波39
は、流体抵抗部17を介して共通液室18に至り、更に
他の列の流体抵抗部17を介して他の列の圧力室16ま
で伝搬しようとする。ここで、圧力波39が他の列の圧
力室16に伝搬すると、他の列の圧力室16に連通する
ノズル15のメニスカスが振動したり、他の列の圧力室
16を駆動するときの圧力が減殺されるなどして噴射特
性が低下することなる。
【0028】しかしながら、この実施形態のインクジェ
ットヘッドでは、図16に示すように共通液室18に面
するノズル板13の部分に樹脂層31のみからなる凹部
33を形成してダイヤフラム部34を形成しているの
で、このダイヤフラム部34が同図に破線図示のように
変形して圧力波39を吸収するので、圧力波39が共通
液室18を越えてそれ以上に他の列の圧力室16まで伝
搬しない。これにより、安定した噴射特性が得られる。
【0029】次に、本発明の第2実施形態に係るインク
ジェットヘッドについて図8乃至図11を参照して説明
する。なお、図8は同ヘッドのノズル板の裏面図、図9
は同ヘッドのノズル板を透過状態で示す概略平面説明
図、図10及び図11は同ヘッドの作用説明に供するノ
ズル板を透過状態で示す概略平面説明図である。
【0030】この実施形態では、流路基板11の共通液
室18の両端部18a、18aに臨む部分に対応して、
ノズル板13の凹部33の両端部33a、33bに平面
形状で略三角形状のインクの流れを整える整流部(整流
板)51、51を一体に形成している。
【0031】このように整流板51、51を形成するこ
とによって共通液室18の両端部18a、18aにおけ
る気泡の滞留を防止することができる。すなわち、図9
に示すように、インク供給口28から共通液室18に流
入するインクはノズル板13の凹部33の底面に沿って
流れ、凹部33の底面(樹脂層31の共通液室側表面)
での流速が速く、共通液室18の下側部分での流速が遅
くなる。
【0032】ここで、前述した第1実施形態では共通液
室18では両端部が四角状になっているので、図10に
示すようなインクの流れRが生じてインク供給口28か
ら供給されたインクの流速が凹部33の両端部33a、
33aで急速に低下して淀みが生じ易くなり、この部分
で同図に示すように気泡Bがトラップされると、気泡B
をうまく排出できないことがある。
【0033】これに対して、この実施形態では共通液室
18の両端部18a、18aに対応するノズル板13の
凹部33の両端部33a、33aに略三角形状の整流板
51、51を設けているので、この整流板51、51に
より流路断面積が狭められ、図11に示すようにインク
の流れRは整流板51、51で振り分けられて各列の圧
力室16に向かう方向に流れ易くなり、淀みが発生せ
ず、流速の著しい低下も生じない。これにより、ノズル
板13の凹部33の両端部33a、33aに気泡がトラ
ップされることが防止されて、気泡排出性が向上し、気
泡残留による吐出不良も生じない。
【0034】次に、本発明の第3実施形態について図1
2及び図13を参照して説明する。なお、図12は同実
施形態に係るインクジェットヘッドのノズル板を透過状
態で示す平面説明図、図13は同ヘッドの作用説明に供
するノズル板を透過状態で示す平面説明図である。この
実施形態でも、流路基板11の共通液室18の両端部1
8a、18aに臨む部分に対応して、ノズル板13の凹
部33の両端部33a、33bに平面形状で2つの円弧
をつなぎ合わせた形状のインクの流れを整える整流部
(整流板)52、52を一体に形成している。
【0035】したがって、上述した第2実施形態と同様
に、整流板52、52により流路断面積が狭められ、図
13に示すようにインクの流れRは整流板52、52で
振り分けられて各列の圧力室16に向かう方向に流れ易
くなり、淀みが発生せず、流速の著しい低下も生じな
い。これにより、ノズル板13の凹部33の両端部33
a、33aに気泡がトラップされることが防止されて、
気泡排出性が向上し、気泡残留による吐出不良も生じな
い。
【0036】この第3実施形態の整流板52と前記第2
実施形態の整流板51との形状の違いによる差は、整流
板51では直線的に流路断面積が減少するのに対して、
整流板52では端部に近づくほどに流路断面積が大きく
減少することにある。
【0037】次に、本発明の第4実施形態について図1
4乃至図16を参照して説明する。なお、図14は同実
施形態に係るインクジェットヘッドのノズル板を透過状
態で示す要部斜視説明図、図15は同ヘッドのノズル板
を透過状態で示す平面説明図、図16は図15のA−A
線に沿う断面説明図である。この実施形態では、ノズル
板13の凹部33に振動板短手方向(圧力室の並び方向
に沿う方向)に沿う分離壁55を形成することによっ
て、凹部33を各列の各圧力室16に対応する凹部33
Aと凹部33Bとに分割分離している。
【0038】そして、インク供給口28は分離壁55に
対応して配置し、1つのインク供給口28から共通液室
18に供給する。また、凹部33Aと凹部33Bの両端
部33Aa、33Baはいずれも円弧状に形成してい
る。
【0039】こ上述したと同様に、図17に示すよう
に、インク供給口28から共通液室18に流入するイン
クはノズル板13の凹部33A、33Bの底面に沿って
流れ、凹部33A、33Bの底面(樹脂層31の共通液
室側表面)での流速が速く、共通液室18の下側部分で
の流速が遅くなり、実効的に共通液室18が2つの共通
液室に分割分離されているものとみなすことができる。
【0040】これにより、各凹部33A,33Bの両端
部33Aa、33Baはいずれも円弧状に形成している
ので、前記第2、第3実施形態と同様に端部における流
速の低下を低減することができて、気泡排出性を向上で
きる。
【0041】次に、本発明の第5実施形態について図1
8を参照して説明する。なお、同図は同実施形態に係る
インクジェットヘッドのノズル板を透過状態で示す平面
説明図である。この実施形態では、流路基板11の振動
板長手方向(圧力室の並び方向と直交する方向)に沿う
分離壁65を形成することによって、凹部33を圧力室
の並び方向で凹部33Aと凹部33Bとに分割分離して
いる。これにより、共通液室18も実効的に圧力室の並
び方向で2つに分割分離されたものとなる。
【0042】そして、インク供給口28は分離壁65に
対応して配置し、1つのインク供給口28から共通液室
18にインクを供給する。また、凹部33A、33Bの
インク供給口28から離れた側の端部33Aa、33B
aには前述した整流部53(整流部51でも良い。)を
臨ませている。
【0043】このように構成すると、前記第4実施形態
の実効的な2つの共通液室よりも共通液室の長さが短く
なり、その分インク流速の低下も少なくなり、更にこの
例では整流部53を設けているので、一層気泡排出性が
向上する。
【0044】次に、本発明の第6実施形態について図1
9及び図20を参照して説明する。なお、図19は同実
施形態に係るインクジェットヘッドのノズル板を透過状
態で示す要部斜視説明図、図20は同ヘッドのノズル板
を透過状態で示す平面説明図である。この実施形態で
は、上記第4実施形態と同様に分離壁55を形成して凹
部33を凹部33Aと凹部33Bとに分割分離し、更
に、各凹部33Aと凹部33Bに対応して独立してイン
クを供給するためのインク供給口28A、28Bを電極
基板12に設けている。なお、この場合、インク供給部
材3にも2つのインク供給路31A、31Bを設け、各
インク供給路31A、31Bにはそれぞれフィルタユニ
ット32を配設する。
【0045】このように凹部33Aと凹部33Bに対応
して独立したインク供給口28A、28Bからインクを
供給することで、実効的に2つに分割される共通液室の
1つの部分の断面積が小さくなり、流速が速くなる。
【0046】次に、本発明の第7実施形態について図2
1を参照して説明する。なお、同図は同実施形態に係る
インクジェットヘッドのノズル板を透過状態で示す平面
説明図である。この実施形態では、上記第5実施形態と
同様に分離壁65を形成して凹部33を凹部33Aと凹
部33Bとに分割分離し、更に、各凹部33Aと凹部3
3Bに対応して独立してインクを供給するためのインク
供給口28A、28Bを電極基板12に設けている。な
お、この場合も上記第6実施形態と同様に、インク供給
部材3にも2つのインク供給路を設け、各インク供給路
にはそれぞれフィルタユニットを配設する。
【0047】このように構成すれば、凹部33Aと凹部
33Bに対応して実効的に分割された各共通液室に対し
て独立したインク供給口28A、28Bからインクを供
給することになり、共通液室の長さが短くなって圧力損
失が少なくなってインク流速の低下が防止される。
【0048】次に、本発明に係るインクジェット記録装
置の一例について図22及び図23を参照して説明す
る。なお、図22は同記録装置の斜視説明図、図23は
同記録装置の機構部の側面説明図である。このインクジ
ェット記録装置は、記録装置本体111の内部に主走査
方向に移動可能なキャリッジ、キャリッジに搭載した本
発明に係るインクジェットヘッドからなる記録ヘッド、
記録ヘッドへインクを供給するインクカートリッジ等で
構成される印字機構部112等を収納し、装置本体11
1の下方部には前方側から多数枚の用紙113を積載可
能な給紙カセット(或いは給紙トレイでもよい。)11
4を抜き差し自在に装着することができ、また、用紙1
13を手差しで給紙するための手差しトレイ115を開
倒することができ、給紙カセット114或いは手差しト
レイ115から給送される用紙113を取り込み、印字
機構部112によって所要の画像を記録した後、後面側
に装着された排紙トレイ116に排紙する。
【0049】印字機構部112は、図示しない左右の側
板に横架したガイド部材である主ガイドロッド12と従
ガイドロッド122とでキャリッジ123を主走査方向
(図15で紙面垂直方向)に摺動自在に保持し、このキ
ャリッジ123にはイエロー(Y)、シアン(C)、マ
ゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐
出する本発明に係るインクジェットヘッドからなるヘッ
ド124を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する
方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着し
ている。またキャリッジ123にはヘッド124に各色
のインクを供給するための各インクカートリッジ125
を交換可能に装着している。
【0050】インクカートリッジ125は上方に大気と
連通する大気口、下方にはインクジェットヘッドへイン
クを供給する供給口を、内部にはインクが充填された多
孔質体を有しており、多孔質体の毛管力によりインクジ
ェットヘッドへ供給されるインクをわずかな負圧に維持
している。
【0051】また、記録ヘッドとしてここでは各色のヘ
ッド124を用いているが、各色のインク滴を吐出する
ノズルを有する1個のヘッドでもよい。
【0052】ここで、キャリッジ123は後方側(用紙
搬送方向下流側)を主ガイドロッド112に摺動自在に
嵌装し、前方側(用紙搬送方向上流側)を従ガイドロッ
ド122に摺動自在に載置している。そして、このキャ
リッジ123を主走査方向に移動走査するため、主走査
モータ127で回転駆動される駆動プーリ128と従動
プーリ129との間にタイミングベルト130を張装
し、このタイミングベルト130をキャリッジ123に
固定しており、主走査モーター127の正逆回転により
キャリッジ123が往復駆動される。
【0053】一方、給紙カセット114にセットした用
紙113をヘッド124の下方側に搬送するために、給
紙カセット114から用紙113を分離給装する給紙ロ
ーラ131及びフリクションパッド132と、用紙11
3を案内するガイド部材133と、給紙された用紙11
3を反転させて搬送する搬送ローラ134と、この搬送
ローラ134の周面に押し付けられる搬送コロ135及
び搬送ローラ134からの用紙113の送り出し角度を
規定する先端コロ136とを設けている。搬送ローラ1
34は副走査モータ137によってギヤ列を介して回転
駆動される。
【0054】そして、キャリッジ113の主走査方向の
移動範囲に対応して搬送ローラ134から送り出された
用紙113を記録ヘッド124の下方側で案内する用紙
ガイド部材である印写受け部材139を設けている。こ
の印写受け部材139の用紙搬送方向下流側には、用紙
113を排紙方向へ送り出すために回転駆動される搬送
コロ141、拍車142を設け、さらに用紙113を排
紙トレイ116に送り出す排紙ローラ143及び拍車1
44と、排紙経路を形成するガイド部材145、146
とを配設している。
【0055】記録時には、キャリッジ113を移動させ
ながら画像信号に応じて記録ヘッド124を駆動するこ
とにより、停止している用紙113にインクを吐出して
1行分を記録し、用紙113を所定量搬送後次の行の記
録を行う。記録終了信号または、用紙113の後端が記
録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を
終了させ用紙113を排紙する。
【0056】また、キャリッジ113の移動方向右端側
の記録領域を外れた位置には、ヘッド124の吐出不良
を回復するための回復装置147を配置している。回復
装置147はキャップ手段と吸引手段とクリーニング手
段を有している。回復装置137のキャップ手段はヘッ
ド124を構成するインクジェットヘッド1毎に設けら
れ、インクジェットヘッド1のノズル15のすべてを覆
う大きさに設定される。
【0057】そして、キャリッジ123は印字待機中に
はこの回復装置147側に移動されてキャッピング手段
でヘッド124をキャッピングされ、吐出口部(ノズル
部)を湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出
不良を防止する。また、記録途中などに記録と関係しな
いインクを吐出することにより、全ての吐出口(ノズ
ル)のインク粘度を一定にし、安定した吐出性能を維持
する。
【0058】吐出不良が発生した場合等には、キャッピ
ング手段でヘッド124の吐出口(ノズル)を密封し、
チューブを通して吸引手段で吐出口からインクとともに
気泡等を吸い出し、吐出口面に付着したインクやゴミ等
はクリーニング手段により除去され吐出不良が回復され
る。また、吸引されたインクは、本体下部に設置された
廃インク溜(不図示)に排出され、廃インク溜内部のイ
ンク吸収体に吸収保持される。
【0059】ここで、上記各実施形態に係るインクジェ
ットヘッドをヘッド124として搭載することによって
ヘッド124のコストが低下し、気泡排出性が向上する
ので、記録装置の低コスト化を図れ、また吐出不良もな
く安定した高画質記録を行うことができる。
【0060】なお、上記実施形態においては、本発明を
振動板変位方向とインク滴吐出方向が同じになるサイド
シュータ方式のインクジェットヘッドに適用したが、振
動板変位方向とインク滴吐出方向とが直交するエッジシ
ュータ方式のインクジェットヘッドにも同様に適用する
ことができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイン
クジェットヘッドのうち、請求項1のインクジェットヘ
ッドによれば、ノズルを形成するノズル板は樹脂層と金
属層の積層部材からなり、このノズル板には共通液室に
対応する部分に長手方向に延びる長方形状の凹部を形成
したので、圧力緩衝部を低コストで形成することができ
る。
【0062】請求項2のインクジェットヘッドによれ
ば、請求項1のインクジェットヘッドの凹部の底面が樹
脂層のみで形成されているので、十分な圧力吸収を行う
ことができる。
【0063】請求項3のインクジェットヘッドによれ
ば、請求項1又は2のインクジェットヘッドの長方形状
の凹部の端部にはインクの流れを整える整流部を設けて
いるので、気泡排出性が向上する。請求項4のインクジ
ェットヘッドによれば、請求項3のインクジェットヘッ
ドの整流部が平面形状で2つの円弧をつなぎ合わせた形
状であるので、より確実に気泡滞留を防止できる。
【0064】請求項5のインクジェットヘッドによれ
ば、請求項1又は2のインクジェットヘッドの長方形状
の凹部を複数に分離する分離部を設けているので、イン
ク流速の低下を防止することができる。請求項6のイン
クジェットヘッドによれば、請求項5のインクジェット
ヘッドの長方形状の凹部を短手方向に2分割しているの
で、圧力損失を低減してインク流速の低下を防止でき
る。請求項7のインクジェットヘッドによれば、請求項
5又は6のインクジェットヘッドの分離された各凹部に
対応してインク供給口を設けているので、インク流速を
速くすることができる。
【0065】本発明に係るインクジェット記録装置によ
れば、インク滴を吐出するインクジェットヘッドとして
本発明に係るインクジェットヘッドを搭載したので、低
コスト化を図れ、安定して高画質記録を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るインクジェットヘ
ッドの分解斜視説明図
【図2】同ヘッドの振動板長手方向に沿う断面説明図
【図3】同ヘッドの振動板短手方向に沿う断面説明図
【図4】同ヘッドのノズル板の裏面図
【図5】同ノズル板の形成工程を説明する説明図
【図6】同実施形態の作用説明に供する断面説明図
【図7】本発明の第2実施形態に係るインクジェットヘ
ッドのノズル板の裏面図
【図8】同ヘッドの振動板短手方向に沿う断面説明図
【図9】同ノズル板を透過状態で示す平面説明図
【図10】同実施形態の作用説明に供する平面説明図
【図11】同実施形態の作用説明に供する平面説明図
【図12】本発明の第3実施形態に係るインクジェット
ヘッドのノズル板を透過状態で示す平面説明図
【図13】同実施形態の作用説明に供する平面説明図
【図14】本発明の第4実施形態に係るインクジェット
ヘッドのノズル板を透過状態で示す要部分解斜視説明図
【図15】同ヘッドのノズル板を透過状態で示す平面説
明図
【図16】図15のA−A線に沿う断面説明図
【図17】同実施形態の作用説明に供する断面説明図
【図18】本発明の第5実施形態に係るインクジェット
ヘッドのノズル板を透過状態で示す平面説明図
【図19】本発明の第6実施形態に係るインクジェット
ヘッドのノズル板を透過状態で示す要部分解斜視説明図
【図20】同ヘッドのノズル板を透過状態で示す平面説
明図
【図21】本発明の第7実施形態に係るインクジェット
ヘッドのノズル板を透過状態で示す平面説明図
【図22】本発明に係るインクジェット記録装置の機構
部を説明する斜視説明図
【図23】同記録装置の側面説明図
【符号の説明】
1…インクジェットヘッド、2…ヘッドチップ、3…イ
ンク供給部材、11…流路基板、12…電極基板、13
…ノズル板、15…ノズル、16…圧力室、17…流体
抵抗部、18…共通液室、20…振動板、25…電極、
28…インク供給口、31…樹脂層、32…金属層、3
3…凹部、34…ダイヤフラム部(圧力緩衝部)、5
1、52…整流部、55、65…分離壁。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を吐出するノズルと、このノズ
    ルが連通する圧力室と、この圧力室に流体抵抗部を介し
    て連通する共通液室と、前記圧力室内のインクを加圧す
    る圧力発生手段とを備えたインクジェットヘッドにおい
    て、前記ノズルを形成するノズル板は樹脂層と金属層の
    積層部材からなり、このノズル板には前記共通液室に対
    応する部分に長手方向に延びる長方形状の凹部を形成し
    たことを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェットヘッド
    において、前記凹部の底面が前記樹脂層のみで形成され
    ていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    ヘッドにおいて、前記長方形状の凹部の端部にはインク
    の流れを整える整流部を設けていることを特徴とするイ
    ンクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のインクジェットヘッド
    において、前記整流部が平面形状で2つの円弧をつなぎ
    合わせた形状であることを特徴とするインクジェットヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    ヘッドにおいて、前記長方形状の凹部を複数に分離する
    分離部を設けていることを特徴とするインクジェットヘ
    ッド。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のインクジェットヘッド
    において、前記長方形状の凹部を短手方向に2分割して
    いることを特徴とするインクジェットヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載のインクジェット
    ヘッドにおいて、分離された各凹部に対応してインク供
    給口を設けていることを特徴とするインクジェットヘッ
    ド。
  8. 【請求項8】 インク滴を吐出するインクジェットヘッ
    ドを搭載したインクジェット記録装置において、前記イ
    ンクジェットヘッドが前記請求項1乃至7のいずれかに
    記載のインクジェットヘッドであることを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009017388A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Denso Corp 差動増幅器および演算増幅器

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