JP2003010296A - オートクレーブ装置 - Google Patents

オートクレーブ装置

Info

Publication number
JP2003010296A
JP2003010296A JP2001203961A JP2001203961A JP2003010296A JP 2003010296 A JP2003010296 A JP 2003010296A JP 2001203961 A JP2001203961 A JP 2001203961A JP 2001203961 A JP2001203961 A JP 2001203961A JP 2003010296 A JP2003010296 A JP 2003010296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
pressure
sterilization tank
tank
internal pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001203961A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunitoshi Ikeda
邦利 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentax Corp filed Critical Pentax Corp
Priority to JP2001203961A priority Critical patent/JP2003010296A/ja
Publication of JP2003010296A publication Critical patent/JP2003010296A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】滅菌槽内に水蒸気を充填したとき、内視鏡の内
部に水蒸気が侵入するのを確実に防止することができる
オートクレーブ装置を提供すること。 【解決手段】本発明のオートクレーブ装置1は、滅菌槽
2内に収容した内視鏡10内の圧力を調節する内視鏡内
圧調節手段3を有している。内視鏡内圧調節手段3は、
内視鏡10内を加・減圧する加圧ポンプ32および吸引
ポンプ31を有している。滅菌槽2内に水蒸気を充填し
たとき、圧力センサ5で検出した内視鏡10内の圧力
と、圧力センサ6で検出した滅菌槽2内の圧力とに基づ
いて、内視鏡10内の圧力が滅菌槽2内の圧力に可及的
に等しくなるように加圧ポンプ32と吸引ポンプ31と
を作動する。これにより、内視鏡10内・外の圧力差が
小さくなり、水蒸気が内視鏡用可撓管の外皮等を透過す
ることが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡を水蒸気滅
菌するオートクレーブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療用内視鏡は、感染等を予防するた
め、使用する都度、消毒・滅菌を行う必要がある。この
消毒・滅菌を水蒸気滅菌により行うオートクレーブ装置
が知られている。
【0003】このようなオートクレーブ装置において
は、密閉可能な滅菌槽内に内視鏡を収容し、滅菌槽内お
よび内視鏡内を減圧状態(低真空状態)とした後、滅菌
槽内に高温高圧の水蒸気を充填する。よって、滅菌槽内
に水蒸気が充填されているとき、内視鏡内の圧力は、滅
菌槽内の圧力より低い。
【0004】内視鏡の外装に、例えばピンホール、亀
裂、接続部シール不良等が生じていると、水蒸気充填時
の内視鏡内・外の圧力差によって水蒸気が内視鏡の内部
に侵入し、内蔵物(例えば、光ファイバー束、電線ケー
ブル、電気部品等)の機能低下、損傷を招くこととな
る。そのようなことを防止するため、水蒸気滅菌をする
前には、内視鏡の気密性を調べる検査を行い、ピンホー
ル、亀裂、接続部シール不良等がないかどうかを確かめ
ている。
【0005】しかしながら、内視鏡用可撓管の外皮や湾
曲部の外皮は、ゴム等の弾性材料や合成樹脂材料等で構
成されており、多少の気体透過性を有しているため、ピ
ンホール、亀裂、接続部シール不良等がなくても、水蒸
気は、前記外皮等を透過して、内視鏡の内部に侵入す
る。このため、内視鏡の使用回数を重ねると、使用後の
水蒸気滅菌の度に水蒸気が少しずつ内部に侵入し、蓄積
した水分によって、内蔵物の機能低下、損傷を招くこと
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、滅菌
槽内に水蒸気を充填したとき、内視鏡の内部に水蒸気が
侵入するのを確実に防止することができるオートクレー
ブ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(10)の本発明により達成される。
【0008】(1) 内視鏡を収容して密閉し得る滅菌
槽と、前記滅菌槽内に水蒸気を供給する水蒸気供給手段
とを有し、前記内視鏡を水蒸気滅菌するオートクレーブ
装置であって、前記内視鏡内の圧力を調節する内視鏡内
圧調節手段を有し、前記滅菌槽内に前記内視鏡を収容し
て水蒸気を充填したとき、前記内視鏡内圧調節手段によ
り、前記内視鏡内の圧力を前記滅菌槽内の圧力に対応し
た圧力になるように調節することを特徴とするオートク
レーブ装置。
【0009】これにより、滅菌槽内に水蒸気を充填した
とき、内視鏡内と滅菌槽内との間の圧力差が小さくな
り、内視鏡の内部に水蒸気が侵入するのを確実に防止す
ることができる。
【0010】(2) 前記内視鏡内の圧力を検出する内
視鏡内圧検出手段を有し、前記滅菌槽内に前記内視鏡を
収容して水蒸気を充填したとき、前記内視鏡内圧検出手
段で検出した圧力に基づいて、前記内視鏡内圧調節手段
の作動を制御する上記(1)に記載のオートクレーブ装
置。
【0011】これにより、内視鏡内と滅菌槽内との間の
圧力差をより小さくすることができ、内視鏡の内部に水
蒸気が侵入するのをより確実に防止することができる。
【0012】(3) 前記内視鏡内の圧力を検出する内
視鏡内圧検出手段と、前記滅菌槽内の圧力を検出する槽
内圧検出手段とを有し、前記滅菌槽内に前記内視鏡を収
容して水蒸気を充填したとき、前記内視鏡内圧検出手段
で検出した圧力と、前記槽内圧検出手段で検出した圧力
とに基づいて、前記内視鏡内圧調節手段の作動を制御す
る上記(1)に記載のオートクレーブ装置。
【0013】これにより、内視鏡内と滅菌槽内との間の
圧力差をより小さくすることができ、内視鏡の内部に水
蒸気が侵入するのをより確実に防止することができる。
【0014】(4) 前記滅菌槽内に前記内視鏡を収容
して水蒸気を充填したとき、前記内視鏡内の圧力が前記
滅菌槽内の圧力に可及的に等しくなるように前記内視鏡
内圧調節手段を作動する上記(1)ないし(3)のいず
れかに記載のオートクレーブ装置。
【0015】これにより、内視鏡内と滅菌槽内との間の
圧力差をより小さくすることができ、内視鏡の内部に水
蒸気が侵入するのをより確実に防止することができる。
【0016】(5) 前記内視鏡内圧調節手段は、前記
内視鏡内を加圧する加圧ポンプを有する上記(1)ない
し(4)のいずれかに記載のオートクレーブ装置。
【0017】これにより、高圧の水蒸気で滅菌する場合
にも、内視鏡内の圧力を滅菌槽内の圧力に対応した圧力
になるように調節することができる。
【0018】(6) 前記内視鏡内圧調節手段は、前記
内視鏡内を加圧する加圧ポンプと、前記内視鏡内を排気
・減圧する吸引ポンプとを有する上記(1)ないし
(4)のいずれかに記載のオートクレーブ装置。これに
より、内視鏡内の圧力をより精確に調節することができ
る。
【0019】(7) 前記内視鏡内の圧力を検出する内
視鏡内圧検出手段と、前記滅菌槽内の圧力を検出する槽
内圧検出手段とを有し、前記滅菌槽内に前記内視鏡を収
容して水蒸気を充填したとき、前記内視鏡内圧検出手段
で検出された圧力が前記槽内圧検出手段で検出された圧
力より低い場合には、前記加圧ポンプで前記内視鏡内を
加圧し、前記内視鏡内圧検出手段で検出された圧力が前
記槽内圧検出手段で検出された圧力より高い場合には、
前記吸引ポンプで前記内視鏡内を減圧する上記(6)に
記載のオートクレーブ装置。
【0020】これにより、内視鏡内と滅菌槽内との間の
圧力差をより小さくすることができ、内視鏡の内部に水
蒸気が侵入するのをより確実に防止することができる。
【0021】(8) 前記滅菌槽内を排気・減圧する槽
内排気手段を有する上記(1)ないし(7)のいずれか
に記載のオートクレーブ装置。これにより、水蒸気滅菌
後、真空乾燥を行うことができる。
【0022】(9) 前記内視鏡を滅菌した後、前記槽
内排気手段により前記滅菌槽内を排気・減圧して前記内
視鏡を乾燥する乾燥工程を行うよう作動する上記(8)
に記載のオートクレーブ装置。これにより、滅菌後、内
視鏡を自動的に乾燥することができる。
【0023】(10) 前記乾燥工程において、前記内
視鏡内圧調節手段により、前記内視鏡内の圧力を前記滅
菌槽内の圧力に対応した圧力になるように調節する上記
(9)に記載のオートクレーブ装置。
【0024】これにより、乾燥工程においても、内視鏡
内への水蒸気の侵入を確実に防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明のオートクレーブ装
置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説
明する。
【0026】図1は、本発明のオートクレーブ装置の全
体構成を示すブロック図、図2は、図1に示すオートク
レーブ装置における滅菌槽内に内視鏡が収容された状態
を示す平面図、図3は、図1に示すオートクレーブ装置
における連通管と内視鏡とを接続するコネクタの縦断面
図である。
【0027】これらの図に示すオートクレーブ装置1
は、内視鏡10を水蒸気滅菌するものであり、内視鏡1
0を収容する滅菌槽2と、該滅菌槽2内に収容された内
視鏡10内の圧力を調節する内視鏡内圧調節手段3と、
滅菌槽2内に水蒸気を供給する水蒸気供給手段4と、内
視鏡10内の圧力を検出する圧力センサ5と、滅菌槽2
内の圧力を検出する圧力センサ6と、各部の作動を制御
する制御手段7とを有している。以下、各部の構成につ
いて説明する。
【0028】滅菌槽2は、内視鏡10を収容(収納)し
て、密閉状態とすることができる密閉容器になってい
る。
【0029】図1に示すように、滅菌槽2には、槽内給
気流路83の一端部が接続されており、該槽内給気流路
83の他端部は、外気に開放している。槽内給気流路8
3の途中には、第4電磁弁14が設けられている。
【0030】滅菌槽2内(内部空間)が減圧状態(大気
圧より低い圧力)にあるときに第4電磁弁14を開状態
にすると、外気が槽内給気流路83を通って滅菌槽2内
に流入し、滅菌槽2内の圧力は、上昇して大気圧にな
る。第4電磁弁14を閉状態にすると、槽内給気流路8
3は、遮断(閉塞)される。
【0031】また、滅菌槽2には、排蒸流路84の一端
部が接続されており、該排蒸流路84の他端部は、外気
に開放している。排蒸流路84の途中には、第6電磁弁
16が設けられいる。
【0032】滅菌槽2内に水蒸気が充填された状態で第
6電磁弁16を開状態にすると、該水蒸気は、排蒸流路
84を通って外部に流出し、滅菌槽2内は、大気圧にな
る。第6電磁弁16を閉状態にすると、排蒸流路84
は、遮断(閉塞)される。
【0033】なお、槽内給気流路83と排蒸流路84と
は、1つの流路で兼用にしてもよい。
【0034】内視鏡内圧調節手段3は、滅菌槽2内に収
容した内視鏡10内の圧力を調節するものであり、内視
鏡10内を減圧(排気)する吸引ポンプ(真空ポンプ)
31と、内視鏡10内を加圧する加圧ポンプ(送気ポン
プ)32と、内視鏡10に対し着脱可能な連通管33と
を有している。
【0035】連通管33の一端側は、滅菌槽2内に位置
し、他端側は、滅菌槽2外に位置している。図2に示す
ように、連通管33の一端部には、内視鏡10に接続可
能なコネクタ34が設けられており、滅菌を行う際に
は、滅菌槽2内に収容した内視鏡10に該コネクタ34
を接続する。
【0036】内視鏡10にコネクタ34を接続した状態
では、後に詳述するように、内視鏡10内(内視鏡10
の内部空間)と連通管33内とが連通するようになって
いる。
【0037】吸引ポンプ31と、加圧ポンプ32とは、
それぞれ、連通管33の他端側に設けられており、連通
管33を介して、内視鏡10内を減圧・加圧することが
できる。
【0038】ここで、内視鏡10について説明する。図
2に示すように、内視鏡10は、可撓性を有する長尺の
挿入部可撓管101と、該挿入部可撓管101の基端側
に設けられ、術者が把持して内視鏡10全体を操作する
操作部102と、挿入部可撓管101の先端側に設けら
れ、操作部102から湾曲状態を遠隔操作可能な湾曲部
103と、光源装置(図示せず)に差し込む光源差込部
104と、操作部102と光源差込部104とを接続す
る接続部可撓管105とを有している。この内視鏡10
の内部には、例えば、光ファイバー束、電線ケーブル、
ケーブル、またはチューブ類等の内蔵物(図示せず)が
配置、挿通されている。
【0039】挿入部可撓管101、湾曲部103および
接続部可撓管105(以下「内視鏡用可撓管等」と言
う)は、それぞれ、中空部を有する(管状の)芯材の外
周を外皮で被覆した構成になっている。この内視鏡用可
撓管等の外皮は、例えばゴム等の弾性材料や合成樹脂材
料等で構成されている。
【0040】このような内視鏡10の外装は、気密性を
有している。すなわち、内視鏡10の内部空間(内蔵物
の設置空間)は、密閉空間になっている。しかし、内視
鏡用可撓管等の外皮は、多少の気体透過性を有してお
り、水蒸気滅菌時に、内視鏡10内・外の圧力差が大き
いと、水蒸気を透過させる。
【0041】また、使用回数を重ねて劣化が進行したよ
うな場合には、特に湾曲部103の外皮(湾曲ゴム)等
にピンホール、亀裂等が生じて、気密性が損なわれる場
合もある。また、内視鏡10の各部の接続部(連結部)
のシール不良を生じることにより、気密性が損なわれる
場合もある。
【0042】図3に示すように、内視鏡10の光源差込
部104には、連通管33のコネクタ34と連結可能な
コネクタ110が設けられている。ここでは、図3中の
左側を「一端」、右側を「他端」として説明する。
【0043】コネクタ110は、光源差込部104から
突出するように設けられた略円筒状の内筒部材(ケーシ
ング)111と、該内筒部材111の他端側の外周に螺
合して固定された略円筒状の外筒部材(ケーシング)1
12と、内筒部材111および外筒部材112の内側に
設置された弁体113と、該弁体113を他端方向に付
勢するコイルバネ114とを有している。
【0044】弁体113は、他端側に傘状部(円錐台状
部)を有する略キノコ形状をなしており、該傘状部の外
側には、Oリング115が設置されている。
【0045】内筒部材111および外筒部材112の内
部空間は、内視鏡10全体の内部空間に連通している。
【0046】外筒部材112の他端部には、開口116
が形成されている。また、外筒部材112の他端部の内
面117は、弁体113の傘状部に対応したすり鉢状
(円錐台状)をなしている。
【0047】一方、コネクタ34は、コネクタ110を
挿入可能な有底円筒状をなしており、その底部外側に連
通管33が固着されている。コネクタ34の一端部の周
壁には、L字型をなす係合溝341が設けられており、
該係合溝341は、外筒部材112の外周に突設された
係合ピン118と係合し得るようになっている。
【0048】コネクタ34内にコネクタ110を挿入
し、コネクタ34を所定方向に僅かに回転させると、係
合溝341と係合ピン118とが係合してコネクタ34
とコネクタ110とが連結され、抜けないようになる。
また、コネクタ34を前記と反対方向に僅かに回転させ
ると、コネクタ34とコネクタ110とが分離可能にな
る。
【0049】コネクタ34の内周には、Oリング343
が設けられており、コネクタ34とコネクタ110とを
連結した状態(図3に示す状態)では、外筒部材112
の外周面がOリング343の内周に接触して、気密性が
確保される。
【0050】また、コネクタ34の底部内側には、一端
方向に向かって突出する凸部342が設けられている。
【0051】コネクタ110にコネクタ34が連結され
ていない状態、すなわち、内視鏡10の通常の使用状態
では、コイルバネ114の付勢力により、弁体113の
傘状部(Oリング115)が内面117に圧接されるこ
とにより、開口116が閉塞され、内視鏡10の内部
は、気密的に密閉された状態になっている。
【0052】これに対し、コネクタ110にコネクタ3
4を連結した状態では、凸部342が弁体113をコイ
ルバネ114の付勢力に抗して一端方向に移動させ、弁
体113の傘状部が内面117から離間した状態とな
り、開口116が開通する。これにより、内視鏡10の
内部空間は、コネクタ110内およびコネクタ34内を
介して、連通管33内と連通した状態になる。
【0053】図1に示すように、連通管33と吸引ポン
プ31は、内視鏡内排気流路35で接続されている。す
なわち、内視鏡内排気流路35は、連通管33から分岐
して設けられており、分岐端の反対側の端部は、吸引ポ
ンプ31に接続されている。内視鏡内排気流路35の途
中には、第2電磁弁12が設けられている。
【0054】吸引ポンプ31を作動し、第2電磁弁12
を開状態にすると、内視鏡10内の空気が連通管33お
よび内視鏡内排気流路35を通って排出され、内視鏡1
0内の圧力が低下する。第2電磁弁12を閉状態にする
と、内視鏡内排気流路35は、遮断(閉塞)される。
【0055】また、連通管33と加圧ポンプ32とは、
内視鏡内給気流路36で接続されている。すなわち、内
視鏡内給気流路36は、連通管33から分岐して設けら
れており、分岐端の反対側の端部は、加圧ポンプ32に
接続されている。内視鏡内給気流路36の途中には、第
5電磁弁15が設けられている。
【0056】加圧ポンプ32を作動し、第5電磁弁15
を開状態にすると、外気が内視鏡内給気流路36および
連通管33を通って内視鏡10内に送り込まれ、内視鏡
10内の圧力が上昇する。第5電磁弁を閉状態にする
と、内視鏡内給気流路36は、遮断(閉塞)される。
【0057】吸引ポンプ31は、滅菌槽2内を排気・減
圧する槽内排気手段ともなるものである。すなわち、吸
引ポンプ31と滅菌槽2とは、槽内排気流路81で接続
されており、該槽内排気流路81の途中には、第1電磁
弁11が設けられている。
【0058】吸引ポンプ31を作動し、第1電磁弁11
を開状態にすると、滅菌槽2内の空気が槽内排気流路8
1を通って排出され、滅菌槽2内は、減圧状態(低真空
状態)になる。第1電磁弁11を閉状態にすると、槽内
排気流路81は、遮断(閉塞)される。
【0059】水蒸気供給手段4は、高温高圧の水蒸気を
発生する蒸気発生部41と、該蒸気発生部41と滅菌槽
2とを接続する給蒸流路42とを有している。給蒸流路
42の途中には、第3電磁弁13が設けられている。
【0060】第3電磁弁13を開状態にすると、蒸気発
生部41で発生した水蒸気は、給蒸流路42を通って滅
菌槽2内に供給される。第3電磁弁13を閉状態にする
と、給蒸流路42が遮断(閉塞)される。
【0061】圧力センサ5は、内視鏡10内の圧力を検
出する内視鏡内圧検出手段となるものであり、連通管3
3の他端部(または途中)に設けられている。コネクタ
34をコネクタ110に接続した状態では、内視鏡10
内の圧力と、連通管33内の圧力とが等しくなり、圧力
センサ5で内視鏡10内の圧力を検出することができ
る。
【0062】圧力センサ6は、滅菌槽2内の圧力を検出
する槽内圧検出手段となるものであり、滅菌槽2内に連
通する管路82に設けられている。なお、圧力センサ6
は、滅菌槽2内に連通する他の流路や滅菌槽2内に設け
られていてもよい。
【0063】第1電磁弁11〜第6電磁弁16、吸引ポ
ンプ31、加圧ポンプ32、圧力センサ5、圧力センサ
6は、それぞれ、制御手段7に電気的に接続されてい
る。制御手段7は、予め定められたプログラムや圧力セ
ンサ5および圧力センサ6からの入力信号等に基づい
て、各部の作動を制御する。
【0064】図4は、各部の作動を示すタイムチャート
である。以下、同図を参照して、オートクレーブ装置1
の作用について説明する。
【0065】オートクレーブ装置1は、滅菌槽2内に収
容した内視鏡10を水蒸気滅菌する滅菌工程と、内視鏡
10および滅菌槽2内を乾燥する乾燥工程とを行う。
【0066】[滅菌工程]滅菌工程では、まず、滅菌槽
2内および内視鏡10内が排気、減圧される。すなわ
ち、吸引ポンプ31を作動するとともに、第1電磁弁1
1および第2電磁弁12が開状態、第3電磁弁13〜第
6電磁弁16が閉状態とされる(図4中の)。
【0067】これにより、滅菌槽2内および内視鏡10
内は、同期的に圧力が降下し、所定の圧力Pとなるま
で減圧される。このときの圧力Pは、特に限定されな
いが、通常、大気圧Pよりも600mmHg程度以上
低い圧力であるのが好ましく、例えば、大気圧Pより
も740mmHg程度低い圧力とすることができる。
【0068】滅菌槽2内および内視鏡10内の圧力がP
になったら、減圧を終了し、滅菌槽2内に水蒸気を供
給して滅菌を行う。すなわち、第1電磁弁11を閉状
態、第3電磁弁13を開状態とする(図4中の)。こ
れにより、蒸気発生部41で発生した水蒸気が滅菌槽2
内に供給、充填され、滅菌槽2内の圧力は、上昇する
(図4中の〜)。
【0069】滅菌槽2内に水蒸気が充填されると、この
水蒸気により、内視鏡10の外表面、処置具挿通チャン
ネルの内面等が消毒、滅菌される。
【0070】本発明のオートクレーブ装置1は、滅菌槽
2内に水蒸気を充填したとき、内視鏡内圧調節手段3に
より、内視鏡10内の圧力が滅菌槽2内の圧力に対応し
た圧力になるように調節することを特徴とする。
【0071】すなわち、滅菌槽2内に水蒸気の供給を開
始するとともに、加圧ポンプ32を作動(オン)し、第
5電磁弁15を開状態にする(図4中の)。これによ
り、内視鏡10内は、加圧され、内視鏡10内の圧力
は、滅菌槽2内の圧力と同期的に上昇する(図4中の
〜)。
【0072】本実施形態では、滅菌槽2内に水蒸気を充
填したとき、内視鏡10内の圧力が滅菌槽2内の圧力に
可及的に等しくなるように内視鏡内圧調節手段3を作動
する。
【0073】すなわち、圧力センサ5で検出された内視
鏡10内の圧力が圧力センサ6で検出された滅菌槽2内
の圧力より低い場合には、第2電磁弁12を閉状態、第
5電磁弁15を開状態とし、加圧ポンプ32で内視鏡1
0内を加圧する。逆に、圧力センサ5で検出された内視
鏡10内の圧力が圧力センサ6で検出された滅菌槽2内
の圧力より高い場合には、第2電磁弁12を開状態、第
5電磁弁15を閉状態とし、吸引ポンプ31で内視鏡1
0内を減圧する。
【0074】このように内視鏡内圧調節手段3を作動す
ることにより、内視鏡10内の圧力は、滅菌槽2内の圧
力(滅菌槽2内に供給、充填される水蒸気の圧力)P
に可及的に等しくなるように調節(加圧)される。
【0075】内視鏡10内の圧力がほぼPになった
ら、吸引ポンプ31および加圧ポンプ32を停止(オ
フ)するとともに、第2電磁弁12および第5電磁弁1
5を閉状態として、内視鏡10内の圧力をPに保つ
(図4中の)。
【0076】このように、本実施形態のオートクレーブ
装置1では、水蒸気を滅菌槽2内に充填したとき、内視
鏡10内の圧力は、滅菌槽2内の圧力に可及的に等しく
なるように調節され、内視鏡10内・外の圧力差が小さ
くなる。よって、滅菌槽2内の水蒸気は、内視鏡用可撓
管等の外皮を透過せず、内視鏡10内に侵入することが
ない。
【0077】このため、内視鏡10の使用回数が多くな
り、通算の滅菌回数が多くなったような場合であって
も、内視鏡10内に水蒸気(水分)が蓄積するようなこ
とがなく、この水蒸気(水分)によって内視鏡10の内
蔵物が機能低下、損傷するようなことを防止することが
できる。
【0078】また、同様に、内視鏡10に例えばピンホ
ール、亀裂、接続部シール不良等が生じていたような場
合であっても、滅菌槽2内の水蒸気は、内視鏡10内に
侵入することがなく、内蔵物の機能低下、損傷を防止す
ることができる。
【0079】なお、滅菌槽2内に供給、充填される水蒸
気の圧力Pは、特に限定されないが、1.0〜3.0
kg/cm程度であるのが好ましく、例えば、2.2
kg/cmとすることができる。また、この水蒸気の
温度は、特に限定されないが、100〜200℃程度で
あるのが好ましく、例えば、135℃とすることができ
る。また、滅菌時間は、特に限定されないが、1〜20
分程度であるのが好ましい。
【0080】本実施形態では、内視鏡内圧調節手段3が
吸引ポンプ31と加圧ポンプ32との両方を有すること
により、内視鏡10内の圧力をより精確に調節(制御)
することができ、内視鏡10内・外の圧力差をより小さ
くすることができる。なお、本発明では、内視鏡内圧調
節手段3は、吸引ポンプ31を有しないもの(加圧ポン
プ32のみのもの)であってもよい。
【0081】[乾燥工程]滅菌工程が終了したら、乾燥
工程を行う。乾燥工程では、まず、第3電磁弁13を閉
状態として水蒸気の供給を停止するとともに、第6電磁
弁16を開状態として滅菌槽2内の水蒸気を排出する。
同時に、吸引ポンプ31を作動し、第2電磁弁12を開
状態として内視鏡10内を排気・減圧する(図4中の
)。これにより、滅菌槽2内の圧力と、内視鏡10内
の圧力とは、同期的に低下する(図4中の〜)。
【0082】滅菌槽2内の圧力が大気圧Pまで降下し
たら、第1電磁弁11を開状態として(図4中の)、
吸引ポンプ31で滅菌槽2内からも吸引し、滅菌槽2内
の水蒸気をさらに排出する(真空乾燥)。すなわち、滅
菌槽2内の圧力と、内視鏡10内の圧力とは、さらに同
期的に低下し、圧力Pの減圧状態(低真空状態)にな
る(図4中の〜)。
【0083】真空乾燥の後は、パルス乾燥を行う。この
パルス乾燥では、まず、加圧ポンプ32を作動するとと
もに、第1電磁弁11および第2電磁弁12を閉状態、
第4電磁弁14および第5電磁弁15を開状態とする
(図4中の)。
【0084】これにより、槽内給気流路83を通って外
気が滅菌槽2内に流入するとともに、内視鏡10内にも
加圧ポンプ32によって送気され、滅菌槽2内の圧力
と、内視鏡10内の圧力とは、同期的に上昇する。
【0085】滅菌槽2内の圧力と、内視鏡10内の圧力
とがPまで上昇したら、第1電磁弁11および第2電
磁弁12を開状態、第4電磁弁14および第5電磁弁1
5を閉状態とする。これにより、滅菌槽2内および内視
鏡10内が吸引ポンプ31で排気、減圧され、滅菌槽2
内の圧力と、内視鏡10内の圧力とは、再度、同期的に
まで低下する。
【0086】この後、第1電磁弁11および第2電磁弁
12と、第4電磁弁14および第5電磁弁15との開・
閉を交互に2〜10サイクル程度繰り返す。これによ
り、滅菌槽2内の圧力と内視鏡10内の圧力とは、P
とPとの間で上昇・降下を繰り返し(図4中の〜
)、滅菌槽2内には、外気の流入・排出が繰り返され
る(パルス乾燥)。このパルス乾燥により、滅菌槽2内
の水蒸気が完全に排出されて外気に換気され、滅菌槽2
内および内視鏡10が乾燥する。
【0087】前記圧力Pは、特に限定されないが、大
気圧Pとほぼ同じ〜大気圧Pより300mmHg程
度低い圧力であるのが好ましく、例えば、大気圧P
り150mmHg程度低い圧力とすることができる。
【0088】パルス乾燥が終了したら、吸引ポンプ31
を停止するとともに、第1電磁弁11および第2電磁弁
12を閉状態、第4電磁弁14および第5電磁弁15を
開状態とする(図4中の)。次いで、内視鏡10内の
圧力が大気圧Pまで上昇したら、加圧ポンプ32を停
止する(図4中の)。これにより、滅菌槽2内および
内視鏡10内の圧力をそれぞれ大気圧Pに戻して、オ
ートクレーブ装置1の滅菌処理工程が完了する。
【0089】本実施形態では、上述したように、内視鏡
10および滅菌槽2内を乾燥する乾燥工程(図4中の
〜)においても、内視鏡10の圧力を滅菌槽2内の圧
力に対応した圧力(ほぼ同じ圧力)になるように調節す
る。これにより、乾燥工程においても滅菌槽2内の水蒸
気が内視鏡10内に侵入することをより確実に防止する
ことができる。
【0090】以上、本発明のオートクレーブ装置を図示
の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定
されるものではなく、オートクレーブ装置を構成する各
部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換
することができる。
【0091】本発明では、内視鏡内圧調節手段は、内視
鏡内の圧力が滅菌槽内の圧力に可及的に等しくなるよう
に調節するものに限らず、内視鏡内の圧力が滅菌槽内の
圧力に対応した圧力(例えば、滅菌槽内の圧力より所定
値だけ高いまたは低い圧力)になるように調節するもの
であってもよい。
【0092】また、内視鏡内圧調節手段は、内視鏡内圧
検出手段や槽内圧検出手段を有しないものであってもよ
い。例えば、滅菌槽内に供給される水蒸気の圧力が所定
の値に定まっている場合、内視鏡内圧調節手段は、その
所定の圧力に合わせて内視鏡内の圧力を調節するような
ものでもよい。
【0093】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、滅
菌槽内に水蒸気を充填したとき、内視鏡内・外の圧力差
を小さくすることにより、水蒸気が内視鏡用可撓管等の
外皮を透過するのを防止することができる。よって、滅
菌用水蒸気が内視鏡内に侵入するの確実を防止すること
ができ、多数回の滅菌を行った後にも、内蔵物の機能低
下、損傷を防止することができる。
【0094】同様に、内視鏡に例えばピンホール、亀
裂、接続部のシール不良等が生じて気密性が損なわれて
いるような場合であっても、滅菌用水蒸気が内視鏡内に
侵入することを防止することができ、内視鏡の内蔵物の
機能低下、損傷を防止することができる。
【0095】特に、内視鏡内圧検出手段や槽内圧検出手
段で検出した圧力に基づいて内視鏡内圧調節手段の作動
を制御することとした場合や、内視鏡内の圧力が滅菌槽
内の圧力に可及的に等しくなるように内視鏡内圧調節手
段を作動することとした場合には、水蒸気充填時におけ
る内視鏡内・外の圧力差をより小さくすることができ、
上記効果がより顕著に発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオートクレーブ装置の実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示すオートクレーブ装置における滅菌槽
内に内視鏡が収容された状態を示す平面図である。
【図3】図1に示すオートクレーブ装置における連通管
と内視鏡とを接続するコネクタの縦断面図である。
【図4】図1に示すオートクレーブ装置の各部の作動を
示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 オートクレーブ装置 11 第1電磁弁 12 第2電磁弁 13 第3電磁弁 14 第4電磁弁 15 第5電磁弁 16 第6電磁弁 2 滅菌槽 3 内視鏡内圧調節手段 31 吸引ポンプ 32 加圧ポンプ 33 連通管 34 コネクタ 341 係合溝 342 凸部 343 Oリング 35 内視鏡内排気流路 36 内視鏡内給気流路 4 水蒸気供給手段 41 蒸気発生部 42 給蒸流路 5 圧力センサ(内視鏡内圧検出手段) 6 圧力センサ(槽内圧検出手段) 7 制御手段 81 槽内排気流路 82 管路 83 槽内給気流路 84 排蒸流路 10 内視鏡 101 挿入部可撓管 102 操作部 103 湾曲部 104 光源差込部 105 接続部可撓管 110 コネクタ 111 内筒部材 112 外筒部材 113 弁体 114 コイルバネ 115 Oリング 116 開口 117 内面 118 係合ピン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を収容して密閉し得る滅菌槽と、
    前記滅菌槽内に水蒸気を供給する水蒸気供給手段とを有
    し、前記内視鏡を水蒸気滅菌するオートクレーブ装置で
    あって、 前記内視鏡内の圧力を調節する内視鏡内圧調節手段を有
    し、 前記滅菌槽内に前記内視鏡を収容して水蒸気を充填した
    とき、前記内視鏡内圧調節手段により、前記内視鏡内の
    圧力を前記滅菌槽内の圧力に対応した圧力になるように
    調節することを特徴とするオートクレーブ装置。
  2. 【請求項2】 前記内視鏡内の圧力を検出する内視鏡内
    圧検出手段を有し、 前記滅菌槽内に前記内視鏡を収容して水蒸気を充填した
    とき、前記内視鏡内圧検出手段で検出した圧力に基づい
    て、前記内視鏡内圧調節手段の作動を制御する請求項1
    に記載のオートクレーブ装置。
  3. 【請求項3】 前記内視鏡内の圧力を検出する内視鏡内
    圧検出手段と、前記滅菌槽内の圧力を検出する槽内圧検
    出手段とを有し、 前記滅菌槽内に前記内視鏡を収容して水蒸気を充填した
    とき、前記内視鏡内圧検出手段で検出した圧力と、前記
    槽内圧検出手段で検出した圧力とに基づいて、前記内視
    鏡内圧調節手段の作動を制御する請求項1に記載のオー
    トクレーブ装置。
  4. 【請求項4】 前記滅菌槽内に前記内視鏡を収容して水
    蒸気を充填したとき、前記内視鏡内の圧力が前記滅菌槽
    内の圧力に可及的に等しくなるように前記内視鏡内圧調
    節手段を作動する請求項1ないし3のいずれかに記載の
    オートクレーブ装置。
  5. 【請求項5】 前記内視鏡内圧調節手段は、前記内視鏡
    内を加圧する加圧ポンプを有する請求項1ないし4のい
    ずれかに記載のオートクレーブ装置。
  6. 【請求項6】 前記内視鏡内圧調節手段は、前記内視鏡
    内を加圧する加圧ポンプと、前記内視鏡内を排気・減圧
    する吸引ポンプとを有する請求項1ないし4のいずれか
    に記載のオートクレーブ装置。
  7. 【請求項7】 前記内視鏡内の圧力を検出する内視鏡内
    圧検出手段と、前記滅菌槽内の圧力を検出する槽内圧検
    出手段とを有し、 前記滅菌槽内に前記内視鏡を収容して水蒸気を充填した
    とき、前記内視鏡内圧検出手段で検出された圧力が前記
    槽内圧検出手段で検出された圧力より低い場合には、前
    記加圧ポンプで前記内視鏡内を加圧し、前記内視鏡内圧
    検出手段で検出された圧力が前記槽内圧検出手段で検出
    された圧力より高い場合には、前記吸引ポンプで前記内
    視鏡内を減圧する請求項6に記載のオートクレーブ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記滅菌槽内を排気・減圧する槽内排気
    手段を有する請求項1ないし7のいずれかに記載のオー
    トクレーブ装置。
  9. 【請求項9】 前記内視鏡を滅菌した後、前記槽内排気
    手段により前記滅菌槽内を排気・減圧して前記内視鏡を
    乾燥する乾燥工程を行うよう作動する請求項8に記載の
    オートクレーブ装置。
  10. 【請求項10】 前記乾燥工程において、前記内視鏡内
    圧調節手段により、前記内視鏡内の圧力を前記滅菌槽内
    の圧力に対応した圧力になるように調節する請求項9に
    記載のオートクレーブ装置。
JP2001203961A 2001-07-04 2001-07-04 オートクレーブ装置 Withdrawn JP2003010296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001203961A JP2003010296A (ja) 2001-07-04 2001-07-04 オートクレーブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001203961A JP2003010296A (ja) 2001-07-04 2001-07-04 オートクレーブ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003010296A true JP2003010296A (ja) 2003-01-14

Family

ID=19040511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001203961A Withdrawn JP2003010296A (ja) 2001-07-04 2001-07-04 オートクレーブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003010296A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100705922B1 (ko) * 2006-04-27 2007-04-13 주식회사 화인 튀김기의 배유장치
DE102013223673B4 (de) 2013-11-20 2021-10-07 Zf Friedrichshafen Ag Kraftfahrzeugantriebsstrang

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56148330A (en) * 1980-04-21 1981-11-17 Olympus Optical Co Internal pressure adjusting apparatus for endoscope
JPS5789865A (en) * 1980-11-27 1982-06-04 Olympus Optical Co High pressure steam pasturizing apparatus
JPH05285103A (ja) * 1992-04-10 1993-11-02 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用オートクレーブ装置
JP2000024094A (ja) * 1998-07-10 2000-01-25 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡滅菌用オートクレーブ装置
JP2000051323A (ja) * 1998-08-07 2000-02-22 Olympus Optical Co Ltd オートクレーブ滅菌処理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56148330A (en) * 1980-04-21 1981-11-17 Olympus Optical Co Internal pressure adjusting apparatus for endoscope
JPS5789865A (en) * 1980-11-27 1982-06-04 Olympus Optical Co High pressure steam pasturizing apparatus
JPH05285103A (ja) * 1992-04-10 1993-11-02 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用オートクレーブ装置
JP2000024094A (ja) * 1998-07-10 2000-01-25 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡滅菌用オートクレーブ装置
JP2000051323A (ja) * 1998-08-07 2000-02-22 Olympus Optical Co Ltd オートクレーブ滅菌処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100705922B1 (ko) * 2006-04-27 2007-04-13 주식회사 화인 튀김기의 배유장치
DE102013223673B4 (de) 2013-11-20 2021-10-07 Zf Friedrichshafen Ag Kraftfahrzeugantriebsstrang

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110000137B (zh) 内窥镜再处理系统和方法
JP3905320B2 (ja) 内視鏡用高温高圧蒸気滅菌容器及び内視鏡洗滌滅菌システム
KR100593777B1 (ko) 의료 기기용 고압 증기 멸균 장치와 멸균 방법
US20040111010A1 (en) Flexible tube of endoscope and endoscope
US20130096375A1 (en) Humidity detecting method and device for endoscope, and endoscope apparatus
WO2005070279A1 (ja) 内視鏡、内視鏡システムおよびフィルタユニット
JP4678980B2 (ja) 内視鏡冷却装置
JP2003010296A (ja) オートクレーブ装置
JP3961677B2 (ja) 内視鏡滅菌用オートクレーブ装置
JP4801285B2 (ja) オートクレーブ装置
JP4102175B2 (ja) 医療機器用高圧蒸気滅菌システム及びその滅菌装置、並びにその滅菌方法
JP4694054B2 (ja) オートクレーブ装置
JP4656951B2 (ja) 超音波内視鏡の気密検査方法、該検査方法に用いる防水ハウジング及び検査装置
JP4801286B2 (ja) オートクレーブ装置
JP4074190B2 (ja) 内視鏡装置
JP3238454B2 (ja) 内視鏡の内圧調整装置
JP2006136732A (ja) 内視鏡装置
JP2006142036A (ja) 内視鏡装置
JPS6244500B2 (ja)
JP4472280B2 (ja) 内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法
JP2004321820A (ja) 内視鏡装置
JP2001046477A (ja) 内視鏡装置
JP2002177367A (ja) オートクレーブ装置
JP4590436B2 (ja) 内視鏡
JP2003225194A (ja) 内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080326

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080430

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110818