JP2003009818A - 乳児用栄養組成物 - Google Patents
乳児用栄養組成物Info
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Abstract
成分として含有することを特徴とする腸管成熟促進作用
を有する乳児用栄養組成物を提供することである。 【解決手段】 グルタチオン及びドコサヘキサエン酸を
有効成分として含有することを特徴とする乳児用栄養組
成物であり、固形分100g当たりグルタチオン1mg
以上及びドコサヘキサエン酸20mg以上を含有するこ
とを望ましい態様とする。
Description
ドコサヘキサエン酸を有効成分として含有することを特
徴とする腸管成熟促進作用を有する乳児用栄養組成物に
関する。さらに詳しくは、本発明は、腸管での高分子物
質の透過性を減少させ、乳児の腸管の成熟促進に有用で
ある。
の栄養源であることは言うまでもないが、何らかの理由
で母乳を与えられない場合には、母乳に代る乳児用栄養
組成物が必要となってくる。近年の乳児用栄養組成物
は、栄養学的には目標である母乳との差が小さくなって
きているが、生理機能の面では未だ母乳に比較して改良
の余地が多く残されている。その中でも、乳児の腸管の
成熟に与える効果が生理機能の一例として挙げられる。
まれる蛋白質等の高分子物質は、腸管管腔内、腸管細胞
上若しくは腸管細胞内で消化され、低分子化されて体内
に吸収される。しかし、新生児期には高分子物質が腸管
を透過して体内に吸収される場合が多く、成長とともに
その透過が減少していくことから、腸管での高分子物質
の透過性の減少は、腸管成熟の代表的な指標とされてい
る(アクタ・ペディアトリカ・スカンジナビカ[Acta P
aediatrica Scandinavica]、第78巻、第4号、第5
32〜537頁、1989年)。また、乳児期のラット
に人工乳を摂取させた場合、母獣の母乳を摂取させた場
合に比較して、腸管での高分子物質の透過性が高いまま
であることが知られている(ペディアトリック・リサー
チ[Pediatric Research]、第28巻、第1号、第31
〜37頁、1990年)。
−L−グルタミル−L−システイニルグリシン)と、還
元型グルタチオンが酸化されて二量体化した酸化型グル
タチオン(グルタチオンジスルフィド)との総称であ
り、その生理機能として、例えば(1)ある種の酵素に
対する補酵素としての作用、(2)ラジカルや過酸化物
の除去、(3)生体異物の解毒作用、(4)ロイコトリ
エンやプロスタグランジン或いはデオキシリボヌクレオ
チドなどの生体成分の生成及び代謝、(5)γ−グルタ
ミルサイクルによるアミノ酸輸送、(6)L−システイ
ンの貯蔵型及び輸送型としての栄養的な役割、等が知ら
れている(蛋白質核酸酵素、第33巻、第9号、第16
25〜1631頁、1988年)。グルタチオンを食品
に利用した例としては、特表平9−507123号公報
(以下、従来技術1と記載する。)に、還元型グルタチ
オンを配合した乳児用ミルク食品の実施例が記載されて
いる。
することがある。)は、ω−3系列高度不飽和脂肪酸の
一種であり、乳児の脳や網膜の発達に関与すると考えら
れていることから、DHAを配合した育児用調製粉乳が
市販されている(ニュー・フード・インダストリー[Ne
w Food Industry]、第34巻、第10号、第55〜6
2頁、1992年:以下、従来技術2と記載する。)。
品組成物は、特開昭61−23699号公報(以下、従
来技術3と記載する。)、特開平8−140592号公
報(以下、従来技術4と記載する。)、特開平9−17
6679号公報(以下、従来技術5と記載する。)に開
示されている。
術1に記載のグルタチオンを配合した乳児用ミルク食
品、及び従来技術2のDHAを配合した育児用調製粉乳
に、乳児の腸管での高分子物質の透過性を減少させる腸
管成熟促進作用があることは一切確認されておらず、更
に一定濃度以上のグルタチオンとDHAを組合せた場合
に著効な腸管成熟促進作用を示すことは報告されていな
かった。
HAの酸化防止という観点から物性を安定化させること
を目的として混合しており、従来技術4及び従来技術5
は酸化や臭いの改善といった物性を改良した技術であっ
て、いずれの技術も乳児用栄養組成物へ適応したもので
はない。更に、これらの食品組成物は乳児の腸管での高
分子物質の透過性を減少させる腸管成熟促進作用がある
ことは全く言及されていないことから、本発明の課題を
解決するに至らなかった。
管成熟促進という観点から、腸管での高分子物質の透過
性を効果的に減少させることができる組成物を探求する
ことを目的に鋭意検討を行った結果、乳児期の動物を用
いた試験系において、グルタチオン及びDHAを併せて
含有する栄養組成物が、腸管での高分子物質の透過性を
効果的に減少させる腸管成熟促進作用があることを見出
し、本発明を完成した。
ヘキサエン酸を含有する腸管成熟促進作用を有する乳児
用栄養組成物を提供することである。
明は、グルタチオン及びドコサヘキサエン酸を含有する
ことを特徴とする腸管成熟促進作用を有する乳児用栄養
組成物であり、組成物の固形分100g当たりグルタチ
オン1mg以上及びドコサヘキサエン酸20mg以上を
含有することを望ましい態様とする。
が、本明細書において百分率は特に断りのない限り重量
による表示である。本発明の乳児用栄養組成物は、「乳
及び乳製品の成分規格等に関する省令」(昭和26年1
2月厚生省令第52号)に規定される調製粉乳の他、低
出生体重児用粉乳、アレルギー疾患用蛋白質分解又はア
ミノ酸粉乳、乳糖不耐症用無乳糖粉乳等の特殊粉乳、乳
児用総合成分栄養剤等、又はそれらの液状品等を例示す
ることが可能である。
質及び/又は蛋白質分解物、アミノ酸、脂質、糖質、ビ
タミン類、及びミネラル類等を主要な構成成分とし、該
構成成分にグルタチオン及びDHAを含有させたもので
あり、組成物の固形分100g当り、グルタチオンの含
有量が1mg以上、及びDHAの含有量が20mg以上
であることを望ましい態様としている。
白質としては、乳蛋白質、又は乳清蛋白質、乳清蛋白質
濃縮物(WPC)、乳清蛋白質分離物(WPI)、カゼ
イン、α−ラクトアルブミン、β−ラクトグロブリンな
どの乳蛋白質分画物、あるいは大豆蛋白質や小麦蛋白質
などの植物蛋白質等を例示することができ、成分中の蛋
白質分解物は、前記蛋白質を種々の分解度で酵素的又は
化学的に分解したもの等を用いることができる。更に、
成分中のアミノ酸は、発酵法で生成されたもの、酵素的
又は化学的に合成されたもの等を用いることができる。
質としては、乳脂肪、ラード、牛脂やカツオ油、マグロ
油などを含む魚油などの動物性油脂、あるいは大豆油、
菜種油、コーン油、ヤシ油、パーム油、パーム核油、サ
フラワー油、エゴマ油、アマニ油、月見草油、中鎖脂肪
酸トリグリセリド(MCT)、又は綿実油などの植物性
油脂、さらにはこれらの油脂の分別油、水添油、エステ
ル交換油などを例示することができる。
質としては、乳糖、麦芽糖、ブドウ糖、ショ糖、可溶性
多糖類、澱粉や、ガラクトシルラクトース、フラクトオ
リゴ糖、ラクチュロースなどのオリゴ糖、又は人工甘味
料などを例示することができる。
タミン類としては、ビタミンA、ビタミンB、ビタミン
C、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パン
トテン酸、β−カロチン、ニコチン酸アミドなどを例示
することができる。
ネラル類としては、カルシウム、ナトリウム、カリウ
ム、リン、塩素、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、ヨウ
素、マンガン、セレンなどを例示することができる。
ルタチオンは、還元型グルタチオン、酸化型グルタチオ
ン、又はこれらの混合物であり、各種天然素材から抽出
されたもの、発酵法で生成されたもの、化学的に合成さ
れたもの、酵素的に合成されたもの等、いずれも使用す
ることができ、市販品も利用が可能である。また、使用
するグルタチオンの精製度は高い方が望ましいが、得ら
れる乳児用栄養組成物の品質を損なうことがない範囲で
あれば許容され、乳児用栄養組成物100g当たり1m
g以上含有することが好ましく、1〜30mgの範囲で
含有することが特に望ましい。尚、還元型グルタチオン
は、蛋白質、脂質、糖質、ビタミン類、及びミネラル類
等が共存した溶液中で不安定であり、このような溶液中
で加熱等の処理を行うことにより容易に消失するため、
還元型グルタチオンを使用する場合は、常法によって製
造した加熱殺菌及び乾燥後の乳児用栄養組成物原末に、
グルタチオンを粉末混合することが望ましい。更に、液
状品の乳児用栄養組成物を製造する際は、酸化型グルタ
チオンを用いることが望ましく、例えば特許第3160
335号公報に開示されたグルタチオン含有飲料の製造
方法等を参考に製造することが可能である。
HAは、各種天然素材から抽出されたもの、発酵法で生
成されたもの、化学的に合成されたもの、酵素的に合成
されたもの等、いずれも使用することができ、市販品も
利用が可能である。また、使用するDHAの精製度は高
い方が望ましいが、得られる乳児用栄養組成物の品質を
損なうことがない範囲であれば許容される。また、DH
Aのような高度不飽和脂肪酸は脂質過酸化反応が起こり
易く、過剰摂取はビタミンEの生体における必要量を増
加させる(原一郎監修、「油脂の栄養と疾病」、第35
5頁、幸書房、1990年)という恐れが考えられるの
で、本発明の乳児用栄養組成物のDHA含有量は、組成
物の固形分100g当り300mg以下であることが望
ましい。
する。 試験例1 本試験は、グルタチオン及びDHAの腸管成熟促進作用
を検討するために、乳児期の動物における高分子物質の
腸管透過性を検討した。 (1)給餌飼料の調製 表1に示す配合を基本組成とし、グルタチオン・コーン
澱粉混合物中のグルタチオンの混合量、及びDHA・コ
ーン油混合物中のDHAの混合量を変化させ、後記する
表2に示すとおりの給餌飼料固形分100g当たりのグ
ルタチオン含有量及びDHA含有量となるように配合
し、定法により給餌飼料を合計16種類調製した。この
中で、グルタチオン及びDHAの両者を共に含まない給
餌飼料を陰性給餌飼料とし、対照試験の給餌飼料とし
た。尚、グルタチオンは還元型グルタチオンを使用し
た。
ー社)を17日齢で早期離乳させ、前記16種類の給餌
飼料(各飼料につき10匹)で4日間飼育した。21日
齢時に飼育を終了した後、体重を測定し、採血して各生
化学指標の測定に供するとともに、解剖して空腸を採取
し、高分子物質の腸管透過性試験に供した。空腸の切片
をディフュージョンチャンバー(コースター社製)に設
置し、切片の粘膜側及び漿膜側をそれぞれ1.5mlの
リンガー液(37℃、pH7.4、95%O2:5%C
O2で飽和条件下)で環流し、粘膜側の環流液に高分子
物質として西洋ワサビパーオキシダーゼ(分子量約4
万、シグマ社製:以下HRPと略記する。)を最終濃度
が0.4mg/mlとなるよう添加した。HRPを添加
した後、50分後及び110分後の漿膜側環流液中の消
化されていないHRP濃度を、メーリーとチャンスの方
法(メッソズ・オブ・バイオケミカル・アナリシス[Me
thods of Biochemical Analysis]、インターサイエン
ス・パブリッシャー社、第1巻、第357〜398頁、
1954年)で測定することによって、時間及び空腸面
積当りの消化されていないHRPの腸管透過量(単位:
ng/h・cm2)を求めた。
餌飼料で飼育したラットの空腸による時間及び面積当り
の消化されていないHRPの腸管透過量の平均値を示す
表である。その結果、グルタチオンを含まない給餌飼
料、及びDHAを含まない給餌飼料で飼育したラットの
空腸におけるHRPの腸管透過量は、グルタチオン及び
DHAの両者を共に含まない陰性給餌飼料で飼育したラ
ットの空腸におけるHRPの腸管透過量に対して殆ど変
化は見られなかった。しかしながら、給餌飼料固形分1
00g当たりグルタチオンの含有量が1mg以上、且つ
DHAの含有量が20mg以上である給餌飼料を乳児期
のラットに与えることによって、空腸におけるHRPの
腸管透過量は、陰性給餌飼料で飼育したラットの空腸に
おけるHRPの腸管透過量に対して減少し、腸管成熟が
促進されることが確認された。
加量は同等であり、血液の各生化学指標も個体間で差は
なく正常範囲であったことから、本発明の乳児用栄養組
成物は安全に摂取されることが明らかとなった。尚、還
元型グルタチオンを酸化型グルタチオンに変更して、同
様の試験を行ったが、ほぼ同等の結果を得られた。
グルタチオンの含有量が1mg以上、且つDHAの含有
量が20mg以上である栄養組成物を乳児期の動物に与
えることによって、腸管での高分子物質の透過性が減少
し、腸管成熟が促進されることが明らかになった。
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
カゼイン(ニュージーランド・デイリーボード社製)
6.2kg、精製乳糖(ミライ社製)57.7kg、植
物性油脂(日本油脂社製)27.3kg、DHA油(日
本油脂社製。DHA含量27重量%)1.14kg、ビ
タミン混合物(田辺製薬社製)160g、及びミネラル
混合物(富田製薬社製)2kgを、温水400リットル
に添加、混合し、均質化して、121℃で2秒間殺菌し
た。次いで殺菌後の調乳液を濃縮し、噴霧乾燥して、育
児用調製粉乳原末約100kgを得た。これに市販の酵
母エキス粉末(興人社製。グルタチオン含量9.4重量
%)312gを順次倍散して粉末混合し、育児用調製粉
乳約100kgを得た。この育児用調製粉乳には固形分
100g当り30mgのグルタチオン及び300mgの
DHAが含まれていた。
製)30kgを、10%の水酸化ナトリウム溶液でpH
7.3に調整した温水に溶解し、18%濃度のカゼイン
溶液を調製した。この溶液を常法によって加熱殺菌した
後室温にし、10%水酸化ナトリウムでpHを9.0に
調整した後に、市販のパパイン(天野製薬社製)300
gとパンクレアチンF(天野製薬社製)300gを添加
し、45℃で16時間加水分解し、90℃で10分間加
熱して酵素を失活させ、室温に冷却し、セライト濾過に
よって沈殿物を除去し、透明な濾液を濃縮し、噴霧乾燥
し、カゼイン加水分解物約21kgを得た。
可溶性多糖類(昭和産業社製)61kg、ショ糖(日本
甜菜精糖社製)5.3kg、植物性油脂(日本油脂社
製)22kg、DHA油(日本油脂社製。DHA含量2
7重量%)77g、ビタミン混合物(田辺製薬社製)1
70g及びミネラル混合物(富田製薬社製)1.8kg
を、温水400リットルに添加、混合し、均質化して、
120℃で2秒間殺菌した。次いで殺菌後の調乳液を濃
縮し、噴霧乾燥して、蛋白質加水分解無乳糖粉乳原末約
100kgを得た。これに市販のシスチン(味の素社
製)100g及び還元型グルタチオン粉末(興人社製。
純度98.8重量%)1gを順次倍散して粉末混合し、
蛋白質加水分解無乳糖粉乳約100kgを得た。この蛋
白質加水分解無乳糖粉乳には固形分100g当り1mg
のグルタチオン及び20mgのDHAが含まれていた。
ゼイン(ニュージーランド・デイリーボード社製)77
0g、精製乳糖(ミライ社製)7.1kg、植物性油脂
(日本油脂社製)3.34kg、DHA油(日本油脂社
製。DHA含量27重量%)9.4g、ビタミン混合物
(田辺製薬社製)20g、ミネラル混合物(富田製薬社
製)250g及び酸化型グルタチオン粉末(興人社製。
純度99.7重量%)3.8gを、温水60リットルに
添加、混合し、均質化し、全量を100リットルに調整
した後150℃で2秒間殺菌して、液状の育児用調製乳
約100リットルを得た。この液状の育児用調製乳には
固形分100g当り30mgのグルタチオン及び20m
gのDHAが含まれていた。
物性油脂(日本油脂社製)21.2kg、DHA油(日
本油脂社製。DHA含量27重量%)1.14kg、ビ
タミン混合物(田辺製薬社製)170g及びミネラル混
合物(富田製薬社製)1.8kgを、温水350リット
ルに添加、混合し、均質化して、121℃で2秒間殺菌
した。次いで殺菌後の調乳液を濃縮し、噴霧乾燥して、
乳児用総合栄養剤原末約85kgを得た。これに市販の
アミノ酸混合物(味の素社製)15kg及び還元型グル
タチオン粉末(興人社製。純度98.8重量%)1gを
順次倍散して粉末混合し、粉末状の乳児用総合栄養剤約
100kgを得た。この乳児用総合栄養剤には固形分1
00g当り1mgのグルタチオン及び300mgのDH
Aが含まれていた。
オン及びドコサヘキサエン酸を有効成分として含有する
ことを特徴とする腸管成熟促進作用を有する乳児用栄養
組成物に関するものであり、本発明により腸管での高分
子物質の透過性を効果的に減少させることが可能であ
り、乳児の腸管の成熟促進に有用である。
Claims (2)
- 【請求項1】 グルタチオン及びドコサヘキサエン酸を
含有することを特徴とする腸管成熟促進作用を有する乳
児用栄養組成物。 - 【請求項2】 組成物の固形分100g当たりグルタチ
オン1mg以上及びドコサヘキサエン酸20mg以上を
含有することを特徴とする請求項1に記載の乳児用栄養
組成物。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2005104852A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | モービリウィルス感染症の予防または治療用組成物 |
JP2020501526A (ja) * | 2016-12-15 | 2020-01-23 | ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー | 鉄−カゼイン錯体及び酸化感受性化合物を含む粉末形態の組成物 |
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WO2001043570A1 (en) * | 1999-12-17 | 2001-06-21 | Wyeth | Composition for improving the proliferative response during adaptation of the gastrointestinal tract and use in short bowel syndrome |
-
2001
- 2001-07-03 JP JP2001201793A patent/JP4694053B2/ja not_active Expired - Fee Related
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