JP2003009321A - 開閉機器の更新方法 - Google Patents

開閉機器の更新方法

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JP2003009321A
JP2003009321A JP2001187523A JP2001187523A JP2003009321A JP 2003009321 A JP2003009321 A JP 2003009321A JP 2001187523 A JP2001187523 A JP 2001187523A JP 2001187523 A JP2001187523 A JP 2001187523A JP 2003009321 A JP2003009321 A JP 2003009321A
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circuit breaker
insulated switchgear
disconnector
air
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JP2001187523A
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Nobuo Hakoi
信夫 箱井
Hitoshi Sadakuni
仁志 貞國
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気中絶縁方式の開閉機器のガス絶縁開閉装置
への更新を、更新のための設備、スペースを必要とせ
ず、主母線部分の長期間の停止も必要としない更新方法
を提供する。 【解決手段】 気中絶縁方式の主母線と気中絶縁方式の
主母線部分は運転状態を継続し、更新する引出ユニット
の断路器を開路状態とし、遮断器を撤去し、引出ユニッ
トを構成する少なくとも遮断器、断路器がタンク内に収
容され、端部に接続ブッシングが取り付けられたガス絶
縁開閉装置を遮断器が撤去された基礎上に設置し、引出
ユニットの遮断器以外の機器は撤去しないで、撤去しな
い断路器の遮断器側の端子とガス絶縁開閉装置の接続ブ
ッシングとの間を接続導体にて接続し、撤去しない断路
器を閉路状態とし、開路状態にならないようにロックし
て運転する方法により更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発電所、変電
所、開閉所等の電気所の開閉機器の更新方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば特開昭63−19450
8号公報に開示された変電所の気中絶縁方式の開閉機器
の更新初期の配置状況を示す図である。図において、1
は二重母線方式の気中絶縁開閉装置の既設部分である。
2Aは既設甲主母線、2Bは既設乙主母線、3Aは主母
線2A、2Bからの気中絶縁の引出ユニットである。気
中絶縁開閉機器1は、図示していないが引出ユニット3
Aと同一構成の送電線路に接続される線路側の引出ユニ
ット、変圧器に接続される変圧器側の引出ユニットの複
数の引出ユニットが主母線2A、2Bに接続されてい
る。
【0003】6は更新のために増設した主母線部分、7
aは既設甲主母線2Aに接続された延長甲主母線、7b
は既設乙主母線2Bに接続された延長乙主母線である。
10は新設したガス絶縁開閉装置、8aは新設したガス
絶縁開閉装置10と延長甲主母線7aとを接続する先端
に気中ブッシング9aが取り付けられた第一の接続母
線、8bは増設したガス絶縁開閉装置10と延長乙主母
線7bとを接続する先端に気中ブッシング9bが取り付
けらた第二の接続母線である。
【0004】図9に示す構成の既設の二重母線方式の気
中絶縁開閉装置1から新設のガス絶縁開閉装置10への
更新は、まず、新設のガス絶縁開閉装置10を新たな場
所を確保して設置し、既設甲主母線2A、既設乙主母線
2Bにそれぞれ接続した延長甲主母線7a、延長乙主母
線7bを増設し、ガス絶縁開閉装置10と延長した延長
甲主母線7aおよび延長乙主母線7bとの間に第一の接
続母線8aおよび第二の接続母線8bを設置して接続す
る構成とし、新設のガス絶縁開閉装置10は、更新ステ
ップ毎に順次接続できるように主母線の各引出ユニット
の接続部の間に着脱導体を設け、更新にしたがって順次
接続できるように構成されている。
【0005】既設の気中絶縁開閉装置1の更新する部分
に対応する新設ガス絶縁開閉装置10の設置が完了する
と、新設のガス絶縁開閉装置10と受電する送電線との
接続を行い、第1の接続母線8a、第二の接続母線8b
は撤去して取り外した部分を封止することで新設のガス
絶縁開閉装置10の設置が完了する。新設したガス絶縁
開閉装置10に切り換えて運転を開始した後、既設の気
中絶縁開閉機器1、既設甲主母線2A、既設乙主母線2
Bおよび延長主母線7a、7bの増設部分6を撤去して
更新が完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す従来の気中
絶縁開閉機器のガス絶縁開閉装置への更新は、新設のガ
ス絶縁開閉装置10、延長甲主母線7a、延長乙主母線
7bの設置場所を確保すること、更新化後は不要となる
延長甲主母線7a、延長乙主母線7b、第一の接続母線
8a、第二の接続母線8bを必要とすることにより更新
コストが高くなる問題点、延長甲主母線7aおよび延長
乙主母線7bの各引出ユニットの更新毎に長時間の主母
線停止を必要とする問題点があった。
【0007】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたものであり、気中絶縁方式の開閉装置のガス絶縁
開閉装置への更新を、更新するための設備およびスペー
スを必要とせず、主母線部分の長期間の停止も必要とし
ない更新方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る開閉機器の更新方法は、気中絶縁方式の主母線と気中
絶縁方式の少なくとも遮断器および断路器が接続された
引出ユニットの主母線部分は運転状態を継続し、更新す
る引出ユニットの断路器を開路状態とし、遮断器を撤去
し、引出ユニットを構成する少なくとも遮断器、断路器
がタンク内に収容され、端部に接続ブッシングが取り付
けられたガス絶縁開閉装置を遮断器が撤去された基礎上
に設置し、引出ユニットの遮断器以外の機器は撤去しな
いで、撤去しない断路器の遮断器側の端子とガス絶縁開
閉装置の接続ブッシングとの間を接続導体にて接続し、
撤去しない断路器を閉路状態とし、開路状態とならない
ようにロックして運転する方法である。
【0009】この発明の請求項2に係る開閉機器の更新
方法は、気中絶縁方式の主母線と気中絶縁方式の少なく
とも遮断器および断路器が接続された引出ユニットの主
母線部分は運転状態を継続し、更新する引出ユニットの
断路器を開路状態とし、遮断器を撤去し、引出ユニット
を構成する少なくとも遮断器、断路器がタンク内に収容
され、端部に接続ブッシングが取り付けられたガス絶縁
開閉装置を遮断器が撤去された基礎上に設置し、引出ユ
ニットの遮断器以外の機器は撤去しないで、撤去しない
断路器の遮断器側の端子とガス絶縁開閉装置の接続ブッ
シングとの間を接続導体にて接続し、撤去しない断路器
を閉路状態とし、開路状態にならないようにロックして
応急的に運転し、主母線が長時間にわたって停止できる
時期に主母線を停止し、遮断器以外の機器および接続導
体を撤去し、ガス絶縁開閉装置のブッシングと主母線と
の間およびガス絶縁開閉装置のブッシングと送電線路ま
たは変圧器回路の接続部との間を接続導体で接続して運
転を再開する方法である。
【0010】この発明の請求項3に係る開閉機器の更新
方法は、請求項1または請求項2の更新方法において、
更新する引出ユニットに変流器および電圧変成器が必要
な場合には、空心コイル方式変流器の空心コイルとコン
デンサ分圧方式電圧変成器のコンデンサ分圧器をタンク
内部に収容したガス絶縁開閉装置に更新する方法であ
る。
【0011】この発明の請求項4に係る開閉機器の更新
方法は、請求項1または請求項2の更新方法において、
更新する引出ユニットに避雷器を必要とする場合には、
機器が収容された容器の端部に酸化亜鉛形避雷器を配置
したガス絶縁開閉装置に更新する方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下この発明の電
気所の開閉装置が図1の単線図に示した構成の場合につ
いて説明する。図2は図1の単線図に示した気中絶縁方
式の開閉装置の更新前の機器配置の状況を示す平面図で
ある。図3は図2の引出ユニットの更新前の開閉装置の
側面図である。図において、11は気中絶縁方式の主母
線、20は更新前の送電線路に接続された線路側引出ユ
ニットであり、図3の側面図のように主母線側の断路器
12、遮断器13、線路側の断路器14、気中絶縁方式
の変流器15、コンデンサ分圧形の電圧変成器16、避
雷器17が直線状に配置され、主母線11と主母線側の
断路器12との間が接続導体18で接続されている。3
0は変圧器に接続された変圧器側引出ユニットであり、
主母線側の断路器12、遮断器13、気中絶縁方式の変
流器15および変圧器に接続されたケーブルヘッド21
が直線状に配置され、主母線11と主母線側の断路器1
2との間が接続導体18で接続されている。線路側引出
ユニット20は図2の平面図に示すように主母線11に
対してT字状に分岐して平行配置されている。変圧器側
引出ユニット30も図2の平面図に示すように線路側引
出ユニット20の反対側に主母線11に対してT字状に
分岐して平行配置されている。
【0013】このように配置された気中絶縁方式の線路
側引出ユニット20に対して、更新する開閉機器は、更
新前と同一機能を有し、撤去した遮断器13の基礎上に
設置できる寸法に構成することが条件となる。この条件
に合致する構成としては図4に示すガス絶縁開閉装置4
0の構成となる。図4において、22は断路器タンク2
2tに断路部が収容された主母線側の断路器、23は遮
断器タンク23tに遮断部が収容された遮断器、24は
断路器タンク24tに断路部が収容された線路側の断路
器、25は空心コイル方式変流器の電流検出部の空心コ
イル、26は電圧変成器の電圧検出部のコンデンサ分圧
器、27は酸化亜鉛避雷器である。28は主母線11に
接続するブッシング、29は送電線路に接続されるブッ
シング、38は主母線側の接続導体、39は線路側の接
続導体である。
【0014】この構成は、変流器は電流検出部を空心コ
イル25で構成し、電流に比例した電圧を検出して増幅
器により二次負担容量を補償しする空心コイル方式の変
流器とし、電圧変成器は電圧検出部をコンデンサ分圧器
とし、増幅器により二次負担容量を補償する増幅方式の
電圧変成器としている。遮断器容器23tの両端部に絶
縁スペーサ23sを配置し、その主母線側に主母線側の
断路器22、線路側に線路側の断路器24を配置し、断
路器容器23tの上部にブッシング28、断路器容器2
4tの上部にブッシング29を取り付ける構成としてい
る。このように構成したことにより、ガス絶縁開閉装置
としてタンク長さが短くなり、撤去された気中絶縁方式
の遮断器の基礎上に設置できる寸法のガス絶縁開閉装置
となる。
【0015】気中絶縁方式の変圧器側引出ユニット30
に対しては、図1の単線図に示すように変圧器側に電圧
変成器、避雷器を有しない構成であり、更新前と同一機
能を有し、撤去した遮断器の基礎上に設置できる寸法と
しては図5に示すガス絶縁開閉装置50の構成となる。
図5において、主母線側の断路器22、変流器の電流検
出部の空心コイル25は上記の図4の線路側引出ユニッ
ト40と同一の構成とし、ブッシング28、29および
接続導体38、39も図4と同一である。43は遮断部
が遮断器容器43tに収容された遮断器であり、遮断器
容器43tは変圧器側に接続するブッシングの取付座を
備えた構成としている。変流器の電流を検出する空心コ
イル25は、遮断器タンク43tの主母線側の断路器2
2側と変圧器側のブッシング取付部に配置した構成であ
る。遮断器43の遮断部の変圧器側は、内部接続導体4
3cによりブッシング29に接続している。
【0016】また、変圧器側引出ユニット30は、電圧
変成器、避雷器が設置されていないことから、変流器は
空心コイル形変流器としなくても鉄心に二次コイルを巻
回した構成としても更新前の遮断器13の基礎上に据付
できる寸法に構成することは可能であり、その場合の構
成は図6に示すガス絶縁開閉装置60となる。図におい
て、53は遮断部が遮断器タンク53tに収容された遮
断器であり、遮断器タンク53tは主母線側の断路器2
2側およびブッシング29の取付部に変流器を収容でき
るように構成している。55は鉄心形の変流器である。
その他の部分は図5の構成と同一である。
【0017】送電線路に接続された線路側の引出ユニッ
ト20のガス絶縁開閉装置40への更新は、次の手順に
より行う。 (1)更新する線路側の引出ユニットの遮断器13を開
極し、主母線側の断路器12および線路側の断路器14
を開極し、更新する線路ユニット20を停止する。 (2)主母線側の断路器12、線路側の断路器14の遮
断器側を接地する。 (3)遮断器13を撤去し、新設するガス絶縁開閉装置
40を撤去した遮断器13の基礎上に据え付ける。 (4)ガス絶縁開閉装置40の制御回路を配線し、据付
後の動作確認および耐電圧試験を実施する。 (5)主母線側の断路器12とガス絶縁開閉装置40の
ブッシング28との間を接続導体38により接続し、線
路側の断路器14とガス絶縁開閉装置40のブッシング
29との間を接続導体39により接続する。 (6)更新後にも残る変流器15は二次回路を短絡して
接地し、電圧変成器16の二次回路は接地して誘導電圧
が発生しないように対策する。 (7)主母線側の断路器12および線路側の断路器14
を閉路状態として開路状態にならないようにロックして
ガス絶縁開閉装置40を充電し、線路側引出ユニットを
運転する。
【0018】以上のようにして線路側引出ユニット20
の更新が完了する。更新完了状態の側面図は図7に示
す。変圧器側引出ユニット30からガス絶縁開閉装置5
0または60への更新は、線路側の引出ユニット20か
らガス絶縁開閉装置40への更新と同様の手順で更新す
る。
【0019】以上の方法によると、気中絶縁方式の開閉
装置からガス絶縁開閉装置への更新が、主母線11を停
止しないで、更新する引出ユニットのみの停止で更新す
ることができ、停止がとりにくい重要な変電所において
も、容易に更新することができる。
【0020】以上は主母線が単母線方式の場合について
説明したが、2重母線方式の場合についても同様の方法
にて更新することができる。
【0021】実施の形態2.実施の形態1では、既設の
主母線側断路器12、線路側断路器14、変流器15等
の既設機器は残した状態で運転することとしたが、この
状態で長期間使用すると既設機器の老化も進行して安定
した運転ができないので、実施の形態2では主母線が停
止できる時期に既設機器を撤去する更新方法である。
【0022】実施の形態2では、実施の形態1の更新方
法により引出ユニット毎に更新して応急的に運転し、主
母線が長期間停止できる時期に主母線を停止し、引出ユ
ニット毎に主母線11と主母線側の断路器12との間の
接続導体を取り外して主母線11を運転し、既設機器の
主母線側の断路器12、変流器15、線路側の断路器1
4およびその他の不要となった機器を撤去し、図8に示
すように、主母線11とガス絶縁開閉装置40のブッシ
ング28との間に支持碍子32およびガス絶縁開閉装置
40のブッシング29と送電線路に接続する部分との間
に支持碍子34を設置し、再度主母線11を停止して、
主母線11とガス絶縁開閉装置40のブッシング28と
の間を接続導体58で接続し、ガス絶縁開閉装置40の
ブッシング29と送電線路との接続部との間を接続導体
59で接続して主母線11の運転を再開することで、気
中絶縁方式の開閉機器のガス絶縁開閉機器40への更新
が主母線11を長期間停止することなく更新することが
できる。
【0023】変圧器側引出ユニットのガス絶縁開閉装置
50または60への更新についても、線路側引出ユニッ
ト40の場合と同様の手順で行えば、主母線11を長期
間停止することなく更新することができる。
【0024】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る開閉機器の更
新方法は、主母線部分は運転状態を継続し、更新する引
出ユニットの断路器を開路状態とし、遮断器を撤去し、
更新前と同一機能を有する構成の機器をタンク内に収容
し、端部にブッシングを取り付けたガス絶縁開閉装置を
遮断器が撤去された基礎上に設置し、引出ユニットの遮
断器以外の機器は撤去しないで、撤去しない断路器の遮
断器側の端子とガス絶縁開閉装置の接続ブッシングとの
間を接続導体にて接続し、撤去しない断路器を閉路状態
とし、開路状態にならないようにロックして運転する方
法であり、主母線を停止しないで、更新を行う引出ユニ
ットのみの停止で更新することができ、停止がとれない
重要な変電所においても、容易に更新することができ、
基礎を流用することで更新コストも低くすることができ
る。
【0025】この発明の請求項2に係る開閉機器の更新
方法は、主母線部分は運転状態を継続し、更新する引出
ユニットの断路器を開路状態とし、遮断器を撤去し、更
新前と同一機能を有する構成の機器をタンク内に収容
し、端部にブッシングを取り付けたガス絶縁開閉装置を
遮断器が撤去された基礎上に設置し、引出ユニットの遮
断器以外の機器は撤去しないで、撤去しない断路器の遮
断器側の端子とガス絶縁開閉装置の接続ブッシングとの
間を接続導体にて接続し、撤去しない断路器を閉路状態
とし、開路状態にならないようにロックして応急的に運
転し、主母線が長時間にわたって停止できる時期に主母
線を停止し、遮断器以外の機器および接続導体を撤去
し、ガス絶縁開閉装置のブッシングと主母線との間およ
び送電線路の間に支持碍子を設置し、接続導体にて接続
して運転を再開する方法であり、主母線は短い停止期間
で気中絶縁開閉装置からガス絶縁開閉装置への更新がで
き、基礎を流用することで更新コストも低くすることが
できる。
【0026】この発明の請求項3に係る開閉機器の更新
方法は、請求項1または請求項2の更新方法において、
更新する引出ユニットに電流検出手段および電圧検出手
段が必要な場合には、空心コイル方式変流器の空心コイ
ルおよびコンデンサ分圧方式電圧変成器のコンデンサ分
圧器を内部に収容したガス絶縁開閉装置に更新する方法
であり、更新するガス絶縁開閉装置が気中絶縁方式の遮
断器の基礎上に設置する寸法で構成できる。
【0027】この発明の請求項4に係る開閉機器の更新
方法は、請求項1または請求項2の更新方法において、
更新する引出ユニットに避雷器を必要とする場合には、
機器が収容された容器の端部に酸化亜鉛形避雷器を配置
したガス絶縁開閉装置に更新する方法であり、避雷器を
含む引出ユニットでも撤去した遮断器の基礎上に据え付
けられるガス絶縁開閉装置が構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 更新する開閉装置の単線図である。
【図2】 更新する気中絶縁開閉装置の機器の配置状態
を模式的に示した平面図である。
【図3】 更新する開閉装置の配置状況の側面図であ
る。
【図4】 線路側引出ユニットの新設するガス絶縁開閉
装置の断面図である。
【図5】 変圧器側引出ユニットの新設するガス絶縁開
閉装置の断面図である。
【図6】 変圧器側引出ユニットの変流器を鉄心に二次
コイルを巻回した変流器とした場合の新設するガス絶縁
開閉装置の断面図である。
【図7】 線路側ユニットの更新後の状態を示す側面図
である。
【図8】 更新後の気中絶縁方式の機器を撤去し、新設
するガス絶縁開閉装置の据付後の状況を示す図である。
【図9】 従来の気中絶縁方式の開閉装置をガス絶縁開
閉装置に更新する場合の更新途中の開閉装置の配置図で
ある。
【符号の説明】
1 主母線、12 断路器、13 遮断器、14 断路
器、15 変流器、16 電圧変成器、17 避雷器、
18 接続導体、19 接続導体、20 線路側引出ユ
ニット、21 ケーブルヘッド、22 断路器、22t
断路器タンク、23 遮断器、23t 遮断器タン
ク、24 断路器、24t 断路器タンク、25 空心
コイル、26 コンデンサ分圧器、27 避雷器、28
ブッシング、29 ブッシング、30 変圧器側引出
ユニット、38 接続導体、39 接続導体、40 ガ
ス絶縁開閉装置、43 遮断部、43c 内部接続導
体、50 ガス絶縁開閉装置、53 遮断器、53c
内部接続導体、55 変流器、58 接続導体、59
接続導体、60 ガス絶縁開閉装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気中絶縁方式の主母線と気中絶縁方式の
    少なくとも遮断器、断路器が接続された引出ユニットと
    で構成された気中絶縁開閉装置の上記引出ユニットの構
    成機器を更新する更新方法において、主母線部分は運転
    状態を継続し、更新する上記引出ユニットの断路器を開
    路状態とし、上記遮断器を撤去し、引出ユニットを構成
    する少なくとも遮断器、断路器がタンク内に収容され、
    端部に接続ブッシングが取り付けられ、上記タンク内部
    に絶縁ガスが充填されたガス絶縁開閉装置を上記遮断器
    が撤去された基礎上に設置し、上記引出ユニットの遮断
    器以外の機器は撤去しないで、上記撤去しない断路器の
    遮断器側の端子と上記ガス絶縁開閉装置の接続ブッシン
    グとの間を接続導体にて接続し、上記撤去しない断路器
    を閉路状態とし、開路状態にならないようにロックして
    運転することを特徴とする開閉機器の更新方法。
  2. 【請求項2】 気中絶縁方式の主母線と気中絶縁方式の
    少なくとも遮断器、断路器が接続された引出ユニットと
    で構成された気中絶縁開閉装置の上記引出ユニットの開
    閉機器を更新する更新方法において、主母線部分は運転
    状態を継続し、更新する上記引出ユニットの断路器を開
    路状態とし、上記遮断器を撤去し、引出ユニットを構成
    する少なくとも遮断器、断路器がタンク内に収容され、
    端部に接続ブッシングが取り付けられ、上記タンク内部
    に絶縁ガスが充填されたガス絶縁開閉装置を上記遮断器
    が撤去された基礎上に設置し、上記引出ユニットの遮断
    器以外の機器は撤去しないで、上記撤去しない断路器の
    遮断器側の端子と上記ガス絶縁開閉装置の接続ブッシン
    グとの間を接続導体にて接続し、上記撤去しない断路器
    を閉路状態とし、開路状態にならないようにロックして
    応急的に運転し、主母線が長時間にわたって停止できる
    時期に主母線を停止し、上記遮断器以外の機器および接
    続導体を撤去し、上記ガス絶縁開閉装置のブッシングと
    上記主母線との間およびガス絶縁開閉装置のブッシング
    と送電線路または変圧器回路の接続部との間を接続導体
    にて接続して運転を再開することを特徴とする開閉機器
    の更新方法。
  3. 【請求項3】 更新する引出ユニットに変流器および電
    圧変成器が必要な場合は、空心コイル方式変流器の空心
    コイルとコンデンサ分圧方式電圧変成器のコンデンサ分
    圧器をタンク内部に収容したガス絶縁開閉装置に更新す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の開閉
    機器の更新方法。
  4. 【請求項4】 更新する引出ユニットに避雷器を必要と
    する場合には、機器が収容されたタンクの端部に酸化亜
    鉛形避雷器を配置したガス絶縁開閉装置に更新すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の開閉装置の
    更新方法。
JP2001187523A 2001-06-21 2001-06-21 開閉機器の更新方法 Pending JP2003009321A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013046426A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Hitachi Ltd 気中架線接続形変電所に用いる電気機器

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