JP2002034111A - 二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置Info
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 既設の電気所の長期間の運用停止を伴わず、
また、新たな敷地を確保することなく、既設の気中絶縁
電気所を二重母線化し、電気所の信頼性及び運用性の向
上を図る。 【解決手段】 2組の主母線41,42及び主母線側ブ
ッシング24に接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線
43に接続された断路器と、断路器に接続された遮断器
27と、この遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流
器並びに接地開閉器とを有する複合形ガス絶縁開閉装置
の線路ユニット23、変圧器ユニット34、母線接続ユ
ニット36を備えた二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置
において、2組の主母線の一方41を気中絶縁主母線と
して複合形ガス絶縁開閉装置の各ユニットの主母線側ブ
ッシングに接続し、他方42をガス絶縁主母線として複
合形ガス絶縁開閉装置の各ユニットのガス絶縁分岐母線
に接続した構成とする。
また、新たな敷地を確保することなく、既設の気中絶縁
電気所を二重母線化し、電気所の信頼性及び運用性の向
上を図る。 【解決手段】 2組の主母線41,42及び主母線側ブ
ッシング24に接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線
43に接続された断路器と、断路器に接続された遮断器
27と、この遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流
器並びに接地開閉器とを有する複合形ガス絶縁開閉装置
の線路ユニット23、変圧器ユニット34、母線接続ユ
ニット36を備えた二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置
において、2組の主母線の一方41を気中絶縁主母線と
して複合形ガス絶縁開閉装置の各ユニットの主母線側ブ
ッシングに接続し、他方42をガス絶縁主母線として複
合形ガス絶縁開閉装置の各ユニットのガス絶縁分岐母線
に接続した構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、二重母線式複合
形ガス絶縁開閉装置、特に気中絶縁主母線とガス絶縁主
母線とを有する二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置に関
するものである。
形ガス絶縁開閉装置、特に気中絶縁主母線とガス絶縁主
母線とを有する二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図13、図14及び図15は、例えば柳
浦嘉紀他著三菱電機技報・Vol.54・No.9・1980・41−
45頁「新しい変電所の構成」に記載された従来の気中絶
縁単母線式変電所の構成を示す単線図、側面図及び平面
図である。これらの図において、1は気中絶縁単母線式
の変電所、発電所等の電気所、2は気中絶縁主母線、3
はその支持用鉄構、4は鉄構に吊下され、気中絶縁主母
線2を支持する碍子、5は気中絶縁接続線6を介して気
中絶縁主母線2に接続された母線側碍子形断路器、7は
気中絶縁接続線8を介して母線側碍子形断路器に接続さ
れたタンク形ガス遮断器、9は気中絶縁接続線10を介
してタンク形ガス遮断器7に接続された線路側碍子形断
路器、11はタンク形ガス遮断器の両端部にそれぞれ配
設された変流器、12は接地開閉器、13は碍子形避雷
器、14は碍子形電圧変成器、15は架空線路、16は
引留鉄塔、17は引留鉄塔に設けられ、架空線路15を
支持する碍子、18は架空地線、19は変圧器である。
浦嘉紀他著三菱電機技報・Vol.54・No.9・1980・41−
45頁「新しい変電所の構成」に記載された従来の気中絶
縁単母線式変電所の構成を示す単線図、側面図及び平面
図である。これらの図において、1は気中絶縁単母線式
の変電所、発電所等の電気所、2は気中絶縁主母線、3
はその支持用鉄構、4は鉄構に吊下され、気中絶縁主母
線2を支持する碍子、5は気中絶縁接続線6を介して気
中絶縁主母線2に接続された母線側碍子形断路器、7は
気中絶縁接続線8を介して母線側碍子形断路器に接続さ
れたタンク形ガス遮断器、9は気中絶縁接続線10を介
してタンク形ガス遮断器7に接続された線路側碍子形断
路器、11はタンク形ガス遮断器の両端部にそれぞれ配
設された変流器、12は接地開閉器、13は碍子形避雷
器、14は碍子形電圧変成器、15は架空線路、16は
引留鉄塔、17は引留鉄塔に設けられ、架空線路15を
支持する碍子、18は架空地線、19は変圧器である。
【0003】次に、従来の気中絶縁単母線式電気所の動
作について説明する。図13、図14及び図15に示す
電気所1は、2回線の架空送電線、2バンク(2変圧
器)構成の単母線の例を示すものであり、気中絶縁主母
線2の両側に気中絶縁機器である碍子形断路器5及び
9、タンク形ガス遮断器7、碍子形避雷器13、碍子形
電圧変成器14等が、それぞれの相間及び対地間に広い
気中絶縁距離を確保して配設されている。今、図13の
単母線式電気所において、回路の遮断器7が不動作、遮
断失敗、多重雷等による極間閃絡を生じた場合、他の回
路の全ての遮断器7が後備保護として作動して主母線2
が全停となり、電気所1は停電することになる。このた
め、二重母線式とすることが望ましいが、気中絶縁の場
合、気中絶縁機器の配設に広い敷地が必要となるため、
敷地確保ができないために、既設の単母線式電気所を二
重化し難いという問題点があった。
作について説明する。図13、図14及び図15に示す
電気所1は、2回線の架空送電線、2バンク(2変圧
器)構成の単母線の例を示すものであり、気中絶縁主母
線2の両側に気中絶縁機器である碍子形断路器5及び
9、タンク形ガス遮断器7、碍子形避雷器13、碍子形
電圧変成器14等が、それぞれの相間及び対地間に広い
気中絶縁距離を確保して配設されている。今、図13の
単母線式電気所において、回路の遮断器7が不動作、遮
断失敗、多重雷等による極間閃絡を生じた場合、他の回
路の全ての遮断器7が後備保護として作動して主母線2
が全停となり、電気所1は停電することになる。このた
め、二重母線式とすることが望ましいが、気中絶縁の場
合、気中絶縁機器の配設に広い敷地が必要となるため、
敷地確保ができないために、既設の単母線式電気所を二
重化し難いという問題点があった。
【0004】また、図16及び図17は、例えば特公昭
55−49482号公報に示された従来の別の電気所の
例を示すもので、図16は、縮小形変電所に基づいた二
重母線式複合形ガス絶縁開閉装置の構成を示す単線図、
図17は、同じく側面図である。これらの図において、
20は気中絶縁の二重母線式電気所、21及び22は気
中絶縁主母線、23は複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユ
ニットで、次の各装置によって構成されている。即ち、
24は一対のブッシングで、それぞれ気中絶縁接続線2
5によって気中絶縁主母線21,22に接続されてい
る。26は各ブッシングにそれぞれ接続された主母線側
断路器、27は各主母線側断路器に接続された遮断器、
28は遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流器、2
9は接地開閉器、30は線路側断路器、31は避雷器、
32は電圧変成器、33は架空線路側ブッシングであ
る。
55−49482号公報に示された従来の別の電気所の
例を示すもので、図16は、縮小形変電所に基づいた二
重母線式複合形ガス絶縁開閉装置の構成を示す単線図、
図17は、同じく側面図である。これらの図において、
20は気中絶縁の二重母線式電気所、21及び22は気
中絶縁主母線、23は複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユ
ニットで、次の各装置によって構成されている。即ち、
24は一対のブッシングで、それぞれ気中絶縁接続線2
5によって気中絶縁主母線21,22に接続されてい
る。26は各ブッシングにそれぞれ接続された主母線側
断路器、27は各主母線側断路器に接続された遮断器、
28は遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流器、2
9は接地開閉器、30は線路側断路器、31は避雷器、
32は電圧変成器、33は架空線路側ブッシングであ
る。
【0005】また、34は複合形ガス絶縁開閉装置の変
圧器ユニットで、その構成装置は、上述した線路ユニッ
ト23を構成する各装置と同等のものであるため、相当
する装置に線路ユニットの装置と同一符号を付して説明
を省略する。35は気中絶縁接続線、19は変圧器であ
る。また、36は複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユ
ニットで、その構成装置は、変圧器ユニットと同様に、
線路ユニット23を構成する各装置と同等のものである
ため、相当する装置に線路ユニットの装置と同一符号を
付して説明を省略する。なお、37及び38は鉄構、3
9は碍子である。
圧器ユニットで、その構成装置は、上述した線路ユニッ
ト23を構成する各装置と同等のものであるため、相当
する装置に線路ユニットの装置と同一符号を付して説明
を省略する。35は気中絶縁接続線、19は変圧器であ
る。また、36は複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユ
ニットで、その構成装置は、変圧器ユニットと同様に、
線路ユニット23を構成する各装置と同等のものである
ため、相当する装置に線路ユニットの装置と同一符号を
付して説明を省略する。なお、37及び38は鉄構、3
9は碍子である。
【0006】次に、この二重母線式電気所の動作につい
て説明する。図16及び図17において、気中絶縁二重
母線式電気所20は、2組の線路ユニット23、2組の
変圧器ユニット34及び母線接続ユニット36で構成さ
れる複合形ガス絶縁開閉装置の例を示すものであり、気
中絶縁主母線21及び22の両側に上記の複合形ガス絶
縁開閉装置のユニットが配設されている。気中絶縁主母
線21及び22は気中絶縁のため長い絶縁距離が必要で
あり、電気所において大きなスペースを占めているた
め、複合形ガス絶縁開閉装置を適用してもなお、電気所
全体として大きなスペースを必要とする。従って、図1
6および図17に示される複合形ガス絶縁開閉装置を図
13〜図15に示す既設の単母線式電気所に適用しても
二重母線式電気所に更新することは極めて困難であると
いう問題点を有していた。
て説明する。図16及び図17において、気中絶縁二重
母線式電気所20は、2組の線路ユニット23、2組の
変圧器ユニット34及び母線接続ユニット36で構成さ
れる複合形ガス絶縁開閉装置の例を示すものであり、気
中絶縁主母線21及び22の両側に上記の複合形ガス絶
縁開閉装置のユニットが配設されている。気中絶縁主母
線21及び22は気中絶縁のため長い絶縁距離が必要で
あり、電気所において大きなスペースを占めているた
め、複合形ガス絶縁開閉装置を適用してもなお、電気所
全体として大きなスペースを必要とする。従って、図1
6および図17に示される複合形ガス絶縁開閉装置を図
13〜図15に示す既設の単母線式電気所に適用しても
二重母線式電気所に更新することは極めて困難であると
いう問題点を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の気中絶縁の単母
線式電気所あるいは二重母線式電気所は、以上のように
構成され、気中絶縁機器の配設に広い敷地を必要とする
ため、既設の単母線式電気所を二重母線式電気所に更新
することは困難であった。また、仮に、十分な敷地が確
保できたとしても、二重母線式への更新に際して電気所
を長期間にわたって運用停止することができないため、
この面からも二重母線式への更新は極めて困難であっ
た。そのため、既設の気中絶縁単母線式電気所の容量増
加を図る場合には、電気所の近傍に新たな二重母線式電
気所を建設せざるを得ず、その新設コストが大幅に高く
なるという問題があった。更に、二重母線式電気所にお
いて、実質的に母線分離されて単母線運用されている場
合に、更に、多重母線化することは、上述した敷地面の
制約及び運用停止期間からの制約により二重母線式への
更新は実質的に不可能であった。
線式電気所あるいは二重母線式電気所は、以上のように
構成され、気中絶縁機器の配設に広い敷地を必要とする
ため、既設の単母線式電気所を二重母線式電気所に更新
することは困難であった。また、仮に、十分な敷地が確
保できたとしても、二重母線式への更新に際して電気所
を長期間にわたって運用停止することができないため、
この面からも二重母線式への更新は極めて困難であっ
た。そのため、既設の気中絶縁単母線式電気所の容量増
加を図る場合には、電気所の近傍に新たな二重母線式電
気所を建設せざるを得ず、その新設コストが大幅に高く
なるという問題があった。更に、二重母線式電気所にお
いて、実質的に母線分離されて単母線運用されている場
合に、更に、多重母線化することは、上述した敷地面の
制約及び運用停止期間からの制約により二重母線式への
更新は実質的に不可能であった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、新たな敷地を確保することな
く、また、既設の電気所の長期間の運用停止を伴わずに
既設の気中絶縁単母線式の電気所を二重母線化すること
ができ、電気所の信頼性及び運用性の向上を図ることが
できる二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置を提供するこ
とを目的とする。また、新設の電気所を建設する場合に
は、気中絶縁の二重母線電気所に比べ、敷地を少なくす
ることができ、経済的な電気所を得るガス絶縁開閉装置
を提供することができる。
るためになされたもので、新たな敷地を確保することな
く、また、既設の電気所の長期間の運用停止を伴わずに
既設の気中絶縁単母線式の電気所を二重母線化すること
ができ、電気所の信頼性及び運用性の向上を図ることが
できる二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置を提供するこ
とを目的とする。また、新設の電気所を建設する場合に
は、気中絶縁の二重母線電気所に比べ、敷地を少なくす
ることができ、経済的な電気所を得るガス絶縁開閉装置
を提供することができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る二重母線
式複合形ガス絶縁開閉装置は、2組の主母線及び主母線
側ブッシングに接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線
に接続された断路器と、断路器に接続された遮断器と、
この遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流器並びに
接地開閉器とを有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユ
ニット、変圧器ユニット、母線接続ユニットを備えた二
重母線式複合形ガス絶縁開閉装置において、2組の主母
線の一方を気中絶縁主母線として複合形ガス絶縁開閉装
置の各ユニットの主母線側ブッシングに接続し、他方を
ガス絶縁主母線として複合形ガス絶縁開閉装置の各ユニ
ットのガス絶縁分岐母線に接続したものである。
式複合形ガス絶縁開閉装置は、2組の主母線及び主母線
側ブッシングに接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線
に接続された断路器と、断路器に接続された遮断器と、
この遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流器並びに
接地開閉器とを有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユ
ニット、変圧器ユニット、母線接続ユニットを備えた二
重母線式複合形ガス絶縁開閉装置において、2組の主母
線の一方を気中絶縁主母線として複合形ガス絶縁開閉装
置の各ユニットの主母線側ブッシングに接続し、他方を
ガス絶縁主母線として複合形ガス絶縁開閉装置の各ユニ
ットのガス絶縁分岐母線に接続したものである。
【0010】この発明に係る二重母線式複合形ガス絶縁
開閉装置は、また、2組の主母線及び主母線側ブッシン
グに接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接続され
た断路器と、断路器に接続された遮断器と、この遮断器
の両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉器
とを有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、変
圧器ユニット、母線接続ユニットを備えた二重母線式複
合形ガス絶縁開閉装置において、2組の主母線の一方を
気中絶縁主母線とし、他方をガス絶縁主母線とすると共
に、気中絶縁主母線に接続された断路器を各ユニットの
主母線側ブッシングに接続したものである。
開閉装置は、また、2組の主母線及び主母線側ブッシン
グに接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接続され
た断路器と、断路器に接続された遮断器と、この遮断器
の両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉器
とを有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、変
圧器ユニット、母線接続ユニットを備えた二重母線式複
合形ガス絶縁開閉装置において、2組の主母線の一方を
気中絶縁主母線とし、他方をガス絶縁主母線とすると共
に、気中絶縁主母線に接続された断路器を各ユニットの
主母線側ブッシングに接続したものである。
【0011】この発明に係る二重母線式複合形ガス絶縁
開閉装置は、また、1組の既設の気中絶縁主母線を有す
る気中絶縁単母線式電気所において、気中絶縁主母線の
下方に設置したガス絶縁主母線及び主母線側ブッシング
に接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接続された
断路器と、断路器に接続された遮断器と、この遮断器の
両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉器と
を有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、変圧
器ユニット、母線接続ユニットを備え、複合形ガス絶縁
開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを気中絶縁
主母線に接続すると共に、複合形ガス絶縁開閉装置のガ
ス絶縁分岐母線をガス絶縁主母線に接続して2組の主母
線を有する電気所を構成するようにしたものである。
開閉装置は、また、1組の既設の気中絶縁主母線を有す
る気中絶縁単母線式電気所において、気中絶縁主母線の
下方に設置したガス絶縁主母線及び主母線側ブッシング
に接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接続された
断路器と、断路器に接続された遮断器と、この遮断器の
両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉器と
を有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、変圧
器ユニット、母線接続ユニットを備え、複合形ガス絶縁
開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを気中絶縁
主母線に接続すると共に、複合形ガス絶縁開閉装置のガ
ス絶縁分岐母線をガス絶縁主母線に接続して2組の主母
線を有する電気所を構成するようにしたものである。
【0012】この発明に係る二重母線式複合形ガス絶縁
開閉装置は、また、1組の既設の気中絶縁主母線を有す
る気中絶縁単母線式電気所において、気中絶縁主母線の
下方に設置したガス絶縁主母線及び主母線側ブッシング
に接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接続された
断路器と、断路器に接続された遮断器と、この遮断器の
両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉器と
を有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、変圧
器ユニット、母線接続ユニットを備え、複合形ガス絶縁
開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを気中絶縁
主母線に接続された気中絶縁断路器に接続すると共に、
複合形ガス絶縁開閉装置の各ユニットのガス絶縁分岐母
線をガス絶縁主母線に接続して2組の主母線を有する電
気所を構成するようにしたものである。
開閉装置は、また、1組の既設の気中絶縁主母線を有す
る気中絶縁単母線式電気所において、気中絶縁主母線の
下方に設置したガス絶縁主母線及び主母線側ブッシング
に接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接続された
断路器と、断路器に接続された遮断器と、この遮断器の
両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉器と
を有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、変圧
器ユニット、母線接続ユニットを備え、複合形ガス絶縁
開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを気中絶縁
主母線に接続された気中絶縁断路器に接続すると共に、
複合形ガス絶縁開閉装置の各ユニットのガス絶縁分岐母
線をガス絶縁主母線に接続して2組の主母線を有する電
気所を構成するようにしたものである。
【0013】この発明に係る二重母線式複合形ガス絶縁
開閉装置は、また、2組の既設の気中絶縁主母線を有す
る気中絶縁二重母線式電気所において、気中絶縁主母線
の下方に設置した1組以上のガス絶縁主母線及び主母線
側ブッシングと、ガス絶縁分岐母線に接続された断路器
と、断路器に接続された遮断器と、この遮断器の両端部
にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉器とを有す
る複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、変圧器ユニ
ット、母線接続ユニットを備え、複合形ガス絶縁開閉装
置の各ユニットの主母線側ブッシングを2組の気中絶縁
主母線間に接続された断路器に接続すると共に、複合形
ガス絶縁開閉装置の各ユニットのガス絶縁分岐母線をガ
ス絶縁主母線に接続して3組以上の主母線を有する電気
所を構成するようにしたものである。
開閉装置は、また、2組の既設の気中絶縁主母線を有す
る気中絶縁二重母線式電気所において、気中絶縁主母線
の下方に設置した1組以上のガス絶縁主母線及び主母線
側ブッシングと、ガス絶縁分岐母線に接続された断路器
と、断路器に接続された遮断器と、この遮断器の両端部
にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉器とを有す
る複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、変圧器ユニ
ット、母線接続ユニットを備え、複合形ガス絶縁開閉装
置の各ユニットの主母線側ブッシングを2組の気中絶縁
主母線間に接続された断路器に接続すると共に、複合形
ガス絶縁開閉装置の各ユニットのガス絶縁分岐母線をガ
ス絶縁主母線に接続して3組以上の主母線を有する電気
所を構成するようにしたものである。
【0014】この発明に係る二重母線式複合形ガス絶縁
開閉装置は、また、1組の既設の気中絶縁主母線を有す
る気中絶縁1.5遮断器方式電気所において、気中絶縁
主母線の下方に設置したガス絶縁主母線及び主母線側ブ
ッシングに接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接
続された断路器と、断路器に接続された遮断器と、この
遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地
開閉器とを有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニッ
ト、変圧器ユニット、母線接続ユニットを備え、複合形
ガス絶縁開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを
気中絶縁主母線に接続すると共に、複合形ガス絶縁開閉
装置の各ユニットのガス絶縁分岐母線をガス絶縁主母線
に接続して2組の主母線を有する1.5遮断器方式電気
所を構成するようにしたものである。
開閉装置は、また、1組の既設の気中絶縁主母線を有す
る気中絶縁1.5遮断器方式電気所において、気中絶縁
主母線の下方に設置したガス絶縁主母線及び主母線側ブ
ッシングに接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接
続された断路器と、断路器に接続された遮断器と、この
遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地
開閉器とを有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニッ
ト、変圧器ユニット、母線接続ユニットを備え、複合形
ガス絶縁開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを
気中絶縁主母線に接続すると共に、複合形ガス絶縁開閉
装置の各ユニットのガス絶縁分岐母線をガス絶縁主母線
に接続して2組の主母線を有する1.5遮断器方式電気
所を構成するようにしたものである。
【0015】この発明に係る二重母線式複合形ガス絶縁
開閉装置は、また、1組の既設の気中絶縁主母線及び主
母線側ブッシングに接続された断路器と、ガス絶縁分岐
母線に接続された断路器と、断路器に接続された遮断器
と、この遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流器並
びに接地開閉器とを有する既設の複合形ガス絶縁開閉装
置の線路ユニット、変圧器ユニット、母線接続ユニット
を備えた1.5遮断器方式電気所において、気中絶縁主
母線の下方にガス絶縁主母線を設置し、複合形ガス絶縁
開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを気中絶縁
主母線に接続すると共に、複合形ガス絶縁開閉装置の各
ユニットのガス絶縁分岐母線をガス絶縁主母線に接続し
て2組の主母線を有する1.5遮断器方式電気所を構成
するようにしたものである。
開閉装置は、また、1組の既設の気中絶縁主母線及び主
母線側ブッシングに接続された断路器と、ガス絶縁分岐
母線に接続された断路器と、断路器に接続された遮断器
と、この遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流器並
びに接地開閉器とを有する既設の複合形ガス絶縁開閉装
置の線路ユニット、変圧器ユニット、母線接続ユニット
を備えた1.5遮断器方式電気所において、気中絶縁主
母線の下方にガス絶縁主母線を設置し、複合形ガス絶縁
開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを気中絶縁
主母線に接続すると共に、複合形ガス絶縁開閉装置の各
ユニットのガス絶縁分岐母線をガス絶縁主母線に接続し
て2組の主母線を有する1.5遮断器方式電気所を構成
するようにしたものである。
【0016】この発明に係る二重母線式複合形ガス絶縁
開閉装置は、また、複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニ
ットが、電力ケーブルまたはガス絶縁線路で構成される
送電線路に接続されるものである。
開閉装置は、また、複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニ
ットが、電力ケーブルまたはガス絶縁線路で構成される
送電線路に接続されるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施
の形態1の構成を示す単線図、図2は、同じく側面図、
図3は、同じく平面図、図4は、実施の形態1の線路ユ
ニットの構成を示す断面図である。これらの図におい
て、40は実施の形態1に係る二重母線式変電所、発電
所等の電気所、41は気中絶縁主母線、42はガス絶縁
主母線、23は複合形ガス絶縁開閉装置として構成され
る線路ユニットで、次の各装置によって構成されてい
る。即ち、24は気中絶縁接続線25によって気中絶縁
主母線41に接続されたブッシング、26は一対の主母
線側断路器で、図において上側に示された一方の主母線
側断路器は、ブッシング24に接続され、他方の主母線
側断路器は、ガス絶縁分岐母線43を経てガス絶縁主母
線42に接続されている。
実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施
の形態1の構成を示す単線図、図2は、同じく側面図、
図3は、同じく平面図、図4は、実施の形態1の線路ユ
ニットの構成を示す断面図である。これらの図におい
て、40は実施の形態1に係る二重母線式変電所、発電
所等の電気所、41は気中絶縁主母線、42はガス絶縁
主母線、23は複合形ガス絶縁開閉装置として構成され
る線路ユニットで、次の各装置によって構成されてい
る。即ち、24は気中絶縁接続線25によって気中絶縁
主母線41に接続されたブッシング、26は一対の主母
線側断路器で、図において上側に示された一方の主母線
側断路器は、ブッシング24に接続され、他方の主母線
側断路器は、ガス絶縁分岐母線43を経てガス絶縁主母
線42に接続されている。
【0018】27は各主母線側断路器に接続された遮断
器、28は遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流
器、29は接地開閉器、30は線路側断路器、31は避
雷器、32は電圧変成器、33は架空線路側ブッシング
である。なお、線路ユニット23の詳細構成については
後述する。また、34は複合形ガス絶縁開閉装置の変圧
器ユニットで、その構成装置は、上述した線路ユニット
23を構成する各装置と同等のものであるため、相当す
る装置に線路ユニットの装置と同一符号を付して説明を
省略する。35は気中絶縁接続線、19は変圧器であ
る。また、36は複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユ
ニットで、その構成装置は、変圧器ユニットと同様に、
線路ユニット23を構成する各装置と同等のものである
ため、相当する装置に線路ユニットの装置と同一符号を
付して説明を省略する。なお、図2、図3において、3
8は鉄構、39は碍子、15は架空線路、16は引留鉄
塔、17は碍子、18は架空地線である。また、図4
は、線路ユニット23の詳細構成を示すもので、23a
はユニットの容器、23bは円錐形絶縁スペーサ、23
cは制御箱、27aは遮断器27の消弧室、27bは操
作装置箱である。
器、28は遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流
器、29は接地開閉器、30は線路側断路器、31は避
雷器、32は電圧変成器、33は架空線路側ブッシング
である。なお、線路ユニット23の詳細構成については
後述する。また、34は複合形ガス絶縁開閉装置の変圧
器ユニットで、その構成装置は、上述した線路ユニット
23を構成する各装置と同等のものであるため、相当す
る装置に線路ユニットの装置と同一符号を付して説明を
省略する。35は気中絶縁接続線、19は変圧器であ
る。また、36は複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユ
ニットで、その構成装置は、変圧器ユニットと同様に、
線路ユニット23を構成する各装置と同等のものである
ため、相当する装置に線路ユニットの装置と同一符号を
付して説明を省略する。なお、図2、図3において、3
8は鉄構、39は碍子、15は架空線路、16は引留鉄
塔、17は碍子、18は架空地線である。また、図4
は、線路ユニット23の詳細構成を示すもので、23a
はユニットの容器、23bは円錐形絶縁スペーサ、23
cは制御箱、27aは遮断器27の消弧室、27bは操
作装置箱である。
【0019】次に、実施の形態1の動作について説明す
る。図1〜図4に示す気中絶縁二重母線式電気所40
は、2回線の架空線路15、2台の変圧器19等で構成
される二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置の例を示すも
のであり、2組の線路ユニット23、2組の変圧器ユニ
ット34、1組の母線接続ユニット36の複合形ガス絶
縁開閉装置、ガス絶縁主母線42及び気中絶縁主母線4
1等で構成され、各ユニットはガス絶縁分岐母線43及
び気中配置のブッシング24、気中絶縁接続線25を介
してガス絶縁主母線42及び気中絶縁主母線41にそれ
ぞれ接続されている。ガス絶縁主母線42は気中絶縁主
母線41の下部あるいは下方の地上にほぼ平行して配置
されている。複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット2
3はブッシング33を介して架空線路15に接続され、
複合形ガス絶縁開閉装置の変圧器ユニット34はブッシ
ング33及び気中絶縁接続線35を介して変圧器19に
接続されている。また、ガス絶縁主母線42と気中絶縁
主母線41は複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニッ
ト36、ガス絶縁分岐母線43、気中絶縁接続線25等
を介して接続されている。
る。図1〜図4に示す気中絶縁二重母線式電気所40
は、2回線の架空線路15、2台の変圧器19等で構成
される二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置の例を示すも
のであり、2組の線路ユニット23、2組の変圧器ユニ
ット34、1組の母線接続ユニット36の複合形ガス絶
縁開閉装置、ガス絶縁主母線42及び気中絶縁主母線4
1等で構成され、各ユニットはガス絶縁分岐母線43及
び気中配置のブッシング24、気中絶縁接続線25を介
してガス絶縁主母線42及び気中絶縁主母線41にそれ
ぞれ接続されている。ガス絶縁主母線42は気中絶縁主
母線41の下部あるいは下方の地上にほぼ平行して配置
されている。複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット2
3はブッシング33を介して架空線路15に接続され、
複合形ガス絶縁開閉装置の変圧器ユニット34はブッシ
ング33及び気中絶縁接続線35を介して変圧器19に
接続されている。また、ガス絶縁主母線42と気中絶縁
主母線41は複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニッ
ト36、ガス絶縁分岐母線43、気中絶縁接続線25等
を介して接続されている。
【0020】この実施の形態では、ガス絶縁主母線42
及び気中絶縁主母線41の2組の主母線を有しているた
め、架空線路15での地絡発生時に、遮断器あるいは保
護装置等の故障が生じても後備保護により片方の主母線
のみの停止ですみ、電気所40全体の停止には至らない
という利点を有している。更に、2組の主母線がガス絶
縁主母線42と気中絶縁主母線41という異なった絶縁
方式で上下に大きく離れた配置構成であるため、それぞ
れの故障時及びその修理時に互いに影響を受けないとい
う利点があり、電気所40の運用性が大幅に向上すると
いう特徴を有している。また、上記の複合形ガス絶縁開
閉装置では、コストの高いガス絶縁主母線42が1組で
あり、従来の2組の主母線共ガス絶縁化したガス絶縁開
閉装置より経済的に構成できるという利点も有してい
る。
及び気中絶縁主母線41の2組の主母線を有しているた
め、架空線路15での地絡発生時に、遮断器あるいは保
護装置等の故障が生じても後備保護により片方の主母線
のみの停止ですみ、電気所40全体の停止には至らない
という利点を有している。更に、2組の主母線がガス絶
縁主母線42と気中絶縁主母線41という異なった絶縁
方式で上下に大きく離れた配置構成であるため、それぞ
れの故障時及びその修理時に互いに影響を受けないとい
う利点があり、電気所40の運用性が大幅に向上すると
いう特徴を有している。また、上記の複合形ガス絶縁開
閉装置では、コストの高いガス絶縁主母線42が1組で
あり、従来の2組の主母線共ガス絶縁化したガス絶縁開
閉装置より経済的に構成できるという利点も有してい
る。
【0021】この実施の形態は、また、図13〜図15
に示される既設の単母線式気中絶縁開閉装置を二重母線
式に更新することによっても実現することができる。こ
の場合、図13〜図15に示される既設の単母線式電気
所及び気中絶縁開閉装置の気中絶縁主母線2、鉄構3、
碍子4、17、架空線路15、引留鉄塔16、架空地線
18、変圧器19等はそのまま再使用され、新たに2組
の線路ユニット23、2組の変圧器ユニット34、1組
の母線接続ユニット36の複合形ガス絶縁開閉装置を既
設の気中絶縁開閉機器を撤去して設け、更に、ガス絶縁
主母線42を気中絶縁主母線2の下部あるいは下方の地
上に設けることで、主母線を二重化することができる。
に示される既設の単母線式気中絶縁開閉装置を二重母線
式に更新することによっても実現することができる。こ
の場合、図13〜図15に示される既設の単母線式電気
所及び気中絶縁開閉装置の気中絶縁主母線2、鉄構3、
碍子4、17、架空線路15、引留鉄塔16、架空地線
18、変圧器19等はそのまま再使用され、新たに2組
の線路ユニット23、2組の変圧器ユニット34、1組
の母線接続ユニット36の複合形ガス絶縁開閉装置を既
設の気中絶縁開閉機器を撤去して設け、更に、ガス絶縁
主母線42を気中絶縁主母線2の下部あるいは下方の地
上に設けることで、主母線を二重化することができる。
【0022】ガス絶縁主母線42を気中絶縁主母線2の
下部あるいは下方の地上にほぼ平行して配設するもので
あるため、既設の敷地に新たな主母線を設けることがで
き、一方をブッシング接続で他方をガス絶縁接続で主母
線に接続できる複合形ガス絶縁開閉装置を既設の気中絶
縁開閉機器の跡地に設けることができ、新たな敷地を確
保しなくても既設の単母線の二重母線化が容易に実現で
きる。
下部あるいは下方の地上にほぼ平行して配設するもので
あるため、既設の敷地に新たな主母線を設けることがで
き、一方をブッシング接続で他方をガス絶縁接続で主母
線に接続できる複合形ガス絶縁開閉装置を既設の気中絶
縁開閉機器の跡地に設けることができ、新たな敷地を確
保しなくても既設の単母線の二重母線化が容易に実現で
きる。
【0023】次に、図13〜図15の単母線からの主母
線二重化の手順について説明する。先ず、図3に示すよ
うに、気中絶縁主母線41(図13における2)の延長
方向の近傍に複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニッ
ト36を設ける。次いで、母線接続ユニット36に接続
されるガス絶縁分岐母線43、ガス絶縁主母線42を設
けて、複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット23及び
変圧器ユニット34に接続されるガス絶縁分岐母線43
内部の着脱導体部(図示せず)を取り外して、母線接続
ユニット36に接続される気中絶縁接続線25を、短時
間停止した気中絶縁主母線41に接続して、試験後母線
接続ユニット36の開閉機器を閉じて気中絶縁主母線4
1及びガス絶縁主母線42を共に生きた状態にする。こ
の状態で、図13〜図15の1回路毎に順次、気中絶縁
主母線2のみの短時間の停止で気中絶縁接続線6を取り
外すことにより、気中絶縁開閉機器を取り外し、その取
り外した個所に図1〜図4に示す複合形ガス絶縁開閉装
置の線路ユニット23あるいは変圧器ユニット34を1
ユニット毎に設け、試験後それぞれのガス絶縁分岐母線
43の取り外していた着脱導体部(図示せず)を再接続
して架空線路15を接続し、更新した複合形ガス絶縁開
閉装置の線路ユニット23あるいは変圧器ユニット34
を生かして、上記両主母線を生きた状態に復帰させる。
線二重化の手順について説明する。先ず、図3に示すよ
うに、気中絶縁主母線41(図13における2)の延長
方向の近傍に複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニッ
ト36を設ける。次いで、母線接続ユニット36に接続
されるガス絶縁分岐母線43、ガス絶縁主母線42を設
けて、複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット23及び
変圧器ユニット34に接続されるガス絶縁分岐母線43
内部の着脱導体部(図示せず)を取り外して、母線接続
ユニット36に接続される気中絶縁接続線25を、短時
間停止した気中絶縁主母線41に接続して、試験後母線
接続ユニット36の開閉機器を閉じて気中絶縁主母線4
1及びガス絶縁主母線42を共に生きた状態にする。こ
の状態で、図13〜図15の1回路毎に順次、気中絶縁
主母線2のみの短時間の停止で気中絶縁接続線6を取り
外すことにより、気中絶縁開閉機器を取り外し、その取
り外した個所に図1〜図4に示す複合形ガス絶縁開閉装
置の線路ユニット23あるいは変圧器ユニット34を1
ユニット毎に設け、試験後それぞれのガス絶縁分岐母線
43の取り外していた着脱導体部(図示せず)を再接続
して架空線路15を接続し、更新した複合形ガス絶縁開
閉装置の線路ユニット23あるいは変圧器ユニット34
を生かして、上記両主母線を生きた状態に復帰させる。
【0024】上記のように、気中絶縁主母線41及びガ
ス絶縁主母線42が生きた状態では、電気所40全体が
停止せずに回路毎に順次、気中絶縁機器より複合形ガス
絶縁開閉装置への更新が行なわれる。従って、短時間の
気中絶縁主母線41の停止だけで、単母線より二重母線
への更新を行なうことができ、実際に運用されていて停
止し難い電気所の信頼度向上を図ることができる。ま
た、複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット23は、図
4に示すように、相分離形容器23a内部に、遮断器2
7、変流器28、断路器26及び30、接地開閉器2
9、線路側の避雷器31及び電圧変成器32等が設けら
れ、容器23aの上部には線路側ブッシング33及び主
母線側ブッシング24が設けられて架空線路15及び気
中絶縁接続線25に接続され、容器23aの端部にはガ
ス絶縁分岐母線43を介して三相一括形のガス絶縁主母
線42が接続されている。
ス絶縁主母線42が生きた状態では、電気所40全体が
停止せずに回路毎に順次、気中絶縁機器より複合形ガス
絶縁開閉装置への更新が行なわれる。従って、短時間の
気中絶縁主母線41の停止だけで、単母線より二重母線
への更新を行なうことができ、実際に運用されていて停
止し難い電気所の信頼度向上を図ることができる。ま
た、複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット23は、図
4に示すように、相分離形容器23a内部に、遮断器2
7、変流器28、断路器26及び30、接地開閉器2
9、線路側の避雷器31及び電圧変成器32等が設けら
れ、容器23aの上部には線路側ブッシング33及び主
母線側ブッシング24が設けられて架空線路15及び気
中絶縁接続線25に接続され、容器23aの端部にはガ
ス絶縁分岐母線43を介して三相一括形のガス絶縁主母
線42が接続されている。
【0025】図4の複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニ
ット23は、相分離形構造としているが、三相一括形構
造としても同様の効果が得られ、ガス絶縁主母線42は
同様に、相分離形構造としても同様の効果が得られる。
なお、図4は、複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット
23の断面図を示すものであるが、複合形ガス絶縁開閉
装置の変圧器ユニット34は、線路ユニット23に比し
て変圧器側断路器が省略でき、変圧器側の電圧変成器も
省略できるので、線路ユニット23より小形で経済的に
構成することができる。また、上述のように、既設の気
中絶縁開閉機器を複合形ガス絶縁開閉装置に更新した場
合は、気中絶縁開閉機器の場合に見られた碍子の乱立景
観をすっきりした景観にすることができ、更に、架空線
路15下部の避雷器13等も撤去され、電気所の周りに
空いたスペースが生ずるため、電気所40の環境改善に
も大きく貢献できる。なお、図1〜図3に示す二重母線
式複合形ガス絶縁開閉装置は、5ユニット構成である
が、6ユニット以上の多ユニット構成としても同様の効
果が得られ、また、架空線路15の代わりに電力ケーブ
ル、ガス絶縁線路等の他の送電線路に適用しても同様な
効果が得られるものである。
ット23は、相分離形構造としているが、三相一括形構
造としても同様の効果が得られ、ガス絶縁主母線42は
同様に、相分離形構造としても同様の効果が得られる。
なお、図4は、複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット
23の断面図を示すものであるが、複合形ガス絶縁開閉
装置の変圧器ユニット34は、線路ユニット23に比し
て変圧器側断路器が省略でき、変圧器側の電圧変成器も
省略できるので、線路ユニット23より小形で経済的に
構成することができる。また、上述のように、既設の気
中絶縁開閉機器を複合形ガス絶縁開閉装置に更新した場
合は、気中絶縁開閉機器の場合に見られた碍子の乱立景
観をすっきりした景観にすることができ、更に、架空線
路15下部の避雷器13等も撤去され、電気所の周りに
空いたスペースが生ずるため、電気所40の環境改善に
も大きく貢献できる。なお、図1〜図3に示す二重母線
式複合形ガス絶縁開閉装置は、5ユニット構成である
が、6ユニット以上の多ユニット構成としても同様の効
果が得られ、また、架空線路15の代わりに電力ケーブ
ル、ガス絶縁線路等の他の送電線路に適用しても同様な
効果が得られるものである。
【0026】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1
と共に実施の形態2の構成をも示す単線図、図3も実施
の形態1と共通の平面図、図5は、実施の形態2の構成
を示す側面図、図6は、実施の形態2の母線接続ユニッ
トの詳細構成を示す断面図である。これらの図におい
て、36は複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット
で、その概略構成については実施の形態1で説明ずみで
あるため省略する。また、36aはユニットの容器、3
6bは円錐形絶縁スペーサ、36cは制御箱、27aは
遮断器27の消弧室、27bは操作装置箱である。
態2を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1
と共に実施の形態2の構成をも示す単線図、図3も実施
の形態1と共通の平面図、図5は、実施の形態2の構成
を示す側面図、図6は、実施の形態2の母線接続ユニッ
トの詳細構成を示す断面図である。これらの図におい
て、36は複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット
で、その概略構成については実施の形態1で説明ずみで
あるため省略する。また、36aはユニットの容器、3
6bは円錐形絶縁スペーサ、36cは制御箱、27aは
遮断器27の消弧室、27bは操作装置箱である。
【0027】次に、実施の形態2の動作について説明す
る。複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット36
は、図3及び図5に示すように、気中絶縁主母線41の
延長方向の下部近傍に配置され、ガス絶縁分岐母線43
を介してガス絶縁主母線42に接続されると共に、気中
絶縁接続線25を介して気中絶縁主母線41に接続され
ている。断路器26、遮断器27、接地開閉器29、避
雷器31、電圧変成器32及びブッシング24等で構成
される複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット36
は小形であるため、気中絶縁主母線41の下部の空いた
スペースに配置し易く、従って、単母線の二重母線化を
容易に行なうことができる。即ち、図3に示す位置での
配置に限らず、気中絶縁主母線41の真下に配置するこ
ともできるし、気中絶縁主母線41の側面に他のユニッ
トと平行して配置することもできる。また、配置のスペ
ースが気中絶縁主母線41の近傍にない場合には、電力
ケーブル等を適用して気中絶縁主母線41より離れた位
置に母線接続ユニット36を配設することもできる。
る。複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット36
は、図3及び図5に示すように、気中絶縁主母線41の
延長方向の下部近傍に配置され、ガス絶縁分岐母線43
を介してガス絶縁主母線42に接続されると共に、気中
絶縁接続線25を介して気中絶縁主母線41に接続され
ている。断路器26、遮断器27、接地開閉器29、避
雷器31、電圧変成器32及びブッシング24等で構成
される複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット36
は小形であるため、気中絶縁主母線41の下部の空いた
スペースに配置し易く、従って、単母線の二重母線化を
容易に行なうことができる。即ち、図3に示す位置での
配置に限らず、気中絶縁主母線41の真下に配置するこ
ともできるし、気中絶縁主母線41の側面に他のユニッ
トと平行して配置することもできる。また、配置のスペ
ースが気中絶縁主母線41の近傍にない場合には、電力
ケーブル等を適用して気中絶縁主母線41より離れた位
置に母線接続ユニット36を配設することもできる。
【0028】また、複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続
ユニット36は、気中絶縁主母線41とガス絶縁主母線
42とを接続して、両母線を生きた状態にできるため、
母線接続ユニット36とガス絶縁主母線42の配設後
に、直ちに二重母線に近い運用が可能となり、以後の各
回線の複合形ガス絶縁開閉装置への更新は、電気所全体
の停止なしで行なうことができる。なお、図3、図6で
は、複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット36は
相分離形として示されているが、三相一括形としても同
様の効果が得られる。
ユニット36は、気中絶縁主母線41とガス絶縁主母線
42とを接続して、両母線を生きた状態にできるため、
母線接続ユニット36とガス絶縁主母線42の配設後
に、直ちに二重母線に近い運用が可能となり、以後の各
回線の複合形ガス絶縁開閉装置への更新は、電気所全体
の停止なしで行なうことができる。なお、図3、図6で
は、複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット36は
相分離形として示されているが、三相一括形としても同
様の効果が得られる。
【0029】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3を図にもとづいて説明する。図7は、実施の形態3
の構成を示す単線図、図8は、同じく側面図、図9は、
同じく平面図である。これらの図において、図1〜図3
と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略
する。図1〜図3と異なる点は、気中絶縁主母線と線路
ユニット及び変圧器ユニットとを気中絶縁断路器を介し
て接続するようにした点である。即ち、これらの図にお
いて、50は電気所、51は既設の気中絶縁接続線、5
2は既設の碍子形の気中絶縁断路器、53は気中絶縁接
続線である。
態3を図にもとづいて説明する。図7は、実施の形態3
の構成を示す単線図、図8は、同じく側面図、図9は、
同じく平面図である。これらの図において、図1〜図3
と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略
する。図1〜図3と異なる点は、気中絶縁主母線と線路
ユニット及び変圧器ユニットとを気中絶縁断路器を介し
て接続するようにした点である。即ち、これらの図にお
いて、50は電気所、51は既設の気中絶縁接続線、5
2は既設の碍子形の気中絶縁断路器、53は気中絶縁接
続線である。
【0030】次に、実施の形態3の動作について説明す
る。電気所50は、気中絶縁主母線41及び気中絶縁主
母線の下部あるいは下方の地上に配設されたガス絶縁主
母線42の2組の主母線を有する二重母線式であり、2
組の線路ユニット23と2回線の架空線路15、2組の
変圧器ユニット34、これらのユニットと気中絶縁主母
線41とを接続する気中絶縁断路器52、1組の母線接
続ユニット36等で構成されている。なお、気中絶縁断
路器52は既設の気中絶縁接続線51を介して気中絶縁
主母線41に接続され、気中絶縁接続線53を介して線
路ユニットまたは変圧器ユニットのブッシング24と接
続されている。
る。電気所50は、気中絶縁主母線41及び気中絶縁主
母線の下部あるいは下方の地上に配設されたガス絶縁主
母線42の2組の主母線を有する二重母線式であり、2
組の線路ユニット23と2回線の架空線路15、2組の
変圧器ユニット34、これらのユニットと気中絶縁主母
線41とを接続する気中絶縁断路器52、1組の母線接
続ユニット36等で構成されている。なお、気中絶縁断
路器52は既設の気中絶縁接続線51を介して気中絶縁
主母線41に接続され、気中絶縁接続線53を介して線
路ユニットまたは変圧器ユニットのブッシング24と接
続されている。
【0031】この実施の形態の複合形ガス絶縁開閉装置
は、また、図13〜図15に示される既設の単母線式気
中絶縁開閉装置を二重母線式に更新することによっても
実現することができる。この場合、図13〜図15に示
される既設の単母線式電気所及び気中絶縁開閉装置の気
中絶縁主母線2、鉄構3、碍子4、17、引留鉄塔1
6、架空地線18、気中絶縁接続線6、断路器5、架空
線路15、変圧器19等はそのまま再使用され、新たに
2組の線路ユニット23、2組の変圧器ユニット34、
1組の母線接続ユニット36の複合形ガス絶縁開閉装置
を既設の気中絶縁開閉機器を撤去して設け、更に、ガス
絶縁主母線42を気中絶縁主母線2の下部あるいは下方
の地上に設けることで、主母線を二重化することができ
る。
は、また、図13〜図15に示される既設の単母線式気
中絶縁開閉装置を二重母線式に更新することによっても
実現することができる。この場合、図13〜図15に示
される既設の単母線式電気所及び気中絶縁開閉装置の気
中絶縁主母線2、鉄構3、碍子4、17、引留鉄塔1
6、架空地線18、気中絶縁接続線6、断路器5、架空
線路15、変圧器19等はそのまま再使用され、新たに
2組の線路ユニット23、2組の変圧器ユニット34、
1組の母線接続ユニット36の複合形ガス絶縁開閉装置
を既設の気中絶縁開閉機器を撤去して設け、更に、ガス
絶縁主母線42を気中絶縁主母線2の下部あるいは下方
の地上に設けることで、主母線を二重化することができ
る。
【0032】ガス絶縁主母線42を気中絶縁主母線2の
下部あるいは下方の地上に配設するものであるため、既
設の敷地に新たな主母線を設けることができ、一方をブ
ッシング接続で他方をガス絶縁接続で主母線に接続でき
る複合形ガス絶縁開閉装置を既設の気中絶縁開閉機器の
跡地に設けることができ、新たな敷地を確保しなくても
既設の単母線の二重母線化が容易に実現できる。
下部あるいは下方の地上に配設するものであるため、既
設の敷地に新たな主母線を設けることができ、一方をブ
ッシング接続で他方をガス絶縁接続で主母線に接続でき
る複合形ガス絶縁開閉装置を既設の気中絶縁開閉機器の
跡地に設けることができ、新たな敷地を確保しなくても
既設の単母線の二重母線化が容易に実現できる。
【0033】次に、図13〜図15の単母線からの主母
線二重化の手順について説明する。実施の形態1と同様
の手順で行なうこともできるが、ここでは異なった方法
を説明する。気中絶縁主母線41(図13における2)
を生かしたまま、気中絶縁接続線6を接続した状態で、
その回路の気中絶縁断路器5を開いて、図13〜図15
の1回路毎に順次気中絶縁開閉機器を取り外し、その取
り外した回路に複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット
23あるいは変圧器ユニット34を1ユニット毎に設け
て、試験後それぞれのガス絶縁分岐母線43につながる
断路器26を開いて気中絶縁接続線53及び架空線路1
5を接続し、更新した複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユ
ニット23あるいは変圧器ユニット34を生かして気中
絶縁主母線41を元の状態に復帰させる。上記のよう
に、電気所50全体を停止せずに、回路毎に順次気中絶
縁機器より複合形ガス絶縁開閉装置への更新が行なわれ
る。
線二重化の手順について説明する。実施の形態1と同様
の手順で行なうこともできるが、ここでは異なった方法
を説明する。気中絶縁主母線41(図13における2)
を生かしたまま、気中絶縁接続線6を接続した状態で、
その回路の気中絶縁断路器5を開いて、図13〜図15
の1回路毎に順次気中絶縁開閉機器を取り外し、その取
り外した回路に複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット
23あるいは変圧器ユニット34を1ユニット毎に設け
て、試験後それぞれのガス絶縁分岐母線43につながる
断路器26を開いて気中絶縁接続線53及び架空線路1
5を接続し、更新した複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユ
ニット23あるいは変圧器ユニット34を生かして気中
絶縁主母線41を元の状態に復帰させる。上記のよう
に、電気所50全体を停止せずに、回路毎に順次気中絶
縁機器より複合形ガス絶縁開閉装置への更新が行なわれ
る。
【0034】機器の更新後、適切な時点で気中絶縁主母
線41を短時間停止して、気中絶縁主母線41の主母線
延長方向の近傍に複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユ
ニット36を設け、次いで、母線接続ユニット36に接
続されるガス絶縁分岐母線43、ガス絶縁主母線42を
設けて複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット23及び
変圧器ユニット34に接続されるガス絶縁分岐母線43
内部の着脱導体部(図示せず)を再接続して、新たに設
けたガス絶縁主母線42を生かして主母線を二重化す
る。上記のように、短時間の気中絶縁主母線の停止だけ
で、単母線より二重母線への更新を行なうことができ、
実際に運用されていて停止し難い電気所の信頼度向上を
図ることができる。
線41を短時間停止して、気中絶縁主母線41の主母線
延長方向の近傍に複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユ
ニット36を設け、次いで、母線接続ユニット36に接
続されるガス絶縁分岐母線43、ガス絶縁主母線42を
設けて複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット23及び
変圧器ユニット34に接続されるガス絶縁分岐母線43
内部の着脱導体部(図示せず)を再接続して、新たに設
けたガス絶縁主母線42を生かして主母線を二重化す
る。上記のように、短時間の気中絶縁主母線の停止だけ
で、単母線より二重母線への更新を行なうことができ、
実際に運用されていて停止し難い電気所の信頼度向上を
図ることができる。
【0035】また、コストの高いガス絶縁主母線42の
建設を後にすることができるため、初期投資額を減らし
て計画的で経済的な更新工事を行なうことができる。ま
た、気中絶縁断路器52及び気中絶縁接続線51は、既
設の設備をそのまま使用できるため、経済的な更新工事
を行なうことができる。更にまた、複合形ガス絶縁開閉
装置の線路ユニット23及び変圧器ユニット34の断路
器26近傍で内部故障が生じた時、当該ユニットの気中
絶縁断路器52を開くことにより、気中絶縁主母線41
を直ちに生かすことができ、両主母線の長期の停止を防
止できて、電気所50の運用性の更なる向上を図ること
ができる。なお、複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニッ
ト23及び変圧器ユニット34の気中絶縁断路器52に
接続される容器内の主母線側断路器26は省略しても上
記と同様の効果が得られる。
建設を後にすることができるため、初期投資額を減らし
て計画的で経済的な更新工事を行なうことができる。ま
た、気中絶縁断路器52及び気中絶縁接続線51は、既
設の設備をそのまま使用できるため、経済的な更新工事
を行なうことができる。更にまた、複合形ガス絶縁開閉
装置の線路ユニット23及び変圧器ユニット34の断路
器26近傍で内部故障が生じた時、当該ユニットの気中
絶縁断路器52を開くことにより、気中絶縁主母線41
を直ちに生かすことができ、両主母線の長期の停止を防
止できて、電気所50の運用性の更なる向上を図ること
ができる。なお、複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニッ
ト23及び変圧器ユニット34の気中絶縁断路器52に
接続される容器内の主母線側断路器26は省略しても上
記と同様の効果が得られる。
【0036】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4を図にもとづいて説明する。図10は、実施の形態
4の構成を示す単線図である。この図において、図7と
同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略す
る。図7と異なる点は、母線接続ユニット36と気中絶
縁主母線41との間に気中絶縁断路器を設けた点であ
る。即ち、図10において、60は更新された電気所、
52は母線接続ユニット36と気中絶縁主母線41との
間に設けられた気中絶縁断路器である。この気中絶縁断
路器52を設けることにより、更新工事中の気中絶縁主
母線41の停止時間を更に短縮でき、また、母線接続ユ
ニット36内部での故障時に、気中絶縁断路器52を開
くことにより、直ちに気中絶縁主母線41を生かして、
気中絶縁主母線41の停止時間を大幅に短縮することが
できる。気中絶縁断路器52は、予め気中絶縁主母線4
1の延長を考慮して設置されている場合もあり、既設の
気中絶縁断路器52を母線接続ユニット36の接続部に
も活用して、更新工事の経済性及び電気所の運用性を向
上させることができる。この場合、気中絶縁断路器52
を開くだけで、気中絶縁主母線41の停止なしで更新工
事を行なうことができる。
態4を図にもとづいて説明する。図10は、実施の形態
4の構成を示す単線図である。この図において、図7と
同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略す
る。図7と異なる点は、母線接続ユニット36と気中絶
縁主母線41との間に気中絶縁断路器を設けた点であ
る。即ち、図10において、60は更新された電気所、
52は母線接続ユニット36と気中絶縁主母線41との
間に設けられた気中絶縁断路器である。この気中絶縁断
路器52を設けることにより、更新工事中の気中絶縁主
母線41の停止時間を更に短縮でき、また、母線接続ユ
ニット36内部での故障時に、気中絶縁断路器52を開
くことにより、直ちに気中絶縁主母線41を生かして、
気中絶縁主母線41の停止時間を大幅に短縮することが
できる。気中絶縁断路器52は、予め気中絶縁主母線4
1の延長を考慮して設置されている場合もあり、既設の
気中絶縁断路器52を母線接続ユニット36の接続部に
も活用して、更新工事の経済性及び電気所の運用性を向
上させることができる。この場合、気中絶縁断路器52
を開くだけで、気中絶縁主母線41の停止なしで更新工
事を行なうことができる。
【0037】実施の形態5.次に、この発明の実施の形
態5を図にもとづいて説明する。図11は、実施の形態
5の構成を示す単線図である。この図において、図10
と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略
する。図10と異なる点は、2組の既設の気中絶縁主母
線に対して2組のガス絶縁主母線を新設し、2組の二重
母線式電気所を構成する点である。即ち、図11におい
て、70は更新された電気所、41A、41Bは気中絶
縁主母線、42A、42Bはガス絶縁主母線、71は気
中絶縁主母線間に接続された母線接続ユニット、72は
気中絶縁主母線間に接続された気中絶縁断路器、73は
気中絶縁断路器72に設けられた接地開閉器、74は気
中絶縁接続線である。なお、避雷器、電圧変成器等は図
示されていないが、上述の各実施の形態と同様に、必要
個所に設置されるものである。
態5を図にもとづいて説明する。図11は、実施の形態
5の構成を示す単線図である。この図において、図10
と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略
する。図10と異なる点は、2組の既設の気中絶縁主母
線に対して2組のガス絶縁主母線を新設し、2組の二重
母線式電気所を構成する点である。即ち、図11におい
て、70は更新された電気所、41A、41Bは気中絶
縁主母線、42A、42Bはガス絶縁主母線、71は気
中絶縁主母線間に接続された母線接続ユニット、72は
気中絶縁主母線間に接続された気中絶縁断路器、73は
気中絶縁断路器72に設けられた接地開閉器、74は気
中絶縁接続線である。なお、避雷器、電圧変成器等は図
示されていないが、上述の各実施の形態と同様に、必要
個所に設置されるものである。
【0038】次に、実施の形態5の動作について説明す
る。図11において、更新された電気所70の既設の状
態は、2組の気中絶縁主母線41A、41Bを有してお
り、電気所の短絡容量対策あるいは系統構成上の制約に
より、実質的に主母線が分離され、2組の気中絶縁単母
線電気所として運用されていたものである。実質的に単
母線運用されていた二重母線式電気所70において、既
設の気中絶縁主母線41A、41B及び既設の気中絶縁
断路器72等をそのまま使用して、各回路の気中絶縁開
閉機器の主要部を複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニッ
ト23、変圧器ユニット34及び母線接続ユニット3
6,71に更新し、2組のガス絶縁主母線42A、42
Bを新たに設けて、既設の気中絶縁主母線41A、41
Bと新設のガス絶縁主母線42A、42Bを接続する2
組の複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット36と
気中絶縁主母線間を接続する母線接続ユニット71とを
設けたものである。上記のように、実質的に単母線運用
されてきた電気所の二重母線化が行なわれ、実質的に2
組の二重母線式電気所として運用されることにより、電
気所70の運用信頼性は大幅に向上する。
る。図11において、更新された電気所70の既設の状
態は、2組の気中絶縁主母線41A、41Bを有してお
り、電気所の短絡容量対策あるいは系統構成上の制約に
より、実質的に主母線が分離され、2組の気中絶縁単母
線電気所として運用されていたものである。実質的に単
母線運用されていた二重母線式電気所70において、既
設の気中絶縁主母線41A、41B及び既設の気中絶縁
断路器72等をそのまま使用して、各回路の気中絶縁開
閉機器の主要部を複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニッ
ト23、変圧器ユニット34及び母線接続ユニット3
6,71に更新し、2組のガス絶縁主母線42A、42
Bを新たに設けて、既設の気中絶縁主母線41A、41
Bと新設のガス絶縁主母線42A、42Bを接続する2
組の複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット36と
気中絶縁主母線間を接続する母線接続ユニット71とを
設けたものである。上記のように、実質的に単母線運用
されてきた電気所の二重母線化が行なわれ、実質的に2
組の二重母線式電気所として運用されることにより、電
気所70の運用信頼性は大幅に向上する。
【0039】なお、2組の気中絶縁主母線の二重化は、
両母線41A、41Bの一方にのみガス絶縁主母線42
Aあるいは42Bを設けるようにしてもよい。この場合
には、二重化の効果は少し下がるが、ほぼ満足できる効
果が得られる。また、この場合、ガス絶縁主母線が1組
と少なくなる分だけ更新のコストが下がり、経済性の向
上が図れる。また、二重母線化された電気所70は、実
施の形態3と同様な手順で更新工事を行なうことによ
り、実施の形態3と同様な効果を得ることができる。ま
た、2組のガス絶縁主母線42A及び42Bは、図示は
していないが、常時開状態にある断路器あるいは遮断器
等を有するガス絶縁開閉装置のユニットで接続するよう
にしても同様な効果が得られる。
両母線41A、41Bの一方にのみガス絶縁主母線42
Aあるいは42Bを設けるようにしてもよい。この場合
には、二重化の効果は少し下がるが、ほぼ満足できる効
果が得られる。また、この場合、ガス絶縁主母線が1組
と少なくなる分だけ更新のコストが下がり、経済性の向
上が図れる。また、二重母線化された電気所70は、実
施の形態3と同様な手順で更新工事を行なうことによ
り、実施の形態3と同様な効果を得ることができる。ま
た、2組のガス絶縁主母線42A及び42Bは、図示は
していないが、常時開状態にある断路器あるいは遮断器
等を有するガス絶縁開閉装置のユニットで接続するよう
にしても同様な効果が得られる。
【0040】実施の形態6.次に、この発明の実施の形
態6を図にもとづいて説明する。図12は、実施の形態
6の構成を示す単線図である。この図において、図11
と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略
する。図11と異なる点は、線路ユニットと変圧器ユニ
ットとの間に中間接続ユニットを設け、1.5遮断器
(1.5CB)方式の電気所を構成している点である。
即ち、図12において、80は更新された1.5遮断器
(1.5CB)方式の電気所、81は複合形ガス絶縁開
閉装置の中間接続ユニット、82は気中絶縁接続線であ
る。
態6を図にもとづいて説明する。図12は、実施の形態
6の構成を示す単線図である。この図において、図11
と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略
する。図11と異なる点は、線路ユニットと変圧器ユニ
ットとの間に中間接続ユニットを設け、1.5遮断器
(1.5CB)方式の電気所を構成している点である。
即ち、図12において、80は更新された1.5遮断器
(1.5CB)方式の電気所、81は複合形ガス絶縁開
閉装置の中間接続ユニット、82は気中絶縁接続線であ
る。
【0041】次に、実施の形態6の動作について説明す
る。図12に示す更新された電気所80の既設の状態
は、1.5CB方式の気中絶縁開閉装置を有しており、
電気所の短絡容量対策あるいは系統構成上の制約によ
り、中間接続ユニット81の遮断器30等を開いて、既
設の気中絶縁主母線41A、41Bは実質的に分離して
運用され、2組の気中絶縁単母線電気所として運用され
ていたものである。実質的に単母線運用されていた1.
5CB方式の電気所80において、既設の気中絶縁主母
線41A、41Bをそのまま使用して、各回路の気中絶
縁開閉機器の主要部を複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユ
ニット23、変圧器ユニット34及び母線接続ユニット
36に更新し、2組のガス絶縁主母線42A、42Bを
新たに設けて、既設の気中絶縁主母線41A、41Bと
新設のガス絶縁主母線42A、42Bを接続する2組の
複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット36を設け
たものである。上記のように、実質的に単母線運用され
てきた1.5CB方式の電気所は二重母線化が行なわ
れ、実質的に2組の二重母線式と同様の電気所として運
用されることにより、電気所80の運用信頼性は大幅に
向上する。
る。図12に示す更新された電気所80の既設の状態
は、1.5CB方式の気中絶縁開閉装置を有しており、
電気所の短絡容量対策あるいは系統構成上の制約によ
り、中間接続ユニット81の遮断器30等を開いて、既
設の気中絶縁主母線41A、41Bは実質的に分離して
運用され、2組の気中絶縁単母線電気所として運用され
ていたものである。実質的に単母線運用されていた1.
5CB方式の電気所80において、既設の気中絶縁主母
線41A、41Bをそのまま使用して、各回路の気中絶
縁開閉機器の主要部を複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユ
ニット23、変圧器ユニット34及び母線接続ユニット
36に更新し、2組のガス絶縁主母線42A、42Bを
新たに設けて、既設の気中絶縁主母線41A、41Bと
新設のガス絶縁主母線42A、42Bを接続する2組の
複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニット36を設け
たものである。上記のように、実質的に単母線運用され
てきた1.5CB方式の電気所は二重母線化が行なわ
れ、実質的に2組の二重母線式と同様の電気所として運
用されることにより、電気所80の運用信頼性は大幅に
向上する。
【0042】なお、図12では、既設の気中絶縁開閉機
器を複合形ガス絶縁開閉装置に更新した例を示したが、
既設の開閉機器が1.5CB方式の複合形ガス絶縁開閉
装置である場合には、既設の複合形ガス絶縁開閉装置の
線路ユニット23及び変圧器ユニット34の主母線側に
断路器26及びガス絶縁分岐母線43等を追加すること
により、図12と同様な構成が得られ、同様な効果が期
待できる。また、2組の気中絶縁主母線の二重化は、両
母線41A、41Bの一方にのみガス絶縁主母線42A
あるいは42Bを設けるようにしてもよい。この場合に
は、二重化の効果は少し下がるが、ほぼ満足できる効果
が得られる。また、この場合、ガス絶縁主母線が1組と
少なくなる分だけ更新のコストが下がり、経済性の向上
が図れる。
器を複合形ガス絶縁開閉装置に更新した例を示したが、
既設の開閉機器が1.5CB方式の複合形ガス絶縁開閉
装置である場合には、既設の複合形ガス絶縁開閉装置の
線路ユニット23及び変圧器ユニット34の主母線側に
断路器26及びガス絶縁分岐母線43等を追加すること
により、図12と同様な構成が得られ、同様な効果が期
待できる。また、2組の気中絶縁主母線の二重化は、両
母線41A、41Bの一方にのみガス絶縁主母線42A
あるいは42Bを設けるようにしてもよい。この場合に
は、二重化の効果は少し下がるが、ほぼ満足できる効果
が得られる。また、この場合、ガス絶縁主母線が1組と
少なくなる分だけ更新のコストが下がり、経済性の向上
が図れる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、既設
の気中絶縁主母線の下部もしくは下方にガス絶縁主母線
を設けて主母線を二重化することにより、既設の電気所
の長期間の停止なしで、既設の電気所の信頼性及び運用
性向上を図ることができる。また、新設の電気所を建設
する場合でも、気中絶縁の二重母線電気所に比べ、敷地
を少なくすることができ、経済的な電気所を得ることが
できる。
の気中絶縁主母線の下部もしくは下方にガス絶縁主母線
を設けて主母線を二重化することにより、既設の電気所
の長期間の停止なしで、既設の電気所の信頼性及び運用
性向上を図ることができる。また、新設の電気所を建設
する場合でも、気中絶縁の二重母線電気所に比べ、敷地
を少なくすることができ、経済的な電気所を得ることが
できる。
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示す単線図
である。
である。
【図2】 この発明の実施の形態1の構成を示す側面図
である。
である。
【図3】 この発明の実施の形態1の構成を示す平面図
である。
である。
【図4】 この発明の実施の形態1の線路ユニットの構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の構成を示す側面図
である。
である。
【図6】 この発明の実施の形態2の母線接続ユニット
の構成を示す断面図である。
の構成を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3の構成を示す単線図
である。
である。
【図8】 この発明の実施の形態3の構成を示す側面図
である。
である。
【図9】 この発明の実施の形態3の構成を示す平面図
である。
である。
【図10】 この発明の実施の形態4の構成を示す単線
図である。
図である。
【図11】 この発明の実施の形態5の構成を示す単線
図である。
図である。
【図12】 この発明の実施の形態6の構成を示す単線
図である。
図である。
【図13】 従来の気中絶縁単母線式電気所の構成を示
す単線図である。
す単線図である。
【図14】 従来の気中絶縁単母線式電気所の側面図で
ある。
ある。
【図15】 従来の気中絶縁単母線式電気所の平面図で
ある。
ある。
【図16】 従来の二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置
の構成を示す単線図である。
の構成を示す単線図である。
【図17】 従来の二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置
の側面図である。
の側面図である。
19 変圧器、23 複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユ
ニット、24,33 ブッシング、25,51,53,
74,82 気中絶縁接続線、26,30,52,72
断路器、27 遮断器、29 接地開閉器、31 避
雷器、34 複合形ガス絶縁開閉装置の変圧器ユニッ
ト、36 複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニッ
ト、40,50,60,70,80 電気所、41,4
1A,41B 気中絶縁主母線、42,42A,42B
ガス絶縁主母線、43 ガス絶縁分岐母線、81 複
合形ガス絶縁開閉装置の中間接続ユニット。
ニット、24,33 ブッシング、25,51,53,
74,82 気中絶縁接続線、26,30,52,72
断路器、27 遮断器、29 接地開閉器、31 避
雷器、34 複合形ガス絶縁開閉装置の変圧器ユニッ
ト、36 複合形ガス絶縁開閉装置の母線接続ユニッ
ト、40,50,60,70,80 電気所、41,4
1A,41B 気中絶縁主母線、42,42A,42B
ガス絶縁主母線、43 ガス絶縁分岐母線、81 複
合形ガス絶縁開閉装置の中間接続ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 隆一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G017 AA32 GG02
Claims (8)
- 【請求項1】 2組の主母線及び主母線側ブッシングに
接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接続された断
路器と、上記断路器に接続された遮断器と、この遮断器
の両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉器
とを有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、変
圧器ユニット、母線接続ユニットを備えた二重母線式複
合形ガス絶縁開閉装置において、上記2組の主母線の一
方を気中絶縁主母線として上記複合形ガス絶縁開閉装置
の各ユニットの主母線側ブッシングに接続し、他方をガ
ス絶縁主母線として上記複合形ガス絶縁開閉装置の各ユ
ニットのガス絶縁分岐母線に接続したことを特徴とする
二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置。 - 【請求項2】 2組の主母線及び主母線側ブッシングに
接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接続された断
路器と、上記断路器に接続された遮断器と、この遮断器
の両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉器
とを有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、変
圧器ユニット、母線接続ユニットを備えた二重母線式複
合形ガス絶縁開閉装置において、上記2組の主母線の一
方を気中絶縁主母線とし、他方をガス絶縁主母線とする
と共に、上記気中絶縁主母線に接続された断路器を上記
各ユニットの主母線側ブッシングに接続したことを特徴
とする二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置。 - 【請求項3】 1組の既設の気中絶縁主母線を有する気
中絶縁単母線式電気所において、上記気中絶縁主母線の
下方に設置したガス絶縁主母線及び主母線側ブッシング
に接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接続された
断路器と、上記断路器に接続された遮断器と、この遮断
器の両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉
器とを有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、
変圧器ユニット、母線接続ユニットを備え、上記複合形
ガス絶縁開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを
上記気中絶縁主母線に接続すると共に、上記複合形ガス
絶縁開閉装置のガス絶縁分岐母線を上記ガス絶縁主母線
に接続して2組の主母線を有する電気所を構成するよう
にしたことを特徴とする二重母線式複合形ガス絶縁開閉
装置。 - 【請求項4】 1組の既設の気中絶縁主母線を有する気
中絶縁単母線式電気所において、上記気中絶縁主母線の
下方に設置したガス絶縁主母線及び主母線側ブッシング
に接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接続された
断路器と、上記断路器に接続された遮断器と、この遮断
器の両端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉
器とを有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、
変圧器ユニット、母線接続ユニットを備え、上記複合形
ガス絶縁開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを
上記気中絶縁主母線に接続された気中絶縁断路器に接続
すると共に、上記複合形ガス絶縁開閉装置の各ユニット
のガス絶縁分岐母線を上記ガス絶縁主母線に接続して2
組の主母線を有する電気所を構成するようにしたことを
特徴とする二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置。 - 【請求項5】 2組の既設の気中絶縁主母線を有する気
中絶縁二重母線式電気所において、上記気中絶縁主母線
の下方に設置した1組以上のガス絶縁主母線及び主母線
側ブッシングと、ガス絶縁分岐母線に接続された断路器
と、上記断路器に接続された遮断器と、この遮断器の両
端部にそれぞれ配設された変流器並びに接地開閉器とを
有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット、変圧器
ユニット、母線接続ユニットを備え、上記複合形ガス絶
縁開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを上記2
組の気中絶縁主母線間に接続された断路器に接続すると
共に、上記複合形ガス絶縁開閉装置の各ユニットのガス
絶縁分岐母線を上記ガス絶縁主母線に接続して3組以上
の主母線を有する電気所を構成するようにしたことを特
徴とする二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置。 - 【請求項6】 1組の既設の気中絶縁主母線を有する気
中絶縁1.5遮断器方式電気所において、上記気中絶縁
主母線の下方に設置したガス絶縁主母線及び主母線側ブ
ッシングに接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線に接
続された断路器と、上記断路器に接続された遮断器と、
この遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流器並びに
接地開閉器とを有する複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユ
ニット、変圧器ユニット、母線接続ユニットを備え、上
記複合形ガス絶縁開閉装置の各ユニットの主母線側ブッ
シングを上記気中絶縁主母線に接続すると共に、上記複
合形ガス絶縁開閉装置の各ユニットのガス絶縁分岐母線
を上記ガス絶縁主母線に接続して2組の主母線を有する
1.5遮断器方式電気所を構成するようにしたことを特
徴とする二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置。 - 【請求項7】 1組の既設の気中絶縁主母線及び主母線
側ブッシングに接続された断路器と、ガス絶縁分岐母線
に接続された断路器と、上記断路器に接続された遮断器
と、この遮断器の両端部にそれぞれ配設された変流器並
びに接地開閉器とを有する既設の複合形ガス絶縁開閉装
置の線路ユニット、変圧器ユニット、母線接続ユニット
を備えた1.5遮断器方式電気所において、上記気中絶
縁主母線の下方にガス絶縁主母線を設置し、上記複合形
ガス絶縁開閉装置の各ユニットの主母線側ブッシングを
上記気中絶縁主母線に接続すると共に、上記複合形ガス
絶縁開閉装置の各ユニットのガス絶縁分岐母線を上記ガ
ス絶縁主母線に接続して2組の主母線を有する1.5遮
断器方式電気所を構成するようにしたことを特徴とする
二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置。 - 【請求項8】 複合形ガス絶縁開閉装置の線路ユニット
は、電力ケーブルまたはガス絶縁線路で構成される送電
線路に接続されることを特徴とする請求項1〜7のいず
れか1項記載の二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000210859A JP2002034111A (ja) | 2000-07-12 | 2000-07-12 | 二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000210859A JP2002034111A (ja) | 2000-07-12 | 2000-07-12 | 二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002034111A true JP2002034111A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18707061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000210859A Pending JP2002034111A (ja) | 2000-07-12 | 2000-07-12 | 二重母線式複合形ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002034111A (ja) |
-
2000
- 2000-07-12 JP JP2000210859A patent/JP2002034111A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040127 |