JP2003009239A - 移動通信ネットワークにおける制御チャネル設定方法、移動通信ネットワーク、無線基地局装置および移動局装置 - Google Patents
移動通信ネットワークにおける制御チャネル設定方法、移動通信ネットワーク、無線基地局装置および移動局装置Info
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Abstract
成される移動通信ネットワークにおいて、移動機位置登
録に係る信号の送受による制御トラヒックの増大による
周波数利用効率の低下と、複数の移動通信システム基地
局からの信号の同時受信に伴う移動局消費電力の増加に
よる移動局電池の放電による移動局の運用可能時間の短
縮の防止と、移動局送受信機の機能の簡略化を図る。 【構成】 異なる複数の移動通信システム1、15から
構成される移動通信ネットワークにおいて、移動通信シ
ステム1に属する移動局14に対して、移動通信システ
ム1の基地局5からの報知チャネルに第2の移動通信シ
ステム15の止まり木チャネル情報を付加して送信す
る。該情報に基づき、移動局14は移動通信システム1
5に属する基地局11〜13の信号を待ち受ける。
Description
通信システムを統合して構成される移動通信ネットワー
ク、該移動通信ネットワークにおける制御チャネル設定
方法、無線基地局装置および移動局装置に関する。
動通信ネットワークを構成するそれぞれの移動通信シス
テムが独立に運用されている。このため複数の移動通信
システムとの通信機能を有する移動局では、通信可能な
全ての移動通信システムからの移動局への着信を可能と
するため、それぞれ複数の移動通信システムとの通信を
同時に行っておく必要があった。
業務用陸上移動通信のシステムにおける移動局の電源投
入後の動作についてデジタル方式自動車電話システム
(以下、「PDC」と略記する。)(電波産業会「デジタ
ル方式自動車電話システム」RCRSTD-27F)を例にとって
説明し、次に特定の移動局を選択的に呼び出す可能性が
ある場合、あらかじめ行っておく必要のある移動局の位
置登録について説明した後、従来技術の問題点について
説明する。
電源投入後の動作について説明する。PDCの移動局では
電源投入後、基地局との制御を確立するため、まず最初
に基地局から送信されている報知チャネル(以下、「BC
CH」と略記する。)を探索する。移動局が電源投入時に
最初に探索するBCCHの候補のチャネルは止まり木チャネ
ルと呼ばれており、この止まり木チャネルの候補となる
複数のチャネルが移動局を製造する段階であらかじめ移
動局装置内に記憶されている。しかし、移動局装置内に
記憶されたチャネルの全てが止まり木チャネルであると
は限らず、基地局によっては例えば通信チャネルとして
利用される場合もある。一方、止まり木チャネルは、そ
れによって基地局が移動局に対して制御情報を報知でき
る必要があるので必ずBCCHを含む共通制御チャネルであ
る必要がある。このことは、逆に止まり木チャネル以外
にも、BCCHを含む共通制御チャネルが存在可能であるこ
とを意味する。なお、移動局のこの止まり木チャネルで
ない共通制御チャネルへの移行は、最初に移動局が止ま
り木チャネルの捕捉により基地局との接続が確立した後
に基地局からの制御により行われる。このように、止ま
り木チャネルの候補となるチャネルは、BCCHを含む共通
制御チャネルであり、なおかつ通常は移動局を製造する
段階であらかじめ移動局装置内に記憶されているチャネ
ルである。
まり木チャネルを捕捉するため、移動局固有に記憶する
止まり木チャネルの候補のチャネルを順次受信し、その
搬送波電力の大きさを記憶し、大きさの順の表を作成す
る。電力が大きい搬送波から順に該当するチャネルに同
期し、共通制御チャネルであることの確認を行い、BCCH
を受信し正常に受信可能であることを確認した後に待受
状態となる。
造、共通制御チャネルの構造と名称は、現在日本でサー
ビスされている第二世代コードレス電話システム(以
下、「PHS」と略記する。)(電波産業会「第二世代コ
ードレス電話システム」RCR STD-28 Version 3)、PD
C、CDMA方式携帯自動車電話方式(電波産業会「CDMA方
式携帯自動車電話方式」ARIB STD-T53 Version 1)では
それぞれ異っている。しかし、最初に移動局にあらかじ
め記憶しておいた特定のチャネルを探索し、BCCHを見つ
ける動作はどの方式にも共通である。
移動通信システムでは、位置登録と呼ばれる動作が必要
である。この位置登録とは、システムに属する全ての移
動局があらかじめその現在位置について基地局を経由し
て制御局に通知することにより、制御局が制御局内にあ
るホームメモリ(以下、「HM」と略記する。)に移動局
の位置を登録しておく操作のことである。もし、制御局
がある特定の移動局のみを呼び出す必要が生じたとき、
制御局はHMの内容を検索し呼び出す移動局が現在どのエ
リアにいるかを調べ、そのエリアの基地局に対してのみ
移動局を呼び出す信号の送出を指令する。このように、
位置登録を行うことにより、移動局が位置登録を行った
エリアにある基地局のみを用いて移動局を呼び出すこと
ができるため、HMの検索により呼び出す対象の移動局が
いないとわかっている基地局エリアでは呼出のために電
波を無駄に送出することがなくなる。これにより、移動
局の呼出に係る制御チャネルのトラヒックを減少させる
ことが可能である。
次のような例からも明らかである。たとえば、システム
のサービスエリアが日本全国の場合で、移動通信システ
ムが位置登録機能を有さないシステムであると仮定しよ
う。この場合、特定の移動局を呼び出すために、制御局
は日本全国にある全て基地局から、特定の移動局を呼び
出す動作を行う必要が生じる。制御局から呼出を受ける
可能性のある移動局の数が大きかったり、呼出の平均時
間間隔が短い場合には、移動局呼出のための制御チャネ
ルが輻輳するため周波数の有効利用の観点から問題が生
じる。この問題を少しでも避けるため、製造された移動
局無線機を移動通信システムに最初に登録するときに、
その移動局が、どのエリアに在圏することが最も多いか
をあらかじめ制御局に登録しておき、呼出が必要なとき
はそのエリアから最初に呼び出し、もし最初に登録した
当該エリアにいない場合には、当初に登録したエリアと
地理的に隣接するエリアでの移動局の呼び出しを順次行
う方法も考えられる。しかしこの方法でも、移動局が、
最初に登録したエリアから大きく離れると、上記の位置
登録を有しないシステムの問題点を露呈する。
呼出すために大変有効な機能であるが、たとえ移動局か
らの発呼や移動局への着呼が無い場合であっても、移動
局が従来まで位置登録していたエリアを離れて別のエリ
アに移動した場合には、位置登録をやり直す必要が生じ
る。このため、移動局のユーザーが意図的な送受信を全
く行わなかったとしても、移動局からは位置登録のため
の制御信号をやり取りする電波の送受信を行うことにな
る。このため制御チャネルのトラヒックは増加する問題
があった。また、位置登録を行うためには、移動局から
基地局に向けて制御信号を送信する必要がある。すなわ
ち、位置登録は移動局において基地局からの制御信号の
受信のみでは実現できない点に留意する必要がある。
て述べる、近年の電子技術の進歩により、移動局無線機
は小型軽量化されつつあり、従来までの車載型の移動局
無線設備から、携帯型の端末が移動通信に用いられるよ
うになった。このような携帯型の無線端末の形状となっ
た移動局では、その電源として蓄電池を用いている場合
がほとんどである。その放電量を可能な限り少なくする
ことにより、次に充電するまでの移動局の運用可能時間
を長くする必要がある。このため、移動局からの電波の
送信は必要最低限にとどめ、なおかつ移動局の受信機は
基地局からの電波を常時受信せず、必要最低限の周期で
間欠的に受信することにより、電池の放電量を減らす工
夫が現在の移動通信システムのほとんどでなされてい
る。
動通信システムを用いて通信が可能な移動局について述
べる。複数の移動通信システムの例として例えばPDCの
通信機能とPHSの通信機能の両方を有する移動局を実現
したと仮定しよう。両方の通信機能を有する移動局で
は、移動局が存在する場所でそれぞれのシステムの基地
局と通信が可能であるかを調べるため、それぞれのシス
テムの基地局からの電波が受信できるか否かを確認する
必要がある。このため従来までのPHSとPDCの端末の機能
を両方備えているシステムでは、両方のシステムを用い
て通信できる移動局としての受信回数の総和はPHSシス
テムの受信回数とPDCシステムの受信回数の和となる。
このため、端末蓄電池の放電量がPHSまたはPDCの単体の
移動局よりも大きくなる。このため、移動局が携帯端末
であれば携帯性が損なわれる欠点がある。
生じる。PDCの通信機能とPHSの通信機能の両方の通信機
能を有する移動局では、移動局が存在する場所でそれぞ
れのシステムの制御局に対して、位置登録を行う必要が
ある。移動局が移動していなければ、新たに位置登録を
行う必要はないが、移動局が従来まで位置登録していた
エリアを離れて別のエリアに移動した場合には、位置登
録をやり直す必要が生じる。この位置登録のやりなおし
は、PDCとPHSのそれぞれに対して行わなければならな
い。この位置登録のやりなおし操作には基地局と移動局
の間で制御信号のやりとりが必要となるため移動局から
の電波の送信と受信の操作が必要となる。このため移動
局蓄電池の放電量が増加し、移動局としての運用可能時
間が短くなることが問題である。
チャネルが他の多くのユーザーに利用されていて輻輳し
て繋がらない場合であっても、移動局は基地局から報知
されるBCCHを受信する必要がある。さらにこの場合であ
っても、もし現在HMに登録している位置登録エリアを移
動局が離れた場合には位置登録を行いなおす必要があ
る。
受信を可能とするため、システム毎に異なる送受信機が
独立に必要となる。このため、移動局無線機には複数の
送受信機を備えなければならず、必然的に移動局無線機
の大型化を招く。一方、同時に送受信する必要がなけれ
ば、送受信機の一部共通化による移動局の簡略化が可能
で装置の小型化・低消費電力化が可能となる。すなわ
ち、送受信周波数帯が移動通信システム間で大きく異な
る場合には、受信機の高周波段と送信機の出力段は、そ
れぞれの移動通信システム毎に必要となるが、送受信周
波数とは独立に設定できる中間周波数帯とベースバンド
帯における信号処理は共通化が可能で、移動機の簡略化
が可能である。
時に送受信が必要な構成の欠点は、実現しようとするシ
ステムの数が多くなるに従い問題はより深刻になる。上
記では、例としてPHSとPDCの二つの無線通信システムを
用いて通信を行う場合を主として考えたが、たとえば4
種類の移動通信システムに対応した移動無線機を実現す
る場合には、上記の問題がより深刻となる。
の通信システムを用いて通信することが単一の移動局で
実現できる環境が整いつつある。しかし、従来までの移
動通信システムはそれぞれが独立に運用されている。す
なわち制御チャネルの受信、位置登録などがそれぞれ独
立となっているため、複数の移動通信システムにまたが
るサービスを移動局が受けようとした場合、そのサービ
スを受けたい移動通信システムの全てに対して、個別に
制御チャネルの受信、位置登録を行う必要があった。こ
れに対し、特許第3044288号「無線通信基本サー
ビスシステム」では、携帯電話、PHS等、それぞれ互換
性のないシステムを統合し、サービスの相互乗り入れが
できるような、より完全度の高い無線通信基本サービス
システムを提供することを目的として、「移動通信ユー
ザーは無線通信基本サービスシステム用の無線通信装置
のみを持ち歩き、出先にある通信端末に自分の無線通信
装置を差し込むことで、自分自身の加入者番号を持った
通信端末として使う。全ての現行無線通信システムの回
線接続制御機能だけを無線通信基本サービスとして分離
し、回線接続制御機能の周波数や通信方式を統一する。
回線接続制御を行うためには、双方向の低速のデータ通
信機能が必要なため、その機能のみを持ち、加入者番号
または個人番号を電子的に記憶した無線通信カードと、
その無線通信カードを挿入して音声や画像通信等を実現
するための通信端末とでユーザー側の通信装置を構成す
る。」という発明が行われている。
ード(Subscriber Identify Module:"Mobile Cellular
Telecommunications", William C. Y. Lee, McGraw-Hi
ll,Inc. second edition 1995,pp.464, 482)に制御用
の無線通信機能を持たせたものとみることができるが、
以下のような欠点がある。 1)無線通信カードのサービスエリアの外では、全ての
現行無線通信システムのサービスを受けられない。たと
えば現行の移動通信サービスとして10種類の移動通信
システムがサービスされており、その10種類の移動通
信システム用の無線機と無線通信カードを保持するユー
ザーが、現行の移動通信サービスとしての10種類の移
動通信システムの電波が届く範囲内にいたとする。しか
しこれらの通信資源を利用できるのは、無線通信カード
のサービスエリアの中のみであり、サービスエリアの外
では、いかなる現行無線通信システムのサービスも受け
られない。無線通信カードのサービスエリアがこのシス
テムのボトルネックとなる。 2)制御用に無線通信カードが新たに必要。無線通信機
能を有するカードと、その無線通信カードと制御信号の
やり取りを行う無線基地局と制御局が新たに必要であ
る。ユーザーは無線通信カードのサービスエリア内で、
なおかつサービスを受けたい現行無線通信システムのサ
ービスエリア内にいるときだけ通信が可能。 3)制御用の無線通信カードのみでは、音声・画像等の
通信ができない。 4)現行無線通信システムの無線装置のみでは通信がで
きなくなる。常に無線通信カードが必要。特定の現行無
線通信システムしか利用しないユーザーであっても常に
無線通信カードが必要となる。 5)全ての現行無線通信システムの回線接続制御機能を
制御用の無線通信カードで行うため制御トラヒックの増
大により制御用に無線通信カードのためのチャネルが輻
輳する。従来であれば、制御チャネルの輻輳の影響は輻
輳が発生した特定の現行無線通信システムのみに限定さ
れていたが、この発明では輻輳が発生した場合、現行無
線通信システムは例外なく全て利用困難となる。
おいては、複数の移動通信システムを用いて通信が可能
な移動局無線機では、その複数の移動通信システムの全
てについて基地局からの信号を同時に受信する必要があ
った。また、移動局の移動により、HMに登録された移動
局の登録位置の変更が必要であるが、そのための移動局
と基地局との信号の送受は、それぞれの移動通信システ
ムに対して個別に行う必要があった。この信号の送受に
よる制御トラヒックの増大による周波数利用効率の低下
と、複数の移動通信システム基地局からの信号の同時受
信に伴う移動局消費電力の増加による移動局電池の放電
により、移動局の運用可能時間が短縮するという問題が
あった。また送受信機構成が複雑化していた。
その目的とするところは、複数の移動通信システムを用
いて通信が可能な移動局無線機における、位置登録に伴
う制御チャネルのトラヒックの低減と、移動局の制御チ
ャネル受信回数の低減による、移動局の運用可能時間の
延長と、送受信機の簡略化にある。
に、本発明の移動通信ネットワークにおける制御チャネ
ル設定方法は、異なる複数の移動通信システムから構成
される移動通信ネットワークにおける制御チャネル設定
方法であって、前記各移動通信システムからその移動通
信システムに属する移動局に対して報知する制御信号を
伝送する1または複数のチャネルが予め定められてお
り、各移動通信システムは、前記予め定められたチャネ
ルを用いて、その移動通信システムとは異なる任意の移
動通信システムが制御信号を報知するチャネルに関する
情報を前記制御信号に付加して送信し、移動局は、前記
予め定められたチャネルを用いて報知された情報に基づ
いて無線基地局からの信号を待ち受けるチャネルを決定
するようにしたものである。
に先立ち、前記待ち受けるチャネルを決定する方法を用
いることとしたものである。さらに、デジタル方式自動
車電話システムにおける報知チャネルの拡張情報要素部
分を用いて、前記異なる任意の移動通信システムが制御
信号を報知するチャネルに関する情報を伝送するように
したものである。これにより、既存のPDCの規格範囲内
で本発明の実施を容易とすることができる。
はユーザーグループ番号毎に、移動局が制御信号を待ち
受けるチャネルを、特定の移動通信システムに属する無
線基地局が制御信号を報知するチャネルに変更するよう
にしたものである。これにより、特定のユーザーまたは
ユーザーグループに対して特定の移動無線システムに常
駐することが可能となる。さらにまた、移動局の受ける
サービス毎に、移動局が制御信号を待ち受けるチャネル
を、特定の移動通信システムに属する無線基地局が制御
信号を報知するチャネルに変更するようにしたものであ
る。これにより、ユーザーのある特定のサービス要求に
対して、それに整合した任意の移動通信システムをその
ユーザーに対して利用可能とすることができる。
クは、異なる複数の移動通信システム装置から構成され
る移動通信ネットワークであって、前記各移動通信シス
テムに属する無線基地局からそれに属する移動局に対し
て制御信号を報知する制御チャネルが予め定められてお
り、前記各移動通信システムに属する各無線基地局は、
前記制御チャネルを用いてその移動通信システムとは異
なる任意の移動通信システムの無線基地局が制御情報を
報知するチャネルに関する情報を前記制御信号に付加し
て送信する手段を有し、移動局は、前記制御チャネルを
用いて送信された情報に基づいて、無線基地局からの制
御信号を待ち受けるチャネルを決定する手段を有するも
のである。
の設定に先立ち、前記無線基地局からの制御信号を待ち
受けるチャネルを決定するものである。さらにまた、デ
ジタル方式自動車電話システムに属する無線基地局は、
デジタル方式自動車電話システムにおける報知チャネル
の拡張情報要素部分を用いて、前記異なる任意の移動通
信システム装置の無線基地局が制御信号を報知するチャ
ネルに関する情報を伝送するものである。さらにまた、
移動局のユーザー番号若しくはユーザーグループ番号毎
に、移動局が制御信号を待ち受けるチャネルを、特定の
移動通信システム装置に属する基地局が制御信号を報知
するチャネルに変更するものである。さらにまた、移動
局の受けるサービス毎に、移動局が制御信号を待ち受け
るチャネルを、特定の移動通信システムに属する基地局
が制御信号を報知するチャネルに変更するものである。
異なる複数の移動通信システムから構成される移動通信
ネットワークにおける前記移動通信システムに属する無
線基地局装置であって、移動局に対して制御情報を報知
する制御チャネルに自己の属する移動通信システムとは
異なる移動通信システムにおける無線基地局が制御信号
を報知するチャネルに関する情報を付加して送信する手
段を有するものである。さらにまた、本発明の移動局装
置は、異なる複数の移動通信システムと通信することが
できる移動局装置であって、現在接続中の移動通信シス
テムの無線基地局からその制御チャネルを用いて送信さ
れた現在接続中の移動通信システムとは異なる移動通信
システムの無線基地局が制御信号を報知するチャネルに
関する情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段の記憶内
容に基づいて、無線基地局からの信号を待ち受けるチャ
ネルを決定する手段とを有するものである。さらにま
た、送信部あるいは受信部におけるベースバンド処理部
および中間周波処理部のうちの少なくとも一方は、前記
異なる複数の移動通信システムに対して共通に設けられ
ているものである。
の移動通信システムからの制御信号を同時に受信する必
要がなくなる。また、全ての移動通信システムからの制
御信号を順次探索する必要もなくなる。さらに、災害等
により移動局が位置登録している通信システムの基地局
が被災し、通信チャネルが減少した場合であっても、制
御信号を伝送するチャネルが被災していなければ、当該
移動局が他の移動通信システムへ移行することが可能と
なる。
トワークは、1または複数の移動局と、それらと有線を
経由しないで通信が可能な1または複数の基地局と制御
装置と交換装置を有する移動通信システムが複数システ
ム存在し、それら移動通信システムが相互に有線又は無
線で接続されて形成される移動通信ネットワークであ
る。以下、本発明の一実施の形態について添付図を参照
し説明する。本発明の移動通信ネットワークにおける制
御チャネル設定方法、移動通信ネットワーク、無線基地
局装置および移動局装置を示す概念説明図を図1に示
す。なお、本発明の移動通信ネットワークは異なる任意
の複数の移動通信システムを統合して構成されるもので
あるが、ここでは、2つの移動通信システムを接続した
場合を例にとって説明する。
ム1と、第2の移動通信システム15と、第1の移動通
信システム1に属する移動局(MS1と略記)14とから
本発明の移動通信ネットワークが構成されている。な
お、第1の移動通信システム1には、これに属する移動
局が複数存在するのが通常であるが、ここでは説明を簡
略化するため1局のみをMS1(14)として記載してい
る。また、移動局14は、第1の移動通信システム1と
第2の移動通信システム15の両方と通信する機能を有
しているものである。図示するように、第1の移動通信
システム1には以下の構成要素が設けられている。2は
第1の移動通信システムの移動関門中継交換機(MGS1と
略記)、3は第1の移動通信システムの移動加入者交換
機(MLS1と略記)、4は第1の移動通信システムの第1
の基地局(BS1-1と略記)、5は第1の移動通信システ
ムの第2の基地局(BS1-2と略記)、6は第1の移動通
信システムのホームメモリ(HM1と略記)である。ま
た、第2の移動通信システム15には以下の構成要素が
設けられている。7は第2の移動通信システムの移動関
門中継交換機(MGS2と略記)、8は第2の移動通信シス
テムの第1の移動加入者交換機(MLS2-1と略記)、9は
第2の移動通信システムの第2の移動加入者交換機(ML
S2-2と略記)、10は第2の移動通信システムのホーム
メモリ(HM2と略記)、11は第2の移動通信システム
の第1の基地局(BS2-1と略記)、12は第2の移動通
信システムの第2の基地局(BS2-2と略記)、13は第
2の移動通信システムの第3の基地局(BS2-3と略記)
である。前記第1の移動通信システム1の移動関門中継
交換機MGS1(2)と前記第2の移動通信システムの移動
関門中継交換機MGS2(7)とは相互に接続され、情報の
受け渡しを行うことができるようになされている。ここ
で、移動局14に係る情報は、第1の移動通信システム
1のホームメモリ6に記憶されているものとする。ま
た、移動局14は第1の移動通信システム1からの報知
チャネルを第1の移動通信システムの第2の基地局5か
ら受信しているものとする。
ム1が、第1の移動通信システム1に属する移動局14
が接続する相手を第1の移動通信システム1から第2の
移動通信システム15へ切り替えることができるように
するため、第1の移動通信システムの第2の基地局5か
らの報知チャネルに、第2の移動通信システム15に属
する第1の基地局11と第2の基地局12と第3の基地
局13が送信する止まり木チャネルに関する情報を付加
して送信する。また、図示しないが、第2の移動通信シ
ステムに属する移動局に対して、第2の移動通信システ
ムの基地局からの報知チャネルに第1の移動通信システ
ムの止まり木チャネルに関する情報を付加して送信して
いる。すなわち、本発明の移動通信ネットワークにおい
ては、現在移動局が属している移動通信システムからの
報知チャネルに他の移動通信システムの制御チャネルに
関する情報を付加して送信するようにしている。
4は、その付加された情報を基に、第2の移動通信シス
テム15の第1の基地局11、第2の基地局12または
第3の基地局13が送信する止まり木チャネルのうち最
も信号レベルの大きい信号を探索する。説明の都合上こ
こでは第1の基地局11からの信号レベルが最も大き
く、移動局14は第1の基地局11からの信号を待ち受
ける状態になったとする。なお、第1の移動通信システ
ム1と第2の移動通信システム15との間で用いる通信
システムの標準規格(例えばPHSまたはPDC等)が異なる
場合には、第2の移動通信システム15が用いる止まり
木チャネルに関する情報のみならず、後述する例のよう
に第2の移動通信システム15が用いる通信システムの
標準規格(例えばPHSまたはPDC等)の情報も、第1の移
動通信システム1の報知チャネルで報知する必要があ
る。また、移動局14が何らかの理由で第2の移動通信
システムの第1の基地局11が送信する止まり木チャネ
ルを受けそこねた場合、例えば移動局14が第2の移動
通信システムの第1の基地局11の圏外にいた場合に
は、移動局14は第1の移動通信システムの第2の基地
局5からの報知チャネルを受けることを継続することに
より、移動局14は少なくとも一つの移動通信システム
からの報知チャネルの情報を受信することを継続でき
る。
証や位置登録を行わないシステムであった場合には、第
1の移動通信システムに属する移動局14は、発呼要求
を第2の移動通信システムの第1の基地局11に対して
行い、第2の移動通信システム15を用いた通信を直ち
に行える。
や位置登録を行うシステムであった場合には、第1の移
動通信システム1に属する移動局14は、まず第2の移
動通信システム15のホームメモリ10に対する位置登
録要求を、第2の移動通信システムの第1の基地局11
に要求信号を送出することにより行う。第2の移動通信
システム15の第1の移動加入者交換機8は、移動局1
4の情報を、第2の移動通信システムの移動関門中継交
換機7と、第1の移動通信システムの移動関門中継交換
機2を経て、第1の移動通信システムのホームメモリ6
に問い合わせすることにより認証を行う。このとき、移
動局14は、移動局14が第2の移動通信システム15
の位置登録エリアにいることを第1の移動通信システム
のホームメモリ6に知らせ、移動局14の位置を第1の
移動通信システムのホームメモリ6に記憶させる。さら
に、移動局14の情報を第2の移動通信システムのホー
ムメモリ10に記録することにより、移動局14への着
信が可能となる。すなわち、移動局14を呼び出す場合
には、まず、移動局14が本来属する第1の移動通信シ
ステム1のホームメモリ6に対して移動局14の現在位
置を照会する。ホームメモリ10からの情報がホームメ
モリ6に登録がされているので照会の結果、移動局14
が第2の移動通信システム15の位置登録エリアにいる
ことがわかる。そのため、次に、第2の移動通信システ
ム15のホームメモリ10に、移動局14の現在位置を
問い合わせる。問い合わせの結果、移動局14が第2の
移動通信システム15の第1の基地局11の圏内にいる
ことがわかるので、基地局11を用いて移動局14を呼
び出すことができる。
動局が属している移動通信システムとは異なる移動通信
システムの制御チャネルに関する情報を報知チャネルに
付加して送信するものであるが、この情報を、現在移動
局が属している移動通信システムの報知チャネルの拡張
要素部分を用いて伝送することができる。一般に、移動
通信システムの報知チャネルには、報知情報メッセージ
内容として、メッセージ種別、網番号、規制情報、制御
チャネル構造情報等が規定されている。その規定内容の
詳細は、例えばPDCでは、RCR-STD27Fの262頁に表4.
3.5.2−24の報知情報メッセージ内容として記載されて
おり、公共業務用デジタル移動通信システムではRCR-ST
D39Bの795頁に表4.3.5.2−12の報知情報メッセージ
内容として記載されている。これらによると、PDCやRCR
-STD39Bのπ/4シフトQPSKシステムの場合、その
報知情報メッセージ内容には、在圏ゾーン/セクタ判定
用止まり木チャネル数として自システムの止まり木チャ
ネル番号が0から最高で20チャネルまで登録可能とな
っている。本実施の形態は、これとは別に他システムの
止まり木チャネル番号を報知情報メッセージ内容拡張情
報要素の部分に登録しようとするものである。すなわ
ち、PDCのBCCHの拡張標準情報要素として、当該BCCHを
送信している移動通信システム(例えば第1の移動通信
システム1)とは異なる任意の他の移動通信システム
(例えば第2の移動通信システム15)に属する基地局
(例えば第2の移動通信システムの第1の基地局11)
から送信される止まり木チャネルに関する情報を、当該
BCCHを送信している移動通信システムの基地局(例えば
第1の移動通信システムの第2の基地局5)から報知す
ることにより、前記移動局が当該BCCHを送信している移
動通信システムとは異なる任意の他の移動通信システム
(例えば第2の移動通信システム15)との通信を可能
とするものである。
セージ内容が、第2オペレータ固有情報まで既に定義さ
れていたとする。その後に拡張情報要素の長さを書き、
その後、例えば第1の他システムの止まり木チャネル
数、第1の他システムの第1の止まり木チャネル番号、
第1の他システムの第2の止まり木チャネル番号、第1
の他システムの標準種別番号を記載する。この例では第
1の他システムの第1の止まり木チャネル数は2である
ので、第1の他システムの第1の止まり木チャネル数の
内容には2が記載される(図2では記載を省略)。第2
の他システムについても同様に記載され報知される。な
お、図2の例では拡張要素数は全部で8個あるので、拡
張情報要素長(K)=8となる。また、他システムの標
準種別番号は、たとえば番号が1であればPDCを示し、
2であればPHSを示す等のように予め決めておくことに
より、BCCHを受信した移動局は、他システムがどのよう
な標準規格(例えばPHSであるのかPDCであるのか)を用
いており、その止まり木チャネルの番号がいくつである
かを知ることができる。このような拡張情報要素部分を
用いる実施の形態によれば、既存のPDCの規格範囲内で
本発明を実施することが可能となる。
Cを第1の移動通信システム、PHSを第2に移動通信シス
テムとしたとき、例えばPDCにおいて通話が増加するこ
とにより、ネットワークが輻輳して通信が一時的に困難
になる事態が生じても、PHSが輻輳していなければ、PDC
ユーザーの一部を一時的にPHSに移すことが可能であ
る。その方法として、例えば現在PDCのBCCHを受けてい
る移動局のチャネルを、移動局のユーザー番号若しくは
ユーザーグループ番号毎に、PHSに属する無線基地局の
止まり木チャネルに変更することが考えられる。このユ
ーザー若しくはユーザーグループの選択法として、二種
類考えられる。その一つは、PHSの止まり木チャネルに
関する信号のみならず、PHSに移行するユーザー若しく
はユーザーグループの番号も、同時にPDCのBCCHで報知
する方法である。他のひとつは、あらかじめPDCからPHS
に移行することを、ユーザー若しくはユーザーグループ
間で決めておき、その移行のための起動信号としてPDC
のBCCHでPHSの止まり木チャネルに関する信号を用いる
方法がある。この方法では止まり木チャネルに関する信
号が報知されたならば、その段階でユーザー若しくはユ
ーザーグループ毎に移動通信システムを移行する。な
お、PDCが輻輳状態から回復した場合、一時的にPHSを用
いていた移動局に対して、PHSの基地局から、PDCの止ま
り木チャネルの情報を、PHSのBCCHを用いて移動局に対
して送ることにより、移動局が接続する通信システムを
PDCに戻すことも可能である。輻輳等の移動通信システ
ムの現在状態に関する情報と、ローミングの受付の可否
は、それぞれの移動通信システムの移動関門中継交換機
(MGS1及びMGS2)を経由して交換する。
それぞれ他の移動通信システムには無い特長を有する場
合がある。たとえば、現在サービスされているPDCより
もPHSの方がより高速な伝送が実現できる。一方、PDCは
そのサービスエリアがPHSよりも広い。そこで、ここで
は、ユーザーがその必要とするサービスを受けるという
観点から、現在接続されている移動通信システムから他
の移動通信システムへ変更する手順について説明する。
ここでは具体的に現在PDCのサービスを受けているユー
ザーが、高速伝送を実現するためPHSに変更するという
想定を例に説明する。これは例えば移動局が現在接続し
ているPDCでは伝送速度が足りず、移動局はPDCからPHS
へ切り替えることを想定している。
HSの止まり木チャネルの情報を基に、PHSのBCCH信号の
受信を試みる。BCCH信号が受信可能であれば、PHSネッ
トワークに接続し、PHSのネットワークを経由して、PDC
のホームメモリに対して、当該移動局がPDCからPHSに移
行したことを知らせる。これにより当該移動局に対する
呼び出しがPDCシステムに対してあった場合には、その
呼び出しをPHSシステムに転送することを可能とする。
その後、移動局はPHSシステムによる高速伝送サービス
を受ける。
スを受けていた移動局が、移動によりPHSの電波が弱く
なる等サービスエリアの圏外になりそうになり、なおか
つそこではPDCのサービスエリア内であって、当該移動
局がPDCのサービスでも通信を行いたい場合には、本発
明によりPHSのBCCHから送信される、PDCの止まり木チャ
ネルの情報を用いて、当該移動局はPDCサービスに移行
することができる。このときPHSのホームメモリに、PDC
に当該移動局が移行したことを知らせておく位置登録操
作を行う。これにより、当該移動局を呼び出すためにPH
Sのホームメモリを参照したユーザーに対し、従来まで
は単に当該移動局がPHSの圏外であったとの答えを返し
ていたのに対し、本発明を適用することによりPDCのホ
ームメモリを参照するようにPHSのホームメモリが回答
する。そこでPHSのホームメモリに紹介されたPDCのホー
ムメモリの情報を用いてPDCにより、当該移動局を呼び
出し通信(着信動作)を行うことができる。このため、
当該移動局をPHSで呼び出そうとしたユーザーに対して
は、あたかもPHSへ着信したかのようにPDCを使って移動
局MS1(14)と通信を行うことが可能である。この場
合、位置登録の時間的順番としてPHSと繋がっている間
にPHSのホームメモリに当該移動局がPDCに移行したこと
を知らせる方法と、PDCに繋がってからPDCの通信回線を
用いてPHSのホームメモリに対し当該移動局がPDCに移行
したことを知らせる方法とが考えられる。
装置構成の一例を図3に示す。ここでは制御の方法を主
に説明するため、本発明による装置で音声信号がどのよ
うに伝送されるかについての説明についての記述を省略
する。図示するように、移動局MS1は、第1の移動通信
システム1(ここでは、PHSとする。)を用いて通信す
るための通信機20と、第2の移動通信システム15
(ここでは、PDCとする。)を用いて通信するための通
信機21と、第1の移動通信システム1から得られる第
2の移動通信システム15の止まり木チャネルに係る情
報23と第2の移動通信システム15から得られる第1
の移動通信システム1の止まり木チャネルに係る情報2
4を記憶する止まり木チャネル記憶装置22と、制御装
置25とを有している。ユーザーからのシステム選択信
号28により使用する通信システムを第1の移動通信シ
ステム1と第2の移動通信システム15から選択する。
制御装置25では、このユーザーからのシステム選択信
号28の他、第1の移動通信システム1を用いて通信す
るための通信機20からの受信状態を示す信号と第2の
移動通信システム15を用いて通信するための通信機2
1からの受信状態を示す信号をモニターする。受信状態
のモニター方法としては、RSSI(Received Signal Stre
ngth Indicator)信号の他、BCCHを伝送する下り制御チ
ャネルのCAC(Call admission control)に用いられて
いる誤り訂正符号化された信号を復号する際に得られる
メトリックの大きさ等を用いる。
テム1からのBCCHを受信しその制御の配下にある場合、
移動局MS1(14)は第1の移動通信システム1を用い
て通信するための通信機20からの受信状態を示す信号
のモニターの結果、通信品質が損なわれたと判断したと
き、制御装置25により、止まり木チャネル記憶装置2
2から、第2の移動通信システム15の止まり木チャネ
ルの情報を読み出し、第2の移動通信システム15のBC
CHの受信操作を行う。BCCHの受信に成功した場合には、
移動局MS1(14)は第2の移動通信システム15を経
由して、第1の移動通信システム1のホームメモリHM1
(6)に移動局MS1(14)が、第2の移動通信システ
ム15の圏内にいることを通知するとともに、第2の移
動通信システムのホームメモリHM2(10)に対して位
置登録を行う。移動局MS1(14)が第1の移動通信シ
ステム1に対する発信または、第1の移動通信システム
1からの着信動作を行わず、単に第1の移動通信システ
ムからのBCCHを受信しているのみのときは、通信品質が
損なわれなくても、そのおそれがあると判断した場合に
は、上記動作により接続する移動通信システムを第1の
移動通信システム1から第2の移動通信システム15へ
切り替える。但しこの場合、第2の移動通信システム1
5のBCCHの受信の結果、第2の移動通信システム15の
方が、第1の移動通信システム1よりも信号品質が劣る
と判断された場合には、第2の移動通信システム15に
は移行せず、第1の移動通信システム1にとどまる。
の移動通信システム15からのBCCHの受信しその制御の
配下にあるとき、移動局MS1(14)は第2の移動通信
システム15を用いて通信するための通信機21からの
受信状態を示す信号のモニターの結果、通信品質が損な
われたと判断したとき、制御装置25により、止まり木
チャネル記憶装置22から、第1の移動通信システム1
の止まり木チャネルの情報を読み出し、第1の移動通信
システム1のBCCHの受信操作を行う。BCCHの受信に成功
した場合には、移動局MS1(14)は第1の移動通信シ
ステム1を経由して、第2の移動通信システム15のホ
ームメモリHM2(10)に移動局MS1(14)が、第1の
移動通信システム1の圏内にいることを通知するととも
に、第1の移動通信システムのホームメモリHM1(6)
に対して位置登録を行う。移動局MS1(14)が第2の
移動通信システム15に対する発信または、第2の移動
通信システム15からの着信動作を行わず、単に第2の
移動通信システム15からのBCCHを受信しているのみの
ときは、通信品質が損なわれなくても、そのおそれがあ
ると判断した場合には、上記動作により接続する移動通
信システムを第2の移動通信システム15から第1の移
動通信システム1へ切り替える。但しこの場合、第1の
移動通信システム1のBCCHの受信の結果、第1の移動通
信システム1の方が、第2の移動通信システム15より
も信号品質が劣ると判断された場合には、第1の移動通
信システム1には移行せず、第2の移動通信システム1
5にとどまる。
移動通信システムに対応して複数の送信機と受信機を備
えている(図3における第1の移動通信システム1を用
いて通信するための通信機20と、第2の移動通信シス
テム15を用いて通信するため通信機21参照)。その
うちのある一つの移動通信システム(ここでは第1の移
動通信システム1を用いて通信するための通信機20を
例に説明する)の基地局と移動局MS1が通信する場合に
ついて、通信を行うために必要な移動局MS1(14)の
装置構成について図4を用いて説明する。
り、第1の移動通信システム1を用いて通信を行うた
め、第1の移動通信システム1を用いて通信するための
移動局送信機を制御する信号26を受けて、周波数シン
セサイザ32は、第1の移動通信システム1の止まり木
チャネルが受信できるようにその周波数が設定される。
それと同時にシンセサイザ32は第1の移動通信システ
ム1を用いて通信するための移動局送信機30の出力が
第1の移動通信システム1との通信が可能となるような
周波数の信号も出力する。第1の移動通信システム1を
用いて通信するための移動局受信機31は、第1の移動
通信システム1からの受信信号を復調する。第1の移動
通信システムからのBCCH信号を復調した信号から第2の
移動通信システム15の止まり木チャネルに関する情報
23を制御部33を用いて抽出する。抽出した止まり木
チャネルに関する情報23は、止まり木チャネル記憶装
置22に記憶される。
してはRSSIとBCCHを伝送する下り制御チャネルのCACに
用いられている誤り訂正符号化された信号を復号する際
に得られるメトリックの大きさがある。そこで、移動局
受信機31から得られるこのメトリックの大きさも記憶
装置22に記憶しておき、移動局14が通信する相手先
の移動通信システムを切り替える際に、どちらのシステ
ムがより信号品質が高いかを判断する際の材料として用
いることができる。もし、移動局MS1(14)が第1の
移動通信システム1と第2の移動通信システム15のサ
ービスエリアの圏外に移行した場合であっても、圏内に
いたときに止まり木チャネル記憶装置22に記憶した止
まり木チャネルの情報をもとに、第1の移動通信システ
ム1及び第2の移動通信システム15の止まり木チャネ
ルの捕捉操作を継続できる。このため移動局MS1(1
4)が第1の移動通信システム1及び第2の移動通信シ
ステム15のいずれか1のサービスエリア内に復帰した
ときには、止まり木チャネルの捕捉により、直ちに通信
を再開することができる。
にサービス開始を行ったり、従来までのサービスを中止
したり、更には止まり木チャネルの変更等も考えられる
が、移動局製造段階であらかじめ決められた止まり木チ
ャネルの情報しか得られない従来までの方法では、これ
らのシステムの変更に柔軟に対応できない。そのような
場合、従来まではその移動通信システムで現在使われて
いる全ての移動局を回収しその記憶装置内の止まりチャ
ネルに関する情報を書き換える必要があり、その作業は
移動局数が多い場合は非常に困難であった。これに対
し、本発明によれば、報知チャネルを使用して他の移動
通信システムの制御チャネルに関する情報を送信し、そ
れを記憶装置22に記憶しておくことができるため、シ
ステムの変更に柔軟に対応することが可能となり、移動
局製造段階であらかじめ決められた止まり木チャネルの
情報しか得られない従来までの方法に比べて、格段に優
れている。
説明の都合上、第1の移動通信システム1を用いて通信
するための通信機20と、第2の移動通信システム15
を用いて通信するため通信機21とを明確に分離し説明
したが、前記従来の技術の項で説明したように、本発明
の適用により移動局における通信機能の一部共通化によ
り、移動局の簡略化が可能である。その簡略化構成法に
ついて説明する。一般に無線通信機では、その回路構成
部分を、当該無線通信機が送信を行う周波数帯及び受信
を行う周波数帯に密接に関連する部分と、それらに直接
関連しない部分とに分けることができる。密接に関連す
る部分の例として、送信機の電力増幅段と受信機の高周
波受信段がある。これらは、原則として移動局が通信可
能とする移動通信システムの数と同数必要となる。一
方、これら周波数帯に関連しない部分は、たとえ無線通
信機が多種類の周波数帯を用いた通信が可能であって
も、送受信に用いる周波数帯に関係なく単一のブロック
で構成が可能である。そのような部分の例として、ベー
スバンド段と中間周波段がある。これらは通信を行う複
数の無線通信システムの変復調方式と占有周波数帯域幅
による違いを吸収する必要はあるものの、単一のブロッ
クで構成が可能である。
成について説明する。この図において、49は移動局送
信機部であり、音声送信信号入力52が入力される移動
局送信機のベースバンド段46と、移動局送信機の中間
周波段45は、第1の移動通信システム1(例えば、PD
Cとする。)の信号と第2の移動通信システム15(例
えば、PHSとする。)のための信号を扱うこととなる。
中間周波段45の出力は、切換スイッチを介して、第1
の移動通信システム1を用いて通信するための移動局送
信機40あるいは第2の移動通信システム15と通信す
るための移動局送信機41に接続される。本発明では移
動局14は第1の移動通信システム1と第2の移動通信
システム15との間で同時に通信する必要がないため、
このように構成することができる。同様に、移動局受信
機部50も、第1の移動通信システム1のための移動局
受信機42と第2の移動通信システム15のための移動
局受信機43の出力を切換スイッチを介して選択的に供
給することにより、中間周波段47と、ベースバンド段
48はそれぞれひとつで済む。ベースバンド段48の音
声復調信号出力は音声受信信号出力53として出力され
る。また、ベースバンド段48からの制御するための信
号の出力は制御装置51に供給され、ここで、止まり木
チャネル情報が抽出されて記憶装置22に記憶される。
28は移動通信システム選択信号、25は制御装置、4
4は周波数シンセサイザであり、前述と同様に動作す
る。なお、一般に電力増幅段と高周波受信段は、ともに
段間の整合と不要信号の抑圧を目的としたフィルタ素子
と実際に増幅を行う増幅素子から構成される場合がほと
んどである。周波数帯が大幅に違わない限り増幅素子は
システム間で共通に利用できることが多いので、その場
合には、段間の整合と不要信号の抑圧を目的としたフィ
ルタ素子のみを切り替える、若しくは同調可能な素子を
用いてフィルタ素子を構成することにより、さらに小型
化が可能である。また、図5においては、送信部および
受信部の両方においてベースバンド段と中間周波段を共
通としたが、いずれか一方のみを共通としてもよいし、
送信部あるいは受信部のいずれかについてのみベースバ
ンド段あるいは中間周波段を共通としてもよい。
通信システム1と第2の移動通信システム15の2つの
移動通信システムを統合した移動通信ネットワークを例
にとって説明したが、移動通信ネットワークに含まれる
移動通信システムの数は任意の複数とすることができ
る。この場合に、各無線基地局から報知する他の移動通
信システムの制御チャネルに関する情報は、それぞれの
無線基地局と他の移動通信システムとの位置関係等に応
じて任意に決定すればよい。
信システムで、複数の移動通信システムを用いて通信が
可能な移動局無線機では、その複数の移動通信システム
の全てについて基地局からの信号を同時に受信する必要
があったが、本発明によればその必要はなくなる。ま
た、移動局の移動により、ホームメモリに登録された移
動局の登録位置の変更が必要であるが、そのための移動
局と基地局との信号の送受は、それぞれの移動通信シス
テムに対して個別に行う必要があったが、本発明によれ
ば、一つの移動通信システムについてのみ位置登録を行
えばよい。このため位置登録に係る信号の送受による制
御トラヒックの増大による周波数利用効率の低下と、複
数の移動通信システム基地局からの信号の同時受信に伴
う移動局消費電力の増加による移動局電池の放電によ
り、移動局の運用可能時間の短縮を防止できる。さら
に、移動局送受信機の簡略化が可能となる。
チャネル設定方法、移動通信ネットワーク、無線基地局
装置および移動局装置を示す概念説明図である。
報メッセージ内容の拡張情報要素の部分に登録した実施
の形態について説明するための図である。
成の一例を示す図である。
通信を行う送受信機の具体的な装置構成の例を示す図で
ある。
が可能であるため移動局装置を小型・低消費電力化でき
ることを説明した図である。
の通信機 21 第2の移動通信システム15を用いて通信するた
め通信機 22 第1の移動通信システム1から得られる第2の移
動通信システム15の止まり木チャネルと第2の移動通
信システム15から得られる第1の移動通信システム1
の止まり木チャネルに係る情報を記憶する止まり木チャ
ネル記憶装置 23 第1の移動通信システム1から得られる第2の移
動通信システム15の止まり木チャネル情報 24 第2の移動通信システム15から得られる第2の
移動通信システム1の止まり木チャネル情報 25 制御装置 26 第1の移動通信システム1を用いて通信するため
の通信機を制御する信号 27 第2の移動通信システム15を用いて通信するた
めの通信機を制御する信号 28 ユーザーからの移動通信システム選択信号 30 第1の移動通信システム1を用いて通信するため
の移動局送信機 31 第1の移動通信システム1を用いて通信するため
の移動局受信機 32 第1の移動通信システム1を用いて通信するため
の周波数シンセサイザ 33 第1の移動通信システム1の基地局から送信され
る信号から、第2の移動通信システム15の止まり木チ
ャネルの情報を抽出する制御部 40 第1の移動通信システム1を用いて通信するため
の移動局送信機 41 第2の移動通信システム15を用いて通信するた
めの移動局送信機 42 第1の移動通信システム1を用いて通信するため
の移動局受信機 43 第2の移動通信システム15を用いて通信するた
めの移動局受信機 44 周波数シンセサイザ 45 移動局送信機の中間周波段 46 移動局送信機のベースバンド段 47 移動局受信機の中間周波段 48 移動局受信機のベースバンド段 49 移動局送信機 50 移動局受信機 51 受信信号から止まり木チャネル情報を抽出する制
御装置 52 音声送信信号入力 53 音声受信信号出力
Claims (13)
- 【請求項1】 異なる複数の移動通信システムから構成
される移動通信ネットワークにおける制御チャネル設定
方法であって、 前記各移動通信システムからその移動通信システムに属
する移動局に対して報知する制御信号を伝送する1また
は複数のチャネルが予め定められており、 各移動通信システムは、前記予め定められたチャネルを
用いて、その移動通信システムとは異なる任意の移動通
信システムが制御信号を報知するチャネルに関する情報
を前記制御信号に付加して送信し、 移動局は、前記予め定められたチャネルを用いて報知さ
れた情報に基づいて無線基地局からの信号を待ち受ける
チャネルを決定することを特徴とする移動通信ネットワ
ークにおける制御チャネル設定方法。 - 【請求項2】 前記移動局は、通信チャネルの設定に先
立ち請求項1記載の待ち受けるチャネルを決定する方法
を用いることを特徴とする移動通信ネットワークにおけ
る制御チャネル設定方法。 - 【請求項3】 デジタル方式自動車電話システムにおけ
る報知チャネルの拡張情報要素部分を用いて、前記異な
る任意の移動通信システムが制御信号を報知するチャネ
ルに関する情報を伝送することを特徴とする請求項1あ
るいは2記載の移動通信ネットワークにおける制御チャ
ネル設定方法。 - 【請求項4】 移動局のユーザー番号若しくはユーザー
グループ番号毎に、移動局が制御信号を待ち受けるチャ
ネルを、特定の移動通信システムに属する無線基地局が
制御信号を報知するチャネルに変更することを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれかに記載の移動通信ネット
ワークにおける制御チャネル設定方法。 - 【請求項5】 移動局の受けるサービス毎に、移動局が
制御信号を待ち受けるチャネルを、特定の移動通信シス
テムに属する無線基地局が制御信号を報知するチャネル
に変更することを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
かに記載の移動通信ネットワークにおける制御チャネル
設定方法。 - 【請求項6】 異なる複数の移動通信システム装置から
構成される移動通信ネットワークであって、 前記各移動通信システムに属する無線基地局からそれに
属する移動局に対して制御信号を報知する制御チャネル
が予め定められており、 前記各移動通信システムに属する各無線基地局は、前記
制御チャネルを用いてその移動通信システムとは異なる
任意の移動通信システムの無線基地局が制御情報を報知
するチャネルに関する情報を前記制御信号に付加して送
信する手段を有し、 移動局は、前記制御チャネルを用いて送信された情報に
基づいて、無線基地局からの制御信号を待ち受けるチャ
ネルを決定する手段を有することを特徴とする移動通信
ネットワーク。 - 【請求項7】 前記移動局は、通信チャネルの設定に先
立ち、前記無線基地局からの制御信号を待ち受けるチャ
ネルを決定することを特徴とする請求項6記載の移動通
信ネットワーク。 - 【請求項8】 デジタル方式自動車電話システムに属す
る無線基地局は、デジタル方式自動車電話システムにお
ける報知チャネルの拡張情報要素部分を用いて、前記異
なる任意の移動通信システム装置の無線基地局が制御信
号を報知するチャネルに関する情報を伝送することを特
徴とする請求項6あるいは7記載の移動通信ネットワー
ク。 - 【請求項9】 移動局のユーザー番号若しくはユーザー
グループ番号毎に、移動局が制御信号を待ち受けるチャ
ネルを、特定の移動通信システム装置に属する基地局が
制御信号を報知するチャネルに変更することを特徴とす
る請求項6ないし8のいずれかに記載の移動通信ネット
ワーク。 - 【請求項10】 移動局の受けるサービス毎に、移動局
が制御信号を待ち受けるチャネルを、特定の移動通信シ
ステムに属する基地局が制御信号を報知するチャネルに
変更することを特徴とする請求項6ないし9のいずれか
に記載の移動通信ネットワーク。 - 【請求項11】 異なる複数の移動通信システムから構
成される移動通信ネットワークにおける前記移動通信シ
ステムに属する無線基地局装置であって、 移動局に対して制御情報を報知する制御チャネルに自己
の属する移動通信システムとは異なる移動通信システム
における無線基地局が制御信号を報知するチャネルに関
する情報を付加して送信する手段を有することを特徴と
する無線基地局装置。 - 【請求項12】 異なる複数の移動通信システムと通信
することができる移動局装置であって、 現在接続中の移動通信システムの無線基地局からその制
御チャネルを用いて送信された現在接続中の移動通信シ
ステムとは異なる移動通信システムの無線基地局が制御
信号を報知するチャネルに関する情報を記憶する記憶手
段と、 該記憶手段の記憶内容に基づいて、無線基地局からの信
号を待ち受けるチャネルを決定する手段とを有すること
を特徴とする移動局装置。 - 【請求項13】 送信部あるいは受信部におけるベース
バンド処理部および中間周波処理部のうちの少なくとも
一方は、前記異なる複数の移動通信システムに対して共
通に設けられていることを特徴とする請求項12記載の
移動局装置。
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