JP2003009130A - 監視システム - Google Patents

監視システム

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JP2003009130A
JP2003009130A JP2001189148A JP2001189148A JP2003009130A JP 2003009130 A JP2003009130 A JP 2003009130A JP 2001189148 A JP2001189148 A JP 2001189148A JP 2001189148 A JP2001189148 A JP 2001189148A JP 2003009130 A JP2003009130 A JP 2003009130A
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JP2001189148A
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Naohiro Amamoto
直弘 天本
Toshihiko Miyazaki
敏彦 宮崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに対する占有率を抑え、監視能
力が高く、監視員の負担が小さい監視システムを提供す
る。 【解決手段】 本発明の監視システムは、監視カメラか
らの原画像信号の送信機能を担う監視画像送信装置と、
監視領域画像の表示機能を担う監視端末とを有する。監
視画像送信装置は、原画像信号に基づいて、監視領域に
所定事象が発生したか否かを検知し、所定事象の発生時
や事象の変更時に事象情報を送信する事象情報送信手段
と、事象情報送信手段による検知結果に基づき、原画像
信号を、通常画質又は高画質の画像ストリームに変換し
て出力する符号化画像送信手段とを有する。監視端末
は、受信した高画質又は通常画質の画像ストリームを原
画像信号に再生する画像再生手段と、再生された原画像
信号を表示する表示手段と、事象情報の受信時に、その
内容を原画像信号に重畳させて表示させる事象情報受信
手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視領域を撮影す
る監視カメラからの画像信号に基づいて監視を行う監視
システムに関し、特に、監現領域の状態に応じて効率的
に画像信号を送信し、監視員に通知しようとしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】安全対策や防犯などの目的に、監視カメ
ラを利用した監視システムが種々実現されている。
【0003】従来、監視システムとして、監視領域の担
当領域を撮像する複数台の監視カメラを設置し、各監視
カメラが得た画像信号を監視センタへネットワーク(あ
るいは画像ケーブル)を介して集積し、モニタ等に画像
を表示して監視員により監視を行うシステムが良く用い
られている。また、離れた地点に監視場所が点在するよ
うな場合にも、同様に、各監視カメラが得た画像信号を
監視センタへネットワークを介して集積し、モニタ等に
画像を表示して監視員により監視を行うシステムが良く
用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
監視システムにおいては、ネットワークを介して大容量
の画像信号(画像データ)が常に送信されており、ネッ
トワークが監視システムに占有されてしまうという恐れ
がある。また、送信されている画像信号の大半は、監視
領域に異常が生じていない場合など、変化がないデータ
であり、送信効率が悪いということができる。
【0005】そのため、監視カメラ側に異常検知機能を
持たせ、異常を検知したときに始めて、監視カメラが撮
像して得た画像信号を送信する監視システム(例えば、
特開平12−069455号公報)も提案されている。
【0006】しかしながら、このような監視システムの
場合、異常検知機能が有効に機能しなかった場合には、
十分な監視をし得ないという課題がある。このような監
視システムでは、監視員が、監視カメラが撮像して得た
画像信号の送信を、遠隔操作で起動することもできる
が、異常検知以外では基本的に監視カメラ側からの送信
はないため、監視員が頻繁に送信を求めることが多くな
ると思われ、監視員の負担は大きい。特に、監視カメラ
の設置台数が多い場合には、監視員の負担はかなり大き
い。
【0007】そのため、ネットワークに対する占有率を
抑えることができる、監視能力が高く、監視員の負担が
小さい監視システムが望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、監視カメラが監視領域を含めて撮像して
得た原画像信号の送信機能を担う1又は複数の監視画像
送信装置と、送信されてきた監視領域画像の表示機能を
担う1又は複数の監視端末とを有する監視システムにお
いて、(ア)上記監視画像送信装置が、(ア−1)上記
原画像信号に基づいて、監視領域が通常状態であるか、
監視領域に所定の事象が発生していないかを検知し、所
定事象が発生しているときや事象の変更があったときな
どに、事象情報を送信する事象情報送信手段と、(ア−
2)上記原画像信号を、上記事象情報送信手段における
所定事象の検知結果に基づき、監視領域が通常状態であ
るときには、通常画質の画像ストリームに変換して出力
すると共に、所定事象の発生状態では、上記通常画質よ
り高画質の画像ストリームに変換して出力する符号化画
像送信手段とを有し、(イ)上記各監視端末が、(イ−
1)受信した画像ストリームを原画像信号に再生する、
高画質及び通常画質の画像ストリーム対応の画像再生手
段と、(イ−2)再生された原画像信号を表示する表示
手段と、(イ−3)事象情報を受信したときに、その情
報内容を、上記表示手段によって、上記原画像信号に重
畳させて表示させる事象情報受信手段とを有することを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明による監視システムの第1の実施形態を図
面を参照しながら詳述する。
【0010】(A−1)第1の実施形態の構成 図1は、第1の実施形態の監視システム1のネットワー
ク構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、第1の実施形態の監視シス
テム1は、N(Nは1以上の整数)個の監視カメラ10
−1〜10−Nと、各監視カメラ10−1、…、10−
Nに対応した画像分配装置20−1〜20−Nと、各画
像分配装置20−1、…、20−Nに対応した監視画像
送信装置30−1〜30−Nと、ネットワーク60を介
して監視画像送信装置30−1〜30−Nと接続可能な
サーバ装置40と、ネットワーク60を介して監視画像
送信装置30−1〜30−Nやサーバ装置40と接続可
能なM(Mは1以上の整数)個の監視端末50−1〜5
0−Mとを有している。
【0012】なお、監視カメラ10−n(nは1〜
N)、画像分配装置20−n及び監視画像送信装置30
−nの組は近接して設けられている。
【0013】監視カメラ10−nは、所望の監視地点に
設置され、その監視地点を撮像し、得られた画像信号
(アナログ画像信号、デジタル画像信号を問わない)を
対応する画像分配装置20−nに与えるものである。こ
の第1の実施形態の場合、監視カメラ10−nは常時撮
像を行っているものである。監視カメラ10−nとして
は、例えば、既存のいかなる方式のビデオカメラをも適
用できる。そのため、詳細構成の説明は省略する。
【0014】画像分配装置20−nは、対応する監視カ
メラ10−nからの画像信号を2系統に分配し(2分岐
し)、各画像信号を共に、対応する監視画像送信装置3
0−nに与えるものである。画像分配装置20−nとし
ても、2系統以上への分配機能を有する既存の装置を適
用できる。そのため、詳細構成の説明は省略する。
【0015】監視画像送信装置30−nは、対応する画
像分配装置20−nからの2系統の画像信号を入力し、
一方の画像信号から、送信する監視画像信号(画像スト
リーム)を形成して、サーバ装置40送信すると共に、
他方の画像信号から、担当する監視領域の事象変化を検
知し、検知したときに事象データを形成して、サーバ装
置40に送信するものである。画像ストリームや事象デ
ータは、最終的には、所定の監視端末50−m(mは1
〜M)に送信される。
【0016】監視画像送信装置30−nは、例えば、2
系統の画像信号の入力機能や、ネットワーク60との通
信機能を有するパソコンなどを適用できるが、機能的に
は、図2に示す構成を有する。
【0017】図2において、監視画像送信装置30−n
は、2個の画像入力部301及び302、符号化・画像
通信部303、事象検知画像処理部304並びにネット
ワークインタフェース部(ネットワークI/F)305
を有する。
【0018】画像入力部301及び302はそれぞれ、
画像分配装置20からの画像信号を入力して、内蔵する
バッファへ格納するものである。なお、画像分配装置2
0からの画像信号がアナログ画像信号の場合には、デジ
タル画像信号に変換してバッファへ格納する。
【0019】符号化・画像通信部303は、画像入力部
301にバッファリングされているデジタル画像信号を
逐次読み出し、例えば、MPEG4形式のような所定の
フォーマットの画像ストリームへの圧縮符号化を行い、
ネットワークインタフェース部305(従ってサーバ装
置40)へ出力するものである。
【0020】ここで、符号化・画像通信部303は、事
象検知画像処理部304やサーバ装置40などの外部か
らのパラメータ制御を受け付ける機能を有しており、圧
縮符号化のビットレートやフレームレートなどをアクテ
ィブに変更可能である。例えば、起動時には、比較的画
質の粗い準動画像に圧縮符号化して送信する設定(例え
ば、ビットレート=8Kbps、フレームレート=1f
ps)に初期化され、外部から前記パラメータの変更コ
マンドを受け付けると適宜パラメータ変更を行い、より
画質の高い圧縮符号化を適用した後の符号化画像信号
(画像ストリーム)を出力する。なお、画像ストリーム
には、圧縮符号化の段階や方式などを表す情報も挿入さ
れている。
【0021】以下では、事象検知時以外での画像ストリ
ームを通常画質の画像ストリームと呼び、事象検知によ
って送信される画像ストリームを高画質の画像ストリー
ムと呼ぶ。
【0022】ここで、画質の良否は、監視カメラからの
画像信号において、送信に供する画像枚数の比率であっ
ても良く、また、1画像当たりに対する符号化処理後の
ビット数の大小であっても良く、さらには、これらを組
み合わせたものであっても良い。
【0023】符号化・画像通信部303は、画質の如何
を問わず、処理した画像ストリームを常時垂流し的にネ
ットワークインタフェース部305に与えるものであ
る。
【0024】事象検知画像処理部304は、画像入力部
302にバッファリングされているデジタル画像信号を
逐次読み出し、画像処理により所定の事象を検知し、事
象データを形成してネットワークインタフェース部30
5(最終的にはサーバ装置40)へ出力するものであ
る。
【0025】また、事象検知画像処理部304は、所定
の事象を検出したときや、事象の変化があったときなど
には、符号化・画像通信部303から高画質の符号化画
像信号(画像ストリーム)を出力させるように、符号化
・画像通信部303にパラメータ設定し(例えば、ビッ
トレート=1000Kbps、フレームレート=30f
ps)、所定の事象が検出されなくなった時点で、符号
化・画像通信部303に対して、起動時(通常状態)の
パラメータ設定に戻す指示を与えるものである。
【0026】図3は、事象検知画像処理部304に対
し、検知対象と予め設定されている事象及び事象データ
のフォーマットの一例を示している。この例では、人、
車、その他の物体が、予め指定された監視領域へ接近、
侵入又は停滞した場合に、図3(a)に示すようなヘッ
ダ、カメラID、事象ID(図3(b)参照)、種別I
D(図3(c)参照)、物体の画像内位置及び事象発生
時刻などでなるフォーマットの事象データを作成し、ネ
ットワーク50を介してサーバ装置40へ送信する。
【0027】ここで、事象データは、各フレーム毎に送
信しても良いが、一旦送信した後は、後述する事象ID
又は種別IDが変化したときに送信するようにすること
が好ましい。
【0028】なお、物体などが複数存在する場合には、
図3(a)に示す事象データを個別に形成するものであ
っても良く、また、図3(a)に示すフォーマットにお
ける事象ID、種別ID及び位置の部分だけを繰り返す
ものであっても良い。
【0029】事象検知方式としては、一般に良く知られ
ている背景差分方式を用いることができる。背景差分方
式は、予め移動物体の存在しない画像を背景画像として
保存しておき、入力画像との差分を逐次算出し、差分の
大きい領域(移動物体など)を検出する方式である。
【0030】図4に、背景差分方式を用いた事象検知の
実現方法の一例を示す。図4(a)に示すように、背景
差分により得られた差分領域が監視対象領域(図4のハ
ッチ部分)の近傍に現れた場合(L<所定閾値)には
“接近”、また、図4(b)に示すように、差分領域が
監視領域内に発生した場合には“侵入”、さらに、監視
対象領域内に所定のフレーム数以上連続して差分領域が
現れた場合には“停滞”と判定する。
【0031】事象検知画像処理部304が符号化・画像
通信部303に設定する画質を高画質化するパラメータ
は、検知した事象内容のレベルに応じて段階的又は連続
的に変更するようにしても良い。例えば、“侵入”を最
も高画質にし、次いで、“接近”及び“停滞”の順に、
画質レベルを低下させるようにしても良い。
【0032】ネットワークインタフェース部305は、
符号化・画像通信部303から出力された画像ストリー
ムをネットワーク60を介してサーバ装置40に送信し
たり、事象検知画像処理部304から出力された事象デ
ータをネットワーク60を介してサーバ装置40へ送信
したりするものである。
【0033】また、ネットワークインタフェース部30
5は、ネットワーク60を介してサーバ装置40から与
えられた制御信号を受信して処理するものである。この
ような制御信号としては、符号化・画像通信部303に
よる圧縮符号化の画質を規定するパラメータなどであ
る。
【0034】なお、事象検知の高画質の画像ストリーム
は、常に、サーバ装置40に送信される。画像ストリー
ムを常時送信するとは言え、通信回線上には空き時間が
存在し、ネットワークインタフェース部305は、その
空き時間に事象データを送信する。
【0035】なお、画像ストリームが、そのデータフィ
ールドとしてジャーナルのフィールドを有するものであ
れば、そのジャーナルのフィールドに事象データを挿入
するようにしても良い。
【0036】ネットワーク60は、LAN、WAN、I
SDNなど、任意のネットワークで良い。なお、サーバ
装置40及び監視端末50−1〜50−M間の通信に供
するネットワークは、監視画像送信装置30−1〜30
−N及びサーバ装置40間の通信に供するネットワーク
と異なっていても良い。
【0037】サーバ装置40は、監視画像送信装置30
−nから送信されてくる画像ストリームや検知事象デー
タを蓄積したり、中継して監視端末50−mに配信した
りするものである。また、サーバ装置40は、監視画像
送信装置30−nに画像ストリームの画質をパラメータ
によって指示したりするものである。
【0038】サーバ装置40は、例えば、パソコンなど
の情報処理装置で構成されているが、機能的には、図5
に示す構成を有している。
【0039】図5において、サーバ装置40は、ネット
ワークインタフェース部(ネットワークI/F)40
1、受信情報判別部402、画像送信部403、制御情
報形成送信部404、操作入力部405、事象検知画像
データベース406及び中継情報データベース407な
どを有する。
【0040】ネットワークインタフェース部401は、
ネットワーク60からの画像ストリームや事象データや
制御情報を取り込んだり、自己からの画像ストリームや
事象データや制御情報などをネットワーク60へ送信し
たりするものである。
【0041】受信情報判別部402は、ネットワークイ
ンタフェース部401が受信した受信情報の種別などを
判別し、それに応じて、各部を制御するものである。
【0042】受信情報判別部402は、受信情報が通常
画質の画像ストリームの場合であれば、その画像ストリ
ーム(従って、所定の監視領域の撮像画像)を要求して
いる全ての監視端末50−mの情報を中継情報データベ
ース407から取り出し、画像送信部403から、それ
ら監視端末50−mに送信させる。
【0043】また、受信情報判別部402は、受信情報
が事象データであれば、それに続く高画質の画像ストリ
ームと共に事象検知画像データベース406に蓄積させ
るものである。このとき、受信情報判別部402は、受
信した事象データ及び画像ストリームを、事象が発生し
た監視領域の画像ストリームを要求している全ての監視
端末50−m(中継情報データベース407に格納され
ている)に、画像送信部403から送信させる。
【0044】上述のように、事象データを受信した場合
には、任意のときに、画像の確認が可能となるよう、画
像ストリームをファイルとして保存する。ファイル名
は、例えば、“人侵入 20010528 1030.
mp4”のように[検知事象][日付] [時間]のよ
うなルールで保存することにより、後での検索も容易と
なる。保存は、例えば、監視員が操作入力部405若し
くは監視端末50−mを用いて保存終了の指示をするま
で、又は、高画質の画像ストリームの受信が終了するま
で行われる。
【0045】さらに、受信情報判別部402は、ある監
視端末50−mから、事象検知画像データベース406
に蓄積された高画質の画像ストリーム(事象データを伴
う)の送信要求を受信したときには、事象検知画像デー
タベース406から該当する画像ストリームを読み出し
て画像送信部403から送信させるものである。
【0046】さらにまた、受信情報判別部402は、あ
る監視端末50−mから、ある監視領域の画像ストリー
ムとして高画質の画像ストリームの送信が要求された際
には、該当する監視画像送信装置30−nに向けた画質
変更用の制御情報を、制御情報形成送信部404によっ
て形成させて送信するものである。
【0047】また、受信情報判別部402は、ある監視
端末50−mから、送信を求める画像ストリームに係る
監視領域の変更情報が通知された際には、中継情報デー
タベース407の格納内容を更新するものである。
【0048】画像送信部403は、受信した画像ストリ
ームや、事象検知画像データベース406に格納されて
いる画像ストリーム(事象データを含む)を、中継情報
データベース407で規定されている監視端末50−m
や、要求した監視端末50−mに送信するものである。
【0049】制御情報形成送信部404は、ある監視領
域に係る画像ストリームについて、高画質への変更や通
常画質への復帰などが、監視端末50−mや操作入力部
405から指示されたときに、その監視領域に係る監視
画像送信装置30−nに、画質変更を要求する制御情報
を形成して送信するものである。
【0050】また、制御情報形成送信部404は、画像
ストリームを送信する監視端末50−mの変更情報が操
作入力部405から与えられたときに、その監視端末5
0−mに通知する制御情報を形成して送信するものであ
る。
【0051】操作入力部405は、監視員などが、画像
ストリームの画質の変更情報や、最終的に画像ストリー
ムを与える監視端末50−mの変更情報などを入力する
ためのものである。後者のばあいには、中継情報データ
ベース407の格納内容も更新される。
【0052】事象検知画像データベース406は、いず
れかの1以上の監視画像送信装置30−nが送信した高
画質の画像ストリーム(事象データを含む)を蓄積する
ためのものである。なお、事象検知によらずに、監視員
が指示して、送信されてきた高画質の画像ストリームも
蓄積するようにしても良い。この場合であっても、事象
IDなどにその旨を記載した事象データを付与して蓄積
するようにしても良い。
【0053】中継情報データベース407は、どの監視
画像送信装置30−nから与えられた画像ストリームを
どの監視端末50−mに送信するかを示す中継情報を格
納しているものである。
【0054】なお、図1では、サーバ装置40を1個の
み記載しているが、複数設けられていても良い。この場
合において、各サーバ装置40が担当する監視画像送信
装置30−nを可変設定できるようにしても良く、ま
た、各サーバ装置40が担当する監視端末50−mを可
変設定できるようにしても良い。例えば、北海道用のサ
ーバ装置、関東用のサーバ装置など、地域毎に設けられ
ていても良い。
【0055】監視端末50−mは、主たる機能は、画像
ストリームを再生、表示することである。監視端末50
−mは、パソコンや携帯端末(携帯電話を含む)などの
情報処理装置を適用できるが、機能的には、図6に示す
詳細構成を有する。
【0056】図6において、監視端末50−mは、ネッ
トワークインタフェース部(ネットワークI/F)50
1、受信情報判別部502、画像再生部503、画像表
示部504、制御情報形成送信部505、操作入力部5
06及び再生監視領域記憶部507などを有する。
【0057】ネットワークインタフェース部501は、
ネットワーク60から画像ストリームや事象データや制
御情報などを取り込んだり、当該装置50−mからの制
御情報をネットワーク60に送信したりするものであ
る。
【0058】受信情報判別部502は、ネットワーク6
0から到来した情報の種別を判別して処理したり、他の
処理部の処理を起動したり制御したりするものである。
【0059】受信情報判別部502は、ネットワーク6
0から画像ストリームが到来したときには、画像再生部
503に、伸張復号化などの画像再生動作を実行させる
ものである。
【0060】また、受信情報判別部502は、ネットワ
ーク60から事象データが到来したときには、その事象
データを表示し得る形式のデータに変換して画像表示部
504に与え、再生画像にオーバーレイして表示させる
ものである。例えば、事象の内容及びその場所などを、
事象データの事象ID、種別ID、位置情報に基づき、
再生画面上にオーバーレイ表示し、監視員へ通知する。
【0061】さらに、受信情報判別部502は、ネット
ワーク60を介して、サーバ装置40から、自己に与え
られる画像ストリームに係る監視領域の変更を表す制御
情報が与えられたときには、自装置が再生表示中の監視
領域の情報を記憶している再生監視領域記憶部507の
格納内容を更新するものである。
【0062】画像再生部503は、到来した画像ストリ
ームを伸張復号化などの画像再生して、再生画像を画像
表示部504に与えるものである。この再生時には、画
像ストリームに挿入されている圧縮符号化の段階や方式
などの情報に基づいた再生を行う。
【0063】画像表示部504は、画像再生部503か
ら与えられた再生画像や、受信情報判別部502から与
えられた検知事象メッセージなどを表示するものであ
る。ここで、自監視端末50−mが表示する監視領域の
数が複数ある場合には、操作入力部506から指示に基
づいて、複数の監視領域の再生画像を同時に表示しても
良く(マルチ表示モード)、また、いずれかの監視領域
の再生画像だけを表示しても良い(選択表示モード)。
【0064】画像表示部504は、マルチ表示モードに
おいては、再生監視領域記憶部507に記憶されている
表示対象の監視領域数に応じたマルチ表示用の表示画面
構成(図7)を内蔵する情報から決定し、その表示画面
における分割表示領域に対して、各再生画像をはめこん
で表示させる。ここで、マルチ表示用の表示画面構成
は、図7に示すように、高画質の画像ストリームに係る
監視領域の数によっても異なっている。
【0065】図7は、当該監視端末50−mが再生画像
を表示する監視領域の数が4個の場合のマルチ表示用の
表示画面構成を示している。全ての監視領域について通
常画質の画像ストリームが到来している場合には、画像
表示部504は、図7(a)に示すマルチ表示用の表示
画面構成を適用するものに自動決定し、各再生画像を4
個の分割表示領域にはめ込む。また、4個中3個の監視
領域について通常画質の画像ストリームが到来し、残り
1個の監視領域について高画質の画像ストリームが到来
している場合には、図7(b)に示すマルチ表示用の表
示画面構成を適用するものに自動決定し、最も大きい分
割表示領域に高画質の再生画像をはめこみ、他の分割表
示領域に通常画質の再生画像をはめこむ。
【0066】制御情報形成送信部505は、操作入力部
506から、任意の監視領域に係る画像ストリームの画
質の変更指令や、当該監視端末50−mが再生表示する
監視領域の変更指令が与えられたときに、そのことを表
す制御情報を形成してサーバ装置40に送信するもので
ある。
【0067】操作入力部506は、上述したような各種
の情報や指令を、監視員が入力するためのものである。
【0068】再生監視領域記憶部507は、操作入力部
506の入力や、サーバ装置40からの情報によって規
定された、当該監視端末50−mが再生表示する監視領
域の情報(画質情報を含んでいても良い)を記憶してい
るものである。
【0069】上述したサーバ装置40が監視センタに設
けられていたとしても、各監視端末50−1、…、50
−Mは任意の位置に設けられていても良い。
【0070】図1では、サーバ装置40及び監視端末5
0−mが別個のものを示したが、サーバ装置40と監視
端末50−mを兼ねた装置をシステム要素として設けて
も良く、全ての監視端末50−1〜50−Mがサーバ装
置40の機能をかねていても良い。
【0071】(A−2)第1の実施形態の動作 次に、第1の実施形態の監視システム1の動作を説明す
る。
【0072】各監視領域はその領域を担当する監視カメ
ラ10−nによって撮像され、得られた画像信号は対応
する画像分配装置20−nに与えられて2分岐され、そ
の後、監視画像送信装置30−nに与えられる。
【0073】監視画像送信装置30−nにおいては、入
力された一方の画像信号に基づいて、監視領域に所定の
事象が発生しているかや、事象が変化しているかを判定
しており、事象を検知したときや事象の変化を検知した
ときには、事象データをサーバ装置40に送信する。
【0074】また、監視画像送信装置30−nにおいて
は、入力された他方の画像信号を圧縮符号化し、得られ
た画像ストリームをサーバ装置40に送信する。ここ
で、監視領域に所定の事象が発生していることを検知し
た以降(事象が変化したことを検知した場合を含む)に
おいては、圧縮符号化方法として高画質の画像ストリー
ムが得られる方法を適用して、高画質の画像ストリーム
をサーバ装置40に送信し、事象を検知していない通常
状態においては、通常画質の画像ストリームをサーバ装
置40に送信する。
【0075】サーバ装置40において、通常画質の画像
ストリームが到来したときには、その画像ストリームに
係る監視領域の情報を欲している全ての監視端末50−
mにその通常画質の画像ストリームを配信する。また、
サーバ装置40において、ある監視領域についての事象
データが到来したときには、その以降に到来する高画質
の画像ストリームを蓄積すると共に、その画像ストリー
ムに係る監視領域の情報を欲している全ての監視端末5
0−mに事象データ及びその高画質の画像ストリームを
配信する。
【0076】監視端末50−mにおいては、監視員によ
って選択された表示モード(マルチ表示モード又は選択
表示モード)に応じ、到来した画像ストリームを伸張再
生して監視画像を表示する。すなわち、マルチ表示モー
ドにおいては、自端末50−mが表示対象としている全
ての監視領域の監視画像を1表示画面で同時に表示さ
せ、また、選択表示モードにおいては、監視員によって
指示された監視領域の監視画像を1表示画面で表示させ
る。
【0077】また、マルチ表示モード又は選択表示モー
ドであろうと、事象データを受信したときには、その事
象データに係る内容(メッセージ)を、監視画像にオー
バーレイして表示させる。
【0078】例えば、監視員は、マルチ表示モードにお
いて、事象データに係る内容の表示を見れば、その監視
領域の監視画像だけを表示させるように、選択表示モー
ドに切り替える。また例えば、監視員は、選択表示モー
ドにおいて、選択表示している監視領域以外の監視領域
に係る事象データに係る内容の表示を見れば、マルチ表
示モードに切り替えたり、事象データに係る監視領域の
監視画像を表示させる選択表示モードに切り替えたりす
る。
【0079】また、事象データに係る内容の表示を見た
場合において、後でその監視画像を再度確認したくなっ
た場合には、監視端末50−mに対して、サーバ装置4
0からその監視画像に係る高画質の画像ストリームの転
送させる指示を行う。このとき、監視端末50−mから
サーバ装置40へ、該当する高画質の画像ストリームの
転送要求(制御情報)が与えられ、サーバ装置40が蓄
積している画像ストリームの中から該当する画像ストリ
ームを読み出して、監視端末50−mに送信し、監視端
末50−mがそれを伸張再生して表示させる。
【0080】さらに例えば、監視員は、通常画質の画像
ストリームを見て、その監視領域についてより画質が高
い監視画像の表示を見たくなった場合には、監視端末5
0−mに対して、その監視領域の監視画像として高画質
の監視画像に変更する指示を与える。このとき、監視端
末50−mからサーバ装置40へ、その監視領域につい
ての通常画質から高画質への変更要求(制御情報)が与
えられ、サーバ装置40は、その監視領域に係る監視画
像送信装置30−nに高画質への変更を指示する制御情
報を送信し、これを受信した監視画像送信装置30−n
が画像ストリームを高画質のものに変更する。このよう
な高画質の画像ストリームは、サーバ装置40を経由し
て、要求した監視端末50−mに到達し、伸張再生され
て表示される。
【0081】(A−3)第1の実施形態の効果 第1の実施形態の監視システムによれば、所定の事象を
自動的に検知する監視画像送信装置を有し、事象が発生
していない通常状態においては、監視画像送信装置が比
較的画質の粗い準動画像(通常画質の画像ストリーム)
を送信し、所定の事象を検知すると、高画質の動画像
(高画質の画像ストリーム)を送信するようにしたの
で、伝送するデータ量をアクティブにコントロールする
ことができ、ネットワークの負荷を必要最小限に抑える
ことが可能となる。
【0082】また、事象が発生していない通常状態にお
いても通常画質とは言え、画像ストリームを常時送信す
るようにしているので、自動検知できなかった場合で
も、監視員が、監視領域の異常事象などを発見すること
ができる。
【0083】さらに、監視画像送信装置が事象を検知し
た場合には、事象データを監視端末に送信して表示させ
るようにしたので、監視員へ事象の発生を通知でき、監
視員の負担を軽減することも可能となる。
【0084】さらにまた、高画質の画像ストリームだけ
をサーバ装置に蓄積するようにしたので、蓄積量を最小
限に抑えることができ、また、蓄積情報に基づいて、後
での再確認を行うこともできる。
【0085】また、マルチ表示モードにおいて、高画質
の画像ストリームの再生画像は、低画質の画像ストリー
ムの再生画像より大きな表示面積で表示するようにした
ので、所定事象が検知された監視領域での状況を監視員
が良好に確認することができる。
【0086】(B)第2の実施形態 次に、本発明による監視システムの第2の実施形態を図
面を参照しながら簡単に説明する。
【0087】図8は、第2の実施形態の監視システム1
Aのネットワーク構成を示すブロック図であり、第1の
実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一、対応
符号を付して示している。
【0088】図8及び図1の比較から明らかなように、
第2の実施形態の監視システム1Aでは、画像分配装置
が設けられておらず、監視カメラ10−nからの画像信
号は、対応する監視画像送信装置30A−nに直接与え
られるようになされている。
【0089】そのため、監視画像送信装置30A−nの
内部の機能的構成が、第1の実施形態のものとは異なっ
ている。図9は、第2の実施形態の監視画像送信装置3
0A−nの機能的構成を示すブロック図であり、第1の
実施形態に係る図2との同一、対応部分には同一、対応
符号を付して示している。
【0090】図9において、第2の実施形態の監視画像
送信装置30A−nは、画像入力部312、符号化・画
像通信部303、事象検知画像処理部304及びネット
ワークインタフェース部(ネットワークI/F)305
などを有する。
【0091】画像入力部312は、監視カメラ10−n
からの画像信号を取り込むものであって、符号化・画像
通信部303及び事象検知画像処理部304に共通なも
のである。なお、監視カメラ10−nからの画像信号が
アナログ画像信号であればディジタル画像信号への変換
を行う。画像入力部312は、所定数の画像(フレー
ム)を記憶できるバッファ用の画像メモリ(2ポートメ
モリであることが好ましい)を内蔵しており、この画像
メモリに格納された画像信号が、符号化・画像通信部3
03及び事象検知画像処理部304によって取り出され
て処理される。
【0092】符号化・画像通信部303及び事象検知画
像処理部304はそれぞれ、共通の画像入力部312内
の画像メモリをアクセスする点を除けば、第1の実施形
態のものと同様である。また、ネットワークインタフェ
ース部305は、第1の実施形態のものと同様である。
【0093】図8に戻り、サーバ装置40や、監視端末
50−1〜50−nは、第1の実施形態のものと同様で
ある。
【0094】以上から明らかなように、第2の実施形態
の監視システム1Aの動作で、第1の実施形態と異なる
点は、監視カメラ10−nが撮像で得た画像信号を対応
する監視画像送信装置30−nに直接与え、監視画像送
信装置30−n内において、符号化・画像通信部303
及び事象検知画像処理部304に共通の画像入力部31
2がバッファリングし、符号化・画像通信部303及び
事象検知画像処理部304がバッファリングされた画像
信号を適宜取り出して処理する点である。その他の動作
は、第1の実施形態と同様である。
【0095】従って、第2の実施形態の監視システム1
Aによっても、第1の実施形態と同様な効果を奏するこ
とができる。
【0096】これに加え、第2の実施形態によれば、画
像分配装置を省略した分、監視システムのハードウェア
の構成を少なくでき、監視システムのコストを抑えるこ
とが可能となる。
【0097】(C)第3の実施形態 次に、本発明による監視システムの第3の実施形態を図
面を参照しながら説明する。
【0098】第3の実施形態は、監視画像送信装置に加
え、監視端末にも、事象検知画像処理部を設け、事象検
知画像処理機能を分散することにより、監視画像送信装
置にかかる処理の負荷を分散して、処理効率の向上を図
ろうとしたものである。
【0099】(C−1)第3の実施形態の構成 第3の実施形態の監視システムも、ネットワークとして
の全体構成は、第1の実施形態に係る図1や、第2の実
施形態に係る図8で表すことができる。
【0100】しかし、監視画像送信装置30−nの機能
や、監視端末50−mの詳細構成が、第1や第2の実施
形態のものと異なっている。
【0101】監視画像送信装置30−nの内部機能構成
は、第1の実施形態に係る図2や、第2の実施形態に係
る図8で表すことができるが、事象検知画像処理部30
4及びネットワークインタフェース部305での処理機
能が一部、第1や第2の実施形態のものと異なってい
る。
【0102】第3の実施形態の事象検知画像処理部30
4は、通常状態において、所定事象の発生を監視する処
理を実行しており、通常状態において、所定事象の発生
を検知すると、事象データを形成してサーバ装置40に
送信すると共に、符号化・画像送信部303を、高画質
の画像ストリームを送信させる状態に変更させる点は、
第1や第2の実施形態のものと同様である。しかし、以
上のように、通常状態において所定事象の発生を検知
し、事象データを送信したり、符号化・画像送信部30
3の画質変更を指示したりした後は、直ちに、自己の事
象検知の処理機能を停止させる。
【0103】第3の実施形態のネットワークインタフェ
ース部305は、ネットワーク60を介して、監視端末
50−mから、事象検知の再開を表す制御情報が与えら
れたときに、事象検知画像処理部304の事象検知の処
理機能を再開させ、また、符号化・画像送信部303
を、通常画質の画像ストリームを送信させる状態に変更
させる。
【0104】図10は、第3の実施形態の監視端末50
−mの機能ブロック図であり、第1の実施形態に係る図
6との同一、対応部分には同一符号を付して示してい
る。
【0105】図10及び図6の比較から明らかなよう
に、第1の実施形態の構成に加えて、事象検知画像処理
部508が追加されている。
【0106】事象検知画像処理部508は、受信情報判
別部502が事象データを受信したときに起動されるも
のであり、画像再生部503が伸張再生して得た画像信
号に基づいて、事象を検知するものである。事象検知画
像処理部508は、検知動作を通じて事象の変化を検知
したときには、画像表示部504にそのことを監視画像
にオーバーレイして表示させる。また、事象検知画像処
理部508は、監視領域が通常状態に復帰したことを検
知したときには、事象検知の再開を表す制御情報を形成
して、監視画像送信装置30−nに送信させると共に、
自己の事象検知処理を停止させる。
【0107】(C−2)第3の実施形態の動作 第3の実施形態の監視システムの動作で、第1及び第2
の実施形態と異なる点は、以下の通りである。
【0108】監視画像送信装置30−nは、入力された
監視領域の画像信号に基づいて、監視領域が通常状態か
ら、所定の事象発生状態に変化したかを確認しており、
所定の事象発生状態に変化したことを検知すると、事象
データを形成して、ネットワーク60側に送信すると共
に、画像ストリームを高画質のものに変更し、かつ、事
象検知動作を停止させる。
【0109】監視画像送信装置30−nから出力された
事象データ及び高画質の画像ストリームは、サーバ装置
40によって中継されて(蓄積動作は実行されてい
る)、所定の監視端末50−mに到達する。
【0110】監視端末50−mは、事象データの到来に
より、高画質の画像ストリームを伸張再生した画像信号
に対する事象検知動作を開始し、監視画像送信装置30
−nに代わって、事象検知を実行する。監視端末50−
mは、事象検知動作により、監視領域が通常状態に戻っ
たことを検知すると、事象検知の再開を表す制御情報を
形成して監視画像送信装置30−nに送信する。
【0111】監視画像送信装置30−nは、このような
制御情報を受信すると、自己の事象検知動作を再開させ
ると共に、通常品質の画像ストリームを送信する状態に
復帰する。
【0112】(C−3)第3の実施形態の効果 第3の実施形態によっても、第1や第2の実施形態と同
様な効果を奏することができる。
【0113】これに加えて、第3の実施形態によれば、
事象検知画像処理機能を、監視画像送信装置と、監視端
末とで分散させるようにしたので、所定事象が検知され
て高画質の画像ストリームを送信する状態になった監視
画像送信装置では、高画質の画像ストリーム形成、送信
のみを実行すれば良く、監視画像送信装置のパフォーマ
ンスの最大化を実現できる。
【0114】例えば、監視画像送信装置における事象検
知画像処理と圧縮符号化処理とは、共通する部分も多く
あり、ソフトウェアなどで処理を実行する場合におい
て、高画質を意図した圧縮符号化処理は処理量が多く、
事象検知画像処理も並行して行う場合に負担が大きい
が、第3の実施形態の場合には、高画質を意図した圧縮
符号化処理中は事象検知画像処理が実行されないので、
処理負担が小さい。
【0115】(D)第4の実施形態 次に、本発明による監視システムの第4の実施形態を図
面を参照しながら説明する。
【0116】(D−1)第4の実施形態の構成 第4の実施形態は、画像ストリームの形成機能や、画像
ストリームからの再生機能に特徴を有するものである。
【0117】図11は、監視画像送信装置30−n内の
画像ストリームの形成機能を担っている、第4の実施形
態の符号化・画像通信部303の機能的な詳細構成を示
すブロック図である。
【0118】図11において、第4の実施形態の符号化
・画像通信部303は、背景/非背景分離部3031、
背景圧縮符号化部3032、非背景圧縮符号化部303
3及び画像ストリーム形成部3034を有する。
【0119】背景/非背景分離部3031は、入力され
た画像信号を非背景部分及び背景部分に分離し、非背景
部分の画像信号を非背景圧縮符号化部3032に与え、
背景部分の画像信号を背景圧縮符号化部3033に与え
るものである。
【0120】非背景圧縮符号化部3032は、非背景部
分(なお、進入物体が停滞しているような部分も非背景
部分である)の画像信号を圧縮符号化して画像ストリー
ム形成部3034に与えるものである。非背景圧縮符号
化部3032には、図示しない事象検知画像処理部(図
2、図9参照)からの符号化に係るパラメータが与えら
れており、そのパラメータに応じて、圧縮符号化の段階
を変更する。すなわち、非背景部分の画像信号に対し、
監視領域が通常状態であるときの圧縮符号化や、事象を
検知したときの圧縮符号化などを切り替えて行うもので
ある。
【0121】背景圧縮符号化部3033は、背景部分の
画像信号を圧縮符号化して画像ストリーム形成部303
4に与えるものである。背景圧縮符号化部3033は、
図示しない事象検知画像処理部(図2、図9参照)から
パラメータが与えられることはなく、事象検知の有無に
拘わらず、一定の圧縮符号化を行うものである。背景圧
縮符号化部3033が行う圧縮符号化は、非背景圧縮符
号化部3032が行う通常状態の圧縮符号化よりも低品
質のものであっても良い。例えば、非背景圧縮符号化部
3032が2フレーム毎に処理するものであれば、背景
圧縮符号化部3033は10フレーム毎に処理するもの
であっても良く、また、処理フレームに対する符号化自
体も低品質を意図したものであっても良い。
【0122】画像ストリーム形成部3034は、非背景
圧縮符号化部3032からの圧縮符号化画像と、背景圧
縮符号化部3033からの圧縮符号化画像とから、サー
バ装置40に出力する画像ストリームを形成して出力す
るものである。画像ストリーム形成部3034は、例え
ば、出力する画像ストリームに、非背景圧縮符号化部3
032が適用している圧縮符号化方法の情報を盛り込む
ようにしても良い。
【0123】図12は、監視端末50−m内の画像スト
リームの再生機能を担っている、第4の実施形態の画像
再生部503の機能的な詳細構成を示すブロック図であ
る。
【0124】図12において、第4の実施形態の画像再
生部503は、画像ストリーム分離部5031、非背景
伸張再生部5032、背景伸張再生部5033及び再生
画像組立部5034を有する。
【0125】画像ストリーム分離部5031は、到来し
た画像ストリームを、画像の非背景部分に関する部分
と、画像の背景部分に関する部分とに分離し、それぞれ
を、非背景伸張再生部5032、背景伸張再生部503
3に与える。
【0126】非背景伸張再生部5032は、与えられた
画像の非背景部分に関する画像ストリーム部分を伸張再
生して、その再生画像部分を再生画像組立部5034に
与えるものである。非背景伸張再生部5032は、例え
ば、画像ストリーム分離部5031から与えられた圧縮
符号化情報に従って、伸張再生処理を行う。
【0127】背景伸張再生部5033は、与えられた画
像の背景部分に関する画像ストリーム部分を伸張再生し
て、その再生画像部分を再生画像組立部5034に与え
るものである。
【0128】再生画像組立部5034は、再生された非
背景画像と再生された背景画像とから、表示させる再生
画像を組み立てるものである。
【0129】(D−2)第4の実施形態の動作 第4の実施形態の監視システムも、システム全体を通し
た動作は、既述した実施形態と同様であり、画像ストリ
ームの形成、再生動作が、既述した実施形態と異なって
いる。
【0130】第4の実施形態の監視画像送信装置30−
n内の符号化・画像通信部303において、入力された
画像信号は非背景部分及び背景部分に分離され、非背景
部分と背景部分とは別個に圧縮符号化され、それらが多
重されて画像ストリームが形成されて出力される。この
際、非背景部分に対しては、監視領域が通常状態にある
か、所定事象が発生している状態かに応じて、圧縮符号
化が変更される。
【0131】一方、監視端末50−m内の画像再生部5
03において、到来した画像ストリームは、画像の非背
景部分に関する部分と、画像の背景部分に関する部分と
に分離し、それぞれが別個に伸張再生され、再生された
非背景画像と再生された背景画像とから、表示させる再
生画像を組み立てられて表示される。
【0132】(D−3)第4の実施形態の効果 第4の実施形態によっても、既述した実施形態と同様な
効果を奏することができる。
【0133】これに加え、背景画像部分については、監
視領域の状態に関係なく、かなりの低画質で伝送するの
で、ネットワークの占有率をより一段低下させることが
期待でき、また、監視画像送信装置や監視端末の処理量
などの低下も期待できる。
【0134】(E)他の実施形態 上記各実施形態においては、監視領域が防犯などを意図
したものであったが、工場での機械設備などの動きを監
視するものであっても良い。
【0135】また、上記各実施形態では、監視カメラ1
0−nが撮像方向の向きを変更できないものであった
が、サーバ装置40や監視端末50−mからの指令など
で撮像方向を変更できるものであっても良い。
【0136】さらに、上記各実施形態では、通常画質の
画像ストリームも、サーバ装置40を介して、監視端末
50−mに配信するものを示したが、通常画質の画像ス
トリームに関しては、直接、所定の1又は複数の監視端
末50−mに送信するようにしても良い。
【0137】さらにまた、上記各実施形態では、高画質
の画像ストリームの蓄積機能をサーバ装置40が有する
ものを示したが、監視画像送信装置30−nに高画質の
画像ストリームの蓄積画像を持たせるようにしても良
い。この場合には、サーバ装置40を省略することもで
きる。
【0138】また、上記第3の実施形態では、監視端末
50−mが、監視画像送信装置30−nでの事象検知動
作を引き継ぐものを示したが、サーバ装置40が、監視
画像送信装置30−nでの事象検知動作を引き継ぐよう
にしても良い。この場合には、サーバ装置40に、高画
質の画像ストリームを伸張再生する再生部を設けること
を要する。
【0139】
【発明の効果】以上のように、本発明の監視システムに
よれば、監視画像送信装置が、監視カメラからの原画像
信号に基づいて、監視領域が通常状態であるか、監視領
域に所定の事象が発生していないかを検知し、所定事象
が発生しているときや事象の変更があったときなどに、
事象情報を送信する事象情報送信手段と、原画像信号
を、事象情報送信手段における所定事象の検知結果に基
づき、監視領域が通常状態であるときには、通常画質の
画像ストリームに変換して出力すると共に、所定事象の
発生状態では、通常画質より高画質の画像ストリームに
変換して出力する符号化画像送信手段とを有し、各監視
端末が、受信した画像ストリームを原画像信号に再生す
る、高画質及び通常画質の画像ストリーム対応の画像再
生手段と、再生された原画像信号を表示する表示手段
と、事象情報を受信したときに、その情報内容を、表示
手段によって、原画像信号に重畳させて表示させる事象
情報受信手段とを有するので、ネットワークに対する占
有率を抑えることができる、監視能力が高く、監視員の
負担が小さい監視システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のシステム全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】第1の実施形態の監視画像送信装置の機能的構
成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態の事象データの説明図である。
【図4】第1の実施形態の事象種類の説明図である。
【図5】第1の実施形態のサーバ装置の機能的構成を示
すブロック図である。
【図6】第1の実施形態の監視端末の機能的構成を示す
ブロック図である。
【図7】第1に実施形態の再生画像のマルチ表示モード
の説明図である。
【図8】第2の実施形態のシステム全体構成を示すブロ
ック図である。
【図9】第2の実施形態の監視画像送信装置の機能的構
成を示すブロック図である。
【図10】第3の実施形態の監視端末の機能的構成を示
すブロック図である。
【図11】第4の実施形態の監視画像送信装置の機能的
構成を示すブロック図である。
【図12】第4の実施形態の監視端末の機能的構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1、1A…監視システム、 10−1〜10−N…監視カメラ、 20−1〜20−N…画像分配装置、 30−1〜30−N…監視画像送信装置、 40…サーバ装置、 50−1〜50−M…監視端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA01 AA05 CA04 CC02 CH01 DA01 DA08 EA01 EA07 EB05 FA09 FC13 FE02 FE18 FF02 FF03 GA01 GB02 HA18 5C087 AA02 AA03 AA09 AA10 AA17 AA21 BB03 BB12 BB14 BB20 BB74 BB75 DD05 EE05 FF01 FF02 FF17 FF19 FF20 FF23 GG02 GG08 GG23 GG30 GG66

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視カメラが監視領域を含めて撮像して
    得た原画像信号の送信機能を担う1又は複数の監視画像
    送信装置と、送信されてきた監視領域画像の表示機能を
    担う1又は複数の監視端末とを有する監視システムにお
    いて、 上記各監視画像送信装置が、 上記原画像信号に基づいて、監視領域が通常状態である
    か、監視領域に所定の事象が発生していないかを検知
    し、所定事象が発生しているときや事象の変更があった
    ときなどに、事象情報を送信する事象情報送信手段と、 上記原画像信号を、上記事象情報送信手段における所定
    事象の検知結果に基づき、監視領域が通常状態であると
    きには、通常画質の画像ストリームに変換して出力する
    と共に、所定事象の発生状態では、上記通常画質より高
    画質の画像ストリームに変換して出力する符号化画像送
    信手段とを有し、 上記各監視端末が、 受信した画像ストリームを原画像信号に再生する、高画
    質及び通常画質の画像ストリーム対応の画像再生手段
    と、 再生された原画像信号を表示する表示手段と、 事象情報を受信したときに、その情報内容を、上記表示
    手段によって、上記原画像信号に重畳させて表示させる
    事象情報受信手段とを有することを特徴とする監視シス
    テム。
  2. 【請求項2】 中継情報を記憶している中継情報記憶手
    段と、上記監視画像送信装置から1又は複数の上記監視
    端末への上記画像ストリーム及び上記事象情報を記憶さ
    れている中継情報に従って中継する中継手段とを有す
    る、1又は複数のサーバ装置をさらに備えることを特徴
    とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 【請求項3】 少なくとも一部の上記サーバ装置が、上
    記監視端末と融合された装置であることを特徴とする請
    求項2に記載の監視システム。
  4. 【請求項4】 上記サーバ装置は、 上記中継手段が中継する信号が、少なくとも高画質の画
    像ストリーム及び事象情報のときに、その情報を蓄積す
    る画像ストリーム蓄積手段と、 上記監視端末からの要求に応じ、上記画像ストリーム蓄
    積手段に蓄積されている高画質の画像ストリーム及び事
    象情報を、要求元の上記監視端末に送信する蓄積情報読
    出送信手段とをさらに有することを特徴とする請求項2
    又は3に記載の監視システム。
  5. 【請求項5】 上記監視画像送信装置は、 少なくとも、上記事象情報送信手段が送信する事象情報
    と、上記符号化画像送信手段が送信する高画質の画像ス
    トリームとを送信動作に並行して蓄積する画像ストリー
    ム蓄積手段と、 上記監視端末からの直接又は間接の要求に応じ、上記画
    像ストリーム蓄積手段に蓄積されている高画質の画像ス
    トリーム及び事象情報を、要求元の上記監視端末に向け
    て送信する蓄積情報読出送信手段とをさらに有すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の監視シス
    テム。
  6. 【請求項6】 上記画像ストリーム蓄積手段は、事象及
    び高画質の画像ストリームを、後での検索、確認が可能
    な容易な形式でファイル保存することを特徴とする請求
    項4又は5に記載の監視システム。
  7. 【請求項7】 上記事象情報送信手段が検知対象とする
    事象が、撮像画像内に現れた物体の監視領域への接近、
    侵入及び停滞であることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載の監視システム。
  8. 【請求項8】 上記符号化画像送信手段は、発生してい
    る事象の種類に応じ、高画質の段階を変更することを特
    徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の監視システ
    ム。
  9. 【請求項9】 上記監視端末は、上記画像再生手段が高
    画質の画像ストリームを伸張再生した再生画像に基づ
    き、監視領域における所定の事象を検知し、所定の事象
    が検知し得なくなったときに、その高画質の画像ストリ
    ームを送信した上記監視画像送信装置に事象検知再開の
    指示情報を送信する事象検知引継手段を備え、 上記監視画像送信装置の上記事象情報送信手段は、監視
    領域が通常状態から所定事象の発生状態を検知して事象
    情報を送信した後は、検知動作を停止し、上記監視端末
    からの事象検知再開の指示情報の受信により事象検知動
    作を再開させることを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    かに記載の監視システム。
  10. 【請求項10】 上記サーバ装置は、到来した高画質の
    画像ストリームを伸張再生した再生画像を得る画像再生
    手段と、監視領域における所定の事象を検知し、所定の
    事象が検知し得なくなったときに、その高画質の画像ス
    トリームを送信した上記監視画像送信装置に事象検知再
    開の指示情報を送信する事象検知引継手段とを備え、 上記監視画像送信装置の上記事象情報送信手段は、監視
    領域が通常状態から所定事象の発生状態を検知して事象
    情報を送信した後は、検知動作を停止し、上記サーバ装
    置からの事象検知再開の指示情報の受信により事象検知
    動作を再開させることを特徴とする請求項2〜8のいず
    れかに記載の監視システム。
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