JP2003008739A - Adslシステムにおける回線試験方式 - Google Patents

Adslシステムにおける回線試験方式

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JP2003008739A
JP2003008739A JP2001187989A JP2001187989A JP2003008739A JP 2003008739 A JP2003008739 A JP 2003008739A JP 2001187989 A JP2001187989 A JP 2001187989A JP 2001187989 A JP2001187989 A JP 2001187989A JP 2003008739 A JP2003008739 A JP 2003008739A
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Sunao Hasegawa
直 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ADSLシステムでADSL回線の電話線路
とセンタ局内の処理部との容易な障害切分けと回線試験
とを実行することができる。 【解決手段】 ADSLシステムにおいて局内装置10
が、内部のADSL回線で回線毎に二つのSEL13−
i,14−iとこれらセレクタからADSL回線を引き
込む回線試験インタフェース15とを設けている。この
結果、ユーザ側のADSL回線および局内側のADSL
回線それぞれを回線試験インタフェース15まで引き込
み、回線試験インタフェース15に試験器を接続してそ
れぞれの回線試験を実施可能としている。また、局内装
置10とユーザ端末のATU−Rとの間の通信を確立し
た状態で回線試験インタフェースを介してADSL回線
を接続し、オンライン状態でのADSL回線をモニタす
ることができる。更に、回線試験インタフェース15の
局内側にATU−Rを常時接続してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センタ局と各ユー
ザ端末とを既存の電話線路を用いて広帯域通信を行うA
DSL(非対称ディジタル加入者線)システムにおける
回線試験方式に関し、特に、ADSLシステムで電話線
路とセンタ局内の処理部との容易な障害切分けと回線試
験とを実行することができるADSLシステムにおける
回線試験方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、広帯域(ブロードバンド)通信に
よるサービスが一般家庭まで普及されようとしている。
ADSL(非対称ディジタル加入者線)システムは、こ
の技術の一つとして既存の電話サービスの提供に用いら
れているツイステッドペアケーブルをそのまま用いて、
センタ局と各ユーザとの間でデータを伝送するものであ
る。この変調方式にDMT(ディスクリートマルチトー
ン:離散的多周波変調)方式を用いることにより、例え
ば伝送速度を下り7Mbps、上り640kbpsとし
て双方向のサービスをユーザに提供することができる。
【0003】従来、この種のADSLシステムにおける
回線試験方式では、例えば特開2000−332856
号公報の図面に記載される技術がある。この公開公報で
は、センタ局のATU−C(センタ局設置ADSL通信
装置)がADSLシステムにより既存の電話線路を介し
て複数のATU−R(遠隔設置ADSL通信装置)と接
続している。線路試験器は、ATU−C内のスイッチを
介して電話線路を引き込むことにより、データ伝送回線
を試験するように図示されている。
【0004】ここで、図7および図8を参照してADS
Lシステムにおける回線試験方式について説明する。
【0005】まず、図7に示される広帯域のネットワー
クに接続するセンタ局100は、複数のユーザ端末2−
1〜−n(nは正の整数)それぞれと電話線路3を介し
て接続している。センタ局100は、局内装置110か
ら各ユーザ端末2−1〜−nに対し局内スプリッタ20
から電話線路3を介して接続している。例えば、ユーザ
端末2−nは、ユーザ毎に電話線路3と接続するユーザ
スプリッタ30−nおよびATU−R40−nを有して
いる。局内装置110は、ATU−R40−1〜−nそ
れぞれと対向すると共に線路試験器121を接続するA
TU−C115と、保守端末104を接続する監視制御
部116とを備えている。
【0006】保守端末104は、センタ局100の内部
の監視および制御を実行する監視制御部116から局内
の動作状態を通知される一方、保守者の操作により試験
などを指示する。線路試験器121は、保守端末104
の指示によりATU−C115を介して電話線路3を引
き込み、これを試験する。
【0007】次に、図8に図7を併せ参照してADSL
システムにおける試験方式について説明する。
【0008】図示される局内装置110では、ATU−
C115が、ATM(非同期転送モード)ネットワーク
と授受するATMセルを処理するATM処理部11と接
続しユーザ端末2それぞれに対応してADSLシステム
の信号を処理する。ATU−C115は、例えば、ユー
ザ端末2−nのATU−R40−nに対向し終端するA
DSL処理部12−nを備えている。今後、この間の接
続回線はADSLシステムで接続されるので、ADSL
回線と呼称する。ATU−C115内に引き込まれるA
DSL回線で、電話線路3とADSL処理部12−nと
の間にLCS(ラインコネクトスイッチ:回線接続スイ
ッチ)113−nを備える。またLCS113−nに接
続されるADSL回線はLTS(ラインテストスイッ
チ:線路試験引込みスイッチ)114−iを介して線路
試験器121に引き込まれる。監視制御部116はAD
SL処理部12−1〜−nと接続してそれぞれの動作状
態を保守端末104に通知できる。
【0009】例えば、局内装置110のADSL処理部
12−nを試験する場合、監視制御部116が、保守端
末104の指示によりLCS113−nを切り替えてA
DSL処理部12−nの線路側を引き込むことによりA
DSL処理部12−nにおける上り方向および下り方向
の動作を確認することができる。
【0010】また、端末側で電話線路3の試験をする場
合、監視制御部116が、保守端末104の指示により
例えばLTS114−nを切り替えて電話線路3を線路
試験器121へ引き込むことにより引き込んだ端末側の
ADSL回線を試験することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のADS
Lシステムにおける回線試験方式では、監視制御部がA
DSL処理部の異常を検出した場合、電話線路を含む端
末側の障害か、局内側の障害かの判定に手間がかかると
いう問題点がある。
【0012】その理由は、監視制御部を介して行う試験
は局内側のADSL処理部のみであり、端末側の試験は
監視制御部の制御により引き込まれた電話線路に線路試
験器を接続して線路のみの試験を実行するからである。
従って、ADSL処理部および線路それぞれを試験した
後のみしか、そのいずれが障害を有するか、または両者
共に障害を有するかの判定ができない。
【0013】本発明の課題は、このような問題点を解決
し、ADSL回線の全般にわたる試験が可能になると共
に容易に障害範囲の限定ができるADSLシステムにお
ける回線試験方式を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるADSL
(非対称ディジタル加入者線)システムにおける回線試
験方式は、センタ局と各ユーザ端末とを既存の電話線路
を用いて接続し広帯域通信を行うADSLシステムにお
けるものであって、前記センタ局の局内装置がセレクタ
と回線試験インタフェースと監視制御部とを備えてい
る。
【0015】セレクタは、端末側から引き込んで局内の
処理部に接続するADSL回線を端末それぞれに対応し
て端末側と局内側とに選択分離する。回線試験インタフ
ェースは、該セレクタから引き込まれるADSL回線と
局内の処理部とをそれぞれ終端し試験用回路と接続す
る。監視制御部は、前記局内処理部の動作を監視すると
共に、外部の保守端末の指示を受けて前記セレクタを制
御し、ADSL回線の前記端末それぞれへ接続する端末
側回線と前記処理部へ接続する局内側回線との少なくと
も一方を前記回線試験インタフェースに接続するよう制
御する。
【0016】また、ADSLシステムにおける回線試験
方式の具体的な構成の一つは、前記センタ局の局内装置
が、ATM(非同期転送モード)処理部とADSLシス
テムの各回線に対応するADSL処理部と回線試験イン
タフェースとADSLシステムの各回線に対応する局内
側および線路側のセレクタと監視制御部とを備えてい
る。ATM処理部は、ATMネットワークとのインタフ
ェースを実行する。ADSL処理部は、ユーザ端末で通
信を終端するATU−R(遠隔設置ADSL通信装置)
との間で通信を確立しデータを授受する一方、前記AT
M処理部との間でデータを授受する。回線試験インタフ
ェースは、ADSL回線を試験する際に外部に接続する
試験器またはATU−Rに内蔵する擬似回路とのインタ
フェースを実行する。局内側セレクタは、局内装置内で
前記電話線路に接続する局内側回線を切り替えて該回線
試験インタフェースまで引き込む。線路側セレクタは、
前記ユーザ端末に接続する端末側回線を切り替えて前記
回線試験インタフェースまで引き込む。監視制御部は、
外部の保守端末からの制御に従い前記セレクタの切替制
御を行うとと共に前記ADSL処理部およびATM処理
部の監視制御を行う。
【0017】この構成によって、上記試験用回路に試験
器を用いる場合、この試験器は、前記端末側回線を介し
て前記端末内で終端する遠隔設置ADSL通信装置との
通信と、局内装置内部の処理部に接続して実行する該局
内装置の動作との何れか一方の試験のみならず、両者を
同時に試験することができる。
【0018】また、上記電話線路を介して前記端末内で
終端すると同一機能の遠隔設置ADSL通信装置を、前
記試験用回路として局内処理部を終端する前記回線試験
インタフェースに常時接続し、前記監視制御部は、障害
を検出した際に前記セレクタを制御して障害回線に対応
する局内処理部を前記遠隔設置ADSL通信装置に接続
して擬似的に局内動作を実行することが望ましい。この
構成により、障害が検出されたADSL処理部は、電話
線路を介することなく遠隔設置ADSL通信装置に接続
して擬似的に局内動作を実行することができるので、A
DSL処理部が正常であれば、障害は端末側回線にある
ことが即時に判明できる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。ただし、数「n」に対応す
る構成要素は、「i」番目で代表して説明する。
【0020】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。
【0021】図1に示されたADSL(Asymmetric Dig
ital Subscriber Line)システムにおける回線試験方式
では、例えばATM(Asynchronous Transfer Mode:非
同期転送モード)ネットワークのような広帯域ネットワ
ークと接続するセンタ局1は、既存の数「n」のメタリ
ックケーブルによる電話線路3を介してユーザ端末2−
1〜−nと接続している。センタ局1はネットワークと
データを授受する局内装置10とn個のユーザ端末2−
1〜−nそれぞれに対応する電話線路3とデータを送受
する局内スプリッタ20とを備えている。また、保守端
末4は、センタ局1内に設置され、局内装置10の監視
制御部16と接続して局内装置10の監視制御を行う。
【0022】局内装置10は、電話線路3から受けるA
TMトラフィックをバックボーンのネットワークに接続
されるATMインタフェースに多重する一方、ATMイ
ンタフェースからのATMセルを電話線路3へ分配す
る。局内スプリッタ20およびユーザ宅にユーザ端末2
−iの一部として設置されるユーザスプリッタ30−i
は、電話線路3にデータ信号と音声信号を多重して送出
する一方、電話線路3から受ける信号からデータ信号と
音声信号との分離を行う。
【0023】ユーザ端末2−iは、「i」番目の電話線
路3と接続するユーザスプリッタ30−iおよびATU
−R(ADSL Tranceiver Unit - Remote terminal end:
遠隔設置ADSL通信装置)40−iにより構成されて
いる。ATU−R40−iはADSLモデム(MODE
M:変復調器)であり、センタ局1とADSLシステム
で接続されている。
【0024】図1において従来の方式とは、局内装置1
0に回線試験インタフェース15を有する点が相違して
いる。回線試験インタフェース15は、外部の試験器ま
たは試験用の擬似回路と接続する一方、端末側の電話線
路3および局内装置10内部のデータ処理部それぞれと
のインタフェース機能を有している。
【0025】次に、図2に図1を併せ参照して、本発明
による回線試験方式に係る局内装置10の構成について
説明する。
【0026】図示されるように、局内装置10は、AT
M処理部11、ADSL処理部12−i、SEL(セレ
クタ)13−i,14−i、回線試験インタフェース1
5、および監視制御部16から構成されている。ADS
L処理部12−iはユーザ端末2−iのATU−R40
−iとADSL回線で接続されている。
【0027】ATM処理部11は、ADSL処理部12
−1〜−nからのATMトラフィックを多重し、またA
TMインタフェースからのATMセルをADSL処理部
12−1〜−nそれぞれへ分配する。ADSL処理部1
2−iは、ユーザ端末2としてユーザ宅に設置されるA
TU−R40−iとの通信を確立し、ATU−R40−
iとの間のデータ送受信を行うと共にATM処理部12
−iとの間のデータ送受信を行う。局内側のSEL13
−iは局内側ADSL回線を回線試験インタフェース1
5まで引き込むために経路の切替を行う。線路側のSE
L14−iはユーザ側ADSL回線を回線試験インタフ
ェース15まで引き込むために経路の切替を行う。回線
試験インタフェース15は回線試験時に試験器を接続す
るためのインタフェースとなる。監視制御部16は、保
守端末4からの制御に従い、SEL13−i,14−i
の切替制御を行うと共にADSL処理部12−iおよび
ATM処理部11の監視制御を行う。
【0028】従来との相違は、ADSL処理部12−i
と電話線路3を介してATU−R40−iと接続するA
DSL回線にADSL処理部12−i側および電話線路
3側それぞれを分離して回線試験インタフェース15に
引き込む局内側のSEL13−iおよび線路側のSEL
14−iを設けている点である。SEL13−iおよび
SEL14−iは監視制御部16の制御により切替え動
作を実行する。監視制御部16の制御は保守端末4から
受ける保守者による指示に基づく。従って、保守者は、
ADSL処理部12−iから電話線路3を介してユーザ
端末2−iのATU−R40−iに至るまでのADSL
回線の試験を、回線試験インタフェース15を介して実
行することができる。
【0029】次に、図1に図2を併せ参照してADSL
システムの動作について説明する。
【0030】まず、局内装置10では、ATM処理部1
1がバックボーンネットワークから受信したデータをA
DSL処理部12−1からADSL処理部12−nまで
のそれぞれへ分配する。ADSL処理部12−iは、対
向するユーザ宅のATU−R40−iとの通信を確立
し、SEL13−i,14−i、局内スプリッタ20、
ユーザスプリッタ30−iを介して、ATU−R40−
iへデータを送信する。
【0031】また逆に、ATU−R40−iから送信さ
れたデータは、ユーザスプリッタ30−i、局内スプリ
ッタ20、SEL14−i,13−iを介してADSL
処理部12−iで受信される。ADSL処理部12−i
で受信されたデータは、ATM処理部11へ送信され、
ATM処理部11でATMインタフェースに多重されて
バックボーンネットワークへ送信される。
【0032】次に、図1に図3から図5までのそれぞれ
を併せ参照して回線試験を実施する場合の動作について
説明する。
【0033】まず、図3は端末側ADSL回線の試験を
実施する場合を示している。
【0034】図示されるケースでは、保守端末4から指
示を受けた監視制御部16は、SEL14−nを制御し
て、回線経路を切り替える。このSEL14−nの経路
切り替えによって、端末側にあるATU−R40−nま
でのADSL回線は回線試験インタフェース15に引き
込まれる。この状態で、回線試験インタフェース15に
試験器21を接続することにより、ユーザ側ADSL回
線の試験を行うことができる。
【0035】次に、図4は局内側ADSL回線の試験を
実施する場合を示している。
【0036】図示されるケースでは、まず保守端末4か
らの指示に従って監視制御部12はSEL13−nを制
御し回線経路を切り替える。SEL13−nの経路切り
替えにより、ADSL処理部12−nに接続するADS
L回線は回線試験インタフェース15まで引き込まれ
る。この結果、回線試験インタフェース15に試験器2
1を接続することにより局内側ADSL回線の回線試験
を行うことができる。
【0037】次に、図5はユーザ側および局内側両者の
ADSL回線試験を実施する場合を示している。
【0038】図示されるように監視制御部16がSEL
13−nおよびSEL14−nの両者を同時に制御し回
線経路を切り替える。この状態で、回線試験インタフェ
ース15はADSL回線を引き込んでいる。従って、こ
の切替えにより、ADSL処理部12−nとATU−R
40−nとの通信経路が回線試験インタフェース15を
介して確立される。この結果、回線試験インタフェース
15に試験器21を接続することにより、オンライン状
態でのADSL回線のモニタおよび試験を行うことがで
きる。
【0039】次に、図1に図6を併せ参照して上述した
とは別の実施例について説明する。
【0040】図6では、上述した図4における試験器2
1の代わりに、ATU−R22が回線試験インタフェー
ス15に接続されている。
【0041】従って、運用中に障害が発生し、監視制御
部16がADSL回線の不通を検出し保守端末4に通知
した場合、保守者が保守端末4から監視制御部16を制
御してSEL13−n,14−nの両者で回線経路を切
り替える。この結果、ADSL処理部12−nは、回線
試験インタフェース15に予め接続しておいたATU−
R22と対向する。この状態で、ADSL処理部12−
nとATU−R22との通信が確立できた場合、局内側
は正常動作していると判断できるため、この障害は加入
者側の問題であることがわかる。また、ADSL処理部
12−nとATU−R22が通信を確立できなかった場
合、この障害は局内装置側の問題であることがわかる。
【0042】上記説明では、センタ局とユーザ端末との
間を既存の電話線路で接続するとしたがADSLシステ
ムが適用できる回線であれば線路の種類を問わない。ま
た、上記説明では、図示された機能ブロックを参照して
いるが、機能の分離併合による配分などの変更は上記機
能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定す
るものではない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、A
DSLシステムにおいて局内装置が、内部のADSL回
線で回線毎に二つのセレクタとこれらセレクタからAD
SL回線を引き込む回線試験インタフェースとを設けて
いる。この結果、ユーザ側のADSL回線および局内側
のADSL回線それぞれを回線試験インタフェースまで
引き込み、回線試験インタフェースに試験器を接続して
それぞれの回線試験を実施可能としている。
【0044】また、局内装置とユーザ端末のATU−R
との間の通信を確立した状態で回線試験インタフェース
を介してADSL回線を接続し、オンライン状態でのA
DSL回線をモニタすることを可能にできる。更に、上
記回線試験インタフェースにATU−Rを常時接続して
おくことにより、回線障害発生などの際の切分けにより
保守を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】図1の局内装置における実施の一形態を示す機
能ブロック図である。
【図3】図2におけるユーザ側回線試験の実施の一形態
を示す説明ブロック図である。
【図4】図2における局内側回線試験の実施の一形態を
示す説明ブロック図である。
【図5】図2におけるユーザ側および局内側両者の回線
試験の実施の一形態を示す説明ブロック図である。
【図6】図2における回線試験インタフェースにATU
−Rを接続した回線試験の実施の一形態を示す説明ブロ
ック図である。
【図7】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図8】図7の局内装置における一例を示す機能ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 センタ局 2 ユーザ端末 3 電話線路 4 保守端末 11 ATM処理部 12−1〜12−n ADSL処理部 13−1〜13−n、14−1〜14−n SEL
(セレクタ) 15 回線試験インタフェース 16 監視制御部 20 局内スプリッタ 21 試験器 22、40−1〜40−n ATU−R 30−1〜30−n ユーザスプリッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K019 AA02 AC09 BA52 CB05 CC09 CC11 5K035 AA04 BB02 CC01 CC09 CC10 DD01 FF01 FF04 GG11 5K051 AA09 BB02 DD07 DD13 HH26 LL02 5K101 SS04 VV02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ局と各ユーザ端末とを既存の電話
    線路を用いて接続し広帯域通信を行うADSL(非対称
    ディジタル加入者線)システムにおける回線試験方式に
    おいて、前記センタ局の局内装置が、端末側から引き込
    んで局内の処理部に接続する回線を端末それぞれに対応
    して端末側と局内側とに選択分離するセレクタと、該セ
    レクタから引き込まれる回線と局内の処理部とをそれぞ
    れ終端し試験用回路と接続する回線試験インタフェース
    と、前記局内処理部の動作を監視すると共に、外部の保
    守端末の指示を受けて前記セレクタを制御し前記端末そ
    れぞれへ接続する端末側回線と前記処理部へ接続する局
    内側回線との少なくとも一方を前記回線試験インタフェ
    ースに接続するように制御する監視制御部とを備えるこ
    とを特徴とするADSLシステムにおける回線試験方
    式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記試験用回路は試
    験器であり、該試験器は、前記端末側回線を介して前記
    端末内で終端する遠隔設置ADSL通信装置との通信
    と、局内装置内部の処理部に接続して実行する該局内装
    置の動作とのそれぞれのうち少なくとも一方を試験する
    ことを特徴とするADSLシステムにおける回線試験方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記電話線路を介し
    て前記端末内で終端すると同一機能の遠隔設置ADSL
    通信装置を、前記試験用回路として局内処理部を終端す
    る前記回線試験インタフェースに常時接続し、前記監視
    制御部は、障害を検出した際には前記セレクタを制御し
    て障害回線に対応する局内処理部を前記遠隔設置ADS
    L通信装置に接続して擬似的に局内動作を実行すること
    を特徴とするADSLシステムにおける回線試験方式。
  4. 【請求項4】 センタ局と各ユーザ端末とを既存の電話
    線路を用いて広帯域通信を行うADSL(非対称ディジ
    タル加入者線)システムにおける回線試験方式におい
    て、前記センタ局の局内装置は、ATM(非同期転送モ
    ード)ネットワークとのインタフェースを実行するAT
    M処理部と、ユーザ端末で通信を終端するATU−R
    (遠隔設置ADSL通信装置)との間で通信を確立しデ
    ータを授受する一方、前記ATM処理部との間でデータ
    を授受する前記ユーザ端末毎のADSL処理部と、回線
    を試験する際に外部に接続する試験用回路とのインタフ
    ェースを実行する回線試験インタフェースと、局内装置
    内で前記電話線路に接続する局内側回線を切り替えて該
    回線試験インタフェースまで引き込む局内側セレクタ
    と、前記ユーザ端末に接続する端末側回線を切り替えて
    前記回線試験インタフェースまで引き込む端末側セレク
    タと、外部の保守端末からの制御に従い前記セレクタの
    切替制御を行うとと共に前記ADSL処理部およびAT
    M処理部の監視制御を行う監視制御部とを備えることを
    特徴とするADSLシステムにおける回線試験方式。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記センタ局では前
    記局内装置に更に前記回線試験インタフェースに外部か
    ら接続する試験用回路として試験機を備え、該試験機
    が、前記監視制御部の制御を受け、前記回線試験インタ
    フェースを介して前記ADSLシステムの回線を試験す
    ることを特徴とするADSLシステムにおける回線試験
    方式。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記センタ局では前
    記局内装置に更に、前記回線試験インタフェースに試験
    用回路として前記ATU−Rを常時接続し、前記監視制
    御部が前記ADSL処理部において障害を検出した際
    に、前記局内側セレクタを制御して該ATU−Rを前記
    ADSL処理部に接続して局内の動作を試験することを
    特徴とするADSLシステムにおける回線試験方式。
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