JP2003008677A - データ送信方法および送信回路並びに通信機器 - Google Patents

データ送信方法および送信回路並びに通信機器

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JP2003008677A JP2001188803A JP2001188803A JP2003008677A JP 2003008677 A JP2003008677 A JP 2003008677A JP 2001188803 A JP2001188803 A JP 2001188803A JP 2001188803 A JP2001188803 A JP 2001188803A JP 2003008677 A JP2003008677 A JP 2003008677A
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    • H04L25/4906Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データのキャラクタ変換により生じるタイミ
ングによって、キャラクタ変換後のデータ群間隔がキャ
ラクタ変換前のデータ群間隔と異なる場合であっても、
通信機器間において安定したデータ群の送受が行えるよ
うなデータ送信方法を提供する。 【解決手段】 送信回路104は、セレクタ102から
入力されるデータおよびデータ送信命令から、送信デー
タをキャラクタに変換し、このキャラクタを送信信号と
して出力する。このとき、送信回路104は、キャラク
タ変換後のデータ群間隔が、キャラクタ変換前のデータ
群間隔よりも短いと判断した場合に、このデータ群間隔
を広くして送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、元データのビット
数よりも多いビット数を有する通信用データ(キャラク
タ)単位で情報の通信を行うシリアル通信に適用される
データ送信方法および送信回路並びに通信機器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報技術のデジタル化に伴い、デ
ジタル信号の高速シリアル通信(以下、デジタル通信と
称する)が、LSI(large-scale integration )間デ
ータ転送から、無線通信、光ファイバ通信に至るまで幅
広く使用されるようになっている。
【0003】このようなデジタル通信においては、通信
用データの他に、データを正しくサンプルするためのタ
イミング情報を送る必要がある。また、高速シリアル通
信の多くは、通信線を少なくするため、タイミング情報
を、データを送信する線とは別の線を使って送るという
ことはしない。その代わりにデータに冗長性を持たせ、
一定時間内にデータが遷移することを保証するようなコ
ーディング(符号化)が用いられている。
【0004】このような符号化の一例としての8B10
B符号化では、送信側において、8ビットのデータや機
器の状態情報を10ビットのキャラクタに変換して送信
し、受信側において、受信した10ビットのキャラクタ
を8ビットのデータや機器の状態情報に戻すようになっ
ている。
【0005】送信側において、これらのデータや機器情
報は、例えば図12に示すようなタイミングでキャラク
タに変換される。
【0006】つまり、図12では、システムを動作させ
るクロック1200の周期の4倍の長さが送信キャラク
タの1周期である時、データ送信命令1202が送信を
要求し、データ群1201内のデータ1210、122
0、1230を送信する場合、キャラクタ群1203か
ら1206のようなタイミングで上記のデータ121
0、1220、1230がキャラクタに変換されること
になる。
【0007】ここで、キャラクタ1211からキャラク
タ1214は、データ1210を変換したものであり、
キャラクタ1221からキャラクタ1224は、データ
1220を変換したものであり、キャラクタ1231か
らキャラクタ1234は、データ1230を変換したも
のである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術を行う際には、データ群とデータ群の間隔が、デー
タをキャラクタ変換する際のタイミングによって変動す
る虞がある。これは、データ群の間隔がキャラクタの時
間単位で割れない値となる場合が考えられる。例えば、
キャラクタ単位が80nSの場合には、データ群を変換
したキャラクタ群の間隔は、最も近いキャラクタ単位の
値、すなわちデータ群間隔(キャラクタ変換前)が70
0nSとすれば、640nSまたは720nSとなる。
そして、640nSの場合に、受信側の機器においてそ
のデータ群を取り込めなくなることがある。
【0009】具体的には、図13に示すように、システ
ムを動作させるクロック1300の周期の4倍の長さが
送信キャラクタの1周期である時、データ送信命令13
02が送信を要求し、データ群1301内のデータ13
10、1320、1330を送信し、データ1310と
データ1320の間隔がクロック7周期分であった場合
において、そのままキャラクタ変換すると送信キャラク
タ群1303、1304、1305においてはデータ1
310を変換したキャラクタ1311から1313とデ
ータ1320を変換したキャラクタ1321から132
3の間隔はクロック8周期分になるが、送信キャラクタ
群1306においてはデータ1310を変換したキャラ
クタ1314とデータ1320を変換したキャラクタ1
324の間隔はクロック4周期分になる。
【0010】このように、キャラクタ単位で機器の状態
情報やデータ群を送受するシリアル通信においてはデー
タ群の間隔が変動する場合がある。
【0011】このような場合、受信機器によっては、キ
ャラクタ変換後のデータ群の間隔が、キャラクタ変換前
のデータ間隔と同じもしくは広がるのであれば問題ない
が、キャラクタ変換により生じるタイミングにより、キ
ャラクタ変換後のデータ群の間隔が一定値よりも小さく
なると、受信側の機器、もしくは受信側の機器が別機器
に対して通信形態を限定しない通信路に受信したデータ
群を送信した際にその別機器においてデータ群を取り込
めなくなるものが存在する。
【0012】したがって、従来のデータをキャラクタに
変換して送信する送信方法では、キャラクタ変換後のデ
ータ群を安定して受信側の機器が受信することができな
い、つまり、機器間において安定した通信(データ郡の
送受)を行うことができないという問題が生じることが
ある。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、データのキャラクタ変換
により生じるタイミングによって、キャラクタ変換後の
データ群間隔がキャラクタ変換前のデータ群間隔と異な
る場合であっても、通信機器間において安定したデータ
群の送受が行えるようなデータ送信方法および送信回路
並びに通信機器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ送信方法
は、上記の課題を解決するために、送信データをキャラ
クタに変換し、このキャラクタ単位で情報の通信を行う
通信方法に適用されるデータ送信方法において、キャラ
クタ変換後のデータ群間隔が、キャラクタ変換前のデー
タ群間隔よりも短い時に、このデータ群間隔を広げるこ
とを特徴としている。
【0015】上記の構成によれば、受信側の機器、もし
くは受信側の機器が別機器に対して通信形態を限定しな
い通信路に受信したデータ群を送信した際にその別機器
において、キャラクタ変換後のデータ群間隔がキャラク
タ変換前のデータ群間隔よりも短い時にデータ群を取り
込めなくなることを防止することができる。
【0016】これにより、データのキャラクタ変換によ
り生じるタイミングによって、キャラクタ変換後のデー
タ群の間隔がキャラクタ変換前のデータ群の間隔と異な
る場合であっても、常に、受信側の機器においてデータ
群の受信することができるので、機器間の通信を安定し
て行うことができる。
【0017】また、キャラクタ変換後のデータ群間隔
が、キャラクタ変換前のデータ群間隔よりも短く、且つ
キャラクタ変換後のデータ群間隔が一定値よりも小さい
場合に、このデータ群間隔を広げるようにしてもよい。
【0018】この場合、上記一定値を、受信側の機器に
おいて適切にデータ群を取り込めるか否かを判断するた
めの基準値とし、この値より小さい時に、受信側の機器
においてデータ群が取り込めないとすれば、キャラクタ
変換後のデータ群間隔が、キャラクタ変換前のデータ群
間隔よりも短く、且つ上記の一定値より小さい場合にの
み、キャラクタ変換後のデータ群間隔を広げるようにす
ればよい。
【0019】したがって、キャラクタ変換後のデータ群
間隔が、キャラクタ変換前のデータ群間隔よりも短い全
ての場合に、キャラクタ変換後のデータ群の間隔を広げ
る処理を行わないため、不必要な遅延が生じ無くなる。
【0020】また、キャラクタ変換後のデータ群間隔
が、キャラクタ変換前のデータ群間隔よりも短く、且つ
キャラクタ変換後のデータ群間隔が一定範囲内の場合
に、このデータ群間隔を広げるようにしてもよい。
【0021】この場合、上記の一定範囲を、受信側の機
器において、データ群を取り込めない範囲とすれば、キ
ャラクタ変換後のデータ群間隔が、キャラクタ変換前の
データ群間隔よりも短く、且つキャラクタ変換後のデー
タ群間隔が一定範囲内の場合にのみ、キャラクタ変換後
のデータ群間隔を広げる処理をすればよい。
【0022】したがって、キャラクタ変換後のデータ群
間隔が、キャラクタ変換前のデータ群間隔よりも短い全
ての場合に、キャラクタ変換後のデータ群の間隔を広げ
る処理を行わないため、不必要な遅延が生じ無くなる。
【0023】例えば、上記の一定値は、720nSであ
ってもよく、また、上記の一定範囲は、640nS〜7
20nSであってもよい。
【0024】また、送信するキャラクタが決定されるタ
イミングとデータ群の送信命令が開始されるタイミング
とが略一致する時、キャラクタ変換前のデータ群および
該データ群の送信命令の送信を遅延させるようにしても
よい。
【0025】この場合、送信するキャラクタが決定され
るタイミングとデータ群の送信命令が開始されるタイミ
ングとが略一致する時に、そのままキャラクタが送信さ
れれば、キャラクタ変換後のデータ群間隔がキャラクタ
変換前のデータ群間隔よりも短くなる虞がある。また、
キャラクタ変換前のデータ群および該データ群の送信命
令の送信を遅延させることは、キャラクタ変換後のデー
タ群間隔を広げることになる。
【0026】したがって、送信するキャラクタが決定さ
れるタイミングとデータ群の送信命令が開始されるタイ
ミングとが略一致する時、キャラクタ変換前のデータ群
および該データ群の送信命令の送信を遅延させること
で、キャラクタ変換後のデータ群間隔を広げて該データ
群を送信することができる。
【0027】これにより、上述した3つのデータ送信方
法と同様に、受信側の機器、もしくは受信側の機器が別
機器に対して通信形態を限定しない通信路に受信したデ
ータ群を送信した際にその別機器において、キャラクタ
変換後のデータ群間隔がキャラクタ変換前のデータ群間
隔よりも短い時にデータ群を取り込めなくなることを防
止することができる。
【0028】そして、データのキャラクタ変換により生
じるタイミングによって、キャラクタ変換後のデータ群
の間隔がキャラクタ変換前のデータ群の間隔と異なる場
合であっても、常に、受信側の機器においてデータ群の
受信することができるので、機器間の通信を安定して行
うことができる。
【0029】しかも、キャラクタ変換後のデータ群間隔
を広げる場合の判断を、送信するキャラクタが決定され
るタイミングとデータ群およびデータ群の送信命令の送
信タイミングとを比較して行われるので、簡単な構成
で、キャラクタ変換後のデータ群間隔がキャラクタ変換
前のデータ群間隔より短くならないようにすることがで
きる。
【0030】また、キャラクタ変換前のデータ群の送信
を遅延させた状態において、送信キャラクタが決定され
るタイミングと送信を遅延させたデータ群および該デー
タ群の送信命令が開始されるタイミングとが略一致する
時、送信を遅延させているデータ群およびデータ群の送
信命令の送信を更に遅延させるようにしてもよい。
【0031】この場合、キャラクタ変換前のデータ群の
送信を遅延させた状態、すなわちデータ群が連続して送
信される状態であっても、送信キャラクタが決定される
タイミングと送信を遅延させたデータ群および該データ
群の送信命令が開始されるタイミングとが略一致する
時、送信を遅延させているデータ群およびデータ群の送
信命令の送信を更に遅延させることで、キャラクタ変換
後のデータ群間隔を広げて送信することが可能となる。
【0032】上記データ群およびデータ群の送信命令の
送信の遅延量は、通信機器を動作させるクロックの1周
期以上であることが好ましい。
【0033】通常、通信機器は、クロックに基づいて動
作されているので、データ群およびデータ群の送信命令
の送信の遅延量を、上記のクロックの1周期よりも短く
変化させても、データ群の取り込みに影響を与えない。
つまり、データ群およびデータ群の送信命令の送信の遅
延量は、通信に供される機器を動作させるクロックの1
周期以上でないと、データ群の取り込みを確実に行わせ
ることができない。
【0034】例えば、データ群およびデータ群の送信命
令の送信の遅延量を、上記のクロックの1周期よりも短
く変化させた場合、回路内で遅延量の計算が必要とな
り、回路設計が非常に難しくなるという問題が生じる。
【0035】また、上記データ群およびデータ群の送信
命令の送信の遅延量は、元データをキャラクタ変換した
1キャラクタの長さ以下にするのが好ましい。
【0036】例えば、上記データ群およびデータ群の送
信命令の送信の遅延量を、1キャラクタの長さよりも大
きくすれば、該遅延量が大きくなり、通信機器における
通信性能の劣化を引き起こすという問題が生じる。
【0037】したがって、データ群およびデータ群の送
信命令の送信の遅延量は、1キャラクタの長さ以下にす
れば、通信機器における通信性能の劣化を抑えつつ、キ
ャラクタ変換後のデータ群間隔を広げることが可能とな
る。
【0038】以上のようにデータ群およびデータ群の送
信命令の送信の遅延量を最適化することで、無駄な情報
を蓄積する必要がなくなり、通信機器内の情報を蓄積す
るFIFOなどの回路の規模が大きくなるのを防ぐこと
ができる。
【0039】また、キャラクタ変換後のデータ群間隔が
一定値以上の場合に、前記送信を遅らせているデータ群
およびデータ群の送信命令の送信タイミングを元に戻す
ようにしてもよい。
【0040】この場合、上述したように、上記一定値
を、受信側の機器において適切にデータ群を取り込める
か否かを判断するための基準値とし、この値以上であれ
ば、受信側の機器においてデータ群を取り込めるので、
データ群およびデータ群の送信命令の送信を遅延させる
必要がなくなる。また、データ群およびデータ群の送信
命令の送信を遅延させ続ければ、キャラクタ変換後のデ
ータ群間隔の増大化が進む。
【0041】これらのことから、キャラクタ変換後のデ
ータ群間隔が一定値以上の場合に、前記送信を遅らせて
いるデータ群およびデータ群の送信命令の送信タイミン
グを元に戻すようにすれば、受信側の機器において、確
実にデータ群が取り込めると共に、データ群およびデー
タ群の送信命令の送信の遅延量の増大に伴う通信性能の
劣化を防止することができる。
【0042】また、通信を行う機器の状態が一定期間以
上の待機の状態になった場合に、前記送信を遅らせてい
るデータ群およびデータ群の送信命令の送信タイミング
を元に戻すようにしてもよい。
【0043】この場合、通信を行う機器の状態が一定期
間以上の待機の状態では、キャラクタ変換後のデータ群
間隔を広げる必要がないので、この間に、前記送信を遅
らせているデータ群およびデータ群の送信命令の送信タ
イミングを元に戻すようにしても特に問題とはならな
い。
【0044】また、上記のタイミングで送信を遅らせて
いるデータ群およびデータ群の送信命令の送信タイミン
グを元に戻すようにすれば、該データ群およびデータ群
の送信命令の送信の遅延量の無用な増大を防止すること
ができる。
【0045】しかも、キャラクタ変換後のデータ群間隔
が一定値以上の場合、且つ、通信を行う機器の状態が一
定期間以上の待機の状態になった場合に、前記送信を遅
らせているデータ群およびデータ群の送信命令の送信タ
イミングを元に戻すようにしてもよい。
【0046】この場合、キャラクタ変換後のデータ群間
隔が十分広く、しかも機器の状態が待機になった時に遅
らせている状態を元に戻すため、データ群およびデータ
群の送信命令の送信の遅延量が増大していくことを防ぐ
ことができると共に、元のタイミングに戻しても問題と
はならない。
【0047】また、データ群およびデータ群の送信命令
を何回かに分けて遅延させている状態で、前記送信を遅
らせているデータ群およびデータ群の送信命令の送信タ
イミングを、一度で元に戻すようにしてもよい。
【0048】この場合、データ群およびデータ群の送信
命令の送信の遅延量のない状態に一度で戻るようになる
ので、遅延量の増大に伴う通信性能の劣化状態をできる
だけ短くすることが可能となる。
【0049】また、データ群及びデータ群の送信命令の
送信を何回か遅らせている状態で、前記送信を遅らせて
いるデータ群およびデータ群の送信命令の送信タイミン
グを、段階的に元に戻すようにしてもよい。
【0050】この場合、データ群およびデータ群の送信
命令の送信の遅延量のない状態に段階的に戻すようにな
るので、遅延量の急激な変動による通信タイミングの不
整合等による通信機器における不具合が生じるのを防止
できる。
【0051】データ群およびデータ群の送信命令の送信
を遅らせるもしくは送信タイミングを元に戻す際に、機
器の状態情報の送信も遅らせるもしくは送信タイミング
を元に戻すようにしてもよい。
【0052】この場合、データ群およびデータ群の送信
命令の送信のタイミングと、機器の状態情報の送信のタ
イミングとがずれるのを防止することができる。
【0053】また、機器の状態情報を送信する際に、該
機器の状態情報に対応した送信キャラクタが決定される
タイミングにおいて元の機器状態と遅らせている機器状
態が共に待機状態であった時に、該機器の状態情報の送
信タイミングを元に戻すようにしてもよい。
【0054】この場合、機器の状態情報に対応した送信
キャラクタが決定されるタイミングにおいて元の機器状
態と遅らせている機器状態が共に待機状態である場合に
は、キャラクタ変換後のデータ群間隔を広げる必要がな
いので、この間に、前記送信を遅らせているデータ群お
よびデータ群の送信命令の送信タイミングを元に戻すよ
うにしても特に問題とはならない。
【0055】また、データ群およびデータ群の送信命令
の送信を遅らせることが可能な段数を外部から制御する
ようにしてもよい。
【0056】この場合、通信機器を操作する使用者や、
さらに通信機器を管理する管理者等の機器外部に存在す
る操作者によって、所望するデータ群およびデータ群の
送信命令の送信の遅延量を決定制御することができる。
【0057】さらに、上記のデータ送信方法を適用した
機器間の通信が、光通信であってもよい。
【0058】このように、通信が光通信であれば、通信
路に光ファイバが使用されるので、通信路がメタル配線
の場合よりも通信路を長くできるという利点がある。
【0059】上記のような機器間の通信における規格と
しては、例えばIEEE1394準拠であってもよい。
【0060】上述の各データ送信方法を送信回路に適用
してもよい。
【0061】これにより、データのキャラクタ変換によ
り生じるタイミングによって、キャラクタ変換後のデー
タ群の間隔がキャラクタ変換前のデータ群の間隔と異な
る場合であっても、相手機器に対して確実にデータを取
り込ませることのできる送信回路を実現できる。
【0062】また、上記の送信回路を通信機器に備えて
もよい。
【0063】これにより、通信の安定したデータのキャ
ラクタ変換により生じるタイミングによって、キャラク
タ変換後のデータ群の間隔がキャラクタ変換前のデータ
群の間隔と異なる場合であっても、常に、受信側の機器
においてデータ群の受信することができるので、機器間
で安定した通信を行うことのできる通信機器を実現でき
る。
【0064】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の一実施
の形態について、図1および図2に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。なお、本実施の形態では、本発
明の通信方法を適用した送信回路を含んだ通信機器につ
いて説明する。また、本実施の形態では、便宜上、デー
タ群およびデータ送信命令のみを用いて説明している
が、機器の状態情報も併せて送信する機器の場合につい
てもデータ群およびデータ送信命令における送信動作と
同様に説明することができる。
【0065】本実施の形態に係る通信機器は、例えば図
1に示すように、通信制御回路100、FIFO10
1、セレクタ102、選択回路103、送信回路10
4、受信回路105を含んだ構成となっている。
【0066】上記通信制御回路100は、データ、機器
の情報(機器情報、データ送信命令、データ受信信号)
等を送受し、通信機器における通信を制御するようにな
っている。
【0067】上記FIFO101は、通信制御回路10
0からのデータ、機器情報、データ送信命令を貯えて、
選択回路103からのFIFO制御信号に基づいてセレ
クタ102に出力するようになっている。
【0068】上記セレクタ102は、通信制御回路10
0とFIFO101とからの信号(データ、機器情報、
データ送信命令)の何れかを、選択回路103からのセ
レクト信号に基づいて選択し、選択した信号を送信回路
104に出力するようになっている。
【0069】上記送信回路104は、セレクタ102か
らの信号(データ、機器情報)をキャラクタに変換し送
信信号として、シリアル出力するようになっている。
【0070】上記の通信制御回路100、FIFO10
1、選択回路103、送信回路104には、それぞれの
回路において信号の出力等のタイミングをとるためのク
ロックが入力されている。
【0071】なお、上記選択回路103は、セレクタ1
02からのデータ送信命令と、送信回路104からの情
報取り込み信号とに基づいて、セレクト信号およびFI
FO制御信号を生成し、入力されるクロックのタイミン
グでセレクト信号をセレクタ102に出力したり、FI
FO制御信号をFIFO101に出力したりするように
なっている。
【0072】上記受信回路105は、他機器からの受信
信号として、キャラクタが入力されると、このキャラク
タを、データ、機器情報、データ受信信号に変換して、
これら信号を通信制御回路100に出力するようになっ
ている。
【0073】ここで、上記構成の通信機器におけるデー
タの送信動作について、図1に示すブロック図および図
2に示すタイミングチャートを参照しながら以下に説明
する。
【0074】なお、図2では、送信側の回路(送信回路
104)がクロック200で動作し、データとキャラク
タの周期がクロック200の周期の4倍で動作し、一度
に遅らせる量がクロック200の1周期であり、データ
送信命令と情報取り込み信号は正論理で信号がHigh
の時に送信要求や情報の取り込みを行う場合について説
明する。しかし、本発明は、これら条件に限定されるも
のではない。
【0075】また、図2に示す、通信制御回路100か
ら出力される第1のデータ群201と第1のデータ送信
命令202は、従来技術の欄で説明したデータ群130
1とデータ送信命令1302と同じタイミングであり、
情報取り込み信号のタイミングによってはデータ群とデ
ータ群の間隔が短くなる信号である。
【0076】情報をキャラクタに変換して送信する通信
機器においては、キャラクタの周期にあわせて周期的に
情報を取り込むための信号(情報取り込み信号)を発生
させる必要がある。本実施の形態では、送信回路104
から選択回路103に情報取り込み信号が出力される。
【0077】つまり、送信回路104では、キャラクタ
の周期がクロックの4倍である時には、4クロックに1
回情報を取り込むための信号(情報取り込み信号)が発
生することになる。この信号のタイミングは、情報取り
込み信号203、209、213、217の4つの位相
がある。
【0078】図2では、上記4つの位相について、第1
のデータ群201と第1のデータ送信命令202が入力
された場合について説明する。
【0079】先ず、第1の位相において、第1のデータ
群201と第1のデータ送信命令202に対して情報取
り込み信号203で情報を取り込む場合について説明す
る。
【0080】この第1の位相では、時刻Tn−1におい
て、選択回路103はセレクタ102に対して、通信制
御回路100からの入力を送信回路104に対して出力
するようにセレクト信号を出力していることを示してい
る。つまり、時刻Tnに情報取り込み信号203がHi
ghになり、第1のデータ送信命令202がLowから
Highに変化する。この時、選択回路103はFIF
O101に対して、第1のデータ群201と第1のデー
タ送信命令202をクロック200の1周期分遅らせた
信号を出力するように制御信号を出力し、セレクタ10
2に対してFIFO101からの入力を出力するように
セレクト信号を出力することにより、第1のデータ群2
01と第1のデータ送信命令202は第2のデータ群2
04と第2のデータ送信命令205に変更される。
【0081】そして、時刻Tn+5で第2のデータ送信
命令205は、一旦Lowになった後、再度時刻Tn+
12でHighになる。この時、情報取り込み信号20
3もHighであるため、選択回路103はFIFO1
01に対して、第1のデータ群201と第1のデータ送
信命令202をクロック200の2周期分遅らせた信号
を出力するように制御信号を出力し、セレクタ102に
対してFIFO101からの入力を出力するようにセレ
クト信号を出力する。
【0082】以上のようにすることで、第1の位相で
は、最終的に第1のデータ群201と第1のデータ送信
命令202は、第3のデータ群206と第3のデータ群
206のように変換される。この第3のデータ群206
と第3のデータ送信命令207を情報取り込み信号20
3を使用し、キャラクタ変換を行うと、送信キャラクタ
群208となり、データ230を変換したキャラクタ2
36とデータ240を変換したキャラクタ246の間隔
はキャラクタ2周期分となる。
【0083】次に、第2の位相において、第1のデータ
群201と第1のデータ送信命令202に対して情報取
り込み信号209で情報を取り込む場合について説明す
る。
【0084】時刻Tn−1において、選択回路103は
セレクタ102に対して、通信制御回路100からの入
力を送信回路104に対して出力するようにセレクト信
号を出力している。つまり、時刻Tnで第1のデータ送
信命令202はHighになり、時刻Tn+1で情報取
り込み信号209はHighになり、第1のデータ送信
命令202の開始と情報取り込み信号がHighになる
タイミングが違うため、選択回路103はセレクト信号
を変更しない。
【0085】また、時刻Tn+4で第1のデータ送信命
令202は一旦Lowになり、時刻Tn+11でHig
hになるが情報取り込み信号209は時刻Tn+9、T
n+13でHighになるため、ここでも、選択回路1
03はセレクト信号を変更しない。
【0086】以上の結果、セレクタ102から出力され
た第4のデータ群210と第4のデータ送信命令211
は、第1のデータ群201と第1のデータ送信命令20
2と同じタイミングとなる。この第4のデータ群210
と第4のデータ送信命令211を情報取り込み信号20
9を使用し、キャラクタ変換を行うと、送信キャラクタ
群212となり、データ230を変換したキャラクタ2
37とデータ240を変換したキャラクタ247の間隔
はキャラクタ2周期分となる。
【0087】続いて、第3の位相において、第1のデー
タ群201と第1のデータ送信命令202に対して情報
取り込み信号213で情報を取り込む場合について説明
する。
【0088】時刻Tn−1において、選択回路103は
セレクタ102に対して、通信制御回路100からの入
力を送信回路104に対して出力するようにセレクト信
号を出力している。つまり、時刻Tnで第1のデータ送
信命令202はHighになり、時刻Tn+2で情報取
り込み信号213はHighになり、第1のデータ送信
命令202の開始と情報取り込み信号がHighになる
タイミングが違うため、選択回路103はセレクト信号
を変更しない。
【0089】また、時刻Tn+4で第1のデータ送信命
令202は一旦Lowになり、時刻Tn+11でHig
hになるが情報取り込み信号213は時刻Tn+10、
Tn+14でHighになるため、ここでも、選択回路
103はセレクト信号を変更しない。
【0090】以上の結果、セレクタ102から出力され
た第5のデータ群214と第5のデータ送信命令215
は、第1のデータ群201と第1のデータ送信命令20
2と同じタイミングとなる。この第5のデータ群214
と第5のデータ送信命令215を情報取り込み信号21
3を使用し、キャラクタ変換を行うと、送信キャラクタ
群216となり、データ230を変換したキャラクタ2
38とデータ240を変換したキャラクタ248の間隔
はキャラクタ2周期分となる。
【0091】最後に、第4の位相において、第1のデー
タ群201と第1のデータ送信命令202に対して情報
取り込み信号217で情報を取り込む場合について説明
する。
【0092】時刻Tn−1において、選択回路103は
セレクタ102に対して、通信制御回路100からの入
力を送信回路104に対して出力するようにセレクト信
号を出力している。つまり、時刻Tnで第1のデータ送
信命令202はHighになり、時刻Tn−1、Tn+
3に情報取り込み信号217はHighになり、第1の
データ送信命令202の開始と情報取り込み信号がHi
ghになるタイミングが違うため、選択回路103はセ
レクト信号を変更しない。
【0093】また、時刻Tn+4で第1のデータ送信命
令202は一旦Lowになった後・時刻Tn+11でH
ighになるが、時刻Tn+11では情報取り込み信号
217もHighになる。このとき、選択回路103
は、FIFO101に対して、第1のデータ群201と
第1のデータ送信命令202をクロック200の1周期
分遅らせた信号を出力するように制御信号を出力し、セ
レクタ102に対してFIFO101からの入力を出力
するようにセレクト信号を出力することにより、第1の
データ群201と第1のデータ送信命令202は、第6
のデータ群218と第6のデータ送信命令219に変更
される。
【0094】この第6のデータ群218と第6のデータ
送信命令219を情報取り込み信号217を使用してキ
ャラクタ変換を行うと、送信キャラクタ群220とな
り、データ230を変換したキャラクタ239とデータ
240を変換したキャラクタ249の間隔はキャラクタ
2周期分となる。
【0095】以上のように、本発明によると、キャラク
タ変換を行うとデータ群とデータ群の間隔が短くなるよ
うなデータ群とデータ送信命令であっても、キャラクタ
変換後のデータ群とデータ群の間隔を広げることができ
るので、キャラクタ変換を行うとデータ群とデータ群の
間隔が短くなることでデータの受信が行えないような受
信回路を備えた通信機器におけるデータの受信不良の防
止を行うことができる。
【0096】〔実施の形態2〕本発明の他の実施の形態
について、図3および図4に基づいて説明すれば、以下
の通りである。なお、本実施の形態では、本発明の通信
方法を適用した送信回路を含んだ通信機器について説明
する。また、本実施の形態では、便宜上、データ群およ
びデータ送信命令のみを用いて説明しているが、機器の
状態情報も併せて送信する機器の場合についてもデータ
群およびデータ送信命令における送信動作と同様に説明
することができる。
【0097】本実施の形態に係る通信機器は、図3に示
すように、通信制御回路300、FIFO301、セレ
クタ302、選択回路303、送信回路304、カウン
タ305、受信回路306を含んだ構成となっている。
【0098】なお、カウンタ305以外の構成要素は、
前記実施の形態1の図1で示した通信機器の各構成要素
と同じ機能を有しているので、その詳細な説明は省略す
る。
【0099】上記カウンタ305は、セレクタ302か
らのデータ送信命令が入力されることにより、以前のデ
ータ送信命令がLowになってからの時間をカウント
し、そのカウント値に基づいて、データ群送信終了から
の間隔情報を選択回路303に出力するようになってい
る。
【0100】上記選択回路303は、上記カウンタ30
5からの出力と、上記送信回路304からの情報取り込
み信号とに基づいて、セレクタ302に出力するセレク
ト信号や、FIFO301に出力するFIFO制御信号
を生成するようになっている。これらの詳細について
は、後述する。
【0101】ここで、上記構成の通信機器におけるデー
タの送信動作について、図3に示すブロック図および図
4に示すタイミングチャートを参照しながら以下に説明
する。
【0102】なお、図4では、送信側の回路(送信回路
304)がクロック400で動作し、データとキャラク
タの周期がクロック400の周期の4倍で動作し、一度
に遅らせる量をクロック400の1周期であり、データ
送信命令と情報取り込み信号は正論理で信号がHigh
の時に送信要求や情報の取り込みを行う場合について説
明する。しかし、本発明は、これら条件に限定されるも
のではない。
【0103】また、図4に示す、通信制御回路300か
ら出力される第1のデータ群401と第1のデータ送信
命令402は、従来技術の欄で説明したデータ群130
1とデータ送信命令1302と同じタイミングであり、
情報取り込み信号のタイミングによってはデータ群とデ
ータ群の間隔が短くなる信号である。また、データ43
0の以前には、十分な時間、データ群の送信は行われて
いないものとする。
【0104】情報をキャラクタに変換して送信する通信
機器においては、キャラクタの周期にあわせて周期的に
情報を取り込むための信号(情報取り込み信号)を発生
させる必要がある。本実施の形態では、送信回路304
から選択回路303に情報取り込み信号が出力される。
【0105】つまり、送信回路304では、キャラクタ
の周期がクロックの4倍である時には、4クロックに1
回情報を取り込むための信号(情報取り込み信号)が発
生することになる。この信号のタイミングは、情報取り
込み信号403、407、411、415の4つの位相
がある。
【0106】図4では、上記4つの位相について、第1
のデータ群401と第1のデータ送信命令402が入力
された場合について説明する。なお、この4つの位相に
ついて、第1のデータ群401と第1のデータ送信命令
402が入力された場合であり、第1のデータ送信命令
402は時刻Tnの前に一定期間以上Lowであったも
のとして説明する。
【0107】先ず、第1の位相において、第1のデータ
群401と第1のデータ送信命令402に対して情報取
り込み信号403で情報を取り込む場合について説明す
る。
【0108】時刻Tn−1において、選択回路303は
セレクタ302に対して、通信制御回路300からの入
力を送信回路304に対して出力するようにセレクト信
号を出力している。つまり、時刻Tnで情報取り込み信
号403がHighになり、第1のデータ送信命令40
2がLowからHighに変化するが、カウンタ305
は時刻Tnの前に第1のデータ送信命令402がHig
hからLowになってから十分時間が経っているため、
選択回路303はセレクト信号を変更させない。
【0109】時刻Tn+4で第1のデータ送信命令40
2は一旦Lowになった後、再度時刻Tn+11でHi
ghになるが、情報取り込み信号403は時刻Tn+
8、Tn+12でHighになり、タイミングが異なる
ため、選択回路303は選択信号を変更しない。
【0110】以上の結果、セレクタ302から出力され
た第2のデータ群404と第2のデータ送信命令405
は、第1のデータ群401と第1のデータ送信命令40
2と同じタイミングとなる。この第2のデータ群404
と第2のデータ送信命令405を情報取り込み信号40
3を使用し、キャラクタ変換を行うと、送信キャラクタ
群406となり、データ430を変換したキャラクタ4
35とデータ440を変換したキャラクタ445との間
隔はキャラクタ2周期分となる。
【0111】次に、第2の位相において、第1のデータ
群401と第1のデータ送信命令402に対して情報取
り込み信号407で情報を取り込む場合について説明す
る。
【0112】時刻Tn−1において、選択回路303は
セレクタ302に対して、通信制御回路300からの入
力を送信回路304に対して出力するようにセレクト信
号を出力している。つまり、時刻Tnで第1のデータ送
信命令402はHighになり、時刻Tn+1で情報取
り込み信号407はHighになり、第1のデータ送信
命令402の開始と情報取り込み信号がHighになる
タイミングが違うため、選択回路303はセレクト信号
を変更しない。
【0113】また、時刻Tn+4で第1のデータ送信命
令402は一旦Lowになり、時刻Tn+11でHig
hになるが情報取り込み信号407は時刻Tn+9、T
n+13でHighになるため、ここでも、選択回路3
03はセレクト信号を変更しない。
【0114】以上の結果、セレクタ302から出力され
た第3のデータ群408と第3のデータ送信命令409
は第1のデータ群401と第1のデータ送信命令402
と同じタイミングとなる。この第3のデータ群408と
第3のデータ送信命令409を情報取り込み信号407
を使用し、キャラクタ変換を行うと、送信キャラクタ群
410となり、データ430を変換したキャラクタ43
6とデータ440を変換したキャラクタ446との間隔
はキャラクタ2周期分となる。
【0115】続いて、第3の位相において、第1のデー
タ群401と第1のデータ送信命令402に対して情報
取り込み信号411で情報を取り込む場合について説明
する。
【0116】時刻Tn−1において、選択回路303は
セレクタ302に対して、通信制御回路300からの入
力を送信回路304に対して出力するようにセレクト信
号を出力している。つまり、時刻Tnで第1のデータ送
信命令402はHighになり、時刻Tn+2で情報取
り込み信号411はHighになり、第1のデータ送信
命令402の開始と情報取り込み信号がHighになる
タイミングが違うため、選択回路303はセレクト信号
を変更しない。
【0117】また、時刻Tn+4で第1のデータ送信命
令402は一旦Lowになり、時刻Tn+11でHig
hになるが情報取り込み信号411は時刻Tn+10、
Tn+14でHighになるため、ここでも、選択回路
303はセレクト信号を変更しない。
【0118】以上の結果、セレクタ302から出力され
た第4のデータ群412と第4のデータ送信命令413
は、第1のデータ群401と第1のデータ送信命令40
2と同じタイミングとなる。この第4のデータ群412
と第4のデータ送信命令413を情報取り込み信号41
1を使用し、キャラクタ変換を行うと、送信キャラクタ
群414となり、データ430を変換したキャラクタ4
37とデータ440を変換したキャラクタ447との間
隔はキャラクタ2周期分となる。
【0119】最後に、第4の位相において、第1のデー
タ群401と第1のデータ送信命令402に対して情報
取り込み信号415で情報を取り込む場合に時刻Tn−
1において選択回路303はセレクタ302に対して、
通信制御回路300からの入力を送信回路304に対し
て出力するようにセレクト信号を出力している。つま
り、時刻Tnで第1のデータ送信命令402はHigh
になり、時刻Tn−1、Tn+3で情報取り込み信号4
15はHighになり、第1のデータ送信命令402の
開始と情報取り込み信号がHighになるタイミングが
違うため、選択回路303はセレクト信号を変更しな
い。
【0120】また、時刻Tn+4で第1のデータ送信命
令402は一旦Lowになった後、時刻Tn+11でH
ighになるが、時刻Tn+11では情報取り込み信号
415がHighになる。このとき、カウンタ305は
第1のデータ送信命令402がTn+4でLowになっ
てからの時間を計測し、その情報を選択回路303に出
力する。
【0121】この値を受けて選択回路303は、以前の
データ群から十分な時間が経って無く、第1のデータ送
信命令402の信号がLowからHighになったタイ
ミングと情報取り込み信号415がHighになった時
刻がほぼ同じであることを判別し、FIFO301に対
して、第1のデータ群401と第1のデータ送信命令4
02をクロック400の1周期分遅らせた信号を出力す
るように制御信号を出力し、セレクタ302に対してF
IFO301からの入力を出力するようにセレクト信号
を出力することにより、第1のデータ群401と第1の
データ送信命令402は第5のデータ群416と第5の
データ送信命令417に変更される。
【0122】この第5のデータ群416と第5のデータ
送信命令417を情報取り込み信号415を使用してキ
ャラクタ変換を行うと、送信キャラクタ群418とな
り、データ430を変換したキャラクタ438とデータ
440を変換したキャラクタ448の間隔はキャラクタ
2周期分となる。
【0123】以上のように、本発明によると、データ群
の間隔が短い時のみ、データ群及びデータ送信命令を遅
らせるようになっているので、通常のデータ群では遅延
を発生させず、データ群の間隔が短い時かつ、例えば図
13に示すような本発明を使用せずにキャラクタ変換を
行う場合のように、データ群とデータ群の間隔が短くな
るようなデータ群とデータ送信命令であっても、データ
群を表すキャラクタの間隔を広げることができる。
【0124】なお、選択回路303において、カウンタ
305の出力であるデータ群の送信終了からの時間があ
る一定範囲であり、且つデータ送信命令がLowからH
ighになったタイミングと、情報取り込み信号がHi
ghになったタイミングがほぼ同一の時にセレクト信号
やFIFO制御信号を変更するようにしても、データ群
を表すキャラクタの範囲を広げることができる。
【0125】以上のようにすることで、通常は遅延を発
生させず、データ群の間隔がある一定範囲でありかつ、
例えば図13に示すような本発明を使用せずにキャラク
タ変換を行うとデータ群とデータ群の間隔が短くなるよ
うなデータ群とデータ送信命令であっても、データ群を
表すキャラクタの間隔を広げることができる。
【0126】〔実施の形態3〕本発明のさらに他の実施
の形態について、図3および図5に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。なお、図3に示す通信機器は、
前記実施の形態2と同じであるので、その詳細な説明は
省略する。
【0127】図3に示す通信機器の動作説明を、図5に
示すタイミングチャートを参照しながら以下に説明す
る。
【0128】図5に示すように、通信制御回路300か
ら入力された第1のデータ群501と第1のデータ送信
命令502を、前記の実施の形態1または2に記載した
何れかの方法を用いて、第2のデータ群503と第2の
データ送信命令504に変換しているものとして説明す
る。
【0129】時刻Tnにおいて第1のデータ送信命令5
02はHighからLowに変化し、時刻Tn+1にお
いて変換された第2のデータ送信命令504がHigh
からLowになり、送信回路304におけるデータ送信
が終了する。
【0130】そして、カウンタ305は、第2のデータ
送信命令504がHighからLowになった、もしく
は第1のデータ送信命令502がHighからLowに
なったことと、データ群及びデータ送信命令を遅らせて
いる量の情報などからカウントを開始する。
【0131】このカウント値がある一定値であるm−2
(mは整数)になるまで第1のデータ送信命令502が
Highにならなかった時、カウンタ305のカウント
値がm−2になった時刻Tn+m+1において、選択回
路303はセレクタ302に通信制御回路300からの
入力を送信回路304に出力するように信号出力する。
【0132】これにより、時刻Tn+m+1以降におい
て第2のデータ群503と第2のデータ送信命令504
は、第1のデータ群501と第1のデータ送信命令50
2と同じタイミングになる。
【0133】以上のようにすることで、データ群やデー
タ送信命令のタイミングを通常のタイミングに戻すこと
ができる。これにより、遅延量を増大させることなく、
通信性能を最大限に維持しながら、安定した通信を行う
ことができる。
【0134】〔実施の形態4〕本発明のさらに他の実施
の形態について、図6および図7に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。なお、本実施の形態では、本発
明の通信方法を適用した送信回路を含んだ通信機器につ
いて説明する。また、本実施の形態では、便宜上、デー
タ群およびデータ送信命令のみを用いて説明している
が、機器の状態情報も併せて送信する機器の場合につい
てもデータ群およびデータ送信命令における送信動作と
同様に説明することができる。
【0135】本実施の形態に係る通信機器は、図6に示
すように、通信制御回路600、FIFO601、セレ
クタ602、選択回路603、送信回路604、カウン
タ605、機器状態解析回路606、受信回路607を
含んだ構成となっている。
【0136】なお、機器状態解析回路606以外の構成
要素は、前記実施の形態2の図3で示した通信機器の各
構成要素と同じ機能を有しているので、その詳細な説明
は省略する。
【0137】上記機器状態解析回路606は、通信制御
回路600からの機器情報が入力され、この機器情報に
基づいて機器状態を解析し、得られた結果、機器が待機
状態であることを示す信号をカウンタ605に出力する
ようになっている。
【0138】上記カウンタ605は、機器状態解析回路
606からの信号から機器の待機状態の時間をカウント
し、機器の待機状態の時間情報として選択回路603に
出力するようになっている。
【0139】上記選択回路603は、カウンタ605か
らの機器の待機状態の時間情報と、送信回路604から
の情報取り込み信号と、セレクタ602からのデータ送
信命令とに基づいて、セレクタ602に出力するセレク
ト信号と、FIFO601に出力するFIFO制御信号
と生成するようになっている。これらの詳細について
は、後述する。
【0140】図6示す通信機器の動作説明を、図7に示
すタイミングチャートを参照しながら以下に説明する。
【0141】図7に示すように、通信制御回路600か
ら入力された第1のデータ群701と第1のデータ送信
命令702を、前記の実施の形態1または2に記載した
何れかの方法を用いて、第2のデータ群704と第2の
データ送信命令705に変換しているものとして説明す
る。
【0142】時刻Tnにおいて、第1のデータ送信命令
702はHighからLowに変化し、時刻Tn+1に
おいて、変換された第2のデータ送信命令705がHi
ghからLowになり、送信回路604におけるデータ
送信が終了する。
【0143】時刻Tn+4において機器情報703は、
パケット送信状態から待機状態に変化する。この時刻T
n+4から機器状態解析回路606の出力を受けカウン
タ605が待機状態の長さのカウントを開始する。
【0144】このカウント値がある一定値であるm−2
(mは整数)になるまで機器情報703が待機状態であ
る時、時刻Tn+4から機器状態解析回路605のカウ
ント値がm−2になった時刻Tn+m+4において、選
択回路603はセレクタ602に通信制御回路600か
らの入力を送信回路604に出力するように信号出力す
る。
【0145】これにより、時刻Tn+m+4以降におい
て第2のデータ群704と第2のデータ送信命令705
は、第1のデータ群701と第1のデータ送信命令70
2と同じタイミングになる。
【0146】以上のようにすることで、データ群やデー
タ送信命令のタイミングを通常のタイミングに戻すこと
ができる。これにより、遅延量を増大させることなく、
通信性能を最大限に維持しながら、安定した通信を行う
ことができる。
【0147】〔実施の形態5〕本発明のさらに他の実施
の形態について、図8および図9に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。なお、本実施の形態では、本発
明の通信方法を適用した送信回路を含んだ通信機器につ
いて説明する。また、本実施の形態では、便宜上、デー
タ群およびデータ送信命令のみを用いて説明している
が、機器の状態情報も併せて送信する機器の場合につい
てもデータ群およびデータ送信命令における送信動作と
同様に説明することができる。
【0148】本実施の形態に係る通信機器は、図8に示
すように、通信制御回路800、FIFO801、セレ
クタ802、選択回路803、送信回路804、カウン
タ805、受信回路806を含んだ構成となっている。
【0149】なお、上記通信機器は、前記前記実施の形
態2の図3で示した通信機器の各構成要素と同じ機能を
有しているので、その詳細な説明は省略する。
【0150】但し、本実施の形態に係る通信機器では、
図8に示すように、選択回路803に通信制御回路80
0からの機器情報が入力される点で、図3に示す通信機
器と異なる。
【0151】したがって、選択回路803は、FIFO
801に出力するFIFO制御信号とセレクタ802に
出力するセレクト信号を生成する際に、セレクタ802
からのデータ送信命令、送信回路804からの情報取り
込み信号、カウンタ805からのデータ群送信終了から
の間隔情報に加えて、通信制御回路800からの機器情
報を用いるようになっている。
【0152】図8示す通信機器の動作説明を、図9に示
すタイミングチャートを参照しながら以下に説明する。
【0153】図9に示すように、通信制御回路800か
ら入力された第1のデータ群901と第1のデータ送信
命令902を、前記の実施の形態1または2の何れかの
方法を用いて第2のデータ群904と第2のデータ送信
命令905に変換しているものとして説明する。
【0154】時刻Tnにおいて、第1のデータ送信命令
902はHighからLowに変化し、時刻Tn+1に
おいて、変換された第2のデータ送信命令905がHi
ghからLowになり、送信回路804におけるデータ
送信が終了する。この時刻Tn+1からカウンタ805
はカウントを開始する。
【0155】このカウント値がある一定値であるm−2
(mは整数)になるまで第1のデータ送信命令902も
しくは第2のデータ送信命令905がHighにならな
い時、時刻Tn+1からカウンタ805のカウント値が
m−2になる時刻Tn+m+1以降において、選択回路
804は機器情報903が待機状態になるまで待ち、機
器情報903が待機状態となった時刻Tn+m+3以降
で選択回路803はセレクタ802に通信制御回路80
0からの入力を送信回路804に出力するように信号出
力する。
【0156】これにより、時刻Tn+m+3以降におい
て、第2のデータ群904と第2のデータ送信命令90
5は第1のデータ群901と第1のデータ送信命令90
2と同じタイミングになる。
【0157】以上のようにすることで、データ群やデー
タ送信命令のタイミングを通常のタイミングに戻すこと
ができる。これにより、遅延量を増大させることなく、
通信性能を最大限に維持しながら、安定した通信を行う
ことができる。
【0158】〔実施の形態6〕本発明のさらに他の実施
の形態について、図10および図11に基づいて説明す
れば、以下の通りである。なお、本実施の形態では、本
発明の通信方法を適用した送信回路を含んだ通信機器に
ついて説明する。また、本実施の形態では、便宜上、デ
ータ群およびデータ送信命令のみを用いて説明している
が、機器の状態情報も併せて送信する機器の場合につい
てもデータ群およびデータ送信命令における送信動作と
同様に説明することができる。
【0159】本実施の形態に係る通信機器は、図10に
示すように、通信制御回路1000、FIFO100
1、セレクタ1002、選択回路1003、送信回路1
004、機器状態解析回路1005、受信回路1006
を含んだ構成となっている。
【0160】なお、上記通信機器では、前記前記実施の
形態2の図3で示した通信機器の各構成要素とほぼ同じ
構成であるので、その詳細な説明は省略する。
【0161】但し、本実施の形態に係る通信機器では、
図10に示すように、図3に示す通信機器のカウンタ3
05に代えて、機器状態解析回路1005が配置された
構成となっている。
【0162】上記機器状態解析回路1005には、通信
制御回路1000から出力された機器情報と、セレクタ
1002から出力された機器情報とが入力されるように
なっており、選択回路1003に機器状態を解析した結
果を出力するようになっている。
【0163】図10示す通信機器の動作説明を、図11
に示すタイミングチャートを参照しながら以下に説明す
る。
【0164】図11に示すように、通信制御回路100
0から入力された第1のデータ群1101と第1のデー
タ送信命令1102を、前記の実施の形態1または2の
何れかの方法を用いて第2のデータ群1105と第2の
データ送信命令1106に変換しているものとして説明
する。
【0165】時刻Tn+4において、第1のデータ送信
命令1102はHighからLowに変化し、それを遅
らせた第2のデータ送信命令1106が時刻Tn+5で
HighからLowに変化し、データ群の送信が終了す
る。このとき、実際にキャラクタ変換されるのは時刻T
n+4の情報取り込み信号1104がHighの時であ
る。この時刻Tn+5においてタイミングを元に戻す
と、時刻Tn+8の情報取り込み信号1104がHig
hの時に機器情報のパケット送信終了処理が送信されな
いことになるため、時刻Tn+5までにおいてはタイミ
ングを元に戻さない。
【0166】時刻Tn+8において、キャラクタに第2
の機器情報1107の機器情報のパケット送信終了処理
が送信される。この時刻Tn+8においてタイミングを
元に戻すと、次の情報取り込み信号1104がHigh
になった時刻Tn+12において機器情報が待機状態以
外の情報になっている可能性があり、その場合には第1
の機器情報1103と第2の機器情報1107が共に待
機状態以外となり、待機状態が送信されなくなるため時
刻Tn+8においてはタイミングを元に戻さない。
【0167】時刻Tn+12において、第1の機器情報
1103と第2の機器情報1107は共に待機状態とな
る。このとき、待機状態は通信制御回路1000から出
力されていて、しかもキャラクタ変換されることにな
る。この時刻Tn+12においてタイミングを元に戻す
ことにより、待機状態を確実に送信し、待機状態以外の
状態の欠損が無い変換が行える。
【0168】以上のようにすることで、待機状態を少な
くとも1回以上キャラクタ送信した後に、タイミングを
元に戻すことができる。これにより、遅延量を増大させ
ることなく、通信性能を最大限に維持しながら、安定し
た通信を行うことができる。
【0169】
【発明の効果】本発明のデータ送信方法は、以上のよう
に、送信データをキャラクタに変換し、このキャラクタ
単位で情報の通信を行う通信方法に適用されるデータ送
信方法において、キャラクタ変換後のデータ群間隔が、
キャラクタ変換前のデータ群間隔よりも短い時に、この
データ群間隔を広げる構成である。
【0170】それゆえ、受信側の機器、もしくは受信側
の機器が別機器に対して通信形態を限定しない通信路に
受信したデータ群を送信した際にその別機器において、
キャラクタ変換後のデータ群間隔がキャラクタ変換前の
データ群間隔よりも短い時にデータ群を取り込めなくな
ることを防止することができる。
【0171】これにより、データのキャラクタ変換によ
り生じるタイミングによって、キャラクタ変換後のデー
タ群の間隔がキャラクタ変換前のデータ群の間隔と異な
る場合であっても、常に、受信側の機器においてデータ
群の受信することができるので、機器間の通信を安定し
て行うことができるという効果を奏する。
【0172】また、キャラクタ変換後のデータ群間隔
が、キャラクタ変換前のデータ群間隔よりも短く、且つ
キャラクタ変換後のデータ群間隔が一定値よりも小さい
場合に、このデータ群間隔を広げるようにしてもよい。
【0173】この場合、上記一定値を、受信側の機器に
おいて適切にデータ群を取り込めるか否かを判断するた
めの基準値とし、この値より小さい時に、受信側の機器
においてデータ群が取り込めないとすれば、キャラクタ
変換後のデータ群間隔が、キャラクタ変換前のデータ群
間隔よりも短く、且つ上記の一定値より小さい場合にの
み、キャラクタ変換後のデータ群間隔を広げるようにす
ればよい。
【0174】したがって、キャラクタ変換後のデータ群
間隔が、キャラクタ変換前のデータ群間隔よりも短い全
ての場合に、キャラクタ変換後のデータ群の間隔を広げ
る処理を行わないため、不必要な遅延が生じ無くなると
いう効果を奏する。
【0175】また、キャラクタ変換後のデータ群間隔
が、キャラクタ変換前のデータ群間隔よりも短く、且つ
キャラクタ変換後のデータ群間隔が一定範囲内の場合
に、このデータ群間隔を広げるようにしてもよい。
【0176】この場合、上記の一定範囲を、受信側の機
器において、データ群を取り込めない範囲とすれば、キ
ャラクタ変換後のデータ群間隔が、キャラクタ変換前の
データ群間隔よりも短く、且つキャラクタ変換後のデー
タ群間隔が一定範囲内の場合にのみ、キャラクタ変換後
のデータ群間隔を広げる処理をすればよい。
【0177】したがって、キャラクタ変換後のデータ群
間隔が、キャラクタ変換前のデータ群間隔よりも短い全
ての場合に、キャラクタ変換後のデータ群の間隔を広げ
る処理を行わないため、不必要な遅延が生じ無くなると
いう効果を奏する。
【0178】例えば、上記の一定値は、720nSであ
ってもよく、また、上記の一定範囲は、640nS〜7
20nSであってもよい。
【0179】また、送信するキャラクタが決定されるタ
イミングとデータ群の送信命令が開始されるタイミング
とが略一致する時、キャラクタ変換前のデータ群および
該データ群の送信命令の送信を遅延させるようにしても
よい。
【0180】この場合、送信するキャラクタが決定され
るタイミングとデータ群の送信命令が開始されるタイミ
ングとが略一致する時に、そのままキャラクタが送信さ
れれば、キャラクタ変換後のデータ群間隔がキャラクタ
変換前のデータ群間隔よりも短くなる虞がある。また、
キャラクタ変換前のデータ群および該データ群の送信命
令の送信を遅延させることは、キャラクタ変換後のデー
タ群間隔を広げることになる。
【0181】したがって、送信するキャラクタが決定さ
れるタイミングとデータ群の送信命令が開始されるタイ
ミングとが略一致する時、キャラクタ変換前のデータ群
および該データ群の送信命令の送信を遅延させること
で、キャラクタ変換後のデータ群間隔を広げて該データ
群を送信することができる。
【0182】これにより、上述した3つのデータ送信方
法と同様に、受信側の機器、もしくは受信側の機器が別
機器に対して通信形態を限定しない通信路に受信したデ
ータ群を送信した際にその別機器において、キャラクタ
変換後のデータ群間隔がキャラクタ変換前のデータ群間
隔よりも短い時にデータ群を取り込めなくなることを防
止することができるという効果を奏する。
【0183】そして、データのキャラクタ変換により生
じるタイミングによって、キャラクタ変換後のデータ群
の間隔がキャラクタ変換前のデータ群の間隔と異なる場
合であっても、常に、受信側の機器においてデータ群の
受信することができるので、機器間の通信を安定して行
うことができるという効果を奏する。
【0184】しかも、キャラクタ変換後のデータ群間隔
を広げる場合の判断を、送信するキャラクタが決定され
るタイミングとデータ群およびデータ群の送信命令の送
信タイミングとを比較して行われるので、簡単な構成
で、キャラクタ変換後のデータ群間隔がキャラクタ変換
前のデータ群間隔より短くならないようにすることがで
きるという効果を奏する。
【0185】また、キャラクタ変換前のデータ群の送信
を遅延させた状態において、送信キャラクタが決定され
るタイミングと送信を遅延させたデータ群および該デー
タ群の送信命令が開始されるタイミングとが略一致する
時、送信を遅延させているデータ群およびデータ群の送
信命令の送信を更に遅延させるようにしてもよい。
【0186】この場合、キャラクタ変換前のデータ群の
送信を遅延させた状態、すなわちデータ群が連続して送
信される状態であっても、送信キャラクタが決定される
タイミングと送信を遅延させたデータ群および該データ
群の送信命令が開始されるタイミングとが略一致する
時、送信を遅延させているデータ群およびデータ群の送
信命令の送信を更に遅延させることで、キャラクタ変換
後のデータ群間隔を広げて送信することができるという
効果を奏する。
【0187】上記データ群およびデータ群の送信命令の
送信の遅延量は、通信機器を動作させるクロックの1周
期以上であることが好ましい。
【0188】また、上記データ群およびデータ群の送信
命令の送信の遅延量は、元データをキャラクタ変換した
1キャラクタの長さ以下にするのが好ましい。
【0189】例えば、上記データ群およびデータ群の送
信命令の送信の遅延量を、1キャラクタの長さよりも大
きくすれば、該遅延量が大きくなり、通信機器における
通信性能の劣化を引き起こすという問題が生じる。
【0190】したがって、データ群およびデータ群の送
信命令の送信の遅延量は、1キャラクタの長さ以下にす
れば、通信機器における通信性能の劣化を抑えつつ、キ
ャラクタ変換後のデータ群間隔を広げることが可能とな
る。
【0191】以上のようにデータ群およびデータ群の送
信命令の送信の遅延量を最適化することで、無駄な情報
を蓄積する必要がなくなり、通信機器内の情報を蓄積す
るFIFOなどの回路の規模が大きくなるのを防ぐこと
ができるという効果を奏する。
【0192】また、キャラクタ変換後のデータ群間隔が
一定値以上の期間の場合に、前記送信を遅らせているデ
ータ群およびデータ群の送信命令の送信タイミングを元
に戻すようにしてもよい。
【0193】この場合、上述したように、上記一定値
を、受信側の機器において適切にデータ群を取り込める
か否かを判断するための基準値とし、この値以上であれ
ば、受信側の機器においてデータ群を取り込めるので、
データ群およびデータ群の送信命令の送信を遅延させる
必要がなくなる。また、データ群およびデータ群の送信
命令の送信を遅延させ続ければ、キャラクタ変換後のデ
ータ群間隔の増大化が進む。
【0194】これらのことから、キャラクタ変換後のデ
ータ群間隔が一定値以上の場合に、前記送信を遅らせて
いるデータ群およびデータ群の送信命令の送信タイミン
グを元に戻すようにすれば、受信側の機器において、確
実にデータ群が取り込めると共に、データ群およびデー
タ群の送信命令の送信の遅延量の増大に伴う通信性能の
劣化を防止することができるという効果を奏する。
【0195】また、通信機器の状態が一定値以上の期間
待機の状態になった場合に、前記送信を遅らせているデ
ータ群およびデータ群の送信命令の送信タイミングを元
に戻すようにしてもよい。
【0196】この場合、通信を行う機器の状態が一定値
以上の期間待機の状態では、キャラクタ変換後のデータ
群間隔を広げる必要がないので、この間に、前記送信を
遅らせているデータ群およびデータ群の送信命令の送信
タイミングを元に戻すようにしても特に問題とはならな
い。
【0197】また、上記のタイミングで送信を遅らせて
いるデータ群およびデータ群の送信命令の送信タイミン
グを元に戻すようにすれば、該データ群およびデータ群
の送信命令の送信の遅延量の無用な増大を防止すること
ができるという効果を奏する。
【0198】しかも、キャラクタ変換後のデータ群間隔
が一定値以上の場合、且つ、通信を行う機器の状態が一
定期間以上の待機の状態になった場合に、前記送信を遅
らせているデータ群およびデータ群の送信命令の送信タ
イミングを元に戻すようにしてもよい。
【0199】この場合、キャラクタ変換後のデータ群間
隔が十分広く、しかも機器の状態が待機になった時に遅
らせている状態を元に戻すため、データ群およびデータ
群の送信命令の送信の遅延量が増大していくことを防ぐ
ことができると共に、元のタイミングに戻しても問題が
ないという効果を奏する。
【0200】また、データ群およびデータ群の送信命令
を何回かに分けて遅延させている状態で、前記送信を遅
らせているデータ群およびデータ群の送信命令の送信タ
イミングを、一度で元に戻すようにしてもよい。
【0201】この場合、データ群およびデータ群の送信
命令の送信の遅延量のない状態に一度で戻るようになる
ので、遅延量の増大に伴う通信性能の劣化状態をできる
だけ短くすることができるという効果を奏する。
【0202】また、データ群及びデータ群の送信命令の
送信を何回か遅らせている状態で、前記送信を遅らせて
いるデータ群およびデータ群の送信命令の送信タイミン
グを、段階的に元に戻すようにしてもよい。
【0203】この場合、データ群およびデータ群の送信
命令の送信の遅延量のない状態に段階的に戻すようにな
るので、遅延量の急激な変動による通信タイミングの不
整合等による通信機器における不具合が生じるのを防止
できるという効果を奏する。
【0204】データ群およびデータ群の送信命令の送信
を遅らせるもしくは送信タイミングを元に戻す際に、機
器の状態情報に対応するデータの送信も遅らせるもしく
は送信タイミングを元に戻すようにしてもよい。
【0205】この場合、データ群およびデータ群の送信
命令の送信のタイミングと、機器の状態情報に対するデ
ータの送信のタイミングとがずれるのを防止することが
できるという効果を奏する。
【0206】また、機器の状態情報を送信する際に、該
機器の状態情報に対応した送信キャラクタが決定される
タイミングにおいて元の機器状態と遅らせている機器状
態が共に待機状態であった時に、該機器の状態情報の送
信タイミングを元に戻すようにしてもよい。
【0207】この場合、機器の状態情報に対応した送信
キャラクタが決定されるタイミングにおいて元の機器状
態と遅らせている機器状態が共に待機状態である場合に
は、キャラクタ変換後のデータ群間隔を広げる必要がな
いので、この間に、前記送信を遅らせているデータ群お
よびデータ群の送信命令の送信タイミングを元に戻すよ
うにしても特に問題とはならないという効果を奏する。
【0208】また、データ群およびデータ群の送信命令
の送信を遅らせることが可能な段数を外部から制御する
ようにしてもよい。
【0209】この場合、通信機器を操作する使用者や、
さらに通信機器を管理する管理者等の機器外部に存在す
る操作者によって、所望するデータ群およびデータ群の
送信命令の送信の遅延量を決定制御することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る通信機器の概
略構成図である。
【図2】図1に示す通信機器によるデータ送信動作を説
明するための図である。
【図3】本発明の第2および第3の実施の形態に係る通
信機器の概略構成図である。
【図4】図3に示す通信機器によるデータ送信動作の一
例を説明するための図である。
【図5】図3に示す通信機器によるデータ送信動作の他
の例を説明するための図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る通信機器の概
略構成図である。
【図7】図6に示す通信機器によるデータ送信動作を説
明するための図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係る通信機器の概
略構成図である。
【図9】図8に示す通信機器によるデータ送信動作を説
明するための図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態に係る通信機器の
概略構成図である。
【図11】図10に示す通信機器によるデータ送信動作
を説明するための図である。
【図12】データ群をキャラクタ変換する際の位相につ
いての説明図である。
【図13】データ群とデータ群との間隔がキャラクタ変
換することにより変化した場合を示す説明図である。
【符号の説明】
100 通信制御回路 101 FIFO 102 セレクタ 103 選択回路 104 送信回路 105 受信回路 200 クロック 201 第1のデータ群 202 第1のデータ送信命令 203 第2の情報取り込み信号 204 第2のデ一タ群 205 第2のデータ送信命令 206 第3のデータ群 207 第3のデータ送信命令 208 送信キャラクタ群 209 情報取り込み信号 210 第4のデータ群 211 第4のデータ送信命令 212 送信キャラクタ群 213 情報取り込み信号 214 第5のデータ群 215 第5のデータ送信命令 216 送信キャラクタ群 217 情報取り込み信号 218 第6のデータ群 219 第6のデータ送信命令 220 送信キャラクタ群 230 データ 236 キャラクタ 237 キャラクタ 238 キャラクタ 239 キャラクタ 240 データ 246 キャラクタ 247 キャラクタ 248 キャラクタ 249 キャラクタ 300 通信制御回路 301 FIFO 302 セレクタ 303 選択回路 304 送信回路 305 カウンタ 306 受信回路 400 クロック 401 第1のデータ群 402 第1のデータ送信命令 403 情報取り込み信号 404 第2のデータ群 405 第2のデータ送信命令 406 送信キャラクタ群 407 情報取り込み信号 408 第3のデータ群 409 第3のデータ送信命令 410 送信キャラクタ群 411 情報取り込み信号 412 第4のデータ群 413 第4のデータ送信命令 414 送信キャラクタ群 415 情報取り込み信号 416 第5のデータ群 417 第5のデータ送信命令 418 送信キャラクタ群 430 データ 435 キャラクタ 436 キャラクタ 437 キャラクタ 438 キャラクタ 440 データ 445 キャラクタ 446 キャラクタ 447 キャラクタ 448 キャラクタ 501 第1のデータ群 502 第1のデータ送信命令 503 第2のデータ群 504 第2のデータ送信命令 600 通信制御回路 601 FIFO 602 セレクタ 603 選択回路 604 送信回路 605 カウンタ 606 機器状態解析回路 607 受信回路 701 第1のデータ群 702 第1のデータ送信命令 703 機器情報 704 第2のデータ群 705 第2のデータ送信命令 800 通信制御回路 801 FIFO 802 セレクタ 803 選択回路 804 送信回路 805 カウンタ 806 受信回路 901 第1のデータ群 902 第1のデータ送信命令 903 機器情報 904 第2のデータ群 905 第2のデータ送信命令 1000 通信制御回路 1001 FIFO 1002 セレクタ 1003 選択回路 1004 送信回路 1005 機器状態解析回路 1006 受信回路 1101 第1のデータ群 1102 第1のデータ送信命令 1103 第1の機器情報 1104 情報取り込み信号 1105 第2のデータ群 1106 第2のデータ送信命令 1107 第2の機器情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K034 AA06 CC01 DD01 EE01 FF02 HH01 HH02 PP06 5K047 AA08 AA12 BB02 JJ01 MM26

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信データをキャラクタに変換し、このキ
    ャラクタ単位で情報の通信を行う通信方法に適用される
    データ送信方法において、 キャラクタ変換後のデータ群間隔が、キャラクタ変換前
    のデータ群間隔よりも短い時に、このデータ群間隔を広
    げることを特徴とするデータ送信方法。
  2. 【請求項2】送信データをキャラクタに変換し、このキ
    ャラクタ単位で情報の通信を行う通信方法に適用される
    データ送信方法において、 キャラクタ変換後のデータ群間隔が、キャラクタ変換前
    のデータ群間隔よりも短く、且つ一定値よりも小さい場
    合に、このデータ群間隔を広げることを特徴とするデー
    タ送信方法。
  3. 【請求項3】送信データをキャラクタに変換し、このキ
    ャラクタ単位で情報の通信を行う通信方法に適用される
    データ送信方法において、 キャラクタ変換後のデータ群間隔が、キャラクタ変換前
    のデータ群間隔よりも短く、且つ一定範囲内の場合に、
    このデータ群間隔を広げることを特徴とするデータ送信
    方法。
  4. 【請求項4】送信するキャラクタが決定されるタイミン
    グとデータ群の送信命令が開始されるタイミングとが略
    一致する時、キャラクタ変換前のデータ群および該デー
    タ群の送信命令の送信を遅延させることを特徴とする請
    求項1ないし3の何れかに記載のデータ送信方法。
  5. 【請求項5】キャラクタ変換前のデータ群の送信を遅延
    させた状態において、送信キャラクタが決定されるタイ
    ミングと送信を遅延させたデータ群および該データ群の
    送信命令が開始されるタイミングとが略一致する時、送
    信を遅延させているデータ群およびデータ群の送信命令
    の送信を更に遅延させることを特徴とする請求項4記載
    のデータ送信方法。
  6. 【請求項6】上記データ群およびデータ群の送信命令の
    送信の遅延量は、通信機器を動作させるクロックの1周
    期以上であることを特徴とする請求項4または5に記載
    のデータ送信方法。
  7. 【請求項7】上記データ群およびデータ群の送信命令の
    送信の遅延量は、元データがキャラクタ変換された時の
    1キャラクタの長さ以下であることを特徴とする請求項
    4ないし6の何れかに記載のデータ送信方法。
  8. 【請求項8】キャラクタ変換後のデータ群間隔が上記一
    定値以上の期間の場合に、前記送信を遅らせているデー
    タ群およびデータ群の送信命令の送信タイミングを元に
    戻すことを特徴とする請求項4ないし7の何れかに記載
    のデータ送信方法。
  9. 【請求項9】通信機器の状態が一定値以上の期間待機の
    状態になった場合に、前記送信を遅らせているデータ群
    およびデータ群の送信命令の送信タイミングを元に戻す
    ことを特徴とする請求項4ないし8の何れかに記載のデ
    ータ送信方法。
  10. 【請求項10】データ群およびデータ群の送信命令を何
    回かに分けて遅延させている状態で、前記送信を遅らせ
    ているデータ群およびデータ群の送信命令の送信タイミ
    ングを、一度で元に戻すことを特徴とする請求項4ない
    し9の何れかに記載のデータ送信方法。
  11. 【請求項11】データ群及びデータ群の送信命令の送信
    を何回か遅らせている状態で、前記送信を遅らせている
    データ群およびデータ群の送信命令の送信タイミング
    を、段階的に元に戻すことを特徴とする請求項4ないし
    9の何れかに記載のデータ送信方法。
  12. 【請求項12】データ群およびデータ群の送信命令の送
    信を遅らせるもしくは送信タイミングを元に戻す際に、
    機器の状態情報を示すデータの送信も遅らせるもしくは
    送信タイミングを元に戻すことを特徴とする請求項4な
    いし11の何れかに記載のデータ送信方法。
  13. 【請求項13】機器の状態情報を示すデータを送信する
    際に、該機器の状態情報に対応した送信キャラクタが決
    定されるタイミングにおいて元の機器状態と遅らせてい
    る機器状態が共に待機状態であった時に、該機器の状態
    情報を示すデータの送信タイミングを元に戻すことを特
    徴とする請求項12記載のデータ送信方法。
  14. 【請求項14】データ群およびデータ群の送信命令の送
    信を遅らせることが可能な段数を外部から制御すること
    を特徴とする請求項4ないし13の何れかに記載のデー
    タ送信方法。
  15. 【請求項15】機器間の通信が、光通信であることを特
    徴とする請求項1ないし14の何れかに記載のデータ送
    信方法。
  16. 【請求項16】機器間の通信規格が、IEEE1394
    準拠であることを特徴とする請求項1ないし15の何れ
    かに記載のデータ送信方法。
  17. 【請求項17】上記一定値は、720nSであることを
    特徴とする請求項2、4ないし16の何れかに記載のデ
    ータ送信方法。
  18. 【請求項18】上記一定範囲は、640nSから720
    nSであることを特徴とする請求項3ないし17の何れ
    かに記載のデータ送信方法。
  19. 【請求項19】請求項1ないし18の何れかに記載のデ
    ータ送信方法が適用されていることを特徴とする送信回
    路。
  20. 【請求項20】請求項19記載の送信回路を備えたこと
    を特徴とする通信機器。
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