JP2003008297A - 圧着装置および圧着方法 - Google Patents

圧着装置および圧着方法

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JP2003008297A
JP2003008297A JP2001191422A JP2001191422A JP2003008297A JP 2003008297 A JP2003008297 A JP 2003008297A JP 2001191422 A JP2001191422 A JP 2001191422A JP 2001191422 A JP2001191422 A JP 2001191422A JP 2003008297 A JP2003008297 A JP 2003008297A
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backup
substrate
glass substrate
electronic component
crimping
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JP2001191422A
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Keigo Imamura
村 圭 吾 今
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Shibaura Mechatronics Corp
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タクトタイムおよび品種の切替作業に要する
時間を短縮して生産性を向上させることができる熱圧着
装置を提供する。 【解決手段】 熱圧着装置10において、カム部材15
の支承面15a,15b,15cの高さをあらかじめ適
切に設定しておくことにより、ガラス基板31に当接し
て当該ガラス基板31を支持する支持位置Aと、ガラス
基板31から離間した基準待避位置Bと、支持位置Aお
よび基準待避位置Bの中間に位置する一時待避位置Cと
のいずれかの位置にバックアップ12の支持面12aが
くるようにする。また、カム部材15の支承面15a,
15b,15cのうち支持位置Aに対応する支承面15
cを傾斜面(図1の点線参照)とし、カム部材駆動部1
7によりカム部材15の水平方向への移動量を適宜調整
してバックアップ12のローラ12aを支承面15cの
任意の位置で支承するようにすることにより、ガラス基
板31の厚さに応じた複数の支持位置にバックアップ1
2の支持面12bがくるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス基板等の基
板上にフィルム状電子部品等の電子部品を実装する部品
実装装置に係り、とりわけ、バックアップにより支持さ
れた基板上に加圧ヘッドにより電子部品を圧着して実装
する圧着装置および圧着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、液晶表示装置やプラズマディ
スプレイパネル(PDP)等のフラットパネルディスプ
レイを製造するための部品実装装置として、ガラス基板
上にフィルム状電子部品を実装する部品実装装置が知ら
れている。
【0003】このような部品実装装置においては一般
に、搬送ステージ等により保持されたガラス基板をフィ
ルム状電子部品の実装位置に位置付け、熱圧着装置を用
いてガラス基板上にフィルム状電子部品を熱圧着してい
る。なお、従来の熱圧着装置においては一般に、ガラス
基板を挟んでその上面側および下面側にそれぞれ加圧ヘ
ッドおよびバックアップを設け、バックアップによりガ
ラス基板の縁部下面を支持した状態で、ガラス基板の縁
部上面に配置されたフィルム状電子部品をその上方から
加圧ヘッドにより加圧および加熱し、ガラス基板上にフ
ィルム状電子部品を熱圧着している。
【0004】ところで、近年、フラットパネルディスプ
レイで用いられるガラス基板は非常に大型化してきてお
り、それに伴ってガラス基板上に実装されるフィルム状
電子部品も大型化してきている。また、ガラス基板上に
実装されるフィルム状電子部品として、プリント基板や
放熱板等が接続されたフィルム状電子部品も用いられる
ようになってきている。このため、このようなフィルム
状電子部品がガラス基板上に実装されると、フィルム状
電子部品がガラス基板から垂れ下がった状態になる(本
発明の実施の形態を示す図1参照)。従来においては、
ガラス基板の縁部下面を支持するバックアップが、ガラ
ス基板の縁部下面に当接する支持位置(図1の符号A参
照)と、ガラス基板から垂れ下がるフィルム状電子部品
との干渉を避けてガラス基板を次工程へ支障なく搬送す
ることが可能な待避位置(図1の符号B参照)との間で
往復移動されるようになっており、ガラス基板上に複数
のフィルム状電子部品を順次熱圧着していく過程におい
ても、支持位置と待避位置との間で、バックアップを往
復移動させている。
【0005】また、フラットパネルディスプレイで用い
られるガラス基板には、裏面(表示面とは反対側の面)
に、例えば補強のための骨組みが装着された品種やその
ような骨組みのない品種のものが存在しており、これら
の複数の品種のガラス基板を一つの製造ラインで一括し
て扱うことが一般的に行われている。そして、裏面に骨
組み等の部品が何も装着されていないガラス基板と、骨
組みが装着されたガラス基板とでは、骨組みの厚さの分
だけガラス基板の縁部下面の高さが異なることになるの
で、それに伴い、バックアップの高さを考える必要が生
じる。従来においては、バックアップの高さを変えるた
めの段取り部品をガラス基板の品種に応じて複数用意し
ておき、ガラス基板の品種を切り替えるときに、ガラス
基板の品種に応じて、バックアップに取り付けられる段
取り部品を取り替え、ガラス基板とバックアップとの相
対的な位置関係を調整している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の圧着装置では、ガラス基板上にフィルム状電子
部品を圧着する度に支持位置と待避位置との間でバック
アップを往復移動させているので、バックアップの移動
距離が大きくなり、タクトタイムが長くなることから、
生産性が低下するという問題がある。
【0007】また、上述した従来の圧着装置では、複数
の品種のガラス基板を一つの製造ラインで扱う場合に、
ガラス基板の品種等に応じて、バックアップに取り付け
られる段取り部品を交換し、ガラス基板とバックアップ
との相対的な位置関係を調整する必要があるので、品種
の切替作業に多大な時間を要するという理由からも、生
産性が低下するという問題がある。
【0008】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、生産性を向上させることができる、圧着装
置および圧着方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、その第1の解
決手段として、基板上に電子部品を圧着して実装する圧
着装置において、基板上に電子部品を圧着する加圧ヘッ
ドと、前記基板を挟んで前記加圧ヘッドに対向して設け
られ、前記加圧ヘッドによる前記電子部品の圧着時に前
記基板を支持するバックアップと、前記加圧ヘッドの加
圧面が前記基板の一方の面に当接するよう前記加圧ヘッ
ドを移動させるヘッド駆動部と、前記バックアップの支
持面が前記基板の他方の面に当接するよう前記バックア
ップを移動させるバックアップ駆動部とを備え、前記バ
ックアップ駆動部は、前記基板に当接して当該基板を支
持する支持位置と、前記基板上に実装された電子部品と
の干渉を避けるよう前記基板から離間した基準待避位置
と、前記支持位置および前記基準待避位置の中間に位置
する一時待避位置のいずれかの位置に前記バックアップ
を停止させる多段階停止機構を有することを特徴とする
圧着装置を提供する。
【0010】なお、上述した第1の解決手段において、
前記多段階停止機構は、前記基板の他方の面の高さ位置
に応じた複数の支持位置に前記バックアップを停止させ
ることが好ましい。
【0011】本発明は、その第2の解決手段として、基
板上に電子部品を圧着して実装する圧着装置において、
基板上に電子部品を圧着する加圧ヘッドと、前記基板を
挟んで前記加圧ヘッドに対向して設けられ、前記加圧ヘ
ッドによる前記電子部品の圧着時に前記基板を支持する
バックアップと、前記加圧ヘッドの加圧面が前記基板の
一方の面に当接するよう前記加圧ヘッドを移動させるヘ
ッド駆動部と、前記バックアップの支持面が前記基板の
他方の面に当接するよう前記バックアップを移動させる
バックアップ駆動部とを備え、前記バックアップ駆動部
は、前記基板の他方の面の高さ位置に応じた複数の支持
位置に前記バックアップを停止させる多段階停止機構を
有することを特徴とする圧着装置を提供する。
【0012】なお、上述した第2の解決手段において
は、前記基板の他方の面の高さ位置に応じた任意の支持
位置に前記バックアップを停止させるよう前記バックア
ップ駆動部を制御する制御装置をさらに備えることが好
ましい。また、前記基板の他方の面の高さ位置を検出す
るセンサ部をさらに備え、前記制御装置は、前記センサ
部により検出されたデータに基づいて前記バックアップ
駆動部を制御することが好ましい。
【0013】本発明は、その第3の解決手段として、基
板上に電子部品を圧着して実装する圧着方法において、
基板上に実装された電子部品との干渉を避けるよう前記
基板から離間した基準待避位置から、前記基板に当接し
て当該基板を支持する支持位置まで、バックアップを移
動させるステップと、前記バックアップを、前記支持位
置と、前記支持位置および前記基準待避位置の中間に位
置する一時待避位置との間で往復移動させながら、前記
バックアップにより支持された基板上に加圧ヘッドによ
り複数の電子部品を順次圧着するステップと、前記支持
位置から前記基準待避位置まで前記バックアップを移動
させて、前記基板を次工程へ搬送するステップとを含
む、ことを特徴とする圧着方法を提供する。
【0014】本発明の第1および第3の解決手段によれ
ば、バックアップの支持面を上下方向の任意の位置に多
段階に位置付けることができるので、複数の電子部品を
基板上に順次圧着していく過程において、支持位置と、
支持位置から僅かに離れた一時待避位置との間で、バッ
クアップを往復移動させながら圧着作業を行うことがで
きる。このため、基板上に電子部品を圧着する度に支持
位置と基準待避位置との間でバックアップを往復移動さ
せる必要がなく、バックアップの移動距離を最小限に抑
えてタクトタイムを短縮することができる。
【0015】本発明の第2の解決手段によれば、基板の
厚さに応じた任意の支持位置にバックアップを停止させ
ることができるので、複数の品種の基板を一つの製造ラ
インで扱う場合でも、品種ごとにバックアップの位置を
容易に切り替えることが可能となり、品種の切替作業に
要する時間を最小限に抑えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図5は本発明によ
る圧着装置の第1の実施の形態を示す図である。
【0017】まず、図4および図5により、本発明によ
る熱圧着装置を備えた部品実装装置の全体構成について
説明する。
【0018】図4および図5に示すように、部品実装装
置は、ガラス基板31上にフィルム状電子部品32を実
装するためのものであり、このうちフィルム状電子部品
32は、トレイや打ち抜き機構等からなる部品供給装置
44から供給され、部品取り出し機構45により中間ス
テージ49まで移送される。なお、部品取り出し機構4
5は、フィルム状電子部品32を吸着する吸着ノズル4
6と、吸着ノズル46をZ方向に移動させるZ方向移動
装置47と、吸着ノズル46をZ方向移送装置47とと
もにY方向に移動させるY方向移動装置48とを有して
いる。また、中間ステージ49は、フィルム状電子部品
32を載置する載置台50と、載置台50を水平方向
(X方向)に移動させるX方向移動装置51とを有して
いる。
【0019】中間ステージ49の載置台50に載置され
たフィルム状電子部品32は、移送機構41により、部
品受け渡し位置Tから部品実装位置G(ガラス基板31
の縁部)まで移送される。なお、移送機構41は、フィ
ルム状電子部品32を吸着する吸着ヘッド23を上下方
向(Z方向)に移動させるZ方向移動装置42と、吸着
ヘッド23をZ方向移動装置42とともに水平方向(Y
方向)に移動させるY方向移動装置43とを有してい
る。
【0020】一方、フィルム状電子部品32が実装され
るガラス基板31は、基板搬送装置52により搬送され
る。なお、基板搬送装置52は、ガラス基板31が載置
される載置テーブル53と、載置テーブル53を移動さ
せるためのXテーブル54、Yテーブル55およびθテ
ーブル56とを有しており、載置テーブル53を、ガラ
ス基板31の受け取り位置R、圧着作業位置Wおよび払
い出し位置Lのそれぞれに位置付けることができるよう
構成されている。
【0021】ここで、部品実装位置Gには、ガラス基板
31とフィルム状電子部品32とを撮像する撮像装置3
5が設けられており、撮像装置35により撮像された撮
像結果に基づいて、画像処理装置(図示せず)により、
ガラス基板31およびフィルム状電子部品32の位置が
認識されるようになっている。また、このようにして認
識された位置データに基づいて、移送機構41のZ方向
移動装置42およびY方向移動装置43により吸着ヘッ
ド23を移動させ、または基板搬送装置52の移動機構
57(Xテーブル54、Yテーブル55およびθテーブ
ル56)により載置テーブル53を移動させることによ
り、吸着ヘッド23に吸着されたフィルム状電子部品3
2のガラス基板31に対する位置合わせを行うことがで
きるようになっている。
【0022】また、部品実装位置Gには、熱圧着装置1
0が配置されている。熱圧着装置10は、ガラス基板3
1を挟んでその上面側および下面側にそれぞれ設けられ
た加圧ヘッド11およびバックアップ12を有し、バッ
クアップ12によりガラス基板31の縁部下面を支持し
た状態で、ガラス基板31の縁部上面に配置されたフィ
ルム状電子部品32をその上方から加圧ヘッド11の加
圧ツール11aにより加圧および加熱し、ガラス基板3
1上にフィルム状電子部品32を熱圧着するようになっ
ている。
【0023】次に、図1により、図4および図5に示す
熱圧着装置10の詳細について説明する。
【0024】図1に示すように、熱圧着装置10は、ガ
ラス基板31上にフィルム状電子部品32を熱圧着する
加圧ヘッド11と、ガラス基板31を挟んで加圧ヘッド
11に対向して設けられ、加圧ヘッド11によるフィル
ム状電子部品32の熱圧着時にガラス基板31を支持す
るバックアップ12とを備えている。なお、加圧ヘッド
11には所定の温度に加熱される加圧ツール11aが設
けられており、ガラス基板31上に配置されたフィルム
状電子部品32に当接して当該フィルム状電子部品32
を加圧および加熱することができるようになっている。
【0025】このうち、加圧ヘッド11には、加圧ツー
ル11aの加圧面11bがガラス基板31の上面に当接
するよう加圧ヘッド11を上下方向に移動させるヘッド
駆動部13が設けられている。また、バックアップ12
には、バックアップ12の支持面12bがガラス基板3
1の下面に当接するようバックアップ12を上下方向に
移動させるバックアップ駆動部14が設けられている。
なお、バックアップ12には、バックアップ12の上下
方向への移動を案内するためのバックアップ移動規制部
(図示せず)が設けられている。
【0026】ここで、バックアップ駆動部14は、バッ
クアップ12の下面に取り付けられたローラ12aに当
接するカム部材15と、カム部材15の水平方向への移
動を規制するカム部材移動規制部16と、カム部材移動
規制部16に沿ってカム部材15を水平方向に移動させ
るカム部材駆動部17とを有している。なお、カム部材
15は、高さの異なる複数の位置決め面、本実施の形態
では3つの位置決め面15a,15b,15cを有して
いる。また、カム部材駆動部17は、停止位置を任意に
設定できるシリンダ(図示せず)からなっている。ここ
で、カム部材15、カム部材移動規制部16およびカム
部材駆動部17により多段階停止機構が構成されてお
り、カム部材駆動部17のシリンダ(図示せず)によ
り、カム部材移動規制部16に沿ってカム部材15を水
平方向に所定の移動量だけ移動させることができるよう
になっている。これにより、バックアップ12のローラ
12aとそれを支持する位置決め面15a,15b,1
5cとの位置関係を適宜調整することができ、バックア
ップ12の支持面12bを上下方向の任意の位置に多段
階に位置付けることができるようになっている。
【0027】具体的には、カム部材15の位置決め面1
5a,15b,15cの高さをあらかじめ適切に設定し
ておくことにより、ガラス基板31の下面に当接して当
該ガラス基板31を支持する支持位置Aと、ガラス基板
31から離間した基準待避位置Bと、支持位置Aおよび
基準待避位置Bの中間に位置する一時待避位置Cとのい
ずれかの位置にバックアップ12の支持面12aがくる
ようにすることができる。
【0028】図2は、図1に示した熱圧着装置10の制
御系の一例を示す図である。
【0029】図2に示すように、ヘッド駆動部13およ
びバックアップ駆動部14(カム部材駆動部17)には
制御装置19が接続されており、加圧ヘッド11および
バックアップ12の移動タイミングや停止位置等を後述
するように制御することができるようになっている。ま
た、この制御装置19によって、熱圧着装置10、移送
機構41、部品供給装置44、部品取り出し機構45、
中間ステージ49、基板搬送装置52もそれぞれ制御さ
れるようになっている。
【0030】次に、このような構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0031】図4および図5において、フィルム状電子
部品32が部品供給装置44から供給され、部品取り出
し機構45により中間ステージ49まで移送される。こ
こで、部品取り出し機構45は、吸着ノズル46により
フィルム状電子部品32を吸着した後、Z方向移送装置
47およびY方向移動装置48により吸着ノズル46を
Z方向およびY方向に移動させ、吸着ノズル46に吸着
されたフィルム状電子部品32を中間ステージ49の載
置台50まで移送する。
【0032】その後、中間ステージ49は、X方向移動
装置51により載置台50をX方向に移動させ、載置台
50上に載置されたフィルム状電子部品32を部品受け
渡し位置Tまで移送する。
【0033】この状態で、移送機構41は、Z方向移動
装置42およびY方向移動装置43により、吸着ヘッド
23をZ方向およびY方向に移動させ、部品受け渡し位
置Tにて、吸着ヘッド23により中間ステージ49の載
置台50上に載置されたフィルム状電子部品32を吸着
した後、吸着ヘッド23により吸着されたフィルム状電
子部品32を部品受け渡し位置Tから部品実装位置G
(ガラス基板31の縁部)まで移送する。
【0034】一方、基板搬送装置52においては、移動
機構57により、載置テーブル53がガラス基板31の
受け取り位置Rに位置付けられ、この受け取り位置Rに
て供給手段(図示せず)から供給されるガラス基板31
を支持する。
【0035】次に、載置テーブル53は、移動機構57
により、ガラス基板31に対するフィルム状電子部品3
2の圧着作業位置Wに移動される。そして、この圧着作
業位置Wにおいて、ガラス基板31と、移送機構41に
より吸着ヘッド32により吸着された状態で部品実装位
置Gに位置付けられたフィルム状電子部品32とを位置
合わせするため、撮像装置35および画像処理装置(図
示せず)を用いてその相対的な位置関係を認識し、その
認識された位置データに基づいて、ガラス基板31の縁
部の所定位置にフィルム状電子部品32を位置決めす
る。
【0036】具体的には、認識された位置データに基づ
いて、部品実装位置Gにおいて、移送機構41のZ方向
移動装置42およびY方向移動装置43により吸着ヘッ
ド23を移動させ、または基板搬送装置52の移動機構
57(Xテーブル54、Yテーブル55およびθテーブ
ル56)により載置テーブル53を移動させることによ
り、吸着ヘッド23に吸着されたフィルム状電子部品3
2のガラス基板31に対する位置合わせを行う。
【0037】その後、熱圧着装置10により、部品実装
位置Gにおいて、バックアップ12によりガラス基板3
1の縁部下面を支持した状態で、ガラス基板31の縁部
上面に配置されたフィルム状電子部品32をその上方か
ら加圧ヘッド11の加圧ツール11aにより加圧および
加熱し、異方性導電膜等の接続部材(図示せず)を介し
てガラス基板31上にフィルム状電子部品32を熱圧着
する。
【0038】ここで、図3(a)(b)(c)(d)(e)により、熱
圧着装置10の動作の詳細について説明する。
【0039】部品実装位置Gに配置された熱圧着装置1
0においては、まず、加圧ヘッド11およびバックアッ
プ12が図3(a)に示す位置にあり、カム部材15の位
置決め面15aで支持されたバックアップ12の支持面
12bは基準待避位置Bにある。
【0040】この状態で、図3(b)に示すように、バッ
クアップ駆動部14のカム部材駆動部17によりカム部
材移動規制部16に沿ってカム部材15を移動させ、バ
ックアップ12のローラ12aをカム部材15の位置決
め面15cにより支持することにより、バックアップ1
2の支持面12bを基準待避位置Bから支持位置Aへ移
動させる。これにより、バックアップ12の支持面12
bにより、フィルム状電子部品32が配置されたガラス
基板31の縁部下面を支持する。また、ヘッド駆動部1
3により加圧ヘッド11を下方に移動させ、バックアッ
プ12によりガラス基板31の縁部下面が支持された状
態で、ガラス基板31の縁部上面に配置されたフィルム
状電子部品32をその上方から加圧ヘッド11の加圧ツ
ール11aにより加圧および加熱し、ガラス基板31上
にフィルム状電子部品32を熱圧着する。
【0041】その後、図3(c)に示すように、ヘッド駆
動部13およびバックアップ駆動部14により加圧ヘッ
ド11およびバックアップ12を移動させてガラス基板
31から離間させた後、別のフィルム状電子部品32が
配置されたガラス基板31の縁部が加圧ヘッド11とバ
ックアップ12との間にくるようガラス基板31を移動
させる。なおこのとき、バックアップ12については、
バックアップ駆動部14のカム部材駆動部17によりカ
ム部材移動規制部16に沿ってカム部材15を水平方向
に移動させ、バックアップ12のローラ12aを位置決
め面15bにより支持することにより、バックアップ1
2の支持面12bを支持位置Aから一時待避位置Cへ移
動させる。
【0042】このようにして、バックアップ12を、支
持位置Aと一時待避位置Cとの間で往復移動させなが
ら、バックアップ12により支持されたガラス基板31
上に加圧ヘッド11の加圧ツール11aにより複数のフ
ィルム状電子部品32を順次熱圧着する(図3(c)
(d))。
【0043】そして、部品実装位置Gにおいて、ガラス
基板31に全てのフィルム状電子部品32が圧着される
と、図3(e)に示すように、ヘッド駆動部13およびバ
ックアップ駆動部14により加圧ヘッド11およびバッ
クアップ12を移動させてガラス基板31から離間させ
る。なおこのとき、バックアップ12については、バッ
クアップ駆動部14のカム部材駆動部17によりカム部
材移動規制部16に沿ってカム部材15を水平方向に移
動させ、バックアップ12のローラ12aを位置決め面
15aにより支持することにより、バックアップ12の
支持面12bを支持位置Aから基準待避位置Bへ移動さ
せる。
【0044】最後に、載置テーブル53上に載置された
フィルム状電子部品32圧着済みのガラス基板31を次
の作業工程に搬送すべく、載置テーブル53を移動機構
57により払い出し位置Lへ移動する。
【0045】このように本実施の形態によれば、カム部
材15、カム部材移動規制部16およびカム部材駆動部
17により、バックアップ12の支持面12bを上下方
向の支持位置A、基準待避位置B、一時待避位置Cの3
つに位置付けることができるので、複数のフィルム状電
子部品32をガラス基板31上に順次熱圧着していく過
程において、支持位置Aと、支持位置Aから僅かに下が
った一時待避位置Cとの間で、バックアップ12を往復
移動させながら熱圧着作業を行うことができる。このた
め、ガラス基板31上にフィルム状電子部品32を熱圧
着する度に支持位置Aと基準待避位置Bとの間でバック
アップ12を往復移動させる必要がなく、バックアップ
12の移動距離を最小限に抑えてタクトタイムを短縮す
ることができ、これにより生産性を向上させることがで
きる。
【0046】なお、上記した第1の実施の形態において
は、カム部材15に水平になる3つの位置決め面15
a,15b,15cを設けた例を説明したが、次に第2
の実施の形態について先に示した図1を用いて説明す
る。
【0047】この例は、先に示した図1において、カム
部材15の位置決め面15a,15b,15cのうち支
持位置Aに対応する位置決め面15cを傾斜面(図1の
点線参照)とし、カム部材駆動部17によりカム部材1
5の水平方向への移動量を適宜調整してバックアップ1
2のローラ12aを位置決め面15cの任意の位置で支
持させるようにすることにより、ガラス基板31の品
種、例えば、裏面に補強のための骨組みが装着されてい
るか否かの別等に応じた複数の支持位置にバックアップ
12の支持面12bがくるようにしたものである。
【0048】図6は制御系の一例を示す図である。
【0049】図6に示すように、ヘッド駆動部13およ
びバックアップ駆動部14(カム部材駆動部17)には
制御装置19´が接続されており、加圧ヘッド11およ
びバックアップ12の移動タイミングや停止位置等を制
御することができるようになっている。また、ガラス基
板31の上面側には、ガラス基板31の上面までの距離
Dを検出する第1センサ部18が設けられ、ガラス基板
31の下面側には、ガラス基板31の下面までの距離E
を検出する第2センサ部18′が設置されている。ここ
で、第1センサ部18および第2センサ部18′は、制
御装置19´に接続されており、制御装置19´におい
て、第1センサ部18に接続された第1演算部20によ
り、第1センサ部18により検出されたデータに基づい
てガラス基板31の上面高さ位置を検出し、第2センサ
部18´に接続された第2演算部20´により、第2セ
ンサ部18´により検出されたデータに基づいてガラス
基板31の下面高さ位置を検出することができるように
なっている。また、第1演算部20および第2演算部2
0´には駆動制御部21が接続されており、第1演算部
20による検出結果に基づいてガラス基板31の上面高
さ位置に応じた任意の位置に加圧ヘッド11を停止させ
るよう、ヘッド駆動部13を制御し、また第2演算部2
0´による検出結果に基づいてガラス基板31の下面高
さ位置に応じた任意の位置にバックアップ12を停止さ
せるよう、バックアップ駆動部14(カム部材駆動部1
7)を制御することができるようになっている。
【0050】次に、この第2の実施の形態の作用につい
て説明する。
【0051】部品供給装置44から供給されたフィルム
状電子部品32を部品取り出し機構45により中間ステ
ージ49まで移送し、この中間ステージ49がフィルム
状電子部品32を部品受け渡し位置Tまで搬送する動
作、部品受け渡し位置Tのフィルム状電子部品32を移
送機構41が部品実装位置Gまで搬送する動作、基板搬
送装置52が受け取り位置Rでガラス基板31を受け取
り、圧着作業位置Wまで移動させる動作、ガラス基板3
1とフィルム状電子部品32とを位置合わせする動作、
フィルム状電子部品32圧着済みのガラス基板31を次
の工程に搬送する動作に関しては、先に説明した第1の
実施の形態と同じである。
【0052】本実施の形態では、ガラス基板31とフィ
ルム状電子部品32とが位置合わせされると、ガラス基
板31の上面側にそれぞれ対向するように設けられた第
1センサ部18によりガラス基板31の上面までの距離
Dを検出し、第2センサ部18´により下面までの距離
Eを検出する。そして、第1センサ部18により検出さ
れたデータに基づいてガラス基板31の上面高さ位置を
検出し、第2センサ部18´により検出されたデータに
基づいてガラス基板31の下面高さ位置を検出する。
【0053】そして、熱圧着動作においては、まず図3
(a)の状態でバックアップ12の支持面12bは基準待
機位置Bにある。
【0054】この状態で、図3(b)に示すように、バッ
クアップ駆動部14のカム部材駆動部17によりカム部
材15を移動させ、バックアップ12の支持面12bを
支持位置Aに移動させる。このとき制御装置19´は、
カム部材駆動部17によりカム部材移動規制部16に沿
ってカム部材15を移動させ、バックアップ12のロー
ラ12aを傾斜面にて形成される位置決め面15cの任
意の位置で支持することにより、第2センサ部18´を
用いて検出したガラス基板31の下面高さ位置にバック
アップ12の支持面12bを位置付ける。そして、バッ
クアップ12によりガラス基板31の縁部下面を支持し
た状態で、制御装置19´は、ヘッド駆動部13により
ガラス基板31の上方より加圧ヘッド11の加圧ツール
11aを下降させ、そして第1センサ部18を用いて検
出したガラス基板31の上面高さ位置に応じて加圧ヘッ
ド11の停止位置や加圧力等を制御し、ガラス基板31
上にフィルム状電子部品32を熱圧着する。
【0055】その後、図3(c)に示すように、ヘッド駆
動部13およびバックアップ駆動部14により加圧ヘッ
ド11およびバックアップ12を移動させてガラス基板
31から離間させた後、別のフィルム状電子部品32が
配置されたガラス基板31の縁部が加圧ヘッド11とバ
ックアップ12との間にくるようにガラス基板31を移
動させる。なおこのとき、前述の第1の実施の形態と同
様、バックアップ12については基準待避位置Bまで下
降させるのではなく、カム部材駆動部17によりカム部
材移動規制部16に沿ってカム部材15を水平方向に移
動させ、バックアップ12のローラ12aを位置決め面
15bにより支持することで、支持位置Aから僅かに下
がった一時待避位置Cに移動させる。
【0056】このようにして、図3(c),(d)に示される
ように、バックアップ12を、支持位置Aと一時待避位
置Cとの間で往復移動させながら、バックアップ12に
支持されたガラス基板31上に複数のフィルム状電子部
品32が順次熱圧着される。
【0057】そして、ガラス基板31にすべてのフィル
ム状電子部品32が圧着されると、図3(e)に示すよう
に、ヘッド駆動部13およびバックアップ駆動部14に
より加圧ヘッド11およびバックアップ12を移動させ
てガラス基板31から離間させる。なおこのとき、バッ
クアップ12については、バックアップ駆動部14のカ
ム部材駆動部17によりカム部材移動規制部16に沿っ
てカム部材15を水平方向に移動させ、バックアップ1
2のローラ12aを位置決め面15aに支持することに
より、バックアップ12の支持面12bを支持位置Aか
ら基準待避位置Bへ移動させる。
【0058】この第2の実施の形態によれば、前述した
第1の実施の形態が有する効果に加えて、次の効果も有
している。すなわち、センサ部18′および制御装置1
9´(演算部20′および駆動制御部21)により、ガ
ラス基板31の下面高さ位置に応じた任意の支持位置に
バックアップ12を停止させることができるので、複数
の品種のガラス基板を一つの製造ラインで扱う場合で
も、品種ごとにバックアップ12の位置を自動的に切り
替えることが可能となり、品種の切替作業に要する時間
を最小限に抑えることができ、これにより生産性をさら
に向上させることができる。
【0059】なお、上述した第2の実施の形態において
は、ガラス基板31の上面側および下面側にそれぞれセ
ンサ部18,18′を設けているが、ガラス基板31の
下面高さ位置を検出するためにおいては、センサ部18
´のみで十分である。さらにガラス基板31の下面の位
置が搬送ステージ等との関係で一定に保たれる場合に
は、そのセンサ部も特に必要ない。
【0060】また、上述した第2の実施の形態において
は、制御装置19´において、センサ部18′および演
算部20′により検出されたガラス基板31の下面高さ
位置に基づいて、駆動制御部21により、バックアップ
12の支持面12bの停止位置を制御するようにしてい
るが、これに限らず、駆動制御部21において、ガラス
基板31の下面高さ位置を品種ごとにあらかじめ記憶し
ておき、この記憶されたガラス基板31の下面高さ位置
情報に基づいて、バックアップ12の支持面12bの停
止位置を制御するようにしてもよい。
【0061】さらに、第2の実施の形態で、カム部材1
5の位置決め面15Cを傾斜面とすることで、ガラス基
板31の品種によってその下面高さ位置が異なっても、
バックアップ12をその品種に応じた支持位置Aに位置
付けることができるように構成したが、たとえば品種の
数が少ない場合には、傾斜面に代えて位置決め面を品種
の数だけカム部材に併設しておき、今回熱圧着の対象と
するガラス基板に応じて、用いる位置決め面を変えるよ
うにしてもよい。
【0062】さらに、上述した実施の形態においては、
カム部材15、カム部材移動規制部16およびカム部材
駆動部17により多段階停止機構を構成しているが、バ
ックアップ12の支持面12bを上下方向の任意の位置
に多段階に位置付けることができるものであれば、これ
に限らず、任意の機構を用いることができる。
【0063】なお、上述した実施の形態においては、フ
ィルム状電子部品32が実装される基板として、液晶表
示装置やプラズマディスプレイパネルとして一般的に用
いられるガラス基板31を用いているが、これに限ら
ず、任意の基板を用いることができる。
【0064】また圧着ツールを用いた熱圧着装置を例に
説明したが、熱を用いない圧着にも本発明は適用でき
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、生
産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧着装置の一実施の形態を示す
図。
【図2】図1に示す圧着装置の制御系の一例を示す図。
【図3】図1に示す圧着装置の作用を説明するための
図。
【図4】本発明による圧着装置を備えた部品実装装置の
全体構成を示す側面図。
【図5】本発明による圧着装置を備えた部品実装装置の
全体構成を示す平面図。
【図6】本発明による圧着装置の制御系の一例を示す
図。
【符号の説明】
10 熱圧着装置 11 加熱ヘッド 11a 加熱ツール 11b 加熱面 12 バックアップ 12a ローラ 12b 支持面 13 ヘッド駆動部 14 バックアップ駆動部 15 カム部材 16 カム部材移動規制部 17 カム部材駆動部 18,18′ センサ部 19,19´ 制御装置 20,20′ 演算部 21 駆動制御部 23 吸着ヘッド 31 ガラス基板 32 フィルム状電子部品 41 移送機構 42 Z方向移動装置 43 Y方向移動装置 44 部品供給装置 45 部品取り出し機構 46 吸着ノズル 47 Z方向移動装置 48 Y方向移動装置 49 中間ステージ 50 載置台 51 X方向移動装置 52 基板搬送装置 53 載置テーブル 54 Xテーブル 55 Yテーブル 56 θテーブル 57 移動機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に電子部品を圧着して実装する圧着
    装置において、 基板上に電子部品を圧着する加圧ヘッドと、 前記基板を挟んで前記加圧ヘッドに対向して設けられ、
    前記加圧ヘッドによる前記電子部品の圧着時に前記基板
    を支持するバックアップと、 前記加圧ヘッドの加圧面が前記基板の一方の面に当接す
    るよう前記加圧ヘッドを移動させるヘッド駆動部と、 前記バックアップの支持面が前記基板の他方の面に当接
    するよう前記バックアップを移動させるバックアップ駆
    動部とを備え、 前記バックアップ駆動部は、前記基板に当接して当該基
    板を支持する支持位置と、前記基板上に実装された電子
    部品との干渉を避けるよう前記基板から離間した基準待
    避位置と、前記支持位置および前記基準待避位置の中間
    に位置する一時待避位置のいずれかの位置に前記バック
    アップを停止させる多段階停止機構を有することを特徴
    とする圧着装置。
  2. 【請求項2】前記多段階停止機構は、前記基板の他方の
    面の高さ位置に応じた複数の支持位置に前記バックアッ
    プを停止させることを特徴とする請求項1記載の圧着装
    置。
  3. 【請求項3】基板上に電子部品を圧着して実装する圧着
    装置において、 基板上に電子部品を圧着する加圧ヘッドと、 前記基板を挟んで前記加圧ヘッドに対向して設けられ、
    前記加圧ヘッドによる前記電子部品の圧着時に前記基板
    を支持するバックアップと、 前記加圧ヘッドの加圧面が前記基板の一方の面に当接す
    るよう前記加圧ヘッドを移動させるヘッド駆動部と、 前記バックアップの支持面が前記基板の他方の面に当接
    するよう前記バックアップを移動させるバックアップ駆
    動部とを備え、 前記バックアップ駆動部は、前記基板の他方の面の高さ
    位置に応じた複数の支持位置に前記バックアップを停止
    させる多段階停止機構を有することを特徴とする圧着装
    置。
  4. 【請求項4】前記基板の他方の面の高さ位置に応じた任
    意の支持位置に前記バックアップを停止させるよう前記
    バックアップ駆動部を制御する制御装置をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項3記載の圧着装置。
  5. 【請求項5】前記基板の他方の面の高さ位置を検出する
    センサ部をさらに備え、 前記制御装置は、前記センサ部により検出されたデータ
    に基づいて前記バックアップ駆動部を制御することを特
    徴とする請求項4記載の圧着装置。
  6. 【請求項6】基板上に電子部品を圧着して実装する圧着
    方法において、 基板上に実装された電子部品との干渉を避けるよう前記
    基板から離間した基準待避位置から、前記基板に当接し
    て当該基板を支持する支持位置まで、バックアップを移
    動させるステップと、 前記バックアップを、前記支持位置と、前記支持位置お
    よび前記基準待避位置の中間に位置する一時待避位置と
    の間で往復移動させながら、前記バックアップにより支
    持された基板上に加圧ヘッドにより複数の電子部品を順
    次圧着するステップと、 前記支持位置から前記基準待避位置まで前記バックアッ
    プを移動させて、前記基板を次工程へ搬送するステップ
    とを含む、ことを特徴とする圧着方法。
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