JP2003008104A - ハーフメタルマグネタイト膜を固定層化させたtmr素子 - Google Patents
ハーフメタルマグネタイト膜を固定層化させたtmr素子Info
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Abstract
MR素子を提供することにある。さらには、上記TMR
素子を用いた磁気記録再生装置を提供する。 【解決手段】少なくとも、貴金属膜50と、スピネル反
強磁性膜300と、ハーフメタルマグネタイト膜200
とを順次積層した磁性積層膜を含むTMR素子構成とす
る。
Description
TMR素子を使用して情報を読み書きする磁気記録再生
装置に関する。
分離された強磁性膜(1)と強磁性膜(2)を含む適切
なる物質上に形成された積層構造を有し、代表的なTM
R素子は、強磁性膜(1)/障壁層/強磁性膜(2)/
反強磁性膜の積層構造を有する。ここで、最上層が反強
磁性膜、最下層が強磁性膜(1)であり、以下の積層膜
もこのように表記する。
方向は、外部印加磁場ゼロで、強磁性膜(1)の磁化方
向と垂直な方向に固定されている。この磁化方向の固定
は、強磁性膜(2)に反強磁性膜を隣接させ、反強磁性
膜と強磁性膜(2)との交換結合により強磁性膜(2)
に一方向異方性エネルギを付与することによってなされ
る。そのため強磁性膜(2)は一般に固定層と呼ばれて
おり、本明細書においても固定層と表記する。
と垂直な方向である。一方、強磁性膜(1)の磁化方向
は、外部磁場によって自由に回転することができるため
に、自由層と呼ばれている。TMR素子では、磁性媒体
から発生する磁界を印加磁界として、この磁界に応じて
自由層の磁化方向が自由に回転する。この結果、固定層
の磁化方向と自由層の磁化方向のなす角度に変化が生ず
る。TMR素子は、これら固定層と自由層の磁化方向の
なす角度の変化に応じて電気抵抗が変化することを利用
して、磁性媒体からの磁気的信号を電気的信号に変換す
る磁気抵抗トランスデューサである。
ド・フィジクス・レター誌、Vol.76、pp.24
24−2426、(2000)に開示されている。この
従来例では、少なくとも下部電極上に外部磁界に応じて
磁化方向が自由に変化するCo90Fe10膜で構成さ
れる自由層と、AlOXバリア層と、反強磁性膜によっ
て磁化方向が固定されるCo90Fe10膜で構成され
る固定層と、PtMn系反強磁性膜と、上部電極とを含
み、これらを順次積層して構成された、いわゆる「スピ
ンバルブタイプ」のTMR素子が開示されている。上記
文献によると、そのTMR素子の磁気抵抗変化(以下T
MR比と呼ぶ)は、約30%にも達するとの記載があ
る。
ーフメタルマグネタイト膜を用いたTMR素子が、日本
応用磁気学会誌、Vol.25、p.p.155−15
8、(2001)に開示されている。この従来例では、
少なくとも下部電極上にバッファ層(上記公知例では、
材料未記載)と、ハーフメタルマグネタイト膜と、Al
OX障壁層と、外部磁界に応じて磁化方向が自由に変化
するCo90Fe10膜で構成される自由層と、Ptで
構成される上部電極とを含み、これらを順次積層して構
成されるTMR素子が開示されている。この従来例は、
反強磁性膜を配置しておらず、いわゆる「保磁力差タイ
プ」のTMR素子である。
磁気記録再生装置を実現するためには、従来構造より高
出力なTMR素子を実現する必要がある(TMR比>3
0%)。高出力なTMR素子を得る一手段として、上
記、日本応用磁気学会誌、Vol.25、p.p.15
5−158、(2001)のように、スピン分極率Pが
1とされているハーフメタルマグネタイト膜を強磁性膜
として用いる方法がある。しかしながら、同文献記載の
「保磁力差タイプ」のTMR素子は実用化が困難であ
り、「スピンバルブタイプ」のTMR素子とする必要が
ある。そのためには、ハーフメタルマグネタイト膜を適
当な反強磁性膜でもって固定層化しなければならない。
トを適当な反強磁性膜で固定層化し、これにより、従来
構造より高出力なTMR素子を提供することにある。さ
らには、上記TMR素子を用いた磁気記録再生装置を提
供することにある。
強磁性膜と強磁性膜とを順次積層してなる磁性積層膜で
あって、上記反強磁性膜、強磁性膜は、それぞれ、スピ
ネル構造の結晶構造を有する反強磁性膜、ハーフメタル
マグネタイト膜であって、上記反強磁性膜のシード層と
して貴金属膜を配置することにより達成される。
順次積層してなる磁性積層膜を含むTMR素子であっ
て、上記反強磁性膜、強磁性膜は、それぞれ、スピネル
構造の結晶構造を有する反強磁性膜、ハーフメタルマグ
ネタイト膜であって、上記反強磁性膜のシード層として
貴金属膜を配置したことを特徴とするTMR素子とする
ことにより達成される。
貴金属膜と、スピネル構造の結晶構造を有する反強磁性
膜と、上記反強磁性膜により磁化方向が固定されている
ハーフメタルマグネタイト膜と、障壁層と、外部磁界に
応じて磁化方向が自由に変化する自由層と、上部電極と
を含み、それらを順次積層して構成されることを特徴と
するTMR素子とすることにより達成される。
膜をCuFe2O4あるいはCoFe2O4とすること
により達成される。
媒体と、上記情報を読み取りまたは書き込みする上述の
TMR素子を少なくとも一つ有する磁気ヘッドと、上記
磁気ヘッドを上記磁気記録媒体上の所定の位置に移動さ
せるアクチュエータ手段と、上記磁気ヘッドが読み取り
または書き込みする上記情報の送受信とアクチェータ手
段の移動を制御する制御手段とを含むことを特徴とする
磁気記録再生装置あるいはそれを用いたデイスクアレイ
装置とすることによって達成される。
2P1P2/1−P1P2で記述される。ここで、
P1、P2は障壁層に接している自由層(強磁性膜)、
固定層(強磁性膜)のスピン分極率である。アプライド
・フィジクス・レター誌、Vol.76、pp.242
4−2426、(2000)では、自由層、固定層をと
もにCo9 0Fe10膜としている。表2に示すよう
に、Co90Fe10膜のPは0.35であり、TMR
比=2P1P2/1−P1P2の関係式を用いると、約
28%という値がエスティメートされる。本理論値は同
公報記載の実験値約30%とよく一致している。このこ
とから、TMR比は、理論値で議論しても問題はないと
考えられ、以下の実施例では理論値を用いて説明を展開
した。 (実施例1)TMR比=2P1P2/1−P1P2なる
関係式から、TMR素子のTMR比を向上させるために
は、P1、P2をエンハンスさせればよいことがわか
る。日本応用磁気学会誌、Vol.25、p.p.15
5−158、(2001)では、スピン分極率Pが1と
されているハーフメタルマグネタイト(Fe3O4)膜
を用いたTMR素子が開示されている。同文献のTMR
素子は、「保磁力差タイプ」であり、実用化のために
は、「スピンバルブタイプ」のTMR素子とする必要が
ある。そのためには、ハーフメタルマグネタイト膜を適
当な反強磁性膜でもって固定層化しなければならない。
即ち、ハーフメタルマグネタイト膜に十分に大きな一方
向異方性定数Ke(目標値:≧0.15erg/c
m2)とブロッキング温度TB(目標値:≧230℃)
を付与しなければならない。
0上にスピネル構造の結晶構造を有するスピネル反強磁
性膜300と、ハーフメタルマグネタイト膜200とを
含み、順次積層して構成されることを特徴とする磁性積
層膜を示す拡大断面図(浮上面、媒体対抗面からの拡大
断面図)である。本積層膜において、貴金属膜50はP
t、AuあるいはPt1−XAuXの2元合金膜であ
り、スピネル反強磁性膜300は、CuFe2O4、あ
るいはCoFe2O4膜である。
e2O4/Fe3O4膜、CoFe 2O4/Fe3O4
膜のKe、TBを示す。CuFe2O4/Fe3O
4膜、CoFe2O4/Fe3O4膜のKe、TBは、
それぞれ、0.17erg/cm 2、350℃、0.2
2erg/cm2、350℃であり、上記目標値をクリ
アしているのがわかる。
るいはPt1−XAu Xがスピネル結晶のシード層とし
て機能していたことから、貴金属膜50上に、まずスピ
ネル構造の結晶構造を有するスピネル反強磁性膜300
がエピタキシャル成長し、続いてスピネル反強磁性膜3
00上に同スピネル構造の結晶構造を有するハーフメタ
ルマグネタイト膜200がエピタキシャル成長している
ためと考えられる。
2O4、CoFe2O4のネール温度は、それぞれ、約
507、519℃と非常に高く、高TBの一要因になっ
ているということはいうまでもない。
300/ハーフメタルマグネタイト膜200とした磁性
積層膜とすることにより、ハーフメタルマグネタイト膜
200を固定層化させることに成功した。 (実施例2)図2は、少なくとも貴金属膜50上にスピ
ネル反強磁性膜300と、スピネル反強磁性膜300に
より固定層化させ、下部電極を兼ねさせたハーフメタル
マグネタイト膜200と、障壁層400と、外部磁界に
応じて磁化方向が自由に変化する自由層100と、上部
電極500とを含み、それらを順次積層して構成される
ことを特徴とする本発明のTMR素子構造を示す拡大断
面図(浮上面の拡大断面図)である。
ンノイズを抑制するため、たとえばアルミナ絶縁膜60
0/CoCrPt硬磁性膜700/アルミナ絶縁膜60
0からなる積層膜を配置した。
な材料および膜厚は以下のとおりである。貴金属膜50
はPt膜より構成され、膜厚は10nmである。スピネ
ル反強磁性膜300はCuFe2O4膜より構成され、
膜厚は50nmである。ハーフメタルマグネタイト膜2
00の膜厚は20nmである。障壁層400はAlO X
膜より構成され、膜厚は0.8nmである。自由層10
0はCo90Fe10膜より構成され、膜厚は5nmで
ある。上部電極500はRu膜より構成され、膜厚は5
0nmである。
自由層100に、Co90Fe10膜を、固定層(ハー
フメタルマグネタイト膜200)にハーフメタルマグネ
タイト膜を採用している。
スピン分極率P1は0.35、ハーフメタルマグネタイ
ト膜のスピン分極率P2は1であり、TMR比108%
が得られる。また、同表に示すように、自由層100に
Fe膜、固定層にハーフメタルマグネタイト膜を採用し
た場合には、Fe膜およびハーフメタルマグネタイト膜
のスピン分極率P1およびP2は、それぞれ0.4およ
び1であることから、TMR比133%が得られる。
膜を、固定層にハーフメタルマグネタイト膜を採用した
場合には、Ni25Fe75膜、ハーフメタルマグネタ
イト膜のスピン分極率P1およびP2は、それぞれ0.
47および1であることから、TMR比177%が得ら
れる。
0/ハーフメタルマグネタイト膜200の構成を有する
本実施例の磁性積層膜をTMR素子に適用することによ
り、従来技術(:TMR比約30%)よりも非常に大き
なTMR比を確保できる。なお、ハーフメタルマグネタ
イト膜200に付与されているKe,T Bについては、
実施例1に記載のとおりであり、説明は省略する。 (実施例3)図3は、本発明の一実施例による磁気記録
装置としての磁気デイスク装置に、本発明によるTMR
素子を適用した装置の概略構成を示したものである。こ
こで、本発明のTMR素子は、たとえば磁気テープ装置
などのような磁気記録装置、あるおは光磁気デイスク装
置などにも、適用することが可能である。
トラックとよばれる記録領域にデータを記録する、磁気
記録媒体としての磁気デイスク10と、上記トラックに
データを書き込み、あるいはトラックのデータを読み出
すための磁気ヘッド18と、上記磁気ヘッド18を磁気
デイスク10上の所定位置に移動させるアクチュエータ
手段(ボイスコイルモータ24、アーム22、ジンバル
20などからなる)と、磁気ヘッド18が読み書きする
データの送受信およびアクチェータ手段の移動などを制
御する制御手段26などを含んで構成される。本発明に
よるTMR素子は、上記磁気ヘッドの感磁部に用いられ
る。
る。少なくとも一枚の回転可能な磁気デイスク10が回
転軸12によって支持され、駆動用モータ14によって
回転させられる。信号の読み取り、書き込みをするため
の磁気ヘッド18を支持する少なくとも一個のスライダ
16が、アクチュエータ手段によって磁気デイスク10
上に近接して配置され、磁気デイスク10が回転すると
同時に、スライダ16がデイスク表面を移動することに
よって、目的とするデータが記録されている所定位置に
アクセスする。ここで、スライダ16は、ジンバル20
によってアーム22にとりつけられる。ジンバル20は
わずかな弾力性を有し、スライダ16を磁気デイスク1
0に密着させる。アーム22はアクチュエータ24に取
り付けられる。
ルモータ(以下VCMと称す)がある。VCMは固定さ
れた磁界中に置かれた移動可能なコイルからなり、コイ
ルの移動方向および移動速度等は、制御手段26からラ
イン30を介して与えられる電気信号によって制御され
る。したがって、本実施例によるアクチュエータ手段
は、例えばスライダ16とジンバル20とアーム22と
アクチュエータ24とライン30を含んで構成されるも
のである。
の回転によってスライダ16とデイスク表面の間に空気
流によるエアベアリングが生じ、それがスライダ16を
磁気デイスク10の表面から浮上させる。これによっ
て、磁気デイスク装置の動作中、エアベアリングはジン
バル20のわずかな弾性力とバランスし、スライダ16
は磁気デイスク表面に触れずに、かつ磁気デイスク10
と一定間隔を保って浮上するように維持される。
リおよびマイクロプロセッサなどから構成される。そし
て制御手段26は、各ラインを介して制御信号を送受信
し、かつ磁気デイスク装置の種々の構成手段を制御す
る。例えばモータ14はライン28を介して伝達される
モータ駆動信号によって制御される。
たヘッド位置制御信号およびシーク制御信号等によっ
て、選択されたスライダ16を磁気デイスク10上の目
的とするデータートラックに移動させ、位置決めするよ
うに制御される。
が磁気デイスク10のデータを読み取り変換した電気信
号を、ライン32を介して受信し、解読する。また、磁
気デイスク10にデータとして書き込むための電気信号
を、ライン32を介して磁気ヘッド18に送信する。す
なわち、制御手段26は、磁気ヘッド18が読み取りま
たは書き込みする情報の送受信を制御している。
制御信号およびクロック信号などがある。さらに、磁気
デイスク装置は複数の磁気デイスクやアクチュエータ等
を有し、上記アクチュエータが複数の磁気ヘッドを有し
てもよい。
%のTMR比を有していることから、磁性ランダムアク
セスメモリ(MRAM)にも十分に実用化可能である。
図4にその概略図、図5に原理を示す。
多数、マトリックス状に配置し、ビット線60とワード
線61の各1本を選んで適当な電流を流せば、交点のT
MR素子のみが自由層100の磁化方向を変える。これ
によってマトリックス上の任意のTMR素子に情報を記
録し、あるいは上記情報を再生できる。
70とワード電流71の作る合成磁界により行う。本図
では、自由層100の磁気モーメントとハーフメタルマ
グネタイト膜200の磁気モーメントが平行の時「1」
の記録、反平行の時「0」の記録に対応させた。
と同時に、TMR素子51にセンス電流72を流して検
出する。図5の場合、ワード電流71を紙面表方向から
裏面方向に流すと、ワード電流71は電流磁界80を作
ることから、「1」の記録に対しては自由層100の磁
気モーメントの方向は不変であり、よって抵抗変化な
し、「0」の記録に対しては自由層100の磁気モーメ
ントの方向は180°反転し、よって抵抗大から小の変
化ありとして、それぞれ再生することができる。
金属膜/スピネル反強磁性膜/ハーフメタルマグネタイ
ト膜とした磁性積層膜を含むTMR素子とすることによ
り、TMR比約110−180%を有する「スピンバル
ブタイプ」のTMR素子を実現できた。従って、従来構
造より高出力なTMR素子、さらには高記録密度磁気記
録再生装置を提供できる。
した断面図。
す断面図。
デイスク装置の概略構成図。
示す要部斜視図。
6…スライダ、18…磁気ヘッド、20…ジンバル,2
2…アーム、24…アクチュエータ、26…制御手段、
28,30,32…ライン、50…貴金属膜、100…
自由層、200…ハーフメタルマグネタイト膜、300
…スピネル反強磁性膜、400…障壁層、500、上部
電極、600…絶縁膜、700…硬磁性膜、51…TM
R素子、60…ビット線、61…ワード線、70…ビッ
ト電流、71…ワード電流、72…センス電流、80…
ワード線が作る電流磁界。
Claims (5)
- 【請求項1】反強磁性膜と強磁性膜とを順次積層してな
る磁性積層膜であって、上記反強磁性膜、強磁性膜は、
それぞれ、スピネル構造の結晶構造を有する反強磁性
膜、ハーフメタルマグネタイト膜であって、上記反強磁
性膜の下地膜に貴金属膜を配置したことを特徴とする磁
性積層膜。 - 【請求項2】反強磁性膜と強磁性膜とを順次積層してな
る磁性積層膜を含むTMR素子であって、上記反強磁性
膜、強磁性体膜は、それぞれ、スピネル構造の結晶構造
を有する反強磁性膜、ハーフメタルマグネタイト膜であ
って、上記反強磁性膜の下地膜に貴金属膜を配置したこ
とを特徴とするTMR素子。 - 【請求項3】少なくとも、下部電極上に、貴金属膜と、
スピネル構造の結晶構造を有する反強磁性膜と、上記反
強磁性膜により磁化方向が固定されているハーフメタル
マグネタイト膜と、障壁層と、外部磁界に応じて磁化方
向が自由に変化する自由層と、上部電極とを含み、順次
積層して構成されることを特徴とするTMR素子。 - 【請求項4】請求項1、2および3のいずれか記載のT
MR素子において、上記反強磁性膜が、CuFe
2O4、あるいはCoFe2O4であることを特徴とす
るTMR素子。 - 【請求項5】情報を記録する磁気記録媒体と、上記情報
を読み取りまたは書き込みする、請求項2から請求項4
までのいずれか記載のTMR素子を少なくとも一つ有す
る磁気ヘッドと、上記磁気ヘッドを上記磁気記録媒体上
の所定の位置に移動させるアクチュエータ手段と、上記
磁気ヘッドが読み取りまたは書き込みする上記情報の送
受信とアクチエータ手段の移動を制御する制御手段とを
有して構成されることを特徴とする磁気記録再生装置。
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Cited By (3)
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WO2010032527A1 (ja) * | 2008-09-18 | 2010-03-25 | 国立大学法人大阪大学 | 磁気抵抗効果膜、及びこれを具えた磁気抵抗効果素子、並びに磁気デバイス |
JP2020522119A (ja) * | 2018-04-17 | 2020-07-27 | コリア ユニバーシティ リサーチ アンド ビジネス ファウンデーションKorea University Research And Business Foundation | 磁気素子 |
-
2001
- 2001-06-25 JP JP2001190586A patent/JP2003008104A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11163023B2 (en) | 2018-04-17 | 2021-11-02 | Korea University Research And Business Foundation | Magnetic device |
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