JP2003007536A - 磁芯およびコイル部品 - Google Patents

磁芯およびコイル部品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流重畳特性を大幅に改善した構成で小型化
と省資源、省エネルギー性を高め、かつ、巻線の自動化
も容易に実現して工業性と経済性を高めたコイル部品を
提供すること。 【解決手段】 磁芯10は、一対のコア端面3,4を有
する軟磁性体による棒状コアの片端を折り返し接近さ
せ、折り返したコア端面3ともう一方のコア端面4に隣
接するコア側面5との間で形成される磁気ギャップ6を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源回路やインバ
ーターなどの電子機器等に供せられるコイル部品に関
し、特に小型高性能なコイル部品の構成技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、閉磁路の磁芯に巻線してなるコイ
ル部品において、直流重畳時でのコイルのインダクタン
ス値の低下を防ぐ方策として、磁芯の磁路上に適当なギ
ャップ(空隙)を設け、磁気飽和を低減する方法が取ら
れてきた。
【0003】図10は従来技術によるコイル部品の一例
を示す正面図である。図10を参照すると、コイル部品
50は、ギャップ46を備えたトロイダルコア41に巻
回された巻線42を装着してなる。図11は、図10の
コイル部品50のトロイダルコアのギャップ部を拡大し
た図である。トロイダルコア41は、磁気ギャップ46
を挟んで対向する一対の端面43、44を有する形状
で、コア端面同士が互いに向き合っている構成である。
この場合、巻線42(図10参照)は、主に手巻きに頼
らざるを得ない状況にある。
【0004】特に金属系ダストコアのように比透磁率μ
が100程度の磁性体の場合、図10及び図11の従来
型のコアにおいては、磁気ギャップを拡げた場合、コイ
ルのインダクタンス値の減少等の変化が著しいという欠
点を有している。
【0005】図12(a)及び(b)は従来技術による
コイル部品のもう一つの一例の組立てを示す図である。
図12に示すように、コイル部品は、磁気ギャップを介
して巻回されたコイル62を装着することによって構成
されている。また、従来製品として図12に示すような
空芯コイルの後挿しが可能なコイル部品も一部実用化さ
れているが、巻きコイルの入りロであるコアの先端部6
4は鋭角状になっているため、ダスト系などの圧粉体の
プレス成形にて製造するコアの場合など先端部が欠けや
すく強度上問題があり、その適用は金属系積層鋼板など
一部の材料に限られていた。
【0006】一方、従来、図10を更に改善した例とし
て、図13及び図14に示す半閉磁路インダクタが提案
されている(特開2001−85233公報、参照)。
図13は半閉磁路インダクタ100を示す正面図で、図
14(a)及び(b)は図13のインダクタのコアを示
す正面図である。図13及び図14に示すように、環状
閉磁路磁芯101の一部103を切断された磁芯の切断
面を乖離させて、予め銅線102を捲回して形成された
角筒状コイル空芯部に挿入した後、切断面104を接合
して環状半閉磁路磁心を形成して半閉磁路インダクタ1
00を完成させたものである。
【0007】また、図12(a)及び図12(b)と類
似した例としては、図15及び図16に示すようなチョ
ークコイル装置が開示されている(特開2000−27
7337公報参照)。図15は従来のチョークコイル装
置のコアを示す正面図で、図16(a)乃至(a)は図
15のコアを用いたチョークコイル装置の組立ての説明
に供せられる正面図である。図15に示すように、この
チョークコイル装置110は、磁気ギャップ41aを有
するコア114を作成し、図16(a)に示す空芯コイ
ル115を作成する。この空芯コイル115は、コア1
14の隙間113から、コア114の中央孔へ空芯コイ
ル115の一部を挿入して、コア114の周囲に空芯コ
イル115を装着する。空芯コイル115は、図16
(b)に示すように、コア114の円弧形状に沿って弾
性変形し、全長がコア114の周囲に装着されることに
なる。その後、コア114の隙間113に非磁性材料、
磁性材料で非導電性のスペーサ116を装着して、固定
する。図16(c)に示すように、空芯コイル50の巻
線ピッチを整え、更に、リード部を形成して、チョーク
コイル装置を完成したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術による方法では、磁路上に空隙を設けた結
果、実効のμが下がり、必要なインダクタンス値を得る
ためにはコイルを巻き上げる必要があり、結果的に巻き
コイルの直流抵抗が増し、銅損の悪化を持たらしたりコ
イル外形が大きくなり、部品の小型、低損失、省資源を
実現しにくいという重大な欠点があった。
【0009】また、閉磁路の磁芯に巻線する場合、巻線
が困難で機械巻きできる仕様は限られ自動化に支障があ
り工業的に不適切であった。
【0010】一方、上述した図12,図15、及び図1
6で示したように、ギャップ付き閉磁路の磁芯におい
て、ギャップから予め巻線された空芯コイルを後挿しし
てコイルとする方法により機械巻きを可能とする方法も
一部には実用化されているが、巻きコイルが入るだけの
ギャップ量が必要なことから、高インダクタンス値を必
要なものには、不向きであった。また、巻きコイルの入
りロであるコアの先端部は鋭角状になっているため、ダ
スト系などの圧粉体のプレス成形にて製造するコアの場
合など先端郁が欠けやすく強度上問題があり、その適用
は金属系積層鋼板など一部の材料に限られていた。
【0011】そこで、本発明は、このような従来技術の
課題を解決したものであり、直流重畳特性を大幅に改善
した構成で小型化と省資源、省エネルギー性を高め、か
つ、巻線の自動化も容易に実現して工業性と経済性を高
めたコイル部品を提供することを技術的課題としたもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、一対の端面を有する軟磁性体によ
る棒状コアの片端を折り返し接近させ、折り返した端面
ともう一方のコア端面に隣接するコア側面との間で形成
されるギャップ部を有することを特徴とする磁芯が得ら
れる。
【0013】また、本発明によれば、前記磁芯におい
て、折り返した端面を含む端面近傍の、磁路と直交する
コア断面積を前記磁路のコア平均断面積よりも大きくし
た形状であることを特徴とする磁芯が得られる。
【0014】また、本発明によれば、一対の端面を有す
る軟磁性体による棒状コアの両端を折り返し互いに接近
させ、折り返した端面に隣接するコア側面ともう一方の
コア端面に隣接するコア側面との間で形成されるギャッ
プ部を有することを特徴とする磁芯が得られる。
【0015】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
の磁芯において、前記コア側面に少なくとも一個所の突
起部を設けたことを特徴とする磁芯が得られる。
【0016】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
の磁芯において、前記ギャップ部は、少なくとも磁性体
または非磁性体を含む充填材によって、埋め戻された構
造を備えていることを特徴とする磁芯が得られる。
【0017】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
の磁芯に、巻線を施してなることを特徴とするコイル部
品が得られる。
【0018】さらに、本発明によれば、前記いずれか一
つの磁芯と、前記磁芯に設けられた巻線とを備えたコイ
ル部品であって、前記磁芯に設けられたギャップ部が、
少なくとも予め巻線された空芯コイルの肉厚分以上のギ
ャップ幅がある場合において、前記空芯コイルを一方の
前記コア端面より挿入して巻きコイルとなしたことを特
徴とするコイル部品が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施の形態に
ついて、図面に基づき詳細に説明する。
【0020】尚、本発明の実施の形態では、軟磁性体の
コア磁芯として金属系ダストコア(μ=100程度)の
磁性材を用いた例で説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態によるコ
イル部品を示す正面図である。図2は図1のコイル部品
の組立ての説明に供せられる図、図3は図1及び図2の
コイル部品の作用の説明に供せられる部分拡大正面図で
ある。
【0022】図1を参照すると、磁心(コア)1は直線
部を備えた略円形で、一対の端面(以下、コア端面と呼
ぶ)3、4を有する棒状コアの片方のコア端面3側を折
り返し、もう一方のコア端面4側に接近させ、コア端面
3とコア側面5との間で形成される磁気ギャップ6を有
する磁芯1に巻線が施されている。ここで、先に説明し
た図10に示す従来のギャップ付きトロイダル形状のコ
アに巻線したコイル部品の場合、巻線はおもに手巻きに
頼らざるを得ない状況にあった。
【0023】これに対し本発明の第1の実施の形態によ
るコイル部品では、図2に示すようにコア端面3とコア
側面5が向き合って磁気ギャップ6を形成しているた
め、予め巻線された空芯コイル2が通過できるだけのギ
ャップ幅があれば、図2に示すように空芯コイル2を後
挿しすることは容易であり、巻線の自動化が可能とな
る。
【0024】さらに、コア端面3とコア側面5が向き合
った磁気ギャップ6であるため、特に金属系ダストコア
のように比透磁率μが100程度の磁性体の場合、図3
に示すように磁束がコア側面15に沿って広い範囲で通
過できるため、図10の従来型のコアに比べ、磁気ギャ
ップを拡げてもコイルのインダクタンス値の減少は比較
的小さく、空芯コイルの後挿しによる巻線の自動化への
対応も容易となる。
【0025】図4は本発明の第2の実施の形態によるコ
イル部品を示す正面図である。図5は図4のコイル部品
の作用の説明に供せられる図である。図4を参照する
と、コイル部品20は、一対の端面(コア端面)13、
14を有する棒状コアの片方のコア端面13側を折り返
し、もう一方のコア端面14側に接近させ、コア端面1
3とコア側面15との間で形成される磁気ギャップ16
を有する磁芯11に空芯コイル12が装着されて巻線が
施されている。さらに、折り返した端面13を含む端面
近傍の、磁路と直交するコア断面積S2を磁路のコア平
均断面積S1より大きくした形状の突起部18を有して
いる。
【0026】第2の実施の形態の場合は、同じく図5に
示すようにコア端面13も広がっているため、さらに磁
気ギャップの幅W3が拡げられ、自動化へ対応し易くな
る。
【0027】第2の実施の形態の場合、別の効果とし
て、空芯コイル12の先端が突起部18に当たり、コイ
ルの抜け止めにもなっている。
【0028】図6は本発明の第3の実施の形態によるコ
イル部品を示す正面図である。図7は図6のコイル部品
の作用の説明に供せられる部分拡大図である。図6を参
照すると、コイル部品30は、一対の端面(以下、コア
端面と呼ぶ)23、24を有する棒状コアの両端を折り
返し互いに接近させ、折り返したコア端面23に隣接す
るコア側面27ともう一方のコア端面24に隣接するコ
ア側面25との間で形成される磁気ギャップ26を有す
る磁芯21に空芯コイル22を装着することによって巻
線が施されている。
【0029】図6は、コアの側面25、27同士が向き
合い磁気ギャップ26を形成しているがこれについて
も、図7に示すように同様にギャップを拡げられる効果
があり、空芯コイル22の後挿しによる自動化が容易に
実現できる。
【0030】図8は本発明の第4の実施の形態によるコ
イル部品を示す正面図である。図8を参照すると、コイ
ル部品40は、一対の端面(以下、コア端面と呼ぶ)3
3、34を有する棒状コアの片端33側を折り返し、も
う一方の端34側に接近させ、コア端面34とコア側面
35との間で形成される磁気ギャップ36を有する磁芯
31に空芯コイル39が装着されて巻線が施されてい
る。さらに、前記磁芯31のコア内周の側面の一部に突
起部39が設けてある。空芯コイル32は、先の例と同
様に、コア端面34を通して挿入される。
【0031】図9は本発明の第5の実施の形態によるコ
イル部品を示す正面図である。図9に示すように、第5
の実施の形態では、第1の実施の形態のギャップ部6に
ギャップ幅より僅かに狭い幅を持つ磁性体によるスペー
サー9を埋め込んだ構成になっている。
【0032】以上説明した図1、図4、図6のすべての
コアにおいて、後挿しによる空芯コイルの先端部の位置
決めは、空芯コイルの巻き幅に関係なく、図8の実施の
形態に示すように本発明による方法で容易に実現でき
る。
【0033】また、第1乃至第4の実施の形態のすべて
のコイル部品において、インダクタンス値を高くした
り、ギャップから発生する漏れ磁束を押さえたりまたは
磁歪によるコアの振動を押さえたりする目的として、図
9の第5の実施の形態に示すように、磁性または非磁性
によるギャップ材9をギャップ部6に埋め戻すことによ
り、それらの対応は容易であり、組み合わせにより最適
な設計が可能である。
【0034】また、従来において、図12のところで述
べたように、空芯コイルの後挿しが可能なコイル部品も
一部実用化されているが、巻きコイルの入りロであるコ
アの先端部64は鋭角状になっているため、ダスト系な
どの圧粉体のプレス成形にて製造するコアの場合など先
端部が欠けやすく強度上問題があり、その適用は金属系
積層鋼板など一部の材料に限られていた。これに対し、
本発明によるコア先端部は鋭角にする必要がない構成の
ため、圧粉系等のダスト系のプレス成形にも適用でき、
その応用分野は大変広い。
【0035】以上説明したように本発明の応用は、本発
明の実施の形態にとどまらず、他のギャップ付きコア
(磁芯)を用いたコイル部品全般にも適用でき、その応
用分野は大変広い。
【0036】また、本発明による磁芯の材質としては、
ダスト系、積層鋼板系、フェライト系などいずれの軟磁
性材料を用いることができる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるコイル部品を用いれば、直流重畳特性が大幅に改
善できるため、所望の電流定格に対するインダクタンス
を得るに当たって電子機器の使命である小型化と省資
源、省エネルギー性を高め、かつ、巻線の自動化も容易
に実現できるコイル部品を提供することが可能となり、
工業的に益するところ極めて大なるものと言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるコイル部品を
示す図である。
【図2】図1のコイル部品の組立ての説明に供せられる
図である。
【図3】図1のコイル部品の作用の説明に供せられる図
であり、ギャップ部を示す部分拡大図である。
【図4】図4は本発明の第2の実施の形態によるコイル
部品を示す図である。
【図5】図4のコイル部品の作用の説明に供せられる図
で、ギャップ部を示す部分拡大図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態によるコイル部品を
示す図である。
【図7】図6のコイル部品の作用の説明に供せられる図
で、ギャップ部を示す部分拡大図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態によるコイル部品を
示す正面図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態によるコイル部品を
示す正面図である。
【図10】従来技術によるコイル部品の一例を示す正面
図である。
【図11】図10のコアのギャップ部を拡大した図であ
る。
【図12】(a)及び(b)は従来技術によるコイル部
品のもう一つの一例の組立てを示す図である。
【図13】従来技術による半閉磁路インダクタを示す図
である。
【図14】図13の半閉磁路インダクタのコアを示す図
で,(a)は正面図,(b)は側面図である。
【図15】従来技術によるチョークコイル装置のコアを
示す正面図である。
【図16】図15のコアを用いたチョークコイル装置の
組立てを示す図である。
【符号の説明】
1 磁芯 2 空芯コイル 3,4 端面 5 コア側面 6 磁気ギャップ 9 スペーサー 11 磁芯 12 空芯コイル 13,14 端面 15 コア側面 16 磁気ギャップ 18 突起部 20 コイル部品 23,24 コア端面 21 磁芯 27 コア側面 25 コア側面 26 磁気ギャップ 22 空芯コイル 30 コイル部品 31 磁芯 32 空芯コイル 33,34 端面 35 コア側面 36 磁気ギャップ 39 突起部 40 コイル部品 41 トロイダルコア 41a 磁気ギャップ 42 巻線 43,44 端面 46 ギャップ 50 コイル部品 62 コイル 64 先端部 114 コア 115 空芯コイル 113 隙間 116 スペーサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の端面を有する軟磁性体による棒状
    コアの片端を折り返し接近させ、折り返した端面ともう
    一方のコア端面に隣接するコア側面との間で形成される
    ギャップ部を有することを特徴とする磁芯。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁芯において、折り返し
    た端面を含む端面近傍の、磁路と直交するコア断面積を
    前記磁路のコア平均断面積よりも大きくした形状である
    ことを特徴とする磁芯。
  3. 【請求項3】 一対の端面を有する軟磁性体による棒状
    コアの両端を折り返し互いに接近させ、折り返した端面
    に隣接するコア側面ともう一方のコア端面に隣接するコ
    ア側面との間で形成されるギャップ部を有することを特
    徴とする磁芯。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の内のいずれか一つに記載
    の磁芯において、前記コア側面に少なくとも一個所の突
    起部を設けたことを特徴とする磁芯。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の内のいずれか一つに記載
    の磁芯において、前記ギャップ部は、少なくとも磁性体
    または非磁性体を含む充填材によって、埋め戻された構
    造を備えていることを特徴とする磁芯。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の内のいずれか一つに記載
    の磁芯に、巻線を施してなることを特徴とするコイル部
    品。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5の内のいずれか一つに記載
    の磁芯と、前記磁芯に設けられた巻線とを備えたコイル
    部品であって、前記磁芯に設けられたギャップ部が、少
    なくとも予め巻線された空芯コイルの肉厚分以上のギャ
    ップ幅がある場合において、前記空芯コイルを一方の前
    記コア端面より挿入して巻きコイルとなしたことを特徴
    とするコイル部品。
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