JP2003007180A - 熱線感知スイッチ - Google Patents

熱線感知スイッチ

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JP2003007180A
JP2003007180A JP2001192136A JP2001192136A JP2003007180A JP 2003007180 A JP2003007180 A JP 2003007180A JP 2001192136 A JP2001192136 A JP 2001192136A JP 2001192136 A JP2001192136 A JP 2001192136A JP 2003007180 A JP2003007180 A JP 2003007180A
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human
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human body
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JP2001192136A
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Hirotoshi Watanabe
博俊 渡辺
Ryuichi Mori
竜一 森
Seiji Fukushima
政治 福島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動作設定の変更を容易に行える熱線感知スイッ
チを提供する。 【解決手段】器体1の内部には、周囲の明るさを検知す
る明るさセンサや、人体から放射される熱線を検知する
ことにより人の存否を検知する人感センサや、周囲の明
るさが明るさの閾値よりも暗く且つ人感センサが人体を
検知すると照明負荷を点灯させるとともに、人感センサ
が人体を検知しなくなってから点灯保持時間が経過する
か又は周囲の明るさが閾値よりも明るくなると照明負荷
を消灯させる制御回路が収納される。器体1の下面に
は、明るさの閾値や点灯保持時間をそれぞれ調整する調
整ボリュームの調整摘み53a,54aと、制御回路の
動作モードを切り換えるモード切換スイッチの操作摘み
55aが配置されており、器体1の下面を覆うプレート
10には調整摘み53a,54a及び操作摘み55aを
露出させる挿通孔11d,11d及び角孔部11cが貫
設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体から放射され
る熱線を検知することにより人の存否に応じて負荷を制
御する熱線感知スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は従来の熱線感知スイッチAのブ
ロック図であり、人体から放射される熱線を検知するこ
とにより検知領域における人の存否を検知する焦電素子
のような人感センサ50(人感センサ部)と、周囲の明
るさを検知するCdSのような明るさセンサ51(明る
さセンサ部)と、人感センサ50及び明るさセンサ51
の出力信号に基づいて照明負荷Lの点灯/消灯を制御す
る制御回路52とを備えている。
【0003】制御回路52は人感センサ50及び明るさ
センサ51の出力を監視しており、明るさセンサ51の
検知した周囲の明るさが所定の閾値よりも暗く且つ人感
センサ50が人の存在を検知すると、照明負荷Lを点灯
させ、その後周囲の明るさが所定の閾値よりも明るくな
るか、又は、人感センサ50が人体を検知しなくなって
から点灯保持時間(動作保持時間)が経過すると、照明
負荷Lを消灯させている。
【0004】また熱線感知スイッチAは、明るさの閾値
を変化させる明るさ調整ボリューム53(閾値調整手
段)や、点灯保持時間を調整するための時間調整ボリュ
ーム54(時間調整手段)や、人感センサ50や明るさ
センサ51の出力と無関係に照明負荷Lを点灯させる連
続入モード、人感センサ50や明るさセンサ51の出力
に応じて照明負荷Lを自動的に点灯させる自動モード、
および人感センサ50や明るさセンサ51の出力と無関
係に照明負荷Lを消灯させる切モードとに熱線感知スイ
ッチの動作モードを切り換えるためのモード切換スイッ
チ55(動作モード切換手段)を備えており、使用状態
などに合わせて制御回路52の動作を調整できるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した熱線感知自動
スイッチAは、天井面などの造営面に埋込配設されて使
用されるのであるが、制御回路52の動作を調整するた
めの明るさ調整ボリューム53、時間調整ボリューム5
4及びモード切換スイッチ55の操作摘みが、器体の表
面を覆うプレートの内側に納められていた。そのため、
明るさ調整ボリューム53や時間調整ボリューム54や
モード切換スイッチ55を調整するには、ドライバなど
の治具を用いてプレートを取り外さなければならず、熱
線感知スイッチAの動作設定を変更する作業の作業性が
悪いという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、動作設定の変更を容
易に行える熱線感知スイッチを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、人体から放射される熱線を検
知することにより検知領域における人の存否を検知する
人感センサ部と、人感センサ部が人体を検知すると負荷
を動作させるとともに、人感センサ部が人体を検知しな
くなってから動作保持時間が経過すると負荷を停止させ
る制御回路部と、制御回路部の動作を変化させるための
動作調整部と、上記各部を収納し、造営面に設けた取付
孔に一部を埋設した状態で固定される器体とを備え、取
付孔から露出する器体の部位に、少なくとも当該器体を
造営材に固定するための固定部材を覆う覆い部を設ける
とともに、取付孔から露出する器体の部位に動作調整部
の操作手段を露出させた状態で配置したことを特徴と
し、覆い部で固定部材を覆っているので外観の見栄えを
良くすることができ、且つ、動作調整部の操作手段が露
出した状態で器体に配置されているので、従来の熱線感
知スイッチのように器体を覆うプレートを工具などを用
いて取り外す必要が無く、外側から操作手段を直接操作
できるから、動作設定の変更を容易に行うことができ
る。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記覆い部は、取付孔から露出する器体の部位の
内、人感センサ部の配設部位を除いた部位の略全体を覆
うプレートからなり、動作調整部の操作手段に対応する
プレートの部位に操作手段を露出させるための窓孔を設
けたことを特徴とし、取付孔から露出する器体の部位を
覆うプレートに窓孔を設けているので、この窓孔から露
出する操作手段を外部より直接操作することができ、動
作設定の変更を容易に行うことができる。
【0009】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記覆い部は、上記固定部材を覆う位置と、上記
固定部材を露出させる位置との間で開閉自在に器体に取
り付けられた開閉扉からなることを特徴とし、開閉扉で
固定部材を覆うことによって外観の見栄えを良くするこ
とができ、且つ、操作手段は露出した状態で器体に配置
されているので、外側から操作手段を直接操作すること
ができ、動作設定の変更を容易に行うことができる。
【0010】請求項4の発明では、人体から放射される
熱線を検知することにより検知領域における人の存否を
検知する人感センサ部と、人感センサ部が人体を検知す
ると負荷を動作させるとともに、人感センサ部が人体を
検知しなくなってから動作保持時間が経過すると負荷を
停止させる制御回路部と、制御回路部の動作を変化させ
るための動作調整部と、上記各部を収納し、造営面に設
けた取付孔に一部を埋設した状態で固定される器体と、
取付孔から露出する器体の部位に配置された動作調整部
の操作手段と、器体に設けた被係止部と凹凸係止する弾
性係止部を有し、取付孔から露出する器体の部位の内、
上記各センサ部の配設部位を除いた部位であって操作手
段の配置部位を含む部位の略全体を覆う位置と当該部位
を露出させる位置との間で開閉自在に器体に取り付けら
れたプレートと、を備えて成ることを特徴とし、プレー
トは、器体に対して開閉自在に取り付けられており、弾
性係止部を器体の被係止部と凹凸係止させることによっ
て閉じた状態を保持しているので、別途の工具を用いる
ことなく弾性係止部と被係止部との係止状態を解除させ
ることによって、プレートを開いて操作手段を露出させ
ることができ、動作設定の変更を容易に行うことができ
る。
【0011】請求項5の発明では、人体から放射される
熱線を検知することにより検知領域における人の存否を
検知する人感センサ部と、人感センサ部が人体を検知す
ると負荷を動作させるとともに、人感センサ部が人体を
検知しなくなってから動作保持時間が経過すると負荷を
停止させる制御回路部と、制御回路部の動作を変化させ
るための動作調整部と、上記各部を収納し、造営面に設
けた取付孔に一部を埋設した状態で固定される器体と、
取付孔から露出する器体の部位に配置された動作調整部
の操作手段と、取付孔から露出する器体の部位の内、人
感センサ部及び操作手段の配置部位を除いた部位の略全
体を覆うプレートと、プレートに設けた被係止部と凹凸
係止する弾性係止部を有し、操作手段を覆う位置と操作
手段を露出させる位置との間で開閉自在にプレートに取
り付けられた開閉扉と、を備えて成ることを特徴とし、
開閉扉はプレートに対して開閉自在に取り付けられてお
り、弾性係止部をプレートの被係止部と凹凸係止させる
ことによって閉じた状態を保持しているので、別途の工
具を用いることなく弾性係止部と被係止部との係止状態
を解除させることによって、開閉扉を開いて操作手段を
露出させることができ、動作設定の変更を容易に行うこ
とができる。
【0012】請求項6の発明では、請求項1乃至5の発
明において、上記負荷は照明負荷であり、周囲の明るさ
を検知する明るさセンサ部が設けられ、制御回路部は、
明るさセンサ部の検知した明るさが明るさの閾値よりも
暗く且つ人感センサ部が人体を検知すると照明負荷を点
灯させるとともに、明るさセンサ部の検知した明るさが
閾値よりも明るくなるか又は人感センサ部が人体を検知
しなくなってから動作保持時間が経過すると照明負荷を
消灯させることを特徴とし、請求項1乃至5の発明の作
用に加えて、人感センサが人体を検知すると制御回路部
が照明負荷を点灯させているので、人が検知領域に入る
と照明負荷を点灯させることができ、且つ、明るさセン
サの検知した周囲の明るさが明るさの閾値よりも明るい
場合は照明負荷を消灯させているので、周囲が十分明る
く照明が不要な場合には照明負荷が点灯することはな
く、省エネを図ることができる。
【0013】請求項7の発明では、請求項6の発明にお
いて、上記動作調整部は、明るさの閾値を調整するため
の閾値調整手段と、動作保持時間を調整するための時間
調整手段と、制御回路の動作モードを両センサ部の出力
と無関係に照明負荷を点灯させる連続入モード、両セン
サ部の出力と無関係に照明負荷を消灯させる切モード及
び両センサ部の出力に応じて照明負荷を自動的に点灯さ
せる自動モードの何れかに切り換えるための動作モード
切換手段とを有することを特徴とし、各調整手段を用い
て明るさの閾値や動作保持時間を調整したり、動作モー
ドを切り換えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の実施形態
1を図1乃至図4を参照して説明する。本実施形態の熱
線感知スイッチAは、従来例で説明した熱線感知スイッ
チと同様の回路構成を有しており、人体から放射される
熱線を検知することにより検知領域における人の存否を
検知する焦電素子のような人感センサ50と、周囲の明
るさを検知するCdSのような明るさセンサ51と、人
感センサ50及び明るさセンサ51の出力信号に基づい
て照明負荷Lの点灯/消灯を制御する制御回路52と、
明るさの閾値を変化させる明るさ調整ボリューム53
と、点灯保持時間を調整するための時間調整ボリューム
54と、人感センサ50や明るさセンサ51の出力と無
関係に照明負荷Lを点灯させる連続入モード、人感セン
サ50や明るさセンサ51の出力に応じて照明負荷Lを
自動的に点灯させる自動モード、および人感センサ50
や明るさセンサ51の出力と無関係に照明負荷Lを消灯
させる切モードとに熱線感知スイッチの動作モードを切
り換えるためのモード切換スイッチ55とを備えている
(図17参照)。
【0015】制御回路52は人感センサ50及び明るさ
センサ51の出力を監視しており、明るさセンサ51の
検知した周囲の明るさが所定の閾値よりも暗く且つ人感
センサ50が人の存在を検知すると、照明負荷Lを点灯
させ、その後周囲の明るさが所定の閾値よりも明るくな
るか、又は、人感センサ50が人体を検知しなくなって
から点灯保持時間(動作保持時間)が経過すると、照明
負荷Lを消灯させている。このように、制御回路52
は、人感センサ50が人体を検知すると照明負荷Lを点
灯させているので、人体が検知領域に入ると照明負荷L
を点灯させることができ、しかも明るさセンサ51の検
知した周囲の明るさが明るさの閾値よりも明るい場合は
照明負荷Lを消灯させているので、周囲が十分明るく照
明が不要な場合には照明負荷Lが点灯することはなく、
省エネを図っている。
【0016】この熱線感知スイッチAの器体1は図3及
び図4に示すように天井面60のような造営面に取り付
けるものであって、天井材に設けた取付孔61の周部下
面に当接する合成樹脂成型品からなるフランジ部2と、
フランジ部2の上面中央部に突出して取付孔61に挿入
される収納容器部3とを備える。また、フランジ部2の
中央部には窓孔4が形成されている。
【0017】フランジ部2は円形に形成され、収納容器
部3はフランジ部2の上面に連続一体に突設された筒部
5と、筒部5に凹凸結合される合成樹脂成型品よりなる
カバー6とで構成される。筒部5の上縁には4個の組立
片7が突設され、組立片7に開口する係合孔8に対して
カバー6の下部周面に設けた係合突起9を係合させるこ
とによって、筒部5とカバー6とが係合される。
【0018】カバー6の上壁には商用電源や照明負荷L
などからの電線が挿入される6個の電線挿入口13が形
成され、電線挿入口13の上方を覆う形でカバー6には
端子カバー12が着脱自在に取り付けられる。端子カバ
ー12の下側縁からは一対の係止爪片12aが突設され
ており、各係止爪片12aをカバー6の側面に設けた係
止凹所6aと凹凸係止させることによって、端子カバー
12がカバー6に着脱自在に取り付けられる。
【0019】収納容器部3には、商用電源や照明負荷L
などからの電線や他の熱線感知センサ(子機)からの電
線が接続される端子16を実装した電源系の回路基板1
5aと、他の回路部分(制御回路52などの回路部分)
を実装した信号系の回路基板15bとが収納される。こ
こで、回路基板15a,15bはそれぞれカバー6,筒
部5内に固定され、両回路基板15a,15bの間は電
線(図示せず)を介して電気的に接続されている。そし
て、回路基板15bにおけるフランジ部2側の面には上
述した明るさ調整ボリューム53、時間調整ボリューム
54、およびモード切換スイッチ55が実装されてい
る。また、人感センサ50および明るさセンサ51は、
フランジ部2の窓孔4から一部が突出する球状の回転体
20に収納した回路基板15cに実装されている。尚、
フランジ部2には、回路基板15bに実装されたモード
切換スイッチ55及び調整ボリューム53,54に対向
する部位に、モード切換スイッチ55の操作摘み55a
及び各調整ボリューム53,54の調整摘み53a,5
4aをそれぞれ挿通させる開口孔2a,2bが貫設され
ている。ここに、調整摘み53a,54a及び操作摘み
55aから、制御回路52の動作を変化させる動作調整
部の操作手段が構成される。
【0020】端子16は所謂速結端子であって、回路基
板15aに実装された略コ字形の6個の端子板17と、
各端子板17の中にそれぞれ保持され電線挿入口13か
ら導入される電線を各端子板17との間に弾性挟持する
鎖錠ばね18と、2個の鎖錠ばね18毎に1個ずつ設け
られた合成樹脂製の解除釦19とを備えている。鎖錠ば
ね18は、弾性を有する導電材料の帯板の両端部を曲成
して中央片18cの両端部に鎖錠片18aおよび接触片
18bを形成しており、鎖錠片18aは中央片18cと
の連結部位から先端縁に向かって端子板17に近づく向
きに傾斜し、接触片18bは略S字状に曲成され、鎖錠
片18aおよび接触片18bが端子板17に対向する。
【0021】ここに、端子16に電線を接続する際は、
電線挿入口13から電線の被覆が剥かれた芯線(図示せ
ず)を挿入すると、鎖錠ばね18のばね力により、鎖錠
ばね18の鎖錠片18aおよび接触片18bと端子板1
7との間に芯線の導体が挟持され、鎖錠片18aの先端
縁が芯線の導体に食い込むことによって、芯線の脱落が
防止されるようになっている。したがって、電線挿入口
13に芯線を挿入するだけで、芯線が保持されるととも
に、端子16への電気的接続がなされるのである。一
方、速結端子から外部電線を取り外す際は、工具挿入孔
14にマイナスドライバの先端部のような工具を挿入す
ると、解除釦19によって2個の鎖錠ばね18の鎖錠片
18aが端子板17から離れる方向に押圧され、外部電
線の弾性挟持状態が解除されるので、外部電線を容易に
取り外すことができる。
【0022】また、回転体20は、半球状の回転枠21
の下面側に窓部となる半球状のレンズ22を結合し、回
転枠21とレンズ22との結合部分を覆うようにリング
状の保持枠23を取り付けたものである。なおレンズ2
2にはフレネルレンズよりなる多焦点レンズが用いられ
る。回転枠21の両端には軸部21aが突設され、この
軸部21aは窓孔4の周部に設けられた上下方向のガイ
ド溝24に挿入される。したがって、回転体20は軸部
21aの周りに回転するとともに、ガイド溝24に沿っ
て傾くことができるのであって、回転体20を任意の向
きに向けることができるようになっている。この回転体
20の上面には支持棒25が当接し、フランジ部2にね
じ26により固定された押え金具27と支持棒25との
間にはばね28が保持される。このばね28により支持
棒25が回転体20に押接され、フランジ部2からの回
転体20の浮き上がりが規制される。
【0023】一方、フランジ部2には中央部に窓孔4が
形成され、フランジ部2の下面には従来例で説明した明
るさ調整ボリューム53及び時間調整ボリューム54の
調整摘み53a,54aや、モード切換スイッチ55の
操作摘み55aが配設されており、窓孔4を除く部分の
下面は合成樹脂成型品よりなる円形のプレート10でほ
ぼ覆われている。プレート10はフランジ部2に係合す
ることによりフランジ部2に保持されており、プレート
10の中央部にはフランジ部2の窓孔4に連通する開口
孔11aが貫設されている。開口孔11aは窓孔4に対
応する丸孔部11bとこの丸孔部11bに連続する角孔
部11cとで構成され、角孔部11cに臨むようにして
モード切換スイッチ55の操作摘み55aが配設されて
いる。また、プレート10には、フランジ部2の下面か
ら突出する調整ボリューム53,54の調整摘み53
a,54bをそれぞれ挿通させる一対の挿通孔11d,
11dが貫設されている。而して、フランジ部2の下面
にプレート10を被着すると、フランジ部2の下面に配
置されたモード切換スイッチ55の操作摘み55aがプ
レート10に設けた開口孔11a内に露出するととも
に、フランジ部2の下面に配置された調整ボリューム5
3,54の調整摘み53a,54bがプレート10の挿
通孔11d,11dから下方に突出するので、プレート
10を取り付けたままで、動作設定を行うことができ、
動作設定の変更作業を容易に行うことができる。
【0024】また、フランジ部2の周部には窓孔4を挟
んで対向する部位に一対の貫通孔30が形成されてい
る。貫通孔30はフランジ部2に着脱可能に結合される
挟み金具31に設けた引締めねじ31d(固定部材)を
操作するために設けられている。各貫通孔30の両側に
はそれぞれ一対の保持溝32が形成され、挟み金具31
は下端部が保持溝32に着脱自在に挿入されることによ
ってフランジ部2に結合される。
【0025】挟み金具31は一面が開放された縦長箱状
の支柱31aと、支柱31aの底壁を通して挿通され上
端部が支柱31aの上壁に回動自在に保持された引締め
ねじ31dと、引締めねじ31dに螺合した挟み片31
cとを備える。挟み片31cは引締めねじ31dの上端
部に位置するときに支柱31aの側壁に形成した切欠部
31bに挿通可能であって、この位置から引締めねじ3
1dを回すと、挟み片31cが切欠部31bから出て支
柱31aの開口面に沿って下方に移動するようになって
いる。つまり、フランジ部2に挟み金具31を取り付け
た状態で、貫通孔30を通してドライバの先端部を引締
めねじ31dに合致させ、引締めねじ31dを回転させ
ると、挟み片31cが下方に移動してフランジ部2との
距離を小さくするのである。したがって、天井面60に
取付孔61を形成しておき、挟み片31cを切欠部31
bに退避させた状態でフランジ部2に取り付けた挟み金
具31を取付孔61に挿入した後に、引締めねじ31d
を回転させると、取付孔61の周部の天井材をフランジ
部2と挟み片31cとの間に挟持することで、フランジ
部2を天井面60に固定することができる。この状態で
フランジ部2の下面にプレート10を被着すると、引締
めねじ31dの頭部が外側から見えず、外観の見栄えを
良くできる。尚、本実施形態の熱線感知スイッチAは天
井面60に取り付けられているが、熱線感知スイッチの
設置場所を天井面に限定する趣旨のものではなく、例え
ば軒下などの造営面に取り付けても良いことは言うまで
もない。
【0026】(実施形態2)本発明の実施形態2を図5
乃至図8を参照して説明する。実施形態1では、フラン
ジ部2の下面を覆うプレート10に操作摘み55aを露
出させる開口孔11aと、調整摘み53a,53bをそ
れぞれ挿通させる挿通孔11d,11dとを貫設してい
るが、本実施形態ではプレート10を無くして操作摘み
55a及び調整摘み53a,53bを露出させるととも
に、フランジ部2を固定する引き締めねじ31dを開閉
自在に覆う開閉扉33をフランジ部2に設けている。
尚、プレート10及び開閉扉33以外の構成は実施形態
1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を
付して、その説明は省略する。
【0027】開閉扉33は合成樹脂により長円形状に形
成され、長手方向の一端部に設けたヒンジ部33aを介
して貫通孔30の外周縁に開閉自在に取り付けられてい
る。また、開閉扉33の長手方向の他端部には、開閉扉
33を閉じた状態で貫通孔30の外周縁に設けた嵌合穴
34と嵌合する嵌合突起33bが突設されており、嵌合
突起33bと嵌合穴34とを嵌合させることによって、
開閉扉33は閉じた状態を保持する。また、開閉扉33
の外側面(開閉扉33を閉じた状態で下側を向く面)に
は摘み33cが突設されており、摘み33cを持って開
閉扉33を容易に開閉させることができる。而して、挟
み金具31を用いてフランジ部2を天井面60に固定す
る場合は、挟み片31cを切欠部31bに退避させた状
態でフランジ部2に取り付けた挟み金具31を取付孔6
1に挿入した後に、開閉扉33を開いて引締めねじ31
dを回転させると、取付孔61の周部の天井材がフラン
ジ部2と挟み片31cとの間に挟持され、フランジ部2
が天井面60に固定される。そして、フランジ部2を天
井面60に固定した後は、開閉扉33を閉じて引き締め
ねじ31を覆うことにより、引締めねじ31を外側から
見えなくして、見栄えを良くできる。
【0028】このように、本実施形態ではプレート10
を無くすとともに、引き締めねじ31を開閉自在に覆う
開閉扉33を設けており、操作摘み55a及び調整摘み
53a,53bを露出させているので、動作設定の変更
作業を行う際にプレート10を取り外す作業が不要にな
り、動作設定の変更作業を容易に行うことができる。
【0029】(実施形態3)本発明の実施形態3を図9
乃至図11を参照して説明する。実施形態1では、フラ
ンジ部2の下面を覆うプレート10に操作摘み55aを
露出させる開口孔11aと、調整摘み53a,53bを
それぞれ挿通させる挿通孔11d,11dとを貫設して
いるが、本実施形態ではプレート10に開口孔11a及
び挿通孔11dを設ける代わりに、プレート10をフラ
ンジ部2に対して工具を用いることなく開閉可能なよう
に取り付けている。尚、フランジ部2及びプレート10
以外の構成は実施形態1と同様であるので、同一の構成
要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0030】プレート10は合成樹脂成型品からなり、
フランジ部2の下面を覆う円形の主部10aと、主部1
0aの周縁部から連続一体に立設された側部10bとで
構成される。主部10aの中央部にはフランジ部2の窓
孔4に連通する丸孔状の開口孔11eが貫設されてい
る。また側部10bには、フランジ部2の周縁部に設け
た軸35を回動自在に軸支する軸受部36を設けてお
り、軸受部36で軸35を軸支することによって、プレ
ート10をフランジ部2に回動自在に取り付けている。
【0031】また、側部10bの上端部には開口孔11
eを挟んで対向する部位に内側(主部10aの中心に向
かう方向)に突出する係止爪37,37(弾性係止部)
が設けられ、フランジ部2の周縁部における係止爪3
7,37と対向する部位には係止突起38,38(被係
止部)がフランジ部2と一体に形成されている。而し
て、プレート10が開いている状態からプレート10を
フランジ部2側に倒すと、プレート10の係止爪37が
フランジ部2の係止突起38と当接して、プレート10
の側部10bが外側に撓められ、さらにプレート10を
フランジ部2側に押し込むと、係止爪37が係止突起3
8を乗り越えて、係止爪37と係止突起38とが係止
し、プレート10が閉じた状態を保持する。
【0032】一方、プレート10が閉じている状態から
プレート10を開く場合には、プレート10における軸
受部36と反対側の部位を下側に引っ張ると、係止爪3
7が係止突起38と当接してプレート10の側部10b
が外側に撓められ、さらにプレート10を下側に引っ張
ると、係止爪37が係止突起38を乗り越えて、係止爪
37と係止突起38との係止状態が解除されるので、プ
レート10を容易に開くことができる。
【0033】上述のようにプレート10はフランジ部2
に回動自在に取り付けられており、係止爪37と係止突
起38とを凹凸係止させることによって、プレート10
が閉じた状態を保持しているので、別途の工具を用いる
ことなくプレート10を開くことができ、プレート10
が開いた状態ではフランジ部2の下面が露出し、調整ボ
リューム53,54の調整摘み53a,54b及びモー
ド切換スイッチ55の操作摘み55aが露出するので、
動作設定の変更作業を容易に行うことができる。
【0034】(実施形態4)本発明の実施形態4を図1
2乃至図16を参照して説明する。実施形態1では、フ
ランジ部2の下面を覆うプレート10に操作摘み55a
を露出させる開口孔11aと、調整摘み53a,53b
をそれぞれ挿通させる挿通孔11d,11dとを貫設し
ているが、本実施形態では、調整摘み53a,54aが
配置されたフランジ部2の部位を開閉自在に覆う開閉扉
39と、操作摘み55aが配置されたフランジ部2の部
位を開閉自在に覆う開閉扉40とをプレート10に設け
ており、開閉扉39,40を別途の工具を用いることな
く開閉可能としている。尚、開閉扉39,40以外の構
成は実施形態1と同様であるので、同一の構成要素には
同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0035】プレート10は合成樹脂成型品であって、
フランジ部2の下面を覆う円形の主部10aと、主部1
0aの周縁部から連続一体に立設された側部10bとで
構成される。主部10aの中央部にはフランジ部2の窓
孔4に連通する開口孔11aが貫設されている。開口孔
11aは、窓孔4に対応する丸孔部11bとこの丸孔部
11bに連続する角孔部11c,11fとで構成され、
一方の角孔部11cに臨むようにしてモード切換スイッ
チ55の操作摘み55aが配設され、他方の角孔部11
fに臨むようにして両調整ボリューム53,54の調整
つまみ53a,54aが配設されている。
【0036】ここで、プレート10には両角孔部11
c,11fを開閉自在に覆う開閉扉39,40が取り付
けられている。各角孔部11c,11fの外側(プレー
ト10の中心と反対側)の側縁には各一対の軸受部10
c,10dが設けられ、各開閉扉39,40の外側の辺
には各一対の軸39a,40aが突設されており、軸3
9a,40aをそれぞれ軸受部10c,10dで軸支す
ることによって、開閉扉39,40をプレート10に対
して開閉自在に取り付けている。
【0037】また、開閉扉39,40における回動方向
と直交する方向の両側縁には、それぞれ角孔部11c,
11fの周縁部(被係止部)と係止する弾性係止片39
b,40b(弾性係止部)が一対ずつ突設されており、
開閉扉39,40を閉じた状態では弾性係止片39b,
40bが角孔部11c,11fの周縁部と係止すること
によって、開閉扉39,40が閉じた状態を保持するよ
うになっている。また、各開閉扉39,40の外側面
(開閉扉39,40を閉じた状態で下側を向く面)には
摘み39c,40cが突設されている。
【0038】而して、開閉扉39,40が開いている状
態から開閉扉39,40をプレート10側に倒すと、開
閉扉39,40の弾性係止片39b,40bが角孔部1
1c,11fの周縁部と当接して内側に撓められ、さら
に開閉扉39,40をプレート10側に押し込むと、弾
性係止片39b,40bが角孔部11c,11fの周縁
部を乗り越えて、角孔部11c,11fの周縁部と係止
するので、開閉扉39,40が閉じた状態を保持する。
【0039】一方、開閉扉39,40が閉じている状態
から摘み39c,40cを持って開閉扉39,40を下
側に引っ張ると、弾性係止片39b,40bが角孔部1
1c,11fの周縁部と当接して内側に撓められ、弾性
係止片39b,40bと角孔部11c,11fとの係止
状態が解除されるので、別途の工具を用いることなく、
開閉扉39,40を容易に開くことができる。
【0040】このように開閉扉39,40はそれぞれプ
レート10に回動自在に取り付けられており、弾性係止
片39b,40bを角孔部11c,11fの周縁部と係
止させることによって、開閉扉39,40が閉じた状態
を保持しているので、別途の工具を用いることなく開閉
扉39,40を開くことができ、開閉扉39,40が開
いた状態では、調整ボリューム53,54の調整摘み5
3a,54b及びモード切換スイッチ55の操作摘み5
5aが露出するので、動作設定の変更作業を容易に行う
ことができる。
【0041】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、人体
から放射される熱線を検知することにより検知領域にお
ける人の存否を検知する人感センサ部と、人感センサ部
が人体を検知すると負荷を動作させるとともに、人感セ
ンサ部が人体を検知しなくなってから動作保持時間が経
過すると負荷を停止させる制御回路部と、制御回路部の
動作を変化させるための動作調整部と、上記各部を収納
し、造営面に設けた取付孔に一部を埋設した状態で固定
される器体とを備え、取付孔から露出する器体の部位
に、少なくとも当該器体を造営材に固定するための固定
部材を覆う覆い部を設けるとともに、取付孔から露出す
る器体の部位に動作調整部の操作手段を露出させた状態
で配置したことを特徴とし、覆い部で固定部材を覆って
いるので外観の見栄えを良くすることができ、且つ、動
作調整部の操作手段が露出した状態で器体に配置されて
いるので、従来の熱線感知スイッチのように器体を覆う
プレートを工具などを用いて取り外す必要が無く、外側
から操作手段を直接操作できるから、動作設定の変更を
容易に行えるという効果がある。
【0042】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記覆い部は、取付孔から露出する器体の部位の
内、人感センサ部の配設部位を除いた部位の略全体を覆
うプレートからなり、動作調整部の操作手段に対応する
プレートの部位に操作手段を露出させるための窓孔を設
けたことを特徴とし、取付孔から露出する器体の部位を
覆うプレートに窓孔を設けているので、この窓孔から露
出する操作手段を外部より直接操作することができ、動
作設定の変更を容易に行えるという効果がある。
【0043】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記覆い部は、上記固定部材を覆う位置と、上記固
定部材を露出させる位置との間で開閉自在に器体に取り
付けられた開閉扉からなることを特徴とし、開閉扉で固
定部材を覆うことによって外観の見栄えを良くすること
ができ、且つ、操作手段は露出した状態で器体に配置さ
れているので、外側から操作手段を直接操作することが
でき、動作設定の変更を容易に行えるという効果があ
る。
【0044】請求項4の発明は、人体から放射される熱
線を検知することにより検知領域における人の存否を検
知する人感センサ部と、人感センサ部が人体を検知する
と負荷を動作させるとともに、人感センサ部が人体を検
知しなくなってから動作保持時間が経過すると負荷を停
止させる制御回路部と、制御回路部の動作を変化させる
ための動作調整部と、上記各部を収納し、造営面に設け
た取付孔に一部を埋設した状態で固定される器体と、取
付孔から露出する器体の部位に配置された動作調整部の
操作手段と、器体に設けた被係止部と凹凸係止する弾性
係止部を有し、取付孔から露出する器体の部位の内、上
記各センサ部の配設部位を除いた部位であって操作手段
の配置部位を含む部位の略全体を覆う位置と当該部位を
露出させる位置との間で開閉自在に器体に取り付けられ
たプレートと、を備えて成ることを特徴とし、プレート
は、器体に対して開閉自在に取り付けられており、弾性
係止部を器体の被係止部と凹凸係止させることによって
閉じた状態を保持しているので、別途の工具を用いるこ
となく弾性係止部と被係止部との係止状態を解除させる
ことによって、プレートを開いて操作手段を露出させる
ことができ、動作設定の変更を容易に行えるという効果
がある。
【0045】請求項5の発明は、人体から放射される熱
線を検知することにより検知領域における人の存否を検
知する人感センサ部と、人感センサ部が人体を検知する
と負荷を動作させるとともに、人感センサ部が人体を検
知しなくなってから動作保持時間が経過すると負荷を停
止させる制御回路部と、制御回路部の動作を変化させる
ための動作調整部と、上記各部を収納し、造営面に設け
た取付孔に一部を埋設した状態で固定される器体と、取
付孔から露出する器体の部位に配置された動作調整部の
操作手段と、取付孔から露出する器体の部位の内、人感
センサ部及び操作手段の配置部位を除いた部位の略全体
を覆うプレートと、プレートに設けた被係止部と凹凸係
止する弾性係止部を有し、操作手段を覆う位置と操作手
段を露出させる位置との間で開閉自在にプレートに取り
付けられた開閉扉と、を備えて成ることを特徴とし、開
閉扉はプレートに対して開閉自在に取り付けられてお
り、弾性係止部をプレートの被係止部と凹凸係止させる
ことによって閉じた状態を保持しているので、別途の工
具を用いることなく弾性係止部と被係止部との係止状態
を解除させることによって、開閉扉を開いて操作手段を
露出させることができ、動作設定の変更を容易に行える
という効果がある。
【0046】請求項6の発明は、請求項1乃至5の発明
において、上記負荷は照明負荷であり、周囲の明るさを
検知する明るさセンサ部が設けられ、制御回路部は、明
るさセンサ部の検知した明るさが明るさの閾値よりも暗
く且つ人感センサ部が人体を検知すると照明負荷を点灯
させるとともに、明るさセンサ部の検知した明るさが閾
値よりも明るくなるか又は人感センサ部が人体を検知し
なくなってから動作保持時間が経過すると照明負荷を消
灯させることを特徴とし、請求項1乃至5の発明の作用
に加えて、人感センサが人体を検知すると制御回路部が
照明負荷を点灯させているので、人が検知領域に入ると
照明負荷を点灯させることができ、且つ、明るさセンサ
の検知した周囲の明るさが明るさの閾値よりも明るい場
合は照明負荷を消灯させているので、周囲が十分明るく
照明が不要な場合には照明負荷が点灯することはなく、
省エネを図ることができるという効果がある。
【0047】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、上記動作調整部は、明るさの閾値を調整するための
閾値調整手段と、動作保持時間を調整するための時間調
整手段と、制御回路の動作モードを両センサ部の出力と
無関係に照明負荷を点灯させる連続入モード、両センサ
部の出力と無関係に照明負荷を消灯させる切モード及び
両センサ部の出力に応じて照明負荷を自動的に点灯させ
る自動モードの何れかに切り換えるための動作モード切
換手段とを有することを特徴とし、各調整手段を用いて
明るさの閾値や動作保持時間を調整したり、動作モード
を切り換えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の熱線感知スイッチの下面図であ
る。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上の取付状態を説明する説明図である。
【図4】同上の取付状態を説明する説明図である。
【図5】実施形態2の熱線感知スイッチを示し、開閉扉
を開いた状態の下面図である。
【図6】同上を示し、開閉扉を閉じた状態の下面図であ
る。
【図7】同上の分解斜視図である。
【図8】同上の取付状態を説明する説明図である。
【図9】実施形態3の熱線感知スイッチを示し、プレー
トを開いた状態の側面図である。
【図10】同上を示し、プレートを開いた状態の下面図
である。
【図11】同上の分解斜視図である。
【図12】実施形態4の熱線感知スイッチを示し、開閉
扉を開いた状態の下面図である。
【図13】同上を示し、開閉扉を閉じた状態の下面図で
ある。
【図14】同上の分解斜視図である。
【図15】同上に用いるプレートを上側から見た斜視図
である。
【図16】同上の要部分解斜視図である。
【図17】熱線感知スイッチのブロック図である。
【符号の説明】 1 器体 10 プレート 11c 角孔部 11d 挿通孔 53a,54a 調整摘み 55a 操作摘み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 政治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5G055 BB11 BD12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体から放射される熱線を検知することに
    より検知領域における人の存否を検知する人感センサ部
    と、人感センサ部が人体を検知すると負荷を動作させる
    とともに、人感センサ部が人体を検知しなくなってから
    動作保持時間が経過すると負荷を停止させる制御回路部
    と、制御回路部の動作を変化させるための動作調整部
    と、上記各部を収納し、造営面に設けた取付孔に一部を
    埋設した状態で固定される器体とを備え、 取付孔から露出する器体の部位に、少なくとも当該器体
    を造営材に固定するための固定部材を覆う覆い部を設け
    るとともに、取付孔から露出する器体の部位に動作調整
    部の操作手段を露出させた状態で配置したことを特徴と
    する熱線感知スイッチ。
  2. 【請求項2】上記覆い部は、取付孔から露出する器体の
    部位の内、人感センサ部の配設部位を除いた部位の略全
    体を覆うプレートからなり、動作調整部の操作手段に対
    応するプレートの部位に操作手段を露出させるための窓
    孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の熱線感知ス
    イッチ。
  3. 【請求項3】上記覆い部は、上記固定部材を覆う位置
    と、上記固定部材を露出させる位置との間で開閉自在に
    器体に取り付けられた開閉扉からなることを特徴とする
    請求項1記載の熱線感知スイッチ。
  4. 【請求項4】人体から放射される熱線を検知することに
    より検知領域における人の存否を検知する人感センサ部
    と、人感センサ部が人体を検知すると負荷を動作させる
    とともに、人感センサ部が人体を検知しなくなってから
    動作保持時間が経過すると負荷を停止させる制御回路部
    と、制御回路部の動作を変化させるための動作調整部
    と、上記各部を収納し、造営面に設けた取付孔に一部を
    埋設した状態で固定される器体と、取付孔から露出する
    器体の部位に配置された動作調整部の操作手段と、器体
    に設けた被係止部と凹凸係止する弾性係止部を有し、取
    付孔から露出する器体の部位の内、上記各センサ部の配
    設部位を除いた部位であって操作手段の配置部位を含む
    部位の略全体を覆う位置と当該部位を露出させる位置と
    の間で開閉自在に器体に取り付けられたプレートと、を
    備えて成ることを特徴とする熱線感知スイッチ。
  5. 【請求項5】人体から放射される熱線を検知することに
    より検知領域における人の存否を検知する人感センサ部
    と、人感センサ部が人体を検知すると負荷を動作させる
    とともに、人感センサ部が人体を検知しなくなってから
    動作保持時間が経過すると負荷を停止させる制御回路部
    と、制御回路部の動作を変化させるための動作調整部
    と、上記各部を収納し、造営面に設けた取付孔に一部を
    埋設した状態で固定される器体と、取付孔から露出する
    器体の部位に配置された動作調整部の操作手段と、取付
    孔から露出する器体の部位の内、人感センサ部及び操作
    手段の配置部位を除いた部位の略全体を覆うプレート
    と、プレートに設けた被係止部と凹凸係止する弾性係止
    部を有し、操作手段を覆う位置と操作手段を露出させる
    位置との間で開閉自在にプレートに取り付けられた開閉
    扉と、を備えて成ることを特徴とする熱線感知スイッ
    チ。
  6. 【請求項6】上記負荷は照明負荷であり、周囲の明るさ
    を検知する明るさセンサ部が設けられ、制御回路部は、
    明るさセンサ部の検知した明るさが明るさの閾値よりも
    暗く且つ人感センサ部が人体を検知すると照明負荷を点
    灯させるとともに、明るさセンサ部の検知した明るさが
    閾値よりも明るくなるか又は人感センサ部が人体を検知
    しなくなってから動作保持時間が経過すると照明負荷を
    消灯させることを特徴とする請求項1乃至5記載の熱線
    感知スイッチ。
  7. 【請求項7】上記動作調整部は、明るさの閾値を調整す
    るための閾値調整手段と、動作保持時間を調整するため
    の時間調整手段と、制御回路の動作モードを両センサ部
    の出力と無関係に照明負荷を点灯させる連続入モード、
    両センサ部の出力と無関係に照明負荷を消灯させる切モ
    ード及び両センサ部の出力に応じて照明負荷を自動的に
    点灯させる自動モードの何れかに切り換えるための動作
    モード切換手段とを有することを特徴とする請求項6記
    載の熱線感知スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104007481A (zh) * 2014-06-05 2014-08-27 常州艾瑞特电子有限公司 一种红外活体检测仪

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