JP2003007144A - 平形ケーブル - Google Patents

平形ケーブル

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JP2003007144A
JP2003007144A JP2001189357A JP2001189357A JP2003007144A JP 2003007144 A JP2003007144 A JP 2003007144A JP 2001189357 A JP2001189357 A JP 2001189357A JP 2001189357 A JP2001189357 A JP 2001189357A JP 2003007144 A JP2003007144 A JP 2003007144A
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flat cable
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retardant resin
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JP2001189357A
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English (en)
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Nozomi Fujita
望 藤田
Kazuyuki Ogura
和幸 小倉
Masayoshi Nakai
正佳 中井
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はハロゲンを含まない難燃性樹脂組成物
を絶縁層およびシース層に用いた平形ケーブルであっ
て、従来と同等以上の難燃特性を示し、絶縁層とシース
層または絶縁層同士の滑り性が良好である平形ケーブル
を提供することを課題とした。 【解決手段】導体の外周にハロゲンを含まない難燃性樹
脂組成物を絶縁層として被覆してなる絶縁電線の単線お
よび、または撚線を複数本並列に並べて、前記難燃性樹
脂組成物をシース層として一括被覆した平形ケーブルで
あって、前記絶縁層または前記シース層の少なくとも一
方の前記難燃性樹脂組成物にシリコーンパウダーが添加
されていることを特徴とする平形ケーブルで解決され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平形ケーブルに関し、
詳しくは非ハロゲン系の難燃性エレベーターケーブルに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、平形ケーブル(特にエレベータケ
ーブル)では、絶縁材料やシース材料として難燃性と柔
軟性の点からクロロプレンもしくはPVCが使用されて
きた。しかし、前記材料は電線の廃棄焼却時にダイオキ
シンや塩化水素ガスなどの有毒ガスの発生が懸念されて
いた。
【0003】そこで、上記問題を解決するために、ハロ
ゲンを含まないポリオレフィン樹脂に金属水酸化物を難
燃剤として添加した難燃性樹脂組成物およびそれを絶縁
層またはシース層として使用したケーブルが開発され
た。しかし、金属水酸化物のみで難燃性を従来品と同等
の難燃性を持たせるには、金属水酸化物をポリオレフィ
ン樹脂に多量に添加しなければならなく、その結果、従
来品より柔軟性の低いケーブルしか得ることができなか
った。特に柔軟性が要求されている平形ケーブル(エレ
ベータケーブル)には適用が困難であった。
【0004】そこで、柔軟性を有しかつ従来と同等以上
の難燃性を有するとして、ハロゲンを含まないポリオレ
フィン樹脂に金属水酸化物を従来の添加量より低減させ
て、柔軟性および難燃性を低下させない難燃剤として膨
潤性粘土鉱物を添加した難燃性樹脂組成物およびそれを
絶縁層またはシース層として使用したケーブルが開発さ
れた。
【0005】上記難燃性樹脂組成物は、金属水酸化物の
添加量を削減したので、その分前記難燃性樹脂組成物自
体の密度が小さくなり、PVCやクロロプレンとの密度
差を利用した分別回収が可能となった。その反面、難燃
性樹脂組成物自体の比熱が低下するので、絶縁層および
シース層からなる平形ケーブルでは、絶縁層同士または
絶縁層とシース層が融着するといった問題や融着までは
発生しないが、絶縁層とシース層との滑り性の悪さから
ケーブルの曲げ易さ、ケーブル自体の柔軟性が損なわれ
る問題が発生した。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、
絶縁層同士または絶縁層とシース層が融着するといった
問題や融着までは発生しないが、絶縁層とシース層との
滑り性の悪さからケーブル曲げ易さケーブル自体の柔軟
性が損なわれるといった問題を解決することを課題とし
た。
【0007】
【課題を解決させるための手段】本発明は、絶縁層同士
または絶縁層とシース層が融着するといった問題や融着
までは発生しないが、絶縁層同士または絶縁層とシース
層との滑り性の悪さからケーブル曲げ易さ、ケーブル自
体の柔軟性が損なわれるといったことが発生しない平形
ケーブルを提供する。
【0008】すなわち、導体の外周にハロゲンを含まな
い難燃性樹脂組成物を絶縁層として被覆してなる絶縁電
線の単線および、または撚線を複数本並列に並べて、前
記難燃性樹脂組成物をシース層として一括被覆した平形
ケーブルであって、前記絶縁層または前記シース層の少
なくとも一方の前記難燃性樹脂組成物にシリコーンパウ
ダーが添加されていることを特徴とする平形ケーブルで
解決される。
【0009】導体のとしては、ケーブルの用途に応じ
て、公知の材料(銅および銅合金、アルミニウムおよび
アルミニウム合金、またはこれらの線にメッキを施した
もの等)から適宜選択される単線や撚線を使用すれば良
い。エレベーターケーブルの場合、可撓軟銅撚線、錫メ
ッキ可撓軟銅撚線等が好ましい。
【0010】絶縁層およびシース層に使用されるハロゲ
ンを含まない難燃性樹脂組成物としては、ポリオレフィ
ン樹脂、ゴム、熱可塑性エラストマからなる群から選ば
れる少なくとも1種類以上からなるベースポリマーに金
属水酸化物および膨潤性粘土鉱物が配合されているもの
であれば良く、ケーブルの絶縁材料およびまたはシース
材料に適用されるものであれば限定することはなく、例
えば、ポリオレフィン樹脂ではポリエチレン系樹脂、ポ
リプロピレン系樹脂、ポリ(1−ブテン)系樹脂、ポリ
ペンテン樹脂およびこれらの混合物等が挙げられ、これ
らは1種または2種以上のを併用してもよい。これらの
中でも樹脂組成物の柔軟性の点からポリエチレン系樹脂
を用いるのが好ましい。
【0011】上記ポリエチレン系樹脂としては、エチレ
ンの単独重合体(低密度、中密度、高密度)、エチレン
を主成分とする共重合体およびこれらの混合物のいずれ
も使用可能であるが、エチレンを主成分とする共重合体
が好ましく、該共重合体としては、例えば、エチレンと
α−オレフィンとの共重合体が挙げられ、α−オレフィ
ンとしては、プロピレン、1−ヘキセン、4−メチル−
1−ペンテン、1−オクテン、1−ブテン、1−ペンテ
ン等を挙げることができる。また、エチレンとα−オレ
フィン以外のビニル系単量体との共重合体も使用でき、
例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エ
チレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)等が挙
げられる。かかるエチレンを主成分とする共重合体の中
でも、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチ
レン−エチルアクリレート共重合体(EEA)が好まし
く、特に好ましくはエチレン−エチルアクリレート共重
合体(EEA)である。また、これらエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(EVA)およびエチレン−エチルアクリ
レート共重合体(EEA)においては、酢酸ビニル(V
A)またはエチルアクリレート(EA)の含有量が10
〜30重量%のものが好ましく、酢酸ビニル(VA)ま
たはエチルアクリレート(EA)の含有量が15〜20
重量%のものがとりわけ好ましい。
【0012】金属水酸化物は、本発明の平形ケーブルに
難燃性を付与するものである。金属水酸化物としては、
公知のものを適用すれば良く、例えば水酸化マグネシウ
ム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化ジ
ルコニウム、水酸化バリウムからなる群から選ばれる少
なくとも1種類以上からなっていれば良い。特に、これ
らの中でも、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、水酸化カルシウムが好ましく、特に好ましくは水酸
化マグネシウムである。また、金属水酸化物の形状は、
化合物によって異なるが、水酸化アルミニウム、水酸化
マグネシウム、水酸化カルシウム等の場合で、平均粒径
が一般に0.1μm〜20μm、好ましくは、0.5μ
m〜5μmである。前記平均粒径はレーザ回折散乱法で
測定した値である。金属水酸化物の添加量はポリオレフ
ィン系樹脂100重量部に対して一般に10〜70重量
部であるが、好ましくは、20〜60重量部、特に好ま
しのは、30〜50重量部である。添加量が10重量部
未満であると組成物が十分な難燃性を示さなくなる傾向
があり、70重量部より多いと組成物の柔軟性が損なわ
れる傾向にある。
【0013】前記金属水酸化物には、ポリオレフィン系
樹脂中での分散向上性(該分散性向上は、樹脂組成物の
難燃性、柔らかさ、引張特性(強度、伸び)等の更なる
向上に寄与する。)を目的に、また水酸化マグネシウム
に限られるが、前記効果に加え、水分存在下で二酸化炭
素と反応して炭酸マグネシウムに変化してしまうのを防
止する目的に、カップリング剤または脂肪酸による表面
処理を施してもよい。また、カップリング剤による表面
処理を施したものと、脂肪酸による表面処理を施したも
のを混合して使用してもよい。カップリング剤として
は、アミノシラン系カップリング剤、アミノチタネート
系カップリング剤等が好ましい。脂肪酸としては、炭素
数が15〜20のものが好ましく、パルミチン酸、ステ
アリン酸、オレイン酸、リノール酸等が特に好ましく、
これらはいずれか1種を用いても2種以上を併用しても
よい。
【0014】アミノシランカップリング剤としては、γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、γ−アニリ
ノプロピルトリメトキシシラン、アミノベンゼントリエ
トキシシラン、N−4,4’−メチレンビスベンゼンア
ミノ−シクロヘキサノールエチルトリメトキシシラン、
N−4,4’−メチレンビスベンゼンアミノ−2−ヒド
ロキシプロピルオキシプロピルトリメトキシシラン、N
−アミノベンゼンメチレン−p−フェニレン−γ−ウレ
イドプロピルトリメトキシシラン、N−4,4’−オキ
シビスベンゼンアミノ−シクロヘキサノールエチルトリ
メトキシシラン、N−4,4’−オキシビスベンゼンア
ミノ−2−ヒドロキシプロピルオキシプロピルトリメト
キシシラン、N−アミノベンゼンオキシ−p−フェニレ
ン−γ−ウレイドプロピルトリメトキシシラン、N−
4,4’−スルホニルベンゼンアミノ−シクロヘキサノ
ールエチルトリメトキシシラン、N−4,4’−スルホ
ニルベンゼンアミノ−2−ヒドロキシプロピルオキシプ
ロピルトリメトキシシラン、N−アミノベンゼンスルホ
ニル−p−フェニレン−γ−ウレイドプロピルトリメト
キシシラン、N−p−フェニレンジアミノ−シクロヘキ
サンノールエチルトリメトキシシラン、N−p−フェニ
レンジアミノ−2−ヒドロキシプロピルオキシプロピル
トリメトキシシラン、N−p−フェニレンジアミノ−γ
−ウレイドプロピルトリメトキシシラン等が挙げられ、
これらは1種または2種以上が使用される。
【0015】アミノチタネート系カップリング剤として
は、γ−アミノプロピルトリエトキシチタン、N−β−
(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシチ
タン、γ−ウレイドプロピルトリエトキシチタン、γ−
アニリノプロピルトリメトキシチタン、アミノベンゼン
トリエトキシチタン、N−4,4’−メチレンビスベン
ゼンアミノ−シクロヘキサノールエチルトリメトキシチ
タン、N−4,4’−メチレンビスベンゼンアミノ−2
−ヒドロキシプロピルオキシプロピルトリメトキシチタ
ン、N−アミノベンゼンメチレン−p−フェニレン−γ
−ウレイドプロピルトリメトキシチタン、N−4,4’
−オキシビスベンゼンアミノ−シクロヘキサノールエチ
ルトリメトキシチタン、N−4,4’−オキシビスベン
ゼンアミノ−2−ヒドロキシプロピルオキシプロピルト
リメトキシチタン、N−アミノベンゼンオキシ−p−フ
ェニレン−γ−ウレイドプロピルトリメトキシチタン、
N−4,4’−スルホニルベンゼンアミノ−シクロヘキ
サノールエチルトリメトキシチタン、N−4,4’−ス
ルホニルベンゼンアミノ−2−ヒドロキシプロピルオキ
シプロピルトリメトキシチタン、N−アミノベンゼンス
ルホニル−p−フェニレン−γ−ウレイドプロピルトリ
メトキシチタン、N−p−フェニレンジアミノ−シクロ
ヘキサノールエチルトリメトキシチタン、N−p−フェ
ニレンジアミノ−2−ヒドロキシプロピルオキシプロピ
ルトリメトキシチタン、N−p−フェニレンジアミノ−
γ−ウレイドプロピルトリメトキシチタン等が挙げら
れ、これらは1種または2種以上が使用される。
【0016】カップリング剤または脂肪酸による表面処
理方法は、特に限定されるものではなく、一般的な方
法、例えば、カップリング剤または脂肪酸のアルコール
溶液に金属水酸化物を投入し処理した後に乾燥するいわ
ゆるスラリー法、あるいはカップリング剤または脂肪酸
を金属水酸化物粉末に直接スプレーする乾式法等が用い
られる。カップリング剤または脂肪酸の処理量(付着
量)は、カップリング剤または脂肪酸の種類によっても
異なるが、金属水酸化物に対して、0.002〜5重量
%程度が好ましく、特に好ましくは0.1〜3重量%で
ある。
【0017】膨潤性粘土鉱物は、金属水酸化物系難燃剤
の添加量を低減させ、それにともなう難燃性低下を補
い、平形ケーブルの柔軟性を損なわないために添加され
る。膨潤性粘土鉱物とは、水にて膨潤し得る粘土鉱物で
あり、例えば、スメクタイト、バーミキュライト、カオ
リナイト、ハロサイト、雲母および層状ケイ酸塩等から
なる群から選ばれる少なくとも1種類以上からなる粘土
鉱物が挙げられる。これらの中でもスメクタイトが好ま
しい。該膨潤性粘土鉱物は、その膨潤性から、比較的少
量で金属水酸化物による難燃作用を大きく向上させる。
また、粒径は平均粒径が0.001〜1μmであり、好
ましくは0.005〜0.05μmである。前記平均粒
径は粒子を水分散させた時の沈降速度の違いを利用する
アンドレアゼンピペット法(JIS Z 8821)で
測定した値である。これら膨潤性粘土鉱物を有機処理し
たものを適用すれば良く、該有機処理とはポリオレフィ
ン系樹脂中での分散性向上(該分散性向上は、樹脂組成
物の難燃性、柔軟性、引張特性(強度、伸び)等の向上
に寄与する)を目的に、前記粘土鉱物の層間に4級アン
モニウム塩等の有機陽イオンを導入する処理のことを指
し、前記有機陽イオンの有機成分としては、特に限定は
されないが、通常、炭素数1〜30の脂肪族(直鎖、分
岐のいずれでも良い)または、芳香族の炭化水素基であ
る。
【0018】前記有機処理された膨潤性粘土鉱物は分子
内に炭化水素基を含有するので、ポリオレフィン系樹脂
中での分散性が向上する。スメクタイトを有機処理する
と、有機イオンの導入量を他の膨潤性粘土鉱物のそれよ
りも多くできるので、有機処理されたスメクタイトが好
ましい。また、有機処理されたスメクタイトのうちでも
有機処理されたモンモリトナイトおよび、または有機処
理されたヘクトライトが好ましい。膨潤性粘土鉱物の有
機処理には、前記した金属水酸化物の表面処理と同様の
スラリー法、乾式法等が用いられる。また、処理量は、
膨潤性粘土鉱物に対して1〜50重量%が好ましく、特
に好ましくは10〜20重量%である。
【0019】前記した膨潤性粘土鉱物の添加量は、前記
したポリオレフィン系樹脂100重量部に対して一般的
に2〜30重量部であるが、好ましくは5〜15重量部
である。添加量が2重量部未満では、十分な難燃性が得
られず、30重量部より多いと得られる組成物の強度が
小さくなる傾向を示し、柔軟性が損なわれてしまう。
【0020】シリコーンパウダーは、本発明の平形ケー
ブルの絶縁層および、またはシース層に含有させて、絶
縁層同士の滑り性および絶縁層とシース層との滑り性を
良好にさせ、かつ平形ケーブルの難燃性に寄与してい
る。シリコーンパウダーとしては、シリコーン重合体粉
末であって、10〜150重量部のシリカ充填剤を混合
した100重量部の1種以上のポリジオルガノシロキサ
ンからなっている。
【0021】シリコーンパウダーの調製に使用されるポ
リジオルガノシロキサンは、流体又は高稠度の重合体又
は共重合体である。 ポリジオルガノシロキサンは、ガ
ムの稠度を有して、その分子内にヒドロキシル又はビニ
ルから選んだ少なくとも1つの官能基を含有することが
望ましい。この重合体の数平均分子量は、25℃で重合
体に100〜100000mPa・sの粘度を与えるの
に十分な値である。本発明に使用されるポリジオルガノ
シロキサン・ガムの粘度の別の確認は、ASTM試験法
926によって決定されるウイリアムス可塑度数であ
る。ここでの用語「可塑度数」は、体積が2cmで高
さが約10mmの円筒形試料を25℃で49ニュートン
の圧縮荷重を3分間与えた後の厚さ(mm)×100と
して定義される。ここで意図する高稠度のポリジオルガ
ノシロキサンは150〜500のウイリアム可塑度を有
することが望ましい。
【0022】ポリジオルガノシロキサンの有機基は、炭
素原子数が1〜20のアルキルおよび置換アルキル基の
ような炭化水素又はハロゲン化炭化水素基;ビニルおよ
び5−ヘキセニルのようなアルケニル基;シクロヘキシ
ルのようなシクロアルキル基;およびフエニル、ベンジ
ルおよびトリルのような芳香族炭化水素基からそれぞれ
選ぶ。望ましい有機基は炭素原子数が1〜4の低級アル
キル基、フエニルおよび3,3,3−トリフルオロプロ
ピルのようなハロゲン置換アルキルである。従って、ポ
リジオルガノシロキサンはかかる有機基を含有する単独
重合体、共重合体又はターポリマーにすることができ
る。例えば、ジメチルシロキシ単位およびフエニルメチ
ルシロキシ単位;ジメチルシロキシ単位およびジフエニ
ルシロキシ単位;およびジメチルシロキシ単位、ジフエ
ニルシロキシ単位およびフエニルメチルシロキシ単位、
等からなるガムを含む。ポリジオルガノシロキサンは分
子の各末端がビニル基であるおよび/またはその主鎖に
沿って少なくとも1つのビニル基を含有するポリジメチ
ルシロキサンが最適である。
【0023】流体又は高稠度(ガム)のポリジオルガノ
シロキサンを製造する方法は、本明細書で詳細に説明す
る必要がない程よく知られている。例えば、これらの重
合体を製造する典型的に方法は、環状ジオルガノシロキ
サンの酸又は塩基を触媒とした重合からなる。
【0024】シリコーンパウダーの成分であるシリカ充
填剤は、シリカのヒューム、沈殿又は採堀形態から得た
微粉砕充填剤である。前者の2つの充填剤は表面積が5
0m /gを特徴とする。ヒューム状のシリカは、90
0m/gと高くできるが50〜400m/gの表面
積が望ましいという表面積に基いた好適な補強用充填剤
である。余り望ましくない採堀シリカを用いるときに
は、少なくとも等重量のヒューム又は沈殿シリカと組み
合せれば問題ない。
【0025】本発明のためには、シリカ充填剤はシラノ
ール基又はシラノール基の加水分解性前駆物質を含有す
る液体有機ケイ素化合物と反応させることによって処理
することが望ましい。充填剤処理剤(クレープ防止剤と
もいう)として使用できる化合物は、低分子量の液体ヒ
ドロキシ又はアルコキシを末端基とするポリジオルガノ
シロキサン、ヘキサオルガノジシロキサンおよびヘキサ
オルガノジシラザンのような成分を含む。充填剤処理剤
の全部又は一部におけるSiを結合した炭化水素基は、
炭素−炭素の二重結合のような置換基を含む。該処理用
化合物は平均重合度が2〜100のオリゴマーのヒドロ
キシを末端基とするポリジメチルシロキサンが望まし
い。この種の極めて望ましい処理流体は2〜100の重
合度を有する。
【0026】本発明の方法に用いるシリカ充填剤は、ポ
リジオルガノシロキサンと混合してシリコーンパウダー
を生成する前に、充填剤の重量を基準にして10〜45
重量%の充填剤処理剤と反応させることが望ましい。充
填剤の処理はシリコーンパウダーの調製に使用したもの
と同一の混合容器で行うことができる。シリカ又は他の
補強用充填剤は典型的に処理プロセス中に100℃〜2
00℃の温度に保持する。或いは、シリコーンパウダー
の調製中に高稠度のポリジオルガノシロキサンと混合し
ている間に充填剤を処理することができる。望ましい実
施態様において、充填剤とポリジオルガノシロキサンが
本法の高乱流の流動化状態にある間にポリジオガノシロ
キサンと補強用充てん材との混合中に、混合室中に噴霧
させる。
【0027】極めて望ましい実施態様において、シリコ
ーンパウダーにアルコキシシラン接着促進剤も導入す
る。このアルコキシシラン接着促進剤は、その分子に炭
素原子数が1〜4の少なくとも1つのアルコキシ基、お
よびエポキシ、アクリルオキシ、メタクリルオキシ、ビ
ニル、フエニル又はN−β−(N−ビニルベンジルアミ
ノ)エチル−γ−アミノアルキル・ヒドロクロリドから
選んだ少なくとも1つの基を含有する。望ましいアルコ
キシシラン接着促進剤は一般式QSi(OMe)3〔式
中Meはメチル基を示しQはエポキシアルキル基、アク
リルオキシアルキル基、メタクリルオキシアルキル基、
ビニル基、フエニル基およびN−β−(N−ビニルベン
ジルアミノ)−エチル−γ−アミノアルキル・モノハイ
ドロジエン・クロリド基から選ぶ〕を有する。かかるア
ルコキシシランの特定の例はγ−アクリルオキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピル
メトキシシラン、γ−グリシドオキシプロピルトリメト
キシシラン、N−β−(N−ビニルベンジルアミノ)エ
チル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン・モノハ
イドロジエン・クロリド、フエニルトリメトキシシラン
およびビニルトリメトキシシランを含む。
【0028】そのアルコキシシラン接着促進剤を用いる
場合、それは前記シリコーン重合体粉末100重量部当
り0.5〜15重量部で添加する。その添加はポリジオ
ルガノシロキサンと被処理シリカ充填剤を混合した後で
行なうのが望ましい。具体的なシリコーンパウダーの例
は、DC4−7081、SJ053(いずれも商品名:
東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製)等である。
これらシリコーンパウダーは、単独で使用しても良く、
また組合せて使用しても良い。
【0029】前記シリコーンパウダーの平均粒径は、好
ましくは1〜1000μmである。平均粒径が上記範囲
よりも小さい場合、十分な難燃性を得られず、上記範囲
よりも大きい場合は、得られる樹脂組成物の機械特性
(例えば、引張強度、伸び等)が低下する傾向にある。
シリコーンパウダーの平均粒径は、レーザー回折散乱法
により測定された値である。シリコーンパウダーの添加
量は、ポリオレフィン樹脂100重量部に対して0.1
〜15重量部であり、好ましくは、0.5〜10重量
部、より好ましくは1〜5重量部である。添加量が15
重量部より多くなると得られる樹脂組成物の機械特性例
えば、引張強度、伸び等)が低下する傾向があり、0.
1重量部より少ないと、絶縁層同士および絶縁層とシー
ス層との滑り性の向上に寄与しない。
【0030】また、本発明にかかるポリオレフィン系樹
脂には、難燃性、柔軟性および平形ケーブルの絶縁層同
士、絶縁層とシース層との滑り性を阻害せず、PVCや
クロロプレンとの比重差による分別回収ができなくなら
ない範囲で、ハロゲン原子を含有しない各種補助剤を添
加しても良い。かかる補助剤としては、安定剤、酸化防
止剤、充填剤、着色剤、カーボンブラック、架橋剤、滑
剤、加工性改良剤、帯電防止剤、耐侯剤等が挙げられ
る。
【0031】
【作用】本願発明は、絶縁層およびシース層に使用され
ているハロゲンを含まない難燃性樹脂組成物の少なくと
も一方にシリコーンパウダーを添加することで従来品と
同等以上の難燃特性を有し、絶縁層同士および絶縁層と
シース層との滑り性が良好となり、ケーブルの曲げ特性
が向上する。
【0032】
【発明の実施形態】以下、本発明をより具体的に説明す
る。本発明の平形ケーブルは、導体の外周にハロゲンを
含まない難燃性樹脂組成物を絶縁層として被覆してなる
絶縁電線の単線および、または撚線を複数本並列に並べ
て、前記難燃性樹脂組成物をシース層として一括被覆し
た平形ケーブルであって、前記絶縁層または前記シース
層の少なくとも一方の前記難燃性樹脂組成物にシリコー
ンパウダーが添加されていることを特徴としている。
【0033】図1は本発明の平形ケーブルの一具体例で
ある。平形ケーブル7は6本の前記難燃性樹脂組成物か
らなる絶縁層2として導体1の外周に被覆した絶縁電線
3の集合体からなる絶縁電線撚線5が6本並列し、該6
本の絶縁電線撚線5を前記難燃性樹脂組成物からなるシ
ース層6で被覆、一体化されて、平形(ケーブル長手方
向に対する直交方向の断面が扁平状)構造のケーブルに
なっている。前記絶縁層2および前記シース層6の難燃
性樹脂組成物の少なくとも一方にはシリコーンパウダー
が添加されている。なお、図1中の符号4は例えばポリ
プロピレン等の合成樹脂製の紐からなる絶縁電線撚線の
芯材である。
【0034】上記した平形ケーブル7では、絶縁電線3
を6本、ポリプロピレン製の紐4を芯材として絶縁電線
撚線(集合体)として構成されているが、絶縁電線の本
数および絶縁電線撚線の本数は、用途に応じて適宜決定
されるものである。また、一般的に導体断面積が同じの
場合、平形ケーブルの曲げ特性を良好にするには撚線に
することが好ましい。
【0035】本発明の平形ケーブルでは、シース厚さ
(図1(e)のAの距離)、導体の断面積、構造(単線
か撚線)、絶縁層の厚さ等の平形ケーブルの仕上がり寸
法は、目的とする平形ケーブルの用途での規格(JIS
規格等)に従って設定される。例えば、エレベータケー
ブルであれば、JIS C 3408に規定された範囲
に設定される。
【0036】本発明の平形ケーブルの絶縁層、シース層
に使用される難燃性樹脂組成物の製造方法は、ポリオレ
フィン系樹脂、表面処理された金属水酸化物、有機処理
された膨潤性粘土鉱物と、絶縁層および、またはシース
層に使用される難燃性樹脂組成物の少なくとも一方には
シリコーンパウダーを添加し、必要に応じて補助剤を添
加したものを、バンバリーミキサー、加圧ニーダー、二
軸押出機等の公知の混錬装置で溶融混錬する。
【0037】導体の外周に上記難燃性樹脂組成物を導体
の外周に押出成形、射出成形、回転成形、プレス成形等
の公知の成形法にて被覆し、絶縁電線を作製する。引続
き、絶縁電線の単線および、または撚線(集合体)を繰
出孔を有する樹脂成形用金型(ニップル)をダイスの内
部に装着した押出成形機を用いて、絶縁電線の単線およ
び、または撚線を繰出孔を通して、前方(押出方向)に
送り出しながら、これと同時に、ニップル外周面とダイ
ス内周孔との間に後方から溶融混錬物(難燃性樹脂組成
物)を供給し、ニップルの前方開口端に繰り出される絶
縁電線の単線および、または撚線の周囲を覆い、この状
態でダイスの内周孔の前方開口端から押出されることに
より、絶縁電線の単線および、または撚線を被覆するシ
ース層が形成され平形ケーブルが製造される。
【0038】
【実施例】本発明の実施例にてより具体的に説明する
(実施例1〜3)。表1に示す材料をバンバリーミキサ
ー(東洋精機製作所製)に一括投入し、20分間溶融混
錬した後、プレス成形により160℃×10分間成形し
て酸素指数(LOI)測定用の試料片(A−1号試験
片)を作製した。その結果を表1に示す。
【0039】(酸素指数(LOI))JIS K 72
01の規定に従い、厚み3mm、幅6.5mmの試験片
(A−1号試験片)について酸素指数を測定する。な
お、酸素指数とは、材料が燃焼を持続するのに必要な最
低酸素濃度を容積%で表した数値である。
【0040】表1に示す材料をバンバリーミキサー(東
洋精機製作所製)に一括投入し、20分間溶融混錬し、
該溶融混錬物を、押出機内に線径が0.18mmの軟銅
線を撚線した銅導体(外径1.2mm)を送りながら、
連続的に押出して、銅導体の外周に厚み0.4mmの絶
縁層を有する絶縁電線を作製し、次にこの絶縁電線を撚
線機で外径2.0mmのポリプロピレン紐を中心にして
6本撚り合わせて、外径6.0mmの絶縁電線撚線を作
製した。そして、押出成形機(ダイス内部に絶縁電線撚
線の繰出孔を有する樹脂成形金型(ニップル)を装着し
たもの)に、前記作製した絶縁電線撚線を繰出孔を通し
て前方(押出方向)に送り出しながら、これと同時に、
ニップル外周面とダイス内周孔との間に後方から、前記
と同様にバンバリーミキサーで溶融混錬した表1に示す
材料の溶融混錬物を供給し、ニップルの前方開口端に繰
り出される絶縁電線撚線の周囲を覆い、この状態でダイ
スの内周孔の前方開口端から押出されることによりシー
ス層を形成し、図1に示す構造の平形ケーブルを作製し
た。なお、絶縁電線撚線の配置は、6本のうち2本目と
3本目および4本目と5本目の間に幅2.0mmの隔壁
を設け、シースの厚み(A)は1.8mmにした。また
ケーブル寸法は、断面の寸法(w:47mm×t:9.
7mm)、全長100mとした。
【0041】(ケーブルの自由曲げ径)前記平形ケーブ
ルから、長さ6mの試料(平形ケーブル)を切断し、該
試料を、20℃の温度条件下で図2に示すように、一端
を固定し、向かい合った平形ケーブルが長さ方向に平行
となるように、U字状に吊り下げ、この時のU字部の内
径(D)を測定し、その結果を表1に記載した。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明によると、導体の外周にハロゲン
を含まない難燃性樹脂組成物を絶縁層として被覆してな
る絶縁電線の単線および、または撚線を複数本並列に並
べて、前記難燃性樹脂組成物をシース層として一括被覆
した平形ケーブルであって、前記絶縁層または前記シー
ス層の少なくとも一方の前記難燃性樹脂組成物にシリコ
ーンパウダーが添加することにより、前記絶縁層同士お
よび前記絶縁層と前記シース層との滑り性が向上し、か
つ難燃性が向上する。また難燃性樹脂組成物には、従来
使用されてきた金属水酸化物の他に膨潤性粘土鉱物を難
燃剤として添加しているので、難燃性樹脂組成物自体が
柔らかくなっているので、自由曲げ径を小さい平形ケー
ブルを提供することが可能となった。よって、エレベー
タケーブルのような布設スペースが限られた箇所に適用
できる。さらに、ポリ塩化ビニルやクロロプレンを絶縁
層、シース層に使用していた平形ケーブルと同等の自由
曲げ径でかつ高度な難燃特性を得ることができたので、
廃棄焼却時に有害なダイオキシンや塩化水素ガスの発生
がない平形ケーブルを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平形ケーブルの製造工程の説明および
横断面図を示す図である。
【図2】平形ケーブルの自由曲げ径の測定方法を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 導体 2 絶縁層 3 絶縁電線 4 ポリプロピレン製の紐 5 絶縁電線撚線 6 シース層 7 平形ケーブル A シース厚さ D ケーブルの自由曲げ径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 83/04 C08L 83/04 H01B 7/04 H01B 7/04 7/295 7/34 B Fターム(参考) 4J002 BB031 BB051 BB061 BB071 BB121 BB151 CP032 DE076 DE086 DE096 DE146 DJ007 DJ018 DJ057 GQ01 5G311 AA01 AD01 CA05 CB02 CD05 5G315 CA03 CB02 CB06 CC08 CD02 CD04 CD14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導体の外周にハロゲンを含まない難燃性樹
    脂組成物を絶縁層として被覆してなる絶縁電線の単線お
    よび、または撚線を複数本並列に並べて、前記難燃性樹
    脂組成物をシース層として一括被覆した平形ケーブルで
    あって、前記絶縁層または前記シース層の少なくとも一
    方の前記難燃性樹脂組成物にシリコーンパウダーが添加
    されていることを特徴とする平形ケーブル。
  2. 【請求項2】前記平形ケーブルの絶縁層およびシース層
    の難燃性樹脂組成物が低密度ポリエチレンまたはエチレ
    ン・エチルアクリレート共重合体ベースポリマーとし、
    該ベースポリマー100重量部に対し、金属水酸化物が
    10〜70重量部、膨潤性粘土鉱物が2〜30重量部添
    加されていることを特徴とする請求項1に記載の平形ケ
    ーブル。
  3. 【請求項3】前記シリコーンパウダーの平均粒径が1〜
    1000μmであることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の平形ケーブル。
  4. 【請求項4】前記シリコーンパウダーがポリオルガノシ
    ロキサンとシリカ充填剤との混合体であることを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の平形ケーブ
    ル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102623083A (zh) * 2012-03-22 2012-08-01 江苏河阳线缆有限公司 一种复合电梯扁电缆
CN103440913A (zh) * 2013-07-30 2013-12-11 江苏河阳线缆有限公司 聚氯乙烯绝缘聚氯乙烯护套扁形电梯电缆
JP2017142998A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 住友電気工業株式会社 絶縁電線

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CN103440913A (zh) * 2013-07-30 2013-12-11 江苏河阳线缆有限公司 聚氯乙烯绝缘聚氯乙烯护套扁形电梯电缆
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