JP2003007093A - 半導体記憶装置の検査方法 - Google Patents

半導体記憶装置の検査方法

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JP2003007093A JP2001186152A JP2001186152A JP2003007093A JP 2003007093 A JP2003007093 A JP 2003007093A JP 2001186152 A JP2001186152 A JP 2001186152A JP 2001186152 A JP2001186152 A JP 2001186152A JP 2003007093 A JP2003007093 A JP 2003007093A
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ferroelectric capacitor
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Takehisa Kato
剛久 加藤
Yasuhiro Shimada
恭博 嶋田
Takayoshi Yamada
隆善 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非破壊読み出し強誘電体メモリにおける読み
出しエラーを検出する。 【解決手段】 強誘電体キャパシタCR,CLへの負の
分極書き込み電圧を実動作電圧2.5Vより低い電圧
1.4Vを書き込んだ後、実動作と同様の読み出し動作
を3乗回行うことにより、エラービットを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体キャパシ
タの分極値としてデータを記録する半導体記憶装置の検
査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】強誘電体キャパシタとトランジスタとに
よってメモリセルを構成する従来の半導体記憶装置は、
たとえば図5に示すような構成からなる。ここで、強誘
電体キャパシタCFの第1の電極51はトランジスタP
Tのソースに接続され、第2の電極52はセルプレート
線CPに接続されている。トランジスタPTのドレイン
はビット線BLに、ゲート電極はワード線WLにそれぞ
れ接続されている。CBは、ビット線容量を回路記号で
示したものである。
【0003】このようなメモリセルへのデータ書き込み
は、誘電体キャパシタCFの電極51,52間に±5V
の電圧を印加して行われる。このとき、強誘電体膜の分
極は、図6に示すような強誘電体に−5V〜+5Vの電
圧を印加して得られる分極ヒステリシス61上の62,
63で表わされる状態にある。
【0004】このように予め書き込まれた分極情報の読
み出しは、トランジスタPTをオンにした上でセルプレ
ート線に+5Vの電圧を印加し、強誘電体キャパシタC
Fとビット線容量CBとで容量分割されたビット線電位
を検出して行われる。
【0005】このように、書き込み動作、読み出し動作
ともに±5Vの電圧で駆動されるメモリセルの検査は、
動作電圧を低下して行われる。
【0006】書き込み動作は、誘電体キャパシタCFの
電極51,52間に±3Vの電圧を印加する。このと
き、強誘電体膜の分極は、図6に示すような強誘電体に
−3V〜+3Vの電圧を印加して得られる分極ヒステリ
シス64上の65,66で表わされる状態にある。
【0007】読み出し動作は、トランジスタPTをオン
にした上でセルプレート線に+3Vの電圧を印加し、強
誘電体キャパシタCFとビット線容量CBとで容量分割
されたビット線電位を検出して行われる。
【0008】このように、標準動作条件よりも低い電圧
で動作を行うことにより、書き込む分極値および読み出
し時に発生する分極電荷量を小さくして、不良ビットの
検出を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
メモリセルでは、標準動作条件よりも低い電圧で動作さ
せて検査を行っていた。
【0010】ところで、この従来例に示したメモリセル
は、読み出し動作後に記録していたデータが消失する破
壊読み出し駆動のため、読み出し動作後に再書き込みを
行っている。このような破壊読み出し駆動では、読み出
す毎に分極反転が起こるために、強誘電体膜が劣化して
しまい、10乗回の読み出し回数が限界であった。
【0011】我々は、後述のとおり、データを読み出し
ても記録情報が消失しない非破壊読み出し駆動を提案し
ている。この方法では、再書き込み動作が不要のため
に、読み出し動作を行っても分極反転が起こらない。従
って、強誘電体膜の劣化を抑制でき、無限回の読み出し
が可能となる。
【0012】しかしながら、この新しい非破壊読み出し
方法では、強誘電体特性が標準的なビットとわずかに異
なるようなビットをどのようにスクリーニングするかが
課題であった。すなわち、7乗回の読み出し動作後にエ
ラーとなるようなビットを検出するためには、7乗回の
読み出しによる検査が必要となるが、検査時間が膨大と
なり現実的ではない。また、読み出し回数を何回行え
ば、市場における不良発生を防ぐことができるか明確で
はない。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、強誘電体膜の分極の偏位
によって多値データを記憶する強誘電体キャパシタと、
前記強誘電体キャパシタの上電極及び下電極のうちの一
方の電極に接続され前記強誘電体膜の分極の偏位を検出
する検出手段とを有する半導体記憶装置であって、前記
強誘電体キャパシタの上下電極間に書き込み電圧を印加
して分極を偏位させる第1の工程を備え、前記強誘電体
キャパシタの上電極及び下電極のうちの他方の電極に読
み出し電圧を印加し、前記検出手段により前記強誘電体
膜の分極の偏位を検出することによって前記多値データ
を読み出す第2の工程と、前記他方の電極に印加される
前記読み出し電圧を除去する第3の工程と、前記第3の
工程の後に、前記強誘電体キャパシタの前記上電極と前
記下電極との間の電位差を零にする第4の工程を備え、
前記第2の工程において印加される前記読み出し電圧
は、前記第3の工程で前記読み出し電圧が除去されたと
きに、前記強誘電体膜の分極の偏位が前記多値データを
読み出す前の偏位に戻るような大きさであり、前記第1
の工程において書き込まれる分極の偏位が、前記第2,
第3,第4の工程を順に繰り返す読み出し動作を複数回
行った後に達する安定した分極の偏位と一致するように
前記書き込み電圧が調整され、あるいは前記書き込み電
圧の絶対値が前記第2,第3,第4の工程を順に繰り返
す読み出し動作を複数回行った後に達する安定した分極
の偏位と一致する前記書き込み電圧の絶対値よりも小さ
く調整され、前記第2,第3,第4の工程を順に繰り返
す読み出し動作を少なくとも1回行って読み出すことを
特徴とする。
【0014】この構成により、読み出し動作による分極
値が変化(ディスターブという)した後、安定した分極
状態に達した状態にデータを書き込むことができ、これ
を読み出して検査することにより、安定状態とならない
不良ビットを検出することができる作用を備える。
【0015】請求項2に記載の発明は、前記第1の工程
において書き込まれる分極の偏位が、前記第2,第3,
第4の工程を順に繰り返す読み出し動作を複数回行った
後に達する安定した分極の偏位と飽和分極の間となるよ
うに前記書き込み電圧が調整され、前記第2,第3,第
4の工程を順に繰り返す読み出し動作を複数回行って読
み出すことを特徴とする。
【0016】この構成により、製造ロットで強誘電体特
性がばらついても、安定した検査結果が得られる作用を
備える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態として、16ビットのデータを格納できる1メモ
リブロックを構成した回路を示す。
【0019】図1において、メモリセルは2つの強誘電
体キャパシタと2つのパストランジスタからなる。例え
ば、第1のワード線WL0にパストランジスタが制御さ
れたアドレス0のメモリセルは、強誘電体キャパシタC
L0,CR0およびパストランジスタPL0,PR0か
らなる。同様に、アドレス1はワード線WL1に制御さ
れ、CL1,CR1,PR1,PL1からなる。図1は
アドレス2〜14を省略しているが、他のアドレスも同
様の構成である。
【0020】強誘電体キャパシタとパストランジスタの
ソースが接続され、キャパシタの他方の電極は全アドレ
スで共通であり、選択トランジスタSR0およびSL0
を介してSET1,SET2に接続される。パストラン
ジスタのドレインもまた、全アドレスで共通であり、ゲ
イントランジスタGRおよびGLのゲートに接続され、
かつ選択トランジスタSR1,SL1およびリセットト
ランジスタRL,RRを介してRST1,RST2に接
続される。4つの選択トランジスタはブロック選択線B
Sに制御され、2つのリセットトランジスタはリセット
線REに制御される。また、ゲイントランジスタのソー
スはRST1,2に、ドレインはビット線BLL,BL
Rに接続される。
【0021】以上のように構成されたメモリブロックの
実動作方法について説明する。説明において、アクセス
するビットはアドレス1である。
【0022】まず、データの書き込みでは、ブロック選
択線BSおよび選択アドレスのワード線WL1、リセッ
ト線REを5V、非選択アドレスのワード線WL0,W
L2〜WL15を0Vとする。
【0023】データ“0”の場合には、SET1に5
V、RST1に0V、SET2に0V、RST2に2.
5Vを印加する。データ“1”の場合には、SET1に
0V、RST1に2.5V、SET2に5V、RST2
に0Vを印加する。この工程により、強誘電体キャパシ
タに正負の電圧が印加される。なお、2つの強誘電体キ
ャパシタには逆極性の電圧が印加される。
【0024】強誘電体キャパシタに電圧が印加されて分
極を書き込んだ後、ブロック選択線BSおよびワード線
WL1は0Vとする。
【0025】この動作による強誘電体キャパシタCL0
の分極状態を、図2に示す。図2において、21は強誘
電体の飽和ヒステリシスループであり、ヒステリシス2
2が本書き込み動作による分極の変化である。ヒステリ
シス22上の点23がデータ“1”の場合、点24がデ
ータ“0”の場合の分極状態である。
【0026】データの読み出しは、ブロック選択線BS
および選択アドレスのワード線WL1を0V、非選択ア
ドレスのワード線WL0,WL2〜WL15およびリセ
ット線REを0Vとする。
【0027】次いで、SET1およびSET2に2.8
V、RST1およびRST2に0Vを印加する。このと
き、ゲイントランジスタGRおよびGLのゲートには、
強誘電体キャパシタCL0,CR0とゲイントランジス
タのゲート容量で分割された電位が発生する。強誘電体
キャパシタの容量値は予め書き込まれた分極状態によっ
て変化するので、書き込みデータによってゲート電位が
変わる。すなわち、ゲイントランジスタのチャネルコン
ダクタンスが変化する。
【0028】詳しく言えば、強誘電体キャパシタCL1
の容量値はデータ“0”の場合が大、データ“1”の場
合が小、強誘電体キャパシタCR1の容量値はデータ
“0”の場合が小、データ“1”の場合が大となる。ゆ
えに、容量分割で発生するゲイントランジスタGRのゲ
ート電位はデータ“0”の場合に大、データ“1”の場
合に小、ゲイントランジスタGLのゲート電位はデータ
“0”の場合に小、データ“1”の場合に大となる。ゲ
ート電位の大小に対応して、チャネルコンダクタンスは
大小の値をとる。
【0029】2つのゲイントランジスタGR,GLのチ
ャネルコンダクタンスの差を、ビット線BLL,BLR
の一端に接続したセンスアンプにより検出することによ
り、データ“0”と“1”の判別を行う。
【0030】以上の読み出し工程の後、ブロック選択線
BSおよびワード線WL1を0Vとする。次いで、リセ
ット線REを5VとしてリセットトランジスタRL,R
Rをオンにする。
【0031】以上の読み出し動作を行った後には、デー
タの再書き込み動作は不要であり、連続して読み出すこ
とが可能である。すなわち、非破壊読み出しを実現して
いる。
【0032】これまで説明したのは本実施の形態のメモ
リブロック実動作方法であるが、検査方法について以下
説明する。
【0033】すなわち、本実施の形態の検査方法は、強
誘電体キャパシタCR,CLへの負の分極書き込み電圧
を実動作電圧2.5Vより低い電圧1.4Vを書き込ん
だ後、実動作と同様の読み出し動作を3乗回行うことに
より、エラービットを検出するというものである。
【0034】まず、データの書き込みでは、ブロック選
択線BSおよび選択アドレスのワード線WL1、リセッ
ト線REを5V、非選択アドレスのワード線WL0,W
L2〜WL15を0Vとする。
【0035】データ“0”の場合には、SET1に5
V、RST1に0V、SET2に0V、RST2にVT
Pを印加する。データ“1”の場合には、SET1に0
V、RST1にVTP、SET2に5V、RST2に0
Vを印加する。例えば、VTP=1.4Vとし、実動作
よりも低い電圧を選ぶ。
【0036】この動作による強誘電体キャパシタCL0
の分極状態を、図2に示す。ヒステリシス25が本書き
込み動作による分極の変化である。ヒステリシス25上
の点26がデータ“1”の場合、点27がデータ“0”
の場合の分極状態である。すなわち、データ“1”の分
極書き込み点26は実動作状態における書き込み点23
と一致するが、データ“0”の分極書き込み点27は実
動作状態の分極書き込み点24よりも正側にある。この
状態は、飽和分極状態に比べて、著しく不安定な分極状
態である。
【0037】上記の書き込み動作を行ったメモリブロッ
クに対して、実動作と同様の読み出し動作を3乗回行
い、エラーとなるビットを検出する。すなわち、第1の
工程ではブロック選択線BSおよび選択アドレスのワー
ド線WL1を0V、非選択アドレスのワード線WL0,
WL2〜WL15およびリセット線REを0Vとする。
第二の工程では、SET1およびSET2に2.8V、
RST1およびRST2に0Vを印加する。第三の工程
では、ブロック選択線BSおよびワード線WL1を0V
とする。第四の工程では、リセット線REを5Vとして
リセットトランジスタRL,RRをオンにする。これら
の4つの工程を1読み出し動作として、3乗回実施す
る。その結果、3乗回の読み出し動作で、エラービット
を検出することができた。
【0038】本実施の形態の有効性を、図を用いて説明
する。図3は、メモリブロックを12個アレイ化したメ
モリアレイを、実動作条件で10乗回の読み出しを行っ
たときに発生するエラービットの割合を、読み出し回数
に対してプロットしたものである。7乗回の読み出しに
よってエラーが発生している。このエラービットを検出
するには、従来は実際に7乗回の読み出し動作を実施し
なければ検出できなかった。例えば、1ビットの読み出
しリードサイクルが500nsで、64Kビットメモリ
を検査するとしたら、約89時間かかることとなる。ま
た、7乗回の読み出し動作で十分にエラービットを検出
できているかも不明であった。
【0039】図4に、データ書き込み時の印加電圧(V
TP)をパラメータとして、3乗回の読み出しによるエ
ラービットの発生割合を調べた結果を示す。VTPを低
下するほどエラービットは増えるが、注目すべきはVT
P=1.5Vで発生したエラーは、実動作条件における
7乗回の読み出しで発生したアドレスと完全に一致する
ことである。本実施の形態では、VTP=1.4Vとし
ているため、7乗回の読み出しでエラーとなるビットを
3乗回の読み出しで検出できる。すなわち、リードサイ
クル500ns、64Kビットメモリの検査時間を32
秒と短縮でき、かつ市場への不良流出抑制効果がある。
【0040】(実施の形態2)本実施の形態におけるメ
モリブロックの回路構成は実施の形態1と同じであり、
図1に示す回路である。また、その実動作における駆動
方法も同様であり、先に述べた通りであるので省略す
る。本発明の実施の形態では、実施の形態1とは異なる
検査方法を行う。
【0041】まず、データの書き込みでは、ブロック選
択線BSおよび選択アドレスのワード線WL1、リセッ
ト線REを5V、非選択アドレスのワード線WL0,W
L2〜WL15を0Vとする。
【0042】データ“0”の場合には、SET1に5
V、RST1に0V、SET2に0V、RST2にVT
Pを印加する。データ“1”の場合には、SET1に0
V、RST1にVTP、SET2に5V、RST2に0
Vを印加する。例えば、VTP=0.8Vとし、実動作
よりも低い電圧、さらに言えば実施の形態1よりも低い
電圧を選ぶ。
【0043】この動作による強誘電体キャパシタCL0
の分極状態を、図2に示す。ヒステリシス28が本書き
込み動作による分極の変化である。ヒステリシス28上
の点29がデータ“1”の場合、点30がデータ“0”
の場合の分極状態である。すなわち、データ“1”の分
極書き込み点29は実動作状態における書き込み点23
と一致するが、データ“0”の分極書き込み点29は分
極ゼロ付近にある。
【0044】上記の書き込み動作を行ったメモリブロッ
クに対して、実動作と同様の読み出し動作を1回行い、
エラーとなるビットを検出する。すなわち、第1の工程
ではブロック選択線BSおよび選択アドレスのワード線
WL1を0V、非選択アドレスのワード線WL0,WL
2〜WL15およびリセット線REを0Vとする。第二
の工程では、SET1およびSET2に2.8V、RS
T1およびRST2に0Vを印加する。第三の工程で
は、ブロック選択線BSおよびワード線WL1を0Vと
する。第四の工程では、リセット線REを5Vとしてリ
セットトランジスタRL,RRをオンにする。
【0045】本実施の形態においてエラーとなるビット
は、実動作条件で連続読み出しを実施してエラーとなる
アドレスと一致する。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、新しい非
破壊読み出し方法でエラーとなる強誘電体特性が標準的
なビットとわずかに異なるようなビットをスクリーニン
グすることが可能となる。これにより検査時間の短縮
と、市場における不良発生を防ぐことができ、極めて有
効な検査といえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における1メモリブロッ
クを構成した回路図
【図2】本発明の実施の形態1,2における強誘電体の
分極状態を示す図
【図3】本発明の実施の形態1における実動作条件で複
数回の読み出しを行ったときのエラー発生割合を示すグ
ラフ
【図4】本発明の実施の形態1における検査条件で書き
込み電圧に対する3乗回の読み出しを行ったときのエラ
ー発生割合を示すグラフ
【図5】従来の半導体記憶装置におけるメモリセル回路
【図6】従来の半導体記憶装置における強誘電体の分極
状態を示す図
【符号の説明】
CL0〜CL15 強誘電体キャパシタ(数字はアドレ
スに対応) CR0〜CR15 強誘電体キャパシタ(数字はアドレ
スに対応) PL0〜PL15 パストランジスタ(数字はアドレス
に対応) PR0〜PR15 パストランジスタ(数字はアドレス
に対応) WL0〜WL15 ワード線(数字はアドレスに対応) SET1 第1のSET線 SET2 第2のSET線 RST1 第1のRST線 RST2 第2のRST線 SR0 第1の選択トランジスタ SL0 第2の選択トランジスタ SR1 第3の選択トランジスタ SL1 第4の選択トランジスタ RL 第1のリセットトランジスタ RR 第2のリセットトランジスタ GR 第1のゲイントランジスタ GL 第2のゲイントランジスタ BS ブロック選択線 BLL 第1のビット線 BLR 第2のビット線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 隆善 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA08 AB01 AD01 AG09 AL09 5L106 AA00 BB01 DD22 GG07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強誘電体膜の分極の偏位によって多値デ
    ータを記憶する強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キ
    ャパシタの上電極及び下電極のうちの一方の電極に接続
    され前記強誘電体膜の分極の偏位を検出する検出手段と
    を有する半導体記憶装置であって、 前記強誘電体キャパシタの上下電極間に書き込み電圧を
    印加して分極を偏位させる第1の工程を備え、 前記強誘電体キャパシタの上電極及び下電極のうちの他
    方の電極に読み出し電圧を印加し、前記検出手段により
    前記強誘電体膜の分極の偏位を検出することによって前
    記多値データを読み出す第2の工程と、 前記他方の電極に印加される前記読み出し電圧を除去す
    る第3の工程と、 前記第3の工程の後に、前記強誘電体キャパシタの前記
    上電極と前記下電極との間の電位差を零にする第4の工
    程を備え、 前記第2の工程において印加される前記読み出し電圧
    は、前記第3の工程で前記読み出し電圧が除去されたと
    きに、前記強誘電体膜の分極の偏位が前記多値データを
    読み出す前の偏位に戻るような大きさであり、 前記第1の工程において書き込まれる分極の偏位が、 前記第2,第3,第4の工程を順に繰り返す読み出し動
    作を複数回行った後に達する安定した分極の偏位と一致
    するように前記書き込み電圧が調整され、あるいは前記
    書き込み電圧の絶対値が前記第2,第3,第4の工程を
    順に繰り返す読み出し動作を複数回行った後に達する安
    定した分極の偏位と一致する前記書き込み電圧の絶対値
    よりも小さく調整され、 前記第2,第3,第4の工程を順に繰り返す読み出し動
    作を少なくとも1回行って読み出すことを特徴とする半
    導体記憶装置の検査方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の工程において書き込まれる分
    極の偏位が、前記第2,第3,第4の工程を順に繰り返
    す読み出し動作を複数回行った後に達する安定した分極
    の偏位と飽和分極の間となるように前記書き込み電圧が
    調整され、 前記第2,第3,第4の工程を順に繰り返す読み出し動
    作を複数回行って読み出すことを特徴とする半導体記憶
    装置の検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101777377B (zh) * 2010-01-12 2013-01-30 清华大学 一种位线-板线合并结构的铁电存储器存储阵列
JP2014041644A (ja) * 2007-08-22 2014-03-06 Micron Technology Inc フラッシュメモリ中のエラースキャニング

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