JP2003006586A - 識別コード付器具、その製造方法、及び、識別コード読み取りシステム - Google Patents

識別コード付器具、その製造方法、及び、識別コード読み取りシステム

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JP2003006586A
JP2003006586A JP2001234212A JP2001234212A JP2003006586A JP 2003006586 A JP2003006586 A JP 2003006586A JP 2001234212 A JP2001234212 A JP 2001234212A JP 2001234212 A JP2001234212 A JP 2001234212A JP 2003006586 A JP2003006586 A JP 2003006586A
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Toru Okada
徹 岡田
Atsutoshi Okamoto
敦稔 岡本
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Aisin Engineering Co Ltd
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ADS KK
Aisin Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 識別コードを読み易くすること、識別コード
が読み易くする製造方法を提供すること、識別コードの
読み取りを確実に行えるシステムとすること。 【解決手段】 器具1の一部に識別コード6を備えた識
別コード付器具において、識別コード6が設けられる部
位にブラスト加工または艶消しの表面処理が施され、識
別コード読み取り時のハレーション現象を防止して、識
別コード6の読み取りが行える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードや二次
元コード等の識別コードを備えた識別コード付器具、及
び、識別コード付器具の製造方法、並びに、識別コード
付器具の読み取りシステムに関するものである。
【従来の技術】近年では、流通、物流、医療等の幅広い
分野において、個々の製品を個別に管理することを目的
として、バーコードや二次元コードと言った識別コード
が使用されている。この中の一例として、医療分野にお
いて、病院等で使用される各種手術用の器具(例えば、
メス、はさみ、ピンセット、鉗子、持針器、縫合針、
鉤、箆等)は、一般的に鋼製小物と称されている。この
様な鋼製小物では、二次元の識別コードとなるコードマ
ーク(単に、マークと称する)をレーザマーカー等でマ
ーキングを行い、そのマーキングを二次元コードリーダ
(読取装置)で読み取る方法が知られている。例えば、
鋼製小物においては、鋼製小物の任意の箇所に光学的読
み取り用コードマークをレーザマーキングしたものが、
特開平6−328275号公報に開示されている。ま
た、高輝度LEDを内部に配設し、間接照明により被読
み取り面を照射すると共に、光学マーカーにて被読み取
り面に向けて光学マーカー像を照射し、二次元コードを
読み取るようにした自照式の二次元コード読取装置が、
特開2000−29979号公報に開示されている。こ
の様な識別コードとなるマークを備えた鋼製小物の製造
方法について説明する。その製造方法は、固定型と可動
型から成る成形面を有する両金型を閉じ、金型内の成形
面に溶融金属を流し込む。その後、金型が冷えた状態に
なったら、鋳造された製品を取り出し、鋳造後に識別コ
ードをレーザにより設けるという方法を取る。
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、鋼製
小物に代表される様な器具は、見栄えの向上を目的とし
て、ステンレス材を用いて表面が鏡面で仕上げてある場
合が多い。このため、鏡面仕上げされた面に識別コード
が設けられていると、この識別コードをコードリーダー
によって読もうとした場合には、鏡面による外乱光ノイ
ズ等の影響によって、コードリーダーの読み取り部で
は、ハレーション現象を起こす場合が有り得る。従っ
て、鏡面に識別コードが設けられた場合には、ハレーシ
ョsン現象により、正確に識別コードを読み取ることが
困難であった。この様な識別コードが設けられる部材
が、金属である場合、通常、その金属にレーザ加工を行
って識別コードのマーキングを施すが、レーザにより識
別コードを設ける場合には、2種類の方法が行われる。
つまり、金属面へのレーザの照射時間とレーザの照射を
行うビーム径の違い等により、表面の仕上がり具合が異
なってくることを利用し、金属面に対してレーザの照射
時間を短くし、ビーム径を太くすると、金属表面が酸化
された黒いマーク(これを、黒マークと称する)とな
る。一方、レーザの照射時間を長くし、金属面に照射す
るビーム径を細くすると、金属表面では酸化膜を生成す
る間もなく一瞬にして金属表面が変色することなく、レ
ーザにより半球状に凹部が彫り込まれ、凹凸が形成され
た白いマーク(これを、白マークと称する)となる。こ
の様な方法により形成された2種類のマークが金属面に
存在する場合、二次元読取装置によって、濃淡を2値化
し、黒マークは読む事ができる。しかしながら、白マー
クは識別コードが設けられた部位の周囲の乱反射等の影
響によって、ハレーション現象を引き起こし、正確に読
む事が困難なものとなる。また、従来の製法によって作
られた器具の識別コードを、読み易くするためには、何
らかの対策が必要となってくる。よって、本発明は上記
の問題点に鑑みてなされたものであり、識別コードを読
み易くすること、識別コードが読み易くなる製造方法を
提供すること、識別コードの読み取りを確実に行えるシ
ステムとすること、を技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた技術的手段は、器具の一部に識別コードを備
えた識別コード付器具において、前記識別コードが設け
られる部位に、ブラスト加工または艶消しの表面処理が
施されるようにしたことである。上記の構成によれば、
識別コードが設けられる部位にブラスト加工または艶消
しの表面処理が施されるので、識別コードが設けられる
部位は光沢が抑えられる。これによって、識別コード読
み取り時のハレーション現象が防止され、識別コードが
設けられる部位では読み易くすることが可能となる。こ
の場合、前記器具は金属より成り、該金属上に前記識別
コードが設けられ、前記金属表面が酸化して形成された
第1マークと、前記金属表面の凹凸により形成された第
2マークとの少なくとも一方を有するようにすれば、第
1マークと第2マークといった2種類のマークの少なく
ともいずれかを用いて、マークの種別により、広範囲に
器具の管理が行える。また、器具は円筒状または針状で
あり、バーコードまたは四角形状の識別コードが設けら
れるので、円筒状または針状の器具に対して、バーコー
ドや四角形状(例えば、正方形、長方形等)の識別コー
ドを設けることが可能である。また、上記の課題を解決
するために講じた技術的手段は、金型の一部にブラスト
加工または艷消しの表面処理を施して、金型内に溶融金
属を入れて器具を成形し、前記ブラスト加工が施された
部位に識別コードを設けるようにしたことである。上記
の構成によれば、金型の一部にブラスト加工または艶消
しの表面処理を施して、金型内に溶融金属を入れて器具
を成形し、表面処理が施された部位に識別コードを設け
るようにしたので、識別コードの設けられる部位はブラ
スト加工または艶消しの表面処理が行われて、光沢が抑
えられ、そこに識別コードが設けられることによって、
識別コードが読み易くなる製造方法が提供される。更
に、上記の課題を解決するために講じた技術的手段は、
金型内に溶融金属を入れて器具を成形して、該器具の一
部にブラスト加工または艶消しの表面処理を施し、該表
面処理が施された部位に識別コードを設けるようにした
ことである。上記の構成によれば、金型内に溶融金属を
入れて器具を成形して、器具の一部にブラスト加工また
は艶消しの表面処理を施し、該表面処理が施された部位
に識別コードを設けるようにしたので、識別コードの設
けられる部位は光沢が抑えられ、そこに識別コードが設
けられる。これによって、識別コードが読み易くなる製
造方法が提供される。更にその上、上記の課題を解決す
るために講じた技術的手段は、器具に設けられた識別コ
ードを、自照式の読取装置により読み取る識別コード読
み取りシステムにおいて、前記識別コードが設けられる
部位にブラスト加工または艶消しの表面処理が施された
器具に対して、前記読取装置が所定角度の位置に配設さ
れるようにしたことである。上記の構成によれば、識別
コードが設けられる部位に、ブラスト加工または艶消し
の表面処理が施された器具に対して、読取装置が所定角
度の位置に配設されるようにしたので、識別コードの形
状によらず、識別コードに凹凸がある場合には、識別コ
ードの陰影を用いての読み取りが行える。よって、識別
コードの読み取り精度が、従来に比べて、向上する。ま
た、器具に設けられた識別コードを、読取装置により読
み取る識別コード読み取りシステムにおいて、光源を備
え、前記識別コードが設けられる部位に、ブラスト加工
または艷消しの表面処理が施された器具に対して、前記
読取装置を対向させ、前記光源を前記器具に斜め方向か
ら照射した。上記の構成によれば、識別コードが設けら
れる部位にブラスト加工または艶消しの表面処理が施さ
れた器具に対して、前記読取装置を対向させ、前記光源
を前記器具に斜め方向から照射したので、識別コードに
は斜め方向から光源が当たる。これによって、例えば、
識別コードが凹凸により形成された場合であっても、凹
部に陰影が生じ、これを検出することによって、確実に
識別コードを読むことが可能となり、識別コードの読み
取り精度が向上する。この様なシステムにおいて、識別
コードが設けられる部位にブラスト加工や艶消し加工の
処理を施せば、例えば、光源からの光を利用して、読取
装置の読み取り位置が明確になる。その結果、オペレー
タは読取装置と被検出物となる識別コード6との位置合
わせがし易くなり、オペレータの心理的ストレスが無く
なり、システム全体での読み取り性能が向上する。
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。本実施形態においては、器具の一
例として、医療関係で使用されるメス1を例にとって説
明を行うが、本発明はこれに限定されるものではなく、
ここで言う器具は、光沢面を少なくとも一部に有する金
属部材や、セラミックス、シリコン等の材料から成るも
のに適用が可能である。図1は、本発明の識別コード6
を備えた器具(識別コード付器具)を、一般的に鋼製小
物と称されるメス1に適用した場合を示す。メス1は先
端に刃部2を持ち、刃部2の後方には柄部3を備えてい
る。この柄部3には取付部7が延在しており、取付部7
により刃部2は、衛生上、交換が可能である。手の平で
つかむメス1の柄部3の後部4には、複数の器具の個々
の品番または品質管理が行えるように、識別コード6と
なるマトリックス上の二次元コードが設けられてる。
尚、この識別コード6が設けられる位置は、後部4にに
限定されず、任意または所定の場所の一部に設けること
が可能である。上記したメス1は、刃部2以外ではステ
ンレス等の金属材から成り、表面に光沢面を有してい
る。この光沢面の一部にブラスト加工や艶消しといった
表面加工を施した表面加工部5の上に、二次元の識別コ
ード6が設けられている。本実施形態において、識別コ
ード6は12行12列のマトリックス状のデータマトリ
ックスコードを使用するが、規格化されたベリコード、
QRコード、或いは、その他のコードであっても良い。
この識別コード6は、一般的に鋼製小物と称される、例
えば、メス、はさみ、ピンセット、鉗子、持針器、縫合
針、鉤、箆等の小物に、レーザで識別コード6をマーキ
ングする際に、そのマーキング部位にブラスト加工(例
えば、サンドブラスト処理、ヘアラインや梨地加工と言
ったエッチング処理等による艶消し処理を施す。これに
よって、後述する読取装置によって、識別コードを読み
取り時には、識別コード6の周りが乱反射して読みにく
くなることを防止するようにしている。次に、上記した
識別コード6を備えた器具1の製造方法について、図2
を参照して説明する。第1の製造方法において、器具1
は金型31,32の成形面31a,31b,32a,3
2bに溶融金属を流し込んで作られる。最初、溶融金属
(例えば、ステンレス、鉄等)を金型内部の成形面に流
し込む前に、識別コード6が設けられる側の一方の金型
31に加工を施す方向がとられる。つまり、識別コード
6が設けられる部位の周囲(表面処理部5)に対して、
金型31に直接、ブラスト加工(サンドブラスト処理、
ヘアラインや梨地加工と言ったエッチング処理)や艶消
しといった表面処理を施し、識別マーク6が設けられる
部位の周囲の光沢面を抑える加工を行う。その後、識別
コード6をレーザ加工によって、表面加工が施された表
面処理部5の上に形成することで、識別コード6を備え
た器具1を作ることができる。また、これとは別の第2
の製造方法では、器具1は、金型31,32の成形面3
1a,31b,32a,32bに溶融金属を流し込んで
作られ、溶融金属が金型内で固まると、金型31,32
から鋳造された器具1が取出される。その後、器具1の
識別コード6が設けられる部位の周囲に対して、ブラス
ト加工(サンドブラスト処理、ヘアラインや梨地加工と
言ったエッチング処理)や艶消しといった表面処理を施
して、表面処理部5を形成する。そして、表面処理部5
は識別マーク6が設けられる部位の周囲で光沢面が抑え
られ、識別コード6をレーザ加工によって、表面処理部
5の上に形成することで、識別コード6を備えた器具1
を作ることができる。この場合、レーザ加工に代わり、
識別コード6を熱転写によって表面処理部5となる部位
に設ける事も可能である。また、識別コード6をレーザ
で表面処理部5の所定箇所に識別コード6をマーキング
する際に、識別コード6をマーキングする部位に対し
て、器具1を作る時の型31に直接これらの艶消し処理
を施し、器具1の型31,32による形成時に一緒に、
転写を施す事で、後加工に係る工数を無くす事ができ
る。よって、以上説明した製造方法により、簡単な工程
で、この識別コード6の周囲の光沢を抑え、読取装置で
読み易くなる識別コード6を器具1に設けることが可能
である。次に、識別コード6を読み取る読取装置10に
ついて、図3および図4を参照して説明する。読取装置
10は、外形には合成樹脂から成る略L字形の本体ケー
ス11を採用している。この本体ケース11は、筒体か
らなる胴部12と、胴部12の先端にて直角に屈曲され
たフード部13とから成る。フード部13は開口すると
共に、内部の中央にはレンズ14が配置され、レンズ1
4の結像位置に二次元センサ15が配置されている。ま
た、レンズ14と二次元センサ15の中心とを結ぶ直線
の左右対象位置に、一対の光学マーカー16,16が配
置されている。この光学マーカー16は、図4に示す様
に、ケース11の内底面に配置されたレンズ16aと内
底面よりも内側に配設されてレンズ14による被読み取
り面の焦点位置に向けて光学マーカー像を照射させるL
ED16bとから構成されている。更に、フード部13
内おける左右の側壁には内側に突出した棚部17が形成
され、この棚部17には図3に示す左右方向にそれぞれ
5つずつの高輝度赤色LED18が図3に示す上向きに
配置されている。また、胴部12の下面にはひとさし指
で操作が可能なプッシュ式の操作レバー19aが配設さ
れており、その操作レバー19aの操作により、プッシ
ュスイッチ19bのオン・オフが操作可能である。つま
り、操作レバー19aを握って操作したときに、プッシ
ュシュイッチ19bがオン状態となり、操作レバー19
aの操作がないときには、プッシュスイッチ19bがオ
フ状態となる。尚、フード部内はできるだけ光が反射し
やすい様に、白色の乱反射板が貼付されている。図5
は、読取装置10の内部の電気的な回路構成を示したブ
ロック図である。図5では、プッシュスイッチ19bが
トリガスイッチとして主制御回路21に接続され、読み
取り動作を開始するためのトリガとなる。二次元センサ
15はセンサに写る映像を具体的に読み出して、信号と
して出力するセンサドライバ回路22に接続されてい
る。このセンサドライバ回路22を介し、主制御回路2
1に映像信号が出力される。この主制御回路21には映
像信号から読み取った二次元コードをデコードするため
のデコード回路も内蔵されており、一連の画像処理を経
て得られる復元データを出力可能となっている。レンズ
14の左右に配設される光学マーカー16のLED16
bは、LEDドライバ回路16cを介して主制御回路2
1に接続され、LED18は二つのグループに分けられ
てLEDドライバ回路18a,18bを介して主制御回
路21に接続されている。この具体的なグループ分けは
各列ごとに5つずつ配置される各LED18のうち、両
端と中央の3つと、これらに挟まれる2つとに分け、左
右のLED18で6つのグループと、4つのグループと
に分けている。そして、二次元コードの読み取り成功時
に点灯させる読み取りランプとしてLED23も備えて
いる。主制御回路21はトリガとなるプッシュスイッチ
19bの操作に基づいて、各回路などに適宜制御信号を
出力し、識別コード6の読み取り処理を実行する。概略
的には、LEDドライバ回路16cを介してレンズ14
に対して、両側のLED16bを明滅させる。ここで、
LED16bの非点灯状態時にLEDドライバ回路18
a,18bを介してLED18を点灯させ、センサドラ
イバ回路22を介して二次元センサ15の画像を取り込
み、二次元コードの画像を得られた時点で二値化してデ
コードする。この場合、正常にデコードできたら、読み
取りランプとして機能するLED23を点灯させる。ま
た、この場合、ブザーを、ピッピィと鳴らし、正常にデ
コードができたことを読取装置10のオペレータに光ま
たは音により報知し、デコードされたデータを図示しな
い外部のコード解析装置へと送り、コード解析装置によ
って識別コード6の解析を行うようにすることができ
る。次に、読取装置10による、具体的な識別コード6
の読み取りについて説明する。図6は光学マーカー16
の読み取りの原理を説明するためのもので、光学マーカ
ー像と識別コード6の関係を示している。図4に示す様
に、二次元センサ15とレンズ14の位置関係によって
決まる焦点位置に対し、光学マーカー16は識別コード
6との位置合わせのために、例えば、十字型の光学マー
カー像を照射する。このとき、光学マーカー16は二次
元センサ15を左右両側から挟み込むよう斜めに照射さ
れ、光学マーカー16と被読み取り部となる識別コード
6との間の距離に応じて、被読み取り部での見え方が異
なるように表示される。即ち、被読み取り面が図4の
(a)位置のように近すぎれば、図6の(a)に示す様
に、光学マーカー16,16から照射される十字型の光
学マーカー像は識別コード6より離れて現れる。また、
被読み取り面が、図4の(b)位置の如く適正位置にあ
れば、図6の(b)に示す様に、識別コード上に十字型
の光学マーカーが重なって現れる。しかし、被読み取り
面が、図4の(c)位置に示す如く、遠すぎれば、図6
の(c)に示すように、図4の(b)位置より離れれば
離れる程、光学マーカー像は再び離れて現れる。このよ
うにして、被読み取り面に写る光学マーカー像を利用し
て、読取装置10と識別マーカー6との適正位置関係を
確保でき、適正位置になったときに読み込みがなされ
る。次に、読取装置10の動作について説明する。オペ
レータが操作レバー19を操作して、トリガとなるプッ
シュスイッチ19bをオンにして読み取り操作の開始を
指示すると、主制御回路21がLEDドライバ回路16
cを介して、上記した適性位置への位置決めの為に、光
学マーカー16のLED16bを明滅させる。この場合
にオペレータは、照射される二つの光学マーカー像が識
別コード上で重なり合うようにハンドヘルド型の読取装
置10を前後左右に動かして位置合わせを行う。この
際、この光学マーカー像が明滅するのに同期して主制御
回路21はLEDドライバ回路18a,18bを駆動
し、間接照明のためのLED18を明滅させる。二次元
センサ15にはレンズ14を介して、被読み取り面の映
像が写る。LED18は明滅を繰り返しており、同LE
D18が点灯したときの照明光によって、被読み取り面
が照らされることにより、二次元センサ15が検知可能
な光量となり、二次元センサ15にて識別コード6を読
み取り可能となる。二次元センサ15に写る結像イメー
ジは、センサドライバ回路22によって逐次取り込ま
れ、二次元コードが含まれたと判断できるとその時点で
主制御回路21内のデコード回路に送り出される。する
と、同デコード回路は結像イメージに基づき二値化し
て、ドット配置パターンを特定し、識別コード6に書き
込まれている情報をデコードする。この場合、主制御回
路21内において情報がデコードされたことを認識でき
る。その時点で読み取り完了を知らせるために、LED
23を点灯させて、LED16bやLED18の明滅を
終了させる。この様に、LED18により間接照明を行
う場合には、LED18は高輝度の赤色光で発光させる
ようにしているが、高輝度の赤色光で明滅を繰り返す
と、オペレータの目にはまぶしい為、位置合わせしずら
いことが多い。このため、操作レバー19をオペレータ
が操作している間は、LED18を点灯させたままとし
ても良く、この様に、LED18が明滅しなくても読取
装置10による読み取りは可能である。また、操作レバ
ー19による操作と連動して、内部のLED18を点灯
させ、識別コード6の読み取りが完了した時点、自動的
にLED18を消灯させるようにしても良い。光学マー
カー像や照明光は、好ましくは赤色光とするが、むろ
ん、これに限られるものではなく、例えば、高輝度で照
明するLED18に赤外線光を使用すれば、まぶしさを
解消できる。また、別の方法として光学マーカー像と照
明光とを別の色にすることも有用である。例えば、照明
光を赤として光学マーカー像を緑としたり、照明光を赤
と緑として光学マーカー像を赤とするというようなこと
も可能である。さらには、照明光を赤外光としつつ二次
元センサ15としてこのような赤外光に対応するものを
採用するようにしてもよい。次に、識別コード6につい
て説明する。識別コード6は図1に示す様に、例えば、
12行12列の複数のセルから成り立っている。これ
は、レーザの照射時間とレーザの照射を行うビーム径の
違い等により、表面の仕上がり具合が異なることを利用
している。つまり、器具1の材質が金属であった場合、
金属面に対してレーザの照射時間を短くし、ビーム径を
太くすると、図9の(a)の如く、金属表面が酸化され
たマーク(これを、黒マークと称する)6aとなる。一
方、レーザの照射時間を長くし、金属面に照射するビー
ム径を細くすると、図9の(b)の如く、金属表面では
酸化膜を生成する間もなく一瞬にして、金属表面が変色
することなく、レーザにより半球状に凹部が彫り込まれ
て形成されたマーク(これを、白マークと称する)6b
となる。更に、金属等に二次元コード(例えば、3×3
mm)をマーキングする方法について、詳細に説明す
る。本実施形態ではドット方式のレーザマーキングを採
用しており、縦横12セルある中の各セルにおいて、レ
ーザによって、4ドットのマーキングを行っている。こ
の様なレーザによって、黒マーク6aのマーキング加工
を行う際には、レーザ加工を行うレーザの径とセルとの
位置合わせする二次元コードのセル寸法を、正規の寸法
より数十μmだけ小さめに設定(図10の(a)に示す
黒い部分)する。そこの位置にレーザを照射して加工す
る事により、レーザによる酸化膜が図10の(b)の如
く広がり、酸化されたセルが隣り合うと、セル同士がく
っつき、単一セルにおいては正方形状となるため、本来
マーキング加工をすべきでない部位(セルの範囲外)に
レーザ加工による酸化膜が広がることが防止され、マー
キングの仕上り精度が向上する。よって、信頼性の高
い、正確な識別データ6とすることができる。この様に
して形成された黒マーク6aは、酸化膜と酸化膜が形成
されていない部位との濃淡の変化が大きくなり、この濃
淡の変化を基にして、読取装置10によって黒マーク6
aのコードを確実に読む事ができる。しかし、白マーク
6bは光の乱反射が発生すると、隣り合うセル同士の境
界線がわかりづらくなり、ハレーション現象が発生する
ため、読取装置10によって正確にコードを読む事が難
しくなる。そこで、識別コード読み取りシステム50で
は、黒マーク6aのみならず、白マーク6bも確実に読
めるよう、図7に示す構成を採用している。このシステ
ム50では、被読み取り物となる識別コード6を備えた
器具1をベースとなる基台41上に載せる。そして、図
3に示す読取装置10と内部構造は基本的には同じであ
るが、操作レバー19はオペレータの手元で操作できる
ハンドヘルド型の自照式の読取装置9を、識別コード6
の中心を通る上方、つまり、被読み取り面が図4の
(b)に示される高さ(基台41の鉛直方向において、
破線で示される位置)から所定角度(θ1〜θ2)だけ
傾けた位置に取り付け、この斜め方向に取り付けられた
読取装置9によって、識別コード6が読み込める構成と
している。例えば、図7の如く、読取装置9の内部の光
源(例えば、LED)を白モードの識別コード6に対し
て斜めから当てた場合、識別コード6が白マーク6bで
あるとすると、白マーク6bにおいて、レーザにより彫
り込まれた凹部の光源に近い部位に陰影が現れる。この
陰影を読取装置9により読み込む方法を採用している。
つまり、読取装置10は、検出できる鉛直方向からの最
小の角度(例えば、略15度)より、斜めから識別コー
ド6に当てた光が臨界状態となる前の状態で、識別コー
ド6の全体のセルを認識可能な最大角度(例えば、略4
5度)となるよう、傾斜角度が設定され、そこに設けら
れている。この様な構成を取ることにより、白マーク6
bの二次元コードも凹部の陰影を利用して確実に読み取
ることが可能である。一方、黒マーク6aについては、
レーザにより酸化したセルと、酸化されていないセルと
の濃淡比較(2値化)を利用して、黒マーク6aの読み
取りが可能である。この場合、読取装置9の後部に遮蔽
光板20を設ければ、外部からの光の影響(外乱光の影
響)を防止した、正確且つ確実な読み取りが行える。ま
た、この読み取りシステム50の別の構成を、図8に示
す。上記した図7では被読み取り物(識別コード6を備
えた器具1)を基台41に固定し、被読み取り面に対し
て光源を傾けて、例えば、白マーク6bのセル内に陰影
を作る方法を示したが、これに代わって、図8の如く、
光源25を読取装置9と別体で設け、被読み取り物とな
る識別コード6と読取装置9とを対向して配設し、被読
み取り物に対して光源側を傾けても図7と同じ効果を奏
する。つまり、被読み取り物(識別コード6を備えた器
具1)に対して読取装置9を対向配置し、被読み取り物
に対して斜め方向から光源(例えば、蛍光灯)25の光
を当てる方法を採用する。この際、光源25は所定の広
がり(例えば、30度程)をもち、被読み取り面では斜
め方向から光りが当たる。この場合、上記した所定角度
(15〜45度)をもって被読み取り面に光が当たる様
にすれば、識別コード6が白マーク6bである場合に
は、白マーク6bのセル内の凹部に陰影が現れ、その陰
影を利用して、白マーク6bを読み取ることが可能であ
る。一方、黒マーク6aについては、レーザにより酸化
したセルと酸化されていないセルとの濃淡比較(2値
化)を利用して、黒マーク6aの読み取りが可能であ
る。尚、図8に示す場合でも、読取装置9や光源25の
後部および側方からの読み取りに悪影響を及ぼす光を遮
るために遮蔽光板20,24を設ければ、外乱光を遮蔽
光板20,24により防止した識別コード6の読み取り
が行える。以上のことから、図11の如く、黒マーク6
aおよび白マーク6bの種類の異なる複数の識別コード
6が1つの部材上に混在している場合でも、図7または
図8に示すシステム構成を取れば、識別コード7のコー
ド判別が可能となる。従って、例えば、病院等で鋼製小
物と称される器具1を品番または品質管理を行い、個々
の識別コード6のコード判別する場合には白マーク6b
を使用し、病院以外でその器具1を取り扱う問屋や、病
院等で在庫管理を請け負う業者は黒マーク6aを使用す
るようにすれば、1つの器具1に対して、別々の目的で
品番または品質管理を行うことができることから、置か
れた状況に応じて、別の種類のマークを使用することが
可能である。これによって、器具1の管理範囲を細かく
分類でき、適用範囲が広くなり、様々の用途に利用でき
る。具体的には、黒マーク6aと白マーク6bの2種類
のコードが混在した二次元の識別コード6をメイン分類
とサブ分類に区分し、異なるマークによる差別化を図
り、各々が違う目的で同じ物を管理する場合に使用する
事が可能となる。以上の説明においては、識別コード6
を二次元コードとした場合について説明を行ったが、こ
れに限定されるものではなく、図12の(a)に示す様
に、識別コード6は一次元のバーコード6cであっても
良い。つまり、器具1において、バーコード6cが設け
られる部位またはその周辺に、ブラスト加工や艶消しと
言った表面加工が施されていれば、ハレーション現象を
防止して、読取装置9,10によりバーコード6cを読
み取ることができ、バーコード6cの読み取りの場合で
あっても、二次元コードの読み取りの場合と同様の効果
を奏する。この場合、バーコード6cの長さがある程度
ないと読取装置9,10によって、バーコード6cを読
み取る事が困難であったが、バーコード6cの認識を行
う二次元センサ15の前に、例えば、シリンドリカルレ
ンズ等と言った光学レンズを設けることによって、バー
コード自体の長さを、図12の(b)に示す如く長くで
き、読取装置9,10による読み取りが可能となる。こ
の場合、シリンドリカルレンズ等を用いずに、ソフトに
よる画像処理により細い線を長くして、読取装置9,1
0によって読み取り易くすることも可能である。また、
別の実施形態においては、図12に示すバーコード6c
に代わりに、ブラスト加工や艶消しの処理がなされたそ
の表面より小さい、図13のような長方形状をした二次
元コード(長方形コード)6dを使用することもでき
る。その結果、針の様に細長い形状の器具1aあるいは
円筒状のものにまでバーコード6cや長方形コード6d
を入れて、品番等の器具1aの管理を行う事ができる。
特に、器具1aの中で円筒状または断面が蒲鉾状の鏡面
を有するものに対して、ヘアラインを施す場合には軸方
向(長手方向とも言う)に設ける事が望ましい。これに
より、読取装置9,10の読み取り時の読み取りエラー
を防止できる。また、識別コード6が設けられる部位に
ブラスト加工や艶消し加工の処理を施せば、読取装置1
0から発せられる読み取り部位を示す光学マーカー16
の指示位置が明確に表示されるようになるので、その位
置を明確にオペレータが判断できるものとなる。その結
果、オペレータは読取装置10の被検出物となる識別コ
ード6との位置合わせがし易くなり、システム全体での
読み取り性能を向上させることができる。また、読取装
置10の光学マーカー(例えば、十字型の光学マーカー
像)が表示される位置への位置合わせ時において、オペ
レータの心理的ストレスを無くしての読み取り操作が行
えるものとなる。
【効果】本発明によれば、識別コードが設けられる部位
にブラスト加工または艶消しの表面処理が施されるの
で、識別コードが設けられる部位は光沢が抑えられるこ
とによって、識別コード読み取り時のハレーション現象
が防止されて、読み易くできる。この場合、器具は金属
より成り、金属上に前記識別コードは設けられ、金属表
面が酸化して形成された第1マークと、金属表面の凹凸
により形成された第2マークとの少なくとも一方を有す
るようにすれば、第1マークと第2マークといった2種
類のマークの少なくともいずれかで、区分をマークの種
別により変えての器具の管理が行える。また、器具は円
筒状または針状であり、バーコードまたは四角形状の識
別コードが設けられるので、円筒状または針状の器具に
対して、バーコードや四角形状(例えば、正方形、長方
形等)の識別コードを設けることができる。本発明によ
れば、金型の一部にブラスト加工または艶消しの表面処
理を施して、金型内に溶融金属を入れて器具を成形し、
表面処理が施された部位に識別コードを設けるようにし
たので、識別コードの設けられる部位はブラスト加工ま
たは艶消しの表面処理が行われて光沢が抑えられ、そこ
に識別コードが設けられることによって、識別コードが
読み易くなる製造方法とすることができる。また、金型
内に溶融金属を入れて器具を成形して、器具の一部にブ
ラスト加工または艷消しの表面処理を施し、該表面処理
が施された部位に識別コードを設けるようにしたので、
識別コードの設けられる部位は光沢が抑えられ、そこに
識別コードが設けられることによって、識別コードが読
み易くなる製造方法とすることができる。更に、本発明
によれば、識別コードが設けられる部位に、ブラスト加
工または艶消しの表面処理が施された器具に対して、読
取装置が所定角度の位置に配設されるようにしたので、
識別コードの形状によらず、識別コードの陰影を用いた
読み取りが行え、識別コードの読み取り精度が従来に比
べて向上する。また、本発明によれば、識別コードが設
けられる部位にブラスト加工または艶消しの表面処理が
施された器具に対して、前記読取装置を対向させ、前記
光源を前記器具に斜め方向から照射したので、識別コー
ドには斜め方向から光源が当たることによって、例え
ば、識別コードが凹凸により形成された場合に凹部に陰
影が生じ、これを検出することによって、確実に識別コ
ードを読むことができ、識別コードの読み取り精度が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における識別コード付器
具を、医療の鋼製小物に適用した場合の平面図である。
【図2】 本発明の一実施形態における識別コード付器
具の製造方法を示す説明図である。
【図3】 本発明の一実施形態における識別コードを読
み取る読取装置の内部構成図である。
【図4】 図3に示す読取装置により、識別コードを読
み取る場合の説明図である。
【図5】 図3に示す読取装置の電気回路のブロック図
である。
【図6】 図4に示す(a),(b),(c)の位置で
の光学マーカー像と識別コードの位置関係を示す図であ
る。
【図7】 本発明の一実施形態における識別コード読み
取りシステムの読取装置と識別コードとの位置関係を示
す図である。
【図8】 本発明の一実施形態における識別コード読み
取りシステムの別の構成を示す構成図である。
【図9】 本発明の一実施形態における識別コードの形
態を示し、(a)は黒マーカーコード、(b)は白マー
カーコードの形態を示す。
【図10】 本発明の一実施形態における識別コードの
レーザ照射位置とレーザ加工後のセルの仕上がり状態を
示した図である。
【図11】 図9に示す2種類の識別コードを鋼製小物
に適用した場合の平面図である。
【図12】 本発明の一実施形態におけるバーコード形
式の識別コード付器具をレンズを通してみた場合の平面
図である。
【図13】 本発明の一実施形態における長方形状の識
別コードの形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 メス(器具) 1a 針(器具) 2 刃部 3 柄部 4 後部 5 表面処理部 6 識別コード 6a 黒マーク(識別コード) 6b 白マーク(識別コード) 6c バーコード(識別コード) 7 取付部 16 光学マーカー 18 LED(光源) 25 蛍光灯(光源) 31、32 金型 50 識別コード読み取りシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 敦稔 愛知県知多郡東浦町大字森岡字飯喰場7番 地の21 有限会社エイデイエス内 Fターム(参考) 4C060 AA06 AA08 BB11 BB23 FF02 FF12 GG02 GG12 MM22 MM24 4C341 LL30 5B035 AA11 BA03 BB01 BB03 BC00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具の一部に識別コードを備えた識別コ
    ード付器具において、 前記識別コードが設けられる部位に、ブラスト加工また
    は艶消しの表面処理が施されていることを特徴とするコ
    ード付器具。
  2. 【請求項2】 前記器具は金属より成り、該金属上に前
    記識別コードが設けられ、前記金属表面が酸化して形成
    された第1マークと、前記金属表面の凹凸により形成さ
    れた第2マークとの少なくとも一方を有することを特徴
    とする請求項1に記載の識別コード付器具。
  3. 【請求項3】 前記器具は円筒状または針状であり、バ
    ーコードまたは四角形状の識別コードが設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の識別コード付器具。
  4. 【請求項4】 金型の一部にブラスト加工または艶消し
    の表面処理を施して、金型内に溶融金属を入れて器具を
    成形し、前記表面処理が施された部位に識別コードを設
    けることを特徴とする識別コード付器具の製造方法。
  5. 【請求項5】 金型内に溶融金属を入れて器具を成形し
    て、該器具の一部にブラスト加工または艶消しの表面処
    理を施し、該表面処理が施された部位に識別コードを設
    けることを特徴とする識別コード付器具の製造方法。
  6. 【請求項6】 器具に設けられた識別コードを、自照式
    の読取装置により読み取る識別コード読み取りシステム
    において、 前記識別コードが設けられる部位にブラスト加工または
    艶消しの表面処理が施された器具に対して、前記読取装
    置が所定角度の位置に配設されることを特徴とする識別
    コード読み取りシステム。
  7. 【請求項7】 器具に設けられた識別コードを、読取装
    置により読み取る識別コード読み取りシステムにおい
    て、 光源を備え、前記識別コードが設けられる部位にブラス
    ト加工または艶消しの表面処理が施された器具に対し
    て、前記読取装置を対向させ、前記光源を前記器具に斜
    め方向から照射したことを特徴とする識別コード読み取
    りシステム。
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