JP2010510014A - デバイス用のコンソール及び歯科治療ユニット - Google Patents

デバイス用のコンソール及び歯科治療ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2010510014A
JP2010510014A JP2009537663A JP2009537663A JP2010510014A JP 2010510014 A JP2010510014 A JP 2010510014A JP 2009537663 A JP2009537663 A JP 2009537663A JP 2009537663 A JP2009537663 A JP 2009537663A JP 2010510014 A JP2010510014 A JP 2010510014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
holder
device holder
dental treatment
hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009537663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5631002B2 (ja
Inventor
フオタリ,アルト
コポネン,ヤリ
タルヴァイネン,ミカ
ノルドルンド,ラウリ
ゴドツィンスキ,クリスティアン デ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Planmeca Oy
Original Assignee
Planmeca Oy
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from FI20061032A external-priority patent/FI122876B/fi
Priority claimed from FI20061031A external-priority patent/FI123063B/fi
Application filed by Planmeca Oy filed Critical Planmeca Oy
Publication of JP2010510014A publication Critical patent/JP2010510014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5631002B2 publication Critical patent/JP5631002B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G15/00Operating chairs; Dental chairs; Accessories specially adapted therefor, e.g. work stands
    • A61G15/14Dental work stands; Accessories therefor
    • A61G15/16Storage, holding or carrying means for dental handpieces or the like

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

本発明は、歯科治療ユニット及びそのデバイスホルダユニットに関する。デバイスホルダユニットには、デバイス載置部があり、デバイス載置部は、デバイスホルダユニットに異なるデバイス及び/又は異なるタイプのデバイスを嵌めることができるように配置される。好ましくは、デバイスホースに、又はホースに接続されるデバイスに、色識別子があり、デバイスホルダユニットのデバイス載置部には、色分解が可能な光センサが設けられ、このセンサは、該当する色識別子を識別するように構成される。本発明は、コンソールにおけるデバイスの場所が自由に変更可能であるようにコンソールのデバイス順序を実施することを可能にする。
【選択図】図2

Description

本発明は、歯科治療(dental care)ユニットに関する。特に、本発明は、歯科治療で必要なデバイスを治療中に格納することができる、歯科治療ユニットのデバイスホルダユニットに関する。より詳細には、本発明は、歯科助手が用いるデバイスホルダユニットに関し、このユニットは、通常はいわゆる吸引ホルダユニットを備えるが、歯科医が用いるデバイスホルダユニットにも適用可能である。デバイスホルダユニットは、通常、デバイスホルダを備える並列配置された複数のデバイス載置部(device-places)を含む。
2つの基本的なタイプのデバイス、すなわち器具(例えば、マイクロモータ/タービン(ドリル)、スケーラ、硬化ユニット、シリンジ等)と、唾液及び治療の副産物を口から除去する吸引デバイスとが、通常は歯科治療ユニットに接続される。器具及び吸引デバイスは、ホースによって歯科治療ユニットの中央ユニットに接続される。吸引デバイスのホースは、通常は半硬質の管であり、他端で発生される負圧によって吸引目的で用いることができるようになっている。器具のホースは、器具タイプに従って、特に、水接続部、空気接続部、及び電線を含み得る。
デバイスホルダユニット又はコンソールは、通常、歯科助手又は歯科医が用いるデバイスであり、その中にデバイスを入れることができ、且つそれらを取り出して作業に用いることが容易である。最も典型的には、デバイスホルダがデバイスホルダユニットに並んで設置される。
デバイスホルダにも2つの基本的なタイプ、すなわち開放型及び閉鎖型がある。開放型ホルダは、デバイス及びそのホースを自由に取り外すことができるホルダを指す。閉鎖型ホルダは、ホースがホルダに通ったままであるようにデバイスを取り外すことができるホルダを指す。さらに、器具及び吸引デバイス用のホルダには、特に、異なるデバイスタイプに必要とされる保持区域の幾何学的形状及び異なるホース厚に関して、それぞれ固有の特性がある。
歯科治療作業を円滑にするために、歯科治療ユニットは一般的に、デバイスがそのホルダから取り外されると歯科治療ユニットがデバイスの取り外しを識別して何らかの準備動作を行う、例えば、吸引ホースの下流に位置付けられている吸引ポンプを始動させるような機能を含む。この機能は、アクティベーションと呼ばれ得る。したがって、該当する機能を可能にするために、デバイスコンソールは、デバイスがそのホルダ内にあるか否かを検出する検出器を含まなければならない。本明細書では、歯科治療ユニットのデバイスのアクティベーションは、ユーザがコンソールから1つのデバイスを取って歯科治療ユニットがこれをデバイスの選択として識別する措置を指す。単一の制御部によって制御されるこのようなデバイスの選択肢が2つ以上ある場合、又はデバイスのアクティベーションが何らかの自動的に開始する動作に関係する場合、識別は必要なステップである。
アクティベーションの識別は、多くの異なる方法で実施され得る。最も一般的に用いられるのは、以下の識別技法である。
機械的識別(例えば、マイクロスイッチ)、
機械的光スイッチ又は光(IR)スイッチ(光ポート)、
誘導性又は容量性識別。
マイクロスイッチ識別は、ホルダ内に位置しており器具又は吸引ヘッドがホルダに入れられるとこれらによって押されるボタンに基づく。マイクロスイッチは、使用期間中にホースが取り外される開放型ホルダでしか利用できない。ホースが通ったままの(through-rolling)ホルダでは、ホースがマイクロスイッチに当たると誤った識別が生じ得る。
誘導性/容量性識別は、デバイスの電気特性の認識に基づく。これは、開放型ホルダでも閉鎖型ホルダでも機能するが、例えば非導電性材料はこの方法によって検出できないため、識別すべきデバイス及び/又はそのホースが特にこの目的のために設計される必要がある(例えば、吸引ヘッド/スケーラハンドピース)。
デバイスのホースが閉鎖型ホルダを通って進むときに、例えば光ポートによって確実に検出可能であり得るような実質的変化がホルダの周囲で生じないため、従来技術の光学的方法は開放型ホルダでしか用いることができない。
従来技術によれば、上述の識別技法の中で各デバイス及び各自のデバイスホルダに最も適した構成体(arrangement)は、デバイス及びデバイスホルダの特性に従って、且つ構成体の費用効果も考慮に入れて常に選択される。デバイスホルダ及びデバイスに関する上述したこの機能及び特性並びに他の機能及び特性は、コンソールにおけるデバイスの考えられる場所に制限を課す。
本発明の目的は、特に歯科治療従事者の作業を容易にするとともにコンソールの多用性を向上させる歯科治療ユニットの改良型デバイスコンソールと、改良型デバイスコンソールを備える歯科治療ユニットとを提供することである。
本発明によるデバイスコンソール(デバイスホルダユニット)は、歯科治療で用いられる少なくとも2つのデバイス又は2つの異なるデバイスタイプをデバイスコンソールに嵌め込むことができるように配置される、少なくとも2つのデバイス載置部を備える。各デバイス載置部は、デバイスコンソールにおいてデバイスを所定位置に保つデバイスホルダをさらに備える。さらに、デバイスコンソールにおけるデバイス又はデバイスタイプの順序は、変更可能であり、デバイスホルダユニットは、デバイスがホルダに設置されるとデバイス載置部に設置されているデバイス又はそのタイプを識別する手段を備える。デバイス/デバイスタイプの識別は、特に色分解が可能な光センサを用いて行われる。
本発明によれば、デバイスコンソールは、例えば、ハウジング及びハウジングに接続される複数のデバイスホルダを備え、デバイス載置部に設置されているデバイス及び/又はデバイスタイプを識別する手段が、デバイス載置部を観察するためにハウジングに位置付けられるようになっている。したがって、デバイスの場所を変更すると、上記手段は、デバイスコンソールから歯科治療ユニットの制御部にコンソールの新たなデバイス順序を送信することができる。また、デバイスがそのホルダから取り外されると、上記手段は、アクティベーション信号を制御部に送信することができる。
本発明による歯科治療ユニットは、少なくとも1つのデバイスコンソール及び中央ユニットを備え、中央ユニットには、デバイスコンソールのデバイスホルダに設置されるべき歯科治療に必要なデバイスを用いるためのデバイスホースが接続される。上記デバイスホース及びそれら各自のデバイスホルダは、通常、歯科治療ユニットに接続すべき吸引デバイス及び器具等の少なくとも2つの異なるデバイスタイプ用に設計される。デバイスコンソールは、デバイスがホルダに設置されるとデバイス載置部に設置されているデバイス又はそのタイプを識別する手段を備える。
最も好ましくは、デバイス又はそのタイプの識別は、デバイス又は特に好ましくはデバイスホースに配置されている特定の色識別子(又は色識別子の欠如)に基づく。したがって、2つのデバイスタイプのシステムでは、少なくとも他方のデバイスタイプのデバイス又はホースに識別子があるべきである。好ましくは、識別子は、デバイスに近いデバイスホースの端に配置されるカラーコードである。すなわち、これは、デバイスがその所定位置にあるときにデバイスホルダ内又はデバイスホルダ付近に残る領域に配置される。これに対応して、2つ以上の異なる波長範囲を利用する光源・検出器構成等、色分解が可能なセンサが識別手段として用いられる。センサは、1つ又は複数の光源が発する光が、デバイスホルダに設置されているデバイスから、又はそのホースから、検出器に反射又は散乱するようになるように、デバイスホルダユニットに位置付けられる。
デバイスタイプの識別では、例えば吸引ホースに色識別子がある場合、器具ホースで別個の識別子を用いる必要はない。他方、識別すべきデバイスタイプが複数ある場合、これらは、識別手段が感知する独自のカラーコードを有し得る。したがって、さらなる応用では、本発明は、デバイスタイプ順序だけでなく個々のデバイスの順序の識別も可能にする。
識別子は、デバイスがそのホルダ内にまだあるときにのみ検出されるように、局所的なものであることが最も好ましい。ホースが引き抜かれているとき(識別子がセンサの付近から出るとき)にアクティベーションモードの変化が検出されるため、例えば光ポート又は機械スイッチとは対照的に、このような識別構成体は、閉鎖型デバイスホルダの場合に用いられるようにも適用可能である。
好適な一実施の形態によれば、デバイスホルダは、ハウジングから分離可能であり、デバイスホルダを再分離可能に収容する手段がハウジング内に配置されるようになっている。
本発明によってかなりの利点が得られる。すなわち、コンソールにおける個々のデバイス又はデバイスタイプの設置順序を識別することで、コンソールにおけるデバイス順序が変わる度に歯科治療ユニットを迅速に再プログラムすることが可能になる。したがって、コンソールの利き手、さらには歯科治療ユニット全体の利き手を、例えば歯科医又は歯科助手の習慣的手順又は左利き/右利きによって容易に変更することができる。器具タイプを識別することで、コンソールにおけるデバイス順序が変わっていてもデバイスの制御ユニットに正確なアクティベーション信号を送ることができる。
これまで、デバイスコンソールには、デバイス及び特にデバイスタイプごとに、そのデバイス用に設計された固有のアクティベーション識別子がある特定の決まった場所があった。したがって、デバイスタイプを識別する必要がなかった。本発明による構成体では、デバイスタイプの識別により、コンソールにおけるデバイス順序の変更から不正確なアクティベーション識別信号、ひいてはデバイスの不正確なアクティベーションにつながることが防止される。
デバイスホルダに設置されているデバイスのタイプを識別する、本発明による手段は、デバイスがホルダ内のその所定位置にあるか又はそこから取り外されているかを同時に識別するために適用可能であることに留意されたい。したがって、別個のアクティベーション識別子は必要ない。
「デバイスタイプ」という用語は、吸引デバイスと器具とを区別するために歯科治療で一般的に用いられる区分を主に指す。本発明の詳細な説明を読めば、デバイスタイプの他の区分の場合にも本発明をより広く適用することができることが当業者には理解される。さらに、本発明は、デバイスコンソールにおける個々のデバイスを識別するため(例えば、2つのタービン等の同じタイプの2つの器具を互いに区別するため)に用いることもできる。
吸引デバイスコンソールでは、吸引デバイスはほぼ常に閉鎖型デバイスホルダに設置されるが、それは、そうすることで吸引デバイスの非常に硬質のホースが治療中により制御しやすくなり得るからである。とはいえ、識別技法に関する上述の欠点が、コンソールにおけるデバイスの載置順序の変更を制限してきた。本発明の種々の実施の形態を用いることによって、特に従来技術に関するこの欠点をなくすことができる。より一般的には、歯科医によって用いられる器具コンソールでも利点が得られる。したがって、ドリル、シリンジ、歯科用撮像カメラ、UV硬化装置(curer)、又は対応する特殊器具等の歯科医の通常の器具も、完全に独自のデバイスタイプとして取り扱うことができる。
色分解が可能な光センサは、ここでは主に、異なる色の表面、すなわち少なくとも2つの異なる色の表面を互いにスペクトル分離することが可能なセンサを指す。したがって、このようなセンサは、反射光線又は散乱光線の強度に加えて、光線のスペクトル強度分布に関する情報も利用する。
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態をより詳細に説明する。
5つのデバイスホルダが設けられているデバイスコンソールの斜視図を示す。 1つのデバイスホルダ及びそれに関係するセンサ構成体の分解図を一例として示す。 図2によるセンサ構成体の構成の段階的な斜視図を示す。 図2によるセンサ構成体の構成の段階的な斜視図を示す。 図2によるセンサ構成体の構成の段階的な斜視図を示す。 図2によるセンサ構成体の構成の段階的な斜視図を示す。 図2によるセンサ構成体の構成の段階的な斜視図を示す。 図2によるセンサ構成体の構成の段階的な斜視図を示す。 センサ構成体の光ビームパターンの側面図を一例として示す。 1つの可能なセンサ構成体の側断面を示す。 本発明の背景にある問題を示す。 隣接するデバイス載置部及びそれに関連するセンサモジュールを備えるデバイスコンソールの構成の斜視図を示す。 隣接するデバイス載置部及びそれに関連するセンサモジュールを備えるデバイスコンソールの構成の斜視図を示す。
図1は、一例として5つのデバイスホルダ12、13、14、15、及び16が接続されている1つのデバイスコンソール10を示す。ホルダ12及び13は、通常の開放型器具ホルダであり、異なる角度で曲がるように図示されている。ホルダ14及び15は、通常の開放型吸引デバイスホルダであり、これらも異なる位置で示されている。ホルダ16は、閉鎖型吸引デバイスホルダであり、これは、ホルダを通るホースがデバイスの使用中にホルダから抜けるのではなくそこに配置されているローラの上を「進む」という点が開放型ホルダとは異なる。
図6は、一例として、デバイスが接続されている1つの可能なコンソール構成を示す。デバイスホルダは、文字A〜Eで示されている。ホルダC及びDは開放型であり、他のホルダは閉鎖型である。吸引デバイス(暗色のもの)は、文字Iで示されており、器具は文字iで示されている。図の下部にある矢印は、デバイスホルダの順序の変更の可能性を示す。
ユーザによって構成可能なホルダ順序は、吸引ホース/吸引デバイスと器具ホース/器具とを互いに識別することが可能な識別手段が各デバイス載置部にあることを必要とする。単純な光学的又は機械的識別、例えばスイッチ、光ポート、又は単に反射強度を測定することでは、所望の最終結果を得ることができない。吸引ホース/吸引デバイス及び器具ホース/器具の幾何学的形状が非常に似ていることから、光ポート及び機械スイッチの使用は除外される。他方、デバイスの光沢レベルは非常に変わりやすいため、反射ではデバイスが互いに区別されない。特にこれらの技法では、閉鎖型ホルダでデバイスタイプ及びアクティベーションモードの同時識別は得られず、ホース全体がホルダ内にあるか又は引き抜かれているかに関係なく反射が起こるであろう。
以下では、デバイスタイプ識別に関する1つの一般的な構成体、すなわち目下のコンソール構成体の全自由度を考慮した構成体をより詳細に説明する。
色識別子の使用及び色分解が可能な識別は、タイプ及びアクティベーション識別の問題の両方を確実且つ費用効果的に解決することが判明した。例えば、吸引ホースに接続されるリングが、ホースの残りの部分とは異なる色で染色されれば、吸引ホースがそのホルダ内にあるか又は引き抜かれているかをそれから識別することが可能である。同じ識別手段を用いて、開放型ホルダ内のデバイスがホルダ内にあるか又はホルダから取り外されているかを見ることが可能である。閉鎖型ホルダ内に両方のデバイスタイプのデバイスがある構成体を提供することが望まれる場合、それらのホースに互いに異なるコードを付けることができる(例えば、デバイスタイプ1:灰色ホース、青色コード;デバイスタイプ2:赤色ホース、灰色(自由)コード)。検出器の変更は必要ない。
適用可能な検出器は、多くの異なる方法で製造され得る。基本原理は、第1の要素によってデバイス又はデバイスのホースに向けて光を送り、第2の要素によって反射光を検出することである。これらの要素は、適宜異なる色の表面が検出器において異なる応答を与えるように相互に配置される。これらの要素は、狭帯域若しくは広帯域、又は例えば2周波光(異なる帯域を有する2つの源)であり得る。検出器の信号から、或る特定の波長若しくは帯域又は複数の波長若しくは帯域が選択され、そこから反射面の色が推定され得る。最も好ましくは、2つの波長域の強度を互いに比較することによって識別が行われる。
次に図2(及び図3a〜図3f)を参照すると、一実施形態は、異なる波長範囲の2つの光源206、208(306、308)、好ましくはLED光と、これらの波長範囲を感知する検出器210(310)、好ましくはフォトダイオードとを利用する。光源206、208(306、308)及び検出器210(310)は、光源が発する光がデバイスホルダ202(302)に設置されているデバイス又はそのホースから検出器に反射するようになるように位置付けられる。光源からの光は、プリズム218(318)又は他の何らかの光導体を用いて所望の方向に向けることができる。プリズムは、図示のように、両方の光源に共通でダブルプリズムであり、極めて小型のセンサ構造を達成するようになっている。必要となり得る構成部品及び他の電子部品は、回路基板228(328)上に載置することができる。こうして得られる光学ユニットは、デバイスコンソールに配置されることになるモジュール204(304)に入れられる。モジュールには、光用の1つ又は複数の開口222がある。モジュールは、コンソールの支持体224(324)に入れられ得る。デバイスホルダ202(302)は、ホルダ内に配置可能なデバイス又はホースと光学的に接続されたままとなるようにモジュールに近接させられる。光源206、208(206、308)の脚部は、回路基板208(308)に取り付けられる(図示せず)。所望の効果を与える実施形態及び組立体は、図示されているものから大きく変えることもできる。
上述の実施形態は、色分解に好ましく非常に適していることに加えて、横方向に極めて狭い検出器の製造を可能にすることが分かっている。マルチプリズムの利点は、光ビームを適切に散乱させることでより一貫した光が標的に提供されることである。したがって、色識別子及び検出器の配置の幾何公差が大きくなる。
これに対応して、異なる色の光源及び広帯域検出器、広帯域光源及び多帯域検出器を用いることが可能である。
図5に示す実施形態は、白色LEDで実施される送信機58を備え、その信号は、2対の非常に近くに位置付けられるフォトダイオード59を用いて評価されて青色光及び赤色光に関してフィルタリングされる。この技法は、好ましいとともに機能的であることが分かっている。
好ましくは、互いに明確な違いがある波長範囲、例えば青色光及び赤色光が用いられ、それに対応する青色識別子及び赤色識別子が用いられる。説明した技法を用いて、さらにより多くの色を確実に分解するために適用可能なセンサを実施することも可能であることが、当業者には理解される。
色識別子は、デバイスホース又はコネクタに、又はその周囲に配置されるプラスチック又は金属のスリーブ又はラベルであり、360度の識別が可能であるようになっていることが好ましい。スリーブの染色は、例えば塗装又は陽極処理によってそれ自体が既知の方法で行うことができる。識別子の確実な動作を保証するために、それらの識別可能な波長の鏡面反射は、好ましくは少なくとも1%、最も好ましくは少なくとも10%である。他方、測定は、表面からの光の散乱に、さらには二次光すなわち蛍光又は燐光に基づくこともあり得る。
本発明の好適な実施形態では、光センサ機構(sensoring)の「視野の深さ(depth vision)」は、好ましくは例えば図4及び図5に示す構成体の場合、センサ40、50が例えばホルダ付近に入る医療従事者の衣服等からの誤信号を拾わないように制限される。好ましくは、光センサの視野の深さ(depth of vision)は、ホルダ42の領域に制限される。図4及び図5による視野の深さの制限は、光源のビーム44、54と検出器が見るビーム46、56との互いに対する角度位置に基づく。角度は、好ましくは2度〜45度、通常は5度〜25度である。ビームの広がり角が限られているため、それらの交差領域が限られる。したがって、識別される色表面は、この交差領域内に入らなければならない。識別領域の長さDは、例えば1cm〜3cm、すなわち、ホース及びホルダの直径と同程度であり得る。
半導体の場合に概してそうであるように、光源又は検出器のビームの広がり角が本来大きい場合、ビームの広がり角は、好ましくは構成部品と標的との間に設置される1つ又は複数のコリメータによって制限される。コリメータは、センサのハウジング又は接続要素内に、又はコンソールのシェル内に位置付けられることが好ましい。図5では、コリメータは、参照符号51及び52で示されている。ビームの中央では、強度も最高になって望ましくない方位の反射が最小になり得る。
歯科治療ユニットは、自動的に学習するように構成され得るか、又は吸引ホース及び器具ホースの全てが各自の場所にある状況でデバイスタイプの識別を教示され得る。教示されると、歯科治療ユニットは、特定の色、例えば青色を強く反射する標的を吸引ホースとして識別し、例えばグレースケール(例えば、青色及び赤色)を反射する標的を器具として識別し得る。教示のために、装置は、押している間に学習が行われるボタンを備えることが好ましい。代替的に、学習は、例えば装置の始動に関連して、又は他の何らかの指定動作(例えば、デバイスの利き手の変更及び/又は治療位置への歯科用椅子の移動)に関連して行われ得る。特定のデバイスタイプのデバイスの相互順序が変わらない(例えば、吸引ホースが互いに同じ順序であり、器具ホースが互いに同じ順序である)場合、色センサに基づくこのような単純な教示で完全に十分である。完全に自由に構成可能なコンソールの(デバイスホースが交差できる)場合、一色識別を用いるときは、ユーザインタフェースを介したさらなる教示がなおも必要となる。この問題は、当然ながら多色センサ機構を用いて解決することができる。
識別すべき標的がセンサに対して垂直から実質的に逸れた位置にある場合、識別子の動作が変わり得る。デバイスホルダが回動可能である場合、センサは、例えば図2〜図3fに示すもののようにデバイスホルダとともに回動可能に配置され得る。したがって、識別セットは、相互にバスに入れられる個々のカード上で組み立てられ得る。検出器の光学部品がカバー又はレンズの下に残り得ることで、デバイスが容易に清掃可能になる。
図7a及び図7bは、デバイスコンソールへの識別モジュール73の配置を一例として示す。各モジュールは、センサ機構がそれに接続されるデバイスホルダ71とともに回るように、垂直方向に別個に回転するユニットとして配置される。参照符号75は、デバイスホルダ71の接続要素をモジュール73にロックするように配置されるばねを示す。
特に図2〜図3fに示す構成体を参照すると、センサの電子制御は、誤識別を回避するために周辺光(例えば、日光及び室内照明)の補償を含むように行われることが好ましい。日光及び電球の光は、短い識別期間を用いることによって、且つ検出器信号からの「DC光」すなわち実質的に一定である光成分を補償することによって補償することができる。蛍光灯の光もまた、(光の振動周波数、通例50/60Hzを考慮して)検出器によって立て続けに2回測定を行い、そのうち一方から比較結果、他方から測定結果を得ることによって結果から除去することができる。測定中、所望の光源によって信号が送信される。これらが互いに差し引かれると、その残りが実質的に光源の寄与となる。同じ原理で、用いられる波長域の全てについて好ましくは連続サイクルで測定が繰り返される。
光センサが発生させる光が眼で知覚可能ではないか又は少なくとも邪魔にならないことが望まれる場合、光源のパルスが非常に短く保たれ得るか、又は少なくともそのフリッカ周波数が眼で検出不可能となるように調整され得る。
検出器のダイナミックレンジを広げるために、測定電子技術は、調整可能な減衰を含むことが好ましく、これを用いると、フォトダイオード又は他の何らかのセンサ要素によって受け取られる光が発生させる測定電圧にアナログ・デジタル変換及びさらなる処理を施す前に、この電圧が所望の領域に達するようになる。
好ましくは、実施(又は返却)直後にデバイスのアクティベーションを識別して、デバイスに関する物理量の所望の制御(通常は圧力制御又は電気制御)を開始(又は終了)できるように、センサは、連続識別モードになっているか又は非常に急速な周期的識別サイクルを用いる。
中央ユニットは、各色識別子に関するデバイスタイプ又はデバイスの情報をプログラムすることができるプログラマブルユニットを含むことが好ましい。中央ユニットは、特に何らかのデバイス載置部からのデバイスの取り外し(返却)を検出するとこの情報を利用して、このデバイス載置部に関する物理量を(非)アクティベーションできるようにするように構成される。
コンソールは、各ホルダのモード(所定位置のデバイスの有無)を示すための光インジケータを含み得る。
本発明は、
器具/吸引ホルダ用の少なくとも2つ、通常は2つ〜7つの載置部、
通常の歯科学的器具類、及び/又は
少なくとも1つの閉鎖型吸引ホルダ又は当該ホルダの使用可能性、
がある、デバイスコンソール及び歯科治療ユニットに特に適している。
上述の基準自体を満たす装置で機能するような従来技術の識別法はない。最大の障害は、吸引ホルダが閉鎖型の形態であることだが、これは治療の円滑性(吸引デバイスがホルダに自動的に戻る)に関して重要である。特に、本発明により、コンソールにおけるデバイスの順序が変更可能であるように、吸引デバイス用に少なくとも1つの閉鎖型吸引デバイスホルダがあり別のデバイス用に少なくとも1つの他のホルダがある、新たな吸引デバイスコンソールを実現することが可能である。
機械センサに共通の問題は、衛生状態が悪いことである。電気センサはまた、環境中に無線周波数の妨害波を発生させ(EMC)、このことであまり新製品向きではなくなる。電気センサは環境からの妨害信号も拾うため、治療が妨害される。
分離可能な器具ホルダの場合、所望であれば何らかの構成体によってそれらのタイプも識別することができる。
説明した識別技法は、従来の吸引デバイス又は器具の場合に加えて、特殊なデバイス及び未知の歯科学的デバイスの場合にも用いることができる。一例として、モータ、タービン、口腔内カメラ、光硬化装置、又は歯石除去スケーラ等の何らかの動的デバイスが設けられる吸引デバイスを挙げることができる。
歯科治療デバイスに関して、どのデバイスが歯科治療ユニットのどのデバイスポートに接続されているかを識別するシステムがいくつか知られていることに留意されたい。欧州特許出願公開第0736288号明細書は、デバイスを識別するためにデバイスのコードを通して測定されるインピーダンスを用いることを示唆している。歯科用撮像カメラを識別するシステムも、フィンランド特許第109521号明細書に記載されている。

Claims (33)

  1. 歯科治療ユニットのデバイスホルダユニットであって、歯科治療で用いられる少なくとも2つのデバイスが該デバイスホルダユニットに配置され得るようにデバイス載置部を備え、
    デバイス載置部が、デバイス載置部に設置されているデバイスを該デバイスホルダユニットにおいて所定位置に保つデバイスホルダを備え、且つ
    該デバイスホルダユニットにおける前記デバイスの相互順序が、変更可能になっている、デバイスホルダユニットにおいて、
    デバイスが前記ホルダに設置されるとデバイス載置部に設置されているデバイス又はデバイスタイプを識別する手段が配置され、該識別する手段は、色分解が可能な光センサを備えることを特徴とする、デバイスホルダユニット。
  2. 前記光センサは、第1の要素によってデバイス又は該デバイスに接続されているホースに向けて光を発して第2の要素によって反射光を検出するように配置され、前記第1の要素及び前記第2の要素は、異なる色の反射面が前記検出器において異なる応答を与えるように相互に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のデバイスホルダユニット。
  3. 前記センサは、前記第1の要素が発する前記光が前記デバイスホルダに設置されている前記デバイス又はそのホースから前記検出器に反射又は散乱するようになるように、前記デバイスホルダユニットに設置されることを特徴とする、請求項2に記載のデバイスホルダユニット。
  4. 前記センサは、異なる波長範囲の少なくとも2つの光源、好ましくはLED光と、これらの波長範囲を感知する検出器とを備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  5. 前記センサは、広帯域光源と、少なくとも2つの波長範囲を区別することが可能な検出器とを備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  6. 前記センサは、光源を備え、該光源によって送られる光が、1つ又は複数のプリズムによって前記デバイス又はそのホースに向けられることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  7. 前記センサ機構の視野の深さは、色分解の識別領域の長さが約1cm〜約3cmであるように制限されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  8. 前記センサ機構は、送られて検出されたビームが互いに関して2度〜45度の角度であるように実現されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  9. 前記光センサによって用いられる光の移動は、該センサの実効識別距離を制限するためにコリメータによって制限されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  10. 各デバイス載置部で、前記デバイスホルダに設置されているデバイスのタイプを識別する手段は、完全に又は実質的に同様であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  11. 前記デバイス載置部に設置されているデバイスのタイプを識別する手段は、該デバイスがそのホルダ内にあるか否かを識別するようにも構成されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  12. 前記デバイスホルダは、分離可能であり、
    前記デバイスホルダユニットは、前記デバイスホルダの相互順序が変更可能であるように該デバイスホルダを再分離可能に収容する手段を備えることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  13. 少なくとも2つのタイプのデバイスホルダがあり、該ホルダのタイプは、前記デバイスタイプに対応するように構成されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  14. 少なくとも1つのデバイスホルダが閉鎖型であり、少なくとも1つの他のデバイスホルダが開放型であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  15. 少なくとも1つのデバイスホルダが吸引デバイス用に設計され、少なくとも1つのデバイスホルダが器具用に設計されることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  16. 前記センサは、少なくとも2つ、好ましくは少なくとも3つの異なる色の色表面を互いにスペクトル分離するように構成されることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  17. 吸引デバイス及び器具等の少なくとも2つの異なるデバイスタイプ用のデバイス載置部を備えることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニット。
  18. 歯科治療ユニットの吸引デバイスホルダユニットであって、少なくとも2つのデバイス載置部を備え、該デバイス載置部は、吸引デバイスタイプの少なくとも1つのデバイス及び他の何らかのタイプの少なくとも1つのデバイスが該デバイスホルダユニットに嵌め込まれ得るように配置され、前記デバイス載置部は、前記ホルダに設置されているデバイスを該デバイスホルダユニットにおいて所定位置に保つためのデバイスホルダを備え、少なくとも1つのホルダが、閉鎖型吸引デバイスホルダである、吸引デバイスホルダユニットにおいて、
    該デバイスホルダユニットにおけるデバイスタイプの配置順序が、変更可能になっており、且つ
    該デバイスホルダユニットは、前記デバイスが前記ホルダに設置されると各デバイス載置部に設置されているデバイスのタイプを識別する手段を備えることを特徴とする、吸引デバイスホルダユニット。
  19. 1つのデバイスホルダユニットとして請求項1〜17のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニットと統合されることを特徴とする、請求項18に記載の吸引デバイスホルダユニット。
  20. 歯科治療ユニットであって、
    少なくとも2つのデバイス載置部を備えるデバイスホルダユニットと、
    デバイスホースが接続される中央ユニットであって、該デバイスホースは、該デバイスホースを用いて該中央ユニットに接続可能であるとともに前記デバイスホルダユニット内に配置可能である少なくとも2つの歯科学的デバイス用に設計される、中央ユニットと、
    を備える、歯科治療ユニットにおいて、
    少なくとも1つのデバイスホース又はそれに接続されているデバイスに、色識別子があり、且つ
    前記デバイスホルダユニットの前記デバイス載置部に、色分解が可能な光センサが設けられ、該センサは、デバイスが前記デバイスホルダユニットに設置されると、デバイスホース又はデバイスホースに接続されている前記デバイスに配置されている色識別子を識別するように構成されることを特徴とする、歯科治療ユニット。
  21. 前記デバイスホルダユニットは、請求項1〜17のいずれか1項に記載のデバイスホルダユニットであることを特徴とする、請求項20に記載の歯科治療ユニット。
  22. 前記デバイスホースの少なくとも1つが、吸引デバイス用の吸引ホースであり、少なくとも他の1つが、器具用の器具ホースであり、前記歯科治療ユニットは、前記センサを用いて、少なくとも該当する前記ホースのタイプ、又はそれに接続されている前記デバイスのタイプを識別し、且つ/又は該デバイスの指定も行うように構成されることを特徴とする、請求項20又は21に記載の歯科治療ユニット。
  23. 複数の器具ホース及び/又は複数の吸引デバイスホースを備え、前記センサと、前記ホース又はそれに接続されている前記デバイスの少なくとも一部に配置されている前記色識別子とを用いて、前記ホースに接続されている前記デバイスを識別するように構成される、請求項20〜22のいずれか1項に記載の歯科治療ユニット。
  24. 前記中央ユニットは、各色識別子に関係するデバイスタイプ又はデバイスに関する情報をプログラムし得るプログラマブルユニットを備える、請求項20〜23のいずれか1項に記載の歯科治療ユニット。
  25. 前記デバイスホルダユニットのデバイス載置部が、該当する該デバイス載置部に接続すべきデバイスに特に合わせて構成されるデバイスホルダを備えることを特徴とする、請求項20〜24のいずれか1項に記載の歯科治療ユニット。
  26. 前記デバイスホルダユニットに、少なくとも1つのホース又は該ホースに接続されているデバイス用の、通常は吸引ホース又は吸引デバイス用の、閉鎖型デバイスホルダがあることを特徴とする、請求項20〜25のいずれか1項に記載の歯科治療ユニット。
  27. 前記色識別子は、前記デバイスが前記デバイスホルダの所定位置にあるときに、前記デバイスホルダユニットの前記デバイスホルダの領域に位置するように配置されることを特徴とする、請求項20〜26のいずれか1項に記載の歯科医療ユニット。
  28. コマンド信号への応答として、コマンド信号が与えられた時点で各デバイス載置部にあるデバイス又はそのタイプを識別するように構成され、さらに、特定のデバイス又は特定のタイプのデバイスをそのデバイスホルダから取り上げるときに前記歯科医療ユニットがこのデバイス又はデバイスタイプに特徴的な動作の実施に備えてアクティベーションされるように、前記中央ユニットの制御の手筈を整えるように構成されることを特徴とする、請求項20〜27のいずれか1項に記載の歯科治療ユニット。
  29. 前記センサは、前記デバイスホルダユニットにおいて前記デバイスが所定位置にあるか否かを識別するようにも構成され、前記中央ユニットは、このモードで変更が検出された場合にこのデバイス載置部に関係する少なくとも1つの物理量を制御するようにさらに構成されることを特徴とする、請求項20〜28のいずれか1項に記載の歯科治療ユニット。
  30. 前記ユーザによって与えられるコマンド信号への応答として、該コマンド信号が与えられた時点で各デバイス載置部にあるデバイスのタイプを識別するように構成され、さらに、特定のタイプのデバイスをそのデバイスホルダから取り上げるときにこのデバイスタイプに特徴的な動作が行われ得るように、前記中央ユニットの制御の手筈を整えるように構成されることを特徴とする、請求項20〜29のいずれか1項に記載の歯科治療ユニット。
  31. 歯科治療ユニットであって、
    該歯科治療ユニットに接続される少なくとも1つの吸引デバイス及び少なくとも1つの他のデバイスタイプ用の複数のデバイスホルダを備える、少なくとも1つの吸引デバイスホルダユニットであって、該デバイスホルダは前記デバイスタイプ用に設計され、少なくとも1つの吸引デバイスホルダが閉鎖型である、少なくとも1つの吸引デバイスホルダユニットと、
    前記デバイスホルダユニットの前記デバイスホルダに入れるべき歯科治療に必要なデバイスの使用のために、複数のデバイスホースが接続されるか又は接続可能である、中央ユニットであって、前記デバイスホースは、前記デバイスタイプ用に設計される、中央ユニットと、
    を備える、歯科治療ユニットにおいて、
    実行可能な前記デバイスホルダユニットのデバイスタイプの順序が、変更可能になっており、前記デバイスホルダユニットは、前記デバイスが前記デバイスホルダに設置されると該ホルダに設置されている前記デバイスのタイプを識別する手段を備えることを特徴とする、歯科治療ユニット。
  32. 前記デバイスホルダユニットの前記デバイス載置部に、色分解が可能な光センサが設けられ、該センサは、少なくとも1つのデバイスホース又は該デバイスホースに接続されているデバイスに配置されている色識別子を識別するように構成されることを特徴とする、請求項31に記載の歯科治療ユニット。
  33. 1つの歯科治療ユニットとして請求項20〜30のいずれか1項に記載の歯科治療ユニットと統合されることを特徴とする、請求項31又は32に記載の歯科治療ユニット。
JP2009537663A 2006-11-22 2007-11-22 デバイス用のコンソール及び歯科治療ユニット Expired - Fee Related JP5631002B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI20061031 2006-11-22
FI20061032A FI122876B (fi) 2006-11-22 2006-11-22 Laitekonsoli ja hammashoitokone
FI20061031A FI123063B (fi) 2006-11-22 2006-11-22 Laitekonsoli ja hammashoitokone
FI20061032 2006-11-22
PCT/FI2007/050635 WO2008068380A1 (en) 2006-11-22 2007-11-22 Console for devices and dental care unit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010510014A true JP2010510014A (ja) 2010-04-02
JP5631002B2 JP5631002B2 (ja) 2014-11-26

Family

ID=39491706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009537663A Expired - Fee Related JP5631002B2 (ja) 2006-11-22 2007-11-22 デバイス用のコンソール及び歯科治療ユニット

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP2088983B1 (ja)
JP (1) JP5631002B2 (ja)
DK (1) DK2088983T3 (ja)
ES (1) ES2666943T3 (ja)
WO (1) WO2008068380A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5486016B2 (ja) * 2008-12-16 2014-05-07 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ インターフェース装置識別システム及び方法及びそのための差別化特徴

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59105446A (ja) * 1982-11-23 1984-06-18 シ−メンス,アクチエンゲゼルシヤフト 歯科装置用制御装置
JPS6434351A (en) * 1987-07-24 1989-02-03 Siemens Ag Identification apparatus of tool capable of being inserted in dental treatment device
WO1995005795A1 (en) * 1993-08-23 1995-03-02 Hallen Jan Aake A holder for tools which are propelled via conductor
DE19508481A1 (de) * 1995-03-09 1996-09-12 Kaltenbach & Voigt Schlauchkennung
JPH09135870A (ja) * 1995-11-17 1997-05-27 Osada Res Inst Ltd 歯科用インスツルメントホルダー
JPH09140732A (ja) * 1995-11-24 1997-06-03 Osada Res Inst Ltd 往診用歯科治療ユニット
JP2001522257A (ja) * 1996-08-29 2001-11-13 バウシュ アンド ロンブ サージカル,インク. 自動再構成機能を提供する外科手術用システム
JP2003006586A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Aisin Engineering Kk 識別コード付器具、その製造方法、及び、識別コード読み取りシステム
JP2003190189A (ja) * 2001-12-28 2003-07-08 Yoshida Dental Mfg Co Ltd 歯科治療装置
JP2003305064A (ja) * 2002-04-17 2003-10-28 Morita Mfg Co Ltd 医科歯科用診療装置
JP2004524100A (ja) * 2001-03-14 2004-08-12 ブラウン ゲーエムベーハー 歯の洗浄方法及び装置
JP2004532084A (ja) * 2001-06-07 2004-10-21 カルテンバッハ ウント フォークト ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー 医療又は歯科−医療器具及び/又は医療又は歯科−医療器具のための供給装置及び/又は保守装置及び/又はシステム
JP2005198678A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Osada Res Inst Ltd 歯科用インスツルメントホルダ
JP2005211455A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Olympus Corp 外科用切除装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2823858C2 (de) * 1978-05-31 1985-12-19 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Ablagevorrichtung für zahnärztliche Handstücke

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59105446A (ja) * 1982-11-23 1984-06-18 シ−メンス,アクチエンゲゼルシヤフト 歯科装置用制御装置
JPS6434351A (en) * 1987-07-24 1989-02-03 Siemens Ag Identification apparatus of tool capable of being inserted in dental treatment device
WO1995005795A1 (en) * 1993-08-23 1995-03-02 Hallen Jan Aake A holder for tools which are propelled via conductor
DE19508481A1 (de) * 1995-03-09 1996-09-12 Kaltenbach & Voigt Schlauchkennung
JPH09135870A (ja) * 1995-11-17 1997-05-27 Osada Res Inst Ltd 歯科用インスツルメントホルダー
JPH09140732A (ja) * 1995-11-24 1997-06-03 Osada Res Inst Ltd 往診用歯科治療ユニット
JP2001522257A (ja) * 1996-08-29 2001-11-13 バウシュ アンド ロンブ サージカル,インク. 自動再構成機能を提供する外科手術用システム
JP2004524100A (ja) * 2001-03-14 2004-08-12 ブラウン ゲーエムベーハー 歯の洗浄方法及び装置
JP2004532084A (ja) * 2001-06-07 2004-10-21 カルテンバッハ ウント フォークト ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー 医療又は歯科−医療器具及び/又は医療又は歯科−医療器具のための供給装置及び/又は保守装置及び/又はシステム
JP2003006586A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Aisin Engineering Kk 識別コード付器具、その製造方法、及び、識別コード読み取りシステム
JP2003190189A (ja) * 2001-12-28 2003-07-08 Yoshida Dental Mfg Co Ltd 歯科治療装置
JP2003305064A (ja) * 2002-04-17 2003-10-28 Morita Mfg Co Ltd 医科歯科用診療装置
JP2005198678A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Osada Res Inst Ltd 歯科用インスツルメントホルダ
JP2005211455A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Olympus Corp 外科用切除装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2008068380A9 (en) 2008-08-28
ES2666943T3 (es) 2018-05-08
DK2088983T3 (en) 2018-05-07
EP2088983A1 (en) 2009-08-19
JP5631002B2 (ja) 2014-11-26
EP2088983B1 (en) 2018-01-24
WO2008068380A1 (en) 2008-06-12
EP2088983A4 (en) 2014-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10458848B2 (en) Dental imaging and illumination device
EP2895106B1 (en) Dental irradiation device and system
US8371848B2 (en) Dental diagnostic and treatment apparatus
US11060852B2 (en) Three-dimensional scanner and probe
CN102537796B (zh) 具有无菌操作装置的外科手术灯具
JP4808636B2 (ja) デンタルシェードを測定する装置および方法
EP2967755A1 (en) System and method for optical imaging, magnification, fluorescence, and reflectance
US6244863B1 (en) Dental color comparator scope
US20240138665A1 (en) Dental imaging system and image analysis
JP5631002B2 (ja) デバイス用のコンソール及び歯科治療ユニット
US6276933B1 (en) Dental translucency analyzer and method
WO2013140689A1 (ja) 測定プローブ、生体光学測定装置および生体光学測定システム
JP4755604B2 (ja) 歯科用の手用器具、歯科用の治療装置及び歯科用の手用器具で情報を表示する方法
KR102573669B1 (ko) 조기 우식 검출을 위한 방법 및 장치
EP1477108A3 (en) Optical measurement device and related process
FI122876B (fi) Laitekonsoli ja hammashoitokone
FI123063B (fi) Laitekonsoli ja hammashoitokone
US20120130254A1 (en) Dental Device for Trans-illumination of Teeth
KR101528610B1 (ko) 치아 충치 및 불소증 진단을 위한 광섬유 조명기기
CN211780540U (zh) 一种口腔科牙椅的灯体结构
US20220361997A1 (en) Periodontal probe and methods of reading periodontal pockets depth
US20190261864A1 (en) Portable breast light assembly
MXPA98005172A (en) Apparatus and method for measuring the optical characteristics of the die

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100914

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130820

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140522

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140909

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5631002

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees