JP2003006381A - 情報収集システム - Google Patents

情報収集システム

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JP2003006381A
JP2003006381A JP2001186960A JP2001186960A JP2003006381A JP 2003006381 A JP2003006381 A JP 2003006381A JP 2001186960 A JP2001186960 A JP 2001186960A JP 2001186960 A JP2001186960 A JP 2001186960A JP 2003006381 A JP2003006381 A JP 2003006381A
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countermeasure
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JP2001186960A
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Hatsuo Kimura
初夫 木村
Toshiji Katsumata
敏次 勝又
Yoshihiro Ito
義裕 伊藤
Satoshi Nishiyama
智 西山
Takeshi Hojo
武 北條
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Original Assignee
NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟な情報収集の一元管理を可能とし、複数
組織間の連携した危機対策を容易にすることのできる情
報収集システムを提供する。 【解決手段】 あらかじめ、危機と、その危機に対する
対策計画をDB4に登録しておく。実際に危機が発生し
た場合、DB4に登録していた対策を、HTMLに変換
し、WAN50を介してコミュニケーション用端末7に
表示させる。それを見た各機関は、対策を実行し、結果
を報告する。結果は信憑性評価され、登録される。状況
の変化、問題の発生等から対策計画が計画通りに進まな
いおそれのある場合、アラームを鳴動させることにより
警告する。また、現在実行中の対策や、これから実行す
る対策案について、信憑性評価された結果報告から評価
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟な情報収集の
一元管理を可能とし、複数組織間の連携した危機対策を
容易にすることのできる情報収集システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】地震、火事、事故等の危機が発生したと
き、その危機への対応策をたてるためには、どこで、ど
の程度の規模の、どんな被害が生じたか、という正確な
情報収集が重要となる。必要な情報を計画的に収集でき
ない場合、指揮官の意思決定時における必要な情報の不
足や、不要な情報による錯綜が発生し、危機に対する迅
速な対応が妨げられる。従来の情報収集システムは、危
機に対し、あらかじめ決められた情報のみを収集、表示
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際の危機
発生においては、同時に複数の危機が発生する場合があ
る。従来の情報収集システムでは、このような同時発生
の危機に対応できない。また、発生した危機の種別等、
状況に応じて、作業指示、及び、情報収集の変更、取り
消し等を柔軟に行うことができない。さらに、従来の情
報収集システムは、収集した情報の意味や信憑度を定量
的に確認できないので、信憑性の低い情報を収集するこ
ともある。そのような誤った情報による意思決定は、被
害の更なる拡大をもたらすこともある。
【0004】また、危機が同時発生した場合、複数の組
織がその危機に同時に対応することもある。そのような
場合、その組織間における組織横断的な作戦情報を実時
間で共有することができず、複数の組織が連携した対策
の実施が困難であった。また、それを実現するためのシ
ステムの構築にはコストがかかるため、必要性が理解さ
れていても導入は推進されていない。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたもので、柔軟な情報収集の一元
管理を可能とし、複数組織間の連携した危機対策を容易
にすることのできる情報収集システムを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、指示された対策を実行す
る組織の端末と通信ネットワークで接続され、危機が起
きた時に計画的に情報を収集する情報収集システムにお
いて、危機が起きた時に実行する対策と、前記対策を実
行する組織とを含む対応計画を記憶する記憶部と、前記
記憶部に記憶している対策を含む情報を、前記対策を実
行する組織の端末に表示できるデータ形式に変換する変
換部と、前記端末から送信される、前記対策を実行した
結果に関する情報である結果報告を受信する受信部とを
備えることを特徴とする。これにより、情報収集の一元
管理を従来より安いコストで実現することができる。ま
た、情報を一元管理することにより、複数組織間の連携
した危機対策を容易にすることができる。さらに、複数
の危機が同時に発生した時でも、このシステムによる情
報収集が可能となる。
【0006】また、上記情報収集システムにおいて、前
記記憶部は、記憶している対策に対し、状況を示す特定
の情報から、前記対策が最適かどうか評価する評価基準
を記憶し、前記端末から送信されたそのときの状況を示
す結果報告と、前記評価基準とから、次に実行する二つ
以上の対策案を評価する対策評価部と、をさらに備える
ことを特徴とする。これにより、次に実行すべき対策が
現在の状況にふさわしいものか、定量的に判断すること
ができる。
【0007】また、上記情報収集システムにおいて、前
記記憶部は、前記端末から送信される結果報告を含む情
報が、前記対応計画を変更する必要のある情報を含んで
いるかどうか判断するアラーム条件を記憶し、前記端末
から送信される結果報告を含む情報を、前記アラーム条
件と比較し、前記情報が前記アラーム条件の示す条件と
合致する場合、警告することにより前記対応計画を管理
する管理部とをさらに備えることを特徴とする。これに
より、状況の大きな変化に気づかずに誤った対策を実行
することを防ぐことができる。
【0008】また、上記情報収集システムにおいて、前
記結果報告は、前記対策を実行した結果を確認した年月
日時刻を含み、前記端末からの結果報告を、少なくとも
前記結果報告の年月日時刻から信憑性評価する信憑性評
価部と、をさらに備えることを特徴とする。これによ
り、より信憑性の高い情報から意思決定をすることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。まず、図1を参照し、本実
施形態の概要について説明する。図1において、2は活
動管理用端末であり、指揮官は、この端末を用いて危機
の対応を指示する。3は情勢把握用端末であり、危機に
関して得られた情報を組み合わせて表示する。また、情
勢把握用端末3は、スクリーンなど大型表示機能を有す
る。4はデータベース(以下DB)であり、様々な危機
に応じた対応計画が登録されている。50はWAN(Wi
de Area Network)である。5はサーバであり、DB
4は、サーバ5を介してWAN50と接続されている。
また、活動管理用端末2と情勢把握用端末3は、サーバ
5、及びDB4と接続されている。上述の構成からなる
システムを情報収集システム1といい、情報収集の一元
管理を支援する。
【0010】7はコミュニケーション用端末であり、活
動管理用端末2により指示された対策は、この端末のブ
ラウザ上に表示される。また、対策を指示された各機関
は、この端末を用いて指示された対策の実施状況の報告
をする。コミュニケーション用端末7と情報収集システ
ム1は、WAN50により接続されている。ここでは、
対策を実行する機関として機関Aと機関Bがあるものと
する。機関Aのコミュニケーション用端末7をコミュニ
ケーション用端末7a、機関Bのコミュニケーション用
端末7をコミュニケーション用端末7bとして区別す
る。危機が起きた時、危機対策をとる指揮官は、本実施
形態の情報収集システム1を利用して、危機対策の一元
管理を行う。
【0011】いま、例えば「地震発生」という危機が発
生したとする。危機対策にあたる指揮官は、その第一報
を受け、活動管理用端末2を用いて危機の発生を認定す
る。DB4には、対応計画全体を管理するテーブルと、
作業を実行する各機関を管理するテーブルと、指揮官が
対策を判断する情報を記載するテーブルとが作成され
る。
【0012】次に、指揮官はあらかじめDB4に記憶さ
れている、危機に応じた対応計画を実行する。指揮官
は、「地震」という危機の、対応計画の作業指示の一覧
を表示させるボタンをクリックする。すると、情報収集
システム1は、DB4を参照し、あらかじめ登録されて
いた対応計画の作業項目を、ディスプレイに一覧表示す
る。指揮官が一覧表示された対策から実行する作業を選
択すると、情報収集システム1は、DB4内の、その作
業を実行する機関用のテーブルに作業を登録する。さら
に、テーブルに登録した内容を、コミュニケーション用
端末7に表示できるデータ形式に変換する。本実施形態
では、データ形式はHTLM(HyperTextMarkup Langu
age)であるとする。DB4には、あらかじめHTML
で記述されたフォーマットが記憶されている。このフォ
ーマットの表示内容を、テーブルに登録した内容に変更
することにより、コミュニケーション用端末7のブラウ
ザ上に表示できるようにする。
【0013】コミュニケーション用端末7のブラウザ
は、HTLMが更新されると自動リロードを行う。この
ように、コミュニケーション用端末7のブラウザ上に
は、DB4内の各機関用のテーブルに登録された作業指
示が表示される。ここでは、例えば「被害状況を報告せ
よ」という作業指示が機関Aと、機関Bになされたもの
とする。各々のコミュニケーション用端末7a、7bの
ブラウザ上で作業指示を確認した各機関は、被害状況を
調べる。そして、作業の進行状況と被害内容等を各々コ
ミュニケーション用端末7a、7bのブラウザ上に表示
されたフォーマットを用いて報告する。情報収集システ
ム1は、受信した被害内容を信憑性評価し、最も信憑性
の高いものを採用し、DB4内の情報を記載するテーブ
ルに記録する。情勢把握用端末3上のディスプレイ等に
は、DB4内の情報を記載するテーブルに記録された情
報が組み合わされ、表示される。
【0014】なお、実際の危機発生時には、対応計画通
りに進まない場合がある。情報収集システム1には、そ
のような場合に、計画の軌道修正を支援する機能を備え
る。その一例を以下に示す。 1.問題点管理 コミュニケーション用端末7から、対応計画より定めら
れた次に実行すべき対策を変更する必要があるかもしれ
ない報告を受信した場合、活動管理用端末2、あるいは
情勢把握用端末3のアラームを鳴動させるなどして警告
する。 2.活動評価 コミュニケーション用端末7から送信された、現在実行
している、あるいは、直前に終了した作業の進捗状況、
問題点発生状況、資源の利用状況等の情報から、その作
業を100点満点で評価する。 3.対策評価 コミュニケーション用端末7から送信された現在の状況
を示す複数の情報から、次に実行する複数の対策案につ
いて100点満点で評価する。
【0015】指揮官は、上述の機能等で明らかになった
問題や作業の有効性等に応じて、次に実行する作業や対
応計画の変更を活動管理用端末2を用いて指示する。こ
のような、対策指示、問題点管理、対応計画の変更とい
う作業を繰り返すことで危機管理を行う。また、危機終
焉後、当所の対応計画と、実際の作業状況を比較するこ
とで、作業計画の改善を図ることができる。
【0016】次に、本実施形態について詳細に説明す
る。図2は、情報収集システム1を機能展開して示した
ブロック図である。14は危機認定・解除部であり、危
機の認定、解除をする。15は指示部であり、対策の指
示、変更を行う。16は進捗管理部であり、実行中の対
策の遅延を監視する。17は問題点管理部であり、コミ
ュニケーション用端末7から送信される報告(情報)か
ら、問題点を管理する。18は活動評価部であり、現在
実行している対策を評価する。19は対策計画評価部で
あり、危機の終焉後、あらかじめ記録していた対策計画
を評価する。11は、受信部であり、コミュニケーショ
ン用端末7からの報告(情報)を受信する。12は信憑
性評価部であり、コミュニケーション用端末7からの情
報の信憑性を評価する。13は変換部であり、DB4内
のテーブルが更新された場合、あらかじめ定められたH
TMLのフォーマットの表示内容をテーブルに登録され
た内容に変更し、コミュニケーション用端末7のブラウ
ザ上に表示できる形式に変換する。20は表示部であ
り、得られた情報等を情勢把握用端末3のディスプレイ
等に表示させる。21は対策評価部であり、現在までに
得られた情報から、次に実行すべき対策案の評価をす
る。22はレポート作成部であり、XML(eXtensible
Markup Language)形式のデータからレポートを作成
する。23は地図情報共有部であり、ブラウザ上に地図
を表示させる。上述した各部は、本実施形態では、サー
バ5上にあるものとして説明する。
【0017】図DB4のデータ構造の一例を示したもの
である。DB4には、危機に応じた対応計画が記憶され
ている。本実施形態では、対応計画は、例えば「地震」
という危機に対して、「被害状況」、「2次災害の可能
性」、「避難状況」というような作業グループから成
る。さらに、作業グループは、複数の作業項目から成
る。例えば「被害状況」という作業グループは、「死傷
者数」、「ライフライン」、「交通機関」というような
作業項目から成る。各作業項目には、あらかじめその作
業を実施する機関が設定されている。また、それらの作
業項目は、作業予定時間が設定されている。各危機は、
インシデントIDが付与され、作業グループ、作業項目
等は、インシデントIDと関連付けれられ、記憶されて
いる。また、DB4には、対策案の評価をする評価基
準、警告の条件を示すアラーム条件、現在実行中の作業
を評価する評価基準等、各種の評価基準や条件が記憶さ
れている。また、DB4には、各種報告用、作業指示用
等の目的別に、HTML形式のフォーマットが記憶され
ている。
【0018】次に、図4を参照して動作を説明する。い
ま、ある県でマグニチュード7.0の地震が起きたもの
とする。気象庁等からこの報告を受けた危機管理の指揮
をとる指揮官は、活動管理用端末2を用いて、画面上に
表示されている危機の認定を行うボタンをクリックし、
表示されたフォーマットに、インシデントID(危機I
D)、危機の内容、危機発生時刻、発生場所等を入力す
る。サーバ5の危機認定・解除部14は、DB4に、イ
ンシデントIDと関連付けたテーブルを作成し、入力さ
れた危機の内容、危機発生時刻、発生場所等の情報を登
録する(図4における)。本実施形態では、このテー
ブルを危機関連情報テーブルという。この危機関連情報
テーブルで、危機に対する対応計画全体を管理する。
【0019】また、危機認定・解除部14は、DB4
に、機関毎(コミュニケーション用端末7a、7b)に
テーブルを作成する。本実施形態では、この機関毎のテ
ーブルを対応計画関連情報テーブルという。危機関連情
報テーブルに記載した情報は、その情報と関連する機関
の対応計画関連情報テーブルにコピー等される。このよ
うに、対応計画関連情報テーブルで、各機関への作業指
示等を管理する。ここでは、対応計画関連情報テーブル
には、危機関連情報テーブルに記載されたインシデント
ID、危機の内容、危機発生時刻、発生場所等がコピー
される。
【0020】変換部13は、定期的にDB4にアクセス
し、情報の更新状況を監視している。DB4の各テーブ
ルが更新されている場合、変換部13は、DB4を参照
し、情報の種類、あるいは、機関毎(コミュニケーショ
ン用端末7a、7b)に異なるフォーマットのHTML
をコピー等する。このフォーマットの表示内容をテーブ
ルに登録した内容に変更することにより、コミュニケー
ション用端末7のブラウザ上に表示できるようにする。
ここでは、危機発生と、その危機のインシデントID、
危機の内容、危機発生時刻、発生場所等を含む情報(第
一報)を通知するフォーマットのHTMLを使用し、フ
ォーマットの表示内容をテーブルに登録した内容に変更
する。さらに、更新したHTMLをDB4内に記録させ
る。コミュニケーション用端末7(a、b)は、ブラウ
ザの機能を利用して、DB4内をリモートスクリプトに
より常に監視している。HTMLが更新されている場
合、自動リロードを行い、再表示する。ここでは、第一
報の「地震発生」という情報は、コミュニケーション用
端末7(a、b)のブラウザ上に、図5に一例を示すよ
うに表示される。
【0021】次に、指揮官は活動管理用端末2を用いて
各機関へ危機への対応計画の割り当てをする(図4にお
ける)。指揮官は、活動管理用端末2の画面上にある
ボタンをクリック等して対応計画メニューを表示させ、
危機(インシデント)の区分「地震」を指示する。指示
部15は、DB4を参照し、「地震」と関連付けて記録
されている対応計画の一覧を、活動管理用端末2のディ
スプレイに表示させる。その表示画面の一例を図6に示
す。
【0022】現段階では地震発生という第一報が届いた
だけなので、指揮官は、対応計画に則り、被害状況を把
握しようとする。被害状況を把握する作業グループは
「被害情報」なので、指揮官は活動管理用端末2の画面
上に表示されているフォルダをクリックする。指示部1
5は、DB4を参照し、「地震」というインシデントI
Dと関連付けられている「被害情報」という対応計画の
作業項目一覧を、活動管理用端末2に表示する。
【0023】指揮官は、表示された一覧から適切な作業
をクリックして選択する(図4における)。ここで
は、「その他の被害状況を報告せよ」という作業指示が
選択されたものとする。指示部15は、この作業指示
を、DB4内の危機関連情報テーブルに、作業項目I
D、指示した年月日時刻等と共に登録する。また、「そ
の他の被害状況を報告せよ」という作業項目は、あらか
じめ機関Aと機関Bとが実行すると設定されているの
で、登録した内容は、機関Aと機関B各々の対応計画関
連情報テーブルに展開される。変換部13は、作業項目
を指示するフォーマットの表示内容をテーブルに登録し
た内容に変更する。
【0024】機関Aのコミュニケーション用端末7a、
及び機関Bのコミュニケーション用端末7bは、更新さ
れているHTML(作業指示)を取り込み、ブラウザ上
に表示する。それを見た機関A(機関B)は、指示され
た被害状況を調査する。その場合、調査開始、中間調
査、調査結果等の報告を、コミュニケーション用端末7
a(7b)のブラウザ上に表示されたフォーマットを用
いて情報収集システム1へ送信する。そのフォーマット
の一例を図7に示す。図7に示すように、報告は、問題
点の有無、問題点発生時刻、問題点内容、作業進捗状況
等からなる。報告された内容は、情報収集システム1の
受信部11で受信し、作業項目ID等と関連付けられて
DB4内の報告を記録するフィールド等に記録する。さ
らに、報告を記録するフィールド等に記録された情報の
うち、信憑性評価された報告をその作業指示に対する報
告として採用し(図4における)、インフォメーショ
ンテーブルに展開する。
【0025】ここで、信憑性評価について説明する。同
じ作業指示に対し、異なる報告を受ける場合がある。例
えば、上述の「その他の被害状況を報告せよ」という作
業指示の調査結果が、機関Aからの報告は「○○駅付近
で甚大な被害」であり、機関Bからの報告は「○○駅付
近で軽微な被害」であったものとする。本実施形態で
は、この場合、信憑性評価部12は、報告の作業項目I
D等により、DB4内にあらかじめ記憶されている情報
項目毎に定められた機関間の優先順位を認識し、評価基
準に従い点数化する。さらに、信憑性評価部13は、各
機関の調査年月日時刻から経過時間を認識し、評価基準
に従い点数化する。優先順位と、調査年月日時刻の合計
評価点数から、以下の条件いずれかを満たす場合、イン
フォメーションテーブルに登録する。 (1)インフォメーションテーブルに、該当する作業項
目に関する情報がない時、その情報をインフォメーショ
ンテーブルに登録する。 (2)インフォメーションテーブルに、該当する作業項
目に関する情報が存在しおり、その情報より後から報告
された情報のほうが評価点数が高い場合、後から報告さ
れた情報をインフォメーションテーブルに登録する。 (3)インフォメーションテーブルに、該当する作業項
目に関する情報が存在しており、その情報と後から報告
された情報との評価点数が同じ場合、調査年月日時刻の
新しい情報をインフォメーションテーブルに登録する。
なお、報告者の確認度合い等から信憑性評価をしてもよ
い。
【0026】表示部21は、インフォメーションテーブ
ルに登録された情報を加工し、情勢把握用端末3のディ
スプレイや大型表示装置に、現場の被害状況や各期間の
活動状況等を時系列等で表示させる。その一例を図8に
示す。このように、指揮官は、危機が起きた場合、まず
状況把握のための情報収集を各機関に指示する。その指
示に対しなされた報告から、新たな情報収集の指示や、
被害者救助等の指示をする。その過程において、対応計
画の進捗管理や指揮官の意思決定の支援をするため、情
報収集システム1には、次のような機能がある。
【0027】1.対応計画の問題点管理 実際の危機発生時には、対応計画が指示通りに進まない
こともある。情報収集システム1は、対応計画の変更が
必要となるかもしれない情報を受信した場合、その重大
さの程度に応じてアラームを鳴動させる、画面を点滅さ
せるなどする。これにより、問題点の発生を指揮官に警
告し、対策計画の取り消しや軌道修正等をさせるように
する。情報収集システム1は、DB4に記憶されている
アラーム条件に従い、アラーム判定を行う(図4におけ
る)。アラーム条件の一例を以下に説明する。
【0028】(1)進捗状況 進捗管理部16は、指示した作業の進捗状況を管理す
る。本実施形態では、進捗管理部16は、DB4内の、
作業の進捗状況を管理するテーブル等に定期的にアクセ
スし、作業の進捗状況を作業グループ、作業項目、機関
毎に管理ものとする。また、例えば、同一の作業を機関
A、Bに指示したとする。ある時点で、機関Aの進捗状
況は50%、機関Bの進捗状況は100%であった場
合、その作業の進捗状況を75%とし、その作業は未完
であると判断する。また、本実施形態では、進捗状況
は、作業開始遅れ、中間進捗遅れ、作業終了遅れと3つ
の判定ポイントがあるとする。例えば、「作業開始」の
報告を、その指示を出してから一定時間経過しても受信
しない場合、作業開始遅れと判定し、画面を点滅させる
ことで警告する。また、作業指示の作業予定時間を2時
間と登録している場合、2時間経過しても進捗状況が1
00%でない時、作業終了遅れと判定し、画面を点滅さ
せ、かつアラームを鳴動させる等することで警告する。
【0029】(2)問題報告 例えば、上述の「その他の被害状況を報告せよ」という
作業指示において、機関Bが被害状況を調査したとこ
ろ、「××駅でパニック発生」という問題が起こったも
のとする。この場合、機関Bは、コミュニケーション用
端末7bを用いて、図13に一例を示した報告のフォー
マットで、「重大な問題発生」のチェックボタンをクリ
ックし、「問題点」を記入する欄に「××駅でパニック
発生」と記入し、送信する。送信された情報は、DB4
内の報告を記録するフィールド等に記録される。
【0030】問題点管理部18は、DB4の報告を記録
するフィールド等に定期的にアクセスし、監視してい
る。機関Bからの「重大な問題発生」という報告を検知
したので、アラームを鳴動させ、かつ画面を点滅させる
等することで警告する。また、「軽微な問題発生」とい
う報告を検知した場合には、画面を点滅させる等する。
上述は、アラーム条件の一例である。これ以外のアラー
ム条件として、以下のようなことが考えられる。
【0031】(3)現場状況 例えば、「大雨注意報」や「台風警報」など、気象状況
の大幅な変化の報告を受信した場合に警告する。 (4)危機状況 2次的災害や、その危機が拡大された時に警告する。例
えば、「大きな余震発生」、「火災エリアの拡大」等が
考えられる。 (5)被害状況 被害状況が予測より大きくなった時に警告する。例え
ば、「死傷者数が想定死傷者数を超えた」等が考えられ
る。
【0032】(6)資源状況 情報収集システム1が稼動していない時、あるいは資源
物品の不足時に警告する。例えば、「情報収集システム
1の稼動確認が取れない時」、「資源数が需要数より下
回った時」等が考えられる。 (7)備蓄状況 備蓄物品の不足した時に警告する。例えば「備蓄数が需
要数より下回った時」等が考えられる。 (8)対応計画上の分岐 対応計画上の分岐が発生した時警告する。例えば、「対
策本部を設置するか、しないか」という意思決定が必要
な作業項目に達した時等が考えられる。
【0033】(9)未確認電文 新たな危機(災害)の発生を受信した時警告する。例え
ば、「未認定災害IDを持つ電文を受信した時」等が考
えられる。 (10)システム運転状況 情報収集システム1が故障した時警告する。 (11)報告なし 一定時間内に報告がない時に警告する。例えば、作業予
定時間が1時間の作業で、最終報告を受けてから1時間
以上経過した時等が考えられる。 (12)信憑度 信憑性が極端に低い場合に警告する。例えば、「インフ
ォメーションテーブルに必要な情報が無い」、「報告さ
れた情報の優先度が低い」等が考えられる。
【0034】2.対策の有効性評価 活動評価部18は、収集した情報に重み付けして採点
し、定量化することにより、現在実行中の対策の有効性
を評価する機能がある。ここでは、対応計画と、資源の
有効度とを各々評価し、各々の重み(評価比率)を考慮し
た総合評価を対策の有効性評価とする。その評価方法の
一例を以下に説明する。
【0035】(1)対応計画評価 問題点発生状況、進捗状況それぞれについて100点満
点で採点し、各々の評価比率を考慮した総合評価を対策
の対応計画評価とする。 問題点発生状況 ・1作業項目につき一定点を与える ・軽微な問題が発生した場合、1作業項目につき一定点
減点する ・重大な問題が発生した場合、1作業項目につき一定点
減点する 軽微な問題点が発生した場合の減点と、重大な問題が発
生した場合の減点は、重大な問題が発生した場合の減点
の方が大きい。なお、1作業項目に対し複数の問題点が
発生した場合、最も重大な問題点一つのみ減点対象とす
る。
【0036】進捗状況 ・1作業項目につき一定点を与える ・やや遅れが発生した場合、1作業項目につき一定点減
点する ・遅れが発生した場合、1作業項目につき一定点減点す
る やや遅れが発生した場合の減点と、遅れが発生した場合
の減点は、遅れが発生した場合の減点の方が大きい。な
お、1作業項目に対し複数の問題点が発生した場合、最
も重大な問題点一つのみ減点対象とする。
【0037】上記、より対応計画評価を得る。その
式の一例を以下に示す。 ((問題点発生状況の点数×問題点発生状況の評価比
率)+(進捗状況の点数×進捗状況の評価比率))/
(問題点の評価比率×100+進捗状況の評価比率×1
00) なお、小数点以下が発生した場合には切捨てとする。
【0038】(2)資源の有効度評価 資源の有効度評価は、その資源の供給可能数を示す有効
情報と、資源の必要数を示す劣勢情報とを比較し、その
バランスによって評価する。 ・有効情報が劣勢情報より同等、あるいは大きい場合…
100点 ・有効情報が劣勢情報より小さい場合…(有効情報/劣
勢情報×100) なお、小数点以下が発生した場合には切捨てとする。上
述(1)、(2)に設定されている評価比率(重み付
け)から、現在実行中の対策を100点満点で評価す
る。
【0039】3.意思決定支援 対策評価部20は、収集した情報に重み付けして採点
し、定量化することにより、複数の対策案を評価し、指
揮官の意思決定を支援する機能がある。例えば、上述の
「地震」という危機の場合、「対策本部を設置する」、
あるいは「対策本部を設置しない」というどちらかの対
策を選択しなければならないとする。この場合、「対策
本部を設置する」、と「対策本部を設置しない」という
2つの意思決定項目(対策案)には、あらかじめ、評価
比率(重み付け)が設定されている。また、上述の意思
決定項目には、「確定被害の大きさ」と「予想被害の大
きさ」という2つの意思決定基準があるものとする。各
々の意思決定基準には、あらかじめ、評価比率(重み付
け)が設定されている。
【0040】また、上述の意思決定基準は、被害状況等
を示す情報から決定される。例えば、「確定被害の大き
さ」という意思決定基準は、「死傷者数」、「行方不明
者数」というような情報から決定されるとする。コミュ
ニケーション用端末7から送信された情報を元に、「死
傷者数×人以上の場合○×点」、「行方不明者数×人以
上の場合○△点」というように、あらかじめ情報毎に評
価基準を設定しておく。また、それらの情報には、評価
比率(重み付け)があらかじめ設定されている。
【0041】上述した、意思決定基準の評価比率、意思
決定基準を決定する情報の評価比率と評価基準とから、
各対策案を100点満点で点数換算する。点数換算した
結果、例えば、「対策本部を設置する」という対策が8
9点、「対策本部を設置しない」という対策が62点で
あった場合、「対策本部を設置する」という対策を実施
したほうがよいという結果となる。
【0042】ここで、「○○沖で不審船発見」という危
機の対策評価結果の一例を図9に示す。対策評価部21
は、各機関から報告された複数の意思決定基準の評価基
準等から、各々の対策を100点満点で評価し、図9の
ように表示する。
【0043】このような対策案の評価を、信憑性評価部
12により信憑性評価され、インフォメーションテーブ
ルに記録された情報から行うことにより、指揮官の意思
決定を支援することができる。上述のように、計画した
対策に問題等が発生し、アラーム等で警告された場合、
指揮官は計画変更が必要かどうか判断し、必要であれば
対応計画を修正する(図4における)。
【0044】また、状況に応じて、登録されていない作
業指示をしなければならない場合もある。例えば、上述
の「××駅前でパニック発生」という重大な問題の報告
を受信し、アラーム等で警告された場合、その場で「×
×駅前のパニック状況を報告せよ」という新しい作業指
示を登録することができる。
【0045】情報収集システム1は、上述した、作業指
示(情報収集)、信憑性評価、問題点管理(進捗状況管
理)、対策評価、対策計画変更というステップを繰り返
すことにより、指揮官の危機対策を支援する。なお、こ
こで収集する情報は、テキスト、グラフ、画像、映像
等、状況を伝えるものすべてのことをさす。
【0046】危機が終焉すると、指揮官は活動管理用端
末2を用いて危機の認定解除を行う(図4における
)。さらに、対応計画の割り当て解除を行う。危機認
定・解除部14は、DB4の危機関連情報テーブルに、
その年月日時刻等を含めて危機終焉を登録する。さら
に、危機認定・解除部14は、危機関連情報テーブル、
対応計画関連情報テーブル、インフォメーションテーブ
ル等に記載された必要事項を、今回実行された危機対策
のログを記憶するフィールド等にコピー等する。また、
危機認定・解除部14は、危機関連情報テーブル、対応
計画関連情報テーブル、インフォメーションテーブルを
削除する。
【0047】対応計画評価部19は、対応計画の評価を
行う(図4における)。その画面の一例を図10に示
す。当所の計画である「対応計画」と、実際に指示した
作業項目である「実行計画」とを比較し、問題点があれ
ばそれを指摘する。指揮官等は、その指摘を参考にし
て、対応計画の改善を行う。
【0048】なお、コミュニケーション用端末7から情
報収集システム1に送信される情報は、画像やテキスト
等の情報そのものではなく、その情報が格納されている
場所を示すXML形式のURLやキー情報等を含むメタ
情報でもよい。XML形式で送信された情報を参照する
一例を図11に示す。
【0049】この図において、例えば、コミュニケーシ
ョン用端末7、あるいは、活動管理用端末2等から、A
BCという情報の取得要求があったものとする。その場
合、レポート作成部23は、DB4にアクセスし、AB
Cという情報は写真画像と、その画像の説明から成って
いることを確認する.また、画像を記憶しているリンク
先のURLは「WWW.knowhow01.com」
であり、画像の説明テキストを記憶しているリンク先の
URLは「WWW.knowhow02.com」であ
ることを確認する。次に、確認した「WWW.know
how01.com」というURLのサーバ等にアクセ
スし、記憶されている画像を得る。さらに、「WWW.
knowhow02.com」というURLのサーバ等
にアクセスし、そのサーバ等に記憶されている説明テキ
ストを得る。レポート作成部23は、得た画像と説明テ
キストからレポートを作成し、コミュニケーション用端
末7のブラウザ上、あるいは、活動管理用端末2に起動
するアプリケーション上に表示させる。
【0050】また、コミュニケーション用端末7と情報
収集システム1との間で地図情報を共有することもでき
る。地図情報共有部23は、例えば、GIF(Graphcs
Interchange Format)等の規格を用いて、ブラウザ
上に地図を表示する。また、地図情報共有部23は、地
図情報を記憶するテーブル等に記憶している地図上のポ
イントやメモ等地図に関する情報を、地図画像上に重ね
て表示させる。
【0051】なお、本実施形態では、図2の各部はサー
バ5上にあるものとした。しかし、これに限られるわけ
でなく、活動管理用端末2や、状況把握用端末3にその
一部またはすべてを分散させてもよい。要は、各部が通
信ネットワークで接続されており、情報収集システム1
としての機能を果たせばよい。また、上述の信憑性評
価、問題点管理、活動評価、対策評価等の説明で用いた
評価するための数値、方法等は一例であり、必ずしもこ
れに限られるわけではない。
【0052】また、上述したアラーム条件は、これに限
られるわけではない。これ以外のアラーム条件を追加し
ても、あるいは、異なるアラーム時用件であっても本発
明の有効性に変わりはない。
【0053】また、本実施形態の情報収集システム1
は、「△△を報告せよ」とうような、情報収集を目的と
する作業のみを指示するものではない。「被害者を救出
せよ」というような、人や物を扱う作業を指示すること
もできる。実際に危機や災害が発生した場合、複数また
は単数の機関に指示するあらゆる命令を、本実施形態の
情報収集システム1を用いて、指示することができる。
【0054】また、図2における各部の機能の一部また
はすべてを実現するためのプログラムをコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録
されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ま
せ、実行することにより施工管理を行ってもよい。な
お、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや
周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、
「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用し
ている場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは
表示環境)も含むものとする。
【0055】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、
ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシス
テムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことを
いう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」
とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の
通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線の
ように、短時間の間、動的にプログラムを保持するも
の、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュー
タシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プロ
グラムを保持しているものも含むものとする。また上記
プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのも
のであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータ
システムにすでに記録されているプログラムとの組み合
わせで実現できるものであっても良い。以上、この発明
の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な
構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による情報
収集システムによれば、下記の効果を得ることができ
る。指示された対策を実行する組織の端末と通信ネット
ワークで接続され、危機が起きた時に計画的に情報を収
集する情報収集システムにおいて、危機が起きた時に実
行する対策と、前記対策を実行する組織とを含む対応計
画を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶している対策
を含む情報を、前記対策を実行する組織の端末に表示で
きるデータ形式に変換する変換部と、前記端末から送信
される、前記対策を実行した結果に関する情報である結
果報告を受信する受信部とを備えることを特徴とする。
これにより、柔軟な情報収集の一元管理を可能とし、複
数組織間の連携した危機対策を容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のシステム構成を示すブロック図
である。
【図2】 本実施形態の情報収集システム1を機能展開
して示したブロック図である。
【図3】 本実施形態の、データベースの構成を説明す
るブロック図である。
【図4】 本実施形態の動作を説明する図である。
【図5】 本実施形態において、危機の発生を知らせる
画面の一例である。
【図6】 本実施形態において、各機関への作業指示を
選択する画面の一例である。
【図7】 本実施形態において、作業指示の報告のフォ
ーマット画面の一例である。
【図8】 本実施形態において、被害状況を示す画面の
一例である。
【図9】 本実施形態において、対策評価を示す画面の
一例である。
【図10】 本実施形態において、危機終了後、当初の
対策計画に対し実行した対策を比較し、評価する画面の
一例である。
【図11】 本実施形態において、各機関から送信され
たXML形式によるメタ情報からレポートを作成する説
明図である。
【符号の説明】
1:情報収集システム、2:活動管理用端末、3:情勢
把握用端末、4:DB、5:サーバ、7:コミュニケー
ション用端末、11:受信部、12:信憑性評価部、1
3:変換部、14、危機認定・解除部、15、指示部、
16:進捗管理部、17:問題点管理部、18:活動管
理部、19:対応計画評価部、20:表示部、21:対
策評価部、22:レポート作成部、23:地図情報共有
部、50:WAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 義裕 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 西山 智 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 北條 武 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 Fターム(参考) 5K048 BA34 DC04 DC07 EB08 EB10 FB04 FB10 HA01 HA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示された対策を実行する組織の端末と
    通信ネットワークで接続され、危機が起きた時に計画的
    に情報を収集する情報収集システムにおいて、 危機が起きた時に実行する対策と、前記対策を実行する
    組織とを含む対応計画を記憶する記憶部と、 前記記憶部に記憶している対策を含む情報を、前記対策
    を実行する組織の端末に表示できるデータ形式に変換す
    る変換部と、 前記変換された対策を実行した結果に関する情報である
    結果報告を、前記端末から受信する受信部と、 を備えることを特徴とする情報収集システム。
  2. 【請求項2】 前記記憶部に、 記憶している対策に対し、状況を示す特定の情報から、
    前記対策が最適かどうか評価する評価基準を記憶させ、 前記端末から送信されたそのときの状況を示す結果報告
    と、前記評価基準とから、次に実行する二つ以上の対策
    案を評価する対策評価部をさらに備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報収集システム。
  3. 【請求項3】 前記記憶部に、 前記端末から送信される結果報告を含む情報が、前記対
    応計画を変更する必要のある情報を含んでいるかどうか
    判断するアラーム条件を記憶させ、 前記端末から送信される結果報告を含む情報を、前記ア
    ラーム条件と比較し、前記情報が前記アラーム条件の示
    す条件と合致する場合、警告することにより前記対応計
    画を管理する管理部をさらに備えることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の情報収集システム。
  4. 【請求項4】 前記結果報告に含まれる少なくとも前記
    対策を実行した結果を確認した年月日時刻から前記結果
    報告について信憑性評価する信憑性評価部をさらに備え
    ることを特徴とする請求項1から請求項3に記載の情報
    収集システム。
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