JP2003005964A - 制御プログラム作成システム、装置、方法、記録媒体およびプログラム - Google Patents

制御プログラム作成システム、装置、方法、記録媒体およびプログラム

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ジョブごとに作成した制御プログラムから統
合したジョブを作成することなく、個々の制御コントロ
ーラの制御プログラムを作成できるようにする。 【解決手段】 ネットワークを介して接続された制御プ
ログラム作成装置10A,10Bのジョブ処理手段2
に、システム定義データ管理手段22やジョブ間風船デ
ータ管理手段23などのデータ交換手段を設け、制御プ
ログラム作成編集時に必要なシステム定義データ12や
ジョブ間風船データ13などの設計データを、データ交
換手段によりネットワークを介して他の制御プログラム
作成装置との間でやり取りする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御プログラム作
成システム、装置、方法、記録媒体およびプログラムに
関し、特に制御システムの制御対象を制御コントローラ
によりネットワークを介して制御するための制御プログ
ラムを作成する制御プログラム作成システム、装置、方
法、記録媒体およびプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラントに設置されている各種制御対象
の制御状態や運転状態を監視するプロセス監視装置は、
プロセス制御機器やセンサなどから制御コントローラや
ネットワークを介してデータを受信し、プロセス状態を
CRT画面に表示するとともに、プロセス制御データの
設定値や運転モードなどを変更する機能を備えている。
一方、制御コントローラは、プロセス制御機器や制御対
象の状態を検出するセンサなどから信号を取り込み、そ
の情報を用いて各種演算を行い、その結果を出力するな
どの、プラントの制御対象を一定の目的の下で制御し、
安定した状態で運転する機能を備えている。
【0003】制御コントローラには、このような機能を
実現する制御プログラムがバイナリ形式のコントローラ
データとして格納されており、この制御プログラムに基
づいて上記機能を提供している。従来、このような制御
プログラムは、制御プログラム作成装置において、制御
ブロック図として表現され、構築するシステム単位に作
成されるのが一般的であった。ここで、制御プログラム
作成装置で制御プログラムの作成単位をジョブと表現す
ると、通常、1つのジョブで1つのシステムの制御プロ
グラムを作成されていた。
【0004】図10に従来の制御プログラム作成システ
ム例を示す。また図11に従来の制御プログラム作成手
順を示す。ここでは、作業者Aは制御プログラム作成装
置Aのジョブ01により制御コントローラ91の制御プ
ログラムを作成し、作業者Bは制御プログラム作成装置
Bのジョブ02により制御コントローラ92の制御プロ
グラムを作成する例が示されている。以下では、制御コ
ントローラ91の制御プログラムおよび制御コントロー
ラ92の制御プログラムが各制御コントローラへダウン
ロードされるまでの手順について説明する。
【0005】まず、作業者Aにより作成された制御ブロ
ック図と作業者Bにより作成された制御ブロック図とを
それぞれコピーし、制御プログラム作成装置2において
統合したジョブ03を生成する。そして、この統合した
ジョブ03により、ジョブ01とジョブ02との結合情
報などを定義する。この作業が完了した後、制御プログ
ラム作成装置2は制御コントローラのコントローラデー
タファイルを作成する。このようにして作成されたコン
トローラデータファイルは、制御コントローラごとに制
御プログラムとしてダウンロードされる。
【0006】ここで、別々に作成した制御プログラムを
一旦統合する理由の1つは、プラントの運転監視を行う
プロセス監視装置における運転監視画面で必要になるデ
ータを作成するためである。運転監視画面には複数の制
御コントローラが取り扱う複数のデータを表示する必要
がある。これは、作業効率の点から、その表示データを
定義する際、どの制御コントローラのデータであるのか
を意識しないで作業を行うのが一般的であるが、この運
転監視画面作成に必要な情報が存在する複数の制御プロ
グラムを一旦統合することが必要となるからである。
【0007】また、制御プログラムを統合しないで、各
制御プログラム作成装置で作成された制御プログラムを
直接制御コントローラにダウンロードしないのは、例え
ば、制御コントローラのノードアドレスが誤って重複し
たまま制御プログラムが作成された場合には、ダウンロ
ード時に上書きされ、その誤りのチェックができないか
らである。つまり、別々に作成した制御プログラムを一
旦統合する他の理由は、制御プログラムを統合したとき
に、制御コントローラのノードアドレスやタグ名の重複
などのチェックを行うためである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、制
御プログラムを作成する際、ジョブごとに作成した制御
プログラムを一旦統合して新たなジョブを作成するとと
もに、この統合したジョブにおいて個々の制御コントロ
ーラごとにコントローラデータファイルを作成し、制御
コントローラに制御プログラムをダウンロードするもの
となっていた。このため、1つの制御コントローラの制
御プログラムを変更修正する場合、統合したジョブ全体
に対してデータの再生成処理が必要となるケースもあ
り、制御プログラムの変更修正作業に手間がかかるとい
う問題があった。
【0009】また、複数の制御コントローラの制御プロ
グラムを変更修正する場合であっても、統合したジョブ
において1人の作業者が上作業を行う必要があった。し
たがって、統合前のジョブごとに各々の作業者が並行し
て作業を行うことができず、作業効率が悪いという問題
があった。統合前のジョブごとに各々の作業者が併行し
て作業を行うことができないのは、一旦ジョブを統合し
て、かつ、ジョブ間の結合情報などを定義した場合、統
合されたジョブを再度統合前のジョブに分割する作業は
負荷が多く、ほとんど不可能だからである。
【0010】本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、ジョブごとに作成した制御プログラムから
統合したジョブを作成することなく、個々の制御コント
ローラの制御プログラムを作成できる制御プログラム作
成システム、装置、方法、プログラムおよび記録媒体を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかる制御プログラム作成システム
は、複数の制御対象とネットワークを介してこれら制御
対象を制御する複数の制御コントローラとからなる制御
システムで、これら制御対象を一定の目的の下で制御コ
ントローラにより制御するための制御プログラムを作成
する制御プログラム作成システムであって、ネットワー
クに接続され、制御コントローラごとに制御プログラム
を作成する複数の制御プログラム作成装置からなり、制
御プログラム作成装置に、当該制御コントローラで用い
る制御プログラムを作成・編集する制御プログラム作成
編集手段と、制御プログラムの作成編集に必要な設計デ
ータをネットワークを介して他の制御プログラム作成装
置との間でやり取りする設計データ入出力手段とを備え
るものである。
【0012】このとき、制御プログラム作成装置にコン
トローラデータ作成手段を設けて、制御コントローラで
実行して制御対象を制御するためのバイナリ形式からな
るコントローラデータを制御プログラムに基づき作成す
るようにしてもよい。
【0013】また、制御プログラム作成装置にシステム
データ作成手段を設けて、作成した制御プログラムに基
づき制御システムの運転監視に用いるシステムデータを
作成し、制御プログラム作成装置のうちの少なくとも1
つにシステム統合データ作成手段を設けて、各制御プロ
グラム作成装置で作成されたシステムデータを統合する
ことにより、制御対象の制御状態や運転状態を監視する
運転監視画面を表示するのに用いるシステム統合データ
を作成するようにしてもよい。
【0014】さらに、このシステム統合データ作成手段
で、複数のシステムデータを統合する際、これらシステ
ムデータ相互間の整合性を検査し、その検査結果をこれ
らシステムデータを作成した元の制御プログラムを修正
するのに用いるエラー情報として出力するようにしても
よい。また、制御プログラム作成編集手段に変換手段を
設け、当該制御プログラムに固有の識別情報をその制御
プログラムで用いる制御対象の名前に付加することによ
り、これらハードウェアの名前を制御システム全体で重
複しない新たな名前へ変換するようにしてもよい。
【0015】また本発明にかかる制御プログラム作成装
置は、複数の制御対象とこれら制御対象をネットワーク
を介して制御する複数の制御コントローラからなる制御
システムで、これら制御対象を一定の目的の下で制御コ
ントローラにより制御するための制御プログラムを作成
する制御プログラム作成装置であって、当該制御コント
ローラで用いる制御プログラムを作成・編集する制御プ
ログラム作成編集手段と、制御プログラムの作成編集に
必要な設計データをネットワークを介して他の制御プロ
グラム作成装置との間でやり取りする設計データ入出力
手段とを備えるものである。
【0016】この設計データ入出力手段としてシステム
定義データ管理手段を設け、制御対象に関する情報から
なるシステム定義データを、ネットワークを介して他の
制御プログラム作成装置との間でやり取りするようにし
てもよい。あるいは、設計データ入出力手段としてジョ
ブ間風船データ管理手段を設け、制御プログラム作成編
集手段で作成する制御プログラムで用いる制御対象と、
他の制御プログラム作成装置で作成される制御プログラ
ムで用いる制御対象との接続関係を定義するためのジョ
ブ間風船データを、ネットワークを介して他の制御プロ
グラム作成装置との間でやり取りするようにしてもよ
い。
【0017】また、コントローラデータ作成手段を設
け、制御コントローラで実行して制御対象を制御するた
めのバイナリ形式からなるコントローラデータを、制御
プログラム作成編集手段で作成した制御プログラムに基
づき作成するようにしてもよい。システムデータ作成手
段を設け、制御対象の制御状態や運転状態を監視する運
転監視画面を表示するのに用いるシステム統合データと
して統合されるシステムデータを、制御プログラム作成
編集手段で作成した制御プログラムから作成するように
してもよい。
【0018】あるいは、システムデータ作成手段を設け
て、制御プログラム作成編集手段で作成した制御プログ
ラムに基づき制御システムの運転監視に用いるシステム
データを作成し、システム統合データ作成手段を設け
て、個々の制御プログラム作成装置で作成された複数の
システムデータを統合することにより、制御対象の制御
状態や運転状態を監視する運転監視画面を表示するのに
用いるシステム統合データを作成するようにしてもよ
い。
【0019】さらに、システム統合データ作成手段で、
複数のシステムデータを統合する際、これらシステムデ
ータ相互間の整合性を検査し、その検査結果をこれらシ
ステムデータを作成した元の制御プログラムを修正する
のに用いるエラー情報として出力するようにしてもよ
い。制御プログラム作成編集手段に変換手段を設け、当
該制御プログラムに固有の識別情報をその制御プログラ
ムで用いる制御対象の名前に付加することにより、これ
ら制御対象の名前を制御システム全体で重複しない新た
な名前へ変換するようにしてもよい。
【0020】本発明にかかるプログラム制御方法は、複
数の制御対象とこれら制御対象をネットワークを介して
制御する複数の制御コントローラからなる制御システム
で、これら制御対象を一定の目的の下で制御コントロー
ラにより制御するための制御プログラムを、ネットワー
クに接続された制御プログラム作成装置で作成するため
の制御プログラム作成方法であって、制御システムに接
続されている制御対象に関する情報からなるシステム定
義データを、ネットワークを介して他の制御プログラム
作成装置から取得し、作成する制御プログラムで用いる
制御対象と、他の制御プログラム作成装置で作成される
制御プログラムで用いる制御対象との接続関係を定義す
るためのジョブ間風船データを、ネットワークを介して
他の制御プログラム作成装置から取得し、取得したシス
テム定義データおよびジョブ間風船データに基づき当該
制御コントローラで用いる制御プログラムを作成・編集
するようにしたものである。
【0021】このとき、制御コントローラで実行して制
御対象を制御するためのバイナリ形式からなるコントロ
ーラデータを、制御プログラム作成編集手段で作成編集
した制御プログラムに基づき作成するようにしてもよ
い。また、制御対象の制御状態や運転状態を監視する運
転監視画面を表示するのに用いるシステム統合データへ
統合されるシステムデータを、制御プログラムから作成
するようにしてもよい。
【0022】あるいは、制御プログラム作成編集手段で
作成した制御プログラムに基づき制御システムの運転監
視に用いるシステムデータを作成し、個々の制御プログ
ラム作成装置で作成された複数のシステムデータを統合
することにより、制御対象の制御状態や運転状態を監視
する運転監視画面を表示するのに用いるシステム統合デ
ータを作成するようにしてもよい。複数のシステムデー
タを統合する際、これらシステムデータ相互間の整合性
を検査し、その検査結果をこれらシステムデータを作成
した元の制御プログラムを修正するのに用いるエラー情
報として出力するようにしてもよい。
【0023】制御プログラムを作成・編集する際、当該
制御プログラムに固有の識別情報をその制御プログラム
で用いる制御対象の名前に付加することにより、これら
制御対象の名前を制御システム全体で重複しない新たな
名前へ変換するようにしてもよい。
【0024】また、本発明にかかる記録媒体は、複数の
制御対象とこれら制御対象をネットワークを介して制御
する複数の制御コントローラからなる制御システムで、
これら制御対象を一定の目的の下で制御コントローラに
より制御するための制御プログラムを、ネットワークに
接続されたコンピュータからなる制御プログラム作成装
置で作成させるためのプログラムが記録された記録媒体
であって、制御システムに接続されている制御対象に関
する情報からなるシステム定義データを、ネットワーク
を介して他の制御プログラム作成装置から取得するステ
ップと、作成する制御プログラムで用いる制御対象と、
他の制御プログラム作成装置で作成される制御プログラ
ムで用いる制御対象との接続を定義するためのジョブ間
風船データを、ネットワークを介して他の制御プログラ
ム作成装置から取得するステップと、取得したシステム
定義データおよびジョブ間風船データに基づき当該制御
コントローラで用いる制御プログラムを作成・編集する
ステップとを制御プログラム作成装置で実行させるため
のプログラムを記録したものである。
【0025】また、本発明にかかるプログラムは、複数
の制御対象とこれら制御対象をネットワークを介して制
御する複数の制御コントローラからなる制御システム
で、これら制御対象を一定の目的の下で制御コントロー
ラにより制御するための制御プログラムを、ネットワー
クに接続されたコンピュータからなる制御プログラム作
成装置で作成させるためのプログラムであって、制御シ
ステムに接続されているハードウェアに関する情報から
なるシステム定義データを、ネットワークを介して他の
制御プログラム作成装置から取得するステップと、作成
する制御プログラムで用いる制御対象と、他の制御プロ
グラム作成装置で作成される制御プログラムで用いる制
御対象との接続を定義するためのジョブ間風船データ
を、ネットワークを介して他の制御プログラム作成装置
から取得するステップと、取得したシステム定義データ
およびジョブ間風船データに基づき当該制御コントロー
ラで用いる制御プログラムを作成・編集するステップと
を制御プログラム作成装置で実行させるためのプログラ
ムである。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態にかかる制御プログラム作成システムを示すブロック
図である。この制御プログラム作成システムは、ネット
ワーク9に接続された制御プログラム作成装置10A
(以下、処理端末Aという)および制御プログラム作成
装置10B(以下、処理端末Bという)から構成されて
いる。また、ネットワーク9には制御コントローラ9
1,92が接続されており、ここでは制御コントローラ
91で用いる制御プログラムを処理端末Aで作成し、制
御コントローラ92で用いる制御プログラムを処理端末
Bで作成するものとする。
【0027】処理端末A,Bは、全体として通信機能を
有するコンピュータから構成されており、メモリやハー
ドディスク装置などの記憶装置からなる記憶手段1、こ
の記憶手段1に格納されているプログラムファイルを読
み出して実行することにより制御プログラムの作成処理
などの各種ジョブ処理を行うジョブ処理手段2、ネット
ワーク9を介して各種情報を制御プログラム作成装置間
や制御コントローラ91,92との間でやり取りする通
信手段3が設けられている。この他、作業者との間で各
種情報をやり取りするインターフェース手段として、C
RT5A、タッチスクリーン5B、キーボード6、マウ
ス7が設けられている。
【0028】ジョブ処理手段2で実行されるプログラム
については、そのプログラムが記録されている記録媒体
8から読み出し、必要に応じて記憶手段1へ格納して実
行される。なお、この記録媒体8に代えて、ネットワー
ク9に接続された装置(図示せず)から上記プログラム
を取り込むようにしてもよい。以下では、処理端末A,
Bのうち、処理端末Bでシステムの運転監視を行うもの
とし、そのための構成として処理端末Aには、運転監視
画面表示手段4が設けられている。
【0029】次に、図2を参照して、処理端末A,Bの
記憶手段1およびジョブ処理手段2について詳細に説明
する。図2は記憶手段1およびジョブ処理手段2の構成
を示すブロック図である。処理端末Aの記憶手段1に
は、ジョブ処理手段2でのジョブ処理に用いる各種情報
がファイルとして記憶されている。ここでは、制御ブロ
ック図(シート)11、システム定義データ12、ジョ
ブ間風船データ13、システムデータ14、コントロー
ラデータ15、およびジョブ処理プログラム16が記憶
されている。
【0030】また、処理端末Aのジョブ処理手段2に
は、制御ブロック図作成編集手段(制御プログラム作成
編集手段)21、システム定義データ管理手段22、ジ
ョブ間風船データ管理手段23、システムデータ作成手
段24、コントローラデータ作成手段25、およびタグ
名置換手段26が設けられている。
【0031】一方、処理端末Bの記憶手段1には、処理
端末Aの記憶手段1での記憶内容に加えて、システム統
合データ17、運転画面表示プログラム18、および運
転用初期化データ19が記憶されている。また、処理端
末Bの記憶手段1には、処理端末Aのジョブ処理手段2
に設けられている手段に加えて、システム統合データ作
成手段27が設けられている。
【0032】図3に各種情報と処理手段との関係を示
す。制御ブロック図11は、制御コントローラ91,9
2で実行される制御プログラムが図形式で表現されたも
のである。具体的には、制御システム内のプロセス制御
機器などの制御対象(ハードウェア)を示す制御パーツ
や制御パーツ間の接続関係を示すリンクから構成される
ブロック図で表現される。制御ブロック図作成編集手段
21は、この制御ブロック図11を作成し編集するため
の手段である。
【0033】システム定義データ12は、制御システム
で共通に使用されるシステム定義データであり、ネット
ワークに接続される制御対象に関する情報が定義されて
いる。具体的には、ノード名(例えば、制御コントロー
ラの名称)、ノード番号(例えば、制御コントローラの
番号)、ノードIPアドレス、モジュール番号(例え
ば、制御コントローラに装着される入出力モジュールの
番号)、モジュール種類(例えば、制御コントローラに
装着される入出力モジュールの種類、デジタル入力やア
ナログ出力)などのデータからなる。システム定義デー
タ管理手段22は、このシステム定義データ12を作成
・編集したり他のジョブとの間でやり取りするための設
計データ入出力手段である。
【0034】ジョブ間風船データ13は、異なる制御ブ
ロック図11間にまたがるリンクをジョブ間風船パーツ
で定義するものである。具体的には、ジョブ間風船パー
ツID、ジョブ間風船パーツのディスクリプタ(コメン
ト)、ジョブ間風船パーツが記述されている制御ブロッ
ク図(シート)の名称などのデータからなる。ジョブ間
風船データ管理手段23は、このジョブ間風船データ1
3を作成・編集し、必要に応じて他のジョブ処理との間
でやり取りするための設計データ入出力手段である。
【0035】システムデータ14は、制御システム全体
の運転監視を行う場合に用いるデータである。具体的に
は、制御システムで用いる各ノードに付与されたノード
名、ノードタイプ、ノード番号、ノードIPアドレスな
どからなるノード情報や、監視ポイントのタグ名、ノー
ド番号、モジュール番号、モジュール種類、スロット番
号などからなるポイント情報から構成されている。シス
テムデータ作成手段24は、当該制御ブロック図11に
対応するシステムデータ14を作成する手段である。
【0036】コントローラデータ15は、当該処理端末
A,Bで作成された制御ブロック図11に基づき各制御
コントローラ91,92ごとに作成される制御プログラ
ムである。具体的には、制御コントローラ91,92
で、その制御ブロック図11からなる制御プログラムが
実行できるように、図形式で表現された制御パーツやリ
ンクに関する情報がバイナリ形式で表現されている。コ
ントローラデータ作成手段25は、このコントローラデ
ータ15を制御ブロック図11から作成する手段であ
る。
【0037】システム統合データ作成手段27は、各処
理端末A,Bのシステムデータ作成手段24で作成され
たシステムデータ14を統合してシステム統合データ1
7を作成する手段である。これらシステム統合データ作
成手段27およびシステム統合データ17は、システム
の運転監視を行う処理端末Bに設けられている。
【0038】運転画面表示プログラム18は、制御シス
テムを起動する際にシステムの運転監視を行う処理端末
Bで実行されるプログラムである。具体的には、システ
ム統合データ17を読み取って、運転監視画面表示手段
4でCRT5A上に各種データを表示するのに必要な情
報を設定する。また、運転監視の対象データについて、
制御コントローラ91,92およびその内部アドレスな
どを設定する。運転用初期化データ19は、運転画面実
行プログラム18が実行されるときに用いられ、システ
ム統合データ17が記憶されている場所を示す情報から
なる。これら運転画面表示プログラム18および運転用
初期化データ19は、システムの運転監視を行う処理端
末Bに設けられている。
【0039】なお、本発明でいうノードとは、ネットワ
ーク9上に位置する装置単体を指し、例えば、ネットワ
ーク9に接続されているコントローラや、オペレータが
操作するコンピュータ、さらには制御プログラム作成装
置などのエンジニアリング用コンピュータなども含まれ
る。また、ノード番号とは個々のノードを識別するため
の番号である。但し、一般には狭義の意味でコントロー
ラのみを指す場合が多い。
【0040】また、ポイントとは、コントローラで実行
される各制御(アルゴリズム)の単位を指し、1つのコ
ントローラには、数十から数百のポイントがある。例え
ば、ポイント01は、バルブAを制御するためのポイン
ト、ポイント02は流量計Bを制御するためのポイント
というように、制御する単位ごとにポイントが割り当て
られる。また、ポイントは、コントローラのノード番
号、そのコントローラに装着されているモジュールを示
すモジュール番号、そのモジュールのスロットを指すス
ロット番号により特定される。
【0041】また、タグ名とは、上記ポイントを識別す
るための名前を指し、各ポイントに対して任意のタグ名
を付与できる。このタグ名としては、1システムでユニ
ークなものが付与され、プログラム作成装置や運転画面
でポイントを識別するためのキーとして用いられる。例
えば、コントローラにあるタグ名「AI100」のポイ
ントのデータを得る場合、システムデータファイルから
このタグ名「AI100」に対応する、ノード番号、モ
ジュール番号およびスロット番号の組が参照され、この
組が示す場所から所望のデータを得ることになる。
【0042】また、パーツとは、プログラム作成装置で
制御プログラムを作成・編集する際に、上記ポイントを
表すために用いるオブジェクトである。例えば、AIパ
ーツを制御ブロック図上に配置し、そのAIパーツにタ
グ名や上記ノード番号ほかを設定する。このようにして
設定された複数のパーツを用いてコントロールデータフ
ァイルなどが生成出力されて、個々のパーツのデータが
それぞれのポイントにロードされる。
【0043】次に、図4を参照して、本発明の制御プロ
グラム作成システムの動作について説明する。図4は、
本発明の制御プログラム作成システムの動作を示すフロ
ーチャートである。以下では、処理端末Aで作業者Aが
制御コントローラ91用の制御プログラムを作成し、処
理端末Bで作業者Bが制御コントローラ92用の制御プ
ログラムを作成する場合について説明する。また、処理
端末Bで制御システムの運転監視に用いるシステム統合
データ17を作成する場合について説明する。通常、制
御プログラム作成装置における制御プログラムの作成処
理単位をジョブという。ここでは、作業者Aによる処理
をジョブ01と呼び、作業者Bによる処理をジョブ02
と呼ぶ。
【0044】まず、作業者Aは、処理端末Aでタッチス
クリーン5B、キーボード6あるいはマウス7などの操
作入力手段を用いてジョブ処理手段2を起動する。これ
により、記録媒体8やネットワーク9を介して記憶手段
1へ予め格納しておいたジョブ処理プログラム16が読
み出されて実行され、各種ジョブ処理が利用可能とな
る。作業者Aは、ジョブ処理手段2のシステム定義デー
タ管理手段22を用いて、処理端末Bで予め入力された
システム定義データ12をネットワーク9を介して取得
する(ステップ100)。そして、制御ブロック図作成
編集手段21を選択し、上記操作入力手段やCRT5A
などの表示出力手段を用いて、制御コントローラ91の
制御プログラムとして、制御ブロック図11の作成・編
集を開始する(ステップ101)。
【0045】一方、作業者Bは、作業者Aと同様にし
て、処理端末Bでジョブ処理手段2を起動し、システム
定義データ管理手段22を用いて、当該処理端末Bのシ
ステム定義データ12を読み込む(ステップ110)。
そして、制御ブロック図作成編集手段21を選択し、上
記操作入力手段やCRT5Aなどの表示出力手段を用い
て、制御コントローラ92の制御プログラムとして、制
御ブロック図11の作成・編集を開始する(ステップ1
11)。
【0046】ここで、処理端末Aにおいて、ジョブ01
での制御プログラム作成に必要なジョブ間風船データが
発生した場合、作業者Aはジョブ間風船データ管理手段
を用いて、他の処理端末Bからジョブ間風船データ13
を取得する(ステップ102)。このようにして、作業
者Aは、他の処理端末から取得したデータを用いて、ジ
ョブ01により制御コントローラ91の制御プログラム
として制御ブロック図11を完成させる(ステップ10
3)。
【0047】一方、処理端末Bでも、同様にして作業者
Bはジョブ02の制御プログラム作成に必要なジョブ間
風船データが発生した場合、ジョブ間風船データ管理手
段23を用いて、他の処理端末Aからジョブ間風船デー
タ13を取得する(ステップ112)。このようにし
て、作業者Bは、他の処理端末から取得したデータを用
いて、ジョブ02により制御コントローラ92の制御プ
ログラムとして制御ブロック図11を完成させる(ステ
ップ113)。
【0048】次に、処理端末Bでの運転監視で用いるシ
ステム統合データ17を作成するために、まず作業者A
は、システムデータ作成手段24を用いて制御ブロック
図11からシステムデータ14を作成する(ステップ1
04)。一方、作業者Bは、システムデータ作成手段2
4を用いて制御ブロック図11からシステムデータ14
を作成し(ステップ114)、処理端末Aで作成された
システムデータ14をネットワーク9を介して処理端末
Bから参照する(ステップ115)。そして、システム
統合データ作成手段27を用いて、処理端末A,Bのシ
ステムデータ14を統合することにより、システム統合
データ17を作成する(ステップ116)。
【0049】このとき、システム統合データ作成手段2
7では、処理端末A,Bのシステムデータ14の整合性
がチェックされる。そして、両者に不一致があった場合
はエラー情報が出力される。作業者Aは、必要に応じて
制御ブロック図作成編集手段21でこのエラー情報に基
づき制御ブロック図11を修正する(ステップ10
7)。
【0050】修正後、コントローラデータ作成手段25
を用いて、当該制御ブロック図11から制御コントロー
ラ91で実行可能なコントローラデータ15を作成する
(ステップ108)。そして、そのコントローラデータ
15を処理端末Aからネットワーク9を介して制御コン
トローラ91へダウンロードする(ステップ109)。
これにより、新たに作成された制御プログラムが制御コ
ントローラ91へ設定されて実行可能となる。
【0051】一方、作業者Bは、必要に応じて制御ブロ
ック図作成編集手段21で、システム統合データ作成手
段27からのエラー情報に基づき制御ブロック図11を
修正する(ステップ117)。修正後、コントローラデ
ータ作成手段25を用いて、当該制御ブロック図11か
ら制御コントローラ92で実行可能なコントローラデー
タ15を作成する(ステップ118)。そして、そのコ
ントローラデータ15を処理端末Aからネットワーク9
を介して制御コントローラ92へダウンロードする(ス
テップ119)。これにより、新たに作成された制御プ
ログラムが制御コントローラ92へ設定されて実行可能
となる。
【0052】このように、ネットワーク9を介して接続
された制御プログラム作成装置10A,10Bのジョブ
処理手段2に、システム定義データ管理手段22やジョ
ブ間風船データ管理手段23などの設計データ入出力手
段を設け、制御プログラム作成編集時に必要なシステム
定義データ12やジョブ間風船データ13などの設計デ
ータを、設計データ入出力手段によりネットワーク9を
介して他の制御プログラム作成装置との間でやり取りす
るようにしたので、ジョブごとに作成した制御プログラ
ムに基づき統合したジョブを作成することなく、各制御
プログラム作成装置10A,10Bで当該制御コントロ
ーラ91,92の制御プログラムすなわちコントローラ
データを個別に作成できる。
【0053】したがって、個々の制御コントローラの制
御プログラムを変更修正する場合、従来のように統合し
たジョブ全体に対するデータの再生成処理を行う必要が
なくなり、制御プログラムの変更修正作業を大幅に削減
できる。さらに、複数の制御コントローラの制御プログ
ラムを変更修正する場合であっても、複数の作業者で手
分けして並列的に作業を行うことができ、作業効率を大
幅に改善できる。
【0054】また、システム統合データ作成手段27に
おいて、制御システムの運転監視で用いるシステム統合
データ17を作成する際に行われるシステムデータの整
合性チェックの結果に基づき、各ジョブ01,02で制
御プログラムを修正するようにしたので、各制御プログ
ラム作成装置10A,10Bで作成された制御プログラ
ム相互間の整合性を得ることができる。このとき、運転
監視用のシステム統合データ17の作成は、制御システ
ムの構築に必要な処理であり、このような必須の処理の
結果を利用するようにしたので、新たな処理を追加する
ことなく、各制御プログラム作成装置10A,10Bで
個別に作成された個々の制御プログラムの整合性を効率
よく得ることができる。
【0055】また、制御ブロック図作成編集手段21に
タグ名変換機能(交換手段)を設け、上記ステップ10
4,114でシステムデータを作成するまでに、各ジョ
ブ01,02で作成した制御ブロック図11で用いてい
る各パーツのタグ名を、当該ジョブ番号を用いて変換す
るようにしてもよく、これにより、異なるジョブ間にお
けるタグ名の重複を回避できる。図5にタグ名変換処理
を示す。例えば、ジョブ01,02の各制御ブロック図
11でタグ名「AI001」,「PID001」,「A
O001」というパーツが用いられている場合、このま
まではこれら制御ブロック図11から作成されたシステ
ムデータを統合した場合、タグ名重複でエラーが発生す
る。
【0056】これに対して、制御ブロック図作成編集手
段21のタグ名変換機能では、個々の制御ブロック図1
1で用いられているパーツの各タグ名に、そのジョブ番
号が付加される。これによりジョブ01のパーツのタグ
名には、例えば末桁から4桁目に「J01」が付加され
て、「AIJ01001」,「PIDJ01001」,
「AOJ01001」へ変換される。また、ジョブ02
のパーツのタグ名には、例えば末桁から4桁目に「J0
2」が付加されて、「AIJ02001」,「PIDJ
02001」,「AOJ02001」へ変換される。こ
れにより、これらタグ名変換後の制御ブロック図11か
ら作成されたシステムデータを統合する際、タグ名重複
によるエラー発生を回避できる。
【0057】次に、図6を参照して、システム定義デー
タ管理手段22について説明する。図6はシステム定義
データ管理手段22の動作を示す説明図である。制御プ
ログラムを作成する際、制御システムのネットワークに
接続される制御対象に関する情報は、システム定義デー
タ12として制御システムの設計書類により配布され
る。ここでは、作業者Bにより処理端末Bでシステム定
義データ管理手段22を用いて、ジョブ02として予め
システム定義データ12を入力する(ステップ12
0)。
【0058】そして、入力したシステム定義データ12
を上記システム定義データ管理手段22を用いて、シス
テム定義データファイル12Aとして記憶手段1へエキ
スポートする(ステップ121)。一方、作業者Aは、
処理端末Aのシステム定義データ管理手段22を用い
て、処理端末Bからネットワーク9を介してシステム定
義データファイル12Aをインポートし(ステップ12
2)、ジョブ01のシステム定義データ12として記憶
手段1へ格納し、制御ブロック図11の作成編集に用い
る(ステップ123)。
【0059】従来、このようなシステム定義データは、
個々の作業者が当該処理端末でそれぞれ個別に入力する
必要があり、システム規模の増大に応じてその入力作業
負担も飛躍的に増加するという問題点があった。また、
入力ミスにより他の処理端末との間でシステム定義デー
タの内容が異なり、作成した制御プログラムに矛盾が生
じる場合もあった。本発明では、システム定義データ管
理手段22を設けて処理端末間でシステム定義データを
やり取りすることにより、1回の入力作業で済みその作
業負担が大幅に削減できる。また、システム定義データ
の不一致を回避でき、これに起因して制御プログラムに
矛盾が生じることもなくなる。
【0060】なお、上記説明では、制御ブロック図11
の作成開始時にすべての制御対象に関するシステム定義
データ12をジョブ間でやり取りする場合を例として説
明したが、これに限定されるものではない。例えば、制
御ブロック図11の作成・編集を行っている途中でシス
テム定義データ12の修正や追加が必要となる場合もあ
る。このような際にも、システム定義データ管理手段2
2を用いて、特定のハードウェアに関するシステム定義
データ12をジョブ間でやり取りするようにしてもよ
く、システム定義データの入力作業負担を軽減でき、ま
たシステム定義データの不一致を回避できる。
【0061】次に、図7を参照して、ジョブ間風船デー
タ管理手段23について説明する。図7はジョブ間風船
データ管理手段23の動作を示す説明図である。複数の
処理端末で個別に制御プログラムを作成する際、ジョブ
を越えた管理ポイント間のリンクを定義する必要が生じ
る。例えば、図7に示すように、ジョブ01のパーツP
R01に設けられている接続先PR01.OPと、ジョ
ブ02のパーツPRに設けられている接続先RD01.
CIとを接続する場合、各処理端末A,Bのジョブ0
1,02でジョブ間風船データ管理手段23を用いて、
このリンクを定義する。
【0062】そして作業者Aは、その定義したジョブ間
風船データを、処理端末Aのジョブ間風船データ管理手
段23を用いて記憶手段1へジョブ間風船データファイ
ル13Aとして出力する(ステップ130)。一方、作
業者Bは、処理端末Bのジョブ間風船データ管理手段2
3を用いて、処理端末Aからネットワーク9を介してジ
ョブ間風船データファイル13Aを読み込み(ステップ
131)、ジョブ01でのジョブ間風船データ13とし
て、制御ブロック図11の作成編集に用いる。また、処
理端末Bでも上記と同様にして、定義したジョブ間風船
データがジョブ間風船データファイル13Bとして出力
され(ステップ132)、これら処理端末Aへ読み込ま
れて(ステップ133)、制御ブロック図11の作成編
集に用いられる。
【0063】従来、このような接続の定義は、システム
定義データ12と同様にして制御システムの設計書類に
より配布され、あるいは作業者間での連絡に基づき、個
々の作業者が必要に応じて入力するものとなっていた。
したがって、システム規模の増大に応じてその入力作業
負担も飛躍的に増加し、また、入力ミスにより他の処理
端末との間で接続の定義が異なり、作成した制御プログ
ラムに矛盾が生じる場合もあった。本発明では、ジョブ
間風船データ管理手段23を設けて処理端末間でジョブ
間風船データ13をやり取りすることにより、1回の入
力作業で済みその作業負担が大幅に削減できる。また、
定義の不一致を回避でき、これに起因して制御プログラ
ムに矛盾が生じることもなくなる。
【0064】次に、図8を参照して、システムデータ作
成手段24およびシステム統合データ作成手段27につ
いて説明する。図8はシステムデータ作成手段24およ
びシステム統合データ作成手段27の動作を示す説明図
である。制御システムでは、通常、そのシステムの運転
状態を監視するのに用いるシステム統合データが必要と
なる。システムデータ作成手段24では、複数の処理端
末で個別に作成した制御ブロック図11から、当該ジョ
ブに対応するシステムデータ14を作成し、システム統
合データ作成手段27では、これら各システムデータ1
4からシステム統合データ17を作成する。
【0065】具体的には、図8に示すように、作業者A
は、処理端末Aでジョブ01として作成した制御ブロッ
ク図11から、システムデータ作成手段24を用いてシ
ステムデータ14Aを作成し(ステップ140)、ネッ
トワーク9を介してシステム統合データ作成手段27の
ある処理端末Bへ転送する。作業者Bも同様にして、処
理端末Bでジョブ02として作成した制御ブロック図1
1から、システムデータ作成手段24を用いてシステム
データ14Bを作成する(ステップ141)。
【0066】そして、処理端末Bのシステム統合データ
作成手段27で、システムデータ14Aをシステム統合
データ17へ統合するとともに(ステップ142)、シ
ステムデータ14Bをシステム統合データ17へ統合す
る(ステップ143)。これにより、ジョブ01および
ジョブ02の制御ブロック図11の内容を含むシステム
統合データ17が作成される。
【0067】その後、処理端末Bで運転監視を開始する
際(オンライン立ち上げ時)、運転監視画面表示手段4
が、記憶手段1の運転画面表示プログラム18を実行さ
せることにより、システム統合データ17の格納場所が
記憶されている運転用初期化データ19を読み出す。そ
して、そのシステム統合データ17に記憶されている情
報に従って、タグ名に対応する制御コントローラのノー
ドアドレスや制御コントローラのスロットにおけるアド
レス等を特定する。これにより、そのタグ名に対応する
データが格納されている所在位置が特定される。運転監
視画面表示手段4では、予め画面ごとに表示するデータ
が定義されたタグ名に基づいて、この特定された所在位
置からデータを取得し、CRT5Aへ画面表示する。
【0068】従来、システム統合データを作成する際、
コントローラデータと同様に、複数のジョブを1つのジ
ョブに統合した後、その統合したジョブからシステム統
合データを作成するものとなっていた。したがって、多
様なデータを含む比較的データ量の大きいジョブを統合
して大規模なジョブを作成し、その統合されたジョブか
らシステム統合データを作成する必要があるため、その
作成処理に時間がかかり、作業効率が悪いという問題点
があった。本実施の形態によれば、接続情報など制御プ
ログラムの設計にのみ用いる情報(例えば、リンク情報
など)を含まず、運転監視に必要なノード情報やポイン
ト情報からなるシステムデータを統合してシステム統合
データを作成するようにしたので、その作成の所要時間
を短縮でき、作業効率を改善できる。
【0069】また、システム統合データ作成手段27で
は、各システムデータ14を統合する際、それらシステ
ムデータ14間の整合性をチェックし、その結果をエラ
ー情報17Aとして出力する(ステップ145)。通
常、この種のエラー情報は、CRT5Aから画面表示さ
れたり、エラーログファイルとして記憶手段1へ格納さ
れる。したがって、システム統合データ作成手段27の
ある処理端末Bでは、CRT5Aに表示されたエラー情
報に基づき、作業者Bが制御ブロック図作成編集手段2
1を用いて制御ブロック図11を修正できる。また、処
理端末Aでは、処理端末Bのエラーログファイルをネッ
トワーク9を介して参照し、あるいはその印刷出力を参
照して、作業者Aが制御ブロック図作成編集手段21を
用いて制御ブロック図11を修正できる。
【0070】次に、図9を参照して、コントローラデー
タ作成手段25について説明する。図9はコントローラ
データ作成手段25の動作を示す説明図である。コント
ローラデータ作成手段25では、制御コントローラ9
1,92で、その制御ブロック図11からなる制御プロ
グラムが実行できるように、バイナリ形式で表現された
コントローラデータ15を作成する。このとき、作業者
は、各処理端末A,Bのコントローラデータ作成手段2
5を用いて、それぞれジョブ01,02の制御ブロック
図11から別に対応するコントローラデータ15を作成
し、それぞれコントローラデータファイル15A,15
Bとして出力する(ステップ150,151)。
【0071】そして、各処理端末A,Bからネットワー
ク9を介して対応する制御コントローラ91,92へ、
それぞれのコントローラデータファイル15A,15B
をダウンロードする(ステップ152,153)。これ
により、新たに作成された制御プログラムが制御コント
ローラ92へ設定されて実行可能となる。
【0072】以上では、2つの処理端末A,Bを用いて
複数のジョブで並行して制御プログラムを作成編集する
作業(マルチエンジニアリング)を行う場合を例として
説明したが、これに限定されるものではなく、3以上の
処理端末を用いる場合にも本発明を適用でき、上記と同
様の作用効果が得られる。また、処理端末Bにシステム
統合データ作成手段27を設けた場合を例として説明し
たが、ジョブを実行する処理端末A,Bとは異なる処理
端末にシステム統合データ作成手段27を設けてシステ
ム統合データを作成するようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、制御プ
ログラム作成装置の制御プログラム作成編集手段で、当
該制御コントローラで用いる制御プログラムを作成・編
集するとともに、設計データ入出力手段で、制御プログ
ラムの作成編集に必要な設計データをネットワークを介
して他の制御プログラム作成装置との間でやり取りする
ようにしたので、ジョブごとに作成した制御プログラム
から統合したジョブを作成することなく、各制御プログ
ラム作成装置で当該制御コントローラの制御プログラム
を個別に作成できる。したがって、個々の制御コントロ
ーラの制御プログラムを変更修正する場合、従来のよう
に統合したジョブ全体に対するデータの再生成処理を行
う必要がなくなり、制御プログラムの変更修正作業を大
幅に削減できる。さらに、複数の制御コントローラの制
御プログラムを変更修正する場合であっても、複数の作
業者で手分けして並列的に作業を行うことができ、作業
効率を大幅に改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による制御プログラム
作成装置を示すブロック図である。
【図2】 記憶手段およびジョブ処理手段の構成を示す
ブロック図である。
【図3】 各種情報と処理手段との関係を示す説明図で
ある。
【図4】 制御プログラム作成システムの動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】 タグ名変換処理を示す説明図である。
【図6】 システム定義データ管理手段の動作を示す説
明図である。
【図7】 ジョブ間風船データ管理手段の動作を示す説
明図である。
【図8】 システムデータ作成手段およびシステム統合
データ作成手段の動作を示す説明図である。
【図9】 コントローラデータ作成手段の動作を示す説
明図である。
【図10】 従来の制御プログラム作成システムの構成
例である。
【図11】 従来の制御プログラム作成手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10A…制御プログラム作成装置(処理端末A)、10
B…制御プログラム作成装置(処理端末B)、1…記憶
手段、2…ジョブ処理手段、3…通信手段、4…運転監
視画面表示手段、5A…CRT、5B…タッチスクリー
ン、6…キーボード、7…マウス、8記録媒体、9…ネ
ットワーク、91,92…制御コントローラ、11…制
御ブロック図(シート)、12…システム定義データ、
12A…システム定義データファイル、13…ジョブ間
風船データ、13A,13B…ジョブ間風船データファ
イル、14…システムデータ、14A,14B…システ
ムデータファイル、15…コントローラデータ、15
A,15B…コントローラデータファイル、16…ジョ
ブ処理プログラム、17…システム統合データ、17A
…エラー情報、18…運転画面表示プログラム、19…
運転用初期化データ、21…制御ブロック図作成編集手
段、22…システム定義データ管理手段、23…ジョブ
間風船データ管理手段、24…システムデータ作成手
段、25…コントローラデータ作成手段、26…タグ名
置換手段、27…システム統合データ作成手段。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B076 DB00 DD01 DD04 EC02 5H215 BB10 BB16 CX01 GG03 GG04 KK03

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御対象とネットワークを介して
    これら制御対象を制御する複数の制御コントローラとか
    らなる制御システムで、これら制御対象を一定の目的の
    下で前記制御コントローラにより制御するための制御プ
    ログラムを作成する制御プログラム作成システムであっ
    て、 前記ネットワークに接続され、前記制御コントローラご
    とに制御プログラムを作成する複数の制御プログラム作
    成装置からなり、 前記制御プログラム作成装置は、当該制御コントローラ
    で用いる制御プログラムを作成・編集する制御プログラ
    ム作成編集手段と、前記制御プログラムの作成編集に必
    要な設計データを前記ネットワークを介して他の制御プ
    ログラム作成装置との間でやり取りする設計データ入出
    力手段とを備えることを特徴とする制御プログラム作成
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の制御プログラム作成シス
    テムにおいて、 前記制御プログラム作成装置は、前記制御コントローラ
    で実行して前記制御対象を制御するためのバイナリ形式
    からなるコントローラデータを前記制御プログラムに基
    づき作成するコントローラデータ作成手段を備えること
    を特徴とする制御プログラム作成システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の制御プログラム作成シス
    テムにおいて、 前記制御プログラム作成装置は、作成した前記制御プロ
    グラムに基づき前記制御システムの運転監視に用いるシ
    ステムデータを作成するシステムデータ作成手段を備
    え、 前記制御プログラム作成装置のうちの少なくとも1つ
    は、前記各制御プログラム作成装置で作成された前記シ
    ステムデータを統合することにより、前記制御対象の制
    御状態や運転状態を監視する運転監視画面を表示するの
    に用いるシステム統合データを作成するシステム統合デ
    ータ作成手段を備えることを特徴とする制御プログラム
    作成システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の制御プログラム作成シス
    テムにおいて、 前記システム統合データ作成手段は、複数のシステムデ
    ータを統合する際、これらシステムデータ相互間の整合
    性を検査し、その検査結果をこれらシステムデータを作
    成した元の制御プログラムを修正するのに用いるエラー
    情報として出力することを特徴とする制御プログラム作
    成システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の制御プログラム作成シス
    テムにおいて、 前記制御プログラム作成編集手段は、当該制御プログラ
    ムに固有の識別情報をその制御プログラムで用いる制御
    対象の名前に付加することにより、これらハードウェア
    の名前を制御システム全体で重複しない新たな名前へ変
    換する変換手段を有することを特徴とする制御プログラ
    ム作成システム。
  6. 【請求項6】 複数の制御対象とこれら制御対象をネッ
    トワークを介して制御する複数の制御コントローラから
    なる制御システムで、これら制御対象を一定の目的の下
    で前記制御コントローラにより制御するための制御プロ
    グラムを作成する制御プログラム作成装置であって、 当該制御コントローラで用いる制御プログラムを作成・
    編集する制御プログラム作成編集手段と、前記制御プロ
    グラムの作成編集に必要な設計データを前記ネットワー
    クを介して他の制御プログラム作成装置との間でやり取
    りする設計データ入出力手段とを備えることを特徴とす
    る制御プログラム作成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の制御プログラム作成装置
    において、 前記設計データ入出力手段として、前記制御対象に関す
    る情報からなるシステム定義データを、前記ネットワー
    クを介して前記他の制御プログラム作成装置との間でや
    り取りするシステム定義データ管理手段を備えることを
    特徴とする制御プログラム作成装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の制御プログラム作成装置
    において、 前記設計データ入出力手段として、前記制御プログラム
    作成編集手段で作成する制御プログラムで用いる制御対
    象と、前記他の制御プログラム作成装置で作成される制
    御プログラムで用いる制御対象との接続関係を定義する
    ためのジョブ間風船データを、前記ネットワークを介し
    て前記他の制御プログラム作成装置との間でやり取りす
    るジョブ間風船データ管理手段を備えることを特徴とす
    る制御プログラム作成装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の制御プログラム作成シス
    テムにおいて、 前記制御コントローラで実行して前記制御対象を制御す
    るためのバイナリ形式からなるコントローラデータを、
    前記制御プログラム作成編集手段で作成した前記制御プ
    ログラムに基づき作成するコントローラデータ作成手段
    を備えることを特徴とする制御プログラム作成システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の制御プログラム作成装
    置において、 前記制御対象の制御状態や運転状態を監視する運転監視
    画面を表示するのに用いるシステム統合データとして統
    合されるシステムデータを、前記制御プログラム作成編
    集手段で作成した前記制御プログラムから作成するシス
    テムデータ作成手段を備えることを特徴とする制御プロ
    グラム作成装置。
  11. 【請求項11】 請求項6記載の制御プログラム作成装
    置において、 前記制御プログラム作成編集手段で作成した前記制御プ
    ログラムに基づき前記制御システムの運転監視に用いる
    システムデータを作成するシステムデータ作成手段と、 個々の制御プログラム作成装置で作成された複数のシス
    テムデータを統合することにより、前記制御対象の制御
    状態や運転状態を監視する運転監視画面を表示するのに
    用いるシステム統合データを作成するシステム統合デー
    タ作成手段とを備えることを特徴とする制御プログラム
    作成装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の制御プログラム作成
    装置において、 前記システム統合データ作成手段は、複数のシステムデ
    ータを統合する際、これらシステムデータ相互間の整合
    性を検査し、その検査結果をこれらシステムデータを作
    成した元の制御プログラムを修正するのに用いるエラー
    情報として出力することを特徴とする制御プログラム作
    成装置。
  13. 【請求項13】 請求項6記載の制御プログラム作成シ
    ステムにおいて、 前記制御プログラム作成編集手段は、当該制御プログラ
    ムに固有の識別情報をその制御プログラムで用いる制御
    対象の名前に付加することにより、これら制御対象の名
    前を制御システム全体で重複しない新たな名前へ変換す
    る変換手段を有することを特徴とする制御プログラム作
    成装置。
  14. 【請求項14】 複数の制御対象とこれら制御対象をネ
    ットワークを介して制御する複数の制御コントローラか
    らなる制御システムで、これら制御対象を一定の目的の
    下で前記制御コントローラにより制御するための制御プ
    ログラムを、前記ネットワークに接続された制御プログ
    ラム作成装置で作成するための制御プログラム作成方法
    であって、 前記制御システムに接続されている制御対象に関する情
    報からなるシステム定義データを、前記ネットワークを
    介して前記他の制御プログラム作成装置から取得し、 作成する制御プログラムで用いる制御対象と、前記他の
    制御プログラム作成装置で作成される制御プログラムで
    用いる制御対象との接続関係を定義するためのジョブ間
    風船データを、前記ネットワークを介して前記他の制御
    プログラム作成装置から取得し、 取得したシステム定義データおよびジョブ間風船データ
    に基づき当該制御コントローラで用いる制御プログラム
    を作成・編集することを特徴とする制御プログラム作成
    方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の制御プログラム作成
    方法において、 前記制御コントローラで実行して前記制御対象を制御す
    るためのバイナリ形式からなるコントローラデータを、
    前記制御プログラム作成編集手段で作成編集した前記制
    御プログラムに基づき作成することを特徴とする制御プ
    ログラム作成方法。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の制御プログラム作成
    方法において、 前記制御対象の制御状態や運転状態を監視する運転監視
    画面を表示するのに用いるシステム統合データへ統合さ
    れるシステムデータを、前記制御プログラムから作成す
    ることを特徴とする制御プログラム作成方法。
  17. 【請求項17】 請求項14記載の制御プログラム作成
    方法において、 前記制御プログラム作成編集手段で作成した前記制御プ
    ログラムに基づき前記制御システムの運転監視に用いる
    システムデータを作成し、 個々の制御プログラム作成装置で作成された複数のシス
    テムデータを統合することにより、前記制御対象の制御
    状態や運転状態を監視する運転監視画面を表示するのに
    用いるシステム統合データを作成すること特徴とする制
    御プログラム作成方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の制御プログラム作成
    装置において、 複数のシステムデータを統合する際、これらシステムデ
    ータ相互間の整合性を検査し、その検査結果をこれらシ
    ステムデータを作成した元の制御プログラムを修正する
    のに用いるエラー情報として出力することを特徴とする
    制御プログラム作成方法。
  19. 【請求項19】 請求項14記載の制御プログラム作成
    システムにおいて、 前記制御プログラムを作成・編集する際、当該制御プロ
    グラムに固有の識別情報をその制御プログラムで用いる
    制御対象の名前に付加することにより、これら制御対象
    の名前を制御システム全体で重複しない新たな名前へ変
    換することを特徴とする制御プログラム作成方法。
  20. 【請求項20】 複数の制御対象とこれら制御対象をネ
    ットワークを介して制御する複数の制御コントローラか
    らなる制御システムで、これら制御対象を一定の目的の
    下で前記制御コントローラにより制御するための制御プ
    ログラムを、前記ネットワークに接続されたコンピュー
    タからなる制御プログラム作成装置で作成させるための
    プログラムが記録された記録媒体であって、 前記制御システムに接続されている制御対象に関する情
    報からなるシステム定義データを、前記ネットワークを
    介して前記他の制御プログラム作成装置から取得するス
    テップと、 作成する制御プログラムで用いる制御対象と、前記他の
    制御プログラム作成装置で作成される制御プログラムで
    用いる制御対象との接続を定義するためのジョブ間風船
    データを、前記ネットワークを介して前記他の制御プロ
    グラム作成装置から取得するステップと、 取得したシステム定義データおよびジョブ間風船データ
    に基づき当該制御コントローラで用いる制御プログラム
    を作成・編集するステップとを前記制御プログラム作成
    装置で実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 複数の制御対象とこれら制御対象をネ
    ットワークを介して制御する複数の制御コントローラか
    らなる制御システムで、これら制御対象を一定の目的の
    下で前記制御コントローラにより制御するための制御プ
    ログラムを、前記ネットワークに接続されたコンピュー
    タからなる制御プログラム作成装置で作成させるための
    プログラムであって、 前記制御システムに接続されているハードウェアに関す
    る情報からなるシステム定義データを、前記ネットワー
    クを介して前記他の制御プログラム作成装置から取得す
    るステップと、 作成する制御プログラムで用いる制御対象と、前記他の
    制御プログラム作成装置で作成される制御プログラムで
    用いる制御対象との接続を定義するためのジョブ間風船
    データを、前記ネットワークを介して前記他の制御プロ
    グラム作成装置から取得するステップと、 取得したシステム定義データおよびジョブ間風船データ
    に基づき当該制御コントローラで用いる制御プログラム
    を作成・編集するステップとを前記制御プログラム作成
    装置で実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009199146A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Toshiba Mach Co Ltd プログラマブル・ロジック・コントローラ
JP2011013941A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Yamatake Corp 制御プログラム作成装置および作成方法
WO2018116449A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 三菱電機株式会社 プログラム開発支援装置およびプログラム部品の管理方法

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