JP2003004224A - 給油タンク及びこれを搭載した液体燃料燃焼装置 - Google Patents

給油タンク及びこれを搭載した液体燃料燃焼装置

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JP2003004224A
JP2003004224A JP2001188182A JP2001188182A JP2003004224A JP 2003004224 A JP2003004224 A JP 2003004224A JP 2001188182 A JP2001188182 A JP 2001188182A JP 2001188182 A JP2001188182 A JP 2001188182A JP 2003004224 A JP2003004224 A JP 2003004224A
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fuel
refueling
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oil
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Hikoya Ishii
彦弥 石井
Mamoru Morikawa
守 守川
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】給油タンクの燃料補給のときにひっくり返すこ
となく、楽に持ち運びができる液体燃料燃焼装置及びそ
の給油タンクを提供する。 【解決手段】タンク12の上面側に燃料を給油する給油
口44を設け、また、タンク上部に本体装着時に本体側
燃焼部と接続可能な接続ジョイント部47を設け、給油
タンク12の燃料補給時にひっくり返すことなく補給で
きるようにし、また、タンク上面側に把手43を設け、
タンク底面部にキャスター600を設け、燃料補給時に
タンクを上下させずに床面移動できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油ファンヒータ
等の石油暖房機器に搭載された液体燃料燃焼装置及びこ
れに搭載される給油タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冬季の暖房機器として石油ファン
ヒータが一般家庭などに広く用いられている。図22
は、従来の石油ファンヒータの一例を示す概略的な一部
省略正面断面図、図23はその側面断面図である。図2
4は給油タンクの給油キャップと受け具の断面図であ
る。
【0003】図22に示すように、石油ファンヒータ本
体201の内部側方には、灯油などの液体燃料204を
予め注入して備蓄しておくための給油タンク202が配
設されており、該給油タンク202の下方に連結された
燃料タンク203に充分な量の液体燃料204が供給さ
れる。
【0004】燃料タンク203に収容された液体燃料2
04は、燃料圧送用の電磁ポンプ205により送油パイ
プ206を経由して気化器207に導かれる。ここで気
化器207に設けた気化器ヒータ(図示せず)により、
送られてきた液体燃料204を気化させる。209は燃
焼室であり、その底部には、バーナ208が支持固定さ
れている。
【0005】気化器207により気化された燃料ガス
は、ノズルから勢い良く噴射されて燃焼用の空気と共に
バーナ208に導入されて炎口208aで燃焼し、燃焼
室209内の空気が加熱される。そして、図23の矢印
で示すように、本体201背面に設けられた単相誘導モ
ータなどからなるファンモータ210に取付けた送風フ
ァン211により、フィルター212を介して吸い込ん
だ室内の空気を燃焼室209内の加熱された空気や燃焼
ガスと共に温風として吹出口213から室内に吹き出
す。
【0006】一方、炎口208aのやや上方に設けたフ
レームセンサ214は燃焼炎による炎電流を検知するも
ので、予め設定した値以上の炎電流を検知すると、ファ
ンモータ210に通電し、これに伴い送風ファン211
が回転して、室内から吸い込んだ空気を温風として吹出
口213から室内に吹き出される。
【0007】このとき、室温サーミスタ215で室温を
検知し、室温と設定温度との温度差に基づいて制御装置
(図示せず)が前記燃料圧送用の電磁ポンプ205の駆
動を制御することにより、液体燃料204の気化器20
7への供給量を調節し、バーナ208での燃焼炎の火力
を調節する。
【0008】例えば、室温の低い時に石油ファンヒータ
の運転を開始すれば、気化器207への液体燃料204
の供給量を多くして室温を急速に設定温度まで上昇さ
せ、その後は液体燃料204の供給量を調節して設定温
度付近で―定に維持する。
【0009】また、図24に示すように、給油タンク2
02の燃料の補給は、給油タンク202を本体201よ
り取り出し、上下方向を逆にし、給油タンク202の弁
部を有する給油キャップ216を外し、口金217から
燃料を注入し、燃料が給油タンク202に供給されたこ
とを確認した後、口金217の螺子部に給油キャップ2
16を締め付け、次に、給油キャップ216が下になる
ようにひっくり返して本体201に挿入する。そうする
と、燃料タンク203の上面に取り付けられて受け具2
18に給油キャップ部216が挿入され、給油タンク2
02が燃料タンク203の上に載置される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な液体燃料燃焼装置においては、給油タンク202の給
油キャップ216が燃料タンク203内の燃料に晒され
ているため、給油タンクに燃料を補給する際に手を汚さ
すことになり、また、補給時にタンクをひっくり返す必
要がある。
【0011】この給油タンクの燃料補給の際に給油タン
クをひっくり返すことなく、手に燃料が付着しない液体
燃料燃焼装置として、本体に固定される燃料タンクを廃
止し、本体から取り外し自在に装着される給油タンクの
上部に給油口を設け、この給油タンクからの燃料を接続
手段を介して本体燃焼部側の気化器に直接送油するよう
にしたものが提案されている(例えば、特開2000−
39137号参照)。
【0012】しかしながら、ここ数年、給油の回数を極
力少なくするために、給油タンクの容量を6〜9リット
ルの大容量にした大型の給油タンクが使用されるように
なってきたため、タンクに燃料を満量に補給すると、持
ち運びに年配者や婦女子など大変苦労するほど重くな
り、取り扱いが不便になる。
【0013】本発明は、上記課題に鑑み、給油タンクの
燃料補給のときにひっくり返すことなく、楽に持ち運び
ができる液体燃料燃焼装置並びにその給油タンクの提供
を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、液体燃料燃焼装置の本体内に取外し自在
に装着される給油タンクであって、給油タンクの上面側
に燃料を給油する給油口を設け、この給油口の近傍に本
体に装着したときに送油経路に接続する接続手段を設
け、給油口と反対側の底面部に床面を転動自在なキャス
ターを設けたものである。この構成により、燃料補給時
に給油タンクを上下にひっくり返すことなく楽に床面を
移動できる。
【0015】キャスターの個数は特に限定されず、例え
ば1〜4個のキャスターを底面部に配置する構成が挙げ
られる。また、キャスターを1〜2個設ける共にこのキ
ャスターとほぼ同高さの接地脚部を突出形成して燃料補
給時にタンクを安定的に支持する態様も例示できる。
【0016】また、給油タンクの底面部に水検知手段の
一構成部品である水受け皿が突出されている場合、キャ
スター及び/又は脚部の突出高さを水受け皿の突出高さ
よりも大きく設定すれば、水受け皿の破損による誤動作
も防止できる。
【0017】また、給油タンクの上面側に把手を設ける
ことで、タンクの移動を引っ張りながら行うことがで
き、移動時に力を必要としない。この際、把手を、給油
タンクを本体装着時に最小寸法で本体に収納できるよう
にし、移動時には最大寸法で移動できるようにすれば、
給油タンクの移動が容易に行え、かつ本体収納時にコン
パクトな収納状態を達成できる。コンパクトな収納態様
としては、把手を折り畳み式にする態様や伸縮自在にす
る態様が例示できる。
【0018】このような給油タンクを搭載する液体燃料
燃焼装置としては、燃料を加熱して気化させる気化部と
気化した燃料ガスを燃焼させるバーナとを備えた燃焼部
と、給油タンクの燃料を気化部に送る送油ポンプとを備
え、給油タンクの燃料を直接燃焼部に送油する液体燃料
燃焼装置が好適である。
【0019】
【発明の実施の形態】[本体の構成]図1は本発明に係
る石油暖房機器の本体前面から見た斜視図、図2は同じ
く石油暖房機器の本体背面から見た斜視図である。図
1、2に示すように、石油暖房機器においては、燃焼部
や給油タンクを収納する本体1の外観部が、前面をカバ
ーする前板6と、側面及び背面をカバーする側裏板7
と、上面をカバーする上板8とから下開放の箱型に形成
され、この本体1が置台5に載置されている。
【0020】前板6の下部には、室内に温風を吹出す吹
出口2が形成され、前板6の上部には運転状態を切換え
るスイッチ類が収まつた操作部3が配置されている。上
板8には給油タンクの取出し口4bが形成され、その取
出し口4bにタンク蓋4が開閉自在に設けられている。
【0021】側裏板7の背面側には、室内の空気を吸い
込む対流用ファン9が配置され、この対流用ファン9が
網状の対流用ガード10によリガードされて埃の吸込み
を防止できるようになっている。また、側裏板7の背面
側には、室内温度を検知する温度センサー11が設けら
れている。
【0022】図3は図1の石油暖房機器における液体燃
料燃焼装置及びその燃料経路を示す概略図である。液体
燃料燃焼装置は、本体1より取外し自在な給油タンク1
2と、給油タンク12を本体に装着したときに給油タン
ク12と燃焼部25の気化器15とを接続する第1接続
手段13及び第2の接続手段17と、給油タンク12の
燃料を送る送油ポンプとしての電磁ポンプ14と、電磁
ポンプ14からの燃料を加熱して気化ガスにする気化器
15と、気化器15の気化ガスをノズルから噴出して燃
焼空気と混合して燃焼するバーナ16と、送油経路に空
気を送り電磁ポンプ14側への燃料の供給を遮断する遮
断弁としての空気弁18とを備え、これらの部材を接続
して給油タンク12から気化器15に燃料を送油する送
油経路Bと、気化器15から給油タンク12に未燃焼ガ
スを戻す戻り油経路Cとが形成されている。
【0023】送油経路Bでは、給油タンクの送油側の第
1の接続手段13と電磁ポンプ14の間は配管21によ
り、また、電磁ポンプ14と気化器15の間は配管22
により夫々接続されている。戻り油経路Cでは、気化器
15と戻り油側の第2の接続手段17との間が戻り油配
管23で接続されている。
【0024】給油タンク12と燃焼部25とを接続する
接続手段13、17は、給油タンク12から電磁ポンプ
14への送油経路Bの途中に設けた第1接続手段13
と、気化器15から給油タンク12へ未燃焼ガスを戻す
戻り油経路Cの途中に設けた第2接続手段17とから構
成されている。各接続手段13、17は、夫々給油タン
ク側の接続ジョイント部と、燃焼部側の接続ジョイント
受け部とに分離される構造になっている。
【0025】また、後述のように、給油タンク12側に
おいて、第1及び第2の接続手段13、17の両接続ジ
ョイント13a,17aが一体化されてジョイント部4
7(図15参照)が構成され、また、燃焼部側において
第1及び第2の接続手段13、17の接続ジョイント受
け13b,17bが一体化されてジョイント受け部10
0(図6参照)が構成され、コンパクトな構造とされて
いる。これらの接続手段13,17の詳細は、給油タン
クの構成欄でまとめて説明する。
【0026】図4は図1の本体の前板側を一部カットし
た状態図、図5はその側面断面図である。図に示すよう
に、本体1の正面からみて、左側には燃焼部25が、右
側には給油タンク12や電磁ポンプ14が配設されてい
る。本体1の左側は、バーナ16や気化器15を組み込
んだ燃焼部25と、燃焼部25の周囲を囲う燃焼部枠2
6と、燃焼部枠26の前面上方部を被う燃焼部枠前27
とから構成されている。
【0027】燃焼部25は、気化器15と、バーナ16
と、バーナ16を収納するバーナボックス28と、バー
ナボックス28を固定するバーナ仕切り板29と、バー
ナ16の炎を囲む燃焼室30とを備えている。
【0028】気化器15は、電磁ポンプ14から送られ
てきた液体燃料を気化素子で気化してソレノイドバルブ
33によって開閉制御されたノズル31から気化燃料を
勢いよくバーナ16側に噴出できるようになっている。
また、気化器15のノズルの閉塞により気化器15に滞
留する未燃焼ガスは配管を通って給油タンク12に戻さ
れるようになっている。
【0029】バーナ16は、気化器15で気化した燃焼
ガスと一次燃焼空気とを混合し、混合した燃焼ガスを炎
口16bで燃焼させるようになっている。バーナボック
ス28は、上方が開放されバーナ16を収容可能な箱型
形状となっており、底面側にはバーナ16の混合管を取
り付け、側面側には点火用ヒータ35とフレームセンサ
ー36を取付けるようになっている。このバーナボック
ス28の下面にはバーナカバー37が取り付けられ、内
側に貼り付けられた吸音・断熱材により、燃焼音を吸収
し、かつバーナ自体の温度低下を防止するようになって
いる。
【0030】図6はタンク収納部の平面図、図7はその
底部の検知台の平面図である。本体1の右側は、本体1
の上面のタンク蓋4を開閉して給油タンク12を着脱自
在に収納する収納部4aが設けられている。収納部4a
は、タンク着脱時に給油タンク12を案内するタンクガ
イド41で仕切られている。このタンクガイド41の右
前部において、斜めにカットした部分にタンクガイド固
定部材42が取り付けられ、この固定部材42に、給油
タンク12の本体装着時に給油タンク側の接続ジョイン
ト部47を着脱自在に装着する燃焼部側のジョイント受
け部100が取り付けられている。
【0031】収納部4aのタンク取出し口4bを含む挿
入箇所の形状は、給油タンク12の上方から見た形状よ
りひとまわり大きく略同形状とされており、左側は本体
1の前側及び後側に対して略垂直状態で、右側は本体1
の前側と後側に対して略垂直状態で、前後のコーナー部
の2箇所が共にR形状とされている。
【0032】また、右前部のコーナー部には、上述のご
とく、燃焼部側の接続ジョイント受け部100を支持す
るタンクガイド固定部材42が本体1の上面8から一定
の距離を置いて下方に配設され、このタンクガイド固定
部材42の下部に電磁ポンプ14が取り付けられてい
る。
【0033】収納部4aの底面側には検知台40が設け
られ、この検知台40に、給油タンク内に発生する水を
検知する水検知手段68(図12参照)や給油タンク1
2の燃料の量を検知する燃量検知手段69(図14参
照)の構成部品が備えられ、また、検知台40の後側に
は、給油タンク12の本体装着状態を検知するタンク装
着検知手段70(図7及び図8参照)が設けられてい
る。さらに、検知台40の上面には、後述するキャスタ
ー600及び接地脚601を位置決めする凹部40a、
40bが形成されている。
【0034】図8はタンク装着検知手段の側面図、図9
は同じくその斜視図である。タンク装着検知手段70
は、検知台40の後側に固定されるタンク検知板117
と、この検知板117に軸周りに上下方向へ揺動自在に
取り付けられ、給油タンク12を本体に装着したときに
給油タンク底部と接触揺動するレバー113と、このレ
バーの上下動により接離してON/OFFするよう検知
板117に取り付けられたマイクロスイッチ112と、
レバー113を付勢するレバースプリング116とを備
えている。
【0035】レバー113は、平面視L字形に形成さ
れ、その一端が回動支点とされ、他端側がタンク検知板
117から検知台40側に突出されて給油タンクの底面
を受けるようになっている。
【0036】上記タンク装着検知手段70では、給油タ
ンク12が本体1に装着された時には、そのタンク底面
でレバー113が下方に押し下げられ、マイクロスイッ
チ112が開放状態になって回路をON状態とし、逆
に、給油タンク12が本体から取り外されたときに、レ
バー113がレバースプリング116により上方に押し
上げられ、マイクロスイッチ112が閉塞状態になり、
回路をOFF状態とするようになっている。
【0037】なお、水検知手段68及び燃量検知手段6
9は、その構成の一部が給油タンクの底面側に配置され
ており、また、タンク装着検知手段70もタンク底面側
に配置されているので、これらをまとめて給油タンクの
構成欄で詳述する。
【0038】[給油タンクの構成]図10は給油タンク
12を背面側からみた斜視図である。図に示すように、
給油タンク12は、略平板状の給油タンク左部材12a
と、断面∪字形の左側面開放の容器形状にプレス成形さ
れた給油タンク右部材12bとがアドリャン加工により
接合されて略直方体形状に形成されたものであって、上
面側からみて略長方形とされ、右側の前・後のコーナー
がR形状となっている。
【0039】そのため、給油タンク12を収納部4aに
挿入する際に、左右を逆にした状態で収納室4aに挿入
しようとしても、タンク取出し口の右側前後のR形状コ
ーナー部に給油タンク右部材12bの前後のコーナー部
が当たり、タンク12が挿入できないようになってい
る。
【0040】給油タンク右部材12b側のタンク上面に
は、タンク取り出し用の把手43と、タンク12の本体
への装着時に開放し、本体からのタンク取り外し時に閉
塞する空気穴閉塞手段52と、燃料注入用の給油口44
と、この給油口44を閉塞する給油口閉塞手段19とを
備えている。
【0041】給油タンク12の底面部には、床面移動用
キャスター600が突設され、また水検知手段68の水
受け皿71が突出されている。また、タンク底面部に
は、水検知手段68(図14参照)及びタンク内の燃料
の量を検知する燃量検知手段69(図14参照)とが設
けられている。さらに、空気穴閉塞手段52の下方には
本体側の燃焼部25のジョイント受け部100と接続可
能な接続ジョイント部47(図15参照)が設けられて
いる。以下、各構成について順を追って説明する。
【0042】(把手の構成)把手43は、タンク上面に
溶接された軸受43aと、この軸受に起伏回動自在に取
り付けられた金属環43bと、金属環43bの中央部に
固定された樹脂製握り部43cとを備えている。金属環
43bの腕部は、長さ方向で互いに分割された軸部側の
L字形腕部43e及び握り部側の腕部43fがスライド
ガイド管43gに抜け出し不能でかつスライド可能に内
嵌されてなり、給油タンク12の本体装着時に最小寸法
に短縮して本体に収納できるようにし、また、移動時に
は最大寸法に伸張して移動できるようなスライド方式と
なっている。
【0043】軸部側脚部43e及び把手側脚部43fの
内端には、スライドガイド管43gの両端スライド穴4
3hからの抜け止め用ストッパ43i,43jが突設さ
れている。
【0044】上記把手43の使用方法は、給油タンク1
2を後述のキャスター600を使用して移動するとき
は、握り部43c側の腕部43fをスライドガイド管4
3gより引っ張り出して長くした状態で使用し、また、
給油タンク12を本体に収納するときには、握り部43
c側の腕部43fをスライドガイド管43g内に挿入し
て腕部を短くして本体収納部4bに収める。この際、軸
部側腕部43eは軸受周りに起伏回動自在に軸支されて
いるので、把手43は、タンク上面に伏した折り畳み状
態で収納でき、また、本体1からのタンク取り外し時に
は起立状態に回動して使用できる。
【0045】(空気穴閉塞手段の構成)給油タンク12
の上面側には、小さな空気穴51(直径が約1.5mm
程度)が形成され、給油タンク12の内部が負圧状態に
ならないようにされている。この空気穴51には、持ち
運びに燃料が給油タンク外に飛散しないようにするた
め、また給油タンク12が転倒しても空気穴51より給
油タンク12内の燃料が漏れ出てこないようにするた
め、さらには、給油タンク12の本体装着の有無により
開口・閉塞状態にするために、空気穴閉塞手段52が設
けられている。
【0046】空気穴閉塞手段52は、給油タンク12の
空気穴51を開閉自在に閉塞する弁330と、弁330
を装着したタンク弁レバー331と、タンク弁レバー3
31を収納するレバーカバー332と、タンク弁レバー
332を上下に可動させる可動棒333と、可動棒33
3を上下に付勢させるレバースプリング334とを備え
ている。
【0047】タンク弁レバー331は、―端側がレバー
カバー332のスリット338に支承されて支点336
として機能し、他端部に可動棒333が若干の余裕をも
って連結されている。レバーカバー332の開放端側に
は、接続ジョイント部47のクッションカバー120が
固定されている。可動棒333は、タンク弁レバー33
1を上下させるもので、接続ジョイント部47のジョイ
ント本体55の中央部を貫通し、上下方向に移動可能と
なっている。この可動棒333の下端には燃焼部側のジ
ョイント受け部100と接触する当接座350が形成さ
れ、この当接座350と接続ジョイント本体55の下面
との間にレバースプリング334が介在されている。
【0048】弁330は、給油タンク12の空気穴51
を上下する先端がピン形状の弁体341と、このピン部
の根元部に装着されたシール用のパッキン343とを備
えている。
【0049】上記構成において、給油タンク12を本体
1に装着したとき、給油タンク12の接続ジョイント部
47に装着されている可動棒333の下端当接座350
が、燃焼側の接続ジョイント受け部100に接触する
と、受け部100に押されて可動棒333が上方に可動
し、これに追随してタンク弁レバー331も上方に揺動
し、タンク弁レバー331に装着されている弁330も
同時に上方に上がるので、空気穴51が開弁状態とな
り、空気が空気穴51から給油タンク12内に流れ、給
油タンク12の内庄は常時大気圧状態になる。
【0050】また、給油タンク12を本体より取り出す
と、可動棒333が燃焼側の接続ジョイント受け部10
0から離れ、レバースプリング334の付勢力により下
方に強制的に可動されるので、タンク弁レバー331に
装着されている弁330も同時に下がり、空気穴51が
閉弁状態となる。従って、給油タンク12の持ち運び時
などに空気穴51から燃料が飛散することがなく、また
給油タンク12が転倒しても、給油タンク12内の燃料
がこぼれることがなくなる。
【0051】(タンク底面部の構成)給油タンク12の
底面には、その中央部に後述する水検知手段68の水受
け皿71が突出され、これよりも把手43の配置側に一
対のキャスター600が床面を転動可能に取り付けられ
ている。また、水受け皿71を挟んでキャスター600
と反対側には接地脚部601が突設されている。接地脚
部601は一枚の金属板602をプレス成形してなるも
ので、その金属板602は、中央部に水受け皿71を嵌
合可能な中央穴を打ち抜き、また、一側に四角筒状の接
地脚部601を折曲形成し、他側をキャスター600の
固定部としている。キャスター600及び接地脚部60
1は略同高さに設定され、かつ水受け皿71の突出高さ
よりも大きく設定され、水受け皿71が破損するのを防
止できるようになっている。
【0052】このため、給油タンク12を本体1より取
り出して、給油口を上方にして給油する際には、キャス
ター600と接地脚部601とがタンク12を安定的に
支持し、また、給油タンク12の底面水受け皿71側と
の接触する面に異物などがあっても、水受け皿71に傷
や打痕がつかないように保護して水検知の誤動作を防止
することができる。
【0053】(給油口閉塞手段の構成)図13は給油口
部の側面断面図である。図に示すように、給油タンク1
2の上面と両側面とを結んで形成された傾斜面12cに
給油口44が形成され、この給油口44を閉塞する給油
口閉塞手段19が設けられている。
【0054】給油口閉塞手段19は、給油口44の円筒
状の口金44aに嵌合する穴を有しタンク傾斜面12c
にスポット溶接されて一体化された固定板82と、この
固定板82の上部把手側に切り起こされた起立片82a
に溶着された固定アングル160と、この固定アングル
160に回動開閉自在に支持された可動板83と、この
可動板83の内面側に配置され給油口44の口金44a
を閉じるパッキン84付き蓋部材85と、この蓋部材8
5と可動板83の内面との間に介在され蓋部材85を給
油口44の口金44a側に押圧するコイル状バネ部材8
6と、可動板83を給油口閉姿勢に保持する係止手段8
7と、この係止手段86を解除する解除用の摘み161
とを備えている。
【0055】可動板83は、そのタンク上面側が回動支
点88とされ、開放端側に係止手段87が配置されてお
り、本体装着状態において、可動板83を開放しようと
しても、その開放端がタンクガイド41に当接して開放
できないように、可動板長さが設定されている。
【0056】蓋部材85は、深皿状に形成され、その外
端フランジ89が可動板83の内面に形成された環状の
ストッパ部材90に抜け出し不能で、かつ可動板83の
板面と直交する方向に移動自在に係止されている。パッ
キン84は、蓋部材85の外端フランジ外周部から凹部
の表面にかけて嵌合された環状部材であって、口金44
aの上端縁に押圧されるようになっている。バネ部材8
6は、可動板83と蓋部材85との内部空間に配置され
ている。
【0057】係止手段87は、可動板83の回動支点8
8と反対側の開放端側、すなわち、傾斜面12cの下端
部側であってタンク収容室のタンクガイド41側に配置
されたものであって、可動板の開放端側に軸91周りに
回動自在に支持されたフック状の係止レバー93と、こ
の係止レバー93に係合して可動板83を閉姿勢に保持
するよう固定板82に設けられたピン状の係止受け部9
4と、係止レバー93を係止受け部94に係合する方向
に付勢するレバーバネ95とを備えている。
【0058】レバーバネ95は、係止レバー93の回動
軸91に巻回され、一端が係止レバーの切り起し片93
aに係止され、他端が可動板83のストッパ部材90に
係止され、係止レバー93の内面側に配置されて、係止
レバー93を可動板83よりも内方向に付勢するように
している。
【0059】係止レバー93は、その外側に摘み161
が一体成形され、この摘み161の背面が係止レバー9
3の係止姿勢でタンクガイド41と対向し、両者間に係
止レバー解放のための指の挿入を不能とするわずかな隙
間が形成されている。そして、係止レバー93をタンク
の本体装着状態で解放回動しようとしても、係止レバー
93の摘み161とタンク収容室の壁面のタンクガイド
41とが当接して、係止レバー93の回動解放を阻止す
るようになっている。
【0060】また、口金44aには、燃料補給時にタン
ク内にゴミや埃が侵入するのを防止するための有底円筒
状のフィルター300が内装され、フィルターの上端が
口金44aの上端に係合されている。
【0061】上記構成においては、係止レバー93の係
止状態で、係止レバー摘み161(係止レバー93)を
外側に引張れば、バネ部材95の付勢力に抗してフック
部が係止受け部94から外れ、給油口閉塞手段19の係
止が解放される。しかし、タンク12の本体装着状態で
は、給油口44を傾斜面12cに設置し、かつ係止レバ
ー93にレバー摘み161を設けたため、係止レバー9
3を回動解放しようとしても、摘み161とタンクガイ
ド41との隙間に手を入れることができず、係止レバー
93を解放することができない。そのため、給油タンク
12を本体より取り出さなければ、給油ができなくな
り、本体1内への燃料補給をすることが防止できる。
【0062】(水検知手段及び油量検知手段の構成)図
14は給油タンクの底部側を示す断面図である。図に示
すように、給油タンク12の底部側には、給油タンク内
に発生する水を検知する水検知手段68と、給油タンク
12の燃料の量を検知する燃量検知手段69とが設けら
れている。水検知手段68は、水を溜めるために導電性
のタンク底面に設けられた導電性の水受け皿71と、こ
の水受け皿71に接触する電極72と、給油タンク12
の底部と接触する電極73と、水受け皿71と給油タン
ク12とを電気的に絶縁する絶縁体としての水密パッキ
ン74とを備え、水受け皿71に貯溜される水と燃料と
の電気抵抗値の差により水の検知を行うようになってい
る。
【0063】水受け皿71は、錆びの発生を防止するた
めにステンレス鋼鈑を用いてタンク12と別体で成形さ
れたものであって、上面側が皿状に凹んだ形状とされ、
その外周部に半径方向外側に伸びる周縁フランジがパッ
キン74に挟まれた状態でタンク底部に取り付けられて
いる。パッキン74は、その下面に配置されたリング状
の押さえ部材75及びビス76によってタンク取付穴1
2e(図14参照)の周囲に固定されている。
【0064】水受け皿71側の電極72及びタンク側電
極73は、共に給油タンク12外の検知台40に取り付
けられている。水受け皿71側の電極72は、検知台4
0の水受け皿収容凹部40d(図7参照)の底壁からタ
ンク12側に突出され、タンク12の載置状態で水受け
皿71の外面に接触する針状電極又は線接触する形状の
電極とされている。タンク側電極73は、検知台40の
外周載置面に露出してタンク12の載置状態でタンク1
2の底面に接触する針状電極である。
【0065】両電極72,73を電源に接続することに
より、電源から水受け皿側電極72、水受け皿71、そ
の内面の燃料又は水、タンク底面、タンク側電極73、
及び電源に至る電気的な閉回路が構成され、水受け皿7
1内側の液体(燃料又は水)の電気抵抗値の差により、
水の存在を検知できるようになっている。
【0066】燃量検知手段69は、図14に示すよう
に、タンク12内部に配置され被検知部として機能する
磁石78が内蔵されたフロー卜77と、磁石78の接近
・離間動作に伴いON・OFFするようフロー卜77に
対向して検知台40側に設置されたリードスイッチ79
とを備えている。
【0067】フロー卜77は、磁石78を下側に配置し
た状態で、天蓋付きの透水性筒状ガイド80内に燃料の
液面変動に伴って上下動できるように内装されており、
ガイド80の下端面は水受け皿71の内面側に一体的に
固定されている。
【0068】リードスイッチ79は、フロート77に対
向するように、検知台40の中央凹部40dの下面に固
定されている。ガイド80は給油タンク12の燃料を抜
くときに市販品の給油ホースがフロート77に接触しな
いように保護するためのものである。
【0069】このような構成においては、給油タンク1
2の内部の燃料が減少して一定の液面水位になると、フ
ロー卜77が下動し、その磁石78によリリードスイッ
チ79が感知動作して、燃料切れ等を報知することがで
きる。
【0070】(接続ジョイント部の構成)図18は本体
へのタンク挿入時の送油側ジョイントとそのジョイント
受けの概略図、図19はタンクの本体装着時の送油側ジ
ョイントとそのジョイント受けの概略図、図20は本体
へのタンク挿入時の戻り油側ジョイントとそのジョイン
ト受けの概略図、図21はタンクの本体装着時の戻り油
側ジョイントとそのジョイント受けの概略図である。
【0071】図に示すように、タンク側の接続ジョイン
ト部47は、送油側の接続ジョイント13aと戻り油側
の接続ジョイント17aとを一体化したものである。各
接続ジョイント13a、17aは、筒状のジョイント本
体55と、これに内蔵された弁機構56と、ジョイント
本体55の筒状胴部の上端開口を閉塞して弁機構56の
スプリング受けを兼ねる弁押え57とを備えており、各
本体55の基端側フランジ55dが互いに連接されて一
体化されている。
【0072】この接続ジョイント部47は、図10及び
図15に示すように、給油タンク12の側面の右前コー
ナー部に形成された凹部12dに配置され、ジョイント
押え板54で給油タンク12の凹部12dの底面に螺子
54fで固定されている。
【0073】弁機構56は、筒状のジョイント本体55
の下端開口を開閉する略円錐状の弁体59と、この弁体
59の円錐部に取り付けられ本体55の閉止面に弾接す
るOリング60と、弁体55を閉弁方向に付勢するため
に弁体55の頭部と弁押え57との間に介在された弁体
スプリング61とから構成されている。
【0074】この弁機構56は、タンク装着時に弁体5
5がジョイント受け13b、17bに当接して上方に押
し上げられることにより開弁して給油タンク12の送油
経路B及び戻り経路Cを連通状態にし、タンク12の本
体からの取り外し時に弁体スプリング61の付勢力によ
り弁体59がジョイント本体55の閉止面に着座するこ
とで閉弁するようになっている。
【0075】また、各ジョイント本体55には給油タン
ク12側に連通する通路が設けられ、各通路に吸上げ管
20や戻り管24の内端が連通接続されている。吸上げ
管20は、逆L字形に形成され、その上方水平部が送油
ジョイント13aに接続され、垂直部下端が給油タンク
12の燃料を吸上げるために給油タンク12の底面近く
まで到達して吸込口66に接続されている。
【0076】戻り管24は、給油タンク12内ではL字
形に折り曲げられて、その配管出口が上方向に向いてい
る。これは、給油タンク12内の燃料が温度差により異
常に上昇した状態でも、配管出口が給油タンク12内の
燃料液位より上方に突出した状態とし、燃料が不用意に
燃焼部側に漏れるのを防止するためである。
【0077】一方、ジョイント部47に対向する燃焼部
側のジョイント受け部100は、タンクガイド固定部材
42の上面にねじで固定された受け本体98と、受け本
体に並設された送油側のジョイント受け13b及び戻り
油側のジョイント受け17bと、受け本体98bに配置
された空気弁18とを備えている。
【0078】送油側ジョイント受け13bは、図18及
び図19に示すように、受け本体98の上面に形成され
た凹部中央位置から上方に突出する棒状の弁受け98a
と、送油ジョイント13aの接続時に弁受け98aの周
囲を覆ってシールするために、受け本体98の上面に載
置された略円筒状の接続パッキン102と、このパッキ
ンの周囲を覆ってシール性を向上させ、かつ送油側ジョ
イント13aのガイド機能を果たすためにパッキン10
2の下端フランジを受け本体98の上面にねじで固定す
る略円筒状のパッキン押え103とを備えており、送油
側ジョイント13aの接続時に、送油側ジョイント13
aの弁体59が弁受け98aによって押されて開弁する
ようになっている。
【0079】弁受け98aの周囲には環状の溝部98b
が形成され、この溝部98bから電磁ポンプ14側へ連
通する水平方向の通路98cが形成されている。この通
路98cには空気弁18が介在されている。
【0080】空気弁18は、図3に示すように、給油タ
ンク12から電磁ポンプ14への送油経路Bに経路外か
ら空気を取り入れ、送油経路Bの燃料供給を遮断するた
めのものであって、その出口が通路98cに連通接続さ
れると共に、空気取り入れ用の空気穴が開放した状態と
なっている。空気弁18の開閉動作は、内蔵された電磁
弁18aの開閉動作によって行われる。
【0081】戻り油側のジョイント受け17bは、図2
0及び図21に示すように、受け本体98の上面に形成
された弁穴98eの下方弁室に弁機構105が収容さ
れ、弁室側面には水平方向に通路98fが形成され、ま
た、受け本体98には、第1の接続ジョイント受け13
bと同様に接続パッキン102と、その周囲にパッキン
押え103が固定されている。
【0082】弁機構105は、弁穴98eを開閉自在に
閉塞する受け弁体106と、弁室の下方を閉塞する受け
弁体キャップ108と、このキャップと受け弁体106
との間に介在され受け弁体106を弁穴閉方向に付勢す
るスプリング107と、受け弁体の閉止面に嵌着された
Oリング109とを備えている。
【0083】上記構成において、給油タンク装着状態
で、接続ジョイント13aの弁体59は接続ジョイント
受け13bの弁押え98aに押されて開弁状態となる。
この状態で電磁ポンプ14を駆動すると、給油タンク1
2内の燃料は、吸込み管20から吸込まれて接続ジョイ
ント13内を通り、通路98c、98dを通って配管2
1から電磁ポンプ14を経由して気化器15に送られ
る。
【0084】一方、戻り油側のジョイント17a及びジ
ョイント受け17bとの間では、給油タンク12の装着
により戻り油側のジョイント17aの弁体59が受け弁
体106を押すと、まず受け弁体106が下方に押され
て開弁し、その後、受け弁体106が最下端位置に達し
た後は受け弁体106に逆に押されて弁体59が開弁状
態になる。
【0085】これにより、消火時や点火時に電磁ポンプ
14を停止すると、気化器内部や経路に残存する燃焼ガ
スが配管23から第2の接続ジョイント17を経由して
戻り管24より給油タンクに戻ることになる。これによ
り、消火時や点火時の燃焼性と臭気の低減を図ることが
できる。
【0086】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、キャスター付きの給油タンクとしたので、燃料
が満量の重いタンクを移動する際に持ち運ぶ必要がな
く、床面を簡単に移動できる。また、把手を給油タンク
を本体装着時に最小寸法で本体に収納できるようにし、
移動時には最大寸法で移動できるようにしたので、給油
タンクの移動が容易に行え、かつ本体収納時にコンパク
トな収納が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る石油暖房機器の本体前面から見た
斜視図
【図2】同じく石油暖房機器の本体背面から見た斜視図
【図3】図1の石油暖房機器における液体燃料燃焼装置
及びその燃料経路を示す概略図
【図4】図1の本体の前板側を一部カットした状態図
【図5】本体燃焼部の側面断面図
【図6】本体の給油タンク収納部の平面図
【図7】図6の収納部における底面部を示す平面図
【図8】図6の収納部におけるタンク装着検知手段を示
す側面図
【図9】タンク装着検知手段の斜視図
【図10】給油タンクを背面側からみた斜視図
【図11】給油タンク上面部の把手を示す側面断面図
【図12】給油タンクの底面図を示す斜視図
【図13】給油タンクの給油口部の側面図
【図14】給油タンクの底面図を示す正面断面図
【図15】給油タンクの接続ジョイント部と空気穴閉塞
手段との関係を示す概略図
【図16】給油タンク持ち運び時の空気穴閉塞手段を示
す側面図
【図17】給油タンクの本体装着状態における空気穴閉
塞手段を示す側面図
【図18】本体へのタンク挿入時の送油側ジョイントと
そのジョイント受けの概略図
【図19】タンクの本体装着時の送油側ジョイントとそ
のジョイント受けの概略図
【図20】本体へのタンク挿入時の戻り油側ジョイント
とそのジョイント受けの概略図
【図21】タンクの本体装着時の戻り油側ジョイントと
そのジョイント受けの概略図
【図22】従来の石油ファンヒータの一例を示す概略的
な一部省略正面断面図
【図23】図22の側面断面図
【図24】従来の給油タンクの給油キャップと受け具の
断面図
【符号の説明】
1 本体 2 吹出口 3 操作部 4 タンク蓋 5 置台 6 前板 7 側裏板 8 上板 9 対流用ファン 10 対流用ガード 11 温度センサー 12 給油タンク 13 接続ジョイン卜 14 送油ポンプ(電磁ポンプ) 15 気化部(気化器) 16 バーナ 17 接続ジョイント受け 18 遮断弁(空気弁) 19 給油口閉塞手段 25 燃焼部 26 燃焼部枠 28 バーナボックス 29 バーナ仕切板 30 燃焼室 40 検知台 41 タンクガイド 68 水検知手段 69 燃量検知手段 70 タンク装着検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E062 AA06 AB03 AC01 CA07 CA12 HA01 HB02 HC06 HC14 KA04 KA09 KB15 KB17 KC05 KC06 3K068 AA11 CA06 CB03 CC02 3L028 AB05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体燃料燃焼装置の本体内に取外し自在に
    装着される給油タンクであって、前記給油タンクの上面
    側に燃料を給油する給油口が設けられ、該給油口の近傍
    に前記本体に装着したときに送油経路に接続する接続手
    段が設けられ、給油口と反対側の底面部に床面を転動自
    在なキャスターが設けられたことを特徴とする給油タン
    ク。
  2. 【請求項2】前記給油口と反対側の底面部に前記キャス
    ターと、該キャスターとほぼ同高さの接地脚部が突出形
    成された請求項1記載の給油タンク。
  3. 【請求項3】給油タンクの底面部に水検知手段の一構成
    部品である水受け皿が突出され、前記キャスター及び/
    又は接地脚部の突出高さが前記水受け皿の突出高さより
    も大きく設定されている請求項1又は2記載の給油タン
    ク。
  4. 【請求項4】前記給油タンクの上部に把手が設けられた
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の給油タン
    ク。
  5. 【請求項5】前記把手はタンクの本体装着時に最小寸法
    で本体に収納される請求項4記載の給油タンク。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の給油タン
    クと、燃料を加熱して気化させる気化部と気化した燃料
    ガスを燃焼させるバーナとを備えた燃焼部と、給油タン
    クの燃料を気化部に送る送油ポンプとが設けられ、給油
    タンクの燃料を直接燃焼部に送油するようにした液体燃
    料燃焼装置。
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