JP2003004064A - ベッド等における過負荷解放機構 - Google Patents

ベッド等における過負荷解放機構

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JP2003004064A
JP2003004064A JP2001187355A JP2001187355A JP2003004064A JP 2003004064 A JP2003004064 A JP 2003004064A JP 2001187355 A JP2001187355 A JP 2001187355A JP 2001187355 A JP2001187355 A JP 2001187355A JP 2003004064 A JP2003004064 A JP 2003004064A
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clutch
bed
tubular case
manual
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JP2001187355A
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English (en)
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Akio Ishimoto
昭雄 石本
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Paramount Bed Co Ltd
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Paramount Bed Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作範囲を越えて操作しても、駆動力を逃が
して、機構部等の破損を防止することができるように
し、既存の手動操作手段を備えた機構部に対しても容易
に組み込み可能とする。 【解決手段】 作動すべきベッド等の機構部と手動起動
部との間に設けてなるもので、駆動軸2を嵌入装着した
筒状ケース3内において、前記駆動軸2に板ばね押さえ
4と板ばね部材5を取り付けている。この板ばね部材5
は、前記筒状ケース3底面における切込部7に対応し
て、切込部7に向かって傾斜形成した爪部10を有し、
この爪部10は、前記板ばね押さえ4の補助力によっ
て、筒状ケース3底面における切込部7の緩斜面部7b
に係止した状態で、前記板ばね部材5および板ばね押さ
え4を前記筒状ケース3に組み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作範囲を越えて
操作しても、駆動力を逃がして、作動すべきベッド等
(例えば病院用ベッド、ストレッチャー、在宅ベッド)
の機構部等の破損を防止することができるようにし、既
存の手動操作手段を備えたベッド等の機構部に対しても
容易に組み込み可能なベッド等における過負荷解放機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、様々なベッド等の機構部に動
力を与える手動操作手段として、例えばクランクハンド
ルが、製品化されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるクランクハンド
ルにおいて、機構部に必要範囲を越えて動力を与えた場
合、クランクハンドル自体、クランクハンドルと機構部
の連結手段、機構部の破損のおそれがあり、クランクハ
ンドルから機構部に至る箇所に、機構部に必要範囲を越
えて動力が伝わらないようにする手段が求められてい
る。本発明は、このような背景から提案されたものであ
って、動作範囲を越えて操作しても、駆動力を逃がし
て、機構部等の破損を防止することができるようにし、
既存の手動操作手段を備えた機構部に対しても容易に組
み込み可能な、ベッド等における過負荷解放機構を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を達成する
ために、本発明では、請求項1において、作動すべきベ
ッド等の機構部と手動起動部との間に介在しこの手動起
動部側に連結してなる原動部材と、ベッド等の機構部側
に駆動軸を介して連結してなる受動手段とを有し、この
受動手段は、前記原動部材内において、原動部材と圧接
手段により駆動軸回転方向を含む面に対して傾斜した角
度で、圧接した構成とし、前記手動起動部を機構部動作
限界を越えて操作することで、前記原動部材と受動手段
との圧接力に抗して、手動起動部および原動部材を、受
動手段および駆動軸に対して空転させてなるベッド等に
おける過負荷解放機構を開示する。また本発明では、請
求項2において、前記原動部材は、作動すべきベッド等
の機構部と手動起動部との間に介在しこの手動起動部側
に連結してなる筒状ケースであり、前記受動手段は、前
記筒状ケース内において前記機構部側に連結した駆動軸
に保持してなる板ばね押さえと板ばね部材とで構成し、
この板ばね部材に前記筒状ケース底面に向かって傾斜形
成した爪部を有し、前記筒状ケース底面に板ばね部材の
爪部に対応して形成した切込部を有し、前記板ばね部材
の爪部を、前記筒状ケース底面の切込部に係止した状態
で、前記板ばね部材および板ばね押さえを前記筒状ケー
スに組み込んでなり、前記手動起動部を機構部動作限界
を越えて操作することで、前記板ばね部材における爪部
が前記筒状ケース底面の切込部を乗り越えて、手動起動
部を板ばね部材に対して空転させてなるベッド等におけ
る過負荷解放機構を開示する。また本発明では、請求項
3において、前記原動部材は、作動すべきベッド等の機
構部と手動起動部との間に介在しこの手動起動部側に連
結してなる筒状ケースであり、前記受動手段は、前記筒
状ケース内において前記機構部側に連結した駆動軸に固
設したクラッチ部材とコイルばねとで構成し、前記クラ
ッチ部材に前記筒状ケース底面に向かって形成したクラ
ッチ歯を有し、前記筒状ケース底面にクラッチ部材のク
ラッチ歯に対応して形成した切込部を有し、前記クラッ
チ部材のクラッチ歯を、前記筒状ケース底面の切込部に
係止した状態で、前記クラッチ部材およびコイルばねを
前記筒状ケースに組み込んでなり、前記手動起動部を機
構部動作限界を越えて操作することで、前記クラッチ部
材におけるクラッチ歯が前記筒状ケース底面の切込部を
乗り越えて、手動起動部をクラッチ部材に対して空転さ
せてなるベッド等における過負荷解放機構を開示する。
さらに本発明では、請求項4において、手動起動部にお
ける原動軸と作動すべきベッド等の機構部に連なる継手
手段間に介在し、前記原動軸を一端部側から嵌入してな
る筒体と、筒体内他端部側に設けた閉止部材とを有し、
この閉止部材と前記継手手段とを連結し、前記原動軸先
端にクラッチ部材を固設して、筒体内において、クラッ
チ部材を閉止部材にコイルばねにより圧接する構成と
し、前記クラッチ部材に前記筒体内の閉止部材に向かっ
て傾斜形成したクラッチ歯を有する一方、前記閉止部材
にクラッチ部材のクラッチ歯に対応して形成した切込部
を有し、前記クラッチ部材のクラッチ歯を、前記閉止部
材の切込部に係止した状態とし、前記手動起動部を機構
部動作限界を越えて操作することで、前記クラッチ部材
におけるクラッチ歯が前記閉止部材の切込部を乗り越え
て、手動起動部を閉止部材に対して空転させてなるベッ
ド等における過負荷解放機構を開示する。
【0005】請求項1によれば、手動起動部を機構部動
作限界を越えて操作すると、原動部材と受動手段との圧
接力に抗して、手動起動部および原動部材を、受動手段
および駆動軸に対して空転させることができ、過大負荷
が機構部側に伝達されることはない。なお、本過負荷解
放機構は、ベッド等の機構部と手動起動部間に介在する
ものであるので、既存の手動起動部はそのまま使うこと
ができ、改造も容易である。
【0006】請求項2によれば、手動起動部を機構部動
作限界を越えて操作すると、板ばね部材における爪部が
前記筒状ケース底面の切込部を乗り越えて、手動起動部
を板ばね部材に対して空転させることができ、過大負荷
が機構部側に伝達されることはない。
【0007】請求項3によれば、手動起動部を機構部動
作限界を越えて操作すると、クラッチ部材におけるクラ
ッチ歯が、コイルばねによる圧接力に抗して前記筒状ケ
ース底面の切込部を乗り越えて、手動起動部をクラッチ
部材に対して空転させることができ、過大負荷が機構部
側に伝達されることはない。
【0008】請求項4によれば、手動起動部を機構部動
作限界を越えて操作すると、クラッチ部材におけるクラ
ッチ歯が前記閉止部材の切込部を乗り越えて、手動起動
部を閉止部材に対して空転する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるベッド等に
おける過負荷解放機構の実施の形態の一例を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下説明する。図1、図2、図3
にベッド等における過負荷解放機構1を示し、この過負
荷解放機構1は、作動すべきベッド等の機構部(図示省
略)と手動起動部(図示省略)との間に設けてなるもの
で、前記機構部に連結する駆動軸2を有し、この駆動軸
2の機構部への連結端部側を露出させた状態で、駆動軸
2を回動可能に嵌入装着した原動部材である。この原動
部材は筒状ケース3で構成され、この筒状ケース3内に
おいて、前記駆動軸2に、受動手段である板ばね押さえ
4と板ばね部材5を取り付けている。
【0010】前記駆動軸2は、筒状ケース3内底面中心
に嵌入して、回動可能に軸止めする先端部2aと、前記
板ばね押さえ4と板ばね部材5とを保持する断面多角形
状の(六角形)保持部2bと、作動すべき機構部に結合
する結合部2cとを有し、前記先端部2aを細径とし
て、順次径を段階的に拡大した形状としている。
【0011】前記筒状ケース3には、底面外側に、手動
起動部における原動軸(図示省略)を連結するための結
合手段6を設けている。かかる筒状ケース3内底面に
は、等角度毎(例えば120°毎)に切込部7を形成し
ている(図4参照)。この場合、切込部7は底面に対し
て鉛直に彫り込んだ鉛直部7aと、円周一方向に向かっ
て傾斜した緩斜面部7bとを有している。また、筒状ケ
ース3の開口側近傍には、嵌入した駆動軸2の結合部側
2cを回動自在に支持するキャップ8を装着し、かかる
キャップ8を係止する係止溝9を形成している。
【0012】そして、前記駆動軸2の保持部2bに保持
された板ばね部材5は、前記筒状ケース3底面における
切込部7に対応して、切込部7に向かって傾斜形成した
爪部10を有している。この場合、爪部10は、前記板
ばね押さえ4の補助力によって、筒状ケース3底面にお
ける切込部7の緩斜面部7bに係止した状態で、前記板
ばね部材5および板ばね押さえ4を前記筒状ケース3に
組み込んでいる。
【0013】以上のような過負荷解放機構1によれば、
ベッド等の機構部の動作範囲内において、機構部を動作
させるときは、手動起動部を操作して原動軸を回転さ
せ、この回転力は、筒状ケース3底面外側の結合手段
6、筒状ケース3、筒状ケース3底面における切込部7
の緩斜面部7bに係止した爪部10を介して、板ばね部
材5、そして駆動軸2に伝えられ、駆動軸2から機構部
に回転力を伝達させることができる(図3参照)。すな
わち、機構部の動作範囲内においては、回転力は所定の
範囲内であるから、筒状ケース3底面における切込部7
の緩斜面部7bと板ばね部材5における爪部10は、係
止状態を維持し、機構部を作動することができる。
【0014】やがて、機構部が限界まで動作すると、前
記回転力を受けても機構部をそれ以上、動かすことはで
きず、もし続けて手動起動部を操作しようとすると、こ
のときの回転力は機構部の動作範囲内においての回転力
に比較して、増大することになる。すると、この過大な
回転力によって、筒状ケース3底面における切込部7の
緩斜面部7bと板ばね部材5における爪部10との係止
力に打ち勝って、前記爪部10が緩斜面部7bの移動に
より、板ばね部材5の他の面まで押し戻され、この結
果、手動起動部の原動軸と共に筒状ケース3を、前記板
ばね部材5に対して空転させることができ、これによっ
て、過大な負荷が機構部側に伝わることはなく、手動起
動部および機構部側の破損を防止することができる(図
5参照)。なお、本過負荷解放機構1は、ベッド等の機
構部と手動起動部間に介在するものであるので、既存の
手動起動部はそのまま使うことができ、改造も容易であ
る。
【0015】また本発明にかかるベッド等における過負
荷解放機構1は、以下のように実施することもできる。
なお、前述の過負荷解放機構1と実質的に同構成体のも
のは、同符号を付している。すなわち、図6に示す過負
荷解放機構1では、作動すべき機構部に連結する駆動軸
2を、回動可能に嵌入装着した原動部材としての筒状ケ
ース3内において、受動手段として、前記駆動軸2に固
設したクラッチ部材20と、このクラッチ部材20と筒
状ケース3の開口側近傍に係止してなるキャップ8間に
介在したコイルばね21とを有している。前記クラッチ
部材20には、前記筒状ケース3底面における切込部7
に対応して、切込部7に向かって傾斜形成したクラッチ
歯22を有している。かかるクラッチ歯22を、コイル
ばね21の圧接力により、前記筒状ケース3底面の切込
部7に係止した状態で、前記クラッチ部材20およびコ
イルばね21を前記筒状ケース3に組み込んでいる構成
としている。
【0016】以上のような過負荷解放機構1によれば、
手動起動部を機構部動作限界を越えて操作することで、
前記クラッチ部材20におけるクラッチ歯22がコイル
ばね21の圧接力に抗して、前記筒状ケース3底面の切
込部7を乗り越えて、手動起動部および筒状ケース3を
クラッチ部材20に対して空転させることができ、これ
によって、過大な負荷が機構部側に伝わることはなく、
手動起動部および機構部側の破損を防止することができ
る。
【0017】さらに、本発明におけるベッド等における
過負荷解放機構1では、図7に示すように構成すること
もできる。この場合の過負荷解放機構1では、手動起動
部における原動軸に連なる起動軸30を一端部側から嵌
入してなる筒体31と、筒体31内他端部側に設けた閉
止部材32とを有している。またこの閉止部材32に
は、継手手段33を介し、作動すべき機構部を連結して
いる。前記起動軸30先端にはピン34によってクラッ
チ部材20を固設しており、筒体31内において、クラ
ッチ部材20を閉止部材32にコイルばね21により圧
接する構成としている。前記クラッチ部材20には前記
筒体31内の閉止部材32に向かって傾斜形成したクラ
ッチ歯22を有する一方、前記閉止部材32にクラッチ
部材20のクラッチ歯22に対応して形成した切込部7
を有し、前記クラッチ部材20のクラッチ歯22を、前
記閉止部材32の切込部7に係止した状態としている。
前記クラッチ部材20におけるクラッチ歯22は、傾斜
角θ1の第1の傾斜面部22aと、傾斜角θ2の第2の
傾斜面部22bとを有している(図8、図9参照)。
【0018】以上のような過負荷解放機構1において
は、手動起動部を双方向に、機構部動作限界を越えて操
作することで、前記クラッチ部材20におけるクラッチ
歯22がコイルばね21による圧接力に抗して前記閉止
部材32の切込部7を乗り越えて、手動起動部を閉止部
材32に対して空転させることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ベッド等の機構部の動
作範囲を越えて、駆動力を与えた場合でも、機構部の破
損を生ずることはない。また、作動すべきベッド等の機
構部と手動起動部間に、配置する構造のものであるの
で、既存の手動起動部を備えたベッドに簡単に用いるこ
とができる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるベッド等における過負荷解放機
構の一つの実施の形態を示す、外観斜視図である。
【図2】図1に示す過負荷解放機構の分解断面説明図で
ある。
【図3】図1に示す過負荷解放機構の断面説明図であ
る。
【図4】図1に示す過負荷解放機構の板ばね部材とケー
ス底部の切込部との係止状態を示す、断面説明図であ
る。
【図5】本発明にかかるベッド等における過負荷解放機
構の作用を説明する要部断面図である。
【図6】本発明にかかるベッド等における過負荷解放機
構の別の実施の形態を示す、分解断面説明図である。
【図7】本発明にかかるベッド等における過負荷解放機
構の別の実施の形態を示す、要部断面説明図である。
【図8】図7に示す過負荷解放機構におけるクラッチ部
材のクラッチ歯と閉止部材側の切込部との歯合状態を示
す、省略的側面図である。
【図9】図8に示す、クラッチ部材の外観斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 過負荷解放機構 2 駆動軸 2a 先端部 2b 保持部 2c 結合部 3 筒状ケース 4 板ばね押さえ 5 板ばね部材 6 結合手段 7 切込部 7a 鉛直部 7b 緩斜面部 8 キャップ 9 係止溝 10 爪部 20 クラッチ部材 21 コイルばね 22 クラッチ歯 22a 第1傾斜面部 22b 第2傾斜面部 30 起動軸 31 筒体 32 閉止部材 33 継手手段 34 ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動すべきベッド等の機構部と手動起
    動部との間に介在しこの手動起動部側に連結してなる原
    動部材と、ベッド等の機構部側に駆動軸を介して連結し
    てなる受動手段とを有し、この受動手段は、前記原動部
    材内において、原動部材と圧接手段により駆動軸回転方
    向を含む面に対して傾斜した角度で、圧接した構成と
    し、前記手動起動部を機構部動作限界を越えて操作する
    ことで、前記原動部材と受動手段との圧接力に抗して、
    手動起動部および原動部材を、受動手段および駆動軸に
    対して空転させてなることを特徴とするベッド等におけ
    る過負荷解放機構。
  2. 【請求項2】 前記原動部材は、作動すべきベッド等
    の機構部と手動起動部との間に介在しこの手動起動部側
    に連結してなる筒状ケースであり、前記受動手段は、前
    記筒状ケース内において前記機構部側に連結した駆動軸
    に保持してなる板ばね押さえと板ばね部材とで構成し、
    この板ばね部材に前記筒状ケース底面に向かって傾斜形
    成した爪部を有し、前記筒状ケース底面に板ばね部材の
    爪部に対応して形成した切込部を有し、前記板ばね部材
    の爪部を、前記筒状ケース底面の切込部に係止した状態
    で、前記板ばね部材および板ばね押さえを前記筒状ケー
    スに組み込んでなり、前記手動起動部を機構部動作限界
    を越えて操作することで、前記板ばね部材における爪部
    が前記筒状ケース底面の切込部を乗り越えて、手動起動
    部を板ばね部材に対して空転させてなることを特徴とす
    る請求項1記載のベッド等における過負荷解放機構。
  3. 【請求項3】 前記原動部材は、作動すべきベッド等
    の機構部と手動起動部との間に介在しこの手動起動部側
    に連結してなる筒状ケースであり、前記受動手段は、前
    記筒状ケース内において前記機構部側に連結した駆動軸
    に固設したクラッチ部材とコイルばねとで構成し、前記
    クラッチ部材に前記筒状ケース底面に向かって形成した
    クラッチ歯を有し、前記筒状ケース底面にクラッチ部材
    のクラッチ歯に対応して形成した切込部を有し、前記ク
    ラッチ部材のクラッチ歯を、前記筒状ケース底面の切込
    部に係止した状態で、前記クラッチ部材およびコイルば
    ねを前記筒状ケースに組み込んでなり、前記手動起動部
    を機構部動作限界を越えて操作することで、前記クラッ
    チ部材におけるクラッチ歯が前記筒状ケース底面の切込
    部を乗り越えて、手動起動部をクラッチ部材に対して空
    転させてなることを特徴とする請求項1記載のベッド等
    における過負荷解放機構。
  4. 【請求項4】 手動起動部における原動軸と作動すべ
    きベッド等の機構部に連なる継手手段間に介在し、前記
    原動軸を一端部側から嵌入してなる筒体と、筒体内他端
    部側に設けた閉止部材とを有し、この閉止部材と前記継
    手手段とを連結し、前記原動軸先端にクラッチ部材を固
    設して、筒体内において、クラッチ部材を閉止部材にコ
    イルばねにより圧接する構成とし、前記クラッチ部材に
    前記筒体内の閉止部材に向かって傾斜形成したクラッチ
    歯を有する一方、前記閉止部材にクラッチ部材のクラッ
    チ歯に対応して形成した切込部を有し、前記クラッチ部
    材のクラッチ歯を、前記閉止部材の切込部に係止した状
    態とし、前記手動起動部を機構部動作限界を越えて操作
    することで、前記クラッチ部材におけるクラッチ歯が前
    記閉止部材の切込部を乗り越えて、手動起動部を閉止部
    材に対して空転させてなることを特徴とするベッド等に
    おける過負荷解放機構。
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