JP2003003322A - 改質再生セルロース繊維及び繊維製品 - Google Patents

改質再生セルロース繊維及び繊維製品

Info

Publication number
JP2003003322A
JP2003003322A JP2001187436A JP2001187436A JP2003003322A JP 2003003322 A JP2003003322 A JP 2003003322A JP 2001187436 A JP2001187436 A JP 2001187436A JP 2001187436 A JP2001187436 A JP 2001187436A JP 2003003322 A JP2003003322 A JP 2003003322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
regenerated cellulose
cellulose fiber
sample
dyeing
agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001187436A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuo Kurahashi
五男 倉橋
Masatoshi Kudo
正敏 工藤
Hiroaki Yabe
博昭 谷邊
Koji Ando
興司 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Spinning Co Ltd
Original Assignee
Fuji Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Spinning Co Ltd filed Critical Fuji Spinning Co Ltd
Priority to JP2001187436A priority Critical patent/JP2003003322A/ja
Priority to US10/173,884 priority patent/US6821304B2/en
Priority to AT02254302T priority patent/ATE353378T1/de
Priority to EP02254302A priority patent/EP1270772B1/en
Priority to TW91113457A priority patent/TW573097B/zh
Priority to DE60217996T priority patent/DE60217996T2/de
Publication of JP2003003322A publication Critical patent/JP2003003322A/ja
Priority to US10/963,644 priority patent/US7074245B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F2/00Monocomponent artificial filaments or the like of cellulose or cellulose derivatives; Manufacture thereof
    • D01F2/06Monocomponent artificial filaments or the like of cellulose or cellulose derivatives; Manufacture thereof from viscose
    • D01F2/08Composition of the spinning solution or the bath
    • D01F2/16Addition of dyes to the spinning solution
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S8/00Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
    • Y10S8/92Synthetic fiber dyeing
    • Y10S8/921Cellulose ester or ether
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913Rod, strand, filament or fiber
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913Rod, strand, filament or fiber
    • Y10T428/2933Coated or with bond, impregnation or core

Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑なナフトール染料の染色工程を簡略化す
るとともに、本発明の改質再生セルロース繊維と他の繊
維と混紡あるいは交編織して組合せることによって、染
め分けを可能にする改質再生セルロース繊維を提供す
る。 【解決手段】 再生セルロース繊維からなるマトリック
ス中に、再生セルロース繊維に対する親和性が中乃至高
程度のグループから選ばれるナフトール染料の下漬剤
を、再生セルロース繊維に対して0.5〜3.0重量%
含有させた改質再生セルロース繊維を得た。該改質再生
セルロース繊維を用いた糸及び編織物を、ナフトール染
料の顕色剤処理により発色させて各種の繊維製品を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はナフトール染料の下
漬剤を含有させた改質再生セルロース繊維に関し、この
改質再生セルロース繊維は、単独または他の繊維と混紡
あるいは交編織して用いた場合にナフトール染料の顕色
剤処理により発色が可能であり、杢糸あるいは交編織物
の染め分けを可能にする改質再生セルロース繊維及び発
色された繊維製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ナフトール染料によるセルロース系繊維
の染色方法は、下漬剤と顕色剤の2種の染料中間体を別
々に可溶化した状態でセルロース系繊維に吸収させ、セ
ルロース系繊維上で反応させて水に不溶のアゾ色素を合
成させて染着させる方法であり、用いる下漬剤(ナフト
ールAS類)と顕色剤(ベース類、ソルト類)の組合せ
で異なった色相に染色できることは広く一般に知られて
いる。
【0003】ナフトール染料の特徴は赤色系を中心に鮮
明な色相が得られることと高堅牢度で濃色染色が可能で
あることである。セルロース系繊維の染色に用いる染料
は、反応性染料が主体であるが、ナフトール染料も赤系
色相の濃色分野で用いられている。しかしながら、その
染色工程は反応性染料等の染色工程と比較して著しく煩
雑である。ナフトール染料の染色工程は下漬剤(ナフト
ールAS類)が水不溶性であるために、これを可溶化す
るためにロート油等の界面活性剤あるいはエタノール等
の溶解補助剤を用いて泥状化した後で、多量の熱水酸化
ナトリウム水溶液を用いて慎重に溶解操作を行う必要が
ある。この工程は、アルカリ液の使用や、PHコントロ
ールについて熟練を要し、更に続いて実施される顕色剤
にベース類を選ぶか、ソルト類を選ぶか等工程が多岐に
亘り、染色技術者の確保が難しく、その改善が求められ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、酸化チタンのよ
うに、固体物質を紡糸液に混入して紡糸することは行な
われている。しかしながら、液状物を混合して紡糸して
も、混合した液状物は、紡糸浴中に流出してしまうと考
えられる。本発明者は、ビスコース法、銅アンモニア法
により再生セルロース繊維を紡糸する際の紡糸原液がア
ルカリ性であるので、ナフトール染料の下漬剤の溶解液
を紡糸原液中に添加、混合することが可能で、更に、紡
糸浴中への下漬剤の流出が少ないことに着目し、本発明
を完成した。本発明の目的は、煩雑なナフトール染料の
染色工程を簡略化するとともに本発明の改質再生セルロ
ース繊維と他の繊維を混紡あるいは交編織して組合せる
ことによって、後染でも杢糸あるいは交編織物の染め分
けをナフトール染料による染色で可能にする改質再生セ
ルロース繊維及び発色された繊維製品を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上述した課
題を解決するために鋭意検討した結果、再生セルロース
繊維からなるマトリックス中に、再生セルロース繊維に
対する親和性が中乃至高程度のグループから選ばれるナ
フトール染料の下漬剤を、再生セルロース繊維に対して
0.5〜3.0重量%含有した改質再生セルロース繊維
を得た。本発明の改質再生セルロース繊維は顕色剤のみ
で染色が可能となることから、従来のナフトール染料に
よる煩雑な染色工程を格段に簡略化することが出来る。
同時に他の繊維に対して汚染がなくあるいは軽微である
ので、改質再生セルロース繊維と他の繊維を混紡あるい
は交編織して組合せることによって、杢糸あるいは交編
織物の染め分けを後染で、しかも、ナフトール染料を用
いて可能とし、多様な繊維製品を得ることが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、ナフトール染料の下漬
剤を再生セルロース繊維を製造する原液に添加混合し、
紡糸して、再生セルロース繊維のマトリックス中にナフ
トール染料の下漬剤を含有させるものであり、下漬剤の
選定は色相の他に、再生セルロース繊維との親和性も考
慮して決定する必要がある。
【0007】本発明で用いるナフトール染料の下漬剤と
しては、再生セルロース繊維との親和性が中程度のもの
から高程度の親和性グループから選択されたものが好適
である。これらの下漬剤は再生セルロース繊維の製造工
程で繊維からの流出が少なく、顕色剤で発色させる時に
繊維中でのカップリング反応が阻害されないので濃色に
染色でき好ましく、再生セルロース繊維との親和性が中
程度のグループのものとしては、コールキィー アンド
ピッカーズギル社(Chorlcy & Picke
rsgil Ltd)から印刷、販売されているカラー
インデックス(COLOUR INDEX, SEC
OND EDITION 1956)3巻、アゾイック
セクション(AZOIC SECTION)に記載さ
れているカラー インデックス アゾイック カップリ
ング コンポーネント(Colour Index A
zoic Coupling Component、以
下、C.I.A.C.C.と略記する。)11、C.
I.A.C.C.12、C.I.A.C.C.17、
C.I.A.C.C.19等が挙げられる。再生セルロ
ース繊維との親和性が高程度のグループのものとして
は、例えば、C.I.A.C.C.4、C.I.A.
C.C.10、C.I.A.C.C.23、C.I.
A.C.C.28等が挙げられる。
【0008】再生セルロース繊維との親和性が低程度の
グループ、例えば、C.I.A.C.C.2、C.I.
A.C.C.14、C.I.A.C.C.18等の下漬
剤は、再生セルロース繊維を製造する原液に添加混合後
に紡糸する製造工程で紡浴に流出し、再生セルロース繊
維中に残存しないため、顕色剤で発色させた時に濃色が
得られない欠点があり好ましくない。
【0009】また、再生セルロース繊維との親和性がよ
り高程度の最高親和性グループの下漬剤、例えば、C.
I.A.C.C.3、C.I.A.C.C.13、C.
I.A.C.C.32等は再生セルロース繊維を製造す
る原液に添加混合後に紡糸する製造工程で、再生セルロ
ースからの流出は少ないが、繊維内部でセルロース分子
との強い相互作用によって固定されているため、顕色剤
で発色させる時カップリング反応が阻害され濃色が得ら
れない欠点があり好ましくない。
【0010】本発明では、再生セルロース繊維との親和
性が中程度から高程度のグループから選ばれるナフトー
ル染料の下漬剤を、再生セルロース繊維に対して0.5
〜3.0%含有させた改質再生セルロース繊維である。
改質再生セルロース繊維のマトリックス中に含有される
下漬剤の量は、目的とする色相の濃度に応じて上記の範
囲内で選べはよいが、含有量が0.5%未満では顕色剤
の使用濃度を増して発色させても、淡色のみしか得られ
ず好ましくなく、含有量が3.0%以上では繊維強度が
低下すると共に色相濃度が飽和に達するので好ましくな
い。
【0011】本発明の対象となる再生セルロース繊維
は、ビスコース法、銅アンモニア法の何れから得られた
ものでもよいが、その再生セルロース繊維を製造する原
液中にナフトール染料の下漬剤を均一に混合するため
に、下漬剤を予めロート油等の界面活性剤あるいはエタ
ノール等の溶解補助剤を用いて泥状化した後で、多量の
熱アルカリ(水酸化ナトリウム等)水溶液に溶解させて
おくことが好ましい。ビスコース法あるいは銅アンモニ
ア法から得られる再生セルロース繊維を製造する原液は
アルカリ性であるのでナフトール染料の下漬剤を溶解さ
せるのに好適である。本発明は溶剤紡糸法による再生セ
ルロース繊維にも適用でき、溶剤紡糸法から得られる再
生セルロース繊維を製造する原液については、N−メチ
ルモルフォリン−N−オキシド等の使用する溶剤に溶解
あるいは微分散するナフトール染料の下漬剤を用いれば
よい。
【0012】本発明のナフトール染料の下漬剤を繊維マ
トリックス中に含有させた改質再生セルロース繊維の染
色方法は、ナフトール染料の顕色剤としてソルト類を用
い、酢酸ナトリウム等の弱アルカリ性を示すpH調整剤
と、浸透剤である界面活性剤を混合溶液で浴比1:10
〜30で、温度20〜50℃で、10〜30分間染色
し、次いで、常法によるソーピングあるいは精練・漂白
処理をすることが好ましい。用いるソルト類としては、
例えば、カラー インデックス アゾイック カップリ
ング コンポーネント(Color Index Az
oic Diazo Component、以下、C.
I.A.D.C.と略記する。)3、C.I.A.D.
C.20等が挙げられ、求める色相、濃度に応じて適宜
選定される。この染色方法により中濃色で染色堅牢度が
優れた被染物が得られる。
【0013】本発明の改質再生セルロース繊維と他のセ
ルロース系繊維、例えば、通常の再生セルロース繊維、
綿、麻等とを混紡あるいは交編織して組合せたものの染
色方法としては、改質再生セルロース繊維のマトリック
ス中に含有されている下漬剤がアルカリ性で溶解するた
め、ナフトール染料の顕色剤を含む溶液を用いて染色し
た後、精練・漂白処理するのが好ましい。この染色方法
で得られた被染物はセルロース系繊維の汚染が軽微であ
るので杢糸調あるいは先染調編織物となるが、更に常法
による反応性染料を用いる染色も可能であるので、種々
に染め分けた被染物を得ることができる。
【0014】また、本発明の改質再生セルロース繊維は
他の天然繊維、例えばウールあるいはシルクとの混紡、
あるいはこれらと交編織して組合せることも可能であ
る。改質再生セルロース繊維をナフトール染料の顕色剤
を含む溶液を用いて染色する条件が弱アルカリ性で低温
であるため、ウールあるいはシルクへのダメージが少な
いので、引き続き中性〜酸性領域で常法によりウールあ
るいはシルクを染色することができ、また、この染色条
件下での改質再生セルロース繊維のダメージも少ないの
で、 風合いに優れた杢糸調あるいは先染調編織物を得
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明について、実施例により具体的
に説明するが、本発明はこの範囲に限定されるものでは
ない。なお、本実施例中の繊度、乾強度、湿強度、結節
強度、伸度、ナフトール染料の下漬剤の含有量、染色
性、染色堅牢度は以下の方法に基づいて測定した。
【0016】・繊度、乾強度、湿強度、結節強度、伸度
の測定方法 JIS L 1095 化学繊維ステープル試験方法に
準拠した。 ・ナフトール染料の下漬剤の含有量の測定方法 ナフトール染料の下漬剤を含有している改質再生セルロ
ース繊維の試料1gを正確に秤量し、0.1N−水酸化
ナトリウム100mlを加えてゆるく攪拌しながら50
℃で1時間処理し、下漬剤を抽出し試験液とした。分光
光度計〔型式:DU640、ベックマン(株)製〕を用
いて、この試験液の最大吸収波長における吸光度を測定
して、予め作成しておいた検量線より下漬剤の濃度を求
め、次式により改質再生セルロース繊維中のナフトール
染料の下漬剤の含有量を求めた。
【数1】 ・染色性の測定方法 染色した試料を分光光度計(型式:SICOMUC−2
0、(株)住化分析センター製)を用いて測定し、最大
吸収波長における光学濃度K/S値をクベルカ−ムンク
(Kubelka−Munk)の式より求めた。
【数2】 但し、Kは吸収係数、Sは散乱係数、Rは最大吸収波長
における反射率を表わす。 ・染色堅牢度の測定方法 耐光堅牢度:JIS L 0842カーボンアーク灯光
に対する染色堅牢度試験方法に準拠し測定した。 洗濯堅牢度:JIS L 0844洗濯に対する染色堅
牢度試験方法、A−2法に準拠し測定した。 摩擦堅牢度:JIS L 0849摩擦に対する染色堅
牢度試験方法に準拠し測定した。
【0017】〔実施例1〕ナフトール染料の下漬剤C.
I.A.C.C.2(商品名:Kako Ground
er AS、昭和化工(株)製)50gにエタノール4
0g、ロート油25gと純水50gを加えて泥状化した
後、この泥状化物を48%水酸化ナトリウム水溶液50
gに純水285gを加えて60℃に加熱した熱水酸化ナ
トリウムに加えて攪拌溶解した。次いで、C.I.A.
C.C.2の濃度が5.0%になるように、更におよそ
500gの純水を加えて、濃度5.0%のC.I.A.
C.C.2の溶解原液1000gを調製した。
【0018】同様にして、ナフトール染料の下漬剤C.
I.A.C.C.12(商品名:Kiwa Groun
der ITR、紀和化学工業(株)製)の濃度が5.
0%のC.I.A.C.C.12の溶解原液1000
g、ナフトール染料の下漬剤C.I.A.C.C.10
(商品名:Kako Grounder E、昭和化工
(株)製)の濃度が5.0%のC.I.A.C.C.1
0の溶解原液1000g、ナフトール染料の下漬剤C.
I.A.C.C.13(商品名:NaphtolGro
under AS−SG、ダイスタージャパン(株)
製)の濃度が5.0%のC.I.A.C.C.13の溶
解原液1000gを夫々調製した。
【0019】調製した夫々のナフトール染料の下漬剤溶
解原液を通常の方法で得られるポリノジックビスコース
(セルロース5.0%、全アルカリ3.5%、全硫黄
3.0%)のセルロース分に対してナフトール染料の下
漬剤が2.0%になるように夫々ポリノジックビスコー
スに添加・混合して、直ちに孔径0.07mmφ、孔数
500ホールの多孔ノズルを用いて、紡糸速度30m/
分で温度35℃の硫酸22.0g/l、硫酸ナトリウム
65.0g/l、硫酸亜鉛0.5g/lを溶解させた紡
糸浴中に紡糸し、次いで、温度25℃の硫酸2.0g/
l、硫酸亜鉛0.05g/lを溶解させた浴中で2倍に
延伸し、38mmに切断した後、温度60℃の炭酸ナト
リウム1.0g/l、硫酸ナトリウム2.0g/lを溶
解させた浴中で緩和処理した。その後、再度、温度65
℃の硫酸5.0g/lを溶解した浴中で処理した後、水
洗、油剤処理して、約1.40デシテックスの改質再生
セルロース繊維を糸切れなく、夫々約1000g製造し
た。
【0020】ナフトール染料の下漬剤C.I.A.C.
C.2を用いて得た試料を試料No.1とし、C.I.
A.C.C.12を用いて得た試料を試料No.2と
し、C.I.A.C.C.10を用いて得た試料No.
3とし、C.I.A.C.C.13を用いて得た試料を
試料No.4とした。なお、比較試料としてナフトール
染料の下漬剤を添加・混合しないで紡糸して得た通常の
再生セルロース繊維を比較試料No.1とした。
【0021】試料No.1〜No.4および比較試料N
o.1を使用し、クイックスピンシステム(型式:QS
S−R20、SDL International L
TD製)を用いて夫々19.68tex番手の紡績糸を
製造し、これらを用いて靴下編地を作成し、試料No.
1から得た靴下編地を試料No.5´、試料No.2か
ら得た靴下編地を試料No.6´、試料No.3から得
た靴下編地を試料No.7´、試料No.4から得た靴
下編地を試料No.8´、比較試料No.1から得た靴
下編地を比較試料No.2´とした。
【0022】作成した靴下編地No.5´〜No.8´
および比較試料No.2´の夫々について、ナフトール
染料の顕色剤C.I.A.D.C.3〔商品名:Kak
oScarlet GG salt、昭和化工(株)
製〕5.0%owf、酢酸ナトリウム2.0g/l、ノ
ニオン性界面活性剤(商品名:クリーンN−15、一方
社油脂工業(株)製)2g/lを含む染色液中で、浴比
1:30、温度40℃の条件で30分間染色した後、水
洗し、界面活性剤(商品名:アデカノールTS−403
A、旭電化工業(株)製)2.0g/l、炭酸ナトリウ
ム2.0g/lを含む処理液中で、浴比1:30、温度
80℃の条件で20分間ソーピングした後、水洗し、次
いで、102℃の温度で乾燥して、淡黄赤色に染色され
た靴下編地試料No.5、濃黄褐色に染色された靴下編
地試料No.6、濃黄赤色に染色された靴下編地試料N
o.7、淡赤褐色に染色された靴下編地試料No.8と
極微赤黄色に染色された比較試料No.2を得た。
【0023】得られた試料No.1〜No.4および比
較試料No.1の繊度、乾強度、湿強度、結節強度、伸
度、下漬剤の含有量を測定し、その結果を表1に示し
た。また、染色された試料No.5〜No.8および比
較試料No.2の染色性、染色堅牢度を測定し、その結
果を表2に示した。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】表1、表2より明らかな通り、ナフトール
染料の下漬剤を再生セルロース繊維中に含有させた試料
No.1〜No.4の繊維物性は、ナフトール染料の下
漬剤を含有しない比較試料No.1と比較して僅かに低
下するものの、実用上問題となるものではない。
【0027】ナフトール染料の下漬剤の含有量は、再生
セルロース繊維との親和性の程度に応じて顕著な差がみ
られた。再生セルロース繊維との親和性が中程度のグル
ープに属するナフトール染料の下漬剤C.I.A.C.
C.12を用いて製造した試料No.2と再生セルロー
ス繊維との親和性が高程度のグループに属するナフトー
ル染料の下漬剤C.I.A.C.C.10を用いて製造
した試料No.3は、ナフトール染料の下漬剤の含有量
は1.32及び1.56で、これらの試料を用いて染色
した試料No.6とNo.7の染色性を示すK/S値は
11、16と高く、明らかに他の試料より染色性に優れ
た、しかも、染色堅牢度が高いことが明らかである。
【0028】再生セルロース繊維との親和性が低程度の
グループに属するナフトール染料の下漬剤C.I.A.
C.C.2を用いて製造した試料No.1はナフトール
染料の下漬剤の含有量が最も低く、この試料を用いて染
色した試料No.5の染色性を示すK/S値も2であり
極めて染色性に乏しく、また、耐光堅牢度も低く好まし
くないことが明らかである。
【0029】再生セルロース繊維との親和性がより高程
度のグループに属するナフトール染料の下漬剤C.I.
A.C.C.13を用いて製造した試料No.4はナフ
トール染料の下漬剤の含有量が最も高かったが、この試
料を用いて染色した試料No.8の染色性を示すK/S
値は1であり、再生セルロース繊維内部でセルロース分
子との相互作用が高いためカップリング反応が阻害さ
れ、その結果、極めて染色性の乏しい結果を示した。
【0030】〔実施例2〕ナフトール染料の下漬剤C.
I.A.C.C.10(商品名:Kako Groun
der E、昭和化工(株)製)350gにエタノール
280g、ロート油175gと純水350gを加えて泥
状化した後、この泥状化物を48%水酸化ナトリウム水
溶液350gに純水995gを加えて60℃に加熱した
熱水酸化ナトリウムに加えて攪拌溶解した。次いで、
C.I.A.C.C.10の濃度が7.0%になるよう
に、更におよそ2500gの純水を加えて、濃度7.0
%のC.I.A.C.C.10の溶解原液5000gを
調製した。
【0031】調製した濃度7.0%のナフトール染料の
下漬剤溶解原液をポリノジックビスコースのセルロース
分に対してナフトール染料の下漬剤が夫々0.1%、
1.0%、1.5%、3.0%、5.0%になるように
ポリノジックビスコースに添加・混合する他は実施例1
と同様にして試料No.9〜No.13の改質再生セル
ロース繊維を、糸切れなく夫々約1000g製造した。
【0032】製造した試料No.9〜No.13を使用
し、クイックスピンシステム(型式:QSS−R20、
SDL International LTD製)を用
いて夫々19.68tex番手の紡績糸を製造し、これ
らを用いて靴下編地を作成し、試料No.9から得た靴
下編地を試料No.14´、試料No.10から得た靴
下編地を試料No.15´、試料No.11から得た靴
下編地を試料No.16´、試料No.12から得た靴
下編地を試料No.17´、比較試料No.13から得
た靴下編地を比較試料No.18´とした。
【0033】作成した靴下編地No.14´〜No.1
8´の夫々について、ナフトール染料の顕色剤C.I.
A.D.C.20(商品名:Kako Blue BB
salt、昭和化工(株)製)5.0%owf、酢酸
ナトリウム2.0g/l、ノニオン性界面活性剤(商品
名:クリーンN−15、一方社油脂工業(株)製)2g
/lを含む染色液中で、浴比1:30、温度40℃の条
件で30分間染色した後、水洗し、界面活性剤(商品
名:アデカノールTS−403A、旭電化工業(株)
製)2.0g/l、炭酸ナトリウム2.0g/lを含む
処理液中で、浴比1:30、温度80℃の条件で20分
間ソーピングした後、水洗し、次いで、102℃の温度
で乾燥して、濃度の異なる淡赤青色から濃深青色に染色
された試料No.14〜No.18を得た。
【0034】得られた試料No.9〜No.13の繊
度、乾強度、湿強度、結節強度、伸度、下漬剤の含有量
を測定し、その結果を表3に示した。また、染色された
試料No.14〜No.18の染色性、染色堅牢度を測
定し、その結果を表4に示した。
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】表3、表4よりナフトール染料の下漬剤の
含有量が0.5〜3.0%の範囲にある試料No.10
〜No.12と染色された試料No.15〜No.17
は繊維強力の低下も少なく、染色性を示すK/S値も中
濃色を満足する8以上を示し、染色堅牢度も高い優れた
試料が得られたことが明らかである。
【0038】ナフトール染料の下漬剤の含有量が3.0
%以上を含有する試料No.13は、ナフトール染料の
下漬剤の含有量が0.5〜3.0%の範囲にある試料N
o.10〜No.12と比較して繊維強力の低下が大き
く、また、染色堅牢度も低下しており、好ましくない。
また、染色性を示すK/S値も、ナフトール染料の下漬
剤の含有量に比例して大きくならず、飽和に近い状態と
なっており、これ以上の含有量の増加は染色性の性能向
上には繋がらないことが明らかである。ナフトール染料
の下漬剤の含有量が0.5%以下の試料No.9が染色
された試料No.14は染色性を示すK/S値が3で低
く、淡色には対応可能であるが、中濃色には反応できな
いので好ましくない。
【0039】〔実施例3〕ナフトール染料の下漬剤C.
I.A.C.C.10を1.45%含有する実施例2の
試料No.11と同様にして得た改質再生セルロース繊
維を20%、通常の木綿80%を混綿した後、クイック
スピンシステム(型式:QSS−R20、SDL In
ternational LTD製)を用いて19.6
8tex番手の紡績糸を製造し、次いで、これを用いて
靴下編地を作成した。
【0040】得られた靴下編地に、ナフトール染料の顕
色剤C.I.A.D.C.20(商品名:Kako B
lue BB salt、昭和化工(株)製)1.0%
owf、酢酸ナトリウム2.0g/l、ノニオン性界面
活性剤(商品名:クリーンN−15、一方社油脂工業
(株)製)2g/lを含む染色液中で、浴比1:30、
温度40℃の条件で30分間染色した後、水洗し、次い
で、35%過酸化水素0.14%owf、過酸化水素の
安定剤(商品名:トライポンA−74、一方社油脂工業
(株)製)0.1%owf、精練浸透剤(商品名:クリ
ーンN−15、一方社油脂工業(株)製)0.1%ow
f、金属封鎖剤(商品名:クレワットDP−80、帝国
化学産業(株)製)0.05%owf、水酸化ナトリウ
ム0.05%owfを含む精練・漂白液中で、浴比1:
30、温度90℃の条件で30分間処理した後、水洗、
遠心脱水し、次いで、102℃の温風で乾燥して、染色
された靴下編地試料No.19を得た。得られた試料N
o.19の染色堅牢度を測定し、その結果を表5に示し
た。
【0041】
【表5】
【0042】染色された靴下編地試料No.19は、靴
下編地を構成している改質再生セルロース再生繊維のみ
が濃深青色に染色され、木綿への汚染は極めて軽微の染
め分けられたものであった。また、染色した後実施し
た、精練・漂白処理により色相の鮮明度が増したが、濃
度変化はほとんど認められず、表5より明らかな通り優
れた染色堅牢度を有する試料が得られた。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、これまで染色工程が煩
雑であったナフトール染料の染色工程を、顕色処理する
工程のみに簡略化することができる効果がある。また、
本発明の改質再生セルロース繊維と他のセルロース系繊
維と混紡あるいは交編織して組合せることによって、後
染めによって杢糸あるいは交編織物の染め分けを可能に
する改質再生セルロース繊維を提供することができる効
果もある。更には、従来のように高濃度のアルカリを使
用する処理が不要となったため、アルカリ耐性の劣るウ
ールやシルク等と本発明の改質再生セルロース繊維を混
紡あるいは交編して組合せることによって、後染めによ
って杢糸あるいは交編織物の染め分けが可能になる等、
本発明の改質再生セルロース繊維は広範な衣料分野に好
適に用いられる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月26日(2002.7.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】・繊度、乾強度、湿強度、結節強度、伸度
の測定方法 JIS L 1095 化学繊維ステープル試験方法に
準拠した。 ・ナフトール染料の下漬剤の含有量の測定方法 ナフトール染料の下漬剤を含有している改質再生セルロ
ース繊維の試料1gを正確に秤量し、0.1N−水酸化
ナトリウム100mlを加えてゆるく攪拌しながら50
℃で1時間処理し、下漬剤を抽出し試験液とした。分光
光度計〔型式:DU640、ベックマン(株)製〕を用
いて、この試験液の最大吸収波長における吸光度を測定
して、予め作成しておいた検量線より下漬剤の濃度を求
め、次式により改質再生セルロース繊維中のナフトール
染料の下漬剤の含有量を求めた。
【数1】 ・染色性の測定方法 染色した試料を分光光度計(型式:SICOMUC−2
0、(株)住化分析センター製)を用いて測定し、最大
吸収波長における光学濃度K/S値をクベルカ−ムンク
(Kubelka−Munk)の式より求めた。
【数2】 但し、Kは吸収係数、Sは散乱係数、Rは最大吸収波長
における反射率を表わす。 ・染色堅牢度の測定方法 耐光堅牢度:JIS L 0842カーボンアーク灯光
に対する染色堅牢度試験方法に準拠し測定した。 洗濯堅牢度:JIS L 0844洗濯に対する染色堅
牢度試験方法、A−2法に準拠し測定した。 摩擦堅牢度:JIS L 0849摩擦に対する染色堅
牢度試験方法に準拠し測定した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 興司 埼玉県越谷市越ケ谷5−3−16ヴューラー 越谷203 Fターム(参考) 4H057 AA01 BA01 BA24 DA01 DA24 DA33 DA34 HA18 4L035 AA04 BB03 BB06 BB08 BB15 BB16 BB73 EE07 EE08 EE20 FF10 JJ11 KK05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生セルロース繊維からなるマトリック
    ス中に、再生セルロース繊維に対する親和性が中乃至高
    程度のグループから選ばれるナフトール染料の下漬剤
    を、再生セルロース繊維に対して0.5〜3.0重量%
    含有していることを特徴とする改質再生セルロース繊
    維。
  2. 【請求項2】 再生セルロース繊維からなるマトリック
    ス中に、再生セルロース繊維に対する親和性が中乃至高
    程度のグループから選ばれるナフトール染料の下漬剤
    を、再生セルロース繊維に対して0.5〜3.0重量%
    含有している改質再生セルロース繊維を用いた糸及び編
    織物を、ナフトール染料の顕色剤処理により発色させて
    なる繊維製品。
JP2001187436A 2001-06-21 2001-06-21 改質再生セルロース繊維及び繊維製品 Pending JP2003003322A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001187436A JP2003003322A (ja) 2001-06-21 2001-06-21 改質再生セルロース繊維及び繊維製品
US10/173,884 US6821304B2 (en) 2001-06-21 2002-06-19 Modified regenerated cellulose fiber and fiber product thereof
AT02254302T ATE353378T1 (de) 2001-06-21 2002-06-20 Modifizierte regenerierte cellulosefaser
EP02254302A EP1270772B1 (en) 2001-06-21 2002-06-20 Modified regenerated cellulose fiber
TW91113457A TW573097B (en) 2001-06-21 2002-06-20 Improved regenerated cellulose fiber and fiber product thereof
DE60217996T DE60217996T2 (de) 2001-06-21 2002-06-20 Modifizierte regenerierte Cellulosefaser
US10/963,644 US7074245B2 (en) 2001-06-21 2004-10-14 Modified regenerated cellulose fiber and fiber product thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001187436A JP2003003322A (ja) 2001-06-21 2001-06-21 改質再生セルロース繊維及び繊維製品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003003322A true JP2003003322A (ja) 2003-01-08

Family

ID=19026725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001187436A Pending JP2003003322A (ja) 2001-06-21 2001-06-21 改質再生セルロース繊維及び繊維製品

Country Status (6)

Country Link
US (2) US6821304B2 (ja)
EP (1) EP1270772B1 (ja)
JP (1) JP2003003322A (ja)
AT (1) ATE353378T1 (ja)
DE (1) DE60217996T2 (ja)
TW (1) TW573097B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015229804A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 おぼろタオル株式会社 繊維製品及びその製造方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102517935A (zh) * 2011-12-06 2012-06-27 常熟市凯达印染有限公司 一种织物的混色印染方法
DE102013002833B4 (de) * 2013-02-19 2017-03-23 Deutsche Institute Für Textil- Und Faserforschung Denkendorf Verfahren zur Herstellung von Celluloseregeneratfasern und Verwendung der nach dem Verfahren hergestellten Celluloseregeneratfasern
USD727360S1 (en) 2013-09-24 2015-04-21 Western Digital Technologies, Inc. Media player
CN110485173A (zh) * 2019-08-15 2019-11-22 广东溢达纺织有限公司 辅料纱染色方法
CN111058133A (zh) * 2019-11-29 2020-04-24 南通天虹银海实业有限公司 一种生态亲肤抑菌色纺针织高支纱制备方法
CN111155340B (zh) * 2020-01-19 2022-06-21 北京林业大学 一种控制以木基染料染色纺织品的染色色深的方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2102789A (en) * 1933-10-24 1937-12-21 Celanese Corp Manufacture of textile yarns and fabrics
FR785752A (fr) 1935-01-22 1935-08-19 Soie Artificielle De Valencien Méthode de fabrication d'articles en viscose teints
GB489727A (en) * 1937-02-04 1938-08-03 Percy Frederick Combe Sowter Improvements in or relating to the colouration of artificial materials
GB489858A (en) 1937-02-04 1938-08-04 Percy Frederick Combe Sowter Improvements in or relating to the manufacture of coloured artificial materials having a basis of regenerated cellulose
GB879071A (en) 1957-03-26 1961-10-04 Ciba Ltd Process for the production of coloured structures from viscose
BE654473A (ja) * 1963-10-16
US3802835A (en) * 1972-08-03 1974-04-09 North American Mills Alcohol-ammonia dye solution and dyeing therewith

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015229804A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 おぼろタオル株式会社 繊維製品及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW573097B (en) 2004-01-21
ATE353378T1 (de) 2007-02-15
US7074245B2 (en) 2006-07-11
EP1270772A3 (en) 2003-07-30
US20030082375A1 (en) 2003-05-01
DE60217996D1 (de) 2007-03-22
US20050044643A1 (en) 2005-03-03
EP1270772B1 (en) 2007-02-07
US6821304B2 (en) 2004-11-23
DE60217996T2 (de) 2007-11-22
EP1270772A2 (en) 2003-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100549104C (zh) 活性染料组合物和利用其的染色法
Burkinshaw Application of dyes
CZ282441B6 (cs) Způsob barvení podlouhlého členu z regenerované celulózy
JP2003003322A (ja) 改質再生セルロース繊維及び繊維製品
CN110219181A (zh) 一种用于纤维素纤维与聚酯纤维混纺面料的国旗红染色工艺
JP4009854B2 (ja) 霜降地用紡績糸
JP2014084329A (ja) 酸性染料組成物及びそれを用いる染色法
CN111712547B (zh) 碱性染料组合物以及使用该碱性染料组合物的染色方法及染色物
JP3947996B2 (ja) セルロース系繊維製品の染色方法
Othman et al. Various printing techniques of intelligent lyocell fabric to enhancing its performance properties
US20060085926A1 (en) Process for dyeing a mixture of two or more different fibre types
KR100216167B1 (ko) 인디고염료의 염색방법
JPH0822970B2 (ja) デニム用綿糸の染色用染料、これを用いる染色法、ならびに染色物
KR20080021228A (ko) 나일론과 폴리 분할사의 선 염색 방법
JPH06313281A (ja) フタロシアニン系染料を用いて濃色染色するための染色法
Freeman et al. Dye application, manufacture of dye intermediates and dyes
JP2008144329A (ja) 後染め霜降り地用スラブ調紡績糸
RU2188264C2 (ru) Состав для подготовки вискозно-полиэфирных тканей к крашению и печати
US20080280519A1 (en) Textile products dyed by means of cationic dyes, and process for the manufacture there
JP2863894B2 (ja) 改質セルロース再生繊維
Youssef et al. Blend denim fabric performance: Key features of dyed weft silk yarn with different weave structures
JP2602937B2 (ja) ロープ染色用染料、これを用いる染色法、ならびに染色物
Kantouch et al. Studies on feltproofing of wool with a copper sulfate-hydrogen peroxide system
JP2515361B2 (ja) デニム用綿糸の染色用染料、これを用いる染色法、ならびに染色物
Hossain et al. Effects of Reductive Stripping of Reactive Dyes on the Quality of 100% Viscose Knitted Fabric

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060127