JP2003002995A - スエード調frp成形品及びその製造方法 - Google Patents
スエード調frp成形品及びその製造方法Info
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- JP2003002995A JP2003002995A JP2001186683A JP2001186683A JP2003002995A JP 2003002995 A JP2003002995 A JP 2003002995A JP 2001186683 A JP2001186683 A JP 2001186683A JP 2001186683 A JP2001186683 A JP 2001186683A JP 2003002995 A JP2003002995 A JP 2003002995A
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- sanding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来FRP成形品の表面を艶消し面にしたりス
エード調にするために艶消し剤を使用したり艶消し模様
のある成形用型を使用する方法が行われてきたが、作業
が繁雑であり均一な艶消し模様が得られず再現性も悪か
った。 【解決手段】不飽和ポリエステル樹脂及び/又はビニル
エステル樹脂と熱可塑性樹脂粉末からなるゲルコート樹
脂組成物のFRP成形品表面をサンディングすることに
より、熱可塑性樹脂の部分が細かい繊維状に毛羽立った
ような形態を呈し、スエード調触感を有する均一な艶消
し模様を、従来の艶有り型を使用して従来の成形法によ
り現出することが出来た。
エード調にするために艶消し剤を使用したり艶消し模様
のある成形用型を使用する方法が行われてきたが、作業
が繁雑であり均一な艶消し模様が得られず再現性も悪か
った。 【解決手段】不飽和ポリエステル樹脂及び/又はビニル
エステル樹脂と熱可塑性樹脂粉末からなるゲルコート樹
脂組成物のFRP成形品表面をサンディングすることに
より、熱可塑性樹脂の部分が細かい繊維状に毛羽立った
ような形態を呈し、スエード調触感を有する均一な艶消
し模様を、従来の艶有り型を使用して従来の成形法によ
り現出することが出来た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維強化プラスチ
ック(以下FRPという)成形品の表面をサンディング
処理して得られるスエード調触感を有する成形品及びそ
の製造方法に関するものである。
ック(以下FRPという)成形品の表面をサンディング
処理して得られるスエード調触感を有する成形品及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来FRP成形品の表面を艶消し面にし
たりスエード調にするために、様々な方法が行われてき
た。特公平7-90558号公報(以下公告公報Aという)で
は、成形用型に離型剤を塗布した後、水溶性の艶消し塗
料を塗装し、その上にゲルコート樹脂を塗装した後、更
に樹脂強化層を積層し、硬化後脱型しこの水溶性塗料を
水洗により洗い落とすことにより、その表面に艶消し面
を現出させている。特開平4-33836号公報(以下公開公
報Bという)では、成形用型に離型剤を塗布した後、ガ
ラス繊維を混入させた艶消し剤をスプレーガンで吹き付
け、その上にゲルコート層を塗装し硬化後更にガラス繊
維を混入させた樹脂強化層を塗装する。樹脂強化層が硬
化後、脱型し表面の艶消し剤を除去してスエード調艶消
し面を有するFRP成形品を得ている。
たりスエード調にするために、様々な方法が行われてき
た。特公平7-90558号公報(以下公告公報Aという)で
は、成形用型に離型剤を塗布した後、水溶性の艶消し塗
料を塗装し、その上にゲルコート樹脂を塗装した後、更
に樹脂強化層を積層し、硬化後脱型しこの水溶性塗料を
水洗により洗い落とすことにより、その表面に艶消し面
を現出させている。特開平4-33836号公報(以下公開公
報Bという)では、成形用型に離型剤を塗布した後、ガ
ラス繊維を混入させた艶消し剤をスプレーガンで吹き付
け、その上にゲルコート層を塗装し硬化後更にガラス繊
維を混入させた樹脂強化層を塗装する。樹脂強化層が硬
化後、脱型し表面の艶消し剤を除去してスエード調艶消
し面を有するFRP成形品を得ている。
【0003】特開平6-262689号公報(以下公開公報Cと
いう)では、成形用型の表面に硬化性樹脂を塗装し、半
硬化状態の表面を粒子状物質でブラストした後、完全硬
化させ型の表面に艶消し模様のある成形用型を作る。こ
の型を用いて、通常の方法で型に離型剤を塗布した後、
その上にゲルコート樹脂を塗装し、樹脂強化層を積層
し、艶消し表面を有する成形品を得ている。
いう)では、成形用型の表面に硬化性樹脂を塗装し、半
硬化状態の表面を粒子状物質でブラストした後、完全硬
化させ型の表面に艶消し模様のある成形用型を作る。こ
の型を用いて、通常の方法で型に離型剤を塗布した後、
その上にゲルコート樹脂を塗装し、樹脂強化層を積層
し、艶消し表面を有する成形品を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法は次のよう
な短所がある。公告公報A及び公開公報Bでは、艶消し
剤を使用するが、水溶性艶消し剤の塗装量により艶消し
模様が変化するので均一な艶消し模様が現出し難く、再
現性の良い艶消し模様を現出することが難しい。また公
開公報Cでは、通常の艶のある成形型の他に艶消しの成
形型が必要になり成形品が変わる毎に成形型作成が必要
になり、その結果通常よりも工程が多くなり、作業が非
常に煩雑である。またこれらの方法で得られる艶消し模
様は本発明のスエード調触感が現出しない。従って、本
発明者らは再現性の良いしかも均一な艶消し模様を現出
し更に全く新しいスエード調触感を有する成形品及びそ
の製造方法を提供するものである。更に、スエード調ゲ
ルコートを型に塗布してスエード調FRP成形品を得る
方法と、FRP成形品の表面にスエード調ゲルコート
(又はトップコート)を塗布して得られるスエード調F
RP成形品及びその製造方法を提供するものである。
な短所がある。公告公報A及び公開公報Bでは、艶消し
剤を使用するが、水溶性艶消し剤の塗装量により艶消し
模様が変化するので均一な艶消し模様が現出し難く、再
現性の良い艶消し模様を現出することが難しい。また公
開公報Cでは、通常の艶のある成形型の他に艶消しの成
形型が必要になり成形品が変わる毎に成形型作成が必要
になり、その結果通常よりも工程が多くなり、作業が非
常に煩雑である。またこれらの方法で得られる艶消し模
様は本発明のスエード調触感が現出しない。従って、本
発明者らは再現性の良いしかも均一な艶消し模様を現出
し更に全く新しいスエード調触感を有する成形品及びそ
の製造方法を提供するものである。更に、スエード調ゲ
ルコートを型に塗布してスエード調FRP成形品を得る
方法と、FRP成形品の表面にスエード調ゲルコート
(又はトップコート)を塗布して得られるスエード調F
RP成形品及びその製造方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、不飽
和ポリエステル樹脂及び/又はビニルエステル樹脂100
重量部(以下部と省略)と、平均粒子径が40〜400μm
である、熱可塑性樹脂10〜70部からなるサンディング用
ゲルコート樹脂組成物である。この際熱可塑性樹脂が10
部未満であると、スエード調触感を有する艶消し模様が
良好に現出しない。また70部を超えると成形品の強度が
低下し好ましくない。熱可塑性樹脂は、好ましくは30〜
60部であるとスエード調触感を有する艶消し模様が良好
に現出する。熱可塑性樹脂の平均粒子径が40〜400μm
であると、スエード調触感を有する艶消し模様が現出す
る。熱可塑性樹脂の平均粒子径は、好ましくは100〜300
μmであると良い。熱可塑性樹脂の平均粒子径が40μm
未満であると、スエード調触感が良好に現出せず好まし
くない。熱可塑性樹脂の平均粒子径が400μmを超える
と、スエード調の艶消し模様が荒くなり好ましくない。
和ポリエステル樹脂及び/又はビニルエステル樹脂100
重量部(以下部と省略)と、平均粒子径が40〜400μm
である、熱可塑性樹脂10〜70部からなるサンディング用
ゲルコート樹脂組成物である。この際熱可塑性樹脂が10
部未満であると、スエード調触感を有する艶消し模様が
良好に現出しない。また70部を超えると成形品の強度が
低下し好ましくない。熱可塑性樹脂は、好ましくは30〜
60部であるとスエード調触感を有する艶消し模様が良好
に現出する。熱可塑性樹脂の平均粒子径が40〜400μm
であると、スエード調触感を有する艶消し模様が現出す
る。熱可塑性樹脂の平均粒子径は、好ましくは100〜300
μmであると良い。熱可塑性樹脂の平均粒子径が40μm
未満であると、スエード調触感が良好に現出せず好まし
くない。熱可塑性樹脂の平均粒子径が400μmを超える
と、スエード調の艶消し模様が荒くなり好ましくない。
【0006】請求項1の発明で使用する熱可塑性樹脂と
しては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチ
レン酢酸ビニル共重合樹脂、変性エチレン酢酸ビニル共
重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂及び/
又は熱可塑性ポリウレタン樹脂である。本発明で使用す
る不飽和ポリエステル樹脂としては特に制限はなく、多
価アルコール、不飽和多塩基酸及び飽和多塩基酸を重縮
合させたものであって、通常成形材料として使用されて
いるものを広く使用することができる。ここで多価アル
コールとしては、例えばエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブタンジオール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンタ
ンジオール、水素化ビスフェノールA、ビスフェノール
A、グリセリン等が用いられる。不飽和多塩基酸として
は、例えば無水マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、
イタコン酸等が用いられる。また飽和多塩基酸として
は、例えば無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、テトラクロロ
無水フタル酸、テトラブロモ無水フタル酸、エンドメチ
レンテトラヒドロ無水フタル酸等が用いられる。また、
本発明で使用する不飽和ポリエステル樹脂には、スチレ
ン、ビニルトルエン、ジアリルフタレート等の重合性ビ
ニルモノマーが含まれている。
しては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチ
レン酢酸ビニル共重合樹脂、変性エチレン酢酸ビニル共
重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂及び/
又は熱可塑性ポリウレタン樹脂である。本発明で使用す
る不飽和ポリエステル樹脂としては特に制限はなく、多
価アルコール、不飽和多塩基酸及び飽和多塩基酸を重縮
合させたものであって、通常成形材料として使用されて
いるものを広く使用することができる。ここで多価アル
コールとしては、例えばエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブタンジオール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンタ
ンジオール、水素化ビスフェノールA、ビスフェノール
A、グリセリン等が用いられる。不飽和多塩基酸として
は、例えば無水マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、
イタコン酸等が用いられる。また飽和多塩基酸として
は、例えば無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、テトラクロロ
無水フタル酸、テトラブロモ無水フタル酸、エンドメチ
レンテトラヒドロ無水フタル酸等が用いられる。また、
本発明で使用する不飽和ポリエステル樹脂には、スチレ
ン、ビニルトルエン、ジアリルフタレート等の重合性ビ
ニルモノマーが含まれている。
【0007】本発明で使用するビニルエステル樹脂とし
ては特に制限はなく、エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸と
を反応させて得られるものである。また、本発明で使用
するビニルエステル樹脂には、スチレン、ビニルトルエ
ン、ジアリルフタレート等の重合性ビニルモノマーが含
まれている。本発明のサンディング用ゲルコート樹脂組
成物には、必要に応じて従来公知の揺変性付与剤、着色
剤、充填剤、粘度調整用の重合性ビニルモノマー、硬化
剤、硬化促進剤、硬化遅延剤その他各種添加剤を添加し
ても良い。
ては特に制限はなく、エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸と
を反応させて得られるものである。また、本発明で使用
するビニルエステル樹脂には、スチレン、ビニルトルエ
ン、ジアリルフタレート等の重合性ビニルモノマーが含
まれている。本発明のサンディング用ゲルコート樹脂組
成物には、必要に応じて従来公知の揺変性付与剤、着色
剤、充填剤、粘度調整用の重合性ビニルモノマー、硬化
剤、硬化促進剤、硬化遅延剤その他各種添加剤を添加し
ても良い。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の熱可
塑性樹脂が、融点が70〜110℃であるポリエチレン樹
脂、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂及び/又は変性エチ
レン酢酸ビニル共重合樹脂であるサンディング用ゲルコ
ート樹脂組成物である。本発明では、不飽和ポリエステ
ル樹脂に含まれるスチレンモノマーに溶解しないか難溶
性の、融点が70〜110℃である前記の樹脂を使用する。
本発明で使用するポリエチレン樹脂としては、融点が70
〜110℃である低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度
ポリエチレン樹脂及び/又は高密度ポリエチレン樹脂が
使用できる。本発明で使用するエチレン酢酸ビニル共重
合樹脂としては、高圧ラジカル重合法のもので融点が、
70〜110℃、酢酸ビニル量が1〜30%のものが使用でき
る。本発明で使用する変性エチレン酢酸ビニル共重合樹
脂としては、前記のエチレン酢酸ビニル共重合樹脂のケ
ン化したものが使用できる。本発明では、前記の樹脂を
2種以上併用しても構わない。
塑性樹脂が、融点が70〜110℃であるポリエチレン樹
脂、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂及び/又は変性エチ
レン酢酸ビニル共重合樹脂であるサンディング用ゲルコ
ート樹脂組成物である。本発明では、不飽和ポリエステ
ル樹脂に含まれるスチレンモノマーに溶解しないか難溶
性の、融点が70〜110℃である前記の樹脂を使用する。
本発明で使用するポリエチレン樹脂としては、融点が70
〜110℃である低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度
ポリエチレン樹脂及び/又は高密度ポリエチレン樹脂が
使用できる。本発明で使用するエチレン酢酸ビニル共重
合樹脂としては、高圧ラジカル重合法のもので融点が、
70〜110℃、酢酸ビニル量が1〜30%のものが使用でき
る。本発明で使用する変性エチレン酢酸ビニル共重合樹
脂としては、前記のエチレン酢酸ビニル共重合樹脂のケ
ン化したものが使用できる。本発明では、前記の樹脂を
2種以上併用しても構わない。
【0009】請求項3の発明は、請求項1に記載の熱可
塑性樹脂が、融点が60〜140℃である熱可塑性ポリウレ
タン樹脂であるサンディング用ゲルコート樹脂組成物で
ある。本発明で使用する熱可塑性ポリウレタン樹脂とし
ては、従来公知の熱可塑性ポリウレタン樹脂で、粉砕工
程を経て平均粒子径が40〜400μmに調整したものを使
用する。請求項4の発明は、請求項2に記載のサンディ
ング用ゲルコート樹脂組成物を用い得られた成形品表面
をサンディングして得られるスエード調触感の成形品で
ある。請求項5の発明は、請求項3に記載のサンディン
グ用ゲルコート樹脂組成物を用い得られた成形品表面を
サンディングして得られるスエード調触感の成形品であ
る。本発明で、成形品表面をサンディングする理由は、
成形品表面に不飽和ポリエステル樹脂と相溶せずに点在
している熱可塑性樹脂部分があり成形品表面を研磨する
ことで、不飽和ポリエステル樹脂は粉体になって脱落
し、熱可塑性樹脂は細かい繊維状に毛羽立ったような形
態を呈し、スエード調触感を有する艶消し模様を現出す
るのである。また、毛羽立った繊維状物はサンディング
による傷跡を隠蔽し、均一な艶消し面を現出する。
塑性樹脂が、融点が60〜140℃である熱可塑性ポリウレ
タン樹脂であるサンディング用ゲルコート樹脂組成物で
ある。本発明で使用する熱可塑性ポリウレタン樹脂とし
ては、従来公知の熱可塑性ポリウレタン樹脂で、粉砕工
程を経て平均粒子径が40〜400μmに調整したものを使
用する。請求項4の発明は、請求項2に記載のサンディ
ング用ゲルコート樹脂組成物を用い得られた成形品表面
をサンディングして得られるスエード調触感の成形品で
ある。請求項5の発明は、請求項3に記載のサンディン
グ用ゲルコート樹脂組成物を用い得られた成形品表面を
サンディングして得られるスエード調触感の成形品であ
る。本発明で、成形品表面をサンディングする理由は、
成形品表面に不飽和ポリエステル樹脂と相溶せずに点在
している熱可塑性樹脂部分があり成形品表面を研磨する
ことで、不飽和ポリエステル樹脂は粉体になって脱落
し、熱可塑性樹脂は細かい繊維状に毛羽立ったような形
態を呈し、スエード調触感を有する艶消し模様を現出す
るのである。また、毛羽立った繊維状物はサンディング
による傷跡を隠蔽し、均一な艶消し面を現出する。
【0010】請求項6の発明は、請求項4に記載のサン
ディングが、研磨紙またはサンダーを用いる、スエード
調触感の成形品の製造方法である。請求項7の発明は、
請求項5に記載のサンディングが、研磨紙またはサンダ
ーを用いる、スエード調触感の成形品の製造方法であ
る。請求項8の発明は、既に出来上がっている成形品の
表面に請求項2に記載のサンディング用ゲルコート樹脂
組成物を塗装し、更にトップコートを塗装した成形品表
面を、研磨紙又はサンダーでサンディングしたスエード
調触感の成形品の製造方法である。本発明で、サンディ
ング用ゲルコート樹脂組成物の上に更にトップコートを
塗装する理由は、請求項2に記載の熱可塑性樹脂が、空
気接触面の硬化を完結させる為に添加する従来公知のワ
ックスの浮きを妨害し完全硬化しないので、熱可塑性樹
脂を含まないトップコートを塗装して硬化を完結させる
ためである。請求項9の発明は、既に出来上がっている
成形品の表面に、請求項3に記載の熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂を用いたサンディング用ゲルコート樹脂組成物を
塗装し、その成形品表面を、研磨紙又はサンダーでサン
ディングしたスエード調触感の成形品の製造方法であ
る。本発明の熱可塑性ポリウレタン樹脂を用いたサンデ
ィング用樹脂組成物は、空気接触面の硬化を完結させる
為に添加する従来公知のワックスを添加して使用する。
この場合は、ワックスの浮きを妨害しないので、トップ
コートの上塗りは必要としない。成形品が小型の場合
は、研磨紙を成形品表面に当てて研磨する方法で良い。
研磨紙表面の粒度はP60〜P400(JISR6252準拠、以下も
同様)が、良好なスエード調を現出するので望ましい。
成形品が大型の場合は、サンダーを用いると作業の効率
が良く、望ましい。サンダーに装着する研磨紙表面の粒
度は前記のP60〜P400が良好なスエード調触感を現出す
るので望ましい。本発明のFRP成形品のスエード調触
感を現出する製造方法で使用する機材は、研磨紙または
サンダーにこだわるものでなく、これに類する機材であ
れば構わない。
ディングが、研磨紙またはサンダーを用いる、スエード
調触感の成形品の製造方法である。請求項7の発明は、
請求項5に記載のサンディングが、研磨紙またはサンダ
ーを用いる、スエード調触感の成形品の製造方法であ
る。請求項8の発明は、既に出来上がっている成形品の
表面に請求項2に記載のサンディング用ゲルコート樹脂
組成物を塗装し、更にトップコートを塗装した成形品表
面を、研磨紙又はサンダーでサンディングしたスエード
調触感の成形品の製造方法である。本発明で、サンディ
ング用ゲルコート樹脂組成物の上に更にトップコートを
塗装する理由は、請求項2に記載の熱可塑性樹脂が、空
気接触面の硬化を完結させる為に添加する従来公知のワ
ックスの浮きを妨害し完全硬化しないので、熱可塑性樹
脂を含まないトップコートを塗装して硬化を完結させる
ためである。請求項9の発明は、既に出来上がっている
成形品の表面に、請求項3に記載の熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂を用いたサンディング用ゲルコート樹脂組成物を
塗装し、その成形品表面を、研磨紙又はサンダーでサン
ディングしたスエード調触感の成形品の製造方法であ
る。本発明の熱可塑性ポリウレタン樹脂を用いたサンデ
ィング用樹脂組成物は、空気接触面の硬化を完結させる
為に添加する従来公知のワックスを添加して使用する。
この場合は、ワックスの浮きを妨害しないので、トップ
コートの上塗りは必要としない。成形品が小型の場合
は、研磨紙を成形品表面に当てて研磨する方法で良い。
研磨紙表面の粒度はP60〜P400(JISR6252準拠、以下も
同様)が、良好なスエード調を現出するので望ましい。
成形品が大型の場合は、サンダーを用いると作業の効率
が良く、望ましい。サンダーに装着する研磨紙表面の粒
度は前記のP60〜P400が良好なスエード調触感を現出す
るので望ましい。本発明のFRP成形品のスエード調触
感を現出する製造方法で使用する機材は、研磨紙または
サンダーにこだわるものでなく、これに類する機材であ
れば構わない。
【0011】以下に実施例、比較例について述べる。
実施例1
予め洗浄されたFRP製の型表面に、離型剤(ミラーフ゛ライト
ホ゜リッシュ社製商品、ミラーク゛レース゛MGH-8)を塗布する。離型剤
塗布面上に均一に混合した下記組成のサンディング用ゲ
ルコート樹脂組成物を、口径3.5mmの吹き付けガン(チロン
シ゛ャハ゜ン社製商品、チロンPN5)で型表面に均一に塗装する。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 18.9部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 1.9部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 ポリエチレン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-1070M、融点105℃、 平均粒子径200μm) 47.2部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 20.8部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN)1.9部 上記サンディング用ゲルコート樹脂組成物を塗装後、50
℃で30分硬化させる。ゲルコート樹脂層の上に、チョッフ゜ト
゛ストラント゛マット(日東紡績社製商品、MC450)2枚を不飽和
ポリエステル樹脂(昭和高分子社製商品、158BQT)で積
層する。60℃硬化炉に120分放置し、硬化させる。硬化
後、室温まで冷却し、脱型しゲルコート樹脂表面をサン
ダー(日立工機社製商品、研磨紙P80を装着)でサンデ
ィングし、スエード調触感のFRP成形品を得た。
ホ゜リッシュ社製商品、ミラーク゛レース゛MGH-8)を塗布する。離型剤
塗布面上に均一に混合した下記組成のサンディング用ゲ
ルコート樹脂組成物を、口径3.5mmの吹き付けガン(チロン
シ゛ャハ゜ン社製商品、チロンPN5)で型表面に均一に塗装する。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 18.9部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 1.9部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 ポリエチレン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-1070M、融点105℃、 平均粒子径200μm) 47.2部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 20.8部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN)1.9部 上記サンディング用ゲルコート樹脂組成物を塗装後、50
℃で30分硬化させる。ゲルコート樹脂層の上に、チョッフ゜ト
゛ストラント゛マット(日東紡績社製商品、MC450)2枚を不飽和
ポリエステル樹脂(昭和高分子社製商品、158BQT)で積
層する。60℃硬化炉に120分放置し、硬化させる。硬化
後、室温まで冷却し、脱型しゲルコート樹脂表面をサン
ダー(日立工機社製商品、研磨紙P80を装着)でサンデ
ィングし、スエード調触感のFRP成形品を得た。
【0012】実施例2
実施例1で、サンディング用ゲルコート樹脂組成物中の
ポリエチレン樹脂粉末の代わりに、エチレン酢酸ビニル
共重合樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-2030H、融点
97℃、酢酸ビニル量6%、平均粒子径200μm)を使用す
る。それ以外は、実施例1と全く同じである。 実施例3 実施例1で、サンディング用ゲルコート樹脂組成物中の
ポリエチレン樹脂粉末の代わりに変性エチレン酢酸ビニ
ル共重合樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-D219S-M、
融点97℃、平均粒子径200μm)を使用する。それ以外
は、実施例1と全く同じである。
ポリエチレン樹脂粉末の代わりに、エチレン酢酸ビニル
共重合樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-2030H、融点
97℃、酢酸ビニル量6%、平均粒子径200μm)を使用す
る。それ以外は、実施例1と全く同じである。 実施例3 実施例1で、サンディング用ゲルコート樹脂組成物中の
ポリエチレン樹脂粉末の代わりに変性エチレン酢酸ビニ
ル共重合樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-D219S-M、
融点97℃、平均粒子径200μm)を使用する。それ以外
は、実施例1と全く同じである。
【0013】実施例4
予め洗浄されたFRP製の型表面に、離型剤(ミラーフ゛ライト
ホ゜リッシュ社製商品、ミラーク゛レース゛MGH-8)を塗布する。離型剤
塗布面上に均一に混合した下記組成のサンディング用ゲ
ルコート樹脂組成物を、口径3.5mmの吹き付けガン(チロン
シ゛ャハ゜ン社製商品、チロンPN5)で型表面に均一に塗装する。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 27.1部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 2.1部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 熱可塑性ポリウレタン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-U220Z、融点 115〜125℃、平均粒子径170μm) 52.1部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 22.9部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN)2.1部 上記サンディング用ゲルコート樹脂組成物を塗装後、50
℃で30分硬化させる。ゲルコート樹脂層の上に、チョッフ゜ト
゛ストラント゛マット(日東紡績社製商品、MC450)2枚を不飽和
ポリエステル樹脂(昭和高分子社製商品、158BQT)で積
層する。60℃硬化炉に120分放置し、硬化させる。硬化
後、室温まで冷却し、脱型しゲルコート樹脂表面をサン
ダー(日立工機社製商品、研磨紙P80を装着)でサンデ
ィングし、スエード調触感のFRP成形品を得た。
ホ゜リッシュ社製商品、ミラーク゛レース゛MGH-8)を塗布する。離型剤
塗布面上に均一に混合した下記組成のサンディング用ゲ
ルコート樹脂組成物を、口径3.5mmの吹き付けガン(チロン
シ゛ャハ゜ン社製商品、チロンPN5)で型表面に均一に塗装する。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 27.1部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 2.1部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 熱可塑性ポリウレタン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-U220Z、融点 115〜125℃、平均粒子径170μm) 52.1部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 22.9部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN)2.1部 上記サンディング用ゲルコート樹脂組成物を塗装後、50
℃で30分硬化させる。ゲルコート樹脂層の上に、チョッフ゜ト
゛ストラント゛マット(日東紡績社製商品、MC450)2枚を不飽和
ポリエステル樹脂(昭和高分子社製商品、158BQT)で積
層する。60℃硬化炉に120分放置し、硬化させる。硬化
後、室温まで冷却し、脱型しゲルコート樹脂表面をサン
ダー(日立工機社製商品、研磨紙P80を装着)でサンデ
ィングし、スエード調触感のFRP成形品を得た。
【0014】実施例5
予め洗浄されたFRP製の型表面に、離型剤(ミラーフ゛ライト
ホ゜リッシュ社製商品、ミラーク゛レース゛MGH-8)を塗布する。離型剤
塗布面上に均一に混合した下記組成のサンディング用ゲ
ルコート樹脂組成物を、口径3.5mmの吹き付けガン(チロン
シ゛ャハ゜ン社製商品、チロンPN5)で型表面に均一に塗装する。 ビニルエステル樹脂(昭和高分子社製商品、リホ゜キシRF-340)100部 スチレン 18.9部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 1.9部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 ポリエチレン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-1070M、融点105℃、 平均粒子径200μm) 47.2部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 20.8部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN) 1.9部 上記サンディング用ゲルコート樹脂組成物を塗装後、50
℃で30分硬化させる。ゲルコート樹脂層の上に、チョッフ゜ト
゛ストラント゛マット(日東紡績社製商品、MC450)2枚を不飽和
ポリエステル樹脂(昭和高分子社製商品、158BQT)で積
層する。60℃硬化炉に120分放置し、硬化させる。硬化
後、室温まで冷却し、脱型しゲルコート樹脂表面をサン
ダー(日立工機社製商品、研磨紙P80を装着)でサンデ
ィングし、スエード調触感のFRP成形品を得た。
ホ゜リッシュ社製商品、ミラーク゛レース゛MGH-8)を塗布する。離型剤
塗布面上に均一に混合した下記組成のサンディング用ゲ
ルコート樹脂組成物を、口径3.5mmの吹き付けガン(チロン
シ゛ャハ゜ン社製商品、チロンPN5)で型表面に均一に塗装する。 ビニルエステル樹脂(昭和高分子社製商品、リホ゜キシRF-340)100部 スチレン 18.9部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 1.9部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 ポリエチレン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-1070M、融点105℃、 平均粒子径200μm) 47.2部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 20.8部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN) 1.9部 上記サンディング用ゲルコート樹脂組成物を塗装後、50
℃で30分硬化させる。ゲルコート樹脂層の上に、チョッフ゜ト
゛ストラント゛マット(日東紡績社製商品、MC450)2枚を不飽和
ポリエステル樹脂(昭和高分子社製商品、158BQT)で積
層する。60℃硬化炉に120分放置し、硬化させる。硬化
後、室温まで冷却し、脱型しゲルコート樹脂表面をサン
ダー(日立工機社製商品、研磨紙P80を装着)でサンデ
ィングし、スエード調触感のFRP成形品を得た。
【0015】実施例6
板状のFRP成形品表面を研磨紙(P150)でサンディン
グし、表面の余分な付着物を除去した後、下記組成のゲ
ルコート樹脂組成物を、口径3.5mmの吹き付けガン(チロン
シ゛ャハ゜ン社製商品、チロンPN5)で成形品表面に均一に塗装す
る。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 18.9部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 1.9部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 ポリエチレン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-1070M、融点105℃、 平均粒子径200μm) 47.2部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 20.8部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN)1.9部 上記サンディング用ゲルコート樹脂組成物を塗装後、50
℃で30分硬化させる。室温まで冷却した後、下記組成の
トップコート樹脂組成物を、口径2.5mmの吹き付けガン
(岩田塗装機工業社製商品、W-200)で、ゲルコート樹
脂組成物表面に均一に塗装する。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 18.8部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエオロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 3.8部 硬化促進剤(三井化学社製商品、EP-430) 0.9部 ワックス(昭和高分子社製商品、空気硬化剤M) 2.5部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN) 1.3部 常温で120分硬化後、アフターキュアーは60℃硬化炉で1
20分行う。室温まで冷却し、トップコート樹脂表面を、
サンダー(日立工機社製商品、研磨紙P80を装着)でサ
ンディングし、スエード調触感のFRP成形品を得た。
グし、表面の余分な付着物を除去した後、下記組成のゲ
ルコート樹脂組成物を、口径3.5mmの吹き付けガン(チロン
シ゛ャハ゜ン社製商品、チロンPN5)で成形品表面に均一に塗装す
る。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 18.9部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 1.9部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 ポリエチレン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-1070M、融点105℃、 平均粒子径200μm) 47.2部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 20.8部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN)1.9部 上記サンディング用ゲルコート樹脂組成物を塗装後、50
℃で30分硬化させる。室温まで冷却した後、下記組成の
トップコート樹脂組成物を、口径2.5mmの吹き付けガン
(岩田塗装機工業社製商品、W-200)で、ゲルコート樹
脂組成物表面に均一に塗装する。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 18.8部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエオロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 3.8部 硬化促進剤(三井化学社製商品、EP-430) 0.9部 ワックス(昭和高分子社製商品、空気硬化剤M) 2.5部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN) 1.3部 常温で120分硬化後、アフターキュアーは60℃硬化炉で1
20分行う。室温まで冷却し、トップコート樹脂表面を、
サンダー(日立工機社製商品、研磨紙P80を装着)でサ
ンディングし、スエード調触感のFRP成形品を得た。
【0016】実施例7
板状のFRP成形品表面を研磨紙(P150)でサンディン
グし、表面の余分な付着物を除去した後、下記組成のゲ
ルコート樹脂組成物を、口径3.5mmの吹き付けガン(チロン
シ゛ャハ゜ン社製商品、チロンPN5)で成形品表面に均一に塗装す
る。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 27.1部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 2.1部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 熱可塑性ポリウレタン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-U220Z、融点 115〜125℃、平均粒子径170μm) 52.1部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 22.9部 ワックス(昭和高分子社製商品、空気硬化剤M) 4.2部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN) 2.1部 常温で120分硬化後、アフターキュアーは60℃硬化炉で1
20分行う。室温まで冷却し、ゲルコート樹脂組成物表面
を、サンダー(日立工機社製商品、研磨紙P80を装着)
でサンディングし、スエード調触感のFRP成形品を得
た。
グし、表面の余分な付着物を除去した後、下記組成のゲ
ルコート樹脂組成物を、口径3.5mmの吹き付けガン(チロン
シ゛ャハ゜ン社製商品、チロンPN5)で成形品表面に均一に塗装す
る。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 27.1部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 2.1部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 熱可塑性ポリウレタン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-U220Z、融点 115〜125℃、平均粒子径170μm) 52.1部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 22.9部 ワックス(昭和高分子社製商品、空気硬化剤M) 4.2部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN) 2.1部 常温で120分硬化後、アフターキュアーは60℃硬化炉で1
20分行う。室温まで冷却し、ゲルコート樹脂組成物表面
を、サンダー(日立工機社製商品、研磨紙P80を装着)
でサンディングし、スエード調触感のFRP成形品を得
た。
【0017】比較例1
実施例1で、サンディング用ゲルコート樹脂組成物を下
記組成にする以外は、実施例1と全く同じである。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 29.3部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 4.1部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 ポリエチレン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-1070M、融点105℃、 平均粒子径200μm) 6.5部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 22.8部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN)1.6部
記組成にする以外は、実施例1と全く同じである。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 29.3部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 4.1部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.8部 ポリエチレン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-1070M、融点105℃、 平均粒子径200μm) 6.5部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 22.8部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN)1.6部
【0018】比較例2
実施例1で、サンディング用ゲルコート樹脂組成物を下
記組成にする以外は、実施例1と全く同じである。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 43部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 2部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.9部 ポリエチレン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-1070M、融点105℃、 平均粒子径200μm) 82.5部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 25部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN) 2.5部 上記組成では、吹き付けガンによる吹き付けが困難であ
った。従って、その後の塗装作業を中止した。
記組成にする以外は、実施例1と全く同じである。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 43部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 2部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 0.9部 ポリエチレン樹脂粉末(東京インキ社製商品、PR-1070M、融点105℃、 平均粒子径200μm) 82.5部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 25部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN) 2.5部 上記組成では、吹き付けガンによる吹き付けが困難であ
った。従って、その後の塗装作業を中止した。
【0019】比較例3
予め洗浄されたFRP製の型表面に、離型剤(ミラーフ゛ライト
ホ゜リッシュ社製商品、ミラーク゛レース゛MGH-8)を塗布する。離型剤
塗布面上に水溶性艶消し塗料(ホ゜リヒ゛ニルアルコール/粉末シリカ
系)を口径1mmの吹き付けガン(岩田塗装機工業社製商
品、RG-2)で塗装し、乾燥後下記組成のゲルコート樹脂
組成物を口径2.5mmの吹き付けガン(岩田塗装機社製商
品、W-200)で型表面に均一に塗装する。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 21.1部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 4.2部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 1.0部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 15.5部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN) 1.4部 上記ゲルコート樹脂組成物を塗装後、50℃で30分硬化さ
せる。ゲルコート樹脂層の上に、チョッフ゜ト゛ストラント゛マット(日
東紡績社製商品、MC450)2枚を不飽和ポリエステル樹
脂(昭和高分子社製商品、158BQT)で積層する。60℃硬
化炉に120分放置し、硬化させる。硬化後、室温まで冷
却後、脱型しゲルコート樹脂組成物表面の艶消し塗料を
水洗して除去し、艶消し面を有するFRP成形品を得
た。
ホ゜リッシュ社製商品、ミラーク゛レース゛MGH-8)を塗布する。離型剤
塗布面上に水溶性艶消し塗料(ホ゜リヒ゛ニルアルコール/粉末シリカ
系)を口径1mmの吹き付けガン(岩田塗装機工業社製商
品、RG-2)で塗装し、乾燥後下記組成のゲルコート樹脂
組成物を口径2.5mmの吹き付けガン(岩田塗装機社製商
品、W-200)で型表面に均一に塗装する。 不飽和ポリエステル樹脂(三井化学社製商品、P-240) 100部 スチレン 21.1部 揺変性付与剤 二酸化ケイ素(日本アエロシ゛ル社製商品、AEROSIL#200) 4.2部 硬化促進剤 ナフテン酸コハ゛ルト(コハ゛ルト6%含有) 1.0部 着色剤(東京インキ社製商品、PCN 8B360A-GR) 15.5部 硬化剤 メチルエチルケトンハ゜ーオキサイト゛(日本油脂社製商品、ハ゜ーメックN) 1.4部 上記ゲルコート樹脂組成物を塗装後、50℃で30分硬化さ
せる。ゲルコート樹脂層の上に、チョッフ゜ト゛ストラント゛マット(日
東紡績社製商品、MC450)2枚を不飽和ポリエステル樹
脂(昭和高分子社製商品、158BQT)で積層する。60℃硬
化炉に120分放置し、硬化させる。硬化後、室温まで冷
却後、脱型しゲルコート樹脂組成物表面の艶消し塗料を
水洗して除去し、艶消し面を有するFRP成形品を得
た。
【0020】比較例4
予め洗浄されたFRP製の型表面に、離型剤(ミラーフ゛ライト
ホ゜リッシュ社製商品、ミラーク゛レース゛MGH-8)を塗布する。離型剤
塗布面上に艶消し剤(ホ゜リヒ゛ニルアルコール/カ゛ラスカットファイハ゛ー
系)を口径1mmの吹き付けガン(岩田塗装機工業社製商
品、RG-2)で塗装し、その上に比較例3で使用したゲル
コート樹脂組成物を口径2.5mmの吹きつけガン(岩田塗
装機工業社製商品、W-200)で塗装し50℃で30分硬化さ
せる。ゲルコート樹脂層の上に、チョッフ゜ト゛ストラント゛マット(日
東紡績社製商品、MC450)2枚を不飽和ポリエステル樹
脂(昭和高分子社製商品、158BQT)で積層する。60℃硬
化炉に120分放置し、硬化させる。硬化後、室温まで冷
却後、脱型しゲルコート層表面の艶消し剤を水洗して除
去し、艶消し面を有するFRP成形品を得た。
ホ゜リッシュ社製商品、ミラーク゛レース゛MGH-8)を塗布する。離型剤
塗布面上に艶消し剤(ホ゜リヒ゛ニルアルコール/カ゛ラスカットファイハ゛ー
系)を口径1mmの吹き付けガン(岩田塗装機工業社製商
品、RG-2)で塗装し、その上に比較例3で使用したゲル
コート樹脂組成物を口径2.5mmの吹きつけガン(岩田塗
装機工業社製商品、W-200)で塗装し50℃で30分硬化さ
せる。ゲルコート樹脂層の上に、チョッフ゜ト゛ストラント゛マット(日
東紡績社製商品、MC450)2枚を不飽和ポリエステル樹
脂(昭和高分子社製商品、158BQT)で積層する。60℃硬
化炉に120分放置し、硬化させる。硬化後、室温まで冷
却後、脱型しゲルコート層表面の艶消し剤を水洗して除
去し、艶消し面を有するFRP成形品を得た。
【0021】実施例1〜7及び比較例1〜4で得られた
成形品について、下記に示す評価試験を実施し、試験結
果を表1に示す。 評価試験項目及び試験方法 1.スエード調触感の評価試験 各成形品を15cm×15cmの大きさの板にして並べ、3
名の評価者により成形品表面のスエード調触感を評価し
た。 ◎…スエード調触感が極めて良好 ○…スエード調触感が良好 △…スエード調触感があるが、少ない ×…艶消し面であるが、スエード調触感なし −…ゲルコートの吹き付けが困難で、判定不能 2.耐摩擦性試験 各成形品を10cm×22cmの大きさの板に切り、ササ゛ーラン
ト゛式耐摩擦性試験機(東洋精機製作所社製商品)を使用
し、研磨紙(P1200)を用い、荷重1816g、100ストロークの
条件で耐摩擦性試験を行い、試験後の表面の状態から耐
摩擦性の良否を評価した。 ◎…耐摩擦性極めて良好 ○…耐摩擦性良好 △…耐摩擦性ほぼ良好 ×…耐摩擦性不良 −…ゲルコートの吹き付けが困難で、判定不能
成形品について、下記に示す評価試験を実施し、試験結
果を表1に示す。 評価試験項目及び試験方法 1.スエード調触感の評価試験 各成形品を15cm×15cmの大きさの板にして並べ、3
名の評価者により成形品表面のスエード調触感を評価し
た。 ◎…スエード調触感が極めて良好 ○…スエード調触感が良好 △…スエード調触感があるが、少ない ×…艶消し面であるが、スエード調触感なし −…ゲルコートの吹き付けが困難で、判定不能 2.耐摩擦性試験 各成形品を10cm×22cmの大きさの板に切り、ササ゛ーラン
ト゛式耐摩擦性試験機(東洋精機製作所社製商品)を使用
し、研磨紙(P1200)を用い、荷重1816g、100ストロークの
条件で耐摩擦性試験を行い、試験後の表面の状態から耐
摩擦性の良否を評価した。 ◎…耐摩擦性極めて良好 ○…耐摩擦性良好 △…耐摩擦性ほぼ良好 ×…耐摩擦性不良 −…ゲルコートの吹き付けが困難で、判定不能
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明により、不飽和ポリエステル樹脂
及び/又はビニルエステル樹脂100部と、平均粒子径が4
0〜400μmである熱可塑性樹脂10〜70部からなるサンデ
ィング用ゲルコート樹脂組成物を用い得られた成形品表
面をサンディングすることにより、再現性の良いしかも
均一な艶消し模様を現出し、更に全く新しいスエード調
触感を有するFRP成形品が得られ、その製造法を確立
した。本発明によるスエード調触感のFRP成形品は、
自動車又は鉄道車輌用の高級感を有する内装品などの用
途がある。
及び/又はビニルエステル樹脂100部と、平均粒子径が4
0〜400μmである熱可塑性樹脂10〜70部からなるサンデ
ィング用ゲルコート樹脂組成物を用い得られた成形品表
面をサンディングすることにより、再現性の良いしかも
均一な艶消し模様を現出し、更に全く新しいスエード調
触感を有するFRP成形品が得られ、その製造法を確立
した。本発明によるスエード調触感のFRP成形品は、
自動車又は鉄道車輌用の高級感を有する内装品などの用
途がある。
Claims (9)
- 【請求項1】不飽和ポリエステル樹脂及び/又はビニル
エステル樹脂100重量部と、平均粒子径が40〜400μmで
ある熱可塑性樹脂10〜70重量部からなるサンディング用
ゲルコート樹脂組成物。 - 【請求項2】請求項1に記載の熱可塑性樹脂が、融点が
70〜110℃であるポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニ
ル共重合樹脂及び/又は変性エチレン酢酸ビニル共重合
樹脂であるサンディング用ゲルコート樹脂組成物。 - 【請求項3】請求項1に記載の熱可塑性樹脂が、融点が
60〜140℃である熱可塑性ポリウレタン樹脂であるサン
ディング用ゲルコート樹脂組成物。 - 【請求項4】請求項2に記載のサンディング用ゲルコー
ト樹脂組成物を用い得られた成形品表面をサンディング
して得られるスエード調触感の成形品。 - 【請求項5】請求項3に記載のサンディング用ゲルコー
ト樹脂組成物を用い得られた成形品表面をサンディング
して得られるスエード調触感の成形品。 - 【請求項6】請求項4に記載のサンディングが、研磨紙
またはサンダーを用いる、スエード調触感の成形品の製
造方法。 - 【請求項7】請求項5に記載のサンディングが、研磨紙
またはサンダーを用いる、スエード調触感の成形品の製
造方法。 - 【請求項8】成形品表面に請求項2に記載のサンディン
グ用ゲルコート樹脂組成物を塗装し、更にトップコート
を塗装した成形品表面を、研磨紙またはサンダーでサン
ディングしたスエード調触感の成形品の製造方法。 - 【請求項9】成形品表面に請求項3に記載のサンディン
グ用ゲルコート樹脂組成物を塗装した成形品表面を、研
磨紙またはサンダーでサンディングしたスエード調触感
の成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186683A JP2003002995A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | スエード調frp成形品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186683A JP2003002995A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | スエード調frp成形品及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003002995A true JP2003002995A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19026096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001186683A Pending JP2003002995A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | スエード調frp成形品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003002995A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1320072C (zh) * | 2005-08-08 | 2007-06-06 | 常州天马集团有限公司 | 胶衣树脂及其制造方法 |
US8906502B2 (en) | 2006-12-29 | 2014-12-09 | Ccp Composites Us Llc | Organic powder useful as the replacement of mineral filler in composites |
KR101715470B1 (ko) * | 2015-04-10 | 2017-03-14 | 충북대학교 산학협력단 | 집적영상 현미경 장치 및 심도범위 개선 방법 |
-
2001
- 2001-06-20 JP JP2001186683A patent/JP2003002995A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1320072C (zh) * | 2005-08-08 | 2007-06-06 | 常州天马集团有限公司 | 胶衣树脂及其制造方法 |
US8906502B2 (en) | 2006-12-29 | 2014-12-09 | Ccp Composites Us Llc | Organic powder useful as the replacement of mineral filler in composites |
KR101715470B1 (ko) * | 2015-04-10 | 2017-03-14 | 충북대학교 산학협력단 | 집적영상 현미경 장치 및 심도범위 개선 방법 |
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