JP2003002184A - 車両の油圧式トランスミッション用油圧回路 - Google Patents
車両の油圧式トランスミッション用油圧回路Info
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- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/38—Control of exclusively fluid gearing
- F16H61/40—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
- F16H61/4157—Control of braking, e.g. preventing pump over-speeding when motor acts as a pump
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
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- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/3023—Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure
- F16H63/3026—Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure comprising friction clutches or brakes
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- Transportation (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】単純且つ確実に、コストを抑えながら、短絡バ
ルブ及び選択バルブの両機能を有する簡単な油圧回路を
提供すること。 【解決手段】パーキングブレーキ30,32と、ブレー
キリリース室36に流体が供給されるようにするのに適
したブレーキリリース制御手段38とを備えた油圧回路
である。油圧回路は、2つのメインダクト12,14の
それぞれに連通する2つのメインポート12A,14A
とブレーキリリース室36及びブレーキリリースダクト
40のそれぞれに連通する2つの選択ポート36A,4
0Aとを有する単体の短絡選択バルブ44と、メインポ
ートを互いに断絶し且つ選択ポートを互いに連結させる
第1の配置44A、及び、メインポートを互いに連結さ
せ且つ選択ポートを互いに断絶する第2の配置44Bを
とるように短絡選択バルブを制御するためのコントロー
ル手段50とを備えている。
ルブ及び選択バルブの両機能を有する簡単な油圧回路を
提供すること。 【解決手段】パーキングブレーキ30,32と、ブレー
キリリース室36に流体が供給されるようにするのに適
したブレーキリリース制御手段38とを備えた油圧回路
である。油圧回路は、2つのメインダクト12,14の
それぞれに連通する2つのメインポート12A,14A
とブレーキリリース室36及びブレーキリリースダクト
40のそれぞれに連通する2つの選択ポート36A,4
0Aとを有する単体の短絡選択バルブ44と、メインポ
ートを互いに断絶し且つ選択ポートを互いに連結させる
第1の配置44A、及び、メインポートを互いに連結さ
せ且つ選択ポートを互いに断絶する第2の配置44Bを
とるように短絡選択バルブを制御するためのコントロー
ル手段50とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
油圧モータと、油圧モータに対する供給及び排出のそれ
ぞれを個別に担う2つのメインダクトと、油圧モータの
ブレーキ制御が可能な位置へと復帰手段により付勢さ
れ、ブレーキリリースダクトを介してブレーキリリース
室へ流体を供給することによりブレーキ制御が不可能な
位置へと付勢されるのに適したブレーキ手段を有するパ
ーキングブレーキとを備え、ブレーキリリースダクトを
第1ブレーキリリース流体源に連結させるためのブレー
キリリース制御手段と、ブレーキリリース室を非加圧リ
ザーバに連結させるための手段と、前記供給及び排出の
それぞれを個別に担う2つのメインダクトの断絶及び連
結を選択的に行うための短絡バルブ手段と、ブレーキリ
リースダクトとブレーキリリース室との断絶及び連結を
選択的に行うための選択バルブ手段と、ブレーキリリー
ス室がブレーキリリースダクトと断絶されているときブ
レーキリリース室を第2ブレーキリリース流体源に連結
させるのに適した補助ブレーキリリース手段とをさらに
備えた車両の油圧式トランスミッション用油圧回路に関
する。
油圧モータと、油圧モータに対する供給及び排出のそれ
ぞれを個別に担う2つのメインダクトと、油圧モータの
ブレーキ制御が可能な位置へと復帰手段により付勢さ
れ、ブレーキリリースダクトを介してブレーキリリース
室へ流体を供給することによりブレーキ制御が不可能な
位置へと付勢されるのに適したブレーキ手段を有するパ
ーキングブレーキとを備え、ブレーキリリースダクトを
第1ブレーキリリース流体源に連結させるためのブレー
キリリース制御手段と、ブレーキリリース室を非加圧リ
ザーバに連結させるための手段と、前記供給及び排出の
それぞれを個別に担う2つのメインダクトの断絶及び連
結を選択的に行うための短絡バルブ手段と、ブレーキリ
リースダクトとブレーキリリース室との断絶及び連結を
選択的に行うための選択バルブ手段と、ブレーキリリー
ス室がブレーキリリースダクトと断絶されているときブ
レーキリリース室を第2ブレーキリリース流体源に連結
させるのに適した補助ブレーキリリース手段とをさらに
備えた車両の油圧式トランスミッション用油圧回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両を走行させるために油圧モータが駆
動しているとき、ブレーキリリース室に流体が供給され
ることでブレーキが解除(リリース)されて、ブレーキ
手段はブレーキ制御不可能な状態になる。機械的にブレ
ーキ制御を行うには、ブレーキリリース室が空になるよ
う、第1ブレーキリリース流体源からブレーキリリース
ダクトへの供給を停止し、ブレーキリリース室と非加圧
リザーバとを連結する必要がある。
動しているとき、ブレーキリリース室に流体が供給され
ることでブレーキが解除(リリース)されて、ブレーキ
手段はブレーキ制御不可能な状態になる。機械的にブレ
ーキ制御を行うには、ブレーキリリース室が空になるよ
う、第1ブレーキリリース流体源からブレーキリリース
ダクトへの供給を停止し、ブレーキリリース室と非加圧
リザーバとを連結する必要がある。
【0003】例えば、ブレーキリリースダクトにバルブ
を設置し、当該ブレーキリリースダクトを第1ブレーキ
リリース流体源又は非加圧リザーバに連結させる。
を設置し、当該ブレーキリリースダクトを第1ブレーキ
リリース流体源又は非加圧リザーバに連結させる。
【0004】油圧回路に流体が供給されていないとき、
油圧モータは駆動せず、ブレーキリリース室にも流体が
供給されないため、ブレーキ手段は、特にバネなどの弾
力性を持つ復帰手段により付勢され、ブレーキ制御が可
能な状態にある。
油圧モータは駆動せず、ブレーキリリース室にも流体が
供給されないため、ブレーキ手段は、特にバネなどの弾
力性を持つ復帰手段により付勢され、ブレーキ制御が可
能な状態にある。
【0005】車両を牽引する必要のある場合がある。牽
引を適切に行うには、2つの条件を満足させなければな
らない。第1に、油圧モータが牽引力に反するトルクを
伝達しないようにする必要がある。即ち、油圧モータの
ロータをフリーホイールモードに切換えることで、油圧
モータが駆動しないようにしなければならない。これを
達成するため、短絡バルブ手段は、供給及び排出のそれ
ぞれを個別に担う2つのメインダクトが相互に連結され
るよう、つまり供給及び排出のそれぞれを個別に担う2
つのメインダクト間において1つの短絡回路が形成され
るように制御される。
引を適切に行うには、2つの条件を満足させなければな
らない。第1に、油圧モータが牽引力に反するトルクを
伝達しないようにする必要がある。即ち、油圧モータの
ロータをフリーホイールモードに切換えることで、油圧
モータが駆動しないようにしなければならない。これを
達成するため、短絡バルブ手段は、供給及び排出のそれ
ぞれを個別に担う2つのメインダクトが相互に連結され
るよう、つまり供給及び排出のそれぞれを個別に担う2
つのメインダクト間において1つの短絡回路が形成され
るように制御される。
【0006】第2に、ブレーキがかかってはならない。
第1ブレーキリリース流体源は、ブースターポンプなど
の補助ポンプ、又は、回路のメインポンプであってよ
く、車両が一般に動力手段によって走行しているとき、
上記ポンプにより圧力で流体が供給されるようにする。
牽引の際には、特に上記動力手段が作動しないので、第
1ブレーキリリース流体源は用いられない。したがっ
て、牽引の際にブレーキが解除されるようにするために
は、第2ブレーキリリース流体源が用いられる。第2ブ
レーキリリース流体源は、車両のトランスミッションが
作動していないときでも利用できるよう車両走行以外の
機能を担う(例えば工具を作動させるための)ものとし
て、例えば手動ポンプ、小さな独立した油圧モータによ
り供給されるポンプ、加圧流体源などであってよい。ま
た牽引の際にブレーキが解除されるようにするために
は、選択バルブ手段によりブレーキリリースダクトを第
2ブレーキリリース流体源に連結されたブレーキリリー
ス室と断絶させる。
第1ブレーキリリース流体源は、ブースターポンプなど
の補助ポンプ、又は、回路のメインポンプであってよ
く、車両が一般に動力手段によって走行しているとき、
上記ポンプにより圧力で流体が供給されるようにする。
牽引の際には、特に上記動力手段が作動しないので、第
1ブレーキリリース流体源は用いられない。したがっ
て、牽引の際にブレーキが解除されるようにするために
は、第2ブレーキリリース流体源が用いられる。第2ブ
レーキリリース流体源は、車両のトランスミッションが
作動していないときでも利用できるよう車両走行以外の
機能を担う(例えば工具を作動させるための)ものとし
て、例えば手動ポンプ、小さな独立した油圧モータによ
り供給されるポンプ、加圧流体源などであってよい。ま
た牽引の際にブレーキが解除されるようにするために
は、選択バルブ手段によりブレーキリリースダクトを第
2ブレーキリリース流体源に連結されたブレーキリリー
ス室と断絶させる。
【0007】米国特許4,317,331号において、
短絡バルブ手段及び選択バルブ手段がそれぞれ2つの異
なる油圧エンティティにより構成され、その各々が固有
のコントロール手段を有するタイプの油圧回路が示され
ている。
短絡バルブ手段及び選択バルブ手段がそれぞれ2つの異
なる油圧エンティティにより構成され、その各々が固有
のコントロール手段を有するタイプの油圧回路が示され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、単純
且つ確実に、コストを抑えながら、短絡バルブ及び選択
バルブの両機能を有する簡易な油圧回路を提供すること
である。
且つ確実に、コストを抑えながら、短絡バルブ及び選択
バルブの両機能を有する簡易な油圧回路を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明に係
る油圧回路が、2つのメインダクトのそれぞれに個別に
連結された2つのメインポートとブレーキリリース室及
びブレーキリリースダクトのそれぞれに個別に連結され
た2つの選択ポートとを有する単体の短絡選択バルブ
と、2つのメインポートを互いに断絶し且つ2つの選択
ポートを互いに連結させる第1の配置、及び、2つのメ
インポートを互いに連結させ且つ2つの選択ポートを互
いに断絶する第2の配置をとるように短絡選択バルブを
制御するためのコントロール手段とを有していることに
よって達成される。
る油圧回路が、2つのメインダクトのそれぞれに個別に
連結された2つのメインポートとブレーキリリース室及
びブレーキリリースダクトのそれぞれに個別に連結され
た2つの選択ポートとを有する単体の短絡選択バルブ
と、2つのメインポートを互いに断絶し且つ2つの選択
ポートを互いに連結させる第1の配置、及び、2つのメ
インポートを互いに連結させ且つ2つの選択ポートを互
いに断絶する第2の配置をとるように短絡選択バルブを
制御するためのコントロール手段とを有していることに
よって達成される。
【0010】本発明に係る単体の短絡選択バルブは、単
体の油圧構成要素内に、短絡バルブの機能と選択バルブ
の機能とを備えることを可能にする。その結果、油圧回
路は従来技術のものよりコンパクトになり、また、回路
内に短絡選択バルブを設置するのもより容易になる。ま
た、牽引はさらに単純な作業で行える。第1の配置で
は、油圧モータにおいてメインダクトが互いに断絶され
ると共に選択ポートが互いに連結され、第1ブレーキリ
リース流体源からの供給によりブレーキが解除されるよ
うになっている。一方、第2の配置では、2つのメイン
ダクトが連結され、つまり油圧モータが短絡回路を形成
し、選択ポートが互いに断絶されて第2ブレーキリリー
ス流体源からの供給によりブレーキが解除されるように
なって、牽引を行える状態である。これを実現するため
には、第2ブレーキリリース流体源をブレーキリリース
室に連結させるだけでよい。油圧モータが作動可能な状
態から牽引可能な状態にするには、米国特許4,31
7,331号に記載のものでは短絡バルブ及び選択バル
ブの2つのバルブを制御しなければならないが、本発明
においては短絡選択バルブを備えた油圧エンティティを
制御するだけでよい。
体の油圧構成要素内に、短絡バルブの機能と選択バルブ
の機能とを備えることを可能にする。その結果、油圧回
路は従来技術のものよりコンパクトになり、また、回路
内に短絡選択バルブを設置するのもより容易になる。ま
た、牽引はさらに単純な作業で行える。第1の配置で
は、油圧モータにおいてメインダクトが互いに断絶され
ると共に選択ポートが互いに連結され、第1ブレーキリ
リース流体源からの供給によりブレーキが解除されるよ
うになっている。一方、第2の配置では、2つのメイン
ダクトが連結され、つまり油圧モータが短絡回路を形成
し、選択ポートが互いに断絶されて第2ブレーキリリー
ス流体源からの供給によりブレーキが解除されるように
なって、牽引を行える状態である。これを実現するため
には、第2ブレーキリリース流体源をブレーキリリース
室に連結させるだけでよい。油圧モータが作動可能な状
態から牽引可能な状態にするには、米国特許4,31
7,331号に記載のものでは短絡バルブ及び選択バル
ブの2つのバルブを制御しなければならないが、本発明
においては短絡選択バルブを備えた油圧エンティティを
制御するだけでよい。
【0011】好ましくは、補助ブレーキリリース手段
は、短絡選択バルブが第2の配置をとるときにブレーキ
リリース室を第2ブレーキリリース流体源に連結させる
のに適した補助ブレーキリリースダクトを備える。
は、短絡選択バルブが第2の配置をとるときにブレーキ
リリース室を第2ブレーキリリース流体源に連結させる
のに適した補助ブレーキリリースダクトを備える。
【0012】この場合、短絡選択バルブが第2の配置を
とることで、補助ブレーキリリースダクトを介して第2
ブレーキリリース流体源によりブレーキを解除すること
ができる。つまり、短絡選択バルブが第2の配置をとる
とき、ブレーキを解除するためには、(補助ブレーキリ
リースダクトに適切に連結された)第2ブレーキリリー
ス流体源以外の油圧構成要素を動作させる必要がない。
とることで、補助ブレーキリリースダクトを介して第2
ブレーキリリース流体源によりブレーキを解除すること
ができる。つまり、短絡選択バルブが第2の配置をとる
とき、ブレーキを解除するためには、(補助ブレーキリ
リースダクトに適切に連結された)第2ブレーキリリー
ス流体源以外の油圧構成要素を動作させる必要がない。
【0013】またこの場合、好ましくは、短絡選択バル
ブは第2ブレーキリリース流体源に連結されるのに適し
た補助ブレーキリリースポートをさらに備え、また、補
助ブレーキリリースダクトは、短絡選択バルブ内に形成
され、短絡選択バルブが第2の配置をとるときブレーキ
リリース室に連結された選択ポートを補助ブレーキリリ
ースポートに連通させる。
ブは第2ブレーキリリース流体源に連結されるのに適し
た補助ブレーキリリースポートをさらに備え、また、補
助ブレーキリリースダクトは、短絡選択バルブ内に形成
され、短絡選択バルブが第2の配置をとるときブレーキ
リリース室に連結された選択ポートを補助ブレーキリリ
ースポートに連通させる。
【0014】補助ブレーキリリースポートは本発明に係
る短絡選択バルブの一部であるので、上記の補助ブレー
キリリースポートに第2ブレーキリリース流体源を連結
することができ、選択ポートを介してブレーキリリース
室に流体が供給され、牽引の際にブレーキが解除される
ようにすることが可能となる。また、補助ブレーキリリ
ースポートを選択ポートに常に連結させ、牽引が必要で
ないときは例えば短絡選択バルブ外側に設置されたスト
ッパにより当該補助ブレーキリリースポートを閉鎖する
ということも考えられる。
る短絡選択バルブの一部であるので、上記の補助ブレー
キリリースポートに第2ブレーキリリース流体源を連結
することができ、選択ポートを介してブレーキリリース
室に流体が供給され、牽引の際にブレーキが解除される
ようにすることが可能となる。また、補助ブレーキリリ
ースポートを選択ポートに常に連結させ、牽引が必要で
ないときは例えば短絡選択バルブ外側に設置されたスト
ッパにより当該補助ブレーキリリースポートを閉鎖する
ということも考えられる。
【0015】好ましくは、短絡選択バルブは、メインポ
ートが互いに連結され、且つ選択ポートが互いに連結さ
れて補助ブレーキリリースダクトに連通するという中間
的な配置をとるのに適している。
ートが互いに連結され、且つ選択ポートが互いに連結さ
れて補助ブレーキリリースダクトに連通するという中間
的な配置をとるのに適している。
【0016】油圧回路において、油圧モータが作動して
いるときに、ブレーキリリースダクトを第1ブレーキリ
リース流体源と非加圧リザーバとにそれぞれ個別に連通
させることでブレーキが解除されるようにしたり機械的
なブレーキ制御を行ったりするのが可能である場合にお
いて、上記のような中間的な配置をとるのが好ましい。
この場合、油圧モータが停止すると、ブレーキリリース
ダクトは通常非加圧リザーバに連通するようになる。こ
のように、本発明に係る単体の短絡選択バルブによっ
て、牽引が可能な状態にできる。また牽引が終了する
と、上述した中間的な配置において、一時的に補助ブレ
ーキリリースダクトを非加圧リザーバに繋がるブレーキ
リリースダクトに連通させることが可能である。したが
って、中間的な配置をとることで、補助ブレーキリリー
スダクトを空にすることができ、牽引を行う際のブレー
キが解除された状態から再度機械的なブレーキ制御が可
能となる状態へと移行させることができる。
いるときに、ブレーキリリースダクトを第1ブレーキリ
リース流体源と非加圧リザーバとにそれぞれ個別に連通
させることでブレーキが解除されるようにしたり機械的
なブレーキ制御を行ったりするのが可能である場合にお
いて、上記のような中間的な配置をとるのが好ましい。
この場合、油圧モータが停止すると、ブレーキリリース
ダクトは通常非加圧リザーバに連通するようになる。こ
のように、本発明に係る単体の短絡選択バルブによっ
て、牽引が可能な状態にできる。また牽引が終了する
と、上述した中間的な配置において、一時的に補助ブレ
ーキリリースダクトを非加圧リザーバに繋がるブレーキ
リリースダクトに連通させることが可能である。したが
って、中間的な配置をとることで、補助ブレーキリリー
スダクトを空にすることができ、牽引を行う際のブレー
キが解除された状態から再度機械的なブレーキ制御が可
能となる状態へと移行させることができる。
【0017】好ましくは、単体の短絡選択バルブを制御
するためのコントロール手段は機械的な手段である。
するためのコントロール手段は機械的な手段である。
【0018】機械的な手段とは、例えばカム、ねじ、他
の適切な手段など、1つの構成要素を機械的に2ポジシ
ョン間で移動させるための公知技術によるものであって
よい。また、機械的なものではなく、液圧や、部材を移
動させるための他の公知技術により動作可能なコントロ
ール手段であってもよい。
の適切な手段など、1つの構成要素を機械的に2ポジシ
ョン間で移動させるための公知技術によるものであって
よい。また、機械的なものではなく、液圧や、部材を移
動させるための他の公知技術により動作可能なコントロ
ール手段であってもよい。
【0019】特に好ましい形態において、短絡選択バル
ブは、供給及び排出を個別に担う2つのメインダクトの
それぞれに連通し且つ当該短絡選択バルブにおけるメイ
ンポートのそれぞれに連通するよう形成された2つのメ
インオリフィスと、ブレーキリリース室及びブレーキリ
リースダクトのそれぞれに連通し且つ当該短絡選択バル
ブにおける選択ポートのそれぞれに連通するよう形成さ
れた2つの補助ダクトとを備えた油圧モータのケーシン
グに内装される。
ブは、供給及び排出を個別に担う2つのメインダクトの
それぞれに連通し且つ当該短絡選択バルブにおけるメイ
ンポートのそれぞれに連通するよう形成された2つのメ
インオリフィスと、ブレーキリリース室及びブレーキリ
リースダクトのそれぞれに連通し且つ当該短絡選択バル
ブにおける選択ポートのそれぞれに連通するよう形成さ
れた2つの補助ダクトとを備えた油圧モータのケーシン
グに内装される。
【0020】油圧モータのケーシングを収納部が形成さ
れるよう製作し、その収納部に本発明に係る短絡選択バ
ルブを設置する。また、その収納部を、各メインダク
ト、ブレーキリリース室、及びブレーキリリースダクト
のそれぞれに連通するように製作する。短絡選択バルブ
は、この収納部に設置しやすい1つの油圧エンティティ
を構成する。また、当該短絡選択バルブを非常に小さい
ものとすることで、油圧回路自体をコンパクトにでき
る。さらに、油圧モータの大部分を分解することなく短
絡選択バルブを容易に取り外すことが可能である。
れるよう製作し、その収納部に本発明に係る短絡選択バ
ルブを設置する。また、その収納部を、各メインダク
ト、ブレーキリリース室、及びブレーキリリースダクト
のそれぞれに連通するように製作する。短絡選択バルブ
は、この収納部に設置しやすい1つの油圧エンティティ
を構成する。また、当該短絡選択バルブを非常に小さい
ものとすることで、油圧回路自体をコンパクトにでき
る。さらに、油圧モータの大部分を分解することなく短
絡選択バルブを容易に取り外すことが可能である。
【0021】好ましくは、短絡選択バルブは、非加圧リ
ザーバに連結され、当該短絡選択バルブが第2の配置を
とるときメインダクトに連通される帰還ポートを備えて
いる。
ザーバに連結され、当該短絡選択バルブが第2の配置を
とるときメインダクトに連通される帰還ポートを備えて
いる。
【0022】この場合、第2の配置をとる短絡選択バル
ブにより油圧モータが短絡されている牽引の間、ロータ
が回転し且つピストンが移動可能なフリーホイールモー
ドで油圧モータが駆動し、ピストンが外側に移動してい
るシリンダには流体が再度供給されなくなる。帰還ポー
トに連結されることで、メインダクトは実質的に加圧さ
れない状態となる。
ブにより油圧モータが短絡されている牽引の間、ロータ
が回転し且つピストンが移動可能なフリーホイールモー
ドで油圧モータが駆動し、ピストンが外側に移動してい
るシリンダには流体が再度供給されなくなる。帰還ポー
トに連結されることで、メインダクトは実質的に加圧さ
れない状態となる。
【0023】この場合、好ましくは、油圧モータは、帰
還ポートに連結され且つ非加圧リザーバに連結された漏
体帰還ダクトを備えている。
還ポートに連結され且つ非加圧リザーバに連結された漏
体帰還ダクトを備えている。
【0024】
【発明の実施の形態】好適な例として示される実施形態
に関する詳細な記述によって、本発明はより理解され、
本発明の効果はより明確となるであろう。以下の記述に
ついては、添付図面を参照されたい。
に関する詳細な記述によって、本発明はより理解され、
本発明の効果はより明確となるであろう。以下の記述に
ついては、添付図面を参照されたい。
【0025】図1に示す油圧回路は、1つの油圧モータ
10と、油圧モータのメインオリフィスに連結され、供
給及び排出のそれぞれを個別に担う2つのメインダクト
12,14とを備えている。本実施形態における油圧回
路は閉回路であり、上記2つのメインダクト12,14
は流速可変ポンプ16の2つのオリフィスに個別に連結
されている。なお、本発明は開回路(図示せず)につい
ても適用可能である。油圧回路はメインダクト12,1
4内でキャビテーションが生じないようにするためのブ
ースターポンプ18をさらに備えており、このブースタ
ーポンプ18の排出口は、公知方式のように逆止めバル
ブ及び圧力リミッタが設置された連結線22,24を介
して、N12点及びN14点においてメインダクト1
2,14の各々に連結されている。ブースターライン2
0は、当該ブースターライン20における圧力を十分に
維持するための圧力リミッタ26を介して非加圧リザー
バ28に連結されている。
10と、油圧モータのメインオリフィスに連結され、供
給及び排出のそれぞれを個別に担う2つのメインダクト
12,14とを備えている。本実施形態における油圧回
路は閉回路であり、上記2つのメインダクト12,14
は流速可変ポンプ16の2つのオリフィスに個別に連結
されている。なお、本発明は開回路(図示せず)につい
ても適用可能である。油圧回路はメインダクト12,1
4内でキャビテーションが生じないようにするためのブ
ースターポンプ18をさらに備えており、このブースタ
ーポンプ18の排出口は、公知方式のように逆止めバル
ブ及び圧力リミッタが設置された連結線22,24を介
して、N12点及びN14点においてメインダクト1
2,14の各々に連結されている。ブースターライン2
0は、当該ブースターライン20における圧力を十分に
維持するための圧力リミッタ26を介して非加圧リザー
バ28に連結されている。
【0026】油圧モータ10は、例えば公知方式のよう
に、交互に配置され且つ油圧モータのロータ及びステー
タのそれぞれに固定された円板積層体、又は、噛合クラ
ッチシステムによって形成されたブレーキ手段を有する
パーキングブレーキ30を備えている。
に、交互に配置され且つ油圧モータのロータ及びステー
タのそれぞれに固定された円板積層体、又は、噛合クラ
ッチシステムによって形成されたブレーキ手段を有する
パーキングブレーキ30を備えている。
【0027】上記パーキングブレーキは、ブレーキ制御
有効位置とブレーキ制御無効位置とをとることができる
ピストン32などの付勢部材を含む。ピストン32がブ
レーキ制御有効位置をとるときブレーキ手段はブレーキ
制御可能な状態へと付勢され、一方、ピストン32がブ
レーキ制御無効位置をとるときブレーキ手段はブレーキ
制御不可能な状態となる。ピストン32は、バネ34な
どの復帰手段によりブレーキ制御有効位置へと常に付勢
されている一方、ブレーキリリース室36に流体を供給
することでブレーキ制御無効位置へと確実に付勢され
る。
有効位置とブレーキ制御無効位置とをとることができる
ピストン32などの付勢部材を含む。ピストン32がブ
レーキ制御有効位置をとるときブレーキ手段はブレーキ
制御可能な状態へと付勢され、一方、ピストン32がブ
レーキ制御無効位置をとるときブレーキ手段はブレーキ
制御不可能な状態となる。ピストン32は、バネ34な
どの復帰手段によりブレーキ制御有効位置へと常に付勢
されている一方、ブレーキリリース室36に流体を供給
することでブレーキ制御無効位置へと確実に付勢され
る。
【0028】油圧回路は、上記ブレーキリリース室36
を、ブレーキが解除されるようにするための第1ブレー
キリリース流体源に連通させることができるブレーキリ
リース選択部38を含む。図示された本実施形態におい
て、ブレーキリリース選択部38は3つのポートと3位
置弁とを含んでおり、その第1及び第2ポートはそれぞ
れ個別に2つのメインダクト12,14に連結され、第
3ポートはブレーキリリースダクト40に連結されてい
る。
を、ブレーキが解除されるようにするための第1ブレー
キリリース流体源に連通させることができるブレーキリ
リース選択部38を含む。図示された本実施形態におい
て、ブレーキリリース選択部38は3つのポートと3位
置弁とを含んでおり、その第1及び第2ポートはそれぞ
れ個別に2つのメインダクト12,14に連結され、第
3ポートはブレーキリリースダクト40に連結されてい
る。
【0029】このブレーキリリース選択部38は、メイ
ンダクト12,14間の圧力差により3ポジション間で
移動可能となっている。図1に示すようにブレーキリリ
ース選択部38が中立ポジションをとる場合、ブレーキ
リリースダクト40は加圧流体源に連結されない。ブレ
ーキリリースダクト40が非加圧リザーバ28に繋がる
流体帰還ダクト42に常に連結されているため、ブレー
キリリース室36が非加圧リザーバ28に連結されるこ
とになり、ブレーキがかかるようになっている。
ンダクト12,14間の圧力差により3ポジション間で
移動可能となっている。図1に示すようにブレーキリリ
ース選択部38が中立ポジションをとる場合、ブレーキ
リリースダクト40は加圧流体源に連結されない。ブレ
ーキリリースダクト40が非加圧リザーバ28に繋がる
流体帰還ダクト42に常に連結されているため、ブレー
キリリース室36が非加圧リザーバ28に連結されるこ
とになり、ブレーキがかかるようになっている。
【0030】一方、メインダクト12内の圧力がメイン
ダクト14内の圧力よりも大きくなると、ブレーキリリ
ース選択部38は第1の能動ポジション38Aをとり、
メインダクト12とブレーキリリースダクト40とにそ
れぞれ連結された第1及び第3ポートが相互に連結され
る。この場合、ブレーキリリースダクト40に圧力低減
部43を介して流体を供給することができる。同様に、
ブレーキリリース選択部38が第2の能動ポジション3
8Bをとる場合は、もう1つのメインダクト14を介し
てブレーキリリースダクト40に流体を供給することが
できる。これら両方の場合において、ブレーキリリース
ダクト40と流体帰還ダクト42との間に設けられた絞
り41により、ブレーキリリース室36に対して十分な
ブレーキリリース圧力を得ることができるようになって
いる。
ダクト14内の圧力よりも大きくなると、ブレーキリリ
ース選択部38は第1の能動ポジション38Aをとり、
メインダクト12とブレーキリリースダクト40とにそ
れぞれ連結された第1及び第3ポートが相互に連結され
る。この場合、ブレーキリリースダクト40に圧力低減
部43を介して流体を供給することができる。同様に、
ブレーキリリース選択部38が第2の能動ポジション3
8Bをとる場合は、もう1つのメインダクト14を介し
てブレーキリリースダクト40に流体を供給することが
できる。これら両方の場合において、ブレーキリリース
ダクト40と流体帰還ダクト42との間に設けられた絞
り41により、ブレーキリリース室36に対して十分な
ブレーキリリース圧力を得ることができるようになって
いる。
【0031】このように、第1ブレーキリリース流体源
は、油圧回路のメインポンプ16、又は、少なくともブ
ースターポンプ18から構成されたものである。
は、油圧回路のメインポンプ16、又は、少なくともブ
ースターポンプ18から構成されたものである。
【0032】油圧回路は、2つの配置形態をとることの
できる短絡選択バルブ44を含む。この短絡選択バルブ
44は、各メインダクト12,14に個別に連結された
2つのメインポート12A,14Aを有する。短絡選択
バルブ44はさらに2つの選択ポート40A,36Aを
有し、選択ポート40Aはブレーキリリースダクト40
に連結され、また選択ポート36Aは連結ダクト36B
を介してブレーキリリース室36に連結されている。
できる短絡選択バルブ44を含む。この短絡選択バルブ
44は、各メインダクト12,14に個別に連結された
2つのメインポート12A,14Aを有する。短絡選択
バルブ44はさらに2つの選択ポート40A,36Aを
有し、選択ポート40Aはブレーキリリースダクト40
に連結され、また選択ポート36Aは連結ダクト36B
を介してブレーキリリース室36に連結されている。
【0033】短絡選択バルブ44が第1の配置44Aを
とる場合、図1に示すように、メインポート12A,1
4Aは互いに離隔されているが、選択ポート40A,3
6Aは相互に連結されている。その結果、各メインダク
ト12,14を断絶し、油圧モータ10を正常に駆動さ
せることができる。また、ブレーキリリースダクト40
はブレーキリリース室36に連結されているため、ブレ
ーキリリース選択部38によりブレーキが解除されるよ
うにできる。これは、上記ブレーキリリース選択部38
により、ブレーキリリースダクト40が2つのメインダ
クト12,14のいずれに連結されるかを選択でき、ブ
レーキリリース流体をブレーキリリース室36に供給す
るかブレーキリリース室36を空にするかを選択的に行
うことができるからである。
とる場合、図1に示すように、メインポート12A,1
4Aは互いに離隔されているが、選択ポート40A,3
6Aは相互に連結されている。その結果、各メインダク
ト12,14を断絶し、油圧モータ10を正常に駆動さ
せることができる。また、ブレーキリリースダクト40
はブレーキリリース室36に連結されているため、ブレ
ーキリリース選択部38によりブレーキが解除されるよ
うにできる。これは、上記ブレーキリリース選択部38
により、ブレーキリリースダクト40が2つのメインダ
クト12,14のいずれに連結されるかを選択でき、ブ
レーキリリース流体をブレーキリリース室36に供給す
るかブレーキリリース室36を空にするかを選択的に行
うことができるからである。
【0034】短絡選択バルブ44が第2の配置44Bを
とる場合、メインポート12A,14Aは相互に連結さ
れているが、選択ポート40A,36Aは互いに離隔さ
れている。この場合は牽引が可能である。メインポート
12A,14Aを相互に連結させることで各メインダク
ト12,14が連通するため、油圧モータ10への供給
及び排出のそれぞれを個別に担うメインダクト間で圧力
差が生じるのを防ぐことができ、これにより、油圧モー
タ10をフリーホイールモードで駆動することが可能と
なる。また、ブレーキリリース室36はブレーキリリー
スダクト40と断絶されており、この場合、ブレーキリ
リースダクト40には、たとえメインポンプ16及びブ
ースターポンプ18から圧力により流体の供給が行われ
なくても、第2ブレーキリリース流体源を介して流体の
供給を行うことができる。
とる場合、メインポート12A,14Aは相互に連結さ
れているが、選択ポート40A,36Aは互いに離隔さ
れている。この場合は牽引が可能である。メインポート
12A,14Aを相互に連結させることで各メインダク
ト12,14が連通するため、油圧モータ10への供給
及び排出のそれぞれを個別に担うメインダクト間で圧力
差が生じるのを防ぐことができ、これにより、油圧モー
タ10をフリーホイールモードで駆動することが可能と
なる。また、ブレーキリリース室36はブレーキリリー
スダクト40と断絶されており、この場合、ブレーキリ
リースダクト40には、たとえメインポンプ16及びブ
ースターポンプ18から圧力により流体の供給が行われ
なくても、第2ブレーキリリース流体源を介して流体の
供給を行うことができる。
【0035】また、ブレーキリリース室36を油圧モー
タ10の補助オリフィスに常に連結させてもよい。車両
が正常に走行している間は、上記補助オリフィスを例え
ばストッパ又は他の適切な手段により閉鎖する。また逆
に牽引しなければならないときは、ブレーキが解除され
るようにするため、補助オリフィスを開放し、手動ポン
プなどの第2ブレーキリリース流体源又は補助モータに
より操作されるポンプに当該補助オリフィスを連結させ
る必要がある。
タ10の補助オリフィスに常に連結させてもよい。車両
が正常に走行している間は、上記補助オリフィスを例え
ばストッパ又は他の適切な手段により閉鎖する。また逆
に牽引しなければならないときは、ブレーキが解除され
るようにするため、補助オリフィスを開放し、手動ポン
プなどの第2ブレーキリリース流体源又は補助モータに
より操作されるポンプに当該補助オリフィスを連結させ
る必要がある。
【0036】本実施形態は上記と少々異なり、短絡選択
バルブ44が補助ブレーキリリースダクト46に連結さ
れた第5のポート46Aを有している。補助ブレーキリ
リースダクト46は、その端部46Bにおいて、第2ブ
レーキリリース流体源48に連結されてよい。補助ブレ
ーキリリースダクトの端部46Bを通常ストッパで閉鎖
してよく、これにより、必要に応じて端部46Bを開放
して第2ブレーキリリース流体源48に連通させるだけ
で、油圧モータ10を含むトランスミッションを持つ車
両を牽引することができる。短絡選択バルブ44が第2
の配置44Bをとる場合、選択ポート36A及び第5の
ポート46Aは相互に連結されると共に、ブレーキリリ
ースダクト40に連結された選択ポート40Aと断絶さ
れる。
バルブ44が補助ブレーキリリースダクト46に連結さ
れた第5のポート46Aを有している。補助ブレーキリ
リースダクト46は、その端部46Bにおいて、第2ブ
レーキリリース流体源48に連結されてよい。補助ブレ
ーキリリースダクトの端部46Bを通常ストッパで閉鎖
してよく、これにより、必要に応じて端部46Bを開放
して第2ブレーキリリース流体源48に連通させるだけ
で、油圧モータ10を含むトランスミッションを持つ車
両を牽引することができる。短絡選択バルブ44が第2
の配置44Bをとる場合、選択ポート36A及び第5の
ポート46Aは相互に連結されると共に、ブレーキリリ
ースダクト40に連結された選択ポート40Aと断絶さ
れる。
【0037】好ましくは、図1に示すように、補助ブレ
ーキリリースダクト46は、流体が第2ブレーキリリー
ス流体源48からブレーキリリース室36への方向にの
み移動可能とする逆止めバルブ47を備える。これによ
り、特に補助ブレーキリリースダクトの端部46Bが開
放されて補助ブレーキリリースダクト46と第2ブレー
キリリース流体源48とが連通した場合に、流体がブレ
ーキリリース室36から補助ブレーキリリースダクト4
6を通じて外部へ漏出しないようにすることができる。
ーキリリースダクト46は、流体が第2ブレーキリリー
ス流体源48からブレーキリリース室36への方向にの
み移動可能とする逆止めバルブ47を備える。これによ
り、特に補助ブレーキリリースダクトの端部46Bが開
放されて補助ブレーキリリースダクト46と第2ブレー
キリリース流体源48とが連通した場合に、流体がブレ
ーキリリース室36から補助ブレーキリリースダクト4
6を通じて外部へ漏出しないようにすることができる。
【0038】好ましくは、短絡選択バルブ44は非加圧
リザーバ28に連結された1つの帰還ポートを備え、当
該短絡選択バルブ44が第2の配置44Bをとる場合
に、メインポート12A,14Aが帰還ポートに連結さ
れるようにする。上述したように、本実施形態におい
て、選択ポート40Aは流体帰還ダクト42を介して非
加圧リザーバ28に常に連結されたブレーキリリースダ
クト40に繋がっている。したがって、選択ポート40
Aはブレーキリリースダクト40に連結された選択ポー
トであると共に、上述の帰還ポートでもある。第2の配
置44Bにおいて、メインポート12A,14A及び選
択ポート40Aが相互に連結されているのが図1に示さ
れている。
リザーバ28に連結された1つの帰還ポートを備え、当
該短絡選択バルブ44が第2の配置44Bをとる場合
に、メインポート12A,14Aが帰還ポートに連結さ
れるようにする。上述したように、本実施形態におい
て、選択ポート40Aは流体帰還ダクト42を介して非
加圧リザーバ28に常に連結されたブレーキリリースダ
クト40に繋がっている。したがって、選択ポート40
Aはブレーキリリースダクト40に連結された選択ポー
トであると共に、上述の帰還ポートでもある。第2の配
置44Bにおいて、メインポート12A,14A及び選
択ポート40Aが相互に連結されているのが図1に示さ
れている。
【0039】油圧モータ10は、漏体帰還ダクト11を
介して非加圧リザーバ28に連結された1つの漏体帰還
オリフィスを備えている。本実施形態において、流体帰
還ダクト42は濾体帰還ダクト11を介して非加圧リザ
ーバ28に連結されていることがわかる。したがって、
短絡選択バルブ44の帰還ポートは、濾体帰還ダクト1
1を介して非加圧リザーバ28に連結されている。
介して非加圧リザーバ28に連結された1つの漏体帰還
オリフィスを備えている。本実施形態において、流体帰
還ダクト42は濾体帰還ダクト11を介して非加圧リザ
ーバ28に連結されていることがわかる。したがって、
短絡選択バルブ44の帰還ポートは、濾体帰還ダクト1
1を介して非加圧リザーバ28に連結されている。
【0040】短絡選択バルブ44は、様々なタイプの適
切なコントロール手段50によって、第1及び第2構成
部材44A,44B間において移動可能である。
切なコントロール手段50によって、第1及び第2構成
部材44A,44B間において移動可能である。
【0041】短絡選択バルブ44は、油圧モータ10と
同一ブロック内に配置されている。より正確には、油圧
モータ10とパーキングブレーキとはサブブロックB1
に含まれ、ブレーキリリース選択部38と短絡選択バル
ブ44とはサブブロックB2に含まれており、これらサ
ブブロックB1,B2によって1つの油圧ブロックが形
成されている。図7を参照して後述するように、短絡選
択バルブ44は油圧モータ10のケーシング内に一体成
形されてよい。
同一ブロック内に配置されている。より正確には、油圧
モータ10とパーキングブレーキとはサブブロックB1
に含まれ、ブレーキリリース選択部38と短絡選択バル
ブ44とはサブブロックB2に含まれており、これらサ
ブブロックB1,B2によって1つの油圧ブロックが形
成されている。図7を参照して後述するように、短絡選
択バルブ44は油圧モータ10のケーシング内に一体成
形されてよい。
【0042】次に、図2に示す油圧回路について述べ
る。なお、図1と同様の構成要素については同一参照符
号で示している。図1及び図2に示す油圧回路の相異点
は、ブレーキが解除されるように制御するコントロール
手段、及びブレーキリリース選択部についてである。図
2では、ブレーキリリースダクト40が電磁弁などの2
位置弁のブレーキリリース選択部68に直接連結されて
いる。第1ブレーキリリース流体源は、流体をブレーキ
リリース供給ダクト72に供給可能なポンプ70から構
成される。ブレーキリリース選択部68は3つのポー
ト、即ちブレーキリリースダクト40に繋がる第1ポー
ト40Bと、ブレーキリリース供給ダクト72に繋がる
第2ポート72Aと、帰還ダクト74に繋がる第3ポー
ト74Aとを備えている。
る。なお、図1と同様の構成要素については同一参照符
号で示している。図1及び図2に示す油圧回路の相異点
は、ブレーキが解除されるように制御するコントロール
手段、及びブレーキリリース選択部についてである。図
2では、ブレーキリリースダクト40が電磁弁などの2
位置弁のブレーキリリース選択部68に直接連結されて
いる。第1ブレーキリリース流体源は、流体をブレーキ
リリース供給ダクト72に供給可能なポンプ70から構
成される。ブレーキリリース選択部68は3つのポー
ト、即ちブレーキリリースダクト40に繋がる第1ポー
ト40Bと、ブレーキリリース供給ダクト72に繋がる
第2ポート72Aと、帰還ダクト74に繋がる第3ポー
ト74Aとを備えている。
【0043】図示されているブレーキリリース選択部6
8は第1ポジション68Aをとっており、上記第1ポー
ト40Bと第3ポート74Aとが連結されている。この
場合、ブレーキリリースダクト40は非加圧リザーバ2
8に連通する。また、ブレーキリリース選択部68が第
2ポジション68Bをとると、第1ポート40Bと第2
ポート72Aとが連結され、ブレーキリリースダクト4
0がポンプ70に連通する。したがって、短絡選択バル
ブ44が第1の配置44Aをとるときはブレーキリリー
ス選択部68を操作するだけでブレーキが解除されるよ
うにできる。つまり、ブレーキリリース選択部68が第
1ポジション68Aをとると、ブレーキリリースダクト
40と非加圧リザーバ28とが連結し、ブレーキリリー
ス室36を空にすることができる。一方、ブレーキリリ
ース選択部68が第2ポジション68Bをとると、ブレ
ーキリリースダクト40を介してポンプ70からブレー
キリリース室36に流体を供給することができる。一
方、短絡選択バルブ44が第2の配置44Bをとる場合
は、図1を参照して上述したように、ブレーキリリース
流体である第2ブレーキリリース流体源48のみによっ
てブレーキが解除されるようにできる。
8は第1ポジション68Aをとっており、上記第1ポー
ト40Bと第3ポート74Aとが連結されている。この
場合、ブレーキリリースダクト40は非加圧リザーバ2
8に連通する。また、ブレーキリリース選択部68が第
2ポジション68Bをとると、第1ポート40Bと第2
ポート72Aとが連結され、ブレーキリリースダクト4
0がポンプ70に連通する。したがって、短絡選択バル
ブ44が第1の配置44Aをとるときはブレーキリリー
ス選択部68を操作するだけでブレーキが解除されるよ
うにできる。つまり、ブレーキリリース選択部68が第
1ポジション68Aをとると、ブレーキリリースダクト
40と非加圧リザーバ28とが連結し、ブレーキリリー
ス室36を空にすることができる。一方、ブレーキリリ
ース選択部68が第2ポジション68Bをとると、ブレ
ーキリリースダクト40を介してポンプ70からブレー
キリリース室36に流体を供給することができる。一
方、短絡選択バルブ44が第2の配置44Bをとる場合
は、図1を参照して上述したように、ブレーキリリース
流体である第2ブレーキリリース流体源48のみによっ
てブレーキが解除されるようにできる。
【0044】次に、図3を参照しつつ、本発明に係る短
絡選択バルブの一例について述べる。本実施形態の短絡
選択バルブ144は、外胴部182に設けられた孔18
3の内側に(例えばネジ締めにより)固定されたバルブ
本体180を備えている。外胴部182は、後述のよう
に、油圧モータのケーシングの一部であってよい。バル
ブ本体180には移動部材184が内装されており、こ
の移動部材184は外胴部182の外側に延長され開口
されたバルブ本体180端部において移動可能となって
いる。例えば、外胴部182の自由端180Aには、当
該外胴部182内にバルブ本体180をねじ込むことが
できるようにナットが支持されると共に、貫通孔が設け
られ、そしてその貫通孔にストッパ186が設置されて
いる。ストッパ186に対向する移動部材の端部184
Aは、適切な手段により回転可能な形状に形成されてい
る。例えば、移動部材の端部184Aには、六角スパナ
などを嵌合するための面を持つ1つの穴又は凹部185
が設けられている。
絡選択バルブの一例について述べる。本実施形態の短絡
選択バルブ144は、外胴部182に設けられた孔18
3の内側に(例えばネジ締めにより)固定されたバルブ
本体180を備えている。外胴部182は、後述のよう
に、油圧モータのケーシングの一部であってよい。バル
ブ本体180には移動部材184が内装されており、こ
の移動部材184は外胴部182の外側に延長され開口
されたバルブ本体180端部において移動可能となって
いる。例えば、外胴部182の自由端180Aには、当
該外胴部182内にバルブ本体180をねじ込むことが
できるようにナットが支持されると共に、貫通孔が設け
られ、そしてその貫通孔にストッパ186が設置されて
いる。ストッパ186に対向する移動部材の端部184
Aは、適切な手段により回転可能な形状に形成されてい
る。例えば、移動部材の端部184Aには、六角スパナ
などを嵌合するための面を持つ1つの穴又は凹部185
が設けられている。
【0045】移動部材184は、バルブ本体182に設
けられた孔181に内装されている。移動部材184の
端部184Aにはネジ山が形成され、孔181の一部に
備えられたネジ立てと共働するようになっており、これ
により、移動部材184とバルブ本体182とがねじ込
みにより共働可能になっている。移動部材184を2ポ
ジション間で移動させるためには、ストッパ186を取
り外し、六角スパナなどを用いて移動部材184螺旋状
に回転させるだけでよい。このように、ねじ込みにより
移動部材184を孔181内で平行移動させることがで
きる。
けられた孔181に内装されている。移動部材184の
端部184Aにはネジ山が形成され、孔181の一部に
備えられたネジ立てと共働するようになっており、これ
により、移動部材184とバルブ本体182とがねじ込
みにより共働可能になっている。移動部材184を2ポ
ジション間で移動させるためには、ストッパ186を取
り外し、六角スパナなどを用いて移動部材184螺旋状
に回転させるだけでよい。このように、ねじ込みにより
移動部材184を孔181内で平行移動させることがで
きる。
【0046】移動部材184の上記端部184Aと反対
側の端部には、当該移動部材184が第1ポジションを
とるとき外胴部182に備えられた基底部182’と共
働するヘッド184Bが設けられている。ヘッド184
Bは、バルブ本体180の自由端180Aとは反対側の
端部180Bから離れる方向に延在している。
側の端部には、当該移動部材184が第1ポジションを
とるとき外胴部182に備えられた基底部182’と共
働するヘッド184Bが設けられている。ヘッド184
Bは、バルブ本体180の自由端180Aとは反対側の
端部180Bから離れる方向に延在している。
【0047】短絡選択バルブ144における2つのメイ
ンポート112A,114Aは、互いに基底部182’
から離隔されている。これらメインポート112A,1
14Aは、外胴部182に設けられたダクトにより構成
され、油圧モータのメインダクトと連通可能になってい
る。したがって、基底部182’をヘッド184Bと共
働させることで移動部材184の位置が変わり、2つの
メインポートが互いに連結されたり断絶されたりする。
ンポート112A,114Aは、互いに基底部182’
から離隔されている。これらメインポート112A,1
14Aは、外胴部182に設けられたダクトにより構成
され、油圧モータのメインダクトと連通可能になってい
る。したがって、基底部182’をヘッド184Bと共
働させることで移動部材184の位置が変わり、2つの
メインポートが互いに連結されたり断絶されたりする。
【0048】2つの選択ポート136A,140Aはバ
ルブ本体180に設けられた2つのダクトによってそれ
ぞれ構成され、また、外胴部182には連通孔137
A,141Aが設けられている。これら連通孔137
A,141Aは上記2つの選択ポート136A,140
Aのそれぞれに相当する位置に設けられ、2つのダクト
136A,140Aを孔181に常に連通させている。
これら連通孔137A,141Aはそれぞれブレーキリ
リース室とブレーキリリースダクトとに連通している。
ルブ本体180に設けられた2つのダクトによってそれ
ぞれ構成され、また、外胴部182には連通孔137
A,141Aが設けられている。これら連通孔137
A,141Aは上記2つの選択ポート136A,140
Aのそれぞれに相当する位置に設けられ、2つのダクト
136A,140Aを孔181に常に連通させている。
これら連通孔137A,141Aはそれぞれブレーキリ
リース室とブレーキリリースダクトとに連通している。
【0049】このように、2つのメインポート112
A,114A及び2つの選択ポート136A,140A
は、孔181内に開口している。また、短絡選択バルブ
144は、2つのメインポート112A,114Aから
構成された第1セットと2つの選択ポート136A,1
40Aから構成された第2セットとの間にシールを供給
するためのシール手段を備えている。図3に示す実施形
態において、上記シール手段は、移動部材184の外表
面に形成された溝に配置され、孔181の内壁平坦部と
共働する一又は複数のガスケット188から構成されて
いる。好ましくは、上記のようなガスケット188を省
略して、移動部材184を孔181内にぴったりと嵌合
させてシールし、孔181における上述の第1及び第2
セットを離隔する部分にほとんど間隙が生じないように
しつつ移動部材184と孔181とを共働させる。間隙
や製造上の公差にもよるが、このようにしてほぼ完全に
流体が漏れないようにすることができる。
A,114A及び2つの選択ポート136A,140A
は、孔181内に開口している。また、短絡選択バルブ
144は、2つのメインポート112A,114Aから
構成された第1セットと2つの選択ポート136A,1
40Aから構成された第2セットとの間にシールを供給
するためのシール手段を備えている。図3に示す実施形
態において、上記シール手段は、移動部材184の外表
面に形成された溝に配置され、孔181の内壁平坦部と
共働する一又は複数のガスケット188から構成されて
いる。好ましくは、上記のようなガスケット188を省
略して、移動部材184を孔181内にぴったりと嵌合
させてシールし、孔181における上述の第1及び第2
セットを離隔する部分にほとんど間隙が生じないように
しつつ移動部材184と孔181とを共働させる。間隙
や製造上の公差にもよるが、このようにしてほぼ完全に
流体が漏れないようにすることができる。
【0050】以上のように、2つのメインポート112
A,114Aと2つの選択ポート136A,140Aと
は、孔181内の2つの異なる領域において開口すると
共に、移動部材184の外表面と共働するシール手段
(ガスケット188又は間隙を減少させること)により
離隔されている。
A,114Aと2つの選択ポート136A,140Aと
は、孔181内の2つの異なる領域において開口すると
共に、移動部材184の外表面と共働するシール手段
(ガスケット188又は間隙を減少させること)により
離隔されている。
【0051】移動部材184は、シール手段188と移
動部材の端部184Aとの間において、選択ポート13
6A,140Aを互いに連結させるための連結手段を備
えている。連結手段は、例えば凹み190が形成された
欠損部分によって構成されてよい。図3に示すように、
移動部材184が第1ポジションをとるとき、凹み19
0は各選択ポート136A,140Aに相当する位置に
ある。そして移動部材184が矢印Fの方向に移動して
第2ポジションをとると、凹み190とガスケット18
8との間の傾斜部外表面にあたるシール部191と、2
つのダクト140A,136Aの間の孔181内壁に形
成されたシール部192とが共働可能になる。したがっ
て、移動部材184が第2ポジションをとるとき、選択
ポート136a,140Aは互いに断絶されるが、ヘッ
ド184Bをバルブ本体180に近づく方向に移動させ
ることでメインポート112A,114Aは互いに連通
可能になる。
動部材の端部184Aとの間において、選択ポート13
6A,140Aを互いに連結させるための連結手段を備
えている。連結手段は、例えば凹み190が形成された
欠損部分によって構成されてよい。図3に示すように、
移動部材184が第1ポジションをとるとき、凹み19
0は各選択ポート136A,140Aに相当する位置に
ある。そして移動部材184が矢印Fの方向に移動して
第2ポジションをとると、凹み190とガスケット18
8との間の傾斜部外表面にあたるシール部191と、2
つのダクト140A,136Aの間の孔181内壁に形
成されたシール部192とが共働可能になる。したがっ
て、移動部材184が第2ポジションをとるとき、選択
ポート136a,140Aは互いに断絶されるが、ヘッ
ド184Bをバルブ本体180に近づく方向に移動させ
ることでメインポート112A,114Aは互いに連通
可能になる。
【0052】また、移動部材184が第2ポジションを
とるときは、メインポート112A,114Aはガスケ
ット188により選択ポート140Aから断絶されてい
る。
とるときは、メインポート112A,114Aはガスケ
ット188により選択ポート140Aから断絶されてい
る。
【0053】移動部材184は、端部184Aにおいて
開口し、且つ凹み190内に至る空洞146をさらに備
えている。この空洞146は補助ブレーキリリースダク
トを構成し、孔181における移動部材184の端部1
84Aに位置する部分が補助ブレーキリリースポート1
46Aを構成する。図3に示すように、短絡選択バルブ
144が第1の配置をとる場合、補助ブレーキリリース
ポート146Aは空洞146を介して2つの選択ポート
136A,140Aに連通する。一方、移動部材184
が第2ポジションをとると、補助ブレーキリリースポー
ト146Aはブレーキリリース室に繋がる選択ポート1
36Aのみと連通する。
開口し、且つ凹み190内に至る空洞146をさらに備
えている。この空洞146は補助ブレーキリリースダク
トを構成し、孔181における移動部材184の端部1
84Aに位置する部分が補助ブレーキリリースポート1
46Aを構成する。図3に示すように、短絡選択バルブ
144が第1の配置をとる場合、補助ブレーキリリース
ポート146Aは空洞146を介して2つの選択ポート
136A,140Aに連通する。一方、移動部材184
が第2ポジションをとると、補助ブレーキリリースポー
ト146Aはブレーキリリース室に繋がる選択ポート1
36Aのみと連通する。
【0054】次に、図4(a),(b)について述べ
る。ここで、図3と同様の構成要素は図3の参照符号に
100を加算した符号で示されている。バルブ本体28
0は図3に示したバルブ本体180よりも長く、第1の
メインポート212Aはバルブ本体280の端部280
Bに形成され、第2のメインポート214A及び2つの
選択ポート236A,240Aはバルブ本体の両端28
0A,280B間に軸方向に3つ連続して形成されてい
る。図4(a)に示すように、移動部材284が第1ポ
ジションをとるとき、メインポート212A,214A
は互いに断絶され、選択ポート240A,236Aは連
通する。
る。ここで、図3と同様の構成要素は図3の参照符号に
100を加算した符号で示されている。バルブ本体28
0は図3に示したバルブ本体180よりも長く、第1の
メインポート212Aはバルブ本体280の端部280
Bに形成され、第2のメインポート214A及び2つの
選択ポート236A,240Aはバルブ本体の両端28
0A,280B間に軸方向に3つ連続して形成されてい
る。図4(a)に示すように、移動部材284が第1ポ
ジションをとるとき、メインポート212A,214A
は互いに断絶され、選択ポート240A,236Aは連
通する。
【0055】図3に示した移動部材184と同様に、移
動部材284はねじ込みにより2ポジション間で移動可
能となっている。図4(b)は、移動部材284を図4
(a)の状態から矢印Fの方向に移動し、第2ポジショ
ンに至った状態である。この場合、選択ポート236A
は、選択ポート240Aと断絶され、補助ブレーキリリ
ースダクト246を介して補助ブレーキリリースポート
246Aに連通している。補助ブレーキリリースダクト
246は、移動部材284の一端284Aに設けられた
第1の空洞から構成される。また、移動部材284は、
一端284Aと反対側の他端284Bに設けられた第2
の空洞294を有する。この第2の空洞294は、29
4Aにおいて移動部材284中央で軸方向の外表面に向
けて開口すると共に、移動部材の他端284Bにおける
294Bにおいても開口している。図4(a)に示すよ
うに移動部材284が第1ポジションをとるとき、第2
の空洞の開口部294Aは移動部材284と孔281の
内壁との共働により閉鎖される。一方、移動部材284
が第2ポジションをとると、開口部294Aが選択ポー
ト240Aに対向配置され、メインポート212A,2
14Aは選択ポート240Aと連通する。このとき、図
1において短絡選択バルブ44が第2の配置44Bをと
る場合について上述したように、油圧モータのメインダ
クトは非加圧リザーバと連通する。
動部材284はねじ込みにより2ポジション間で移動可
能となっている。図4(b)は、移動部材284を図4
(a)の状態から矢印Fの方向に移動し、第2ポジショ
ンに至った状態である。この場合、選択ポート236A
は、選択ポート240Aと断絶され、補助ブレーキリリ
ースダクト246を介して補助ブレーキリリースポート
246Aに連通している。補助ブレーキリリースダクト
246は、移動部材284の一端284Aに設けられた
第1の空洞から構成される。また、移動部材284は、
一端284Aと反対側の他端284Bに設けられた第2
の空洞294を有する。この第2の空洞294は、29
4Aにおいて移動部材284中央で軸方向の外表面に向
けて開口すると共に、移動部材の他端284Bにおける
294Bにおいても開口している。図4(a)に示すよ
うに移動部材284が第1ポジションをとるとき、第2
の空洞の開口部294Aは移動部材284と孔281の
内壁との共働により閉鎖される。一方、移動部材284
が第2ポジションをとると、開口部294Aが選択ポー
ト240Aに対向配置され、メインポート212A,2
14Aは選択ポート240Aと連通する。このとき、図
1において短絡選択バルブ44が第2の配置44Bをと
る場合について上述したように、油圧モータのメインダ
クトは非加圧リザーバと連通する。
【0056】さらに、図4(b)では、ストッパ286
が取り外され、連結部材296がバルブ本体280の一
端280A近傍から孔281内にねじ込まれており、第
2ブレーキリリース流体源(図示せず)からの流体を補
助ブレーキリリースダクト246に供給できるようにな
っている。
が取り外され、連結部材296がバルブ本体280の一
端280A近傍から孔281内にねじ込まれており、第
2ブレーキリリース流体源(図示せず)からの流体を補
助ブレーキリリースダクト246に供給できるようにな
っている。
【0057】図5は、図4(a),(b)に示した短絡
選択バルブの変形例であり、図4と同様の構成要素につ
いては同一参照符号で示している。図5に示す短絡選択
バルブ344の移動部材384は、図4の移動部材28
4と少々異なり、補助ブレーキリリースダクト346内
に逆止めバルブを備えている。補助ブレーキリリースダ
クト346が設けられた移動部材の一端384Aには、
ばね347’により一端384Aに向けて常に付勢され
た球体347などが、一端384Aから移動部材に設け
られた孔にねじ込まれた補助部384’によって保持さ
れている。
選択バルブの変形例であり、図4と同様の構成要素につ
いては同一参照符号で示している。図5に示す短絡選択
バルブ344の移動部材384は、図4の移動部材28
4と少々異なり、補助ブレーキリリースダクト346内
に逆止めバルブを備えている。補助ブレーキリリースダ
クト346が設けられた移動部材の一端384Aには、
ばね347’により一端384Aに向けて常に付勢され
た球体347などが、一端384Aから移動部材に設け
られた孔にねじ込まれた補助部384’によって保持さ
れている。
【0058】逆止めバルブ347,347’によって流
体が選択ポート236Aから補助ブレーキリリースポー
ト246Aへ流れないようになっているということ以外
については、この短絡選択バルブ344は図4の短絡選
択バルブ244と同様に動作する。さらに、移動部材の
一端384A近傍の外表面と移動部材384が内装され
た孔381の内壁との間は、ガスケット297によりシ
ールされている。
体が選択ポート236Aから補助ブレーキリリースポー
ト246Aへ流れないようになっているということ以外
については、この短絡選択バルブ344は図4の短絡選
択バルブ244と同様に動作する。さらに、移動部材の
一端384A近傍の外表面と移動部材384が内装され
た孔381の内壁との間は、ガスケット297によりシ
ールされている。
【0059】このように補助部384’を備えた移動部
材384を第2ポジションに移動させるには、ストッパ
286を取り外した後スパナのようなねじ回し工具を用
いて、補助部384’とその自由端に形成された嵌合面
385とを共働させ、移動部材384と補助部384’
とが共に適切な方向に回転させる必要がある。また、こ
れら移動部材384と補助部384’とを反対方向に回
転させることで、再び第1ポジションに戻すこともでき
る。なお、移動部材384と補助部384’とが互いに
異なる方向に回転するのを防ぐため、移動部材384と
補助部384’とを接着剤などで固定してよい。
材384を第2ポジションに移動させるには、ストッパ
286を取り外した後スパナのようなねじ回し工具を用
いて、補助部384’とその自由端に形成された嵌合面
385とを共働させ、移動部材384と補助部384’
とが共に適切な方向に回転させる必要がある。また、こ
れら移動部材384と補助部384’とを反対方向に回
転させることで、再び第1ポジションに戻すこともでき
る。なお、移動部材384と補助部384’とが互いに
異なる方向に回転するのを防ぐため、移動部材384と
補助部384’とを接着剤などで固定してよい。
【0060】補助部384’を第1の工具によりねじ込
んで移動部材384の一端384Aに設置するとき、第
2の工具を第2の空洞294の自由端294Bにおいて
適切な形状に形成された部分に嵌合させ、移動部材38
4を保持しておく。
んで移動部材384の一端384Aに設置するとき、第
2の工具を第2の空洞294の自由端294Bにおいて
適切な形状に形成された部分に嵌合させ、移動部材38
4を保持しておく。
【0061】図6はもう1つの変形例を示しており、こ
の場合、補助部384’を移動部材384に設置するの
に上述のように2つの工具を用いる必要がない。移動部
材384の軸方向の外表面、例えば自由端384Bと第
2の空洞294の開口部294Aとの間における移動部
材384の軸方向の外表面には、一又は複数の長手方向
の溝398が設けられている。短絡選択バルブ444の
バルブ本体380には溝398に嵌合するピン399な
どの固定手段が備えられ、移動部材384が回転しない
ようにしている。これにより、移動部材384をバルブ
本体380内に装着させた後、補助部384’を移動部
材384の端部に設置できるようになっている。
の場合、補助部384’を移動部材384に設置するの
に上述のように2つの工具を用いる必要がない。移動部
材384の軸方向の外表面、例えば自由端384Bと第
2の空洞294の開口部294Aとの間における移動部
材384の軸方向の外表面には、一又は複数の長手方向
の溝398が設けられている。短絡選択バルブ444の
バルブ本体380には溝398に嵌合するピン399な
どの固定手段が備えられ、移動部材384が回転しない
ようにしている。これにより、移動部材384をバルブ
本体380内に装着させた後、補助部384’を移動部
材384の端部に設置できるようになっている。
【0062】図7は、本発明に係る短絡選択バルブを備
えた油圧モータを示す。本実施形態における油圧モータ
は、ラジアルピストン及び回転軸を有するものである
が、ロータリーケーシングを有するものであってもよ
い。例えば、特許願FR−A−2558 615及びF
R−A−2 780 450に記載されている種類の油
圧モータであってよい。油圧モータ500のケーシング
は、一体形成された3つの部材500A,500B,5
00Cから構成され、油圧モータのカムは部材500B
の内表面に形成されている。油圧モータ500は、例え
ば縦溝を形成することで円筒部材504に固定すること
により回転が抑制された軸部502を含む。
えた油圧モータを示す。本実施形態における油圧モータ
は、ラジアルピストン及び回転軸を有するものである
が、ロータリーケーシングを有するものであってもよ
い。例えば、特許願FR−A−2558 615及びF
R−A−2 780 450に記載されている種類の油
圧モータであってよい。油圧モータ500のケーシング
は、一体形成された3つの部材500A,500B,5
00Cから構成され、油圧モータのカムは部材500B
の内表面に形成されている。油圧モータ500は、例え
ば縦溝を形成することで円筒部材504に固定すること
により回転が抑制された軸部502を含む。
【0063】油圧モータ500は、パーキングブレーキ
をさらに備えている。本実施形態において、パーキング
ブレーキは、円筒部材504により回転を抑制されると
共に、円筒部材504から離れた端部において例えば第
1の円板積層体530から構成されたブレーキ手段を有
するブレーキシャフト506を含む。例えば上記第1の
円板積層体530間に配置された別の円板積層体から構
成されたブレーキ手段の残り部分は、“ブレーキケーシ
ング”と称される固定ケーシング500Dによって保持
されている。これらの円板はブレーキピストン532に
よりブレーキ接触位置へと付勢され、またこのブレーキ
ピストン532は復帰バネ534により常にブレーキ接
触位置の方向へ付勢されている。ブレーキシステムは、
第1ブレーキリリース流体源又は非加圧リザーバ28に
連通可能なブレーキリリースダクト540を介して流体
を受容するブレーキリリース室536を含む。
をさらに備えている。本実施形態において、パーキング
ブレーキは、円筒部材504により回転を抑制されると
共に、円筒部材504から離れた端部において例えば第
1の円板積層体530から構成されたブレーキ手段を有
するブレーキシャフト506を含む。例えば上記第1の
円板積層体530間に配置された別の円板積層体から構
成されたブレーキ手段の残り部分は、“ブレーキケーシ
ング”と称される固定ケーシング500Dによって保持
されている。これらの円板はブレーキピストン532に
よりブレーキ接触位置へと付勢され、またこのブレーキ
ピストン532は復帰バネ534により常にブレーキ接
触位置の方向へ付勢されている。ブレーキシステムは、
第1ブレーキリリース流体源又は非加圧リザーバ28に
連通可能なブレーキリリースダクト540を介して流体
を受容するブレーキリリース室536を含む。
【0064】油圧モータ500には、2つの独立したメ
インダクト512,514のそれぞれに個別に繋がる2
つのメインオリフィスが設けられている。これらオリフ
ィスは、油圧モータ500のケーシング500C内に開
口している。図7に示す油圧モータを備えた短絡選択バ
ルブ444は図6と同様のものであり、ケーシング50
0Cに設けられた孔583内に設置されている。2つの
メインオリフィス512,514をこの部材500Cの
位置に合うように設置することで、これらメインオリフ
ィス512,514は短絡選択バルブ444の2つのメ
インポート212A,214Aのそれぞれと連通するよ
うになる。短絡選択バルブの第1の選択ポート236A
は、油圧モータのケーシング500Cに形成されたダク
ト236を介してブレーキリリース室536に連結され
している。短絡選択バルブの第2の選択ポート240A
はブレーキリリースダクト540に連結されており、さ
らにこのブレーキリリースダクト540は図2に示した
ものと同様のブレーキリリース選択部68に連結されて
いる。そして当該ブレーキリリース選択部68がとる配
置形態によって、補助ポンプ70から、あるいは、例え
ば油圧モータのケーシングの内部空間505を介して、
またブレーキリリース選択部68が油圧モータのケーシ
ングに含まれていればさらに漏体帰還ダクト511を介
して非加圧リザーバ28に連通させることで、流体の供
給が可能になる。
インダクト512,514のそれぞれに個別に繋がる2
つのメインオリフィスが設けられている。これらオリフ
ィスは、油圧モータ500のケーシング500C内に開
口している。図7に示す油圧モータを備えた短絡選択バ
ルブ444は図6と同様のものであり、ケーシング50
0Cに設けられた孔583内に設置されている。2つの
メインオリフィス512,514をこの部材500Cの
位置に合うように設置することで、これらメインオリフ
ィス512,514は短絡選択バルブ444の2つのメ
インポート212A,214Aのそれぞれと連通するよ
うになる。短絡選択バルブの第1の選択ポート236A
は、油圧モータのケーシング500Cに形成されたダク
ト236を介してブレーキリリース室536に連結され
している。短絡選択バルブの第2の選択ポート240A
はブレーキリリースダクト540に連結されており、さ
らにこのブレーキリリースダクト540は図2に示した
ものと同様のブレーキリリース選択部68に連結されて
いる。そして当該ブレーキリリース選択部68がとる配
置形態によって、補助ポンプ70から、あるいは、例え
ば油圧モータのケーシングの内部空間505を介して、
またブレーキリリース選択部68が油圧モータのケーシ
ングに含まれていればさらに漏体帰還ダクト511を介
して非加圧リザーバ28に連通させることで、流体の供
給が可能になる。
【0065】以上に述べたように、本発明に係る短絡選
択バルブは、油圧モータのケーシングに設けた孔内にお
いて、内側に傾斜部を設けた短絡選択バルブのバルブ本
体を介し、移動可能に設置されている。
択バルブは、油圧モータのケーシングに設けた孔内にお
いて、内側に傾斜部を設けた短絡選択バルブのバルブ本
体を介し、移動可能に設置されている。
【0066】ケーシング500C又は例えばブレーキカ
バー500Dなどその他のケーシングは、好ましくは、
短絡選択バルブの補助ブレーキリリースポートに連結さ
れた1つの補助ブレーキリリースオリフィスを有する。
しかしながら、図7に示すように、補助ブレーキリリー
スオリフィスを油圧モータ外部に開口するよう短絡選択
バルブの端部に形成し、ストッパ286により閉鎖して
よい。
バー500Dなどその他のケーシングは、好ましくは、
短絡選択バルブの補助ブレーキリリースポートに連結さ
れた1つの補助ブレーキリリースオリフィスを有する。
しかしながら、図7に示すように、補助ブレーキリリー
スオリフィスを油圧モータ外部に開口するよう短絡選択
バルブの端部に形成し、ストッパ286により閉鎖して
よい。
【図1】本発明に係る油圧回路の一実施形態を示す図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る油圧回路の別の実施形態を示す図
である。
である。
【図3】本発明に係る短絡選択バルブの軸方向断面図で
ある。
ある。
【図4】(a)は短絡選択バルブの第1変形例における
第1の構成を示す図である。(b)は短絡選択バルブの
第1変形例における第2の構成を示す図である。
第1の構成を示す図である。(b)は短絡選択バルブの
第1変形例における第2の構成を示す図である。
【図5】短絡選択バルブの第2変形例を示す図4と同様
の図である。
の図である。
【図6】短絡選択バルブの第3変形例を示す図4と同様
の図である。
の図である。
【図7】本発明に係る短絡選択バルブを備えた油圧モー
タの軸方向断面図である。
タの軸方向断面図である。
10 油圧モータ
12,14 メインダクト
12A,14A メインポート
30 パーキングブレーキ
32 ピストン(パーキングブレーキ)
36 ブレーキリリース室
36A,40A 選択ポート
38 ブレーキリリース選択部(ブレーキリリース制御
手段) 40 ブレーキリリースダクト 44 短絡選択バルブ 44A 第1の配置 44B 第2の配置 50 コントロール手段
手段) 40 ブレーキリリースダクト 44 短絡選択バルブ 44A 第1の配置 44B 第2の配置 50 コントロール手段
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(72)発明者 アラン マンガノ
フランス 60350 ヴィユームーラン ア
ンパス ドゥ フォブール サンピエール
12
(72)発明者 ジャン フィリップ レザン
フランス 60800 クレピアン ヴァロア
リュ ドゥ ゴール 60
(72)発明者 ダニエル リュジカ
フランス 60180 ノジャン スール ワ
ーズ リュ ドゥ ドクトゥール シュヴ
ィツェール 7 レジダンス アンリ I
V
Fターム(参考) 3D048 BB52 CC59 CC64 HH15 HH60
Claims (16)
- 【請求項1】 少なくとも1つの油圧モータ(10;5
00)と、前記油圧モータに対する供給及び排出のそれ
ぞれを個別に担う2つのメインダクト(12,14;5
12,514)と、前記油圧モータのブレーキ制御が可
能な位置へと復帰手段(34;534)により付勢さ
れ、ブレーキリリースダクト(40;550)を介して
ブレーキリリース室(36;536)へ流体を供給する
ことによりブレーキ制御が不可能な位置へと付勢される
のに適したブレーキ手段(30;530)を有するパー
キングブレーキとを備え、 前記ブレーキリリースダクト(40;550)を第1ブ
レーキリリース流体源(16,18;70)に連結させ
るためのブレーキリリース制御手段(38;68)と、
前記ブレーキリリース室(36;536)を非加圧リザ
ーバ(28)に連結させるための手段と、前記供給及び
排出のそれぞれを個別に担う2つのメインダクト(1
2,14;512,514)の断絶及び連結を選択的に
行うための短絡バルブ手段と、前記ブレーキリリースダ
クト(40;550)と前記ブレーキリリース室(3
6;536)との断絶及び連結を選択的に行うための選
択バルブ手段と、前記ブレーキリリース室(36;53
6)が前記ブレーキリリースダクト(40;550)と
断絶されているとき前記ブレーキリリース室(36;5
36)を第2ブレーキリリース流体源(48)に連結さ
せるのに適した補助ブレーキリリース手段(46)とを
さらに備えた油圧回路であって、 前記2つのメインダクト(12,14;512,51
4)のそれぞれに個別に連結された2つのメインポート
(12A,14A;112A,114A;212A,2
14A)と前記ブレーキリリース室(36;536)及
び前記ブレーキリリースダクト(40;550)のそれ
ぞれに個別に連結された2つの選択ポート(36A,4
0A;136A,140A;236A,240A)とを
有する単体の短絡選択バルブ(44;144;244;
344;444)と、前記2つのメインポートを互いに
断絶し且つ前記2つの選択ポートを互いに連結させる第
1の配置(44A)、及び、前記2つのメインポートを
互いに連結させ且つ前記2つの選択ポートを互いに断絶
する第2の配置(44B)をとるように前記短絡選択バ
ルブを制御するためのコントロール手段(50;18
5;285;385)とを備えていることを特徴とする
車両の油圧式トランスミッション用油圧回路。 - 【請求項2】 前記短絡選択バルブ(44;144;2
44;344;444)は、バルブ本体(180;28
0;380)と、前記バルブ本体(180;280;3
80)に設けられた1つの孔(181)内において第1
ポジション及び第2ポジションの間で移動するよう設置
された移動部材(184;284;384,384’)
とを備え、 前記第1ポジション及び第2ポジションによって前記第
1の配置及び第2の配置のそれぞれが決定されることを
特徴とする請求項1に記載の油圧回路。 - 【請求項3】 前記2つのメインポート(112A,1
14A)及び前記2つの選択ポート(136A,140
A)は前記孔(181)内に開口し、 前記短絡選択バルブ(144)は、前記2つのメインポ
ート(112A,114A)から構成された第1セット
と前記2つの選択ポート(136A,140A)から構
成された第2セットとの間にシールを供給するためのシ
ール手段(188)を備えていることを特徴とする請求
項2に記載の油圧回路。 - 【請求項4】 前記2つのメインポート(112A,1
14A)と前記2つの選択ポート(136A,140
A)とは、前記移動部材(184)の外表面と共働する
前記シール手段(188)により離隔された前記孔(1
81)の2つの異なる領域において開口していることを
特徴とする請求項3に記載の油圧回路。 - 【請求項5】 前記補助ブレーキリリース手段は、前記
短絡選択バルブ(44;144;244;344;44
4)が第2の配置(44B)をとるときに前記ブレーキ
リリース室(36;536)を前記第2ブレーキリリー
ス流体源(48)に連結させるのに適した補助ブレーキ
リリースダクト(46;146;246;346)を備
えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
に記載の油圧回路。 - 【請求項6】 前記短絡選択バルブ(44;144;2
44;344;444)は、前記第2ブレーキリリース
流体源(48)に連結されるのに適した1つの補助ブレ
ーキリリースポート(46A;146A;246A)を
さらに備え、前記補助ブレーキリリースダクト(46;
146;246;346)は、前記短絡選択バルブ内に
形成され、前記短絡選択バルブが前記第2の配置(44
B)をとるとき、前記ブレーキリリース室(36)に連
結された前記選択ポート(36A;136A;236
A)を前記補助ブレーキリリースポート(46A;14
6A;246A)に連通させるのに適していることを特
徴とする請求項5に記載の油圧回路。 - 【請求項7】 前記短絡選択バルブ(44;144;2
44;344;444)は、前記メインポート(214
A,214A)が互いに連結され、且つ前記選択ポート
(236A,240A)が互いに連結されて前記補助ブ
レーキリリースダクト(246)に連通するという中間
的な配置をとるのに適していることを特徴とする請求項
6に記載の油圧回路。 - 【請求項8】 前記補助ブレーキリリースダクト(24
6;346)が前記補助ブレーキリリースポート(24
6A)に常に連結されていることを特徴とする請求項1
〜7のいずれか1項に記載の油圧回路。 - 【請求項9】 前記補助ブレーキリリースダクト(24
6;346)は、前記移動部材(184;284;38
4,384’)に形成され、前記孔(181;281;
381)の一端近傍に位置する前記移動部材の軸方向端
部(184A;284A;384A)において開口して
おり、前記補助ブレーキリリースポート(146A;2
46A)が前記孔の前記端部に連通することを特徴とす
る請求項8に記載の油圧回路。 - 【請求項10】 前記短絡選択バルブ(44;144;
244;344;444)を制御するための前記コント
ロール手段(50;185;285;385)は、機械
的な手段であることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
か1項に記載の油圧回路。 - 【請求項11】 前記短絡選択バルブ(44;144;
244;344;444)が、前記供給及び排出を個別
に担う2つのメインダクト(512,514)のそれぞ
れに連通し且つ前記短絡選択バルブにおける前記メイン
ポート(212A;214A)のそれぞれに連通するよ
う形成された2つのメインオリフィスと、前記ブレーキ
リリース室(536)及び前記ブレーキリリースダクト
(540)のそれぞれに連通し且つ前記短絡選択バルブ
における前記選択ポート(236A,240A)のそれ
ぞれに連通するよう形成された2つの補助ダクトとが設
けられた前記油圧モータ(10;500)のケーシング
(500C)に内装されていることを特徴とする請求項
1〜10のいずれか1項に記載の油圧回路。 - 【請求項12】 前記短絡選択バルブ(44;144;
244;344;444)は前記短絡選択バルブの前記
移動部材(184;284;384,384’)を内装
するバルブ本体(180;280)を備え、前記移動部
材は前記油圧モータの前記ケーシング(500C)内の
孔(183;583)において移動可能に保持されてい
ることを特徴とする請求項11に記載の油圧回路。 - 【請求項13】 前記ケーシング(500C)が前記短
絡選択バルブの前記補助ブレーキリリースポートに連結
された補助ブレーキリリースオリフィスを備えているこ
とを特徴とする請求項6、11又は12に記載の油圧回
路。 - 【請求項14】 前記補助ブレーキリリースダクト(4
6)は、流体が前記第2ブレーキリリース流体源(4
8)から前記ブレーキリリース室(36)への方向にの
み移動可能とする逆止めバルブ(47)を備えているこ
とを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の
油圧回路。 - 【請求項15】 前記短絡選択バルブ(44)は、非加
圧リザーバ(28)に連結され、前記短絡選択バルブが
第2の配置(44B)をとるとき前記メインダクト(1
2A,14A)に連通される帰還ポート(40A)を備
えていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1
項に記載の油圧回路。 - 【請求項16】 前記油圧モータ(10)は、前記帰還
ポート(40A)に連結され且つ前記非加圧リザーバ
(28)に連結された漏体帰還ダクト(11)を備えて
いることを特徴とする請求項15に記載の油圧回路。
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