JP2003002075A - 農業用作業車 - Google Patents
農業用作業車Info
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 83
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims abstract description 47
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2つに分割した燃料タンクを機体の左
右両側に装備させる農業用作業車において、機体が左右
に傾く傾斜地作業などで燃料切れを発生させることのな
い適正な作業を可能とさせる。 【解決手段】 エンジン2に燃料を供給する左右燃料
タンク18a・18bを機体左右両側に分割配置させた
農業用作業車において、機体傾斜作業における左右燃料
タンク18a・18bの供給警告状態を表示させる燃料
警告表示部30・31を設ける。
右両側に装備させる農業用作業車において、機体が左右
に傾く傾斜地作業などで燃料切れを発生させることのな
い適正な作業を可能とさせる。 【解決手段】 エンジン2に燃料を供給する左右燃料
タンク18a・18bを機体左右両側に分割配置させた
農業用作業車において、機体傾斜作業における左右燃料
タンク18a・18bの供給警告状態を表示させる燃料
警告表示部30・31を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分割した2つの燃料
タンクを機体の左右両側に配設したトラクタなど農業用
作業車に関する。
タンクを機体の左右両側に配設したトラクタなど農業用
作業車に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、分割した2つの
燃料タンクを機体の左右両側に装備させる構造にあっ
て、燃料の残量を検出する燃料ゲージは左右燃料タンク
の何れか一方に設置されているが、傾斜地作業やプラウ
作業で機体が左右に傾くときには燃料タンクも左右に傾
いて正確な残量の把握が困難であった。つまり図11に
示す如く、左側タンクA1に燃料ゲージBが設置されて
いる場合で、左右タンクA1・A2が左上りに傾いたと
きには燃料の残量を少なく表示し、左下りに傾いたとき
には燃料の残量を多く表示し、燃料の残量が多く表示さ
れた状態で傾斜地作業が続行された場合には、燃料切れ
となって機体が停止するなどの不都合が発生する。
燃料タンクを機体の左右両側に装備させる構造にあっ
て、燃料の残量を検出する燃料ゲージは左右燃料タンク
の何れか一方に設置されているが、傾斜地作業やプラウ
作業で機体が左右に傾くときには燃料タンクも左右に傾
いて正確な残量の把握が困難であった。つまり図11に
示す如く、左側タンクA1に燃料ゲージBが設置されて
いる場合で、左右タンクA1・A2が左上りに傾いたと
きには燃料の残量を少なく表示し、左下りに傾いたとき
には燃料の残量を多く表示し、燃料の残量が多く表示さ
れた状態で傾斜地作業が続行された場合には、燃料切れ
となって機体が停止するなどの不都合が発生する。
【0003】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、エ
ンジンに燃料を供給する左右燃料タンクを機体左右両側
に分割配置させた農業用作業車において、機体傾斜作業
における左右燃料タンクの供給警告状態を表示させる燃
料警告表示部を設けて、水平作業中に左右燃料タンクの
残量を正確に感知し、この残量で傾斜地作業などが適正
に行われることが不可能状態のときにはこれを警告表示
させて、傾斜地作業やプラウ作業など機体姿勢が左右に
傾く作業での作業能率と安定性の向上を図るものであ
る。
ンジンに燃料を供給する左右燃料タンクを機体左右両側
に分割配置させた農業用作業車において、機体傾斜作業
における左右燃料タンクの供給警告状態を表示させる燃
料警告表示部を設けて、水平作業中に左右燃料タンクの
残量を正確に感知し、この残量で傾斜地作業などが適正
に行われることが不可能状態のときにはこれを警告表示
させて、傾斜地作業やプラウ作業など機体姿勢が左右に
傾く作業での作業能率と安定性の向上を図るものであ
る。
【0004】また、燃料の残量を検出する燃料ゲージを
左右燃料タンクにそれぞれ設けると共に、左右燃料タン
クのうち少ない方の残量を燃料警告表示部に表示させ
て、傾斜地作業やプラウ作業など機体姿勢が左右に傾く
作業で、燃料切れを予め感知して、機体を燃料切れ停止
させることない能率良好な作業を可能とさせるものであ
る。
左右燃料タンクにそれぞれ設けると共に、左右燃料タン
クのうち少ない方の残量を燃料警告表示部に表示させ
て、傾斜地作業やプラウ作業など機体姿勢が左右に傾く
作業で、燃料切れを予め感知して、機体を燃料切れ停止
させることない能率良好な作業を可能とさせるものであ
る。
【0005】さらに、機体傾斜作業における左右燃料タ
ンクの供給警告状態を報知させる燃料警告報知部材を燃
料警告表示部に設けて、傾斜地作業やプラウ作業など機
体姿勢が左右に傾いた作業で燃料切れとなるのを、水平
作業時の燃料残量より予め感知し、機体傾斜作業での燃
料切れを未然に防止して、この作業の信頼性を向上させ
るものである。
ンクの供給警告状態を報知させる燃料警告報知部材を燃
料警告表示部に設けて、傾斜地作業やプラウ作業など機
体姿勢が左右に傾いた作業で燃料切れとなるのを、水平
作業時の燃料残量より予め感知し、機体傾斜作業での燃
料切れを未然に防止して、この作業の信頼性を向上させ
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面図
を示し、図中1は農業用作業車であるトラクタであり、
エンジン2を内設させるボンネット3両側に左右の前輪
4・4を装設させ、前記ボンネット3後部に丸形操向ハ
ンドル5を設け、該ハンドル5後方に運転席6を設置さ
せ、運転席6両側外方に左右の後輪7・7を装設させ、
運転席6前側のステップ8に左右ブレーキペダル9・9
及びクラッチペダル10を配設させ、作業者が運転席6
に座乗して走行移動させると共に、トラクタ機体後方に
3点リンク機構11を介し耕耘ロータリ作業機12を昇
降自在に装設させて耕耘作業を行うように構成してい
る。
づいて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面図
を示し、図中1は農業用作業車であるトラクタであり、
エンジン2を内設させるボンネット3両側に左右の前輪
4・4を装設させ、前記ボンネット3後部に丸形操向ハ
ンドル5を設け、該ハンドル5後方に運転席6を設置さ
せ、運転席6両側外方に左右の後輪7・7を装設させ、
運転席6前側のステップ8に左右ブレーキペダル9・9
及びクラッチペダル10を配設させ、作業者が運転席6
に座乗して走行移動させると共に、トラクタ機体後方に
3点リンク機構11を介し耕耘ロータリ作業機12を昇
降自在に装設させて耕耘作業を行うように構成してい
る。
【0007】また、走行主変速レバー13と、作業機1
2を昇降させる昇降レバー14とを運転席6の右側に配
設すると共に、走行副変速レバー15と、作業機12の
出力を変速するPTO変速レバー16を運転席6の左側
に運転キャビン17内で配設させている。
2を昇降させる昇降レバー14とを運転席6の右側に配
設すると共に、走行副変速レバー15と、作業機12の
出力を変速するPTO変速レバー16を運転席6の左側
に運転キャビン17内で配設させている。
【0008】図3乃至図5にも示す如く、前記エンジン
2に燃料を供給する燃料タンク18を2つに分割して機
体の左右両側に配備させるもので、ステップ8の下側で
作業者が乗り降りする左右足踏台19より内側に、分割
された左右燃料タンク18a・18bを配設させ、左燃
料タンク18aの前上面に燃料注入口20を設け、左右
燃料タンク18a・18b間を連通接続させるパイプ2
1に、分岐管22及び燃料ホース23などを介しエンジ
ン2を接続させて、左右燃料タンク18a・18bの燃
料をエンジン2に供給するように構成している。
2に燃料を供給する燃料タンク18を2つに分割して機
体の左右両側に配備させるもので、ステップ8の下側で
作業者が乗り降りする左右足踏台19より内側に、分割
された左右燃料タンク18a・18bを配設させ、左燃
料タンク18aの前上面に燃料注入口20を設け、左右
燃料タンク18a・18b間を連通接続させるパイプ2
1に、分岐管22及び燃料ホース23などを介しエンジ
ン2を接続させて、左右燃料タンク18a・18bの燃
料をエンジン2に供給するように構成している。
【0009】また、左右燃料タンク18a・18b内の
燃料の残量をそれぞれ検出する2つの電気式燃料ゲージ
24a・24bを設けるもので、左右燃料タンク18a
・18b内の燃料液面に浮かべるフロート25の変位に
応じてバイメタルを湾曲させ、湾曲度に比例した電流を
運転席6前方の運転パネル26の燃料ゲージメータ27
に流して、燃料の残量を表示させるように構成してい
る。
燃料の残量をそれぞれ検出する2つの電気式燃料ゲージ
24a・24bを設けるもので、左右燃料タンク18a
・18b内の燃料液面に浮かべるフロート25の変位に
応じてバイメタルを湾曲させ、湾曲度に比例した電流を
運転席6前方の運転パネル26の燃料ゲージメータ27
に流して、燃料の残量を表示させるように構成してい
る。
【0010】図6に示す如く、前記燃料ゲージメータ2
7は指針28の目盛部29に黄色表示の傾斜作業注意ゾ
ーン30と赤色表示の傾斜作業中止ゾーン31を設ける
と共に、指針28が注意ゾーン30内のとき点灯させる
警告用黄色注意ランプ32と、指針28が中止ゾーン3
1内のとき点灯させる警告用赤色中止ランプ33とを設
け、左右燃料タンク18a・18bのうち残量の少ない
方の燃料ゲージ24a或いは24bの残量値をゲージメ
ータ27に表示させるように設けている。そして水平作
業時にあって指針28が注意ゾーン30或いは中止ゾー
ン31に入る状態まで燃料の残量が減少するとき、ラン
プ32或いは33を点灯させると共に、傾斜地作業やプ
ラウ作業などで機体が左右に一定角度以上に傾いた状態
で作業が行われるときランプ32或いは33を点滅させ
るように構成している。なお中止ランプ33の点滅時に
は運転パネル26に設ける警告ブザー34も同時に作動
させるものである。
7は指針28の目盛部29に黄色表示の傾斜作業注意ゾ
ーン30と赤色表示の傾斜作業中止ゾーン31を設ける
と共に、指針28が注意ゾーン30内のとき点灯させる
警告用黄色注意ランプ32と、指針28が中止ゾーン3
1内のとき点灯させる警告用赤色中止ランプ33とを設
け、左右燃料タンク18a・18bのうち残量の少ない
方の燃料ゲージ24a或いは24bの残量値をゲージメ
ータ27に表示させるように設けている。そして水平作
業時にあって指針28が注意ゾーン30或いは中止ゾー
ン31に入る状態まで燃料の残量が減少するとき、ラン
プ32或いは33を点灯させると共に、傾斜地作業やプ
ラウ作業などで機体が左右に一定角度以上に傾いた状態
で作業が行われるときランプ32或いは33を点滅させ
るように構成している。なお中止ランプ33の点滅時に
は運転パネル26に設ける警告ブザー34も同時に作動
させるものである。
【0011】また図7に示す如く、トラクタ本機の左右
傾斜を検出する本機傾斜センサ35と、トラクタ本機の
水平など基準傾き姿勢を設定する傾斜設定器36と、3
点リンク機構11に備えてトラクタ本機に対しロータリ
作業機12を水平制御するローリングシリンダ37とを
設け、前記傾斜センサ35・傾斜設定器36・左右燃料
ゲージ24a・24bをコントローラ38に入力接続さ
せると共に、ローリングシリンダ37・燃料ゲージメー
タ27・注意及び中止ランプ32・33・警告ブザー3
4にコントローラ38を出力接続させて、左右燃料ゲー
ジ24a・24bの検出に基づいたゲージメータ27・
ランプ32・33・ブザー34の各作動を行うように構
成している。
傾斜を検出する本機傾斜センサ35と、トラクタ本機の
水平など基準傾き姿勢を設定する傾斜設定器36と、3
点リンク機構11に備えてトラクタ本機に対しロータリ
作業機12を水平制御するローリングシリンダ37とを
設け、前記傾斜センサ35・傾斜設定器36・左右燃料
ゲージ24a・24bをコントローラ38に入力接続さ
せると共に、ローリングシリンダ37・燃料ゲージメー
タ27・注意及び中止ランプ32・33・警告ブザー3
4にコントローラ38を出力接続させて、左右燃料ゲー
ジ24a・24bの検出に基づいたゲージメータ27・
ランプ32・33・ブザー34の各作動を行うように構
成している。
【0012】そして図8に示す如く、作業中耕盤の凹凸
などで機体が左右に傾くことを傾斜センサ35で検出す
るときロータリ作業機12を水平制御して、耕耘深さを
常に一定とさせた作業を行う。
などで機体が左右に傾くことを傾斜センサ35で検出す
るときロータリ作業機12を水平制御して、耕耘深さを
常に一定とさせた作業を行う。
【0013】また、作業中は左右燃料タンク18a・1
8bのうち残量の少ない方の燃料ゲージ24a・24b
の残量値をゲージメータ27に表示させ、残量値がゲー
ジメータ27の注意ゾーン30或いは中止ゾーン31に
入る状態まで減少するとき、注意ランプ32或いは中止
ランプ33を点灯させて、傾斜作業を行った場合などに
は燃料切れとなる不具合を機体の水平走行中に予め警告
させ、次に傾斜地作業などで機体が一定以上に左右に傾
くことを傾斜センサ35で検出するとき、点灯中の注意
ランプ32或いは中止ランプ33を点滅し、また中止ラ
ンプ33の点滅と同時にブザー34作動させて、燃料切
れ寸前状態などを確実に作業者に警告させるものであ
る。
8bのうち残量の少ない方の燃料ゲージ24a・24b
の残量値をゲージメータ27に表示させ、残量値がゲー
ジメータ27の注意ゾーン30或いは中止ゾーン31に
入る状態まで減少するとき、注意ランプ32或いは中止
ランプ33を点灯させて、傾斜作業を行った場合などに
は燃料切れとなる不具合を機体の水平走行中に予め警告
させ、次に傾斜地作業などで機体が一定以上に左右に傾
くことを傾斜センサ35で検出するとき、点灯中の注意
ランプ32或いは中止ランプ33を点滅し、また中止ラ
ンプ33の点滅と同時にブザー34作動させて、燃料切
れ寸前状態などを確実に作業者に警告させるものであ
る。
【0014】以上からも明らかなように本発明は、エン
ジン2に燃料を供給する左右燃料タンク18a・18b
を機体左右両側に分割配置させた農業用作業車におい
て、機体傾斜作業における左右燃料タンク18a・18
bの供給警告状態を表示させる燃料警告表示部である傾
斜作業注意防止ゾーン30・31を設けたもので、水平
作業中に左右燃料タンク18a・18bの残量を正確に
感知し、この残量で傾斜地作業などが適正に行われるこ
とが不可能状態のときにはこれを警告表示させて、傾斜
地作業やプラウ作業など機体姿勢が左右に傾く作業での
作業能率と安定性の向上を図ることができる。
ジン2に燃料を供給する左右燃料タンク18a・18b
を機体左右両側に分割配置させた農業用作業車におい
て、機体傾斜作業における左右燃料タンク18a・18
bの供給警告状態を表示させる燃料警告表示部である傾
斜作業注意防止ゾーン30・31を設けたもので、水平
作業中に左右燃料タンク18a・18bの残量を正確に
感知し、この残量で傾斜地作業などが適正に行われるこ
とが不可能状態のときにはこれを警告表示させて、傾斜
地作業やプラウ作業など機体姿勢が左右に傾く作業での
作業能率と安定性の向上を図ることができる。
【0015】また、燃料の残量を検出する燃料ゲージ2
4a・24bを左右燃料タンク18a・18bにそれぞ
れ設けると共に、左右燃料タンク18a・18bのうち
少ない方の残量を傾斜作業注意及び中止ゾーン30・3
1に表示させるもので、傾斜地作業やプラウ作業など機
体姿勢が左右に傾く作業で、燃料切れを予め感知して、
機体を燃料切れ停止させることない能率良好な作業を可
能とさせることができる。
4a・24bを左右燃料タンク18a・18bにそれぞ
れ設けると共に、左右燃料タンク18a・18bのうち
少ない方の残量を傾斜作業注意及び中止ゾーン30・3
1に表示させるもので、傾斜地作業やプラウ作業など機
体姿勢が左右に傾く作業で、燃料切れを予め感知して、
機体を燃料切れ停止させることない能率良好な作業を可
能とさせることができる。
【0016】さらに、機体傾斜作業における左右燃料タ
ンク18a・18bの供給警告状態を報知させる燃料警
告報知部材である注意及び中止ランプ32・33を傾斜
作業注意及び中止ゾーン30・31に設けたもので、傾
斜地作業やプラウ作業など機体姿勢が左右に傾いた作業
で燃料切れとなるのを、水平作業時の燃料残量より予め
感知し、機体傾斜作業での燃料切れを未然に防止して、
この作業の信頼性を向上させることができる。
ンク18a・18bの供給警告状態を報知させる燃料警
告報知部材である注意及び中止ランプ32・33を傾斜
作業注意及び中止ゾーン30・31に設けたもので、傾
斜地作業やプラウ作業など機体姿勢が左右に傾いた作業
で燃料切れとなるのを、水平作業時の燃料残量より予め
感知し、機体傾斜作業での燃料切れを未然に防止して、
この作業の信頼性を向上させることができる。
【0017】図9、図10に示すものは、左右燃料タン
ク18a・18b内の燃料を合流後エンジン2に供給す
る合流パイプ39を設ける構成を示すもので、左右燃料
タンク18a・18b内の燃料残量を各燃料ゲージ24
a・24bで検出し、検出された燃料残量をコントロー
ラ38で加算して燃料合計残量を算出させて、ゲージメ
ータ21に表示させると共に、合計残量が一定範囲内ま
で減少するとき、コントローラ38に接続する燃料切れ
警報ランプ40を点灯させ、合計残量が一定範囲以下ま
で減少するときには、警報ランプ40を点滅させて燃料
切れが発生するのを未然に防止するように構成してい
る。而して該構成の場合左右燃料タンク18a・18b
の何れの燃料残量も一定以下となるまで供給可能とさせ
て、左右燃料タンク18a・18bを最大有効に使用で
きる。
ク18a・18b内の燃料を合流後エンジン2に供給す
る合流パイプ39を設ける構成を示すもので、左右燃料
タンク18a・18b内の燃料残量を各燃料ゲージ24
a・24bで検出し、検出された燃料残量をコントロー
ラ38で加算して燃料合計残量を算出させて、ゲージメ
ータ21に表示させると共に、合計残量が一定範囲内ま
で減少するとき、コントローラ38に接続する燃料切れ
警報ランプ40を点灯させ、合計残量が一定範囲以下ま
で減少するときには、警報ランプ40を点滅させて燃料
切れが発生するのを未然に防止するように構成してい
る。而して該構成の場合左右燃料タンク18a・18b
の何れの燃料残量も一定以下となるまで供給可能とさせ
て、左右燃料タンク18a・18bを最大有効に使用で
きる。
【0018】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、エンジン2に燃料を供給する左右燃料タンク18a
・18bを機体左右両側に分割配置させた農業用作業車
において、機体傾斜作業における左右燃料タンク18a
・18bの供給警告状態を表示させる燃料警告表示部3
0・31を設けたものであるから、水平作業中に左右燃
料タンク18a・18bの残量を正確に感知し、傾斜地
作業などが適正に行われることが不可能な残量状態のと
きには警告表示させて、傾斜地作業やプラウ作業など機
体姿勢が左右に傾く作業での作業能率と安定性の向上を
図ることができるものである。
は、エンジン2に燃料を供給する左右燃料タンク18a
・18bを機体左右両側に分割配置させた農業用作業車
において、機体傾斜作業における左右燃料タンク18a
・18bの供給警告状態を表示させる燃料警告表示部3
0・31を設けたものであるから、水平作業中に左右燃
料タンク18a・18bの残量を正確に感知し、傾斜地
作業などが適正に行われることが不可能な残量状態のと
きには警告表示させて、傾斜地作業やプラウ作業など機
体姿勢が左右に傾く作業での作業能率と安定性の向上を
図ることができるものである。
【0019】また、燃料の残量を検出する燃料ゲージ2
4a・24bを左右燃料タンク18a・18bにそれぞ
れ設けると共に、左右燃料タンク18a・18bのうち
少ない方の残量を燃料警告表示部30・31に表示させ
るものであるから、傾斜地作業やプラウ作業など機体姿
勢が左右に傾く作業で、燃料切れを予め感知して、機体
を燃料切れ停止させることない能率良好な作業を可能と
させることができるものである。
4a・24bを左右燃料タンク18a・18bにそれぞ
れ設けると共に、左右燃料タンク18a・18bのうち
少ない方の残量を燃料警告表示部30・31に表示させ
るものであるから、傾斜地作業やプラウ作業など機体姿
勢が左右に傾く作業で、燃料切れを予め感知して、機体
を燃料切れ停止させることない能率良好な作業を可能と
させることができるものである。
【0020】さらに、機体傾斜作業における左右燃料タ
ンク18a・18bの供給警告状態を報知させる燃料警
告報知部材32・33を燃料警告表示部30・31に設
けたものであるから、傾斜地作業やプラウ作業など機体
姿勢が左右に傾いた作業で燃料切れとなるのを、水平作
業時の燃料残量より予め感知し、機体傾斜作業での燃料
切れを未然に防止して、この作業の信頼性を向上させる
ことができるものである。
ンク18a・18bの供給警告状態を報知させる燃料警
告報知部材32・33を燃料警告表示部30・31に設
けたものであるから、傾斜地作業やプラウ作業など機体
姿勢が左右に傾いた作業で燃料切れとなるのを、水平作
業時の燃料残量より予め感知し、機体傾斜作業での燃料
切れを未然に防止して、この作業の信頼性を向上させる
ことができるものである。
【図1】トラクタの全体側面図。
【図2】トラクタの全体平面図。
【図3】燃料タンク部の配置説明図。
【図4】燃料タンク部の正面説明図。
【図5】運転パネル部の説明図。
【図6】燃料ゲージメータ部の説明図。
【図7】燃料警報回路図。
【図8】フローチャート。
【図9】燃料タンクの他の構成説明図。
【図10】燃料警報フローチャート。
【図11】燃料タンクの従来説明図。
2 エンジン
18a・18b 燃料タンク
24a・24b 燃料ゲージ
30 注意ゾーン(警告表示部)
31 中止ゾーン(警告表示部)
32 注意ランプ(警告報知部材)
33 中止ランプ(警告報知部材)
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンに燃料を供給する左右燃料タン
クを機体左右両側に分割配置させた農業用作業車におい
て、機体傾斜作業における左右燃料タンクの供給警告状
態を表示させる燃料警告表示部を設けたことを特徴とす
る農業用作業車。 - 【請求項2】 燃料の残量を検出する燃料ゲージを左右
燃料タンクにそれぞれ設けると共に、左右燃料タンクの
うち少ない方の残量を燃料警告表示部に表示させるよう
に設けたことを特徴とする請求項1記載の農業用作業
車。 - 【請求項3】 機体傾斜作業における左右燃料タンクの
供給警告状態を報知させる燃料警告報知部材を燃料警告
表示部に設けたことを特徴とする請求項1記載の農業用
作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186732A JP2003002075A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 農業用作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186732A JP2003002075A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 農業用作業車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003002075A true JP2003002075A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19026136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001186732A Pending JP2003002075A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 農業用作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003002075A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006098191A1 (ja) | 2005-03-16 | 2006-09-21 | Ngk Insulators, Ltd. | ハニカム構造体 |
JP2012144163A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Yanmar Co Ltd | 作業車両 |
JP2016078705A (ja) * | 2014-10-17 | 2016-05-16 | ヤンマー株式会社 | 作業車両の表示装置 |
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2001
- 2001-06-20 JP JP2001186732A patent/JP2003002075A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006098191A1 (ja) | 2005-03-16 | 2006-09-21 | Ngk Insulators, Ltd. | ハニカム構造体 |
JP2012144163A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Yanmar Co Ltd | 作業車両 |
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