JP2003002053A - 空気袋により屋根と天井の間の布を出し入れする自動車の日除け。 - Google Patents
空気袋により屋根と天井の間の布を出し入れする自動車の日除け。Info
- Publication number
- JP2003002053A JP2003002053A JP2001228728A JP2001228728A JP2003002053A JP 2003002053 A JP2003002053 A JP 2003002053A JP 2001228728 A JP2001228728 A JP 2001228728A JP 2001228728 A JP2001228728 A JP 2001228728A JP 2003002053 A JP2003002053 A JP 2003002053A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- cloth
- bag
- ceiling
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気袋により屋根と天井の間の空気袋と布を
出し入れし、この袋と布を自動車の日除けとする機構を
開発する。 【解決手段】 屋根と天井の周囲に空気袋を取り付け、
空気袋の周囲に布を取り付け、ポンプやフアン等で空気
を出し入れする。自動車の天井の周囲に蝶番を取り付
け、この蝶番で屋根と天井を結合する。蝶番を開いたま
ま空気を吸い出して空気袋と布を収納する
出し入れし、この袋と布を自動車の日除けとする機構を
開発する。 【解決手段】 屋根と天井の周囲に空気袋を取り付け、
空気袋の周囲に布を取り付け、ポンプやフアン等で空気
を出し入れする。自動車の天井の周囲に蝶番を取り付
け、この蝶番で屋根と天井を結合する。蝶番を開いたま
ま空気を吸い出して空気袋と布を収納する
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の屋根と天
井の間に布製のカバーを入れておき、駐車の時、布製の
カバーを自動的に引き出す日除けの製造方法に関する。
井の間に布製のカバーを入れておき、駐車の時、布製の
カバーを自動的に引き出す日除けの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の布製のカバーを用いて自動的に自
動車の窓全体を被うものは機械的に複雑で故障し易い欠
点があった。
動車の窓全体を被うものは機械的に複雑で故障し易い欠
点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】窓の全体を軽くて壊れ
にくい布製のカバーで、自動的に被う機構を開発するに
あたって、重いもの、壊れ易いもの、悪戯されたとき自
動車及び日除けが故障しない簡単な機構を開発すること
が目的である。
にくい布製のカバーで、自動的に被う機構を開発するに
あたって、重いもの、壊れ易いもの、悪戯されたとき自
動車及び日除けが故障しない簡単な機構を開発すること
が目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明では自動車の天井の上に屋根を取り付け、屋
根と天井の周囲に袋を取り付け、この袋の中央の周囲に
布を取り付け、空気または液体を袋に出し入れすること
により、布と袋を自動車の外に出したり、屋根と天井の
間に収納したりする。布も袋も自動車の周囲を被って日
除けの働きをするが、袋を内側に布を外側にして両者の
寸法をほぼ同じとする。袋を出し入れすると布もそれに
従って出入りする。
に、本発明では自動車の天井の上に屋根を取り付け、屋
根と天井の周囲に袋を取り付け、この袋の中央の周囲に
布を取り付け、空気または液体を袋に出し入れすること
により、布と袋を自動車の外に出したり、屋根と天井の
間に収納したりする。布も袋も自動車の周囲を被って日
除けの働きをするが、袋を内側に布を外側にして両者の
寸法をほぼ同じとする。袋を出し入れすると布もそれに
従って出入りする。
【0005】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例を
示す自動車の中央部の断面図で、袋(3)に空気を入れ
た状態を示すものである。ここで、空気の代わりにガス
や液体を用いることもできるが、本文ではこれらをまと
めて、空気と記す。図1の状態では空気に押されて袋
(3)及び布(5)が外に出て、屋根(1)が上に上が
っている。
づき図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例を
示す自動車の中央部の断面図で、袋(3)に空気を入れ
た状態を示すものである。ここで、空気の代わりにガス
や液体を用いることもできるが、本文ではこれらをまと
めて、空気と記す。図1の状態では空気に押されて袋
(3)及び布(5)が外に出て、屋根(1)が上に上が
っている。
【0006】図2は空気を抜いた状態を示すもので、袋
(3)がしぼんで垂れ下がり布(5)と共に自動車の窓
の部分を覆う。この時屋根(1)も空気圧が無くなり下
がってくる。
(3)がしぼんで垂れ下がり布(5)と共に自動車の窓
の部分を覆う。この時屋根(1)も空気圧が無くなり下
がってくる。
【0007】ここで再び空気を入れると図1の状態にな
り、蝶番(8)をプランジャー等を用いて固定し、蝶番
(8)が開いた状態にしたまま空気を抜くと、図3に示
すように袋(3)が蝶番(8)に吸い寄せられて布
(5)も屋根(1)と天井(2)の間に入る。図3では
布(5)に記号をつけ難いので、図1、2の布(5)の
記号を参照する。
り、蝶番(8)をプランジャー等を用いて固定し、蝶番
(8)が開いた状態にしたまま空気を抜くと、図3に示
すように袋(3)が蝶番(8)に吸い寄せられて布
(5)も屋根(1)と天井(2)の間に入る。図3では
布(5)に記号をつけ難いので、図1、2の布(5)の
記号を参照する。
【0008】図4は袋(3)と布(5)が屋根(1)と
天井(2)の間に収納され、屋根(1)が天井(2)に
固定された状態を示す。図4の状態では袋(3)と布
(5)は狭いところに密着して収納されているため記号
が付けられないので図1、2、3を参照する。図4の収
納状態から図2の窓を布(5)と袋(3)が被った状態
にするには図4,3、1,2の順に空気を出し入れす
る。
天井(2)の間に収納され、屋根(1)が天井(2)に
固定された状態を示す。図4の状態では袋(3)と布
(5)は狭いところに密着して収納されているため記号
が付けられないので図1、2、3を参照する。図4の収
納状態から図2の窓を布(5)と袋(3)が被った状態
にするには図4,3、1,2の順に空気を出し入れす
る。
【0009】図5は屋根(1)を取り外し上から見た図
である。この図では袋(3)や布(5)は書いてない。
また、説明を簡素にするため、図1,2,3,4では省
略した蛇腹(10)が図5では記入してある。図5に示
すように蝶番(8)、(9)を取り付ければ他の機構よ
り軽くて強く、機械的な寸法の狂いが少なくなり、屋根
(1)と天井(2)の密着性が良くなる。
である。この図では袋(3)や布(5)は書いてない。
また、説明を簡素にするため、図1,2,3,4では省
略した蛇腹(10)が図5では記入してある。図5に示
すように蝶番(8)、(9)を取り付ければ他の機構よ
り軽くて強く、機械的な寸法の狂いが少なくなり、屋根
(1)と天井(2)の密着性が良くなる。
【0010】図5の蛇腹(10)は蝶番(8)を動かす
ために屋根(1)と天井(2)の間の空気のほかに、蛇
腹(10)を用いて屋根(1)を上下させるものであ
る。これを用いれば蝶番(8)を固定するプランジャー
等は必要なくなる。蛇腹(10)を用いずに機械によっ
て屋根(1)を上下させる機構は多種考えられる。袋
(3)を動かす空気を出来るだけ少なくするために蝶番
(8)とその周囲を気密性の有る布等で覆うことも考え
られる。
ために屋根(1)と天井(2)の間の空気のほかに、蛇
腹(10)を用いて屋根(1)を上下させるものであ
る。これを用いれば蝶番(8)を固定するプランジャー
等は必要なくなる。蛇腹(10)を用いずに機械によっ
て屋根(1)を上下させる機構は多種考えられる。袋
(3)を動かす空気を出来るだけ少なくするために蝶番
(8)とその周囲を気密性の有る布等で覆うことも考え
られる。
【0011】空気の出し入れを早くするために、自動車
の車体の隙間を利用して、圧縮された空気および真空状
態の空気を蓄えるタンクを設けることも容易に考えられ
る。また、布(5)の外の周囲に管状の蛇腹またはゴム
チューブを取り付けこれに空気を出し入れすることも付
加的に容易に考えられる。
の車体の隙間を利用して、圧縮された空気および真空状
態の空気を蓄えるタンクを設けることも容易に考えられ
る。また、布(5)の外の周囲に管状の蛇腹またはゴム
チューブを取り付けこれに空気を出し入れすることも付
加的に容易に考えられる。
【0012】袋(3)の中央部を多数のワイヤー等で引
き上げる機構はすでに当社で特許出願中である。袋
(3)および布(5)は外に出した時は皺にならないよ
う、中に入る時は自然に折畳めるよう、あらかじめ折畳
みの癖を付けたり、傘の骨または細長い板や蝶番を取り
付けたり、ゴムを用いて収納時に布や袋の一部を縮めた
り、するようなものを付加しても本発明の範囲に入るも
のである。
き上げる機構はすでに当社で特許出願中である。袋
(3)および布(5)は外に出した時は皺にならないよ
う、中に入る時は自然に折畳めるよう、あらかじめ折畳
みの癖を付けたり、傘の骨または細長い板や蝶番を取り
付けたり、ゴムを用いて収納時に布や袋の一部を縮めた
り、するようなものを付加しても本発明の範囲に入るも
のである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記するような効果がある。
ているので、以下に記するような効果がある。
【0014】外形が布団のような袋に空気を出し入れす
ることによって日除けとする発明もあるが、膨らんだ布
団になったり、ぺしゃんこのせんべい布団になったりす
るだけで日除けを出し入れすることは出来ない。本発明
によれば、空気によって日除けを出し入れする事が出来
る。
ることによって日除けとする発明もあるが、膨らんだ布
団になったり、ぺしゃんこのせんべい布団になったりす
るだけで日除けを出し入れすることは出来ない。本発明
によれば、空気によって日除けを出し入れする事が出来
る。
【0015】外部に出る日除けは袋や布で出来ており、
他の車に当って傷つけたり、風やいたずらによって故障
したり、自分の車を傷つけたりしない。
他の車に当って傷つけたり、風やいたずらによって故障
したり、自分の車を傷つけたりしない。
【0016】袋や布は不要の時は屋根と天井の間に収納
されるので、外観が良いだけでなく日除けが痛まず、風
きり音が無い。
されるので、外観が良いだけでなく日除けが痛まず、風
きり音が無い。
【0017】日除けを出し入れする機構は主に袋だけで
あり、その動力源はポンプ又はフアンである。ポンプ等
は屋根と天井の間に取り付ける必要がないので、収納時
の屋根と天井の間の空間を小さくする事が出来る。
あり、その動力源はポンプ又はフアンである。ポンプ等
は屋根と天井の間に取り付ける必要がないので、収納時
の屋根と天井の間の空間を小さくする事が出来る。
【0018】日除けを出し入れする機構が簡単軽量でモ
ーター等で駆動する複雑な機械部分が無いので故障が少
ない。
ーター等で駆動する複雑な機械部分が無いので故障が少
ない。
【図1】本発明の実施例を示す自動車の中央部の断面図
で、袋(3)に空気を入れた状態を示すものである。
で、袋(3)に空気を入れた状態を示すものである。
【図2】図1と同じ部分の断面図で、袋(3)の空気を
抜いて日除けとして使用している状態を示すものであ
る。
抜いて日除けとして使用している状態を示すものであ
る。
【図3】図1と同じ部分の断面図で、蝶番(8)を開い
たままで空気を吸い取った状態を示すものである。
たままで空気を吸い取った状態を示すものである。
【図4】図1と同じ部分の断面図で、袋と布を収納した
状態を示すものである。
状態を示すものである。
【図5】図5は屋根(1)を取り外し上から見た図であ
る。
る。
1 屋根
2 天井
3 袋
4 袋
5 布
6 布
7 車体側面
8 蝶番
9 蝶番
10 蛇腹
11 バックミラー
Claims (2)
- 【請求項1】 図1,2、3、4、5、に示すように自
動車の天井(2)の上に屋根(1)を取り付け、天井と
屋根の間に周囲を取り囲むように、袋(3)を取り付
け、袋(3)の中央部周囲に布(5)をとりつけるこ
と。袋(3)に空気または液体を出し入れする、フアン
またはポンプを取り付ける事以上の構造をもつ自動車の
日除け。上記布及び袋の材料は常識的な繊維を用いたも
ののほか、金属箔、ゴム、合成樹脂によるフィルム状も
の、塗料、または、これらを2種類以上用いたものであ
り、かつ、出来あがったものが常識的な繊維を用いた布
と同じように、曲がった事によりその部分がすぐ傷つか
ないものとする。 - 【請求項2】図に示すように天井(2)の端と、屋根
(1)の端の間を結合する蝶番(8)をもつ自動車の日
除けの屋根(1)の支持部分。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001228728A JP2003002053A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | 空気袋により屋根と天井の間の布を出し入れする自動車の日除け。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001228728A JP2003002053A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | 空気袋により屋根と天井の間の布を出し入れする自動車の日除け。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003002053A true JP2003002053A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19061187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001228728A Pending JP2003002053A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | 空気袋により屋根と天井の間の布を出し入れする自動車の日除け。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003002053A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103158637A (zh) * | 2011-12-12 | 2013-06-19 | 傅德清 | 汽车内置式电动充排气隔热防晒装置 |
WO2014081081A1 (ko) * | 2012-11-22 | 2014-05-30 | 동아대학교 산학협력단 | 자동차 빗물 차단 장치 |
-
2001
- 2001-06-21 JP JP2001228728A patent/JP2003002053A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103158637A (zh) * | 2011-12-12 | 2013-06-19 | 傅德清 | 汽车内置式电动充排气隔热防晒装置 |
CN103158637B (zh) * | 2011-12-12 | 2015-10-28 | 傅德清 | 汽车内置式电动充排气隔热防晒装置 |
WO2014081081A1 (ko) * | 2012-11-22 | 2014-05-30 | 동아대학교 산학협력단 | 자동차 빗물 차단 장치 |
US9302570B2 (en) | 2012-11-22 | 2016-04-05 | Dong-A University Research Foundation For Industry-Academy Cooperation | Rain shield device for vehicle |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5535808A (en) | Collapsible sun shade for vehicle windows | |
CN101135232A (zh) | 侧窗的遮阳卷帘 | |
WO2017087960A1 (en) | Integrated shade system as a window covering | |
JP2003002053A (ja) | 空気袋により屋根と天井の間の布を出し入れする自動車の日除け。 | |
JP2008189313A (ja) | 自動車外用カバー | |
JPH10331556A (ja) | 湾曲ロールカーテン装置 | |
JP2882694B2 (ja) | 車両ドア窓用複層ガラス | |
CN101544177A (zh) | 遮阳装置 | |
CN212002608U (zh) | 帐篷组件 | |
JP4117522B2 (ja) | 自動車用日除けと日除けを具備した車体の屋根構造 | |
JP2002528338A (ja) | 車両のフロントガラス用光防護装置 | |
US10077559B2 (en) | Retractable awning and window frame assembly | |
CN217347462U (zh) | 车用遮阳装置 | |
KR200255984Y1 (ko) | 자동차 차양막 장치 | |
FR2925102A1 (fr) | Dispositif d'occultation presentant un enrouleur galbe pour vitre ou panneau transparent, notamment pour vehicule automobile | |
GB2281718A (en) | Vehicle body protector. | |
CN208290942U (zh) | 一种汽车用太阳罩 | |
KR100448158B1 (ko) | 자동차의 쿼터 글래스용 차양장치 | |
KR200336008Y1 (ko) | 착탈식 방충망 | |
JP3112571U (ja) | 自動車外用カバー | |
KR200369338Y1 (ko) | 자동차의 차양막 | |
JP4107430B2 (ja) | 自動車ドアの雨覆い装置 | |
JP2001277864A (ja) | ブラインドにより自動車の窓の全面をカバーする日除け | |
KR200287917Y1 (ko) | 차량의 탈부착용 햇빛 가리개 | |
KR200262541Y1 (ko) | 차량용 빗물 가리개 |