JP2003001899A - 複合処理装置 - Google Patents

複合処理装置

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JP2003001899A
JP2003001899A JP2001191873A JP2001191873A JP2003001899A JP 2003001899 A JP2003001899 A JP 2003001899A JP 2001191873 A JP2001191873 A JP 2001191873A JP 2001191873 A JP2001191873 A JP 2001191873A JP 2003001899 A JP2003001899 A JP 2003001899A
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moving
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JP2001191873A
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Akihiko Maruyama
昭彦 丸山
Tsutomu Momose
勉 百瀬
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッド押さえ部材の磁気ヘッドに対する離接
移動機構を改良することにより、簡単な構成でありなが
ら、複雑な動作シーケンスを設定することができる複合
処理装置を提供する。 【解決手段】 MICRデータを読み取る際、キャリッ
ジ20から下方に突き出た突起35がスライド板29の
閉切換爪34に当たり、さらにキャリッジ20が同方向
に移動すると、キャリッジ20の移動に連動してスライ
ド板29がスライドする結果、ヘッドド押さえ部材26
がバネにより回動して押さえパッド25が磁気ヘッド2
4の検出面24aに密着され、紙経路13を搬送される
チェック紙のMICR印刷部分を磁気ヘッド24に押し
付ける。MICRデータの読み取りが終了すると、キャ
リッジ20は印刷可能な範囲Wに戻る。このとき、スラ
イド板29は、キャリッジフレーム17との摩擦により
原位置を保持したままであり、従って、ヘッド押さえ部
材26の押さえパッド25は磁気ヘッド24に密着した
状態を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MICR(Magnet
ic Ink Character Recognition、磁気インク文字認識)
データを持った単票用紙、例えば、MICR文字が印刷
されたパーソナルチェックなどの処理に適した複合型の
処理装置に関し、例えば、単票用紙を磁気ヘッドに密着
させたり、磁気ヘッドから離れるように移動するヘッド
押さえ部材の離接移動機構を改良し、もって、複雑な動
作シーケンスを設定することができる複合処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】MICRデータを持った単票用紙、例え
ば、使用者の口座番号、チェック紙の通し番号などがM
ICR文字として印刷されたパーソナルチェックなどの
処理に適した複合型の処理装置として、例えば、特開平
8−235309号公報に掲載されたものがある。
【0003】この公報に掲載された処理装置は、MIC
Rデータの読み取り機能と、印刷ヘッドによる印刷機能
とを備えたものであって、単票用紙に印字されたMIC
Rデータを読み取るとき、ヘッド押さえ部材が単票用紙
を磁気ヘッドに密着するように押圧することにより、磁
気ヘッドによるMICRデータの読み取り精度を高める
一方、MICRデータを読み取るとき以外は、ヘッド押
さえ部材が磁気ヘッドから離れることにより、ヘッド押
さえ部材が紙経路内の抵抗にならないのでチェック紙の
送りがスムーズに行われ、磁気ヘッドやチェック紙に汚
れが付着するのも防止することができる複合処理装置で
ある。
【0004】そして、この複合処理装置は、ヘッド押さ
え部材の磁気ヘッドに対する離接移動を、印刷ヘッドの
動きと機械的に連動させて行なうことにより、ヘッド押
さえ部材を移動するためにソレノイドなどの駆動機構お
よび制御機構並びにそのための制御回路を特別に設けて
いないので、スペースを省略することができ、POSな
どに適した小型の複合型のプリンタとして好適である。
【0005】以下、図18〜図20を用いて、ヘッド押
さえ部材の磁気ヘッドに対する離接移動機構の従来例を
具体的に説明する。図18,図19は、プリンタをベー
スとした複合処理装置(以下においてプリンタとして参
照する)の磁気ヘッド近傍を拡大して示す図であって、
(a)は平断面図、(b)は側断面図であり、図18は
ヘッド押さえ部材が磁気ヘッドから離れた位置にある状
態を示し、図19はヘッド押さえ部材が磁気ヘッドに密
着した位置にある状態を示している。また、図20
(a),(b),(c)は、図18および図19に示す
ヘッド押さえ部材を印刷ヘッドの動きに機械的に連動す
る様子を示す図である。
【0006】プリンタ100は、プリンタ本体101の
前面に形成された挿入口102の奥部から上方に向かっ
て緩やかに湾曲したスロープを形成する紙経路103を
有し、紙経路103はプリンタ本体101の上面に形成
された排出口104に至っている。紙経路103にはロ
ーディングローラー105および紙送りローラー106
が設けられ、挿入口102から挿入されたパーソナルチ
ェック等の単票用紙を少なくともいずれかのローラー1
05,106が紙経路103に沿って挟持搬送する。
【0007】また、プリンタ100には、ローディング
ローラー105と紙送りローラー106との間に、MI
CR文字を読み取るための磁気ヘッド108と、単票用
紙を磁気ヘッド108の前方の検出面に密着させるよう
に磁気ヘッド108に向かって圧接可能なヘッド押さえ
部材109とが紙経路103を挟んで対向配置されてい
る。プリンタ100にはまた、紙送りローラー106の
上方において、プリンタ本体に固定されたプラテン11
0と、紙経路103と直交して水平配置された移動軸1
11に沿って移動しながら単票用紙に印字するための印
刷ヘッド112とが紙経路103を挟んで対向配置され
ている。
【0008】プリンタ100は、プリンタ本体101に
垂直に固定され紙経路103の幅方向に長いシールド板
113と対面した状態で回動するようにシールド板11
3にその中心を軸支された切換えレバー114を備え
る。ヘッド押さえ部材109は、ローラーと同期して回
転する押さえローラー115を下端に有し上端がプリン
タ本体に軸支されて押さえローラー115が磁気ヘッド
108に対して離接するように揺動可能となっている。
【0009】ヘッド押さえ部材109は、バネ116に
より磁気ヘッド108と離れる背面方向に引っ張られて
いる。切換えレバー114の一端には、ヘッド押さえ部
材109に向けて突出する突出部114bが折曲形成さ
れ、この突出部114aがヘッド押さえ部材109の背
面に当接している。また、切換えレバー114は、バネ
117により突出部114aが上方に移動する方向に引
っ張られている。
【0010】切換えレバー114は、印刷ヘッド112
から下方に延びた突起112aと係合可能な操作端11
4aをその上部に備え、印刷ヘッド112が通常の印刷
範囲Wを超えて矢印Kの方向に移動し、印刷ヘッド11
2の突起112aが操作端114aに係合してさらに移
動すると、突出部114aが下方に移動するように切換
えレバー114が回動し、ヘッド押さえ部材109がそ
の背面を押されて揺動して押さえローラー115が磁気
ヘッド108に密着する。(図20(a)→(c))一
方、印刷ヘッド112が矢印Lの方向に移動すると、バ
ネ116によって突出部114aが上方に移動するよう
に切換えレバー114が回動し、押さえローラー115
が磁気ヘッド108から離れるようにヘッド押さえ部材
109が揺動する。(図20(c)→(a))
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の複合処理装置に採用されたヘッド押さえ部材10
9の磁気ヘッド108に対する離接移動機構にあって
は、印刷ヘッド112が矢印Lの方向に移動すると、突
出部114aが上方に移動するように切換えレバー11
4が回動し、押さえローラー115が磁気ヘッド108
から離れるものであるため、印刷ヘッド112が通常の
印刷範囲Wに位置しているときはヘッド押さえ部材10
9が磁気ヘッド108に密着しておらず、単票用紙に印
字されたMICRデータを読み取ることができない。換
言すれば、単票用紙のMICRデータを磁気ヘッド10
8によって読み取りながら印刷ヘッド112を他の位
置、例えば通常の印刷範囲Wに位置させることができな
い。
【0012】このため、例えば、印刷ヘッド112を通
常の印刷範囲Wの中央部付近に位置させることにより、
パーソナルチェックを搬送しつつそのMICRデータを
読取る際、印刷ヘッド112の下面を単票用紙端部の搬
送ガイドとすることによってパーソナルチェックの搬送
を円滑に行うといった動作シーケンスを設定することが
できなかった。また、MICRデータの読取中に、印刷
ヘッドを保護することができる位置までこれを移動させ
たり、印刷ヘッドの移動と機械的に連動させることによ
ってヘッド押さえ部材以外の他の機構の切換え動作を行
うこともできなかった。
【0013】もちろん、ソレノイドなどの駆動機構およ
び制御機構並びにそのための制御回路を特別に設けるこ
とにより、上述したような複雑な動作を行うこともでき
るが、駆動機構などのスペースが別途必要となり、PO
Sなどに適した複合型プリンタの小型化の要請に反する
こととなる。
【0014】なお、ヘッド押さえ部材に代えて、又はヘ
ッド押さえ部材と共に、磁気ヘッドの側をヘッド押さえ
部材に対して移動させることもできるが、この場合にあ
ってもヘッド押さえ部材を磁気ヘッドに対して離接移動
させる機構と同様の課題がある。
【0015】そこで、本発明においては、ヘッド押さえ
部材と磁気ヘッドとの離接移動機構を改良することによ
り、簡単な構成でありながら、複雑な動作シーケンスを
設定することができる複合処理装置を提供することを目
的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明においては、単票
用紙を導く紙経路と、前記単票用紙の紙面の少なくとも
いずれかに面するように前記紙経路に設置され前記単票
用紙のMICRデータを読み取り可能な少なくとも1つ
の磁気ヘッドと、前記紙経路を送られてくる前記単票用
紙の紙面のいずれかの面へ印刷可能な印刷ヘッドとを有
し、前記磁気ヘッドの検出面と対向する位置に設けられ
前記単票用紙を前記磁気ヘッドに向かって圧接可能なヘ
ッド押さえ部材と、このヘッド押さえ部材および磁気ヘ
ッドの少なくともいずれかを離接移動可能な離接移動手
段を有し、前記印刷ヘッドを前記紙経路の幅方向に往復
動し、前記印刷ヘッドを印刷可能な範囲より前記幅方向
の少なくとも一方の端にさらに移動可能な印刷ヘッド駆
動手段を有し、前記離接移動手段は、前記印刷ヘッドの
前記一方の端に移動する動きと連動して前記ヘッド押さ
え部材および磁気ヘッドの少なくともいずれかを動か
し、印刷ヘッドが一方の端に移動するときのみヘッド押
さえ部材と磁気ヘッドの間が隙間のない状態または隙間
のある状態に切り換えることを特徴とする。
【0017】本発明の複合処理装置は、MICRデータ
を読み取る際、すなわち単票用紙がプリンタなどの複合
処理装置にセットされその先端が磁気ヘッドに到達した
と判断されると、ヘッド押さえ部材が磁気ヘッドの検出
面に紙経路を搬送される単票用紙を磁気ヘッドに押し付
ける。このように、単票用紙に印字されたMICRデー
タを読み取るとき、ヘッド押さえ部材が単票用紙を磁気
ヘッドに密着するように押圧することにより、単票用紙
に多少のしわや、折り畳み跡があっても、磁気ヘッドに
よるMICRデータの読み取り精度が高められる。
【0018】MICRデータの読み取りが終了すると、
キャリッジは印刷可能な範囲に戻る。このとき、ヘッド
押さえ部材は磁気ヘッドに密着した状態を維持する。こ
のため、ヘッド押さえ部材が磁気ヘッドに密着した状態
を維持したまま、例えば、キャリッジモーターによりキ
ャリッジを通常の印刷範囲の中央部付近まで移動させ、
キャリッジの下面を単票用紙端部の搬送ガイドとするこ
とによって単票用紙の搬送を円滑に行うといった、従来
設定することができなかった動作シーケンスを設定する
ことができる。また、MICRデータの読取中に、印刷
ヘッドを保護することができる位置までキャリッジを移
動させたり、印刷ヘッドの移動と機械的に連動させるこ
とによってヘッド押さえ部材以外の他の機構の切換え動
作を行うといった、動作シーケンスを設定することもで
きる。
【0019】一方、印刷ヘッドによりにエンドースメン
ト印刷などの通常の印刷を行うときなどは、ヘッド押さ
え部材を磁気ヘッドから離して、MICRデータを読み
取るとき以外に紙送りする際や印刷するときの抵抗を削
減することができる。
【0020】さらに、ヘッド押さえ部材の回動を、印刷
ヘッドを搭載したキャリッジの移動と機械的に連動して
行っているため、ヘッド押さえ部材を動かす機構を新た
に設ける必要はなく、そのためのスペースを省略するこ
とができる。従って、POSなどに適した小型の複合型
プリンタに好適である。また、制御面においても、印刷
ヘッドの制御を若干変更するだけで済み、新たな機構を
動かすための制御系を省略できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下において、プリンタをベース
として本発明の複合処理装置を構成した例に基づき、本
発明をさらに詳しく説明する。
【0022】図1から図5に、本発明に係るプリンタを
ベースとした複合処理装置(以下においてプリンタとし
て参照する)の概要を示してある。本例のプリンタ10
は、POSステーションを構成するプリンタとして適し
たものであって、従来の技術で説明したものと同様に、
プリンタ本体11の前面に形成された挿入口12の奥部
から上方に向かって緩やかに湾曲したスロープを形成す
る紙経路13を有し、紙経路13はプリンタ本体11の
上面に形成された排出口14に至っている。紙経路13
には、紙送りモーター15(ステップモーターが好適で
ある)によって駆動される一対の紙送りローラー16が
紙経路13の中程に設けられ、挿入口12から挿入され
たパーソナルチェック等の単票用紙(以下、単票用紙と
してパーソナルチェックを用いた場合を例にとって説明
する)をローラー16が紙経路13に沿って挟持搬送す
る。なお、本実施の形態のプリンタでは、ローディング
ローラーを設けていないが、挿入口12近傍に、図19
(b)に示すローディングローラー105を備えるよう
にしてもよい。
【0023】本例のプリンタ10は、プリンタ本体11
を構成するキャリッジフレーム17に両端が固定配置さ
れた二本の移動軸18に沿って、印刷ヘッド印刷ヘッド
19を搭載したキャリッジ20が往復移動しながらパー
ソナルチェック(以下、チェック紙と略す)にエンドー
スメント印刷などの印字を行う。本例の印刷ヘッド19
は、たとえばワイヤードットタイプであり、ヘッドに内
蔵されたワイヤーを紙経路13の後方側に配置されたプ
ラテン21に向かって駆動しインクリボンをインパクト
することによって、紙経路13に沿って搬送されるチェ
ック紙に印字を行う。キャリッジ20は、キャリッジベ
ルト22やヘッド送り用のステップモーターを用いたキ
ャリッジモーター23により、プラテン21に沿って往
復移動してチェック紙の所定の位置に印字を行う。な
お、本例のプリンタ10は、チェック紙以外にも、帳票
類や、レシートなど様々な単票用紙に対し印刷できるこ
とはもちろんである。
【0024】また、プリンタ10には、紙送りローラー
16の手前側(挿入口12寄り)に、チェック紙に印字
されたMICR文字を読み取ることにより例えばチェッ
ク紙の有効性を判断するための磁気ヘッド24と、チェ
ック紙を磁気ヘッド24の前方の検出面に密着させるよ
うに磁気ヘッド24に向かって圧接可能な押さえパッド
25を有するヘッド押さえ部材26とが紙経路13を挟
んで対向配置されている。なお、本例の磁気ヘッド24
は紙経路13の前方側に配置されている。
【0025】本例のプリンタ10は、磁気ヘッド24に
チェック紙を送る紙送り機構と、印刷ヘッド19にチェ
ック紙を送る紙送り機構を共通にしてある。すなわち、
紙送りモーター15によって駆動輪27が回転され、こ
れと接触した輪列28を介して紙経路13の上のプラテ
ン21近傍の紙送りローラー16が動かされる。
【0026】本例のプリンタ10は、上述したように、
MICRデータの読み取り機能と、印刷ヘッド19によ
る印刷機能とを備えたものであって、チェック紙に印字
されたMICRデータを読み取るとき、押さえパッド2
5がチェック紙を磁気ヘッド24に密着するように押圧
することにより、磁気ヘッド24によるMICRデータ
の読み取り精度を高める一方、例えば印刷ヘッド19に
よりチェック紙に印刷を行う場合は、押さえパッド25
が磁気ヘッド24から離れることにより、押さえパッド
25が紙経路13内でチェック紙を搬送する際の抵抗に
ならないのでチェック紙の送りがスムーズに行われると
ともに、磁気ヘッド24やチェック紙に汚れが付着する
のも防止する。
【0027】そして、本例のプリンタ10は、キャリッ
ジフレーム17上に移動軸18と平行に移動可能なスラ
イド板29を備えている。図6,8などに示されるよう
に、スライド板29にはその長手方向に長い二つの長穴
30が形成され、この長穴30にキャリッジフレーム1
7から上方に向けて突出形成されたふたつのピン31が
それぞれ挿入されている。また、スライド板29は、キ
ャリッジフレーム17に立ち上げ形成された二つの爪部
32により上方への脱落が不能になっている。これによ
り、スライド板29は、キャリッジフレーム17のピン
が長穴30の両端に突き当たるまでキャリッジフレーム
17に対して左右方向に移動可能となっている。
【0028】スライド板29は、その左右両端部に、上
方に向けて立ち上げ形成された開閉切換爪33,34
(正面から見て右側が開切換爪33、左側が閉切換爪3
4)を備えている。一方、キャリッジ20の下部には、
図7に示されるように、キャリッジ20が通常の印刷範
囲Wを超えたときにスライド板29の開閉切換爪33,
34と突き当たり、さらにキャリッジ20が左右に移動
したときのみキャリッジ20の移動と機械的に連動して
スライド板29を左右に移動させる突起35が形成され
ている。スライド板29は、キャリッジ20の突起35
が開閉切換爪33,34と突き当たっていないとき、例
えばキャリッジ20が通常の印刷範囲Wにあるときは、
キャリッジフレーム17との摩擦により移動不能となっ
ていて原位置を保持する。
【0029】なお、図1,2はキャリッジ20が正面か
ら見て左側に位置し、スライド板29が最も左側に移動
した状態を示し、図3はキャリッジ20が正面から見て
右側に位置し、スライド板29が最も右側に移動した状
態を示している。
【0030】本例のプリンタ10は、図8〜10に示さ
れるように、磁気ヘッド24の右方にヘッド押さえ部材
26を備えている。ヘッド押さえ部材26は、紙経路1
3を挟んで磁気ヘッド24の後方の検出面と対向するよ
うに、押さえパッド25を支持する押さえパッド支持部
26aと、押さえパッド支持部26aの下方に位置し押
さえパッド25が磁気ヘッド24の検出面に対して離接
するように回動中心を中心として回動可能な回動支持部
26bとを有する。
【0031】ヘッド押さえ部材26にはまた、回動支持
部26bの上方に、係合ブロック26cが備えられてい
る。これら、押さえパッド支持部26a、回動支持部2
6bおよび係合ブロック26cは図示の如く三角形状の
レバーで接続されており、各部は、その三角形状の各頂
点に位置するように、配置されている。なお、ヘッド押
さえ部材26は、図示しないバネにより、押さえパッド
25が磁気ヘッド24の検出面に密着する方向に引っ張
られている。
【0032】スライド板29の右側後部には、下方に向
けて折れ曲がり、さらにその先端が右斜め前方に向けて
折れ曲がり、ヘッド押さえ部材26の係合ブロック26
cと係合可能な操作部29Aが設けられている。図8,
9,11に示すように、スライド板29が正面から見て
左側に移動した状態では、ヘッド押さえ部材26の係合
ブロック26cが操作部29Aと係合せず、バネにより
図9に矢印で示すような反時計回り方向の力が付与され
てヘッド押さえ部材26の押さえパッド25が磁気ヘッ
ド24の検出面24aに密着される。
【0033】一方、図10,12に示すように、スライ
ド板29が正面から見て右側に移動した状態では、ヘッ
ド押さえ部材26の係合ブロック26cが操作部29A
の後方に形成されるカム面29aを乗り上げるように相
対移動することにより、バネの引張り力に抗して、ヘッ
ド押さえ部材26が回動支持部26bを中心として図中
矢印方向(時計回り方向)に回動し、押さえパッド25
が磁気ヘッド24の検出面24aから離れて両者の間に
隙間が開いた状態となる。なお、図10の状態からスラ
イド板29が図9で矢印Lの方向にスライドすると、バ
ネの引張り力により、ヘッド押さえ部材26の係合ブロ
ック26cがカム面29aから落ち込むように図9中で
反時計回り方向にヘッド押さえ部材26が回動する。
【0034】通常、印刷ヘッド19を搭載したキャリッ
ジ20は、紙経路13の幅方向に、図2,3中矢印Wで
示す印刷可能な範囲を往復移動するが、MICRデータ
を読み取る際、すなわちチェック紙がプリンタ10にセ
ットされその先端が磁気ヘッド24に到達したと判断さ
れると、キャリッジベルト22を介してキャリッジ20
が印刷可能な範囲を越えて左側(図2中で矢印Lの方
向)にさらに端まで移動する。その途中でキャリッジ2
0から下方に突き出た突起35がスライド板29の閉切
換爪34に当たり、さらにキャリッジ20が同方向に移
動すると、図2に示すように、キャリッジ20の移動に
連動してスライド板29がスライドする結果、図9に示
すようにヘッド押さえ部材26がバネにより回動して押
さえパッド25が磁気ヘッド24の検出面24aに密着
され、紙経路13を搬送されるチェック紙のMICR印
刷部分を磁気ヘッド24に押し付ける。このように、チ
ェック紙に印字されたMICRデータを読み取るとき、
ヘッド押さえ部材26の押さえパッド25がチェック紙
を磁気ヘッド24に密着するように押圧することによ
り、チェック紙に多少のしわや、折り畳み跡があって
も、磁気ヘッド24によるMICRデータの読み取り精
度が高められる。
【0035】MICRデータの読み取り開始直前に、キ
ャリッジ20は印刷可能な範囲Wに戻る。このとき、ス
ライド板29は、原位置を保持したままであり、従っ
て、ヘッド押さえ部材26の押さえパッド25は磁気ヘ
ッド24に密着した状態を維持する。このため、例え
ば、ヘッド押さえ部材26の押さえパッド25が磁気ヘ
ッド24に密着した状態を維持したまま、キャリッジモ
ーター23によりキャリッジ20を通常の印刷範囲Wの
中央部付近まで移動することにより、キャリッジ20の
下面をチェック紙端部の搬送ガイドとすることによって
チェック紙の搬送を円滑に行うといった、従来設定する
ことができなかった動作シーケンスを設定することがで
きる。また、MICRデータの読取中に、印刷ヘッド1
9を保護することができる位置までキャリッジ20を移
動させたり、印刷ヘッド19の移動と機械的に連動させ
ることによってヘッド押さえ部材26以外の他の機構の
切換え動作を行うといった、動作シーケンスを設定する
こともできる。
【0036】一方、印刷ヘッド19によりチェック紙に
エンドースメント印刷などの通常の印刷を行うときなど
は、押さえパッド25を磁気ヘッド24から離して、M
ICRデータを読み取るとき以外に紙送りする際に生じ
る抵抗を削減する必要がある。このとき、キャリッジベ
ルト22を介してキャリッジ20が印刷可能な範囲を超
えて右側(図3中で矢印Kの方向)にさらに端まで移動
する。その途中でキャリッジ20から下方に突き出た突
起35がスライド板29の開切換爪33に当たり、さら
にキャリッジ20が同方向に移動すると、図3に示すよ
うに、キャリッジ20の移動に連動してスライド板29
がスライドする結果、図10に示すようにヘッド押さえ
部材26が回動して押さえパッド25が磁気ヘッド24
から離れ、両者の間に隙間が形成される。このように、
ヘッド押さえ部材26の押さえパッド25が磁気ヘッド
24から離れることにより、ヘッド押さえ部材26が紙
経路13内の抵抗にならないのでチェック紙の送りがス
ムーズに行われ、磁気ヘッド24やチェック紙に汚れが
付着するのも防止することができる。
【0037】さらに、本例では押さえパッド25を備え
たヘッド押さえ部材26の回動を印刷ヘッド19を搭載
したキャリッジ20の移動と機械的に連動して行ってい
る。このため、押さえパッド25を動かす機構を新たに
設ける必要はなく、そのためのスペースを省略すること
ができる。従って、POSなどに適した小型の複合型の
プリンタに好適である。また、制御面においても、印刷
ヘッド19の制御を若干変更するだけで済み、新たな機
構を動かすための制御系を省略できる。
【0038】なお、本例において、スライド板29に長
穴を形成し、キャリッジフレーム17に長穴に入るピン
を設けたが、スライド板29にピンを設け、キャリッジ
フレーム17に長穴を形成してもよい。また、本例にお
いて、磁気ヘッド24を紙経路13の前方側に配置した
が、従来例と同様に、紙経路13の後方側に配置するこ
ともできる。また、本例では、チェック紙を磁気ヘッド
に押し付ける部材として、パッドを用いた例について説
明したが、パッドの代わりにローラーを用いてもよい。
【0039】図13は、ヘッド押さえ部材26の磁気ヘ
ッド24に対する離接移動機構の他の実施例を示してい
る。本例のプリンタ40では、前述した実施例のスライ
ド板29に代えて、プリンタ本体11の前後方向に延び
る回動軸41を中心にして垂直面内を回動可能な回動部
材42が設けられている。なお、本例のプリンタ40
は、磁気ヘッド24が紙経路13の後方側に配置されて
いる。回動部材42は、回動軸41まわりに大きな幅寸
法を有する主部42Aと、主部42Aから磁気ヘッド2
4と反対方向に向けて延びる第1のアーム42Bと、主
部42Aから磁気ヘッド24側に向けて延びる第2のア
ーム42Cとを備えている。第1のアーム42Bの端部
には、上方に向けて立ち上げ形成される第1の操作端4
2aを有し、主部42Aの上部は第2の操作端42bを
有している。第1の操作端42aと第2の操作端42b
は、水平方向に対面し、両者の間に谷部42Dが形成さ
れるとともに、谷部42D側が傾斜面となっている。ま
た、第2のアーム42Cの先端は後方に向けて折れ曲が
り、さらにその先端が下方斜め前方に向けて折れ曲がり
後述するヘッド押さえ部材43と係合可能な操作部42
cが設けられている。
【0040】回動部材42は、キャリッジ20が、図1
3中で矢印Lの方向に移動し、通常の印刷範囲Wを超え
たとき、キャリッジ20の下方に突出する突起35が回
動部材42の第1の操作端42aと係合し、さらに同方
向に移動することにより同図中で反時計回り方向に回動
する。また、回動部材42は、キャリッジ20が、図1
3中で矢印Kの方向に移動し、通常の印刷範囲Wを超え
たとき、キャリッジ20の下方に突出する突起35が回
動部材42の第2の操作端42bと係合し、さらに同方
向に移動することにより同図中で時計回り方向に回動す
る。
【0041】本例のプリンタ40は、ヘッド押さえ部材
43として、水平断面がコ字状のヘッド押さえ部材本体
43aと、ヘッド押さえ部材本体43aの下部に水平配
置されて回転自在な押さえローラー44とを備えたもの
が採用されている。また、ヘッド押さえ部材43は、下
端が前後方向に揺動するように、プリンタ本体11に固
定された軸45にその上端が回動可能に支持されている
とともに、この軸45まわりに配置された復帰バネ46
によりヘッド押さえ部材本体43aの下部が前方に押さ
れている。そして、ヘッド押さえ部材本体43aが後方
に向けて回動したとき押さえローラー44が磁気ヘッド
24の検出面24aに密着し、前方に向けて回動したと
き押さえローラー44が磁気ヘッド24の検出面24a
から離れるように挙動する。
【0042】ヘッド押さえ部材43の前方側背面には、
回動部材42が時計回り方向に回動したとき、第2のア
ーム42Cの操作部42cと係合してヘッド押さえ部材
43を押さえローラー44が磁気ヘッド24と密着する
方向に回動させるカム42dが突出形成されている。
【0043】印刷ヘッド19を搭載したキャリッジ20
は、図13中矢印Wで示す印刷可能な範囲を往復移動す
るが、MICRデータを読み取る際、キャリッジ20が
印刷可能な範囲を越えて右側(図中で矢印Kの方向)に
さらに端まで移動する。その途中でキャリッジ20から
下方に突き出た突起35が回動部材42の第2の操作端
42bに当たり(図14)、さらにキャリッジ20が同
方向に移動すると、図15に示すように、キャリッジ2
0の移動に連動して回動部材42が回動する結果、ヘッ
ド押さえ部材43がバネにより回動して押さえローラー
44が磁気ヘッド24の検出面24aに密着され、紙経
路13を搬送されるチェック紙のMICR印刷部分を磁
気ヘッド24に押し付ける。
【0044】MICRデータの読み取りが終了すると、
キャリッジ20は印刷可能な範囲Wに戻る。このとき、
回動部材42は、摩擦により原位置を保持したままであ
り、従って、ヘッド押さえ部材43の押さえローラー4
4は磁気ヘッド24に密着した状態を維持する。このた
め、前述の実施例と同様に、従来設定することができな
かった各種の複雑な動作シーケンスを設定することがで
きる。
【0045】一方、キャリッジ20が印刷可能な範囲を
超えて左側(図16中で矢印Kの方向)にさらに端まで
移動すると、その途中でキャリッジ20から下方に突き
出た突起35が回動部材42の第1の操作端42aに当
たり、さらにキャリッジ20が同方向に移動すると、図
17に示すように、キャリッジ20の移動に連動して回
動部材42が回動する結果、ヘッド押さえ部材本体43
aが回動して押さえパッド25が磁気ヘッド24から離
れ、両者の間に隙間が形成される。なお、本例では、チ
ェック紙を磁気ヘッドに押し付ける部材として、ローラ
を用いた例について説明したが、ローラの代わりにパッ
ドを用いてもよい。 このように、本実施例においても
前述の実施例と同様な作用効果を奏することができる。
【0046】なお、以上の二つの実施例では、ヘッド押
さえ部材26,43を磁気ヘッド24に対して離接移動
させたが、ヘッド押さえ部材26に代わり、磁気ヘッド
24の側を離接移動させても良く、またヘッド押さえ部
材26および磁気ヘッド24の両者を動かすことも可能
である。また、以上の各実施例では、磁気ヘッド24が
一つの例を示したが、磁気ヘッド24の数は複数でもよ
い。さらに、以上の実施例では、プリンタをベースとし
た複合処理装置に基づき説明しているが、逆に、MIC
Rリーダーをベースとして本発明の複合処理装置を構成
しても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る複合
処理装置は、ヘッド押さえ部材と磁気ヘッドとの離接移
動機構を改良するだけの簡単な構成でありながら、例え
ば、印刷ヘッドを通常の印刷範囲の中央部付近に位置さ
せることにより、単票用紙を搬送しつつそのMICRデ
ータを読取る際、印刷ヘッドの下面を単票用紙端部の搬
送ガイドとすることによって単票用紙の搬送を円滑に行
う等の複雑な動作シーケンスを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における、プリンタをベースと
した複合処理装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示す複合処理装置の正面から見た断面図
である。
【図3】図1に示す複合処理装置の正面から見た他の断
面図である。
【図4】図1に示す複合処理装置の側面図である。
【図5】図1に示す複合処理装置の他の側面図である。
【図6】図1に示す複合処理装置のキャリッジフレーム
を示す斜視図である。
【図7】図1に示すキャリッジを下方から見た斜視図で
ある。
【図8】図1に示す複合処理装置の本発明に係る要部を
現す斜視図である。
【図9】図1に示す複合処理装置の本発明に係る要部を
拡大して示す斜視図である。
【図10】図1に示す複合処理装置の本発明に係る要部
を拡大して示す他の斜視図である。
【図11】図1に示す複合処理装置の本発明に係る要部
を拡大して示す側面図である。
【図12】図1に示す複合処理装置の本発明に係る要部
を拡大して示す他の側面図である。
【図13】本発明の他の実施例における複合処理装置を
示す斜視図である。
【図14】図13の複合処理装置の第1の作用を示す斜
視図である。
【図15】図13の複合処理装置の第2の作用を示す斜
視図である。
【図16】図13の複合処理装置の第3の作用を示す斜
視図である。
【図17】図13の複合処理装置の第4の作用を示す斜
視図である。
【図18】プリンタをベースとした複合処理装置の磁気
ヘッド24近傍を拡大して示し、(a)は平断面図、
(b)は側断面図である。
【図19】プリンタをベースとした複合処理装置の図1
8とは他の状態である磁気ヘッド24近傍を拡大して示
し、(a)は平断面図、(b)は側断面図である。
【図20】(a),(b),(c)は、図18および図
19に示すヘッド押さえ部材26を印刷ヘッド19の動
きに機械的に連動する様子を示す図である。
【符号の説明】
10,40 プリンタ 15 紙送りモーター 16 紙送りローラー 17 キャリッジフレーム 18 移動軸 19 印刷ヘッド 20 キャリッジ 21 プラテン 23 キャリッジモーター 24 磁気ヘッド 25 押さえパッド 26 ヘッド押さえ部材 29 スライド板 33 開切換爪 34 閉切換爪 35 突起 42 回動部材 42a 第1の操作端 42b 第2の操作端 42c 操作部 42d カム 43 ヘッド押さえ部材 44 押さえローラー 46 復帰バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C064 EE01 EE04 FF08 5B029 AA04 BB07 5B072 CC27 CC28 DD05 5C072 AA03 BA01 KA01 MB04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単票用紙を導く紙経路と、前記単票用紙
    の紙面の少なくともいずれかに面するように前記紙経路
    に設置され前記単票用紙のMICRデータを読み取り可
    能な少なくとも1つの磁気ヘッドと、前記紙経路を送ら
    れてくる前記単票用紙の紙面のいずれかの面へ印刷可能
    な印刷ヘッドとを有し、 前記磁気ヘッドの検出面と対向する位置に設けられ前記
    単票用紙を前記磁気ヘッドに向かって圧接可能なヘッド
    押さえ部材と、このヘッド押さえ部材および磁気ヘッド
    の少なくともいずれかを離接移動可能な離接移動手段を
    有し、 前記印刷ヘッドを前記紙経路の幅方向に往復動し、前記
    印刷ヘッドを印刷可能な範囲より前記幅方向の少なくと
    も一方の端にさらに移動可能な印刷ヘッド駆動手段を有
    し、 前記離接移動手段は、前記印刷ヘッドの前記一方の端に
    移動する動きと連動して前記ヘッド押さえ部材および磁
    気ヘッドの少なくともいずれかを動かし、印刷ヘッドが
    一方の端に移動するときのみヘッド押さえ部材と磁気ヘ
    ッドの間が隙間のない状態または隙間のある状態に切り
    換えることを特徴とする複合処理装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷ヘッドが前記一方の端に移動す
    る動きと連動してスライド移動するスライド板を備え、
    このスライド板のスライド移動を前記ヘッド押さえ部材
    または磁気ヘッドの離接移動に変換するカムを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の複合処理装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷ヘッドが前記一方の端に移動す
    る動きと連動して回動する回動部材を備え、この回動部
    材の回動を前記ヘッド押さえ部材または磁気ヘッドの離
    接移動に変換するカムを有することを特徴とする請求項
    1に記載の複合処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘッド押さえ部材が回転自在な押さ
    えローラーを備えることを特徴とする請求項1に記載の
    複合処理装置。
  5. 【請求項5】 前記押さえローラーが回転駆動されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の複合処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7744322B2 (en) 2005-09-29 2010-06-29 Kaoru Taneichi Nut

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