JP2003000445A - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JP2003000445A
JP2003000445A JP2001194103A JP2001194103A JP2003000445A JP 2003000445 A JP2003000445 A JP 2003000445A JP 2001194103 A JP2001194103 A JP 2001194103A JP 2001194103 A JP2001194103 A JP 2001194103A JP 2003000445 A JP2003000445 A JP 2003000445A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレートが角形で、本体の外側方に油煙が漏
れることなく、コンパクトで使いやすい家庭用の調理器
を提供することを目的とする。 【解決手段】 略中央に吸気口22を有するプレート2
1と、ヒータ23と、遮熱板に設けた開口穴内に設けた
フィルター28と、ファン30と、遮熱板25とファン
および遮熱板を覆うボデー32,33と、プレート上端
部より上方に位置するボデーのフランジと、プレート上
端部の外方に設けた遮熱板上端部とボデー33のフラン
ジ38との間の吹き出し部39とを有し、プレートは略
矩形で、プレート上の空気はファンによりプレートの吸
気口から本体内に吸い込まれ、その後は吹き出し部から
吸気口に向かって吹き出され、プレートの4角近傍から
吹き出す空気の速度は4角以外の吹き出し部の速度より
遅くしたことにより、本体の外側方に油煙が漏れること
なくコンパクトで使い易い電気調理器となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭で焼き肉な
どの調理に用いられる電気調理器に関するもので、特に
プレート上で発生した油煙を吸引する機能を設けた電気
調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般家庭用の電気調理器で油煙を
吸引して除去する機能を設けた構成を説明する。
【0003】電気調理器の本体内に吸煙する構成では本
体及びプレートの形状が角形と丸形で機構が異なってお
り、角形では特開2000−279325号公報のよう
に、調理を行う際にプレート上で発生した油煙をプレー
トの調理面に設けた穴から下方に吸い取る構成や、特開
2000−166770号公報及び特開2000−10
7040号公報のようにプレートの外方の一方から他方
に吹き出す送風を設けてプレート上で発生した油煙を送
風と共に本体内に吸い込む構成になっている。
【0004】また丸形では特許第3050171号公報
のようにプレートの中央に設けた吸気口から煙を本体内
に吸い込んで本体の外周から中央に吹き出す循環送風構
成になっていた。
【0005】さらに本体内に吸煙する構成以外では、特
開2000−18601号公報や特開平5−23168
9号公報にしめすようにプレートの上方に吸煙機能を設
けて油煙を吸い取る構成になっていた。
【0006】ここで、丸形の構成を図9及び図10を用
いて具体的に説明する。
【0007】図9において、1は調理を行うプレート、
2はプレート1中央に設けた吸気口、3はプレート1を
載置して加熱するシーズヒータ、4はプレート1の外方
を覆う遮熱板A、5は遮熱板A5の外方を覆う遮熱板
B、6は遮熱板A4と遮熱板B5の中央開口部に着脱自
在に載置するフィルター、7は遮熱板A4の中央開口部
とプレート1の吸気口2下方の隙間を埋める着脱可能に
載置するフィルターカバーである。8は遮熱板B5下方
の遠心ファン、9は遠心ファン8を直接取り付けたモー
ター、10は本体の外郭の下部を成す下ボデーであり、
11は本体の外郭の上部を成す上ボデーである。12は
下ボデー10に設けた整流リブである。13は吸気口2
から遠心ファン8への吸い込み空気、14は遮熱板B5
と下ボデー10との間で構成する空気通路、15は遠心
ファン8からの吹き出し空気A、16は上ボデー11の
上部のフランジ、17は上ボデー11のフランジ16と
遮熱板A4の上端部の間に構成する吹き出し口、18は
吹き出し口17からの吹き出し空気Bである。
【0008】また、図10において、整流リブ12は遠
心ファン8の近傍には遠心ファン8の接線方向に吹き出
す15の吹き出し空気Aに水平の12aのリブAを設
け、下ボデー10の外周部にはプレート1の吸気口2に
向かう方向の12bのリブBを設け、リブA12aとリ
ブB12bとはなめらかにつないでいる。
【0009】以上の構成において、シーズヒータ3によ
りプレート1を加熱させ、加熱されたプレート1上で焼
肉等の調理を行うと、プレート1上に油煙が発生する。
【0010】また、モーター9を駆動して遠心ファン8
を回転させると、吸気口2からの吸い込み空気13はフ
ィルター6を通過して、吹き出し空気A15となり、こ
の吹き出し空気A15は空気通路14内で整流リブ12
により流れ方向が変えられ、吹き出し口17からの吹き
出し空気18となり、吸気口2に向かって吹き出す。こ
れにより循環送風が形成される。
【0011】プレート1上で発生した油煙はこの循環送
風に混じり、吸気口2から本体内に吸い込まれるが、フ
ィルター6を通過する際に、油煙はフィルター6に吸着
して、空気のみが吹き出し口17から再度プレート1上
に吹き出され、油煙を除去していた。
【0012】この際、吹き出し空気B18がプレート1
上を均一にするが、これにより吸気口2からの吸引力の
低下が図れ、プレート1上から奪う熱も少なくなり、プ
レート1の温度低下が抑えられ、おいしく調理ができる
ためである。これは吹き出し空気B18がプレート1上
での送風量にムラがあると、送風量の少ない所の油煙は
一部が送風に混じらないため、吸気口2に吸引できず、
そのため、吸気口2からの吸引力を増す必要があり、プ
レート1上から奪う熱も多くなり、プレート1の温度低
下が大きくなり、うまく調理ができなくなるために必要
であった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成の電気調理器では、特開2000−279325
号公報のような調理を行う際にプレート上で発生した油
煙をプレートの調理面に設けた穴から下方に吸い取る構
成では、プレート上の空気を吸い込む際に空気がプレー
トの調理面に触れるためにプレートの調理面の冷却が行
われ、プレートの温度が下がるという問題があった。そ
のために火力を増さなくてはいけないため、一般家庭用
で電力が例えば100V1500W以下の低電力では十
分な火力が供給できず、電力密度を上げるためにプレー
トの面積を狭くする必要があり、使い勝手が悪かった。
【0014】また、特開2000−166770号公報
や特開2000−107040号公報に記載されている
ようにプレートの外方の一方から他方に吹き出す循環送
風を設けてプレート上で発生した油煙を循環送風と共に
本体内に吸い込む構成のものでは、油煙の一部の本体内
に吸い込まないものは吸い込み口の外方に漏れるが、こ
の時、この流れの方向にいる人に油煙が当たり、汚れる
という問題があった。
【0015】特許第3050171号公報のようにプレ
ートが丸形で中央に設けた吸気口から煙を本体内に吸い
込んで本体の外周から中央に吹き出す循環送風構成で
は、プレート上で発生した油煙はプレートの中央に流れ
るので、油煙の一部が本体内に吸い込まれなくても本体
の外方にいる人に油煙が当たることはない。しかし、電
気調理器として焼肉以外の調理を行うためにプレートを
平面形状のものに置き換えた場合、プレートは丸形のた
めに、お好み焼きやホットケーキ等を複数同時に調理す
る際には角形のプレートよりは使い勝手が悪くなる。ま
たプレートを角形にすると、この構成ではプレートの中
央部の吸気口とプレート外周の吹き出し口との距離がプ
レート外周で一定でなく、循環送風にムラができてしま
うという問題があった。
【0016】特開2000−18601号公報や特開平
5−231689号公報に示すプレートの上方に吸煙機
能を設けて油煙を吸い取る構成では、本体以外の構造物
が必要になり、場所をとるという問題があった。
【0017】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、プレートが角形であ
り且つ調理時に温度低下がなくて、おいしく調理がで
き、使用者がどこにいても油煙で汚れることなく、本体
以外に余分な構造物がない使いやすい家庭用の電気調理
器を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の電気調理器は、プレートの略中央に吸気口
を設けて、プレート上で発生する油煙をプレート吸気口
から吸引して、本体内を通ってプレート上端部の外方か
ら再度吸気口に向かって吹き出す循環送風構成であり、
プレートは略矩形として、プレートの4角近傍から吹き
出す空気と4角以外から吹き出す空気とを、吹き出し速
度と吹き出し方向を変えることでプレート上で循環送風
する空気のムラをなくしており、丸形と同様に弱い循環
送風でプレート上で発生する油煙を吸引することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
略中央に吸気口を有するプレートと、前記プレート下方
に配置して加熱するヒータと、前記プレートの下部及び
周壁を覆った遮熱板と、前記遮熱板の略中央に設けた開
口穴と、前記開口穴内に設けたフィルターと、フィルタ
ー下方のファンと、遮熱板とファンの下方および遮熱板
の周壁を覆うボデーと、プレート上端部より上方に位置
するボデーのフランジと、プレート上端部の外方に設け
た遮熱板上端部と前記ボデーのフランジとの間の吹き出
し部とを有し、プレートは略矩形で、プレート上の空気
はファンによりプレートの吸気口から本体内に吸い込ま
れ、その後は吹き出し部から吸気口に向かって吹き出さ
れ、プレートの4角近傍から吹き出す空気の速度は4角
以外の吹き出し部の速度より遅くした構成としたもので
ある。
【0020】ファンからの空気で吹き出し部から吹き出
す空気の量を調整しないと、プレートの角部は角を挟む
両辺から空気が吹き出されるため、角部以外よりも空気
量が多くなり、プレート上で送風量にムラが生じるが、
本発明の構成では、4角近傍から吹き出す空気を4角以
外の吹き出し部より速度を遅くして、空気量を抑えるこ
とで角形のプレートでもプレート上で流れる空気量のム
ラがなくなり、プレート上のどこで油煙が発生しても循
環する空気に混ざり、本体内に入りフィルターで除去で
きる。
【0021】本発明の請求項2記載の発明は、遮熱板と
ボデーの間には複数の整流リブを設け、前記整流リブは
ファンの羽根近傍がファンの吹き出し接線方向に合わせ
ると共に、吹き出し部近傍はプレートの吸気口に向かっ
た方向にした形状にして、プレートの4角部に空気が吹
き出す所のボデーの整流リブ間には、空気の送風量を低
くする遮蔽壁を設けた構成としたもので、遮蔽壁により
プレートの4角部からは空気が吹き出さず、プレート上
の4角部には、この角部の両側から空気が少量ずつ吹き
出し合わさって角部以外と同等の空気量になり、プレー
ト上は全面にわたって空気量はムラをなくすことができ
る。
【0022】本発明の請求項3記載の発明は、プレート
の4角部に空気を吹き出す所のボデーの整流リブ間に
は、ボデーに排気口を設けた構成としたもので、排気口
により本体内を循環する空気は本体の外に排出され、プ
レートの4角部には空気の量を少なくすることができ
る。
【0023】本発明の請求項4記載の発明は、プレート
の4角部の近傍に空気を吹き出す所のボデーの整流リブ
には風向を変える障壁を設けた構成としたもので、この
整流リブ間の距離の一部分に障壁を設けることで流れる
空気は障壁のない間を流れ、障壁のある所は空気が流れ
ない。そして障壁のない間を通過した空気は障壁により
空気が流れない部分に流れようと流れの方向が変わり、
これにより整流リブ間で流れる空気の方向が変えられ、
本体の吹き出し口から吹き出す空気の方向を細かく調整
ができ、本体の全周から吹き出す空気をプレート中央の
吸気口に向けることができ、プレート上を循環する空気
量のムラをなくすことができる本発明の請求項5記載の
発明は、ボデーのフランジはプレートの吸気口に近い部
分を、吹き出し方向が下方に傾いた構成としたもので、
プレートの吸気口に近い部分は丸形のファンから吹き出
される距離が短い為に吹き出し空気の速度が速くなり、
本体内で下方部から上部に流れて吹き出されるときに4
角部よりも上方向きに吹き出されるのを防止するため
に、吹き出し部のフランジを下方に傾かせたことで、吹
き出し空気の方向を本体の全周にわたって均一になり、
吹き出し口から吹き出された空気が吸気口から吸引され
易くなり、循環送風の量を全体に少なくすることがで
き、熱損失と騒音を抑えることができる。
【0024】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例を図
1から図2により説明する。図1において、21は調理
を行うプレート、22はプレート21中央に設けた吸気
口、23はプレート21を載置して加熱するシーズヒー
タ、24はシーズヒータ23を支持するヒータ支持金
具、25はヒータ支持金具24を取り付けてプレート2
1の外方を覆う遮熱板A、26は遮熱板A25の外方を
覆う遮熱板B、27は遮熱板A25と遮熱板B26の中
央開口部に設けたフィルター受け網、28はフィルター
受け網27上に着脱自在に載置するフィルター、29は
遮熱板A25の中央開口部とプレート21の吸気口22
下方の隙間を埋める着脱可能に載置するフィルターカバ
ーである。30は遮熱板B26下方の遠心ファン、31
は遠心ファン30を直接取り付けたモーター、32は本
体の外郭の下部を成す下ボデーであり、33は本体の外
郭の上部を成す上ボデーである。34は下ボデー32に
設けた整流リブである。35は吸気口22から遠心ファ
ン30への吸い込み空気、36は遮熱板B26と下ボデ
ー32との間で構成する空気通路、37は遠心ファン3
0からの吹き出し空気A、38は上ボデー33の上部の
フランジ、39は上ボデー33のフランジ38と遮熱板
A25の上端部の間に構成する吹き出し口、40は吹き
出し口39からの吹き出し空気Bである。41は空気通
路36内の整流リブ34がある整流部であり、42は空
気通路36内の整流リブ34がない無整流部である。
【0025】また、図10において、整流リブ34は遠
心ファン30の近傍には遠心ファン30の接線方向に吹
き出す37の吹き出し空気Aに水平の34aのリブAを
設け、下ボデー32の外周部にはプレート21の吸気口
22に向かう方向の34bのリブBを設け、リブA34
aとリブB34bとはなめらかにつないでいる。下ボデ
ー32の4角の整流リブ34間には43の遮蔽壁が設け
ている。
【0026】この構成において、シーズヒータ23によ
りプレート21を加熱させ、加熱されたプレート21上
で焼肉等の調理を行うと、プレート21上に油煙が発生
する。
【0027】また、モーター31を駆動して遠心ファン
30を回転させると、吸気口22からの吸い込み空気3
5はフィルター28を通過して、吹き出し空気A37と
なり、この吹き出し空気A37は空気通路36内で整流
リブ34によりリブA34aの流れ方向からリブB34
bの方向に流れが変えられ、吹き出し口39からの吹き
出し空気40となり、吸気口22に向かって吹き出す。
これにより循環送風が形成される。
【0028】この際、遮蔽壁43により4角部は吹き出
し空気A37の送風が遮断され、上ボデー33の4角部
からの吹き出し空気Bは少なくなる。これは上ボデー3
3や下ボデー32はデザインなどから一般的に樹脂材料
を用いるため、加熱時は遮熱板を遮熱板A25と遮熱板
B26と二重断熱構造にしても遮熱板B26の温度が高
く、樹脂製の整流リブ34や遮蔽壁43は遮熱板B26
に接触できず、隙間を設ける必要があるためである。こ
れにより送風は遮蔽壁43のない隙間からは流れ、4角
部の吹き出し口39からは少量が吹き出す。
【0029】以上の構成により吹き出し口39からの吹
き出し空気B40は4角部で少なくなるが、4角部は両
辺の近傍からの吹き出し空気が流れるため、プレート2
1上の送風量はほぼ均一にすることができる。
【0030】プレート21上で発生した油煙はこの循環
送風に混じり、吸気口22から本体内に吸い込まれる
が、フィルター28を通過する際に、油煙はフィルター
28に吸着して、空気のみが吹き出し口39から再度プ
レート21上に吹き出され、油煙を除去することができ
る。
【0031】また、プレート21上の送風量はほぼ均一
になるため、吸気口22からの吸引力の低下が図れ、プ
レート21上から奪う熱も少なくなり、プレート21の
温度低下が抑えられ、おいしく調理ができる。
【0032】(実施例2)図3及び図4を用いて実施例
2を説明する。全体の構成の説明は実施例1と同様なの
で省略し、異なる部分についてのみ説明することにす
る。
【0033】下ボデー32の4角の整流リブ34間には
43の遮蔽壁の他に、50の排気口が設けている。
【0034】この構成により本体の4角部の吹き出し口
39からの吹き出し空気が抑えられ、よってプレート2
1上の送風量は4角部の量を抑えられ、プレート21上
の送風量をさらに均一にでき、除煙性能を高めることが
できる。
【0035】(実施例3)図5および図6を用いて実施
例3を説明する。全体の構成の説明は実施例1と同様な
ので省略し、異なる部分についてのみ説明することにす
る。
【0036】本体の4角部の近傍に空気を吹き出す範囲
の下ボデー32の整流リブ34間には55の障壁を設け
ている。56は障壁55が無い場合の遠心ファン30か
らの吹き出し空気Aであり、57は空気通路36の障壁
55の背部であり、58は障壁55を設けた場合の吹き
出し空気Cである。
【0037】この構成により、遠心ファン30により吹
き出された空気は空気通路36内で障壁55がない場合
は整流部41は吹き出し空気A56の方向に流れ、無整
流部42では整流リブ34を乗り越えて隣の整流リブ間
に渡ってしまう。ここで、障壁55を設けると整流部4
1の背部57には空気が流れないために空気の圧力が低
く、障壁55近傍を流れる吹き出し空気は背部57に引
き寄せられ、58の吹き出し空気の方向に流れる。これ
により、無整流部42間を流れる吹き出し空気も隣の整
流リブ間に流れにくくなると共に、吹き出し口39から
の吹き出し方向も4角部に空気が行かない方向に変える
ことができる。
【0038】よって、プレート21上を流れる送風量で
4角部に多く流れるのを抑えることができ、プレート2
1上の送風の均一化が図れる。
【0039】(実施例4)図7及び図8を用いて実施例
4を説明する。全体の構成の説明は実施例1と同様なの
で省略し、異なる部分についてのみ説明することにす
る。
【0040】上ボデー33のフランジ38はプレート2
1の吸気口22に近い60の範囲Aには、61の吹き出
し方向が下方に傾いた形状Aにしている。62は範囲A
60の吹き出し空気Dである。
【0041】この構成により、遠心ファン30から吹き
出された空気が吹き出し口39から吹き出すまでの距離
は範囲A60で最も短い。ここで本体が丸形であると吹
き出し口の全周で一定であったが、プレートと本体が矩
形で、特に略正方形よりは略長方形ではとくにこの距離
が場所により異なる。したがって本体内の空気通路36
内で前記距離が短いところには障壁や開口穴で送風速度
を落とす手段があるが、一部のみに極端に行うと乱流が
起こるため、整流を同時に行うと、吹き出し部で範囲A
62で強くなり、吹き出し方向はねらいの水平度より上
方向に流れるが、、形状A61により下方に吹き出す形
状により、範囲A62以外と同じ鉛直方向にすることが
でき、吹き出し口39からの吹き出し空気B40が吸気
口2に吸い込まれ易くなり、循環送風の速度を低くでき
る。
【0042】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の発明によれば、循
環送風機構で、長方形の上ボデー上部のフランジから吹
き出す送風を4角部では風量を抑えることでプレート調
理面上の送風の均一化が図れ、プレート上で発生する油
煙の除去でき、プレートが角形でも除煙性能が向上す
る。
【0043】請求項4記載の発明によれば、整流リブに
たてリブを一部設けることで、このリブ近傍の風向がか
わり、上ボデーのフランジから吹き出す方向を調整して
プレート中央の吸気口に向けて風を吹き出すことがで
き、循環送風の漏れが抑えられる。
【0044】請求項5記載の発明によれば、上ボデーの
フランジから吹き出す風は長方形の辺の中央部では速度
が速く、上向きに吹き出しやすいので、フランジの角度
を下向かせる調整をすることで、プレート上の送風の循
環が行われやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電気調理器の縦断面図
【図2】本発明の第1の実施例の電気調理器の下ボデー
の平面図
【図3】本発明の第2の実施例の電気調理器の縦断面の
部分拡大図
【図4】本発明の第3の実施例の電気調理器の下ボデー
の平面の部分拡大図
【図5】本発明の第3の実施例の電気調理器の下ボデー
の平面の部分拡大図
【図6】本発明の第3の実施例の電気調理器の平面図
【図7】本発明の第4の実施例の電気調理器の縦断面の
部分拡大図
【図8】本発明の第4の実施例の電気調理器の平面図
【図9】従来例の電気調理器の縦断面図
【図10】従来例の電気調理器の下ボデーの平面図
【符号の説明】
21 プレート 22 吸気口 23 シーズヒータ 25 遮熱板A 26 遮熱板B 28 フィルター 33 遠心ファン 31 モーター 32 下ボデー 33 上ボデー 38 フランジ 39 吹き出し口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略中央に吸気口を有するプレートと、前
    記プレート下方に配置して加熱するヒータと、前記プレ
    ートの下部及び周壁を覆った遮熱板と、前記遮熱板の略
    中央に設けた開口穴と、前記開口穴内に設けたフィルタ
    ーと、フィルター下方のファンと、遮熱板とファンの下
    方および遮熱板の周壁を覆うボデーと、プレート上端部
    より上方に位置するボデーのフランジと、プレート上端
    部の外方に設けた遮熱板上端部と前記ボデーのフランジ
    との間の吹き出し部とを有し、プレートは略矩形で、プ
    レート上の空気はファンによりプレートの吸気口から本
    体内に吸い込まれ、その後は吹き出し部から吸気口に向
    かって吹き出され、プレートの4角近傍から吹き出す空
    気の速度は4角以外の吹き出し部の速度より遅くしたこ
    とを特徴とする電気調理器。
  2. 【請求項2】 遮熱板とボデーの間には複数の整流リブ
    を設け、前記整流リブはファンの羽根近傍がファンの吹
    き出し接線方向に合わせると共に、吹き出し部近傍はプ
    レートの吸気口に向かった方向にした形状にして、プレ
    ートの4角部に空気が吹き出す所のボデーの整流リブ間
    には、空気の送風量を低くする遮蔽壁を設けた請求項1
    記載の電気調理器。
  3. 【請求項3】 プレートの4角部に空気を吹き出す所の
    ボデーの整流リブ間には、ボデーに排気口を設けた請求
    項1または2記載の電気調理器。
  4. 【請求項4】 プレートの4角部の近傍に空気を吹き出
    す所のボデーの整流リブには風向を変える障壁を設けた
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電気調理器。
  5. 【請求項5】 ボデーのフランジはプレートの吸気口に
    近い部分を、吹き出し方向が下方に傾いた請求項1記載
    の電気調理器。
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