JP2003000039A - 扱 胴 - Google Patents

扱 胴

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JP2003000039A
JP2003000039A JP2001189716A JP2001189716A JP2003000039A JP 2003000039 A JP2003000039 A JP 2003000039A JP 2001189716 A JP2001189716 A JP 2001189716A JP 2001189716 A JP2001189716 A JP 2001189716A JP 2003000039 A JP2003000039 A JP 2003000039A
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JP
Japan
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cylinder
handling
tubular body
threshing
handle
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JP2001189716A
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Inventor
Shuichi Mori
周一 森
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扱胴を扱室に装着したままでも、扱歯交換な
どが作業容易に行なえるようにする。 【解決手段】 扱胴前部を構成する前部筒体22と、扱
胴中間部を構成する中間部筒体26と、扱胴後部を構成
する後部筒体29とを各別の部品に構成して連結分離自
在に連結してある。中間部構成体26を扱胴周方向に複
数個の分割構成体26aに分割できるように構成してあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扱胴に関する。
【0002】
【従来の技術】扱胴では、扱歯が摩滅したり変形して交
換することがある。このため、従来、図5に示すよう
に、扱胴20の筒体の前後方向での中間部に、蓋体40
が付いた点検口40aを設け、点検口40aから筒体の
内部に手を差し入れて扱歯取付けねじを操作するように
なったものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の扱胴では、前端
部や後端部の内部には手が届きにくく、扱歯交換などの
作業が行ないにくいことがあった。本発明の目的は、扱
室に取付けたままにしても、前端部や後端部などいずれ
の内部にも手が届き易く、さらには、製作も容易となる
扱胴を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕扱胴前部を構成する前部筒体と、
扱胴中間部を構成する中間部筒体と、扱胴後部を構成す
る後部筒体とを、各別の部品に構成するとともに連結分
離自在に備え、前記中間部筒体を、扱胴周方向に複数個
の分割構成体に分割自在に構成してある扱胴。
【0006】〔作用〕中間部筒体を前部筒体及び後部筒
体から分離させるとともに複数個の分割構成体に分解す
れば、前部筒体及び後部筒体を扱胴支軸に連結し、扱胴
支軸を介して扱室に装着したままにしながら、前部筒体
と後部筒体との間に扱胴の全周にわたる隙間が出来、こ
の隙間を点検口にして、前部筒体や後部筒体の内部に手
を容易に届かすことができる。
【0007】また、前部筒体と中間部筒体と後部筒体と
を各別の部品に構成するものだから、これらを一つの筒
体に構成するに比し、前部筒体や後部筒体を歪みが少な
い円筒形に作成しやすい。
【0008】〔効果〕従って、扱胴を扱室に装着したま
まにしながら扱胴の全周にわたる大きな点検口を形成
し、前部筒体や後部筒体のいずれの内部にも手を容易に
届かせて楽に能率よく扱歯交換などの作業を行なえる。
【0009】扱胴の前部や後部を歪みが少ない円筒形に
容易に作成し、脱穀性能がよい状態に製作容易に得られ
る。
【0010】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0011】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記中間部筒体の前記複数個の分割構成体を、扱胴
支軸に連結した状態にある前記前部筒体及び前記後部筒
体に対して連結及び分離自在に構成してある。
【0012】〔作用〕前部筒体及び後部筒体を扱胴支軸
に連結したままにしながら、中間部筒体を取外せるもの
であるから、扱胴を扱室に装着したままにしながら扱胴
の全周にわたる大きな点検口を形成できる。
【0013】〔効果〕従って、扱歯交換などの作業を行
なうに当り、扱胴を扱室に装着したままにしながら扱胴
の前端部や後端部のいずれの内部にも手を容易に届かせ
て楽に能率よく行なえるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すように、脱穀フィード
チェーン1によって刈取穀稈の株元側を挟持搬送しなが
ら穂先側を扱室2に供給し、その穂先側を機体前後向き
の軸芯31aまわりで回動する扱胴20と、受網4とに
よって脱穀処理し、脱穀排ワラを脱穀フィードチェーン
1によって扱室2の送塵口5から搬出するように脱穀部
を構成してある。扱室2の送塵口5から排出される脱穀
処理物を、その送塵口5の後方で機体横向きの軸芯まわ
りで回動する処理胴6によって解し処理して穀粒を取り
出すように再処理部を構成してある。脱穀部の受網4な
どから落下する脱穀処理物、及び、再処理部から落下す
る処理物を、受網4の下方に前端側が位置する駆動揺動
自在な選別装置7と、この選別装置7の前端側の下方に
位置する唐箕8によって供給される選別風とによって穀
粒と塵埃とに選別処理し、穀粒を選別装置7から落下さ
せ、塵埃を唐箕8からの選別風と共に排出口9から機外
に排出したり、排塵ファン10によって機外に排出する
ように選別部を構成してある。この選別部からの1番処
理物を選別装置7の下方に位置する1番スクリューコン
ベア11によって機外に搬出するように構成し、選別部
からの2番処理物を選別装置7の後端側の下方に位置す
る2番スクリューコンベア12と、この2番スクリュー
コンベア12の搬送終端部に接続している揚送還元装置
13とによって選別装置7に還元して再処理するように
構成して、もって、コンバイン用の脱穀機を構成してあ
る。
【0015】図2などに示すように、扱胴20は、前側
板21が前端側に連結している円筒形の前部筒体22の
周囲にこの前部筒体22の周及び軸芯方向に並ぶ整そ歯
23及び扱歯24を植設して成る扱胴前部構成体25
と、円筒形の中間部筒体26の周囲にこの中間部筒体2
6の軸芯及び軸芯方向に並ぶ扱歯24を植設して成る扱
胴中間部構成体27と、後側板28が後端側に連結して
いる円筒形の後部筒体29の周囲にこの後部筒体29の
周及び軸芯方向に並ぶ扱歯24を植設して成る扱胴後部
構成体30とを同心状に一つの筒状に並べて連結して構
成し、前記前側板21の中心部と前記後側板28の中心
部とを貫通している扱胴支軸31によって、扱室2の前
側壁と後側壁とにわたって回動自在に取付けてある。
【0016】扱胴支軸31は、前記前側板21及び後側
板28それぞれの内面側に固定されている軸支部材32
に一体回動自在に連結していることによって扱胴20に
一体回動自在に連結している。
【0017】扱胴前部構成体25の前部筒体22と、扱
胴中間部構成体27の中間部筒体26と、扱胴後部構成
体30の後部筒体29とは、それぞれが独立した一つの
部品になるように各別の部品に構成してある。前部筒体
22の後端側と中間部筒体26の前端側とを扱胴20の
径方向に重ね合わせて、両筒体22,26の周方向に並
ぶ複数本の連結ボルト33によって分離自在に連結し、
中間部筒体26の後端側と後部筒体29の前端側とを扱
胴20の径方向に重ね合わせて、両筒体26,29の周
方向に並ぶ複数本の連結ボルト33によって分離自在に
連結することにより、扱胴前部構成体25と扱胴中間部
構成体27と扱胴後部構成体30とを一体回動及び分離
自在に連結してある。
【0018】図2、図3などに示すように、前記中間部
筒体26は、この中間部筒体26を扱胴20の周方向に
4個の分割構成体26aに分割したその分割構成体26
aの隣接し合う一対の分割構成体26aの扱胴径方向に
重なり合う端部どうしを複数本の連結ボルト34によっ
て分離自在に連結して構成してある。
【0019】これにより、中間部筒体26は、この中間
部筒体26を扱胴20の周方向に4個の分割構成体26
aに分割でき、各分割構成体26aは、扱胴支軸31に
連結したままの状態にある前部筒体22及び後部筒体2
9に対して連結ボルト33によって連結したり、扱胴支
軸31に連結したままの状態にある前部筒体22及び後
部筒体29から分離させられる。
【0020】つまり、図4に示すように、整そ歯23や
扱歯24を交換するなどのメンテナンス作業を行なう
際、扱胴中間部構成体27の中間部筒体26を分割構成
体26aに分解して前部筒体22及び後部筒体29から
取外す。すると、扱胴前部構成体25及び扱胴後部構成
体30を扱室2に装着したままにしながら、前部筒体2
2と後部筒体29との間に扱胴20の全周にわたる隙間
が出来、この隙間を点検口として前部筒体22や後部筒
体29の内部に手を差し入れ、整そ歯23や扱歯24を
前部筒体22や後部筒体29に取付けているねじ部材を
着脱操作することが可能なように構成してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン用脱穀機の概略側面図
【図2】扱胴の縦断面図
【図3】扱胴中間部の横断面図
【図4】メンテナンス要領を示す説明図
【図5】従来の扱胴を示す説明図
【符号の説明】
22 前部筒体 26 中間部筒体 26a 分割構成体 29 後部筒体 31 扱胴支軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱胴前部を構成する前部筒体と、扱胴中
    間部を構成する中間部筒体と、扱胴後部を構成する後部
    筒体とを、各別の部品に構成するとともに連結分離自在
    に備え、前記中間部筒体を、扱胴周方向に複数個の分割
    構成体に分割自在に構成してある扱胴。
  2. 【請求項2】 前記中間部筒体の前記複数個の分割構成
    体を、扱胴支軸に連結した状態にある前記前部筒体及び
    前記後部筒体に対して連結及び分離自在に構成してある
    請求項1記載の扱胴。
JP2001189716A 2001-06-22 2001-06-22 扱 胴 Pending JP2003000039A (ja)

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