JP2002544651A - 回路板のエッジコネクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】上述した回路板のエッジコネクターは、第１回路板と、該第１回路板にほぼ垂直に係合するようにした第２回路板とを接続するのに使用し、第２回路板の一側に配された電気コネクターに接続される回路板のエッジコネクターの一部、並びに、上記第２回路板の他側に配された電気コネクターに接続される回路板のエッジコネクターの一部は、別体の電気コネクターによって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、請求項１の一般クローズに係る装置、すなわち、第１回路板と、該第
１回路板にほぼ垂直に接続されるようにした第２回路板とを接続するための回路
板のエッジコネクターに関し、上記回路板のエッジコネクターは、上記第１回路
板上に設けられるとともに、該回路板のエッジコネクターは、上記第２回路板の
両側に配された電気コネクターに接触するようになっている。

【０００２】 回路板のエッジコネクターに必要な接点はますます増大するため、回路板の両側
に設けられる電気コネクターを介して、回路板の両側の電気コネクターに接触す
る回路板のエッジコネクターが必要である。（回路板の）電気コネクターの長さ
に関して、電気コネクターが上記回路板の一側のみに設けられる場合と比べて、
より多くの接点を設けることができる。

【０００３】 回路板のエッジコネクターは、概して、該エッジコネクターに接続する回路板と
、同一のものを支持する回路板とを接続するのに密に配された多数の接点のため
、回路板のエッジコネクターの製造は、最大の精度が求められる。このことは、
特に、回路板のエッジコネクターと、該エッジコネクターを支持する回路板との
間の接続が、ＳＭＴプロセス（回路板のエッジコネクターは、表面配置型の回路
板のエッジコネクターである）に基づいて達成される。同一のものは、類似的に
、上記回路板のエッジコネクターに係合される回路板用に、また、その上に設け
られた電気コネクターの組立品用である。これとは関係なく、最初に指摘した形
状の回路板のエッジコネクターは、大変な苦労を伴って取り扱うことができる。

【０００４】 従って、本発明の目的は、品質と信頼性について高度な要件で、比較的簡単に、
同一のものを製造したり、取り扱うことができるように、請求項１の包括クロー
ズに係る回路板のエッジコネクターを開発することにある。

【０００５】 この目的は、請求項１の特徴クローズでクレイムされた特徴によって、本発明に
符合するようになっている。

【０００６】 上記特徴は、上記第２回路板の一側に配された電気コネクターに接続される回路
板のエッジコネクターに接続される回路板のエッジコネクターの一部、並びに、
第２回路板の一側に配された電気コネクターに接続される回路板のエッジコネク
ターの一部は、別体の電気コネクターによって構成される。

【０００７】 このように回路板のエッジコネクターを複数の別体の部品ユニットに分割するこ
とは、いくつかの点で有利であることがわかる。一方、（例えば、ＳＭＴプロセ
スに必要な端子を同一の平面上に配置するのに）必要な許容誤差は、簡単に達成
することができ、一方、（回路板のエッジコネクターに挿入される回路板の異な
る厚さ等の）可変パラメータは、少ない費用で考慮することができ、究極的には
、小さな部品ユニットは、より簡単に取り扱うことができる（例えば、自動部品
挿入機械による）。

【０００８】 このようにクレイムされた回路板のエッジコネクターは、品質および信頼性に関
する高度な要件を満たして、比較的簡単に製造したり、取り扱うことができる。

【０００９】 本発明の効果的な進展は、従属クレイム，以下の記述，および図面の中で指摘さ
れる。

【００１０】

【発明の実施の形態】

以下に、本発明は、図面を参照しながら、実施態様によって詳細に記述される。

【００１１】 以下に、詳細に記述した回路板のエッジコネクターは、第１回路板と、該第１回
路板にほぼ垂直に係合するように第２回路板とを接続するのに使用される。

【００１２】 第１回路板は、例えば、いわゆる後方パネル回路板、若しくは、より一般的な用
語では、モジュールキャリアである。第２回路板は、例えば、後方パネル回路板
、若しくは、より一般的な用語では、上記モジュールキャリアに挿入されるモジ
ュールに挿入されるプラグイン・カードである。

【００１３】 考慮中の回路板のエッジコネクターは、第１回路板上に設けられ、第２回路板の
両側に配された電気コネクターに接触するようになっている。

【００１４】 図１は、第１回路板および第２回路板が、このような回路板のエッジコネクター
を介して接続されている状態を示す。上記第１回路板は符号１であり、該第１回
路板上に設けられた回路板のエッジコネクターは符号２であり、上記第２回路板
は符号３であり、後者の上に配された電気コネクターは、符号４および５である
。

【００１５】 回路板のエッジコネクター２は、複数の別体の部品ユニットから構成されること
に特徴がある。別体の部品ユニットは、別体の電気コネクター２１，２２であり
、その一つ（電気コネクター２１）は、上記第２回路板３の一方に配された電気
コネクター（電気コネクター４）に接続されるようになっている。一方、その他
の一つ（電気コネクター２２）は、上記第２回路板３の他方に配された電気コネ
クター（電気コネクター５）に接続されるようになっている。これらの電気コネ
クター２１，２２は、互いに独立して、第１回路板１上に設けられる別々の個別
品である。

【００１６】 図示した実施態様において、電気コネクター２１，２２は、同一の構造であり、
１８０度だけ回転して互いに対向するように配されている。

【００１７】 電気コネクター２１，２２のうち一つだけを、図２に示す。

【００１８】 電気コネクター２１，２２は、ハウジング２１１，上記第１回路板１に接続する
ための第１接触エレメント２１２，および、上記第２回路板３に接続するための
第２接触エレメント２１３から構成される。

【００１９】 しかし、上記回路板のエッジコネクターを別体の部品ユニットに分割することは
、同様に、他の点で有利であることがわかる。

【００２０】 上記部品ユニット、厳密には、電気コネクター２１，２２は、それぞれ、（多く
の接触エレメントの半分のみを図示した実施態様において、）上記回路板のエッ
ジコネクター２より少ない点数の接触エレメントを有する。このことは、上記第
１接触エレメント２１２に関して、特に有利であることがわかる。（比較的小さ
な数のため）後者は、比較的少ない経費で同一平面上に並べられる。このことは
、ＳＭＴプロセスが上記第１回路板１に接続するのに使用される場合に、最も重
要であり、既知の通り、ＳＭＴプロセスを使用するのに設けられる要素の端子は
、同一平面上に並べられる。

【００２１】 これとは別に、比較的小さなサイズのため、回路板のエッジコネクターの別体の
部品ユニットは、隣接ユニットの形状で、回路板のエッジコネクターよりも相当
簡単な方法で（例えば、自動部品挿入装置）取り扱うことができる。

【００２２】 図示される実施形態において、回路板のエッジコネクターの部品ユニット（電気
コネクター２１，２２）は、同一の構造である。これは、最小数の異なる部品点
数のみが製造されたり設置されるので、特に有利であることがわかるが、必ずし
も求められるものではない。また、電気コネクター２１，２２は、異なる電気コ
ネクターである。また、例えば、第１電気コネクター２１は、２列の雄型の多点
コネクター、および、第２電気コネクターは、４列の雄型の多点コネクターであ
る。

【００２３】 実際の利用の詳細にも拘わらず、記述された回路板のエッジコネクターは、品質
および信頼性に関する高度な要件とともに、その製造や取り扱いを比較的簡単に
する。

【図面の簡単な説明】

【図１】 ２つの回路板は、上記で詳細に記述した回路板のエッジコネクターを介して、相
互に接続される配置の斜視図を示す。

【図２】 図１の回路板のエッジコネクターを含む部品ユニットの一つの斜視図を示す。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ， ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ， ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，Ｋ Ｐ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ， ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，Ｓ Ｇ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１回路板（１）と、該第１回路板にほぼ垂直に接続するようにした第２回路板
   （３）とを接続するための回路板のエッジコネクターであり、上記第１回路板（
   １）と、上記第２回路板（３）の両側に配された電気コネクター（４，５）に接
   続するようになされた回路板のエッジコネクター（２；２１，２２）であって、
   上記第２回路板（３）の一側に配された電気コネクター（４）に接続するように
   した回路板のエッジコネクター（２；２１，２２）の部分（２１）、並びに、上
   記第２回路板（３）の他側に配された電気コネクター（５）に接続するようにし
   た回路板のエッジコネクター（２；２１，２２）の部分（２２）は、別体の電気
   コネクターによって構成されるようにしたことを特徴とする回路板のエッジコネ
   クター。
2. 【請求項２】 上記別体の電気コネクター（２１，２２）は、同一の構造であることを特徴とす
   る請求項１に基づく回路板のエッジコネクター。
3. 【請求項３】 上記別体の電気コネクター（２１，２２）は、１８０度回転して互いに対向する
   ように配されることを特徴とする請求項１又は２に基づく回路板のエッジコネク
   ター。
4. 【請求項４】 別体の電気コネクター（２１，２２）間の間隔は、上記第２回路板（３）の厚さ
   に依存するようになっていることを特徴とする先行の請求項のいずれかに基づく
   回路板のエッジコネクター。