JP2002544635A - スケジュールされたタイム・スロットを備えるワイヤレス制御ネットワーク - Google Patents

スケジュールされたタイム・スロットを備えるワイヤレス制御ネットワーク

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JP2002544635A
JP2002544635A JP2000618941A JP2000618941A JP2002544635A JP 2002544635 A JP2002544635 A JP 2002544635A JP 2000618941 A JP2000618941 A JP 2000618941A JP 2000618941 A JP2000618941 A JP 2000618941A JP 2002544635 A JP2002544635 A JP 2002544635A
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    • GPHYSICS
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    • G08B25/00Alarm systems in which the location of the alarm condition is signalled to a central station, e.g. fire or police telegraphic systems
    • G08B25/007Details of data content structure of message packets; data protocols

Abstract

(57)【要約】 ビルディング監視システムを開示する。ビルディング監視システムは、マスタ・ユニットと複数のリモート・ユニットとの間の双方向無線リンクを含む。マスタ・ユニットは、リモート・ユニットの送信時間のスケジューリングを行い、衝突を避けるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 出願中の出願に対する相互参照 本出願は、本発明の譲受人に譲渡されて、本願明細書に引用したものとする米
国特許出願「独自的に制御可能なカレントミラーレッグを備えた出力バッファ」
、米国特許出願「ジャイレータを有する差分フィルタ」、米国特許出願「供給電
圧変化に応答して動作回路の偏りレベルを補正するための補償機構」、米国特許
出願「双方向無線リンクを使用している状態評価」、米国特許出願「可変送信電
力を有する無線システム」、米国特許出願「能動フィルタ選択感度とDC オフ
セット制御とのための制御されたオフセット備えたフィルタ」に関連する。
【0002】 技術分野 本発明は、一般に商用の及び住居の使用のためのビルディング監視および制御
に関する。特に、本発明は、セキュリティ、HVAC、無線、マスター装置と遠隔装
置間の双方向ラジオ周波数通信を利用している他系を含んでいるビルデイング監
視および制御システムに関する。特に、本発明は予定された伝送間の衝突を避け
るために調整される予定された伝送を有する遠隔装置に関する。
【0003】 発明の背景 セキュリティ・システム、HVACおよび他の監視および制御システムを備え
た建物監視および制御システムは、商用の建物および居住用の建物の両方におい
てますます使用されるようになっている。セキュリティ・システムについては、
使用の増加は、部分的には、犯罪率の増加が長期にわたって理解されていること
ならびに、建物監視およびセキュリティ・システムを利用できることの認識が高
まっていることである。HVACシステムについては、使用の増加は、部分的に
は、暖房および冷房のコストを削減してエネルギーを節約することに対する要望
による。
【0004】 ビルディング(建物)監視および/または制御システムは通常、検出装置に連
結された様々なリモート・ユニットと、通常は建物の中央の場所にあって、中央
報告部門または警察署などの他の場所への告知機能および報告機能を備えること
ができる、少なくとも1つのマスタ・ユニットとを備えている。過去には、リモ
ート・ユニットはマスタ・ユニットにハードワイヤドされていた。たとえば、セ
キュリティ・システムにおいて、リード・スイッチまたはホール効果スイッチは
、ドアおよびドア枠付近に設けられた磁石の近くに配置されることが多く、ドア
を開くと連続性が作られたり断たれたりして、その結果得られる信号がマスタ・
ユニットによって受信される。
【0005】 ハードワイヤド・システムにおいては、リモート・ユニットおよび検出装置は
ほとんど同一物とすることができる。たとえば、検出装置は窓ガラス上のフォイ
ル・トレース(foil trace)であってもよく、リモート・ユニットは、マスタ・ユ
ニットに接続された線対に至る、任意選択の信号処理機器を備えたワイヤ端子で
あってもよい。ハードワイヤド・ユニットは新しい建造物に最も容易に設置する
ことができ、そこでは線対を敷設することは既存の建物よりも容易である。既存
の建物にハードワイヤド・システムを設置することには、部分的には既存の壁や
天井を通して配線をはり巡らせる人件費により、非常に費用がかかり得る。特に
、逐点ベースでは、多くのオフィスビルがそうであるように、家屋は連続的に変
更するようには設計されていないことが多いので、住宅に改良部品装置を組み込
むことには非常に費用がかかり得る。たとえば、ほとんどの家屋は一定の間隔で
下がり天井(dropped ceilings)やユーティリティ用のクローゼットを有してはい
ない。家屋には商用オフィスビルよりも高い美的な期待が寄せられ得るので、配
線を設置して隠す際にはより注意する必要がある。
【0006】 ワイヤレス・セキュリティ・システムはますます一般的になった。既存のシス
テムは、400MHz帯であることが多い無線周波数送信を用いる。ワイヤレス
・システムは、リモート・ユニットとマスタ・ユニット(単数または複数)との
間における配線に対する必要性を大幅に削減できる。特に、ワイヤレス・システ
ムは、配線なしにリモート・ユニットとマスタ・ユニットとの間で通信を行うこ
とができる。リモート・ユニットは依然として動作に電力を必要とし、その電力
を供給するために配線を必要とし得るが、これは、リモート・ユニットとマスタ
・ユニットとの間における通信のために使用された配線上のハードワイヤド・シ
ステムにおいて電力が提供されていた電力配線に対する必要性を付加し得る。電
力の必要性は、幾分かの配線を依然として必要とするので、無線周波数ユニット
のワイヤレスであることの利点を部分的に否定し得る。電力供給配線の必要性は
、電池の使用で抹消されることが多い。電池寿命は概ね、リモート・ユニットの
電力消費の関数である。電力消費は、エレクトロニクスおよびユニットのデュー
ティ・サイクルの両方に左右される。
【0007】 現在のワイヤレス・システムは、典型的に、送信のみを行えるリモート・ユニ
ットと、受信のみを行えるマスタ・ユニットとを用いる。リモート・ユニットは
、しばしば、必要以上に高いパワーで必要以上に長い期間にわたりセンサ・デー
タを送信するが、これは、双方向能力が無いためであり、マスタ・ユニットが第
1リモート・ユニット・メッセージの受信のアクノレッジ(acknowled
ge、受取通知)を行う方法、又は低電力メッセージの方法が無いからである。
。時には、リモート・ユニットは、ヘルス(健康状態)・ステータス・メッセー
ジを周期的間隔で送信する。ヘルス・ステータス・メッセージはリモート・ユニ
ットの健康状態を提供し、時にはセンサ・データを含み、リモート・ユニットが
機能していることをマスタ・ユニットへ知らせる。
【0008】 周期的な送信は、リモート・ユニットで、手動でDIPスイッチをセットする
こと又はリモート・ユニットへローカル・プログラムを与えることにより、スケ
ジュールできる。しかし、リモート・ユニットの送信のスケジュールは、典型的
に、マスタ・ユニットにより制御又は調節できない。なぜなら、マスタ・ユニッ
トとリモート・ユニットとの間の通信が一方向であるからである。マスタは、単
に、リモート・ユニットが提供する送信のタイミングを改変および変更する方法
を有さない。リモート・ユニットの送信時間の間での調整が行われないので、リ
モート・ユニットの送信の間で衝突が起き、それがシステム全体の信頼性を低下
させ得る。特定のリモート・ユニットの送信がマスタにより受信される確立を増
加させるために、そのリモート・ユニットは同じ送信を多数回行う。しかし、こ
れはリモート・ユニットが消費する電力を大きく増加させる。
【0009】 従って、望まれているのは、スケジュールされた送信の衝突を低減または回避
するように、システム全体的に調整された、所定の又は周期的なリモート・ユニ
ット送信を行う双方向ワイヤレス監視および/または制御システムである。これ
は、システムの信頼性を顕著に増加させ、リモート・ユニットによる電力消費を
低減する。
【0010】 発明の概要 本発明は、ビルデング監視及び制御システムを含み、これらは、マスタ装置と
遠隔装置と間での双方向周波数リンクを有し、遠隔装置は低電源、多くの時間で
非反転状態で動作する。システムは、少なくとも1つのマスタ装置と、複数の遠
隔装置とを含み、遠隔装置はセキュリテイとビル環境変化の測定のセンサに接続
される。多くのシステムで遠隔装置は低電力状態で動作でき、該装置は伝送また
は受信を行い、受信状態で、多くの電力を消費し、マスタ装置からの伝送を受信
し、伝送状態で該装置は、より多くの電力を消費し、マスタ装置にメッセージを
伝送できる。
【0011】 マスタ装置は、好ましくはマスタスケジュールを作るマスタスケジューラを含
み、これは全ての遠隔装置に対する予め決められた伝送時間即ち周期的期間をス
ケジュールする。マスタスケジュールは、エレメントで構成された時間順位のデ
ータ構造であり、各エレメントは、遠隔装置認識票、使用する伝送周波数、遠隔
装置からの伝送を除く時間、遠隔装置がスケジュールされた即ち予め決められた
時間メッセージを伝送す次の時間を含む。一般的に、マスタスケジュールは、テ
ーブル、アレイ、エレメントのアレイにリンクされたリストを有するアレイ、リ
ンクされたリスト又は他のデータ構造である。マスタスケジュールは、予め決め
られた伝送時間が互いに衝突しない様に、計算された予め決められた遠隔伝送時
間であることが好ましい。例えば、現在のシステムモードが変更されたときに、
マスタスケジュールは、空中で変更されることが予期される。これは、システム
構成の保持及びシステム効率最適化を助ける。
【0012】 マスタスケジュールは、遠隔装置から得られた情報及びマスタ装置に与えられ
た情報を使用してマスタ装置内で形成される。該情報は種々の遠隔装置タイプの
結果と特性上の情報を含むルックアップテーブルである。マスタスケジュールに
対いする情報を得るための1つの方法において、情報が遠隔装置伝送から得られ
、更なる要求、検出された特定の遠隔装置タイプに対するテーブルルックアップ
により取り替えられる。マスタスケジュールを発生するために使用される情報は
現在のシステムモード、所望即ち目標伝送期間、予期された伝送距離、所望の安
全率、返信のための割り当て時間を含む。ある実施の形態において、予期された
伝送距離は全ての遠隔装置タイプに対して概ね一定である。
【0013】 マスタスケジュールは、システムで許容された最大期間を得ることにより、許
容された予期される最大伝送距離をえることにより、少なくとも距離の一部分に
基づいて許容された最大期間を決定することにより、最大目標期間を最大期間で
除算し、エレメントの合計数を得ることにより、複数のエレメントでデータ構造
を形成することにより、各々の遠隔装置に対して1つの遠隔を開始させることに
より、遠隔装置認識票をで可変時間を有するエレメントをファイリングし、次い
で遠隔装置目標期間の時間量付近にスキップし、遠隔装置認識票により他のエレ
メントをファイリングし、最大期間がカバーされるまで繰り返すことにより形成
される。遠隔装置認識票にしたがって、遠隔装置に伝送するための次の時間は遠
隔装置に書き込まれることが好ましい。マスタスケジュールを形成する他の方法
及び装置は詳細な説明に記載される。
【0014】 動作時において、マスタスケジュールは、システムの遠隔装置の所定の伝送ス
ケジュールを調整するためにエレメントによりトラバースされたエレメントであ
る得る。1つのシステムにおいて、伝送が予期される遠隔装置のデータ構成のエ
レメントは、伝送が受信されまた時間切れが生じるまで、予期される伝送の時間
で訪れる。伝送が受信されると、メッセージが確認され、このメッセージは、任
意的に遠隔装置の伝送のための次の時間を含んでいる。伝送が制限期間内に受信
されなと、この事実が注目され、エレメント内に記憶され、及び/又は適切な行
動が取られる。いずれの場合において、時間順序中の次の時間が訪れ、処理が繰
り返される。ある実施の形態において、同じ期間が同期信号として働く受け取り
通知メッセージのタイミングで、変化するまで、遠隔装置で使用される。
【0015】 遠隔装置での実行に適したあるプロセスにおいて、遠隔装置は、マスタとの通
信の時間を決定し、タイマのタイムアウト又は事象の発生のいずれかに対して低
電力非受信及び非伝送状態を待ち、事象及びマスタ装置がへデータ伝送が検出さ
れるとき伝送状態に変更し、休止の発生及びマスタ装置へのデータ転送時の伝送
状態への変更、データ伝送後のマスタ装置からの受け取り通知の受取りを待ち、
低電力を再開する。ある処理において、受信通知にしたがって遠隔装置により次
の伝送のための情報が受信される。受信通知は遠隔装置のタイマとマスタ装置の
タイマとの再同期のために使用される。ある処理において、受信通知にしたがっ
て遠隔装置により次の伝送に関連する周波数情報が情報される。新しいタイマ情
報及び同期信号が遠隔装置のタイマのセットのために、および適当な所定時間で
の次の休止の発生に使用される。 上記したように、マスタスケジュールが空中で変化され、システムを再形成する
ことが予期される。これは、シスセムがモードを変更するときに、シスセム最適
化するのを助ける。例えば、マスタスケジュールは、アクテブであるゾーンに配
置された温度センサの更新速度を増加し、非アクテブであるゾーンに配置された
温度センサの更新速度を減少する。該更新速度及びそれに割り当てられた時間ス
ロットはマスタスケジュールでリアルタイムで制御され得る。
【0016】 発明の詳細な説明 図1は、マスタ・ユニット22および2つのワイヤレス・リモート・ユニット
24および25を備えたワイヤレス制御システム20を示している。マスタ・ユ
ニット22は、アンテナ26,電力供給線28、信号表示器パネル出力線30,
アラーム装置出力線32および電話線34を備えている。本発明による建物監視
および制御システムは通常、一般的にはAC線電力で作動されるが、電池作動す
ることができるか、電池バックアップ電力を有することができる、すくなくとも
1つのマスタ・ユニットを有する。リモート・ユニット24はアンテナ23を備
えており、2つの別個のセンサ入力36および38に連結されている。センサ入
力36は通常は開いたセンサであり、センサ入力38は通常は閉じたセンサであ
る。センサ36および38は、ドアや窓が開いたり閉じたりするのを感知するた
めに用いられる磁石に連結された、リード・スイッチまたはホール効果装置にす
ることができる。センサ38は、ガラスの破損を検出するために用いられるフォ
イル連続性センサにすることができる。リモート・ユニット25は、アンテナ2
3と2つのアナログ・センサ40および42とを備えている。センサ40は可変
抵抗装置であり、セキュリティ・センサ42は可変電圧装置である。アナログ・
センサは、振動、雑音、温度、動きおよび圧力などの変数を計測できる。センサ
は通常、変数や出力データを感知または計測する。データは、オン/オフを意味
するバイナリまたは離散的にすることができる。データは、ある範囲の値を有す
ることを意味する、連続的またはアナログにすることもできる。アナログ・デー
タは、A/D変換器を用いることによりデジタル形式に変換できる。
【0017】 センサの例は、ドア・スイッチ、窓スイッチ、ガラス破損検出器および動き検
出器などの侵入センサを含む。煙検出器、一酸化炭素検出器および二酸化炭素検
出器などの安全センサも、本発明と共に用いるに適切なセンサの例である。他の
センサは、温度センサ、水検出器、湿度センサ、光センサ、ダンパ位置センサ、
バルブ位置センサ、電気接点、BTU総合計センサならびに、水、空気および蒸
気圧力センサを含む。センサに加えて、出力装置も本発明と共に備えることがで
きる。出力装置の例は、バルブ・アクチュエータ、ダンパ・アクチュエータ、ブ
ラインド・ポジショナ、暖房制御およびスプリンクラ・ヘッド制御を含む。一実
施形態において、出力能力を有する遠隔装置は、センサ、特に装置の通信および
制御部に用いられる回路と同一または類似の回路を利用する。出力装置に連結さ
れた遠隔装置は通常、センサ入力装置よりも多くの電力を消費することが典型的
であるので、電力源にハードワイヤドである。このため、出力装置を有する遠隔
装置は、本発明の電力節約の特徴からそれほど利益を受けない場合がある。
【0018】 本発明による建物監視および/または制御システムは、RF通信によってカバ
ーされた範囲にわたって分散できる非常に多くのリモート・ユニットを有するこ
とができる。一システムは、マスタ・ユニットから5,000フィート(1フィ
ートは約0.3m)(自由空間の)に設けたリモートを有することができる。実
際の距離は、介在する壁、床および一般的には電磁干渉のためにそれよりも短い
場合がある。システムは、カバーされた範囲を広げるためにメッセージを受信お
よび再送信するユニットである、中継器ユニットも有することができる。いくつ
かのシステムにおいては、中継器は長いハードワイヤド・リンクによって送信機
に連結された受信機を有しており、分離した範囲が1つのマスタ・ユニットによ
ってカバーされることを可能にしている。
【0019】 ここで図2を参照すると、アンテナ23、送受信機52およびコントローラ5
4を含むリモート・ユニット50が詳細に示されている。図示した実施形態にお
いては、送受信機52およびコントローラ54はそれぞれ電力源56に連結され
ている。一実施形態において、コントローラ54はPICマイクロプロセッサな
どのプログラム可能マイクロプロセッサを備えている。別の実施形態において、
コントローラは、主として一時プログラム可能または書き込み可能状態機から構
成されている。送受信機52は、400または900MHz帯で送信および受信
するUHF送受信機であることが好ましい。一実施形態において、送受信機52
は、異なった周波数で送信および受信して、周波数間で速やかに切り替わるよう
に設定できる。送受信機52は同時に送信および受信する能力を備えることがで
きるが、好適な実施形態においては、送受信機52は受信または送信の何れかを
行うことができるだけで、両方同時に行うことはできない。図示した実施形態に
おいては、コントローラ54は、制御入力線58,制御出力線60、シリアル入
力線62およびシリアル出力線64で送受信機52に連結されている。
【0020】 制御入力線58は、送受信機をリセットし、モードを設定し、送信および受信
周波数を設定するために用いることができる。制御出力線60は、通信の受信ま
たは送信がいつ完了したかを判断するために、信号コントローラ54によって用
いることができる。シリアル入力線62は、送受信機52に送信されるメッセー
ジならびに使用される周波数および他の制御パラメータを供給するために用いる
ことができる。シリアル出力線64は、送受信機52から受信したメッセージを
コントローラ54に提供するために用いることができ、信号強度に関する上方を
コントローラ54に伝達するために用いることができる。コントローラおよびシ
リアル線はもちろんあらゆる目的に用いることができ、説明した用途は一実施形
態におけるかかる用途の数例にすぎない。いくつかの実施形態においては、状態
および制御データの両方を伝達するためにシリアル線が用いられる。
【0021】 リモート・ユニット50は、セキュリティ・センサおよび他の装置に連結する
ためのセンサ入力線66も備えることができる。リセット線68は、インストー
ル時または電池充電後などの、ユニットの再初期設定が望ましいときに、リモー
ト・ユニット50をリセットするためにリセット・ボタンに連結することができ
る。いくつかの実施形態においては、電池電力回復がリセット機能としての役割
を果たす。電力線56は、送受信機52およびコントローラ54の両方に電力を
供給するものとして図示されている。いくつかの実施形態において、電力はコン
トローラ部または送受信機部のみに直接供給され、コントローラ部には送受信機
部から電力が供給されるか、その逆である。図示した実施形態においては、本発
明を説明する目的で、コントローラ54と送受信機52とは別々に示されている
。一実施形態においては、コントローラ54および送受信機52の両方が同じチ
ップ上に含まれており、チップ上のゲートの一部が一般的にはコントローラ・ロ
ジックとしての使用に専用となっているか、特にユーザ・プログラム可能マイク
ロプロセッサとして使用されている。一実施形態において、PICマイクロプロ
セッサは同じチップ上にCMOSロジックを用いた送受信機として実装されてお
り、PICマイクロプロセッサは、解釈されたBASICまたはJAVA(登録 商標)言語でユーザ・プログラム可能である。
【0022】 ここで図3を参照すると、送受信機部70およびコントローラ部72を備えた
マスタ・ユニット22が示されている。マスタ・ユニット22は、制御線74お
よび76ならびにシリアル線78および80を備えている。図示した実施形態に
は、プログラム可能入力線86、パネルLED出力線84、ホーン出力線32お
よび電話線34と同様に、リセット線82が含まれている。プログラム可能入力
線86は、制御ロジックをダウンロードすること、キーボード・ストロークを入
力することおよび、BASICまたはJAVAコードの行を入力して解釈し実行
することを含む、多くの目的に用いることができる。パネルLED線84は、パ
ネル取付LEDを制御して状態情報を与えるために用いることができる。ホーン
線32は、アラーム・ホーンやライトを作動させるために用いることができる。
電話線34は、セキュリティ違反を報告部門または警察に報告するために、自動
ダイヤルアウトの目的に用いることができる。
【0023】 一実施形態において、マスタ・ユニット22およびリモート・ユニット50は
、送受信機およびコントローラ・ロジックを含む共通チップを共有する。一実施
形態において、送受信機およびコントローラは両方ともリモート・ユニットで用
いられる同じチップ上にあるが、コントローラ部は、パーソナル・コンピュータ
などの付加的なプログラム可能コントローラ機能によって取って代わられるか、
置き換えられるか、増大されている。本発明の多くの実施形態において、マスタ
・コントローラ(単数または複数)は、リモート・ユニットで必要とされる機能
に相対的な付加的なプログラム可能機能を必要とする場合がある。
【0024】 本発明の一実施形態において、リモート・ユニットの送受信機部は少なくとも
3つのモードで動作できる。1つのモードにおいて、送受信機は極低電力な「ス
リープ」モードで動作し、このモードで送受信機は送信も受信も行わない。送受
信機は、リモート・ユニットの制御ロジック部から来る制御線によって提供され
るような、外部制御信号によってスリープ・モードから覚醒することができる。
本発明の一実施形態においては、コントローラのみが、図2の制御線58および
60などの制御線を通して、送受信機の状態を変えることができる。好適な実施
形態においては、少なくとも3つのイベントが送受信機をスリープ・モードから
覚醒することができる。1つのイベントは、ドアスイッチの開放などのセンサ・
データ変化または、アナログ変数の重大な割合変化の発生である。別のイベント
は、予定されたリモートによるヘルス状態送信の間または、リモートが覚醒され
ることを望むマスタ・ユニットによる、予定されたヘルス状態ポーリングの間の
時間間隔の経過などの、予め調節された時間隔の経過である。さらに別のイベン
トは、図2のリセット線68のリセットなど、リモートのリセットである。
【0025】 一実施形態において、リモート・ユニットは、タイムアウトの発生または変化
の発生時にのみセンサ・データを送信するように構成またはプログラムすること
ができる。たとえば、温度センサは、30分毎にまたは最後の送信から1度変化
した時に送信するように構成できる。これにより、電力消費を大幅に削減できる
【0026】 一実施形態において、リモート・ユニットのコントローラ部は低電力モードで
動作できるが、外部信号および割り込みを処理できる。一実施形態において、タ
イミングは送受信機およびコントローラを収容したチップ上でタイマによって扱
われる。この実施形態において、コントローラ・ロジックは低電力モードにある
間にタイミング機能を処理することができる。別の実施形態においては、タイミ
ングはマイクロプロセッサ外部の回路によって扱われ、マイクロプロセッサは割
り込みに対応できるが、タイミング機能を扱うことはでいない。この実施形態に
おいて、タイミングはマイクロプロセッサの外部にあるRCタイマまたは水晶発
振器によって扱うことができ、外部タイミング回路がタイミング機能を実行する
間に、マイクロプロセッサを極低電力消費モードに置くことを可能にする。一実
施形態において、タイミングおよびマイクロプロセッサ回路は両方とも同じチッ
プ上にあるが、異なった電力消費モードで同時に動作することができる。一実施
形態において、タイミング回路を含まないリモートは、通常の電力消費モードで
初期設定し、極低電力消費モードでスリープし、割り込みされたときには、送信
または受信を行いながら通常の電力消費モードで命令を実行する。
【0027】 図4を参照すると、本発明による1つの方法、工程またはアルゴリズム150
が、状態移行図に示されている。工程150は、図2に示したリモート・ユニッ
ト50などのリモート・ユニットを動作させるために用いることができる。工程
150はOFF状態100で開始することができ、ここでリモート・ユニットは
、たとえば電池がなくなるか取り外されるとパワーダウンする。電池の取り付け
などの電力の印加時に、マイクロプロセッサまたは外部回路によってパワーアッ
プ(POWER−UP)・イベント101を感知することができ、リセット待機
(WAITING FOR RESET)状態102への移行を生じさせる。リ
モート・ユニットを設置する者によってユニットの再初期設定を可能にすること
を目的として、リセット・ボタンが多数のリモート・ユニットに設置されている
。一実施形態において、リセットはソフトウエアを介しても達成することができ
、これは、リモートが混乱したり、ワッチドック・タイマを利用して長期にわた
りマスタ・ユニットから何も聞こえない場合に役に立ち得る。リセット(RES
ET)・イベント103は、初期設定状態104への移行を生じさせることがで
きる。初期設定(INITIALIZING)状態104にある間に、診断を行
うこと、メモリをクリアにすること、カウンタおよびタイマを初期設定すること
、ならびに変数を初期設定することなどの、典型的な初期設定ステップを実行す
ることができる。105で示した初期設定の完了時に、スロット獲得(GETT
ING SLOT)状態106への移行が生じ得る。スロット獲得状態106は
以下でより詳細に説明するが、マスタとの通信用のタイム・スロットを受信する
こと、およびマスタへの送信およびマスタからの受信用の周波数スロットを受信
することを含むことができる。一実施形態において、次の送信に利用する周波数
および次の送信のために残っている時間は、スロット獲得状態においてリモート
・ユニットによって判断されて取得される。107で示したスロット獲得状態の
完了時に、処理はスリーピング(SLEEPING)状態108に移行する。
【0028】 スリーピング状態108は、送受信機が送信も受信もできない極低電力消費状
態であることが好ましい。スリーピング状態108においては、コントローラ回
路またはマイクロプロセッサも、極低電力消費状態にあることが好ましい。スリ
ーピング状態108にある間に、リモート・ユニットをタイマ割り込みまたは装
置センサ割り込みによって覚醒することができるはずである。好適な実施形態に
おいては、リモート・ユニットは、割り込みにより覚醒されるまで無限にスリー
ピング状態108に留まる。センサ・イベント109の受信時に、アラーム送信
(TRANSMITTING ALARM)状態110への移行が生じ得る。こ
の移行中またはそのすぐ後に、送受信機を送信モードに切り替えることができる
。この状態にある間に、たとえば、スロット獲得状態106で決定された送信周
波数で、アラーム送信が行われる。この状態にある間に、他の状態またはセキュ
リティ情報の送信も行うことができる。たとえば、リモート・ユニットは、接点
が開いていた時間の長さまたは現在の電池電圧を送信できる。111で示した送
信の完了時に、受信確認待機(WAITIG FOR ACKNOWLEDGE
)状態112に入ることができる。この状態にある間に、スロット獲得状態10
6の間に決定された受信周波数での受信モードに送受信機を切り替えることがで
きる。この状態にある間に、リモートは通常、スリーピング状態108に比べて
高い電力消費状態にある。
【0029】 113で示したマスタ・ユニットからの受信確認(ACKNOWLEDGEM
ENT)の受信時に、リモート・ユニットはスリーピング状態108に再度入る
ことができる。151で示したタイムアウト(TIMEOUT)期間内に受信確
認が受信されなければ、アラーム送信状態110においてアラームを再度送信す
ることができる。何回も再送信を試みることができる。リモート・ユニットの二
方向性の性質が、受信確認機能の使用を可能にする。受信確認の特徴は、リモー
ト・ユニットが高出力で反復的に、かつ長期間にわたって、アラームを同報する
という、いくつかの現行システムの要件を排除することができる。現行システム
は通常、報告したアラームがいつ受信されたかが分かるリモート・ユニットを有
しておらず、そのため、リモートによる低出力の1回だけのアラーム送信を受信
することができたか、実際に受信された場合であっても、反復的な送信および高
出力の送信を必要とする。
【0030】 スリーピング状態108からは、タイムアウト・イベント115の受信時にも
出ることができる。一実施形態において、タイマは、スロット獲得状態106の
間に決定された期間をロードされる。一実施形態において、300秒などの状態
情報を送信するまでの待機時間が、スロット獲得状態106の間にマスタ・ユニ
ットから受信される。待機時間は直接用いることも、期間が経過したときにリモ
ート・ユニットがスリーピングではないことを確実にするために、誤差の余裕(
margin error)を見て調節することもできる。たとえば、360秒の待機時間は
、355秒から365秒の受信期間の間にリモート・ユニットを覚醒するために
、5秒の余裕または誤差と共に用いることができる。タイムアウト・イベント1
15の受信後に、状態通信ステップ114を実行することができるが、これは以
下で説明する送信モードまたは受信モードの何れかに送受信機を設定することを
含むことができる。
【0031】 一実施形態においては、ポーリング待機(WAITING FOR POLL
)状態116に入ることができ、送受信機は受信周波数での受信状態に設定され
る。この実施形態において、リモートはマスタ・ユニットによりポーリングされ
るまでヘルス状態を送信しない。リモートは時間が経過するまでポーリング待機
状態116に留まることができ、その時点で、リモート・ユニットは次の期間の
発生が経過するまでスリーピング状態108に戻ることができる。一つの方法に
おいて、マスタ・ユニットからポーリング要求(POLL REQUEST)1
17が受信され、リモート・ユニットはヘルス(健康状態)送信(TRANSM
ITTING HEALTH)状態118に移行する。ヘルス送信状態118に
ある間またはそのすぐ前に、リモート・ユニット送受信機は所望の周波数での送
信状態に入れることができる。一実施形態において、ポーリング要求は、使用す
る所望の送信周波数を含む。リモート・ユニットのヘルス状態、センサ・データ
およびセンサ・タイプを送信できる。一実施形態において、ほとんど情報を含ま
ない簡単な信号を送信できる。別の実施形態においては、より多くの情報が送信
に含まれる。送信できる情報は、リモート・ユニットID、電池電圧、受信マス
タ・ユニット信号強度および内部時間を含む。いくつかの実施形態において、セ
ンサ・データはヘルス送信の送信に含まれる。たとえば、室温センサにおいては
、温度はヘルスまたは状態メッセージの一部として送信できる。このように、リ
モート・ユニットが依然として機能していることを確認するために用いる定期的
メッセージは、センサからの現在のデータをログするために用いることもできる
。いくつかの実施形態において、データはエネルギー集約的すぎて取得できず、
リモート・ユニットヘルス情報のみが送信される。119で示したヘルス送信状
態118の完了後に、受信確認待機(WAITING FOR ACK)状態1
20を実行できる。いくつかの実施形態において、受信確認待機状態は受信確認
および/または同期信号を待つために実行される。同期信号は、スリーピング状
態108から覚醒する次の時間を決定する際に用いられる内部タイマをリセット
するために用いることができる。同期信号は、リモート・ユニット・タイマの小
さい誤りが、時間が経って集積して大きな誤りになり、リモート・ユニットのタ
イミングがマスタ・ユニットのタイミングからずれることを許容してしまうこと
を防止するために用いることができる。いくつかの実施形態において、マスタ・
ユニットから受信された受信確認信号は、タイムアウト・イベント109によっ
て用いられる時間間隔をリセットするために用いられる。いくつかの実施形態に
おいて、受信確認信号は、次のスリーピング状態ならびに送信および受信状態に
ついてリモート・ユニットによって用いられる、新たな時間および/または周波
数を含む。このように、マスタ・ユニットは、次のヘルス送信時間ならびに次の
受信および送信周波数に関する密接な制御を維持することができる。121で示
した受信確認信号または同期信号の受信後に、イベント115のタイミングを決
定するために用いられる新たな時間を決定するために、新たな時間計算(CAL
CULATING NEW TIME)状態122を実行できる。
【0032】 本発明による一つの方法において、タイマが切れた後に、ポーリング待機状態
116ではなくヘルス送信状態118の実行につながり得るタイムアウト・イベ
ント155が発生する。イベント155の発生後に、リモート・ユニットはヘル
スデータを直ちに送信できる。いくつかの実施形態において、新たな送信時間、
送信周波数および、マスタ・ユニットのポーリングを待つかどうかを示すフラグ
が、マスタからリモートに送信された受信確認または同期メッセージに含まれる
【0033】 ヘルス送信状態118の実行およびそれに続く状態は、上記で説明したとおり
である。一実施形態において、タイムアウト・イベント115または155を生
成するかどうかの決定は、マスタから受信したメッセージに応じてリモートで行
うことができる。タイムアウト・イベント155を利用した工程が好ましい。タ
イムアウト・イベント115を利用した工程を、いくつかのアプリケーションに
適した代替的な実施形態として説明する。
【0034】 本発明を利用したリモート・ユニットは、極低電力消費モードで休止状態に留
まることができ、受信も送信も行わない。これを可能にする本発明の一態様は、
マスタとリモートとの間のタイミングの調整である。具体的には、リモートが覚
醒して、時間のウィンドウ上で受信できるようになると、マスタはその時間ウィ
ンドウの開始時間および時間幅を知って、送信が望ましいのであれば、そのウィ
ンドウ内で送信を行えるはずである。具体的には、マスタが特定のリモート・ユ
ニットのヘルスを受信するタイム・スロットまたはウィンドウを割り当てると、
その特定のユニットは、聞こえるようにその時間ウィンドウ内でそのヘルスを送
信するはずである。マスタとリモートとの間の調整は、どの周波数を使用するか
、送信は受信されたかどうか、どの時間間隔でヘルスデータを送信するかおよび
、いつヘルスデータを送信し始めるかに関する調整を含むことができる。この調
整は、マスタ・ユニットとリモート・ユニットとの間の通信で得られることが好
ましい。特に、マスタからリモートへの通信は、どの周波数を使用するか、いつ
ヘルスデータを送信するかおよび、リモートの最後の送信はマスタによって受信
されたかどうかを確立することができる。このデータがリモートによって受信さ
れ得るという事実は、リモートが異なった送信周波数に変え、異なった送信出力
に変え、異なった有効な時間間隔または時間間隔の開始に変えることにより反応
でき、マスタ・ユニットからの受信確認がない場合には再送信できることを意味
する。ヘルスデータの定期的送信用の時間ウィンドウがリモートとマスタとの間
で確立されると、リモートはその時間の大部分について極低電力モードで休止し
て、センサ変化を送信してヘルスまたはセンサ・データを定期的に送信するだけ
のためにより高い電力モードに変わることができる。
【0035】 一実施形態においては、マスタ・ユニットのみがセキュリティ・システムの全
体的タイミングまたはスケジューリングのスキームに気づいており、リモートは
、次の計画されたリモート・ユニットヘルス送信状態の開始までの時間または、
次のリモート・ユニットポーリング待機期間の開始までの時間のみに気づいてい
る。この実施形態において、リモートにおいて必要とされる処理電力の量は、マ
スタのみがタイム・スロットの全体的スケジューリングに気づいている間は抑え
られる。
【0036】 遠隔装置に受信機を加えることは、通信障害に応答して周波数の調整を可能に
する。典型的なビルデング・インストレーションにおいて、遠隔装置は、ドアお
よび窓の側に取り付けられ、マスター装置は、しばしば中央位置に取り付けられ
る。常に、特に商用ビルデングにおいては、備品、壁、ドア及び仕切りが追加さ
れ、遠隔装置とマスタ装置との間でビルデングを介して伝送される無線周波数を
減衰する。反射もまた発生し、かど等のある位置で、ある周波数で有効な通信が
非常に減少する、ある周波数でロリーツ(Raleigh)衝突が生じる。マス
タ装置と遠隔装置との間で双方向通信を使用すると、マスタ装置または遠隔装置
のいずれかのフィールドでの操作の停止を要求することなく周波数をの適した選
択を可能にする。
【0037】 無線ビルデング監視および制御システムが機能するために、遠隔装置が周期的
に健康状態(ヘルス)データ及び/又はセンサ値データを伝送することが重要で
ある。例えば、彼らが機能中であるという明快な事実を周期的に伝送するセキュ
リティセンサをもつことが好ましい。また、周期的に部屋の温度を伝送する温度
センサを有することが好ましい。実施形態において、周期的測定は、5分ごとに
温度測定がおこなわれる様な、規則的な期間を意味する。いくつかの実施形態に
おいて、周期的測定値は、動作モードにより可変の期間で送られ得る。例えば、
温度は、早朝の様な加熱期間ではより頻繁に送られ得る。したがって、周期的伝
送は、予め決められた時間または時間において変更されるが所定値に戻る期間で
の伝送を含み得る。これは、侵入検出器又は変化レート検出器の如きセンサ値変
化に応答しての伝送と対象的である。
【0038】 同時に伝送している2つの遠隔装置は互いにトークオーバー(talk over)し
、受信マスタ装置には解読できない相互のメッセージを作成する。この問題の処
理の1つ方法は、衝突検出器の使用と、伝送プロトコルを含む。この問題の処理
の他の方法は、周期的伝送間の衝突が避けられる様に、周期的伝送を調整するマ
スタ即ちグローバルスケジュールの使用を含む。グローバル即ちマスタスケジュ
ールを構築する1つの方法は、テーブル即ちデータ構造をマスタ装置内に構築し
、該テーブル即ちデータ構造を動作時に伝送することである。マスタ装置は、周
期的に伝送された遠隔装置に伝送するための予め決められた次の時間を有するこ
とにより、予め決められた時間即ち周期的な期間で遠隔装置からの伝送を受信し
、遠隔装置は該予め決められた時間で伝送する。マスタスケジュールは所与の形
式の遠隔装置即ちセンサに対して要求される好ましい即ち目標期間を考慮しなけ
ればならず、概略の伝送距離を考慮しなければならない。マスタスケジュールは
、互いに衝突しない調整された遠隔装置伝送時間を提供しなければならない。
【0039】 図5を参照して、マスタテーブルを構築するためのプロセッサ300が示され
る。プロセッサ300は、マスタ装置を動作できる。プロセッサ300は、オフ
(OFF)状態302で開始し、パワーアップ(POWER−UP)イベント(
事象)301を検出したときにリセット待機(WAITING FOR RES
ET)状態に進む。RESET事象303が監視されると、初期設定(INIT
IALIZING)状態306に入る。電力が投入された時又は電力故障後の制
御された再スタートを保証する事象が手操作的に発生されたときに、RESET
事象が自動的に発生される。監視システムが混乱状態又はマスタ装置と遠隔装置
との間で非同期になれば、リセット(RESET)事象はシステムを再スタート
するためにソフトウエアで発生される。初期設定306は、タイマー、変数、メ
モリ初期設定を含むシステム及びプログラムの初期設定を含む。
【0040】 307で示された初期設定が完成されたときに、テーブル作成(BUILUD
ING TABLE)状態308に入る。テーブル作成状態308はいくつかの
内部サブーステップを含む。1つの実施形態において、マスタ装置は遠隔装置か
らの情報を要求しないが、代わりに遠隔装置がある予め決められた期間即ち周期
的期間で状態または健康メッセージを既に伝送しているという事実によっており
、遠隔装置タイプを含む遠隔装置IDが該メッセージに含まれている。テーブル
作成状態308は実施形態の様に示される。
【0041】 WAITING FOR TRANSMISSION(伝送待機状態)310で、マスタ・ユニットのト
ランシーバは、デフォルト周波数で受信モードに設定され、その周波数上でのリ
モート・ユニットから送信された信号の受信を待機する。1つの実施例では、リ
モート・ユニットが、しばらくの間、アクノレッジメントされていない周期的な
伝送を行った後に、デフォルト・パワー設定値、およびデフォルト期間で、デフ
ォルト伝送周波数に切り替わる。1つの実施例では、このデフォルト期間が、用
いられる最後の期間で、初期設定の後に送られた最初の(第1の)送信について
は、ファームウエア内のデフォルト設定が、最後の伝送周波数の代わりに用いら
れることができる。それも、マスタ・ユニットの初期設定が頻繁な出来事ではな
いことが望ましく、マスタ・テーブルの完全な初期設定も、頻繁な出来事ではな
いことが望ましいということに、留意すべきである。新しいリモート・ユニット
の追加は、マスタ・ユニットの完全な初期設定を必要としない。新しいリモート
・ユニットを追加する場合には、いくつかの実施例のインストール手順によって
、リモート・ユニットが、ほぼインストールの時間にマスタ・スケジュールに納
められることが確実になる。いくつかの実施例では、新しいリモート・ユニット
が単に、マスタ・ユニットによって監視されるデフォルト期間及び周波数で送信
する。いくつかの実施例では、マスタ・ユニットが、主として、デフォルト周波
数でオン・ラインで来る新しい又は混乱したリモート・ユニットを検知するため
の第2の受信器を持つ。いくつかの実施例では、マスタ・ユニットが、デフォル
ト・マスタ送信周波数で、マスタ・ユニット用の現在のマスタ・デフォルト受信
周波数を周期的に送信する。いくつかの実施例では、マスタ・ユニットがその周
波数で監視されている所定の時間が含まれる。新しい又は混乱しているリモート
・ユニットは、この周波数および(または)時間で伝送することができ、マスタ
・スケジュールに適合するプロセスを開始することができる。
【0042】 リモート・ユニット送信を受信すると、309に示されるように、GETTING RE
MOTE IDS AND TYPES(リモートIDおよびタイプの取得)の状態312が、実行
される。1つの実施例では、リモートIDおよびタイプの取得の状態が、周期的
な状態メッセージから、リモート・ユニットIDおよびタイプを取り出すステッ
プを含んでおり、リモート・ユニットIDに基づいて、センサ・タイプを予見す
るように、他の情報のテーブル索引を含む。1つの実施例では、定期に通常は伝
送されない、添付のセンサ・タイプ、リモート・ユニットID、リモート・ユニ
ット・シリアル番号、および他の情報、といったような情報を要請するリモート
・ユニットに、マスタ・ユニットからメッセージを伝送するための受信リモート
送信に続く、リモート・ユニット受信期間を用いるステップを、リモートIDお
よびタイプの取得の状態が含む。したがって、状態312は、マスタ・ユニット
からの質問、およびリモート・ユニットからの返答を含む。状態312において
、テーブル形成期間に、聴取されるすべてのリモート・ユニットにとって必要と
される情報を含むテーブルが追加されることができる。1つの実施例では、その
テーブル形成期間は、60分といったような、デバイスにとって許容される最大
の期間であるデフォルトによって設定される。いくつかの実施例では、下に説明
されるように、状態312は、リモート・ユニットに対して送信する次の時間を
、主としてマスタ・スケジュールを設定するための所望値に設定するステップを
含むことができる。いくつかの実施例では、テーブル形成期間は、マスタ・ユニ
ットがリモート・ユニット送信を認識しなかった時、リモート・デバイスがその
モードに落ちてしまうことが想定されるので、リモート・ユニット送信用の最大
許容デフォルト期間を含む。各々のユニークなリモート・ユニットIDおよび関
連情報は、望ましい実施例におけるいかなる複写もなしに、アレイあるいはリン
ク・リストのようなデータ構造に入れることができる。
【0043】 リモート・ユニット情報が状態312のテーブルに追加された後、マスタ・ユ
ニットは、イベント311を介して、状態310を実行し、別のリモート・ユニ
ット送信を待機するステップに戻ることができる。タイムアウト・イベント31
3の後、BUILD MASTER SCHEDULE(マスタ・スケジュール形成)状態314に入
ることができる。1つの実施例では、マスタ・スケジュール形成状態は、テーブ
ル形成状態に統合され、その情報で形成されるマスタ・スケジュールと共に、各
々のリモート・ユニットから受信される。図示される実施例では、マスタ・スケ
ジュール形成状態は、別個であり、リモート・ユニットからのすべての情報が受
信されテーブルに置かれた後に、実行される。下でより詳しく説明されるように
、マスタ・スケジュール形成状態では、事前に決定した送信を調整するための、
又はすべてのリモート・ユニットのために時間をポーリングするためのマスタ・
スケジュールは、リンク・リスト、アレイ、又はアレイ・エレメントから外れる
リンク・リストを持つアレイ、といったようなデータ構造を保持するために、計
算され、使用されることができる。1つの実施例では、マスタ・スケジュールが
リモート・ユニットID、使用予定の送信周波数及び受信周波数、所定の送信用
の目標期間、推定される送信所要時間又はインターバル、並びにリモート・ユニ
ットが次に伝送するか又はポーリングを待つための時間を含む。
【0044】 315に示されるように、マスタ・スケジュールの作成が完了すると、TRANSM
IT SCHEDULE(送信スケジュール)状態316が実行される。送信スケジュール
状態316では、マスタ・スケジュール作成状態で計算されたデータが、リモー
ト・ユニットに普及されることができる。WAITING FOR TRANSMISSION-RECEIVING
(送信‐受信待機)状態318では、マスタ・ユニットは、リモート・ユニット
が伝送した後に、通常は直ちに受信することになるスケジュールされた時間を持
つが、それ故に、送信‐受信待機ラベルである。317で示されるように、マス
タ・ユニットが、リモート・ユニットが受信していると推定すると、リモート・
ユニットに関連するスケジュールの部分をASSIGNING SLOTS/FREQUENCIES(スロ
ット/周波数割り当て)状態320に通信することができる。状態320で、そ
の周波数は、次に送信するために使用されるだけでなく、リモート・ユニットに
通信されることができる。1つの実施例では、リモート・ユニットが、それがマ
スタ・スケジュールの一部として機能していることを示すフラグ・セットを持つ
。319で示されるように、リモート・ユニットへの送信が終了した後、及び、
できれば確認した後、送信‐受信待機ラベルの状態が実行され、別のリモート・
ユニットの時間ウィンドウが現れるのを待機する。
【0045】 あるポイントにおいて、総てのリモート・ユニットは、それぞれのタイミング
・インストラクションが与えられ、又は、総てのリモート・ユニットは、スケジ
ューリングされた情報を頒布するために設定された時間期間が経過すると、それ
ぞれのタイミング・インストラクションが与えられたと見なされる。いずれの場
合でも、321で示すように、BEGIN NORMAL PROCESSING(通常処理開始)状態
322が開始される。
【0046】 図6を参照すると、マスタを生成するために使用されたプロセスのタイプの一
例を、プロセス350に示している。プロセス350は、特定の仕様であるよう
意図するものではなく、本発明に関して、マスタ・スケジュールを生成するため
に使用されるプロセス・タイプの高レベルの図を示している。プロセス350は
、リモート・ユニットからデータを受信したときに、マスタ・スケジュールを増
分的に生成するプロセスの一部として、又は、総ての既知のリモート・ユニット
のデータを受信した後に、マスタ・スケジュールを生成するプロセスの一部とし
て、使用することができる。
【0047】 ステップ352において、リモート・ユニットに関する、目標期間、推定の送
信継続期間、ID、リモート・ユニット・タイプ、ソフトウエア・バージョン・
レベル、及びセンサ・タイプ(1又は複数)等の情報が入手される。これらの情
報は、幾つかの実施例においては、リモート・ユニットに質問し、そして、マス
タ・テーブル内のリモート・ユニット・タイプに関してのテーブル検索を行うこ
とによって、得ることができる。特に、目標期間及び推定の送信継続時間は、2
54で示すように、設定される。いくつかの実施例においては、推定の継続時間
は、総てのリモート・ユニットに対して固定されており、また、マスタ・ユニッ
トによって利用可能で設定可能な送信速度の関数として、設定される。
【0048】 ステップ356において、DURATION(継続時間)又はインターバルが調整され
て、推定された送信継続時間のセイフティ・マージン、及び、マスタ・ユニット
からの応答を受信するために割り当てられた任意の時間を含むように調整される
。例えば、所定の送信及びリモート・ユニットへの応答を可能とする継続時間は
、幾つかの実施例においては、推定の送信継続時間に20%のセイフティ・マー
ジンを加算し、かつ、リモート・ユニットの送信の完了後にリモート・ユニット
へマスタ・ユニットから送信することを可能にする時間を加算したものである。
なお、リモート・ユニットの送信に続く時間は、リモート・ユニットが高パワー
の受信状態にある期間の時間だけである。
【0049】 プロセス350は、1秒等の各時間インターバル毎に1つのエレメントを有す
るアレイ等のデータ構造を生成するためのものである。1つの実施例においては
、アレイは、システムに関して許容できる最大期間に対応するサイズを有してお
り、例えば、5分すなわち300秒の最大期間毎に300エレメントである。ス
ペア・アレイ等のアレイを、スペースをセーブするためにリンク・リストとして
用いることができる。各アレイ・エレメントは、エレメントをハング・オフする
ノードまたはノードのリンク・リストを保有し、これらは、その時間中に監視(
聴取)するよう意図されたノードに対応している。ここで用いる用語「ノード」
は、このリンク・リスト中に挿入されるべきノードである。ステップ358にお
いて、ノードがリモート・ユニットに関連して入手されたデータで充填されるか
、又は、部分的に充填され、システム内の各リモート・ユニットに関する情報を
含む位置に関する参照情報を含んでいる。多数の実施例において、INTERVAL(イ
ンターバル)及びDURATION(期間)は、ノードにコピーされる。
【0050】 ステップ362において、総てのアレイが検討され、必要に応じて過去の終端
がラッピングされ、所望のマスタ・スケジュールを充足する必要がある場合に、
ノードの多数のコピーをアレイを移植する。ステップ365において、以前のア
レイLOCATION(位置)が、ORIG#LOCATIONとして記憶される。この目的について
は、以降で説明する。以前のアレイ位置は、最後に使用されたアレイ位置、又は
、該最後のアレイ位置に1を増分した位置、又は、ランダムに発生された位置で
ある。ステップ366において、このリモート・ユニットに関するノードの新し
いコピーが生成され、かつ、ステップ358からのノード・データの内容で充填
される。特に、リモート・ユニットが送信すべき次の時間を含んでいるNEXTTIME
(次の時)変数が計算され、該変数は、リモート・ユニットに実行時間に通知さ
れる。ある実施形態においては、計画されリモート・ユニットによる送信の度に
、新しいノードが生成される。
【0051】 ステップ368において、アレイを前方に調査することによって、得られたNE
XTTIME変数が使用された場合に衝突(コリージョン)が生じないことを明確にす
るために、検査される。NEXTTIME変数によって示される時間にリモート・ユニッ
トが送信を行った場合に、衝突が生じるときには、該NEXTTIME変数を使用すべき
ではない。このアレイ位置を用いて衝突が生じないと推定される場合、NEXTTIME
変数がこのノードに書き込まれ、ステップ370で示すように修正されて、所定
時間、衝突が回避される。なお、この所定時間には、例えば、所定時間中の後等
にさらに余裕がある。
【0052】 ステップ372において、ループ処理が開始され、この処理は、リモートから
送信したいメッセージを受信するに利用可能な時間を有しているアレイLOCATION
が発見されるまで、継続される。明らかなように、予定の受信時間に関するアレ
イ位置、及び次に受信予定の時間に関するアレイ位置は、最初の受信に続いて送
信されるメッセージ内に含まれた、リモート・ユニットから送られる所定の時間
インストラクションによって、しばしばリンクされる。LOCATIONでの時間の利用
可能性は、ステップ374において判定され、この判定は、当該位置のリンク・
リストを調査し、かつ、当該所定時間内において要求された時間を合計すること
によって、実行される。ステップ374において、十分な時間があると判定した
場合には、ステップ376において、1つのノードが、当該時間に関するアレイ
・エレメントをハングオフするリンク・リストに追加される。次の送信の実際の
時間、すなわちNEXTTIMEは、該NEXTTIMEの送信の実際の時間によって影響され、
また、反復的な衝突予測の判定は、NEXTTIMEの値が該当するノードに対して実際
に書き込まれる前に、実行される必要がある。ノードに対する書込が終了し、か
つ、アレイ・エレメントにノードをリンクした後に、ステップ378において、
ループから出る。
【0053】 LOCATIONにおいての十分な利用時間がない場合、LOCATIONはステップ382に
おいて増分され、ステップ372のループが再度実行される。ステップ388に
示したように、アレイを前方方向に調査することにより衝突があることを予測す
ると、ステップ390に示すように、NEXTTIMEが調整される。この調整は、衝突
が予測されなくなるまで継続される。アレイ位置が当該アレイ・エレメントにリ
ンクされたノードを有している場合、LOCATIONがPERIODだけ増分されて、使用を
行おうとする次のアレイ・エレメントに到達し、これにより、アレイをラッピン
グする。1つのリモート・ユニットのマスタ・スケジュールへの挿入が成功裏に
終了すると、他の1つのリモート・ユニットを挿入することができ、これは、マ
スタ・スケジュールが、システムに属する総てのリモート・ユニットによって占
められるまで、継続される。新しいリモート・ユニットがシステムに追加される
と、該追加されたリモート・ユニットは、同様な方法で追加挿入される。
【0054】 図6に示したプロセスの変更が可能である。例えば、各第2のエレメントにリ
ンクされた小さいリンク・リストを有するアレイの代わりに、各エレメントは、
所定時間中に許可される最大の送信数、例えば5に分割され、そして、アレイは
、200のミリ秒アレイ・エレメントを有するアレイに変換される。このアレイ
は、アレイの散在を取り扱うために、リストにリンクされたアレイとして実現さ
れる。この変更は、単純な追加によって実行されるが、推定された送信期間が、
リモート・ユニットからリモート・ユニットへ変更する場合には、低いフレキシ
ビリティのプライスで実現されるであろう。プロセス350の他の可能な変更例
は、アレイを総て排除し、かつ、時間順序が付けられたノードを備えるオーダ・
リンク・リストで形成された大きな同様のデータ構造を構築することである。こ
の例は、必要なアレイ・サイズを低減することができるが、サーチ時間が増大す
る。このリンク・リストの実現は、殆どの又は総てのリモート・ユニットの期間
すなわち所定時間を調整し効果的に追加することによって、リモート・ユニット
の期間を分割することができる。これにより、より長時間の遠隔送信期間の消費
にかかるシステム・キャパシティを増大することができ、過負荷状態のシステム
で採用すべき1つの方法である。
【0055】 マスタ・スケジュールは、順序付けられたデータ構造に記憶されることが好ま
しく、該データ構造は、予め設定された所望の送信期間又はポーリング用に利用
可能な期間毎の、ノード又はエレメントを含んでいる。実行時に、順序付けられ
たデータ構造は、エレメント毎、及び/又はノード毎に調査される。そして、各
ノードの到着する度に、対応するリモート・ユニットからの予め決定された所定
の送信が聴取され受信される。受信すると、メッセージのアクノレッジメントが
返送され、当該リモートに関する次の送信時間が、該アクノレッジメントに従っ
てリモート・ユニットに通知される。次の送信まで時間変更がないようにする必
要がある場合は、当該リモートによって以前に使用された時間と同一の時間が、
同期信号として機能する、アクノレッジのメッセージのタイミングで、再度使用
される。データ構造の次のノードが、同様にして検索され、かつ実行される。
【0056】 初期時に、新しいリモート・ユニットが追加されたとき、該ユニットは、デフ
ォルト期間及び周波数で、通信を行う。その時に、マスタ・ユニットがリモート
・ユニットと通信して、必要な時刻及び継続時間を入手し、かつ、マスタ・スケ
ジュールに当該リモート・ユニットを追加する。追加が完了すると、該リモート
・ユニットには、次の送信の適正な時間及び送信周波数が送られてくる。これに
より、当該リモート・ユニットからの次の送信が、マスタ・スケジュール中の場
所に格納される。リモートが提供する少ない知識でマスタ・ユニットがオンライ
ンになるシステムにおいて、図5に示したようなプロセスを、デフォルト・モー
ドだけであっても、マスタ・スケジュールが形成されるまで、通信を確立するた
めに利用することができる。
【0057】 図7は、マスタ・スケジュールにおいてタイム・スロットを割り当てるための
プロセスを示している。この例においては、図を単純化するために期間を小さく
してあり、また、アレイは17秒までだけ示している。この例では、2つのリモ
ート・ユニットA及びBが10秒の目標時間を有し、長い推定の送信継続時間を
有している。リモート・ユニットC及びDは、5秒の目標時間及び中程度の推定
の送信継続時間を有している。リモート・ユニットE及びFは、5秒の目標時間
及び短い推定の送信継続時間を有している。図示のプロセスにおいて、推定の送
信継続時間の低下順番に処理され、最も長い時間が必要をされるものが最初に処
理される。ステップ402の実行後、リモート・ユニットAが、0秒及び10秒
に関するアレイ・エレメントに割り当てられる。ステップ404の後に、リモー
ト・ユニットBもまた、0秒及び10秒に関するアレイ・エレメントに割り当て
られ、リモート・ユニットAの後にリンク・リストに追加される。ステップ40
6の後、リモート・ユニットC及びDが、0,5,10,及び15秒に関するア
レイ・エレメントに追加される。ステップ406の後では、ごくわずかな時間が
、任意のデータの送信及び受信について、0秒及び10秒に残存している。ステ
ップ408の後、リモート・ユニットE及びFが、1,5,11,15秒に関す
るアレイ・エレメントの位置に追加される。0秒及び10秒が時間に関して満杯
になると、1秒及び11秒が0秒及び10秒の代わりに使用される。この例にお
いては、リモート・ユニットE及びFについて、送信の次の時間は、1秒と5秒
との差、及び5秒と11秒との差である。
【0058】 図7に関連して、及び図6に示したプロセスに関連して、幾つかの注目すべき
事項がある。図7において、リモート・ユニットは、推定の送信継続期間の順番
に追加されることを説明した。しかしながら、順番付けなし、又は、リモート・
ユニットの情報の到着順等の任意の順番付けを採用可能である。ステップ404
の後、リモート・ユニットA及びBは、0秒で一緒に束ねられている。幾つかの
実施例においては、このような束ねは要求されず、リモート・ユニットBのラン
ダム配置することにより、束ねが極めて小さい機会となるであろう。幾つかの実
施例において、使用される最後のアレイ位置は、アレ意中のリモート・ユニット
・ノードの次の配置を開始するために、増分されて使用される。また、幾つかの
実施例においては、目標送信時間は、マスタ・スケジュールの作成を容易にする
ために、限定されているか、又は、ある数のパワー等の値のサブセットとして形
成されている。例えば、ある実施例においては、目標期間は、20,40,80
,160,320,640,及び1280ミリ秒だけである。これにより、スケ
ジュール作成プロセス及びスケジューリング・プロセスを単純化することができ
る。
【0059】 図8は、図7と同様なリンク・リストの例を示している。ステップ420の後
、リンク・リストは、追加されたリモート・ユニットAのみを含んでいる。ステ
ップ422の後、リモート・ユニットBの追加が完了する。ステップ424の後
、リモート・ユニットC及びDの追加が完了する。ステップ426の後、リモー
ト・ユニットE及びFの追加が完了する。リンク・リスト内のノードA及びB等
は、次に送信する時間及び送信周波数等の情報を含んでいる。実行時に、リンク
・リストが調査され、時間順に、リモート・ユニットから予定される送信に関す
るノードで待機し、その送信のアクノレッジメントを返送し、そして、ある実施
例においては、リモート・ユニットに送信する次の時間を送信する。
【0060】 他のリンク・リストを428として示している。この例では、総てのリモート
・ユニットが周期的(ただし異なっている)インターバルで質問される。図示の
例では、リモート・ユニットAは、第1のタイム・スロットに割り当てられ、そ
の後の3つのタイム・スロット毎に割り当てられている。リモート・ユニットB
は、第2のタイム・スロットに割り当てられ、その後の6つのタイム・スロット
毎に割り当てられている。リモート・ユニットCは、第3のタイム・スロットに
割り当てられ、その後の9つのタイム・スロット毎に割り当てられている。これ
は、いくつかのリモート・ユニットが他と比べてより多く質問するためにどのよ
うにするのかについて示しており、この場合、総てのリモート・ユニットに関す
る周期的な質問インターバルが保持されつつ実行される。
【0061】 図9は、図7に対応するタイミング図を示している。示された上昇及び下降は
、リモート・ユニットによる送信の開始及び終了に対応している。図示の実施例
において、スケジューリングされたリモート・ユニットの送信の間には、衝突が
生じていない。図示のように、リモート・ユニットAは、送信440を行い、こ
れは、リモート・ユニットBからの送信442の前に終了する。続いて、リモー
ト・ユニットC及びDが、送信444及び446を行う。447で示した1秒で
、利用可能な送信時間の使用が終了し、リモート・ユニットE及びFは、448
及び450で示した次のタイム・スロットにおいて送信を行う。440と442
との間等の送信の間の間隔は、セイフティ・マージンを考慮して、又は、マスタ
・ユニットによるアクノレッジメントの返送に応答する長さを含んだ時間を考慮
して、設定される。
【0062】 上記した作用効果に加えて、アパートメント・ビルディング内等の独立して制
御可能な空間にあるアプリケーションにとって、本発明は、リモート・ユニット
の送信と送信との間の衝突の可能性を低減することができる。マスタが常時監視
しているので、マスタは、他のアパートメントのリモート・ユニットから発せら
れた外部送信を識別することができる。これらの外部送信を識別することにより
、マスタは、管轄するリモート・ユニットに対するスケジュールを再度演算する
ことができ、これにより、外部送信との間のコンフリクトを回避することができ
る。これにより、システムの確実性を大幅に増大することができる。
【0063】 本発明の好適な実施例について説明したが、この技術分野の当業者には、本明
細書に開示した技術が、特許請求の範囲の範囲内で他の実施例にも適用可能であ
ることが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マスタ・ユニットおよび2つのリモート・ユニットを有するワイヤレス制御シ
ステムのブロック図である。
【図2】 コントローラに連結された送受信機を有するワイヤレス・リモート・ユニット
のブロック図である。
【図3】 コントローラに連結された送受信機を有するマスタ・ユニットのブロック図で
ある。
【図4】 リモート・ユニットにおいて命令を実行できる工程の状態移行図である。
【図5】 図5は、予め定めた伝送の遠隔装置のマスタ・スケジュールを造るためのマス
ター装置において実行できるプロセスの高水準状態遷移図である。
【図6】 図6は、予め定めた伝送の遠隔装置のマスタ・スケジュールを造るためのマス
ター装置において実行できるプロセスの擬似コード図である。
【図7】 図7は、アレイが予め定めた伝送の各々の遠隔装置のためのノードを有し、各
ノードがアレイの2分の1要素にリンクした、4つの異なるステップの実行の後の
部分的なマスタ・スケジュールアレイの図である。
【図8】 図8は、リンクされたリストが予め定めた伝送の各々の遠隔装置の1つのノー
ドを有し、各ノードが時間命令されたリンクされたリストにある、図7のステッ
プと類似の4つの異るステップの実行後の部分的なリンクリされたリストの図で
ある。
【図9】 図9は、予め定めた伝送間の衝突の欠如を示し、図7または図8のマスタ・スケ
ジュールの実行に対応する部分的なタイミング図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 311A 311 H04B 7/26 K (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA, BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,C Z,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH ,GM,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA10 AA24 AA25 BB12 BB32 BB74 DD03 DD23 EE12 FF01 FF04 FF17 FF19 FF20 GG07 GG11 GG30 5K028 AA11 BB04 CC02 CC05 DD01 DD02 EE09 LL02 LL41 SS23 5K048 BA51 CA00 DA02 DC01 HA04 HA06 5K067 BB27 GG02 GG11 LL01 LL05

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向無線周波数通信を用いるビルディング監視システムで
    あって、 無線周波数送信機および受信機を含む少なくとも1つのマスタ・ユニットと、 無線周波数送信機および受信機を有し、前記マスタ・ユニットへの送信および
    前記マスタ・ユニットからの受信が可能な複数のリモート・ユニットと、 を備え、前記マスタ・ユニットが、前記リモート・ユニットのそれぞれに対し
    て衝突しない所定の通信時間を提供するマスタ・スケジューラを含み、前記リモ
    ート・ユニットが、コントローラに接続されたタイマであって、前記リモート・
    ユニットが前記所定の通信時間で前記マスタ・ユニットと通信することを可能に
    するタイマを有する、 ビルディング監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビルディング監視システムであって、前記
    リモート・ユニットが、 前記マスタ・ユニットからの受信および前記マスタ・ユニットへの送信が可能
    な無線周波数トランシーバと、 前記トランシーバへ結合され、前記トランシーバを制御するコントローラと、 前記コントローラへ結合された少なくとも1つのセンサと を含む、ビルディング監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のビルディング監視システムであって、前記
    リモート・ユニットのそれぞれは、前記マスタ・ユニットへ所定の送信時間でメ
    ッセージを送信し、前記所定の送信時間は前記マスタ・スケジューラにより決定
    されて対応する前記リモート・ユニットへ送信され、前記スケジューラは、それ
    ぞれの所定の送信時間を調整して、他のリモート・ユニットの所定の送信時間と
    の間での衝突を避けるようにする、ビルディング監視システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のビルディング監視システムであって、前記
    所定の送信時間は、前記マスタ・ユニットから前記リモート・ユニットへ絶対時
    間として送信される、ビルディング監視システム。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のビルディング監視システムであって、、前
    記所定の送信時間は、前記マスタ・ユニットから前記リモート・ユニットへ時間
    遅延として送信される、ビルディング監視システム。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のビルディング監視システムであって、前記
    リモート・ユニットは、ターゲット送信期間と概算送信持続期間とを有し、前記
    マスタ・ユニットは、衝突を避けるために、少なくとも前記概算送信持続期間に
    より前記所定の送信時間の間隔をとる、ビルディング監視システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のビルディング監視システムであって、前記
    リモート・ユニットはリモート・ユニット・タイプを有し、前記概算送信持続期
    間は前記リモート・ユニット・タイプに依存し、前記マスタ・スケジュールは、
    前記概算送信持続期間の関数として計算される、ビルディング監視システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のビルディング監視システムであって、前記
    リモート・ユニットは、該リモート・ユニットが送信も受信も行えない第1低電
    力消費状態と、前記リモート・ユニットが受信を行える第2電力消費状態と、前
    記リモート・ユニットが送信を行える第3電力消費状態とを有し、前記リモート
    ・ユニットは、所定間隔にのみ前記の受信の状態にあり、前記第2および第3の
    状態は、前記第1の状態よりも電力消費が多く、前記リモート・ユニットの少な
    くとも幾つかは、前記リモート・ユニットに論理的に結合されたセンサを含む、
    ビルディング監視システム。
  9. 【請求項9】 双方向ビルディング監視システムであって、 データのワイヤレス送信および受信のための手段を含む少なくとも1つのマス
    タ・ユニットと、 複数のリモート・ユニットであって、各リモート・ユニットが、前記マスタ・
    ユニットへのデータのワイヤレス送信のための手段と、前記マスタ・ユニットか
    らのデータのワイヤレス受信のための手段とを含み、前記リモート・ユニットが
    外部状態を検知して外部センサ・データを生成する手段を更に含む、リモート・
    ユニットと、 前記リモート・ユニットから前記マスタ・ユニットへの周期的な送信のスケジ
    ュールを計算する手段と、 前記マスタ・ユニットから前記リモート・ユニットへ送信するための前記手段
    が、前記スケジュールの少なくとも一部を前記リモート・ユニットへ送信する手
    段を含むことと、 前記スケジュールに基づいて前記リモート・ユニットが前記外部センサ・デー
    タを前記マスタ・ユニットへ送信することを可能にする、前記リモート・ユニッ
    トのタイミング手段と を備える双方向ビルディング監視システム。
  10. 【請求項10】 無線周波数送信機および受信機を含む少なくとも1つのマ
    スタ・ユニットと、無線周波数送信機および受信機を有し、前記マスタ・ユニッ
    トとのメッセージの送信および受信が可能な複数のリモート・ユニットとを有す
    るビルディング監視システムにおけるマスタ・ユニットとリモート・ユニットが
    通信することを可能にする方法であって、 a.それぞれのリモート・ユニット通信時間が互いに衝突しないように、前記
    マスタ・ユニットと通信するための各リモート・ユニットの前記リモート・ユニ
    ット通信時間を決定するステップと、 b.各リモート・ユニット通信時間を対応するリモート・ユニットへ送信する
    ステップと、 c.前記リモート・ユニット通信時間が各リモート・ユニットに対して到着し
    たときにそれを検出するステップと、 d.各リモート・ユニット通信時間が検出されたときに、対応するリモート・
    ユニットと前記マスタ・ユニットとの間でメッセージを通信するステップと を備える方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法であって、前記リモート・ユニッ
    トのそれぞれは、該リモート・ユニットが受信も送信もできない非通信低電力消
    費状態と、前記リモート・ユニットが受信可能な受信状態と、前記リモート・ユ
    ニットが送信可能な送信状態とを有し、前記受信状態および前記送信状態は、前
    記非通信状態よりも電力消費が多い、方法。
  12. 【請求項12】 ビルディング監視システムのリモート・ユニットの無線周
    波数メッセージ送信をスケジュールする方法であって、 a.無線周波数トランシーバおよび該トランシーバを動作させるコントローラ
    を含む少なくとも1つのマスタ・ユニットを提供するステップと、 b.複数のリモート・ユニットを提供するステップであって、前記マスタ・ユ
    ニットのトランシーバへの送信が可能であり、前記マスタ・ユニットのトランシ
    ーバからの受信が可能である無線周波数トランシーバを含み、ターゲット送信期
    間を有する、複数のリモート・ユニットを提供するステップと、 c.前記リモート・ユニットに対する所定のリモート・ユニット送信時間のマ
    スタ・スケジュールを計算するための、前記マスタ・ユニットにおける手段を提
    供するステップであって、前記所定のリモート・ユニット送信時間は、少なくと
    も部分的に、前記リモート・ユニットのターゲット送信期間に基づき、前記所定
    の送信時間の間での使用突が避けられるようにされる、ステップと、 d.少なくとも部分的に前記リモート・ユニットのターゲット送信期間に基づ
    き、所定のリモート・ユニット送信時間の前記マスタ・スケジュールを計算する
    ステップと、 e.前記マスタ・ユニットから前記リモート・ユニットへの前記マスタ・スケ
    ジュールに基づいてタイミング命令を送信するステップと、 f.前記タイミング命令に基づく時間で前記リモート・ユニットから前記マス
    タ・ユニットへメッセージを送信するステップと を備える方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法であって、前記の計算を行う手段
    は、前記所定の送信時間を、前記リモート・ユニットの所定の送信時間に対する
    複数のタイム・スロットへ割り当てるプログラムを実行するコンピュータを含み
    、前記タイム・スロットは前記スケジュールに格納される、方法。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の方法であって、前記リモート・ユニッ
    トは概算送信持続期間を有し、前記所定の時間のスケジュールは、前記リモート
    ・ユニットのそれぞれに対して、前記所定のリモート・ユニット送信時間のそれ
    ぞれが開始時間を有し、該開始時間が少なくとも前記リモート・ユニットの概算
    送信持続期間だけ間隔をあけられていることを保証する、方法。
  15. 【請求項15】 請求項12記載の方法において、前記リモート・ユニット
    は、各タイプにクラス分けし、前記概算送信持続期間は、前記リモート・ユニッ
    トのタイプの関数であり、前記スケジュール計算ステップは、前記概算送信持続
    期間を前記タイプの関数として決定すること、を含むこと、を特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項12記載の方法において、前記リモート・ユニット
    は、各タイプにクラス分けし、前記リモート・ユニット・ターゲット送信期間は
    、前記リモート・ユニットのタイプの関数であり、前記スケジュール計算ステッ
    プは、前記リモート・ユニット・ターゲット送信期間を前記タイプの関数として
    決定すること、を含むこと、を特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項12記載の方法において、前記リモート・ユニット
    は、センサに結合し、該センサは、各タイプにクラス分けし、前記概算送信持続
    期間は、前記センサのタイプの関数であり、前記スケジュール計算ステップは、
    前記概算送信持続期間を前記センサ・タイプの関数として決定すること、を含む
    こと、を特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項12記載の方法において、前記リモート・ユニット
    は、センサに結合し、該センサは、各タイプにクラス分けし、前記リモート・ユ
    ニット・ターゲット送信期間は、前記センサのタイプの関数であり、前記スケジ
    ュール計算ステップは、前記リモート・ユニット・ターゲット送信期間を前記タ
    イプの関数として決定すること、を含むこと、を特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項12記載の方法において、前記計算手段は、実行可
    能のコンピュータ・プログラムを含み、該プログラムが、 前記リモート・ユニットから得たデータから前記リモート・ユニット・ターゲ
    ット期間を導出するステップと、 最大ターゲット期間をセットするステップと、 最大リモート・ユニット送信持続期間を決定するステップと、 前記最大ターゲット期間を前記最大ターゲット持続期間により除算して、割り
    当てるべきエレメントの数を得るステップと、 少なくとも前記数のエレメントを有するデータ構造を作成するステップと、 各リモート・ユニットに対し、1つのエレメントで開始し、利用可能の時間を
    有するバケットにリモート・ユニット識別子を充填し、次に前記リモート・ユニ
    ット・ターゲット期間の時間で先にスキップし、そして別のエレメントに前記リ
    モート・ユニット識別子を充填し、そして前記最大ターゲット期間をカバーする
    まで繰り返すステップと、 を含むこと、を特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の方法において、前記最大ターゲット期間
    は、前記リモート・ユニットから得る前記最も大きなターゲット期間であること
    、を特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の方法において、前記最大ターゲット期間
    は、最大値にクランプされた前記リモート・ユニットから得た前記最も大きなタ
    ーゲット期間であること、を特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 請求項19記載の方法において、前記リモート・ユニット
    は、各タイプのクラス分けし、前記リモート・ユニット・ターゲット期間は、前
    記リモート・ユニットから前記リモート・ユニット・タイプを得ることによって
    前記リモート・ユニットから間接的に得、前記リモート・ユニット・ターゲット
    期間は、前記リモート・ユニット・タイプから導出すること、を特徴とする方法
  23. 【請求項23】 請求項19記載の方法において、前記計算手段は、実行可
    能のコンピュータ・プログラムを含み、該プログラムが、 前記リモート・ユニットから前記リモート・ユニット・ターゲット期間を得る
    ステップと、 グローバル最大ターゲット期間をセットするステップと、 各リモート・ユニットに対し、前記グローバル最大ターゲット期間内に生起す
    ることになる所定の送信の数を計算するステップと、 全てのリモート・ユニット全体に対し、前記グローバル最大ターゲット期間内
    に生起することになる所定の送信のグローバル数を計算するステップと、 前記所定の送信の前記グローバル数に少なくとも等しい数のエレメントを有す
    る順序付けたデータ構造を作成するステップと、 各リモート・ユニットに対し、前記リモート・ユニットに対する前記所定の送
    信の前記数のうちの各々に関し、前記データ構造内の前記エレメントのうちの1
    つに、前記リモート・ユニットに対する識別子および該リモート・ユニットが次
    に送信する所定の時間を含むデータを充填するステップと、 を含むこと、を特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の方法において、前記データ構造は、各々
    の所定のリモート・ユニット送信時間に対し少なくとも1つのエレメントのリン
    クしたリストを含み、前記リンクしたリストは、所定の送信の時間にしたがって
    ソートすること、を特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項23記載の方法において、前記リモート・ユニット
    の各々は、概算最大リモート・ユニット送信期間を有し、概算送信終了は、前記
    所定送信時間と前記概算送信持続期間に少なくとも部分的に基づき計算し、前記
    データ構造エレメントを含む所定の次の送信時間は、前記概算送信時間終了より
    も前に生起しないこと、を特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 請求項23記載の方法において、前記コンピュータ・プロ
    グラムは、実行において、前記データ構造の前記エレメントを時間順序でトラバ
    ースし、そして各エレメントに関し、前記次の所定リモート・ユニット送信時間
    を前記エレメントに関して前記リモート・ユニットに対し送信すること、を特徴
    とする方法。
  27. 【請求項27】 双方向性の無線周波数のビルディング監視システムのマス
    タ・ユニットを作動する方法であって、前記ビルディング監視システム・マスタ
    ・ユニットが、トランシーバに結合したコントローラを有する少なくとも1つの
    マスタ・ユニットと、各々トランシーバを有する複数のリモート・ユニットと、
    を含み、前記マスタ・ユニットが、コンピュータ・プロセッサと、時間順序付け
    たデータ構造とを有し、該データ構造が、複数のエレメントを含み、該データ構
    造エレメントが、所定の送信時間を有する前記リモート・ユニットの各々に対し
    少なくとも1つの所定の送信時間を含む所定の送信時間を有し、前記方法が、少
    なくとも、 a. 前記データ構造と、および前記リモート・ユニットの所定の時間のうち
    の少なくとも1つを有する各々のデータ構造エレメントに対しトラバースするス
    テップと、 b. 前記データ構造エレメントに関連する前記リモート・ユニットからの送
    信、または前記リモート・ユニットからの送信を受けない場合でのタイムアウト
    のいずれかを待機するステップと、 c. 前記リモート・ユニットからの前記送信を受け取った時に、前記受信し
    た送信のアクノレッジを送信し、そして次のリモート送信のための時間信号であ
    って前記エレメントに含まれる前記所定の送信時間と一致した前記時間信号を送
    信し、そして前記次に時間順序付けされたデータ構造エレメントに進みそしてス
    テップbを実行するステップと、 d. 前記リモート・ユニットからの前記送信を受けない場合のタイムアウト
    時に、前記次の時間順序付けしたデータ構造エレメントに進み、そしてステップ
    bを実行するステップと、 を前記コンピュータ・プロセッサが実行するステップから成ること、を特徴とす
    る作動方法。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の方法において、前記時間信号は、前記リ
    モート・ユニットが送信まで待機するための時間遅延を含むこと、を特徴とする
    作動方法。
  29. 【請求項29】 請求項27記載の方法において、前記時間信号は、前記リ
    モート・ユニットが送信すべき絶対時間を含むこと、を特徴とする作動時間。
  30. 【請求項30】 請求項27記載の方法において、前記時間信号は、時間無
    しデータを含み、該データは、前記リモート・ユニットが、現行の所定時間を再
    実行する命令として解釈すること、を特徴とする作動方法。
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