JP2002544630A - アダプタカードおよび通信装置 - Google Patents

アダプタカードおよび通信装置

Info

Publication number
JP2002544630A
JP2002544630A JP2000618925A JP2000618925A JP2002544630A JP 2002544630 A JP2002544630 A JP 2002544630A JP 2000618925 A JP2000618925 A JP 2000618925A JP 2000618925 A JP2000618925 A JP 2000618925A JP 2002544630 A JP2002544630 A JP 2002544630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
chip card
chip
contact
adapter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000618925A
Other languages
English (en)
Inventor
グレーガー クラウス−エルヴィン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2002544630A publication Critical patent/JP2002544630A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K17/00Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/077Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
    • G06K19/07737Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier consisting of two or more mechanically separable parts
    • G06K19/07739Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier consisting of two or more mechanically separable parts comprising a first part capable of functioning as a record carrier on its own and a second part being only functional as a form factor changing part, e.g. SIM cards type ID 0001, removably attached to a regular smart card form factor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/077Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、チップカード(200)を所定の規格に整合させるためのアダプタカード(300)に関する。これにはチップカードを組み込むための収容部(310,311)が設けられている。本発明によれば、アダプタカード(300)に挿入されたチップカード(200)を識別するための識別手段(341,342,354)が設けられている。これによりアダプタカードつまりは評価すべきチップカードが評価のために挿入されるチップカードリーダは、チップカードに依存してもしくはチップカード形式に依存して、バスや動作電圧あるいはその他のパラメータの整合を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、独立請求項の上位概念に記載のチップカードを所定の規格に整合さ
せるためのアダプタカードならびにカード上に配置された電気的に接触接続可能
なモジュールと通信するための通信装置に関する。
【0002】 カード状の担体の上に配置された電気的に接触接続可能なモジュールはいわゆ
るチップカードのかたちで知られており、たとえばテレフォンカード、ユーロチ
ェックカード、健康保険カードとして、あるいは Blaupunkt-Werke GmbH のカー
ラジオ用のキーカードとして知られている。これらは基本的に、所定サイズのプ
ラスチックカードに埋め込まれた少なくとも1つのマイクロチップから成り、こ
れはメモリチップおよび/またはマイクロプロセッサチップとして構成すること
ができる。ISO 7816−1およびそれ以下の規格によるチップカードの場
合、カードに埋め込まれたマイクロチップの接点はカード表面に配置された接触
面と接続されている。したがって適切なチップカードリーダに設けられている対
向接点を用いることで、プラスチックカードに埋め込まれたモジュールの情報を
読み出すためにもしくはモジュールとチップカードリーダとの情報交換のために
、このようなモジュールとの接触接続が可能となる。
【0003】 そうこうするうちにISO 7816−1およびそれ以下の規格から逸脱した
別のチップカードが知られるようになってきており、これはたとえば Siemens
社のいわゆるマルチメディアカード(MMC)などである。このカードがISO
7816−1およびそれ以下の規格に準拠したカードと異なる点は、接触面の
配置がISO 7816−2において決定されている接点配置から逸脱している
ことである。
【0004】 さらにGSM移動無線電話の分野において知られているのは、いわゆるSIM
(Subscriber Identify Modul)カードとしてのチップカードである。比較的古
い移動無線電話の場合にはこのSIMカードはISO 7810によるID−1
チップカードフォーマットを有しているけれども、比較的新しい機器であると微
小化が進歩していくなかでいっそう小さいSIMカードが使われる。比較的古い
移動無線電話機であっても新しい小さいSIMカードを用いて作動させることが
できるようにする目的でカードアダプタが提供されてきた。このようなカードア
ダプタを用いれば、小さいSIMカードをID−1チップカードフォーマットに
整合させることができた。このカードアダプタはID−1チップカードの外寸と
小さいSIMカード用収容部をもち、この収容部は、移動電話の対応するチップ
カードリーダにチップカードが挿入されると、そのチップカードの接触面がチッ
プカードリーダの対向接点に対して精確に配向されるように構成されている。
【0005】 さらに公知のチップカードリーダによれば、評価すべきチップカードを挿入す
るためのカード挿入口が設けられており、その中にチップカードの接触面に対応
づけられた対向接点が配置されている。そしてそれを介してチップカードの情報
を評価することができ、もしくはチップカード内に含まれているモジュールとの
情報交換が行われる。
【0006】 発明の利点 本発明によれば、チップカードを装入するための収容部を備えチップカードを
所定の規格に整合させるためのアダプタカードにおいて特徴としているのは、ア
ダプタカードに装入されたチップカードを識別するための識別手段が設けられて
いることである。
【0007】 さらにカード挿入用のカード挿入口を備えカード上に配置された電気的に接触
接続可能なモジュールと通信するための通信装置(これはチップカードリーダと
いう名称で知られている)において特徴とするのは、カード挿入口に挿入された
カード上に配置されたモジュールの形式を特定するための識別回路が設けられて
いることである。
【0008】 第1の独立請求項の特徴部分を備えた本発明によるアダプタカードの有する利
点とは、アダプタカードに挿入されたチップカードが所定の規格への整合にもか
かわらず識別可能な状態に保持されることである。このことが重要となるのはた
とえば、規格に即したチップカード上に配置されたチップがアダプタカードによ
り整合すべきチップカードとは異なる給電電圧で駆動されるときである。それと
いうのも、適合していない動作電圧でチップを誤って駆動してしまうと誤動作が
引き起こされるかもしれないし、それどころか破壊されてしまうおそれすらある
からである。したがって本発明によるアダプタカードによればたとえば、評価の
ためにチップカードが挿入される第2の独立請求項の特徴を備えた通信装置によ
り、殊に本発明によるチップカードリーダにより、マイクロチップを問題なく識
別することができ、その結果、たとえば動作電圧を評価すべきマイクロチップの
要求に合わせで調整できるようになる。
【0009】 さらに本発明によれば、たとえばチップカードリーダの対向接点の割り当てを
挿入された評価すべきチップカードに依存して対応づけることができる。
【0010】 さらに本発明によれば、チップカードリーダもしくはその評価ユニットにおけ
る別のパラメータの整合を行うことができ、たとえば評価すべきデータの評価に
対する評価感度もしくは分解能あるいは評価速度などを整合することができる。
【0011】 図面 図面には本発明の実施例が示されており、次にそれについて詳しく説明する。
【0012】 図1は、ISO 7816−1およびそれ以下に準拠したチップカードの接点
フィールドもしくは接触面を示す図である。
【0013】 図2は、マルチメディアカードを示す図である。
【0014】 図3は、ISO 7816−2規格に整合されているマルチメディアカードの
接点フィールドを示す図である。
【0015】 図4は、整合された接点フィールドを備えたマルチメディアカードの斜視図で
ある。
【0016】 図5は、マルチメディアカードをISO 7816規格に整合させるように設
計された本発明によるアダプタカードを示す図である。
【0017】 図6は、マルチメディアカードをISO 7816規格に整合させるように設
計された本発明によるアダプタカードをマルチメディアカードが装入された状態
で示す図である。
【0018】 図7は、チップカードリーダとしての通信装置の接点配置を接点装置を後方に
示すかたちで描いた図である。
【0019】 図8は、本発明によるチップカードリーダの側面をその中に装入されたチップ
カードもしくはアダプタカードとともに示す縦断面図である。
【0020】 実施例の説明 ISO7816規格の意味でのチップカードは、ISO7810規格 "Identi
fication Cards - Physical Characteristics" において定義されているように
、識別カードのグループに属する。この規格は、3つの異なるカードサイズ(I
D−1,ID−2,ID−3)についてフレキシビリティや温度耐性ならびに寸
法も含めた識別カードの物理的な特性を指定している。チップカードの規格であ
るISO 7816−1およびそれ以降についてのベースを成すのはID−1カ
ードであり、このカードは今日、支払い流通用のカードたとえばクレジットカー
ドまたはユーロチェックカードなどとして多種多様に普及している。
【0021】 この種のチップカードのカード本体内には集積回路が含まれており、この集積
回路はデータ伝送、データ記憶およびデータ処理のための素子を備えている。こ
の場合、カード表面の接点を介してデータ伝送を行うことができるが、電磁界に
より無接触で行うこともできる。MMCカードもそうであるようにISO 78
16規格に準拠した慣用のチップカードの場合、担体モジュールの上にチップが
配置されており、これはその表面にすでにチップの接触接続に必要な接触面をも
っている。これは通常のようにカード状担体の対応する開口部に貼り込まれ、そ
れによって担体モジュールの表面はカード状担体の表面と平坦につながって、チ
ップカード表面に接触面が位置するようになる。
【0022】 チップカードの基本的な特性ならびに機能は、7816シリーズのISO規格
で決められている。
【0023】 図1には、ISO 7816に準拠したチップカード100の部分平面図が示
されている。
【0024】 このチップカードは差込方向110でみて前方のリーディングエッジ130と
、ISO 7816でトップエッジと呼ばれる右側のエッジ120を有しており
、外側からアクセスできるようチップカードの表面上に配置された接触面101
,102,103,104,105,106,107,108の位置は、ISO
7816−2においてエッジ120と130に関連づけて定められている。
【0025】 ISO 7816−2によれば、接触面101〜108について最小寸法は1
.7mm×2.0mmとされている。以下の表に記載されているリーディングエ
ッジからの接触面101〜108の間隔131ならびにトップエッジからの各接
触面の間隔121は最大限のものを表しており、リーディングエッジからの間隔
132およびトップエッジからの間隔122は最小限のものを表している。
【0026】
【表1】
【0027】 接触面についての最大寸法はISO 7816−2によって規定されていない
けれども、接触面101〜108は互いに電気的に絶縁されている。
【0028】 図面からすぐにわかるように、チップカードリーディングエッジからの接触面
101〜104の最大間隔131およびそこからの接触面105〜108の最小
間隔、ならびにチップカード100のトップエッジからの接触面101と105
の最大間隔121およびそこからの接触面104および108の最小間隔122
により、9.62mm×9.32mmの矩形領域150が定義され、ISO 7
816によれば接触面101〜108は少なくともこの領域を占有しなければな
らない。領域150は本発明との関連において設定領域と称する。ISO 78
16−2によれば、接触面はこの設定領域を越えて外側に出てもよい。
【0029】 ISO 7816−2に従って定められている2つの隣り合う接触面の列10
1〜104および105〜108は、差込方向において7.62mmの中心間距
離もしくは中心線間隔139を有しており、差込方向110を横切る方向で隣り
合う2つの接触面101と102の中心線間隔129は2.54mmである。ま
た、ID−1フォーマットチップカードの外寸は、長手側120について約85
.5mmであり、リーディングエッジ130について約54.0mmである。図
2に描かれている Siemens 社もしくは Infineon 社のマルチメディアカード2
00略してMMCは、7816規格とは逸脱したチップカードを成している。
【0030】 このチップカードは約24mm(211)×32mm(212)の外寸をもち
、この場合、図示されている平面図において左上のコーナーは4.0mmで45
゜(213)面取りされている。MMCカードの接点フィールドは接触面201
,202,203,204,205,206,207を備えた接点列として構成
されており、これはチップカードの狭いリーディングエッジに対し1.0mmの
間隔231を有している。接触面201〜207自体は1.7mm(221)×
3.5mm(231)の寸法を有しており、MMCカードの幅220と交差する
方向で互いに0.625mmの間隔を有している。
【0031】 さて、そこでMMCカードをMMCカードリーダによってもISO 7816
規格によるチップカード用のチップカードリーダによっても評価できるようにす
る目的で、本出願人の別の特許出願において提案されているのは、MMCカード
上の設定領域150内で第1の接点列201〜207と隣り合う第2の接点列1
05〜108を次のように配置することが提案されている。すなわち、MMCカ
ードの接触面201〜204を僅かな拡張だけでISO 7816規格に整合さ
せることができるように配置するとともに、第2の接点列の接触面105〜10
8がISO 7816規格の要求を満たすように配置するのである。
【0032】 図3には、たとえばMMCカード上に実現されている相応の接点装置が示され
ている。図3による接点装置は接点301〜304を備えた第1の接点フィール
ドを有しており、これらはISO 7816−2による接触面101〜104と
MMCカードの接触面201〜204の重畳によって生じたものであり、これら
はISO 7816−2により定められた領域150の範囲内においてISO 7
816−2の要求もMMCカード接触面に対する要求にも対応したものである。
【0033】 さらに接触面305〜308を備えた第2の接点フィールドが設けられており
、これもその接触面の位置に関してISO 7816−2の要求を満たすもので
ある。設定領域150の外側に位置するMMCカードの接触面205,206,
207はそのまま受け継がれており(接触面315,316,317)、MMC
カードリーダを用いてMMCカードの評価も行うことができる。このように変形
されたMMCカードをISOカードリーダによって同時に評価できるようにする
ために、設定領域150の外側に位置する接触面315〜317は導体路を介し
て第2の接点フィールドの接触面305,306,307と接続されている。こ
のことでMMCモジュールのすべての接点が、ISO 7816と互換性をもつ
ようなMMC接触面を介して接触接続可能となる。
【0034】 既述の実施例はMMCモジュール用に変形された接点配置に関するものである
が、前述の接点配置をたとえばISO 7816によるチップカード上に設ける
こともできる。このようにして、ISO7816チップカードリーダもMMCカ
ードリーダもISO 7816チップカードを評価可能である。
【0035】 さらにまた、たとえばISO7816などのような規格により設定された領域
内に第2の接点フィールドを適切に配置することで、様々な接点配置を先に挙げ
た出願の提案によってその規格に整合させることができる。とはいえその際には
、接点数がそれぞれ異なることで制約が生じ、つまりたとえば整合すべき接点配
置が規格に従った接点配置よりも多くの接点で占有されているならば、制約が生
じることになる。
【0036】 図4には、既述の特許出願のやり方に従って整合された接点配置をもつMMC
モジュールが示されている。
【0037】 さらに図5には本発明によるアダプタカード300が示されており、ここでは
接点フィールドについて図4に従い変形されたMMCモジュール250を収容し
、それをISO 7816により定められた規格へ整合させるためのアダプタカ
ードが示されている。
【0038】 本発明によるアダプタカード300の外寸つまり長手側320と横断方向側3
30の長さは、長手面について約85.5mm(サイズ111)であり横断方向
側について約54.0mmであり、これはISO7810もしくは7816によ
る慣用のID1フォーマットのチップカードのサイズに対応している。本発明に
よるアダプタカード300を用いてISOチップカード100よりも大きい厚さ
をもつMMCモジュール200を整合させようとするならば、それは有利には整
合すべきチップカードに少なくとも相応する厚さをもつことになる。
【0039】 アダプタカード300は、側壁351を備えた開口部350の形状の切り欠き
部を有しており、これはこの実施例ではアダプタカード300の表面に対し垂直
に設けられている。開口部350は側壁351とともに収容部を成しており、整
合すべきチップカードこの実施例ではMMCカードをこの収容部内に組み込むこ
とができ、MMCモジュールを精確に合わせて収容するために用いられる。サイ
ズ321および331を精確に守るために、つまり長手面320と横断方向面3
30からの開口部350の間隔を精確に遵守するために、規格に即したチップカ
ード100ないしは輪郭の点で規格に即したアダプタカード300において基準
となるエッジ120もしくは320および130または330に関して、接点フ
ィールド301〜308および315〜317が精確に配向される。
【0040】 このようにしてMMCカードの接点フィールドが、ISO7816チップカー
ドの接触面においてISO7816により設定された位置に精確に整合されるよ
うになる。図6に示されているように、本発明によるアダプタカードに組み込ま
れた変形されたMMCカードにおいてトップエッジ320とリーディングエッジ
330に対する接触面の位置は、ISO7816のサイズ121および131と
一致している。
【0041】 このアダプタカードの第1の実施形態によれば、これは開口部350の側壁3
51に固定用突出部355を有している。これはたとえば図4に示されているよ
うなMMCカード250のようにアダプタカード300に組み込まれたチップカ
ード250の場合、チップカードの周囲に設けられた対応する凹部316と係合
し、それによってカードアダプタでのチップカードの確実な係止ないしは固定が
保証される。とはいえこれと同じように、もっと簡単に固定する目的でチップカ
ード250の周囲を巡る溝317を設けることもでき、それらの溝がアダプタカ
ード300の固定用突出部と係合する。
【0042】 このアダプタカード300の第2の実施例の場合、このアダプタカードの側壁
311に凹部もしくは溝が設けられており、チップカードを組み込んだときにそ
れらの凹部もしくは溝に、チップカード250の周囲に成形された固定用突出部
315が係合される。
【0043】 このアダプタカード300の第3の実施形態の場合、アダプタカードの開口部
310の寸法は、その開口部が組み込むべきチップカードに対してプレスばめも
しくは緊締嵌合となるように選定されており、そのようにすることでチップカー
ドがアダプタカードに少なくとも優先的には緊締力によって保持されるようにな
る。
【0044】 アダプタカード300の3つのすべての実施形態においてアダプタカード30
0から成るチップカードによれば、これは実質的に垂直に作用する押圧力が同時
に及ぼされると僅かに撓む。このように撓むことで係止突出部を用いた最初の2
つの事例では、それらの係止突出部が相応の凹部ないしは溝を通してリリースさ
れ、プレスばめを用いた事例では緊締力が低下して、アダプタカード300から
チップを取り外すことができるようになる。
【0045】 アダプタカード300の3つのすべての実施形態において1つの択一的な実施
例によれば、開口部350においてカード表面に対し垂直に位置する側壁351
の代わりにカードの背面に向かって互いに円錐状に延びる側壁351を設けるこ
ともできる。側壁351をこのように形成することにより整合すべきチップカー
ド200を簡単に挿入できるようになるとともに、アダプタカードによりチップ
カード200が押される可能性がなくなり、たとえばチップカードリーダの対向
接点の押圧力により押される可能性がなくなる。理想的には、整合すべきモジュ
ールの側壁もやはりその背面に向かって互いに円錐状に延びるように構成されて
おり、そのようにすることでそこにおいても押圧整合を実現することができる。
【0046】 さらに本発明によるアダプタカード300は、アダプタカード300に挿入さ
れたチップカード200を識別するための識別手段341,342,345を有
している。その目的は、チップカードリーダもしくはそれに設けられたコントロ
ーラがチップカードリーダに挿入されたチップカードを識別できるようにするこ
とである。
【0047】 したがってたとえばISO7816チップカードは以下のような接点の割り当
てを有している。
【0048】
【表2】
【0049】 これに対しMMCカードまたは異なる形状をもつ他のチップカードの接点は、
少なくとも部分的にこれとは違うように割り当てられている。これは適合したチ
ップカードリーダを用いたチップカードの評価にあたり考慮しなければならない
。このことはたとえば、チップカードリーダにおいて挿入されたチップカードに
依存してチップカードリーダの対向接点に対し、チップカードリーダの制御によ
り対応する機能を指定することにより行うことができる。とはいえこのためには
チップカードリーダが挿入されたチップカードの形式を認識する必要があり、こ
のことは既述の識別手段によって可能となる。
【0050】 既述のバス切り替えもしくはバス割り当てのほかにも必要とされるのは、同一
のチップカードリーダを用いて種々のチップカードを接触接続する際に各チップ
形式ごとに適合した給電電圧を与えることである。つまりたとえばISO781
6チップカードは現在のところ一般的である5Vの給電電圧により駆動され、M
MCモジュールは典型的には3Vで駆動される。種々のモジュール形式に対し単
一の汎用的な給電電圧によりそれぞれ設定されている値から過度に大きく隔たっ
てしまうと、その結果としてそれらのモジュールの誤動作が生じるかもしれない
し、それどころか破壊のおそれすらある。
【0051】 さらに考えられるのは、チップカードリーダにより評価すべきチップカードの
形式に依存して、たとえば検出データレートなど別のパラメータを整合させる必
要のあることである。
【0052】 第1の実施形態によれば、既述の識別手段はアダプタカード300のトップエ
ッジ320に配置された切り欠き341として実現されている。この切り欠きは
たとえば、機械的な検出手段たとえば電気的な接点を操作するばね部材によって
検出される。したがってたとえば既述の切り欠き341によれば実例としてMM
Cモジュール用のアダプタカード300を、このような切り欠きをもたない慣用
のISO7816チップカードと区別することができ、ばね部材を用いて操作さ
れる電気接点により、挿入されたチップカードの形式についての情報を評価装置
に与えることができる。図面にはただ1つの切り欠き341しか描かれていない
けれども、互いに異なる整合すべき多数のチップカードがあるのであれば複数の
切り欠きを設けることもできる。その場合、切り欠きの位置によるチップカード
形式のコーディングを適用することもできるし、あるいは切り欠きのあるなしを
コーディングとして適用してもよい。
【0053】 第2の実施例によれば識別手段は、アダプタカード300の表面に印刷された
バーコードとして構成されている。これはアダプタカードの評価に適した相応の
チップカードリーダにおいて実現されているバーコードリーダにより評価するこ
とができる。この場合、識別されたバーコードに依存してチップカードリーダの
対向接点の割り当てが制御される。
【0054】 識別手段のための第3の実現形態は、チップカードまたはアダプタカード30
0に集積された付加的な電気部品345たとえば電気的な抵抗、コイル、コンデ
ンサを成しており、あるいはマイクロチップも成しており、その接点343およ
び344はチップカードの表面に導かれており、チップカードリーダの対応する
対向接点と接触接続可能である。この場合、読み取るべきチップカードの形式に
対するコーディングとして、個々の電気部品の値たとえばその抵抗値またはたと
えば上述のマイクロチップのメモリ内容が用いられる。
【0055】 なお、自明であるが、上述のような列挙は決定的なものではなく、ISO78
16フォーマットに整合させるべき種々のチップカードまたはチップカード形式
のコーディングもしくは目印の様々な可能性を、単に実例として例示したにすぎ
ないものである。さらにまた、識別手段341,342,345もしくはそれら
のパラメータの機械的、光学的または接点接続による検出のほかにも実例を挙げ
ると、機械的、誘導的または容量的にパラメータを検出するのに適した素子たと
えばインダクタンスやキャパシタンスなども考慮の対象となる。
【0056】 図7には、本発明によるチップカードリーダの対向接点401〜408がチッ
プカードの接点配置を背景にして、この実施例ではMMCチップカードの接点配
置を後方に示すかたちで描かれている。この場合、MMCチップカードの接点フ
ィールドは、択一的な評価のためISOチップカードリーダまたはMMCカード
リーダにより、MMC規格にもISO規格にも適合されている。
【0057】 その際、ISO接点フィールドにおける各接触面301〜308には適切な対
向接点401,402,403,404,405,406,407,408が対
応づけられている。さらにチップカードリーダ400は別の接点415,416
,417も有しており、これらはMMC接点フィールドの接触面315,316
,317に対応づけられている。
【0058】 対向接点401〜408および415〜417はそれぞれ評価ユニット420
と接続されており、この評価ユニットにおいて他のパラメータのバス割り当てお
よび/または対応づけが、識別されたチップカードまたはチップカード形式に依
存して行われる。
【0059】 図8には、チップカードリーダとして構成された本発明による通信装置の断面
図が示されている。これはMMC規格に準拠したチップカードの評価にもISO
7816規格に準拠したチップカードの評価にも適合されている。
【0060】 この実施例によればチップカードリーダは駆動される搬送ローラ431,43
2を有しており、これらのローラは図示されていないカード挿入口に挿入された
チップカードまたはアダプタカード300を、カードリーダ400内の評価位置
へ搬送するために設けられている。評価すべき種々のチップカードの様々な厚さ
を補償するため(たとえばMMCモジュールはID1フォーマットよりもいくら
か厚い)、搬送ローラは垂直方向での弾力性をもって支承されており、ばね力に
よってチップ/アダプタカード300に向かって押されている。
【0061】 挿入されたチップカード300の接触面との接触接続のため、カードリーダ4
00は対向接点を有している。図8の断面図には、チップカード300の接触面
317,308ならびにそれらに対応づけられたチップカードリーダの対向接点
417,408が描かれている。この場合、対向接点は片側で支承ブロック41
1、412に支承された金属製の板ばねとして構成されており、これらは下側で
接触面317,408と接触接続するためのピンを有している。対向接点を板ば
ねとして構成することによってもやはり、評価すべきチップカードの様々な厚さ
を補償することができる。
【0062】 チップカードリーダの対向接点はさらに評価ユニット420と接続されており
、この評価ユニットにおいて特定の機能に対する対向接点401〜417の対応
づけが行われる。
【0063】 さらにチップカードリーダは、チップカードリーダに挿入されたチップカード
の形式を識別するための識別回路430を有している。これは図示されている実
施例の場合つまり評価すべきチップカードがそれらの識別のため表面に印刷され
たバーコードを担持している場合、バーコードリーダ430として構成されてい
る。挿入されたチップカードもしくはその形式を特徴づけているバーコードリー
ダ430の出力信号は評価ユニット420へ供給され、この評価ユニットにおい
て、識別されたチップカードないしはチップカード形式に依存して、特定の機能
に対しバス切り替えもしくはバス割り当てというかたちで対向接点401〜41
7の対応づけが行われる。
【0064】 チップカードリーダ400の別の実施形態によれば、識別回路は機械的に操作
可能なスイッチとして構成されており、これはチップカード300の周囲に配置
された切り欠きにより操作され、それによって挿入されたチップカードを特徴づ
ける信号が送出される。
【0065】 別の実施形態によれば識別回路430は、接点343,344を用いたそれら
の接触接続により、あるいは電気的な部品のパラメータを容量的または誘導的に
検出することにより、チップカードまたはアダプタカード300に埋め込まれた
電気的な部品345を識別するように構成されている。この場合、パラメータは
チップカードの形式に特徴的なものである。
【0066】 MMCチップカードにおいてたとえば識別回路430を用いたその識別によっ
て、チップカードの接触接続用の給電電圧が評価回路420により5Vから3V
に切り替えられる。さらにバスもMMCフォーマットの接点割り当てに整合され
る。
【0067】 本発明による通信装置もしくは本発明によるチップカードリーダの別の実施形
態によれば、特定のモジュール形式に依存してその接触接続に必要とされる対向
接点だけがアクティブ状態に切り替えられるように構成されている。この場合、
たとえばISOチップカードがカード挿入口に収容されているのであれば、対向
接点401〜408だけがアクティブ状態に切り替えられ、対向接点415〜4
17は機能をもたないままにされる。なぜならば所属のチップカード接点315
〜317はいずれにせよ設けられていないからである。
【0068】 ISO7810によればID1フォーマットのチップカードあるいはメモリカ
ードも存在しており、それらは物理的な接点によってではなく無接触でたとえば
誘導的または容量的に評価される。本発明による通信装置のさらに別の実施形態
によればこのようなチップカードの評価も行うように構成されており、それによ
れば対向接点の代わりに相応の評価手段が設けられており、誘導的な評価の実例
では相応の誘導センサが設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ISO 7816−1およびそれ以下に準拠したチップカードの接点フィール
ドもしくは接触面を示す図である。
【図2】 マルチメディアカードを示す図である。
【図3】 ISO 7816−2規格に整合されているマルチメディアカードの接点フィ
ールドを示す図である。
【図4】 整合された接点フィールドを備えたマルチメディアカードの斜視図である。
【図5】 マルチメディアカードをISO 7816規格に整合させるように設計された
本発明によるアダプタカードを示す図である。
【図6】 マルチメディアカードをISO 7816規格に整合させるように設計された
本発明によるアダプタカードをマルチメディアカードが装入された状態で示す図
である。
【図7】 チップカードリーダとしての通信装置の接点配置を接点装置を後方に示すかた
ちで描いた図である。
【図8】 本発明によるチップカードリーダの側面をその中に装入されたチップカードも
しくはアダプタカードとともに示す縦断面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月29日(2001.11.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 電気的に評価される識別手段(345)、機械的に評価され
る識別手段(341)および/または光学的に評価される識別手段(342)が
設けられている、請求項1記載のアダプタカードまたは請求項2記載の装置。
【請求項】 前記収容部(310,311)は、挿入すべきチップカード
(200)を緊締力式で収容するように構成されている、請求項1記載のアダプ タカードまたは請求項2記載の装置。
【請求項】 前記収容部(310,311)に挿入されたチップカード(
200)を係止するための係止手段(315)が設けられている、請求項1から のいずれか1項記載のアダプタカードまたは装置
【請求項】 前記係止手段は係止突出部(315)として形成されている
、請求項記載のアダプタカードまたは装置
【請求項】 カード挿入用のカード挿入口と、該カード挿入口に挿入され たカード上に配置されたモジュールの形式を特定するための識別回路が設けられ ている、 カード上に配置された電気的に接触接続可能なモジュールと通信するための通
信装置において、 前記識別回路は、カード上に配置されカードの形式の識別用に設けられた識別 手段(341,342,345)を評価する ことを特徴とする通信装置。
【請求項】 前記カード挿入口内に、モジュールをカード表面に対応づけ
られた接触面と接触接続させるための対向接点が設けられており、 特定のモジュール形式に依存して各対向接点に対し特定の機能および/または
電気的なパラメータが割り当てられる、請求項記載の通信装置。
【請求項】 特定のモジュール形式に依存してその接触接続に必要とされ
る対向接点だけがアクティブ状態に切り替えられる、請求項記載の通信装置。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップカードを組み込むための収容部(310,311)が
    設けられている、所定の規格にチップカード(200)を整合させるためのアダ
    プタカード(300)において、 アダプタカード(300)に組み込まれたチップカード(200)を識別する
    ための識別手段(341,342,345)が設けられていることを特徴とする
    アダプタカード。
  2. 【請求項2】 電気的に評価される識別手段(345)、機械的に評価され
    る識別手段(341)および/または光学的に評価される識別手段(342)が
    設けられている、請求項1記載のアダプタカード。
  3. 【請求項3】 前記収容部(310,311)は、挿入すべきチップカード
    (200)を緊締力式で収容するように構成されている、請求項1または2記載
    のアダプタカード。
  4. 【請求項4】 前記収容部(310,311)に挿入されたチップカード(
    200)を係止するための係止手段(315)が設けられている、請求項1から
    3のいずれか1項記載のアダプタカード。
  5. 【請求項5】 前記係止手段は係止突出部(315)として形成されている
    、請求項4記載のアダプタカード。
  6. 【請求項6】 カード挿入用のカード挿入口が設けられており、カード上に
    配置された電気的に接触接続可能なモジュールと通信するための通信装置におい
    て、 カード挿入口に挿入されているカード上に配置されたモジュールの形式を特定
    するための識別回路が設けられていることを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 前記カード挿入口内に、モジュールをカード表面に対応づけ
    られた接触面と接触接続させるための対向接点が設けられており、 特定のモジュール形式に依存して各対向接点に対し特定の機能および/または
    電気的なパラメータが割り当てられる、請求項6記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 特定のモジュール形式に依存してその接触接続に必要とされ
    る対向接点だけがアクティブ状態に切り替えられる、請求項7記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 前記識別回路は、カードの少なくとも1つの電気的、磁気的
    、機械的または光学的な特徴を、またはカード上に配置されたモジュールを評価
    する、請求項6から8のいずれか1項記載の通信装置。
JP2000618925A 1999-05-14 2000-03-24 アダプタカードおよび通信装置 Withdrawn JP2002544630A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19922063.8 1999-05-14
DE19922063A DE19922063A1 (de) 1999-05-14 1999-05-14 Adapterkarte und Kommunikationsvorrichtung
PCT/DE2000/000900 WO2000070554A1 (de) 1999-05-14 2000-03-24 Adapterkarte und kommunikationsvorrichtung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002544630A true JP2002544630A (ja) 2002-12-24

Family

ID=7907943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000618925A Withdrawn JP2002544630A (ja) 1999-05-14 2000-03-24 アダプタカードおよび通信装置

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1190381B1 (ja)
JP (1) JP2002544630A (ja)
KR (1) KR100748012B1 (ja)
DE (2) DE19922063A1 (ja)
ES (1) ES2222206T3 (ja)
WO (1) WO2000070554A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034612A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Sony Corp カードトレイ
JP2008527515A (ja) * 2005-01-07 2008-07-24 トムソン ライセンシング 読取器におけるチップカードの存在の検出器によって通信する方法、そのような存在検出器によって通信するチップカード及び読取装置
JP2009151815A (ja) * 2001-04-02 2009-07-09 Renesas Technology Corp メモリカード

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2363881A (en) * 2000-06-20 2002-01-09 Qdos Media Ltd Smart card and reader/writer for detecting an operating voltage of the smart card
US6824063B1 (en) 2000-08-04 2004-11-30 Sandisk Corporation Use of small electronic circuit cards with different interfaces in an electronic system
AU2001288653A1 (en) * 2000-08-31 2002-03-13 Sun Microsystems, Inc. System configuration device security
DE60219087T2 (de) * 2002-05-24 2007-12-13 Ntt Docomo Inc. Terminal Interface für Chipkarten
DE102005004986B4 (de) * 2005-02-02 2008-07-10 Bundesdruckerei Gmbh Passdokument
FR2906952B1 (fr) * 2006-10-05 2009-02-27 Inside Contactless Sa Procede d'authentification mutuelle entre une interface de communication et un processeur hote d'un chipset nfc.
DE202008008192U1 (de) * 2008-06-18 2008-08-28 Stocko Contact Gmbh & Co. Kg Kontaktiereinheit, insbesondere nach PCMCIA-ExpressCard-Norm
DE202009014958U1 (de) * 2009-09-30 2010-09-23 Cairon Group Gmbh Adapter für Mini-UICC-Karte
DE102009048968A1 (de) * 2009-10-09 2011-04-14 Zyrus Beteiligungsgesellschaft Mbh & Co. Patente I Kg Identifikationsset und Verfahren zur Identifikation eines Identifikationsetiketts
CN102984315B (zh) * 2012-12-05 2016-03-30 惠州Tcl移动通信有限公司 一种移动终端及其检测sim卡热插拔的方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3804361C1 (ja) * 1988-02-12 1988-09-29 Deutsche Bundespost, Vertreten Durch Den Praesidenten Des Fernmeldetechnischen Zentralamtes, 6100 Darmstadt, De
DE4040296C1 (ja) * 1990-12-17 1992-01-09 Orga Kartensysteme Gmbh, 6072 Dreieich, De
NL9200618A (nl) * 1992-04-02 1993-11-01 Nedap Nv Hergebruikbaar identificatiekaartje met uitgiftesysteem.
DE4213797A1 (de) * 1992-04-27 1993-10-28 Bavaria Med Tech Medizinisches Informationssystem
DE9310057U1 (de) * 1993-07-06 1993-08-26 Bayerische Motoren Werke AG, 80809 München Telefonkarte für ein Kartentelefon
GB9422803D0 (en) * 1994-11-11 1995-01-04 At & T Global Inf Solution A card reader
DE19523275C1 (de) * 1995-06-27 1996-12-12 Orga Kartensysteme Gmbh Verfahren zur Beschleunigung der Kommunikation zwischen einer Chipkarte und einem Datenaustauschgerät
JP3883652B2 (ja) * 1997-06-23 2007-02-21 大日本印刷株式会社 板状枠体付きicキャリアとその製造方法
DE20014076U1 (de) * 2000-08-11 2000-10-19 Reiner Kartengeraete Gmbh & Co Chipkarte mit Adapter

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009151815A (ja) * 2001-04-02 2009-07-09 Renesas Technology Corp メモリカード
JP2008527515A (ja) * 2005-01-07 2008-07-24 トムソン ライセンシング 読取器におけるチップカードの存在の検出器によって通信する方法、そのような存在検出器によって通信するチップカード及び読取装置
US9087230B2 (en) 2005-01-07 2015-07-21 Thomson Licensing Method for communicating by a detector of the presence of chip cards in a reader chip cards and a reading device communicating by the presence detector
JP2007034612A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Sony Corp カードトレイ

Also Published As

Publication number Publication date
DE50006692D1 (de) 2004-07-08
KR100748012B1 (ko) 2007-08-09
EP1190381B1 (de) 2004-06-02
EP1190381A1 (de) 2002-03-27
KR20020013545A (ko) 2002-02-20
DE19922063A1 (de) 2000-11-23
WO2000070554A1 (de) 2000-11-23
ES2222206T3 (es) 2005-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1685360B (zh) 适配器、存储卡以及存储卡模块
US7559469B2 (en) Chip card of reduced size with backward compatibility and adapter for a reduced size chip card
US7175084B2 (en) Integrated circuit card and case therefor
KR101027574B1 (ko) 에스아이엠, 에스아이엠 홀더, 아이씨 모듈, 아이씨 카드및 아이씨 카드 홀더
US6069795A (en) PCMCIA card for receiving and contacting a chip card
JP5366401B2 (ja) 位置決め性能を改善したマルチプラグsimカード
US6272017B1 (en) Adaptor for connecting a chip card to a computer slot
US7992789B2 (en) Method for making a secure personal card and its working process
US6234844B1 (en) Electronic card connector
JP2002544630A (ja) アダプタカードおよび通信装置
US6496381B1 (en) Contact arrangement and counter-contact module
JP4240989B2 (ja) 3種のインターフェースを備えるicモジュール、3ウェイsimとsimホルダー、3ウェイicカードとicカードホルダー
JP2006509338A (ja) メモリカード用コネクタへのicミニカードの電気接続用アダプタ
KR100629470B1 (ko) 가입자 식별 모듈 카드를 구비한 이동 통신 단말 장치
KR100675415B1 (ko) Ic 칩에 접속되는 휴대 단말 장치
US5945662A (en) Connector for a smart card reader apparatus
KR100493334B1 (ko) 듀얼 타입 스마트 카드 인터페이스를 내장한 배터리팩
US6422471B2 (en) PCMCIA module including a chip card interface
KR100752062B1 (ko) 접점 배열과 대응 접점 모듈
KR20100036851A (ko) Usb형 스마트 카드 및 이를 이용한 칩카드 장착방법
JP2005149355A (ja) Uimアダプタ
KR200407740Y1 (ko) Sim 카드용 컨택터를 구비한 usb 온라인 충전 카드.
KR100794275B1 (ko) Ic칩이 실장된 카드의 발급을 위한 카드 발급 시스템 및그 방법
JPS61239385A (ja) Icカ−ド
JP2004287472A (ja) Icチップモジュール並びにicカード

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070323

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090908