JP2002544301A - スチレン含有ポップコーンポリマー、その製造および使用 - Google Patents

スチレン含有ポップコーンポリマー、その製造および使用

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、不溶性で、わずかにしか膨潤性でないポップコーンポリマーであって、a) 50〜99重量%のスチレンおよび/または少なくとも1種のモノ不飽和スチレン誘導体、b) 0.1〜40重量%の少なくとも1種のN-ビニルラクタムもしくはN-ビニルアミン、およびc) 0.1〜10重量%の少なくとも1種の二官能性架橋成分を含む(ただし、上記のa)〜c)の成分の重量%の合計が100%になる)前記ポップコーンポリマーに関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、不溶性のスチレン含有ポップコーンポリマー、それらの製造方法、
ならびに該ポップコーンポリマーの吸着材、イオン交換体、担体材料およびフィ
ルター助剤としての使用に関する。
【0002】 ポップコーンポリマーという用語は、カリフラワー様構造を有する発泡体に似
た、表面の堅いポリマー粒子を表す。それらの一般的に強い架橋によって、ポッ
プコーンポリマーは、原則として不溶性で、ほとんど膨潤性でない。
【0003】 DE 2 255 263は、不溶性で、架橋された、ほんのわずかにしか膨潤性でないN-
ビニルピロリドンのポリマーの製造方法を開示している。そこでは、架橋剤とし
て少なくとも2個のエチレン性不飽和基を含有する環式酸アミドの存在下に水溶
液中で、N-ビニルピロリドンが重合される。重合反応は、反応溶液を少なくとも
80℃まで加熱することによって開始され、水の沸点にて完了する。
【0004】 US 3,277,066は、触媒としてアルカリ金属およびアルカリ土類金属の酸化物お
よび水酸化物が存在する水中でN-ビニルラクタムを加熱することによる、N-ビニ
ルラクタムの不溶性ポリマーの製造方法に関する。
【0005】 Houben-Weyl, Volume 14, Makrom. Stoffe, 第1部, 第98頁 (1961)は、ポップ
コーンポリマーは、スチレンとジビニルベンゼンとの混合物から形成されること
を開示している。かかるポリマーは、工業的なブタジエンスチレン重合において
も形成される。アクリル酸メチルもまた、ポップコーンポリマーを形成する傾向
にある。
【0006】 ポップコーンポリマーは、ポップコーンポリマーを構成するモノマーまたは他
のモノマーと接触しているときに、該モノマーをポップコーンポリマーに転化す
ることができるという性質を有する。ポップコーンポリマーは、いわば重合の核
として作用する。しかしながら、ポップコーンポリマーが空気と接触する場合に
は、その活性は失われる。
【0007】 Ullmanns Encyklopadie der Techn. Chemie, 第4版, 第19巻, 第385頁 (1980)
は、水中でわずかに膨潤性の不溶性ポリマーが、自然重合反応においてN-ビニル
ピロリドンを、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の水酸化物およびアルコラ
ートと共に加熱することによって形成されることを開示している。ポップコーン
ポリマーと呼ばれるかかる物質は、N-ビニルピロリドンとジビニル化合物とを、
酸素不在下で加熱することによっても形成される。
【0008】 EP-A-0 177 812は、モノエチレン性不飽和カルボキサミド、カルボン酸および
カルボン酸エステルに基づく不溶性で、ほんのわずかにしか膨潤性でないポリマ
ー粉末の製造方法を開示している。そこでは、活性型ポップコーンポリマーが、
重合を開始するために用いられている。該ポップコーンポリマーは、99.6〜98.8
重量%のN-ビニルピロリドンと、0.4〜1.2重量%の少なくとも2つのエチレン性
不飽和二重結合を有する化合物との混合物を、100〜150℃の温度で、酸素および
重合開始剤の不在下にて加熱することによって得ることができる。
【0009】 これらのポップコーンポリマーは、例えば飲料からのタンニンの吸着に、およ
びイオン交換体として使用される。カルボキシル含有ポップコーンポリマーは、
アクリレート単位とアクリルアミド単位を含有するポリマーを加水分解すること
によっても得ることができる。
【0010】 US 2,341,175は、スチレンとポリ不飽和有機エステル(例えば、アクリル酸ア
リル)とのポップコーン重合を記載している。スチレンとコモノマーの自然塊状
重合は、80℃で6〜7日間の反応時間で実施される。この反応生成物を、ベンゼン
を用いて後処理し、単離して乾燥し、さらに粉砕すると、粉末形態の多孔性で不
溶性の非膨潤スチレンコポリマーが得られる。
【0011】 EP-A-0 088 964は、基本のビニル複素環と、30重量%までの種々のコモノマー
とのポップコーンポリマーの製造方法を記載している。初めに用いる開始剤は、
N-ビニルピロリドンとジビニルエチレン尿素の混合物である。反応が開始した後
、水溶性の基本のビニル複素環(例えば、N-ビニルイミダゾール)を、コモノマ
ーおよび水とともに添加する。また好適なコモノマーとして、スチレンが挙げら
れている。
【0012】 本発明の目的は、不溶性でわずかにしか膨潤性でないポリマーであって、化学
的に不活性でかつ表面が多く、簡便にかつ許容される反応時間で製造できる、前
記ポリマーを提供することである。さらに、該ポリマーは、経済的であり、かつ
溶媒不在下で可能な限り製造することが可能であるべきである。
【0013】 さらに吸着材、イオン交換体、担体材料およびフィルター助剤として使用する
ことができる新規物質を提供することも本発明の目的である。
【0014】 本発明者らは、この目的が本発明に従って、不溶性でわずかにしか膨潤性でな
いポップコーンポリマーによって達成されることを見出した。該ポップコーンポ
リマーは、以下の成分: a) 50〜99重量%のスチレンおよび/または少なくとも1種のモノ不飽和スチレン
誘導体、 b) 0.1〜40重量%の少なくとも1種のN-ビニルラクタムもしくはN-ビニルアミン
、および c) 0.1〜10重量%の少なくとも1種の二官能性架橋成分、 (上記のa)〜c)の成分の重量%は、ポップコーンポリマーの総量に基づいており
、合計して100%になる)、 を含むものである。
【0015】 モノ不飽和スチレン誘導体は、とりわけ、スルホ含有スチレン(例えば、スチ
レン-3-スルホン酸もしくはスチレン-3-スルホン酸ナトリウム)およびアミノ含
有スチレンを意味するものとして、理解される。アミノ含有スチレンは、例えば
以下の置換基: -CH2N+(CH3)3Cl-、-CH2N+(CH3)2CH2CH2OHCl-、-CH2N(CH3)2、-CH2NHCH3、または
-CH2NH2、 を3位に担持するスチレンを意味するものとして理解されるべきである。上記ス
チレン誘導体は、とりわけ、イオン交換樹脂の製造用のモノマーとして知られて
いる。
【0016】 本発明において、モノマーa)は、ポップコーンポリマーの総量に基づいて、50
〜99重量%、好ましくは70〜99重量%、特に好ましくは75〜97重量%の量で用い
られる。
【0017】 親水性成分b)は、一般的にN-ビニルラクタムもしくはN-ビニルアミンを意味す
るものとして理解される。以下の重合性コモノマーを、好ましいものとして挙げ
ることができる: N-ビニルラクタムおよびN-ビニルアミン、特にN-ビニルピロリドン、N-ビニルピ
ペリドン、N-ビニルカプロラクタム、N-ビニルイミダゾール、N-ビニル-2-メチ
ルイミダゾール、N-ビニル-4-メチルイミダゾールおよびN-ビニルホルムアミド
【0018】 好ましい親水性成分は、N-ビニルピロリドン、N-ビニルイミダゾールおよびN-
ビニルカプロラクタム、特に好ましくはN-ビニルピロリドンである。
【0019】 本発明において、モノマーb)は、ポップコーンポリマーの総量に基づいて、0.
1〜40重量%、好ましくは0.5〜30重量%、特に好ましくは1〜25重量%の量で使
用される。
【0020】 モノマーc)は、一般的に分子中に少なくとも2つのエチレン性不飽和非共役二
重結合を含有し、従って、重合における二官能性架橋剤として作用する化合物を
意味するものとして理解される。好ましいモノマーc)は、例えば、アルキレンビ
スアクリルアミド(例えばメチレンビスアクリルアミド)、およびN,N'-アクリ
ロイルエチレンジアミン、N,N'-ジビニルエチレン尿素、N,N'-ジビニルプロピレ
ン尿素、エチリデンビス-3-(N-ビニルピロリドン)、N,N'-ジビニル-(2,2')-ジ
イミダゾレイルブタンおよび1,1'-ビス-(3,3'-ビニルベンゾイミダゾレイト-2-
オン)-1,4-ブタンである。さらに好適な架橋剤は、例えばアルキレングリコール
ジ(メタ)アクリレート(例えば、エチレングリコールジアクリレート、エチレ
ングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコールアクリレート、テト
ラエチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールアクリレート、
ジエチレングリコールメタクリレート)、芳香族ジビニル化合物(例えば、ジビ
ニルベンゼンおよびジビニルトルエン)、およびアクリル酸ビニル、アクリル酸
アリル、メタクリル酸アリル、ジビニルジオキサン、ペンタエリトリチルトリア
リルエーテル、ならびにこれらの架橋剤の混合物である。
【0021】 特に好ましい架橋剤は、N,N'-ジビニルエチレン尿素およびジビニルベンゼン
である。
【0022】 架橋剤は、ポップコーンポリマーの総量に基づいて、0.1〜10重量%、好まし
くは0.1〜8重量%、特に好ましくは0.2〜5重量%の量で使用される。
【0023】 以下の成分: a) 60〜99重量%のスチレン、 b) 0.5〜30重量%の、N-ビニルピロリドン、N-ビニルピペリドン、N-ビニルカ
プロラクタム、N-ビニルイミダゾールおよびメチル化N-ビニルイミダゾールなら
びにN-ビニルホルムアミドから成る群から選択される、少なくとも1種のN-ビニ
ルラクタムもしくはN-ビニルアミン、および c) 0.1〜8重量%の、N,N'-ジビニルエチレン尿素、N,N'-ジビニルプロピレン尿
素およびジビニルベンゼンから成る群から選択される、少なくとも1種の二官能
性架橋成分、 を含むポップコーンポリマーが好適である。
【0024】 以下の成分: a) 70〜97重量%のスチレン、 b) 1〜25重量%のN-ビニルピロリドン、および c) 0.2〜5重量%のN,N'-ジビニルエチレン尿素および/またはジビニルベンゼン
、 を含むポップコーンポリマーは、特に好ましい。
【0025】 新規ポップコーンポリマーは、20重量%までの、フリーラジカル重合が可能な
別のモノマーd)を、付加的に含有していてもよい。この場合、上記モノマーa)〜
d)の重量%は、合計して100%になる。
【0026】 フリーラジカル重合が可能な別のモノマーd)は、とりわけ、アクリル酸および
メタクリル酸ならびにそれらのエステルおよびアミド(例えば、メチル、エチル
、イソプロピル、n-ブチルおよびt-ブチルエステルならびにアミド)、および酢
酸ビニル、アクリロニトリル、ならびにビニルメチルエーテルを意味するものと
して理解される。
【0027】 本発明はまた、不溶性で、わずかにしか膨潤性でないポップコーンポリマーの
製造方法であって、以下の成分: a) 50〜99重量%のスチレンおよび/または少なくとも1種のモノ不飽和スチレン
誘導体、 b) 0.5〜40重量%の少なくとも1種のN-ビニルラクタムもしくはN-ビニルアミン
、および c) 0.1〜10重量%の少なくとも1種の二官能性架橋成分、 (上記のa)〜c)の成分の重量%は合計して100%になる)、 を酸素および重合開始剤の不在下で重合することを含む、前記方法に関する。
【0028】 モノマーa)〜c)の正確な定義は、先に記載したとおりである。
【0029】 不溶性で、わずかにしか膨潤性でないポップコーンポリマーの製造方法であっ
て、以下の成分: a) 70〜99重量%のスチレン、 b) 0.5〜30重量%の、N-ビニルピロリドン、N-ビニルピペリドン、N-ビニルカ
プロラクタム、N-ビニルイミダゾールおよびメチル化N-ビニルイミダゾールなら
びにN-ビニルホルムアミドから成る群から選択される、少なくとも1種のN-ビニ
ルラクタムもしくはN-ビニルアミン、および c) 0.1〜8重量%の、N,N'-ジビニルエチレン尿素、N,N'-ジビニルプロピレン尿
素およびジビニルベンゼンから成る群から選択される、少なくとも1種の二官能
性架橋成分、 を重合することを含む、前記方法が好適である。
【0030】 以下の成分: a) 75〜97重量%のスチレン、 b) 1〜25重量%のN-ビニルピロリドン、および c) 0.2〜5重量%のN,N'-ジビニルエチレン尿素および/またはジビニルベンゼン
、 を重合する新規な方法は、特に好ましい。
【0031】 ポップコーン重合は、公知の方法によって、例えば沈殿重合の形態で、もしく
は塊状重合によって実施される。EP-A-0 177 812に記載のように、ポップコーン
重合は、架橋剤として、99.6〜98.8重量%のN-ビニルピロリドンと、0.4〜1.2重
量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和二重結合を有する化合物との混合物
を、100〜150℃の温度で、酸素および重合開始剤の不在下にて加熱することによ
って開始される方法が、好適である。この重合は、特に少量の水酸化ナトリウム
溶液もしくは水酸化カリウム溶液の存在によって開始される。重合性ポップコー
ンポリマーは、短時間で形成され、残りのモノマー混合物、すなわち特にスチレ
ンモノマーおよび残りの量のモノマーc)を添加すると、これらモノマーのポップ
コーン重合を、誘導時間を必要とせずに開始する。重合性ポップコーンポリマー
をモノマーおよび架橋剤を含有する容器に移すことも、またはポップコーンポリ
マーを容器に移して、次いでその中にモノマーおよび架橋剤を計量添加すること
も可能である。
【0032】 ポップコーン重合を、溶媒なしで実施することもできる。a)、b)およびc)を含
んでなるモノマー混合物を、窒素中に通過させることにより不活性にし、次いで
20〜200℃、好ましくは100〜200℃、特に好ましくは150〜180℃まで加熱する。
重合の間中、モノマーに穏やかな窒素の流れを通過させ続けることも有利である
【0033】 酸素の排除は、大気圧未満の加圧下で、かつモノマーが沸騰する温度にてバッ
チを重合させることによっても達成される。使用するモノマーのタイプおよび選
択した温度に応じて、混合物は、1〜20時間で重合する。例えば、N-ビニルアミ
ドと2%のN,N'-ジビニルエチレン尿素との重合において、150℃で、強力な攪拌
機によって攪拌しながら、310mbarの加圧下で重合すると、2.5時間後に最初のポ
リマー粒子が形成し、該粒子の量が徐々に増加し、約10時間の重合時間後には、
反応混合物は粉末となる。この重合では、ポップコーンポリマーは、平均粒度が
約10μm〜5mm、好ましくは10μm〜500μmである粉末の形態にて90%を上回る収
率で得られる。
【0034】 水中での沈殿重合は、ポップコーンポリマーの製造にとって好適である。モノ
マーの濃度を都合よく選択することができ、その結果、反応混合物を反応の間中
、容易に攪拌することができる。水中にあまりにも高濃度のモノマーを含む場合
(例えば、95%)には、ポリマー粒子は粘着性になることが多く、水が不在の場
合よりも攪拌することが困難となる。従来の攪拌釜で反応を実施するためには、
水性混合物に基づいて、約5〜30重量%、好ましくは10〜20重量%のモノマー濃
度が選択される。さらに強力な攪拌機が利用できる場合には、水溶液のモノマー
濃度を、50重量%、必要に応じて、50重量%を上回る濃度にさえも増加させるこ
ともできる。
【0035】 幾つかの場合には、ポップコーン重合を比較的濃厚な溶液で開始し、次いで反
応の過程で希釈用の水を添加することが得策であり得る。ポップコーン重合は、
6を上回るpHで実施して、モノマーb)および/またはc)の加水分解の可能性を回
避することが好ましい。pHは、少量の塩基(例えば、水酸化ナトリウム、アンモ
ニア)もしくは従来の緩衝塩(例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムま
たはリン酸ナトリウム)を添加することによって得られる。
【0036】 酸素の排除を最良に行うには、重合すべき混合物を沸点まで加熱し、必要に応
じて、反応混合物中に例えば窒素を通過させることによって不活性ガス雰囲気中
でさらに処理する。重合温度は、広範囲(例えば、約20〜200℃、好ましくは50〜
150℃)に変化し得る。
【0037】 幾つかの場合には、溶存酸素の完全な除去のために、少量(モノマーに基づい
て、0.1〜1重量%)の還元剤(例えば、亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウ
ム、亜ジチオン酸ナトリウム、アスコルビン酸、またはこれら還元剤の混合物)
を添加することも有利である。
【0038】 沈殿重合の特に好ましい実施形態においては、水溶性コモノマー、一部の架橋
剤、水、ならびに必要に応じて、バッファーおよび還元剤を、最初のポリマー粒
子が現れるまで、穏やかな窒素流の中で加熱する。その後、前もって窒素中を通
過させて不活性にした、特にスチレン、必要に応じて架橋剤および希釈剤として
水を含む混合物を0.2〜10時間かけて添加する。またスチレンおよび架橋剤は水
混和性溶媒中に溶解してもよい。この溶媒は、例えば低級アルコール(例えば、
メタノール、エタノール、イソプロパノール、n-プロパノール、またはt-ブタノ
ール)であってもよい。この方法は、ポップコーン重合が比較的短時間で行われ
るという利点を有する。ポップコーンポリマーを水溶液から単離し、精製するこ
とができる。
【0039】 ポップコーンポリマーは、通常、理論量の約90〜99%またはそれ以上の収率で
得られる。これらは、濾過もしくは遠心分離し、次いで水で十分に洗浄し、さら
に通常の乾燥機(例えば、通気乾燥機、真空乾燥機、パドル乾燥機、空気乾燥機
)中で乾燥することによって、水性懸濁液から単離され得る。ポップコーンポリ
マーは、水およびすべての溶媒に実質的に不溶性であり、わずかにしか膨潤しな
い。
【0040】 このようにして得ることができる不溶性で、わずかにしか膨潤性でないポリマ
ーは、吸着材、イオン交換体、担体材料およびフィルター助剤として使用するこ
とができる。
【0041】 以下の実施例は、新規ポップコーンポリマーの製造方法を説明する。
【0042】実施例 実施例1 攪拌型装置中で、蒸留水450g、N-ビニルピロリドン50g、N,N'-ジビニルエチレ
ン尿素1gおよび水酸化ナトリウム0.05gを、緩やかな窒素流中を通過させながら
、60℃まで加熱した。次いで、蒸留水10g中に溶解した亜ジチオン酸ナトリウム0
.1gを添加し、この混合物を80℃まで加熱して、この温度で維持した。20分後に
は、白色綿状沈殿物が形成された。次いでスチレン150g中にN,N'-ジビニルエチ
レン尿素3gを溶解した溶液を計量して、4時間かけて均質に添加した。白色綿状
沈殿物は、ポリマー懸濁物に転化され、徐々に非常に粘性となった。蒸留水1000
mlを、2時間かけて添加して希釈を行った。その後、80℃でさらに1時間加熱した
後に冷却した。粘性懸濁物を濾過し、水で洗浄することで、不純物(例えば、可
溶性ポリマーおよびモノマー)を除去し、さらに得られた湿性固体を減圧下で乾
燥した。乾燥後のポップコーンポリマーの収率は、96%であった。
【0043】実施例2 攪拌型装置中で、蒸留水225g、N-ビニルピロリドン25g、N,N'-ジビニルエチレ
ン尿素0.5gおよび水酸化ナトリウム0.05gを、緩やかな窒素流中を通過させなが
ら、60℃まで加熱した。次いで蒸留水10g中に溶解した亜ジチオン酸ナトリウム0
.1gを添加し、この混合物を80℃まで加熱して、この温度で維持した。20分後に
は、白色綿状沈殿物が形成された。次いでスチレン200g中にN,N'-ジビニルエチ
レン尿素6gを溶解した溶液を計量して、4時間かけて均質に添加した。白色綿状
沈殿物は、ポリマー懸濁物に転化され、徐々に非常に粘性となった。蒸留水1000
mlを、2時間かけて添加して希釈を行った。その後、80℃でさらに2時間加熱した
後に冷却した。次いで粘性懸濁物を濾過して、水で洗浄し、さらに得られた湿性
固体を減圧下で乾燥した。乾燥後のポップコーンポリマーの収率は、94%であっ
た。
【0044】実施例3 攪拌型装置中で、蒸留水225g、N-ビニルピロリドン25g、N,N'-ジビニルエチレ
ン尿素0.5gおよび水酸化ナトリウム0.05gを、緩やかな窒素流中を通過させなが
ら、60℃まで加熱した。次いで蒸留水10g中に溶解した亜ジチオン酸ナトリウム0
.1gを添加し、この混合物を80℃まで加熱して、この温度で維持した。20分後に
は、白色綿状沈殿物が形成された。次いでスチレン200g中にジビニルベンゼン6g
を溶解した溶液を計量して、4時間かけて均質に添加した。白色綿状沈殿物は、
ポリマー懸濁物に転化され、徐々に非常に粘性となった。蒸留水1000mlを2時間
かけて添加して希釈を行った。その後、80℃でさらに2時間加熱した後に冷却し
た。次いで粘性懸濁物を濾過して、水で洗浄し、さらに得られた湿性固体を減圧
下で乾燥した。乾燥後のポップコーンポリマーの収率は、92%であった。
【0045】実施例4 攪拌型装置中で、蒸留水225g、N-ビニルピロリドン25g、N,N'-ジビニルエチレ
ン尿素0.5gおよび水酸化ナトリウム0.05gを、緩やかな窒素流中を通過させなが
ら、60℃まで加熱した。次いで蒸留水10g中に溶解した亜ジチオン酸ナトリウム0
.1gを添加し、この混合物を80℃まで加熱して、この温度で維持した。20分後に
は、白色綿状沈殿物が形成された。次いでスチレン200gを計量して、4時間かけ
て均質に添加した。白色綿状沈殿物は、ポリマー懸濁物に転化され、徐々に非常
に粘性となった。蒸留水1000mlを、2時間かけて添加して希釈を行った。その後
、80℃でさらに2時間加熱した後に冷却した。次いで粘性懸濁物を濾過して、水
で洗浄し、さらに得られた湿性固体を減圧下で乾燥した。乾燥後のポップコーン
ポリマーの収率は、94%であった。
【0046】実施例5 攪拌型装置中で、蒸留水225g、N-ビニルピロリドン25g、N,N'-ジビニルエチレ
ン尿素0.5gおよび水酸化ナトリウム0.05gを、緩やかな窒素流中を通過させなが
ら、60℃まで加熱した。次いで蒸留水10g中に溶解した亜ジチオン酸ナトリウム0
.1gを添加し、この混合物を80℃まで加熱して、この温度で維持した。20分後に
は、白色綿状沈殿物が形成された。次いで無水エタノール200g中にN,N'-ジビニ
ルエチレン尿素6gおよびスチレン300gを溶解した溶液を計量して、4時間かけて
均質に添加した。白色綿状沈殿物は、ポリマー懸濁物に転化され、徐々に非常に
粘性となった。蒸留水1000mlを、2時間かけて添加して希釈を行った。その後、8
0℃でさらに2時間加熱した後に冷却した。次いで粘性懸濁物を濾過して、水で洗
浄し、さらに得られた湿性固体を減圧下で乾燥した。乾燥後のポップコーンポリ
マーの収率は、96%であった。
【0047】実施例6 攪拌型装置中で、蒸留水20g、N-ビニルピロリドン2g、N,N'-ジビニルエチレン
尿素0.05gおよび水酸化ナトリウム0.01gを、緩やかな窒素流中を通過させながら
、60℃まで加熱した。次いで蒸留水5g中に溶解した亜ジチオン酸ナトリウム0.05
gを添加し、この混合物を80℃まで加熱して、この温度で維持した。20分後には
、白色綿状沈殿物が形成された。次いでスチレン200g中にジビニルベンゼン6gを
溶解した溶液を計量して、6時間かけて均質に添加し、同時に蒸留水1000mlを、6
時間かけて添加した。その後、80℃でさらに2時間加熱した後に冷却した。次い
で粘性懸濁物を濾過して、水で洗浄し、さらに得られた湿性固体を減圧下で乾燥
した。乾燥後のポップコーンポリマーの収率は、89%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンネア,アックエル ドイツ連邦共和国 ディー−67227 フラ ンケンタール,ロルシュアー リンク 2 ツェー (72)発明者 シュタイン,ステファン ドイツ連邦共和国 ディー−55286 ヴェ ールシュタット,ジュリアス ケーサー シュトラーセ 28 (72)発明者 ルッファツ,フォルカー ドイツ連邦共和国 ディー−67433 ノイ シュタット,ロトクリューツシュトラーセ 21ツェー Fターム(参考) 4J100 AB02P AB07P AB15R AB16R AL62R AL66R AL75R AM24R AQ01R AQ06Q AQ08Q AQ19Q BA02R BA08R BA32P BA56P CA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不溶性で、わずかにしか膨潤性でないポップコーンポリマー
    であって、以下の成分: a) 50〜99重量%のスチレンおよび/または少なくとも1種のモノ不飽和スチレン
    誘導体、 b) 0.1〜40重量%の少なくとも1種のN-ビニルラクタムもしくはN-ビニルアミン
    、および c) 0.1〜10重量%の少なくとも1種の二官能性架橋成分、 を含む(ただし、上記のa)〜c)の成分の重量%の合計が100%になる)、前記ポ
    ップコーンポリマー。
  2. 【請求項2】 以下の成分: a) 70〜99重量%のスチレン、 b) 0.5〜30重量%の、N-ビニルピロリドン、N-ビニルピペリドン、N-ビニルカ
    プロラクタム、N-ビニルイミダゾールおよびメチル化N-ビニルイミダゾールなら
    びにN-ビニルホルムアミドから成る群から選択される、少なくとも1種のN-ビニ
    ルラクタムもしくはN-ビニルアミン、および c) 0.1〜8重量%の、N,N'-ジビニルエチレン尿素、N,N'-ジビニルプロピレン尿
    素およびジビニルベンゼンから成る群から選択される、少なくとも1種の二官能
    性架橋成分、 を含む、請求項1に記載のポップコーンポリマー。
  3. 【請求項3】 以下の成分: a) 75〜97重量%のスチレン、 b) 1〜25重量%のN-ビニルピロリドン、および c) 0.2〜5重量%のN,N'-ジビニルエチレン尿素および/またはジビニルベンゼン
    、 を含む、請求項1または2に記載のポップコーンポリマー。
  4. 【請求項4】 0〜20重量%の、フリーラジカル重合が可能な別のモノマーd
    )を付加的に含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のポップコーンポリマー
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の、不溶性で、わずかにしか膨潤性でないポ
    ップコーンポリマーの製造方法であって、以下の成分: a) 50〜99重量%のスチレンおよび/または少なくとも1種のモノ不飽和スチレン
    誘導体、 b) 0.1〜40重量%の少なくとも1種のN-ビニルラクタムもしくはN-ビニルアミン
    、および c) 0.1〜10重量%の少なくとも1種の二官能性架橋成分、 (ただし上記の各成分の重量%の合計が100%になる)、 を酸素および重合開始剤の不在下で重合することを含む、前記方法。
  6. 【請求項6】 以下の成分: a) 70〜99重量%のスチレン、 b) 0.5〜30重量%の、N-ビニルピロリドン、N-ビニルピペリドン、N-ビニルカ
    プロラクタム、N-ビニルイミダゾールおよびメチル化N-ビニルイミダゾールなら
    びにN-ビニルホルムアミドから成る群から選択される、少なくとも1種のN-ビニ
    ルラクタムもしくはN-ビニルアミン、および c) 0.1〜8重量%の、N,N'-ジビニルエチレン尿素、N,N'-ジビニルプロピレン尿
    素およびジビニルベンゼンから成る群から選択される、少なくとも1種の二官能
    性架橋成分、 を重合する、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 以下の成分: a) 75〜97重量%のスチレン、 b) 1〜25重量%のN-ビニルピロリドン、および c) 0.2〜5重量%のN,N'-ジビニルエチレン尿素および/またはジビニルベンゼン
    、 を重合する、請求項5または6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 重合を20℃〜200℃で実施する、請求項5〜7のいずれか1
    項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 イオン交換体、吸着樹脂またはフィルター助剤としての、請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の不溶性で、ほんのわずかに膨潤性のポップコ
    ーンポリマーの使用。
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