JPH0775537A - 飲料からアルミニウムイオンを除去する方法 - Google Patents
飲料からアルミニウムイオンを除去する方法Info
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- JPH0775537A JPH0775537A JP6198754A JP19875494A JPH0775537A JP H0775537 A JPH0775537 A JP H0775537A JP 6198754 A JP6198754 A JP 6198754A JP 19875494 A JP19875494 A JP 19875494A JP H0775537 A JPH0775537 A JP H0775537A
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- A23L2/00—Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
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- B01J20/22—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising organic material
- B01J20/26—Synthetic macromolecular compounds
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水溶液からアルミニウムイオンを除去する方
法。 【構成】 水性液体100l当り、少くとも3.8のp
Kaを有する塩基性ビニル複素環化合物少くとも1種5
0〜99.5重量%及び共重合可能な他のモノマー0〜
49.5重量%を共重合されて含有し、酸素及び重合開
始剤の不存在及び架橋剤0.5〜10重量%(モノマー
に対して)の存在で製造された、ポリマー5〜2500
gを用いて水性液体を処理する。
法。 【構成】 水性液体100l当り、少くとも3.8のp
Kaを有する塩基性ビニル複素環化合物少くとも1種5
0〜99.5重量%及び共重合可能な他のモノマー0〜
49.5重量%を共重合されて含有し、酸素及び重合開
始剤の不存在及び架橋剤0.5〜10重量%(モノマー
に対して)の存在で製造された、ポリマー5〜2500
gを用いて水性液体を処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料からアルミニウム
イオンを除去するために、少くとも3.8のpKaを有
する塩基性ビニル複素環化合物をベースとするポリマー
を使用することに関する。
イオンを除去するために、少くとも3.8のpKaを有
する塩基性ビニル複素環化合物をベースとするポリマー
を使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】飲料のアルミニウム含分は、特にそれを
用いて飲料が処理される鉱物性処理剤、例えば珪藻土、
パーライト又はベントナイトに起因している。ワイン及
び核果、梨果、漿果から製造されたワイン類似飲料は、
自然発生的な、及び/又はワイン製造処理からのアルミ
ニウムイオンを、0.3〜>10mg/lの濃度で含有
しており、これらは殊に比較的高い濃度で、不所望な変
色及び濁りを生ずる。ビールの場合では、濁りも生じる
ので、1mg/l以上のアルミニウムイオン濃度は同様
に不所望である。
用いて飲料が処理される鉱物性処理剤、例えば珪藻土、
パーライト又はベントナイトに起因している。ワイン及
び核果、梨果、漿果から製造されたワイン類似飲料は、
自然発生的な、及び/又はワイン製造処理からのアルミ
ニウムイオンを、0.3〜>10mg/lの濃度で含有
しており、これらは殊に比較的高い濃度で、不所望な変
色及び濁りを生ずる。ビールの場合では、濁りも生じる
ので、1mg/l以上のアルミニウムイオン濃度は同様
に不所望である。
【0003】従来の技術によると、陽イオン交換体が飲
料用に差しつかえない場合には、陽イオン交換体により
飲料からアルミニウムイオンを除去する。陽イオン交換
体は、飲料にイオンを導入し、その組成を変化させる。
このことは種々の最も不所望な結果、例えばpH、香り
及び色の変化を生ぜしめる。
料用に差しつかえない場合には、陽イオン交換体により
飲料からアルミニウムイオンを除去する。陽イオン交換
体は、飲料にイオンを導入し、その組成を変化させる。
このことは種々の最も不所望な結果、例えばpH、香り
及び色の変化を生ぜしめる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、飲料
からアルミニウムイオンを除去するための改善方法を開
発することであった。
からアルミニウムイオンを除去するための改善方法を開
発することであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、次の、飲料
からアルミニウムイオンを除去する方法により達成され
ることを発見し、これは、飲料100l当り少くとも
3.8のpKaを有する塩基性ビニル複素環化合物少く
とも1種50〜99.5重量%及び共重合可能な他のモ
ノマー0〜49.5重量%を共重合されて含有し、か
つ、酸素及び重合開始剤の不在で、かつ、架橋剤0.5
〜10重量%(モノマーに対し)の存在で製造されたポ
リマー5〜2500gを用いて飲料を処理することより
成る。
からアルミニウムイオンを除去する方法により達成され
ることを発見し、これは、飲料100l当り少くとも
3.8のpKaを有する塩基性ビニル複素環化合物少く
とも1種50〜99.5重量%及び共重合可能な他のモ
ノマー0〜49.5重量%を共重合されて含有し、か
つ、酸素及び重合開始剤の不在で、かつ、架橋剤0.5
〜10重量%(モノマーに対し)の存在で製造されたポ
リマー5〜2500gを用いて飲料を処理することより
成る。
【0006】ヨーロッパ特許(EP−A)第43871
3号明細書の記載によると、同様のポリマーがワイン及
びワイン類似飲料から重金属を除去するために使用され
ている。意外なことに、これらのポリマーをアルミニウ
ムイオンの除去のためにも使用することができ、かつ、
これらのアルミニウムイオンは、実際に、重金属よりも
かなり速く吸収される。このことは、殊にビールの処理
のために重要であるが、フルーツジュースの処理にも重
要である。ワイン及びワイン類似飲料からも、この方法
で、アルミニウムイオンを除去することができる。
3号明細書の記載によると、同様のポリマーがワイン及
びワイン類似飲料から重金属を除去するために使用され
ている。意外なことに、これらのポリマーをアルミニウ
ムイオンの除去のためにも使用することができ、かつ、
これらのアルミニウムイオンは、実際に、重金属よりも
かなり速く吸収される。このことは、殊にビールの処理
のために重要であるが、フルーツジュースの処理にも重
要である。ワイン及びワイン類似飲料からも、この方法
で、アルミニウムイオンを除去することができる。
【0007】この重合条件は次のとおりである:即ち、
酸素及び重合開始剤の不在;全モノマー重量に対して
0.5〜10%、有利には1〜4%の架橋剤の存在;3
0〜200℃、有利には40〜100℃の範囲の温度。
酸素及び重合開始剤の不在;全モノマー重量に対して
0.5〜10%、有利には1〜4%の架橋剤の存在;3
0〜200℃、有利には40〜100℃の範囲の温度。
【0008】本発明の課題のための塩基性ビニル複素環
化合物は、1個のビニル基を有し、かつ、少くとも1個
の塩基性3級環窒素を有し、少くとも3.8のpKaを
有する飽和及び芳香族不飽和複素環化合物である。ビニ
ル基の他に、この環は、1〜4個の炭素を有するアルキ
ル、フェニル、又はベンジル、又は1個の融合した第二
の環を有していてもよい。例は、N−ビニルイミダゾー
ル(VI)及びその誘導体、例えば2−メチル−1−ビ
ニルイミダゾール、4−メチル−1−ビニルイミダゾー
ル、5−メチル−1−ビニルイミダゾール、2−エチル
−1−ビニルイミダゾール、2−プロピル−1−ビニル
イミダゾール、2−イソプロピル−1−ビニルイミダゾ
ール、2−フェニル−1−ビニル−イミダゾール及び1
−ビニル−4,5−ベンゾイミダゾールである。更に使
用可能な例は、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジ
ン、及び2−メチル−5−ビニルピリジンである。勿
論、塩基性ビニル複素環化合物の混合物も使用すること
ができる。
化合物は、1個のビニル基を有し、かつ、少くとも1個
の塩基性3級環窒素を有し、少くとも3.8のpKaを
有する飽和及び芳香族不飽和複素環化合物である。ビニ
ル基の他に、この環は、1〜4個の炭素を有するアルキ
ル、フェニル、又はベンジル、又は1個の融合した第二
の環を有していてもよい。例は、N−ビニルイミダゾー
ル(VI)及びその誘導体、例えば2−メチル−1−ビ
ニルイミダゾール、4−メチル−1−ビニルイミダゾー
ル、5−メチル−1−ビニルイミダゾール、2−エチル
−1−ビニルイミダゾール、2−プロピル−1−ビニル
イミダゾール、2−イソプロピル−1−ビニルイミダゾ
ール、2−フェニル−1−ビニル−イミダゾール及び1
−ビニル−4,5−ベンゾイミダゾールである。更に使
用可能な例は、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジ
ン、及び2−メチル−5−ビニルピリジンである。勿
論、塩基性ビニル複素環化合物の混合物も使用すること
ができる。
【0009】好適な架橋剤は、ラジカル機構により共重
合されうるビニル基2個以上を分子内に有するものであ
る。殊に好適な化合物は、アルキレンビスアクリルアミ
ド、例えばメチレンビスアクリルアミド及びN,N′−
ビスアクリロイルエチレンジアミン及び更に、N,N′
−ジビニルエチレン尿素、N,N′−ジビニルプロピレ
ン尿素、エチリデン−ビス−3−(N−ビニルピロリド
ン)及び1,4−ビス(N−ビニル−2−イミダゾリ
ル)ブタン及び1,4−ビス(2−オキソ−3−ビニル
−1−イミダゾリジニル)ブタンである。他の有用な架
橋剤は、例えば、アルキレングリコールジ(メタ)アク
リレート、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート及びテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、芳香族ジビニル化合物、例えばジビニルベンゼ
ン及びジビニルトルエン及びアリルアクリレート、ジビ
ニルジオキサン、ペンタエリトリットトリアリルエーテ
ル及びこれらの混合物である。水の存在で重合を実施す
る場合には、水溶性モノマー混合物中に溶解するものの
みが、明らかに好適である。
合されうるビニル基2個以上を分子内に有するものであ
る。殊に好適な化合物は、アルキレンビスアクリルアミ
ド、例えばメチレンビスアクリルアミド及びN,N′−
ビスアクリロイルエチレンジアミン及び更に、N,N′
−ジビニルエチレン尿素、N,N′−ジビニルプロピレ
ン尿素、エチリデン−ビス−3−(N−ビニルピロリド
ン)及び1,4−ビス(N−ビニル−2−イミダゾリ
ル)ブタン及び1,4−ビス(2−オキソ−3−ビニル
−1−イミダゾリジニル)ブタンである。他の有用な架
橋剤は、例えば、アルキレングリコールジ(メタ)アク
リレート、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート及びテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、芳香族ジビニル化合物、例えばジビニルベンゼ
ン及びジビニルトルエン及びアリルアクリレート、ジビ
ニルジオキサン、ペンタエリトリットトリアリルエーテ
ル及びこれらの混合物である。水の存在で重合を実施す
る場合には、水溶性モノマー混合物中に溶解するものの
みが、明らかに好適である。
【0010】同じことが、全モノマー混合物に対して4
9.5重量%、有利には40重量%までの量で共重合さ
れうるコモノマーに明らかに当てはまる。有用なこれら
の例は、スチレン、アクリル酸エステル、ビニルエステ
ル、アクリルアミド、有利にはN−ビニルラクタム、例
えば3−メチル−N−ビニルピロリドン、殊に、N−ビ
ニルカプロラクタム及びN−ビニルピロリドン(VP)
である。
9.5重量%、有利には40重量%までの量で共重合さ
れうるコモノマーに明らかに当てはまる。有用なこれら
の例は、スチレン、アクリル酸エステル、ビニルエステ
ル、アクリルアミド、有利にはN−ビニルラクタム、例
えば3−メチル−N−ビニルピロリドン、殊に、N−ビ
ニルカプロラクタム及びN−ビニルピロリドン(VP)
である。
【0011】溶剤を用いずに重合を実施する場合には、
窒素の導入による不活性下で、塩基性ビニル複素環化合
物、架橋剤より成り、N−ビニルラクタム又は他のコモ
ノマーを含有する又は含有しないモノマー混合物を製造
し、次いで、100〜200℃、有利には150〜18
0℃に加熱する。穏やかな窒素流を更にこの混合物中に
導入するのが有利である。このバッチを真空適用により
沸騰させるのが特に有利である。次いで、使用モノマー
の種類及び選択温度により、混合物は1〜20時間以内
に重合する。例えば、150℃で、強力な撹拌機を用い
て撹拌しながら、かつ、310ミリバールで、2−メチ
ル−1−ビニルイミダゾールとN,N′−ジビニルエチ
レン尿素2%とを重合させる場合には、2.5時間後
に、最初のポリマー粒子が生じ、これはその10時間後
までゆっくりと増加し、そのバッチは、茶色の粉末から
成る。水を用いる洗浄及び乾燥の後に、新規のポリマー
は、粗い粉末状で、約90%の収率で得られる。
窒素の導入による不活性下で、塩基性ビニル複素環化合
物、架橋剤より成り、N−ビニルラクタム又は他のコモ
ノマーを含有する又は含有しないモノマー混合物を製造
し、次いで、100〜200℃、有利には150〜18
0℃に加熱する。穏やかな窒素流を更にこの混合物中に
導入するのが有利である。このバッチを真空適用により
沸騰させるのが特に有利である。次いで、使用モノマー
の種類及び選択温度により、混合物は1〜20時間以内
に重合する。例えば、150℃で、強力な撹拌機を用い
て撹拌しながら、かつ、310ミリバールで、2−メチ
ル−1−ビニルイミダゾールとN,N′−ジビニルエチ
レン尿素2%とを重合させる場合には、2.5時間後
に、最初のポリマー粒子が生じ、これはその10時間後
までゆっくりと増加し、そのバッチは、茶色の粉末から
成る。水を用いる洗浄及び乾燥の後に、新規のポリマー
は、粗い粉末状で、約90%の収率で得られる。
【0012】製造の好適な方法は、水中での沈殿重合で
ある。全反応期間に渉り、バッチが容易に撹拌可能であ
るよう保たれるように、反応バッチ内のモノマーの濃度
を、選択するのが好適である。使用水が少なすぎる場合
には、ポリマー粒子は粘着質となり、その結果、水が全
く不在である場合よりも撹拌するのが困難になる。慣用
の撹拌槽を用いる場合には、水性混合物に対する好適な
モノマー濃度は、約5〜30重量%、有利には8〜15
重量%である。強力な撹拌機が利用できる場合には、モ
ノマー濃度を50重量%まで増加することができる。比
較的濃縮された溶液を用いて重合を開始し、次いで、反
応の経過の間に、水を用いてこれを希釈することも好適
である。コモノマー及び/又は架橋剤の起り得る加水分
解を避けるために、重合を、pH値約6で実施するのが
好適である。pHを、少量の塩基、例えば、水酸化ナト
リウム又はアンモニア又は慣用の緩衝塩、例えば炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム又は燐酸ナトリウム少量
を添加することにより調節することができる。重合バッ
チの沸騰状態の維持及び/又は前記のように、不活性ガ
ス、例えば窒素の使用により、酸素を除去することがで
きる。重合を30〜150℃、有利には40〜100℃
で実施することができる。
ある。全反応期間に渉り、バッチが容易に撹拌可能であ
るよう保たれるように、反応バッチ内のモノマーの濃度
を、選択するのが好適である。使用水が少なすぎる場合
には、ポリマー粒子は粘着質となり、その結果、水が全
く不在である場合よりも撹拌するのが困難になる。慣用
の撹拌槽を用いる場合には、水性混合物に対する好適な
モノマー濃度は、約5〜30重量%、有利には8〜15
重量%である。強力な撹拌機が利用できる場合には、モ
ノマー濃度を50重量%まで増加することができる。比
較的濃縮された溶液を用いて重合を開始し、次いで、反
応の経過の間に、水を用いてこれを希釈することも好適
である。コモノマー及び/又は架橋剤の起り得る加水分
解を避けるために、重合を、pH値約6で実施するのが
好適である。pHを、少量の塩基、例えば、水酸化ナト
リウム又はアンモニア又は慣用の緩衝塩、例えば炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム又は燐酸ナトリウム少量
を添加することにより調節することができる。重合バッ
チの沸騰状態の維持及び/又は前記のように、不活性ガ
ス、例えば窒素の使用により、酸素を除去することがで
きる。重合を30〜150℃、有利には40〜100℃
で実施することができる。
【0013】溶解酸素を完全に除去するために、場合に
より、少量(モノマー混合物に対して0.01〜1重量
%)の還元剤、例えば亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナ
トリウム、亜二チオン酸ナトリウム、アスコルビン酸等
を重合の前又は開始時に添加するのが有利である。
より、少量(モノマー混合物に対して0.01〜1重量
%)の還元剤、例えば亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナ
トリウム、亜二チオン酸ナトリウム、アスコルビン酸等
を重合の前又は開始時に添加するのが有利である。
【0014】沈殿重合の特に有利な1実施形において
は、弱窒素流中で、最初のポリマー粒子が生じるまで、
水溶性コモノマー(有利には、NVP又はN−ビニルラ
クタム)、架橋剤数種、水及び場合により緩衝剤及び還
元剤を加熱する。次いで、有利には、窒素をそれに導通
させることによる不活性下で、ビニル複素環化合物の混
合物及び残りの架橋剤及び場合により希釈剤としての水
を、0.2〜6時間に渉り添加する。
は、弱窒素流中で、最初のポリマー粒子が生じるまで、
水溶性コモノマー(有利には、NVP又はN−ビニルラ
クタム)、架橋剤数種、水及び場合により緩衝剤及び還
元剤を加熱する。次いで、有利には、窒素をそれに導通
させることによる不活性下で、ビニル複素環化合物の混
合物及び残りの架橋剤及び場合により希釈剤としての水
を、0.2〜6時間に渉り添加する。
【0015】少くとも3.8のpKaを有する塩基性ビ
ニル複素環化合物又はビニルラクタム、殊にN−ビニル
イミダゾール及びN−ビニルピロリドンをベースとする
架橋された微膨張性ポリマー(crosslinked
sparingly swellable poly
mer)を、モノマー混合物に対して0.01〜5重量
%の量で添加することにより、重合の開始を、屡々促進
することができる。
ニル複素環化合物又はビニルラクタム、殊にN−ビニル
イミダゾール及びN−ビニルピロリドンをベースとする
架橋された微膨張性ポリマー(crosslinked
sparingly swellable poly
mer)を、モノマー混合物に対して0.01〜5重量
%の量で添加することにより、重合の開始を、屡々促進
することができる。
【0016】生じるポリマーは、水性懸濁液から、濾過
又は遠心及び水を用いての引き続く洗浄及び慣用の乾燥
機、例えば強制循環乾燥装置又は真空乾燥装置、櫂形乾
燥機(paddle dryer)又は気送乾燥機中で
の乾燥により、単離することができる。
又は遠心及び水を用いての引き続く洗浄及び慣用の乾燥
機、例えば強制循環乾燥装置又は真空乾燥装置、櫂形乾
燥機(paddle dryer)又は気送乾燥機中で
の乾燥により、単離することができる。
【0017】本発明による飲料処理は、飲料をポリマー
と少くとも1分間、有利には少くとも1時間接触させる
ことにより行う。これは、例えば、ドイツ特許(DE−
A)第4119288号明細書に原則的に記載されてい
るように、飲料にポリマーを添加し、それを分離除去す
るバッチ法で、又はこのポリマーが充填されたカラム、
このポリマーを含有するフィルターシート又はポリマー
を含有する膜による連続的方法で、実施することができ
る。膜を主体とする濾過においては、保留側又は浸透側
にある飲料に、ポリマーを添加することもできる。吸着
剤としてのポリマーの使用割合は、当初のアルミニウム
イオン濃度及び所望の最終的な濃度のみに依存するので
はなく、この方法のために使用可能な時間にも依存し、
水性液体100lに対して、5〜2500g、有利には
10〜250gの範囲である。使用例が示すように、短
い接触時間の後でさえ、意外にも、アルミニウムイオン
濃度が著しく減少している。だが、より長い滞留時間
は、本発明により使用可能なポリマーの効果を更に増加
させる。
と少くとも1分間、有利には少くとも1時間接触させる
ことにより行う。これは、例えば、ドイツ特許(DE−
A)第4119288号明細書に原則的に記載されてい
るように、飲料にポリマーを添加し、それを分離除去す
るバッチ法で、又はこのポリマーが充填されたカラム、
このポリマーを含有するフィルターシート又はポリマー
を含有する膜による連続的方法で、実施することができ
る。膜を主体とする濾過においては、保留側又は浸透側
にある飲料に、ポリマーを添加することもできる。吸着
剤としてのポリマーの使用割合は、当初のアルミニウム
イオン濃度及び所望の最終的な濃度のみに依存するので
はなく、この方法のために使用可能な時間にも依存し、
水性液体100lに対して、5〜2500g、有利には
10〜250gの範囲である。使用例が示すように、短
い接触時間の後でさえ、意外にも、アルミニウムイオン
濃度が著しく減少している。だが、より長い滞留時間
は、本発明により使用可能なポリマーの効果を更に増加
させる。
【0018】ポリマー粉末は無味、無臭であり、かつ、
容易に濾別することができる。これらのポリマーを用い
て飲料を清澄にした場合には、飲料の感覚的特性は変化
しない。ビールはその特徴的に多様な独特の芳香を保
つ。吸着剤の再生は希酸、有利には無機酸を用いる処理
により、容易に行うことができる。
容易に濾別することができる。これらのポリマーを用い
て飲料を清澄にした場合には、飲料の感覚的特性は変化
しない。ビールはその特徴的に多様な独特の芳香を保
つ。吸着剤の再生は希酸、有利には無機酸を用いる処理
により、容易に行うことができる。
【0019】本発明により使用可能なポリマーは、ごく
少量(使用モノマーの全重量に対して、有利には1〜4
%)の架橋剤のみを添加することにより製造されるが、
それらは、水中で、僅かに膨化するのみである。これら
は、ゲルを形成しない。これとは対照的に、開始剤及び
架橋剤の存在で、水溶液中で、前記のモノマーを重合す
る場合には、ゲルタイプの架橋ポリマーが得られる。架
橋度及び従って膨化特性は、この場合、本質的に、添加
架橋剤の量に依存する。本発明により有用なポリマーと
同様の膨化特性を有するゲルタイプのポリマーを製造す
るためには、約20重量%以上の架橋剤の量を必要とす
る。これらの高度に架橋されたゲルは、その形態(mo
rphology)の故に、アルミニウムイオンで比較
した場合、本発明により使用可能な多孔性ポリマーに比
べて著るしく低い吸着能力を有する。5%以下の架橋剤
含分を有するゲルタイプのポリマーは、著しい激しさで
膨化する。このような著しく膨化しうるポリマーは、製
造、一般的処理及び使用において、重大な欠点を有す
る:即ち、それらは反応容器を閉塞し、撹拌も注入も不
可能となり、かつ、乾燥において、多大な量の溶剤を蒸
発させる必要がある。使用のためには、これらはプレス
・ウール(Presswollen)であるべきであ
り、この状態では注入不可能である。これらは、フィル
ターシート上での不充分なプレコート特性(preco
at behavior)を示し、かつ、多孔性フィル
ターケーキを形成しない。従って、本発明により使用可
能なポリマーとは対照的に、これらを容易に濾過するこ
とはできない。加えて、ゲルタイプのポリマーで充填さ
れたカラムは、閉塞する傾向を有する。膜内では、本発
明により使用可能なポリマーとは対照的に、ゲルタイプ
のポリマーを使用することはできない。
少量(使用モノマーの全重量に対して、有利には1〜4
%)の架橋剤のみを添加することにより製造されるが、
それらは、水中で、僅かに膨化するのみである。これら
は、ゲルを形成しない。これとは対照的に、開始剤及び
架橋剤の存在で、水溶液中で、前記のモノマーを重合す
る場合には、ゲルタイプの架橋ポリマーが得られる。架
橋度及び従って膨化特性は、この場合、本質的に、添加
架橋剤の量に依存する。本発明により有用なポリマーと
同様の膨化特性を有するゲルタイプのポリマーを製造す
るためには、約20重量%以上の架橋剤の量を必要とす
る。これらの高度に架橋されたゲルは、その形態(mo
rphology)の故に、アルミニウムイオンで比較
した場合、本発明により使用可能な多孔性ポリマーに比
べて著るしく低い吸着能力を有する。5%以下の架橋剤
含分を有するゲルタイプのポリマーは、著しい激しさで
膨化する。このような著しく膨化しうるポリマーは、製
造、一般的処理及び使用において、重大な欠点を有す
る:即ち、それらは反応容器を閉塞し、撹拌も注入も不
可能となり、かつ、乾燥において、多大な量の溶剤を蒸
発させる必要がある。使用のためには、これらはプレス
・ウール(Presswollen)であるべきであ
り、この状態では注入不可能である。これらは、フィル
ターシート上での不充分なプレコート特性(preco
at behavior)を示し、かつ、多孔性フィル
ターケーキを形成しない。従って、本発明により使用可
能なポリマーとは対照的に、これらを容易に濾過するこ
とはできない。加えて、ゲルタイプのポリマーで充填さ
れたカラムは、閉塞する傾向を有する。膜内では、本発
明により使用可能なポリマーとは対照的に、ゲルタイプ
のポリマーを使用することはできない。
【0020】アルミニウムイオン(重金属イオンを含有
する又は含有しない)に加えて、ポリフェノールをも、
飲料(ビール又はワイン)から除去すべき場合には、本
発明により使用すべき塩基性ビニル複素環ポリマーを、
ビニルピロリドン(VP)のポップコーン・ポリマー又
はポップコーン・コポリマーと一緒に使用することがで
きる。
する又は含有しない)に加えて、ポリフェノールをも、
飲料(ビール又はワイン)から除去すべき場合には、本
発明により使用すべき塩基性ビニル複素環ポリマーを、
ビニルピロリドン(VP)のポップコーン・ポリマー又
はポップコーン・コポリマーと一緒に使用することがで
きる。
【0021】
【実施例】実施例中では、「部」及び「%」は重量に関
する。例1及び2aで使用されているポリマーは、ビニ
ルイミダゾール(VI)90重量%、ビニルピロリドン
(VP)7%及びN,N′−ジビニルエチレン尿素3%
から製造された。例2bには、次の組成のポリマーを使
用した:VI64%、VP33%及びN,N′−ジビニ
ルエチレン尿素3%。例3cでは、ポリマーは、VI7
8%、VP19%及びN,N′−ジビニルエチレン尿素
3%を含有した。
する。例1及び2aで使用されているポリマーは、ビニ
ルイミダゾール(VI)90重量%、ビニルピロリドン
(VP)7%及びN,N′−ジビニルエチレン尿素3%
から製造された。例2bには、次の組成のポリマーを使
用した:VI64%、VP33%及びN,N′−ジビニ
ルエチレン尿素3%。例3cでは、ポリマーは、VI7
8%、VP19%及びN,N′−ジビニルエチレン尿素
3%を含有した。
【0022】例 1 ビールからのアルミニウムの除去 試験ビール:マイヤー・ブロイ・エキスポート・ウアタ
イプ(Mayer Braeu Export Urt
yp)
イプ(Mayer Braeu Export Urt
yp)
【0023】
【表1】
【0024】例 2 フルーツジュース(pH3.36)からのアルミニウム
の除去
の除去
【0025】
【表2】
Claims (9)
- 【請求項1】 飲料からアルミニウムイオンを除去する
方法において、飲料100l当り、少くとも3.8のp
Kaを有する塩基性ビニル複素環化合物少くとも1種5
0〜99.5重量%及び共重合可能な他のモノマー0〜
49.5重量%を共重合されて含有し、酸素及び重合開
始剤の不存在で、かつ架橋剤0.5〜10重量%(モノ
マーに対して)の存在で製造された、ポリマー5〜25
00gを用いて飲料を処理することを特徴とする、飲料
からアルミニウムイオンを除去する方法。 - 【請求項2】 塩基性ビニル複素環化合物として、N−
ビニルイミダゾール、又は2−メチル−1−ビニルイミ
ダゾール、又はこれらの混合物を含有する共重合された
ポリマーを使用する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 コモノマーとして、特に、N−ビニルピ
ロリドン又はN−ビニルカプロラクタム又はこれらの混
合物を含有する、共重合されたポリマーを使用する、請
求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】 架橋剤として、N,N′−ジビニルエチ
レン尿素を含有する、共重合されたポリマーを使用す
る、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 還元剤の存在で製造されたポリマーを使
用する、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 水の存在で30〜150℃で製造された
ポリマーを使用する、請求項1〜5のいずれかに記載の
方法。 - 【請求項7】 溶剤を用いずに100〜200℃で製造
されたポリマーを使用する、請求項1〜6のいずれかに
記載の方法。 - 【請求項8】 使用飲料はビール又はフルーツジュース
である、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 - 【請求項9】 使用ポリマーがフィルターシート又は膜
の成分である、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4328669.0 | 1993-08-26 | ||
DE4328669A DE4328669A1 (de) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | Verfahren zur Entfernung von Aluminiumionen aus Getränken |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0775537A true JPH0775537A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=6496050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6198754A Withdrawn JPH0775537A (ja) | 1993-08-26 | 1994-08-23 | 飲料からアルミニウムイオンを除去する方法 |
Country Status (9)
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---|---|
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EP (1) | EP0641521B1 (ja) |
JP (1) | JPH0775537A (ja) |
AT (1) | ATE179575T1 (ja) |
CA (1) | CA2128950A1 (ja) |
DE (2) | DE4328669A1 (ja) |
DK (1) | DK0641521T3 (ja) |
ES (1) | ES2131610T3 (ja) |
GR (1) | GR3030187T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010528636A (ja) * | 2007-06-06 | 2010-08-26 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 生物発酵液の価値を決定する性質を改善するためのn−ビニルイミダゾールポリマーの使用 |
KR102045305B1 (ko) * | 2019-06-20 | 2019-11-15 | 양승철 | 다기능성 금속이온 봉쇄제의 제조방법 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5744183A (en) * | 1995-08-17 | 1998-04-28 | Ellsworth; Robert M. | Removal of sulfides from alcoholic beverages |
DE19547761A1 (de) | 1995-12-20 | 1997-06-26 | Basf Ag | Komplexe aus Schwermetallionen und einem Polymerisat sowie ihre Verwendung zur selektiven Entfernung von Verbindungen aus Flüssigkeiten |
DE19920944A1 (de) * | 1999-05-07 | 2000-11-09 | Basf Ag | Styrol-haltige Popcorn-Polymerisate, Verfahren zu deren Herstellung und Verwendung |
US20100029854A1 (en) * | 2006-12-04 | 2010-02-04 | Klemens Mathauer | Thermoplastic polymer-based solid dispersions suitable as filter aids |
WO2008125395A1 (de) * | 2007-04-12 | 2008-10-23 | Basf Se | Verfahren zur entfernung von ionen aus mineralwasser und trinkwasser |
CN106889502B (zh) * | 2017-02-20 | 2020-11-13 | 浙江工业大学 | 一种盐渍海蜇脱盐矾半干包装食品的加工方法 |
JP2024516226A (ja) * | 2021-04-28 | 2024-04-12 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 飲料安定化用の特殊な濾過助剤を再生するための方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3878310A (en) * | 1968-06-12 | 1975-04-15 | Gaf Corp | Treatment of beverages to clarify and to prevent haze |
DE1945749A1 (de) * | 1968-09-27 | 1970-04-02 | Monsanto Co | Verfahren zum Entfernen von Phenolen und/oder Metallen aus einem waessrigen Medium |
DE4000978A1 (de) * | 1990-01-16 | 1991-07-18 | Basf Ag | Verfahren zur entfernung von schwermetallionen aus wein und weinaehnlichen getraenken |
-
1993
- 1993-08-26 DE DE4328669A patent/DE4328669A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-07-27 CA CA002128950A patent/CA2128950A1/en not_active Abandoned
- 1994-08-17 AT AT94112800T patent/ATE179575T1/de not_active IP Right Cessation
- 1994-08-17 DE DE59408205T patent/DE59408205D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-17 US US08/291,488 patent/US5505973A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-17 DK DK94112800T patent/DK0641521T3/da active
- 1994-08-17 EP EP94112800A patent/EP0641521B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-17 ES ES94112800T patent/ES2131610T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-23 JP JP6198754A patent/JPH0775537A/ja not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-05-11 GR GR990401275T patent/GR3030187T3/el unknown
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010528636A (ja) * | 2007-06-06 | 2010-08-26 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 生物発酵液の価値を決定する性質を改善するためのn−ビニルイミダゾールポリマーの使用 |
KR102045305B1 (ko) * | 2019-06-20 | 2019-11-15 | 양승철 | 다기능성 금속이온 봉쇄제의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5505973A (en) | 1996-04-09 |
EP0641521A1 (de) | 1995-03-08 |
ATE179575T1 (de) | 1999-05-15 |
DE59408205D1 (de) | 1999-06-10 |
CA2128950A1 (en) | 1995-02-27 |
DE4328669A1 (de) | 1995-03-02 |
EP0641521B1 (de) | 1999-05-06 |
ES2131610T3 (es) | 1999-08-01 |
GR3030187T3 (en) | 1999-08-31 |
DK0641521T3 (da) | 1999-11-01 |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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