JP2002543904A - 毛染め用塗布装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、毛髪染料を受容または格納する容器の開口部上に取り付けられるように構成された塗布装置に関する。キャップ部（１）は、少なくとも１つの出口（１３）を有する。製品をガイドするための少なくとも１つの装置（６）と、これに隣接し、取り外し可能なガイドプロング部（１０）が設けられている。ガイドプロング部（１０）は、本質的に、ストリップ状にデザインされている。ガイドプロング部（１０）は、製品ガイド部装置（６）の内径の少なくとも２倍以上大きい。塗布機能は、実質的に改善される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 （技術分野） 本発明は、毛髪染料を受容または格納する容器の開口部の上に取り付けられ、
とりわけ閉鎖キャップ部の形態を有するように構成された毛染め用塗布装置に関
する。このキャップ部は、少なくとも１つの出口開口部を有し、少なくとも１つ
の製品ガイド部と、これに隣接し、着脱可能なガイドプロング部が設けられてい
る。

【０００２】 この種の塗布装置は、米国特許第２，６７２，８７５号に開示されている。孔
を有するプレートを装置内に差し込むことができ、この孔は、プレートが差し込
められた状態にあるとき、キャップ部内に設けられた製品ガイド部と位置合わせ
される。外側に延びるブリストル束がプレート上の製品ガイド部または孔の間に
配置される。各櫛部の基底部を挿入するためのあり継ぎ溝が、プレートに設けた
細長く、あり継ぎ溝の差込開口部の両側に設けられている。上述のガイドプロン
グ部と対応する櫛プロング部は、既知の櫛と同様の形態を有する。

【０００３】 出口開口部の周りにブリストルを設けることにより、染料をあまりにも多く流
出させることなく、ブラシをかける動作により、染料を均一に分配することがで
きるので、毛髪染料を毛髪に定量的に均一に塗布することができる。

【０００４】 毛髪の束を着色するための既知の塗布装置において、少しの毛髪部位を染める
ために、ブリストル先端部だけを利用する必要がある場合であっても、ブリスト
ルの長さ全体において毛髪着色剤が付着する。その結果、ブラッシング動作する
と、着色染料が、同様に、染めたい少しの毛髪部位の側にある毛髪の一部に付着
することになるが、それは染めたいところではない。米国特許第２，６７２，８
７５号に対応する櫛プロング部を用いると差異が出ない。なぜなら、ピン状の櫛
プロング部の周りの両側において、毛髪着色剤が外側に流出して、着色された帯
状領域が広がってしまうためである。特定の毛髪染料を用いた場合、この染料は
、フレキシブルな壁部に手動で圧力を加えて、出口開口部から搾り出されるが、
ブリストルにより妨害されて、染料が必ずしもブリストル先端部に十分供給され
ない。

【０００５】 したがって、既知の塗布装置の場合、ユーザは１種類のみの染料に限られてし
まう。ユーザは、広範な領域に亙って、あるいはまだ染めていない少しの毛髪に
直ぐ隣接した狭いストリップ領域において毛染めを行うことができる。

【０００６】 したがって、本発明は、序論で述べた種類の塗布装置に関連し、一部の毛髪部
位のための利用特性を改善することを目的とする。とりわけ、ユーザが同じ塗布
装置を用いて、広範な領域を染めるだけでなく、染めない部位からはっきりと区
別して、特に狭い領域の一部の毛髪部位を染めることを可能にする。

【０００７】 本発明の目的は、序説で述べた種類の塗布装置において、ガイドプロング部が
実質的にストリップ状に構成され、その幅が製品ガイド部の内径の少なくとも２
倍以上である装置を用いて実現される。

【０００８】 ガイドプロング部を取り外すと、毛髪染料は毛髪の広い範囲に亙って塗布され
、広範な領域を毛染めすることができる。一方、ガイドプロング部を取り付ける
と、狭い範囲の毛髪だけを染めることができる。このとき、毛髪に対する手の圧
力に依存するが、ガイドプロング部の形状および幅により、毛髪染料が、染めた
い毛髪部位の両側に流れ、染められた部位が不適当に、かつ一般に不均一に広が
るのを防止することができる。ガイドプロング部の副次的な利点は、ブラッシン
グ動作により、髪を解かすことである。

【０００９】 一部の毛髪部位を、狭い領域において、両側端部の染めない毛髪からはっきり
と区別するために、少なくとも２つのガイドプロング部が設けられ、これらのガ
イドプロング部の間に、少なくとも１つの製品ガイド部が配置された場合、とり
わけ好適である。

【００１０】 ガイドプロング部を取り外して、複数の毛髪部位を同時に染めることができれ
ば、とりわけ広範囲の毛髪部位を染めることができる。したがって、互いに隣接
して配置されるいくつかのガイドプロング部が設けられ、その間に、着脱可能な
製品ガイド部が配置されることがこのましい。ガイドプロング部を取り付けたと
き、染められない領域から互いにはっきりと離間して、平行に配置される毛髪部
位を染めないでおくことができる。さらに、このガイドプロング部は、狭い領域
で染められたストリップ状の毛髪領域が、互いに流れないようにすることができ
る。ストリップ間に存在する毛髪は、ガイドプロング部のブラッシング動作によ
り、まったく染められることがない。この効果の原理は、ガイドプロング部によ
り、塗布装置からの毛髪染料の出口領域を、互いに明白に区別される極めて限定
的な領域に狭くすることができるという事実に基づく。たった１つの製品ガイド
部、およびたった１つのガイドプロング部を有する上述の塗布装置を用いて、毛
髪染料の出口領域を狭くし、限定的にすることが可能になる。

【００１１】 互いに平行に配置された染められた毛髪部位の外側部分が、外側端部において
、毛髪の残りの部分に対して明白に境界が設定され、外側毛髪部位が内側毛髪部
位と同じ幅を有するように、各製品ガイド部が互いに対向する２つのガイドプロ
ング部の間に配置されることが好ましい。

【００１２】 さらに、製品ガイド部は、弾性を有することが提案される。塗布装置を用いる
とき、製品ガイド部は、移動方向に対して軽く折れ曲がるので、染料の塗布がよ
り容易となる。

【００１３】 製品ガイド部は、例えばフレキシブルホース、とりわけシリコーン樹脂製のホ
ースなどの小管として形成される。この場合、実施形態の具体例を用いて以下に
より詳述するように、小管は、出口開口部においてブリストル状に形成されるこ
とが好ましい。ブリストルは、追加的なブラッシング動作の機能を有するととも
に、毛髪部位の上に毛髪染料を均一に塗布する機能を有する。

【００１４】 さらに、ブリストルが、製品ガイド部の出口開口部の周りに配置されることが
提案される。これにより、毛髪染料をより定量的に、かつより均一に塗布するこ
とができる。このブリストルにより、染料をあまりにも多く流出させることなく
、ブラシをかける動作により、染料を均一に分配することができる。

【００１５】 製品ガイド部の出口開口部が、ブリストル基底部に対して離間して配置される
ことが好ましい。このように、出口開口部がブリストル基底部から中央領域の内
部にある程度の距離を隔てて配置して、その結果、染料が実質的にブリストル先
端部だけに送られ、染料に対するブリストルの抑圧動作が部分的に実現される。
さらに、相当の毛髪染料がブリストル基底部、つまりブリストルの根元に残らな
いようにし、さらに、染料が毛髪に達することなく、この部分で乾燥してしまう
ことを回避することができる。包括的には、この塗布装置を用いて、より良好に
毛髪部位を染めることができる。

【００１６】 それにもかかわらず、染料は、毛髪に直接に供給されるのではなく、ブリスト
ル先端部を介して供給される必要がある。したがって、出口開口部が、ブリスト
ル基底部とブリストル先端部の間に配置されることが提案される。

【００１７】 本発明の好適な実施形態において、キャップ部は、小管を介して出口開口部に
向かって外側に延びる孔を有し、その小管の長さが、ブリストルの長さよりも短
く、小管は、ブリストル基底部から外側へ、ブリストルと実質的に平行に延びる
ことが提案される。

【００１８】 小管の長さがブリストルの長さの約３分の２に相当するとき、本発明の意味に
おいて、極めて好適であることが分かった。

【００１９】 ブリストルが出口開口部の周りにリング状に配置されたとき、毛髪着色染料は
、常に、毛髪の房に直接的に達するのではなく、まずブリストルに達するので、
染料は問題なく均一に塗布される。

【００２０】 複数の毛髪の房を同時に染めるために、各出口開口部は、好適には、各小管の
開口部として形成され、各ブリストル束は、各出口開口部の周りに配置され、複
数の出口開口部は、互いに隣接して配置されることが好ましい。

【００２１】 加えて、製品ガイド部、とりわけブリストルを超えて外側に延びる少なくとも
１つのガイドプロング部が提案される。ガイドプロング部の長さに亙って、頭皮
からのブリストル先端部の最低間隔が維持されるので、毛髪の根元または頭皮で
はなく、頭皮の上部にある毛髪部位だけが、確実に、毛髪着色染料により処理さ
れる。さらに、染められた領域と、染められない領域をはっきりと区別すること
ができる。

【００２２】 本発明のさらに好適な実施形態において、ガイドプロング部の少なくとも一部
は、隣接するブリストル束の間に配置された場合、毛髪の房が互いに明瞭に区分
される。

【００２３】 上述したように、ブリストル束が出口開口部の周りに配置された場合、ガイド
プロング部の幅がブリストル束の外径と少なくとも同等以上であることが好まし
い。

【００２４】 この場合、ガイドプロング部の幅が２ないし７ｍｍ、とりわけ３ないし５ｍｍ
であることが極めて好ましいことがわかった。

【００２５】 さらに、ガイドプロング部は、キャップ部に着脱可能に固定されることが提案
される。便利に操作するため、ガイドプロング部がキャップ部に着脱可能に固定
される一体成形付属部品の一部であることが好ましい。ガイドプロング部は、１
つの動作で、ブロックとしていっぺんに、キャップ部から取り外し、必要ならば
、再び取り付けることができる。

【００２６】 キャップ部とブリストルが異なるポリオレフィン樹脂から構成され、同じクラ
スの合成材料に属するとき、廃棄された塗布装置を容易にリサイクルすることが
できる。この場合、キャップ部を固い材料、ブリストルを柔らかい材料で構成す
る必要がある。キャップ部がポリプロピレン樹脂からなり、ブリストルがポリエ
チレン樹脂からなることが好ましい。

【００２７】 塗布装置を安価に製造するために、キャップ部とブリストルが、複合部品注入
成形プロセスにおいて一体に形成されることがさらに提案される。

【００２８】 本発明は、さらに容器に関し、この容器は、毛髪染料を格納し、これまで説明
した塗布装置に用いられる。この場合、容器の閉鎖キャップ部が、塗布装置とし
て構成されることが好ましい。

【００２９】 （好適な実施形態の詳細な説明） 同じ参照番号は、すべての図面に亙って、同じ意味を有し、適当ならば、１回
しか説明されない。

【００３０】 この装置は、比較的に固いポリプロピレンで構成されるキャップ部１からなる
。装置は、毛髪染料のための容器（図示せず）の開口部に設けられた外側ねじ山
の上にねじ山２を用いて固定することができ、このねじ山２は、内側ポット状部
材内のポット状キャップ部の内部に配置されている。３つの孔３が、キャップ部
１の長手方向軸に対して傾斜して配置されるカバー壁領域４に形成される。各孔
の周囲において、それぞれ、ブリストル束５が外側方向に延びている。キャップ
部１が容器の上にねじ込まれたとき、孔３は、容器内に格納される毛髪染料と流
体連通する。このとき、キャップ部１の外側表面は、ブリストル基底部１４を形
成する。ブリストル束５は、柔らかいポリエチレン樹脂で形成される。

【００３１】 ３つの孔は、それぞれ、ブリストル束５と平行に配置され、かつ各孔３の上に
配置される小管６を介して上方向に延びている。このとき、小管６は、ブリスト
ル基底部１４（キャップ部１の外側表面）からブリストル束端部（図８）までの
測定距離の３分の２程度の長さだけ延びている。小管６は、それぞれ、出口開口
部１３を有している。

【００３２】 ウェブ部７と溝部８は、キャップ部１の上側領域において、一体成形されてお
り、ガイドプロング部１０を有するブロック部９は、このウェブ部７と溝部８を
用いて、挟むことによりキャップ部１上に保持される。このため、下側端部１１
は、図示しないが、キャップ部１の溝部８内に係合するブロック部９の内側にお
いて、１つまたは複数のウェブ部１１に支持される。

【００３３】 ブロック部９は、４つのガイドプロング部１０を有し、ブロック部９がキャッ
プ部１の上に配置されるとき、このガイドプロング部１０は、ブリストル束５の
間と、最も外側にあるブリストル束５の外側に配置され、ブリストル束５と同じ
斜め方向に延びている。各ガイドプロング部１０の前方端部１２（図６）は、厚
くなっており、キャップ部１を超えて突出している。

【００３４】 図２および図４から明らかなように、ガイドプロング部１０は、ブリストル束
５を相当に越えて延びているので、毛髪染料を含浸したブリストル束５が、使用
中、ユーザの頭皮から離間して、頭髪の外側部分だけが帯状（ストライプ状）に
染められる。

【００３５】 図９に示す第２の実施形態は、第１の実施形態に対応するが、内部に配置され
た小管６を含むブリストル束５の代わりに、シリコーン樹脂からなる可撓性を有
する小管６が１つだけ配置されている。

【００３６】 本発明の塗布装置の第３の実施形態において、同様に、内部に配置された小管
６を含むブリストル束５の代わりに、透明なシリコーン樹脂からなる可撓性を有
する小管６が配置されている。このとき、上側部分が切り込まれて、そこに毛状
のタング部１６が形成される。ブリストルと小管を一体に成形して、特に安価に
生産でき、さらに追加的なブリストルを用いる利点が得られるので、この実施形
態はとりわけ有用である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は、ガイドプロング部を取り外して、上から見たときの、本
発明の第１の実施形態による塗布装置を示す。

【図２】 図２は、ガイドプロング部を取り付けて、上から見たときの、図
１の装置を示す。

【図３】 図３は、ガイドプロング部を取り外して、正面から見たときの、
図１の装置を示す。

【図４】 図４は、ガイドプロング部を取り付けて、上から見たときの、図
１の装置を示す。

【図５】 図５は、ガイドプロング部を取り外したときの、図１の装置の側
面図である。

【図６】 図６は、ガイドプロング部を取り付けたときの、図１の装置の側
面図である。

【図７】 図７は、図３のVII−VII線から見たときの断面図を示す。

【図８】 図８は、図７のVIIIで示す部分の拡大図である。

【図９】 図９は、ガイドプロング部を取り付けて、上から見たときの、本
発明の第２の実施形態による塗布装置を示す。

【図１０】 図１０は、本発明の第３の実施形態による塗布装置の製品ガイ
ド部を示す側面図である。

【図１１】 図１１は、図１０の製品ガイド部を矢印XIの上方から見たとき
の図である。

【符号の説明】

１…キャップ部、２…ねじ山、３…孔、４…傾斜したカバー壁領域、５…ブリス
トル束、６…小管，製品ガイド部、７…ウェブ部、８…溝部、９…プロック部，
固定部、１０…ガイドプロング部、１１…端部、１２…前方端部、１３…出口開
口部、１４…ブリストル基底部、１６…タング部。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デトレフ・ホレンベルク ドイツ連邦共和国デー−40699エルクラー ト、フリーダーヴェーク31番 (72)発明者 ペーター・ゾーリッヒ ドイツ連邦共和国デー−51061ケルン、フ ーベルトゥスシュトラーセ18アー番 (72)発明者 ハンス・シュナイダー ドイツ連邦共和国デー−41844ヴェークベ ルク、ハイダーシュトラーセ79番 Ｆターム(参考） 3B040 AE07 3E014 PA01 PB03 PC03 PE15 PE17 PE25 3E084 AA12 AB06 AB10 BA02 CA01 CB02 CC05 DA01 DB12 DB17 DC05 FA09 FB01 GA01 GB01 KB01 LB01 LB07 LC02 LD01 LG01

Claims (25)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 毛染め用塗布装置であって、 毛髪染料を受容または格納する容器の開口部の上に取り付けられ、とりわけ閉
   鎖キャップ部（１）の形態を有するように構成され、 このキャップ部（１）は、少なくとも１つの出口開口部（１３）と、少なくと
   も１つの製品ガイド部（６）と、これに隣接し、着脱可能なガイドプロング部（
   １０）とを有し、 ガイドプロング部（１０）が実質的にストリップ状に構成され、その幅が製品
   ガイド部（６）の内径の少なくとも２倍以上であることを特徴とする装置。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の装置であって、 少なくとも２つのガイドプロング部（１０）が設けられ、 これらのガイドプロング部（１０）の間に、少なくとも１つの製品ガイド部（
   ６）が配置されることを特徴とする装置。
3. 【請求項３】 請求項１または２に記載の装置であって、 互いに隣接して配置される複数のガイドプロング部（１０）が設けられ、 互いに隣接するガイドプロング部（１０）の間に、着脱可能な製品ガイド部（
   ６）が配置されることを特徴とする装置。
4. 【請求項４】 請求項３に記載の装置であって、 各製品ガイド部（６）は、互いに対向する２つのガイドプロング部（１０）の
   間に配置されることを特徴とする装置。
5. 【請求項５】 請求項１ないし４のいずれか１に記載の装置であって、 製品ガイド部（６）は、弾性を有することを特徴とする装置。
6. 【請求項６】 請求項１ないし５のいずれか１に記載の装置であって、 製品ガイド部（６）は、小管（６）として構成されることを特徴とする装置。
7. 【請求項７】 請求項６に記載の装置であって、 小管（６）は、出口開口部においてブリストル状に形成されることを特徴とす
   る装置。
8. 【請求項８】 請求項１ないし７のいずれか１に記載の装置であって、 ブリストル（５）が、製品ガイド部（６）の出口開口部（１３）の周りに配置
   されることを特徴とする装置。
9. 【請求項９】 請求項８に記載の装置であって、 製品ガイド部（６）の出口開口部（１３）が、ブリストル基底部（１４）に対
   して離間して配置されることを特徴とする装置。
10. 【請求項１０】 請求項９に記載の装置であって、 出口開口部（１３）が、ブリストル基底部（１４）とブリストル先端部の間に
    配置されることを特徴とする装置。
11. 【請求項１１】 請求項１ないし１０のいずれか１に記載の装置であって、 キャップ部（１）は、小管（６）を介して出口開口部に向かって外側に延びる
    孔（３）を有し、その小管の長さがブリストルの長さよりも短く、 小管（６）は、ブリストル基底部（１４）から外側へ、ブリストル（５）と実
    質的に平行に延びることを特徴とする装置。
12. 【請求項１２】 請求項１１に記載の装置であって、 小管（６）の長さは、ブリストルの長さの約３分の２に相当することを特徴と
    する装置。
13. 【請求項１３】 請求項８ないし１２のいずれか１に記載の装置であって、 ブリストル（５）は、出口開口部（１３）の周りにリング状に配置されること
    を特徴とする装置。
14. 【請求項１４】 請求項１１ないし１３のいずれか１に記載の装置であって
    、 各出口開口部（１３）は、好適には、各小管（６）の開口部として形成され、 各ブリストル束（５）は、各出口開口部（１３）の周りに配置され、 いくつかの出口開口部（１３）は、互いに隣接して配置されることを特徴とす
    る装置。
15. 【請求項１５】 請求項１ないし１４のいずれか１に記載の装置であって、 少なくとも１つのガイドプロング部（１０）は、製品ガイド部、とりわけブリ
    ストル（５）を超えて外側に延びるように配置されることを特徴とする装置。
16. 【請求項１６】 請求項１５に記載の装置であって、 ガイドプロング部（１０）の少なくとも一部は、隣接するブリストル束（５）
    の間に配置されることを特徴とする装置。
17. 【請求項１７】 請求項１ないし１６のいずれか１に記載の装置であって、 ガイドプロング部（１０）の幅は、ブリストル束（５）の外径と少なくとも同
    等以上であることを特徴とする装置。
18. 【請求項１８】 請求項１ないし１７のいずれか１に記載の装置であって、 ガイドプロング部（１０）の幅は、２ないし７ｍｍ、とりわけ３ないし５ｍｍ
    であることを特徴とする装置。
19. 【請求項１９】 請求項１ないし１８のいずれか１に記載の装置であって、 ガイドプロング部（１０）は、キャップ部（１）に着脱可能に固定されること
    を特徴とする装置。
20. 【請求項２０】 請求項１ないし１９のいずれか１に記載の装置であって、 ガイドプロング部（１０）は、キャップ部（１）に着脱可能に固定される一体
    成形付属部品の一部であることを特徴とする装置。
21. 【請求項２１】 請求項１ないし２０のいずれか１に記載の装置であって、 キャップ部（１）とブリストル（５）は、異なるポリオレフィン樹脂からなる
    ことを特徴とする装置。
22. 【請求項２２】 請求項２１に記載の装置であって、 キャップ部（１）は、ポリプロピレン樹脂からなり、 ブリストル（５）は、ポリエチレン樹脂からなることを特徴とする装置。
23. 【請求項２３】 請求項１ないし２２のいずれか１に記載の装置であって、 キャップ部（１）とブリストル（５）は、複合部品注入成形プロセスにおいて
    一体に形成されることを特徴とする装置。
24. 【請求項２４】 請求項１ないし２３のいずれか１に記載の装置に用いられ
    、毛髪染料を格納することを特徴とする容器。
25. 【請求項２５】 請求項２４に記載の容器であって、 容器の閉鎖キャップ部が、塗布装置として構成されることを特徴とする容器。