JP2002543233A - 新規のカルボピロニン蛍光色素 - Google Patents

新規のカルボピロニン蛍光色素

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般式(I): 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、一般式(I)のカルボピロニン化合物の、分析物の検出方法におけ
る標識基としての使用、新規のカルボピロニン化合物ならびに該化合物の製造方
法に関する。
【0002】 化学的、医学的及び生物学的分析においては色素が標識−又は検出群として使
用される。特に蛍光色素は最近重要になってきて、例えば放射性同位元素を標識
のために使用する、しばしば高価な他の方法を排除している。
【0003】 特にDNA配列決定の分野では最近蛍光測定法が行われ、放射性同位元素を使
用する、これまで使用されている方法がほとんど完全に排除されている。
【0004】 種々の蛍光色素、例えばFITC(フルオレセインイソチオシアネート)、F
LUOS(フルオレセイン−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル)、ローダ
ミン誘導体等の有効性にも拘らず、背景蛍光、非特異的結合現象及び高価な測定
装置の必要による諸問題は従来十分には解決され得なかった。
【0005】 測定の感度及び精密度は背景蛍光及び非特異的結合によって減少される。さら
に有効な蛍光塗料の場合には吸収極大は、安価で小寸法の光源、例えばHe−N
e−レーザー及びレーザーダイオードの使用を不可能にする範囲に存在する。
【0006】 したがって本発明の課題は、分析物の検出方法における標識基として使用する
ことができ、従来技術の欠点を少なくとも部分的に避ける蛍光色素を供給するこ
とにあった。
【0007】 この課題は、一般式I:
【0008】
【化7】
【0009】 〔式中 R、R、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立的に水素、ハロゲ
ン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基又はカルボキシ基又はアルデヒド基又は
20個までのC原子を有する飽和又は不飽和の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基
を表し、この炭化水素基はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロア
ルキル基、アリール基、特にフェニル基又は/及びヘテロアリール基を有しかつ
場合によりヘテロ原子、例えば酸素原子、硫黄原子又は窒素原子又は/及び好ま
しくはハロゲン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基、ホスホ基、カルボキシ基
、アルデヒド基、C〜C−アルコキシ基又は/及びC〜C−アルコキシ
カルボニル基から選択された複数個の置換基を有し、 又は基R〜Rの1個以上はそれぞれ隣接置換基と一緒に、1個以上の多重結
合を有していてもよい環系を形成し、 R及びR8aはそれぞれ独立的に20個までのC原子を有する飽和又は不飽和
の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基、例えばC〜C−アルキル基、特にメチ
ル、エチル、プロピル又は/及びブチル、又はアリール基又はヘテロアリール基
、特にフェニル基を表し、これらの基は場合によりヘテロ原子、例えば酸素原子
、硫黄原子又は窒素原子又は/及び好ましくはハロゲン、ヒドロキシ基、アミノ
基、スルホ基、ホスホ基、カルボキシ基、アルデヒド基、C〜C−アルコキ
シ基又は/及びC〜C−アルコキシカルボニル基から選択された複数個の置
換基を有し、又はR及びR8aも1個の環系を有していてもよく、 R、R10、R11及びR12はそれぞれ独立的に20個までのC原子を有す
る飽和又は不飽和の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基、例えばポリエーテル、フ
ェニル、鎖中に1〜3個のC原子を有するフェニルアルキルを表し、これらの環
状炭化水素基は場合によりヘテロ原子、例えば酸素原子、硫黄原子又は窒素原子
又は/及び好ましくはハロゲン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基、ホスホ基
、カルボキシ基、カルボニル基、アルコキシ基又は/及びアルコキシカルボニル
基から選択された1個以上の置換基を有していてもよく、又は基R〜R12
1個以上はそれぞれ隣接置換基と一緒に1個以上の多重結合を有していてもよい
環系を形成し、 −N(R)(R10)又は/及び=N(R11)(R12)は−OR又は/
及び=Oによって置換されていてもよく、 かつXは場合により電荷平衡のために存在するアニオンを表す〕 で示される化合物の、分析物の検出方法における標識基としての使用によって解
決された。
【0010】 一般式(I)の化合物は分析物を定性的又は/及び定量的に測定する方法にお
ける標識基として使用することができる。この測定は、水性液体、例えば体液、
例えば血液、血清、血漿又は尿の試料、廃水試料又は食品中で行うことができる
。該方法は、例えばキュベット中での湿式試験として又は適当な試薬キャリヤー
上での乾式試験として行うことができる。この場合分析物の測定は単一の反応に
よって又は連続的な反応によって行うことができる。意外にも一般式(I)の化
合物の使用は、分析物を測定するための化学的、特に医学的及び生物学的検出方
法、特に核酸配列決定法ならびにタンパク質分析において極めて良好な成果を示
した。
【0011】 一般式(I)の化合物は、蛍光色素が標識基として適当な、当業者に周知のす
べての化学的、医学的及び生物学的検出方法において使用することができる。こ
のために一般式(I)の化合物は、一般に検出すべき分析物に対して特異的な受
容体に共有結合される。これは一般に公知の方法で行われる。特異的受容体は適
当なすべての化合物又は適当なすべての分子であってよく、好ましくはペプチド
、ポリペプチド又は核酸である。これらの化合物又はこれらの化合物の複合体(
Konjugate)は例えば核酸−ハイブリダイゼーション法において、特に
核酸の配列決定又は免疫化学的方法のために使用することができる。このような
方法は、例えばSambrook et al.,Molecular Clo
ning,A Laboratory Manual,Cold Spring
Harborに記載されている。
【0012】 本発明の他の課題は、新規のカルボピロニン化合物を提供することであるが、
該化合物は特に分析物の検出方法において標識基として使用するために適してお
り、簡単で、安価な方法で製造でき、容易に取扱うことができかつ従来技術の欠
点を少なくとも部分的に回避する。
【0013】 前記課題は、一般式I:
【0014】
【化8】
【0015】 〔式中R〜R12及びXは上記したものを表す、ただしR〜R及びR
が水素であり、R、R8a及びR〜R12がメチル基である場合には、
が水素、メチル、イソプロピル、フェニル、2,6−ジメチルフェニル又は
2−イソプロペニルフェニルでないことを条件とする〕で示される化合物によっ
て解決された。
【0016】 化合物(I)の利点は、ほとんど任意の置換基変化によって個々の化合物の特
性、例えば分光学的特性、吸収−及び蛍光極大の位置、溶解特性、蛍光量子収率
及び−崩壊周期が著しく変化され、したがって所望のように選択されうることで
ある。このようにして試料、例えば血清、血液又は血漿等の中の有害物質による
妨害が低減され又は完全にすら回避される。式(I)の化合物の製造は自体公知
の方法により行うことができる。しかし好ましくはこの合成は、特に次ぎに記載
する、簡単で、安価な新規方法により行う。
【0017】 化合物(I)の好ましい種類では、RとR11又は/及びRとR12、R とR10又は/及びRとRが架橋されていて、1個以上の多重結合を有し
ていてもよい環系を形成する。好ましくは環系は5又は6員環を含む。
【0018】 Rは好ましくは水素、C〜C−アルキル又は芳香族環系を含む基、例え
ばカルボキシ基又は/及びハロゲンを含有する基、例えば2−カルボキシ−フェ
ニル、2−カルボキシ−テトラクロロフェニル又はペンタフルオロフェニルを表
す。R及びR8aは、好ましくはそれぞれ独立的にメチル、エチル又は/及び
置換されたフェニルである。
【0019】 特に好ましい化合物の種類の例は、一般式IVa〜IVe:
【0020】
【化9】
【0021】 〔式中破線は場合により二重結合を表し、二重結合が存在する場合には破線によ
り結合された基はなく、 R、R、R、R、R、R、R、R、R8a、R、R11、R 12 及びXは上記定義のものと同じであり、Rは生じる場合には同じか又は異な
っており、R〜Rと同様にに定義されている〕で表される。
【0022】 該化合物は、好ましくは共有結合を形成することのできる基、例えば−COO
H、−NH、−OH又は/及び−SHを有する。該化合物はこれらの結合基を
介して公知法によりキャリヤー又は/及び生体分子に結合されうる。キャリヤー
はあらゆる適当な材料、特に検出法にとって適当な材料、例えば多孔性ガラス、
プラスチック、イオン交換樹脂、デキストラン、セルロース、セルロース誘導体
又は/及び親水性ポリマーから成っていて良い。生体分子は好ましくはペプチド
、ポリペプチド、ヌクレオチド、ヌクレオシド、核酸、核酸類似物又は/及びハ
プテンから選択する。
【0023】 意外にも吸収極大及び蛍光量子収率は、上記のキャリヤー及び生体分子への本
発明の化合物の結合によって本質的には変化されない。
【0024】 本発明の化合物の具体的な例は次ぎの第1表に記載してある。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0033】
【表9】
【0034】 本発明の他の課題は、簡単に、環境認容的にかつ安価に実施できかつカルボピ
ロニンの公知の製造方法の欠点を少なくとも部分的に回避する、カルボピロニン
(Carbopyronin)化合物の製造方法を提供することであった。
【0035】 前記課題は本発明により、一般式(I):
【0036】
【化10】
【0037】 〔式中R〜R12及びXは請求項1で記載したものを表す〕で示される化合物
を製造するに当たり、一般式(II):
【0038】
【化11】
【0039】 〔式中R、R、R、R、R8a、R11及びR12は上に定義したもの
と同じである〕で示される化合物又はIIの脱水生成物を、一般式III:
【0040】
【化12】
【0041】 〔式中R〜R、R及びR10は請求項1で定義したものと同じであり、Y
はハロゲン、特に臭素、ヒドロキシ基又はチオ基を表す〕で示される化合物又は
それらの脱水生成物と、適当な溶剤中で酸性条件下で触媒の存在で反応させ、化
合物II又はそれらの脱水生成物と化合物IIIとの間に閉環によって形成され
る化合物を酸化によって反応させて構造Iを形成させることを特徴とする、一般
式(I)の化合物の製造方法によって解決された。また化合物II又はその脱水
生成物をIIIの脱水生成物と反応させることができ、この際直接−酸化段階な
しに−構造Iが生成する。
【0042】 該方法では、出発物質、生成物及び触媒、好ましくは三塩化ホウ素と相溶性が
ある、すべての適当な溶剤を使用することができる。溶剤は好ましくは非極性溶
剤、特に塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン又はクロロホルムである。
【0043】 酸としては常用の酸を使用することができる。酸は好ましくは無機酸、例えば
硫酸、リン酸又はポリリン酸である。
【0044】 酸化剤としては同様に常用の酸化剤を使用することができる。好ましくは酸化
剤はテトラブチルアンモニウムペリオデート(メタペリオデート)である。
【0045】 特に、該方法が中間生成物の単離なしに行うことができるのが有利である。こ
れは時間−、作業−及び材料消費の低減をもたらす。
【0046】 本発明を次ぎの実施例によって詳述する。図1、2、3および4は、本発明の
化合物 AZ2(17)、AZ13(20)、JA268(16)及びAZ11
(23)の吸収−及び蛍光スペクトルを示す。
【0047】 実施例 A.カルボピロニン化合物の本発明による製造方法 本発明方法の場合には、4−N,N−ジメチルアミノベンジルスルファニル酸
(ア−ロン(Aaron)及びバーカー(Barker)による方法(J.Ch
em.Soc.(1963),2655)で使用される)を、4−ヒドロキシメ
チル−N,N−ジメチルアニリンと代え、触媒としての三塩化ホウ素溶液の存在
でイソプロペニル誘導体と反応させてカプロピロニンを生成する。反応混合物を
、中間生成物を単離することなく濃硫酸と反応させて色素のロイコ塩基(Leu
kobase)を生成させる。アーロン及びバーカー(上記)の場合に使用する
酸化剤・二酸化鉛をテトラブチルアンモニウムペリオデート(メタペリオデート
)と代える。さらに酸化剤及びロイコ塩基から成るエタノール溶液を加熱して煮
沸させる、酸化はすでに数分後に終了していることが薄層クロマトグラフィーに
より認めることができる。
【0048】 酸化後に10%過塩素酸ナトリウム溶液を加えかつ水を徐々に滴加することに
よってカルボピロニンをエタノール溶液から難溶の過塩素酸塩として沈殿させる
【0049】 新規合成法は一般的に使用することができる。アニリン−、インドリン−、テ
トラヒドロキノリン−及び1,2−ジヒドロキノリン誘導体からフィルスマイヤ
ー(Vilsmaier)合成によって次ぎの還元によって相応のアルコールが
得られ、このものはイソプロペニル誘導体と反応されて色素を生成する。該合成
はアーロン及びバーカーの合成とは異なり1段階で進行する、つまり中間生成物
の単離は不要である。
【0050】 次ぎに化合物・JA261、JA262、AZ4、AZ14、JA267、J
A268、JF19、JF22及びJF17の合成処方を記載する。
【0051】 B.合成例 化合物JA261 N−メチル−N−(4−ヒドロキシメチル−フェニル)−4−アミノ酪酸エチ
ルエステル 1g(4mモル)及び3−(イソプロペニル)−N,N−ジメチル
アニリン0.71g(4.4mモル)を塩化メチレン20ml中に溶かす。撹拌
及び氷冷却下に1モルBCl溶液(塩化メチレン中)4mlを徐々に加える。
この溶液を室温で一晩中撹拌する。次ぎに反応混合物を濃硫酸(氷/メタノール
−浴中で冷却されている)20g中に滴加する。均質溶液ができるまで撹拌する
。塩化メチレンを回転蒸発器で留去する。硫酸溶液を冷却器に一晩中保存する。
次ぎにこの溶液を氷上に注ぎ、稀薄苛性ソーダ溶液で中和する。水溶液からクロ
ロホルムで抽出をする。集めた有機相を硫酸ナトリウムにより乾燥し、濾過し、
蒸発乾固する。残留物をエタノール200ml中に取り、60%過塩素酸塩10
滴及びテトラブチルアンモニウムペリオデート(メタペリオデート)0.17g
(0.39mモル)を加える。この溶液を30分還流加熱する。冷却された溶液
を水1l中の過塩素酸ナトリウム20gの溶液中に滴加する。一晩中撹拌する。
緑色の光沢を有する沈殿を濾取して、乾燥器で五酸化リンにより乾燥する。
【0052】 収量:0.56g CDClにおけるH−NMRデータ:
【0053】
【外1】
【0054】 化合物JA262 JA261 100mgをアセトン20ml、水40ml及び2N塩酸2ml
から成る混合物中に溶かす。この溶液を還流加熱する(内部温度:64℃)。2
4時間後に溶液を冷却し、10%の過塩素酸ナトリウム水溶液10mlを加える
。沈殿物を濾取し、乾燥する。
【0055】 収量:0.04g 化合物AZ4 4−(5−ヒドロキシメチルインドリン−1−イル)−酪酸エチルエステル1
.00g(4.25mモル)及び3−(イソプロペニル)−N,N−ジメチルア
ニリン0.76g(4.25mモル)を塩化メチレン15ml中に溶かし、氷冷
却下でヘキサン中の三塩化ホウ素の1モル溶液4.25ml(4.25mモル)
を滴加する。反応混合物を室温で30分撹拌する。次ぎに反応混合物を濃硫酸1
0ml中に滴加し、室温で1時間撹拌する。濃赤色の反応混合物を氷冷却したエ
タノール100ml中に滴加し、テトラブチルアンモニウムペリオデート(メタ
ペリオデート)0.78g(1.8mモル)を加え、3分間加熱して煮沸させる
。室温に冷却し、20%過塩素酸ナトリウム溶液 50mlを加える。次ぎに水
300mlを滴加して色素を完全に沈殿させる。結晶質生成物を濾取し、乾燥器
で真空下でSICAPENT(登録商標)で乾燥させる。
【0056】 収量:0.7g アセトン−dにおけるH−NMRデータ:
【0057】
【外2】
【0058】 化合物AZ14 AZ4 4g(8mモル)を水30ml及びアセトン20ml中に溶かし、2
N塩酸mlを加える。反応混合物を18時間還流加熱する。クロロホルム50m
lを加え、有機相を分離する。さらにクロロホルムで3回抽出した後集めた有機
相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムにより乾燥する。色素溶液を回転蒸発器により
蒸発乾固し、次いでカラムクロマトグラフィーにより精製する。
【0059】 アセトン−dにおけるH−NMRデータ:
【0060】
【外3】
【0061】 化合物JA267 4−(6−ヒドロキシメチル−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノル−1−イル)−酪酸エチルエステル1.2g(3.8mモル)及び3−(イ
ソプロペニル)−N,N−ジメチルアニリン0.68g(3.8mモル)を塩化
メチレン30ml中に溶かす。撹拌及び氷冷却下に塩化メチレン中のBCl
1モル溶液4mlを徐々に加える。この溶液を室温で20分撹拌する。次いで反
応混合物を濃硫酸20ml中に滴加する。均質溶液ができるまで撹拌する。塩化
メチレンを回転蒸発器により留去し、硫酸溶液を室温で1時間撹拌する。残留物
を氷冷却したエタノール400ml中に取る。それにテトラブチルアンモニウム
ペリオデート(メタペリオデート)1.2g(2.7mモル)を加える。この溶
液を短時間加熱煮沸し、冷却し、20%過塩素酸溶液200mlを加える。次ぎ
に水500mlを滴加する。沈殿物を濾取し、乾燥器で乾燥する。
【0062】 化合物JA268 JA267 1.8gを、アセトン50ml、水50ml及び2N塩酸5ml
から成る混合物中で6時間還流加熱する。溶剤を留去し、残留物をクロマトグラ
フィーにより精製する。
【0063】 化合物JF19 乾燥テトラヒドロフラン10ml中の2,10−ビス−(ジメチルアミノ)−
アントロン50mg(0.16mモル)の溶液に、アルゴン保護ガス雰囲気内で
室温でジエチルエーテル中の3Mメチルマグネシウム臭化物溶液0.27ml(
0.81mモル)を滴加する。反応終了後に氷−水−浴中で冷却し、反応混合物
をエタノール50ml中に溶かし、トリフルオロ酢酸で酸性化する。この溶液を
クロロホルム50ml及び水50mlから成る混合物中で懸濁する。有機相を分
離し、回転蒸発器により蒸発乾固し、エタノール中に溶かす。次ぎに過塩素酸ナ
トリウムの25%水溶液100ml中に滴加する。この滴加終了後さらに水30
0mlを滴加する。沈殿する色素を濾取し、真空乾燥する。
【0064】 収量:0.04g 化合物JF22 リチウム粉末(ナトリウム0.5%、金属社会(Metallgesells
chaft))11mg(1.6mモル)をアルゴン保護下に乾燥ジエチルエー
テル2ml中で懸濁する。これにジエチルエーテル4ml中の1−ブロム−2,
6−ジエチルベンゾール0.17g(0.8mモル)の溶液を撹拌下に滴加する
。この滴加終了後に室温で15分撹拌する。懸濁液をガラス綿により濾過して残
存しているリチウム残部を除去する。これによって得られた溶液を室温で乾燥テ
トラヒドロフラン10ml中の2,10−ビス−(ジメチルアミノ)−アントロ
ン50mg(0.16mモル)の溶液中に滴加する。反応の終了後に氷−水−浴
中で冷却し、反応混合物をエタノール50ml中で溶かし、トリフルオロ酢酸で
酸性化する。この溶液をクロロホルム50ml及び水50mlから成る混合物中
で懸濁する。有機相を分離し、回転蒸発器により蒸発乾固し、シリカゲルにより
カラムクロマトグラフィー精製する。色素画分を回転蒸発器により蒸発乾固した
後、エタノール中に溶かし、次いで過塩素酸ナトリウムの25%水溶液100m
l中に滴加する。次いで水300mlをさらに滴加する。沈殿する色素を濾取し
、真空乾燥する。
【0065】 収量:0.02g 化合物JF17 2−(2−ブロモフェニル)−4,4−ジメチル−2−オキサゾリン0.14
g(0.55mモル)を保護ガス(アルゴン)下にテトラヒドロフラン7.5m
l中に溶かし、−78℃に冷却する。これにヘキサン酸中のt−ブチルリチウム
の1.6M溶液0.7ml(1.1mモル)を滴加すると、温度は−75℃以下
になっている。滴加終了後15分間撹拌する。この溶液に乾燥テトラヒドロフラ
ン2ml中の2,10−ビス−(ジメチルアミノ)−アントロン34mg(0.
11mモル)を加える。この際温度は−70℃超えるべきではない。次ぎに加温
して−60℃にし、3時間撹拌する。冷却浴を除去し、室温に加温する。24時
間後に氷−水−浴中で冷却し、反応混合物をエタノール50ml中に溶かし、ト
リフルオロ酢酸で酸性化する。この溶液をクロロホルム50ml及び水50ml
から成る混合物中で懸濁する。有機相を分離し、回転蒸発器により蒸発乾固し、
カラムクロマトグラフィーにより精製する。色素画分を回転蒸発器により蒸発乾
固し、エタノール中に取り、次ぎに過塩素酸ナトリウムの25%水溶液100m
l中に滴加する。滴加終了後になお水300mlを滴加する。沈殿する色素を濾
取して真空乾燥する。
【0066】 化合物AZ18 1.段階: 3−(N,N−ジメチルアミノ)−トリフェニルカルビノール マグネシウム2.8g(0.12mモル)及びジエチルエーテル(無水)10
mlにブロモベンゾール2.6g(0.02モル)を加える。反応を開始するた
めに少し加温する。反応開始は反応混合物の濁りにより認めることができる。次
ぎにブロモベンゾール16.2g(0.1モル)をエーテル15ml中に溶かし
、反応混合物中に滴加する。1時間還流加熱すると、マグネシウムはほとんど完
全に溶解する。氷浴で冷却後に無水エ−テル15ml中の3−ジメチルアミノ安
息香酸メチルエステル10g(0.055モル)から成る溶液を滴加する。この
滴加後に反応混合物を2時間還流加熱し、冷却し、滴状に水を加えて加水分解す
る。水50ml及びエーテル50mlを加え、白色沈殿が再び溶解するまで飽和
塩化アンモニウム溶液を加える。水相からエーテルで抽出を行う。集めた有機相
を飽和炭酸水素ナトリウム及び水で洗浄する。次ぎに硫酸ナトリウムにより乾燥
し、溶剤を留去する。残存する単黄色油状物を次ぎの反応のために直接使用する
ことができる。
【0067】 2.段階: AZ 18 N,N−ジメチル−4−ヒドロキシメチル−アニリン0.6g(3mモル)及
び3−(N,N−ジメチルアミノ)−トリフェニルカルビノール0.9g(3m
モル)を塩化メチレン30ml中に溶かす。撹拌及び氷冷却下に塩化メチレン中
のBClの1モル溶液4mlを徐々に加える。この溶液を室温で2時間撹拌す
る。次ぎに反応混合物を70%硫酸20ml中に滴加する。塩化メチレンを回転
蒸発器で留去し、硫酸溶液を室温で20時間撹拌する。残留物を氷冷却したエタ
ノール100ml中に徐々に溶かす。さらにテトラブチルアンモニウムペリオデ
ート(メタペリオデート)1.2g(2.7mモル)を加える。この溶液を短時
間加熱煮沸し、冷却しかつ過塩素酸ナトリウム20%溶液100mlを加える。
次いで水250mlを滴加する。沈殿物を濾取し、乾燥器で乾燥する。
【0068】 化合物JF 30 15%t−ブチルリチウム溶液(n−ペンタン中)1.85ml(3.05m
モル)を−78℃で、乾燥テトラヒドロフラン20ml中の2−(4−ブロモフ
ェニル)−4,4−ジメチル−2−オキサゾリン0.39gの溶液に加えると、
温度は−70℃以下になっている。完全な添加後に乾燥テトラヒドロフラン30
ml中の3,6−ビス−(ジメチルアミノ)−アントロン150mg(0.48
mモル)を加えると、温度は−60℃以下になっている。この溶液を室温に加温
し、室温で18時間撹拌する。氷−水−浴で冷却し、反応混合物をエタノール5
0ml中に溶かし、トリフルオロ酢酸で酸性化する。この溶液をクロロホルム5
0ml及び水50mlから成る混合物中で懸濁する。有機相を分離し、回転蒸発
器により蒸発乾固し、シリカゲルによりカラムクロマトグラフィー精製する。色
素を15%エタノール性クロロホルムで溶離する。生成物相を回転蒸発器により
蒸発乾固し、エタノール中に溶かし、次いで過塩素酸ナトリウムの25%水溶液
100ml中に滴加する。滴加終了後になお水300mlを滴加する。沈殿する
色素を濾取し、真空乾燥器で五酸化リンにより乾燥する。
【0069】 収率:50%(クロマトグラフィー後の結晶質物質) 化合物JF 31 JF30 80mg(0.14mモル)を、2M塩酸及びアセトンから成る1
:3混合物10ml中で40分還流加熱する。冷却し、クロロホルム及び水から
成る1:1混合物50ml中で懸濁する。水相を飽和炭酸水素ナトリウムで中和
する。有機相を分離し、水相に20%エタノール性クロロホルムで抽出を数回施
す。集めた有機相を蒸発濃縮し、シリカゲルによりカラムクロマトグラフィー精
製する。色素を20%エタノール性クロロホルムで溶離する。生成物相を回転蒸
発器により蒸発乾固した後エタノール中に溶かし、次いで過塩素酸ナトリウムの
25%水溶液中に滴加する。この滴加の終了後なお水300mlを滴加する。沈
殿する色素を濾取し、真空乾燥器で五酸化リンにより乾燥する。
【0070】 収率:72%(クロマトグラフィー後の結晶質物質) 化合物JF 32 JF31 70mg(0.12mモル)を、エタノール及び水1:1中の10
%水酸化ナトリウム溶液中で1時間還流加熱する。トリフルオロ酢酸でpH=8
に調節し、有機相を分離する。水相から20%エタノール性クロロホルムで数回
抽出を行う。この抽出は、水相中にほとんどもう色素が存在しなくなる(酸性化
によってテスト)まで幾度も反復する。一緒にした有機相をトリフルオロ酢酸で
pH=2に調節し、蒸発濃縮し、シリカゲルによりカラムクロマトグラフィー精
製する。該色素を10%エタノール性クロロホルムで溶離する。生成物相を回転
蒸発器により蒸発乾固した後、エタノール中に溶かし、次いで過塩素酸ナトリウ
ムの25%水溶液100ml中に滴加する。この添加の終了後になお水300m
lを滴加する。沈殿する色素を濾取し、真空乾燥器で五酸化リンにより乾燥する
【0071】 収率:57%(クロマトグラフィー後の結晶質物質) 化合物JF42 JF17 70mg(0.12mモル)を、エタノール/水(1:1)中の水
酸化ナトリウム3gの溶液30ml中で還流加熱する。冷却し、溶液を半濃縮し
た塩酸で中和する。該色素を次ぎに水を滴加して沈殿させる。生成物を濾取し、
真空乾燥器で五酸化リンにより乾燥する。
【0072】 化合物JF36 6−(2−カルボキシベンゾイル)−N−エチル−1,2,3,4−テトラヒ
ドロキノリン25.3g(0.1モル)及びN−エチル−7−イソプロペニル−
1,2,3,4−テトラヒドロキノリン20.1(0.1モル)をジクロロメタ
ン500ml中に溶かし、五酸化リンを加える。2時間還流加熱し、冷却し、真
空で溶剤を留去する。残留物に濃硫酸を加える。この溶液を室温で30分撹拌す
る。そこで氷冷却したエタノール1000ml中の硫酸溶液を加え、60%過塩
素酸50ml及び5lを滴加する。沈殿した色素を濾取し、真空乾燥器で五酸化
リンにより乾燥する。
【0073】 化合物JF37 6−(2−カルボキ−3,4,5,6−テトラクロロベンゾイル)−N−エチ
ル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン39.1g(0.1モル)及びN−
エチル−7−イソプロペニル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン20.1
(0.1モル)をジクロロメタン500ml中に溶かし、五酸化リン60gを加
える。2時間還流加熱し、冷却し、真空で溶剤を留去する。残留物に濃硫酸を加
える。この溶液を室温で30分撹拌する。次いで氷冷却したエタノール1000
ml中の硫酸溶液を加え、60%過塩素酸50ml及び5lを滴加する。沈殿し
た色素を濾取し、真空乾燥器で五酸化リンにより乾燥する。
【0074】 C.複合体形成のための例 JA262−活性エステル(Aktivester) JA262 0.1mモルをN−ヒドロキシスクシンイミド0.2mモル及び
ジシクロヘキシルカルボジイミド0.2mモルと一緒にアセトニトリル20ml
中に溶かす。室温で4時間撹拌し、生成物混合物を蒸発濃縮する。精製をクロマ
トグラフィーにより行う (HPLC、RP18)。
【0075】
【化13】
【0076】 JF43−マレインイミド JF43100mg(0.16mモル)を乾燥DMSO10ml中に溶かし、
無水マレイン酸酸100mg(1mモル)を加える。この溶液を室温で24時間
撹拌する。過塩素酸ナトリウムの10%水溶液50mlを滴加し、沈殿する色素
を濾取する。この色素を酢酸ナトリウム25mgと一緒に無水酢酸5ml中に懸
濁し、30分間80℃に加熱する。過塩素酸ナトリウムの10%水溶液30ml
を滴加する。該色素を濾取し、乾燥する。
【0077】
【化14】
【0078】 JF43−システイン−複合体 JF43−マレインイミド70mg(0.1mモル)をエタノール20ml中
に溶かし。システイン12mg(0.1mモル)を滴加する。室温で30分撹拌
する。次ぎに過塩素酸ナトリウムの10%水溶液50mlを滴加し、沈殿する色
素を濾取して乾燥する。
【0079】
【化15】
【0080】 JA262−dUTP−複合体 5−(3−アミノアリル)−dUTP 10μモルを0.1Mホウ酸ナトリウ
ム緩衝液0.5ml(pH8)中に溶かし、アミン不含のジメチルホルムアミド
1ml中のJA262−活性エステル5μモルから成る溶液を加える。この溶液
を室温で15時間撹拌する。この溶液を真空で留去し、残留物をクロマトグラフ
ィーにより精製する(RP18)。
【0081】
【化16】
【0082】 JA262−ジゴキシン−3−カルボキシメチルエーテル−ジアミノジオキサオ
クタン−複合体 (Dig−CME−DADOO) JA262−活性エステル0.02mモルを、アセトニトリル中のDig−C
ME−DADOO 0.02mモルと一緒に撹拌する。溶剤を留去し、残留物を
クロマトグラフィーにより精製する。
【0083】
【化17】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の化合物AZ2(17)の吸収−及び蛍光スペクトルを示す。
【図2】 図2は本発明の化合物AZ13(20)の吸収−及び蛍光スペクトルを示す。
【図3】 図3は本発明の化合物JA268(16)の吸収−及び蛍光スペクトルを示す
【図4】 図4は本発明の化合物AZ11(23)の吸収−及び蛍光スペクトルを示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月7日(2001.5.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【化1】 〔式中 R、R、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立的に水素、ハロゲ
ン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基又はカルボキシ基又はアルデヒド基又は
20個までのC原子を有する飽和又は不飽和の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基
を表し、この炭化水素基はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロア
ルキル基、アリール基、特にフェニル基又は/及びヘテロアリール基を有しかつ
場合によりヘテロ原子、例えば酸素原子、硫黄原子又は窒素原子又は/及び好ま
しくはハロゲン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基、ホスホ基、カルボキシ基
、アルデヒド基、C〜C−アルコキシ基又は/及びC〜C−アルコキシ
カルボニル基から選択された複数個の置換基を有し、 又は基R〜Rの1個以上はそれぞれ隣接置換基と一緒に、1個以上の多重結
合を有していてもよい環系を形成し、 R及びR8aはそれぞれ独立的に、20個までの炭素原子を有する飽和又は不
飽和の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基、例えばC〜C−アルキル基、特に
メチル、エチル、プロピル又は/及びブチル、又はアリール基又はヘテロアリー
ル基、特にフェニル基を表し、これらの基は場合によりヘテロ原子、例えば酸素
原子、硫黄原子又は窒素原子又は/及び好ましくはハロゲン、ヒドロキシ基、ア
ミノ基、スルホ基、ホスホ基、カルボキシ基、アルデヒド基、C〜C−アル
コキシ基又は/及びC〜C−アルコキシカルボニル基から選択された1個以
上の置換基を有し、 又はR及びR8aは1個の環系を形成してもよく、 R、R10、R11及びR12はそれぞれ独立的に水素、20個までのC原子
を有する飽和又は不飽和の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基、例えばポリエーテ
ル、フェニル、鎖中に1〜3個のC原子を有するフェニルアルキルを表し、これ
らの炭化水素基は場合によりヘテロ原子、例えば酸素原子、硫黄原子又は窒素原
子又は/及び好ましくはハロゲン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基、ホスホ
基、カルボキシ基、カルボニル基、アルコキシ基又は/及びアルコキシカルボニ
ル基から選択された1個以上の置換基を有していてもよく、又は基R〜R12 の1個以上はそれぞれ隣接置換基と一緒に1個以上の多重結合を有していてもよ
い環系を形成し、 −N(R11)(R12)又は/及び=N(R)(R10)は−OR又は/
及び=Oによって置換されていてもよく、 かつXは場合により電荷平衡のために存在するアニオンを表す〕 で示される化合物の、分析物の検出方法における標識基としての使用。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【化2】 〔式中R〜R12及びXは請求項1で記載したものを表す、ただしR〜R 及びR〜Rが水素であり、R、R8a及びR〜R12がメチル基である
場合には、Rが水素、ヒドロキシル、メチル、イソプロピル、t−ブチル、フ
ェニル、o−トリル、p−トリル、2,6−ジメチルフェニル、2−t−ブチル
フェニル、2−イソプロペニルフェニル又は4−ジアミノメチルフェニルでない
ことを条件とする〕で示される化合物。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正の内容】
【化3】 〔式中R〜R12及びXは請求項1で記載したものを表す〕で示される化合物
の製造方法において、一般式II:
【化4】 〔式中R、R、R、R、R8a、R11、R12は請求項1で定義した
ものと同じである〕で示される化合物又はIIの脱水生成物を、一般式III:
【化5】 〔式中R〜R、R及びR10は請求項1で定義したものと同じであり、Y
はハロゲン、特に臭素、ヒドロキシ基又はチオ基を表す〕で示される化合物と、
適当な溶剤中で酸性条件下で触媒の存在で反応させ、化合物II又はそれらの脱
水生成物と化合物IIIとの間に閉環によって形成される化合物を酸化によって
反応させて色素を生成させることを特徴とする、一般式Iの化合物の製造方法。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】 〔式中 R、R、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立的に水素、ハロゲ
ン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基又はカルボキシ基又はアルデヒド基又は
20個までのC原子を有する飽和又は不飽和の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基
を表し、この炭化水素基はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロア
ルキル基、アリール基、特にフェニル基又は/及びヘテロアリール基を有しかつ
場合によりヘテロ原子、例えば酸素原子、硫黄原子又は窒素原子又は/及び好ま
しくはハロゲン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基、ホスホ基、カルボキシ基
、アルデヒド基、C〜C−アルコキシ基又は/及びC〜C−アルコキシ
カルボニル基から選択された複数個の置換基を有し、 又は基R〜Rの1個以上はそれぞれ隣接置換基と一緒に、1個以上の多重結
合を有していてもよい環系を形成し、 R及びR8aはそれぞれ独立的に20個までのC原子を有する飽和又は不飽和
の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基、例えばC〜C−アルキル基、特にメチ
ル、エチル、プロピル又は/及びブチル、又はアリール基又はヘテロアリール基
、特にフェニル基を表し、これらの基は場合によりヘテロ原子、例えば酸素原子
、硫黄原子又は窒素原子又は/及び好ましくはハロゲン、ヒドロキシ基、アミノ
基、スルホ基、ホスホ基、カルボキシ基、アルデヒド基、C〜C−アルコキ
シ基又は/及びC〜C−アルコキシカルボニル基から選択された複数個の置
換基を有し、又はR及びR8aも1個の環系を有していてもよく、 R、R10、R11及びR12はそれぞれ独立的に20個までのC原子を有す
る飽和又は不飽和の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基、例えばポリエーテル、フ
ェニル、鎖中に1〜3個のC原子を有するフェニルアルキルを表し、これらの環
状炭化水素基は場合によりヘテロ原子、例えば酸素原子、硫黄原子又は窒素原子
又は/及び好ましくはハロゲン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基、ホスホ基
、カルボキシ基、カルボニル基、アルコキシ基又は/及びアルコキシカルボニル
基から選択された1個以上の置換基を有していてもよく、又は基R〜R12
1個以上はそれぞれ隣接置換基と一緒に1個以上の多重結合を有していてもよい
環系を形成し、 −N(R11)(R12)又は/及び=N(R)(R10)は−OR又は/
及び=Oによって置換されていてもよく、 かつXは場合により電荷平衡のために存在するアニオンを表す〕 で示される化合物の、分析物の検出方法における標識基としての使用によって解
決された。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0041】 〔式中R〜R、R及びR10は請求項1で定義したものと同じであり、Y
はハロゲン、特に臭素、ヒドロキシ基又はチオ基を表す〕で示される化合物と、
適当な溶剤中で酸性条件下で触媒の存在で反応させ、化合物II又はそれらの脱
水生成物と化合物IIIとの間に閉環によって形成される化合物を酸化によって
反応させて構造Iを形成させることを特徴とする、一般式(I)の化合物の製造
方法によって解決された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 487/04 137 C07D 487/04 137 4H056 C09B 3/00 C09B 3/00 C09K 11/06 C09K 11/06 G01N 33/58 G01N 33/58 A Z (72)発明者 アレクサンダー ツィレス イギリス国 リーズ ウエスト ヨークシ ャー メスリー テラス 16 Fターム(参考) 2G045 CA25 CA26 DA12 DA13 DA14 DA36 FB02 FB03 FB07 FB12 GC10 GC15 4C034 CJ03 4C050 AA01 BB04 CC04 EE02 FF02 GG01 HH01 4C065 AA01 AA19 BB04 BB09 CC01 DD02 EE02 HH02 HH09 JJ01 KK02 KK03 KK04 KK09 LL01 PP01 QQ02 4C204 BB05 BB09 CB12 DB01 EB01 FB03 FB23 GB32 4H056 BA01 BA02 BB02 BC01 BD01 BD05 BE02 BF02 BF07 BF26 BF33 BF34 BF38

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I: 【化1】 〔式中 R、R、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立的に水素、ハロゲ
    ン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基又はカルボキシ基又はアルデヒド基又は
    20個までのC原子を有する飽和又は不飽和の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基
    を表し、この炭化水素基はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロア
    ルキル基、アリール基、特にフェニル基又は/及びヘテロアリール基を有しかつ
    場合によりヘテロ原子、例えば酸素原子、硫黄原子又は窒素原子又は/及び好ま
    しくはハロゲン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基、ホスホ基、カルボキシ基
    、アルデヒド基、C〜C−アルコキシ基又は/及びC〜C−アルコキシ
    カルボニル基から選択された複数個の置換基を有し、 又は基R〜Rの1個以上はそれぞれ隣接置換基と一緒に、1個以上の多重結
    合を有していてもよい環系を形成し、 R及びR8aはそれぞれ独立的に、20個までの炭素原子を有する飽和又は不
    飽和の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基、例えばC〜C−アルキル基、特に
    メチル、エチル、プロピル又は/及びブチル、又はアリール基又はヘテロアリー
    ル基、特にフェニル基を表し、これらの基は場合によりヘテロ原子、例えば酸素
    原子、硫黄原子又は窒素原子又は/及び好ましくはハロゲン、ヒドロキシ基、ア
    ミノ基、スルホ基、ホスホ基、カルボキシ基、アルデヒド基、C〜C−アル
    コキシ基又は/及びC〜C−アルコキシカルボニル基から選択された1個以
    上の置換基を有し、 又はR及びR8aは1個の環系を形成してもよく、 R、R10、R11及びR12はそれぞれ独立的に水素、20個までのC原子
    を有する飽和又は不飽和の直鎖、枝分れ又は環状炭化水素基、例えばポリエーテ
    ル、フェニル、鎖中に1〜3個のC原子を有するフェニルアルキルを表し、これ
    らの炭化水素基は場合によりヘテロ原子、例えば酸素原子、硫黄原子又は窒素原
    子又は/及び好ましくはハロゲン、ヒドロキシ基、アミノ基、スルホ基、ホスホ
    基、カルボキシ基、カルボニル基、アルコキシ基又は/及びアルコキシカルボニ
    ル基から選択された1個以上の置換基を有していてもよく、又は基R〜R12 の1個以上はそれぞれ隣接置換基と一緒に1個以上の多重結合を有していてもよ
    い環系を形成し、 −N(R)(R10)又は/及び=N(R11)(R12)は−OR又は/
    及び=Oによって置換されていてもよく、 かつXは場合により電荷平衡のために存在するアニオンを表す〕 で示される化合物の、分析物の検出方法における標識基としての使用。
  2. 【請求項2】 化合物Iが検出すべき分析物に対して特異的な受容体に共有
    結合される、請求項1記載の使用。
  3. 【請求項3】 検出方法を核酸−ハイブリダイゼーション方法及び免疫化学
    的方法から選択する、請求項1又は2記載の使用。
  4. 【請求項4】 一般式I: 【化2】 〔式中R〜R12及びXは請求項1で記載したものを表す、ただしR〜R 及びR〜Rが水素であり、R、R8a及びR〜R12がメチル基である
    場合には、Rが水素、メチル、イソプロピル、フェニル、2,6−ジメチルフ
    ェニル又は2−イソプロペニルフェニルでないことを条件とする〕で示される化
    合物。
  5. 【請求項5】 RとR11又は/及びRとR12、RとR10又は/
    及びRとRが架橋されていて、1個以上の多重結合を有していてもよい、好
    ましくは5又は6員環を含む環系を形成する、請求項4記載の化合物。
  6. 【請求項6】 Rが水素、C〜C−アルキル又は1個の芳香族環系を
    含む基を表す、請求項4又は5記載の化合物。
  7. 【請求項7】 R及びR8aが、それぞれ独立的にメチル、エチル又は/
    及びフェニルである、請求項4から6までのいずれか1項記載の化合物。
  8. 【請求項8】 化合物が一般式IVa〜IVe: 【化3】 〔式中破線は場合により二重結合を表し、二重結合が存在する場合には破線によ
    り結合された基Rはなく、 R、R、R、R、R、R、R、R8a、R、R11、R12
    びXは請求項1で定義したものと同じであり、 Rは生じる場合には同じか又は異なっていてもよく、R〜Rと同様にして請
    求項1に定義されている〕の1つに相当する、請求項4から6までのいずれか1
    項記載の化合物。
  9. 【請求項9】 化合物が共有結合を形成することのできる基を有する、請求
    項4から8までのいずれか1項記載の化合物。
  10. 【請求項10】 前記結合基が−COOH、−NH、−OH又は/及び−
    SHである、請求項9記載の化合物。
  11. 【請求項11】 化合物が結合基を介してキャリヤー又は/及び生体分子に
    結合されている、請求項9又は10記載の化合物。
  12. 【請求項12】 キャリヤーが、多孔性ガラス、イオン交換体樹脂、デキス
    トラン、セルロース、セルロース誘導体又は/及び親水性ポリマーである、請求
    項10記載の化合物。
  13. 【請求項13】 生体分子がペプチド、ポリペプチド、ヌクレオチド、ヌク
    レオシド、核酸、核酸類似体又は/及びハプテンから選択されている、請求項1
    0記載の化合物。
  14. 【請求項14】 一般式I: 【化4】 〔式中R〜R12及びXは請求項1で記載したものを表す〕で示される化合物
    の製造方法において、一般式II: 【化5】 〔式中R、R、R、R、R8a、R11、R12は請求項1で定義した
    ものと同じである〕で示される化合物又はIIの脱水生成物を、一般式III: 【化6】 〔式中R〜R、R及びR10は請求項1で定義したものと同じであり、Y
    はハロゲン、特に臭素、ヒドロキシ基又はチオ基を表す〕で示される化合物又は
    それらの脱水生成物と、適当な溶剤中で酸性条件下で触媒の存在で反応させ、化
    合物II又はそれらの脱水生成物と化合物III又はそれらの脱水生成物との間
    に閉環によって形成される化合物を場合により酸化によって反応させて色素を生
    成させることを特徴とする、一般式Iの化合物の製造方法。
  15. 【請求項15】 溶剤が無極性溶剤、特に塩化メチレン、1,2−ジクロロ
    エタン又はクロロホルムである、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 触媒が三塩化ホウ素である、請求項14又は15記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 酸が硫酸、リン酸又はポリリン酸である、請求項14から
    16までのいずれか1項記載の方法。
  18. 【請求項18】 酸化剤がテトラブチルアンモニウムペリオデート(メタペ
    リオデート)である、請求項14から17までのいずれか1項記載の方法。
  19. 【請求項19】 化合物(I)を中間生成物の単離なしに製造する、請求項
    14から18までのいずれか1項記載の方法。
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