JP2002542133A - 不活性ガス下における運搬手段を有する焼却による廃棄物処理装置 - Google Patents

不活性ガス下における運搬手段を有する焼却による廃棄物処理装置

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JP2002542133A
JP2002542133A JP2000601101A JP2000601101A JP2002542133A JP 2002542133 A JP2002542133 A JP 2002542133A JP 2000601101 A JP2000601101 A JP 2000601101A JP 2000601101 A JP2000601101 A JP 2000601101A JP 2002542133 A JP2002542133 A JP 2002542133A
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carrier
waste
door
heat treatment
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ミーユ,フィリップ
ルフェブル,パトリック
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ネクサス テクノロジーズ
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Abstract

(57)【要約】 装置は、焼却によって処理する廃棄物を受け入れる、運搬台(12)が循環している、ほぼ水平な焼却炉(20)と;廃棄物を積載した各々の運搬台を、不活性ガス雰囲気下で、焼却炉の気密出入り用ドアーに運ぶためで、かつ廃棄物を焼却処理後に、不活性ガス雰囲気下で、焼却炉の、気密出入り用ドアかまたは気密ドアー(23)において、回収することができる、運搬手段(40)と;各々の運搬手段(40)を、運搬台から焼却炉(20)へ、またはこの反対への移動手段(45)と;つけ加えて運搬手段(40)が各々の運搬台を焼却炉へ、またはこの反対に移動している間における、運搬手段(40)と焼却炉(20)との間の気密結合確立手段(22,24)と;を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、焼却による廃棄物処理用設備に関する。
【0002】 すでに以下のことは公知であって、欧州特許公開第0505278号(EP−
A−0505278)による、排出物が環境を破壊する固体廃棄物用処理装置が
、順番に脱水チャンバーと、焼却チャンバーと、焼却チャンバーの下流側の冷却
用チャンバーとを組み込んだ炉を具備している。
【0003】 チャンバーは、ジャキにより操作されるギロチンドアー(guillotim
e door)により、ほぼ気密状態で、お互いに遮断されていて;脱水チャン
バーおよび焼却チャンバーの間のドアーと、焼却チャンバーおよび冷却用チャン
バーの間のドアーとは、気密ハウジング(tight housing)内で垂
直に移動し、リフトシリンダーの閉操作はパッキン箱(stuffing−bo
x)により行なわれる。つけ加えると、気密ドアーが、脱水チャンバーの入り口
と、冷却用チャンバーの出口とに備えられていて、そのために、脱水チャンバー
および冷却用チャンバーは、外側および/または焼却炉と向き合って、随意に遮
断されている。境界は、従って、廃棄物を送り込んでいる間と、残留物を取り出
している間との、焼却区域への空気の侵入を調節する。従って、必要に応じて、
廃棄物が脱水チャンバーに送り込まれている際に、脱水チャンバーを焼却チャン
バーから遮断すること、および残留物が第三のチャンバーに取り出されている際
に、焼却チャンバーを脱水チャンバーから遮断することが交互にある。 処理される廃棄物が運搬台に載置され、運搬台はラック駆動ジャッキ機構によ
り、一つのチャンバーから他のチャンバーへ通ってゆく。
【0004】 そのような設備は、全体的には満足すべきものである。 しかしながら、焼却チャンバーを脱水チャンバーから遮断するドアーと、冷却
用チャンバーから遮断するドアーとに固有な技術的手段を、保守および補修する
ことは困難である。その結果、保守および補修費のコストが高くなる。 さらに、炉内部におけるドアーの存在は、運搬台の移動のために複雑な装置の
使用を必要とする。
【0005】 本発明は、特にこれらの不利な点を克服することを目的としている。 この目的のために、廃棄物熱処理装置を提供していて、廃棄物熱処理装置が: −ほぼ水平であって、焼却によって処理することを目的とした廃棄物を受け入
れる、少なくとも一台の運搬台を受け入れることを目的とした焼却炉、 を具備していて、 −廃棄物を積載した各々の運搬台を、不活性ガス雰囲気下で、焼却炉の気密出
入り用ドアーに運ぶためで、かつ運搬台を、焼却処理後に、不活性ガス雰囲気下
で、焼却炉の、気密出入り用ドアーかまたは気密出口ドアーにおいて回収するた
めの、運搬台用運搬手段と; −各々の運搬台を、運搬手段から焼却炉へ、またはこの反対への移動手段と; −各々の運搬台を、運搬手段から焼却炉へ、またはこの反対に移動している間
における、運搬手段と焼却炉との間の気密結合確立手段と; を特徴としている。
【0006】 従って、焼却炉において、どのようなチャンバーも通過することなく、出入り
用ドアー(複数の出入り用ドアー)に直接出入りすることが可能となる。 さらに、焼却炉の内部に、通行を妨げるドアーはない。運搬手段は、廃棄物を
積載した運搬台が焼却炉に送り込まれる際、および残留物を積載した運搬台が焼
却炉から回収される際の両方の際に、不活性ガス雰囲気下で、焼却炉を外側から
、または外側を焼却炉から遮断するスクリーンとしての役割を確実に果している
【0007】 好適な実施の形態において、焼却炉は数台の運搬台を焼却炉の中で、気密入り
口ドアーと気密出口ドアーとの間を搬送する手段を具備している。
【0008】 代りに、装置が複数の独立したチャンバーを具備していて、各々のチャンバー
は廃棄物を積載したそれぞれの運搬台用の焼却炉を形成しており、各々のチャン
バーが運搬台通行用の気密出入用ドアーを有していて、これらのチャンバーの各
々が運搬手段により操作されてもよい。
【0009】 装置は、好ましくはまた、残留物を積載していて気密出入用ドアーを備えてい
て、運搬手段により操作される、各々の運搬台のための冷却区域を具備している
。 運搬台の冷却は、低温のガス状流体、または窒素、または水で実施してもよい
【0010】 理解されるように、本発明により、運搬手段により操作される複数の独立モジ
ュールの形態における廃棄物の熱処理装置の実現が可能となる。当業者にとって
は、設計および配置における自由度がある。
【0011】 好適な形態において、運搬手段は、レールの上を走行し、ドアーにより密閉さ
れた受け入れチャンバーを形成する、運搬台のための少なくとも一台の積込み機
を具備している。
【0012】 本発明におけるその他の、特徴および利点は、添付図を参照し、これに限るこ
とのない例を用いた、以下の説明により、明らかになる。
【0013】 本発明における、都市及び/又は産業廃棄物のような廃棄物熱処理用装置が図
1に示されている。廃棄物熱処理装置は、運搬台への積載用区域または設備10
と、焼却炉20と、残留物の冷却設備30と、運搬台の運搬手段40とを具備し
ている。
【0014】 積載設備10は、焼却炉20で処理される廃棄物を運搬台12に積載するため
ホッパー11を備えている。
【0015】 廃棄物を積載した運搬台12は、続いて設備10の出口ドアー13に運ばれる
か、このドアー13を出る前の待機場所に置かれる。図1において待機場所は、
設備10の最右端部に置かれている運搬台12により示されている。
【0016】 本実施の形態において使用される運搬台12は、例えば国際出願公開第98/
16594号(WO−98/16594)で開示の型式でもよくて、二セットの
車輪上に載置され、そして走行する平行な床うけばりを具備している。
【0017】 これらの運搬台12は続いて、焼却炉20に運ばれるために、運搬手段40へ
、一台一台移動される。
【0018】 この目的のために、運搬手段は、積込み機41が、積載設備10と、焼却炉2
0と、冷却区域30で役割を果せるように、レール42上の台車に取り付けられ
た積込み機41を具備している。
【0019】 積込み機41は、運搬台12を受け入れるために、ドアー43により密閉され
たチャンバーを形成している。
【0020】 運搬台12を焼却炉に運ぶために、この積込み機41は、積載設備10のドア
ー13の前に、それ自身で出て来る。続いてドアー13および43が開かれ、処
理される廃棄物を積載した運搬台は積込み機41に移される。
【0021】 運搬台を装置10から積込み機41へ、また積込み機41から焼却炉20、ま
たはその反対、および積込み機から冷却設備30へ移動することを可能にしてい
る手段は、ケン引ジャッキ操作(traction−jack−operate
d)またはプッシュージャッキ操作(push−jack−operated)
をするハンドリングアーム45から成る。
【0022】 ドアー43は、積込み機41が密閉されることを可能にする。ドアーは、例え
ば気密ハウジング(通風装置)内を横方向に移動するドアーから成る。ドアー1
3もまたこの形式でもよい。
【0023】 運搬台を積込み機からこの焼却炉20へ移動する間に空気が焼却炉20に流れ
込み、そこにある廃棄物が燃焼することを防止するために、積込み機41は、処
理される廃棄物を積載した運搬台12を回収した後で、空気が抜かれて、かつ不
活性雰囲気下に置かれる。これを行なうために、ポンプ手段(図1に図示されて
いない)が、接続継ぎ手を介して、積込み機41に接続される。積込み機41は
、これらのポンプ手段の働らきで空気が抜かれ、窒素のような不活性ガスが、不
活性ガス源から積込み機の内部に注入される。真空にし、不活性ガスを注入する
ような手段は、当業者にとっては公知で、このことについてここでは詳細に説明
しない。注意しておくのは以下の点であって、これらの手段は、代りに積込み機
41へ直接取り付けられてもよい。
【0024】 積込み機41が、一たん不活性雰囲気になると、焼却炉20の気密入口21の
向い側に運ばれる。
【0025】 積込み機41と、焼却炉20との間の気密結合確立手段が、続いて配備される
。この場合、これらはドアー21の周囲に取り付けられたベローズ22である。
図1において、これらのベローズ22は、積込み機が、この図において、焼却炉
20の気密出口ドアー23の向い側に位置しているので、折りたたまれた状態で
ある。図1に見られるように、ベローズ22と同一のベローズ24が、ドアー2
3の周囲にまた取り付けられていて、配備状態にある。
【0026】 代案として、膨張要素がベローズ22と24の代わりに使用されてもよい。こ
れらの気密結合確立手段は、必要に応じて、また積込み機41に取り付けられて
もよい。
【0027】 運搬台12を積込み機41から焼却炉20へ、またはその反対に移動している
間に、必要に応じて、積み込み機41と焼却炉20との間の境界は、搬送の間不
活性ガスが流されてもよい。
【0028】 ドアー21と23とが、それぞれのフレームにうまくかぶさっているのを、保
証することを可能にする、荷重検出器のような検出器は、気密結合が積み込み機
41と焼却炉20との間で確立されていない限り、ドアー21と23とが開くの
を禁ずるために、備えられている。
【0029】 ベローズ22はこのように配備されていて、気密結合を得るために、積み込み
機にぴったりとはめ込まれ、続いて不活性雰囲気下に置かれる。ドアー21と4
3とが続いて開かれ、処理される廃棄物を積載した運搬材12が焼却炉の中に送
り込まれる。
【0030】 この点に関して注意しておくのは以下の点であって、ドアー21と23とは、
また例えばドアーがジャキにより操作され、気密ハウジング(通風装置)内を横
向に移動する気密ドアーである。これらのドアーは水平または垂直に移動しても
よい。
【0031】 数台の運搬台12が入口ドアー21と出口ドアー23との間を移動する。運搬
台12は、プッシュージャキチェーン(push−jack chain)装置
またはラッチ装置により移動される。これらの運搬台は、車輪(travell
ing wheel)およびハンドリングローラー(handling rol
ler)によりガイドされる。
【0032】 熱処理自身に関して、前述の国際特許公開第98/165943号(WO−9
8/16594)が詳細に参照されてよい。
【0033】 注意するのは以下の点であって、焼却炉20は、焼却炉20の中へ開いている
、高温ガス状流体供給ライン(図1に図示されていない)と、焼却炉からガスを
吸引するライン(図1に図示されていない)と、供給ライン、および運搬台12
に備えられた接続区域の間を、仮設的に流体的な接続を確立するためで、運搬台
12からの廃棄物を受け入れる区域と連通している流体的接続手段とを具備して
いる。このようにして、焼却するために積載物に直接高温ガスを注入することが
可能となる。
【0034】 ボイラー(図1に図示されていない)は、吸引ラインに流体的に接続していて
、焼却炉から来るガスの少なくとも一部を焼却させるのに適しており、さらにボ
イラーの焼却ガスの再生手段(図1に図示されていない)が、高温ガス状流体を
作るために備えられている。 この高温ガス状流体は: (i)焼却炉20で作られた焼却ガス、および吸引ラインにより焼却炉から事
前に吸引された焼却ガス、または、 (ii)ボイラーの焼却ガス、または、 (iii)焼却炉20で作られた焼却ガスと、吸引ラインにより事前に吸引され
た焼却ガスとを処理した結果発生する焼却ガス、 を具備している。
【0035】 この処理のために、設備は熱交換器と、分留トレイン(fractionat
ion train)と、再循環ラインとを具備している。 熱交換器は、吸引ラインの下流側に配置されていて、吸引ラインにより、焼却
炉チャンバーから吸引されたガスが、高温流体として熱交換器の中を通過してい
る。 分留トレインは、熱交換器の下流側に配置されていて、重炭化水素(hevy
hydrocarbons)とか、軽炭化水素(light hydroca
rbons)とか、水とか、低温度で凝縮しないガスとかをそれぞれ含んでいる
、独立した分留物を得るために、熱交換器により冷却されたガスが分留トレイン
の中を通過している。 再循環ラインは、分留トレインの下流から熱交換器に接続されていて、低温度
で凝縮しないガスが、自分自身の温度を上昇させるために、低温液体として熱交
換器に流入される。さらにこの再循環ラインは、供給ラインに接続され、この再
循環ラインの中を循環しているガスを、ボイラーにおける低温度において凝縮し
ないガスの他の部分を焼却させることにより、再加熱するために、ボイラーを通
過している。
【0036】 注意するのは以下の点であって、運搬台は、容器底面において外に向けて開口
している、グリルまたはノズル(第1図に図示されていない)を有する容器を具
備していて、チューブまたは分流装置により前述した接続区域に流体的に接続さ
れている。
【0037】 前述した流体接続手段(図1に図示されていない)は、ベローズ付きのパイプ
の接続区域および供給ラインに接続される他の端部に流体的に接続する位置と、
運搬台12から離れた位置との間を移動するテレスロープ装置を具備している。
【0038】 高温のガス状液体が650℃のオーダーの温度で焼却炉に注入され、その焼却
炉は絶対圧力で100mbarと1200mbarとの間で一定の圧力を維持され、その
圧力は処理する廃棄物に依存している。
【0039】 このように、廃棄物は最初に脱水され、続いて運搬台12が焼却炉20の中を
進むにしたがって廃棄物の焼却温度に上昇される。
【0040】 処理後、運搬台12は積込み機41により、出口ドアー23の場所で回収され
る。移動している間ベローズ24が、ドアー23と積込み機41との間の気密結
合を確立するために、配備されている。
【0041】 運搬台12の回収はこのように、不活性雰囲気、すなわち酸素なしのもとで改
めて行なわれる。実際的には、移している間のこの不活性雰囲気は、焼却ガスと
窒素から成っている。
【0042】 ここで再び、積込み機41は、残留物を積載した運搬台12が、焼却炉から引
き出される際、焼却炉を外気から遮断するスクリーンを形成する。
【0043】 運搬台の移動後、ドアー23と43とが再び閉じられる。 続いて、積込み機41が、残留物を積載した運搬台12を冷却設備30へ運搬
する。そこで、残留物はプールにあけられ、廃棄物は分離され、続いて再利用の
ために類別される。 この前に、そこにある運搬台12は、冷却ガス流体、または水、または窒素の
働きで冷却される。
【0044】 冷却設備30の出入り用ドアー31は、前述した形式と同様の気密ドアーであ
り、ベローズが、積込み機と冷却設備との間における運搬台の移動の間、積込み
機と気密結合を確立するために、気密ドアーの周囲に取付けられている。このこ
とは、同一雰囲気が積込み機41と冷却設備30との間に維持されることを可能
にし、汚染ガスが施設周囲に漏れることを防止している。
【0045】 この冷却設備は、また柚筒子スクリュー(extractor screw)
33を備えている。
【0046】 積込み機41は、続いて積載設備10のドアー13の場所にある廃棄物を積載
した新しい運搬台12を回収してもよい。
【0047】 図2は、図1における要素と同様の要素が同一の符号を符されているところの
、実施の形態を示めしてる。この装置における図1との主な相違点は、積載設備
10の配置である。運搬台12が出口ドアーに出るための区域は、二つの独立し
たセルまたはチャンバー14,14′に置きかえられている。その結果、図2に
示めされるように、運搬台12の発送手順は、廃棄物を積載した運搬台12を有
する各々のセル14,14′への役割を果すことが出来るように、図1に比較し
て大幅に改められる。
【0048】 各々のセル14,14′は、廃棄物を積載した運搬台12が入る入口ドアー1
5,15′と、そこで積込み機41が廃棄物を積載した運搬台12を回収する出
口ドアー16,16′とを備えている。
【0049】 本実施の形態において、真空および不活性雰囲気が、これらのセル14,14
′の中で作られてもよくて、この場合、セル14,14′は、もし積込み機備え
られていなければ、積込み機41との気密結合をもたらすために、前述の形式の
気密ドアーと、ベローズとを備えていなければならない。
【0050】 この装置の構造と運転は、図1を参照して説明されたものとほぼ同様である。
【0051】 図3は、本発明における装置のもう一つの代りの実施の形態を示めしていて、
図1の要素と同様の要素は同一の符号を符されている。 この装置における図1との主な相違点は、以下の通りである: 装置は、複数の独立したチャンバー20a〜20jを具備していて、各々が、
廃棄物を積載したそれぞれの運搬台12のための焼却炉を形成していて、各々が
運搬台12の通行のための気密出入り用ドアー21a〜21jを有している。
【0052】 図3における実施の形態において、これらのチャンバー20a〜20jは、二
台の運搬台を受け入れるために、グループ化されている。
【0053】 他の実施の形態において、チャンバーは、例えば三台の運搬台を受け入れるた
めにグループ化されていてもよいし、または独立(独立したチャンバーに対して
一台の運搬台を受け入れる)していてもよい。
【0054】 本実施の形態において、サイクルタイム(cycle time)を満足する
ために、チャンバー20a〜20jは、二台の積込み機41,41′により操作
されていて、図1の設備のドアー21および23に取り付けられたベローズ22
および24と同一の二つのベローズ44,44′を備えている。
【0055】 これらの積込み機41,41′は、チャンバ20bと、20iとの間のチャリ
オット(chariot)12を回収する。
【0056】 積載設備10は、ホッパー11での積載を待っている間に運搬台12が配置さ
れる二つのトラック(track)17,18を具備している。
【0057】 図1における設備に関連して前述した、ハンドホイール(handling
wheel)が図3に見られる。そのうちの二つだけに符号25が符られている
【0058】 いうまでもなく、前述の説明は、制限されることのない例だけにより行なわれ
ていて、当業者によって、本発明の範囲を超えることなく多くの変更が行なわれ
てもよい。
【0059】 このように、特に廃棄物を積載した数列の運搬台12を具備する焼却炉を使用
することも可能である。
【0060】 図3における符号20a〜20jを符されているようなチャンバーは、例えば
他の運搬方法を使用するために必要ならば、前面気密ドアーと背面気密ドアーと
を備えていてもよい。
【0061】 チャンバー20iおよび20jは、例えば、運搬台12を設備30に移動して
、プール内に残留物を浸積することにより冷却する前に、低温ガス状流体の働き
で残留物を積載した運搬台12を冷却するために使用してもよい。この場合、こ
れらのチャンバー20i〜20jはもはや燃焼に使用できないことは明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明における装置の概略計画図である。
【図2】 図2は、本発明における代りの装置の概略計画図である。
【図3】 図3は、本発明におけるもう一つの装置の概略計画図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物熱処理装置であって、 −ほぼ水平であって、焼却によって処理することを目的とした廃棄物を受け入
    れる、少なくとも一台の運搬台(12)を受け入れることを目的とした焼却炉(
    20;20a〜20j)を具備する廃棄物熱処理装置において、廃棄物熱処理装
    置が、 −廃棄物を積載した各々の運搬台を、不活性ガス雰囲気下で、該焼却炉の気密
    出入り用ドアー(21;21a〜21j)に運ぶためで、かつその運搬台を、焼
    却処理後に、不活性ガス雰囲気下で、該焼却炉の、この気密出入り用ドアー(2
    1a〜21j)か、または気密出口ドアー(23)において回収するための、運
    搬台用運搬手段(40)と; −各々の運搬台(12)を、該運搬手段(40)から該焼却炉(20;20a
    〜20j)へ、またはこの反対への移動手段(45)と; −各々の運搬台を、該運搬手段(40)から該焼却炉(20;20a〜20j
    )へ、またはこの反対に移動している間における、該運搬手段(40)と該焼却
    炉(20;20a〜20j)との間の気密結合確立手段(22,24;44,4
    4′)と; を特徴とする廃棄物熱処理装置。
  2. 【請求項2】 該焼却炉(20;20a〜20j)において、気密入口ドア
    ー(21)と、気密出口ドアー(23)との間で数台の運搬台(12)を搬送す
    る手段(25)を具備することを特徴とする、請求項1に記載の廃棄物熱処理装
    置。
  3. 【請求項3】 チャンバーであって、各々が廃棄物を積載したそれぞれの運
    搬台用の焼却炉を形成しており、各々が該運搬台(12)通行用の気密出入用ド
    アー(21a〜21j)を有していて、これらのチャンバー(20a〜20j)
    の各々が該運搬手段(41,41′)により操作される、複数の独立したチャン
    バー(20a〜20j)を具備することを特徴とする、請求項1または2に記載
    の廃棄物熱処理装置。
  4. 【請求項4】 残留物を積載していて、気密出入用ドアー(31)を備えて
    いて、運搬手段(38)により操作される、各々の該運搬台(12)のための冷
    却区域(30)を具備することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記
    載の廃棄物熱処理装置。
  5. 【請求項5】 該運搬台(12)の該冷却が、低温のガス状流体、または窒
    素、または水で実施されることを特徴とする、請求項4に記載の廃棄物熱処理装
    置。
  6. 【請求項6】 レール(42)の上を走行し、ドアーにより密閉されたチャ
    ンバー(43)を形成する、運搬台を受け入れるための少なくとも一台の積込み
    機(41,41′)を具備することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項
    に記載の廃棄物熱処理装置。
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