JP2002540549A - 磁気ディスクに識別情報をコード化するための方法および装置 - Google Patents

磁気ディスクに識別情報をコード化するための方法および装置

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JP2002540549A JP2000608374A JP2000608374A JP2002540549A JP 2002540549 A JP2002540549 A JP 2002540549A JP 2000608374 A JP2000608374 A JP 2000608374A JP 2000608374 A JP2000608374 A JP 2000608374A JP 2002540549 A JP2002540549 A JP 2002540549A
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magnetic disk
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    • Y10T29/49036Fabricating head structure or component thereof including measuring or testing

Abstract

(57)【要約】 ディスクドライブ記憶アセンブリ(100)内にディスクを組み立てる前に、磁気ディスク(106、204、670、314、714および780)を処理する方法および装置(300)は、磁気ディスク(106、204、670、314、714および780)の物理的特性を測定し、磁気ディスク内に情報パターン(220、272、410〜414、501〜503、602、604、651〜653、710〜712)をコード化することを含む。この情報パターン(220、272、410〜414、501〜503、602、604、651〜653、710〜712)は測定された物理的特性と関連付けされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、データ記憶デバイスに関し、より詳細には、磁気ディスク上に識別
上方およびその他のディスクパラメータをコード化することに関する。
【0002】 磁気ディスクドライブでは、磁気媒体をコーティングした1つ以上のディスク
にデータを記憶する。この磁気媒体は一般に、複数のほぼ平行なデータトラック
に分割されており、これらデータトラックはディスクの半径に対してほぼ直角に
互いに同心状に配置されている。アクチュエータアームによって所望するトラッ
ク状に位置決めされるトランスジューサ、すなわちヘッドによってデータが記憶
され、検索される。このアクチュエータアームは専用サーボフィールド内に記憶
された位置情報、すなわちサーボデータに基づき、閉ループのサーボシステムの
制御によりデータトラックを横断するよう、径方向にヘッドを移動させるように
なっている。
【0003】 磁気ディスクドライブの製造および組み立てプロセス中に多数の磁気ディスク
およびヘッドが製造され、これらは磁気ディスクおよびヘッドの磁気的性質が設
定されたパラメータ内に入るかどうかを判断するために検査される。磁気的性質
がパラメータ内に入っていれば、それぞれのディスクドライブに組み立てるため
に、ディスクとヘッドを選択する。故障している部品は廃棄される。ディスク認
証プロセス中、磁気ディスクの記録面は飽和保磁力、磁気モーメントおよびその
他の物理的および磁気的性質に関して測定される。所望する性質を有するディス
クをスピンドルに組み立て、これらスピンドルを対応するヘッドスタックアセン
ブリと一体化することができる。各スピンドルはディスクドライブの構造に応じ
、1つ以上の個々のディスクを含むことができる。
【0004】 同様に、それぞれのヘッドスタックアセンブリ内に取り付ける前に記録ヘッド
を検査する。いくつかの構造的および磁気的性質、例えば読み取り器の幅、読み
取り信号の振幅、半振幅における読み取り信号のパルス幅、書き込み器の幅、オ
ーバーライト能力、クロストラックシンメトリー、オフトラック能力およびビッ
ト誤り率を測定する。それぞれのヘッドスタックアセンブリ内には所望する特性
を有する記録ヘッドを取り付ける。次に、これらヘッドスタックアセンブリをそ
れぞれのディスクパックと合体し、ディスクドライブのハウジング内に組み立て
る。各記録ヘッドはディスクパック内のそれぞれの記録表面とランダムにペアと
される。
【0005】 各ディスクおよび記録ヘッドは構造的および磁気特性が所望する範囲内にある
かどうか検査されるが、これら特性は個々のディスクおよびヘッド間でばらつき
、特定のヘッドとディスクの組み合わせが最適な記録性能よりも低くなることが
ある。例えば特定の記録表面が比較的高い飽和保磁力を有することがある。この
ディスクを感度の低い記録ヘッドとペアにした場合、この結果生じるヘッドとデ
ィスクの組み合わせは最適なオーバーライト能力よりも低くなり、この結果、ビ
ット誤り率が高くなることがある。このような問題は、各ディスクおよびヘッド
の受け入れ可能な性能の範囲を狭くすることによって回避できるが、かかる解決
案は製造許容差をより高くしなければならず、歩留まりが低下し、製造コストが
高くなる。
【0006】 本発明は、上記およびそれ以外の問題を解決し、従来技術よりも優れた他の利
点を提供するものである。
【0007】 (発明の概要) 本発明の1つの特徴は、ディスクドライブ記憶アセンブリにディスクを組み立
てる前に、磁気ディスクを処理する方法に関する。この方法は、磁気ディスクの
物理的特性を測定し、磁気ディスク内に情報パターンをコード化することを含む
。この情報パターンは測定された物理的特性に関連付けされたものである。
【0008】 本発明の別の特徴は、磁気ディスクドライブの部品の組み立て方法に関する。
この方法は、ディスクドライブ内に組み立てるための記録ヘッドを選択すること
を含み、記録ヘッドは磁気特性を有する。ディスクドライブ内にディスクを組み
立てる前に、複数の磁気ディスクのうちの少なくとも1つから情報パターンを読
み出し、ディスクから読み出された情報パターンを、そのディスクの磁気ディス
クに関連付けする。磁気ディスクとレコードヘッドとの磁気特性の比較に基づき
、レコードヘッドと共にディスクドライブ内に組み立てるための磁気ディスクを
選択する。磁気ディスクとレコードヘッドがヘッドとディスクとの組み合わせを
形成するように、磁気ディスクとレコードヘッドとをディスクドライブ内に組み
立てる。
【0009】 本発明の更に別の特徴は、物理的特性と、この物理的特性に関連付けするよう
、磁気レコード表面内にコード化された情報パターンを有する磁気レコード表面
を備えた磁気ディスクに関する。
【0010】 (好ましい実施例の詳細な説明) 図1は、本発明が有効である磁気ディスクドライブとヘッドディスクとのアセ
ンブリ(HDA)100の斜視図である。種々の図では同一または同様な部品を
示すため、同じ番号を使用する。HDA100は底部102と、頂部カバー(図
示せず)とを備えたハウジングを含み、HDA100は更にディスクパック10
6を含み、このディスクパックはディスククランプ108によってスピンドルモ
ータ(図示せず)に取り付けられている。ディスクパック106は中心軸線10
9を中心として同時に回転できるように取り付けられた複数の個々のディスクを
含む。
【0011】 各ディスク表面は関連するスライダー110を有し、このスライダーはHDA
100に取り付けられており、ディスク表面と通信するための読み出し/書き込
みヘッドを支持している。図1に示された例では、スライダー110はサスペン
ション112によって支持されており、サスペンション112は次にアクチュエ
ータ116のトラックアクセスアーム114によって支持されている。図1に示
されたアクチュエータはロータリー移動コイルアクチュエータとして知られるタ
イプのものであり、全体が番号118で示されたボイスコイルモータ(VCM)
を含む。他のタイプのアクチュエータ、例えばリニアアクチュエータも使用でき
る。
【0012】 ボイスコイルモータ118は、ディスク内径部124とディスク外径部126
との間のパス122に沿った、所望するデータトラック上にスライダー110を
位置決めするよう、ピボットシャフト120を中心として、アクチュエータを、
それに取り付けられたスライダー110と共に回転させる。ボイスコイルモータ
118は、専用のサーボフィールド内の1つ以上のディスク表面に記憶された位
置情報に基づき、内部回路128内の閉ループサーボコントローラの制御により
作動する。サーボフィールドは、各ディスク表面上でデータセクターとインター
リーブしてもよいし、またはサーボ情報の記憶専用の単一のディスク表面に設け
てもよい。スライダー110がサーボフィールド上を通過する際に、読み出し/
書き込みヘッドは所望するトラックの中心ラインに対するヘッドのロケーション
を識別するフィードバック信号を発生する。この位置に基づき、アクチュエータ
116は、ヘッドが所望する位置へ移動するよう、サスペンション112を移動
させてヘッドの位置を調節する。
【0013】 サーボフィールドパターンは、これまではHDA100内にディスクを組み立
てた後に、読み出し/書き込みヘッドを通してディスク表面に書き込まれていた
。本発明の一実施例によれば、HDA100内にディスクを組み立てる前に、1
つ以上のディスクを少なくとも部分的にサーボパターンまたは他のディスク情報
でフォーマット化する。これらディスクは一度に1つの磁気ドメインずつ、ディ
スク表面にサーボモータまたは他のディスク情報の少なくとも一部を熱によって
プリントすることによってフォーマット化する。この情報は、例えば各データ記
憶セクターのロケーション、セクター番号の識別情報、一部ループのセクターの
開始点、サーボパターン情報および特定のディスク表面の磁気的性質を含むこと
ができる。
【0014】 図2は、本発明の一実施例に従って、ディスク表面に書き込まれたサーボセク
ター150に対するゼロタイプのサーボ磁化パターンの図である。矢印152は
、磁気ディスク表面のダウントラックまたは回転角方向の寸法を示し、矢印15
4はディスク表面のクロストラック、すなわちラジアル寸法を示す。図2は、1
500〜15616と表示された17個のトラックセンターを示す。
【0015】 図2内のシェードの付いた領域は、シェードの付いていない領域と比較して逆
の磁極の領域に対応する。例えば長手方向記録システムではシェードの付いてい
ない領域内の長手方向磁化が、図において右から左向きに行われる場合、シェー
ドの付いた領域における長手方向磁化は、左から右向きに行われる。垂直記録シ
ステムでは、逆磁気極性の領域は、図2の紙面内まはた紙面から外へディスク表
面に対して垂直方向に磁化される。
【0016】 サーボセクター150は位相ロックループ(PLL)フィールド160と、パ
ッドフィールド162と、同期フィールド164と、パッドフィールド166と
、トラックIDのグレイコールドフィールド168と、パッドフィールド170
と、「Aバースト」と表示された位置誤り(PES)フィールド172を含む。
PLLフィールド160と同期フィールド164は、径方向にコヒーレントな磁
気変化部を含む。読み出し/書き込みヘッド(図示せず)がフィールド160お
よび164上を通過する際、これらフィールド内の磁化パターンは振動する読み
戻し信号をを誘導する。この振動する読み戻し信号は、ディスクドライブ読み出
しチャンネルの位相および周波数を、この読み戻し信号の位相および周波数にロ
ックするのに使用される。トラックIDのグレイコールドフィールド168は、
ヘッドが位置する特定のトラックを識別する情報を含む。
【0017】 PESフィールド172は、トラックセンターラインに対するヘッドの位置を
識別するのに使用される。図2に示された実施例では、PESフィールド172
はゼロタイプの磁化パターンを含む。このゼロタイプの磁化パターンは、フィー
ルド160および164内に磁化パターンに対する所定の位相関係で書き込まれ
る。読み出し/書き込みヘッドがPESフィールド172上を通過する際に、ヘ
ッド内に発生される読み戻し信号は位置誤り値を発生するように復調され、積分
される。トラックセンターでは位置誤り値はゼロとなる。ヘッドがトラックセン
ターの一方の側に位置する場合、位置誤り値は正となり、変位量を示す値を有す
る。ヘッドがトラックセンターの反対側にずれている場合に、この位置誤り値は
負となり、変位量を示す値を有する。他のタイプのサーボパターン、例えばスプ
リットバーストサーボパターンも使用できる。例えば「ゼロタイプのサーボパタ
ーンのための非同期デジタル復調器および方法」を発明の名称とし、1999年
3月15日に出願された米国特許出願第09/268,584号には、サーボパターンの復
調がより詳細に説明されている。
【0018】 サーボパターンの最小単位は、PESフィールド172内の小さい正方形の1
つである。逆の磁気極性のエリアによって境界が定められた領域上をヘッドが通
過すると、ダイ(双)ビットの結果、読み戻し信号が生じる。このダイビット(
すなわちサイクル)は、サーボセクター150内のすべてのパターンの構成ブロ
ックであり、一定の磁気ドメインから成る。
【0019】 これまでサーボパターンはある時期に1つのサーボトラックとして書き込まれ
ていた。サーボトラックの定義は、製品に応じて決まる。上記のように、ダイビ
ットは、これまでは読み出し/書き込みヘッド内の書き込みトランスジューサに
よりディスク表面に書き込まれていた。これらダイビットをトラックごとにコヒ
ーレントに書き込むことにより、ディスクに逆極性の磁気ドメインが書き込まれ
る。これら磁気領域はほぼ長方形である。本発明の一実施例では、サーボセクタ
ー150内の個々の磁気ドメインの少なくとも一部は、ディスクをドライブに組
み立てる前に、一度に1つの磁気ドメインずつディスク表面に熱によりプリント
されている。
【0020】 図3は、本発明の一実施例に係わる熱プリントプロセス200を示す図である
。ステップ202において、磁気媒体204は強力な外部磁界(H)208によ
り均一な磁化方向206に磁化される。例えば長手方向記録システムでは、ディ
スク全体は均一な長手方向に円周方向に「DC」磁化される。外部磁界208は
、周辺温度では磁気媒体204の飽和保磁力よりも大きい大きさとなっている。
【0021】 ステップ210において、外部磁界208は、ステップ202における磁界2
08と比較して、小さい磁界強度で逆極性の外部磁界209に変化する。この外
部磁界209は周辺温度で磁気媒体204の飽和保磁力よりも小さい磁界強度を
有する。エリア214内の磁気媒体204を局部的に加熱するように媒体204
上の所定エリア214に光ビーム212が入射される。エリア214内の媒体2
04の温度は、周辺温度から高温に上昇する。媒体204の飽和保磁力(Hc)
は、温度が高まると共に低下する。この飽和保磁力は、外部から印加される磁界
209のレベルよりも低く低下すると、加熱された領域214における磁化21
6は加えられた磁界に自然に整合する。
【0022】 ステップ218において、外部磁界209を変えることなく、エリア214か
ら光ビーム212を除く。エリア214が室温に戻ると、エリア214の境界に
よって画定されている、熱によって書き込まれた熱ドメイン220が残る。磁気
ドメイン220の形状は媒体204に対する照明パターンの形状によって決定さ
れる。
【0023】 次に、光ビーム212を媒体204上の別のエリアに移動し、別の磁気ドメイ
ンを熱書き込みする。光ビーム212のロケーションを移動させることにより、
媒体204上の異なるロケーションで磁気的に反転されたドメインを発生するの
に必要な回数だけ、ステップ210および218を繰り返すことができる。例え
ば、図2に示されるPESフィールド172内のシェード付き領域の各々に対し
、ステップ210および218を1回以上繰り返すことができる。一実施例では
、外部磁界209が存在する場合に磁気ドメインの各々に対し、少なくとも1回
、所定の時間にわたって光ビームのパルスをオンにする。磁気ドメインの各々は
光ビーム212とディスク表面の相対的位置を径方向および円周方向に移動する
ことによって、媒体上で空間的に互いに分離されている。円周方向、径方向また
はそれらの双方の方向にディスク表面に情報を磁気的にコード化することができ
る。
【0024】 磁気ドメイン204が照明パターンに露光される時間長さは、使用される光源
のタイプおよび必要な局部加熱量に応じて決まる。数タイプの光源を使用するこ
とができる。選択される光源は、所望される解像度およびディスクコーティング
特性の意図しない変化を防止する必要性などの種々の要素に応じて決まる。一般
に、波長の短い光源は解像度をより良好にする。しかしながら、選択される波長
がより短くなるにつれて、ディスクコーティングに対する意図しない損傷が生じ
る。例えば、水銀光源は望ましい解像度の特性を与えることができるが、ディス
ク表面に塗布し得る耐腐食性カーボン層に損傷を与える可能性を高くし得る。か
かるケースでは、より低いエネルギーの光源、例えば緑色アルゴンレーザーを使
用することがより望ましい。ある実施例では、光ビームはコヒーレントではない
。各磁気ドメインを加熱する温度は、使用される光源のタイプ、媒体の露光時間
長さ、光源の出力パワーによって決まる。
【0025】 図2に示されたPLLフィールド160、同期フィールド164およびトラッ
クIDのグレイコードフィールド168内の細長いシェードの付いた領域は、径
方向にトラックからずれた方向154に光ビームをスキャンし、光ビームおよび
その結果生じる照明パターンをスキャンすることによって形成できる。径方向の
スキャンの間に媒体が連続して光ビームに露光された場合、媒体は熱書き込みさ
れる磁気ドメインの長手方向に沿った熱勾配で冷却される。これとは異なり、媒
体表面を横断するように、径方向に光ビームをスキャンする際に、光ビームをパ
ルス化または変調することもできる。隣接する照明パターンの間の間隔は、これ
らパターンが互いに少なくとも一部が重なり、オーバーラップした磁気ドメイン
の細長いラインが生じるように設定される。例えば図4は、ラジアルスキャン中
に個々の磁気ドメイン272をオーバーラップさせるか、または隣接する照明パ
ターンをオーバーラップすることによって形成された細長い磁気ドメイン270
を示す。
【0026】 図5は、本発明の一実施例に係わる磁気媒体にサーボパターンを熱プリントす
るためのシステムの略図である。システム300は、光源302と、ビーム整形
光学系204と、ビーム偏向器306と、外部磁界ソース308と、制御回路3
11とを含む。光源302は光ビーム310を発生し、この光ビームはビーム整
形光学系304を通過してビーム偏向器306に進む。ビーム整形光学系304
は所望する照明パターン形状を有する光ビーム312を発生し、この光ビームは
熱書き込みされる各磁気ドメインを囲む磁界変化部の形状を少なくとも部分的に
定める。
【0027】 ビーム偏向器306は、ビームレンジ316内の、ディスク314上の所望す
る位置までビーム312を偏向する。ビーム偏向器306はディスク314の表
面上を横断する径方向に、または所望する場合、ディスク上の所望するデータト
ラックに沿った回転角方向の円周方向に光ビーム312を偏向するように構成で
きる。一実施例では、ビーム偏向器306は、制御回路311によって制御され
るボイスコイルモータに取り付けられたミラーを含む。別の実施例では、ビーム
偏向器306は静電ミラーシステムを含む。光ビーム312を偏向するのに、他
のタイプのビーム偏向器を使用することも可能である。
【0028】 光源302、ビーム整形光学系304、ビーム偏向器306およびスピンドル
モータ322には、これらの動作の種々の特徴を制御するための、制御回路31
1が結合されている。この制御回路は光源302の作動パラメータ、例えば露光
時間および強度を制御するように構成できる。制御回路311は光ビームの形状
を制御するよう、ビーム整形光学系304にも結合できる。例えば制御回路31
1はディスク表面上の磁気極性の隣接する変化部の間の相対的距離を変えること
ができるように、所望する場合にある書き込み動作から次の動作までに照明パタ
ーン形状を変えることができる。このことは、所望するデータコード化方式を実
現したり、または特定の磁気ドメインエリアのサイズまたは形状を単に変えるた
めに使用できる。
【0029】 制御回路311は、サーボ書き込み動作中にディスク314を回転させるため
のスピンドルモータ322にも結合できる。ディスク314は光ビーム312に
露光されながら(連続露光またはパルス状の露光のいずれかを受けながら)、連
続して回転できるし、また個々の書き込み動作の間の個々のステップで回転でき
る。後者の場合、各磁気ドメインが書き込まれる際は、ディスク314は静止さ
れる。
【0030】 外部磁界ソース308は、例えば電磁石または永久磁石を含むことができ、こ
れら磁石は所望する配向で所望する磁気強度を有する磁界を発生する。この磁界
は書き込まれるエリアに制限できるか、またはディスク面のすべてまたはほぼす
べてにわたって延びることができる。一実施例では、磁界は書き込まれるエリア
に限定され、磁界ソース308は点線324が示すように、ビーム偏向器306
の制御により照明パターンで移動される。垂直記録を行うには磁界ソース308
は、例えばディスク314の表面に垂直なコイル軸線を有する電磁コイルを含む
ことができる。コイルの中心を光ビーム312が通過される。長手方向記録を行
うには、磁界ソース308は、照明パターンを通ってディスク面に平行に配置さ
れた、N極とS極との間にギャップを有する1つ以上の永久磁石を含むことがで
る。これとは異なり、ディスク表面に共通軸線が平行に配置されるよう離間した
2つの平行な電磁コイルを配置できる。他の移動可能なまたは固定磁気構造体お
よび構造を使用することも可能である。
【0031】 図6は、本発明の別の実施例に従ってディスク表面にサーボパターンを熱プリ
ントするためのシステムの略図である。図6では、図5と同じまたは類似する部
品を同じ参照番号で示している。図6において、ビーム偏向器306はディスク
310の表面上の正しい位置へ光ビーム312をスキャンするための電気光学的
スキャナー340と共に、ビーム偏向器306は変位される。例えば電気光学的
スキャナー340は、カーネギーメロン大学にあるデータストレージシステムズ
センターによって開発された電気−光学的スキャナーを含むことができる。同時
に、電気光学的スキャナーは、寸法が1度の大きさの偏向に限定されているが、
電気光学的スキャナーの改良によって、この偏向量は大きくなる可能性がある。
上記のように、制御回路311は一次元の電気光学的スキャナーの使用を容易に
するように、ディスク314も回転できる。電気光学的スキャナーは、ディスク
314の表面に照明パターンを正確に設置できるという利点を提供している。
【0032】 図7は、本発明の別の実施例にかかわる磁気媒体にサーボパターンを熱プリン
トするための略図である。同じ部品または類似する部品に対し、図7では図5お
よび6で使用した番号と同じ番号が使用されている。図7において、運動ステー
ジ350は、スピンドルモータ322がディスク314を任意の所定の円周方向
位置に回転する間、ディスク314の表面を径方向に横断するように、光源30
2およびビーム整形光学系304を機械的に並進させる。これとは異なり、光源
302および光学系304を静止したまま、運動ステージ350を使って、スピ
ンドルモータ322およびディスク314を移動することができる。
【0033】 図8は、本発明の一実施例に従ってディスク表面上のトラック401に沿って
書き込まれた単一周波数のダイビットパルストレイン400を示す図である。矢
印402は径方向、すなわちクロストラック方向を示し、矢印404は円周方向
、すなわちダウントラック方向を示し、矢印406はトラックの幅を示す。書き
込みパルストレイン400に先立ち、トラック401が矢印408で示された方
向にバックグラウンド磁化磁界(M)を有するように円周方向に均一な磁化磁界
でディスク表面が条件化されている。
【0034】 パルストレイン400は、磁気ドメイン410、412および414を含み、
これら磁気ドメインは各ロケーションに照明パターンを向け、バックグラウンド
磁化方向408と反対の極性415を有する外部磁界の存在下でこのロケーショ
ンを加熱することにより、1度にドメインを1つずつ熱書き込みする。照明パタ
ーンの形状は、各磁気ドメイン410、412および414の形状を決定し、特
に各ドメインの境界における磁気極性の変化部の形状および位置を決定する。図
8では、磁気ドメイン410、412および414を形成するのに使用される光
ビームは楕円形となっている。
【0035】 本例では、磁気ドメイン410、412および414は均一な距離、またはダ
イビットセルスペース416によって互いに離間されている。この距離はダウン
トラック方向404に沿ったパルストレイン内の磁気ドメインのうちの1つの中
心から、次に続く磁気ドメインの中心まで測定した値である。この距離は、各照
明パターンの間の間隔によって決定される。ダウントラック方向404に沿った
磁気極性の連続する変化部の間のスペースは、変化部のエッジ420から425
の間で測定され、矢印430によって示されている。各変化部は読み戻し信号で
1つのパルスを発生する。
【0036】 ダイビットセルスペース416は、単一周波数のダイビットパルストレインを
発生する変化部と変化部との間のスペース430の2倍に等しい。このタイプの
スペースはサーボパターンにおける位置誤り信号(PES)バーストフィールド
、例えば図2のフィールド172だけでなく、位相ロックループ(PLL)フィ
ールドおよび同期フィールド、例えば図2に示されるようなフィールド160お
よび162を発生するのに使用できる。このタイプのスペースはサーボパターン
における別のフィールドを発生するのにも使用できる。
【0037】 ディスク表面にコード化情報、例えば図2におけるトラックIDフィールド1
68内の情報をコード化するのに、ディスクをフォーマットしながら、照明パタ
ーンサイズおよび形状、ならびにパターンスペースを制御することも可能である
。ディスク表面に他のディスク情報をコード化することも可能である。図9は、
情報パターンのスペースを変えたパルストレイン500を示す図である。パルス
トレイン500は複数の磁気ドメイン501〜503を含み、これら磁気ドメイ
ンは外部から印加された磁界の存在下で、各磁気ドメインを加熱するために照明
パターンを使用することにより、磁気ディスク上に熱書き込みされる。矢印50
4は、クロストラック方向を示し、矢印506はダウントラック方向を示す。ま
た、再度シェードの付いた領域はシェードの付いていない領域と比較して、逆の
磁気極性の領域に対応する。
【0038】 図9において、磁気極性の変化部の間の距離は、磁気ドメイン501〜503
の間のスペースをダウントラック方向506に選択的に変えることによって変え
られる。このスペースは各照明パターンの間のスペースを制御することによって
制御される。このパターンはディスク表面に情報をコード化するのに使用できる
。例えば特定のビットロケーションに磁気ドメインが存在することは、使用する
約束に応じて論理「1」または「0」を表示でき、特定のビット位置に磁気ドメ
インが存在しないことは、それぞれ論理「0」または「1」を示すことができる
。磁気ドメインが存在したり存在しなかったりすることは、特定のビット位置に
おける2つの変化部(ダウントラック方向506への特定の磁気ドメインの左お
よび右変化部)の存在または不存在を検出することによって、読み出し/書き込
みヘッドによって検出される。これら変化部の双方のロケーションは照明パター
ンの形状によってしか定められない。図9において、点線510はドメイン50
2と503との間のビット位置に磁気ドメインが存在しないことを示し、従って
、パルストレイン500は矢印512が示すように、「1101」のコード化さ
れた二進値を示すことができる。
【0039】 図10は、パルストレイン内で照明パターンの形状を変える、本発明の別の実
施例にかかわるパルストレイン600を示す図である。矢印604は、クロスト
ラック方向を示し、矢印606はダウントラック方向を示す。パルストレイン6
00は複数の磁気ドメイン602〜603を含み、これらドメインは図10内の
シェードの付けられていない領域と反対の磁気特性を有することを示すように、
シェードが付けられている。照明パターンの形状、従って、個々の磁気ドメイン
の形状をビットごとに変えるのに、ビーム整形光学系を使用する。これによって
変化部の間の距離を照明パターンの形状で変えることが可能となっている。例え
ば変化部と変化部との間のスペース608は、変化部と変化部との間のスペース
610よりもかなり大きくなっている。従って、ディスク表面へ情報をコード化
するのに照明パターンの形状を使用できる。円周方向の所定のインターバルで単
一の変化部が存在することによりまたは存在しないことによって、論理「1」ま
たは「0」を表示した場合、特定の磁気ドメインの形状を細長くすることによっ
て、特定の時間的ビット位置の後で、その磁気ドメインの後方の変化部の時間が
遅延する効果が生じる。例えば図10において、各変化部が論理「1」を示す場
合、パルストレイン600は、矢印612が示すようにコード化された二進の「
111001」を示す。図10に示された例では照明パターンの形状を変えるこ
とにより情報をコード化することは、データが2つの変化部ではなくて、1つの
変化部によって表示されるので、コードレートが大幅に増加する。コードレート
を増加すると、ディスク表面に情報を記憶できる密度および速度が高まる。最大
遷移ラン(MTR)レングス限定タイプのコードに類似する、読み取り誤りを生
じさせると知られている望ましくないパルストレイン周波数、すなわちビットパ
ターンを回避するようにも、照明パターンの形状を制御することもできる。
【0040】 図11は、複数の熱書き込みされた楕円磁気ドメイン651および653を有
するパルストレイン650の一例を示し、これら磁気ドメインは(図10に示さ
れるような)クロストラック軸線656と異なり、ダウントラック軸線654に
平行に整合された主軸線655を有する。磁気ドメイン652は円形である。照
明パターンの形状を円形から楕円形に変えることにより、磁気ドメイン652に
対する磁気ドメイン651および653を細長くすることにより、ディスク表面
に情報をコード化する。例えばパルスとレイン650はダウントラック軸線65
4に沿って、各磁気変化部が存在したり存在しなかったりする部分の下方の矢印
658が示すように、コード化された二進数「10111101」を示すことが
できる。
【0041】 図12は、図11の細長い磁気ドメイン651、653の1つの情報を示す、
磁気ディスク670の部分斜視図である。外部磁界674の存在下で、ディスク
670の表面に光ビーム672が向けられる。図12に示されている例では、光
ビーム672は、主軸線がダウントラック方向654に平行に配置された状態で
、楕円形をした横断面の形状676を有する。従って、光ビーム672はディス
ク670の表面に楕円形の照明パターン678を形成し、このパターンは磁気ド
メイン651、653の楕円境界形状を構成する。所望する照明パターン形状を
形成するのに、図5〜7に示されているようなビーム整形光学系を使用できる。
この形状は、(図5〜7に示された)制御回路311の制御により、ディスク表
面に情報をコード化するよう、ディスク672の表面に沿って少なくとも1つの
磁気ドメインから次のドメインへ選択的に変えることができる。磁石680およ
び682は、磁気ドメイン651、653を通して磁気ディスク670の表面に
隣接する磁界674を発生する。
【0042】 各磁気ドメインの形状がビーム発生ヘッドの書き込み極の形状ではなく、ビー
ム整形光学系によって主に制限されるという点で、光源およびビーム整形光学に
より個々の磁気ドメインをサーボパターンに熱書き込みすることは、従来のサー
ボ書き込みよりも汎用性がある。個々の楕円磁気ドメインを径方向にオーバーラ
ップさせるか、または照明パターンを径方向にスキャンすることによって、PL
Lフィールド160、同期フィールド164およびトラックIDフィールド16
8に示された、より長いラジアル磁気ドメインを形成できる。
【0043】 また、2つの異なる書き込み動作中に、少なくとも2つの熱書き込みされるド
メインをオーバーラップすることにより、各磁気ドメインのラジアルエッジにお
ける湾曲した変化部の作用を緩和できる。例えば図13は、個々の書き込み動作
中に形成され、径方向のクロストラック方向706に互いにオーバーラップする
、熱書き込みされた磁気ドメイン710〜712の第1、第2および第3の組7
02〜704を有するパルストレイン700を示す。磁気ドメイン710〜71
2の組み合わせエリア713はほぼ長方形である。この結果、パルストレイン7
00によって形成されるサーボパターンは更に規則的であり、現在の長方形のサ
ーボパターン構造により類似する。
【0044】 別の実施例では、ダウントラック方向708に別の磁気ドメイン(図示せず)
をオーバーラップするのに、別の書き込み動作を使用できる。更に別の実施例で
は、サーボパターンで使用するための長方形の照明パターンを発生するのに、フ
ーリエタイプのビーム整形光学系を使用できる。図3における番号214で長方
形照明パターン形状の一例が示されている。従って、図13に示された長方形の
磁気ドメインの各々を単一の長方形照明パターンまたは複数のオーバーラップし
た長方形照明パターンで発生できる。
【0045】 一部の応用例では、一度に磁気ドメインを1つずつ、サーボパターンおよびそ
の他のフォーマット情報により、ディスク表面全体をフォーマット化することは
時間がかかり過ぎることとなり得る。これらの応用例ではヘッドディスクアセン
ブリ内にディスクを組み立てる前に、ディスク表面にこの情報の一部を書き込む
のに、本発明の熱サーボトラック書き込み方法を使用できる。その後の組み立て
作業中、または製品の読み出し/書き込みヘッドによるサーボトラック書き込み
プロセス中に、熱書き込みされるフォーマット情報を使用できる。例えばその後
のサーボ書き込み動作中に径方向位置を証明するのに、読み出し/書き込みヘッ
ドによってその後使用できるラジアルルーラーをディスク表面に書き込むのに、
本発明の熱サーボトラック書き込みプロセスを使用できる。
【0046】 本発明の一実施例では、ディスクドライブにディスクを書き込む前に、ディス
クに情報パターンを磁気的にコード化するのに、ディスク証明プロセス中に熱プ
リントを使用できる。この情報パターンは記録証明に対するシリアル番号および
/またはディスク飽和保磁力、磁気モーメントおよびその他の物理的および磁気
的性質の尺度のような、ディスク証明データを含むことができる。例えばこの情
報は、ディスクをバランスさせ、揺れを防止するために、その後の組み立て工程
で使用できる質量が、他の領域よりもより大きいディスクにおける物理的領域を
識別できる。この磁気的性質の情報は、製造プロセスのうちの後の工程でディス
クの磁気的性質を、このディスクに対してペアにされるヘッドの磁気的性質に合
わせるのに使用できる。従って、各ヘッドとディスクの表面とのペアを個々に最
適にすることが可能となる。
【0047】 図14はエリア716内に情報パターンが磁気的にコード化された記録表面7
15を有する磁気ディスク714の平面図である。情報パターンは円周方向71
7、径方向718または二次元アレイを形成するために両方向717および71
8に磁気的にコード化できる。図3〜13を参照してこれまで説明した熱プリン
と方法のような、情報を書き込むいくつかの方法を使用できる。これとは異なり
、反応性イオンエッチング、イオンミリング、電子機械加工、またはレーザーア
ブレーションによって表面に情報パターンを書き込みできる。
【0048】 図15は、本発明の別の実施例によってディスク表面715に情報パターンを
熱書き込みするための装置を示す図である。2つのレンズ722と724との間
にサポートされた、情報パターンを支持するマスク720が示されている。この
マスク720から記録表面715に情報を転送するために、制御システム726
は記録表面715の適当なエリアに情報パターンが投射されるよう、モータード
ライブ728を整合マスク720およびディスク714まで移動させる。光制御
システム730は光源732を附勢し、レンズ722、マスク720およびレン
ズ724を通して光を光学的に投射し、記録表面715上のマスク720に情報
パターンを結像する。レンズ722はマスク720上の光分布を一様にする。マ
スク720を通過し、記録表面715に投影される光エネルギーは、記録表面7
15の照明された露光エリアを、ディスクに情報を記憶させる保証温度よりも高
い温度に上昇させる。この温度は、使用する光源のタイプ、光制御システム73
0によって制御される媒体の露光時間、および光源732の出力パワーによって
決まる。記録表面715上の露光エリアが周辺の影響を受けていないディスク表
面に対して磁気ドメインを反転させるための高温までの温度に昇温される間、電
磁コイル742が記録表面715に(例えば垂直記録のために)磁界740を加
える。この技術を使用することにより、記録表面715に所望する情報パターン
が書き込まれる。マスク720を用いることにより一度に多数の磁気ドメインを
書き込みできる。別の実施例では、マスク720は記録表面715に接触してい
る。
【0049】 図16は、本発明の一実施例に係わるスピンドルアセンブリ装置760を略図
で示す図である。装置760は、ディスクキャディ762と、ディスクロードモ
ジュール764と、情報パターン読み取り器766と、スピンドルアセンブリツ
ール768と、ディスクハンドリングアーム770と、コントローラ772と、
ヘッドスタックアセンブリデータベース774と、ディスクデータベース776
とを含む。ディスクキャディ760は、複数の磁気ディスク780を支持してお
り、これらディスクはポート784を通してディスクロードモジュール764へ
送られる。ディスク780の各記録表面は、本発明によれば、表面内に書き込ま
れる情報パターンを有する。この情報パターンは表面の磁気的性質、または記録
表面をユニークに識別するシリアル番号を含むことができる。記録表面に磁気的
性質自体が書き込まれない場合、複数のディスク780に関連するディスクのデ
ータベース776にこれら性質が記憶される。これらの関連性は点線782で示
されている。ディスク780の各々に対し、データベース776は各記録表面の
シリアル番号およびその記録表面の対応する磁気的性質を含む。例えば各シリア
ル番号が対応する磁気的性質に関連付けされたルックアップテーブルとしてデー
タベース776をフォーマット化できる。
【0050】 作動中、ディスクハンドリングアーム770は、ディスクロードモジュール7
64からディスク780の1つを検索し、このディスクを情報パターン読み取り
器766へ送る。情報パターン読み取り器766は、ディスクの各記録表面から
情報パターンをデコードし、情報パターンをコントローラ772へ送る。この情
報パターンはいくつかの方法でデコードできる。1つの方法として、レーザービ
ームを記録表面から反射させ、カー効果を使って熱書き込みされた磁気ドメイン
により誘導されたビームの偏向の回転を検出することにより、情報パターンを読
み戻す方法がある。別の方法として、検索されるディスクをスピンスタンドに取
り付け、ヘッドに対してディスクが回転される際に、磁気的にコード化されてい
る情報パターンを磁気ヘッドによって読み出す方法がある。この実施例では、図
8〜11に示されているような標準的磁気書き込み情報として生じるよう、熱書
き込みプロセス中に情報パターンをフォーマット化できる。
【0051】 読み取り器766によって読み出される情報パターンに基づき、コントローラ
772はディスクデータベース776からの対応する磁気的性質を検索し、これ
ら特性と磁気的ディスクとペアにすべき記録ヘッドの磁気的性質とを比較し、ヘ
ッドスタックデータベース774に記録ヘッドの磁気的性質を記憶する。1つ以
上の記録ヘッドが個々のサスペンションにより支持されているヘッドスタックア
センブリに記録ヘッドが取り受けられることが多い。図1にはヘッドスタックア
センブリの一例が示されている。このヘッドスタックアセンブリはアクチュエー
タ116によって支持されており、スライダー110と、サスペンション112
と、トラックアクセスアーム114とを含む。各記録ヘッドは、ヘッドとディス
クとの組み合わせを形成するよう、各ディスク上のそれぞれの記録表面とペアと
なっている。ヘッドスタックアセンブリ内の各記録ヘッドの構造的かつ磁気的性
質は、ヘッドスタックアセンブリのデータベース774内に記憶される。ヘッド
が組み立てられるとき、読み書きトランスデューサと反対に、一般にスライダの
先端に視覚的に読み取り可能なシリアル番号が書き込まれる。このシリアル番号
は、データベース774内で各ヘッドの特性を追跡するのに使用される。
【0052】 この結果得られるヘッドとディスクの組み合わせが、所望する性質を有する記
録システムとなるかどうかを、所定の基準および/またはユーザーからの入力に
基づき、コントローラ772が判断する。所望する性質を有すると判断されれば
、スピンドルコントローラ772は選択されたディスクをスピンドルアセンブリ
ツール768に与えるようにアーム770に命令する。スピンドルアセンブリが
選択されたヘッドスタックアセンブリと一体化された時に、選択されたディスク
の記録表面が選択されたヘッドスタックアセンブリ内のそれぞれのヘッドとペア
となるようにスピンドルアセンブリツール768は選択されたディスクをスピン
ドルに取り付ける。アーム770は、ポート784から別のディスクを検索する
。この結果得られるヘッドとディスクとの組み合わせの性能レベルが、所望する
性能レベルよりも低い場合、コントローラ772は選択されたディスクをポート
784に戻すように、アーム770に命令する。次にアーム770はポート78
4から別のディスクを選択し、このディスクを情報パターン読み取り器766へ
送る。スピンドルに選択された数のディスクが取り付けられるまで、このプロセ
スを繰り返す。次に、スピンドルはその後の製造工程でヘッドスタックアセンブ
リと合体できる。ディスクの表面に磁気的性質自体をコード化する実施例では、
ディスクのデータベース776は不要である。情報パターン読み取り器766に
よって磁気的性質を読み出す際に、ヘッドスタックアセンブリデータベース77
4内の性質と比較するよう、読み出された性質をコントローラ772へ直接与え
る。
【0053】 従って、装置760は、特定のディスクおよび各ヘッドとディスクとの組み合
わせに対し、所望する記録性能が得られるようにスピンドルに各ディスクを取り
付ける順序を選択する。
【0054】 図17は、本発明の一実施例に係わるディスク処理方法800を示すフローチ
ャートである。この処理方法800は、ディスクドライブ内に磁気ディスクを組
み立てる前に実行される。ステップ801にて、記録表面の磁気的特性を測定す
る。この磁気的性質としては、飽和保磁力、磁気モーメントおよび/または他の
物理的パラメータがある。次に、ステップ802にて、電子データベース内に測
定された磁気的特性を記憶する。データベースにおいて、記憶される磁気特性は
、ステップ803において記録表面に対応するユニークなシリアル番号と関連付
けされる。ステップ804にて、シリアル番号を記録表面内に情報パターンとし
て磁気的にコード化する。ステップ805において、磁気ディスクおよび関連す
る電子データベースをディスクドライブ製造プロセスの次のステージへ提供し、
このステージではコンパーチブルな記録ヘッドと記録表面とを最終的にペアにで
きる。
【0055】 図18は、本発明の一実施例に従って記録ヘッドと記録表面とをペアにする方
法810を示すフローチャートである。ステップ811において、ディスクドラ
イブ内に組み立てるための記録ヘッドを選択する。この記録ヘッドとペアにでき
るディスクはステップ812においてディスクキャディに保持される。ステップ
813において、磁気ディスクのうちの1つのディスクキャディから検索する。
ステップ814において、ディスクの記録表面に磁気的にコード化された情報パ
ターンをデコードする。情報パターンに含まれるか、または関連する電子データ
ベースに記憶されていた、測定された磁気特性と選択された記録ヘッドの磁気的
特性とを比較する。ステップ816において、この結果得られるヘッドとディス
クの組み合わせが所望する記録性能を有している場合、ステップ818において
記録ヘッドを有するディスクドライブ内に組み立てるために、スピンドルに検索
した磁気ディスクを取り付ける。ステップ816において、ヘッドとディスクと
の組み合わせが所望する記録性能を有していない場合、ステップ817において
ディスクキャディに検索した磁気ディスクを戻す。次にプロセスはステップ81
3に戻り、ここでディスクキャディから別の磁気ディスクを検索し、選択された
記録ヘッドの磁気特性と比較する。
【0056】 ヘッドスタックアセンブリ内の記録ヘッドのすべてがコンパーチブルな記録表
面とペアにされ、スピンドルが完全に組み立てられ、ヘッドスタックアセンブリ
と合体できるまで、このプロセスを繰り返す。一実施例では、記録表面の正確な
磁気特性は表面と適当なヘッドとをペアにするのに使用しない。むしろ、各表面
を所定の性能カテゴリーに分類し、記録表面にそのカテゴリーの識別子を記憶す
るか、または記録表面に書き込まれたシリアル番号と関連付けする。次に、その
カテゴリーの任意の記録表面により、正しく作動するヘッドと記録表面とをマッ
チングするように、このカテゴリー識別子を使用する。
【0057】 要するに、本発明の1つの特徴は、ディスクドライブ記憶アセンブリ100内
にディスクを組み立てる前に、磁気ディスク106、204、670、314、
714および780を処理する方法800に関する。この方法は、磁気ディスク
106、204、670、314、714および780の物理的特性を測定し、
磁気ディスク内に情報パターン220、272、410〜414、501〜50
3、602、604、651〜653、710〜712をコード化することを含
む。この情報パターン220、272、410〜414、501〜503、60
2、604、651〜653、710〜712を測定した物理的特性に関連付け
する。
【0058】 一実施例では、この方法は更に、測定した物理的特性を電子データベース77
6に記憶し、この電子データベース776内で物理的特性と記録表面715のユ
ニークなシリアル番号とを関連付けすることを含む。シリアル番号は記録表面7
15に磁気的にコード化される。これとは異なり、測定した物理的特性自身を情
報パターン220、272、410〜414、501〜503、602、604
、651〜653、710〜712内の記録表面715にコード化してもよい。
高温では記録表面715の飽和保磁力よりも大きく、より低温の周辺温度にて飽
和保磁力よりも小さい磁界強度を有する磁界208、674、740に記録表面
715を暴露しながら、光ビーム212、312、672、732によって記録
表面715上の複数の磁気ドメイン220、272、410〜414、501〜
503、602、604、651〜653、710〜712を熱加熱することに
よって、情報パターン220、272、410〜414、501〜503、60
2、604、651〜653、710〜712をコード化する。
【0059】 本発明の別の特徴は、磁気ディスクドライブ100の部品を組み立てる方法8
10に関する。この方法は、磁気ディスク100に組み立てるための、所定の磁
気特性を有する記録ヘッド110を選択することを含む。ディスクをディスクド
ライブ100内に組み立てる前に、複数の磁気ディスク106、204、670
、314、714および780のうちの少なくとも1つから情報パターン220
、272、410〜414、501〜503、602、604、651〜653
、710〜712を読み出す。ディスク106、204、670、314、71
4および780から読み出した情報パターン220、272、410〜414、
501〜503、602、604、651〜653、710〜712を、そのデ
ィスクの磁気特性に関連付けする。磁気ディスクと記録ヘッドの磁気特性の比較
に基づき、記録ヘッド110を有するディスクドライブ100に組み立てるため
の磁気ディスク106、204、670、314、714および780を選択す
る。次に、磁気ディスクと記録ヘッド110が1つのヘッドとディスクの組み合
わせを形成するよう、磁気ディスク106、204、670、314、714お
よび780と記録ヘッド110とをディスクドライブ100に組み立てる。
【0060】 本発明の更に別の特徴は、物理的特性と、この物理的特性に関連付けするため
に磁気記録表面内にコード化された情報パターン220、272、410〜41
4、501〜503、602、604、651〜653、710〜712とを有
する磁気記録表面715を含む磁気ディスク106、204、670、314、
714および780に関する。
【0061】 本発明の更に別の特徴は、複数の磁気ディスク106、204、670、31
4、714および780と、複数のユニークなシリアル番号と、ディスクキャデ
ィ762と、電子データベース766とを含む、磁気ディスクアセンブリキット
に関する。各磁気ディスク106、204、670、314、714および78
0は測定可能な磁気特性を有する磁気記録表面715を有する。磁気ディスク1
06、204、670、314、714および780のそれぞれ1つの記録表面
715には各シリアル番号がコード化されており、このシリアル番号は記録表面
をユニークに識別する。複数の磁気ディスク106、204、670、314、
714および780をディスクキャディ762が支持している。電子データベー
ス776は複数のユニークなシリアル番号とそれぞれの記録表面715の磁気特
性とを関連付けする。
【0062】 以上の説明で、本発明の種々の実施例の構造および機能の細部と共に、本発明
の多数の特徴および利点について説明したが、この明細書は単に説明のためのも
のにすぎず、細部、特に特許請求の範囲に記載された用語の広範な意味によって
表示される、全範囲に及ぶ本発明の要旨内の部品の構造および配置に関して変更
が可能であると理解すべきである。例えば、本発明によれば、ディスク表面に種
々のタイプの情報パターンを熱により、または他の方法で書き込みできる。ディ
スクは従来の磁気ディスクでもよいし、また磁気光ディスクでもよい。種々のタ
イプの記録ヘッド、例えば電磁誘導ヘッドおよび磁気抵抗ヘッドを用いることが
できる。また、本発明によれば、種々のタイプの光源、ビーム偏向器またはスキ
ャナー、磁界ソースを使用することもできる。特定のプロセスの工程および工程
の順序を所望するように変更することができる。また、他の変更も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が有効なヘッドディスクアセンブリ(HDA)の斜視図である。
【図2】 本発明の一実施例に従ってディスク表面に書き込まれた1つのサーボセクター
に対するゼロタイプのサーボ磁化パターンの図である。
【図3】 本発明の一実施例に係わる熱プリント方法を示す図である。
【図4】 個々の磁気ドメインをオーバーラップさせることによって形成される、細長い
磁気ドメインを示す図である。
【図5】 本発明の一実施例に従い、磁気媒体にサーボパターンを熱プリントするための
システムの略図である。
【図6】 本発明の別の実施例に従い、磁気媒体にサーボパターンを熱プリントするため
のシステムの略図である。
【図7】 本発明の更に別の実施例に従い、磁気媒体にサーボパターンを熱プリントする
ためのシステムの略図である。
【図8】 本発明の一実施例に従い、ディスク表面上のトラックに沿って書き込まれた単
一周波数のダイビットパルストレインを示す図である。
【図9】 トレイン内で照明パターンのスペースが変えられたパルストレインを示す図で
ある。
【図10】 トレイン内で照明パターンの形状が変えられたパルストレインを示す図である
【図11】 ダウントラック方向に整合した主軸線を有する複数の熱書き込みされた楕円磁
気パターンを有するパルストレインを示す。
【図12】 外部磁界の存在下でディスク表面に個々の磁気ドメインを照明する光ビームの
部分斜視図である。
【図13】 図13は、熱書き込みされ、オーバーラップした磁気ドメインの第1、第2お
よび第3組を有するパルストレインを示す。
【図14】 磁気表面に磁気的にコード化された情報パターンを有する磁気ディスクの平面
図である。
【図15】 本発明の別の実施例に従い、ディスク表面に情報パターンを熱プリントするた
めの装置を示す図である。
【図16】 本発明の一実施例に係わるスピンドルアセンブリ装置を略図で示す図である。
【図17】 本発明の一実施例に係わるディスク処理方法を示すフローチャートである。
【図18】 本発明の一実施例に従い、記録ヘッドと記録表面とをペアにする方法を示すフ
ローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 11/10 500 G11B 11/10 500 502 502Z (72)発明者 カーティス、ドナルド、イー アメリカ合衆国 カリフォルニア、ロス ガトス、 フェアビュー プラザ 83 − シー Fターム(参考) 5D006 DA03 FA09 5D075 EE03 GG20 5D091 AA10 FF02 FF04 5D112 JJ07 JJ10

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスク記憶アセンブリにディスクを組み立てる前に、
    磁気ディスクを処理する方法において、 (a)前記磁気ディスク上の記録表面の物理的特性を測定する工程と、 (b)ディスクドライブ内にディスクを組み立てる前に、前記工程(a)で測
    定された前記物理的特性に関連付けされる情報パターンを前記記録表面内にコー
    ド化する工程とを備えた、磁気ディスクを処理する方法。
  2. 【請求項2】 (c)前記工程(a)で測定された前記物理的特性を電子デ
    ータベースに記憶する工程と、 (d)前記電子データベース内で、測定された前記物理的特性と前記記録表面
    に対するユニークなシリアル番号とを関連付けする工程とを更に備え、前記コー
    ド化する工程(b)が前記記録表面に前記シリアル番号を磁気的にコード化する
    ことを含む、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記コード化する工程(b)が、 (b)(1)前記情報パターン内の前記記録表面に前記工程(a)で測定され
    た前記磁気特性を磁気的にコード化する工程を含む、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記コード化する工程(b)が、 (b)(1)高温における表面の飽和保磁力よりも大きく、より低い周辺温度
    における飽和保磁力よりも小さい磁界強度を有する磁界に前記記録表面を暴露し
    ながら、光ビームにより前記記録表面上の複数の磁気ドメインを高温に熱加熱す
    る工程を含む、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記測定する工程(a)が、 前記記録表面の前記磁気特性を測定することを含み、前記コード化する工程(
    b)が前記磁気特性と関連付けされる前記情報パターンを前記記録表面内にコー
    ド化することを含む、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 磁気ディスクドライブの部品を組み立てる方法において、 (a)前記ディスクドライブ内に組み立てるための、磁気特性を有する前記記
    録ヘッドを選択する工程と、 (b)前記ディスクドライブ内にディスクを組み立てる前に、前記ディスクの
    磁気特性に関連付けされる情報パターンを複数の磁気ディスクのうちの少なくと
    も1つから読み出す工程と、 (c)前記磁気ディスクの前記磁気特性と前記記録ヘッドの前記磁気特性との
    比較に基づき、前記記録ヘッドと共に前記ディスクドライブ内に組み立てるため
    の前記磁気ディスクを選択する工程と、 (d)前記磁気ディスクと前記記録ヘッドとがヘッドとディスクの1つの組み
    合わせを形成するよう、前記ディスクドライブ内に前記磁気ディスクおよび前記
    記録ヘッドを組み立てる工程とを備えた、磁気ディスクドライブの部品を組み立
    てる方法。
  7. 【請求項7】 前記磁気ディスクに前記情報パターンを磁気的にコード化す
    るようになっており、前記読み出す工程(b)が、 (b)(1)偏光した光ビームを前記磁気ディスクに反射させ、磁気的にコー
    ド化された情報パターンによって誘導された偏光光ビームの回転を検出すること
    を含む、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記磁気ディスクに前記情報パターンを磁気的にコード化す
    るようなっており、前記読み出す工程(b)が、 (b)(1)磁気読み出しヘッドを含み、磁気読み出しヘッドに対し前記磁気
    ディスクを回転させるようになっているスピンスタンドに前記磁気ディスクを取
    り付ける工程と、 (b)(2)磁気的にコード化された前記情報パターンを前記磁気読み出しヘ
    ッドにより読み出す工程とを備えた、請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記磁気ディスクに前記情報パターンを磁気的にコード化す
    るようになっており、該情報パターンが前記磁気ディスクの前記磁気特性の尺度
    を示しており、前記読み出す工程(b)が、 (b)(1)磁気的にコード化された前記情報パターンから前記磁気特性の尺
    度をデコードする工程と、 (b)(2)前記磁気特性の前記デコードされた尺度と前記記録ヘッドの前記
    磁気特性とを比較する工程とを備えた、請求項6記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記磁気ディスクに前記情報パターンを磁気的にコード化
    するようになっており、該情報パターンが前記磁気ディスクに対するユニークな
    シリアル番号を示し、前記読み出す工程(b)が、 (b)(1)磁気的にコード化された前記情報パターンから前記ユニークなシ
    リアル番号をデコードする工程と、 (b)(2)前記シリアル番号に基づき、電子データベースから前記磁気ディ
    スクの磁気特性を検索する工程と、 (b)(3)前記電子データベースから検索した前記磁気ディスクのデコード
    された前記磁気特性と前記記録ヘッドの前記磁気特性とを比較する工程とを備え
    た、請求項6記載の方法。
  11. 【請求項11】 複数の磁気ディスクのうちの少なくとも1つから情報パタ
    ーンを読み出す前記工程(b)が、 (b)(1)ディスクキャディ内に前記複数の磁気ディスクを保持する工程と
    、 (b)(2)前記ディスクキャディから前記複数の磁気ディスクのうちの第1
    磁気ディスクを検索する工程と、 (b)(3)前記第1磁気ディスクから前記情報パターンを読み出す工程と、 (b)(4)前記情報パターンに関連付けされた前記第1磁気ディスクの前記
    磁気特性と前記記録ヘッドの前記磁気特性とを比較する工程とを備え、 前記磁気ディスクを選択する工程(c)が、 (c)(1)前記比較する工程(b)(4)に基づき、前記ハードディスクと
    前記ディスクとの組み合わせの一部として、前記ディスクドライブ内に組み立て
    るためにスピンドルに前記第1磁気ディスクを載せるか、または前記第1磁気デ
    ィスクを前記ディスクキャディに戻す工程と、 (c)(2)前記工程(c)(1)において、前記第1磁気ディスクを前記デ
    ィスクキャディに戻す場合に、前記複数の磁気ディスクのうちの第2の磁気ディ
    スクに対し、前記読み出す工程(b)および前記選択する工程(c)を繰り返す
    工程とを備えた、請求項6記載の方法。
  12. 【請求項12】 (e)前記工程(b)において、前記情報パターンを読み
    出す前に、前記磁気ディスクの前記記録表面内に前記情報パターンを磁気的にコ
    ード化する工程を更に含む、請求項6記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記磁気的にコード化する工程(e)が、 (e)(1)周辺温度における表面の飽和保磁力よりも小さく、高温における
    飽和保磁力よりも大きい磁界強度を有する磁界に前記記録表面を暴露する工程と
    、 (e)(2)前記記録表面を前記磁界に暴露しながら、光ビームにより各磁気
    ドメインを別々に高温に加熱することにより、前記記録表面に複数の磁気ドメイ
    ンを熱によって書き込む工程とを備えた、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記磁気的にコード化する工程(e)が、 (e)(1)周辺温度における表面の飽和保磁力よりも小さく、高温における
    飽和保磁力よりも大きい磁界強度を有する磁界に前記記録表面を暴露する工程と
    、 (e)(2)記録表面を前記磁界に暴露しながら、パターンマスクを通して前
    記記録表面のエリアを光ビームに露光し、露光したエリアを高温に加熱する工程
    と、 (e)(3)露光したエリアが高温に加熱された後に、露光されたエリアから
    光ビームを除く工程とを備えた、請求項12記載の方法。
  15. 【請求項15】 物理的特性を含む第1磁気記録表面と、 前記物理的特性と関連付けるために、前記第1磁気記録表面内にコード化され
    る情報パターン手段とを備えた、磁気ディスク。
  16. 【請求項16】 前記第1情報パターン手段が、前記第1磁気記録表面をユ
    ニークに識別するシリアル番号を含む、請求項15記載の磁気ディスク。
  17. 【請求項17】 前記第1情報パターン手段が、前記磁気特性の数値的表示
    を含む、請求項15記載の磁気ディスク。
  18. 【請求項18】 物理的磁気特性を含み、前記第1磁気記録表面と反対の第
    2磁気記録表面と、 前記第2磁気記録表面の磁気特性に関連付けするための、前記第2磁気記録表
    面内にコード化される第2情報パターン手段とを更に備えた、請求項15記載の
    磁気ディスク。
  19. 【請求項19】 前記物理的特性が前記第1記録表面の磁気特性を含む、請
    求項15記載の磁気ディスク。
  20. 【請求項20】 各々が測定可能な磁気特性を有する1つの磁気記録表面を
    含む、複数の磁気ディスクと、 各々が前記磁気ディスクのうちのそれぞれ1つの記録表面に磁気的にコード化
    され、記録表面をユニークに識別するようになっている複数のユニークなシリア
    ル番号と、 前記複数の磁気ディスクを支持するディスクキャディと、 前記複数のユニークなシリアル番号とそれぞれの記録表面の磁気特性とを関連
    付ける電子データベースと、を備えた磁気ディスクアセンブリキット。
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