JPH0642208Y2 - センサマグネット取付装置 - Google Patents
センサマグネット取付装置Info
- Publication number
- JPH0642208Y2 JPH0642208Y2 JP1989132694U JP13269489U JPH0642208Y2 JP H0642208 Y2 JPH0642208 Y2 JP H0642208Y2 JP 1989132694 U JP1989132694 U JP 1989132694U JP 13269489 U JP13269489 U JP 13269489U JP H0642208 Y2 JPH0642208 Y2 JP H0642208Y2
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- JP
- Japan
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- magnet
- sensor magnet
- ring
- sensor
- spoke
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P1/00—Details of instruments
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J45/00—Electrical equipment arrangements specially adapted for use as accessories on cycles, not otherwise provided for
- B62J45/40—Sensor arrangements; Mounting thereof
- B62J45/42—Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by mounting
- B62J45/423—Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by mounting on or besides the wheel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J50/00—Arrangements specially adapted for use on cycles not provided for in main groups B62J1/00 - B62J45/00
- B62J50/20—Information-providing devices
- B62J50/21—Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger
- B62J50/22—Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger electronic, e.g. displays
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/48—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
- G01P3/481—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
- G01P3/487—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by rotating magnets
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はセンサマグネット取付装置に関し、特に二輪
車の走行速度の検出に用いられるセンサマグネットを装
着するためのセンサマグネット取付装置に関するもので
ある。
車の走行速度の検出に用いられるセンサマグネットを装
着するためのセンサマグネット取付装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 近年、自転車の走行速度、走行距離等を手軽に知るため
にスピードメータが自転車に取付けられることがある。
にスピードメータが自転車に取付けられることがある。
第8図は一般の表示装置をスピードメータに組込んだ場
合の自転車の外観図であり、第9図は第8図の“X"部の
拡大図であり、第10図は第8図で示された受信装置の平
面図であり、第11図は第9図に示されたセンサマグネッ
トの取付部の拡大斜視図である。
合の自転車の外観図であり、第9図は第8図の“X"部の
拡大図であり、第10図は第8図で示された受信装置の平
面図であり、第11図は第9図に示されたセンサマグネッ
トの取付部の拡大斜視図である。
以下、これらの図を参照してその構成について説明す
る。
る。
信号発生部および送信部は、自転車24の前輪用のフォー
ク34に取付自在に設置された送信装置28と、前輪のスポ
ーク32に取付自在に設置されたセンサマグネット10とか
ら構成される。前輪の軸36と送信装置28との距離(寸法
B)に対応した距離だけ、センサマグネット10は軸36か
ら離れた位置に取付けられる。
ク34に取付自在に設置された送信装置28と、前輪のスポ
ーク32に取付自在に設置されたセンサマグネット10とか
ら構成される。前輪の軸36と送信装置28との距離(寸法
B)に対応した距離だけ、センサマグネット10は軸36か
ら離れた位置に取付けられる。
このように構成されることによって、センサマグネット
10が送信装置28の前を通過するごとに、マグネットの働
きで送信装置28の内部に組込まれたリードスイッチ(図
示せず)の接点が閉じて1の信号が発生される。発生し
た信号は、送信装置28から受信装置30に送信される。受
信装置30は、送信された信号をカウントすることによっ
て、自転車速度や走行距離等の各種の演算を行なう。そ
して、演算結果を随時表示する、たとえば液晶よりなる
表示部16を備え、その演算結果等の表示を任意に切換え
ることができる切換スイッチ38が設けられている。
10が送信装置28の前を通過するごとに、マグネットの働
きで送信装置28の内部に組込まれたリードスイッチ(図
示せず)の接点が閉じて1の信号が発生される。発生し
た信号は、送信装置28から受信装置30に送信される。受
信装置30は、送信された信号をカウントすることによっ
て、自転車速度や走行距離等の各種の演算を行なう。そ
して、演算結果を随時表示する、たとえば液晶よりなる
表示部16を備え、その演算結果等の表示を任意に切換え
ることができる切換スイッチ38が設けられている。
センサマグネット10は、第11図に示されているように、
2本のスポーク32の間に取付けられる。マグネット部12
は、2本のスポーク32を介して取付板13に対向した状態
でその取付孔14に止めねじ15を締付けることによって、
スポーク32に固定される。
2本のスポーク32の間に取付けられる。マグネット部12
は、2本のスポーク32を介して取付板13に対向した状態
でその取付孔14に止めねじ15を締付けることによって、
スポーク32に固定される。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような従来のセンサマグネット取付装置では、ス
ポークに止めねじで取付けているだけなので、走行に伴
なう振動によって取付が緩みやすい。
ポークに止めねじで取付けているだけなので、走行に伴
なう振動によって取付が緩みやすい。
また、取付を行なう2本のスポークの間隔は、車輪の軸
の中心から離れるにつれて大きくなるが、センサがセン
サマグネットの通過を正確に検知するためには、軸より
離れた位置にセンサマグネットを取付ける方が好まし
い。なぜならセンサマグネットの回転周長は長い方が、
センサ前の通過、非通過がより識別しやすいからであ
る。
の中心から離れるにつれて大きくなるが、センサがセン
サマグネットの通過を正確に検知するためには、軸より
離れた位置にセンサマグネットを取付ける方が好まし
い。なぜならセンサマグネットの回転周長は長い方が、
センサ前の通過、非通過がより識別しやすいからであ
る。
さらに、センサマグネットの取付位置が軸中心より離れ
るとうことは、送信装置の取付位置が受信装置に近づく
こととなり、信号の送受信動作の観点からも好ましいも
のである。
るとうことは、送信装置の取付位置が受信装置に近づく
こととなり、信号の送受信動作の観点からも好ましいも
のである。
ところが、第9図に示されている寸法Bを大きくすれ
ば、スポーク間隔が広くなるためマグネット部の長さを
より長くせざるを得ず、取付安定性および経済上不利と
なる。
ば、スポーク間隔が広くなるためマグネット部の長さを
より長くせざるを得ず、取付安定性および経済上不利と
なる。
この考案は上記のような課題を解決するためになされた
もので、取付部自体を大きくすることなく、センサマグ
ネットの回転軸からの取付距離を大きくすることを可能
とし、しかも取付安定性を向上させるセンサマグネット
取付装置を提供することを目的とする。
もので、取付部自体を大きくすることなく、センサマグ
ネットの回転軸からの取付距離を大きくすることを可能
とし、しかも取付安定性を向上させるセンサマグネット
取付装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案にかかるセンサマグネット取付装置は、回転車
輪のスポークに取付けられ、前記回転車輪の回転ごと
に、車体に固定されたセンサに信号を与えるセンサマグ
ネットを取付けるためのセンサマグネット取付装置であ
って、その内部にマグネットを格納し、スポークに接す
る接触面を有するマグネット格納部と、マグネット格納
部の接触面上に、スポークを挾むように突出し、その内
部にねじ部が形成された少なくとも1対の筒状の突出片
と、突出片の外周に係合し、かつ突出片に対して取外し
自在のリングと、突出片のねじ部に係合する止めねじと
を備え、リングを取付けた状態で止めねじを締付けたと
き、止めねじの頭部は、リングの底部がスポークを2点
で押圧するように、リングをマグネット格納部の方向へ
移動させるものである。
輪のスポークに取付けられ、前記回転車輪の回転ごと
に、車体に固定されたセンサに信号を与えるセンサマグ
ネットを取付けるためのセンサマグネット取付装置であ
って、その内部にマグネットを格納し、スポークに接す
る接触面を有するマグネット格納部と、マグネット格納
部の接触面上に、スポークを挾むように突出し、その内
部にねじ部が形成された少なくとも1対の筒状の突出片
と、突出片の外周に係合し、かつ突出片に対して取外し
自在のリングと、突出片のねじ部に係合する止めねじと
を備え、リングを取付けた状態で止めねじを締付けたと
き、止めねじの頭部は、リングの底部がスポークを2点
で押圧するように、リングをマグネット格納部の方向へ
移動させるものである。
[作用] この考案においては、止めねじを締付けることによっ
て、センサマグネットが1本のスポークに2点接触で取
付けられる。
て、センサマグネットが1本のスポークに2点接触で取
付けられる。
[実施例] 第1図はこの考案の第1の実施例によるセンサマグネッ
トの取付状態を示した図である。この図は従来例の第9
図に対応したものである。
トの取付状態を示した図である。この図は従来例の第9
図に対応したものである。
図において、センサマグネット1は1本のスポーク32に
取付けられている。そのため、軸36からの取付距離(寸
法A)は従来例と異なり任意に設定できる。このセンサ
マグネット1の取付位置に対応した位置に、送信装置28
がフォーク34に取付けられる。
取付けられている。そのため、軸36からの取付距離(寸
法A)は従来例と異なり任意に設定できる。このセンサ
マグネット1の取付位置に対応した位置に、送信装置28
がフォーク34に取付けられる。
第2図は第1図に示されているセンサマグネットの取付
状態の詳細を示す分解斜視図である。
状態の詳細を示す分解斜視図である。
図において、マグネット格納部2にはその一面にマグネ
ットが格納され、その反対面に突出片3が設けられる。
突出片3は2つの構成部材よりなり、その内部はねじ加
工されている。突出片3を構成する構成部材は、その間
にスポーク32が設置されるような間隔で離されてマグネ
ット格納部2に取付けられる。なお、突出片3はマグネ
ット格納部2と一体に形成されてもよい。リング4は、
突出片3の外周にその内部が係合する状態で突出片3に
対して取外し自在である。さらに、突出片3の内部に形
成されているねじ部8に係合するテーパねじよりなる止
めねじ5が準備される。
ットが格納され、その反対面に突出片3が設けられる。
突出片3は2つの構成部材よりなり、その内部はねじ加
工されている。突出片3を構成する構成部材は、その間
にスポーク32が設置されるような間隔で離されてマグネ
ット格納部2に取付けられる。なお、突出片3はマグネ
ット格納部2と一体に形成されてもよい。リング4は、
突出片3の外周にその内部が係合する状態で突出片3に
対して取外し自在である。さらに、突出片3の内部に形
成されているねじ部8に係合するテーパねじよりなる止
めねじ5が準備される。
次に、以上のように構成されているセンサマグネット取
付装置による取付動作について説明する。
付装置による取付動作について説明する。
まず、車輪のスポークのうち任意の1本に対してそれを
挾むように突出片3を挿入する。次にリング4を突出片
3の外周に係合させ、その状態で止めねじ5を突出片3
にねじ込む。それによって、リング4はスポーク32を押
圧する方向に移動し、マグネット格納部は1本のスポー
ク32に堅固に固定される。
挾むように突出片3を挿入する。次にリング4を突出片
3の外周に係合させ、その状態で止めねじ5を突出片3
にねじ込む。それによって、リング4はスポーク32を押
圧する方向に移動し、マグネット格納部は1本のスポー
ク32に堅固に固定される。
第3図は第2図のIII−III断面図であり、第4図は第2
図のIV−IV断面図であり、実際にセンサマグネットがス
ポークに取付けられた状態を各々示している。
図のIV−IV断面図であり、実際にセンサマグネットがス
ポークに取付けられた状態を各々示している。
第3図においては、止めねじ5をねじ込むことによっ
て、そのねじ部の頭部10が、リング4を突出片3の外周
に係合した状態でマグネット格納部2の方向に移動させ
るように押圧している状態が示されている。
て、そのねじ部の頭部10が、リング4を突出片3の外周
に係合した状態でマグネット格納部2の方向に移動させ
るように押圧している状態が示されている。
第4図においては、止めねじ5をねじ込むことによっ
て、止めねじの頭部10がリング4をマグネット格納部方
向に移動させ、これによってマグネット格納部の背面と
リング4の端面との間でスポーク32を押圧している状態
が示されている。したがって、マグネットセンサを取付
けた状態では、スポーク32はリング4で2点(“a"およ
び“b")で押圧されていることになり、その取付の安定
性は高い。
て、止めねじの頭部10がリング4をマグネット格納部方
向に移動させ、これによってマグネット格納部の背面と
リング4の端面との間でスポーク32を押圧している状態
が示されている。したがって、マグネットセンサを取付
けた状態では、スポーク32はリング4で2点(“a"およ
び“b")で押圧されていることになり、その取付の安定
性は高い。
なお、上記実施例ではリング4がスポーク32を押圧して
いる状態では、止めねじ5の底部9とスポーク32との間
に隙間があるが、この隙間をなくし、止めねじ5の底部
9もリング4とともに、スポーク32を押圧する構成とし
てもよい。
いる状態では、止めねじ5の底部9とスポーク32との間
に隙間があるが、この隙間をなくし、止めねじ5の底部
9もリング4とともに、スポーク32を押圧する構成とし
てもよい。
また、この実施例では、突出片3の内部は平行ねじが形
成され、止めねじ5のねじ部はテーパねじが形成されて
いる。したがって、止めねじ5をねじ込むことによっ
て、突出片3の上部は若干押し広げられることになり、
その部分でリング4と接触し、相互に応力を生じること
になる。リング4による反力は、突出片3を止めねじ5
のねじ部を押圧する力となって伝達されるので、止めね
じ5と突出片3との係合はより強固となり、自転車の走
行による振動等によってもその係合が緩みにくくなる。
成され、止めねじ5のねじ部はテーパねじが形成されて
いる。したがって、止めねじ5をねじ込むことによっ
て、突出片3の上部は若干押し広げられることになり、
その部分でリング4と接触し、相互に応力を生じること
になる。リング4による反力は、突出片3を止めねじ5
のねじ部を押圧する力となって伝達されるので、止めね
じ5と突出片3との係合はより強固となり、自転車の走
行による振動等によってもその係合が緩みにくくなる。
このように止めねじ5のねじ部はテーパねじが好ましい
が、平行ねじを採用しても、リング4を介してのスポー
ク32に対する押圧力は変化しないので、一定の固定効果
を奏するものである。
が、平行ねじを採用しても、リング4を介してのスポー
ク32に対する押圧力は変化しないので、一定の固定効果
を奏するものである。
第5図はこの考案の第2の実施例であり、リングの形状
の変形例であり、第6図は第5図に示されたリングの切
欠部の拡大図である。
の変形例であり、第6図は第5図に示されたリングの切
欠部の拡大図である。
両図を参照して、リング4の下方端部に、スポーク32に
係合し得るような、半円状の切欠7が2箇所設けられて
いる。このような形状のリング4を第2図におけるセン
サマグネットの取付に用いると、リング4がスポーク32
を押圧する部分は先の実施例のように2点接触ではな
く、切欠7に沿った周辺部による2箇所の線接触とな
る。したがって、先の実施例よりさらにスポーク32の取
付状態の安定度が向上する。
係合し得るような、半円状の切欠7が2箇所設けられて
いる。このような形状のリング4を第2図におけるセン
サマグネットの取付に用いると、リング4がスポーク32
を押圧する部分は先の実施例のように2点接触ではな
く、切欠7に沿った周辺部による2箇所の線接触とな
る。したがって、先の実施例よりさらにスポーク32の取
付状態の安定度が向上する。
第7図はこの考案の第3の実施例によるセンサマグネッ
トの断面図であり、第1の実施例の第3図に対応した図
である。
トの断面図であり、第1の実施例の第3図に対応した図
である。
以下、その構成について説明するが、突出片3、リング
4および止めねじ5の構造および動作は第1の実施例と
同じであるので、それらの説明は省略し、ここでは第1
の実施例との相違部分について主に説明する。
4および止めねじ5の構造および動作は第1の実施例と
同じであるので、それらの説明は省略し、ここでは第1
の実施例との相違部分について主に説明する。
図において、マグネット6は送信装置に対して露出する
ことなく、樹脂製のカバー23で覆われている。マグネッ
ト6の背面には、突出片3と一体に形成されたベース部
材17が配置される。カバー23は、送信装置に面する部分
18がマグネット6による磁界を十分に送信装置に与える
ように薄く仕上げられている。マグネット6を組込む際
には、マグネット6を挾んだ状態でカバー23をベース部
材17に装着し、カバー23の端部21を熱加工することによ
って塑性変形させ、ベース部材17方向にカールさせる。
これによって、マグネット6はベース部材17とカバー23
との間に封入された状態となり、車輪の回転に伴なうマ
グネット6の飛出しが防止される。したがって、マグネ
ット6にひび割れ等が生じても飛出すような危険性は回
避され、またマグネットの紛失等も防止できる。
ことなく、樹脂製のカバー23で覆われている。マグネッ
ト6の背面には、突出片3と一体に形成されたベース部
材17が配置される。カバー23は、送信装置に面する部分
18がマグネット6による磁界を十分に送信装置に与える
ように薄く仕上げられている。マグネット6を組込む際
には、マグネット6を挾んだ状態でカバー23をベース部
材17に装着し、カバー23の端部21を熱加工することによ
って塑性変形させ、ベース部材17方向にカールさせる。
これによって、マグネット6はベース部材17とカバー23
との間に封入された状態となり、車輪の回転に伴なうマ
グネット6の飛出しが防止される。したがって、マグネ
ット6にひび割れ等が生じても飛出すような危険性は回
避され、またマグネットの紛失等も防止できる。
なお、上記の第1の実施例では、突出片は1対のものと
しているが、さらに分割したものとし、突出片同士のい
ずれの隙間でもスポークを挾める構造としてもよいこと
は言うまでもない。
しているが、さらに分割したものとし、突出片同士のい
ずれの隙間でもスポークを挾める構造としてもよいこと
は言うまでもない。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、センサマグネットを1
本のスポークに2点接触で取付けることができるので、
回転軸中心から任意の距離で、かつ安定したセンサマグ
ネットの取付が容易となる。
本のスポークに2点接触で取付けることができるので、
回転軸中心から任意の距離で、かつ安定したセンサマグ
ネットの取付が容易となる。
第1図はこの考案の第1の実施例による回転車輪の送信
装置の取付状況を示した図、第2図は第1図に示された
センサマグネットの具体的な取付状態を示した分解斜視
図、第3図は第2図のIII−III断面図、第4図は第2図
のIV−IV断面図、第5図はこの考案の第2の実施例によ
るリングの形状を示した斜視図、第6図は第5図のリン
グの切欠部の拡大図、第7図はこの発明の第3の実施例
によるセンサマグネットの断面図、第8図は一般の表示
装置をスピードメータに組込んだ場合の自転車の外観
図、第9図は第8図の“X"部の拡大図、第10図は第8図
に示された受信装置の平面図、第11図は第9図のセンサ
マグネットの取付状況を示す分解斜視図である。 図において、1はセンサマグネット、2はマグネット格
納部、3は突出片、4はリング、5は止めねじ、6はマ
グネット、17はベース部材、32はスポークである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
装置の取付状況を示した図、第2図は第1図に示された
センサマグネットの具体的な取付状態を示した分解斜視
図、第3図は第2図のIII−III断面図、第4図は第2図
のIV−IV断面図、第5図はこの考案の第2の実施例によ
るリングの形状を示した斜視図、第6図は第5図のリン
グの切欠部の拡大図、第7図はこの発明の第3の実施例
によるセンサマグネットの断面図、第8図は一般の表示
装置をスピードメータに組込んだ場合の自転車の外観
図、第9図は第8図の“X"部の拡大図、第10図は第8図
に示された受信装置の平面図、第11図は第9図のセンサ
マグネットの取付状況を示す分解斜視図である。 図において、1はセンサマグネット、2はマグネット格
納部、3は突出片、4はリング、5は止めねじ、6はマ
グネット、17はベース部材、32はスポークである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】回転車輪のスポークに取付けられ、前記回
転車輪の回転ごとに、車体に固定されたセンサに信号を
与えるセンサマグネットを取付けるためのセンサマグネ
ット取付装置であって、 その内部にマグネットを格納し、前記スポークに接する
接触面を有するマグネット格納部と、 前記マグネット格納部の前記接触面上に、前記スポーク
を挾むように突出し、その内部にねじ部が形成された少
なくとも1対の筒状の突出片と、 前記突出片の外周に係合し、かつ前記突出片に対して取
外し自在のリングと、 前記突出片のねじ部に係合する止めねじとを備え、 前記リングを取付けた状態で前記止めねじを締付けたと
き、前記止めねじの頭部は、前記リングの底部が前記ス
ポークを2点で押圧するように、前記リングを前記マグ
ネット格納部の方向へ移動させる、センサマグネット取
付装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989132694U JPH0642208Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | センサマグネット取付装置 |
CA002029137A CA2029137C (en) | 1989-11-15 | 1990-11-01 | Sensor magnet mounting device having an improved mounting structure |
DE9090121629T DE69000873T2 (de) | 1989-11-15 | 1990-11-12 | Sensormagnet-befestigungsvorrichtung mit verbessertem montageaufbau. |
EP90121629A EP0432475B1 (en) | 1989-11-15 | 1990-11-12 | Sensor magnet mounting device having an improved mounting structure |
US07/613,278 US5089775A (en) | 1989-11-15 | 1990-11-14 | Sensor magnet mounting device having an improved mounting structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989132694U JPH0642208Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | センサマグネット取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0372360U JPH0372360U (ja) | 1991-07-22 |
JPH0642208Y2 true JPH0642208Y2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=15087360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989132694U Expired - Lifetime JPH0642208Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | センサマグネット取付装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5089775A (ja) |
EP (1) | EP0432475B1 (ja) |
JP (1) | JPH0642208Y2 (ja) |
CA (1) | CA2029137C (ja) |
DE (1) | DE69000873T2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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