JP2002540454A - レンズ位置確保装置を有する内視鏡 - Google Patents

レンズ位置確保装置を有する内視鏡

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JP2002540454A JP2000607046A JP2000607046A JP2002540454A JP 2002540454 A JP2002540454 A JP 2002540454A JP 2000607046 A JP2000607046 A JP 2000607046A JP 2000607046 A JP2000607046 A JP 2000607046A JP 2002540454 A JP2002540454 A JP 2002540454A
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lens
endoscope
lenses
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ホルゲル フリシェ
ミヒァエル ヴェーバー
イェンス ペーテル ヴルフスベルク
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Olympus Winter and Ibe GmbH
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    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/002Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor having rod-lens arrangements

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズを恒久的に確保し、組み込みが容易であり、必要に応じて補修できるレンズ位置確保装置を有する内視鏡を提供する。 【解決手段】レンズと、衝撃負荷時の変位に対してレンズの位置を確保する装置とを有する内視鏡において、確保装置を、少なくとも1つの突き合わせ箇所において2つのレンズの相互の突き合わせ端部を共通に囲み、レンズ外径よりも小さい内径から周囲の長さを恒久弾性的に拡張できるパイプとして構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、請求項1記載の種類の上位概念の内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の内視鏡は、特に、医療内視法において使用される。この種の内視鏡は
、複数のレンズのアレイ、即ち、通常は、リレー光学系としての棒レンズのアレ
イと、上記アレイの遠位端にあり、通常、一体の構成ユニットとしての棒レンズ
を備えた対物レンズのアレイとを有する。更に、棒レンズアレイの近位端には、
通常は棒レンズアレイとは別個に組み込まれたアイピースが載置されている。棒
レンズ及び対物レンズは、通常、レンズ配列を保証し、医療用途のための過熱蒸
気殺菌時に必要である気密な密封のために、窓と共に使用できるシステムパイプ
に支持される。
【0003】 このような内視鏡は、消化管内に若干湾曲した状態でも敷設できるように、で
きる限り可撓性であるべきである。この場合、敏感な傷つきやすい棒レンズを破
損しないように保護しなければならない。システムパイプにレンズを配置する場
合、システムパイプの湾曲時にレンズが破損しないように、通常、半径方向の間
隙を設ける。
【0004】 内視鏡の良好な光学的性能を保証するため、レンズ相互の相対位置を確保しな
ければならない。即ち、レンズは、所定の軸線方向に相互に間隔を置いて固定し
なければならなず、更に、半径方向にも固定しなければならない。このため、確
保装置が知られている。通常、レンズは、システムパイプに対して半径方向にお
いて支持され、レンズの間に設けたスペーサパイプによって軸線方向へ離隔され
ている。
【0005】 内視鏡が衝撃負荷を受けた場合、例えば、内視鏡がテーブルから床に落下した
場合、作用する加速力によって、レンズがずれることになる。この場合、レンズ
は傾斜し、したがって、光学系の視野方向が途切れることになる。この場合、レ
ンズは、ねじれることもあり、その結果、同じく、視野方向の“途切れ”が誘起
されることになる。なぜならば、量産された棒レンズは、おおむね、光軸と幾何
学的軸線との間にズレを有するからである。
【0006】 これを阻止するには、確保装置が必要である。このような確保装置は、本件出
願の出願後公開されたドイツ特許出願19742454.6−51に記載されて
いる。この構造の場合、棒レンズは、特殊なスペーサパイプによって所望の如く
傾斜させて、衝撃振動後にも常にもどる安定な位置に設けられる。しかしながら
、レンズのねじれは、上記確保装置によっては不十分に阻止されるに過ぎない。
【0007】 ドイツ特許第3912720C2号に記載の構造の場合、レンズ導入が容易な
ように収縮前に過大寸法を有し、収縮後、上記レンズを半径方向へ固定状態で確
保する収縮チューブをシステムパイプの代わりに使用する。かくして、レンズの
恒久的に良好な相互配列が得られ、この場合、上記レンズは、更に、回転しない
ように確保される。この場合、しかしながら、煩雑な収縮プロセス及び他の妨害
的な材料性質を有する特定の収縮性合成樹脂を使用しなければならないという必
然性が欠点となる。更に、このような光学系は、以後に、もはや補修できず、全
体として交換せざるを得ない。更に、使用した収縮性材料が、熱に敏感であり、
一般に、過熱蒸気殺菌には不適である。特に、上記材料の場合、材料誤差、製造
誤差又は以降の熱的作用の効果の理由から、レンズの永続的な強固な確保は保証
されない。材料の保持力が、幾分、軽減した場合、レンズは、緩んで、ずれるこ
とになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、レンズを恒久的に確保し、組み込みが容易であり、必要に応
じて補修できる確保装置を有する上述の種類の内視鏡を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題は、請求項1の特徴によって解決される。
【0010】 本発明は、光学系の耐衝撃性には、突き合わせ箇所にレンズ端を相互に同列に
且つ空転しないよう保持すれば十分であるという知見から出発している。本発明
に基づき、これは、少なくとも1つの突き合わせ箇所に設けてあり、狭い径から
恒久弾性的に拡張してレンズ端を把持し、光学系の破損防止に寄与する可撓性の
達成のためシステムパイプに間隙を置いて支持できるパイプによって達成される
。このようなパイプは、衝撃時に、材料の破損のないように若干弾性的に撓み、
レンズの熱膨張も許容し、しかも、レンズを常に相互に軸線方向へ動いたり且つ
空転しないように配列状態を保持する。パイプを拡張すれば、レンズを容易に組
み込むことができ、あるいは、補修のために交換できる。レンズを相互に確保す
るパイプが、1つの組込ユニットのためにレンズを統合し、かくして、内視鏡の
レンズ対又は全レンズアレイを確保装置によって統合し、組込ユニットとして取
り扱うことができ、例えば、システムパイプ又は他の組み込み箇所に導入できる
。半径方向へ弾性的な確保装置は、軸線方向への保持も行うので、軸線方向間隔
を確保するスペーサパイプをレンズ間に設ける必要はない。
【0011】 確保パイプは、レンズの本質的な光学的整列を保証するため、2つのレンズの
突き合わせ箇所においてのみ上記レンズを確保する。しかしながら、パイプは、
レンズ相互の傾動を更に十分に防止するため、請求項2に基づき、確保したレン
ズにわたって完全に延ばすこともできる。
【0012】 パイプは、請求項3に基づき、有利には、周面方向に伸び弾性を有する材料、
例えば、ゴム類似の合成材料からなるチューブとして構成できる。レンズスタッ
クの充填のため、上記チューブを周面方向へ拡張する必要がある。これは、例え
ば、圧搾空気によって内部を負圧とすることによって、あるいは、有利には、チ
ューブ外面に真空を印加することによって実施できる。
【0013】 代替手法として、請求項4に基づき、例えば、ドイツ特許第19630666
号に記載の如き伸縮性スリーブとしてパイプを構成することもできる。このよう
な伸縮性スリーブは、狭窄状態に製造できる。上記伸縮性スリーブは、レンズ組
み込みのため、軸線方向の圧力によって拡張できる。軸線方向の圧力を解放すれ
ば、上記伸縮性スリーブは、再び、確保のためにレンズのまわりで狭窄状態を取
る。他の実施の形態に基づき、上記伸縮性スリーブは、拡張状態に製造できる。
この場合、レンズスタックの充填後、レンズのまわりにおいて狭窄状態を取るよ
うに、上記伸縮性スリーブに軸線方向へ張力を加える。次いで、システムパイプ
内の最終的な組込状態において上記伸縮性スリーブを引張状態に保持する必要が
ある。
【0014】 また代替手法として、請求項5に基づき、縦方向へスリットを設けた可撓性材
料製パイプとして、パイプを構成する。レンズスタックの充填の場合、パイプを
そのスリットにおいて拡張する。その拡張を解放すれば、パイプは、レンズのま
わりに半径方向へ弾性的に閉じる。
【0015】 請求項6に基づき、この種のパイプを平板ワイヤ螺旋体として構成すれば有利
である。このような平板ワイヤ螺旋体には、大きなコスト利点がある。更に、上
記平板ワイヤ螺旋体は、組み込みに関して本質的利点を有する。狭窄状態に製造
した平板ワイヤ螺旋体は、レンズ充填のため、端部を把持して逆方向へ回転する
ことによって拡張できる。拡張を解放すれば、平板ワイヤ螺旋体は、レンズを半
径方向の内方へ弾性的に囲み、優れた確保作用を達成する。金属からなる有利な
実施の形態の場合、上記平板ワイヤ螺旋体は、長期の保持及びオートクレーブ加
熱処理に特に好適である。更に、平板ワイヤ螺旋体の本質的な利点は、回転拡張
後及び解放後、平板ワイヤ螺旋体が、半径方向のみならず縦方向へも揺動できる
という点にある。即ち、平板ワイヤ螺旋体は、レンズの傾動・回転防止に役立つ
のみならず、レンズの軸線方向の弾性的手段としても役立ち、しかも、このため
に、別個の装置を必要とすることはない。かくして、レンズスタックを軸線方向
に対して負荷を与えた場合、レンズ間の軸線方向間隔を確保するため、特殊な装
置、例えば、慣用のスペーサパイプが必要である。
【0016】 請求項5又は請求項6に記載のパイプは、曲げ弾性材料、例えば、合成樹脂か
ら構成できる。しかしながら、請求項7に基づき、パイプを金属(例えば、バネ
鋼)により構成すれば有利である。金属からなる実施の形態の場合、長期間にわ
たって安定で熱的に(例えば、オートクレーブ加熱処理時に)機能が確実な構造
が得られる。
【0017】 請求項8に基づきスリットを設けたパイプが、軸線と平行なスリットを備えて
いると有利である。かくして、レンズ挿入のために簡単な手段でスリットを開く
ことができる簡単な構造が得られる。
【0018】 この種のスリットは、極めて細くてよいので、パイプは、確保位置においてレ
ンズをほぼ完全に囲む。しかしながら、請求項9の特徴が有利である。極めて広
いスリット、即ち、パイプが 180°よりも幾分大きい角度だけレンズを囲む状態
であるスリットは、常に、確保パイプによるレンズの確実な把持を保証するが、
スリットを僅かに拡張すれば、レンズを側方から導入でき、即ち、通常の組み込
み技術の場合とは異なり、レンズをパイプ端から導入する必要はない。スリット
を広く開くことによって、更に、例えば、光軸と幾何学的軸線との間に差がある
レンズの場合に、回転によって上記軸線を最適に適合させるため、単なる側方の
把持によって、レンズをパイプ内で軸線方向へも回転方向へも正確に調整するこ
とができる。
【0019】 本発明に係るパイプは、既述の如く、突き合わせ箇所においてのみ、それぞれ
2つのレンズを相互に結合できるか、各レンズ群を結合できる。しかしながら、
請求項10の特徴が好ましい。かくして、内視鏡の全てのレンズをパイプに組み
込み、整列させ、確保し、例えば、連続の縦方向スリットを設けた安定なパイプ
としてパイプを構成した場合、組込ユニットとして処理することができる。
【0020】 請求項11の特徴が有利である。本発明に係る確保パイプは、例えば、多重レ
ンズ形対物レンズの場合、そのレンズを相互に確保できるか、隣接の棒レンズに
対して対物レンズも確保することができる。この場合、内視鏡の全てのレンズを
パイプに設けた場合、対物レンズも上記パイプ内に配列し、確保すれば有利であ
る。
【0021】 システムパイプを有する内視鏡の場合、請求項12の特徴が有利である。周面
方向へ拡張できるパイプは、衝撃負荷時に特に、軸線方向及び/又は半径方向の
ズレに対してレンズを確保し、組込状態において、レンズに弾性的に直接に当接
する。システムパイプの湾曲時にレンズに対する曲げ負荷を避けるため、レンズ
への破損負荷を生じさせることなくシステムパイプの若干の湾曲を可能とする半
径方向の間隙を設ける。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を模式的に示した図面に基づいて説明する。図1に、1つ
のみを図示した端部を、例えば、図示の窓部13で気密に閉鎖した金属製システ
ムパイプ2を有する内視鏡1の縦断面図を示した。かくして気密に閉鎖されたシ
ステムパイプ2の内部スペース3には、光学系の一端に設けた図示してない対物
レンズから光学系の他端に設けたアイピース又はアイピースに設けたカメラに映
像を伝送するため、棒レンズ4のスタックが設けてある。図1には、このうち2
つの隣接のレンズを示した。通常の構成の場合、棒レンズ4は、それぞれ、スペ
ーサパイプ5によって軸線方向へ相互に支持されている。システムパイプ2の一
端に設けている軸線方向へ作用する図示してないバネは、通常の構造態様におい
て、レンズスタックに軸線方向の負荷を加え、かくして、全てのレンズ及びスペ
ーサパイプは、軸線方向へ接する状態に保持される。
【0023】 棒レンズ4は、図示の如く、システムパイプ2に対して半径方向に間隙を置い
て配置されている。したがって、システムパイプは、より小さい半径で湾曲させ
ることもでき、しかも、この場合、傷つきやすい棒レンズ4が破損されることは
ない。
【0024】 図示の内視鏡1が衝撃を受けると、内視鏡の各部材は、その慣性質量に基づき
、相対運動を行う。この場合、図示の突き合わせ箇所において、レンズ端相互の
半径方向のズレが誘起されるか、光軸が幾何学的軸線と必ずしも一致しないレン
ズ4の回転運動が誘起される。双方のズレによって、光軸の途切れが誘起される
。1つの突き合わせ箇所のこのような途切れによって、複数の突き合わせ箇所の
途切れによってはなおさら、光学系の視野方向の明らかに妨害的な途切れが誘起
される。
【0025】 これを避けるため、確保装置が設けてある。図1に示した実施の形態の場合、
確保装置は、図示の突き合わせ箇所においてスペーサパイプ5及び双方の接する
棒レンズ4の端部範囲を被うパイプ片6からなる。パイプ片6は、恒久弾性的に
周囲の長さを拡張できるよう構成されている。意図する確保機能のみを考慮すれ
ば、パイプ片は、拡張して突き合わせ箇所を介してはめ込み、次いで、拡張を解
放するゴムチューブとして構成できる。意図するオートクレーブ加熱処理のため
、適切な弾性合成材料を使用する。パイプ片6は、確保された双方のレンズ4を
十分に強固に保持するので、スペーサパイプ5を省くこともでき、双方のレンズ
の軸線方向の確保は、弾性パイプ片に委ねることができる。
【0026】 図2の(A)に、図1のパイプ片6の代わりに使用できる、曲げ弾性材料、好
ましくは、金属からなりパイプ端の間に連続的に延びる縦スリット27を有する
パイプ片26を示した。パイプ片26は、棒レンズ4の外径よりも小さい内径を
有するように構成されており、そのスリット27において拡張され、次いで、図
1のパイプ片6の位置に設置され、次いで解放される。これにより、パイプ片2
6は、図示の突き合わせ箇所において相互に隣接する棒レンズ4の端部範囲を、
弾性的に確保した状態で囲む。
【0027】 図2の(B)に示した如く、図2の(A)に示した複数のスリット付パイプ片
26は、ブリッジ部28によって結合される。パイプ片26は、順次配列の棒レ
ンズが、それぞれ、相互に隣接する突き合わせ箇所から離隔してブリッジ部28
によって保持される。かくして、例えば、棒レンズ系に必要な全てのパイプ片の
組立ユニットが生ずる。更に、パイプ片26の軸線方向位置は、突き合わせ箇所
に確保される。全ての方向へ等しい良好な可撓性が全装置に与えられるように、
図示の如く、パイプ片26のスリット27及びブリッジ部28を相互に角度的に
ずらすことができる。パイプ片26の組立ユニットは、嵌め込み挿入したレンズ
と共に、取囲むパイプがなくても、例えば、組み立てのために操作できるレンズ
群の組立ユニットを結果として形成する。
【0028】 図3に、図1のパイプ片6に関して既に言及した如く恒久弾性的に周面方向へ
拡張できる材料からなる、縦長のチューブ30の形の確保装置を示した。しかし
ながら、チューブ30は、棒レンズ4の全長を越えて延び、即ち、突き合わせ箇
所を越えて延び、突き合わせ箇所を確保する。チューブ30は、実線で示した休
止状態では、図面の簡略化のため図3には示してない棒レンズ4の外径よりも小
さい内径を有する。このチューブ30は、破線で示したより大きい径まで弾性的
に拡張させることができる。次いで、棒レンズ系を挿入充填できる。チューブ3
0は、拡張が解放されると、半径方向へ収縮して棒レンズを確保する。拡張は、
例えば、内部から圧縮空気で膨らますことによって、あるいは、好ましくは、適
切な組立補助装置で外部から真空を当てることによって行うことができる。
【0029】 図4の(A),(B)に、図3に示した装置と同一の目的を果たす確保装置と
して、交差させて配置した多数の繊維41からなる伸縮性スリーブ40を示した
。繊維41は、その交差箇所において、編み合わせることができるか結合させる
ことができる。このような伸縮性スリーブは、図4の(A)の矢印方向の軸線方
向へ圧縮した場合は拡張し、図4の(B)の矢印方向の軸線方向へ引張した場合
は、周囲の長さを減少する性質を有する。
【0030】 伸縮性スリーブ40は、図4の(B)の狭窄状態に前もって製造できる。この
伸縮性スリーブは、図4の(A)の拡張位置において、軸線方向へ圧縮される。
この状態において、図示してないレンズスタックを導入できる。次いで、解放す
れば、伸縮性スリーブ40は、図4の(B)の状態に周面において弾性的に圧縮
されて、レンズスタックを確保する。他の実施の形態に基づき、伸縮性スリーブ
40は、図4の(A)の拡張状態に製造できる。上記伸縮性スリーブ40は、レ
ンズスタック充填後、図4の(B)の矢印方向の軸線方向へ引張され、レンズの
まわりに弾性的に締付られる。次いで、図1に示した如く、上記伸縮性スリーブ
に対して、引張応力を維持して、システムパイプ2に取り付けなければならない
【0031】 図5に、縦スリット51を有する縦長パイプ50からなる確保装置の他の実施
の形態を示した。このパイプ50は、基本的に、図2の(A)のパイプ片26と
同様に構成されているが、例えば、光学系の全長にわたって延び、即ち、棒レン
ズの間のすべての突き合わせ箇所を同時に確保する。パイプ50は、同じく、バ
ネ金属から構成するのが好ましく、縦スリット51の拡張後にレンズスタックを
充填でき、次いで、周面収縮後にレンズスタックを囲み確保する。
【0032】 図6及び図7に、特に有利な実施の形態を示した。
【0033】 この場合、確保装置は、平板ワイヤ螺旋体60からなる。この平板ワイヤ螺旋
体は、例えば、図5のパイプ50又は図3のチューブ30と同様に、図示してな
いレンズスタックを囲む。平板ワイヤ螺旋体60は、同じく、レンズスタックの
全長にわたって構成されているが、特殊目的のために、レンズスタックの長さの
部分範囲のみを被うことができる。
【0034】 図6の平板ワイヤ螺旋体60は、図5のパイプ50と同様、弾性バネ金属、例
えば、適切な耐食性を有するバネ鋼から構成するのが好ましく、図5のパイプ5
0と同様、端部間で連続的であるが、平板ワイヤ螺旋体60が得られるように螺
旋状に推移するスリット61を有する。図6の平板ワイヤ螺旋体60は、図7に
、図1に示した内視鏡1のシステムパイプ2に組み込んだ状態で示している。図
7には、システムパイプ2内で2つの棒レンズ4がスペーサパイプ5を介して相
互に突き合わされた状態を示した。
【0035】 平板ワイヤ螺旋体60は、棒レンズ4の外形寸法に比して小さい内径寸法を有
するよう製造される。レンズ/スペーサパイプ・スタックを充填する場合、まず
、上記平板ワイヤ螺旋体60を弾性的に拡張しなければならない。この場合、上
記平板ワイヤ螺旋体60の両端を、例えば、適切な装置によって、単に把持し、
平板ワイヤ螺旋体60の拡張のために両端を逆方向へ回転すればよい。この場合
、周囲の拡張が行われるのみならず、平板ワイヤ螺旋体60の軸線方向の伸張が
行われる。拡張状態において、レンズスタックを導入し、平板ワイヤ螺旋体60
を解放する。この場合、平板ワイヤ螺旋体60は、周囲方向及び縦方向へ揺動す
る。図7に示した如く、平板ワイヤ螺旋体60によって、各突き合わせ箇所にお
いて、2つの棒レンズ4の相互に隣接する端部が囲まれて確保される。平板ワイ
ヤ螺旋体60の縦方向弾性によって、レンズスタックに対する所望の軸線方向の
弾性負荷が得られ、したがって、この目的のために設ける通常の端部バネを省く
ことができる。軸線方向の弾性を有する平板ワイヤ螺旋体60を使用するこの構
成の場合、平板ワイヤ螺旋体60の間にレンズ4の軸線方向間隔を確保するため
、スペーサパイプ5が必要である。
【0036】 図7に示した如く、システムパイプ2の内径よりも僅かに小さい外径を有する
平板ワイヤ螺旋体60が設けてあり、したがって、システムパイプ2の湾曲時に
、傷つきやすい敏感な棒レンズ4の破損が防止される。
【0037】 図5及びず6に示した装置は、図示の如く、確保すべき全レンズスタックの長
さにわたって延ばすことができる。しかしながら、上記装置をより短く構成する
こともできる。即ち、図5のパイプ50は、例えば、図2の(A)に示した如く
、レンズ突き合わせ箇所の確保だけのため、極めて短く構成できる。これは、図
6の平板ワイヤ螺旋体60にも当てはまる。即ち、平板ワイヤ螺旋体は、同じく
1つの突き合わせ箇所のみの確保のため極めて短く構成でき、あるいは、複数の
突き合わせ箇所の確保のため幾分長く構成できる。
【0038】 しかしながら、図5のパイプ50又は図6の平板ワイヤ螺旋体60は、複数の
部分から組み合わせて構成することもできる。この場合、図5のパイプ50の場
合は、図2の(B)に示した如く、順次配置された各部片にスリット51を円周
方向へずらして配置できる。図6の平板ワイヤ螺旋体60を複数の部分から構成
した場合、例えば、各部片の螺旋方向を互い違いに構成できる。この場合、材料
の熱膨張時の螺旋体のねじれが減少されるという利点が得られる。
【0039】 図8〜図10に、図5に示したパイプ50と対応するが、図5に示したスリッ
ト51に比して本質的に広いスリットを有するという点で異なる、縦スリットを
設けた真っすぐなパイプ80を使用した、内視鏡の他の有利な実施の形態を示し
た。上記スリットは、図8に示すように、パイプ80の閉じる状態において、 1
80°よりも幾分小さい円周角にわたって延びる。図8に示した如く、パイプ80
は、閉じる状態では、レンズ4を十分に囲むようになっている。
【0040】 図9に示すように、広いスリットを設けたこのパイプ80は、保持工具81に
よって、パイプの永久変形を生ずることなく開放状態に保持でき、したがって、
レンズ4を側方から導入でき、即ち、図9の場合、槽体の場合の如く上方から嵌
め込むことができる。かくして、組み込み作業が、本質的に簡単化される。図9
に示した如く嵌め込んだレンズ4は、上方から自由に触手でき、図示の如く指8
2で軸線方向へ移動できるか、あるいは矢印で示した如く、回転できる。嵌め込
んだレンズを相対的に回転することによって、例えば、光学的作業台上で監視し
ながらレンズを相互に回転配列できる。この操作は、レンズの製造品質に基づき
、光軸と幾何学的軸線とが一致しない場合に必要である。
【0041】 図8から明らかな如く、レンズ4は、確保パイプ80と共に、図7の場合と同
様に、破損危険性を減少させるため、半径方向に間隙を置いてシステムパイプ2
内に配設している。しかしながら、図8に示したように、広いスリットを設けた
パイプ80を使用した場合、パイプ80の壁部が欠如している広いスリット部分
には、内視鏡の狭窄された横断面において任意の利用目的に好都合な補足の内部
スペースが得られる。この場合、他にスペースがない場合に、例えば、照明用ガ
ラス繊維、電気導線などを配設できる。
【0042】 図10に、図8の装置の縦断面図を示した。同図から明らかな如く、棒レンズ
4以外に、2つの対物レンズ85,86もパイプ80に確保、保持され、かくし
て、衝撃に対して特に保護された、全ての内視鏡の光学的性能を保証できる。図
示してない他の実施の形態の場合、周囲方向へ弾性的に拡張できる確保パイプ、
例えば、パイプ80を、複数のレンズ例えば、レンズ85,86を有する対物レ
ンズの確保のためだけに、より短く構成できる。パイプは、例えば、最初の隣接
の棒レンズを把持、確保でき、この場合、残余の棒レンズ・アレーは、例えば、
他の態様で確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 突き合わせ箇所を確保するパイプ片を示す本発明に係る内視鏡の縦断面図であ
る。
【図2】 図2の(A)はスリットを設けた金属パイプとして構成した図1の確保装置の
斜視図であり、図2の(B)はブリッジ部によって相互に縦方向へ結合された図
2の(A)に示したの複数のパイプの斜視図である。
【図3】 弾性チューブの斜視側面図である。
【図4】 拡張状態〔図4の(A)〕及び狭窄状態〔図4の(B)〕にある伸縮性スリー
ブの形態の確保装置の斜視側面図である。
【図5】 スリットを設けた縦長の金属パイプの形態の確保装置の斜視側面図である。
【図6】 平板ワイヤ螺旋体の形態の確保装置の側面図である。
【図7】 図6に示した確保装置を有する内視鏡の縦断面図である。
【図8】 システムパイプ及び広いスリットを設けたパイプの形態の確保装置を有する内
視鏡の横断面図である。
【図9】 システムパイプを含んでおらず且つスリットを拡張状態に保持した図8の断面
図である。
【図10】 図8の線10−10に沿う縦断面図である。
【符号の説明】
1 内視鏡 2 システムパイプ 3 内部スペース 4 棒レンズ 5 スペーサパイプ 6 パイプ片(確保装置) 13 窓部 26 パイプ片(確保装置) 27 スリット 28 ブリッジ部 30 チューブ(確保装置) 40 伸縮性スリーブ 41 繊維 50 縦長パイプ(確保装置) 51 スリット 60 平板ワイヤ螺旋体(確保装置) 61 スリット 80 パイプ(確保装置) 81 保持工具 82 指 85,86 対物レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェーバー ミヒァエル ドイツ国 デー− 20148 ハンブルク, ミッテルベーク 165 (72)発明者 ヴルフスベルク イェンス ペーテル ドイツ国 デー− 23843 ネリッツ,フ ローゲンセー 62 Fターム(参考) 2H040 CA28 DA02 DA16 4C061 AA01 BB02 CC03 CC06 DD00 FF47 JJ11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ(4,85,86)と、衝撃負荷時の変位に対してレ
    ンズ(4,85,86)の位置を確保する装置(6,26,30,40,50,
    60,80)とを有する内視鏡(1)において、前記確保装置が、少なくとも1
    つの突き合わせ箇所において2つのレンズ(4,85,86)の相互の突き合わ
    せ端部を共通に囲み、レンズ外径よりも狭い内径から周囲の長さを恒久弾性的に
    拡張できるパイプ(6,26,30,40,50,60,80)として構成され
    ていることを特徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記パイプ(30,40,50,60,80)が、確保され
    たレンズ(4,85,86)にわたって延びるように構成されていることを特徴
    とする請求項1に係る内視鏡。
  3. 【請求項3】 前記パイプが、周囲長さの伸び弾性を有する材料からなるチ
    ューブ(30)として構成されていることを特徴とする請求項1に係る内視鏡。
  4. 【請求項4】 前記パイプが、交差して斜めに延びるように織った又は編ん
    だ繊維(41)からなる伸縮性スリーブ(40)として構成されていることを特
    徴とする請求項1に係る内視鏡。
  5. 【請求項5】 前記パイプ(26,50,60,80)が曲げ弾性材料から
    なり、パイプ端を連続的に結ぶスリット(27,51,61)を有するように構
    成されていることを特徴とする請求項1に係る内視鏡。
  6. 【請求項6】 前記パイプが、平板ワイヤ螺旋体(60)として構成されて
    いることを特徴とする請求項5に係る内視鏡。
  7. 【請求項7】 前記パイプ(26,50,60,80)が、金属から構成さ
    れていることを特徴とする請求項5に係る内視鏡。
  8. 【請求項8】 前記パイプ(26,50,80)のスリット(51)が、軸
    線と平行に延びていることを特徴とする請求項5に係る内視鏡。
  9. 【請求項9】 前記パイプ(80)のスリットが、大きい幅であるが 180°
    の円周角よりも小さい幅を有していることを特徴とする請求項8に係る内視鏡。
  10. 【請求項10】 前記パイプ(30,40,50,60,80)が、全ての レンズ(4,85,86)を受容していることを特徴とする請求項1に係る内視 鏡。
  11. 【請求項11】 請求項1に係る内視鏡であって、遠位端に対物レンズ(8 5,86)を有する形式のものにおいて、前記パイプ(80)が、少なくとも1 つの対物レンズ(85,86)を受容していることを特徴とする内視鏡。
  12. 【請求項12】 請求項1に係る内視鏡であって、レンズ(4,85,86 )を受容するシステムパイプ(2)を有する形式のものにおいて、周囲の長さを 拡張できるパイプ(6,60,80)が、システムパイプ(2)内に半径方向の 間隙を置いて配置されていることを特徴とする内視鏡。
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