JP2002540347A - 冷却材の貫流する鋳造ガスタービン翼並びにガスタービン翼の分配室の製造装置及び方法 - Google Patents
冷却材の貫流する鋳造ガスタービン翼並びにガスタービン翼の分配室の製造装置及び方法Info
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Abstract
Description
の複数の供給路及び1つの分配室を有している翼根元部を備え、供給路に、この
供給路と分配室を介して連通しているディスク内の導入路により冷却材を導入可
能である、冷却材の貫流する鋳造ガスタービン翼、特にガスタービン動翼に関す
る。本発明は、さらに、ガスタービン翼を、供給路を形成するリブを持った鋳造
中子を使用して鋳造により形成するための装置並びに鋳造ガスタービン翼の製造
方法に関する。
に装着される翼根元部を備え、このディスクがガスタービンに冷却材を供給する
ための導入路を備えているガスタービン翼が公知である。この導入路は翼根元部
の下側において翼根元部を収納するためのディスク横溝に開口している。翼根元
部から供給路が分岐し、これを通して冷却材が内部冷却システムに導入される。
供給路は主としてエッジを持っている入口開口を備えている。
するガスタービン翼を開示している。この場合、冷却材は導入路を通して翼根元
部に導入され、供給路を通して内部冷却システムに導入される。供給路はその移
行部において翼根元部から直角に設置されたエッジを持っている。
ながりかねない翼材料の強い加熱を阻止しようとするものである。このために冷
却材は特にその流入領域から遠く離れた、最大の負荷にさらされているガスター
ビン翼部分に問題なく到達することが必要である。殆ど冷却の必要がない供給路
の入口の近くに、しかしながら、例えば上述の米国特許第4344738号或い
は第4992026号明細書に開示されているように、内部冷却システムに導く
供給路の入口が強くエッジを持っている構造においてはデッドゾーンが生じ、そ
の流れが理想的な層流から大きく偏倚する。これは例えば停滞を形成する大きな
危険や特に大きな流れ抵抗の原因となる。冷却材は高い圧力で初めて供給路を通
して押し込まれるが、これはしばしば充分な程度には行われない。
け、内部冷却システムのための供給路をこの分配室から出発させ、この供給路に
ディスクの導入路から冷却材を導入することである。分配室は実質的に冷却材を
供給路に確実にかつ均等に分配するように作用し、この場合冷却材の僅かな損失
しか発生することが許されない。この分配室は通常の鋳造工程では一般に直角状
に形成され、特に供給路から分配室に至る直角状の移行部を備えている。供給路
の入口のエッジを持つ構造により強い流れ渦が発生し、基本的にその回りを流れ
る範囲の良好な冷却を保証する。しかしながら、分配室は翼根元部にあるので、
この部分は強い熱負荷を受けることがなく、従って冷却を僅かしか必要としない
。
ことによって改善することができる。しかしながら、これは翼根元部の形状や翼
材料の特性により主として手作業で行われなければならず、それ故、非常に作業
の集約を必要とする。さらに、この方法でも、ガスタービン翼のすべての供給路
が所望の形状をもしくは1種類の全てのガスタービン翼が同じ流れ抵抗を持つこ
とを保証できない。このことは、しかしながら、冷却材の流れ特性及び最適利用
に関して高い質的要求を満足する見積もり計算のために必要である。
え、即ち分配室の出口開口において流路抵抗が小さい、冷却材の貫流する鋳造ガ
スタービン翼、特にガスタービン翼を提供することにある。そしてその際、分配
室と供給路はただ1回の製造工程、即ち鋳造で製造可能とされるようにすること
にある。 本発明の別の課題は、このような冷却材の貫流する、分配室を備えた鋳造ガス
タービン翼の製造装置並びに方法を提供することにある。
分配室が供給路の丸く或いは平らに加工された入口開口を備えていることにより
解決される。
特に分配室から供給路に至る移行部における冷却材の流路抵抗が最小になること
が保証される。冷却材の流れは主に層流を維持する。冷却材は、それ故、導入路
から供給路への移行部が同様にエッジを持たない場合、殆ど妨げられることなく
分配室に流入り、供給路を通ってそれから流出し、このようにして迅速にかつ少
ない損失で内部冷却システムに達する。このことは、特にガスタービン翼の高温
そして冷却材の集中する範囲に対して、例えば冷却材がかすめて流れるエッジ範
囲の耐久時間を著しく長くする。導入された冷却材はよりよく利用される。
部冷却システムに導入されるのではなく、スムーズな連続的な流れ運動で直接内
部冷却システムに導かれる。冷却材が向きを変えて流れる場合に、冷却材がデッ
ドゾーンにある場合のように停滞するキャビテーションが発生しない。導入され
た冷却材は入口開口が丸くもしくは平らに加工されていることにより非常に僅か
にしか渦流を生じない。
られる。丸くもしくは平らな構成は鋳造工程で再現可能に形成される。これによ
り一連のガスタービン翼が入口開口及び分配室に対して同一の所定のサイズつま
り寸法を得ることができる。これにより冷却材需要もしくは冷却材機能の確実な
前もっての決定のための基礎が提供される。これは、ガスタービン翼の離れた部
分も確実に冷却し、従って過熱による消耗を最小にすることを確実にするために
、特に重要である。
供給路に導入されるので、ガスタービンの翼根元部と回転ディスクとの間の中間
空間に僅かなしか漏出しない。これにより冷却材の損失は最小となり、冷却材が
最適に利用される。
路に導入される。分配室は、その場合、特に半楕円面の形に構成されるのがよい
。その底面は同時に楕円面の最大断面に一致し、ガスタービン翼がディスクの溝
に装着されるとディスクによって画成される。半楕円面の側面及びこの側面の間
の移行部も丸めて形成されている。この簡単な形状は容易に作ることができ、導
入された冷却材が停滞するデッドゾーンの形成を確実に阻止する。エッジがない
ことにより分配室の壁にただ僅かな渦流しか発生しないので、流路損失を無視す
ることができる。楕円面状の形状により、楕円面のそれぞれ異なる範囲に接する
供給路への冷却材の流入を的確に制御できる。
或いは互いに隣接していることにより、さらに冷却材の流れを最適化できる。流
路的に最適化とは、2つの入口開口もしくは分配室及び入口開口の相対状態に起
因する必要な流れの転向ができるだけ小さい流れ渦で行われることを意味する。
これは、特に、入口開口のそれぞれの丸くされた部分が互いにぶつかることによ
って生ずるエッジを再び丸くすることによって行われる。流れ渦を妨げる形状の
最適化は、丸くされた一体の鋳造中子を使用することによって、特定のガスター
ビン型に課せられる要求に合わせることが可能で、再加工なしで鋳造工程で作る
ことができる。
的に後続された入口開口の断面に合わせることにより容易に設定できる。分配室
の断面変化は例えば高さ及び幅において半楕円面の型に一致する。入口開口の間
のもしくは入口開口の周りの移行部を移行部断面と称する。入口開口を丸くもし
くは平らにすることによって直接分配室に比較的大きな入口開口断面が生じ、こ
れは移行部において供給路に向かって減少していく。導入路はほぼ一定の断面を
持っているが、流れ特性を改善するために導入路を丸くもしくは平らにすること
もでき、これによりその断面が分配室に向かって拡大される。記載された断面は
互いに合わせられ、即ち、冷却材供給に合わせた所定の断面比が考慮されている
。このことは、例えば高温作動温度により、もしくはガスタービン翼の内部冷却
システムが冷却材の高圧を必要としもしくは高い漏洩率を持っているような特殊
構成により、高い冷却需要があるときに必要である。
には、異なる断面を持つ複数の供給路を設け、入口開口をそれぞれそれに適合し
た移行断面とするのが有利である。これにより冷却材は個々にガスタービン翼の
種々の範囲の冷却材需要に合わせることができる。これにより冷却材の消費は必
要な程度に削減される。異なる大きさの供給路もしくは異なる大きさの断面を作
ることは鋳造の際の製造工程において可能である。このためにはただ鋳造中子の
リブの直径を適合させればよい。
ちガスタービンの回転軸線に最も近いリブをガスタービン翼の主軸線に沿って延
長するのがよい。翼根元部は、それが係合するディスク溝のアンダカットにその
縦リブにより保持される。最下端の縦リブには冷却材のための分配室が納められ
ている。できるだけ大きい分配室を、従って冷却材の少ない渦流形成を得るため
に、翼根元部は最下端の縦リブの範囲において延長される。この延長はガスター
ビンの主軸線に沿って、即ちガスタービン翼を装着した際にディスクの周囲に対
して垂直に行われる。下側の縦リブを延長して形成することにより翼根元部にお
ける保持装置の安定性がさらに保証され、この延長はガスタービン翼の製造工程
において、鋳造中子の脚を厚く形成することにより容易に実現される。
保証するために、供給路の入口開口が最下端の縦リブとその上にある縦リブとの
間の移行側面の高さにあるようにするのがよい。これにより、分配室の範囲が最
下端の縦リブによって確実に包囲される。2つの縦リブの間にそれぞれ1つの移
行側面があり、その高さによりガスタービン翼の根元部がディスクのアンダカッ
トに確実に保持される。供給路のこのような配置により、鋳造後の翼根元部の後
加工が特定の範囲において翼を損傷することなく行われ、分配室の範囲は常に最
下端の縦リブの中にある。縦リブの延長は従って殆ど任意に設定できる。
中子リブを備えた鋳造中子によりガスタービン翼を鋳造する製造装置により解決
される。この場合、鋳造中子は中子リブを一体に形成され分配室を成形する中子
脚を持ち、中子脚から中子リブに至る流線状の移行部が存在している。
造の際に、ガスタービン翼の内部範囲を鋳造材料から空けておくために使用され
る。この空けておいた範囲は内部冷却システム、供給路及び分配室を含む。供給
路は鋳造中子の長手方向の突条いわゆる縦リブによって空けられる。分配室は中
子リブに対して広げられ、ある厚さと高さを持つ範囲(いわゆる中子脚)によっ
て形成される。中子脚は中子リブと一体に形成されている。鋳造中子の両部分を
一体に形成することにより供給路と分配室との間の移行部を丸く形成することが
できる。
中子の型による基準に従って行われる。これにより所定の寸法を確実に維持する
ことができる。ガスタービン翼の内部冷却システムの所望の寸法を、ガスタービ
ン翼の全シリーズに対して再生産可能に確実に設定することができる。これによ
り内部冷却のガスタービン翼のコスト的に有利で信頼性のある製作の基礎が得ら
れる。
する歪みに対しもて非常に安定する。
続的に増大することにより、流線的に行われるように、常に構成されている。鋳
造工程の後中子リブから中子脚へ流線的に移行することにより、流路抵抗を確実
に小さくするために供給路の入口開口を再加工することは必要がない。これによ
りガスタービン翼の製造の際に1つの作業工程を省略できる。
子脚に移行するのは有効である。このようにして冷却材流の流れ抵抗をなお大幅
に削減することができる。
配室から供給路への移行部の流れ特性をさらに改善することができる。この面は
供給路の本来の入口の前に置かれる狭隘部を形成し、これにより冷却材流の連続
的なかつ渦流の少ない方向転換を可能にする。さらに、このような鋳造中子は容
易に製造することができ、その流れ特性に関してもよりよく計算することができ
る。
課題は、分配室及び供給路が一体の鋳造中子を使用して鋳造により形成されるこ
とにより解決される。
時間もかからない。鋳造中子の個々の部分を一緒に調整できるからである。分配
室はこの方法では最早後で機械的に仕上げる必要がない。この煩わしい、主とし
て手作業で行われる手段は分配室を備えたガスタービンの翼の製作における時間
及びコストのかかる工程である。この工程は一体の鋳造中子を使用することによ
り今や不必要になる。その上に、寸法、従って供給路の入口開口及び分配室を通
る冷却材の流量を再現可能に設定することができる。
しくは望まれる場合には、分配室は機械的に再加工することができる。これは、
既に鋳造工程によって削り取られる材料の大部分がないことによって、通常の機
械加工に対して簡単に行える。それ故、比較的僅かな製造コストを必要とする小
さい修正を実施すればよい。
ービン翼の製造装置及び方法を詳しく説明する。
の基本的構造が概略でかつ寸法的に正確ではなく示されている。ディスク3はガ
スタービンの回転軸線14を中心に回転可能である。ガスタービン翼1は、2つ
の縦リブ13,13’を備えた根元部2によりディスク3のディスク横溝60に
保持されている。翼根元部2はディスク3のアンダカット12に、回転軸線14
を中心にして回転するディスク3においてガスタービン翼1の主軸線15に対し
て平行に作用する遠心力に抗して支持されている。
している複数の供給路4を備えている。この管路システムにより冷却材80はデ
ィスク3からガスタービン翼1の内部冷却システムに導入される。冷却材80は
好ましくは冷却空気である。分配室5は供給路4の丸くされた或いは平らにされ
た入口開口7を備えている。これにより導入された冷却材80は分配室5を通し
て供給路4に内部冷却システムに最小の流れ損失で導入される。
70ではそれ故殆ど流れ損失は生じない。分配室5は楕円面状に丸くされている
。分配室5の断面形状は底面70に対して平行に減少する楕円の形を持っている
。分配室5のこれに垂直な断面9(図4bに図示される)は連続して変化する断
面を備えた半楕円の断面形状を持っている。この半楕円形状は丸くされた入口開
口7によって中断されている。供給路4の入口開口7と分配室5の半楕円との間
の移行部は丸く構成されているので、大きな流れ抵抗を形成していない。なお、
入口開口7は直接互いに並列する、即ち互いに突き合うようにも或いは互いに隣
接するようにもできる。
即ち、何らのエッジも存在しない。このことはガスタービンディスク3の導入路
6の断面についても言える。導入路6の断面8は分配室5の断面9の局部的変化
に合わせてその底面70に対して垂直に、流路的に後続された入口開口7の断面
10と同様に合わせられている。このようにしてガスタービン翼1の最遠範囲の
冷却のために必要な冷却材80を確実に設定することができる。供給路4は異な
る断面10とそれぞれこれに適合し、分配室5に移行する移行部断面11でもっ
て分配室5に接している。このようにして、供給路4の断面10に関係する異な
る強さの冷却材80が内部冷却システムの所定の範囲に導かれる。これにより、
個々に適した冷却が可能になる。
室5は供給路4を鋳造材料から空けておくリブ19を備えた鋳造中子18によっ
て形成される。分配室5は、翼根元部2の下側縦リブ13の下側部分からそれに
続く縦リブ13’に移行する距離の高さ16にほぼ一致する高さ90を持ってい
る。大きく、そしてできるだけ流路抵抗の少ない分配室5を得るために、下側縦
リブ13はガスタービン翼1の主軸線に沿って延長されているのがよい。このよ
うに拡大された分配室5の場合、分配室5の内部においてまた入口開口7に移行
する際に、冷却材流80の僅かな部分しか渦流が確認されない。
の丸くされたもしくは平らにされた入口開口7が分岐している。縦リブ13,1
3’はアンダカット12で形成されている。
形もしくは楕円状の形状を持っている。それに応じて入口開口7も楕円状に合わ
せられており、この楕円状の入口開口7の断面は分配室5から供給路4に向かっ
て連続的に減少している。
つ導入路6から分配室5に入り、入口開口7を通して供給路4に入る。入口開口
7及び分配室5は導入路6の開口110と同様に丸く加工されているので、これ
らを通して冷却材80は妨げられることなくガスタービン翼1の内部冷却システ
ムに導入される。分配室5は最大高さ90を持っている。
って切断されて示されている。分配室5は断面9を備えた楕円状の断面を持って
いる。
示す。この鋳造中子18は中子リブ19と中子脚20を備えている。厚さ21を
持つ中子リブ19は鋳造の際にガスタービン翼1の供給路4を形成する。中子脚
20と中子リブ19は一体に形成され、中子リブ19は漸次増大する断面21を
もって中子脚20に移行している。この移行は常に増大する断面21で行われる
ので、厚さが急激に変化することはない。中子リブ19は丸く加工されて、中子
脚20で終わる湾曲面24に移行している。このようにして分配室5は鋳造後特
に流れに都合よく構成されている。図6は中子脚20及び中子リブ19を通る断
面で中子リブ19の厚さ23が中子脚20の厚さ22に連続的に移行しているこ
とを示す。
の中子は、大きな分配室5並びに分配室5からガスタービン翼1の供給路4まで
の移行部を、ガスタービン翼1のこの範囲を再加工する必要なく、容易に製造す
ることを可能にする。勿論、このように鋳造されたガスタービン翼1の分配室5
を、例えばガスタービン翼1を変化した要求に後から合わせるために或いは同じ
鋳造中子18を異なる型に使用するために、機械的に再加工することも直ちに可
能である。中子脚20により、その場合、加工される材料の主要部は空にされる
。後の機械的加工は、従って、ただ速やかにかつコスト的に有利に行われる修正
に過ぎない。
a−IVa線に沿った断面図、図4bは図3のIVb−IVb線に沿った断面図
Claims (11)
- 【請求項1】ガスタービンの回転ディスク(3)に装着され、内部冷却シス
テムのための複数の供給路(4)及び1つの分配室(5)を有している翼根元部
(2)を備え、供給路(4)に、この供給路(4)と分配室(5)を介して連通
しているディスク(3)内の導入路(6)により冷却材を導入可能である、冷却
材の貫流する鋳造ガスタービン翼(1)、特にガスタービン動翼において、供給
路(4)の丸く或いは平らに加工された入口開口(7)を備えた分配室(5)が
鋳造により形成されていることを特徴とするガスタービン翼。 - 【請求項2】分配室(5)が楕円面状に丸く加工されていることを特徴とす
る請求項1に記載のガスタービン翼。 - 【請求項3】丸く或いは平らに加工された入口開口(7)が流れ的に最適化
されて互いに突き合うか或いは互いに隣接していることを特徴とする請求項1又
は2に記載のガスタービン翼。 - 【請求項4】導入路(6)の断面(8)と、分配室(5)の断面(9)の局
部的変化とが流路的に後続された入口開口(7)の断面(10)に合わせられて
いることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載のガスタービン翼。 - 【請求項5】異なる断面(10)を持つ複数の供給路(4)及びそれぞれそ
れに適合した入口開口(7)の移行断面(11)が設けられていることを特徴と
する請求項1乃至4の1つに又は複数に記載のガスタービン翼。 - 【請求項6】翼根元部(2)がディスク(3)のアンダカット(12)に係
合する縦リブ(13.13’)を持ち、この中の最下端のリブ(13)、即ちガ
スタービンの回転軸線(14)に最も近いリブがガスタービン翼(1)の主軸線
(15)に沿って延長されていることを特徴とする請求項1乃至5の1つに記載の
ガスタービン翼。 - 【請求項7】供給路(4)の入口開口(7)が最下端の縦リブ(13)とそ
の上にある縦リブ(13’)との間の移行側面(17)の高さ(16)にあるこ
とを特徴とする請求項1乃至6の1つに記載のガスタービン翼。 - 【請求項8】供給路(4)を形成するための中子リブ(19)を持つ鋳造中
子(18)を備え、この鋳造中子(18)が中子リブ(19)を一体に形成され
分配室(5)を成形する中子脚(20)を持ち、この中子脚(20)から中子リ
ブ(19)に至る流線状の移行部が存在していることを特徴とする請求項1乃至
7の1つに記載のガスタービン翼(1)の鋳造装置。 - 【請求項9】中子リブ(19)が増大する断面(21)で中子リブ(19)
の厚さより大きい厚さ(22)を持つ中子脚(20)に移行していることを特徴
とする請求項1乃至7の1つに記載のガスタービン翼(1)の鋳造装置。 - 【請求項10】丸く加工された中子リブ(19)が中子脚(20)で終わる
湾曲面(24)に移行していることを特徴とする請求項1乃至7の1つに記載の
ガスタービン翼(1)の鋳造装置。 - 【請求項11】分配室(5)及び供給路(4)が鋳造中子(18)を使用し
て鋳造により形成されることを特徴とする請求項8乃至10の1つに記載のガス
タービン翼(1)の製造方法。
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