JP2002538294A - アルミニウムの電気分解用含浸グラファイトカソード - Google Patents
アルミニウムの電気分解用含浸グラファイトカソードInfo
- Publication number
- JP2002538294A JP2002538294A JP2000597483A JP2000597483A JP2002538294A JP 2002538294 A JP2002538294 A JP 2002538294A JP 2000597483 A JP2000597483 A JP 2000597483A JP 2000597483 A JP2000597483 A JP 2000597483A JP 2002538294 A JP2002538294 A JP 2002538294A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- graphite
- carbon
- autoclave
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25C—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC PRODUCTION, RECOVERY OR REFINING OF METALS; APPARATUS THEREFOR
- C25C3/00—Electrolytic production, recovery or refining of metals by electrolysis of melts
- C25C3/06—Electrolytic production, recovery or refining of metals by electrolysis of melts of aluminium
- C25C3/08—Cell construction, e.g. bottoms, walls, cathodes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
- Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本カソード(3)は、構造体の気孔内に、1600℃よりも低い温度で焼成されたカーボン含有製品を有し、黒鉛化バインダを保護することにより腐食抵抗向上させている。
Description
【0001】
本発明の主題は、アルミニウムの電気分解用グラファイトカソードである。
【0002】
大抵のアルミニウム製造プラントで使用される電気分解工程において、電解ポ
ットは、耐火材で被覆された金属箱内に、近接配置された複数のカソードブロッ
クから構成されたカソード炉床を備えている。このアセンブリはるつぼを構成し
ており、このるつぼは耐火性ライニングスラリーにより密封され、電流の作用の
もとで、電気分解溶液からアルミニウムに転換する座である。この反応は、概し
て950℃よりも高い温度で生じる。ポットの処理中に優勢である熱化学条件に
耐え、かつ、電気分解電流を導くための必要性を満足させるために、カソードブ
ロックがカーボン含有材料から製造されている。これらの材料は、セミグラファ
イトからグラファイトの範囲にある。これらは、下記原料を混合した後に、押出
成形又はバイブロコンパクション(vibrocompaction)により形成される。
ットは、耐火材で被覆された金属箱内に、近接配置された複数のカソードブロッ
クから構成されたカソード炉床を備えている。このアセンブリはるつぼを構成し
ており、このるつぼは耐火性ライニングスラリーにより密封され、電流の作用の
もとで、電気分解溶液からアルミニウムに転換する座である。この反応は、概し
て950℃よりも高い温度で生じる。ポットの処理中に優勢である熱化学条件に
耐え、かつ、電気分解電流を導くための必要性を満足させるために、カソードブ
ロックがカーボン含有材料から製造されている。これらの材料は、セミグラファ
イトからグラファイトの範囲にある。これらは、下記原料を混合した後に、押出
成形又はバイブロコンパクション(vibrocompaction)により形成される。
【0003】 ・セミグラファイト及びグラファイト材料の場合には、ピッチ(pitch)、か
焼無煙炭、及び/又はグラファイトの混合物。これらの材料は、約1200℃で
焼成される。グラファイト的カソード(graphitic cathode)は全く無煙炭を含
んでいない。これらの材料から製造されるカソードは、「カーボンカソード」と
通常称されている。
焼無煙炭、及び/又はグラファイトの混合物。これらの材料は、約1200℃で
焼成される。グラファイト的カソード(graphitic cathode)は全く無煙炭を含
んでいない。これらの材料から製造されるカソードは、「カーボンカソード」と
通常称されている。
【0004】 あるいは、グラファイトの場合には、(グラファイト有り又は無しで)ピッチ
とコークスの混合物。この場合には、材料は約800℃で焼成され、かつ240
0℃以上で黒鉛化される。このカソードは「グラファイトカソード」と称されて
いる。
とコークスの混合物。この場合には、材料は約800℃で焼成され、かつ240
0℃以上で黒鉛化される。このカソードは「グラファイトカソード」と称されて
いる。
【0005】 カーボンカソードを使用することが知られているが、並の電気的熱的特性を有
しており、現代のポット内の処理条件(特に、高い電流の大きさ)に殆ど適して
いない。(特に電解槽の列に存在する)エネルギ消費と電流の増大可能性を低減
するための要求により、グラファイトカソードの使用が促進されてきた。
しており、現代のポット内の処理条件(特に、高い電流の大きさ)に殆ど適して
いない。(特に電解槽の列に存在する)エネルギ消費と電流の増大可能性を低減
するための要求により、グラファイトカソードの使用が促進されてきた。
【0006】 2400℃より高いグラファイトカソードに対する黒鉛化処理により、導電性
及び熱伝導性が向上し、よって、電気分解ポットの最適化処理に対して十分な条
件を作っている。カソードの電気抵抗が下がったのでエネルギ消費は減少してい
る。電気抵抗の低減による他の利点は、ポットに流される電流の大きさを増大さ
せることにあり、よって、アルミニウムの製造を増大可能とする。さらに、カソ
ードの熱伝導性が高いことにより、増大した電流により生じた過剰熱を除去でき
る。さらに、グラファイト−カソードポットは、電気的に不安定ではない、すな
わち、カーボンカソードポットよりも電位の変動が少ないと思われる。
及び熱伝導性が向上し、よって、電気分解ポットの最適化処理に対して十分な条
件を作っている。カソードの電気抵抗が下がったのでエネルギ消費は減少してい
る。電気抵抗の低減による他の利点は、ポットに流される電流の大きさを増大さ
せることにあり、よって、アルミニウムの製造を増大可能とする。さらに、カソ
ードの熱伝導性が高いことにより、増大した電流により生じた過剰熱を除去でき
る。さらに、グラファイト−カソードポットは、電気的に不安定ではない、すな
わち、カーボンカソードポットよりも電位の変動が少ないと思われる。
【0007】 しかしながら、グラファイトカソードを具備したポットは、カーボンカソード
を具備したポットよりも寿命が短いことが判明してきた。グラファイトカソード
ポットは、過剰にイオンが増大したアルミニウムにより使用できなくなる。これ
は、カソードバーがアルミニウムにより腐食したことにより生じる。グラファイ
トブロックの腐食の結果、金属がバーに到達する。カーボンカソードについても
腐食が観られたが、それはあまり多くなく、かつポットの寿命を損なうものでは
ない。このポットは、カソードの腐食以外の理由によって使用できなくなる。
を具備したポットよりも寿命が短いことが判明してきた。グラファイトカソード
ポットは、過剰にイオンが増大したアルミニウムにより使用できなくなる。これ
は、カソードバーがアルミニウムにより腐食したことにより生じる。グラファイ
トブロックの腐食の結果、金属がバーに到達する。カーボンカソードについても
腐食が観られたが、それはあまり多くなく、かつポットの寿命を損なうものでは
ない。このポットは、カソードの腐食以外の理由によって使用できなくなる。
【0008】 対称的に、グラファイトカソードの摩損(wear)は、充分早く、グラファイト
的カソードを具備したポットの場合に記録された寿命と比較して早すぎると思わ
れる時期に、アルミニウム電気分解ポットが充分早く故障する主要な原因となる
。そこで、以下の種々の材料の摩損速度が記録されてきた。
的カソードを具備したポットの場合に記録された寿命と比較して早すぎると思わ
れる時期に、アルミニウム電気分解ポットが充分早く故障する主要な原因となる
。そこで、以下の種々の材料の摩損速度が記録されてきた。
【0009】
【表1】
【0010】 添付の概略図の図1は、カソード電流供給バー2を有するカソードブロック3
を示している。その初期形状は符号4により示されている。腐食形状5(破線で
示した)は、この腐食がカソードブロックの両端で強調されていることを示して
いる。
を示している。その初期形状は符号4により示されている。腐食形状5(破線で
示した)は、この腐食がカソードブロックの両端で強調されていることを示して
いる。
【0011】 結果として、グラファイトカソードブロックの腐食速度はその弱点であり、か
つ寿命が向上し得ないならば、増大生産の点からの経済的な関心は消失してしま
う。
つ寿命が向上し得ないならば、増大生産の点からの経済的な関心は消失してしま
う。
【0012】 異なる原料から始まるが、カーボンカソードとグラファイトカソードは、最終
製品中に固体グラファイト粒子を含んでおり、バインダに与えられる熱処理の点
で本質的に異なっている。グラファイト製品のピッチは、製品を焼成する間に、
1200℃近い温度で処理される。グラファイトカソードのバインダが、黒鉛化
中に、2400℃より高い温度に加熱され、よって、グラファイトに転換される
。
製品中に固体グラファイト粒子を含んでおり、バインダに与えられる熱処理の点
で本質的に異なっている。グラファイト製品のピッチは、製品を焼成する間に、
1200℃近い温度で処理される。グラファイトカソードのバインダが、黒鉛化
中に、2400℃より高い温度に加熱され、よって、グラファイトに転換される
。
【0013】 カーボンカソードとグラファイトカソードの多孔性(porosity)は、バインダ
のコークス化により生じる。しかしながら、この気孔は、電気分解生成物(主と
してフッ化ナトリウム及びフッ化アルミニウム)によりポットの稼働中に侵入さ
れる。従って、これらの生成物は、カーボン又はバインダ由来のグラファイトと
接触する。
のコークス化により生じる。しかしながら、この気孔は、電気分解生成物(主と
してフッ化ナトリウム及びフッ化アルミニウム)によりポットの稼働中に侵入さ
れる。従って、これらの生成物は、カーボン又はバインダ由来のグラファイトと
接触する。
【0014】 文献 Chemical Abstract vol.73, No.22によれば、気孔をブロックしかつ反応
性生成物が侵入することを防止するために、カソードの含浸を教授している。こ
の含浸は、ピッチ及びタール以外の製品によりなされる。著者によれば、ピッチ
及びタールは、カーボンを十分濡らさないので効果的ではない。
性生成物が侵入することを防止するために、カソードの含浸を教授している。こ
の含浸は、ピッチ及びタール以外の製品によりなされる。著者によれば、ピッチ
及びタールは、カーボンを十分濡らさないので効果的ではない。
【0015】 日本国特許第 02 283 677号文献は、電気的放電加工(electrical discharge
machining)のための電極に関するものである。電極は、2600℃〜3000
℃で黒鉛化熱処理を受ける前に、含浸されかつ焼きなまされる。
machining)のための電極に関するものである。電極は、2600℃〜3000
℃で黒鉛化熱処理を受ける前に、含浸されかつ焼きなまされる。
【0016】 欧州特許第 0 562 591号文献は、含浸が炭化した後に、40%よりも多い含浸
収率を得るために、樹脂で処理されたピッチを使用して、室温でカーボンブロッ
ク及びグラファイトブロックを含浸する方法に関するものである。この文献は、
アルミニウムの電気分解及びグラファイトカソードの腐食問題について何ら関係
ない。
収率を得るために、樹脂で処理されたピッチを使用して、室温でカーボンブロッ
ク及びグラファイトブロックを含浸する方法に関するものである。この文献は、
アルミニウムの電気分解及びグラファイトカソードの腐食問題について何ら関係
ない。
【0017】 日本国特許第 54 027 313 号文献は、塩素の製造のために、樹脂で含浸された
電極に関するものである。
電極に関するものである。
【0018】
本発明の目的は、寿命が向上したグラファイトカソードを提供することである
。この目的のために、本カソードは、その構造体の気孔内に、1600℃より低
い温度で焼成されたカーボン含有製品を含んでおり、黒鉛化バインダを保護する
ことにより腐食抵抗を向上させている。
。この目的のために、本カソードは、その構造体の気孔内に、1600℃より低
い温度で焼成されたカーボン含有製品を含んでおり、黒鉛化バインダを保護する
ことにより腐食抵抗を向上させている。
【0019】 公知方法により得られるグラファイトカソードにカーボン含有製品を含浸させ
ることにより、カーボン含有製品が導入されている。
ることにより、カーボン含有製品が導入されている。
【0020】 1600℃より低い温度で焼成されるカーボン含有製品により、カソードの気
孔内で黒鉛化バインダが保護され、かつカソードの腐食抵抗を向上させている。
この製品は黒鉛化バインダに蓄積し、気孔をブロックすることなく、気孔の内側
を覆う。この気孔は、電気分解槽からの生成物を流すために必要である。含浸製
品は、槽からの生成物とグラファイトバインダとの間に差し挟まれることにより
、グラファイトバインダがカソードの気孔内に移動する槽からの成分と反応する
ことによって質が低下することを防止する。グラファイトと比べて低温での熱処
理のために、含浸製品は槽からの成分による悪影響により耐えられる。
孔内で黒鉛化バインダが保護され、かつカソードの腐食抵抗を向上させている。
この製品は黒鉛化バインダに蓄積し、気孔をブロックすることなく、気孔の内側
を覆う。この気孔は、電気分解槽からの生成物を流すために必要である。含浸製
品は、槽からの生成物とグラファイトバインダとの間に差し挟まれることにより
、グラファイトバインダがカソードの気孔内に移動する槽からの成分と反応する
ことによって質が低下することを防止する。グラファイトと比べて低温での熱処
理のために、含浸製品は槽からの成分による悪影響により耐えられる。
【0021】 黒鉛化バインダを保護するカーボン含有製品は、石炭ピッチ(coal pitch)及
び石油ピッチから選択される。
び石油ピッチから選択される。
【0022】 含浸の一方法によれば、このようなカソードを得るための工程は、液体状態で
、カーボン含有製品を気孔内に注入することにあり、黒鉛化バインダを保護して
いる。例として、カーボン含有含浸製品が石炭ピッチである場合には、これは、
充分な粘性を得るために、約200℃の温度に加熱される。
、カーボン含有製品を気孔内に注入することにあり、黒鉛化バインダを保護して
いる。例として、カーボン含有含浸製品が石炭ピッチである場合には、これは、
充分な粘性を得るために、約200℃の温度に加熱される。
【0023】 本発明によるカソードを製造するための一方法は、まず、実質的に知られた手
法で、グラファイトを含む又は含まないコークスと、2400℃よりも高い温度
で熱処理されたピッチとからカソードを製造する段階と、含浸製品が所望の粘性
を有する温度に対応する温度にカソードを任意に予熱した後に、このカソードを
オートクレーブ内に配置する段階と、オートクレーブ内を真空にする段階と、カ
ソードが完全に浸されるまで、液体状態で含浸製品をオートクレーブ内に導入す
る段階と、処理期間に応じて、含浸製品でカソードの気孔を部分的又は完全に満
たすことができるように、加圧ガスを注入することによりオートクレーブ内の真
空状態を破る段階と、オートクレーブを大気圧に戻す段階と、カソードをオート
クレーブから取り去る段階と、最後に、可能な限り冷却した後に、1600℃よ
り低いが含浸製品が硬化及び/又はコークス化されるのに充分な温度に熱処理し
、よって、黒鉛化バインダを腐食から保護する非黒鉛化カーボン層を形成する段
階と、を備えている。
法で、グラファイトを含む又は含まないコークスと、2400℃よりも高い温度
で熱処理されたピッチとからカソードを製造する段階と、含浸製品が所望の粘性
を有する温度に対応する温度にカソードを任意に予熱した後に、このカソードを
オートクレーブ内に配置する段階と、オートクレーブ内を真空にする段階と、カ
ソードが完全に浸されるまで、液体状態で含浸製品をオートクレーブ内に導入す
る段階と、処理期間に応じて、含浸製品でカソードの気孔を部分的又は完全に満
たすことができるように、加圧ガスを注入することによりオートクレーブ内の真
空状態を破る段階と、オートクレーブを大気圧に戻す段階と、カソードをオート
クレーブから取り去る段階と、最後に、可能な限り冷却した後に、1600℃よ
り低いが含浸製品が硬化及び/又はコークス化されるのに充分な温度に熱処理し
、よって、黒鉛化バインダを腐食から保護する非黒鉛化カーボン層を形成する段
階と、を備えている。
【0024】 含浸後に行われた熱処理の目的は、含浸製品を安定化させることである。これ
は、特殊な電解槽の列の場合に、又は電気分解ポットの予熱中及び電気分解ポッ
トの処理中に必要である。
は、特殊な電解槽の列の場合に、又は電気分解ポットの予熱中及び電気分解ポッ
トの処理中に必要である。
【0025】 全カソードに対し、又は全カソードのうちの一部に対してだけ含浸が行われて
もよいことに注意されたい。部分的な含浸のみを所望する場合には、処理するブ
ロックの表面を不透過性にするか、又は含浸液中に部分的にのみブロックを浸す
必要がある。
もよいことに注意されたい。部分的な含浸のみを所望する場合には、処理するブ
ロックの表面を不透過性にするか、又は含浸液中に部分的にのみブロックを浸す
必要がある。
【0026】 処理の作用を向上させるために、望むのであれば、含浸及び焼成サイクルを連
続的に複数回行うことができる。
続的に複数回行うことができる。
【0027】 とにかく、本発明は、何ら制限しない例により、グラファイトカソードとカソ
ードを含浸するための装置を表す添付の概略図を参照して、以下の記載により非
常に明確に理解されよう。
ードを含浸するための装置を表す添付の概略図を参照して、以下の記載により非
常に明確に理解されよう。
【0028】
図1は、ある稼働時間を経た後のグラファイトカソードの腐食形状を示すため
に最初に記載したものである。
に最初に記載したものである。
【0029】 図2は、グラファイトカソード3を収容するためのオードクレーブ6を備えた
含浸装置を示している。このオートクレーブ6は、ライン8を介してカーボン含
有含浸製品を蓄積するためのタンク7に接続され、かつライン9を介して真空源
に接続され、かつライン10を介して加圧ガス源に接続されても良い。
含浸装置を示している。このオートクレーブ6は、ライン8を介してカーボン含
有含浸製品を蓄積するためのタンク7に接続され、かつライン9を介して真空源
に接続され、かつライン10を介して加圧ガス源に接続されても良い。
【0030】 従来通り、2400℃よりも高い温度で黒鉛化工程によりカソードを形成する
ためのグラファイトブロックを得た後に、このカソードブロック3がオートクレ
ーブ6内に配置される。カーボン含有製品12が、タンク7内に蓄積され、かつ
カソードの各気孔内に容易に侵入できるようにする粘性を有する液体状態にする
ために、随意に加熱される。グラファイトブロック3とオートクレーブは同温度
に加熱される。
ためのグラファイトブロックを得た後に、このカソードブロック3がオートクレ
ーブ6内に配置される。カーボン含有製品12が、タンク7内に蓄積され、かつ
カソードの各気孔内に容易に侵入できるようにする粘性を有する液体状態にする
ために、随意に加熱される。グラファイトブロック3とオートクレーブは同温度
に加熱される。
【0031】 ライン9を開放することによりオートクレーブ6内に真空が作られる。
【0032】 オートクレーブを真空状態に維持する一方で、グラファイトブロック3が完全
浸されるまで、カーボン含有製品12がオートクレーブ6内に導入される。次に
、ライン8が閉鎖されるので、ライン10を介して加圧ガスを注入することによ
り真空状態が破られる。このようにして作られた静水圧の作用化で、含浸が製品
の気孔内に侵入する。製品の気孔に対する完全な侵入又は部分的な侵入を可能と
するために、処理の期間が計算される。
浸されるまで、カーボン含有製品12がオートクレーブ6内に導入される。次に
、ライン8が閉鎖されるので、ライン10を介して加圧ガスを注入することによ
り真空状態が破られる。このようにして作られた静水圧の作用化で、含浸が製品
の気孔内に侵入する。製品の気孔に対する完全な侵入又は部分的な侵入を可能と
するために、処理の期間が計算される。
【0033】 最終的に、圧力が大気圧に戻され、グラファイトブロック3がオートクレーブ
から取り去られ、必要ならば冷却される。次に、グラファイトブロックが、16
00℃より低い温度で熱処理工程を受ける。この熱処理は、カーボン含有製品1
2の特性に依存している。
から取り去られ、必要ならば冷却される。次に、グラファイトブロックが、16
00℃より低い温度で熱処理工程を受ける。この熱処理は、カーボン含有製品1
2の特性に依存している。
【0034】 グラファイトカソード処理の一例を以下に示す。
【0035】 <実施例> 650mm×450mm×3300mmの寸法を有するグラファイトカソード
全体が、含浸ピッチにより含浸される。含浸ピッチは、95℃の融点を有しかつ
トルエンでの不溶分量は6%より低い特性を有する石炭ピッチである。ピッチの
粘性が150cPより低くなるように、ピッチが200℃の温度に予熱される。
製品がオートクレーブ内で200℃の温度で加熱される。温度が到達したならば
、残りの真空が水銀柱で10mm(水銀柱760mm=101,300Pa)よ
り低くなるまで、オートクレーブが真空排気される。次に、高温ピッチが吸引に
よりオートクレーブ内に導入される。カソードがピッチ内で浸されたことにより
、ピッチ流入バルブが閉鎖され、かつ気体窒素が10bar(1bar=105
Pa)の圧力でオートクレーブ内に注入される。オートクレーブを1時間加圧し
た後に、オートクレーブが開放され、かつ製品が冷却される。
全体が、含浸ピッチにより含浸される。含浸ピッチは、95℃の融点を有しかつ
トルエンでの不溶分量は6%より低い特性を有する石炭ピッチである。ピッチの
粘性が150cPより低くなるように、ピッチが200℃の温度に予熱される。
製品がオートクレーブ内で200℃の温度で加熱される。温度が到達したならば
、残りの真空が水銀柱で10mm(水銀柱760mm=101,300Pa)よ
り低くなるまで、オートクレーブが真空排気される。次に、高温ピッチが吸引に
よりオートクレーブ内に導入される。カソードがピッチ内で浸されたことにより
、ピッチ流入バルブが閉鎖され、かつ気体窒素が10bar(1bar=105
Pa)の圧力でオートクレーブ内に注入される。オートクレーブを1時間加圧し
た後に、オートクレーブが開放され、かつ製品が冷却される。
【0036】 処理前及び処理後のカソードの重量を比較すると、19%の重量増が計算され
る。製品の気孔率と含浸ピッチの密度に基づく理論的計算により、上記取り込み
によってカソードの全気孔が含浸により満たされていると結論付けることが可能
である。次に、製品が1000℃近い温度で減圧状態で焼成される。焼成工程に
より、気孔が再び開かれ、気孔内の含浸の一部が流出する。含浸されたカソード
の特徴を非含浸カソードの特徴と比較する。
る。製品の気孔率と含浸ピッチの密度に基づく理論的計算により、上記取り込み
によってカソードの全気孔が含浸により満たされていると結論付けることが可能
である。次に、製品が1000℃近い温度で減圧状態で焼成される。焼成工程に
より、気孔が再び開かれ、気孔内の含浸の一部が流出する。含浸されたカソード
の特徴を非含浸カソードの特徴と比較する。
【0037】
【表2】
【0038】 焼成後に、重量増は9.5%であり、かつ曲げ強度の増加は非常に大きい。こ
れは、マイクロクラックが含浸ピッチにより塞がれていることを立証しており、
よって、黒鉛化ピッチに含浸ピッチが良好に湿っていることを立証している。
れは、マイクロクラックが含浸ピッチにより塞がれていることを立証しており、
よって、黒鉛化ピッチに含浸ピッチが良好に湿っていることを立証している。
【0039】 上記記載から明らかなように、本発明は、導電性及び熱伝導性といった特性が
完全に維持され、かつ従来のカソードと比べて摩損が非常に制限されている従来
構造のグラファイトカソードを提供することにより、既存の技術を非常に大きく
向上させている。
完全に維持され、かつ従来のカソードと比べて摩損が非常に制限されている従来
構造のグラファイトカソードを提供することにより、既存の技術を非常に大きく
向上させている。
【0040】 言うまでもなく、本発明は、実施例として上述した本カソードの一実施形態に
制限されず、かつ本方法の一実行方法にのみ制限されるものでなく;反対に、本
発明はそれら変形例の全てを包含している。よって、特に、(可能ならば複数の
異なるカーボン含有製品を使用して)グラファイトブロックに対して連続して複
数回処理すること、及び、本発明の請求の範囲から逸脱することなく、ブロック
の一側面のみ(例えば、カソードの両端部に対応する面)に処理を施すことは、
可能である。ディップによる処理、又はカソードの予め規定された領域の局所的
処理を施すことを望む場合には、真空の生成、加圧化、又は完全に浸らせること
は、必要ではない。
制限されず、かつ本方法の一実行方法にのみ制限されるものでなく;反対に、本
発明はそれら変形例の全てを包含している。よって、特に、(可能ならば複数の
異なるカーボン含有製品を使用して)グラファイトブロックに対して連続して複
数回処理すること、及び、本発明の請求の範囲から逸脱することなく、ブロック
の一側面のみ(例えば、カソードの両端部に対応する面)に処理を施すことは、
可能である。ディップによる処理、又はカソードの予め規定された領域の局所的
処理を施すことを望む場合には、真空の生成、加圧化、又は完全に浸らせること
は、必要ではない。
【図1】 カソードの概略図である。
【図2】 カーボン含有製品でカソードを含浸するための装置の図である。
3 カソード 6 オートクレーブ 12 カーボン含有製品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW
Claims (4)
- 【請求項1】 構造体の気孔内に1600℃よりも低い温度で焼成されるカ
ーボン含有製品(12)を有し、黒鉛化バインダを保護することにより腐食抵抗
を向上させたことを特徴とするアルミニウムの電気分解用含浸グラファイトカソ
ード。 - 【請求項2】 公知の手法で得られたグラファイトカソード内にカーボン含
有製品を含浸させることにより、前記カーボン含有製品(12)が導入されるこ
とを特徴とする請求項1記載のグラファイトカソード。 - 【請求項3】 黒鉛化バインダを保護する前記カーボン含有製品(12)が
、石炭ピッチ及び石油ピッチの中から選択されることを特徴とする請求項1又は
2の何れかに記載のグラファイトカソード。 - 【請求項4】 まず、実質的に知られた手法で、グラファイトを含む又は含
まないコークスと、2400℃よりも高い温度で熱処理されたピッチとからカソ
ード(3)を製造する段階と、含浸製品(12)が所望の粘性を有するようにな
る温度で前記カソードを任意に予熱した後に、前記カソードをオートクレーブ(
6)内に配置する段階と、前記オートクレーブ(6)内に真空を生成する段階と
、前記カソード(3)が完全に浸されるまで、液体状態で前記含浸製品(12)
を前記オートクレーブ内に導入する段階と、処理期間に応じて、前記含浸製品に
より前記カソードの気孔を部分的又は完全に満たすことができるように、加圧ガ
スを注入することによりオートクレーブ内の真空状態を破る段階と、前記オート
クレーブ(6)を大気圧に戻す段階と、前記カソード(3)を前記オートクレー
ブから取り去る段階と、最後に、可能な限り冷却した後に、1600℃より低い
が前記含浸製品がコークス化されるのに充分な温度に熱処理し、よって、黒鉛化
バインダを腐食から保護する非黒鉛化カーボン層を形成する段階と、を備えるこ
とを特徴とする請求項3記載のグラファイトカソードを製造するための方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR99/01322 | 1999-02-02 | ||
FR9901322A FR2789093B1 (fr) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | Cathode graphite pour l'electrolyse de l'aluminium |
PCT/FR2000/000233 WO2000046427A1 (fr) | 1999-02-02 | 2000-02-01 | Cathode graphite impregnee pour l'electrolyse de l'aluminium |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002538294A true JP2002538294A (ja) | 2002-11-12 |
Family
ID=9541622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000597483A Pending JP2002538294A (ja) | 1999-02-02 | 2000-02-01 | アルミニウムの電気分解用含浸グラファイトカソード |
Country Status (18)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6723212B1 (ja) |
EP (1) | EP1159469B1 (ja) |
JP (1) | JP2002538294A (ja) |
CN (1) | CN1245536C (ja) |
AT (1) | ATE264930T1 (ja) |
AU (1) | AU777442B2 (ja) |
BR (1) | BR0007916A (ja) |
CA (1) | CA2361613C (ja) |
DE (1) | DE60010061T2 (ja) |
ES (1) | ES2215022T3 (ja) |
FR (1) | FR2789093B1 (ja) |
IS (1) | IS6025A (ja) |
MX (1) | MXPA01007828A (ja) |
NO (1) | NO20013776L (ja) |
PL (1) | PL350237A1 (ja) |
RU (1) | RU2245396C2 (ja) |
WO (1) | WO2000046427A1 (ja) |
ZA (1) | ZA200106313B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005146417A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Sgl Carbon Ag | 消耗検出機構を備えるアルミニウム電解槽のための陰極ブロック |
JP2014025819A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Ngk Insulators Ltd | 溶融容器及び高周波溶融装置 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2821365A1 (fr) * | 2001-02-28 | 2002-08-30 | Carbone Savoie | Cathode graphite pour l'electrolyse de l'aluminium |
JP4361258B2 (ja) * | 2002-10-24 | 2009-11-11 | 内山工業株式会社 | エンコーダ付密封装置 |
DE10261745B3 (de) * | 2002-12-30 | 2004-07-22 | Sgl Carbon Ag | Kathodensystem zur elektrolytischen Aluminiumgewinnung |
CN100415939C (zh) * | 2004-12-15 | 2008-09-03 | 贵阳铝镁设计研究院 | 阴极浸渍方法及装置 |
CN101275244B (zh) * | 2004-12-15 | 2010-04-07 | 贵阳铝镁设计研究院 | 一种阴极浸渍装置 |
US20070284259A1 (en) * | 2006-06-12 | 2007-12-13 | Macleod Andrew S | Preheating of electrolytic cell |
CN100491600C (zh) * | 2006-10-18 | 2009-05-27 | 中国铝业股份有限公司 | 一种可湿润阴极炭块的制备方法 |
US20110027603A1 (en) * | 2008-12-03 | 2011-02-03 | Applied Nanotech, Inc. | Enhancing Thermal Properties of Carbon Aluminum Composites |
US20110147647A1 (en) * | 2009-06-05 | 2011-06-23 | Applied Nanotech, Inc. | Carbon-containing matrix with additive that is not a metal |
US20100310447A1 (en) * | 2009-06-05 | 2010-12-09 | Applied Nanotech, Inc. | Carbon-containing matrix with functionalized pores |
DE102010029538A1 (de) * | 2010-05-31 | 2011-12-01 | Sgl Carbon Se | Kohlenstoffkörper, Verfahren zur Herstellung eines Kohlenstoffkörpers und seine Verwendung |
DE102010038665A1 (de) * | 2010-07-29 | 2012-02-02 | Sgl Carbon Se | Verfahren zum Herstellen eines Kathodenblocks für eine Aluminium-Elektrolysezelle und einen Kathodenblock |
DE102010038650A1 (de) * | 2010-07-29 | 2012-02-02 | Sgl Carbon Se | Verfahren zur Herstellung eines Kathodenblocks für eine Aluminium-Elektrolysezelle und einen Kathodenblock |
RU2443623C1 (ru) * | 2010-10-14 | 2012-02-27 | Закрытое акционерное общество "Институт новых углеродных материалов и технологий" (ЗАО "ИНУМиТ") | Способ получения графитированного материала с повышенной абразивной стойкостью |
DE102012201468A1 (de) * | 2012-02-01 | 2013-08-01 | Sgl Carbon Se | Verfahren zur Herstellung eines Kathodenblocks für eine Aluminium-Elektrolysezelle und einen Kathodenblock |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3616045A (en) | 1969-02-17 | 1971-10-26 | Tatabanyai Aluminiumkoho | Process for increasing the strength and electrical conductivity of graphite or carbon articles and/or for bonding such articles to each other to ceramic articles or to metals |
JPS5427313B1 (ja) * | 1971-04-27 | 1979-09-08 | ||
DE3327230A1 (de) * | 1983-07-28 | 1985-02-07 | Sigri Elektrographit Gmbh, 8901 Meitingen | Auskleidung fuer elektrolysewanne zur herstellung von aluminium |
GB2315277B (en) * | 1985-10-22 | 1998-05-13 | Union Carbide Corp | Carbon-carbon composites containing poorly graphitizing pitch as a binder and/or impregnant having a reduced coefficient of thermal expansion |
JPH02283667A (ja) * | 1989-01-23 | 1990-11-21 | Ibiden Co Ltd | 放電加工用電極及びその製造方法 |
JPH02283677A (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-21 | Ngk Insulators Ltd | 多孔質セラミック成形体 |
EP0562591B1 (en) * | 1992-03-27 | 1996-12-18 | Ucar Carbon Technology Corporation | Pitch based impregnant for carbon and graphite |
-
1999
- 1999-02-02 FR FR9901322A patent/FR2789093B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-02-01 AT AT00901692T patent/ATE264930T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-02-01 DE DE60010061T patent/DE60010061T2/de not_active Revoked
- 2000-02-01 RU RU2001124345/02A patent/RU2245396C2/ru not_active IP Right Cessation
- 2000-02-01 ES ES00901692T patent/ES2215022T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2000-02-01 MX MXPA01007828A patent/MXPA01007828A/es unknown
- 2000-02-01 BR BR0007916-2A patent/BR0007916A/pt not_active Application Discontinuation
- 2000-02-01 WO PCT/FR2000/000233 patent/WO2000046427A1/fr not_active Application Discontinuation
- 2000-02-01 AU AU23013/00A patent/AU777442B2/en not_active Ceased
- 2000-02-01 CA CA002361613A patent/CA2361613C/fr not_active Expired - Fee Related
- 2000-02-01 CN CN00803372.2A patent/CN1245536C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-02-01 US US09/890,607 patent/US6723212B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-02-01 EP EP00901692A patent/EP1159469B1/fr not_active Revoked
- 2000-02-01 JP JP2000597483A patent/JP2002538294A/ja active Pending
- 2000-02-01 PL PL00350237A patent/PL350237A1/xx not_active Application Discontinuation
-
2001
- 2001-07-27 IS IS6025A patent/IS6025A/is unknown
- 2001-07-31 ZA ZA200106313A patent/ZA200106313B/en unknown
- 2001-08-01 NO NO20013776A patent/NO20013776L/no not_active Application Discontinuation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005146417A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Sgl Carbon Ag | 消耗検出機構を備えるアルミニウム電解槽のための陰極ブロック |
JP2014025819A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Ngk Insulators Ltd | 溶融容器及び高周波溶融装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NO20013776L (no) | 2001-10-01 |
BR0007916A (pt) | 2001-11-27 |
ZA200106313B (en) | 2002-12-20 |
FR2789093B1 (fr) | 2001-03-09 |
CN1339071A (zh) | 2002-03-06 |
EP1159469A1 (fr) | 2001-12-05 |
PL350237A1 (en) | 2002-11-18 |
CN1245536C (zh) | 2006-03-15 |
AU777442B2 (en) | 2004-10-14 |
FR2789093A1 (fr) | 2000-08-04 |
ES2215022T3 (es) | 2004-10-01 |
US6723212B1 (en) | 2004-04-20 |
NO20013776D0 (no) | 2001-08-01 |
DE60010061T2 (de) | 2005-04-28 |
WO2000046427A1 (fr) | 2000-08-10 |
MXPA01007828A (es) | 2003-06-04 |
AU2301300A (en) | 2000-08-25 |
IS6025A (is) | 2001-07-27 |
ATE264930T1 (de) | 2004-05-15 |
CA2361613A1 (fr) | 2000-08-10 |
EP1159469B1 (fr) | 2004-04-21 |
CA2361613C (fr) | 2004-12-14 |
RU2245396C2 (ru) | 2005-01-27 |
DE60010061D1 (de) | 2004-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002538294A (ja) | アルミニウムの電気分解用含浸グラファイトカソード | |
JP4856422B2 (ja) | 耐久性のある黒鉛体及びその製造方法 | |
US6627062B1 (en) | Graphite cathode for the electrolysis of aluminium | |
JP5714108B2 (ja) | アルミニウム電解セル用のカソードブロックおよびその製造方法 | |
EP2554715B1 (en) | Cathode carbon block for aluminum smelting and process for production thereof | |
US4589967A (en) | Lining for an electrolysis cell for the production of aluminum | |
DE102011004013A1 (de) | Graphitierter Kathodenblock mit einer abrasionsbeständigen Oberfläche | |
EP0083654B1 (en) | Refractory hard material-carbon fiber cathode coatings for aluminum reduction cells | |
RU2666806C2 (ru) | Способ изготовления катодного блока для электролитической ячейки для получения алюминия | |
JP5631492B2 (ja) | アルミニウム電解セル用のカソードブロックの製造方法およびカソードブロック | |
CN116178040B (zh) | 一种界面强化的C/C-Al复合材料制备方法 | |
CA2805729A1 (en) | Process for producing a cathode block for an aluminium electrolysis cell and a cathode block | |
CN1055016A (zh) | 铝电解槽用阴极炭块的制造方法 | |
WO1999022045A1 (fr) | Electrode de bain electrolytique pour la production de fluor et bloc carbone isotrope utilise dans cette electrode | |
EP1344845A1 (en) | Pitch-impregnated refractory brick | |
CN110129830A (zh) | 一种用于脱嵌富锂电解质中锂的阴极碳材料及其制备方法 | |
GB2079320A (en) | Carbon anodes made from light coke(s) and processes for their manufacture | |
JPH07195230A (ja) | 電解加工用黒鉛電極 | |
CN101255565A (zh) | 一种铝电解槽石墨毯焙烧方法 | |
JPH10226588A (ja) | 軽金属溶湯用の耐酸化性炭素材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070105 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100119 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100615 |