JP2002536667A - 形状記憶金属アクチュエータからなるグリッパーを備えた自動サンプリング器 - Google Patents

形状記憶金属アクチュエータからなるグリッパーを備えた自動サンプリング器

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Abstract

(57)【要約】 試料容器20を受け入れる複数個の凹部30を持った少なくとも一つの試料容器トレイ16を含んでいる自動サンプリング器10が、基板15に着脱自在に固定されている。試料容器操作装置32が当該基板15の上部で且つ試料容器トレイ16に近接して位置している。当該試料容器操作装置32は、グリッパーハウジング34と複数のグリッパー指部40、42、44を含んでいる。当該グリッパー指部40、42、44は、当該グリッパーハウジング34内に於て上方位置と下方位置との間で移動可能に構成されている部材36によってその位置に保持されている。形状記憶金属54は当該グリッパーハウジング34内に位置せしめられており、かつ当該グリッパー指部40、42、44の移動を制御する為に当該移動可能部材36に接続せしめられている。熱が当該形状記憶金属54に印加されると、当該形状記憶金属54は収縮し当該可動部材36を下方位置から上方位置へ移動させ、それによって当該グリッパー指部40、42、44を把持位置から開放位置に移動せしめる様に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、自動サンプリング器に係わり、特に、例えば、サンプルの変形を
調べるために、試料容器をサンプルトレイから分析機に移したり、又は、分析機
から運び出すようにした自動サンプリング器に関する。
【0002】 発明の背景 従来から、サンプルのある特性を調べるために、選択されたサンプルの熱の関
数としての熱分析を行うために、微分走査熱量計(DSC)や熱比重分析機(T
GA)を用いることが知られている。しばしば、多くの数のサンプルの測定を行
うことが必要になることがある。従って、一般に呼ばれているところの、サンプ
ルの操作を機械化することが望まれ、また、そのようなことが知られている。
【0003】 一つの自動サンプリング器としては、ラングによる米国特許第5,398,5
56に示されている。ラング特許は、垂直グリッパー部材と、複数の試料容器を
支持するための回転可能なサンプル板とで構成された装置を開示している。試料
容器は、サンプル板を回転させることで、DSC又はTGAのような本体部の測
定場所に移され、試料容器が、グリッパーの下に置かれる。そして、モータで駆
動されるグリッパーが下降し、グリッパーに取り付けられたグリッパー指部が、
試料容器をつかむ。グリッパーを上昇させることで、容器は、サンプル板から上
昇する。そして、サンプル板の凹み部が、グリッパーの下に位置するまで、サン
プル板が回転する。次に、グリッパーが、サンプル板の凹み部を通って下降し、
試料容器を、グリッパーの直下である測定位置に置く。グリッパー指部をはなす
ことで、試料容器は測定位置に置かれる。
【0004】 ラング特許で示されたグリッパーは、二つの異なる駆動モータと一つのカムメ
カアニズムで駆動されるが、把持操作がモータにより駆動される点において、特
に、不利な点を有するものである。ラングの’566特許による挟持装置は、多
くの可動部品を備えている点おいて、構成が複雑であり、もし、モータがグリッ
パーを多めに駆動したり、又は、駆動量が少ない場合、サンプルを置く位置のエ
ラーが発生する。この装置は、また、試料容器テーブルが回転する点においても
好ましくない。ユーザは、試料容器テーブルが取り去られ、追加のサンプルが再
び載せられる前に、サンプル工程が終わるまで、待たなくてはならない。
【0005】 従って、求められる自動サンプリング器は、グリッパーを有し、多くの可動部
品を必要としない自動サンプリング器であって、挟持動作がモータにより駆動さ
れるものでなく、更に、固定されたサンプルテーブルを有する自動サンプリング
器である。この場合、サンプルテーブルは、本体部が選択されたサンプルの分析
を行っている間に、少なくとも部分的に、再び装填されるものが好ましい。
【0006】 発明の概要 従って、本発明の目的は、従来の自動サンプリング器に比べて、比較的少ない
数の可動部品を備えた自動サンプリング器を提供することである。
【0007】 本発明の他の目的は、把持メカニズムのグリップ動作と解放動作の為の駆動モ
ータをなくした自動サンプリング器を提供することである。
【0008】 更に、本発明の他の目的は、固定されたサンプルトレイテーブルを備えた自動
サンプリング器を提供することである。
【0009】 更に、本発明の他の目的は、本体部が選択されたサンプルの分析を行っている
間に、少なくとも部分的に、再び装填され、若しくは、装填が解除されるように
したサンプルトレイテーブルを備えた自動サンプリング器を提供することである
【0010】 更に、本発明の他の目的は、従来の本体部のカバーを改造することなく、この
カバーの合うようにした自動サンプリング器を提供することである。
【0011】 更に、本発明の他の目的は、信頼性高く、使用法が簡単で、製造コストが安価
で、しかも、維持コストが安価な自動サンプリング器を提供することである。
【0012】 上記従来技術の欠点を改良し、上記した目的と利点を達成する為に、本発明の
自動サンプリング器は、基板部と、この基板部に固定された着脱自在な少なくと
も一つの容器トレイと、前記基板部の上に位置し、前記試料容器に近接して設け
られた容器試料容器操作装置とで構成される。
【0013】 容器試料容器操作装置は、細長く延びたグリッパーハウジングで構成される。
スプールのような可動部材が、グリッパーハウジング内に設けられ、上部位置と
下部位置間を動く。このスプールは、スプールの外側に沿って設けられた、実質
的に互いに等間隔に形成された複数の溝を有している。
【0014】 複数のグリッパー指部は、前記グリッパーの末端から突出していて、開位置と
閉位置間で動く。それぞれのグリッパー指部は、スプールの溝内に位置している
。閉位置において、グリッパー指部は、試料容器をつかみ、支持しまた運び、開
位置においては、グリッパー指部は、試料容器をはなす。
【0015】 形状記憶金属は、グリッパーハウジング内に設けられ、ロッドのそばに設けら
れている。形状記憶金属に熱が加えられた時、熱がこの金属の温度を上昇せしめ
、金属は、相転移を受け、縮み収縮する。この金属が収縮したとき、ロッドを引
き上げ、スプールを下部位置から上部位置に上昇させる。スプールが、上部位置
にきたとき、グリッパー指部を、閉位置から開位置に動かす。
【0016】 この自動サンプリング器は、グリッパーが、トレイ上の試料容器を操作してい
る間、動かない少なくとも二つの試料容器トレイを含む。グリッパーがトレイ上
の容器を操作している間、操作者は、他の試料トレイを載せたり、降ろしたりす
ることが出来る。これは、自動サンプリング器が、他の付加的なサンプルを載せ
たり、使われたサンプルを降ろしたりする前に、自動サンプリング器が終了する
まで、操作者が待つ必要がなくなるので、時間を節約する事が出来る。
【0017】 本発明とその特徴、利点は、添付した図面を参照するとき、以下の詳細な記載
から更に明らかになるであろう。
【0018】
【実施例】
図を参照すると、本発明の自動サンプリング器は、符号10で示されている。
説明を明瞭にするため、自動サンプリング器の全ての部品が図示されていなく、
且つ、マークされていない。この記述において用いられているように、「上に」
、「下に」、「頂部」、「底部」は、図1で示された自動サンプリング器10に
基づく。
【0019】 図1を参照すると、本発明の自動サンプリング器10は、例えば、微分走査熱
量計(DSC)や熱比重分析機(TGA)の本体部と共に用いられるように設計
されている。従来から知られているように、DSCやTGAが、サンプルのある
特性を調べるために、選択されたサンプルを熱の関数として熱分析を行う。又、
自動サンプリング器10は、他の知られている分析装置と共に使用されることも
理解するべきである。ここで議論される装置は、簡単のために、DSC及びTG
Aに限定したが、本発明は、これらの装置に限定されるものではない。
【0020】 操作を開始する前に、操作データが、当業者によって知られているキーボード
(図示していない)と表示手段(図示していない)を介して、オペレータによっ
て、本発明の自動サンプリング器10のコンピュータ(図示していない)に供給
される。或いは、自動サンプリング器10のコンピュータは、ホストコンピュー
タによりに供給されるコンピュータプログラムによって駆動されるようにしても
良い。このようなホストコンピュータとしては、PyrisTM (登録商標ピリス
)として知られている、パーキン−エルマーコーポレーションから販売されてい
るものがある。
【0021】 図1−3、5、6に最も良く示されているように、本発明の自動サンプリング
器10は、ベース板14と、ベース板14に取り付けられた基板部15と、基板
部15に固定された着脱自在な少なくとも一つの容器トレイと、前記基板部15
の頂部に位置し、前記試料容器16に近接して設けられた、試料容器を20を操
作するための容器試料容器操作装置18とで構成される。
【0022】 ベース板14は、どのような適当な材料で形成しても良いが、アルミニウムで
形成することが望ましい。また、操作装置18を本体部(図1)に接続できれば
、どのような体裁でもよい。図5に示されたベース部14は、操作装置18を本
体部に接続するための一つの実施例を示したものである。この場合、本体部は、
TGAである。また、図6に示されたベース部14は、操作装置18を本体部に
接続するための他の実施例を示したものである。この場合、本体部は、DSCで
ある。
【0023】 図3、5、6を参照すると、ベース板14、14Aは、本体部12を操作装置
18に接続するためのコネクタ22、22Aをそれぞれ備えている。ベース板1
4、14Aは、それぞれ、複数の組み付け用の孔24、24Aをそれぞれ備え、
この孔を介して、ねじが挿入され、ベース板14、14Aが、本体部(図1)に
接続される。ベース板14、14Aは、炉用のアクセスホール26、26Aをそ
れぞれ備え、この孔を介して、試料容器20(図7、8)が本体部に落とされる
。そして、容器20は、分析のために、予め決められた温度に過熱される。ベー
ス板14は、また、熱結合用の孔28を備えている。
【0024】 図1、2を参照すると、本発明の自動サンプリング器10は、更に、ベース板
15に着脱自在に固定された少なくとも一つの試料容器トレイ16と、試料容器
20を受け入れるための複数の凹み部30、30Aとで構成している(図7、8
)。好ましい実施例では、自動サンプリング器10は、二つの試料容器トレイ1
6、16Aで構成している。トレイ16、16Aは、それぞれ特有の試料容器2
0を保持するように設計されている。例えば、トレイ16は、22の試料容器2
0を保持でき、トレイ16Aは、23の試料容器20を保持できるようになって
いる。この特徴は、オペレータが、間違って、トレイ16Aの位置にトレイ16
を置かないようにすることを保証するのに役立つものであり、又、この逆も保証
するものである。トレイ16、16Aのそれぞれの凹み部30、30Aには、そ
れぞれのサンプルを容易に識別出来るように、特別の識別番号が付されている。
【0025】 更に、トレイ16、16Aは、頂部、底部と、底部に設けられた少なくとも一
つの位置決め用のピン31を受け入れるための凹み部とが設けられている。この
位置決め用のピン31は、基板部15に設けられている。トレイ16を位置決め
するための位置決め用のピンは、トレイ16Aを位置決めするための位置と異な
る位置に設けられている。このように構成することで、トレイ16をトレイ16
Aの場所に挿入することを防ぎ、また、トレイ16Aをトレイ16の場所に挿入
することを防ぐものである。
【0026】 自動サンプリング器10は、図2、3に最も良く示されているように、試料容
器操作装置18を備えている。試料容器操作装置18は、矢印19(図2)に示
されているように回転方向に動き、また、矢印21(図3)に示されているよう
に垂直方向に動くように構成されている。このように二つの方向に動くことで、
試料容器操作装置18が、それぞれの容器にアクセスすることができ、また、容
器を容器トレイ16、16Aから、ベース板14の炉アクセス用の孔26、26
Aを介して、本体部の加熱炉に運び、更に、容器トレイ16、16Aの適当な位
置に戻すことを可能にしている。二つの方向に動くことは、更に、グリッパー3
2が加熱炉の蓋にアクセス出来るように、十分な範囲で動くことを可能にしてい
る。
【0027】 図3、4を参照すると、試料容器操作装置18は、細長のグリッパーハウジン
グを有するグリッパー32を設けている。スプールのような可動部材36は、グ
リッパーハウジング34内に設けられ、上部位置(図4B)と下部位置(図3、
4)間を動く。グリッパー32は、更に、グリッパーハウジング34の一端から
延びているグリッパー指部40、42、44を備えている。
【0028】 スプール36は、38のような複数の溝を備え、これらの溝は、互いに間隔を
有し、しかも、スプール36の頂部から、その底部まで延びている。望ましくは
、溝38は、実質的に等間隔に形成されている。溝38は、グリッパー指部40
、42、44を所定の位置に保持し、且つ、それらを互いに等間隔に保持する。
最も好ましい実施例では、溝38とグリッパー指部40、42、44は、約12
0度離れていることが望ましい。スプール36の溝38の数は、好ましくは、グ
リッパー指部の数に対応している。また、溝38の数と40のようなグリッパー
指部の数は、ユーザの要望により変化するものである。
【0029】 スプール36は、また、ロッド部材48を含んでいる。ロッド48は、どのよ
うな適当な材料で形成しても良いが、ナイロンのような熱を吸収しない材料で形
成することが望ましい。スプール36は、スプール36を貫通する孔46により
、実質的に空洞になっている。スプール36の底部に形成された凹部には、ロッ
ド46を収納するような大きさと形状の肩部が形成されている。しかし、スプー
ル36は、グリッパー指部を所定の場所に保持し、且つ、上部位置と下部位置間
をスムーズに、しかも、確実に動けば、どのように設計しても良い。
【0030】 図3、4、4A、4B、7〜9に注記及び最良に示される如く把持部32は複
数のグリッパー指部40、42、44を具備している(各指はすべての図面に必
ずしも示されていない。)。各グリッパー指部40、42、44はスプール36
の溝部38に設けられ、グリッパー筐体34の末端の端部から突出している。グ
リッパー指部40、42、44は標本容器20又は炉の蓋52を把持又は緩和す
るために開放位置(図4B、8)と把持位置(図3、4、7、9)の間で移動可
能である。
【0031】 固定部材62は、グリッパーハウジング34の内側及びスプール36とグリッ
パ32先端の間に位置している。固定部材62はグリッパー指部40、42、4
4の先端を受入れ、それから動作中適切に並列し続ける。固定部材62は適切な
材料ならどれを用いても製造可能であるが、アルミニウムで製造されるのが好ま
しい。
【0032】 形状記憶型金属ワイヤ54は上部位置及び下部位置の間でスプール36を移動
するのに用いられる。いずれかの適切な形状記憶金属が使用可能であり、好適な
実施例では、該金属はニッケル・チタン合金を含んでいる。形状記憶型金属54
はUMS(スイス金属工業)社により市販されている。その最も好適な実施例に
おいて、形状記憶金属54は約0.15mmの直径を有する。
【0033】 図4、4A、4Bに最もよく示されるように、形状記憶金属54はグリッパー
ハウジング34の内側に位置し、スプール36を駆動する。ワイヤ54はスプー
ル36を駆動するようにいずれかの適切な方法で構成可能であり、図示され説明
された実施例は最も好適なものであることを理解すべきである。
【0034】 ワイヤ54は以下のようにグリッパーハウジング32内に配列される。ワイヤ
54はねじ56から出発し、端子ブロック57の(図示されてない。)金属板の
下に伸びており、偏心ねじ58とそれからローラ60(テフロン(登録商標)製 であるのが好ましい)のまわりでラップし、固定部材62のチャンネルを通って 、スプール36の底面に位置するロッド48の回りでラップし、それからグリッ パーハウジング34を通ってスプール60とローラ58の回りでバックアップし 、ねじ56で終了する。ワイヤ54にかかる張力は偏心ねじ58を回転して調節 されるが、このねじは工場で完成されるのが好ましい。
【0035】 普通当該技術で公知の(図示されていない)電圧源が、所定量の電圧を56に
おいて形状記憶金属ワイヤ54に印加するために電気的接続ワイヤ64に接続さ
れている。好適な実施例において、オペレータは約4ボルトを該ワイヤ54に印
加する。電圧が電気接続部64を介して形状記憶金属54に印加されると、形状
記憶金属54は加熱され、ワイヤ54を収縮させる位相遷移を受ける。ワイヤ5
4が縮むと、スプール36をして下部位置(図4)から上方にグリッパーハウジ
ング34(図4A)を通って上部位置(図4B)まで移動せしめる。上部位置へ
のスプール36の移動は把持用指40、42、44を把持位置(図4)から開放
位置(図4B、8)まで移動させる。
【0036】 電気接続部を介してワイヤ54を加熱することは所望の位相変化を実施するた
めの最も通常の好適な方法であることを理解すべきである。然しながら移転をひ
きおこすために何等かの適切な手段が使用可能である。ワイヤ54を加熱する他
の適切な手段は、例えば開放式火炎を含んでいる。
【0037】 最も好適な方法は、夫々の把持用指部40、42、44がにかわ付けなどによ
り試料容器20に最も近い端部にブッシング66、68、70(図4、4A、4
Bに最も良く示されている)を付着させたことである。夫々のブッシング66、
68、70は、炉のカバー52の蓋53を受け入れるために72のようなくぼん
だ部分を有している。図9参照のこと。容器20に比較すると、カバー52は比
較的重いので、ブッシング66、68,70は炉のカバー52の操作を容易にす
る。然しながら、ブッシング66、68、70は、容器20が比較的軽量である
ので試料容器20を駆動することは不必要である。容器20を駆動するには摩擦
力のみで十分である。
【0038】 試料操作装置18は、矢印19(図2)の示す回転方向と矢印21(図3)の
示す垂直方向の両方向において、及び複数のステッパーモータ74、75により
場所から場所へ移動する。然しながら、機械的手段、油圧手段、又は磁気的手段
或はそれらの組合せの如きマニピュレータ18を動かすのに何等か適切な手段が
使用可能であることが理解されるべきである。
【0039】 図2〜4を参照すれば、当該技術分野で公知の従来のステッパーモータ74は
試料駆動装置18を水平面で回転させる。何等かの適切なステッパーモータが使
用可能である。商品名「エアパックス」で市販のステッパーモータであって、シ
リアル番号M82101−P2を有し次の特性をもつものが好適である。即ち、
電圧=12ボルト; オーム/コイル=110; 度/ステップ=7.5° 固定ギヤ76はベース板12に固定されている。それらの間の軸82を介して接
続された旋回ギヤ78、80は固定ギヤ76の回りを回転する。接続部材84は
グリッパーハウジング34を軸82に接続して、グリッパー32の回転運動を行
う。
【0040】 グリッパー32は、精密な親ねじ86を介して垂直方向に移動する。グリッパ
ー32の垂直運動はモータ74と同じ動作特性を有するモータ75により駆動さ
れる。モータ75は、親ねじ86に接続された歯車ホイール77(大歯車)を駆
動する。親ねじ86は筐体34上のねじ切り部分と共働してグリッパ32を上下
に動かす。共に鋼製の2つの案内部79、81は親ねじ86の一方の側に位置し
、グリッパーハウジング34がゆっくりと上下移動するのを確かめる。
【0041】 シールド100は好ましくない粒子がマニピュレータ18に侵入しその特性を
禁止することを阻止するのに用いられる。シールド100は何等かの適切な材料
から作成可能であるがアルミニウム製であることが好ましい。
【0042】 図1、3に示すカバー102は何等か適切な材料から製造可能であるが、当該
分野で通常知られている吹込成形式ポリエチレンで製造するのが好適である。カ
バー102は然らずんばオートサンプラー10の動作を妨害する可能性のあるご
みや他の粒子から容器駆動装置18の動作部分を保護するものである。
【0043】 LED104、106は発光ダイオードとして知られているが、オートサンプ
ラー10に電気的に接続されてそれを理性的に動作せしめる。図1を参照すれば
、LED104は本体部12の炉の上に設置され、LED106は接地板15の
反対側上に設置されている。LED104と106とは各LEDの反対側に位置
するセンサと共働して、例えば容器20はグリッパー指部40、42、44内に
あるか、或はエラーが発生したかどうかをオートサンプラーに決定させる。オー
トサンプラー10は試料容器20又は炉の蓋52をそのグリッパー指部40、4
2、44内に有するかどうかをLED104は決定する。「ゼロ位置」における
LED106はオートサンプラー10をして、グリッパー指部が容器20の手を
離したかどうか又は容器20が誤って把握状態を維持しているかどうかを決定さ
せ得る。
【0044】 試料容器20を処理し転送する方法は一般に上記オートサンプラー10の動作
に従うが、次の段階を具備する。最初オートサンプラー10はオペレータがプロ
グラムして、それから試料を含む試料容器20が試料トレイ16、16Aに荷重
される。試料トレイ16、16Aは接地板15に荷重される。図1、2、7を参
照のこと。
【0045】 荷重されたトレイ16、16Aは試料拾い上げ用にオートサンプラー10の片
側に設置され、オートサンプラー10の動作中静止状態を維持する。都合のよい
ことに、2つの試料トレイ16、16Aの特徴は試料の単位?処理能力を増加さ
せることで、その理由は一方のトレイは例えば再荷重用に取除かれるが、一方他
方のトレイはオートサンプラー10により使用中であるからである。
【0046】 グリッパー32は垂直に最大変位した各セッションを開始する。スプール36
は下部位置にあり、把持用指部40、42、44は把持位置にある。炉の蓋52
は炉のアクセス開口26をおおっている。図1−4B参照。操作?作用装置18
はソフトウェアによりセッションを開始するようオペレータから命令される。
【0047】 いずれかの試料が炉に挿入され得る前に、及びいずれかの試料の解析が開始す
る前に、蓋52は炉のアクセス開口から取除かれねばならない。?之を行うため
に、グリッパー32は炉の蓋52の直上に来るまでステッパーモータ74を介し
て回転する。グリッパー32は炉の蓋52の頂上近くに来るまでステッパーモー
タ75を介して降下する。電圧源を介して、例えばワイヤ54の温度を増加せし
め更にワイヤ54をして位相変態?を受けるようにさせるワイヤ54に熱が加え
られる。位相変態はワイヤ54を縮ませ、スプール36を低位置から上方位置に
上昇させ、更にグリッパー指部40、42、44をして閉止位置から開放位置に
移動せしめる。図4、4A、4B参照のこと。
【0048】 図1−4Bを参照すれば、把持部32は把持用指部40、42、44を開放位
置に設け、それから蓋52を把持する位置に来るまで、ステッパーモータ75に
より降下する。蓋52の唇53が各?66、68、70の凹み?部にこぎれいに
嵌合?するまで、指部40、42、44は蓋52の回りに近接する。グリッパー
はそれから降下して、蓋52を上げて炉のアクセス開口をオフにする(図9)。
グリッパー32がLED104を通るにつれて、LEDと共働?センサはグリッ
パー32が把握の目的を有し動作を継続させるのを許可することを確認する。把
持部32は把持部が垂直方向に最大に変位されるまで蓋52をもち上げることを
継続する。
【0049】 把持部32はそれからステッパーモータ74により回転して蓋52を所定の位
置に直上の点にまで送る。それから、把持部32は、親ねじ86を駆動するステ
ッパーモータ75により降下する。親ねじ86の運動は部材79、81により誘
導される。把持部32は、蓋52がその所定の位置にしっかりと設置されるまで
降下する。ワイヤ54に熱が加えられて、ワイヤ54をして位相変態と収縮?を
受けるようにし、スプール36をして低位置から上方位置まで移動するようにさ
せ、把持用指部40、42、44をして開放位置に強制的に入れて、それにより
蓋52を緩和させる。把持用指部40、42、44はそれから閉止して、把持部
32は垂直方向に最大変位されるまでステッパー駆動モータ75により移動させ
られる。把持部32は今度は試料容器20を把持して炉にまで輸送を開始する準
備ができたことになる。
【0050】 操作装置?18はそれから、把持部32が所定の容器20の上に位置するまで
接地板15の回りを回転する。モータ74は固定ギヤ76の回りを軌道ギヤ78
、80を駆動して操作装置18を回転させる。
【0051】 把持部32が容器20の上に適切に位置すると、把持部32は容器20に向け
て降下する。熱或いは電圧が形状記憶金属ワイヤ54に加えられる。電圧は形状
記憶金属54の温度を上昇させ、ワイヤ54をして相移転を受けるようにさせる
。その結果として、ワイヤ54は収縮し、スプール36をして下部位置から上方
位置に移動せしめ、把持部40、42、44をして把持位置から開放位置に移動
せしめる。図3、4、4A、4B参照のこと。開放位置において、把持用指部4
0、42、44は試料容器20の回りにゆるやかに設置される。
【0052】 電圧が形状記憶金属54から取除かれた後にスプール36は?張力によりその
最低位置にまで移動される。スプール36が摺動して戻ると、スプールは、把持
部40、42、44を把持して、開放位置(図4B)から把持位置(図3、4)
まで移動せしめ、それにより試料容器20を把持する。
【0053】 容器20が把持された後に、把持部32は垂直方向に最大変位するまで、上に
論じた方法?でステッパーモータ75により移動する。それから、把持部32は
、「ゼロ位置」のLED106に隣接するまで、上に論じた方法でステッパーモ
ータ74により回転する。把持部32は実際、容器20を把持部で保持すること
を決定し、その動作を進行させるのを許可する。把持部32はそれから本体部1
2の炉のアクセス開口上に位置するまで、ステッパーモータ74により回転する
。把持部32はそれから炉のアクセス開口26、26Aを通って試料容器20を
炉中に降下させ、上記議論と同様に熱をワイヤ54に加えることにより容器を内
部で放出する。把持部52は上記議論と同じ方法でモータ74、75の動作を介
して蓋52を炉のアクセス開口26、26A上で置換える。
【0054】 適切な試験が施行された後に、把持部32は蓋52を取除き、それを所定の位
置に設置する。それから把持部32は容器20を本体部12の炉から取除き、L
ED106(図1)の位置まで回転する。LED106は試料容器20が実際に
炉から取除かれたことを決定し、把持部32により把持され、それから把持部3
2は容器20をトレイ16上の所定の位置に設置する。把持部32はそれから蓋
52を炉のアクセス開口部上に置換える。
【0055】 加えられた熱又は電圧の量に関係なく、金属54の組成に依存して、極めて精
密な量の収縮が発生?ので、形状記憶金属54の活性化は都合のよいことである
。したがって該金属54を過熱したり、所望以上に該金属を収縮せしめることは
不可能である。その結果、スプール36を移動し過ぎ、或いは移動不足の状態に
することは実質的に不可能であり、したがって容器20或いは蓋52の置き場所
をいずれか置き換えることを阻止することになる。
【0056】 自動サンプリング器10が適正にプログラムされロードされた後に、当該自動
サンプリング器は、効果的には人間のオペレータの更なるアシスト無しに作動す
る。
【0057】 更に、当該自動サンプリング器10は、適正にプログラムされていれば、Py
risTM (登録商標ピリス)のプログラムを用いて、若し当該試料容器20の移
送に関して問題が発生して、図示されていないホストコンピュータの表示スクリ
ーンにエラーメッセージが表示された様な場合には、当該分析操作を中止する能
力を有している。
【0058】 本発明の最も好ましい具体的に於いては、当該自動サンプリング器10は、オ
ペレータのアシスト無しに最大45個迄のサンプルを搭載することが可能である
ので、オペレータは他の仕事を実行する為の自由度が得られる。
【0059】 他のメリットとしては、当該自動サンプリング器10内に安全機能が形成され
ているので、オペレータは作業中、当該自動サンプリング器10の近くにいる必
要はない。
【0060】 従って、オペレータは、当該自動サンプリング器を作業日の終了時間近くで搭
載し、翌日の仕事に戻った際にその分析結果を手にする事が出来る。
【0061】 この結果、当該自動サンプリング器10は当該オペレータの時間と労力を節約
させるものである。
【0062】 当該自動サンプリング器10は多くの安全機能を有している。
【0063】 例えば、当該自動サンプリング器10は、当該個々の試料容器20の走行の間
に蓋部52(図9)に置き換える。係る構成は、当該炉が過剰の酸素を受けるこ
とから保護されると共に、不純物が当該炉の中に落ち込む事を防止する事が出来
る。
【0064】 図10を参照するならば、当該自動サンプリング器10は又、例えば炉の載置
位置の様な当該本体部12にそれが配置されるべき位置に関して当該容器20の
位置を正確に決定するフィードバックループを含んでいる。
【0065】 好ましい具体的に於いては、電気信号は、当該容器20の位置を把持部32に
伝達する為に発生せしめられ、又当該容器が当該炉内に適正に位置決めされた時
に発生せしめられる。
【0066】 当該容器が当該炉内に適正に位置決めされた時には、適当は信号が信号発生手
段107によって発生せしめられる。
【0067】 当該信号は、例えば、当該本体部がTGAである場合にはバランスからの重み
付け信号であっても良く、或いは当該本体部がDSCだある場合には、試料温度
検出信号で有っても良い。
【0068】 当該信号発生手段107は適当な電気信号を垂直モニター制御器108に送信
し、当該垂直モニター制御器108ではそれによって適当な電気信号をモニター
75を停止させる為に送信する。
【0069】 当該モニター75が停止した時、把持部32の下方への移動が停止される。
【0070】 この事は、従来の装置に比べて利点である。
【0071】 従来の装置は、例えば10cmの様に予め定められた距離を移動するので、若
し従来の相が不適正に調整されているとするならば、当該試料容器の底部と炉内
に於ける配置位置との間の距離は非適正なものとなろう。
【0072】 この事は、当該試料容器操作装置が、過剰な長さで或いは不十分な長さで移動
する事になりその結果、当該容器は装置から炉の配置位置に落下するか、当該容
器を炉の配置位置に移動させるものとなる。
【0073】 当該試料容器操作装置18は、本体部12に接続されており又2つの装置を互
いに接続する為に必要な全ての配線は内部的に包含されている事はメリットとい
える。
【0074】 つまり、当該本体部はハウジング、当該ハウジング内に設けられた電子機器、
当該本体部の電子機器に対して信号を受信したり、当該電子機器から信号を発信
したりするコネクターとを含んでいる。
【0075】 当該試料容器操作装置18の当該コネクター22は、当該本体部12のコネク
ター部と接続されている場合に、当該本体部12の電子機器と当該試料容器操作
装置の電子機器とが電気的に接続される。
【0076】 当該コネクターが双方とも内部的に配置されているので、又双方の装置の電子
機器が内部的に配置されているので、当該自動サンプリング器10は外観上コン
パクトであり又注目されるものである。
【0077】 更に、メリットのある点としては、当該試料容器操作装置18は相対的に小型
で軽量である。
【0078】 更には、当該試料容器操作装置18は当該本体部12に、当該本体部12の痕
跡を増加させることなしに取り付ける事が出来る。
【0079】 図11は別の把持部のデザインを有する自動サンプリング器10Aが示されて
おり、図中、2個のグリッパー指部は、明確にする為に図から除外されている。
【0080】 スプリング110が当該グリッパーハウジング34A内に配置されており、そ
れによってスプール36Aが図示の様に通常の下部位置に存在せしめられている
【0081】 電圧等から発生する様な熱が当該形状記憶金属54Aに印加されると配線54
Aの温度が上昇せしめられる。当該温度の上昇は当該配線54Aに相転移と収縮
を発生させる。
【0082】 当該配線54Aが収縮すると、当該配線は、スプール36Aを、充分なちから
で上方に引っ張り、当該スプリング110を圧縮し、当該グリッパー指部40A
を開放位置に移動させる。
【0083】 上記の具体的は説明的に記載されたものであり、これに限定されるものではな
く、容易な変更は、本発明の精神から離反することなく当業者によってなされる
と言うことを理解すべきである。
【0084】 従って、本発明の範囲を決定するに当たっては、上記した明細書よりも添付の
請求の範囲に主に参照がなされるべきである。 基本的には、添付されている請求範囲を参照すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に基づく自動サンプリング器と取り外すことの出来るカバーの
斜視図である。
【図2】 図2は、図1に示された自動サンプリング器の斜視図であり、カバーを取り外
した状態を示す図である。
【図3】 図3は、図1の3−3線の自動サンプリング器の断面図であり、グリッパー指
部は閉位置を示している。
【図4】 図4は、図2の4−4線のグリッパーを拡大した断面図であり、スプールが最
も下部位置にあり、グリッパー指部が閉位置にある状態を示している。
【図4A】 図4Aは、スプールが上部位置と下部位置との間にあり、グリッパー指部が開
位置と閉位置との間にある状態を示している(簡単のため、二つのグリッパー指
部のみを示した)。
【図4B】 図4Bは、スプールが上部位置にあり、グリッパー指部が開位置にある状態を
示している(簡単のため、二つのグリッパー指部のみを示した)。
【図5】 図5は、基板部の平面図である。
【図6】 図6は、図5に示した基板部の他の実施例の平面図である。
【図7】 図7は、試料容器を把持しているグリッパーの側面図であり、簡単のため、二
つのグリッパー指部のみを示した。
【図8】 図7は、グリッパーが開位置での側面図であり、簡単のため、二つのグリッパ
ー指部のみを示した。
【図9】 図9は、グリッパーの側面図であり、グリッパー指部が、炉の蓋の縁を把持し
ている様子を示している。
【図10】 図10は、グリッピンングメカニズムの帰還制御ループを示すブロック図であ
る。
【図11】 図11は、図1の自動サンプリング器の一部切欠した斜視図であり、グリッパの
設計を変更した他の実施例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セウニッセン,ピーター オランダ国 エヌエル−マーストリヒト ポートスラーン 4 Fターム(参考) 2G058 BB02 CB08 CF01 GA20 3C007 DS01 ES04 ES10 ET08 EU08 EU11 HS06

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリッパーハウジング、当該グリッパーハウジング内に配置
    され、上方位置と下方位置との間で移動可能に構成されている可動部材、少なく
    とも部分的に当該グリッパーハウジング内に位置せしめられており、且つ当該可
    動部材によって操作せしめられる複数個のグリッパー指部であって、当該グリッ
    パー指部は当該グリッパーハウジングの端部から延展せしめられてかつ開放位置
    と把持位置の間で移動可能に構成されており、当該把持位置に於いては、当該グ
    リッパー指部は試料容器を把持する様に構成されている複数個のグリッパー指部
    、当該グリッパーハウジング34内に位置せしめられており、かつ当該可動部材
    を上方位置と下方位置との間で移動させる為に当該可動部材と接続されている形
    状記憶金属、及び、当該形状記憶金属に対して熱を印加する為の加熱源とから構
    成されており、熱が当該形状記憶金属に印加されると、当該形状記憶金属は相転
    移と収縮を来たし、それによって、当該可動部材を上方位置へ移動させ、当該グ
    リッパー指部を把持位置から開放位置に移動せしめる様に構成されている試料容
    器操作装置。
  2. 【請求項2】 当該試料容器操作装置は、更に基板と当該基板に着脱自在に
    固定され、試料容器を受け入れる複数個の凹部を持った少なくとも一つの試料容
    器トレイとを含んでおり、且つ当該試料容器操作装置が当該基板の上部で且つ試
    料容器トレイに近接して位置している事を特徴とする請求項第1項記載の試料容
    器操作装置。
  3. 【請求項3】 当該熱源は電圧源である事を特徴とする請求項第1項記載の
    試料容器操作装置。
  4. 【請求項4】 当該可動部材はスプールを含んでおり、当該スプールは上部
    と底部及び当該上部と底部の間に延在している孔部を有するものであり、且つ当
    該底部には空隙部が設けられており、且つ複数の溝部が互いに実質的に等間隔で
    設けられており更にそれぞれのグリッパー指部が当該スプールの当該一つの溝部
    に配置されている事を特徴とする請求項第1項記載の試料容器操作装置。
  5. 【請求項5】 当該グリッパー指部は更に当該スプールの空隙部に位置せし
    められているロッド部を含んでいる事を特徴とする請求項第4項記載の試料容器
    操作装置。
  6. 【請求項6】 当該形状記憶金属は当該スプールの孔部を介して延展してお
    りかつ当該ロッドの周囲に延展せしめられている事を特徴とする請求項第5項記
    載の試料容器操作装置。
  7. 【請求項7】 ハウジング部と、当該ハウジング内部に配置されている電子
    機器部及び当該電子機器部への信号を受信し、又当該電子機器部からの信号を発
    信する為のコネクターとを有する本体機器部、当該本体機器部に着脱自在に固定
    されている試料容器操作装置であって、当該試料容器操作装置は、当該試料容器
    操作装置を当該本体機器部に接続させる為に、当該本体機器部のコネクターに接
    続しうる大きさと形状を持つコネクターを有する試料容器操作装置とから構成さ
    れており、且つ当該コネクターはそれぞれのハウジング部内に内蔵せしめられて
    いる事を特徴とする試料容器の内容物分析する装置。
  8. 【請求項8】 基板部、当該基板に着脱自在に固定され、試料容器を受け入
    れる複数個の凹部を持った少なくとも一つの試料容器トレイ、当該基板の上部で
    且つ試料容器トレイに近接して位置している試料容器操作装置とから構成されて
    いる試料容器を操作する為の自動サンプリング器であって、当該試料容器操作装
    置は、グリッパーハウジングと当該グリッパーハウジングの下端から延展せしめ
    られていて、開放位置と把持位置との間を移動可能に構成された複数個のグリッ
    パー指部で、当該グリッパー指部は当該試料容器を把持し且つ保持するグリッパ
    ー指部と、当該グリッパーハウジング内に位置し、当該グリッパー指部を開放位
    置と把持位置との間での移動を制御する形状記憶金属、及び当該形状記憶金属に
    対して熱を印加する為の加熱源とから構成されており、熱が当該形状記憶金属に
    印加されると、当該形状記憶金属はの温度が上昇し当該形状記憶金属は相転移と
    収縮を来たし、それによって、当該グリッパー指部を把持位置から開放位置に移
    動せしめる様に構成されて事を特徴とする自動サンプリング器。
  9. 【請求項9】 当該熱源は電圧源である事を特徴とする請求項8に記載の自
    動サンプリング器。
  10. 【請求項10】 当該グリッパー部は更に当該グリッパーハウジング内に位
    置し、且つ当該ハウジング内の上部位置と下部位置との間で移動可能な可動部材
    であって、当該形状記憶金属に接続されている可動部材を含んでおり、当該形状
    記憶金属が収縮した場合に当該可動部材は下方位置から上方位置に移動する様に
    構成されている事を特徴とする請求項9に記載の自動サンプリング器。
  11. 【請求項11】 当該可動部材は、当該グリッパー指部を互いに実質的に等
    間隔に配置せしめるものである事を特徴とする請求項10に記載の自動サンプリ
    ング器。
  12. 【請求項12】 当該可動部材は、当該グリッパーハウジング内に配置され
    、その中を上方位置及び下方位置との間で移動可能に構成されているスプールを
    含んでおり、当該スプールは上部と底部を有し且つ当該上部と底部の間に延在し
    ている孔部を有するものであり、且つ当該底部には凹み部が設けられており、且
    つ複数の溝部が互いに実質的に等間隔で設けられており更にそれぞれのグリッパ
    ー指部が当該スプールの当該一つの溝部に配置されている事を特徴とする請求項
    第11項記載の自動サンプリング器。
  13. 【請求項13】 当該把持部は、更に当該スプールの凹み部内に位置するロ
    ッド部を含んでいる事を特徴とする請求項第12項記載の自動サンプリング器。
  14. 【請求項14】 当該形状記憶金属は当該スプールの孔部を通して且つ当該
    ロッド部の周囲に延展せしめられている事を特徴とする請求項第13項記載の自
    動サンプリング器。
  15. 【請求項15】 当該試料容器トレイは、当該把持部がそれに搭載されてい
    る試料容器を操作している間、静止している事を特徴とする請求項第8項記載の
    自動サンプリング器。
  16. 【請求項16】 当該グリッパー指部のそれぞれは、2個の部材で構成され
    ており、その一方の部材は当該試料容器に最も近い位置に配置されており、少な
    くとも2つのグリッパー指部は、その端部で当該試料容器に最も近い位置に取り
    付けられているブッシュ部とを含んでいる事を特徴とする請求項第8項記載の自
    動サンプリング器。
  17. 【請求項17】 それぞれのブッシュ部は、炉のカバーのリップ部を受け入
    れる様な寸法と形状を有する凹み部を更に含んでいる事を特徴とする請求項第1
    6項記載の自動サンプリング器。
  18. 【請求項18】 複数個の試料容器を操作し且つ移動させる為の装置であっ
    て、当該装置は、基板部、当該基板に着脱自在に固定され、試料容器を受け入れ
    る複数個の凹部を持った少なくとも一つの試料容器トレイ、当該基板の上部で且
    つ試料容器トレイに近接して位置している試料容器操作装置とから構成されてお
    り、当該試料容器操作装置は、開放された端部を有するグリッパーハウジング部
    、当該グリッパーハウジング内に位置し、上方位置と下方位置との間で移動可能
    なスプールで、当該スプールには、互いに実質的に等間隔に配置されている複数
    個の溝部、上部及び底部及びその両者の間に延展されている孔部、及び当該スプ
    ール上の位置する凹み部とを有するスプール、当該スプールの当該凹み部に配置
    されているロッド部、複数個のグリッパー指部であって、それぞれのグリッパー
    指部は当該スプールの溝部に配置されていると共に当該グリッパーハウジングの
    開放端部から外方向に突出せしめられており、且つ当該グリッパー指部は当該試
    料容器を把持したり開放したりする為に開放位置と把持位置との間で移動可能に
    構成されているグリッパー指部、当該スプールの孔部を通して且つ当該ロッド部
    の回りに延展せしめられている形状記憶金属、及び当該形状記憶金属に熱を印加
    する為の熱源とから構成されており、熱が当該形状記憶金属に印加されると、当
    該形状記憶金属は相転移と収縮を来たし、それによって、当該スプールを上方位
    置へ移動させ、当該グリッパー指部を開放位置に移動せしめる様に構成されてい
    る事を特徴とする複数個の試料容器を操作し且つ移動させる為の装置。
  19. 【請求項19】 少なくとも2個の試料容器トレイを含んでいる事を特徴と
    する請求項第18項記載の装置。
  20. 【請求項20】 当該試料容器トレイは、当該把持部がそれに搭載されてい
    る試料容器を操作している間、静止している事を特徴とする請求項第18項記載
    の装置。
  21. 【請求項21】 当該グリッパー指部のそれぞれは、2個の部材で構成され
    ており、その一方の部材は当該試料容器に最も近い位置に配置されており、少な
    くとも2つのグリッパー指部は、その端部で当該試料容器に最も近い位置に取り
    付けられているブッシュ部とを含んでおり、且つそれぞれのブッシュ部は、その
    中に、炉のカバーの蓋部のリップ部を受け入れる為の凹み部を有している事を特
    徴とする請求項第20項記載の装置。
  22. 【請求項22】 当該試料容器トレイは更に底部と当該底部上に設けられた
    少なくとも2個の凹み部とを含んでおり、当該試料容器操作装置は、更に当該試
    料容器トレイの当該凹み部に嵌合する為の寸法と形状を有する少なくとも一つの
    位置決めピンを含んでいる事を特徴とする請求項第18項記載の装置。
  23. 【請求項23】 少なくとも一つの試料容器を当該試料容器トレイ上に載置
    する工程、形状記憶金属を加熱し、グリッパー指部を把持位置から開放位置に移
    動させる工程、及び当該グリッパー指部が開放位置にある間に当該試料容器の周
    囲に当該グリッパー指部を配置する工程とから構成されている事を特徴とする試
    料容器の移動方法。
  24. 【請求項24】 更に当該試料容器を予め定められた分析位置に移動させる
    工程を含んでいる事を特徴とする請求項第23項記載の試料容器の移動方法。
  25. 【請求項25】 内側部と外側部を有する本体部、電気信号を発生する為の
    当該本体部内に設けられた信号発生器、試料容器を当該本体部内に又は当該本体
    部から外に移動させる為の試料容器操作装置から構成された自動サンプリング器
    の制御システムであって、当該試料容器操作装置は、ハウジング、当該試料容器
    操作装置ハウジング内に設けられ且つ当該信号発生器に電気的に接続されており
    、当該試料容器操作装置を当該本体部内に或いは本体部外で駆動せしめる為のモ
    ーターとから構成されており、且つ当該信号発生器は、当該容器が適正に当該本
    体部内に位置決めされている時には当該モーターを停止させる為の電気信号を発
    生させるものである事を特徴とする自動サンプリング器の制御システム。
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